JP2002537484A - 選択した非イオン性界面活性剤を含有する自動食器洗浄用組成物 - Google Patents

選択した非イオン性界面活性剤を含有する自動食器洗浄用組成物

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JP2002537484A JP2000601115A JP2000601115A JP2002537484A JP 2002537484 A JP2002537484 A JP 2002537484A JP 2000601115 A JP2000601115 A JP 2000601115A JP 2000601115 A JP2000601115 A JP 2000601115A JP 2002537484 A JP2002537484 A JP 2002537484A
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Abstract

(57)【要約】 a)5重量%〜90重量%のビルダー;b)0.1重量%〜15重量%の、i)次の式 R1(EO)a(PO)b(BO)c[式中、R1は直鎖または分枝鎖のC6〜C20のアルキルであり、aは2〜30であり、bは0〜30であり、cは1〜30である]を有し、X/Y数が1.90未満である界面活性剤;および/またはii)次の式 R1O[CH2CH(R3)O]e2[式中、R1は、炭素数1〜30の炭化水素基であり、R2は、炭素数1〜30の炭化水素基であり、R3は、H、あるいは炭素数1〜4の直鎖脂肪族炭化水素基であり、eは1〜40の平均値を有する整数である]の界面活性剤;c)任意に0.1重量%〜40重量%の漂白剤;およびd)添加物質、例えば酵素、b)以外の界面活性剤またはキレート化剤;を含む自動食器洗浄用洗剤組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 技術分野 本発明は、非イオン性界面活性剤および好ましくは漂白剤を含む自動食器洗浄
用洗剤組成物の分野にある。
【0002】 発明の背景 特に家庭用機械での自動食器洗浄は、布帛洗濯とは非常に異なる技術である。
家庭での布帛洗濯は、普通は、タンブリング作用を有する特別な目的のために製
造された機械で実行される。これらは、噴霧動作の家庭用自動食器洗浄機とは非
常に異なる。後者における噴霧動作は、泡を生じる傾向がある。泡は、家庭用食
器洗浄機の低い敷居から容易にあふれ出て噴霧動作を減速させ、これが次に清浄
化作用を低減する。したがって、家庭用機械食器洗浄の別個の分野においては、
一般の発泡性の洗濯用洗浄界面活性剤の使用は普通は制限される。これらの局面
は、家庭用食器洗浄分野における独自の処方物制約の簡単な実例である。
【0003】 漂白性化学物質を用いる自動食器洗浄は、布帛漂白とは異なる。自動食器洗浄
では、漂白性化学物質の使用は食器からの汚れ除去の促進をもたらすが、しかし
汚れ漂白も起こり得る。さらに、漂白化学物質による汚れの再沈着防止および斑
点生成防止作用が望ましい。いくつかの漂白性化学物質(例えば、過酸化水素供
給源、単独でまたはテトラアセチルエチレンジアミン、別名「TAED」と一緒
に)は、ある環境においては、食器清浄化に役立ち得る。
【0004】 前記の技術的制約ならびに消費者の必要性および要求のために、自動食器洗浄
用洗剤(ADD)組成物は、継続的に変更および改良されつつある。さらに、環
境因子、例えばリン酸塩の制限、生成物のより少ない使用量で常に良好な斑点皮
膜形成結果を与え、洗浄過程を補助するためにより少ない熱エネルギーおよびよ
り少ない水とすることなどが望ましいことから、ADD組成物改良の必要性が要
請されていた。
【0005】 ADD組成物の処方に対するこのような継続的変更にもかかわらず、特に斑点
皮膜形成をなくす排除のための、より良好な清浄化ADD組成物に対する必要性
は依然として存在する。典型的には、他の種類の清浄化組成物、例えば洗濯用洗
剤組成物では、清浄化の改良は、用いられる界面活性剤を変更し且つ改良するこ
とにより継続的になされている。しかしながら、本明細書中に前記したように、
ADD組成物は、他の清浄化組成物中に典型的に用いられるほとんどの界面活性
剤系および成分とは両立しない、非常に低泡立ち性の組成物を必要とするといっ
た独自の制限を有する。したがって、許容できない高い泡立ちを伴わずに斑点生
成を低減する利点を提供するADD組成物に対する必要性が依然として存在する
【0006】 背景技術 米国特許第4,272,394号、WO94/22800およびWO93/0
4153。
【0007】 発明の要約 ビルダーおよびブトキシキャップの非イオン性界面活性剤系を含み、好ましく
はさらに漂白剤および/または酵素を含む自動食器洗浄用洗剤(「ADD」)組
成物が優れた斑点生成を低減する利点を提供するということが、意外にもここに
発見された。
【0008】 したがって、本発明は、以下の: (a)組成物の重量の約5%〜約90%(好ましくは約5%〜約75%、さら
に好ましくは約10%〜約50%)のビルダー(好ましくはリン酸塩ビルダー系
またはクエン酸塩および炭酸塩を含有する無リン酸塩ビルダー系); (b)組成物の重量の約0.1%〜約15%(好ましくは約0.2%〜約10
%、さらに好ましくは約0.5%〜約5%)の組成物の重量の約0.1%〜約1
5%の非イオン性界面活性剤であって、以下の: (i)次の式: R1(EO)a(PO)b(BO)c [式中、R1は直鎖または分枝鎖のC6〜C20のアルキルであり、aは約2〜約3
0であり、bは0〜約30であり、cは約1〜約30である]を有し、X/Y数
が1.90未満である非イオン性界面活性剤; (ii)次の式: R1O[CH2CH(R3)O]e2 [式中、R1は、炭素数1〜30の直鎖または分枝鎖、飽和または不飽和、脂肪
族または芳香族の炭化水素基であり、R2は、炭素数1〜30で、任意に1〜5
個のヒドロキシ基を含有し、さらに任意にエーテル基で置換される、直鎖または
分枝鎖、飽和または不飽和、脂肪族または芳香族の炭化水素基であり、R3は、
H、あるいは炭素数1〜4の直鎖脂肪族炭化水素基であり、eは1〜40の平均
値を有する整数であって、R2は任意にアルコキシル化され得るし、前記アルコ
キシはエトキシ、プロポキシ、ブチルオキシおよびそれらの混合物から選択され
る]の非イオン性界面活性剤、ならびに (iii)それらの混合物; から成る群から選択される非イオン性界面活性剤; (c)任意に組成物の重量の約0.1%〜約40%の漂白剤(好ましくは次亜
塩素酸塩、例えばナトリウム次クロロイソシアヌレート、「NaDCC」または
過酸化水素漂白系の供給源、例えば過ホウ酸塩または過炭酸塩)であって、好ま
しくはコバルト漂白触媒および/またはマンガン漂白触媒も含有するもの;そし
て (d)添加物質、好ましくは酵素、(b)以外の界面活性剤、キレート化剤お
よびそれらの混合物から成る群から選択される自動食器洗浄用洗剤添加物質; を含む自動食器洗浄用洗剤組成物を包含する。
【0009】 本発明は、その他の酵素(特にプロテアーゼおよび/またはアミラーゼ)を含
めた付加的成分が処方される顆粒形態の完全処方ADDを、他のADD製品形態
、例えば液体ゲルおよび錠剤とともに包含する(が、これらに限定されない)。
【0010】 本発明は、清浄化方法、特に家庭用自動食器洗浄機中での食卓用具の洗浄方法
であって、本明細書に前記したようなADD組成物を含有する水性アルカリ性浴
を用いて自動食器洗浄機中で汚れた食卓用具を処理することを含む方法も包含す
る。 既述のように、本発明は、優れた脂汚れ除去、良好な食器保護および良好な全
体的清浄化を含めた利点を有する。
【0011】 本明細書で使用する部、パーセンテージおよび比率はすべて、別記しない限り
、重量%として表される。引用文献はすべて、関連部分が、参照により本明細書
中に含まれる。
【0012】 発明の詳細な記載 自動食器洗浄用組成物: 本発明の自動食器洗浄用組成物は、ビルダーおよびブトキシキャップの非イオ
ン性界面活性剤系を含み、好ましくは漂白剤(例えば、塩素系漂白剤または過酸
化水素供給源)および/または洗浄性酵素も含有する。本明細書中で有用な漂白
剤としては、塩素酸素漂白剤(例えば、次亜塩素酸塩またはNaDCC)および
過酸化水素供給源、例えば任意の普通の過酸化水素放出塩、例えば過ホウ酸ナト
リウム、過炭酸ナトリウムおよびそれらの混合物が挙げられる。過硫酸塩漂白剤
のような利用可能な酸素の供給源(例えば、OXONE、製造DuPont)も有用で
ある。好ましい実施態様では、付加的成分、例えば水溶性ケイ酸塩(アルカリ性
を提供するために有用であり、腐食抑制を助長する)、分散剤ポリマー(カルシ
ウムおよび/またはマグネシウム塩の結晶成長を改質し、抑制する)、キレート
化剤(遷移金属を制御する)、アルカリ(pHを調整する)および洗浄性酵素(
