JP2003000672A - 美顔器 - Google Patents
美顔器Info
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- JP2003000672A JP2003000672A JP2001193436A JP2001193436A JP2003000672A JP 2003000672 A JP2003000672 A JP 2003000672A JP 2001193436 A JP2001193436 A JP 2001193436A JP 2001193436 A JP2001193436 A JP 2001193436A JP 2003000672 A JP2003000672 A JP 2003000672A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】噴出物質が顔面全体に広がってあたるとともに
顔面にあたらずに周囲に飛散するのを防止できる美顔器
を提供する。 【課題を解決するための手段】内面2c側に顔面洗浄空
間S1を形成するカップ本体21と、前記顔面洗浄空間
S1側に顔面全体を臨ませ得る開口部22とを具備する
顔面用カップ2を有するとともに噴出口53を前記カッ
プ本体21の内面2c側に設けたものとした。
顔面にあたらずに周囲に飛散するのを防止できる美顔器
を提供する。 【課題を解決するための手段】内面2c側に顔面洗浄空
間S1を形成するカップ本体21と、前記顔面洗浄空間
S1側に顔面全体を臨ませ得る開口部22とを具備する
顔面用カップ2を有するとともに噴出口53を前記カッ
プ本体21の内面2c側に設けたものとした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、美顔器に関するも
のである。
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より、顔の皮膚に付着した汚れや老
廃物を除去すること等を目的とした美顔器が知られてい
る。例えば、この種の美顔器としては、流体を沸点温度
まで加熱して発生させた蒸気を顔面へあてることにより
毛穴を開き老廃物等を除去しやすいようにしたものがあ
る。また、蒸気の代わりに、流体を霧化したものを顔面
に吹き付ける美顔器も提案されている。これは、金属製
の振動子に電圧を印加して超音波を発生させることによ
り流体面に霧を生じさせているものである。
廃物を除去すること等を目的とした美顔器が知られてい
る。例えば、この種の美顔器としては、流体を沸点温度
まで加熱して発生させた蒸気を顔面へあてることにより
毛穴を開き老廃物等を除去しやすいようにしたものがあ
る。また、蒸気の代わりに、流体を霧化したものを顔面
に吹き付ける美顔器も提案されている。これは、金属製
の振動子に電圧を印加して超音波を発生させることによ
り流体面に霧を生じさせているものである。
【0003】ところで、これら美顔器には上述のように
流体を気化したり霧化したりして得た噴出物質を噴出さ
せるための噴出口が設けてある。この噴出口は、噴出物
質を発生することができる発生部から通じる噴出通路の
先端に設けてある。そして、使用者が前記噴出口に顔面
を臨ませて顔面に噴出口を対向させることにより、噴出
物質を顔面全体に広がってあてることができるようにし
てある。
流体を気化したり霧化したりして得た噴出物質を噴出さ
せるための噴出口が設けてある。この噴出口は、噴出物
質を発生することができる発生部から通じる噴出通路の
先端に設けてある。そして、使用者が前記噴出口に顔面
を臨ませて顔面に噴出口を対向させることにより、噴出
物質を顔面全体に広がってあてることができるようにし
てある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように、使用者が噴出口に顔面を臨ませることにより、
顔面に噴出口を対向させるものであると、噴出口に対す
る顔面の位置がずれやすくなり、噴出口に対する顔面の
位置によって、噴出物質が顔面全体に広がってあたらな
