JP2003000359A - キッチン台の組合せパネル材及びそれを用いたキッチン台 - Google Patents

キッチン台の組合せパネル材及びそれを用いたキッチン台

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 汎用性が高く、また設計の自由度の大きなキ
ッチン台のシステム構成を実現する。 【解決手段】 キッチン台の意匠面を構成するバックパ
ネル及びサイドパネルを汎用パネル材(コンポーネント
パネル材)として採用し、キッチン台の種類(片側壁付
けやアイランド型等)の種類に応じてそれらバックパネ
ルとサイドパネルの適宜の組合せを採用し、汎用的にキ
ッチン台の種類の変更に対応する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、キッチン台の組
合せパネル材及びそれを用いたキッチン台に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば図1に示すように、背面及
び両側面が壁付けされるキッチン台が用いられている。
このようなキッチン台は三方が壁付けされることを前提
に専用に作られており、汎用性はない。また、片側が壁
付けされるキッチン台も、それ専用に作られ、やはり汎
用性はない。従って、キッチン台の供給者は、受注を待
って製造するか、あるいは予めいくつかのタイプの専用
のキッチン台を複数種類用意しておいて出荷することと
なるが、受注生産の場合は納期が遅くなり、また見込み
生産で複数のタイプのストックを持つことは在庫の圧縮
という観点から好ましいことではない。また、図1に示
すような三方壁付けのキッチン台をリフォームにより対
面キッチンあるいはアイランド型のキッチンとすること
は困難であり、従ってそのような場合は既存のものを廃
棄するか、あるいは一品製作でリフォームしなければな
らず、改修費が高いものとなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、様々なタ
イプのキッチン台に汎用的に対応できる、いわばコンポ
ーネントタイプのキッチン台用パネル材を提供すること
により、汎用性を高め、かつシステム設計の自由度を高
めることを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】この発明
は、バックパネルとサイドパネルとを備え、それらバッ
クパネルおよびサイドパネルの外表面は意匠面(化粧
面)とされ、それらバックパネル及びサイドパネルを汎
用組合せパネルとして、バックパネルの両端にそれぞれ
サイドパネルを組み合わせて壁付けしない独立設置式
(アイランド型)のキッチン台を構成し、バックパネル
の一端を壁付けするとともにそのバックパネルの他端に
前記サイドパネルを連結して片側壁付け式のキッチン台
を構成し、サイドパネルを使用せずにバックパネルの両
端を壁付して両側壁付けキッチン台を構成し、少なくと
も前記3タイプのいずれかに組み合わされることを特徴
とする。
【0005】これにより需要に合わせてバックパネル及
びサイドパネルを適宜組み合わせることにより、片側壁
付けでも、アイランドタイプでも、また両側壁付けで
も、共通の汎用的なパネル材(コンポーネントパネル
材)により大きな自由度をもって製作することができ
る。これによりメーカー側は予めサイドパネルやバック
パネルのストックを用意したり、需要に応じて用意し
て、それらを組み合わせて使用すればよいから、需要者
の要望に応じてより安価に各種のタイプのキッチン台を
提供することができる。また需要者からすれば、選択の
自由度が高まり、リフォーム等も容易に行えることにな
る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に示す実施例を参照しつつ説明する。まず、図1に示す
ように、三方が壁付けのキッチン台(フロアユニット)
1の場合、その三面は壁付けされるため、外側に現れる
ことを予定した意匠面とはされない。従って、このよう
なフロアユニット1は、三方が壁付けのキッチン台専用
の構成となる。これに対し、図2(a)のように、壁付
けを一切しない独立設置式(アイランド型)のキッチン
台(フロアユニット)2、(b)のように、片面を壁付
けした片側壁付け式のフロアユニット3、(c)のよう
に、同じく片側壁付け式のフロアユニットでL字状に構
成されるフロアユニット4、(d)に示すように、両側
壁付けのフロアユニット5のタイプがある。
【0007】従来より、一般にこれら1〜5のキッチン
台は、それぞれに専用のものが製品として製造され、か
つストックされて、顧客の発注に応じて出荷されること
となるが、それぞれのキッチン台1〜5の専用の在庫を
