JP2002540123A - 口の防臭組成物 - Google Patents

口の防臭組成物

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JP2002540123A JP2000607465A JP2000607465A JP2002540123A JP 2002540123 A JP2002540123 A JP 2002540123A JP 2000607465 A JP2000607465 A JP 2000607465A JP 2000607465 A JP2000607465 A JP 2000607465A JP 2002540123 A JP2002540123 A JP 2002540123A
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higher alcohol
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undecanol
decanol
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ネヴォ、メルビン ローゼンバーグ
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イノセント リミテッド
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、口の防臭製剤として使用するための、1−ノナノール、1−デカノールおよび1−ウンデカノールから選ばれた高級アルコールあるいはそれらの混合物および味隠蔽用添加剤、あるいはガンマ−メチルデカラクトン、ガンマ−デカラクトン、ガンマ−ウンデカラクトンおよびガンマ−ドデカラクトンから選ばれたラクトンあるいはそれらの混合物を含む組成物に向けられている。本発明は、さらに防臭ねり歯磨剤、うがい剤、口内ドロップ、キャンディ類および口において使用するための他の防臭製剤を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、高級アルコール類、特にC9およびそれより大きい鎖長を有するア
ルコール類を含有する組成物に関しそして特に口に使用するための、防臭剤とし
て使用するためのそれらの配合物に関する。
【0002】 (背景技術) 細菌の生産物および細菌の活動は、歯周病およびむし歯のような多くの口腔疾
患に関連しており、ならびに不愉快な口中の臭いの生成に関連している。口腔内
に見い出される多種の細菌種の故に、広いスペクトルの活性を有する有効な非特
異性殺菌剤の必要性がある。そのような薬剤は、うがい剤、口内スプレー、ねり
歯磨剤および他の歯磨剤、チューインガム、キャンディおよび関連する製品を包
含する多くの種々の製剤中に導入されることが出来る。
【0003】 多年にわたって、エタノールおよび2−プロパノールのような短鎖アルキルア
ルコール類が、界面活性剤および殺菌剤として臨床的にそして家庭的に使用され
て来た。また、或る種の細菌(特にグラム陽性種)、細菌胞子および真菌類の増
殖に対して、各々高級アルコール類(C16までの鎖長)の阻止効果を記載して
いる2、3の報告があった(KatoおよびShibasakiによるBoki
n Bobai.8:325(1980);GershonおよびShanks
によるJ.Pharm.Sci.69:381(1980);Yasuda−Y
asaki、等によるSpores 7:113(1978)参照)。また特開
昭62−230712号(受権者:日売貿易株式会社)は症状においてグラム陽
性菌、ストレプトコカス ミュータンス(Streptococcus mut
ants)が主要な病原の役割を演じている信じられるむし歯の処置において高
級アルコール類の使用を開示している。
【0004】 (発明の開示) この発明は、単独でまたは組み合わせて使用される高級アルコール類(C8〜
C14)に関し、これらは非常に広いスペクトルの細菌および酵母に対して抗菌
剤として非常に有効である。本発明はまた、防臭剤としてこれらの高級アルコー
ル類の配合物およびそれらの使用を提供する。防臭作用の機構は正確には分かっ
ていないけれども、処置部位での微生物集団においてのシフト(ふるい分け)に
関連している可能性がある。それは呼吸悪臭の生成に関連している、特に口腔の
グラム陰性常在菌種であると思われる。したがって、高級アルコール類による、
今まで報告されていなかった、これらの菌種に対する高度に有効な阻止は、この
発明の主要な特徴の1つである。
【0005】 それらの高級アルコール類は、口において使用するための防臭製品の主要な成
分として今まで用いられていなかった。これは、一部分、それらの特性、強い柑
橘類様の匂いおよびフレーバーの故であろう。しかしながら、本発明において、
低い濃度の高級アルコールが許容出来るフレーバーおよび匂いを有することが驚
くべきことに分かった。したがって適当な濃度で使用される場合、それらの高級
アルコールはそれらの主要なその抗菌作用および防臭作用に加えて、前記高級ア
ルコール類を含有する口の防臭剤に明瞭な官能性質(感覚受容性の性質)をまた
、与える。本発明の他の面において、高い濃度で使用された場合の高級アルコー
ルにより与えられる上記問題の強い匂いおよびフレーバーは、味隠蔽用添加剤の
新規な組み合わせの使用により克服される。
【0006】 この発明の主な目的は有効な口の防臭剤の製剤(oral anti−odo
r preparations)を提供することである。
【0007】 この発明の他の目的は、患者の順応性を改良するために、口に合う(心地よい
)味を有する口の防臭組成物を提供することである。
【0008】 この発明のなお他の目的は、うがい剤、チューインガム、ねり歯磨剤、口内ド
ロップおよびキャンディを包含する種々の形で上記口の防臭組成物を提供するこ
とである。
【0009】 本発明の他の目的および利点は、本記載が進行するにつれて明らかになるであ
ろう。
【0010】発明の概要: 高級アルキルアルコール類は、呼吸の悪臭の生起における主要な原因作因であ
ると報告されて来たグラム陰性菌に対して予想外に高い水準の活性を示す、口の
防臭剤として高度に有効であることが今や驚くべきことに見い出された。このこ
とは、高級アルコールが主としてグラム陽性菌に抗菌効果を有するとして記載さ
れている先行技術に開示されて来たことに対して、鋭い対照をなす立場をとる。
