JP2002543607A - 複数の荷電粒子ビームの較正及びシールド荷電粒子リソグラフィーのための微細加工テンプレート - Google Patents
複数の荷電粒子ビームの較正及びシールド荷電粒子リソグラフィーのための微細加工テンプレートInfo
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Abstract
(57)【要約】
複数の荷電粒子ビームの較正及びシールド荷電粒子リソグラフィーのための方法、関連する構造、及び装置。膜の配列を画定するテンプレートを、標的(例えば電子ビームの半導体ウエハ)の上に配置する。膜のそれぞれは、他の膜の位置合わせマークに対して配置された一組の位置合わせマーク、及び貫通スロット(開口)を画定する。各電子ビームをその関連する貫通スロットを通してスキャンすることによって標的の上にパターンを書きこむ。各荷電粒子ビームのついて、荷電粒子ビーム内及び荷電粒子ビーム間の較正を、それに関連する位置合わせマークの組を用いて行う。このテンプレートは、露光プロセス中に標的上に存在するレジストの望ましくない帯電を抑制する役目も果たす。
Description
【0001】 (発明の分野) 本発明は荷電粒子ビームリソグラフィーに関するものであり、特に、複数の荷
電粒子ビームを用いる荷電粒子ビームリソグラフィーに関するものである。
電粒子ビームを用いる荷電粒子ビームリソグラフィーに関するものである。
【0002】 (背景) 集積回路デバイスの製造は、後にソーカットされて集積回路ダイスとなる半導
体ウエハの表面上の様々な層へパターンを高い精度で移せるか否かに左右される
。これらのパターンは、集積回路(IC)チップにおける様々な領域を画定し、
通常例えばフォトリソグラフィー、イオンビームリソグラフィー、及び電子ビー
ムリソグラフィー等の様々な異なるプロセスによってウエハの表面にパターンを
移すことによって形成される。
体ウエハの表面上の様々な層へパターンを高い精度で移せるか否かに左右される
。これらのパターンは、集積回路(IC)チップにおける様々な領域を画定し、
通常例えばフォトリソグラフィー、イオンビームリソグラフィー、及び電子ビー
ムリソグラフィー等の様々な異なるプロセスによってウエハの表面にパターンを
移すことによって形成される。
【0003】 一つの荷電粒子ビームを用いるシステムの場合、高精度の荷電粒子のビームが
、入射する荷電粒子ビームに感光性のレジストの層でコーティングされた基板の
表面上の特定の点に向けられる。次にこのレジストが現像され、露光された領域
が残るか、或いは除去されて、ウエハの表面上にパターンが形成される。その後
のステップにおいて、ウエハ表面の露光された部分がエッチングされ、半導体の
形状が決まる。電子ビームリソグラフィーのような荷電ビームリソグラフィーも
、ICの製造のために後に光学的リソグラフィーにおいて用いられるマスク(レ
チクル)を形成のために用いられることがよく知られている。
、入射する荷電粒子ビームに感光性のレジストの層でコーティングされた基板の
表面上の特定の点に向けられる。次にこのレジストが現像され、露光された領域
が残るか、或いは除去されて、ウエハの表面上にパターンが形成される。その後
のステップにおいて、ウエハ表面の露光された部分がエッチングされ、半導体の
形状が決まる。電子ビームリソグラフィーのような荷電ビームリソグラフィーも
、ICの製造のために後に光学的リソグラフィーにおいて用いられるマスク(レ
チクル)を形成のために用いられることがよく知られている。
【0004】 複数の荷電粒子ビームを用いるシステムの場合は、複数の荷電粒子ビームが、
同時にウエハ上の様々なダイスに向けられる。集積回路(IC)は、通常1個の
ダイスからなる。一般的な半導体ウエハは、格子状に配置された多くの(例えば
数百個の)そのようなダイスを有する。
同時にウエハ上の様々なダイスに向けられる。集積回路(IC)は、通常1個の
ダイスからなる。一般的な半導体ウエハは、格子状に配置された多くの(例えば
数百個の)そのようなダイスを有する。
【0005】 マイクロカラムは電子ビームリソグラフィーの分野においてよく知られた技術
である。一般的な電子ビームリソグラフィー装置は、一個の電子源、電子を加速
するための関連する(静電式)アクセラレータ装置、及び通常は同軸に配置され
た電磁石の組である、ビームを基板上に集束させるための1組の要素を有する。
しかし、同時に複数のダイスに同一のパターンを書き込むことによって生産性を
向上させるために複数の荷電粒子ビームを用いる、複式電子ビーム露光システム
(multiple-electron-beam exposure system)と呼ばれる、マイクロカラムのア
レイ(配列)を設けることが知られている(例えばChang, T.等による"Electron
-Beam Microcolumns for Lithography and Related Applications,"なる名称のI
BMを譲受人とする米国特許第5,155,412号及び第5,122,663号、及びChang T. 等,
Journal of Vacuum Science Technology Bulletin 14(6), pp. 3374-3781, Nov
./Dec. 1996を参照されたい。これらの文献は引用により本明細書の一部とする
。)。この複式電子ビーム露光システムにおける個々のマイクロカラムのそれぞ
れは、典型的には約1〜2cmの直径を有する完全な電子ビームカラムである。
である。一般的な電子ビームリソグラフィー装置は、一個の電子源、電子を加速
するための関連する(静電式)アクセラレータ装置、及び通常は同軸に配置され
た電磁石の組である、ビームを基板上に集束させるための1組の要素を有する。
しかし、同時に複数のダイスに同一のパターンを書き込むことによって生産性を
向上させるために複数の荷電粒子ビームを用いる、複式電子ビーム露光システム
(multiple-electron-beam exposure system)と呼ばれる、マイクロカラムのア
レイ(配列)を設けることが知られている(例えばChang, T.等による"Electron
-Beam Microcolumns for Lithography and Related Applications,"なる名称のI
BMを譲受人とする米国特許第5,155,412号及び第5,122,663号、及びChang T. 等,
Journal of Vacuum Science Technology Bulletin 14(6), pp. 3374-3781, Nov
./Dec. 1996を参照されたい。これらの文献は引用により本明細書の一部とする
。)。この複式電子ビーム露光システムにおける個々のマイクロカラムのそれぞ
れは、典型的には約1〜2cmの直径を有する完全な電子ビームカラムである。
【0006】 リソグラフィーでは、100nm未満の限界寸法でデバイスの形状を書き込み
、かつ多層プロセスにおいて必要不可欠なパターンの位置合わせ及び重ね合わせ
を行うために電子ビームをスキャンする立証された能力に基づいてマイクロカラ
ムを作製する。マイクロカラムは、1〜2keVの低いビームエネルギーで動作
する場合には近接効果(proximity effect)の補正が不要であるという利点をも
有し、レジストの露光において一層効率的である。
、かつ多層プロセスにおいて必要不可欠なパターンの位置合わせ及び重ね合わせ
を行うために電子ビームをスキャンする立証された能力に基づいてマイクロカラ
ムを作製する。マイクロカラムは、1〜2keVの低いビームエネルギーで動作
する場合には近接効果(proximity effect)の補正が不要であるという利点をも
有し、レジストの露光において一層効率的である。
【0007】 しかし、レジストの電子ビーム露光によって、通常は非導電性であるレジスト
の表面上に正又は負の正味の電荷が生じる。その電荷が不適切に放電されると、
その電荷による電界が生じ、この電界が入射する電子ビームに悪影響を与え、歪
