JP2002539091A - ヒト成長ホルモンの精製方法 - Google Patents

ヒト成長ホルモンの精製方法

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JP2002539091A JP2000602273A JP2000602273A JP2002539091A JP 2002539091 A JP2002539091 A JP 2002539091A JP 2000602273 A JP2000602273 A JP 2000602273A JP 2000602273 A JP2000602273 A JP 2000602273A JP 2002539091 A JP2002539091 A JP 2002539091A
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Abstract

(57)【要約】 脱アミド化hGH、酸化hGHまたは両者からヒト成長ホルモン(hGH)を精製する方法。該方法は、脱アミド化hGH、酸化hGHもしくは両者の全てが全く、あるいは殆ど金属カチオンと複合体を形成しない条件下で、天然hGHが富化された金属カチオン複合化hGH組成物を形成する工程、および脱アミド化hGH、酸化hGHまたはその組み合わせから金属カチオン複合化hGH組成物を単離する工程を含む。該方法は、さらに該複合体から精製hGHを遊離する工程を含みうる。あるいはまた、金属カチオン複合化hGHは、hGHの徐放のために生体適合性ポリマー内にカプセル化されうる。精製方法は、所望のhGH純度に依存して、金属カチオン複合化hGH組成物から遊離されたhGHを用いて1回以上行なわれうる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の背景 ヒト成長ホルモン(hGH)は、下垂体より分泌されるタンパク質であり、1
91個のアミノ酸からなり、約21,500の分子量を有する。hGHはまた、
組換え遺伝子工学により作製されうる。組換え的に得られる著名な(of note )
2種は、191アミノ酸天然種(ソマトロピン)、および192アミノ酸N−末
端メチオニン(met)種(ソマトレム)である。hGHは、成長可能な全身体
組織で成長を引き起こす。
【0002】 hGHは、典型的には、下垂体低下性小人症(hypopituitary dwarfism)に罹
患した患者を治療するのに使用される。hGHは、例えば、hGHの適切な血清
レベルを維持するために、1週間に3回または1日1回、皮下のボーラスとして
患者に投与されうる。hGHを慢性的に受ける患者に対して、この頻繁な注入方
法は、不十分な患者コンプライアンスをしばしば生じる。繰り返しの注入の使用
に代わるものが、生体適合性ポリマーのポリマーマトリックスおよびポリマー内
に分散された生物学的に活性な、金属カチオン安定化hGHの粒子を含有してな
る徐放性デバイスの使用に見出され得、それはJohnson らの米国特許第5,66
7,808号明細書に記載されており、その全内容は参照により本明細書に取り
込まれる。
【0003】 発明の要約 金属カチオン複合化hGHの形成は、分解産物、特にhGHの脱アミド型およ
び酸化型の存在により阻害されることがわかっている。したがって、天然hGH
の複合体形成は、タンパク質の分解によって生じる脱アミド形および酸化形の複
合体形成より、より完全である。前記見解より、本発明は、脱アミド化hGH、
酸化hGHまたは両者からヒト成長ホルモン(hGH)を精製する方法に関する
。本方法は、脱アミド化hGH、酸化hGHもしくは両者の全てが全く、あるい
は殆ど金属カチオンと複合体を形成しない条件下で、天然hGHが富化された(
enriched)金属カチオン複合化hGH(metal cation-complexed hGH)組成物を
形成する工程、および脱アミド化hGH、酸化hGHまたはその組み合わせから
金属カチオン複合化hGH組成物を単離する工程を含む。本方法は、さらに複合
体からhGHを遊離する方法を含みうる。あるいはまた、金属カチオン複合化h
GHは、hGHの徐放のために生体適合性ポリマー内にカプセル化されうる。本
方法は、金属カチオン複合化hGH組成物から遊離されたhGHで1回以上行な
われうる。本方法は、hGHに対して所望のレベルの純度が得られるまで、繰り
返されうる。
【0004】 特定の態様において、天然hGH、ならびに脱アミド化hGHおよび酸化hG