また、ときには、患者の順応性を減少させる要因である、高級アルコール類を含
有する或る種の経口製剤の固有のフレーバーが、前記高級アルコール類の抗菌性
および防臭性を損失させることなく、前記経口製剤に味隠蔽用添加剤を包含させ
ることにより適当に隠蔽されることが出来ることが分かった。
【0011】 本発明は、口に使用するために、味隠蔽用添加剤と一緒に、高級アルコールを
含む防臭組成物に主として向けられている。特に、本発明は口の防臭製剤として
、1−ノナノール、1−デカノールおよび1−ウンデカノールから選ばれた高級
アルコールあるいはそれらの混合物および味隠蔽用添加剤を含む組成物に向けら
れている。
【0012】 本発明の1つの好ましい態様に従えば、高級アルコールは1−ノナノールであ
る。他の好ましい態様に従えば、高級アルコールは1−デカノールである。他の
好ましい態様において、高級アルコールは1−ウンデカノールである。
【0013】 上記高級アルコール類と一緒に、任意の適当な味隠蔽用添加剤が使用されるこ
とが出来るけれども、好ましい味隠蔽用添加剤は、ネロール、シトラールおよび
メントール、ハッカ(ミント)、オランダハッカ(スペアミント)および西洋ハ
ッカ(ペパーミント)油または他のハッカフレーバーあるいはそれらの混合物を
含む。
【0014】 他の面において、グリセロールが、本発明の目的のために特に適当な溶媒であ
ることが今や見い出された。グリセロールは、それがGRAS物質であるので、
特に都合がよくそしてそれ故に、何ら限定されることなしに、食品および食品関
連製品において使用されることが出来る。グリセロールの使用の追加の利点は、
それが中心が柔らかいキャンデーおよびチューインガムの製造において使用する
のに適していることである。
【0015】 1つの好ましい態様において、グリセロールが口内ドロップ中に導入される。
【0016】 本発明は、グリセロールをベースとする担体中に提供される、味隠蔽用添加剤
と一緒に高級アルコール類を含む口の防臭組成物を提供する。
【0017】 他の面において、本発明は、1種またはそれ以上の味隠蔽用添加剤と一緒に、
1−ノナノール、1−デカノールおよび1−ウンデカノールから選ばれた高級ア
ルコールあるいはそれらの混合物を含む防臭ねり歯磨剤に向けられている。
【0018】 本発明の好ましい態様に従えば、高級アルコールは1−ノナノールである。他
の好ましい態様に従えば、高級アルコールは1−デカノールである。他の好まし
い態様において、高級アルコールは1−ウンデカノールである。
【0019】 任意の適当な味隠蔽用添加剤は、上記高級アルコールと一緒に用いられること
が出来るけれども、好ましい味隠蔽用添加剤は、ネロール、シトラールおよびメ
ントール、ハッカ、オランダハッカおよび西洋ハッカ油または他のハッカフレー
バーあるいはそれらの混合物を包含する。
【0020】 別の面において、本発明は、1種またはそれ以上の味隠蔽用添加剤と一緒に、
1−ノナノール、1−デカノールおよび1−ウンデカノールから選ばれた高級ア
ルコールあるいはそれらの混合物を含む防臭キャンディに向けられている。
【0021】 上記防臭キャンディは、任意の通常見い出されるタィプの糖果剤の形にあるこ
とが出来る。1つの好ましい態様に従えば、その防臭キャンディはチョコレート
キャンディである。他の好ましい態様において、防臭キャンディは噛みくだき可
能なキャンディの形にある。別の好ましい態様において、防臭キャンディはチュ
ーインガムの形にある。本発明の防臭チューインガムは、何ら特定の形またはタ
ィプのガムに限定されないそしてチクル(chiclet)タイプの製剤、細長
い片、ペレット、球体、等に形成されたガムを包含する普通に知られているタィ
プのすべてを包含する。
【0022】 或る場合において、本発明の活性組成物が口腔においてそして所望の時に適当
な部位に送り出されるように、隔離された形で該組成物が提供されることが望ま
しい。適当な隔離方法の例示的例は、微小カプセル化、固体マトリックス中への
分散、等を包含する。多くのそのような方法は、当業界に知られておりそして当
業者に明らかであろう。
【0023】 1つのそのような例は、ガム自体の中に本発明の活性組成物を導入している、
糖衣でカバーされたチューインガムである。典型的には、その糖衣は本発明の組
成物を含まず、本組成物は、噛みくだき作用により口腔に放出されるだろう。
【0024】 他の好ましい態様によれば、本発明の防臭キャンディは、徐々に溶解する製品
である。
【0025】 徐々に溶解するキャンディは多くの形をとることが出来るけれども、好ましい
態様において、それはトローチ剤である。他の好ましい態様に従えば、徐々に溶
解する製品はハードキャンデイである。なお他の好ましい態様において、そのハ
ードキャンディは柔らかい中心を有する。
【0026】 すべての上記防臭キャンディ類は任意の上記の高級アルコールを含むことが出
来る。しかしながら、好ましい態様に従えば、高級アルコールは1−ノナノール
である。他の好ましい態様に従えば、高級アルコールは1−デカノールである。
別の好ましい態様において、高級アルコールは1−ウンデカノールである。上記
防臭キャンディの各々は任意の適当な味隠蔽用添加剤を含有することが出来るけ
れども、好ましい態様において、味隠蔽用添加剤はネロール、シトラールおよび
メントール、ハッカ、オランダハッカおよび西洋ハッカ油または他のハッカフレ
ーバーを包含する。
【0027】 本発明の防臭キャンディは上記例に限定されないし、また下記に挙げられる配
合物に限定されない。むしろ、本発明は当業界に知られているキャンディのすべ
ての形における防臭キャンディに向けられている。
【0028】 他の面において、本発明は、味隠蔽用添加剤と一緒に、1−ノナノール、1−
デカノールおよび1−ウンデカノールから選ばれた高級アルコールあるいはそれ
らの混合物を含む防臭うがい剤に向けられている。本発明の好ましい態様に従え
ば、高級アルコールは1−ノナノールである。他の好ましい態様に従えば、高級
アルコールは1−デカノールである。他の好ましい態様において高級アルコール
は1−ウンデカノールである。
【0029】 防臭うがい剤は、任意の適当な味隠蔽用添加剤を含有することが出来るけれど
も、好ましい味隠蔽用添加剤は、ネロール、シトラールおよびメントール、ハッ
カ、オランダハッカおよび西洋ハッカ油または他のハッカフレーバーあるいはそ
れらの混合物を包含する。
【0030】 本発明はまた、味隠蔽用添加剤と一緒に、1−ノナノール、1−デカノールお