みやビーム位置の誤りが生ずることになる。ICデバイスの形状のサイズが小さ
くなる傾向にあるため、電子ビームシステムに対する要求が高まっており、その
ような歪みや位置の誤りは、システムにとって有害であり得る。しかし、電子ビ
ームの電圧が低い時に、通常はレジスト層の上に設けられる放電層を用いること
は、この放電層に入射電子が侵入できないことから実際的でない。
の表面上に正又は負の正味の電荷が生じる。その電荷が不適切に放電されると、
その電荷による電界が生じ、この電界が入射する電子ビームに悪影響を与え、歪
みやビーム位置の誤りが生ずることになる。ICデバイスの形状のサイズが小さ
くなる傾向にあるため、電子ビームシステムに対する要求が高まっており、その
ような歪みや位置の誤りは、システムにとって有害であり得る。しかし、電子ビ
ームの電圧が低い時に、通常はレジスト層の上に設けられる放電層を用いること
は、この放電層に入射電子が侵入できないことから実際的でない。
【0008】 従って、必要なことは、露光プロセスの際にレジストの帯電を抑制することで
ある。
ある。
【0009】 従来の配列式(マイクロカラム式)リソグラフィーが図1(従来技術)に示さ
れている。一個又は複数のカラム106、108が、ウエハ100上に格子状の
パターンをなすダイス102、104をそれぞれ露出している。ウエハ100上
のパターンは、幅が約50〜100μmの比較的狭い縞の上でのベクトル走査モ
ード又はラスター走査モードの何れかで書き込むことができる。このパターンは
、パターンの書き込みと同期して動くレーザ112によって制御されるテーブル
110を用いて「縫い合わせる」ような方式で形成される。
れている。一個又は複数のカラム106、108が、ウエハ100上に格子状の
パターンをなすダイス102、104をそれぞれ露出している。ウエハ100上
のパターンは、幅が約50〜100μmの比較的狭い縞の上でのベクトル走査モ
ード又はラスター走査モードの何れかで書き込むことができる。このパターンは
、パターンの書き込みと同期して動くレーザ112によって制御されるテーブル
110を用いて「縫い合わせる」ような方式で形成される。
【0010】 (例えば配列をなす電子マイクロカラムに基づくシステムのような)平行な複
数の荷電粒子ビームを用いるリソグラフィーの場合に必要なことの1つは、カラ
ム(又はビーム)内の較正及びカラム(又はビーム)間の較正を行い、パターン
が半導体ウエハ表面上の様々なダイス上の様々な層の上に高い精度で移されるよ
うにすることである。一個の書き込みツール、例えば一個の電子ビームマイクロ
カラムについて一組の位置合わせマークを用いることによって、基板上の金属、
絶縁体、又は半導体材料の或る1枚のパターン層を他のパターン層と位置合わせ
し、連続する複数の層の形状が互いに正しい空間的な位置関係を保てるようにす
る。位置合わせマークの形状は、基板を、光学的又は方向性電子ビーム書き込み
リソグラフィーのためのリソグラフィー書き込みツールと位置合わせするために
用いられる。その位置合わせマークは、リソグラフィープロセスの間に観察され
、リソグラフィーパターンを下にある層と適切に位置合わせするために用いられ
る。
数の荷電粒子ビームを用いるリソグラフィーの場合に必要なことの1つは、カラ
ム(又はビーム)内の較正及びカラム(又はビーム)間の較正を行い、パターン
が半導体ウエハ表面上の様々なダイス上の様々な層の上に高い精度で移されるよ
うにすることである。一個の書き込みツール、例えば一個の電子ビームマイクロ
カラムについて一組の位置合わせマークを用いることによって、基板上の金属、
絶縁体、又は半導体材料の或る1枚のパターン層を他のパターン層と位置合わせ
し、連続する複数の層の形状が互いに正しい空間的な位置関係を保てるようにす
る。位置合わせマークの形状は、基板を、光学的又は方向性電子ビーム書き込み
リソグラフィーのためのリソグラフィー書き込みツールと位置合わせするために
用いられる。その位置合わせマークは、リソグラフィープロセスの間に観察され
、リソグラフィーパターンを下にある層と適切に位置合わせするために用いられ
る。
【0011】 複式荷電粒子ビームリソグラフィーシステムは、例えば各マイクロカラムが分
離したマイクロカラムアレイ(配列)のような複数の書き込みツールを有する。
従って、マイクロカラム同士の位置調整のため、カラム内の較正に加えて、カラ
ム間の較正も行わなければならない。その較正は、高精度が要求されるのみなら
ず、良好なスループットのため効率的でなければならない。
離したマイクロカラムアレイ(配列)のような複数の書き込みツールを有する。
従って、マイクロカラム同士の位置調整のため、カラム内の較正に加えて、カラ
ム間の較正も行わなければならない。その較正は、高精度が要求されるのみなら
ず、良好なスループットのため効率的でなければならない。
【0012】 従って、複数の荷電粒子ビームリソグラフィーのための複数の荷電粒子ビーム
の効率的で精度の高い較正も必要である。
の効率的で精度の高い較正も必要である。
【0013】 (要約) 本発明によれば、現場での同時平行的な複数の荷電粒子ビームの較正及びシー
ルド荷電粒子ビームリソグラフィー(shielded charged particle beam lithogr
aphy)のための方法、関連する構造、及び装置が提供される。荷電粒子ビームに
対して非透過性で、且つ膜の配列を画定するテンプレートが標的の基板、例えば
半導体ウエハ又は加工されるレチクルの上に配置される。テンプレートにおける
各膜は、貫通スロット(例えば開口のような電子ビームが透過できる部分)及び
他の膜の位置合わせマークに対して配置された一組の位置合わせマークを画定す
る。他の実施形態では、透過性部分及び位置合わせマークが、膜の無いテンプレ
ートに設けられる。パターンは、荷電粒子ビームによってスロットを通してレジ
ストでコーティングされた標的基板の上に書き込まれる。荷電粒子ビーム間の較
正、即ち荷電粒子ビームの配列における他の荷電粒子ビームに対する位置の較正
、及び荷電粒子ビーム内の較正、即ち個々の荷電粒子ビームについてのシステム
の較正を行うため、位置合わせマークが個々の荷電粒子ビームによって用いられ
る。或る実施態様では、荷電粒子ビームが電子ビームである。別の実施形態では
、荷電粒子ビームがイオンビームである。
ルド荷電粒子ビームリソグラフィー(shielded charged particle beam lithogr
aphy)のための方法、関連する構造、及び装置が提供される。荷電粒子ビームに
対して非透過性で、且つ膜の配列を画定するテンプレートが標的の基板、例えば
半導体ウエハ又は加工されるレチクルの上に配置される。テンプレートにおける
各膜は、貫通スロット(例えば開口のような電子ビームが透過できる部分)及び
他の膜の位置合わせマークに対して配置された一組の位置合わせマークを画定す
る。他の実施形態では、透過性部分及び位置合わせマークが、膜の無いテンプレ
ートに設けられる。パターンは、荷電粒子ビームによってスロットを通してレジ
ストでコーティングされた標的基板の上に書き込まれる。荷電粒子ビーム間の較
正、即ち荷電粒子ビームの配列における他の荷電粒子ビームに対する位置の較正
、及び荷電粒子ビーム内の較正、即ち個々の荷電粒子ビームについてのシステム
の較正を行うため、位置合わせマークが個々の荷電粒子ビームによって用いられ
る。或る実施態様では、荷電粒子ビームが電子ビームである。別の実施形態では
、荷電粒子ビームがイオンビームである。
【0014】 スロットを有するテンプレートによって、荷電粒子ビーム内及び荷電粒子ビー
ム間の較正が可能となり、望ましくない露光中のレジストの帯電が抑制される。
テンプレートは、例えば加工が容易な結晶性珪素からなるものである。或る実施
態様では、テンプレートが標的のウエハの近傍に、標的ウエハとの一定の距離を
保って保持される。別の実施態様では、膜が、標的基板に向かってテンプレート
から「垂れ下がる」ようにドーピングされる。更に別の実施態様では、膜が、露
