JPH11332945A - 温熱治療用シャワー装置 - Google Patents

温熱治療用シャワー装置

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JPH11332945A
JPH11332945A JP10143869A JP14386998A JPH11332945A JP H11332945 A JPH11332945 A JP H11332945A JP 10143869 A JP10143869 A JP 10143869A JP 14386998 A JP14386998 A JP 14386998A JP H11332945 A JPH11332945 A JP H11332945A
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JP
Japan
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hot water
temperature
patient
jetting
ejection
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Application number
JP10143869A
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English (en)
Inventor
Masaaki Kawaguri
正明 河栗
Shigeru Shirai
白井  滋
Satoshi Furuta
聡 古田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シャワー入浴時に、患部に対してホットパッ
ク施術と同様のきめ細かな温度管理が実現でき、温熱治
療としての皮膚温上昇を与えることができる温熱治療用
シャワー装置を提供する 【解決手段】 患部を覆う略平板状の噴出部支持手段2
7の身体対向面に支持された温水噴出部41から温水を
噴出することにより、ホットパック施術と同様のきめ細
かな温度管理が実現でき、温熱治療としての皮膚温上昇
を与えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシャワー装置で、特
に患者身体の特定部位への部分シャワー浴による温熱作
用により、物理療法等治療または衛生目的の入浴装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】温水を用いた水治療の古代ギリシャ、ロ
ーマ時代からすでに存在し、広く用いられていた。西洋
医学で治療の一方法としてその価値が認められ、広くヨ
ーロッパで用いられるようになった。わが国でも温泉療
法として「湯治」の概念から入り、当初は水の静水力学
的効果と温熱を利用したものであったが、これに動水圧
が加わり、昨今では渦流浴、気泡浴等は単独使用として
気分転換、運動不足、肥満、ストレス解消を目的に健常
人にも普及している。
【0003】病院等で行われる水治療は、骨折後遺症、
打撲、捻挫、関節拘縮、リウマチ、腱鞘炎、筋痙性等に
対する鎮静効果、運動療法その他リハビリテーション療
法の前処置としての筋緊張を解す効果がを目的として施
術されている。これは温熱作用・浮力による作用・静水
圧による作用・動水圧による作用等によるものである。
温熱作用としては体温よりわずかに高い温度の入浴は血
行を促進させ、生理的諸機能も活性化される。膝関節
痛、慢性関節リウマチ等にも温熱による鎮静効果が有効
である。この温度が高くなるにつれて温熱による効用は
ますます盛んになるが、ある程度に達すると熱傷を起こ
してしまうので注意が必要である。
【0004】一方、温熱を用いた治療法としては、温熱
治療が一般的に行われている。これは主に湿熱ホットパ
ック等を用いる湿熱式とエレクトロホットパックを用い
る乾熱式に大別できる。湿熱ホットパックは、シリカゲ
ルやベントナイトを木綿の袋でパック状にしたものを熱
水に十分浸したのち、バスタオルなどにくるみ患部に置
いて温める。シリカゲルは吸水力が大きい(吸水後は約
3倍の重量になる)うえに,30分以上の熱放出が可能
である。エレクトロホットパックはニクロム線などに通
電し熱産生を起こさせパック状にしたものである。
【0005】熱の伝導効果を考えると、湿熱が乾熱より
もすぐれている。すなわち、水や水蒸気の伝導率は空気
よりも大きいので同一温度のホットパックであれば、生
体への熱伝導は湿熱のほうが乾熱より大きくなる。ま
た、ホットパックは処方部位の形状に合わせたパックの
大きさや形を決めて使用する。
【0006】治療効果としては、熱の伝導効果からホッ
トパック等を用いる湿式の方がより良い効果が得られ
る。しかし施術の手軽さ、容易さから多くの治療現場で