いことや、噴出物質が顔面にあたらずに周囲に飛散する
ことがあった。
ように、使用者が噴出口に顔面を臨ませることにより、
顔面に噴出口を対向させるものであると、噴出口に対す
る顔面の位置がずれやすくなり、噴出口に対する顔面の
位置によって、噴出物質が顔面全体に広がってあたらな
いことや、噴出物質が顔面にあたらずに周囲に飛散する
ことがあった。
【0005】一方、この種の美顔器においては、使用後
の噴出物質に対する配慮が望まれている。霧化した水を
顔面にあてて使用する美顔器の場合にあっては、顔面に
あたって跳ね返ったものが周囲に飛散する恐れがあり、
蒸気を顔面にあてて使用する美顔器の場合にあっては、
顔面にあたって温度が降下した蒸気が液化し、それが周
囲に飛散する恐れがあるからである。
の噴出物質に対する配慮が望まれている。霧化した水を
顔面にあてて使用する美顔器の場合にあっては、顔面に
あたって跳ね返ったものが周囲に飛散する恐れがあり、
蒸気を顔面にあてて使用する美顔器の場合にあっては、
顔面にあたって温度が降下した蒸気が液化し、それが周
囲に飛散する恐れがあるからである。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明の美顔器
は、内面側に顔面洗浄空間を形成するカップ本体と、前
記顔面洗浄空間に顔面全体を臨ませ得るように前記カッ
プ本体に設けた開口部とを具備する顔面用カップを有
し、前記カップ本体を、顔面洗浄空間側に臨ませた使用
者の顔面を覆い得るものとするとともに、流体を気化ま
たは霧化して得た噴出物質を噴出することができる複数
の噴出口を、前記カップ本体の内面側に設けていること
を特徴とする。
は、内面側に顔面洗浄空間を形成するカップ本体と、前
記顔面洗浄空間に顔面全体を臨ませ得るように前記カッ
プ本体に設けた開口部とを具備する顔面用カップを有
し、前記カップ本体を、顔面洗浄空間側に臨ませた使用
者の顔面を覆い得るものとするとともに、流体を気化ま
たは霧化して得た噴出物質を噴出することができる複数
の噴出口を、前記カップ本体の内面側に設けていること
を特徴とする。
【0007】このようなものであると、開口部により案
内された顔面用カップの顔面洗浄空間に顔面を臨ませる
ことにより、顔面に噴出口を対向させることができるの
で、噴出口に対する顔面の位置がずれにくくなり、この
結果、噴出物質が顔面全体に広がってあたりやすくなる
とともに顔面にあたらずに周囲に飛散するのを防止でき
るうえ、使用後の噴出物質が周囲に飛散するのを防止で
きるようになる。加えて、各噴出口がそれぞれ異なった
方向から顔面に対向するようになるので、比較的、顔の
皮膚に付着した汚れや老廃物の除去をしやすくなる。
内された顔面用カップの顔面洗浄空間に顔面を臨ませる
ことにより、顔面に噴出口を対向させることができるの
で、噴出口に対する顔面の位置がずれにくくなり、この
結果、噴出物質が顔面全体に広がってあたりやすくなる
とともに顔面にあたらずに周囲に飛散するのを防止でき
るうえ、使用後の噴出物質が周囲に飛散するのを防止で
きるようになる。加えて、各噴出口がそれぞれ異なった
方向から顔面に対向するようになるので、比較的、顔の
皮膚に付着した汚れや老廃物の除去をしやすくなる。
【0008】また、使用後の噴出物質をカップ本体から
排出できるようにするには、開口部が、前方に向かって
開口するものであるとともに、排水タンクに通じる排出
口が、カップ本体の内面の最下位に設けてあり、各噴出
口が、カップ本体の内面と面一となるように設けてある
ものが望ましい。
排出できるようにするには、開口部が、前方に向かって
開口するものであるとともに、排水タンクに通じる排出
口が、カップ本体の内面の最下位に設けてあり、各噴出
口が、カップ本体の内面と面一となるように設けてある
ものが望ましい。
【0009】この場合、具体的な実施の態様としては、
噴出口が、噴出物質を発生させ得る発生部に通じる複数
の噴出通路の先端に形成したものであり、各噴出通路の
先端部が、カップ本体の内面を形成する内壁に設けた複