よび1−ウンデカノールから選ばれた高級アルコールあるいはそれらの混合物を
含む防臭口内スプレーを包含する。
【0031】 本発明はまた、味隠蔽用添加剤と一緒に、1−ノナノール、1−デカノールお
よび1−ウンデカノールから選ばれた高級アルコールあるいはそれらの混合物を
含む防臭口内ドロップに向けられている。
【0032】 別の面において、本発明は、1−ノナノール、1−デカノールおよび1−ウン
デカノールから選ばれた高級アルコールあるいはそれらの混合物を含む防臭シガ
レットに向けられている。
【0033】 本発明はまた、味隠蔽用添加剤と一緒に、1−ノナノール、1−デカノールお
よび1−ウンデカノールから選ばれた高級アルコールあるいはそれらの混合物を
含む組成物でコーティングされているかあるいは含侵されているつまようじを提
供する。
【0034】 別の面において、本発明は、味隠蔽用添加剤と一緒に、1−ノナノール、1−
デカノールおよび1−ウンデカノールから選ばれた高級アルコールあるいはそれ
らの混合物を含む組成物でコーティングされているかまたは含侵されている歯科
用フロスヤーンに向けられている。
【0035】 他の面において、本発明は、1種またはそれ以上の味隠蔽用添加剤と一緒に、
1−ノナノール、1−デカノールおよび1−ウンデカノールから選ばれた高級ア
ルコールあるいはそれらの混合物を含む、中咽頭および口腔の後方部分と接触に
もたらされるのに適合された防臭剤組成物に関する。
【0036】 本発明はさらに、1種またはそれ以上の味隠蔽用添加剤と一緒に、1−ノナノ
ール、1−デカノールおよび1−ウンデカノールから選ばれた高級アルコールあ
るいはそれらの混合物を含む、舌にそして歯に適用されるのに適合された防臭ペ
ーストを提供する。
【0037】 本発明はまた、1種またはそれ以上の味隠蔽用添加剤と一緒に、1−ノナノー
ル、1−デカノールおよび1−ウンデカノールから選ばれた高級アルコールある
いはそれらの混合物を含む、歯に供給されそしてうがいするのに適合された防臭
ペーストを提供する。
【0038】 他の面において、本発明は、ガンマ−メチルデカラクトン、ガンマ−デカラク
トン、ガンマ−ウンデカラクトンおよびガンマ−ドデカラクトンから選ばれたラ
クトン類あるいはそれらの混合物を含む口の防臭組成物を提供する。本発明の好
ましい態様において、これらのラクトンを含有する口の防臭組成物は、1−ノナ
ノール、1−デカノールおよび1−ウンデカノールから選ばれた高級アルコール
あるいはそれらの混合物をさらに含む。本発明の一層好ましい態様において、こ
れらの口の防臭組成物において存在するラクトンは、ガンマ−ウンデカラクトン
である。
【0039】 本発明はまた、口の防臭組成物における相乗(協力)添加剤としてラクトン類
の使用を包含する。
【0040】 本発明の上記および他の特性および利点のすべてはその好ましい態様の以下の
例示的且つ非限定的例からさらに理解されるだろう。
【0041】 本発明は、好ましい態様の詳細な記載および添付図面から一層明らかとなるだ
ろう。
【0042】 (発明の最良の形態)実施例: 以下の組成物および製剤は以下に示された例において用いられた:
【0043】 1.BreathanolTM ネロール 1部、 シトラール 1部、 1−ノナノール 1部、 西洋ハッカ油 2部。
【0044】 2.脱炭酸酵素(デカルボキシラーゼ)媒体 ペプトン 0.5%、 イーストエキス 0.3%、 デキストロース 0.1%、 ブロモクレゾールパープル 0.07%。
【0045】例 1: BreathanolTM含有ねり歯磨剤によるインビトロ臭気生成の阻止 : 各々が下記を含有する一連の試験管が造られた: a)新たに取り出された朝の唾液の200μl; b)脱炭酸酵素媒体で1:5に希釈されたBreathanol含有ねり歯磨
剤の10〜100μl(希釈前のねり歯磨剤中のBreathanolの濃度は
1%)および c)混合物の最終容量を5mlまでにするための脱炭酸酵素媒体。
【0046】 それらの試験管を3日間37℃でインキュベートした。インキュベーシヨンの
あと、以下の半定量スケールを用いて、1パネルの臭気判断者により臭気を調べ
た: 0=臭気無し、 1=非常に僅かな臭気、 2=弱いがしかし認識出来る臭気、 3=中程度の臭気、 4=悪臭、 5=極度の悪臭。
【0047】 それらの結果(表1)は、(ねり歯磨剤を使用しない対照と比較して)臭気形
成における減少がBreathanol含有ねり歯磨剤の希釈品のすべてで見ら
れることそしてこの防臭効果は投与量に関連していることを示している。
【0048】
【0049】例 2: Breathanol含有うがい剤による臭気形成の阻止の臨床的研究: 臭気を減少させるBreathanolの能力が以下の臨床的研究において試
験された。被験者(N=51;平均年齢24.5歳)は、同様な研究のために以
前にボランティアーで参加した人々の中から新しく採用された。被験者には報酬
が支払われた。研究から取り除かれたヒトの基準は、研究の1か月前以内に抗生
物質をとったヒト、喫煙者および部分義歯または全体義歯をつけているヒトであ
る。参加者は測定前に2時間、食べたりそして飲んだりしないように求められた
。最初に被験者は(このあとでさらに記載されるような)悪臭パラメータについ
て試験された。次に、被験者はうがい剤(17ml;1%Breathanol
含有活性剤または偽薬)を与えられそして1分間隔で30秒間2回サラサラ音を
たてて且つうがいすることを求められた。被験者は、使用後1.5時間および3
時間に再び調べられた。
【0050】 被験者は、下記を包含する口の悪臭パラメータについて評価された: (i)0〜5のスケール(尺度)で3人の独立した判断者により測定されたとき
の口全体にわたる臭気;(ii)スプーンテストを用いる舌後方裏側の臭気;お
よび(iii)モデル1170サルファイドモニター(CA、Chatswor
thのInterscan Corp.製)を用いての揮発性硫化物の水準。
【0051】 すべての測定は、リンスを行う前(時間ゼロ)およびリンスを行った後1.5
時間および3時間に行われた。結果は分散(variance)(ANOVA)
の分析および必要な場合、共変量としてゼロ時間との共分散(co−varia
nce)(ANCOVA)の分析を用いて分析された。
【0052】測定: 官能(感覚受容性)測定 官能測定は、1人の経験を受けた判断者および2人の経験を受けていない判断
者により、研究を通じて行われ、それらの得点は他の判断者の得点および以前の