光中に標的の基板に接触するように動かされる片持ち梁形状に形成される。別の
実施態様では、テンプレート全体が標的の基板に接触するように配置される。
ム間の較正が可能となり、望ましくない露光中のレジストの帯電が抑制される。
テンプレートは、例えば加工が容易な結晶性珪素からなるものである。或る実施
態様では、テンプレートが標的のウエハの近傍に、標的ウエハとの一定の距離を
保って保持される。別の実施態様では、膜が、標的基板に向かってテンプレート
から「垂れ下がる」ようにドーピングされる。更に別の実施態様では、膜が、露
光中に標的の基板に接触するように動かされる片持ち梁形状に形成される。別の
実施態様では、テンプレート全体が標的の基板に接触するように配置される。
【0015】 (詳細な説明) 本発明は、或る実施例においては、それぞれが入射する荷電粒子ビームに対応
し、且つそれぞれが貫通スロット及び一組の位置合わせマークを画定する複数の
膜を有するテンプレートを用いて、複数の荷電粒子ビームを用いるリソグラフィ
ーのための高精度の較正及び位置に関する高い精度を達成するための較正方法に
関するものである。
し、且つそれぞれが貫通スロット及び一組の位置合わせマークを画定する複数の
膜を有するテンプレートを用いて、複数の荷電粒子ビームを用いるリソグラフィ
ーのための高精度の較正及び位置に関する高い精度を達成するための較正方法に
関するものである。
【0016】 この詳細な説明では、電子ビームシステムを例にとっている。しかし、ここに
説明するシステム及び方法は、例えばイオンビームシステムのような他の荷電粒
子ビームシステムにも同様に適用可能である。
説明するシステム及び方法は、例えばイオンビームシステムのような他の荷電粒
子ビームシステムにも同様に適用可能である。
【0017】 図2Aは、そのようなテンプレートを通して行う複数の電子ビームリソグラフ
ィーの実施形態を示す。標的な基板(例えばウエハ)202は、配列型のリソグ
ラフィーシステムの一部である従来型のx−yウエハステージ215の上に保持
されていることを了解されたい。ステージ215は、パターン書き込みと同期し
てウエハを動かすのを容易にする。ステージ215の動きは、例えばレーザ干渉
計を用いる位置測定によって従来通りに制御される。
ィーの実施形態を示す。標的な基板(例えばウエハ)202は、配列型のリソグ
ラフィーシステムの一部である従来型のx−yウエハステージ215の上に保持
されていることを了解されたい。ステージ215は、パターン書き込みと同期し
てウエハを動かすのを容易にする。ステージ215の動きは、例えばレーザ干渉
計を用いる位置測定によって従来通りに制御される。
【0018】 図2Aは、膜206a、206b、206c、206dの配列を支持するテン
プレート204を示す。膜206a、206b、206c、206dの配列のそ
れぞれは、貫通スロット208a、208b、208c、208dを画定すると
共に、この配列における他の位置合わせマークの組に対して配置された対応する
位置合わせマークの組210a、210b、210c、210dを画定している
。テンプレート204及び膜206a、206b、206c、206dは、限定
するものではないが、結晶性珪素(Si)、ダイアモンド、炭化珪素(SiC)
、及びベリリウム(Be)、及びアルミニウム(Al)のような薄い金属製のフ
ァイルからなるものであり得る。或る実施態様では、膜が、テンプレート204
の一体構造の一部分である。しかし、膜206a、206b、206c、206
d、及びテンプレート204は同じ材料からなるものである必要はない。テンプ
レート204及び膜206a、206b、206c、及び206dは、導電性と
なるようにドーピングされる。テンプレート204及び膜206a、206b、
206c、206dの適切な特性は、(1)電子ビームに対して非透過性あるこ
と、(2)高精度で目的の寸法に容易に加工されること、及び(3)導電性であ
ることである。
プレート204を示す。膜206a、206b、206c、206dの配列のそ
れぞれは、貫通スロット208a、208b、208c、208dを画定すると
共に、この配列における他の位置合わせマークの組に対して配置された対応する
位置合わせマークの組210a、210b、210c、210dを画定している
。テンプレート204及び膜206a、206b、206c、206dは、限定
するものではないが、結晶性珪素(Si)、ダイアモンド、炭化珪素(SiC)
、及びベリリウム(Be)、及びアルミニウム(Al)のような薄い金属製のフ
ァイルからなるものであり得る。或る実施態様では、膜が、テンプレート204
の一体構造の一部分である。しかし、膜206a、206b、206c、206
d、及びテンプレート204は同じ材料からなるものである必要はない。テンプ
レート204及び膜206a、206b、206c、及び206dは、導電性と
なるようにドーピングされる。テンプレート204及び膜206a、206b、
206c、206dの適切な特性は、(1)電子ビームに対して非透過性あるこ
と、(2)高精度で目的の寸法に容易に加工されること、及び(3)導電性であ
ることである。
【0019】 シリコン(珪素)は、製造し易さ、強度、及び必要な場合の導電性という利点
を有する。シリコン基板上への直接の書き込みリソグラフィーの場合、シリコン
製のテンプレート204によって、標的のシリコンウエハ202と同一の熱膨張
係数を有するという利点も得られる。別形態として、テンプレート204は、標
的の基板202に近い熱膨張係数を有する任意の他の材料からなるものであり得
るが、テンプレートの材料はこのようなものに限定されない。
を有する。シリコン基板上への直接の書き込みリソグラフィーの場合、シリコン
製のテンプレート204によって、標的のシリコンウエハ202と同一の熱膨張
係数を有するという利点も得られる。別形態として、テンプレート204は、標
的の基板202に近い熱膨張係数を有する任意の他の材料からなるものであり得
るが、テンプレートの材料はこのようなものに限定されない。
【0020】 テンプレート204は、「接触モード」即ち標的のウエハ202の基板(標的
基板)と接触する状態に配置されるか、或いは「近接モード」即ち標的基板20
2に近接した位置に配置され露光中にテンプレート204と標的基板202との
距離が所定の距離に維持されるかの何れかの形態で動作する。接触モードの場合
、テンプレート204は、標的基板202と接触した状態に維持されるか、或い
はそのステージ606上でウエハが動く間は接触しない状態に動かされる。標的
基板202を接触しなくなるようにテンプレート204を持ち上げる操作は、例
えば図3Aに示すように圧電アクチュエータ604を用いることによって達成さ
れる。或る実施態様では、テンプレート204が、標的基板202を保持する標
的基板ステージ215の上に、テンプレート204の縁部をクランプすることに
よってテンプレートステージ606に保持される。別の実施態様では、テンプレ
ート204が、静電的手段によってテンプレートステージ602に保持される。
圧電アクチュエータ608がテンプレートステージ606を昇降させ、標的基板
202と接触させたり接触しないようにする。高さ基準ポスト612又はLED
を用いる高さ検出システム610が圧電アクチュエータ608の垂直方向の動き
を制御するが、これについては後に詳述する。
基板)と接触する状態に配置されるか、或いは「近接モード」即ち標的基板20
2に近接した位置に配置され露光中にテンプレート204と標的基板202との
距離が所定の距離に維持されるかの何れかの形態で動作する。接触モードの場合
、テンプレート204は、標的基板202と接触した状態に維持されるか、或い
はそのステージ606上でウエハが動く間は接触しない状態に動かされる。標的
基板202を接触しなくなるようにテンプレート204を持ち上げる操作は、例
えば図3Aに示すように圧電アクチュエータ604を用いることによって達成さ
れる。或る実施態様では、テンプレート204が、標的基板202を保持する標