Hの一方または両者を含有するhGH組成物の水溶液を調製する工程、脱アミド
化hGH、酸化hGHもしくは両者の全てが全く、あるいは殆ど金属カチオンと
複合体を形成しない条件下で、金属カチオン成分を該水溶液に添加し、それによ
り、該hGHの水性組成物と比べて天然hGHが富化された金属カチオン複合化
hGH組成物を形成する工程により、脱アミド化hGH、酸化hGHまたは両者
から天然ヒト成長ホルモンが精製される。金属カチオン複合化hGH組成物を次
いで沈澱させ、沈澱物が単離されうる。本方法は、さらに金属カチオン複合化h
GH組成物からhGHを遊離する工程を含みうる。本方法は、所望のレベルの純
度に依存して、金属カチオン複合化hGH組成物から遊離されたhGHで1回以
上反復されうる。
【0005】 他の態様において、本発明の方法により調製された金属カチオン複合化hGH
組成物は、ヒト成長ホルモンの徐放のために生体適合性ポリマー内にカプセル化
され得、例えば、それはJohnson らの米国特許第5,667,808号明細書に
記載されており、その全内容は参照により本明細書に取り込まれる。
【0006】 本発明の方法は、hGHの精製、とりわけ脱アミド化および酸化不純物を除去
するための簡便でコスト効率のよい方法を提供する。
【0007】 発明の詳細な説明 本明細書で使用される用語「ヒト成長ホルモン」または「hGH」は、天然源
からの抽出および精製を含む方法により、ならびに組換え細胞培養系により産生
されるヒト成長ホルモンを表す。その配列および特性は、例えば、Hormone Drug
s, Gueriguian ら、U.S.P. Convention, Rockville, MD (1982) に記載されてい
る。該用語はまた、例えば全配列において1または複数のアミノ酸が異なる生物
学的に活性なヒト成長ホルモン等価物を包含する。さらに、本明細書において使
用する該用語は、hGHの置換、欠失および挿入アミノ酸バリアント、または翻
訳後修飾体を包含することが意図される。注目すべき2つの種は、一般に組換え
により得られる、191個のアミノ酸からなる天然種(ソマトロピン(somatropi
n))および192個のアミノ酸からなるN−末端メチオニン(met)種(ソマ
トレム(somatrem))である。
【0008】 hGHは、例えば、脱アミド化、メチオニン残基の酸化、凝集、およびペプチ
ド骨格のクリッピング(clipping)を含むいくつかの分解経路を経る。本明細書に
記載の精製方法は、分解産物、特に脱アミド化および酸化に起因する分解産物を
除去するためのものである。
【0009】 本明細書で使用される用語「脱アミド化」は、ポリペプチドまたはタンパク質
にアミノ酸であるグルタミンおよびアスパラギンが存在するとき、これらのアミ
ノ酸に見られる側鎖のアミドの加水分解である。脱アミド化は、hGHなどの多
くのタンパク質の分解の主なルートである。脱アミド化は、イミド経路において
、ほぼ排他的に起こる。ポリペプチドまたはタンパク質にグルタミンおよびアス
パラギンが存在するとき、溶媒加水分解もまた、これらの側鎖のアミドの脱アミ
ド化を引き起こし得るが、この経路はあまり一般的でない。脱アミド化の最も一
般的な部位は、hGHアミノ酸配列の149位および152位に見られるアスパ
ラギン残基である(例えば、Perlman, Stability and Characterization of Pro
tein; Peptide Drugs, Chapter 1, p 28, Plenum Press, 1993を参照のこと)。
【0010】 本明細書で使用される用語「酸化」は、hGH配列に存在するメチオニン、シ
ステインおよび/またはトリプトファン残基の酸化をいう。酸化は、中性pHお
よび塩基性pHの両方で促進される。メチオニン残基のジスルフィド結合は、h
GH配列における主な酸化部位である(例えば、Perlman, Stability and Chara
cterization of Protein; Peptide Drugs, Chapter 1, p 28, Plenum Press, 19
93を参照のこと)。
【0011】 本発明は、脱アミド化hGH、酸化hGHまたは両者からのヒト成長ホルモン
(hGH)の精製方法に関する。該方法は、脱アミド化hGH、酸化hGHもし
くは両者の全てが全く、あるいは殆ど金属カチオンと複合体を形成しない条件下
で、天然hGHが富化された金属カチオン複合化hGH組成物を形成する工程、
および脱アミド化hGH、酸化hGHまたはその組み合わせから金属カチオン複