研究における測定技術と比較された。
【0053】 官能測定は口全体にわたる吐く息に基づいてならびに舌後方裏側からの臭気評
価にもとづいて行われた。口全体にわたる悪臭について、3時間断食後に、被験
者は判断者の鼻から約10cmの距離で、簡単に口から息を吐き出すように指示
された。舌後方裏側の評価について、プラスチックスプーンを用いておだやかに
こすり取ることによりサンプルが得られた。5秒後に臭気判断者および被験者自
身はスプーンから約5cmの距離で臭いを嗅いだ。該2種の悪臭評価の結果は下
記のとおりにして、−5〜5の半完全スケール(尺度)に等級づけられた: −5:極度に心地よい匂い、 −4:非常に心地よい匂い、 −3:中程度に心地よい匂い、 −2:僅かだがしかし認識出来る心地よい匂い、 −1:かろうじて認識出来る心地よい匂い、 0:感じられる程度の匂い(臭気)なし、 1:かろうじて認識出来る程度の不快な臭気、 2:僅かだがしかし明瞭に認識出来る程度の不快な臭気、 3:中程度の不快な臭気、 4:強い不快な臭気、 5:強度の悪臭。
【0054】揮発性硫黄化合物(VSC) Interscan 1170モニターを用いて口腔内先端スペースのVSC
が測定された。揮発性硫化物の定量的測定は1ppmの全スケール偏位でInt
erscan1170モニター(CA、ChatsworthのIntersc
an Corporation製)を用いて行われた。ボランティアーは測定前
の5分間は話をしないように求められた。該モニターは周囲の空気にゼロの目盛
りに合わされそして測定は口腔中に約4cmに、使い捨て可能な1/4”プラス
チックストローを挿入することにより行われた。ボランティアーは測定中に男性
/女性の鼻を通過させて息をすることを求められた。結果はピークppb硫化物
等量として記録された。
【0055】微生物計数: 刺激されていない全体の唾液が集められそして塩水中に希釈された。血液寒天
上にプレーティングが行われた。そのプレートは24時間37℃で好気的にイン
キュベートされた。
【0056】統計的評価: 研究の種々の過程間の比較は、ANOVAまたはANCOVAを用いて行われ
た。処置効果はBonferroni補正を用いてのt−試験を用いて比較され
た。
【0057】結果および検討: 3人の判断者により行われた口全体の臭気の官能(感覚受容性)評価は表II
において要約される。すべての場合において、対照と比較して、実験被験者のグ
ループの得点において、ずーっと大きな減少が観察された。経験を受けた判断者
の場合において、活性なうがい剤のグループの得点における減少は、偽薬を受け
たグループの得点と比較したときに高度に有意義なものであった(p<0.0005、A
NCOVA)。
【0058】 舌の裏側から由来の臭気について同様な結果が得られそして表IIIにおいて
示される。
【0059】
【0060】
【0061】 統計的意義: 判断された結果:実験グループは対照グループとは有意義に異なる。 (p=0.0135;t−試験) 自己評価:実験グループは対照グループとは有意義に異なる。 (p=0.0304;t−試験)。
【0062】 硫化物検定の結果および微生物計数測定の結果は表IVに示される。硫化物検
定についての結果は、実験グループについて、180分の時間の点で唾液硫化物
含有量における有意義な減少があったことを示してる(p=0.0001;AN
OVA)。
【0063】 同様に、血液寒天上の微生物計数は、180分の時間の点で、処置により有意
義に減少された(p=0.0493;ANOVA)。
【0064】
【0065】例 3: BreathanolTMを含有するチューインガムの悪臭防止性質: 0.14%のBreathanolTMを含有するチューインガムの悪臭防止の
性質が64人の健康なボランティアのグループで調べられた。これらの被験者に
おいて測定されたパラメータは以下のとおりであった:
【0066】 (A)2人の判断者により測定された口全体の臭気: 口全体の悪臭について、3時間の断食後、被験者は判断者の鼻から約10cm
の距離で口を通過させて簡単に息を吐き出すよう指示された。悪臭評価の結果は
例2において上記されたとおりにして−5〜5のスケールに等級づけられた。
【0067】 (B)スプーンにより、舌後方裏側から得られたサンプルの臭気(“スプーン試 験”) 舌後方裏側の評価のために、サンプルはプラスチックスプーンでおだやかにこ
すり取ることによって得られた。5秒後に、臭気判断者および被験者自身はスプ
ーンから約5cmの距離で臭いを嗅いだ。悪臭評価の結果は例2において上記さ
れたとおりの−5〜5のスケール上に等級づけられた。
【0068】 被験者は以下の3つの処置グループの1つに無作為的に割りあてられた: (i)0.14%BreathanolTM含有チューインガム、 (ii)BreathanolTM不含有の同じチューインガム、 (iii)チューインガム無しの対照。
【0069】 被験者は、15分間、2片のチューインガムを噛むように指示された。測定は
処置前に(時間ゼロ)、1.5時間に、そして3時間に行われた。
【0070】 口全体の臭気評価の結果は表Vに与えられる。判断者1についての結果は図1
にグラフ的に示されそして判断者2についての結果は図2に示される。図3は0
時間での判断者間の差についての補正後に(両方の臭気判断者についての)平均
の結果を表している。これらのグラフの各々において、BreathanolTM を有するチューインガムの結果はダィアモンド形データポイントにより描かれ、
BreathanolTMを有しないチューインガムについての結果は正方形のデ
ータポイントで描かれ、そして処置なし対照についての結果は円形により描かれ
る。
【0071】
【0072】 BreathanolTMを含有するチューインガムを用いる被験者は、Bre
athanolTMを含有するチューインガムを用いる被験者または処置無しの被
験者のいずれよりも1.5時間で有意義に低い口全体の臭気得点を提供した。2
つのチューインガムグループ間の差はずっと小さかったけれども、Breath
anolTMを含有するガムを用いるグループは最も低い口全体の臭気得点を提供
した。
【0073】 舌後方(スプーン試験)臭気評価についての結果は表VIに示される。判断者
1についての結果は図4においてグラフ的に示されそして判断者2についての結
果は図5においてグラフ的に示される。図6は被験者自身の部分についての自己
評価により得られた平均結果を示す。これらのグラフの各々について、Brea