的基板ステージ215の上に、テンプレート204の縁部をクランプすることに
よってテンプレートステージ606に保持される。別の実施態様では、テンプレ
ート204が、静電的手段によってテンプレートステージ602に保持される。
圧電アクチュエータ608がテンプレートステージ606を昇降させ、標的基板
202と接触させたり接触しないようにする。高さ基準ポスト612又はLED
を用いる高さ検出システム610が圧電アクチュエータ608の垂直方向の動き
を制御するが、これについては後に詳述する。
【0021】 近接モードでの動作は、テンプレート204及び標的基板202が受け得る損
傷及び汚染を回避できるという利点を有する。或る実施態様では、テンプレート
204が、上述のような適切なテンプレートステージ606(図3A)によって
保持され、かつ標的の基板202の近傍に非常に高精度で配置される。露光中の
テンプレート204と標的基板202との間の所望のギャップは、或る実施態様
では、図3Aに示すような、高精度に加工された高さ基準ポスト612を用いて
ギャップを予め決めておくことによって維持される。露光中、テンプレートステ
ージ606はテンプレート204と共に、圧電アクチュエータ608によって、
高さ基準ポスト612がウエハステージ215に接触するまで、又は他の基準構
造体に接触するまで下向きに押される。露光後、圧電アクチュエータ608は、
後続のウエハの移動のため、テンプレート204及びテンプレートステージ60
6を持ち上げる。
傷及び汚染を回避できるという利点を有する。或る実施態様では、テンプレート
204が、上述のような適切なテンプレートステージ606(図3A)によって
保持され、かつ標的の基板202の近傍に非常に高精度で配置される。露光中の
テンプレート204と標的基板202との間の所望のギャップは、或る実施態様
では、図3Aに示すような、高精度に加工された高さ基準ポスト612を用いて
ギャップを予め決めておくことによって維持される。露光中、テンプレートステ
ージ606はテンプレート204と共に、圧電アクチュエータ608によって、
高さ基準ポスト612がウエハステージ215に接触するまで、又は他の基準構
造体に接触するまで下向きに押される。露光後、圧電アクチュエータ608は、
後続のウエハの移動のため、テンプレート204及びテンプレートステージ60
6を持ち上げる。
【0022】 別の実施態様では、テンプレート204と標的基板202との間のギャップが
LEDを用いる高さ検出システム610を用いて高精度で測定される。この実施
態様では、LEDを用いる高さ検出システム610におけるセンサが、ギャップ
の測定においてテンプレートステージ606及びテンプレート204の何れか、
又はその両方を基準にする。更に別の実施態様では、テンプレート204と標的
基板202との間のギャップが、テンプレート204及び標的基板202の近傍
に配置されて両者の間の容量を測定する容量性ギャップセンサ614(図3B)
を用いて高精度で測定される。このようにして測定された容量はギャップの幅に
変換される。
LEDを用いる高さ検出システム610を用いて高精度で測定される。この実施
態様では、LEDを用いる高さ検出システム610におけるセンサが、ギャップ
の測定においてテンプレートステージ606及びテンプレート204の何れか、
又はその両方を基準にする。更に別の実施態様では、テンプレート204と標的
基板202との間のギャップが、テンプレート204及び標的基板202の近傍
に配置されて両者の間の容量を測定する容量性ギャップセンサ614(図3B)
を用いて高精度で測定される。このようにして測定された容量はギャップの幅に
変換される。
【0023】 或る実施態様では、それぞれの膜206a、206b、206c、206dが
、1mm×1mm以下の寸法を有し、且つ1μm未満の厚みを有する。膜206
a、206b、206c、206dは、例えばリソグラフィーとエッチングの組
合せのような当分野でよく知られた従来通りの微細加工プロセスによって加工さ
れ、薄くされた膜の部分206a、206b、206c、206d及びスロット
208a、208b、208c、208dが画定される。或る実施態様では、テ
ンプレート204が、マイクロカラム配列におけるマイクロカラム213と同じ
数の膜206を有し、従って各マイクロカラム213a、213b、213c、
213dは、それ自身の関連する位置合わせマークの組210を用いて個別に較
正される。テンプレート204は、例えば初めに機械的及び光学的顕微鏡を用い
ることにより粗く位置合わせされ、次に電流をモニタリングし、位置合わせマー
ク210を検出することによって電子ビームを用いて高精度に位置合わせされる
ことによって電子ビームに位置合わせされる。一般的なテンプレート204の厚
み(その膜の部分を除く)は、約200〜300μmである。或る実施態様では
、テンプレート204のサイズが、マイクロカラムの配列を収容するために必要
なサイズとして決定される。別の実施態様では、テンプレート204のサイズが
、標的基板202と同じサイズである。
、1mm×1mm以下の寸法を有し、且つ1μm未満の厚みを有する。膜206
a、206b、206c、206dは、例えばリソグラフィーとエッチングの組
合せのような当分野でよく知られた従来通りの微細加工プロセスによって加工さ
れ、薄くされた膜の部分206a、206b、206c、206d及びスロット
208a、208b、208c、208dが画定される。或る実施態様では、テ
ンプレート204が、マイクロカラム配列におけるマイクロカラム213と同じ
数の膜206を有し、従って各マイクロカラム213a、213b、213c、
213dは、それ自身の関連する位置合わせマークの組210を用いて個別に較
正される。テンプレート204は、例えば初めに機械的及び光学的顕微鏡を用い
ることにより粗く位置合わせされ、次に電流をモニタリングし、位置合わせマー
ク210を検出することによって電子ビームを用いて高精度に位置合わせされる
ことによって電子ビームに位置合わせされる。一般的なテンプレート204の厚
み(その膜の部分を除く)は、約200〜300μmである。或る実施態様では
、テンプレート204のサイズが、マイクロカラムの配列を収容するために必要
なサイズとして決定される。別の実施態様では、テンプレート204のサイズが
、標的基板202と同じサイズである。
【0024】 各貫通スロット208は、例えば、リソグラフィー及びドライエッチングの組
合せによって関連する膜206に形成される。貫通スロット208は、例えば入
射電子ビーム212のスキャン長さ(例えば≦100μm)より僅かに長い長さ
を有し、入射する電子ビーム212のスキャン幅(例えば≦10μm)より僅か
に長い幅を有する矩形の形状である。各マイクロカラム213a等は、膜206
における貫通スロット208を通して入射するマイクロカラムの電子ビーム21
2を用いて標的基板202の上にパターン(典型的には縞形状のパターン)を書
き込む(膜を用いる理由の1つは、従来通りの微細加工プロセスによってスロッ
トを形成するのを可能にするためである。実施形態によっては、テンプレートに
スロットが設けられ、膜は用いられない。)。
合せによって関連する膜206に形成される。貫通スロット208は、例えば入
射電子ビーム212のスキャン長さ(例えば≦100μm)より僅かに長い長さ
を有し、入射する電子ビーム212のスキャン幅(例えば≦10μm)より僅か
に長い幅を有する矩形の形状である。各マイクロカラム213a等は、膜206
における貫通スロット208を通して入射するマイクロカラムの電子ビーム21
2を用いて標的基板202の上にパターン(典型的には縞形状のパターン)を書
き込む(膜を用いる理由の1つは、従来通りの微細加工プロセスによってスロッ
トを形成するのを可能にするためである。実施形態によっては、テンプレートに
スロットが設けられ、膜は用いられない。)。
【0025】 テンプレート204は、露光の後、標的ウエハ202上の露出された領域を、
