JP2003000540A - ランプ点灯を制御する電子内視鏡装置のプロセッサおよび内視鏡用光源装置 - Google Patents

ランプ点灯を制御する電子内視鏡装置のプロセッサおよび内視鏡用光源装置

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JP2003000540A
JP2003000540A JP2001184528A JP2001184528A JP2003000540A JP 2003000540 A JP2003000540 A JP 2003000540A JP 2001184528 A JP2001184528 A JP 2001184528A JP 2001184528 A JP2001184528 A JP 2001184528A JP 2003000540 A JP2003000540 A JP 2003000540A
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lamp
time
switch
lighting
processor
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Mitsuru Iida
充 飯田
Haruhiko Hibi
春彦 日比
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Pentax Corp
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    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/40Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ランプ性能を低下させることなくランプを
点灯させる。 【解決手段】 電子内視鏡装置のプロセッサ10内に、
第2CPU31を含むランプ操作時刻検出回路30を設
ける。ランプ12を消灯させるためにランプスイッチ4
6Bあるいは電源スイッチ46Aが操作された場合、第
2CPU31が消灯時刻を検出する。ランプ12を点灯
させるためランプスイッチ46Bが操作された場合、第
2CPU31が操作時刻を検出する。そして、第1CP
U24は消灯時刻から操作時刻までの消灯時間が所定時
間を超えているか否かを判断し、所定時間を超えるまで
ランプ12を点灯させない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、胃などの臓器内を
観察、処置などするための内視鏡装置に関し、特に、観
察部位へ照射する光を放射するランプの点灯制御に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電子内視鏡装置のプロセッサあるいは内
視鏡用光源装置には、観察部位に光を照射するため光源
用ランプが備えられており、ランプから放射された光
は、スコープ内に設けられた光ファイバー束によってス
コープ先端へ導かれ、これにより観察部位が照明され
る。通常、ランプを点灯/消灯するためのランプスイッ
チが設けられており、オペレータがランプスイッチを操
作することによってランプが点灯/消灯する。内視鏡用
に使用されるランプとしては、キセノンランプ、メタル
ハライドランプ、ハロゲンランプなどがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、メタルハラ
イドランプなど特定のランプでは、ランプ消灯後すぐに
再点灯させると、ランプ寿命が縮まるといったランプ性
能の変化が生じる。したがって、オペレータが注意を怠
ってスイッチをONにした場合、あるいは停電などの非
常事態で消灯後すぐに再点灯してしまった場合、ランプ
性能が低下する。一方、このようなランプ性能低下を防
ぐためランプの点灯時期を考慮するのは、手術、処置な
どの医療行為をしている医師等のオペレータにとって非
常に負担がかかる。
【0004】そこで本発明では、ランプ性能を低下させ
ることなくランプを点灯させることができる電子内視鏡
装置のプロセッサおよび内視鏡用光源装置を得ることを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の一局面における
電子内視鏡装置のプロセッサは、撮像素子を有し、照明
用の光ファイバー束が設けられたビデオスコープが着脱
自在に接続されるとともに被写体像を表示する表示装置
が接続されるプロセッサであって、光ファイバー束を介
してビデオスコープの先端から出射し、被写体を照射す
る光を放射するランプと、ランプを点灯および消灯する
ための消灯点灯切替手段と、ランプの点灯を制御するラ
ンプ点灯時期制御手段とを備える。そして、ランプ点灯
時期制御手段が、ランプ消灯から所定時間経過する前に
ランプ点灯のための消灯点灯切替手段が操作された場
合、所定時間が経過するまでランプを点灯させないこと
を特徴とする。ランプ点灯時期制御手段は、ランプ消灯
のための消灯点灯切替手段に対する操作を検出する消灯
操作検出手段と、ランプが消灯した消灯時刻を検出する
消灯時刻検出手段と、消灯時刻を第1メモリ領域に格納
する第1格納手段と、ランプ点灯のための消灯点灯切替
手段に対する操作を検出する操作検出手段と、ランプ点
灯のため消灯点灯切替手段が操作された操作時刻を検出
する点灯操作時刻検出手段と、操作時刻を第2メモリ領
域に格納する第2格納手段と、消灯時刻から操作時刻ま
でのランプが消灯されていた消灯時間を算出する消灯時
間算出手段と、消灯時間が所定時間を超えているか否か
を判断する消灯時間経過判別手段とを有し、消灯時間が
所定時間を超えていると判断された場合、ランプを点灯
させることが望ましい。
【0006】本発明の他の局面における電子内視鏡装置
のプロセッサは、撮像素子を有し、照明用の光ファイバ
ー束が設けられたビデオスコープが着脱自在に接続され
るとともに被写体像を表示する表示装置が接続される電
子内視鏡装置のプロセッサであって、光ファイバー束を