持つことは保管スペース、商品の効率的な回転等を考慮
すると好ましいこととは言えない。
【0008】また、三方が壁付けのキッチン台1を、例
えば図2(a)のようなアイランド式のキッチン台2、
あるいは(b)のような片側壁付け式のキッチン台3
(対面式キッチン)に変更(リフォーム)しようとして
も、キッチン台1は三方壁付けのものとして専用に作ら
れているから、リフォームはきかず、結局このキッチン
台1は廃棄することとなる。それでは粗大な廃棄物が生
じ好ましくない。
【0009】そこで、三方壁付けのキッチン台1が選択
されるにせよ、少なくとも背面は壁付けされないキッチ
ン台2〜5のタイプのいずれが選択されるにせよ、図3
及び図4に示すような、それらに汎用的なバックパネル
7及び左右のサイドパネル8及び9を適宜選択的に組み
合わせることにより、少なくとも一面は壁付けされない
タイプの種々のキッチン台を得ることができる。また、
図1のような三方壁付けのフロアユニット1を、図2の
キッチン台2〜5のいずれのタイプにも簡単にリフォー
ムすることが可能となる。
【0010】例えば図5のように、背面及び両側面に意
匠面を有していないフロアユニット10に対し、そのフ
ロアユニット10の背面下地面にバックパネル7を、ま
たフロアユニット10の左右の側面下地面にサイドパネ
ル8及び9をそれぞれバックパネル7と角部が直角につ
ながるように固定すれば、背面及び左右側面の3面が意
匠面とされた、例えばアイランドタイプのキッチン台と
することが簡単にできる。
【0011】また、例えばサイドパネル9を廃止してこ
の側を壁付けにすれば、対面式のI型又はL型のキッチ
ン台が簡単に構成できる。さらに、左右のサイドパネル
8、9を省略してその両側面を壁付けにすれば両側壁付
けのキッチン台が構成できるし、また、バックパネル7
を省略して左右のサイドパネル8、9を用いれば、背面
が壁付けで両側面が外部に現れるキッチン台も容易に得
られる。
【0012】図6は、バックパネルの一例を示すもの
で、(a)は平面図、(b)は裏面図、(c)は右側面
図である。(b)に示すように、バックパネル7は枠状
に構成された木材あるいはその他の構造材からなる下地
枠11を備え、下地枠11は横材11aと縦材11bと
が額縁の枠をなすように連結され、この下地枠11に対
しバックパネル用エプロン(外表面を構成する意匠パネ
ル材)12が貼り付けられている。このエプロン12は
金属プレート、例えばアルミニウムあるいはアルミニウ
ム合金製のパネルからなり、下地枠11の外周縁の形状
にほぼ等しい方形の形状をなす。そして、このエプロン
17はその上縁部が下地枠11の上縁部上に被さるよう
に折り曲げられており、またエプロン12にはその厚さ
方向に貫通して複数の小孔13が形成されている。
【0013】これらの小孔13は、この例で、横方向に
複数列(例えば3列)に、一定の間隔(ピッチ)で形成
されている。言い換えれば、これらの小孔13は、横方
向及び縦方向において等しい間隔で碁盤の目状に形成す
ることができる。この小孔13が形成されたパネル部位
には下地枠11は入り込んでいない。別の言い方をすれ
ば、下地枠11で囲まれた内側の領域に複数の小孔13
が形成されているとも言える。このバックパネル7の下
地枠11の側縁の所定位置(例えば上端部と下端部)に
は、クリップ金具14が固定されている。クリップ金具
14は図13にも示すように、下地枠11の側端面にビ
ス等の締結部材で固定されるとともに、中間部の隆起し
た部分に溝15が形成され、この溝15と下地枠11の
側端との間に隙間16が生じている。
【0014】なお、バックパネル7のエプロン12の側
端12aは、下地枠11の側端11aより側方へ突出
し、溝15が形成された金具隆起部分と同等かそれより
さらに側方へ突出した位置にある。溝15は、後述する
係合部材としてのショルダスクリュー17を挿入させる
もので、そのショルダスクリュー17の頭部17aが溝
15の内側(隙間16内)に、またフランジ17bがそ
の外側に位置して、中間の頸部17cが溝15に嵌り、
クリップ金具14をショルダスクリュー17が挟み込む
状態となる。これによって、クリップ金具14が固定さ
れたバックパネル7と、ショルダスクリュー17が固定
されたサイドパネル8又は9とが、仮止め状態で連結さ
れることとなる。溝15は、ショルダスクリュー17の
頭部17aを通過させる入口部15aと、その頭部17
aより幅の狭い係合溝部15bとを備え、この係合溝部
15bの下端又は中間にショルダスクリュー17が位置
して、バックパネル7とサイドパネル8又は9とが仮止
め状態となる。
【0015】図7は、上述のバックパネル用エプロン1
2を示すもので、そのエプロン12の上端は、(d)に