は、エレクトロパックを用いる乾式が多く用いられてい
る。これはホットパック施術時に湯を用いるため患者の
衣服が濡れないよう配慮する必要があること、皮膚温上
昇による汗とホットパックから出てくる湯により、温熱
療法後のマッサージ等の施術までの間、患者が湯冷めし
ないように配慮する必要があることなどが、主な原因と
して挙げられる。
【0007】そこで、一般の温熱治療時ではなく、水治
療時または入浴時に患部に選択的に温熱治療としての、
皮膚温上昇を与えることができれば、患者の衣服が濡れ
ないようにする配慮、患者が湯冷めしないようにする配
慮は必要がなくなる。温水噴射によるシャワー入浴は、
タブ入浴と違い、ノズルの配置等により患部に選択的に
温熱効果を与えることができるので、入浴時に患部に選
択的に温熱治療としての皮膚温上昇を与えるには好まし
い。
【0008】このような治療のための入浴装置は従来か
ら考案されている。例えば特開平6ー125958号公
報では体温以上の熱水を線状にして噴射箇所を相対的に
移動して皮膚に噴射し、ツボを噴射するとき灸に準じた
疲労回復の効果を生じさせる熱水噴射治療具が考案され
ている。
【0009】これは図11に示すとおり、次のような構
成である。1は水道水等の圧力をもつ水を加熱する加熱
釜、2は水道水等の給水管、3は熱水送給管であつて末
端部に加減バルブ4を設け、その末端部に給水管2の分
岐管5を接続し、その分岐管5に加減バルブ6を設け
る。7は給水栓、8は熱水送給及び中断用のバルブで、
いずれも加熱釜1の外部にハンドルを設置する。9は加
減バルブ4、6により温度を調節した熱水を通す熱硬化
性樹脂製中空断熱ハンドルであつて、熱水送給管3の末
端部に耐熱可撓ゴム管10を介して連結し、先端に1〜
数個のノズル孔11を穿つた金属板等の耐熱板12を当
て、締めリング13により交換不能または交換可能に取
付ける。14は前記中空断熱ハンドル9中に設けL形ハ
ンドルの90°程度以内の可逆回転により注湯量を加減
したり、止めたりする調節バルブである。この構成によ
り、体温以上の熱水(体質により異なるが45℃〜70
℃の範囲、平均的には50℃〜60℃)を温度調節及び
噴射量調節のもとにノズル孔から皮膚に線状で噴射し、
体あるいはノズル孔を相対的に移動して熱水を噴射する
位置を変動することによりツボ(灸、マツサージ等に使
用する慣用語である)を探り当てると、刺激をより一層
感じて灸療法と同様の熱刺激療法を施すことができるも
のである。 また、特許 第2122458号では浴槽
の中で、肩部、腰部、腿部、脚部等の治療部に圧力温水
を噴射して有効に治療する水力按摩浴槽が考案されてい
る。
【0010】これは図12に示すとおり、次のような構
成である。浴槽装置15は、被治療者が背を伸ばし、脚
を伸ばして横たわって入れるように細長状に凹設した浴
槽16を装着し形成している。浴槽16の底面には、浴
槽16に横たわる被治療者の肩部、腰部、大腿部、脚部
のそれぞれの両側部の8個所の要部に対応して水力按摩
孔17を開口し、水力按摩孔17を圧力水発生装置18
に接続して所定の圧力水を噴出できるようにしている。
圧力水発生装置18は、浴槽16の一端部に所定の温度
に加熱装置19で加熱自在とした給水装置20に吸込管
21を介して防水型の圧力ポンプ22を接続し、その吐
出管23に蓄圧器24、脈動発生器25を接続するとと
もに吐出管23の端部側を水力按摩孔17に対応して8
本に分岐して、それぞれ電磁弁26を介して水力按摩孔
17に接続して圧力温水を選択的に噴出自在に形成して
いる。圧力温水は、加熱装置19の温度調整によって水
力按摩孔17から38〜42℃の範囲で供給できるよう
にしており、また圧力ポンプ22によって噴出圧力を2
kg/cm2にわたって加圧できるようにしており、さらに
脈動発生器25によって圧力温水を120〜180回/
分の間隔で断続的に水力按摩孔17から噴出できるよう
にしている。そして、浴槽16の内面に開口した水力按
摩孔17から、所定の圧力、温度の圧力温水をきのこ状
のように噴出できる。そのため、体の表面は、湿と温と
の作用でもって温められるとともに、筋肉を手で叩くマ
ッサージのように流体でふるい、体の深部の筋肉の血液
流量を増加させて被治療者の肩部、腰部、腿部、脚部な
どの治療部を有効に治療できるものである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】温熱治療としてのホッ
トパックは、処方部位の形状に合わせたパックの大きさ
や形を決めて使用している。また温熱による鎮静効果が
有効に得られるように、かつ熱傷を起こさないようにタ
オルによる患部への熱伝導調整が細かく行われている。
入浴時に患部に選択的に温熱治療としての、皮膚温上昇
を与えるためには、ホットパック施術と同様の患部に対
する温度管理が求められる。
