JP2002539807A5

JP2002539807A5 -

Info

Publication number: JP2002539807A5
Application number: JP2000607486A
Authority: JP
Filing date: 2000-01-04
Publication date: 2007-03-15

Description

【特許請求の範囲】
【請求項１】体重増加または飼料効率を低下させることなく動物の体脂肪を減少させる方法であって、前記方法は、家畜学的方法として、前記動物に、９−シス，１１−トランス共役リノール酸および１０−トランス，１２−シス共役リノール酸の異性体を含有してなる組成物を投与することからなり、該組成物は、１０−トランス，１２−シス共役リノール酸異性体よりも多くの９−シス，１１−トランス共役リノール酸異性体を含有してなることを特徴とする前記方法。
【請求項２】前記異性体が飼料で動物に経口投与されることを特徴とする請求項１に記載の方法。
【請求項３】前記異性体のうちの少なくとも１つを、該異性体の無毒の塩として、該異性体の活性エステルとして、またはそれらの混合物として投与することを特徴とする請求項１に記載の方法。
【請求項４】前記動物が、げっ歯類、哺乳動物または鳥類動物であることを特徴とする請求項１に記載の方法。
【請求項５】前記哺乳動物が、ウシ、ヒツジ、ヤギまたは霊長類であることを特徴とする請求項４に記載の方法。
【請求項６】前記鳥類動物が、ニワトリ、アヒル、シチメンチョウまたはウズラであることを特徴とする請求項４に記載の方法。
【請求項７】前記の９−シス，１１−トランス共役リノール酸と１０−トランス，１２−シス共役リノール酸の異性体の比が、１．５：１以上であることを特徴とする請求項１に記載の方法。
【請求項８】前記の９−シス，１１−トランス共役リノール酸と１０−トランス，１２−シス共役リノール酸の異性体の比が、２：１以上であることを特徴とする請求項７に記載の方法。
【請求項９】前記の９−シス，１１−トランス共役リノール酸と１０−トランス，１２−シス共役リノール酸の異性体の比が、１０：１以上であることを特徴とする請求項８に記載の方法。
【請求項１０】前記の９−シス，１１−トランス共役リノール酸と１０−トランス，１２−シス共役リノール酸の異性体の比が、２０：１以上であることを特徴とする請求項９に記載の方法。
【請求項１１】９−シス，１１−トランス共役リノール酸および１０−トランス，１２−シス共役リノール酸の異性体を含有してなる組成物であって、前記の９−シス，１１−トランス共役リノール酸と１０−トランス，１２−シス共役リノール酸の異性体が、２：１以上の比で存在することを特徴とする前記組成物。
【請求項１２】前記異性体のうちの少なくとも１つが、該異性体の無毒の塩、該異性体の活性エステルまたはそれらの混合物であることを特徴とする請求項１１に記載の組成物。
【請求項１３】前記の９−シス，１１−トランス共役リノール酸と１０−トランス，１２−シス共役リノール酸の異性体が、１０：１以上の比で存在することを特徴とする請求項１１に記載の組成物。
【請求項１４】前記の９−シス，１１−トランス共役リノール酸と１０−トランス，１２−シス共役リノール酸の異性体が、２０：１以上の比で存在することを特徴とする請求項１１に記載の組成物。
【請求項１５】体重増加または飼料効率を低下させることなく体脂肪を減少させるための薬学的または獣医学的組成物の製造における、９−シス，１１−トランス共役リノール酸と１０−トランス，１２−シス共役リノール酸の異性体の２：１以上の比での使用。
【請求項１６】前記の比が１０：１以上であることを特徴とする請求項１５に記載の使用。
【請求項１７】前記の比が２０：１以上であることを特徴とする請求項１６に記載の使用。
【請求項１８】前記異性体のうちの少なくとも１つが、該異性体の無毒の塩、該異性体の活性エステル、又はそれらの混合物であることを特徴とする請求項１５に記載の使用。