頑固な食物汚れの、特にデンプン性およびタンパク質様汚れの清浄化を助長する
)が存在する。付加的漂白性改質物質、例えば慣用的漂白活性化剤(例えば、T
AEDおよび/または漂白触媒)が付加されるが、但し、任意のこのような漂白
性改質物質は、本発明の目的に適合するような方式で供給される。さらに本発明
の洗剤組成物は、1つ又はそれ以上の加工助剤、充填剤、香料、慣用的酵素粒子
生成物質、例えば酵素コアまたは「ノンパレイル」、ならびに顔料等を含み得る
【0013】 概して、本明細書中のADD組成物の製造に用いられる物質は、好ましくは、
ガラス器上での斑点生成/皮膜形成との適合性について調べられる。斑点生成/
皮膜形成に関する試験方法は一般に、DINおよびASTM試験法を含めた自動
食器洗浄用洗剤文献に記載されている。特に長鎖長のある種の油性物質、および
不溶性物質、例えば粘土、ならびに長鎖脂肪酸または石鹸スカムを形成する石鹸
は、したがって、好ましくは当該組成物から制限されるかまたは排除される。
【0014】 必須成分の量は広範囲内で変わり得るが、しかしながら、本明細書中の好まし
い自動食器洗浄用洗剤組成物(典型的には、pHが約8より高い、さらに好まし
くは約9.5〜約12の、最も好ましくは約9.5〜約10.5の1%水性溶液
を有する)は、以下の:約5%〜約90%、好ましくは約5%〜約75%のビル
ダー、約0.1%〜約15%、好ましくは約0.2%〜約10%の非イオン性界
面活性剤が存在するものである。このような完全処方の実施形態は、典型的には
、約0.1%〜約15%の高分子分散剤、約0.01%〜約10%のキレート化
剤、および約0.00001%〜約10%の洗浄性酵素をさらに含むが、しかし
さらなる付加的または付加物成分が存在し得る。顆粒形態の本明細書中の洗剤組
成物は、最良保存安定性のために、典型的には、例えば約7%未満の遊離水に、
含水量を制限する。
【0015】 本発明の組成物は、塩素含有漂白添加剤を用いて処方され得るが、本発明の好
ましいADD組成物(特に洗浄性酵素を包含するもの)は、実質的に塩素漂白剤
を含有しない。塩素漂白剤を「実質的に含有しない」とは、処方者が故意に塩素
含有漂白剤添加剤、例えばジクロロイソシアヌレートを好ましいADD組成物に
付加しないことを意味する。しかしながら、上水道の塩素処理のような処方者の
制御外の因子のために、いくつかの非ゼロ量の塩素漂白剤が洗浄液中に存在し得
る、と認識される。「実質的に含有しない」という用語は、同様に、他の成分の
好ましい制限に関して案出され得る。
【0016】 「有効量」とは、本明細書中では、いかなる比較試験条件が用いられても、汚
れた表面の清浄化を強化するのに十分な量を意味する。同様に、「触媒的有効量
」という用語は、いかなる比較試験条件が用いられても、汚れた表面の洗浄化を
強化するのに十分な金属含有漂白触媒の量を指す。自動食器洗浄においては、汚
れた表面は、例えば茶渋の付いた陶器カップ、口紅しみの付いた陶器カップ、単
純デンプンまたはより複雑な食物汚れの付いた皿、あるいはトマトスープでしみ
の付いたプラスチック製スパチュラであり得る。試験条件は、用いられる洗浄機
の種類および使用者の癖によって変わる。いくつかの機械は、他のものよりかな
り長い洗浄サイクルを有する。ある使用者は、機械の内側を十分に加熱せずに温
水を用いることを選択するが、他の者は温水を、あるいは冷水をさえ充填した後
、内部電気コイルにより十分に温める。もちろん、漂白剤および酵素の性能は、
このような考慮要件、ならびに完全処方の洗剤中に用いられるレベルにより左右
され、清浄化組成物が適切に調整され得る。
【0017】 選択した非イオン性界面活性剤系 本発明の必須非イオン性界面活性剤は、1.90未満の、好ましくは1.85
未満の、さらに好ましくは1.75未満のX/Y数を有さねばならない。このX
/Y数の決定は、後述される。
【0018】 本発明の非イオン性界面活性剤は、以下の: (i)次の式: R1(EO)a(PO)b(BO)c [式中、R1は直鎖または分枝鎖のC6〜C20のアルキル、好ましくは直鎖または
分枝鎖のC8〜C18のアルキル、さらに好ましくは直鎖または分枝鎖のC9〜C16 のアルキルであり、aは2〜30、好ましくは4〜25、さらに好ましくは5〜
20、最も好ましくは5〜18の整数であり、bは0〜30、好ましくは0〜2
5、さらに好ましくは0〜20、最も好ましくは0〜10の整数であり、cは1
〜30、好ましくは1〜15、さらに好ましくは1〜10、最も好ましくは1〜
6の整数である]の非イオン性界面活性剤; (ii)次の式: R1O[CH2CH(R3)O]e2 [式中、R1は、炭素数1〜30の直鎖または分枝鎖、飽和または不飽和、脂肪
族または芳香族の炭化水素基であり、R2は、炭素数1〜30で、任意に1〜5
個のヒドロキシ基を含有し、さらに任意にエーテル基で置換される直鎖または分
枝鎖、飽和または不飽和、脂肪族または芳香族の炭化水素基であり、R3は、H
、あるいは炭素数1〜4の直鎖脂肪族炭化水素基であり、eは1〜40の平均値
を有する整数であって、R2は任意にアルコキシル化され得るし、前記アルコキ
シはエトキシ、プロポキシ、ブチルオキシおよびそれらの混合物から選択される
]の非イオン性界面活性剤;ならびに (iii)それらの混合物; から成る群から選択される。
【0019】 適切な界面活性剤としては以下のものが挙げられるが、これらに限定されない
【0020】
【表1】
【0021】 X/Yの算定 本発明のLFNI界面活性剤はすべて、1.00以上の疎水性対親水性比、即
ち、「X/Y」数を有さねばならない。
【0022】 「X/Y」の算定法を以下に示す。所定のアルコキシル化非イオン性界面活性
剤構造について、「X」は、酸素に隣接する炭素原子に結合される陽子の合計と
定義される。「Y」は、酸素に隣接しない前記の分子内の炭素原子に結合される
すべての陽子の合計と定義される。即ち、
【0023】
【化1】
【0024】 典型的例を以下に示す。C13EO1213に関しては、X=52およびY=50
である。したがって、X/Y=52/50=1.04。
【0025】 X/Yは、1H NMRスペクトルの積分からも実験的に測定され得る。「X
」陽子は、d3.0〜4.0ppmのスペクトルの領域により限定されるピーク
面積として表される。「Y」陽子は、d0.5〜2.0ppmで限定されるピー
ク面積として表される。X/Yはその場合、3.0〜4.0ppmのピーク面積
を0.5〜2.0ppmのピーク面積で割って算定される。
【0026】 好ましいのは、米国特許第5,294,365号に開示された方法により確定
して、泡立ち(いかなるシリコーン石鹸泡制御剤も存在しない)が2インチ未満
、好ましくは1インチ未満である非イオン性界面活性剤系を含有するADD組成
物である。
【0027】 任意の共界面活性剤−本発明の組成物は、任意の共界面活性剤をさらに含有し
得る。これらの任意の界面活性剤は、好ましくは漂白安定性である。好ましい任
意の共界面活性剤は、低曇り点非イオン性界面活性剤、高曇り点非イオン性界面
活性剤、陰イオン性界面活性剤およびそれらの混合物である。
【0028】 本発明の自動食器洗浄用組成物中で有用な非イオン性共界面活性剤は、存在す
る場合、望ましくは組成物の約0.1%〜約15%のレベルで本発明の洗剤組成
物中に含まれる。概して、漂白安定性のある共界面活性剤が好ましい。非イオン
性界面活性剤は一般に周知であり、 Kirk Othmer’s Encyclopedia of Chemical
Technology, 3rd Ed., Vol. 22, pp.360-379,”Surfactants and Detersive Sy
stems”(この記載内容は、参照により本明細書中に援用される)にさらに詳細
に記載されている。
【0029】 「曇り点」とは、本明細書中で用いる場合、界面活性剤が温度の増大に伴って
低可溶性になる結果である非イオン性界面活性剤の周知の特性であり、第二の相
の出現が観察可能な温度が「曇り点」と呼ばれる(本明細書中に前記したKirk O
thmer, pp. 360-362参照)。
【0030】 本明細書中で用いる場合、「低曇り点」非イオン性共界面活性剤は、30℃未
満、好ましくは約20℃未満、最も好ましくは約10℃未満の曇り点を有する非
イオン性界面活性剤系成分と定義される。典型的な低曇り点非イオン性共界面活
性剤としては、非イオン性アルコキシル化界面活性剤、特に第一級アルコールか
ら得られるエトキシレート、およびポリオキシプロピレン/ポリオキシエチレン
/ポリオキシプロピレン(PO/EO/PO)逆ブロックポリマーが挙げられる
。さらに、このような低曇り点非イオン性共界面活性剤としては、例えばエトキ
シル化プロポキシル化アルコール(例えばOlin Corporationのポリタージェント
(商標)SLF18)、およびエポキシキャップのポリ(オキシアルキル化)ア