介してビデオスコープの先端から出射し、被写体を照射
する光を放射するランプと、ランプを点灯および消灯す
るためのスイッチと、ランプの消灯時刻および消灯後ラ
ンプ点灯のためスイッチが操作された操作時刻を検出
し、ランプ点灯のためスイッチが操作された時に前記消
灯時刻から操作時刻までの消灯時間が所定時間を経過し
ていない場合、所定時間が経過するまでランプを点灯さ
せないランプ点灯時期制御回路とを備えたことを特徴と
する。スイッチが操作されても所定時間が経過するまで
ランプが点灯しないので、ランプ性能が低下することが
ない。また、オペレータもランプの特性を考慮して点灯
操作をする必要がない。
【0007】ランプの点灯時期の判断基準となる所定時
間は、ランプの特性に従って定められるが、5秒〜60
秒間のいずれかであることが望ましい。好ましくは、ラ
ンプは、消灯後所定時間経過する前に点灯するとランプ
性能が変化する特性を有するランプであり、例えば、メ
タルハライドランプである。
【0008】プロセッサには、プロセッサの主電源を供
給するための電源スイッチおよびランプを点灯するため
のランプスイッチが設けられている。ランプスイッチを
点灯あるいは消灯させるために操作されるスイッチは、
プロセッサの主電源をON/OFFに切り替える電源ス
イッチおよびランプの消灯/点灯を切り替えるランプス
イッチのいずれかである。したがって、電源スイッチが
OFFにされても消灯時間を計算できるようにするた
め、ランプ点灯時期制御回路は、主電源によって駆動さ
れ、ランプの点灯時期を制御する第1演算処理回路と、
電池によって駆動され、時刻を計測する時刻計測回路
と、電池によって駆動され、消灯時刻および操作時刻を
検出する第2演算処理回路とを有することが望ましい。
この場合、消灯時刻および操作時刻がそれぞれ格納され
る第1メモリ領域および第2メモリ領域とが設けられ,
好ましくは、第2演算処理回路は、検出した消灯時刻お
よび操作時刻を第1および第2メモリ領域にそれぞれデ
ータとして格納し、第1演算処理回路および第2演算処
理回路のいずれかが、消灯時刻および操作時刻のデータ
に基いて消灯時間を算出し、第1演算処理回路が、消灯
時間が所定時間を超えているか否かを判断する。
【0009】ランプの消灯および点灯させるために操作
されるスイッチが、ランプを点灯/消灯に切り替えるた
めのランプスイッチのみである場合、以下のようにラン
プ点灯時期を制御することが望ましい。すなわち、第1
演算処理回路は、ランプを消灯させるためにランプスイ
ッチがOFF操作された場合、ランプスイッチのOFF
操作を検出し、第2演算処理回路は、第1演算処理回路
から送られてくるランプスイッチOFFに関するデータ
に従って消灯時刻を検出し、消灯時刻をデータとして第
1メモリ領域に格納する。そして、第1演算処理回路
は、ランプを点灯させるためにランプスイッチがON操
作された場合、ランプスイッチのON操作を検出し、第
2演算処理回路は、第1演算処理回路から送られてくる
ランプスイッチONに関するデータに従って操作時刻を
検出し、操作時刻をデータとして第2メモリ領域に格納
する。
【0010】一方、ランプスイッチがON状態で電源ス
イッチがOFFに切り替えられた場合、電源スイッチが
実質的にランプ消灯のためのスイッチとして操作された
ことなる。この場合、第2演算処理回路は、電源スイッ
チがOFFに切り替えられると、消灯時刻を検出するこ
とが望ましい。例えば、ランプ点灯時期制御回路は、電
源スイッチOFFを検出する主電源OFF検出回路を有
し、主電源スイッチOFF検出回路により電源OFFが
検出されると、第2演算処理回路が消灯時刻を検出す
る。なお、主電源OFF検出回路は、電池によって駆動
されてもよく、あるいは、主電源によって駆動されても
よい。この場合、第2演算処理回路は、主電源OFF検
出回路が主電源ON時に出力するHigh信号、OFF
時に出力するLow信号を検知する。
【0011】第2演算処理回路は電池によって駆動され
ているが、できるだけ電力消費を抑えるため、第2演算
処理回路は、スイッチの操作後の所定期間のみ活動状態
とされ、それ以外の時は休止状態であることが望まし
い。
【0012】消灯時間が所定時間を過ぎていない場合、
オペレータに後どれくらいの時間経過でランプが点灯す
るかを知らせるため、プロセッサは、まだ所定時間を過
ぎていないことを伝えるランプ点灯不可情報を表示装置
に表示するように、ランプ点灯不可情報に応じたキャラ
クタ信号を映像信号にスーパーインポーズするキャラク
タ信号重畳手段をさらに有することが望ましい。
【0013】ランプの寿命が切れる前にランプを交換で
きるようにするため、ランプ総点灯時間を算出するラン
プ総点灯時間算出手段をさらに有することが望ましい。
【0014】本発明の他の局面における内視鏡用光源装
置は、照明用の光ファイバー束が設けられたファイバス
コープが着脱自在に接続される内視鏡用光源装置であっ
て、光ファイバー束を介してファイバスコープの先端か
ら出射し、被写体を照射する光を放射するランプと、ラ
ンプを点灯および消灯するための消灯点灯切替手段と、
ランプの点灯を制御するランプ点灯時期制御手段とを備
える。そして、ランプ点灯時期制御手段は、ランプ消灯
から所定時間経過する前にランプ点灯のため消灯点灯切
替手段が操作された場合、所定時間が経過するまでラン
プを点灯させないことを特徴とする。また、本発明の他
の局面における内視鏡用光源装置は、照明用の光ファイ
バー束が設けられたファイバスコープが着脱自在に接続
される内視鏡用光源装置であって、光ファイバー束を介
してファイバスコープの先端から出射し、被写体を照射
する光を放射するランプと、ランプを点灯および消灯す
るためのスイッチと、ランプの消灯時刻および消灯後ラ
ンプ点灯のためスイッチが操作された操作時刻を検出
し、ランプ点灯のためスイッチが操作された時に前記消
灯時刻から操作時刻までの消灯時間が所定時間を経過し
ていない場合、所定時間が経過するまでランプを点灯さ
せないランプ点灯時期制御回路とを備えたことを特徴と