入射電子ビーム212a、212b、212c、212dからシールドし、これ
によって電子ビームリソグラフィーに関連するレジストの帯電の問題が抑制され
る。これは、テンプレート204が、貫通スロット208a等を除いて、入射す
る電子ビーム212a、212b、212c、212dに対して非透過性である
からである。テンプレート204は、標的ウエハ202を各露光処理の後に次の
露光位置に移動させることによって、露出された領域を、露光後に入射する電子
ビーム212a、212b、212c、212dからシールドする。つまり、ス
ロット208a、208b、208c、208dの下の領域を除いて、レジスト
表面は、通常、露光中にテンプレート204によって覆われる。この結果、テン
プレート204における貫通スロット208a、208b、208c、208d
、及び入射電子ビーム212a、212b、212c、212dは、以前に露光
された領域において生成された標的ウエハ202近傍のあらゆる電界からシール
ドされる。
入射電子ビーム212a、212b、212c、212dからシールドし、これ
によって電子ビームリソグラフィーに関連するレジストの帯電の問題が抑制され
る。これは、テンプレート204が、貫通スロット208a等を除いて、入射す
る電子ビーム212a、212b、212c、212dに対して非透過性である
からである。テンプレート204は、標的ウエハ202を各露光処理の後に次の
露光位置に移動させることによって、露出された領域を、露光後に入射する電子
ビーム212a、212b、212c、212dからシールドする。つまり、ス
ロット208a、208b、208c、208dの下の領域を除いて、レジスト
表面は、通常、露光中にテンプレート204によって覆われる。この結果、テン
プレート204における貫通スロット208a、208b、208c、208d
、及び入射電子ビーム212a、212b、212c、212dは、以前に露光
された領域において生成された標的ウエハ202近傍のあらゆる電界からシール
ドされる。
【0026】 膜206a、206b、206c、206dそれぞれの上の位置合わせマーク
210a、210b、210c、210dの配置における空間的コヒーレンス(
正確な位置)を得るため、位置合わせマーク210a、210b、210c、2
10dは、例えば市販の非常に高性能の電子ビームリソグラフィーシステムを用
いて、又は従来通りの干渉による位置合わせを利用している従来型の狭い範囲に
渡って空間的にコヒーレントなリソグラフィーシステムを用いてパターン形成さ
れる。次に、位置合わせマーク210a等を移されるが、これには、例えば、以
下に限定されないが、リフトオフ若しくはめっき、又は例えば限定するものでは
ないが膜206a等の部分的エッチングのような減算式の技術を用いられる。
210a、210b、210c、210dの配置における空間的コヒーレンス(
正確な位置)を得るため、位置合わせマーク210a、210b、210c、2
10dは、例えば市販の非常に高性能の電子ビームリソグラフィーシステムを用
いて、又は従来通りの干渉による位置合わせを利用している従来型の狭い範囲に
渡って空間的にコヒーレントなリソグラフィーシステムを用いてパターン形成さ
れる。次に、位置合わせマーク210a等を移されるが、これには、例えば、以
下に限定されないが、リフトオフ若しくはめっき、又は例えば限定するものでは
ないが膜206a等の部分的エッチングのような減算式の技術を用いられる。
【0027】 各マイクロカラム213a等の配列内の他のマイクロカラムに対する、及び標
的ウエハ202に対する位置合わせ上の精度を上げるためのカラム内及びカラム
間較正が、現場で(即ち露光の点において)及び同時並行的に行われる。現場で
の同時並行的なマイクロカラム213a、213b、213c、213dの較正
は、各マイクロカラム213a等が、位置合わせマークの組を共有するのではな
くそれぞれ自身の位置合わせマークの組210a等を有しているために可能とな
っている。マイクロカラムの配列における各マイクロカラム213を、マイクロ
カラム同士の位置関係に関する精度を上げるため、及び標的ウエハ202に対す
る位置に関する精度を上げるために較正することを容易にすることに加えて、空
間的にコヒーレントな位置合わせマーク210は、例えば、ビームのずれ、拡大
、又は歪みを補正するために個々のマイクロカラム213a等についてシステム
を較正するためにも用いられる。
的ウエハ202に対する位置合わせ上の精度を上げるためのカラム内及びカラム
間較正が、現場で(即ち露光の点において)及び同時並行的に行われる。現場で
の同時並行的なマイクロカラム213a、213b、213c、213dの較正
は、各マイクロカラム213a等が、位置合わせマークの組を共有するのではな
くそれぞれ自身の位置合わせマークの組210a等を有しているために可能とな
っている。マイクロカラムの配列における各マイクロカラム213を、マイクロ
カラム同士の位置関係に関する精度を上げるため、及び標的ウエハ202に対す
る位置に関する精度を上げるために較正することを容易にすることに加えて、空
間的にコヒーレントな位置合わせマーク210は、例えば、ビームのずれ、拡大
、又は歪みを補正するために個々のマイクロカラム213a等についてシステム
を較正するためにも用いられる。
【0028】 或る実施態様では、膜の厚みと、テンプレート204と標的ウエハ202との
間の間隔(近接モードの場合)の和が、マイクロカラム213の入射する電子ビ
ーム212の焦点深度(一般的には0.5〜数μm)の範囲内である。別の実施
態様では、各電子ビームが、個別に焦点を合わせられ、較正は、例えば膜206
a上のそれぞれの位置合わせマーク210aに焦点を合わせられた各入射電子ビ
ーム212aを用いて行われる。次に計算のための手段を用いて、その結果を、
位置合わせマーク210aの焦点面に電子ビーム212aの焦点を合わせること
から得られる結果と、標的ウエハ202の焦点面に電子ビーム212aの焦点を
合わせることによって得られる結果との差を埋めるように補償する。位置合わせ
マーク210aに焦点を合わせることによって、入射する電子ビーム212aの
焦点深度によって限定される高さの規制がなくなる。
間の間隔(近接モードの場合)の和が、マイクロカラム213の入射する電子ビ
ーム212の焦点深度(一般的には0.5〜数μm)の範囲内である。別の実施
態様では、各電子ビームが、個別に焦点を合わせられ、較正は、例えば膜206
a上のそれぞれの位置合わせマーク210aに焦点を合わせられた各入射電子ビ
ーム212aを用いて行われる。次に計算のための手段を用いて、その結果を、
位置合わせマーク210aの焦点面に電子ビーム212aの焦点を合わせること
から得られる結果と、標的ウエハ202の焦点面に電子ビーム212aの焦点を
合わせることによって得られる結果との差を埋めるように補償する。位置合わせ
マーク210aに焦点を合わせることによって、入射する電子ビーム212aの
焦点深度によって限定される高さの規制がなくなる。
【0029】 図2Bは、貫通スロット208が環状であるテンプレート204の一例を示す
。貫通スロット208は、反応性イオンエッチング(RIE)又はドライエッチ
ングを用いて結晶性構造を通してエッチングすることによって任意の形状にする
ことができることから、他の形状にすることも可能である。或る実施態様では、
RIE又はドライエッチングによる異方性のエッチング(即ち結晶の方向とは無
関係のエッチング)を行って、直線的な側壁を備えた形状にエッチングする。
。貫通スロット208は、反応性イオンエッチング(RIE)又はドライエッチ
ングを用いて結晶性構造を通してエッチングすることによって任意の形状にする
ことができることから、他の形状にすることも可能である。或る実施態様では、
RIE又はドライエッチングによる異方性のエッチング(即ち結晶の方向とは無
関係のエッチング)を行って、直線的な側壁を備えた形状にエッチングする。
【0030】 図4は、「垂れ下がった」膜を有するテンプレートの一例を示す。膜306は