ルコール(例えば、WO94/22800(Olin Corporation 、1994年10月13
日公開)に記載されているようなOlin Corporationのポリ−タージェント(商標
)SLF18Bシリーズの非イオン性界面活性剤)が挙げられる。
【0031】 非イオン性共界面活性剤は、任意に約15重量%までの量でプロピレンオキシ
ドを任意に含有し得る。その他の好ましい非イオン性共界面活性剤は、米国特許
第4,223,163号(Builloty、1980年9月16日発行)(この記載内容は、
参照により本明細書中に援用される)に記載された方法により調製され得る。
【0032】 低曇り点非イオン性共界面活性剤は、ポリオキシエチレン、ポリオキシプロピ
レンブロック高分子化合物を付加的に包含する。ブロックポリオキシエチレン−
ポリオキシプロピレン高分子化合物としては、開始剤反応性水素化合物としてエ
チレングリコール、プロピレングリコール、グリセロール、トリメチロールプロ
パンおよびエチレンジアミンを基礎にしたものが挙げられる。プルロニック(商
標)、リバーストプルロニック(商標)およびテトロニック(商標)(BASF-Wya
ndotte Corp., Wyandotte, Michigan)と命名されたブロックポリマー界面活性
剤化合物のいくつかは、本発明のADD組成物中に適している。好ましい例とし
ては、リバーストプルロニック(商標)25R2およびテトロニック(商標)7
02が挙げられる。このような共界面活性剤は、典型的には低曇り点非イオン性
界面活性剤として本明細書中で有用である。
【0033】 本明細書中で用いる場合、「高曇り点」非イオン性共界面活性剤は、40℃よ
り高い、好ましくは約50℃より高い、さらに好ましくは約60℃より高い曇り
点を有する非イオン性界面活性剤系成分と定義される。好ましくは、非イオン性
共界面活性剤系は、炭素数約8〜約20の一価アルコールまたはアルキルフェノ
ールとアルコールまたはアルキルフェノール1モル当たり平均して約6〜約15
モルのエチレンオキシドとの反応から得られるエトキシル化界面活性剤を包含す
る。このような高曇り点非イオン性共界面活性剤としては、例えばテルギトール
15S9(供給元Union Carbide)、ローダスルフTMD8.5(供給元Rhone P
oulenc)およびネオドール91−8(供給元Shell)が挙げられる。
【0034】 高曇り点非イオン性共界面活性剤はさらに、約9〜約15,好ましくは11〜
15の範囲内の親水性−親油性平衡(「HLB」。前述のKirk Othmer参照)値
を有する、ということも本発明の目的のために好ましい。このような物質として
は、例えばテルギトール15S9(供給元Union Carbide)、ローダスルフTM
D8.5(供給元Rhone Poulenc)およびネオドール91−8(供給元Shell)が
挙げられる。
【0035】 別の好ましい高曇り点非イオン性共界面活性剤は、第二級アルコールおよび分
枝鎖第一級アルコールを含めた炭素数約6〜約20の直鎖、または好ましくは分
枝鎖または第二級脂肪アルコール(C6〜C20のアルコール)から得られる。好
ましくは、高曇り点非イオン性共界面活性剤は、分枝鎖または第二級アルコール
エトキシレート、さらに好ましくは、アルコール1モル当たり平均約6〜約15
モル、好ましくは約6〜約12モル、最も好ましくは約6〜約9モルのエチレン
オキシドと縮合した分枝鎖または第二級アルコールエトキシレート、さらに好ま
しくは混合C9/11またはC11/15の分枝鎖アルコールエトキシレートである。好
ましくは、そのようにして得られるエトキシル化非イオン性共界面活性剤は、平
均に比して狭いエトキシレート分布を有する。
【0036】 任意の共界面活性剤が低曇り点非イオン性界面活性剤と高曇り点非イオン性界
面活性剤の混合物である場合には、混合物は、好ましくは約10:1〜約1:1
0の範囲内の重量比で併合されるのが好ましい。
【0037】 陰イオン性共界面活性剤は、3より大きい(好ましくは4〜10、さらに好ま
しくは6〜8)エトキシル化度、ならびにC8〜C16の、好ましくはC11〜C15
の範囲の鎖長を有するアルキルエトキシカルボキシレート、アルキルエトキシス
ルフェートから選択され得る。さらに、分枝鎖アルキルカルボキシレートは、分
枝が中間で起こり、平均総鎖長が10〜18、好ましくは12〜16で、2〜4
炭素長の側枝を伴う場合に、ADW組成物中で有用であることが判明している。
一例は、2−ブチルオクタン酸である。陰イオン性共界面活性剤は、典型的には
、カルシウムの存在下で良好な溶解性を有する種類のものである。このような陰
イオン性共界面活性剤は、アルキル(ポリエトキシ)スルフェート(AES)、
アルキル(ポリエトキシ)カルボキシレート(AEC)、ならびに短鎖C6〜C1 0 のアルキルスルフェートおよびスルホネートによりさらに説明される。直鎖脂
肪酸は、カルシウムに対するそれらの感受性のために有効でないことが示されて
いる。
【0038】 ビルダー ケイ酸塩以外の洗剤ビルダーは、無機質硬度の制御を助長するために本明細書
の組成物中に任意に含まれ得る。無機ならびに有機ビルダーが用いられ得る。ビ
ルダーは、粒状汚れの除去を助長するために自動食器洗浄に用いられる。
【0039】 ビルダーのレベルは、組成物の最終用途およびその所望の物理的形態によって
広範に変わり得る。組成物は、典型的には少なくとも約1%のビルダーを含む。
高性能組成物は、典型的には約5重量%〜約90重量%、さらに典型的には約5
重量%〜約75重量%の洗剤ビルダーを含む。しかしながら、より低レベルまた
はより高レベルのビルダーは除外されない。
【0040】 無機または非リン酸塩含有洗剤ビルダーとしては、ホスホネート、フィチン酸
、ケイ酸塩、炭酸塩(重炭酸塩およびセスキ炭酸塩を含む)、硫酸塩、クエン酸
塩、ゼオライトまたは層化ケイ酸塩およびアルミノケイ酸塩が挙げられるが、こ
れらに限定されない。
【0041】 炭酸塩ビルダーの例は、独国特許出願第2,321,001号(1973年11月15
日公開)に開示されているようなアルカリ土類およびアルカリ金属炭酸塩である
。種々の等級および種類の炭酸ナトリウムおよびセスキ炭酸ナトリウムが用いら
れ、これらのうちのいくつかは、その他の成分、特に洗浄性界面活性剤のための
担体として特に有用である。
【0042】 本発明の目的に適した有機洗剤ビルダーとしては、広範な種々のポリカルボキ
シレート化合物が挙げられるが、これらに限定されない。本明細書中で用いる場
合、「ポリカルボキシレート」とは、複数のカルボキシレート基、好ましくは少
なくとも3つのカルボキシレートを有する化合物を指す。ポリカルボキシレート
ビルダーは一般に酸形態で組成物に付加され得るが、しかし中和塩または「過塩
基化」形態でも付加され得る。塩形態で用いられる場合、アルカリ金属、例えば
ナトリウム、カリウムおよびリチウムまたはアルカノールアンモニウム塩が好ま
しい。
【0043】 種々の種類の有用な物質が、ポリカルボキシレートビルダーとして挙げられる
。ポリカルボキシレートビルダーの重要な一種類は、エーテルポリカルボキシレ
ート、例えば米国特許第3,128,287号(Berg、1964年4月7日発行)およ
び米国特許第3,635,830号(Lamberti等、1972年1月18日発行)に開示
されているようなオキシジスクシネートを包含する。米国特許第4,663,0
71号(Bush等、1987年5月5日発行)の「TMS/TDS」ビルダーも参照され
たい。適切なエーテルポリカルボキシレートとしては、環状化合物、特に米国特
許第3,923,679号、第3,835,163号、第4,158,635号
、第4,120,874号および第4,102,903号に記載されているもの
のような脂環式化合物も挙げられる。
【0044】 その他の有用な洗浄性ビルダーとしては、エーテルヒドロキシポリカルボキシ
レート、無水マレイン酸とエチレンまたはビニルメチルエーテルのコポリマー、
1,3,5−トリヒドロキシベンゼン−2,4,6−トリスルホン酸およびカル
ボキシメチルオキシコハク酸、ポリ酢酸、例えばエチレンジアミン四酢酸および
ニトリロ三酢酸の種々のアルカリ金属、アンモニウムおよび置換アンモニウム塩
、ならびにポリカルボキシレート、例えばメリチン酸、コハク酸、オキシ二コハ
ク酸、ポリマレイン酸、ベンゼン1,3,5−三カルボン酸、カルボキシメチル
オキシコハク酸およびそれらの可溶性塩が挙げられる。
【0045】 クエン酸塩ビルダー、例えばクエン酸およびその可溶性塩(特にナトリウム塩
)は、再生可能供給源からのそれらの利用可能性およびそれらの生分解性のため
に、ヘビーデューティー洗濯用洗剤および自動食器洗浄用処方物にとって特別の
重要性を有するポリカルボキシレートビルダーである。クエン酸塩は、ゼオライ