thanolTMを有するチューインガムについての結果はダイアモンド形データ
ポイントにより描かれ、BreathanolTM無しのチューインガムについて
の結果は正方形データポイントにより描かれそして処置無しの対照の結果は円形
により表される。
【0074】
【0075】 BreathanolTMを含有するチューインガムを用いる被験者は、3時間
で、BreathanolTMを含有するチューインガムを用いる被験者または非
処置被験者のいずれよりも一層低い舌後方臭気得点を提供した。
【0076】例 4: BreathanolTMを含有する口内ドロップの悪臭防止性質: BreathanolTMを含有する口内ドロップの悪臭防止の性質を38人の
健康なボランティアのグループにおいて調べられた。これらの被験者において測
定されたパラメータは以下のとおりであった:
【0077】 (A)全体的な口の臭気は2人の判断者により測定された。測定は例3において
本質的に上記したとおりにして行われた。
【0078】 (B)スプーン試験を用いる舌後方裏側の臭気は判断者および被験者自身の両方
により評価された。測定は例3において本質的に上記したとおりに行われた。
【0079】 (C)揮発性硫化物水準:測定の方法は例2において上記した方法と本質的に同
じであった。 (D)固体相色試験。
【0080】 ペーパーディスク(3mmのワットマンクロマトグラフィ紙)を次のとおりに
して造った:X−GAL(5ブロモ4クロロ3インドリルb Dガラクトピラノ
ジド;ジメチルホルムアミド中20mg/mlの10ml)およびIPTG(イ
ソプロピルチオガラクトピラノジド;蒸留水中の50mg/mlの10ml)が
各々のペーパーディスクに適用された。37℃で24時間インキュベーションの
後にX−GALおよびIPTGが上記したとおりにして再びペーパーディスクに
適用されそしてディスクは37℃で24時間インキュベーション間、インキュベ
ーター中で放置して乾燥された。20mlの唾液サンプルを各々のOK2KSデ
ィスクに適用しそして室温で10分のインキュベーションの後に、色強度が得点
された。結果は以下のとおりに0〜5のスケール上で1人の判断者により等級づ
けられた:0=容易に判断出来る色無し(白色);1=かろうじて認識出来る色
;2=僅かだがしかし認識出来る青色;3=中程度の青色;4=強い青色;5=
非常に強い青色。
【0081】 被験者は以下の2つグループの1つに無作為的に割りあてられた: (i)0.14%BreathanolTMを含有する口内ドロップ; (ii)BreathanolTMを含有しない同じ口内ドロップ。
【0082】 5個の小さいドロップを、第1日の夕方、第2日の朝、昼および夜そして第3
日の朝および昼に舌裏側の中心に適用した。測定は処置前(時間ゼロ)そして第
3日の昼の適用後少なくとも3時間に行われた。結果はANOVAおよび必要な
場合、共変量として時間ゼロを用いるANCOVAを用いて分析された。
【0083】 これらの測定の結果は、表VIIに要約され、その表において、データは調節
された平均値として示される。統計的有意義水準は処置後のパラメータにおける
変化に関してBreathanolTMグループと偽薬グループとの間の差につい
てである。
【0084】
【0085】 偽薬の口内ドロップと比較して、BreathanolTMを含有する口内ドロ
ップの使用後に、揮発性硫化物の有意義な減少がある(p=0.042)ことが
これらの結果から分かるだろう。
【0086】例 5: ラクトン類による唾液中のインビトロ臭気形成の阻止: (Aromor Ltd.から得られた)以下の5種の芳香フレーバーが唾液
のサンプル中の臭気形成を減少させるそれらの能力について試験された:
【0087】 ガンマ−メチルデカラクトン、 ガンマ−デカラクトン、 ガンマ−ウンデカラクトン、 ガンマ−ドデカラクトン、 cis−3−ヘキセニルアセテート。
【0088】 朝の唾液(0.2ml)を脱炭酸酵素媒体の5mlに加えた。その後に、食品
級のエタノール中に5%(重量/重量)に希釈された上記芳香フレーバーの1種
の0.03mlを該媒体に加えた。その混合物を次に、3日間37℃でインキュ
ベートした。各々のサンプルの臭気を例1において上記した臭気スケールを用い
て2人の臭気判断者により評価した。その結果を表VIIIにおいて示す。
【0089】
【0090】 試験された薬剤の中で、ガンマ−ウンデカラクトンが臭気形成を防止すること
において最も有効であったことが、これらの結果から分かる。
【0091】配合例、 配合物 1: ねり歯磨剤I 混合物 A: %(重量/重量) アルギン酸ナトリウム 1 炭酸カルシウム 38 エーロシル2000シリカ(デグッサ製) 1.6 グリセリン(86%) 25 ミネラルオイルDAB 10 0.5 サッカリンナトリウム(バイエル製) 0.10 モノフルオロ燐酸ナトリウム 0.76 (Phoskadent NA 211;Benckiser製) BreathanolTM 0.02〜2.5
【0092】混合物 B: ラウリル硫酸ナトリウム 1.5 Nipagin M保存料(Nipa) 0.1 水 100%にする量
【0093】製造: 1. アルギン酸ナトリウムをグリセリンに加えそして放置して膨潤させる。 2. ラウリル硫酸ナトリウムを約5部の水に溶解する。 3. すべての残りの成分を加える。 4. 製剤を真空下に均質化する。
【0094】 本発明を十分に役にたたせるために、ねり歯磨剤は、舌をブラシがけすること
により口の奥の領域と接触させ、ならびに歯および歯肉と接触させるべきであり
あるいは別の方法として、うがいによりそれらの接触を行うべきである。
【0095】配合物 2: ねり歯磨剤II %(重量/重量) Keitrol(Kelco)キサンタンガム 0.8 グリセリン(86%) 25 ソルビトール(70%) 15 Sident12DSシリカ(デグッサ製) 21 Syloblanc34シリカ(Grece製) 1 二酸化チタン 1 フッ化ナトリウム 0.22 サッカリンナトリウム 0.1 BreathanolTM 0.02〜2.5 ラウリル硫酸ナトリウム 2 保存料 0.1 水 100%にする量
【0096】製造: 1. ソルビトールおよびグリセリン中でキサンタンガムを膨潤させる。 2. すべての他の成分を加える。 3. 真空下に均質化する。
【0097】 本発明を十分に役にたたせるために、ねり歯磨剤は、舌をブラシがけすること
により口の奥の領域と接触させ、ならびに歯および歯肉と接触させるべきであり