数の貫通孔にそれぞれ嵌め合わせたものが挙げられる。
噴出口が、噴出物質を発生させ得る発生部に通じる複数
の噴出通路の先端に形成したものであり、各噴出通路の
先端部が、カップ本体の内面を形成する内壁に設けた複
数の貫通孔にそれぞれ嵌め合わせたものが挙げられる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。
面を参照して説明する。
【0011】図1に示す美顔器1は、流体たるクレンジ
ング液を霧化したものを噴出物質として使用するもので
あり、前記噴出物質を噴出することができる複数の噴出
口53が設けてある顔面用カップ2と、この顔面用カッ
プ2の下方に設けてあり後述する発生部4を内部に収容
するケーシング3と、前記噴出物質を発生することがで
きる発生部4と、噴出物質を加速させることができるフ
ァン7と、その先端に噴出口53を形成するとともに前
記発生部4に通じる噴出通路5と、顔面用カップ2の内
面2cの最下位に設けた排水口6とからなる。
ング液を霧化したものを噴出物質として使用するもので
あり、前記噴出物質を噴出することができる複数の噴出
口53が設けてある顔面用カップ2と、この顔面用カッ
プ2の下方に設けてあり後述する発生部4を内部に収容
するケーシング3と、前記噴出物質を発生することがで
きる発生部4と、噴出物質を加速させることができるフ
ァン7と、その先端に噴出口53を形成するとともに前
記発生部4に通じる噴出通路5と、顔面用カップ2の内
面2cの最下位に設けた排水口6とからなる。
【0012】各部を詳述すると、顔面用カップ2は、内
面2c側に顔面洗浄空間S1を形成するとともにその外
形状がドーム形状をなすカップ本体21と、このカップ
本体21に形成した前方に開口する開口部22とからな
る。
面2c側に顔面洗浄空間S1を形成するとともにその外
形状がドーム形状をなすカップ本体21と、このカップ
本体21に形成した前方に開口する開口部22とからな
る。
【0013】カップ本体21は、図5及び図6に示すよ
うに、後方に凹んだ湾曲形状をなす内面2cを形成する
内壁部2aと、この内壁部2aを後方から覆うように当
該内壁部2aと一体的に設けた外壁部2bとからなり、
内壁部2aと外壁部2bとの間に配管空間S2を形成す
る。
うに、後方に凹んだ湾曲形状をなす内面2cを形成する
内壁部2aと、この内壁部2aを後方から覆うように当
該内壁部2aと一体的に設けた外壁部2bとからなり、
内壁部2aと外壁部2bとの間に配管空間S2を形成す
る。
【0014】開口部22は、前記顔面洗浄空間S1を前
方に開口したものとするものであり、使用者の顔面の輪
郭形状に近似した円状のものである。なお、開口縁は、
柔らかな肌あたりのよい材質で形成することが望まれ
る。
方に開口したものとするものであり、使用者の顔面の輪
郭形状に近似した円状のものである。なお、開口縁は、
柔らかな肌あたりのよい材質で形成することが望まれ
る。
【0015】ケーシング3は、平面視形状が、後方から
前方に向かって左右幅が徐々に小さくなっていくととも
に、4角が丸みをおびた概略台形状をなす。そして、こ
の下部ケーシング3の上面の略中央部に、前記顔面用カ
ップ2が当該下部ケーシング3と一体的に設けてある。
そして、特に、本実施の形態においては、この下部ケー
シング3の前端部には首はめ用の凹部31が形成してあ
るとともに、この下部ケーシング3の上面には美顔器1
のON/OFFを切換えることができる操作表示パネル
Pが設けてある。
前方に向かって左右幅が徐々に小さくなっていくととも
に、4角が丸みをおびた概略台形状をなす。そして、こ
の下部ケーシング3の上面の略中央部に、前記顔面用カ
ップ2が当該下部ケーシング3と一体的に設けてある。
そして、特に、本実施の形態においては、この下部ケー
シング3の前端部には首はめ用の凹部31が形成してあ
るとともに、この下部ケーシング3の上面には美顔器1
のON/OFFを切換えることができる操作表示パネル
Pが設けてある。
【0016】発生部4は、図7に示すように、クレンジ