【0012】従来の特開平6ー125958号公報で
は、45℃〜70℃程度の熱水を線状にして噴射する噴
射ノズル孔を設け、皮膚とノズル孔の相対移動により噴
射位置を相対的に変更して皮膚に熱水による熱刺激を与
えるため、ノズル孔の移動に伴い、皮膚への熱量供給が
変動するため、患部に対するホットパック施術と同様の
温度管理が行うことが困難であり、この点で課題を有し
ている。
【0013】また浴槽の中で、肩部、腰部、腿部、脚部
等の治療部に圧力温水を噴射して有効に治療する従来の
特許 第2122458号では浴槽に満たされた温水と
噴射される圧力温水のバランスで、特定患部の皮膚温上
昇を司ることになるが、浴槽内温水の流体としての挙動
に伴い、皮膚への熱量供給が変動するため、患部に対す
るホットパック施術と同様の温度管理が行うことが困難
であり、この点で課題を有している。
【0014】本発明ではこのような課題に対して、温水
噴射によるシャワー入浴時に、患部に対してホットパッ
ク施術と同様のきめ細かな温度管理が実現でき、温熱治
療としての皮膚温上昇を与えることができる温熱治療用
シャワー装置を提供するものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するため、患者身体の特定部位に対向する略平板状の
噴出部支持手段と、前記噴出部支持手段の身体対向面に
設けた複数の温水噴出部と、前記温水噴出部から噴出さ
れる温水温度を一定温度または可変温度に制御する制御
手段を備え、患者身体の特定部位を覆う平板上の噴出部
支持手段の身体対向面に支持された温水噴出部から、制
御手段により一定温度または可変温度に制御した温水
を、患者患部に噴出することにより、患部に対してホッ
トパック施術と同様のきめ細かな温度管理が実現でき、
温熱治療としての皮膚温上昇を与えることができる温熱
治療用シャワー装置を提供するものである。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明は上記の課題を解決するた
め、患者身体の特定部位に対向する略平板状の噴出部支
持手段と、前記噴出部支持手段の身体対向面に設けた複
数の温水噴出部と、前記温水噴出部から噴出される温水
温度を一定温度または可変温度に制御する制御手段を備
えた温熱治療用シャワー装置である。
【0017】そして、患者身体の特定部位に対向する略
平板状の噴出部支持手段の身体対向面に支持された温水
噴出部から、制御手段により一定温度または可変温度に
制御した温水を、患者患部に噴出することにより、患部
に対してホットパック施術と同様のきめ細かな温度管理
が実現でき、温熱治療としての皮膚温上昇を与えること
ができる温熱治療用シャワー装置を提供するものであ
る。
【0018】さらに上記に加えて、複数の温水噴出部の
少なくとも一つの温水噴出部からの温水噴出を止める噴
出閉止手段を備えた温熱治療用シャワー装置である。
【0019】そして、患者身体の特定部位に対向する略
平板状の噴出部支持手段の身体対向面に支持された温水
噴出部から、制御手段により一定温度または可変温度に
制御した温水を患者患部に噴出する際に、患部以外の身
体対向面に支持された温水噴出部からの温水噴出を噴出
閉止手段が止めることにより、患部に対してホットパッ
ク施術と同様のきめ細かな温度管理が実現でき、かつ患
部以外の不必要な皮膚温上昇を防ぐことができるもので
ある。
【0020】さらに上記に加えて、噴出閉止手段は、噴
出部の噴出口を塞ぐ閉止栓と、閉止栓を支持する閉止栓
支持手段とし、閉止栓支持手段は噴出部支持手段に着脱
可能に取り付けた温熱治療用シャワー装置である。
【0021】そして、患者身体の特定部位に対向する略
平板状の噴出部支持手段の身体対向面に支持された温水
噴出部から、制御手段により一定温度または可変温度に
制御した温水を患者患部に噴出する際に、閉止栓支持手
段を噴出部支持手段に取り付けることにより、閉止栓支
持手段に支持された閉止栓が噴出部の噴出口を塞ぎ、患
部以外の身体対向面に支持された温水噴出部からの温水
噴出を止めることにより、患部に対してホットパック施
術と同様のきめ細かな温度管理が実現でき、かつ容易に
患部以外の不必要な皮膚温上昇を防ぐことができるもの
である。
【0022】さらに上記に加えて、噴出部支持手段は患
者身体の特定部位に対向するように設置した後、患者身
体との相対位置を可変にできる構造とした温熱治療用シ
ャワー装置である。
【0023】そして、噴出部支持手段で患者身体の患部
付近に対向するように設置した後、さらに噴出部支持手
段と患者身体との相対位置を可変にすることで、患部へ
の正確な位置決めを行った後、略平板状の噴出部支持手
段の身体対向面に支持された温水噴出部から、制御手段
により一定温度または可変温度に制御した温水を、患者
患部に噴出することにより、患部に対して、正確な位置