、あるいは別の方法として、うがいによりそれらと接触されるべきである。
【0098】配合物 3: シュガーレスチューインガム %(重量/重量) ガム基材(Jagum T) 30 ソルビトール(70%) 14 グリセリン 1 ソルビット粉末 40 Palatinit 9.8 マンニトール 3 キシリトール 2 アスパルテーム 0.1 Acesulfam 0.1 BreathanolTM 0.02〜2.5
【0099】配合物 4: ハードキャンディ %(重量/重量) サッカロース 57 グルコースシロップ 29 BreathanolTM 0.02〜2.5 水 100%にする量
【0100】製造: 1. 110℃で水中にサッカロースを溶解する。 2. グルコースシロップを加えそして140℃に加熱する。 3. BreathanolTMおよびくえん酸を加える。 4. 130〜135℃で型に注入する。
【0101】配合物 5: ソフトキャンディ %(重量/重量) スクロース/精製バッチI 35 Spray酸敗乳清粉末 1.1 水 10.5 グルコースシロップ(38−40DE) 42 ハードファットD700S(軟化点34〜36℃) 4.0 レシチン 0.1 ファッジ集塊 5.8 ゼラチン(例えば230 Bloom) 0.3 水(ゼラチン膨潤用) 1.1 BreathanolTM 0.02〜2.5 水 100%にする量
【0102】製造: 1. スクロースおよび乳清粉末を水に溶解させそして透明になるまで沸騰させ
る。 2. 約115℃でグルコースシロップおよびハードファットとレシチンとを加
えそして十分に混合する。 3. その集塊を122℃で沸騰させる。 4. 約90℃に冷却しそして次にファッジを加えそして(ゼラチンをくずすの
が可能である90℃より高い温度で)ゼラチンを十分に溶解させる。Breat
hanolを該集塊に十分に分散させる。 5. 予め冷却された冷却用テーブル上で該集塊を冷却し、温度を平衡化させそ
して次に所望の稠度になるまで引き伸ばし、所望の形に成形する。
【0103】配合物 6二相口内スプレー/うがい剤 %(重量/重量) 70%ソルビトール 10 安息香酸ナトリウム 0.1 サッカリンナトリウム 0.05 Breathanol 0.02〜2.5 ハッカ油 0.2 オィル 15.0 水 100%にする量
【0104】 十分に本発明を役にたたせるために、うがい剤はうがいされるべきである。
【0105】配合物 7: 単相口内スプレー/うがい剤 %(重量/重量) 70%ソルビトール 10 安息香酸ナトリウム 0.1 サッカリンナトリウム 0.05 Breathanol 0.02〜2.5 ハッカ油 0.2 エタノール 6 Tagat RH40(Tzifroni) 2 水 100%にする量
【0106】 十分に本発明を役にたたせるために、うがい剤はうがいされるべきである。
【0107】配合物 8: 口内ドロップI %(重量/重量) CMC 3 70%ソルビトール 10 安息香酸ナトリウム 0.1 サッカリンナトリウム 0.05 CreamogenMZ(H&R) 0.2 エタノール 20 Tagat RG40(Tzifroni) 2.1 Breathanol 0.2〜2.5 ハッカ油 0.2 水 100%にする量
【0108】配合物 9: 口内ドロップII %(重量〜重量) グリセリン(植物性) 3 カプリン/カプリルトリグリセリド 12 (分留化やし油) 脂肪酸のスクロースエステル(E473) 1 Breathanol 1 水 100%にする量
【0109】 液体製品および(例えばキャンディのような)半固体製品に加えて、本発明の
組成物は、つまようじ、歯科用フロス、等のような、不活性材料にコーティング
または含浸させるために用いることが出来る。さらに、本発明の組成物は気体形
で投与されることが出来、例えばそれらはたばこから蒸発されることが出来る。
【0110】 好ましい態様の上記記載のすべては例示の目的のために提供されそしていかな
るやりかたであっても本発明を限定することは意図されない。本発明の範囲を超
えることなしに、本組成物および方法に多くの修正が行われることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 臭気判断者1により測定されたときの、口全体にわたる悪臭の水準に対しての
BreathanolTMを含有するチューインガムの効果を示すグラフである。
【図2】 臭気判断者2により測定されたときの、口全体にわたる悪臭の水準に対しての
BreathanolTMを含有するチューインガムの効果を示すグラフである。
【図3】 口全体にわたる悪臭の水準に対してのBreathanolTMを含有するチュ
ーインガムの効果を描いているグラフである。グラフ上に示されたデータは時間
ゼロでのこれら二者間の差について補正した後の、判断者1および2の両方から
得られた平均値である。
【図4】 臭気判断者1により測定されたときの、舌後方の悪臭の水準に対してのBre
athanolTMを含有するチューインガムの効果を示すグラフである。
【図5】 臭気判断者2により測定されたときの、舌後方の悪臭の水準に対してのBre
athanolTMを含有するチューインガムの効果を示すグラフである。
【図6】 実験の被験者自身により評価されたときの、舌後方の悪臭の水準に対してのB
reathanolTMを含有するチューインガムの効果を示すグラフである。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年5月17日(2001.5.17)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0003】 多年にわたって、エタノールおよび2−プロパノールのような短鎖アルキルア
ルコール類が、界面活性剤および殺菌剤として臨床的にそして家庭的に使用され
て来た。また、或る種の細菌(特にグラム陽性種)、細菌胞子および真菌類の増
殖に対して、各々高級アルコール類(C16までの鎖長)の阻止効果を記載して
いる2、3の報告があった(KatoおよびShibasakiによるBoki
n Bobai.8:325(1980);GershonおよびShanks
によるJ.Pharm.Sci.69:381(1980);Yasuda−Y
asaki、等によるSpores 7:113(1978)参照)。また特開
昭62−230712号(受権者:日売貿易株式会社)および特開昭59−29 619号(受権者:長谷川香料株式会社)は 症状においてグラム陽性菌、ストレ