ング液を貯水する霧化室41と、クレンジング液の温度
を調整する温度制御部42と、超音波を発生させてクレ
ンジング液を霧化する超音波制御部43と、霧化室41
に収容してあるクレンジング液が所定容量以下に達した
時にクレンジング液の補給を促す検知部44とから構成
してある。
ング液を貯水する霧化室41と、クレンジング液の温度
を調整する温度制御部42と、超音波を発生させてクレ
ンジング液を霧化する超音波制御部43と、霧化室41
に収容してあるクレンジング液が所定容量以下に達した
時にクレンジング液の補給を促す検知部44とから構成
してある。
【0017】霧化室41には、温度制御部42により制
御し得るヒータhと、クレンジング液の温度を測定する
ことができる温度測定部Cと、超音波制御部43により
制御し得る超音波振動子Zとが、該霧化室41に貯水し
てあるクレンジング液に浸されるように設けてある。
御し得るヒータhと、クレンジング液の温度を測定する
ことができる温度測定部Cと、超音波制御部43により
制御し得る超音波振動子Zとが、該霧化室41に貯水し
てあるクレンジング液に浸されるように設けてある。
【0018】温度制御部42は、ヒータhにより、クレ
ンジング液の温度を沸騰前の段階温度に維持し、クレン
ジング液の沸騰を制御しつつ滅菌できるようにするもの
である。そして、この温度制御部42は、ヒータh、検
知部44及び温度測定部Cと電気的に接続してあり、霧
化室41に貯水してあるクレンジング液が所定容量以下
に達した時、ヒータhを停止させる。
ンジング液の温度を沸騰前の段階温度に維持し、クレン
ジング液の沸騰を制御しつつ滅菌できるようにするもの
である。そして、この温度制御部42は、ヒータh、検
知部44及び温度測定部Cと電気的に接続してあり、霧
化室41に貯水してあるクレンジング液が所定容量以下
に達した時、ヒータhを停止させる。
【0019】超音波制御部43は、超音波振動子Zに電
圧を印加して超音波を発生させることにより、クレンジ
ング液面に霧を生じさせるものである。そして、この超
音波制御部43は、検知部44及び温度測定部Cと電気
的に接続してあり、霧化室41に貯水してあるクレンジ
ング液が所定容量に保たれ、かつ、クレンジング液の温
度が適温範囲に保たれている場合に作動し、この条件を
満たなくなった時に停止する。
圧を印加して超音波を発生させることにより、クレンジ
ング液面に霧を生じさせるものである。そして、この超
音波制御部43は、検知部44及び温度測定部Cと電気
的に接続してあり、霧化室41に貯水してあるクレンジ
ング液が所定容量に保たれ、かつ、クレンジング液の温
度が適温範囲に保たれている場合に作動し、この条件を
満たなくなった時に停止する。
【0020】検知部44は、クレンジング液の貯水容量
が低下し、超音波振動子Zがクレンジング液面から露出
して超音波をクレンジング液に伝えられなくなった時、
クレンジング液の貯水容量が所定容量以下になったとし
て、超音波制御部43、温度制御部42、ファン7及び
操作表示パネルPに信号を発するものである。なお、こ
の検知部44は、例えば、フロートスイッチや液面継電
器等を用いて構成される既知のものである。
が低下し、超音波振動子Zがクレンジング液面から露出
して超音波をクレンジング液に伝えられなくなった時、
クレンジング液の貯水容量が所定容量以下になったとし
て、超音波制御部43、温度制御部42、ファン7及び
操作表示パネルPに信号を発するものである。なお、こ
の検知部44は、例えば、フロートスイッチや液面継電
器等を用いて構成される既知のものである。
【0021】ファン7は、霧化室41の上端部に設けた
吹出口71から風を送出することができるものであり、
クレンジング液面で派生した霧を加速して噴出通路5内
に上昇させる役割を果たすとともに温風及び冷風を発生
する。そして、このファン7は、検知部44及び温度測
定部Cと電気的に接続してあり、クレンジング液が所定
容量に保たれている場合に作動し、前記条件を満たさな
くなったときに停止する。しかして、本実施の形態にお