ト、前記のブリテシル型(BRITEIL)および/または層化ケイ酸塩ビルダーと組
合せても用いられ得る。オキシジスクシネートもこのような組成物および組合せ
において有用である。
【0046】 さらに本発明の洗剤組成物中に適しているのは、3,3−ジカルボキシ−4−
オキサ−1,6−ヘキサンジオネートおよび米国特許第4,566,984号(
Bush、1986年1月28日発行)に開示された関連化合物である。有用なコハク酸ビ
ルダーとしては、C5〜C20のアルキルおよびアルケニルコハク酸およびその塩
が挙げられる。この種類の特に好ましい化合物は、ドデセニルコハク酸である。
コハク酸塩ビルダーの特定の例としては、ラウリルスクシネート、ミリスチルス
クシネート、パルミチルスクシネート、2−ドデセニルスクシネート(好ましい
)、2−ペンタデセニルスクシネート等が挙げられる。ラウリルスクシネートは
この群の好ましいビルダーであり、欧州特許出願第86200690.5/0,
200,263号(1986年11月5日公開)に記載されている。
【0047】 その他の適切なポリカルボキシレートは、米国特許第4,144,226号(
Crutchfield等、1979年3月13日発行)および米国特許第3,308,067号(
Diehl、1967年3月7日発行)に開示されている。米国特許第3,723,322
号も参照されたい。
【0048】 脂肪酸、例えばC12〜C18のモノカルボン酸も、付加的ビルダー活性を提供す
るために単独で、または前記のビルダー、特にクエン酸塩および/またはコハク
酸塩ビルダーと組合せて組成物中に混入され得るが、しかし一般的には望ましく
ない。脂肪酸のこのような使用は、一般的には、洗濯用組成物中の泡立ちの減少
を生じ、これは処方者に考慮される必要がある。脂肪酸またはそれらの塩は、石
鹸スカムが生成し、食器上に沈着され得る情況における自動食器洗浄(ADD)
の実施形態では望ましくない。
【0049】 リンベースのビルダーが用いられ得る場合、種々のアルカリ金属リン酸塩、例
えば周知のトリポリリン酸ナトリウム、ピロリン酸ナトリウムおよびオルトリン
酸ナトリウムが用いられ得る。リン酸塩ビルダー、例えばエタン−1−ヒドロキ
シ−1,1−ジホスホネートおよびその他の既知のリン酸塩(例えば、米国特許
第3,159,581号、第3,213,030号、第3,422,021号、
第3,400,148号および第3,422,137号参照)も用いられ得るが
、しかしこのような物質は、キレート化剤または安定剤として低レベルモードで
より一般的に用いられる。
【0050】 ADD組成物中に用いるためのリン酸塩洗剤ビルダーは周知である。それらの
例としては、ポリホスフェート(例えばトリポリホスフェート、ピロホスフェー
トおよびガラス状高分子メタホスフェート)のアルカリ金属、アンモニウムおよ
びアルカノールアンモニウム塩が挙げられるが、これらに限定されない。リン酸
塩ビルダー供給源は、Kirk Othmer, 3rd Ed., Vol. 17, pp.426-472に、そしてC
otton and Wilkinson, pp. 394-400(John Wiley and Sons, Inc., 1972)によ
る”Advanced Inorganic Chemistry” に詳細に記載されている。
【0051】 本明細書中のリン酸塩ビルダーの好ましいレベルは、約10%〜約75%、好
ましくは約15%〜約50%のリン酸塩ビルダーである。
【0052】 漂白剤 過酸化水素供給源は、本明細書中に援用されたKirk Othmer’s Encyclopedia
of Chemical Technology, 4th Ed(1992, John Wiley & Sons), Vol.4, pp.271
-300 ”Bleaching Agents(Survey)”に詳細に記載されており、種々の被覆化
形態および改質形態を含めた、種々の形態のナトリウムペルボレートおよびナト
リウムペルカルボネートを含む。過酸化水素の供給源の「有効量」とは、汚れた
食器がアルカリの存在下で家庭用自動食器洗浄機中で消費者が洗浄する場合、過
酸化水素供給源のない組成物と比較して、汚れた食器からのしみ(特に茶渋)除
去の測定できる改良が可能な任意の量である。
【0053】 さらに一般的には、本明細書中の過酸化水素の供給源は、消費者使用条件下で
有効量の過酸化水素を提供するあらゆる便利な化合物または混合物である。レベ
ルは、広範に変化し、通常は本明細書中のADD組成物の重量の約0.1%〜約
70%、さらに典型的には約0.5%〜約30%の範囲である。
【0054】 本明細書中で用いられる過酸化水素の好ましい供給源は、過酸化水素それ自体
を含めたあらゆる便利な供給源であり得る。例えば、ペルボレート、例えばナト
リウムペルボレート(あらゆる水和物であるが、しかし好ましくは一または四水
和物)、ナトリウムカルボネートペルオキシヒドレートまたは等価ペルカルボネ
ート塩、ナトリウムピロホスフェートペルオキシヒドレート、ウレアペルオキシ
ヒドレートまたはナトリウムペルオキシドが本明細書中で用いられ得る。ペルス
ルフェート漂白剤(例えば、OXONE、DuPont製造)のような利用可能な酸素
の供給源も有用である。ナトリウムペルボレート一水和物およびナトリウムペル
カルボネートは、特に好ましい。任意の便利な過酸化水素供給源の混合物も用い
られ得る。
【0055】 好ましいペルカルボネート漂白剤は、約500μm〜約1,000μmの範囲
の平均粒子サイズを有する乾燥粒子を包含し、前記の粒子の重量の約10重量%
以下が約200μmより小さく、前記の粒子の重量の約10重量%以下が約1,
250μmより大きい。任意に、ペルカルボネートは、シリケート、ボレートま
たは水溶性界面活性剤で被覆され得る。ペルカルボネートは、種々の商業的供給
元、例えばFMC、SolvayおよびTokai Denkaから入手可能である。
【0056】 洗浄性酵素を含む本発明のADD組成物のために好ましくないが、しかし本発
明の組成物は、漂白剤として、塩素型漂白物質も含み得る。このような作用物質
は当業界で周知であり、その例としては、例えばナトリウムジクロロイソシアヌ
レート(「NaDCC」)が挙げられる。
【0057】 本明細書中の有効ADD組成物は、非イオン性界面活性剤系およびビルダーの
みを含み得るが、一方完全処方ADD組成物は、典型的にはその他の自動食器洗
浄用洗剤添加物質も含んで、性能を改良または改質する。これらの物質は、自動
食器洗浄用組成物の必要な特性に関して、適宜選択される。例えば、低い斑点生
成および皮膜形成が所望される場合、The American Society for Testing and M
aterials(「ASTM」)D3556−85(再承認1989)”Standard Test Me
thod for Deposition on Glassware During Mechanical Dishwashing”の標準試
験により測定した場合、好ましい組成物は3またはそれ以下、好ましくは2未満
、最も好ましくは1未満の斑点生成および皮膜形成等級を有する。
【0058】 添加物質 当該組成物中に任意に含入される洗浄性成分または添加物は、清浄化性能、清
浄化される支持体の処理を助長または強化するための、または組成物の審美性を
改良するよう意図された1つ又はそれ以上の物質を含み得る。それらはさらに、
組成物の形態に基づいて、即ち、組成物が液体、ペースト(半固体)または固体
形態(錠剤および本発明の組成物に好ましい顆粒形態を含む)として販売されて
いるかどうかにより選択される。使用のためにそれらの慣用的当業界確立レベル
(一般に、付加物は、全体で、組成物の重量の約30%〜約99.9%、好まし
くは約70%〜約95%を構成する)で、本発明の組成物中に含まれ得る。付加
物としては、その他の活性成分、例えば非リン酸塩ビルダー、キレート化剤、酵
素、石鹸泡抑制剤、分散剤ポリマー(例えば、BASF Corp.またはRohm & Haasか
ら)、着色スペックル、銀保護剤、曇り防止剤および/または防錆剤、染料、充
填剤、殺菌剤、アルカリ性供給源、ヒドロトロープ、酸化防止剤、酵素安定剤、
香料、可溶化剤、担体、加工助剤、顔料、pH制御剤、そして液体処方物に関し
ては、詳細に後述されるような溶媒が挙げられる。
【0059】 1.洗浄性酵素 本発明の洗剤組成物は、清浄化性能の効果を提供する1つ又はそれ以上の酵素
をさらに含み得る。「洗浄性酵素」とは、本明細書中で用いる場合、ADD組成
物中の清浄化、しみ除去またはその他の方法で有益な作用を有するあらゆる酵素
を意味する。このような洗浄性酵素としては、セルラーゼ、ヘミセルラーゼ、ペ
ルオキシダーゼ、プロテアーゼ、グルコアミラーゼ、アミラーゼ、リパーゼ、ク
チナーゼ、ペクチナーゼ、キシラナーゼ、レダクターゼ、オキシダーゼ、フェノ
ールオキシダーゼ、リポキシゲナーゼ、リグニナーゼ、プルラナーゼ、タンナー