する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下では、図面を参照して本発明
の実施形態である電子内視鏡装置および内視鏡用光源装
置について説明する。
【0016】図1は、本実施形態である電子内視鏡装置
のブロック図である。ビデオスコープとプロセッサとを
備えた電子内視鏡装置は、胃などの臓器を検査、手術な
どを行うための装置であり、検査等が開始されると、ビ
デオスコープが観察部位の撮影のため体内へ挿入され
る。
【0017】電子内視鏡装置では、撮像素子であるCC
D54を有するビデオスコープ50と、光源用のランプ
12を有するとともにCCD54から読み出される画像
信号を処理するプロセッサ10とが備えられ、被写体像
を表示するモニタ32がプロセッサ10に接続される。
ビデオスコープ50はプロセッサ10に着脱自在に接続
され、また、プロセッサ10には、モニタ32に加えて
キーボード34が接続される。
【0018】フロントパネル46には、電源スイッチ4
6Aとランプスイッチ46Bが設けられており、それぞ
れプロセッサ10のメイン電源ON/OFF、ランプ1
2の点灯/消灯を切り替えるためのスイッチである。電
源スイッチ46AがONになると、プロセッサ10内の
各回路へ電源回路(図示せず)から主電源が供給され
る。さらに、ランプ12が消灯時にランプスイッチ46
Bが操作される(以後この操作を「ランプスイッチ46
BがON操作される」とする)と、後述の条件に基づい
てランプ駆動部11Aを含むランプ電源部11からラン
プ12へ電源が供給され、これによりランプ12から光
が放射する。また、ランプ12が点灯時にランプスイッ
チ46Bが操作される(以後この操作を「ランプスイッ
チ46BがOFF操作される」とする)と、ランプ電源
部11によりランプ12の消灯の制御が行われる。本実
施形態では、ランプ12はメタルハライドランプであ
り、ランプ12から放射された光は、集光レンズ(図示
せず)を介してビデオスコープ10内に設けられた照明
用光ファイバー束51の入射端51Aに入射する。照明
用光ファイバー束(ライトガイド)51は、ランプ12
から放射される光を観察部位のあるビデオスコープ50
の先端側へ光を伝達するための光ファイバであり、照明
用光ファイバー束51を通った光は出射端51Bから出
射する。そして、拡散レンズである配光レンズ52を介
して光がビデオスコープ50の先端から出射し、観察部
位Sに光が照射される。
【0019】観察部位Sにおいて反射した光は、対物レ
ンズ(図示せず)を通ってCCD54の受光面に到達
し、これにより観察部位Sの被写体像がCCD54の受
光面に形成される。本実施形態では、カラー撮像方式と
して単板式の中の同時式が適用されており、CCDの受
光面上にはイエロー(Ye)、シアン(Cy)、マゼン
タ(Mg)、グリーン(G)の色要素が市松状に並べら
れた補色カラーフィルタ(図示せず)が受光面の各画素
に対応するよう配置されている。そして、CCD54で
は、補色カラーフィルタを通る色に応じた被写体像の画
像信号が光電変換により発生し、所定時間間隔ごとに1
フレームもしくは1フィールド分の画像信号が順次読み
出される。本実施形態では、カラーテレビジョン方式と
してNTSC方式が適用されており、1/30(1/6
0)秒間隔ごとに1フレーム(1フィールド)分の画像
信号が順次読み出され、初期信号処理回路55へ送られ
る。
【0020】初期信号処理回路55では、カラー画像信
号に対してホワイトバランス、ガンマ補正などを含む様
々な処理が施され、輝度信号および色差信号が映像信号
として生成される。また、初期信号処理回路55には、
CCD54を駆動するためのCCDドライバ(図示せ
ず)が含まれており、CCDドライバからCCD54へ
駆動信号が出力される。生成された映像信号は、プロセ
ッサ信号処理回路28へ送られる。また、生成された映
像信号の中の輝度信号がプロセッサ10内のシステムコ
ントロール回路22に送られる。
【0021】プロセッサ信号処理回路28では、初期信
号処理回路55送られてくる映像信号に対して所定の処
理が施される。処理された映像信号は、NTSCコンポ
ジット信号、Y/C分離信号(いわゆるSビデオ信
号)、RGB分離信号などのビデオ信号としてモニタ3
2へ出力され、これにより観察部位Sの映像がモニタ3
2に映し出される。
【0022】システムコントロール回路22内には、第
1CPU24、RAM26、ROM25が含まれてお
り、第1CPU24は、プロセッサ10全体を制御し、
ランプ駆動部11A、プロセッサ信号処理回路28など
の各回路に制御信号を出力する。タイミングコントロー
ル回路(図示せず)では、各信号の処理タイミングを調
整するそれぞれのクロックパルスがプロセッサ20内の
各回路に出力され、また、ビデオ信号に付随される同期
信号がプロセッサ信号処理回路28に送られる。第2C
PU31を含むランプ操作時刻検出回路30は、ランプ
12の点灯/消灯の操作時刻を検出するための回路であ
る。本実施形態では、後述するように、第1CPU24
およびランプ操作時刻検出回路30の構成によって、ラ
ンプ12の点灯時期が制御される。
【0023】照明用光ファイバー束51の入射端51A
とランプ12との間には被写体Sに照射される光の光量
を調整のための絞り16が設けられており、モータ(図
示せず)の駆動によって開閉する。初期信号処理回路5
5からシステムコントロール回路22へ送られてくる輝
度信号に基き、制御信号がペリフェラレルコントロール
回路23を介して絞り16を駆動するモータへ送られ
る。これにより絞り16が開閉し、絞り16を通過する
光、すなわち被写体Sへ照射される光の光量調整が行わ
れる。また、ランプ12における光量を調整する制御信
号が、ペリフェラルコントロール回路23を介してラン
プ駆動部11Aへ送られる。
【0024】ビデオスコープ50内には、ビデオスコー
プ50全体を制御するスコープ制御部56と、CCD5
4の画素数情報を含むビデオスコープ50の特性に関連
したデータ(スコープ関連データ)があらかじめ記憶さ