でホットパック施術と同様のきめ細かな温度管理が実現
でき、温熱治療としての皮膚温上昇を与えることができ
る温熱治療用シャワー装置を提供するものである。
【0024】さらに上記に加えて、シャワー装置本体
と、着座手段と、入浴者に向かって温水を噴出するシャ
ワー噴出手段を備え、シャワー噴出手段は温水噴流が入
浴者身体を包み込むように配置した温熱治療用シャワー
装置である。
【0025】そして、着座手段に座った患者身体の特定
部位に対向する略平板状の噴出部支持手段の身体対向面
に支持された温水噴出部から、制御手段により一定温度
または可変温度に制御した温水を、患者患部に噴出する
ことと同時に、シャワー噴出手段から温水噴流が入浴者
身体を包み込むように噴出することにより、全身を暖め
ると同時に、患部に対してホットパック施術と同様のき
め細かな温度管理が実現でき、温熱治療としての皮膚温
上昇を与えることができる温熱治療用シャワー装置を提
供するものである。
【0026】さらに上記に加えて、制御手段は、温水噴
出部から噴出される温水温度が、温熱治療として最適な
所定温度に対して、上昇設定幅分を上げた温水温度と所
定温度を交互に繰り返し制御するものとした温熱治療用
シャワー装置である。
【0027】そして、患者身体の特定部位に対向する略
平板状の噴出部支持手段の身体対向面に支持された温水
噴出部から、制御手段により温熱治療として最適な所定
温度に対して、上昇設定幅分を上げた温水温度と所定温
度を交互に繰り返し制御した温水を、患者患部に噴出す
ることにより、心拍上昇を抑えながら、患部に対してホ
ットパック施術と同様のきめ細かな温度管理が実現で
き、温熱治療としての皮膚温上昇を与えることができる
温熱治療用シャワー装置を提供するものである。
【0028】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0029】(実施例1)本発明の実施例1について、
図1、図2および図3を参照しながら説明する。図1は
同実施例の温熱治療用シャワー装置の構成図、図2は同
実施例の噴出部支持手段の斜視図、図3は同実施例の温
熱治療用シャワー装置の温水噴出部の詳細図である。
【0030】図1において、27は患者身体の特定部位
としての腰に対向した略平板状の噴出部支持手段で、支
持手段27の身体対向面には複数の温水噴出部が設けて
ある。28は温水噴出部から噴出される温水温度を一定
温度または可変温度に制御する制御手段、29は温水温
度制御手段28を構成する温調弁、30は同じく温水温
度制御手段28を構成する流量調節弁、31は同じく温
水温度制御手段28を構成する温度監視サーミスタであ
る。32は患者の身体前面に向かって温水を噴出するシ
ャワー噴出手段(体前面)でアーム37に支持されてい
る。33は患者の肩部に向かって温水を噴出するシャワ
ー噴出手段(肩部)、34は患者の脚部に向かって温水
を噴出するシャワー噴出手段(脚部)である。35は患
者が座る着座手段、36はシャワー装置本体で、噴出部
支持手段27、シャワー噴出手段(肩部)33、着座手
段35、アーム37を支持している。38は温水を供給
する給湯機、39は給湯機からシャワー噴出手段へ供給
される温水温度を調節する温調弁B、40は同じく給湯
機からシャワー噴出手段へ供給される温水流量を調節す
る流量調節弁Bである。
【0031】図2において、41は略平板状の噴出部支
持手段27の身体対向面に複数設けた温水噴出部であ
る。図3において、温水噴出手段41の具体構成を示
す。42は流体を旋回する旋回チップであり、同一円周
上に3カ所の旋回部である旋回孔43と旋回孔の略中心
に中心孔44が設けられている。3カ所の旋回孔43
は、それぞれの旋回孔43から出る旋回流が均等となる
ように、開口面積が等しく、また、円周を3等分するよ
うに設けられている。そして3カ所の旋回孔43は流入
した流体を旋回するように所定の角度がつけられてい
る。また、中心孔44は、旋回孔43からの旋回流の中
心流れを形成する。45は旋回チップ42下流側に設け
られ、旋回孔43で旋回されたそれぞれの旋回流が混同
する旋回室であり、旋回流を安定している。また、旋回
室45には旋回された流体を噴出する噴出孔46が設け
られている。
【0032】次に動作、作用について説明する。患者は
患部である腰を略平板状の噴出部支持手段27に対向さ
せる。その後温調弁29および流調弁30はソレノイド
駆動電磁弁で温度監視サーミスタ31からのフィードバ
ック信号に基づき、一次側の給湯配管、給水配管からの
給湯・給水を二次側の温度・流量が温熱治療に適当な湯
温になるように制御する。そして制御された二次側温水
が略平板状の噴出部支持手段27の身体対向面に複数設
けた温水噴出部41から患部めがけて噴出する。温水噴
出手段41の内部動作としては、温水が旋回チップ42