ゼ、ペントサナーゼ、マラナーゼ、β―グルカナーゼ、アラビノシダーゼまたは
それらの混合物から選択される酵素が挙げられる。好ましい組合せは、慣用的に
適用可能な酵素、例えばプロテアーゼ、アミラーゼ、リパーゼ、クチナーゼおよ
び/またはセルラーゼのカクテルを有する洗剤組成物である。酵素は、組成物中
に存在する場合、洗剤組成物の重量の約0.0001%〜約5%の活性酵素のレ
ベルである。自動食器洗浄用に非常に好ましいのは、現在一般に市販されている
種類、ならびにより漂白剤相溶性であるが、残存程度の漂白剤失活感受性を有す
る改良型の両方を含めたアミラーゼおよび/またはプロテアーゼである。
【0060】 タンパク質分解酵素 − タンパク質分解酵素は、動物、植物または微生物(
好ましい)起源のものであり得る。本明細書の洗剤組成物中に用いるのに適した
プロテアーゼとしては、トリプシン、ズブチリシン、キモトリプシンおよびエラ
スターゼ型プロテアーゼが挙げられるが、これらに限定されない。本明細書中で
用いるために好ましいのは、ズブチリシン型タンパク質分解酵素である。特に好
ましいのは、バチルス属の枯草菌Bacillus subtilisおよび/またはBacillus li
cheniformisから得られる細菌セリンタンパク質分解酵素である。
【0061】 適切なタンパク質分解酵素としては、Novo Industri A/Sのアルカラーゼ(商
標)(好ましい)、エスペラーゼ(商標)、サビナーゼ(商標)(Copenhagen,
Denmark)、Gist-Brocadesのマキサターゼ(商標)、マキサカル(商標)および
マキサペン15(商標)(タンパク質工学処理マキサカル(商標))(Delft, N
etherlands)、ならびにズブチリシンBPNおよびBPN‘(好ましい)が挙げ
られ、これらは市販されている。好ましいタンパク質分解酵素は、修飾化細菌セ
リンプロテアーゼ、例えばGenencor International, Inc.(San Francisco, Cal
ifornia)により製造されたものでもあり、これは欧州特許251,446B(1
994年12月28日譲渡、1988年1月7日公開)(特に17、24および98ページ)に記載
されており、本明細書中では「プロテアーゼB」とも呼ばれる。米国特許第5,
030,378号(Venegas、1991年7月9日発行)は、修飾化細菌セリンタンパ
ク質分解酵素(Genencor International)に言及しているが、これは本明細書中
では「プロテアーゼA」と呼ばれる(BPN’と同一)。プロテアーゼAおよび
その変異体の、アミノ酸配列を含めた完全な説明に関しては、特に、米国特許第
5,030,378号の2および3列目を参照していただきたい。その他のプロ
テアーゼは、以下の商品名で販売されている:プリマーゼ、デュラザイム、オプ
チクリーンおよびオプチマーゼ。好ましいタンパク質分解酵素は、その場合、ア
ルカラーゼ(商標)(Novo Industri A/S)、BPN’、プロテアーゼAおよび
プロテアーゼB(Genencor)ならびにそれらの混合物からなる群から選択される
。プロテアーゼBが最も好ましい。
【0062】 本明細書中で用いるために特に興味深いのは、米国特許第5,470,733
号に記載されたプロテアーゼである。 我々の同時係属中の出願USSN08/136,797に記載されたプロテア
ーゼも、本発明の洗剤組成物中に含まれ得る。
【0063】 「プロテアーゼD」として言及される別の好ましいプロテアーゼは、天然では
見出されないアミノ酸配列を有するカルボニルヒロドラーゼ変異体で、これは位
置+76と等価の前記のカルボニルヒドロラーゼの一位置で異なる一アミノ酸を
複数のアミノ酸残基と置換することにより、好ましくは、さらに、Genencor Int
ernationalによりWO95/10615(1995年4月20日公開)に記載されてい
るように、Bacillus amyloliquefaciensズブチリシンの番号にしたがって、+9
9、+101、+103、+104、+107、+123、+27、+105、
+109、+126、+128、+135、+156、+166、+195、+
197、+204、+206、+210、+216、+217、+218、+2
22、+260、+265および/または+274から成る群から選択されるも
のと等価の1つ又はそれ以上のアミノ酸残基位置と組合せて、前駆体カルボニル
ヒドロラーゼから得られる(A. Baeck等、表題“Protease-Containing Cleaning
Compositions”。米国特許第08/322,676(1994年10月13日提出))
【0064】 有用なプロテアーゼは、PCT公報:WO95/30010(The Procter &
Gamble Company、1995年11月9日公開)、WO95/30011(The Procter &
Gamble Company、1995年11月9日公開)、WO95/29979(The Procter
& Gamble Company、1995年11月9日公開)にも記載されている。
【0065】 プロテアーゼ酵素は、組成物の重量の0.0001%〜2%の活性酵素のレベ
ルで、本発明の組成物中に混入され得る。
【0066】 アミラーゼ − アミラーゼ(αおよび/またはβ)は、炭水化物ベースの汚
染を除去するために含入され得る。適切なアミラーゼは、テルマミル(商標)(
Novo Nordisk)、フンガミル(商標)およびバン(商標)(Novo Nordisk)であ
る。酵素は、任意の適切な起源、例えば植物、動物、細菌、真菌および酵母菌起
源のものであり得る。アミラーゼ酵素は、普通は、洗剤組成物の重量の0.00
01%〜2%、好ましくは約0.0001%〜約0.5%、さらに好ましくは約
0.0005%〜約0.1%、さらに好ましくは約0.001%〜約0.05%
の活性酵素のレベルで洗剤組成物中に混入される。
【0067】 アミラーゼ酵素としては、WO95/26397に、そしてNovo NordiskPC
T/DK96/00056による同時係属中の出願に記載されているものも挙げ
られる。 適切なアミラーゼ酵素の1つは、Novo Nordiskから入手可能なナタラーゼ(商
標)である。
【0068】 本明細書中で適切なその他のアミラーゼとしては、例えば、英国特許第1,2
96,839号(Novo)に記載されているα−アミラーゼ、ラピダーゼ(商標)
(International Bio-Synthetics, Inc)およびテルマミル(商標)(Novo)が
挙げられる。フンガミル(商標)(Novo)が特に有用である。
【0069】 本明細書中で特に好ましいアミラーゼとしては、WO9510603Aに記載
されたような直接の親における付加的修飾を有するアミラーゼ変異体が挙げられ
るが、これは譲渡人であるNovoからデュラミル(商標)として入手可能である。
その他の特に好ましい酸化安定性増強アミラーゼとしては、WO9418314
(Genencor International)およびWO9402597(Novo)に記載されたも
のが挙げられる。例えば入手可能なアミラーゼの既知のキメラ、ハイブリッドま
たは単純突然変異体親形態からの特定部位の突然変異誘発により得られるような
、任意のその他の酸化安定性増強アミラーゼが用いられ得る。その他の好ましい
酵素修飾が利用可能である(WO9509909A(Novo)参照)。
【0070】 抗菌活性を付与する種々のカルボヒドラーゼ酵素も本発明に含まれ得る。この
ような酵素としては、米国特許第5,041,236号、第5,395,541
号、第5,238,843号および第5,356,803号(これらの記載内容
は、参照により本明細書中に援用される)に開示されているようなエンドグリコ
シダーゼ、II型エンドグリコシダーゼおよびグルコシダーゼが挙げられる。も
ちろん、抗菌活性を有するその他の酵素、例えばペルオキシダーゼ、オキシダー
ゼおよび種々のその他の酵素が、同様に用いられ得る。
【0071】 任意の酵素が組成物中に存在する場合には、本発明の組成物中に酵素安定系を
含入することもできる。
【0072】 ペルオキシダーゼ酵素は、酸素供給源、例えば過炭酸塩、過ホウ酸塩、過硫酸
塩、過酸化水素等と組合せて用いられ得る。それらは、典型的には、「溶液漂白
」のために、即ち洗浄操作中に基質から除去された染料または顔料が洗浄溶液中
の他の基質に移るのを防止するために用いられる。ペルオキシダーゼ酵素は当業
界で既知であり、その例としては、例えばホースラディッシュペルオキシダーゼ
、リグニナーゼおよびハロペルオキシダーゼ、例えばクロロ−およびブロモ−ペ
ルオキシダーゼが挙げられる。ペルオキシダーゼ含有洗剤組成物は、例えばPC
T国際出願WO89/099813(O. Kirk、1989年10月19日公開、Novo Indu
