JP2003000310A - 係止部材 - Google Patents

係止部材

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JP2003000310A
JP2003000310A JP2001186297A JP2001186297A JP2003000310A JP 2003000310 A JP2003000310 A JP 2003000310A JP 2001186297 A JP2001186297 A JP 2001186297A JP 2001186297 A JP2001186297 A JP 2001186297A JP 2003000310 A JP2003000310 A JP 2003000310A
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JP2001186297A
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Shoichi Fukami
正一 深海
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    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09FDISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
    • G09F3/00Labels, tag tickets, or similar identification or indication means; Seals; Postage or like stamps
    • G09F3/08Fastening or securing by means not forming part of the material of the label itself
    • G09F3/12Fastening or securing by means not forming part of the material of the label itself by pins, staples, or the like

Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用目的の主眼を書類等の綴じに
おいて、完全に金属製のホチキス針にとって代わるもの
とし、係止状態でフィラメントと抜け止め部が平行状態
に近いものとする係止部材とする。 【解決手段】 フィラメントの両端に抜け止め部
を一体に備えて全体をH字状にした係止部材において、
前記抜け止め部は、その中央位置からずらせた位置でフ
ィラメントと連接されていることとし、フィラメントの
幅を、厚さと同一もしくは大きく成形してあることとす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は係止部材、特に布地
にタグやボタンを留めたり、また金属製のホチキス針に
代わって書類を綴じたり、袋詰め製品をペ−パ−ボ−ド
に取り付けたりするのに幅広く使用可能な係止部材の改
良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の上記した目的に用いられる係止部
材は一対の抜け止め部(棒)の略中央部位をフィラメン
トで連接したH字状としており、そのフィラメントの幅
は厚さ寸法よりも小さく形成したものとしている。この
係止部材は複数個が抜け止め部間を容易に切断すること
のできる手段で連続したアッセンブリとして装着装置に
セットされる。
【0003】この装着装置には一対の中空ニ−ドルが設
けられており、係止部材はこの中空ニ−ドル内に送り機
構によって一本づつ送り込まれる。その状態から中空ニ
−ドルが対象物を刺し通し、中空ニ−ドル内をピストン
部材が通って係止部材の両端の抜け止め部を対象物の裏
面へ送り込む。
【0004】ここで、フィラメントは幅の広い厚み方向
の面が対象物の表面に密着する力(抜け止め部が対象物
を通過する際の引っ張り力)が作用し、フィラメントは
略90度捻られることとなり、抜け止め部はフィラメン
トに対して直交方向として係止される。この状態を従来
例として図14、図15に示す。この図14、図15に
あって1はフィラメント、2・2は抜け止め部、3は対
象物を示している。
【0005】この係止状態は係止後にタグやボタン等を
対象物3から外そうとする負荷が加えられることを考慮
すると、フィラメントと抜け止め部が直交状態となって
いる方が抗力が強く効果的といえる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の係止部材にあっては係止状態でフィラメントに対し