合化hGH組成物を単離する工程を含む。該方法は、該複合体からhGHを遊離
させる工程をさらに含みうる。あるいはまた、金属カチオン複合化hGHは、h
GHの徐放のための生体適合性ポリマー内にカプセル化されうる。該方法は、金
属カチオン複合化hGH組成物から遊離されたhGHを用いて1回以上行われう
る。該方法が反復される回数は、hGHに望まれる純度レベルに基づいて決定さ
れうる。
【0012】 特定の態様では、天然ヒト成長ホルモンは、天然hGH、ならびに脱アミド化
hGHおよび酸化hGHの一方または両方を含有するhGH組成物の水溶液を調
製し、脱アミド化hGH、酸化hGHもしくは両者の全てが全く、あるいは殆ど
金属カチオン成分と複合体を形成しない条件下で、金属カチオン成分を該水溶液
に添加し、それにより、該hGH組成物の水溶液と比べて天然hGHが富化され
た金属カチオン複合化hGH組成物を形成することにより、脱アミド化hGH、
酸化hGHまたは両者から精製される。次いで、金属カチオン複合化hGH組成
物を沈殿させ、沈殿物を単離しうる。該方法は、金属カチオン複合化hGH組成
物からhGHを遊離させる工程をさらに含みうる。該方法は、所望の純度レベル
に応じて、金属カチオン複合化hGH組成物から遊離されたhGHを用いて1回
以上反復されうる。
【0013】 別の態様では、本発明の方法に従って調製される金属カチオン複合化hGH組
成物は、例えば、Johnson らの米国特許第5,667,808号明細書(その全
内容は参照により本明細書に取り込まれる)に記載されるヒト成長ホルモンの徐
放用生体適合性ポリマー内にカプセル化されうる。
【0014】 適当な金属カチオンには、生体適合性金属カチオン成分に含まれる金属カチオ
ンが挙げられる。金属カチオン成分は、カチオン成分が使用量においてレシピエ
ントに対して無毒性であり、かつ注入部位での免疫学的応答など、レシピエント
の身体に対して有意な有害効果または不都合な効果を呈しない場合に生体適合性
である。また、金属カチオンは、使用条件下においてhGHを有意に酸化すべき
でない。好ましい態様では、金属カチオンは、多価、例えば+ 2価以上である。
好適な金属カチオンの例には、K+ 、Zn+2、Mg+2およびCa+2が挙げられる
が、これらに限定されない。好適な金属カチオンはまた、Cu+2などの遷移金属
のカチオンを含む。
【0015】 典型的には、hGHに対する金属カチオン成分のモル比は、hGHに複合化す
る金属カチオンで、約10:1以下である。例えば、8:1、6:1、4:1お
よび2:1などの約1:1〜約10:1である。しかしながら、所望レベルの天
然hGHとの複合体形成を与える、hGHに対する金属カチオン成分の比は、本
明細書に記載の教示を用いる当業者により決定されうる。
【0016】 hGHとの複合体形成に使用される好ましい金属カチオンはZn+2である。よ
り好ましい態様では、Zn+2カチオンを含む金属カチオン成分のhGHに対する
モル比は約6:1である。
【0017】 hGHの複合体形成のための金属カチオンの好適性は、ポリアクリルアミドゲ
ル電気泳動、等電点電気泳動、逆相クロマトグラフィー、HPLC、および金属
カチオン−hGH複合体から遊離後のhGHの有効性試験などの種々の技術を実
施することにより当業者により決定されうる。
【0018】 金属カチオン複合化hGH組成物を調製するため、hGHを適当な水性溶媒中
で少なくとも1種の適切な金属カチオン成分と、金属カチオンとhGHとの複合
体の形成に適したpH条件下で混合する。典型的には、複合化hGHは、雲状沈
殿物の形態であり、溶媒中に懸濁させる。好ましい態様では、hGHは、Zn+2 と複合体を形成する。さらにより好ましい態様では、Zn+2−hGH複合体は、
金属カチオン成分として酢酸亜鉛を用いて調製される。
【0019】 hGHの複合体を形成するための好適なpH条件には、典型的には約6.0〜
約9.0の間のpH値が含まれる。好適なpH条件は、典型的には、重炭酸ナト
リウムなどの水性バッファーを溶媒として使用することにより達成される。
【0020】 好適な溶媒は、hGHおよび金属カチオン成分のそれぞれが、水性重炭酸ナト
リウムバッファー中などにおいて少なくともわずかに可溶性であるものである。
水性溶媒について、使用される水は、脱イオン水または注射用水(WFI)のい
ずれかであることが好ましい。
【0021】 hGHは、金属カチオン成分と接触させる前は固体状または溶解された状態で
ありうることが理解される。また、金属カチオン成分は、hGHと接触させる前