stries A/Sに譲渡)に開示されている。本発明は、ペルオキシダーゼを含まない
自動食器洗浄用組成物の実施形態を包含する。
【0073】 広範囲の酵素物質および合成洗剤組成物中へのそれらの混入手段も、米国特許
第3,553,139号(McCarty等、1971年1月5日発行)に開示されている。
酵素はさらに、米国特許第4,101,457号(Place等、1978年7月18日発行
)に、そして米国特許第4,507,219号(Hughes、1985年3月26日発行)
に開示されている。洗剤中に用いるための酵素は、種々の技法により安定化され
得る。酵素安定化技法は、米国特許第3,600,319号(Gedge等、1971年8
月17日発行)および欧州特許出願公報第0199405号)、出願番号第862
00586.5号(Venegas、1986年10月29日公開)に開示され、例示されてい
る。酵素安定系も、例えば米国特許第3,519,570号に記載されている。
【0074】 任意の漂白添加物 (a)漂白活性化剤− 好ましくは、組成物中の過酸素漂白剤構成成分は、活性化剤(過酸前駆体)と
ともに処方される。活性化剤は、組成物の重量の約0.01%〜約15%、好ま
しくは約0.5%〜約10%、さらに好ましくは約1%〜約8%のレベルで存在
する。好ましい活性化剤は、テトラアセチルエチレンジアミン(TAED)、ベ
ンゾイルカプロラクタム(BzCL)、4−ニトロベンゾイルカプロラクタム、
3−クロロベンゾイルカプロラクタム、ベンゾイルオキシベンゼンスルホネート
(BOBS)、ノナノイルオキシベンゼンスルホネート(NOBS)、フェニル
ベンゾエート(PhBz)、デカノイルオキシベンゼンスルホネート(C10−O
BS)、ベンゾイルバレロラクタム(BZVL)、オクタノイルオキシベンゼン
スルホネート(C8−OBS)、過加水分解性エステルならびにそれらの混合物
から成る群から選択され、最も好ましくは、ベンゾイルカプロラクタムおよびベ
ンゾイルバレロラクタムである。約8〜約9.5の範囲のpHでの特に好ましい
漂白活性化剤は、OBSまたはVL脱離基を有して選択されるものである。
【0075】 好ましい漂白活性化剤は、米国特許第5,130,045号(Mitchell等)お
よび米国特許第4,412,934号(Chung等)および同時係属中米国特許出
願第08/064,624号、第08/064,623号、第08/064,6
21号、第08/064,562号、第08/064,564号、第08/08
2,270号および同時係属中出願で、「Bleaching Compounds Comprising Per
oxyacid Activators Used With Enzymes」という表題の米国特許第08/133
,691号(P & Gケース番号4890R)(M. Burns、A.D. Willey、R.T. Har
tshorn、C.K. Ghosh)(これらの記載内容はすべて、参照により本明細書中に援
用される)に記載されたものである。
【0076】 本発明における過酸素漂白化合物(AvOのような)対漂白活性化剤のモル比
は、一般に、少なくとも1:1、好ましくは約20:1〜約1:1、さらに好ま
しくは約10:1〜約3:1の範囲である。
【0077】 第四級置換漂白活性化剤も含まれ得る。本発明の清浄化組成物は、好ましくは
、第四級置換漂白活性化剤(QSBA)または第四級置換過酸(QSP)、さら
に好ましくは前者を包含する。好ましいQSBA構造は、同時係属中米国特許出
願第08/298,903号、第08/298,650号、第08/298,9
06号および第08/298,904号(1994年8月31日提出)(これらの記載
内容は、参照により本明細書中に援用される)にさらに記載されている。
【0078】 (b)有機ペルオキシド、特にジアシルペルオキシド − これらは、Kirk O
thmer, Encyclopedia of Chemical Technology, vol. 17,John Wiley and Sons,
1982の27-90ページ、特に63-72ページ(この記載内容は全て、参照により本明
細書中に援用される)に広範に説明されている。ジアシルペルオキシドが用いら
れる場合には、それは、好ましくは斑点生成/皮膜形成に対して最小の悪影響を
及ぼすものである。
【0079】 (c)金属含有漂白触媒: 本発明の組成物および方法は、ADD組成物中に用いるのに有効である金属含
有漂白触媒を利用する。好ましいのは、マンガンおよびコバルト含有漂白触媒で
ある。
【0080】 適切な漂白触媒の例に関しては、米国特許第4,246,612号、第5,8
04,542号、第5,798,326号、第5,246,621号、第4,4
30,243号、第5,244,594号、第5,597,936号、第5,7
05,464号、第4,810,410号、第4,601,845号、第5,1
94,416号、第5,703,030号、第4,728,455号、第4,7
11,748号、第4,626,373号、第4,119,557号、第5,1
14,606号、第5,599,781号、第5,703,034号、第5,1
14,611号、第4,430,243号、第4,728,455号および第5
,227,084号;欧州特許第408,131号、第549,271号、第3
84,503号、第549,272号、第224,952号および第306,0
89号;独国特許第2,054,019号;カナダ国特許第866,191号を
参照していただきたい。
【0081】 好ましいのは、次式を有するコバルト(III)触媒である: Co[(NH3nM’mB’bT’tqp]Yy 式中、コバルトは+3の酸化状態であり;nは0〜5(好ましくは4または5、
最も好ましくは5)の整数であり;M’はモノデンテート配位子を示し;mは0
〜5(好ましくは1または2、最も好ましくは1)の整数であり;B’はバイデ
ンテート配位子を示し、bは0〜2の整数であり;T’はトリデンテート配位子
を示し、tは0または1であり;Qはテトラデンテート配位子であり、qは0ま
たは1であり;Pはペンタデンテート配位子であり、pは0または1であり、そ
してn+m+2b+3t+4q+5p=6であり;Yは、数y(ここで、yは1
〜3(好ましくは2〜3、最も好ましくはYが−1荷電陰イオンである場合に2
)の整数である)で存在して荷電平衡塩を生成する1つ又はそれ以上の適切に選
択された対陰イオンであり、好ましいYは塩化物、ヨウ化物、I3 -、蟻酸塩、硝
酸塩、亜硝酸塩、硫酸塩、亜硫酸塩、クエン酸塩、酢酸塩、炭酸塩、臭化物、P
6 -、BF4 -、B(Ph)4 -、リン酸塩、亜リン酸塩、ケイ酸塩、トシラート、
メタンスルホン酸塩およびそれらの組合せから成る群から選択され[任意に、Y
中に1つ又はそれ以上の陰イオン基、例えばHPO4 2-、HCO3 -、H2PO4 -
が存在する場合には、Yは陽子化され、さらにYは、慣用でない無機陰イオン、
例えば陰イオン性界面活性剤、例えば直鎖アルキルベンゼンスルホネート(LA
S)、アルキルスルフェート(AS)、アルキルエトキシスルホネート(AES
)等、および/または陰イオン性ポリマー、例えばポリアクリレート、ポリメタ
クリレート等から成る群から選択され得る];そしてさらに、コバルトに結合し
た少なくとも1つの配位部位が自動食器洗浄使用条件下で不安定であり、残りの
配位部位は自動食器洗浄条件下でコバルトを安定化し、したがって、アルカリ条
件下でのコバルト(III)のコバルト(II)への還元ポテンシャルは、正規
水素電極に対して0.4ボルト未満(好ましくは0.2ボルト未満)である)。
【0082】 この種の好ましいコバルト触媒は、次式を有する: [Co(NH3n(M’)m]Yy 式中、nは3〜5(好ましくは4または5、最も好ましくは5)の整数であり;
M’は、好ましくは塩素、臭素、水酸化物、水そして(mが1より大きい場合に
は)それらの組合せから成る群から選択される不安定配位部分であり;mは1〜
3(好ましくは1または2、最も好ましくは1)の整数であり;m+n=6;そ
してYは数yで存在する適切に選択された対陰イオンであり、yは1〜3(好ま
しくは2〜3、最も好ましくはYが−1の荷電陰イオンである場合に2である)
の整数で荷電平衡塩を生成する。
【0083】 本明細書中で有用なこの種類の好ましいコバルト触媒は、式[Co(NH35 Cl]Yy、特に[Co(NH35Cl]Cl2を有するコバルトペンタアミンク
ロリド塩である。
【0084】 さらに好ましいのは、次式を有するコバルト(III)漂白触媒を利用する本
発明の組成物である: [Co(NH3n(M)m(B)b]Ty 式中、コバルトは+3の酸化状態であり;nは4または5(好ましくは5)であ
り;Mは1つの部位によりコバルトに配位された1つ又はそれ以上の配位子であ
り;mは0、1または2(好ましくは1)であり;Bは2つの部位でコバルトに