プトコカス ミュータンス(Streptococcus mutants)が
主要な病原の役割を演じている信じられるむし歯の処置において高級アルコール
類の使用を開示している。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0004】 (発明の開示) この発明は、単独でまたは組み合わせて使用される高級アルコール類(C8〜
C14)に関し、これらは非常に広いスペクトルの細菌および酵母に対して抗菌
剤として非常に有効である。本発明はまた、防臭剤としてこれらの高級アルコー
ル類の配合物およびそれらの使用を提供する。防臭作用の機構は正確には分かっ
ていないけれども、処置部位での微生物集団においてのシフト(ふるい分け)に
関連している可能性がある。一般的な理解は、それが呼吸悪臭の生成に関連して
いる、特に口腔のグラム陰性常在菌種であることである。したがって、高級アル
コール類による、今まで報告されていなかった、これらの菌種に対する高度に有
効な阻止は、この発明の主要な特徴の1つである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0080
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0080】 ペーパーディスク(3mmのワットマンクロマトグラフィ紙)を次のとおりに
して造った:X−GAL(5ブロモ4クロロ3インドリルb Dガラクトピラノ
ジド;ジメチルホルムアミド中20mg/mlの10ml)およびIPTG(イ
ソプロピルチオガラクトピラノジド;蒸留水中の50mg/mlの10ml)が
各々のペーパーディスクに適用された。37℃で24時間インキュベーションの
後にX−GALおよびIPTGが上記したとおりにして再びペーパーディスクに
適用されそしてディスクは37℃で24時間インキュベーション間、インキュベ
ーター中で放置して乾燥された。20mlの唾液サンプルを各々のOK2KSTM ディスクに適用しそして室温で10分のインキュベーションの後に、色強度が得
点された。結果は以下のとおりに0〜5のスケール上で1人の判断者により等級
づけられた:0=容易に判断出来る色無し(白色);1=かろうじて認識出来る
色;2=僅かだがしかし認識出来る青色;3=中程度の青色;4=強い青色;5
=非常に強い青色。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年7月2日(2001.7.2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 9/10 A61K 9/10 9/12 9/12 9/20 9/20 9/68 9/68 31/045 31/045 31/365 31/365 47/10 47/10 47/44 47/44 A61P 31/04 A61P 31/04 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT,AU, AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,C N,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DZ,EE ,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,HR, HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,K P,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU ,LV,MA,MD,MG,MK,MN,MW,MX, NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,S G,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ ,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW Fターム(参考) 4B014 GB06 GB07 GB13 GG16 GG18 GK05 4C076 AA07 AA24 AA36 AA49 AA69 BB22 CC31 DD37 EE30 EE41 EE53 FF52 4C083 AA032 AA111 AA112 AB172 AB242 AB282 AB322 AB472 AC071 AC072 AC102 AC121 AC122 AC132 AC312 AC422 AC472 AC782 AC862 AD202 AD212 AD222 AD302 AD352 AD412 AD531 AD532 AD572 4C086 AA01 AA02 BA17 MA02 MA03 MA05 MA08 MA13 MA28 MA35 MA47 MA57 NA05 NA09 NA14 ZA67 ZB35 4C206 AA01 AA02 CA07 MA02 MA03 MA05 MA13 MA33 MA48 MA55 MA67 MA77 NA05 NA09 NA14 ZA67 ZB35

Claims (40)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1−ノナノール、1−デカノールおよび1−ウンデカノール
    から選ばれた高級アルコールあるいはそれらの混合物および味隠蔽用添加剤を含
    む口の防臭組成物。
  2. 【請求項2】 高級アルコールが1−ノナノールである、請求項1に記載の
    組成物。
  3. 【請求項3】 高級アルコールが1−デカノールである、請求項1に記載の
    組成物。
  4. 【請求項4】 高級アルコールが1−ウンデカノールである、請求項1に記
    載の組成物。
  5. 【請求項5】 味隠蔽用添加剤が、ネロール、シトラールおよびメントール
    、ハッカ、オランダハッカおよび西洋ハッカ油または他のハッカフレーバーある
    いはそれらの混合物からなる、請求項1〜4のいずれか1項に記載の組成物。
  6. 【請求項6】 グリセロールをベースとする担体中に提供される、請求項1
    〜5のいずれか1項に記載の組成物。
  7. 【請求項7】 1種またはそれ以上の味隠蔽用添加剤と一緒に、1−ノナノ
    ール、1−デカノールおよび1−ウンデカノールから選ばれた高級アルコールあ