は固体状または溶解された状態でありうることも理解される。好ましい態様では
、hGHの緩衝化水溶液は、金属カチオン成分の水溶液と混合される。hGHお
よび金属カチオン成分はともに、複合体を形成するときは固体形状でありえない
ことを理解されたい。
【0022】 典型的には、複合化hGHは、雲状沈殿物の形態であり、溶媒中に懸濁させる
。さらにより好ましい態様では、hGHはZn+2と複合体を形成する。次いで、
複合化hGHを、通常の単離技術を用いて非複合化hGHから単離しうる。例え
ば、複合体が固体として存在する場合、任意の固体/液体分離手段、例えば、遠
心分離または濾過を用いることができる。
【0023】 任意で、hGHと競合して、hGHとの複合体を形成している金属カチオンと
の不溶性複合体を形成するアニオン含有アニオン性成分を添加することにより、
金属カチオン複合化hGH組成物から精製hGHを遊離させることができる。例
えば、アニオン性成分は、リン酸ナトリウムであり得、その場合、リン酸アニオ
ンがhGHと競合してhGHとの複合体を形成する金属カチオンを含有する不溶
性複合体を形成する。例えば、hGH複合体の金属カチオンが亜鉛である場合、
不溶性の複合体としてZnPO4 が形成されうる。アニオン性成分は、固体とし
て、または溶液状のいずれかで、金属カチオン複合化hGHの水性懸濁液に添加
することができ、hGHの金属カチオンとアニオン性成分のアニオンとの不溶性
複合体の形成がもたらされる。次いで、精製hGHを不溶性複合体から分離し、
凍結乾燥などにより乾燥し、精製形態のhGHを得る。精製hGHを凍結乾燥す
るための許容されうる手段には、当該技術分野において公知のものが含まれる。
【0024】 あるいはまた、金属カチオン複合化hGHは、任意の公知のカプセル化方法を
用い、徐放のための生体適合性ポリマーマトリックス内にカプセル化することが
できる。好ましい態様では、カプセル化は、Johnson らの米国特許第5,667
,808号明細書(その全内容は参照により本明細書に取り込まれる)に記載さ
れる方法に従って達成される。徐放性組成物の形成方法は、Gombotz らに付与さ
れた米国特許第5,019,400号明細書、および1995年5月18日に出
願された同時係属中の米国特許出願第08/443,726号(それらの全教示
は参照により本明細書に取り込まれる)にさらに記載されている。これらの微小
粒子形成法は、相分離などの他の方法と比べて、徐放性組成物の調製に必要とさ
れる活性成分の量を低減し得る。
【0025】 参照する方法において、金属カチオン複合化hGH、または溶液状もしくは粒
子分散液として存在しうる他の活性成分をも含む生体適合性ポリマーの溶液は、
液滴にするために処理され、その場合、液滴の少なくとも有意な部分がポリマー
、ポリマー溶媒および活性剤、例えば、金属カチオン複合化hGHを含む。次い
で、微小粒子を形成するのに適した手段により、これらの液滴を凍結する。液滴
を形成するのに適した手段には、超音波ノズル、加圧ノズル、Rayleighジェット
、または溶液から液滴を作製するための他の公知の手段に溶液を供する(direct
)工程が含まれる。
【0026】 液滴を凍結して微小粒子を形成するのに適した手段には、液体アルゴンまたは
液体窒素などの液化ガス内またはその近傍に液滴を供して凍結微小液滴を形成し
、次いで液体ガスから分離する工程を含む。次いで、凍結した微小液滴を、エタ
ノール、エタノールとヘキサンの組み合わせ、ペンタンまたはオイルなどの液体
または固体の非溶媒に曝露する。
【0027】 凍結した微小液滴中の溶媒は、固体および/または液体として非溶媒中に抽出
し、活性成分、例えば、hGHを含有する微小粒子を形成する。
【0028】 本発明の徐放性組成物のポリマーマトリックスを形成するのに好適なポリマー
は、生分解性もしくは非生分解性のポリマーまたはそれらのブレンドもしくはコ
ポリマーのいずれかでありうる生体適合性ポリマーである。ポリマーおよびポリ
マーの任意の分解生成物がレシピエントに対して無毒性であり、かつ注入部位で
の免疫学的反応など、レシピエントの身体に対して有意な有害効果または不都合
な効果を有しない場合、ポリマーは生体適合性である。
【0029】 本明細書で規定される「生分解性」は、組成物が、インビボで分解または腐食
し、より小さな化学種を形成することを意味する。分解は、例えば、酵素的プロ
セス、化学的プロセスおよび物理的プロセスの結果生じ得る。好適な生体適合性