配位された配位子であり;bは0または1(好ましくは0)であり;そしてb=
0である場合には、m+n=6,そしてb=1である場合にはm=0およびn=
4;そしてTは数yで存在する1またはそれ以上の適切に選択された対陰イオン
であり、yは電荷平衡塩を得るための整数(好ましくはyは1〜3、最も好まし
くはTが−1の荷電陰イオンである場合に2である)であって、さらに前記の触
媒は0.23M-1-1(25℃)未満の塩基加水分解速度定数を有する。
【0085】 本明細書で有用な最も好ましいコバルト触媒は、式[Co(NH35OAc]
y(式中、OAcは酢酸部分を示す)を有するコバルトペンタアミン酢酸塩、
特にコバルトペンタアミンアセテートクロリド、[Co(NH35OAc]Cl 2 、ならびに[Co(NH35OAc](OAc)2、[Co(NH35OAc]
(PF62、[Co(NH35OAc](SO4)、[Co(NH35OAc]
(BF42、および[Co(NH35OAc](NO32である。
【0086】 実際問題として、本明細書中の清浄化用組成物および清浄化法は、水性洗浄媒
体中に少なくとも1pphmのオーダーの活性漂白触媒種を提供するよう調整さ
れ、好ましくは、洗浄液中に約0.01ppm〜約25ppm、さらに好ましく
は約0.05ppm〜約10ppm、最も好ましくは約0.1ppm〜約5pp
mの漂白触媒種を提供し得るが、これらに限定されない。自動食器洗浄法の洗浄
液中にこのようなレベルを得るためには、本明細書中の典型的自動食器洗浄用組
成物は、清浄化組成物の重量の約0.0005%〜約0.2%、さらに好ましく
は約0.004%〜約0.08%の漂白触媒を含む。
【0087】 4.pHおよび緩衝化変動 本明細書中の多数の洗剤組成物は、緩衝される。即ち、それらは酸性汚れの存
在下でのpH低下に相対的に抵抗性がある。しかしながら、本明細書中のその他
の組成物は、例外的に低緩衝能力を有し得るか、または実質的に緩衝されない。
推奨使用法レベルでpHを制御または変更するための技法には、一般に、緩衝剤
だけでなく付加的なアルカリ、酸、pHジャンプ系、二重区画容器などの使用が
含まれており、当業者には周知である。
【0088】 本明細書中の好ましいADD組成物は、水溶性アルカリ無機塩および水溶性有
機または無機ビルダーから選択されるpH調整構成成分を含む。pH調整構成成
分は、ADDが1,000〜10,000ppmの濃度で水に溶解される場合に
、pHは約8より高い、好ましくは約9.5〜約11の範囲のままであるよう、
選択される。本発明の好ましい非リン酸塩pH調整構成成分は、以下から成る群
から選択される: (i)ナトリウムカルボネートまたはセスキカルボネート、 (ii)ナトリウムシリケート、好ましくは約1:1〜約2:1のSiO2:N
2O比を有する含水ケイ酸ナトリウム、および限定量のメタケイ酸ナトリウム
とのそれらの混合物、 (iii)クエン酸ナトリウム、 (iv)クエン酸、 (v)重炭酸ナトリウム (vi)ホウ酸ナトリウム、好ましくはボラックス、 (vii)水酸化ナトリウム、および (viii)(i)〜(vii)の混合物。
【0089】 好ましい実施形態は、低レベルのケイ酸塩(即ち約3%〜約10%のSiO2
)を含有する。
【0090】 非常に好ましいpH調整構成成分系の実例は、顆粒状ケイ酸ナトリウムと無水
炭酸ナトリウムとの二成分混合物、ならびに顆粒状ケイ酸ナトリウム三水和物、
クエン酸一水和物および無水炭酸ナトリウムの三構成成分混合物である。
【0091】 当該ADD組成物中のpH調整構成成分の量は、好ましくは組成物の重量の約
1%〜約50%である。好ましい実施形態では、pH調整構成成分は、重量単位
で約5%〜約40%、好ましくは約10%〜約30%の量でADD組成物中に存
在する。
【0092】 初期洗浄溶液の約9.5〜約11のpHを有する本明細書中の組成物に関して
は、特に好ましいADD実施形態は、ADDの重量の約5%〜約40%、好まし
くは約10%〜約30%、最も好ましくは約15%〜約20%のケイ酸ナトリウ
ムを、約5%〜約30%、好ましくは約7%〜25%、最も好ましくは約8%〜
約20%の炭酸ナトリウムとともに含む。
【0093】 必須pH調整系は、当業界で既知の非リン酸塩洗浄性ビルダーから選択される
その他の任意の洗浄性ビルダー塩により(即ち、硬水中の改良された金属イオン
封鎖のために)意図され得る。それらの例としては、種々の水溶性の、アルカリ
金属、アンモニウムまたは置換アンモニウムの、ホウ酸塩、ヒドロキシスルホン
酸塩、ポリ酢酸塩およびポリカルボン酸塩が挙げられる。好ましいのは、このよ
うな物質のアルカリ金属塩、特にナトリウム塩である。代替的水溶性無リン有機
ビルダーは、それらの金属イオン封鎖特性のために用いられ得る。ポリ酢酸塩お
よびポリカルボン酸塩ビルダーの例は、エチレンジアミン四酢酸、ニトリロ三酢
酸、酒石酸モノコハク酸、酒石酸ジコハク酸、オキシ二コハク酸、カルボキシメ
トキシコハク酸、メリチン酸のナトリウム、カリウム、リチウム、アンモニウム
および置換アンモニウム塩、ならびにナトリウムベンゼンポリカルボン酸塩であ
る。
【0094】 (a)水溶性ケイ酸塩 本発明の自動食器洗浄用洗剤組成物は、水溶性ケイ酸塩をさらに含み得る。本
明細書中の水溶性ケイ酸塩は、ADD組成物の斑点生成/皮膜形成特性に悪影響
を及ぼさない程度に可溶性である任意のケイ酸塩である。
【0095】 ケイ酸塩の例はナトリウムメタケイ酸塩であり、さらに一般的にはアルカリ金
属ケイ酸塩、特に、1.6:1〜3.2:1範囲のSiO2:Na2O比を有する
もの、そして層状ケイ酸塩、例えば米国特許第4,664,839号(H.P. Rie
ck、1987年5月12日発行)に記載された層状ケイ酸ナトリウムである。NaSK
S−6(商標)は、Hoechstにより市販されている結晶層状ケイ酸塩である(本
明細書中では一般的に「SKS−6」と略記する)。ゼオライトビルダーと異な
り、本明細書中で有用なNaSKS−6およびその他の水溶性ケイ酸塩は、アル
ミニウムを含有しない。NaSKS−6は、δ−Na2SiO5形態の層状ケイ酸
塩であり、独国特許公報第3,417,649号および第3,742,043号
に記載されたような方法により調製され得る。SKS−6は本明細書中で用いる
ための好ましい層状ケイ酸塩であるが、しかし他のこのような層状ケイ酸塩、例
えば一般式:NaMSix2x+1・yH2O(式中、Mはナトリウムまたは水素で
あり、xは1.9〜4、好ましくは2の数であり、そしてyは0〜20の数であ
り、好ましくは0が用いられ得る)を有するものである。Hoechstからの種々の
その他の層状ケイ酸塩としては、α、βおよびγ形態としてのNaSKS−5、
NaSKS−7およびNaSKS−11が挙げられる。粒状処方物中の巻縮剤と
して、酸素漂白剤のための安定剤として、および石鹸泡制御系の構成成分として
役立ち得る、例えばケイ酸マグネシウムのようなその他のケイ酸塩も有用であり
得る。
【0096】 自動食器洗浄(ADD)用途に特に有用なケイ酸塩としては、ブリテシル(商
標)H20(BRITESIL H20)(PQ Corp.)、および一般的に供給されるブリテシ
ル(商標)H24のような粒状含水2−比率ケイ酸塩が挙げられるが、ADD組
成物が液体形態である場合には、種々のケイ酸塩の液体等級が用いられ得る。安
全限界内で、メタケイ酸ナトリウムまたは水酸化ナトリウムが、単独で、あるい
は他のケイ酸塩と組合せて、洗浄pHを所望のレベルに増強するために関連する
ADD中に用いられ得る。
【0097】 6.キレート化剤 本明細書中の組成物は、1つまたはそれ以上の遷移金属選択性金属封鎖剤、「
キレート剤」または「キレート化剤」、例えば鉄および/または銅および/また
はマンガンキレート化剤も任意に含有し得る。本明細書中で用いるのに適したキ
レート化剤は、アミノカルボキシレート、ホスホネート(特にアミノホスホネー
ト)、多官能性置換芳香族キレート化剤、およびそれらの混合物から成る群から
選択され得る。理論に縛られずに考えると、これらの物質の利点は、一部は、過
酸化水素および/または漂白活性剤を分解することが知られている洗浄溶液中の
鉄、銅およびマンガンを制御するそれらの例外的能力によるものであり、他の利
点としては無機皮膜防止またはスケール抑制が挙げられる。本明細書中で用いる
ための市販のキレート化剤としては、デクエスト(DEQUEST)(商標)シリーズ
およびMonsanto、DuPontおよびNalco, Inc.からのキ
レート化剤が挙げられる。
【0098】 任意のキレート化剤として有用なアミノカルボキシレートの例としては、エチ
レンジアミンテトラアセテート、N−ヒドロキシエチルエチレンジアミントリア
セテート、ニトリロトリアセテート、エチレンジアミンテトラプロピオネート、
トリエチレンテトラアミンヘキサアセテート、ジエチレントリアミンペンタアセ