において、開口面積比で流体は3カ所の旋回孔43と中
心孔44の各流路に分けられる。旋回孔43に入った流
体は、旋回力を有する旋回流となり旋回室45に至る。
旋回室45では、旋回孔43からの旋回流が、中心孔4
4から噴出孔46に形成されている軸流れを中心に旋
回、混合され、安定した旋回流となる。そして、軸流れ
をもつ旋回流は噴出孔46から噴出される。そして患部
に温水を霧状の噴霧とし、各温水噴出手段41の近接対
向面の皮膚表面に噴霧する。略平板状の噴出部支持手段
27のほぼ全面に温水噴出手段41を設けてあることに
より、各温水噴出手段41と近接対向面の皮膚表面の距
離は、ほぼ均一になっており、患部全面に均一な温水の
温熱作用を与え、患部に対してホットパック施術と同様
のきめ細かな温度管理が実現でき、温熱治療としての皮
膚温上昇を与えることができる。この温熱治療と同時に
または前後に、シャワー噴出手段(体前面)32から患
者の身体前面に向かって、またシャワー噴出手段(肩
部)33から患者の肩部に向かって、またシャワー噴出
手段(脚部)34から患者の脚部に向かって、温水が噴
出され、温熱治療の間に他の部分が冷えることを防止す
る。
【0033】なお、本実施例では、患部を腰として説明
したが、上肢または他の身体部位に対しても略平板状の
噴出部支持手段の位置・形状を工夫することで容易に対
応できる。
【0034】(実施例2)本発明の実施例2について、
図4を参照しながら説明する。図4は同実施例の温熱治
療用シャワー装置の温水噴出部の詳細図である。
【0035】図4において、47は噴出閉止手段として
の噴出孔蓋で、噴出部41の噴出孔46を有する先端キ
ャップ48と同様の形状で噴出孔46がない形状であ
り、先端キャップ48とネジ止め等により交換できる構
造になっている。
【0036】なお上記実施例と同一符号のものは同一構
造を有し、説明は省略する。次に動作、作用について説
明する。患者は患部である腰を略平板状の噴出部支持手
段27に対向させる。医師その他施術者は患部の範囲に
合わせて、不要な噴出部41を噴出閉止手段47で塞
ぐ。その後温調弁29および流調弁30はソレノイド駆
動電磁弁で温度監視サーミスタ31からのフィードバッ
ク信号に基づき、一次側の給湯配管、給水配管からの給
湯・給水を二次側の温度・流量が温熱治療に適当な湯温
になるように制御する。そして制御された二次側温水が
略平板状の噴出部支持手段27の身体対向面に複数設け
た温水噴出部41から患部めがけて噴出する。温水噴出
手段41の内部動作としては、温水が旋回チップ42に
おいて、開口面積比で流体は3カ所の旋回孔43と中心
孔44の各流路に分けられる。旋回孔43に入った流体
は、旋回力を有する旋回流となり旋回室45に至る。旋
回室45では、旋回孔43からの旋回流が、中心孔44
から噴出孔46に形成されている軸流れを中心に旋回、
混合され、安定した旋回流となる。そして、軸流れをも
つ旋回流は噴出孔46から噴出される。そして患部に温
水を霧状の噴霧とし、各温水噴出手段41の近接対向面
の皮膚表面に噴霧する。略平板状の噴出部支持手段27
のほぼ全面に設けた温水噴出手段41の内、患部以外の
不必要な噴出は噴出閉止手段47により止まっており、
必要な部分の各温水噴出手段41と近接対向面の皮膚表
面の距離は、ほぼ均一になっており、患部全面に均一な
温水の温熱作用を与え、患部に対してホットパック施術
と同様のきめ細かな温度管理が実現でき、温熱治療とし
ての皮膚温上昇を与えることができる。
【0037】(実施例3)本発明の実施例3について、
図5および図6を参照しながら説明する。図5は同実施
例の噴出部支持手段の斜視図、図6は同実施例の温熱治
療用シャワー装置の温水噴出部および閉止栓支持手段の
詳細図である。
【0038】図4において、48は閉止栓支持手段で、
患部の範囲に合わせて、不要な噴出部を覆うようになっ
ており、その被覆部の噴出部支持手段27側には閉止栓
が設けてある。図5において、閉止栓支持手段48被覆
部の噴出部支持手段27側には噴出部41の噴出孔46
位置に合わせて閉止栓49および閉止パッキン50が設
けてある。閉止栓支持手段48の端部51には、噴出部
支持手段27の端部に設けた鉤型溝52と嵌合するよう
に鉤形状53を設けてあり、閉止栓支持手段48の端部
51の弾力により噴出部支持手段27に嵌合固定および
脱嵌合脱着ができるようになっている。閉止栓支持手段
48を噴出部支持手段27に嵌合固定した際に、閉止栓
49は噴出部41の噴出孔46に嵌合し、閉止パッキン
50は噴出孔46周囲に押接される。
【0039】なお上記実施例と同一符号のものは同一構
造を有し、説明は省略する。次に動作、作用について説
明する。患者は患部である腰を略平板状の噴出部支持手
段27に対向させる。医師その他施術者は患部の範囲が
噴出部支持手段27全面の必要がない場合、閉止栓支持