れたEEPROM57とが設けられている。スコープ制
御部56は、初期信号処理回路55を制御するととも
に、EEPROM57からスコープ関連データを読み出
す。ビデオスコープ50がプロセッサ10に接続される
と、スコープ制御部56とシステムコントロール回路2
2との間でデータが送受信され、スコープ関連データが
システムコントロール回路22へ送られる。
【0025】プロセッサ信号処理回路28内には、キャ
ラクタデータが格納されたキャラクタジェネレータRO
M(図示せず)が設けられており、キーボード34にお
いて患者情報等の文字情報をモニタ32に表示するため
キー操作がなされると、キーボード操作に応じた信号が
システムコントロール回路22へ入力される。入力され
た信号に基き、制御信号がプロセッサ信号処理回路28
へ送られ、操作されたキーに応じたキャラクタデータが
キャラクタジェネレータROMから読み出される。そし
て、キャラクタデータは、キャラクタ信号として所定の
タイミングで映像信号にスーパーインポーズされる。キ
ャラクタ信号の含まれる映像信号がモニタ32へ出力さ
れることにより、キャラクタ情報が映像とともにモニタ
32の所定の位置に表示される。さらに、後述するよう
に、ランプ12の点灯時期に関するキャラクタ情報をモ
ニタ32に表示する場合、第1CPU24から出力され
る制御信号に基いて、キャラクタ情報に対応するキャラ
クタデータがキャラクタジェネレータROMから読み出
され、映像信号にスーパーインポーズされる。
【0026】図2は、ランプ操作時刻検出回路30を詳
細に示した図である。また、図3は、第2CPU31内
のメモリ領域を示した図である。
【0027】ランプ操作時刻検出回路30には、第2C
PU31とともに、リアルタイムで時刻を計るRTC
(リアルタイムクロック)回路(時刻計測回路)38、
電池36、主電源OFF検出回路33が含まれており、
第2CPU31は、主電源OFF検出回路33、RTC
回路38と接続されている。第1CPU24(第1演算
処理回路)は電源回路からの主電源によって駆動される
一方、第2CPU31(第2演算処理回路)は電池36
によって駆動される。また、RTC回路38も電池36
によって駆動される。第2CPU31は、通常スリープ
モード(省電力モード)状態にある。
【0028】電源スイッチ46AがON状態且つランプ
点灯状態でランプスイッチ46BがOFF操作される
と、第1CPU24がランプスイッチ46Bからの操作
信号をランプ12の消灯操作信号として検知し、第2C
PU31をスリープモード状態から活動状態に切り替え
るための制御信号が第1CPU24から第2CPU31
へ送られる一方、ランプ12の消灯のための制御が行わ
れる。そして、ランプスイッチOFF、すなわちランプ
12の消灯を知らせる検出コード信号が第1CPU24
から第2CPU31へ送られると、スリープモード状態
から活動状態へ復帰した第2CPU31では、ランプス
イッチ46BのOFF操作によってランプ12が消灯し
た消灯時刻となる現時刻のデータをRTC回路38から
読み出す。読み出された消灯時刻データは、第2CPU
31内に設けられたRAM31Rの中のメモリ領域R1
に記憶される。消灯時刻のデータが格納されると、第2
CPU31は再び活動状態から休止状態、すなわちスリ
ープモード状態に戻る。
【0029】一方、電源スイッチ46AがON状態且つ
ランプ点灯状態のままで電源スイッチ46AがOFFに
されると、ランプ12が消灯する一方、主電源OFF検
出回路33が主電源OFFを検出し、第2CPU31へ
主電源OFFの検出信号が送られる。電池36によって
駆動される第2CPU31は、この検出信号によりスリ
ープモード状態から活動状態へ復帰し、電源スイッチ4
6AがOFF状態になった時刻、すなわちランプ消灯時
刻となる現時刻データをRTC回路38から読み出し、
CPU31内のRAM31Rのメモリ領域R1に格納す
る。消灯時刻のデータが格納されると、第2CPU31
は再びスリープ状態に戻る。
【0030】ランプ12を点灯させるため、電源スイッ
チ46AがON状態でランプスイッチ46BがON操作
されると、スリープ状態の第2CPU31を活動させる
ための制御信号が第1CPU24から第2CPU31へ
送られ、ついで、ランプスイッチ46BがON操作され
たことを知らせる検出コード信号が第2CPU31へ送
られる。第2CPU31では、送られてくる検出コード
信号に基いて、ランプスイッチ46Bがオペレータによ
ってON操作された操作時刻となる現時刻のデータをR
TC回路38から読み出し、第2CPU31内のRAM
31Rの中の第2メモリ領域R2に格納する。ランプO
Nの操作時刻のデータが格納されると、第2CPU31
は、RAM31Rのメモリ領域R1に格納されている消
灯時刻のデータと第2メモリ領域R2に格納した操作時
刻データを第1CPU24に送信した後再びスリープモ
ード状態に戻る。
【0031】さらに、後述するように、第2CPU31
の第3メモリ領域R3には、ランプ総点灯時間を計るた
めに総点灯時間のデータが格納され、必要に応じて第1
CPU24へ送られる。
【0032】このように、第2CPU31は、ランプ点
灯時における電源スイッチ46AのONからOFFへの
切替あるいはランプスイッチ46BのON/OFFの切
替に従ってスリープモード状態から復帰し、ランプ12
の消灯時刻およびランプスイッチ46BのON操作時刻
を検出する。
【0033】図4、図5を用いて、ランプ点灯時期の制
御を含むランプ制御処理を説明する。図4は、第1CP
U24において実行されるランプ制御処理を示したフロ
ーチャートであり、図5は、第2CPU31において実
行されるランプ消灯操作時刻およびランプ点灯操作時刻
の検出処理を示したフローチャートである。
【0034】図4に示すランプ制御処理は、電源スイッ
チ46AがON状態でランプスイッチ46BがON操作
あるいはOFF操作が行われた場合に開始される。ステ
ップ101では、ランプ点灯および消灯に関するフラグ
が1に設定されているか否かが判断される。ランプスイ