示すように、下地枠11の上端に沿ってほぼ直角に曲げ
られた折曲部7aとされ、折曲部7aは、下地枠11の
内端よりさらに内方へ延びて、その先端部が斜め下方へ
やや傾斜した傾斜部7bを含んでいる。この上側折曲部
7aの下地枠11から突出した部分(傾斜部7b)は、
後述するようにフロアユニット(キッチン台中間品)の
上端上に重なって連結される部分となる。そして、この
傾斜部7bがフロアユニット10の上端縁との間に隙間
が発生することを抑制ないし解消する役割を果たす。上
述のバックパネル7を製作する工程では、1枚の板の上
縁部を曲げるだけでエプロン12となり、そのエプロン
12に下地枠11を所定の固着手段により、例えば吹付
けのゴムのり等で貼り付けることにより完成するから、
バックパネル7の製造が容易であり、その間口は素材と
なる板材の切断長さの調整で自由に設定できる。
【0016】図8は、サイドパネル8又は9(以下、8
で代表させる)を示すもので、(a)が平面図、(b)
が裏面図、(c)が側面図である。このサイドパネル8
も基本的にはバックパネル7と同様の構造をなし、枠状
の下地枠21に、外表面(意匠面)を構成するパネル材
として金属製(例えばアルミニウム又はアルミニウム合
金等)のサイドパネル用エプロン8が固定(例えば接着
剤による接着(貼付け)等)されたものである。つま
り、エプロン8は外面装飾機能をなし、下地枠21が骨
組みを成す骨格部となる。その下地枠21は、一対の横
材21aと、これに組み合わされる一対の縦材21bと
を備え、さらに上側の横材21aの上側に接して上側横
材21dが接合され、この上側横材21aの長手方向の
帯状上端面には、アルミニウム帯材等からなる金属製又
はその他意匠面を構成するエッジ材21eが接合されて
いる。なお、下側の横材21aの下端面にも同様なエッ
ジ材21eを接合してもよいし、これを省略することも
できる。
【0017】また、サイドパネル用エプロン8にも、板
厚方向に貫通して複数の小孔23が形成され、これら小
孔23の形成位置やピッチは、バックパネル用エプロン
12の小孔13と対応付けて、同列的に同一のピッチで
形成することができる。さらに、このサイドパネル用エ
プロン8の両側端部は円弧状の断面を有するようにアー
ルが付けられ(湾曲部24が形成され)、この湾曲部2
4のアールの終端は、バックパネル7と直角に突き合わ
された状態で、そのバックパネル7の平面に滑らかに連
続するようになっている。
【0018】図9は、そのサイドパネル用エプロン8を
示すもので、(a)が平面図、(b)が正面図、(c)
が側面図、(d)が上述の湾曲部24の拡大図である。
この湾曲部24は、エプロン22の正面の平坦面から始
まって背面側に回り込むが、そのアールの終端からさら
にある程度の平面部24aが延びて、この先端がバック
パネル7との突き合わせ部となる。サイドパネル8又は
9は、所定の奥行き(例えば750mm)用のものを例
えば1種類用意して、汎用パネルとしてストックしてお
くことができる。
【0019】図10〜図14はアイランド型キッチン台
を構成する場合を例にとって、所定のフロアユニット1
0に対し、バックパネル7及びサイドパネル8及び9を
取り付ける構造及び手順を示すものである。図10はそ
れらのパネル7、8及び9を取り付ける前のフロアユニ
ット10を示している。このフロアユニット10の背面
及び左右の両側面はいずれも意匠面ではなく、取り付け
られるパネル7、8及び9に対しては下地面となる。
【0020】図11は、そのフロアユニット10の背面
にバックパネル7を取り付ける状態を示すものである。
このバックパネル7の、ユニット10への背面の装着に
先立ち、ユニット背面の上部に横方向に形成された桟部
27に、予め固定ねじ用の下孔10aを形成し、またユ
ニット背面の下部には複数のスペーサ28を固定する。
これらのスペーサ28は、両面テープを備えたものとす
ることができ、その両面テープを剥がし、背板下部でユ
ニット10の底板に乗せ固定することができる。これら
スペーサ28にも固定ねじ用の下孔28aを形成してお
く。
【0021】一方、バックパネル7はそのトップ(図7
の7a及び7b参照)の幅とユニット10の幅とをあわ
せて、ユニット10側の上端を構成するバックガード2
9に引っ掛け、水平を確認してから、そのユニット10
の内部から固定ねじを上述の下孔10a、28aを通じ
て、バックパネル7の下地枠11に複数箇所で締め込ん
で固定する(この例ではバックパネル1枚当たり6箇所
のねじ固定)。この際、バックパネル7の上端の延長部
(7a、7b)はバックガード29の上面に被さり、あ
たかもバックガード29とバックパネル7とが一体もの
のような形態となる。またバックパネル7の両側はユニ