手段48を噴出部支持手段27に取り付ける。これによ
り温水噴出手段41の内、不必要な部分は、閉止栓支持
手段48および同手段に支持された亜閉止栓49、パッ
キン50によりワンタッチで止めることができる。その
後温調弁29および流調弁30はソレノイド駆動電磁弁
で温度監視サーミスタ31からのフィードバック信号に
基づき、一次側の給湯配管、給水配管からの給湯・給水
を二次側の温度・流量が温熱治療に適当な湯温になるよ
うに制御する。そして制御された二次側温水が略平板状
の噴出部支持手段27の身体対向面に複数設けた温水噴
出部41から患部めがけて噴出する。温水噴出手段41
の内部動作としては、温水が旋回チップ42において、
開口面積比で流体は3カ所の旋回孔43と中心孔44の
各流路に分けられる。旋回孔43に入った流体は、旋回
力を有する旋回流となり旋回室45に至る。旋回室45
では、旋回孔43からの旋回流が、中心孔44から噴出
孔46に形成されている軸流れを中心に旋回、混合さ
れ、安定した旋回流となる。そして、軸流れをもつ旋回
流は噴出孔46から噴出される。そして患部に温水を霧
状の噴霧とし、各温水噴出手段41の近接対向面の皮膚
表面に噴霧する。必要な部分の各温水噴出手段41と近
接対向面の皮膚表面の距離は、ほぼ均一になっており、
患部全面に均一な温水の温熱作用を与え、患部に対して
ホットパック施術と同様のきめ細かな温度管理が実現で
き、温熱治療としての皮膚温上昇を与えることができ
る。
【0040】(実施例4)本発明の実施例4について、
図7を参照しながら説明する。図7は同実施例の温熱治
療用シャワー装置の構成図である。
【0041】図7において、患者身体の特定部位として
の腰に対向した略平板状の噴出部支持手段27および、
支持手段27の身体対向面に設けた複数の温水噴出部
は、シャワー装置本体との位置関係を上下方向に可動に
できる構造としてある。温水は可撓配管53にて行う。
54は支持手段5とシャワー装置本体4との位置関係を
変更するためのピニオンギヤ、55はシャワー装置本体
36の一部を構成するラック、56は位置変更手段とし
てのピニオンギヤ12を駆動するモーターで別に設けた
制御部57により駆動制御される。ピニオンギヤ54は
モーター56により駆動回転し、ラック55との噛み合
わせにより、噴出部支持手段27を上下方向に駆動す
る。位置変更手段56は位置変更手段56モーター内部
に設けた減速ギヤにより、駆動制御されないときはピニ
オンギヤ54が回転しない構造とする。なお上記実施例
と同一符号のものは同一構造を有し、説明は省略する。
【0042】次に動作、作用について説明する。患者は
患部である腰を略平板状の噴出部支持手段27に対向さ
せる。次に制御部57により駆動制御された位置変更手
段56のモーターにより、ピニオンギヤ54は駆動回転
し、ラック55との噛み合わせにより、噴出部支持手段
27を上下方向に駆動する。これにより噴出部支持手段
27と患者身体との相対位置を可変にすることで、患部
への正確な位置決めを行った後、温調弁29および流調
弁30はソレノイド駆動電磁弁で温度監視サーミスタ3
1からのフィードバック信号に基づき、一次側の給湯配
管、給水配管からの給湯・給水を二次側の温度・流量が
温熱治療に適当な湯温になるように制御する。そして制
御された二次側温水が略平板状の噴出部支持手段27の
身体対向面に複数設けた温水噴出部41から患部めがけ
て噴出する。温水噴出手段41の内部動作としては、温
水が旋回チップ42において、開口面積比で流体は3カ
所の旋回孔43と中心孔44の各流路に分けられる。旋
回孔43に入った流体は、旋回力を有する旋回流となり
旋回室45に至る。旋回室45では、旋回孔43からの
旋回流が、中心孔44から噴出孔46に形成されている
軸流れを中心に旋回、混合され、安定した旋回流とな
る。そして、軸流れをもつ旋回流は噴出孔46から噴出
される。そして患部に温水を霧状の噴霧とし、各温水噴
出手段41の近接対向面の皮膚表面に噴霧する。略平板
状の噴出部支持手段27のほぼ全面に温水噴出手段41
を設けてあることにより、各温水噴出手段41と近接対
向面の皮膚表面の距離は、ほぼ均一になっており、患部
に均一な温水の温熱作用を与え、正確な位置で患部に対
してホットパック施術と同様のきめ細かな温度管理が実
現でき、温熱治療としての皮膚温上昇を与えることがで
きる。
【0043】(実施例5)本発明の実施例5について、
図8、図9および図10を参照しながら説明する。図8
は同実施例の温熱治療用シャワー装置の構成図、図9は
同実施例における交互制御しない場合の皮膚温上昇ー心
拍上昇相関特性図、図10は同実施例における交互制御
有無の比較のための皮膚温上昇ー心拍上昇相関特性図で
ある。
【0044】図8において、温水噴出部41から噴出さ
れる温水温度を一定温度または可変温度に制御する制御