ッチ46に対する操作によってランプ制御処理が開始さ
れる前にランプスイッチ46BがON操作されていた場
合にはフラグの値は1に設定されている。したがって、
ランプ12が点灯している状態でランプ12の消灯のた
めランプスイッチ46Bが操作された場合、フラグは1
である。一方、それ以外の状態の場合、フラグは0に設
定されている。
【0035】ステップ101においてフラグが1である
と判断された場合、ステップ107へ進む。ステップ1
07では、ランプ12を消灯するための制御信号がラン
プ駆動部11Aへ送られ、これによりランプ12が消灯
する。そして、フラグが0に設定される。さらに、ステ
ップ108では、第2CPU31を活動させるための制
御信号およびランプ消灯の検出コード信号が第1CPU
24から第2CPU31へ順次送信される。
【0036】ステップ102では、第2CPU31を活
動させるための制御信号およびランプスイッチがON操
作されたことを知らせる検出コード信号が第1CPU2
4から第2CPU31へ順次送信される。そして、ステ
ップ103では、第2CPU31から送られてくる、ラ
ンプ消灯時刻とランプ12を点灯するためにランプスイ
ッチ46がON操作されたときの操作時刻のデータが第
1CPU24において受信される。ステップ104で
は、ランプ消灯時刻からランプ点灯のための操作時刻ま
での時間(以下、この時間を消灯時間という)が、所定
時間T1を超えているか否かが判定される。所定時間T
1は、使用されるランプ12の特性に従って定められ、
ここでは、例えば20秒である。
【0037】ステップ104において、消灯時間が所定
時間T1を超えていないと判断されると、ステップ10
5に進む。ステップ105では、所定時間T1を超える
までの残り時間をモニタ32に表示してオペレータに告
知するため、第1CPU24からの制御信号に基づき、
プロセッサ信号処理回路28において、表示するキャラ
クタ情報に応じたキャラクタ信号が映像信号にスーパー
インポーズされる。モニタ32では、“ランプ点灯まで
・・秒お待ちください”というキャラクタ情報が表示さ
れる。ステップ105が実行されると、ステップ104
へ戻り、再び所定時間T1を超えているか否かが判定さ
れる。所定時間T1を超えるまではステップ104、1
05が繰り返し実行され、この間、モニタ32に表示さ
れる残り時間の秒数は、繰り返されたステップの実行時
間に基づく経過時間が差し引かれることにより、徐々に
減少していく。
【0038】一方、ステップ104において、消灯時間
が所定時間T1を超えていると判断された場合、ステッ
プ106に進む。ステップ106では、ランプ12を点
灯させるための制御信号が第1CPU24からランプ駆
動部11Aに送られ、これによりランプ12が点灯す
る。そして、フラグの値が1に設定される。
【0039】ステップ108もしくはステップ106が
実行されると、第1CPU24におけるランプ制御処理
は終了する。
【0040】前述したように、ランプ12が消灯するス
イッチ操作としては、電源スイッチ46AがON状態で
ランプスイッチ46BをOFF操作する場合の他にラン
プ12が点灯状態のままで電源スイッチ46AをONか
らOFFに切り替える場合があり、また、ランプ12を
点灯するためのスイッチ操作としては、電源スイッチ4
6AがON状態でランプスイッチ46BをON操作する
場合がある。以下では、ランプ消灯のためにランプスイ
ッチ46BがOFF操作された場合と、電源スイッチ4
6AOFFの操作により点灯していたランプが消灯する
場合と、ランプ点灯のためにランプスイッチ46BがO
N操作された場合の合計3つの場合を、それぞれ順番
に、第1の場合、第2の場合、第3の場合と定め、以下
では図5を用いてそれぞれの場合の第2CPU31にお
けるランプ操作時刻検出処理について説明する。
【0041】第1の場合、ランプスイッチ46BがOF
F操作されたことが検出されると、ステップ201にお
いて、第1CPU24から送信されてくる第2CPU3
1を活動させるための制御信号により第2CPU31は
休止状態から活動状態へ復帰する。ステップ202で
は、送られてくるランプ消灯の検出コード信号を受信す
る。ステップ203では、RTC回路38から現在時刻
がランプスイッチ46BがOFF操作された、すなわち
ランプ12の消灯時刻のデータとして読み出される。そ
して、204では、その消灯時刻のデータが第1メモリ
領域R1に格納される。そして、ステップ205におい
て、第2CPU31は再び休止状態へ戻る。
【0042】第2の場合、主電源OFF検出回路33か
ら第2CPU31へ主電源OFFの検出信号が送られて
くると、ステップ301において、第2CPU31は休
止状態から活動状態へ復帰する。ステップ302では、
ランプ12の消灯時刻となる電源スイッチ46BがOF
Fにされたときの時刻データがRTC回路38から読み
出され、ステップ303では、その消灯時刻のデータが
第1メモリ領域R1へ格納される。消灯時刻データが格
納されると、ステップ304において、第2CPU31
は再びスリープモード、すなわち休止状態へ戻る。
【0043】第3の場合、電源スイッチ46AがON状
態のままでランプスイッチ46BがON操作されたこと
が検出されると、ステップ401において、第1CPU
24から送信されてくる第2CPU31を活動させるた
めの制御信号により第2CPU31は休止状態から活動
状態へ復帰する。ステップ402では、送られてきたラ
ンプスイッチON操作の検出コード信号が受信される。
ステップ403では、ランプスイッチ46BがON操作
された時の操作時刻のデータがRTC38回路から読み
出され、ステップ404では、読み出された操作時刻の
データが第2メモリ領域R2に格納される。
【0044】ステップ405では、第1メモリ領域R1
に格納されたランプ消灯時刻データと、第2メモリ領域
R1に格納された、ランプ12を点灯させるためのラン
プスイッチ46Bの操作時刻データが、第1CPU24
に送信される。そして、ステップ406において、第2
CPU31は再び休止状態に戻る。