ット10の両端とほぼ一致することとなる。
【0022】図12は、フロアユニット10の背面にバ
ックパネル7が固定された後、さらにユニット10の両
側面にサイドパネル8及び9を固定する状態を示すもの
である。前述のように、サイドパネル8及び9のバック
パネル7側の側端部には、ショルダスクリュー17がそ
れぞれ取り付けられており、バックパネル7の側端に設
けられた前述のクリップ金具14に、サイドパネル8及
び9のショルダスクリュー17を嵌め込んで仮固定す
る。これは図13で説明したように、ショルダスクリュ
ー17をクリップ金具14に沿ってその上方から移動さ
せると、ショルダスクリュー17の頸部17cがクリッ
プ金具14の溝15に入り込むとともに、そのクリップ
金具14がショルダスクリュー17の頭部17aとフラ
ンジ17bとに挟まれた状態で仮固定される。その後、
サイドパネル8及び9の下地枠21(図8)に対応する
ねじ位置を設定して、ユニット10の内部から固定ねじ
用の下孔7cをあけ、その後サイドパネル8及び9の水
平を確認し、バックパネル7との角部をそろえながら、
ユニット10の内部からサイドパネル8及び9の下地枠
に対し複数の固定ねじ(例えばサイドパネル1枚当たり
4箇所のねじ固定)で固定する。
【0023】図14(a)は、以上のようにしてフロア
ユニット10の背面及び両側面にバックパネル7、サイ
ドパネル8及び9が固定された状態を示すものである。
この際、(b)に示すように、サイドパネル8又は9と
バックパネル7とは、直角に角が合うようにされ、かつ
サイドパネル8又は9のエプロンの湾曲部24がバック
パネル7のエプロン12の直線部と滑らかにつながるよ
うになっている。言い換えれば、サイドパネル8又は9
の湾曲部24に対し、バックパネル7の外表面がほぼ接
線方向となるようにサイドパネル8又は9が角合わせさ
れる。また、バックパネル用エプロン12の上端の折曲
延長部7aは、ユニット10のバックガード29の上端
を被い、かつその折曲延長部7aの先端側の傾斜部7b
がバックガード29との隙間を生じにくくする。
【0024】さらに、バックパネル7及びサイドパネル
8及び9の外表面を形成する例えばアルミパネル(エプ
ロン12、22)は、互いに対応する同一の意匠面の連
なりとなる。かつ、バックパネル用エプロン12及びサ
イドパネル用エプロン22にそれぞれ形成された小孔1
3及び23も意匠的に連なるように構成されるため、全
体として外観上ないし意匠上統一感のある形態となる。
またこれらの小孔13、23は各エプロン12及び22
の内外を連通させる通孔ともなり得るため、フロアユニ
ット10の内部空間の通気性を高める効果も期待でき
る。
【0025】なお、図15(a)、(b)に示すよう
に、比較的横寸法の大きなフロアユニット30に対しバ
ックパネルを装着する場合は、バックパネルを複数に分
割し、例えばバックパネル7a及び7bを一続きになる
ようにP点で突き合わせ、さらにこのような分割形態の
バックパネル7aのP点とは反対側の端部にサイドパネ
ル8を、また他方の分割バックパネル7bのP点とは反
対側の端部にサイドパネル9をそれぞれ組み付けて、長
さの長いフロアユニット30に対応することができる。
【0026】なお、図16(a)に示すように、奥行き
の比較的小さなフロアユニット40(例えば奥行き60
0mmのもの)に対し、これより大きな奥行きとなるサ
イズのサイドパネル8、9を用いて実質上フロアユニッ
トの奥行きの拡張をする場合(例えば奥行き600mm
のものを750mmに拡張するような場合)は、分割バ
ックパネル7a及び7bのジョイント部Pの近傍に、そ
れぞれ連結スペーサ41を固定し、この連結スペーサ4
1が奥行きの小さいフロアユニット40の背面と、バッ
クパネル7a及び7bとの隙間を埋める部材として介在
させることができる。同図(b)はフロアユニット40
の正面図(後側)で、バックパネルの裏面側を示してい
る。
【0027】これらの連結スペーサ41は、フロアユニ
ット40の奥行きが小さくてバックパネル7a及び7b
をそのユニット40の背面に直接固定できない場合に用
い、これらスペーサ41はバックパネル7a、7bの下
地枠11に固定ねじ等で固定される。図17はその様子
を示すものである。なお、一例として上側の連結スペー
サ41は、下地枠11の上下方向の寸法幅内に納めるた
め縦に固定され、下側の連結スペーサ41は、下地枠1
1のより狭い上下幅に納まるように横置きで固定され
る。そして、これら連結スペーサ41とフロアユニット
40の背部とが当接又はごく近接し、あるいは固定ねじ
等で連結されることとなる。
【0028】以上の説明は、図2における(a)のアイ
ランドタイプのキッチン台2を組み立てる例を示した