て抜け止め部が直交状態となるため、特に書類等をホチ
キス針に代えて綴じた場合にその抜け止め部が指や周囲
の物に引っ掛ってしまうことも多く、また、その書類等
をめくったり、係止部材に沿って折ったりしたい場合、
直交状態の抜け止め部は邪魔となってしまう。
【0007】
【発明の目的】そこで、本発明は上記した従来の実情、
問題点に着目してなされたもので、使用目的の主眼を書
類等の綴じにおいて、完全に金属製のホチキス針にとっ
て代わるものとし、係止状態でフィラメントと抜け止め
部が平行状態に近いものとする係止部材を提供すること
を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明に係る係止部材はフィラメントの両端に抜け
止め部を一体に備えて全体をH字状にした係止部材にお
いて、前記抜け止め部は、その中央位置からずらせた位
置でフィラメントと連接されていることを特徴とし、前
記した抜け止め部のフィラメントとの連接位置は左右と
もに長さの三分の一から五分の二程度で対称的に略同位
置としたことを特徴とし、前記した係止部材は抜け止め
部間で複数を連続的につなぎ、ランナ−レスのアッセン
ブリとしてあることを特徴とし、前記したフィラメント
の幅を、厚さと同一もしくは大きく成形してあることを
特徴としている。
【0009】
【作用】上記した構成としたことによって、係止部材の
フィラメントは装着過程で捻れを生じることがなく、抜
け止め部の復元力も損なわれることなく、係止状態でそ
の抜け止め部はフィラメントと平行に近いものとなり、
従来の金属製のホチキス針と同様に書類等を綴じること
ができ、係止後に抜け止め部が引っ掛ったり、書類等の
めくりや折り作業を妨げることがなくなるのである。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の好ましい実施の形
態を図1乃至図13を参照して説明する。図1は本発明
を実施した係止部材のアッセンブリを示す斜視図、図2
は同じく係止部材の単品の正面図、図3は中空ニ−ドル
内に抜け止め部が押し込まれた状態を示す正面図、図4
は同じくさらに押し込まれた状態を示す正面図、図5は
同じく抜け止め部の変形状態を示す正面図、図6は同じ
く完了状態を示す正面図、図7は係止部材の他の例を示
す斜視図、図8は係止作業前を示す正面図、図9は同じ
く中空ニ−ドルを対象物に刺し通した状態を示す正面
図、図10は同じくピストン部材で抜け止め部を対象物
の裏側へ押し出した状態を示す正面図、図11は同じく
作業終了後を示す正面図、図12は同じく係止状態を示
す平面図、図13は同じく正面図である。
【0011】これらの図にあって10は係止部材を示し
ており、この係止部材10は全体として軟性で弾力を有
するプラスチックで成形されており、フィラメント11
と、そのフィラメント11の両端に連接された抜け止め
部(棒)12・12とより構成されたH字状のものとな
っている。
【0012】また、フィラメント11と抜け止め部12
・12との連接位置は、抜け止め部12・12の中央位
置からずらし、抜け止め部12・12の長さの略三分の
一から五分の二程度に偏位させたものとしてあり、使用
前この係止部材10・10は複数個が連続的に隣接さ
れ、前記したフィラメント11・11‥と直交状態とな
るコネクタ材13・13‥でつなげられたアッセンブリ
とされ、そのアッセンブリが装着装置にセットされるこ
ととなる。
【0013】さらに、この係止部材10におけるフィラ
メント11は上面から見た幅11aを正面から見た厚さ
11bより大きく成形されている。そして、抜け止め部
12・12の形状も内面をフラットとした断面蒲鉾状と
することもでき、かかる形状とすることで抜け止め部1
2・12の対象物への密着性が向上することとなる。
【0014】係る構成とされた係止部材10は装着装置
に設けられている中空ニ−ドル14に送り機構によって
送り込まれる。この中空ニ−ドル14は相対向して一対
設けられたものとなっており、その相対向する内面にフ
ィラメント11が通過する溝が形成され、先端内側に抜
け止め部12の解放部が形成されている。
【0015】前記したコネクタ材13・13は軽度の負
荷で切断されるものとなっており、中空ニ−ドル14・
14内の抜け止め部12・12を上方からピストン部材
15・15で押圧を開始すると係止部材10はアッセン
ブリから離れた単品として作用する。
【0016】ピストン部材15・15による抜け止め部
12・12の押圧が開始されると、その抜け止め部12
・12の下降に伴ってフィラメント11の端部も曲折
し、中空ニ−ドル14内で重合する状態となる。この
時、その重合によって摩擦係数が増大して操作が重くな
るが、前記したようにフィラメント11を薄く形成して
あること及び抜け止め部12に設けたフィラメント11
の連結部を中心よりずらし重合距離を短くしてあること