手段28には、定温制御手段58と交互制御手段59か
ら成る制御器60が設けてある。各制御手段の操作は、
制御器60に接続した設定器61によって行われる。設
定器61には、出湯スイッチ62、停止スイッチ63、
温度設定スイッチ64、流量設定スイッチ65、交互制
御スイッチ66が設けられている。通常、温度設定スイ
ッチ64によって、温水噴出部から噴出される温水温度
は温熱治療に適した40℃前後に設定されている。温調
弁29、流量調節弁30、温度監視サーミスタ31は制
御器60に接続してある。温水噴出部41から噴出され
る温水温度は温度監視サーミスタ31によって検出され
る。制御器60の定温制御手段58は温度監視サーミス
タ31の出力信号をフィードバックして、温度設定スイ
ッチ64で設定した温度になるように温調弁29、流量
調節弁30の駆動制御を行う。また、交互制御スイッチ
66を押した場合、制御器60の交互制御手段59は、
交互制御モード信号を受けて、温水噴出部から噴出され
る温水温度が、温熱治療として最適な所定温度に対し
て、上昇設定幅分を上げた温水温度と所定温度を交互に
繰り返すように制御する。次に交互制御スイッチ66を
押した場合は、定温制御手段58による制御に戻る構成
としてある。
【0045】次に動作、作用について説明する。患者は
患部である腰を略平板状の噴出部支持手段27に対向さ
せる。出湯スイッチ62を押すと、温水噴出部から噴出
される温水温度が、温度設定スイッチ64で設定した温
度になるように定温制御手段58が温調弁29、流量調
節弁30の駆動制御を行う。次に交互制御スイッチ66
を押した場合、交互制御手段59は、交互制御モード信
号を受けて、温水噴出部から噴出される温水温度が、温
熱治療として最適な所定温度に対して、上昇設定幅分と
して3℃前後を上げた温水温度43℃前後と所定温度で
ある40℃前後を交互に繰り返すように制御する。次に
交互制御スイッチ66を押した場合は、定温制御手段5
8による制御に戻る。
【0046】この時患者の皮膚温上昇の度合いと心拍上
昇の度合いの相関特性を見ると、図9に示す通り、定温
制御手段58による定温制御では、温水温度が40℃−
3℃−45℃と高くなるに従って、皮膚温上昇値、心拍
上昇値ともに上がる傾向にある。しかし図10に示す通
り、定温制御手段58による40℃定温制御と交互制御
手段59による40℃−43℃交互制御を比較すると、
皮膚温上昇の変化に比べて、心拍上昇の変化は少ない傾
向にある。これにより、心拍上昇を抑えながら、温熱治
療としての皮膚温上昇を与えることができる。
【0047】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、患者身体
の特定部位に対向する平板上の噴出部支持手段の身体対
向面に支持された温水噴出部から、制御手段により一定
温度または可変温度に制御した温水を、患者患部に噴出
することにより、患部に対してホットパック施術と同様
のきめ細かな温度管理が実現でき、温熱治療としての皮
膚温上昇を与えることができるという有利な効果を有す
る。
【0048】また、患者身体の特定部位に対向する平板
上の噴出部支持手段の身体対向面に支持された温水噴出
部から、制御手段により一定温度または可変温度に制御
した温水を患者患部に噴出する際に、患部以外の身体対
向面に支持された温水噴出部からの温水噴出を噴出閉止
手段が止めることにより、患部に対してホットパック施
術と同様のきめ細かな温度管理が実現でき、かつ患部以
外の不必要な皮膚温上昇を防ぐことができるという有利
な効果を有する。
【0049】また、患者身体の特定部位に対向する平板
上の噴出部支持手段の身体対向面に支持された温水噴出
部から、制御手段により一定温度または可変温度に制御
した温水を患者患部に噴出する際に、閉止栓支持手段を
噴出部支持手段に取り付けることにより、容易な操作で
閉止栓支持手段に支持された全ての閉止栓が温水噴出部
の噴出口を塞ぎ、患部以外の身体対向面に支持された温
水噴出部からの温水噴出を止めることにより、患部に対
してホットパック施術と同様のきめ細かな温度管理が実
現でき、かつ容易な操作で患部以外の不必要な皮膚温上
昇を防ぐことができるという有利な効果を有する。
【0050】また、噴出部支持手段で患者身体の患部付
近に対向するように設置した後、さらに噴出部支持手段
と患者身体との相対位置を可変にすることで、患部への
正確な位置決めを行った後、平板上の噴出部支持手段の
身体対向面に支持された温水噴出部から、制御手段によ
り一定温度または可変温度に制御した温水を、患者患部
に噴出することにより、患部に対して、正確な位置でホ
ットパック施術と同様のきめ細かな温度管理が実現でき
るという有利な効果を有する。
【0051】また、着座手段に座った患者身体の特定部