【0045】このように第1の実施形態によれば、ステ
ップ203、204あるいはステップ302、303の
実行によりランプ12の消灯時刻のデータが検出され、
第1メモリ領域R1に格納され、一方、ステップ40
3、404の実行により、ランプ点灯のためにランプス
イッチ46Bが操作された操作時刻が検出され、第2メ
モリ領域R2に格納される。そして、ステップ104〜
106の実行により、消灯時間が所定時間T1を超えて
いるか否かが判断され、所定時間T1を超えるまではラ
ンプ12が点灯されない。
【0046】所定時間T1は20秒に限定されず、使用
されるメタルハライドランプの性能に関わる特性を考慮
して、5秒〜60秒の間のいずれの時間であればよい。
また、メタルハライドランプと同じような特性、すなわ
ちランプ消灯後すぐに再点灯するとランプ性能が変わる
ランプを使用する場合、所定時間T1は使用されるラン
プの特性に従って定められる。ハロゲンランプ等のよう
に、すぐに再点灯してもランプ性能が落ちる可能性がほ
とんどないランプもプロセッサに使用されているが、ご
くわずかな短期間で再点灯する場合にランプ性能が低下
する恐れもあることや、ランプを交換する可能性もある
ことから、使用されるランプの種類に関わりなく、あら
ゆるプロセッサに対して上記のようなランプ点灯時期の
制御処理を実行できるようにしてもよい。
【0047】電源スイッチ46AのOFF操作によりラ
ンプ消灯することを考慮せず、ランプスイッチ46Bの
操作によるランプ点灯、消灯のみを考慮する場合、第2
CPU31を電池36で駆動させて消灯時刻、操作時刻
を検出させなくてもよく、第1CPU24が消灯時刻、
操作時刻の検出を実行し、システムコントロール回路2
2内のRAM26へ消灯時刻、操作時刻のデータを格納
するようにしてもよい。
【0048】本実施形態のプロセッサは、ランプ12を
含む光源部とプロセッサ信号処理回路28を含む画像処
理部とが一体となったプロセッサであるが、光源部と画
像処理部が別々に用意され、光源装置と画像処理装置か
らなるプロセッサを構成してもよい。
【0049】次に、図6、図7を用いて、第2の実施形
態について説明する。第2の実施形態では、ランプ消灯
の時刻からランプスイッチがONに切り替えられた時刻
までの時間を第2CPUにおいて演算する。それ以外の
構成については、第1の実施形態と同じであり、同一構
成に関しては同じ符号を用いる。
【0050】図6は、第2の実施形態である電子内視鏡
装置の第2CPUにおいて実行されるランプスイッチ操
作時刻および消灯時間検出処理を示したフローチャート
である。また、図7は、第2の実施形態において、第1
CPUにおいて実行されるランプ制御処理を示したフロ
ーチャートである。図6におけるステップ501〜50
4の実行は、図5のステップ401〜404の実行と同
じであり、第1CPU24から送信されてくる制御信号
により第2CPU31が活動状態となり、ランプスイッ
チON操作の検出コード信号が受信されると、現在時刻
のデータがRTC回路38から読み出され、第2メモリ
領域R2に記録される。そして、ステップ505におい
て、第2メモリ領域R2に記録された時刻から第1メモ
リ領域R1に記録されたランプ消灯時刻までの消灯時間
が演算される。演算された時間は、ステップ506にお
いて第1CPU24へ送信され、そして、ステップ50
7においてCPU31は再びスリープモード状態に戻
る。図7におけるステップ553を除くステップ551
〜558の実行は、第1の実施形態における図4のステ
ップ103を除くステップ101〜108の実行に相当
する。ステップ553では、送信されてきた消灯時間の
データを第1CPUが受信する。
【0051】次に、図8を用いて、第3の実施形態につ
いて説明する。第3の実施形態では、ランプの総点灯時
間が検出される。その他の構成については、第2の実施
形態と同じである。
【0052】図8は、第3の実施形態である電子内視鏡
装置のランプ総点灯時間検出処理を含むランプ操作時刻
および消灯時間検出処理を示したフローチャートであ
る。第3の実施形態では、ランプ消灯のためランプスイ
ッチ46Bのみ操作される。その他の構成に関しては第
1あるいは第2実施形態の構成と同じであり、同一の構
成に対しては同じ符号を用いる。
【0053】ランプ消灯のためランプスイッチ46Bが
OFF操作されると、ステップ601において、第1C
PU24から送信されてくる制御信号をにより第2CP
U31は休止状態から活動状態へ復帰する。ランプスイ
ッチOFFのデータが第1CPU24から第2CPU3
1へ送られる。ステップ602〜ステップ604の実行
は、第1実施形態のステップ202〜204(図5参
照)の実行と同じであり、現在時刻データがランプ消灯
時刻データとしてRTC回路38から読み出され、第1
メモリ領域R1に格納される。
【0054】ステップ605では、第2メモリ領域R2
に格納されているランプ点灯時刻から第1メモリ領域R
1に格納されているランプ消灯時刻データまでのランプ
点灯時間が算出される。ただし、ランプスイッチ46B
あるいは電源スイッチ46Aの操作の後所定時間T1過
ぎるまでランプ12が点灯しなかった場合においても、
ランプ総点灯時間に対する割合に対して非常に短い時間
であるため、ここでは無視する。ステップ606では、
第3メモリ領域R3に格納されていた今までのランプ総
点灯時間にステップ605において算出されたランプ点
灯時間が加算される。加算されたランプ総点灯時間は、
第3メモリ領域R3に格納される。
【0055】ステップ607では、消灯時間のデータと
ともに第3メモリ領域R3に格納されたランプ総点灯時
間が読み出され、第1CPU24へ送られる。そして、
ステップ608では、第2CPU31は再び休止状態に
戻る。第1CPU24では、送られてきたランプ総点灯
時間がランプ交換を必要とする所定の時間を超えている
か否かが判断される。所定時間を超えている場合、モニ
タ32にランプ交換の警告表示表示されるように、警告
表示に応じたキャラクタ信号が映像信号にスーパーイン
ポーズされる。