、生分解性ポリマーには、例えば、ポリ(ラクチド)、ポリ(グリコリド)、ポ
リ(ラクチド−コ−グリコリド)、ポリ(乳酸)、ポリ(グリコール酸)、ポリ
カーボネート類、ポリエステルアミド類、ポリ酸無水物類(polyanydride)、ポ
リ(アミノ酸)、ポリオルトエステル類、ポリ(ジオキサノン)、ポリ(アルキ
レンアルキレート)、ポリエチレングリコールとポリオルトエステルとの(or)
コポリマー、生分解性ポリウレタン、それらのブレンドおよびコポリマーが挙げ
られる。
【0030】 好適な生体適合性、非生分解性ポリマーには、ポリアクリレート、エチレン−
酢酸ビニルと他のアシル置換セルロースアセテートとのポリマー、非生分解性ポ
リウレタン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリフッ化ビニル、ポリ(ビニル
イミダゾール)、クロロスルホネートポリオレフィン、ポリエチレンオキシド、
それらのブレンドおよびコポリマーからなる群より選ばれる非生分解性ポリマー
が含まれる。
【0031】 本発明で使用されるポリマーに許容されうる分子量は、所望のポリマー分解速
度、機械強度などの物性、および溶媒中のポリマー溶解率などの要因を考慮して
、当業者により決定されうる。典型的には、分子量の許容範囲は、約2,000
ダルトン〜約2,000,000ダルトンである。好ましい態様では、ポリマー
は生分解性のポリマーまたはコポリマーである。より好ましい態様では、ポリマ
ーは、ラクチド:グリコリド比が約1:1であり、分子量が約5,000ダルト
ン〜約70,000ダルトンであるポリ(ラクチド−コ−グリコリド)(以下、
「PLGA」)である。さらにより好ましい態様では、本発明で使用されるPL
GAの分子量は、約5,000ダルトン〜約42,000ダルトンである。
【0032】 本発明を以下の実施例により、具体的にさらに記載する。
【0033】 実施例 2μフリット(Upchurch Scientific, Cat.#: C-V3X )を有するプレカラムフ
ィルター(Upchurch Scientific, Cat.#: A314)を使用して、Nest Group(Cat.
#: 07164)から得られる7.5mm ×7.5cm TSK−GELカラム(DEAE-SPW 10μ
M )上で未変性イオン交換クロマトグラフィー(IEC)を行なった。流速は0
.5ml/分、カラム負荷は0.5〜2.0μgとし、検出器を286nmの励
起波長および336nmの発光波長にセットした。溶出系は、移動相A(HPLCグ
レード水)および移動相B(0.125M KH2PO4,10%(v/v )アセトニトリル、約pH
5.8)からなり、以下のグラジエントを使用した。
【0034】 時間 %A %B 曲線形 0.0 60 40 定組成(isocratic ) 3.0 60 40 直線 13.0 0 100 定組成 27.0 0 100 直線 28.0 60 40 定組成 45.0 60 40 定組成
【0035】 サイズ排除クロマトグラフィー(SEC)を使用して水溶液中の天然の単量体
hGHを測定した。2μフリット(Upchurch Scientific, Cat.#: C-V3X )を有
するプレカラムフィルター(Upchurch Scientific, Cat.#: A314)を使用して、
Nest Group(Cat.#: 08540)から得られる7.8mm ×30cm G2000SWXLカラム上でS
ECを行なった。流速は1.0mL/分、カラム負荷は2.5〜15.0μgと
し、検出器を214nmにセットした。移動相は、0.05M NaH2PO4, 0.15M NaCl,
pH 7.2 ±0.1 からなった。
【0036】 2μフリット(Upchurch Scientific, Cat.#: C-V3X )を有するプレカラムフ
ィルター(Upchurch Scientific, Cat.#: A314)を使用して、Upchurch Scienti
fic (Part #: 1512-3801 )から得られる150mm ×4.6mm PLRP-Sカラム(I.D. 8
μ, 300 Å)上で逆相HPLC(rHPLC)を行なった。流速は22分のラン
タイムで2.0mL/分であった。2.0〜10μgのカラム負荷ならびに28
6nmの励起波長および335nmの発光波長にセットした検出器を使用した。
溶出系は、移動相A(50mMリン酸緩衝液1.0Lに対してアセトニトリル440
mL)および移動相B(50mMリン酸緩衝液1.0Lに対してアセトニトリル1.