、それがテンプレート304から標的ウエハ302に向かって延びる(垂れ下が
る)ように、例えばドーピングによって圧縮応力がかけられる(薄い結晶性の膜
は、それが導電性となるように適切なレベルでドーピングされた時この形状とな
ることが知られている。)。この垂れ下がった膜306によって、テンプレート
304が標的ウエハ302に接触しないように、テンプレート304と標的ウエ
ハ302との間のギャップを維持することが可能となる。ドーピングの濃度及び
膜の厚みによって、膜306が標的ウエハ302に直接接触するように、或いは
接触しないようになり得る。或る実施態様では、全テンプレート表面が、例えば
イオン注入、熱による拡散、又はエピタキシャル成長によって膜の厚みと等しい
深さまでドーピングされる。マイクロカラム(図示せず)はそれぞれ、上述のよ
うにそれぞれの位置合わせマーク310を用いて較正される。次にそのマイクロ
カラムから入射する電子ビーム(図示せず)が貫通スロット308を通してパタ
ーンを書き込む。
、それがテンプレート304から標的ウエハ302に向かって延びる(垂れ下が
る)ように、例えばドーピングによって圧縮応力がかけられる(薄い結晶性の膜
は、それが導電性となるように適切なレベルでドーピングされた時この形状とな
ることが知られている。)。この垂れ下がった膜306によって、テンプレート
304が標的ウエハ302に接触しないように、テンプレート304と標的ウエ
ハ302との間のギャップを維持することが可能となる。ドーピングの濃度及び
膜の厚みによって、膜306が標的ウエハ302に直接接触するように、或いは
接触しないようになり得る。或る実施態様では、全テンプレート表面が、例えば
イオン注入、熱による拡散、又はエピタキシャル成長によって膜の厚みと等しい
深さまでドーピングされる。マイクロカラム(図示せず)はそれぞれ、上述のよ
うにそれぞれの位置合わせマーク310を用いて較正される。次にそのマイクロ
カラムから入射する電子ビーム(図示せず)が貫通スロット308を通してパタ
ーンを書き込む。
【0031】 図5Aは、複数の膜の片持ち梁状部(cantilever)を有するテンプレートの斜
視図である。図5Bは、図5Aの構造の部分的な側面図を示す。テンプレート4
04は近接モードにあり、膜406a、406b、406c、406dは、それ
ぞれ片持ち梁状部414a、414b、414c、414dの形態に形成される
。膜406a、406b、406c、406dは、従来通りのリソグラフィー及
びエッチングプロセスによって片持ち梁状部414a、414b、414c、4
14dに形成される。限定するものではないが酸化錫のような圧電材料が、片持
ち梁状部414a等を曲げるために片持ち梁状部414a等の裏面上にパターン
形成される。膜406を片持ち梁状部414に形成することによって、テンプレ
ート414の片持ち梁状部414は、標的ウエハ402に近接した位置に配置さ
れ得、これによってテンプレート404の残りの部分を標的ウエハ402に接触
させることなくウエハを移動させることが容易になる。
視図である。図5Bは、図5Aの構造の部分的な側面図を示す。テンプレート4
04は近接モードにあり、膜406a、406b、406c、406dは、それ
ぞれ片持ち梁状部414a、414b、414c、414dの形態に形成される
。膜406a、406b、406c、406dは、従来通りのリソグラフィー及
びエッチングプロセスによって片持ち梁状部414a、414b、414c、4
14dに形成される。限定するものではないが酸化錫のような圧電材料が、片持
ち梁状部414a等を曲げるために片持ち梁状部414a等の裏面上にパターン
形成される。膜406を片持ち梁状部414に形成することによって、テンプレ
ート414の片持ち梁状部414は、標的ウエハ402に近接した位置に配置さ
れ得、これによってテンプレート404の残りの部分を標的ウエハ402に接触
させることなくウエハを移動させることが容易になる。
【0032】 露光中に、貫通スロット408を備えた膜片持ち梁状部414は、例えば電圧
を印加することによって、テンプレート404と標的ウエハ402との間のギャ
ップを維持したまま標的ウエハ402に接触するように動かされる。或る実施態
様では、テンプレート404と標的ウエハ402との間に電界を生成する静電的
手段によって電圧が生成される。別の実施態様では、圧電材料が上述のように片
持ち梁状部414上に堆積された圧電手段によって電圧が生成される。次に片持
ち梁状部414は、例えば従来通りの相互接続技術を用いて形成された相互接続
手段を介して電圧を印加することにより駆動される。或る実施態様では、テンプ
レート404は、テンプレートステージ(図示せず)によってウエハ402の上
に支持される。
を印加することによって、テンプレート404と標的ウエハ402との間のギャ
ップを維持したまま標的ウエハ402に接触するように動かされる。或る実施態
様では、テンプレート404と標的ウエハ402との間に電界を生成する静電的
手段によって電圧が生成される。別の実施態様では、圧電材料が上述のように片
持ち梁状部414上に堆積された圧電手段によって電圧が生成される。次に片持
ち梁状部414は、例えば従来通りの相互接続技術を用いて形成された相互接続
手段を介して電圧を印加することにより駆動される。或る実施態様では、テンプ
レート404は、テンプレートステージ(図示せず)によってウエハ402の上
に支持される。
【0033】 テンプレートは、長時間レジスト材料によって覆われることによって、レジス
トの帯電の問題が生じ得る。このレジストの帯電の問題は、テンプレートを例え
ば電流によって加熱することにより、少なくしたり、無くすことができる。シリ
コン膜を通して電流を流すことによって、膜が加熱され、その上に形成されたレ
ジストが加熱されて除去される。図6は、それぞれ膜506の一方の側の上のテ
ンプレート504に直接接続された、電位+V及び−Vを有する電極500及び
501を示す。従って、電流Iは電極500から電極501に向かって膜506
を流れる。或る実施態様では、有機材料が堆積するのを防止するため膜が或る程
度の高温に保たれる。別の実施態様では、定期的に又は必要に応じてテンプレー
トが取り出されクリーニングされる。更に別の実施態様では、定期的に又は必要
に応じてテンプレートが取り出され、交換される。
トの帯電の問題が生じ得る。このレジストの帯電の問題は、テンプレートを例え
ば電流によって加熱することにより、少なくしたり、無くすことができる。シリ
コン膜を通して電流を流すことによって、膜が加熱され、その上に形成されたレ
ジストが加熱されて除去される。図6は、それぞれ膜506の一方の側の上のテ
ンプレート504に直接接続された、電位+V及び−Vを有する電極500及び
501を示す。従って、電流Iは電極500から電極501に向かって膜506
を流れる。或る実施態様では、有機材料が堆積するのを防止するため膜が或る程
度の高温に保たれる。別の実施態様では、定期的に又は必要に応じてテンプレー
トが取り出されクリーニングされる。更に別の実施態様では、定期的に又は必要
に応じてテンプレートが取り出され、交換される。
【0034】 本発明を特定の実施例に基づいて説明してきたが、この説明は本発明の応用例
を例示するものに過ぎず、本発明はこれに限定するものと解釈するべきではない
。例えば、上述の説明は、低エネルギーイオンマイクロカラム及びマスク(レチ
クル)の形成にも適用できる。他の様々な用途やここに開示した実施形態の特徴
の組合せは、特許請求の範囲に記載の本発明の範囲に含まれる。
を例示するものに過ぎず、本発明はこれに限定するものと解釈するべきではない
。例えば、上述の説明は、低エネルギーイオンマイクロカラム及びマスク(レチ
クル)の形成にも適用できる。他の様々な用途やここに開示した実施形態の特徴
の組合せは、特許請求の範囲に記載の本発明の範囲に含まれる。
【図1】 ダイス当たり一個又は複数のマイクロカラムを用いる従来型のアレイ(配列)