【0056】次に、図9を用いて、第4の実施形態につ
いて説明する。第4の実施形態では、第1〜第3の実施
形態と異なり、ファイバスコープ用の内視鏡用光源装置
が適用される。
【0057】図9は、第4の実施形態である内視鏡用光
源装置のブロック図である。第1の実施形態と同じ構成
部分は、同じ符号で表している。
【0058】ファイバスコープ80は内視鏡用光源装置
90に着脱自在に接続されており、ランプ12から放射
された光は、照明用光ファイバー束81、配光レンズ
(図示せず)を介してファイバスコープ80の先端部か
ら出射する。これにより、観察部位Sが照射される。観
察部位Sに反射した光は、対物レンズ(図示せず)を介
してイメージ用光ファイバー束(イメージガイド)82
に入射する。イメージ用光ファイバー束82は、光学的
に画像を伝達するための光ファイバー束であり、イメー
ジ用光ファイバー束82に入射した光は接眼部83の方
向へ導かれる。これにより、観察部位Sの画像が接眼部
83において観察される。第4の実施形態においても、
第1の実施形態と同様にランプ12の点灯時期が制御さ
れる。
【0059】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ランプ性
能を低下させることなくランプを点灯させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態である電子内視鏡装置のブロック
図である。
【図2】プロセッサ内のランプ操作時刻検出回路を詳細
に示した図である。
【図3】第2CPU内のメモリ領域を示した図である。
【図4】第1CPUにおいて実行されるランプ制御処理
を示したフローチャートである。
【図5】第2CPUにおいて実行されるランプ操作時刻
検出処理を示したフローチャートである。
【図6】第2の実施形態である電子内視鏡装置の第2C
PUにおけるランプ操作時刻および消灯時間検出処理を
示したフローチャートである。
【図7】第2の実施形態において、第1CPUにおいて
実行されるランプ制御処理を示したフローチャートであ
る。
【図8】第3の実施形態である電子内視鏡装置のランプ
総点灯時間検出処理を含むランプ操作時刻および消灯時
間検出処理を示したフローチャートである。
【図9】第4の実施形態である内視鏡用光源装置のブロ
ック図である。
【符号の説明】
10 プロセッサ 12 ランプ 24 第1CPU(第1演算処理回路) 31 第2CPU(第2演算処理回路) 32 モニタ(表示装置) 33 主電源OFF検出回路 36 電池 38 RTC回路 46A 電源スイッチ 46B ランプスイッチ 50 ビデオスコープ 51、81 照明用光ファイバー束 54 CCD(撮像素子) 80 ファイバスコープ 90 内視鏡用光源装置 R1 第1メモリ領域 R2 第2メモリ領域 R3 第3メモリ領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3K073 AA67 AA87 AB04 AB07 CD04 CF14 CG06 CG15 CJ16 CJ19 CJ22 4C061 GG01 JJ11 JJ17 NN01 NN05 QQ09 WW18

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像素子を有し、照明用の光ファイバー
    束が設けられたビデオスコープが着脱自在に接続される
    とともに被写体像を表示する表示装置が接続される電子
    内視鏡装置のプロセッサであって、 前記光ファイバー束を介して前記ビデオスコープの先端
    から出射し、被写体を照射する光を放射するランプと、 前記ランプを点灯および消灯するための消灯点灯切替手
    段と、 前記ランプの点灯を制御するランプ点灯時期制御手段と
    を備え、 前記ランプ点灯時期制御手段が、ランプ消灯から所定時
    間経過する前にランプ点灯のため前記消灯点灯切替手段
    が操作された場合、前記所定時間が経過するまで前記ラ
    ンプを点灯させないことを特徴とする電子内視鏡装置の
    プロセッサ。
  2. 【請求項2】 撮像素子を有し、照明用の光ファイバー
    束が設けられたビデオスコープが着脱自在に接続される
    とともに被写体像を表示する表示装置が接続される電子
    内視鏡装置のプロセッサであって、 前記光ファイバー束を介して前記ビデオスコープの先端
    から出射し、被写体を照射する光を放射するランプと、 前記ランプを点灯および消灯するためのスイッチと、 前記ランプの消灯時刻および消灯後ランプ点灯のため前
    記スイッチが操作された操作時刻を検出し、ランプ点灯
    のため前記スイッチが操作された時に前記消灯時刻から
    前記操作時刻までの消灯時間が所定時間を経過していな
    い場合、前記所定時間が経過するまで前記ランプを点灯
    させないランプ点灯時期制御回路とを備えたことを特徴
    とする電子内視鏡装置のプロセッサ。
  3. 【請求項3】 前記ランプ点灯時期制御手段が、 ランプ消灯のための前記消灯点灯切替手段に対する操作
    を検出する消灯操作検出手段と、 前記ランプが消灯した消灯時刻を検出する消灯時刻検出
    手段と、 前記消灯時刻を第1メモリ領域に格納する第1格納手段
    と、 ランプ点灯のための前記消灯点灯切替手段に対する操作
    を検出する点灯操作検出手段と、 ランプ点灯のため前記消灯点灯切替手段が操作された操
    作時刻を検出する操作時刻検出手段と、 前記操作時刻を第2メモリ領域に格納する第2格納手段
    と、 前記消灯時刻から前記操作時刻までの前記ランプが消灯
    されていた消灯時間を算出する消灯時間算出手段と、 前記消灯時間が前記所定時間を超えているか否かを判断
    する消灯時間経過判別手段とを有し、 前記消灯時間が前記所定時間を超えていると判断された
    場合、前記ランプを点灯させることを特徴とする請求項
    1に記載の電子内視鏡装置のプロセッサ。
  4. 【請求項4】 前記スイッチが、前記プロセッサの主電