0L)からなり、以下のグラジエントを使用した。
【0037】 時間 %A %B 曲線形 0.0 60 40 直線 15.0 0 100 直線 17.0 0 100 定組成 17.5 60 40 直線 35.0 60 40 直線
【0038】 実施例1 Zn+2複合化hGHの形成 ヒト成長ホルモン(hGH)は、そのDNA配列がGoeddel らに付与された米
国特許第4,898,830号明細書に記載されており、本実施例に使用した。
ヒト成長ホルモンは、最初はpH 8.4の23mM重炭酸ナトリウム中に25mg/mL のhG
H濃度を有する溶液の形態であった。12.5mg/ml の濃度を有するhGHの第2溶
液もまた、4mM NaHCO3(pH=7.2)で最初の溶液を適切に希釈することにより本実
施例で使用した。
【0039】 脱イオン水および酢酸亜鉛二水和物から0.9mM Zn+2溶液を調製した。各hG
H溶液(25mg/mL および12.5mg/mL の濃度)に亜鉛カチオン成分の必要量を添加
して、表1に示されるようなZn+2成分対hGHのモル比 6:1、8:1 および10:1
を用いてZn+2−hGH複合体を形成した。Zn+2安定化hGHを含有してなる
雲状の(cloudy)懸濁沈澱物が両濃度のhGHで各モル比に対して形成された。
希釈試料(12.5mg/mL )におけるhGHの終濃度は5mg/mLであり、非希釈試料で
は20mg/mL であった。
【0040】
【表1】
【0041】 沈殿物を約1分間約13,200rpm での遠心分離によりペレット化した。上清試料
をIEC、SECおよびrHPLCによりアッセイし、脱アミド化および酸化分
解産物に対する天然hGHの比を測定した。天然hGHと脱アミド化および酸化
分解産物との比を精製前のhGHと比較した。結果を表2に示す。
【0042】 上清に存在する脱アミド化および酸化hGHの割合が、精製前のhGH溶液と
比較した時に、より大きくなったことを結果は説明する。
【0043】
【表2】
【0044】 当業者は、通常の実験を用いるのみで、本明細書に詳細に記載された本発明の
特定の態様に対する多くの均等物を認識し、理解することができるであろう。か
かる均等物は、請求の範囲内に包含されることを意図する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、濃度20mg/mLの未精製hGH溶液のイオン交換クロマトグラフ
ィー分析の結果得られたクロマトグラムである。
【図2】 図2は、亜鉛カチオン成分のhGHに対するモル比6:1および終濃度5mg
/mLでhGHと亜鉛との複合体形成の結果生じる上清のイオン交換クロマトグ
ラフィー分析の結果得られたクロマトグラムである。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年5月18日(2001.5.18)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C07K 1/32 A61K 37/36 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,UZ,VN,YU,ZA,ZW (71)出願人 ジェネンテック・インコーポレーテッド GENENTECH,INC. アメリカ合衆国カリフオルニア・94080− 4990・サウス・サン・フランシスコ・ディ ーエヌエー・ウェイ・1 460 Point San Bruno Blvd.,South San Fra ncisco,California 94080 USA (72)発明者 ジャヴォロウィッツ,ワレン,イー. アメリカ合衆国 マサチューセッツ 01719 ボックスボロ,ナンバー 334,ス ワンソン ロード 188 Fターム(参考) 4C076 AA58 AA94 CC30 DD22 EE13H EE22H EE24H EE25H EE48H EE59 FF31 4C084 AA02 AA03 AA06 BA44 CA18 DB22 MA05 MA37 NA12 ZC042 4H045 AA20 CA40 DA31 EA27 EA30 GA05 GA23

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a)脱アミド化hGH、酸化hGHもしくは両者の全てが全
    く、あるいは殆ど金属カチオンと複合体を形成しない条件下で、天然hGHが富