が、(b)、(c)あるいは(d)に示すように、片側
を壁付けする場合はサイドパネル8及び9の一方を省略
してフロアユニットの側面を壁に直付けするか、あるい
はフロアユニットの両面を壁に直付けすればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】三方を壁付けする場合のキッチン台の平面図。
【図2】本発明のバックパネル及びサイドパネルを用い
て構成できる各種のキッチン台を示す平面図。
【図3】図2の(a)に対応してアイランド型のキッチ
ン台とした例を示す斜視図。
【図4】図3のバックパネル及びサイドパネルを取り出
して示す斜視図。
【図5】図3のアイランド型のキッチン台を構成する場
合の簡略な平面図。
【図6】バックパネルの一例を示す図。
【図7】バックパネル用エプロン(外装パネル)の一例
を示す図。
【図8】サイドパネルの一例を示す図。
【図9】サイドパネル用エプロン(外装材)の一例を示
す図。
【図10】背面及び両側面が下地面となるフロアユニッ
トを示す斜視図。
【図11】そのフロアユニットにバックパネルを装着す
る状態を示す分解斜視図。
【図12】バックパネルを固定したフロアユニットの両
側面にさらにサイドパネルを固定する状態を示す分解斜
視図。
【図13】バックパネルとサイドパネルとの仮固定の構
造を示す図。
【図14】フロアユニットにバックパネル及び左右のサ
イドパネルが固定されて、アイランド型キッチン台が構
成された例を示す図。
【図15】横方向寸法の大きなフロアユニットに対し、
分割タイプのバックパネルを装着した状態を示す図。
【図16】奥行きの小さいフロアユニットに対し、その
奥行きを拡張するように連結スペーサを介してバックパ
ネルを固定する例を示す図。
【図17】その連結スペーサの取付けの一例を示す斜視
図。
【符号の説明】
7 バックパネル 8、9 サイドパネル 10、30、40 フロアユニット 11、21 下地枠 12 バックパネル用エプロン 13、23 小孔 22 サイドパネル用エプロン 24 湾曲部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バックパネルとサイドパネルとを備え、
    それらバックパネルおよびサイドパネルの外表面は意匠
    面(化粧面)とされ、それらバックパネル及びサイドパ
    ネルを汎用組合せパネルとして、バックパネルの両端に
    それぞれサイドパネルを組み合わせて壁付けしない独立
    設置式(アイランド型)のキッチン台を構成し、バック
    パネルの一端を壁付けするとともにそのバックパネルの
    他端に前記サイドパネルを連結して片側壁付け式のキッ
    チン台を構成し、サイドパネルを使用せずにバックパネ
    ルの両端を壁付して両側壁付けキッチン台を構成し、少
    なくとも前記3タイプのいずれかに組み合わされること
    を特徴とするキッチン台の組合せパネル材。
  2. 【請求項2】 前記バックパネル及びサイドパネル
    は、それぞれ、枠部材に金属パネルが固定された構造と
    され、かつその金属パネルには板厚方向に貫通して内外
    の空間を連通させる複数の小孔が形成されている請求項
    1に記載の組合せパネル材。
  3. 【請求項3】 前記バックパネルとサイドパネルとが、
    互いに端部同士をほぼ直角に突き合わせて組み立てら
    れ、かつそのほぼ直角な角部において、バックパネルと
    サイドパネルの一方のパネルの角部外周面が円弧状断面
    に形成され、その円弧状断面の終端が他方のパネルの板
    面に滑らかに連なるように形成される請求項1又は2に
    記載の組合せパネル材。
  4. 【請求項4】 前記バックパネルとサイドパネルとが、
    互いに端部同士をほぼ直角に突き合わせて組み立てら
    れ、かつそのほぼ直角な角部において、サイドパネルの
    角部外表面が円弧状断面に形成され、その円弧状断面の
    終端がバックパネルの平坦な外表面に滑らかに連なるよ
    うに形成される請求項1又は2に記載の組合せパネル
    材。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれか1項に記載
    の組合せパネル材をキッチン台を構成するフロアユニッ
    トの外面に固定してなるキッチン台。
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JP7262859B1 (ja) 2022-05-09 2023-04-24 株式会社コノミハウス 下地材

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