ける美顔器1は、図2に示すように、噴出物質により顔
面を洗浄することができるものであるとともに、温風と
冷風とが交互に噴出口53から出て毛穴を引き締めるこ
とができるものとしてある。
吹出口71から風を送出することができるものであり、
クレンジング液面で派生した霧を加速して噴出通路5内
に上昇させる役割を果たすとともに温風及び冷風を発生
する。そして、このファン7は、検知部44及び温度測
定部Cと電気的に接続してあり、クレンジング液が所定
容量に保たれている場合に作動し、前記条件を満たさな
くなったときに停止する。しかして、本実施の形態にお
ける美顔器1は、図2に示すように、噴出物質により顔
面を洗浄することができるものであるとともに、温風と
冷風とが交互に噴出口53から出て毛穴を引き締めるこ
とができるものとしてある。
【0022】噴出通路5は、図5及び図6に示すよう
に、配管空間S2に設けた第一通路部51と、この第一
通路部51から内壁部2a側に屈曲した第二通路部52
とからなるものである。なお、本実施の形態において
は、配管空間S2の右側端部から左側端部に亘って8本
の噴出通路5を互いに所定間隔を空けて間欠的に設けて
ある。
に、配管空間S2に設けた第一通路部51と、この第一
通路部51から内壁部2a側に屈曲した第二通路部52
とからなるものである。なお、本実施の形態において
は、配管空間S2の右側端部から左側端部に亘って8本
の噴出通路5を互いに所定間隔を空けて間欠的に設けて
ある。
【0023】第一通路部51は、その下側の端部が霧化
室41の上端部に連通するとともに、内壁部2aを上端
部から下端部に亘って這うように屈曲しながら上下に延
びるものである。
室41の上端部に連通するとともに、内壁部2aを上端
部から下端部に亘って這うように屈曲しながら上下に延
びるものである。
【0024】第二通路部52は、その先端に噴出口53
が形成してあるものである。そして、第二通路部52の
先端部を内壁部2aに形成した貫通孔2dに嵌め合わ
せ、内面2cと噴出口53とが面一となるようにしてあ
る。特に、本実施の形態においては、各噴出通路5を8
本の第二通路部52を有したものとし、これら第二通路
部52を、第一通路部51の上端部から下端部に亘って
互いに所定間隔を空けて間欠的に設けてある。しかし
て、カップ本体21の内面2cにはその下端部を除く略
全域に64個の噴出口53が設けてある。
が形成してあるものである。そして、第二通路部52の
先端部を内壁部2aに形成した貫通孔2dに嵌め合わ
せ、内面2cと噴出口53とが面一となるようにしてあ
る。特に、本実施の形態においては、各噴出通路5を8
本の第二通路部52を有したものとし、これら第二通路
部52を、第一通路部51の上端部から下端部に亘って
互いに所定間隔を空けて間欠的に設けてある。しかし
て、カップ本体21の内面2cにはその下端部を除く略
全域に64個の噴出口53が設けてある。
【0025】排水口6は、内面2cの最下位に設けたも
のであり、ケーシング3内に設けた排水タンク61に通
じる。特に、本実施の形態においては、前記排水口6
は、排水タンク61に一体に設けた排水通路62の先端
に形成したものとしてあり、この排水通路62の先端部
が、内壁部2aの最下位に形成した貫通孔2eに前記排
水口6と前記上面とが面一となるように嵌め合わせてあ
る。なお、前記排水タンク61を着脱できるようにして
もよいのは言うまでもない。
のであり、ケーシング3内に設けた排水タンク61に通
じる。特に、本実施の形態においては、前記排水口6
は、排水タンク61に一体に設けた排水通路62の先端
に形成したものとしてあり、この排水通路62の先端部
が、内壁部2aの最下位に形成した貫通孔2eに前記排
水口6と前記上面とが面一となるように嵌め合わせてあ
る。なお、前記排水タンク61を着脱できるようにして
もよいのは言うまでもない。
【0026】以上のように構成した美顔器1において
は、図4に示すように、凹部31および開口部22によ
って顔面洗浄空間S1に顔面全体を臨ませることが可能
となり、その際に必然的に、顔面全体に亘って各噴出口