    化された金属カチオン複合化hGH組成物を形成する工程;および b)脱アミド化hGH、酸化hGHまたはその組み合わせから金属カチオン複合
    化hGH組成物を単離する工程 を含む、脱アミド化hGH、酸化hGHまたは両者からの活性ヒト成長ホルモン
    (hGH)の精製方法。
  2. 【請求項2】 金属カチオン複合化hGH組成物からhGHを遊離させる工
    程をさらに含む請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 金属カチオン複合化hGH組成物から遊離されたhGHを用
    いて1回以上反復される請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 金属カチオン複合化hGH組成物の金属カチオンがZn+2
    Mg+2、Ca+2およびK+ からなる群より選ばれる請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 hGHに対するモル比が10:1未満の金属カチオン成分を
    用いて金属カチオン複合化hGH組成物を調製する請求項4記載の方法。
  6. 【請求項6】 金属カチオンが亜鉛である請求項4記載の方法。
  7. 【請求項7】 モル比が6:1である請求項6記載の方法。
  8. 【請求項8】 a)天然hGH、ならびに脱アミド化hGHおよび酸化hG
    Hの一方または両方を含有するhGH組成物の水溶液を調製する工程; b)脱アミド化hGH、酸化hGHもしくは両者の全てが全く、あるいは殆ど金
    属カチオン成分と複合体を形成しない条件下で、金属カチオン成分を該水溶液に
    添加し、それにより、該hGH組成物の水溶液と比べて活性hGHが富化された
    金属カチオン複合化hGH組成物を形成する工程; c)金属カチオン複合化hGH組成物を沈殿させる工程;および d)沈殿物を単離する工程 を含む、脱アミド化hGH、酸化hGHまたは両者からの活性ヒト成長ホルモン
    (hGH)の精製方法。
  9. 【請求項9】 金属カチオン複合化hGH組成物からhGHを遊離させる工
    程をさらに含む請求項8記載の方法。
  10. 【請求項10】 金属カチオン複合化hGH組成物から遊離されたhGHを
    用いて1回以上反復される請求項9記載の方法。
  11. 【請求項11】 金属カチオン複合化hGHの金属カチオンがZn+2、Mg +2 、Ca+2およびK+ からなる群より選ばれる請求項8記載の方法。
  12. 【請求項12】 hGHに対するモル比が10:1未満の金属カチオン成分
    を用いて金属カチオン複合化hGH組成物を調製する請求項11記載の方法。
  13. 【請求項13】 金属カチオンが亜鉛である請求項12記載の方法。
  14. 【請求項14】 モル比が6:1である請求項13記載の方法。
  15. 【請求項15】 a)脱アミド化hGH、酸化hGHもしくは両者の全てが
    全く、あるいは殆ど金属カチオンと複合体を形成しない条件下で、天然hGHが
    富化された金属カチオン複合化hGH組成物を形成する工程; b)脱アミド化hGH、酸化hGHまたはその組み合わせから金属カチオン複合
    化hGH組成物を単離する工程;および c)金属カチオン複合化hGH組成物を生体適合性ポリマー内にカプセル化する
    工程 を含む、ポリマーマトリックスからのヒト成長ホルモン徐放用組成物の形成方法
  16. 【請求項16】 生体適合性ポリマーマトリックスが、ポリ(ラクチド)、
    ポリ(グリコリド)、ポリ(ラクチド−コ−グリコリド)、ポリ(乳酸)、ポリ
    (グリコール酸)、ポリ(乳酸−コ−グリコール酸)、ポリカプロラクトン、ポ
    リカーボネート類、ポリエステルアミド類、ポリ酸無水物類、ポリ(アミノ酸)
    、ポリオルトエステル類、ポリシアノアクリレート類、ポリ(p−ジオキサノン
    )、ポリ(アルキレンオキサレート)、生分解性ポリウレタン、それらのブレン
    ドおよびコポリマーからなる群より選ばれる請求項15記載の方法。
  17. 【請求項17】 該ポリマーがポリ(ラクチド−コ−グリコリド)を含有す
    る請求項16記載の方法。
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