型マイクロカラム露光システムを示す図。
型マイクロカラム露光システムを示す図。
【図2A】 テンプレートを通しての複数の荷電粒子ビームを用いるリソグラフィーを示す
図。
図。
【図2B】 貫通スロットが円形であるテンプレートの一例を示す図。
【図3A】 シールド荷電粒子ビームリソグラフィーのためのシステムを示す図。
【図3B】 容量性ギャップセンサを示す図。
【図4】 垂れ下がった膜を有するテンプレートの一例を示す図。
【図5A】 複数の膜片持ち梁状部を有するテンプレートの斜視図。
【図5B】 図5Aの構造の部分的な側面図。
【図6】 膜における電流を示す図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03F 9/00 H01J 37/305 B H01J 37/305 H01L 21/30 541P (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT,AU, AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,C N,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DZ,EE ,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,HR, HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,K P,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU ,LV,MA,MD,MG,MK,MN,MW,MX, NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,S G,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ ,UA,UG,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 キム、ホー−ソップ 大韓民国インチョン・プピィエング−グ・ ドングホー 1307・フュンダイアパートメ ント 116 (72)発明者 マンコス、マリアン アメリカ合衆国カリフォルニア州94115・ サンフランシスコ・#3・プレシディオ 333 (72)発明者 マレイ、ローレンス アメリカ合衆国カリフォルニア州94556・ モラガ・バッキンガムドライブ 62 (72)発明者 チャング、ティー・エイチ・ピー アメリカ合衆国カリフォルニア州94404・ ミルピタス・ニミッツレーン 1105 Fターム(参考) 2H095 BA03 BA08 BB27 BB29 BB31 BB35 BC01 BC05 BE03 2H097 AA03 BA01 BA10 CA03 CA16 GA45 JA02 KA02 KA12 LA10 5C034 BB06 5F056 AA01 AA33 CD19 DA23 EA11 EA14
Claims (71)
- 【請求項1】 荷電粒子リソグラフィーのための方法であって、 1つの荷電粒子ビームに対応する少なくとも1つの透過性部分を画定するテン
プレートを準備する過程と、 標的と荷電粒子ビーム源との間に前記テンプレートを配置する過程と、 各荷電粒子ビームを、前記対応する透過性部分を通して前記標的の上に入射さ
せる過程とを含むことを特徴とする荷電粒子リソグラフィーのための方法。 - 【請求項2】 前記荷電粒子ビームが、電子ビームであることを特徴とす
る請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 前記電子ビームのそれぞれが、約1〜2KeVの範囲のエ
ネルギーレベルを有することを特徴とする請求項2に記載の方法。 - 【請求項4】 前記荷電粒子ビームが、イオンビームであることを特徴と
する請求項1に記載の方法。 - 【請求項5】 前記イオンビームが、低エネルギーイオンビームであるこ
とを特徴とする請求項4に記載の方法。 - 【請求項6】 前記標的がレジスト層によってコーティングされた基板で
あり、前記テンプレートが前記レジスト層上のレジストの帯電を抑制することを
特徴とする請求項1に記載の方法。 - 【請求項7】 各透過性部分が前記テンプレートの膜に画定された開口で
あって、前記膜が前記テンプレートの残りの部分より薄いことを特徴とする請求
項1に記載の方法。 - 【請求項8】 前記膜が前記テンプレートから前記標的に向かって延びる
ように前記膜に圧縮応力を加える過程を更に含むことを特徴とする請求項7に記
載の方法。 - 【請求項9】 前記膜を片持ち梁状に形成し、膜の片持ち梁状部を形成す
る過程を更に含むことを特徴とする請求項7に記載の方法。 - 【請求項10】 前記片持ち梁状部を前記標的ウエハに接触するように動
かすべく電圧を印加する過程を更に含むことを特徴とする請求項9に記載の方法
。 - 【請求項11】 前記膜の厚みと、前記テンプレートと前記標的との間隔
との和が、入射するビームの焦点深度より短いことを特徴とする請求項7に記載
の方法 - 【請求項12】 対応する前記透過性部分を通して各ビームをスキャンさ
せる過程を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 【請求項13】 前記テンプレート上に各透過性部分に対応する一組の位
置合わせマークを設ける過程を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の方法
。 - 【請求項14】 複数の荷電粒子ビーム及び複数の透過性部分を設ける過
程を更に含み、前記各透過性部分が前記荷電粒子ビームそれぞれに対応すること
を特徴とする請求項1に記載の方法。 - 【請求項15】 各荷電粒子ビームを現場で同時並行的に較正する過程を
更に含むことを特徴とする請求項14に記載の方法。 - 【請求項16】 各荷電粒子ビームを較正する前記過程が、荷電粒子ビー
ム間較正を行う過程を含むことを特徴とする請求項15に記載の方法。 - 【請求項17】 荷電粒子ビーム間較正を行う前記過程が、各透過性部分
に対応する前記テンプレート上の一組の位置合わせマークを用いて、各荷電粒子
ビームを、他の荷電粒子ビーム及び標的に対する位置に関する精度を高めるべく
較正する過程を含むことを特徴とする請求項16に記載の方法。 - 【請求項18】 各荷電粒子ビームを較正する前記過程が、荷電粒子ビー
ム内較正を行う過程を含むことを特徴とする請求項14に記載の方法。 - 【請求項19】 荷電粒子ビーム内較正を行う前記過程が、各荷電粒子ビ
ームのずれの補正のための較正を行う過程を含むことを特徴とする請求項18に
記載の方法。 - 【請求項20】 荷電粒子ビーム内較正を行う過程が、各荷電粒子ビーム
の歪みの補正のための較正を行う過程を含むことを特徴とする請求項18に記載
の方法。 - 【請求項21】 荷電粒子ビーム内較正が、各荷電粒子ビームの拡大の補
正のための較正を行う過程を含むことを特徴とする請求項18に記載の方法。 - 【請求項22】 荷電粒子ビームを較正する過程が、各透過性部分に対応
する前記テンプレート上の一組の位置合わせマークに基づいて荷電粒子ビームの
焦点を合わせる過程を含むことを特徴とする請求項14に記載の方法。 - 【請求項23】 前記位置合わせマークの第1の焦点面に前記荷電粒子ビ
ームの焦点を合わせることから得られる結果と、前記標的の第2の焦点面に前記
荷電粒子ビームの焦点を合わせることから得られる結果との間の差を補償する過
程を更に含むことを特徴とする請求項22に記載の方法。 - 【請求項24】 前記テンプレートを配置する過程が、前記テンプレート
を前記標的の表面から一定の距離に配置する過程を含むことを特徴とする請求項
1に記載の方法。 - 【請求項25】 前記テンプレートと前記標的表面との間のギャップを検
出する過程を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 【請求項26】 前記テンプレートを配置する過程が、前記テンプレート