53がそれぞれ異なる方向から顔面に対向することとな
り、その一方で、顔面がカップ本体21により完全に覆
われるとともに開口部22が顔面により略閉塞された状
態となる。そして、使用した後の噴出物質は、図3に示
すように、排水口6によって顔面洗浄空間S1から排出
され排水タンク61へ流入することとなる。
は、図4に示すように、凹部31および開口部22によ
って顔面洗浄空間S1に顔面全体を臨ませることが可能
となり、その際に必然的に、顔面全体に亘って各噴出口
53がそれぞれ異なる方向から顔面に対向することとな
り、その一方で、顔面がカップ本体21により完全に覆
われるとともに開口部22が顔面により略閉塞された状
態となる。そして、使用した後の噴出物質は、図3に示
すように、排水口6によって顔面洗浄空間S1から排出
され排水タンク61へ流入することとなる。
【0027】したがって、本実施の形態における美顔器
1であると、顔面用カップ2の顔面洗浄空間S1に顔面
を臨ませることにより、顔面に噴出口53を対向させる
ことができるので、噴出口53に対する顔面の位置がず
れにくくなり、この結果、噴出物質が常に顔面全体に広
がってあたるようになるとともに、噴出物質が顔面にあ
たらずに周囲に飛散するのを防止できるようになる。更
に、使用後の噴出物質が周囲に飛散することが防止でき
るようになる。この結果、比較的、使用方法に手間が掛
からないようになり、気軽に美顔器を使用できるように
なる。
1であると、顔面用カップ2の顔面洗浄空間S1に顔面
を臨ませることにより、顔面に噴出口53を対向させる
ことができるので、噴出口53に対する顔面の位置がず
れにくくなり、この結果、噴出物質が常に顔面全体に広
がってあたるようになるとともに、噴出物質が顔面にあ
たらずに周囲に飛散するのを防止できるようになる。更
に、使用後の噴出物質が周囲に飛散することが防止でき
るようになる。この結果、比較的、使用方法に手間が掛
からないようになり、気軽に美顔器を使用できるように
なる。
【0028】また、各噴出口53がそれぞれ異なった方
向から顔面に対向するようになるうえ、複数の噴出口5
3が設けてある内面2cが後方に凹んだ湾曲形状をなす
ものであるので、鼻等の凹凸部分や頬等の顔面横側部分
を含めて、比較的、顔の皮膚に付着した汚れや老廃物の
除去しやすくなる。
向から顔面に対向するようになるうえ、複数の噴出口5
3が設けてある内面2cが後方に凹んだ湾曲形状をなす
ものであるので、鼻等の凹凸部分や頬等の顔面横側部分
を含めて、比較的、顔の皮膚に付着した汚れや老廃物の
除去しやすくなる。
【0029】なお、本発明は上述した図示例に限られる
ものではない。例えば、噴出物質としては、クレンジン
グ液等の流体を蒸気化したものであってもよい。この場
合においては、顔面により開口部が閉塞されて顔面洗浄
空間が外部から略密閉された状態となるので、顔面洗浄
空間から蒸気が逃げにくくなり、洗浄効果の向上を図れ
るようになる。また、カップ本体の内面全体に噴出口を
設けたものであってもよい。更に、本実施の形態では、
カップ本体の内面と噴出口とを面一としてあるが、これ
に限られず、噴出口を内面から突出した状態としてよい
のはいうまでもない。加えて、噴出口の数、カップ本体
の外形状や開口の形状も本実施の形態に限られるもので
はない。
ものではない。例えば、噴出物質としては、クレンジン
グ液等の流体を蒸気化したものであってもよい。この場
合においては、顔面により開口部が閉塞されて顔面洗浄
空間が外部から略密閉された状態となるので、顔面洗浄
空間から蒸気が逃げにくくなり、洗浄効果の向上を図れ
るようになる。また、カップ本体の内面全体に噴出口を
設けたものであってもよい。更に、本実施の形態では、
カップ本体の内面と噴出口とを面一としてあるが、これ
に限られず、噴出口を内面から突出した状態としてよい
のはいうまでもない。加えて、噴出口の数、カップ本体
の外形状や開口の形状も本実施の形態に限られるもので
はない。
【0030】その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能である。