で、この時の操作抵抗の減少及び抵抗時間の短縮も図れ
ることとなる。
【0017】ピストン部材15・15をさらに押し込む
と、抜け止め部12は中空ニ−ドル14内における摩擦
抵抗から解放され、中空ニ−ドル14の解放部から外部
へ滑るように排出され、その排出終了時点で抜け止め部
12の一端(当初の上端側)は中空ニ−ドル14の先端
で抑えられた状態となっている。
【0018】こうして抜け止め部12・12を対象物3
の裏側へ押し運んだ後、中空ニ−ドル14・14やピス
トン部材15・15を押圧する手段を解除して中空ニ−
ドル14・14を対象物3から引き抜くと、抜け止め部
12・12はその復元力によって対象物3の裏面に密接
し、フィラメント11とによって対象物3を係止するこ
とになる。尚、14aは中空ニ−ドル14の外側に設け
られたテ−パ部であり、このテ−パ部14aの存在によ
って中空ニ−ドル14は小さな抵抗で対象物から引き抜
かれるものとなる。
【0019】対象物3の裏面へ押し送られた抜け止め部
12・12は復元して対象物3の裏面に密接するが、こ
の抜け止め部12・12の復元の際、フィラメント11
が幅広で肉薄に形成されていることから捻れが生じるこ
とがなく、抜け止め部12・12はフィラメント11と
平行状態となって対象物3を係止することになる。
【0020】
【発明の効果】本発明に係る係止部材は上述のように構
成され、作用する。そのため、中空ニ−ドル内を通過す
る際に抜け止め部とフィラメントとの重なる距離及び時
間が短くなり、フィラメントを薄く形成したこととも相
俟って作業抵抗が小さくなり、作業者の連続動作におけ
る疲労度を抑え、また、抜け止め部とフィラメントとの
相互圧迫時間が短いため、より速く、強く抜け止め部が
復元し、その分より強固に対象物を係止することができ
る。さらに、係止部材におけるフィラメントの連結部分
が中央から離れている分、リ−ル状にもし易く、より長
いアッセンブリとして装着装置にセットし、継続作業を
行なうことも可能となる。
【0021】そして、係止状態で抜け止め部はフィラメ
ントと平行に近い状態となるため、書類のめくりや折り
畳み等の邪魔にもならず、指先等を引っ掛けてしまう虞
もない。また、シュレッダ−等にも外すことなく投入で
き、素材を指で千切れるもの等とすれば各種の仮止め用
としても用いられる。さらに生分解性素材を用いれば農
産物、食品の包装や育成等にも用いることができ、従来
の係止部材にも増して幅広い応用が図れるものとなって
いる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した係止部材のアッセンブリを示
す斜視図である。
【図2】係止部材の単品の正面図である。
【図3】中空ニ−ドル内に抜け止め部が押し込まれた状
態を示す正面図である。
【図4】さらに押し込まれた状態を示す正面図である。
【図5】抜け止め部の変形状態を示す正面図である。
【図6】完了状態を示す正面図である。
【図7】係止部材の他の例を示す斜視図である。
【図8】係止作業前を示す正面図である。
【図9】中空ニ−ドルを対象物に刺し通した状態を示す
正面図である。
【図10】ピストン部材で抜け止め部を対象物の裏側へ
押し出した状態を示す正面図である。
【図11】作業終了後を示す正面図である。
【図12】係止状態を示す平面図である。
【図13】正面図である。
【図14】従来例としての係止状態を示す平面図であ
る。
【図15】正面図である。
【符号の説明】 3 対象物 10 係止部材 11 フィラメント 12 抜け止め部 13 コネクタ材 14 中空ニ−ドル 15 ピストン部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィラメントの両端に抜け止め部を一体
    に備えて全体をH字状にした係止部材において、前記抜
    け止め部は、その中央位置からずらせた位置でフィラメ
    ントと連接されていることを特徴とする係止部材。
  2. 【請求項2】 前記した抜け止め部のフィラメントとの
    連接位置は左右ともに長さの三分の一から五分の二程度
    で対称的に略同位置としたことを特徴とする請求項1に
    記載の係止部材。
  3. 【請求項3】 前記した係止部材は抜け止め部間で複数
    を連続的につなぎ、ランナ−レスのアッセンブリとして
    あることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の
    係止部材。
  4. 【請求項4】 前記したフィラメントの幅を、厚さと同
    一もしくは大きく成形してあることを特徴とする請求項
    1、請求項2または請求項3に記載の係止部材。
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