を前記標的の表面に接触するように配置する過程を含むことを特徴とする請求項
1に記載の方法。 - 【請求項27】 前記荷電粒子ビームの軸に対して垂直な平面において前
記標的を移動させる間に、前記テンプレートを、それが前記標的に接触しなくな
るように動かす過程を更に含むことを特徴とする請求項26に記載の方法。 - 【請求項28】 前記テンプレートを、それが前記標的に接触しなくなる
ように持ち上げるべくアクチュエータを用いる過程を更に含むことを特徴とする
請求項27に記載の方法。 - 【請求項29】 前記テンプレートの少なくとも一部を電流によって加熱
し、その上に堆積したレジストを少なくする過程を更に含むことを特徴とする請
求項1に記載の方法。 - 【請求項30】 荷電粒子ビーム源とその標的との間に挿入するためのリ
ソグラフィー用構造体であって、 前記荷電粒子ビームに対して非透過性の材料からなり、かつ前記荷電粒子ビー
ムに対して透過性の部分が設けられたテンプレートを有し、前記透過性部分が、
前記荷電粒子ビームが前記透過性部分を通過するように前記入射する荷電粒子ビ
ームに対応する位置に配置されていることを特徴とするリソグラフィー用構造体
。 - 【請求項31】 前記テンプレートに電流を流し、それを加熱するための
接続手段を更に有することを特徴とする請求項30に記載の構造体。 - 【請求項32】 前記透過性部分が、前記テンプレートにおける膜に画定
された開口であることを特徴とする請求項30に記載の構造体。 - 【請求項33】 前記膜の寸法が1mm×1mmであることを特徴とする
請求項32に記載の構造体。 - 【請求項34】 前記膜が1μm以下の厚みを有することを特徴とする請
求項32に記載の構造体。 - 【請求項35】 前記膜が前記テンプレートから前記標的に向かって延び
ていることを特徴とする請求項32に記載の構造体。 - 【請求項36】 前記膜が片持ち梁状部を含むことを特徴とする請求項3
2に記載の構造体。 - 【請求項37】 前記膜の厚みと、前記テンプレートと前記標的との間隔
との和が、入射する荷電粒子ビームの焦点深度より短いことを特徴とする請求項
32に記載の構造体。 - 【請求項38】 前記透過性部分が、矩形の透過性部分及び環状の透過性
部分からなる群から選択されることを特徴とする請求項30に記載の構造体。 - 【請求項39】 前記透過性部分の長さが、入射する荷電粒子ビームのス
キャン長さより僅かに長いことを特徴とする請求項38に記載の構造体。 - 【請求項40】 前記入射する荷電粒子ビームのスキャン長さが、100
μm以下であることを特徴とする請求項39に記載の構造体。 - 【請求項41】 前記透過性部分の幅が、入射する荷電粒子ビームのスキ
ャン幅より僅かに大きいことを特徴とする請求項38に記載の構造体。 - 【請求項42】 前記入射する荷電粒子ビームのスキャン幅が、10μm
以下であることを特徴とする請求項41に記載の構造体。 - 【請求項43】 前記透過性部分に関連する前記テンプレート上の一組の
位置合わせマークを更に有することを特徴とする請求項30に記載の構造体。 - 【請求項44】 前記テンプレートが、結晶性シリコンを含むことを特徴
とする請求項30に記載の構造体。 - 【請求項45】 前記テンプレートが、前記標的の熱膨張係数に近い熱膨
張係数を有する材料を含むことを特徴とする請求項30に記載の構造体。 - 【請求項46】 前記荷電粒子ビーム源が、複数の平行荷電粒子ビームを
有する荷電粒子ビーム源であり、かつ前記テンプレートが複数の対応する透過性
部分を画定していることを特徴とする請求項30に記載の構造体。 - 【請求項47】 前記荷電粒子ビームが、電子ビームであることを特徴と
する請求項30に記載の構造体。 - 【請求項48】 前記荷電粒子ビームが、イオンビームであることを特徴
とする請求項30に記載の構造体。 - 【請求項49】 前記イオンビームが、低エネルギーイオンビームである
ことを特徴とする請求項48に記載の構造体。 - 【請求項50】 電子ビームシステムであって、 複数の電子ビーム源と、 前記電子ビーム源と標的との間に挿入されるテンプレートと、 前記標的を保持するためのステージとを有し、 前記テンプレートが、前記電子ビームに対して非透過性の材料からなり、かつ
前記電子ビームに対して透過性の複数の部分を画定しており、前記透過性部分の
それぞれが、関連する電子ビームがそれを通過するように配置されていることを
特徴とする電子ビームシステム。 - 【請求項51】 前記電子ビーム源が、マイクロカラムの配列であること
を特徴とする請求項50に記載のシステム。 - 【請求項52】 前記マイクロカラムが、低電圧マイクロカラムであるこ
とを特徴とする請求項51に記載のシステム。 - 【請求項53】 前記電子ビームのそれぞれが、約2KeV未満のエネル
ギーレベルを有することを特徴とする請求項52に記載のシステム。 - 【請求項54】 各透過性部分が、前記テンプレートにおける膜に画定さ
れた開口であることを特徴とする請求項50に記載のシステム。 - 【請求項55】 前記膜のそれぞれが、前記テンプレートから前記標的に
向かって延びていることを特徴とする請求項54に記載のシステム。 - 【請求項56】 前記膜のそれぞれが、片持ち梁状部を含むことを特徴と
する請求項54に記載のシステム。 - 【請求項57】 前記テンプレートに接続された電圧源を更に有し、前記
電圧源が前記片持ち梁状部を前記標的に接触するように動かすべく電圧を供給す
ることを特徴とする請求項56に記載のシステム。 - 【請求項58】 前記膜の厚みと、前記テンプレートと前記標的との間隔
との和が、前記入射するビームの焦点深度より短いことを特徴とする請求項54
に記載の方法 - 【請求項59】 前記テンプレートが、各透過性部分に関連する一組の位
置合わせマークを含むことを特徴とする請求項50に記載のシステム。 - 【請求項60】 前記電子ビームのそれぞれが、現場で同時並行的に較正
されることを特徴とする請求項50に記載のシステム。 - 【請求項61】 前記電子ビームのそれぞれが、前記他の電子ビーム及び
標的に対する位置に関する精度を高めるべく較正されることを特徴とする請求項
60に記載のシステム。 - 【請求項62】 前記電子ビームのそれぞれが、ずれの補正のために較正
されることを特徴とする請求項60に記載のシステム。 - 【請求項63】 前記電子ビームのそれぞれが、歪みの補正のために較正
されることを特徴とする請求項60に記載のシステム。 - 【請求項64】 前記電子ビームのそれぞれが、拡大の補正のために較正
されることを特徴とする請求項60に記載のシステム。 - 【請求項65】 前記電子ビームのそれぞれが、各透過性部分に対応する
前記テンプレート上の一組の位置合わせマークに焦点を合わせられることを特徴
とする請求項60に記載のシステム。 - 【請求項66】 前記テンプレートが、前記標的から所定の距離だけ離れ
た位置に配置されることを特徴とする請求項50に記載のシステム。 - 【請求項67】 前記テンプレートと前記標的の表面との間の距離を検出
するための、前記標的の近傍に配置されたセンサを更に含むことを特徴とする請
求項50に記載のシステム。 - 【請求項68】 前記テンプレートと前記標的の表面との間の所定の距離
を設定するための高さ基準ポストを更に含むことを特徴とする請求項50に記載
のシステム。 - 【請求項69】 前記テンプレートが、前記標的の表面に接触することを
特徴とする請求項50に記載のシステム。 - 【請求項70】 前記テンプレートに接触しており、前記テンプレートを
前記標的に接触しない状態に動かすアクチュエータを更に含むことを特徴とする
請求項69に記載のシステム。 - 【請求項71】 前記テンプレートを加熱するべく接続された電流源を更
に含むことを特徴とする請求項50に記載のシステム。
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