    源をON/OFFに切り替える電源スイッチおよび前記
    ランプを点灯/消灯に切り替えるためのランプスイッチ
    のいずれかであり、 前記ランプ点灯時期制御回路が、 主電源によって駆動され、前記ランプの点灯時期を制御
    する第1演算処理回路と、 電池によって駆動され、時刻を計測する時刻計測回路
    と、 前記電池によって駆動され、前記消灯時刻および前記操
    作時刻を検出する第2演算処理回路と、 前記消灯時刻および操作時刻がそれぞれ格納される第1
    メモリ領域および第2メモリ領域とを有し、 前記第2演算処理回路が、検出した前記消灯時刻および
    操作時刻を前記第1および第2メモリ領域にそれぞれデ
    ータとして格納し、 前記第1演算処理回路および前記第2演算処理回路のい
    ずれかが、前記消灯時刻および操作時刻のデータに基い
    て前記消灯時間を算出し、 前記第1演算処理回路が、前記消灯時間が前記所定時間
    を超えているか否かを判断することを特徴とする請求項
    2に記載の電子内視鏡装置のプロセッサ。
  5. 【請求項5】 前記スイッチが、前記ランプスイッチで
    あり、 前記ランプを消灯させるために前記ランプスイッチがO
    FF操作された場合、前記第1演算処理回路が前記ラン
    プスイッチのOFF操作を検出し、 前記第2演算処理回路が、前記第1演算処理回路から送
    られてくるランプスイッチOFFに関するデータに従っ
    て前記消灯時刻を検出し、前記消灯時刻をデータとして
    前記第1メモリ領域に格納し、 前記第1演算処理回路が、前記ランプを点灯させるため
    に前記ランプスイッチがON操作された場合、前記第1
    演算処理回路が前記ランプスイッチのON操作を検出
    し、 前記第2演算処理回路が、前記第1演算処理回路から送
    られてくるランプスイッチONに関するデータに従って
    前記操作時刻を検出し、前記操作時刻をデータとして前
    記第2メモリ領域に格納することを特徴とする請求項4
    に記載の電子内視鏡装置のプロセッサ。
  6. 【請求項6】 前記スイッチが前記電源スイッチであ
    り、 前記第2演算処理回路が、前記電源スイッチがOFFに
    切り替えられると、前記消灯時刻を検出することを特徴
    とする請求項4に記載の電子内視鏡装置のプロセッサ。
  7. 【請求項7】 前記ランプ点灯時期制御回路が、前記電
    源スイッチOFFを検出する主電源OFF検出回路を有
    し、前記主電源スイッチOFF検出回路により電源OF
    Fが検出されると、前記第2演算処理回路が前記消灯時
    刻を検出することを特徴とする請求項6に記載の電子内
    視鏡装置のプロセッサ。
  8. 【請求項8】 前記第2演算処理回路が、前記スイッチ
    の操作後の所定期間のみ活動状態とされ、それ以外の時
    は休止状態であることを特徴とする請求項4に記載の電
    子内視鏡装置のプロセッサ。
  9. 【請求項9】 前記所定時間が、5秒〜60秒間のいず
    れかであることを特徴とする請求項1乃至請求項2に記
    載の電子内視鏡装置のプロセッサ。
  10. 【請求項10】 前記ランプが、消灯後所定時間経過す
    る前に点灯するとランプ性能が落ちる特性を有するラン
    プであることを特徴とする請求項1乃至請求項2のいず
    れかに記載の電子内視鏡装置のプロセッサ。
  11. 【請求項11】 前記ランプが、メタルハライドランプ
    であることを特徴とする請求項1乃至請求項2のいずれ
    かに記載の電子内視鏡装置のプロセッサ。
  12. 【請求項12】 前記消灯時間が前記所定時間を過ぎて
    いない場合、まだ前記所定時間を過ぎていないことを伝
    えるランプ点灯不可情報を前記表示装置に表示するた
    め、前記ランプ点灯不可情報に応じたキャラクタ信号を
    映像信号にスーパーインポーズするキャラクタ重畳手段
    をさらに有することを特徴とする請求項1乃至請求項2
    のいずれかに記載の電子内視鏡装置のプロセッサ。
  13. 【請求項13】 ランプ総点灯時間を算出するランプ総
    点灯時間算出手段をさらに有することを特徴とする請求
    項1乃至請求項2のいずれかに記載の電子内視鏡装置の
    プロセッサ。
  14. 【請求項14】 照明用の光ファイバー束が設けられた
    ファイバスコープが着脱自在に接続される内視鏡用光源
    装置であって、 前記光ファイバー束を介して前記ファイバスコープの先
    端から出射し、被写体を照射する光を放射するランプ
    と、 前記ランプを点灯および消灯するための消灯点灯切替手
    段と、 前記ランプの点灯を制御するランプ点灯時期制御手段と
    を備え、 前記ランプ点灯時期制御手段が、ランプ消灯から所定時
    間経過する前にランプ点灯のため前記消灯点灯切替手段
    が操作された場合、前記所定時間が経過するまで前記ラ
    ンプを点灯させないことを特徴とする内視鏡用光源装
    置。
  15. 【請求項15】 照明用の光ファイバー束が設けられた
    ファイバスコープが着脱自在に接続される内視鏡用光源
    装置であって、 前記光ファイバー束を介して前記ファイバスコープの先
    端から出射し、被写体を照射する光を放射するランプ
    と、 前記ランプを点灯および消灯するためのスイッチと、 前記ランプの消灯時刻および消灯後ランプ点灯のため前
    記スイッチが操作された操作時刻を検出し、ランプ点灯
    のため前記スイッチが操作された時に前記消灯時刻から
    前記操作時刻までの消灯時間が所定時間を経過していな
    い場合、前記所定時間が経過するまで前記ランプを点灯
    させないランプ点灯時期制御回路とを備えたことを特徴
    とする内視鏡用光源装置。
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