位に対向する平板上の噴出部支持手段の身体対向面に支
持された温水噴出部から、制御手段により一定温度また
は可変温度に制御した温水を、患者患部に噴出すること
と同時に、シャワー噴出手段から温水噴流が入浴者身体
を包み込むように噴出することにより、患部への温熱治
療の間に他の部分が冷えることを防止できるという有利
な効果を有する。
【0052】また、患者身体の特定部位に対向する平板
上の噴出部支持手段の身体対向面に支持された温水噴出
部から、交互制御手段の制御による心拍上昇を抑えなが
の皮膚温上昇を患部に与えることができるという有利な
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の温熱治療用シャワー装置の
構成図
【図2】同実施例1の温熱治療用シャワー装置の噴出部
支持手段の斜視図
【図3】同実施例1の温熱治療用シャワー装置の温水噴
出部の詳細図
【図4】同実施例2の温熱治療用シャワー装置の温水噴
出部の詳細図
【図5】同実施例3の温熱治療用シャワー装置の噴出部
支持手段の斜視図
【図6】同実施例3の温熱治療用シャワー装置の温水噴
出部および閉止栓支持手段の詳細図
【図7】同実施例4の温熱治療用シャワー装置の構成図
【図8】同実施例5の温熱治療用シャワー装置の構成図
【図9】同実施例5における温熱治療用シャワー装置の
交互制御しない場合の皮膚温上昇ー心拍上昇相関特性図
【図10】同実施例5における温熱治療用シャワー装置
の交互制御有無の比較のための皮膚温上昇ー心拍上昇相
関特性図
【図11】従来の熱水噴射治療具の説明図
【図12】従来の水力按摩浴槽の説明図
【符号の説明】
27 噴出部支持手段 28 制御手段 32 シャワー噴出手段(体前面) 33 シャワー噴出手段(肩部) 34 シャワー噴出手段(脚部) 35 着座手段 36 シャワー装置本体 41 温水噴出部 44 噴出閉止手段 48 閉止栓支持手段 49 閉止栓 56 位置変更手段 58 定温制御手段 59 交互制御手段 60 制御器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】患者身体の特定部位に対向する略平板状の
    噴出部支持手段と、前記噴出部支持手段の身体対向面に
    設けた複数の温水噴出部と、前記温水噴出部から噴出さ
    れる温水温度を一定温度または可変温度に制御する制御
    手段を備えた温熱治療用シャワー装置。
  2. 【請求項2】複数の温水噴出部の少なくとも一つの温水
    噴出部からの温水噴出を止める噴出閉止手段を備えた請
    求項1記載の温熱治療用シャワー装置。
  3. 【請求項3】噴出閉止手段は、温水噴出部の噴出口を塞
    ぐ閉止栓と、前記閉止栓を支持する閉止栓支持手段を有
    し、閉止栓支持手段は噴出部支持手段に着脱可能に取り
    付けた請求項2記載の温熱治療用シャワー装置。
  4. 【請求項4】噴出部支持手段は、患者身体の特定部位に
    対向するように設置した後、患者身体との相対位置を可
    変にできる構造とした請求項1ないし3のいずれか1項
    記載の温熱治療用シャワー装置。
  5. 【請求項5】シャワー装置本体と、着座手段と、入浴者
    に向かって温水を噴出するシャワー噴出手段を備え、前
    記シャワー噴出手段は温水噴流が入浴者身体を包み込む
    ように配置した請求項1ないし4のいずれか1項記載の
    温熱治療用シャワー装置。
  6. 【請求項6】制御手段は、温水噴出部から噴出される温
    水温度が、温熱治療として最適な所定温度に対して、上
    昇設定幅分を上げた温水温度と所定温度を交互に繰り返
    し制御するものとした請求項1ないし5のいずれか1項
    記載の温熱治療用シャワー装置。
JP10143869A 1998-05-26 1998-05-26 温熱治療用シャワー装置 Pending JPH11332945A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003000672A (ja) * 2001-06-26 2003-01-07 Fuji Iryoki:Kk 美顔器
WO2023171127A1 (ja) * 2022-03-10 2023-09-14 株式会社Lixil 住宅設備機器
WO2023171128A1 (ja) * 2022-03-10 2023-09-14 株式会社Lixil 住宅設備機器

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WO2023171127A1 (ja) * 2022-03-10 2023-09-14 株式会社Lixil 住宅設備機器
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