種々変更可能である。
【0031】
【発明の効果】以上に説明した本発明の美顔器である
と、噴出口に対する顔面の位置がずれにくくなり、この
結果、噴出物質が顔面全体に広がってあたりやすくなる
とともに、噴出物質が顔面にあたらずに周囲に飛散する
のを防止できるうえ、使用後の噴出物質が周囲に飛散す
ることが防止できるようになる。
と、噴出口に対する顔面の位置がずれにくくなり、この
結果、噴出物質が顔面全体に広がってあたりやすくなる
とともに、噴出物質が顔面にあたらずに周囲に飛散する
のを防止できるうえ、使用後の噴出物質が周囲に飛散す
ることが防止できるようになる。
【図1】本発明の一実施の形態における美顔器を示す斜
視図。
視図。
【図2】同実施の形態における美顔器を示す斜視図。
【図3】同実施の形態における美顔器を示す斜視図。
【図4】同実施の形態における美顔器を示す斜視図。
【図5】同実施の形態における美顔器を示すA−A線断
面図。
面図。
【図6】同実施の形態における美顔器を示すB−B線断
面図。
面図。
【図7】同実施の形態における美顔器の発生部を示す概
略構成図。
略構成図。
1 美顔器
2 顔面用カップ
4 発生部
5 噴出通路
6 排出口
21 カップ本体
22 開口部
53 噴出口
61 排水タンク
2a 内壁
2c 内面
2d 貫通孔
S1 顔面洗浄空間
Claims (3)
- 【請求項1】 内面(2c)側に顔面洗浄空間(S1)を
形成するカップ本体(21)と、前記顔面洗浄空間(S1)
に顔面全体を臨ませ得るように前記カップ本体(21)に
設けた開口部(22)とを具備する顔面用カップ(2)を有
し、前記カップ本体(21)を、顔面洗浄空間(S1)側に
臨ませた使用者の顔面を覆い得るものとするとともに、
流体を気化または霧化して得た噴出物質を噴出すること
ができる複数の噴出口(53)を、前記カップ本体(21)
の内面(2c)側に設けていることを特徴とする美顔器。 - 【請求項2】 開口部(22)が、前方に向かって開口
するものであるとともに、排水タンク(61)に通じる排
出口(6)が、カップ本体(21)の内面(2c)の最下位に
設けてあり、各噴出口(53)が、カップ本体(21)の内
面(2c)と面一となるように設けてあることを特徴とす
る請求項1記載の美顔器。 - 【請求項3】 噴出口(53)が、噴出物質を発生させ
得る発生部(4)に通じる複数の噴出通路(5)の先端に形
成したものであり、各噴出通路(5)の先端部が、カップ
本体(21)の内面を形成する内壁(2a)に設けた複数の
貫通孔(2d)にそれぞれ嵌め合わせたものであることを
特徴とする請求項2記載の美顔器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001193436A JP2003000672A (ja) | 2001-06-26 | 2001-06-26 | 美顔器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001193436A JP2003000672A (ja) | 2001-06-26 | 2001-06-26 | 美顔器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003000672A true JP2003000672A (ja) | 2003-01-07 |
Family
ID=19031724
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2001193436A Pending JP2003000672A (ja) | 2001-06-26 | 2001-06-26 | 美顔器 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2003000672A (ja) |
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