    るいはそれらの混合物を含む防臭ねり歯磨剤。
  8. 【請求項8】 高級アルコールが1−ノナノールである、請求項7に記載の
    防臭ねり歯磨剤。
  9. 【請求項9】 高級アルコールが1−デカノールである、請求項7に記載の
    防臭ねり歯磨剤。
  10. 【請求項10】 高級アルコールが1−ウンデカノールである、請求項7に
    記載の防臭ねり歯磨剤。
  11. 【請求項11】 味隠蔽用添加剤が、ネロール、シトラールおよびメントー
    ル、ハッカ、オランダハッカおよび西洋ハッカ油あるいは他のハッカフレーバー
    からなる、請求項7〜10のいずれか1項に記載の防臭ねり歯磨剤。
  12. 【請求項12】 1種またはそれ以上の味隠蔽用添加剤と一緒に、1−ノナ
    ノール、1−デカノールおよび1−ウンデカノールから選ばれた高級アルコール
    あるいはそれらの混合物を含む防臭キャンディ。
  13. 【請求項13】 キャンディがチョコレートキャンディである、請求項12
    に記載の防臭キャンディ。
  14. 【請求項14】 キャンディが噛みくだくことが出来るキャンディである、
    請求項12に記載の防臭キャンディ。
  15. 【請求項15】 キャンディがチューインガムの形にある、請求項12に記
    載の防臭キャンディ。
  16. 【請求項16】 該高級アルコールおよび該添加剤がガム中に導入されそし
    てそのチューインガムが糖衣によりカバーされる、請求項15に記載のチューイ
    ンガム。
  17. 【請求項17】 キャンディがゆっくりと溶解する製品である、請求項12
    に記載の防臭キャンディ。
  18. 【請求項18】 ゆっくりと溶解する製品がトローチ剤である、請求項17
    に記載の防臭キャンディ。
  19. 【請求項19】 ゆっくりと溶解する製品がハードキャンディである、請求
    項17に記載の防臭キャンディ。
  20. 【請求項20】 高級アルコールが1−ノナノールである、請求項12〜1
    9のいずれか1項に記載の防臭キャンディ。
  21. 【請求項21】 高級アルコールが1−デカノールである、請求項12〜1
    9のいずれか1項に記載の防臭キャンディ。
  22. 【請求項22】 高級アルコールが1−ウンデカノールである、請求項12
    〜19のいずれか1項に記載の防臭キャンディ。
  23. 【請求項23】 味隠蔽用添加剤が、ネロール、シトラールおよびメントー
    ル、ハッカ、オランダハッカおよび西洋ハッカ油あるいは他のハッカフレーバー
    からなる、請求項12〜22のいずれか1項に記載の防臭キャンディ。
  24. 【請求項24】 味隠蔽用添加剤と一緒に、1−ノナノール、1−デカノー
    ルおよび1−ウンデカノールから選ばれた高級アルコールあるいはそれらの混合
    物を含む防臭うがい剤。
  25. 【請求項25】 高級アルコールが1−ノナノールである、請求項24に記
    載の防臭うがい剤。
  26. 【請求項26】 高級アルコールが1−デカノールである、請求項24に記
    載の防臭うがい剤。
  27. 【請求項27】 高級アルコールが1−ウンデカノールである、請求項24
    に記載の防臭うがい剤。
  28. 【請求項28】 味隠蔽用添加剤が、ネロール、シトラールおよびメントー
    ル、ハッカ、オランダハッカおよび西洋ハッカ油あるいは他のハッカフレーバー
    からなる、請求項24〜27のいずれか1項に記載の防臭用うがい剤。
  29. 【請求項29】 味隠蔽用添加剤と一緒に、1−ノナノール、1−デカノー
    ルおよび1−ウンデカノールから選ばれた高級アルコールあるいはそれらの混合
    物を含む防臭口内スプレー。
  30. 【請求項30】 味隠蔽用添加剤と一緒に、1−ノナノール、1−デカノー
    ルおよび1−ウンデカノールから選ばれた高級アルコールあるいはそれらの混合
    物を含む防臭口内ドロップ。
  31. 【請求項31】 1−ノナノール、1−デカノールおよび1−ウンデカノー
    ルから選ばれた高級アルコールーまたはそれらの混合物を含む防臭シガレット。
  32. 【請求項32】 味隠蔽用添加剤と一緒に、1−ノナノール、1−デカノー
    ルおよび1−ウンデカノールから選ばれた高級アルコールあるいはそれらの混合
    物を含む組成物でコーティングされたまたは含浸されたつまようじ。
  33. 【請求項33】 味隠蔽用添加剤と一緒に、1−ノナノール、1−デカノー
    ルおよび1−ウンデカノールから選ばれた高級アルコールあるいはそれらの混合
    物を含む組成物でコーティングされたまたは含浸された歯科用フロスヤーン。
  34. 【請求項34】 1種またはそれ以上の味隠蔽用添加剤と一緒に、1−ノナ
    ノール、1−デカノールおよび1−ウンデカノールから選ばれた高級アルコール
    あるいはそれらの混合物を含む、中咽頭および口腔の後方部分と接触にもたらさ
    れるのに適合された防臭組成物。
  35. 【請求項35】 1種またはそれ以上の味隠蔽用添加剤と一緒に、1−ノナ
    ノール、1−デカノールおよび1−ウンデカノールから選ばれた高級アルコール
    あるいはそれらの混合物を含む、舌および歯に適用されるのに適合された防臭ペ
    ースト。
  36. 【請求項36】 1種またはそれ以上の味隠蔽用添加剤と一緒に、1−ノナ
    ノール、1−デカノールおよび1−ウンデカノールから選ばれた高級アルコール
    あるいはそれらの混合物を含む、歯に供給されそしてうがいされるのに適合され
    た防臭ペースト。
  37. 【請求項37】 ガンマ−メチルデカラクトン、ガンマ−デカラクトン、ガ
    ンマ−ウンデカラクトンおよびガンマ−ドデカラクトンから選ばれたラクトン類
    あるいはそれらの混合物を含む、口の防臭組成物。
  38. 【請求項38】 1−ノナノール、1−デカノールおよび1−ウンデカノー
    ルから選ばれた高級アルコールまたはそれらの混合物をさらに含む、請求項37
    に記載の口の防臭組成物。
  39. 【請求項39】 ラクトンがガンマ−ウンデカラクトンである、請求項37
    または38に記載の口の防臭組成物。
  40. 【請求項40】 口の防臭組成物において相乗(協力)添加剤としてラクト
    ンの使用。
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