テートおよびエタノールジグリシン、それらのアルカリ金属、アンモニウムおよ
び置換アンモニウム塩が挙げられる。概して、キレート化剤混合物は、機能の組
合せのために、例えば複数の遷移金属の制御、長期の製品安定化、および/また
は沈澱した遷移金属酸化物および/または水酸化物の制御のために用いられ得る
【0099】 多官能性置換芳香族キレート化剤も、本明細書の組成物中で有用である。例え
ば、米国特許第3,812,044号(Connor等、1974年5月21日
発行)を参照していただきたい。酸形態のこの種類の好ましい化合物は、ジヒド
ロキシジスルホベンゼン、例えば1,2−ジヒドロキシ−3,5−ジスルホベン
ゼンである。
【0100】 本明細書中で用いるための非常に好ましい生分解性キレート化剤は、エチレン
ジアミンジスクシネート(「EDDS」)、特に米国特許第4,704,233
号(Hartman and Perkins、1987年11月3日)に記載
されているような[S,S]異性体であるが、これに限定されない。三ナトリウ
ム塩は好ましいが、その他の形態、例えばマグネシウム塩も有用であり得る。
【0101】 アミノホスホネートも、少なくとも低レベルの全リン分が洗剤組成物中に許さ
れる場合には、本発明の組成物中のキレート化剤として用いるのに適しており、
その例としては、エチレンジアミンテトラキス(メチレンホスホネート)および
ジエチレントリアミンペンタキス(メチレンホスホネート)が挙げられる。好ま
しくは、これらのアミノホスホネートは、炭素数が約6より多いアルキルまたは
アルケニル基を含有しない。
【0102】 用いられる場合、キレート化剤または遷移金属選択性金属イオン封鎖剤は、好
ましくは、本明細書中の組成物の重量の約0.001%〜約10%、さらに好ま
しくは約0.05%〜約1%を構成する。
【0103】 7.分散剤ポリマー − 本明細書中の好ましいADD組成物は、分散剤ポリ
マーを付加的に含有し得る。存在する場合、当該ADD組成物中の分散剤ポリマ
ーは、典型的にはADD組成物の重量の0〜約25%、好ましくは約0.5%〜
約20%、さらに好ましくは約1%〜約8%の範囲のレベルである。分散剤ポリ
マーは、特に高pHの実施形態において、例えば洗浄pHが約9.5を越える場
合に、本発明のADD組成物の皮膜形成性能を改良するために有用である。特に
好ましいのは、食器上の炭酸カルシウムまたはケイ酸マグネシウムの沈着を抑制
するポリマーである。
【0104】 本明細書中で用いるのに適した分散剤ポリマーのさらなる実例は、米国特許第
4,379,080号(Murphy、1983年4月5日発行)に記載された
皮膜形成ポリマーである。
【0105】 適切なポリマーは、好ましくは、少なくとも部分的中和されるか、またはポリ
カルボン酸のアルカリ金属、アンモニウムまたは置換アンモニウム(例えば、モ
ノ−、ジ−またはトリエタノールアンモニウム)塩である。アルカリ金属塩、特
にナトリウム塩が最も好ましい。ポリマーの分子量は広範囲に亘って変わり得る
が、それは、好ましくは約1,000〜約500,000、さらに好ましくは約
1,000〜約250,000、最も好ましくは、特にADDが北米自動食器洗
浄機で用いられる場合には、約1,000〜約5,000である。
【0106】 その他の適切な分散剤ポリマーとしては、米国特許第3,308,067号(
Diehl、1967年3月7日発行)に開示されたものが挙げられる。重合さ
れて適切な分散剤ポリマーを生成し得る不飽和単量体酸としては、アクリル酸、
マレイン酸(または無水マレイン酸)、フマル酸、イタコン酸、アコニット酸、
メサコン酸、シトラコン酸およびメチレンカロン酸が挙げられる。メチルビニル
エーテル、スチレン、エチレン等のようなカルボキシレート基を含有しない単量
体セグメントの存在は適切であるが、但し、このようなセグメントは分散剤ポリ
マーの約50重量%より多くを構成しない。
【0107】 約3,000〜約100,000、好ましくは約4,000〜約20,000
の分子量、ならびに分散剤ポリマーの約50重量%未満、好ましくは約20重量
%未満のアクリルアミド含量を有するアクリルアミドとアクリレートのコポリマ
ーも用いられ得る。最も好ましくは、このような分散剤ポリマーは、約4,00
0〜約20,000の分子量、ならびにポリマーの約0重量%〜約15重量%の
アクリルアミド含量を有する。
【0108】 特に好ましい分散剤ポリマーは、低分子量修飾ポリアクリレートコポリマーで
ある。このようなコポリマーは、モノマー単位として、a)約90重量%〜約1
0重量%、好ましくは約80重量%〜約20重量%のアクリル酸およびその塩を
、ならびにb)約10重量%〜約90重量%、好ましくは約20重量%〜約80
重量%の置換アクリル酸単量体またはその塩を含有し、以下の一般式を有する: −[(C(R2)C(R1)(C(O)OR3)] (式中、見かけ上の付加していない原子価は、実際は水素、および置換基R1
2またはR3のうちの少なくとも1つにより占有されており、好ましくはR1
たはR2は炭素数1〜4のアルキルまたはヒドロキシアルキル基であり、R1また
はR2は水素で、R3は水素またはアルカリ金属塩であり得る。最も好ましいのは
、R1がメチルであり、R2が水素であり、そしてR3がナトリウムである置換ア
クリル酸単量体である)。
【0109】 適切な低分子量ポリアクリレート分散剤ポリマーは、好ましくは約15,00
0未満、好ましくは約500〜約10,000、最も好ましくは約1,000〜
約5,000の分子量を有する。本明細書中で用いるための最も好ましいポリア
クリレートコポリマーは約3,500の分子量を有し、約70重量%のアクリル
酸および約30重量%のメタクリル酸を包含する完全中和形態のポリマーである
【0110】 その他の適切な修飾ポリアクリレートコポリマーとしては、米国特許第4,5
30,766号および第5,084,535号に開示されている、不飽和脂肪族
カルボン酸の低分子量コポリマーが挙げられる。
【0111】 凝集形態の本発明のADD組成物は、凝集物を作るための液体結合剤としてポ
リマー分散剤の水性溶液を用い得る(特に、組成物がクエン酸ナトリウムと炭酸
ナトリウムの混合物からなる場合)。特に好ましいのは、約1,000〜約10
,000の平均分子量を有するポリアクリレート、ならびに約2,000〜約8
0,000の平均分子量を有し、アクリレート対マレエートまたはフマレートセ
グメントの比が約30:1〜約1:2であるアクリレート/マレエートまたはア
クリレート/フマレートコポリマーである。不飽和モノ−およびジカルボキシレ
ートモノマーの混合物を基礎にしたこのようなコポリマーの例は、欧州特許出願
第66,915号(1982年12月15日公開)に開示されている。
【0112】 本明細書中で有用なその他の分散剤ポリマーとしては、約950〜約30,0
00の分子量を有するポリエチレングリコールおよびポリプロピレングリコール
が挙げられる。これらは、Dow Chemical Company(Mid
land, Michigan)から得られる。例えば約30℃〜約100℃の
範囲内の融点を有するこのような化合物は、1,450、3,400、4,50
0、6,000、7,400、9,500および20,000の分子量で得られ
得る。このような化合物は、それぞれのポリエチレングリコールおよびプロピレ
ングリコールの所望の分子量および融点を提供するために必要なモル数のエチレ
ンまたはプロピレンオキシドを有するエチレングリコールまたはプロピレングリ
コールの重合により生成される。ポリエチレン、ポリプロピレンおよび混合グリ
コールは、次式を用いて示される: HO(CH2CH2O)m(CH2CH(CH3)O)n(CH(CH3)CH2O)oOH (式中、m、nおよびoは上記の分子量および温度要件を満たす整数である)。
【0113】 本明細書中で有用なさらに他の分散剤ポリマーとしては、セルローススルフェ
ートエステル、例えばセルロースアセテートスルフェート、セルローススルフェ
ート、ヒドロキシエチルセルローススルフェート、メチルセルローススルフェー
トおよびヒドロキシプロピルセルローススルフェートが挙げられる。ナトリウム
セルローススルフェートがこの群の最も好ましいポリマーである。
【0114】 その他の適切な分散剤ポリマーは、カルボキシル化多糖、特に米国特許第3,
723,322号(Diehl、1973年3月27日発行)に記載されている
デンプン、セルロースおよびアルジネート;米国特許第3,929,107号(
Thompson、1975年11月11日発行)に記載されているポリカルボ
ン酸のデキストリンエステル;米国特許第3,803,285号(Jensen
、1974年4月9日発行)に記載されているヒドロキシアルキルデンプンエー
テル、デンプンエステル、酸化デンプン、デキストリンおよびデンプン加水分解
物;米国特許第3,629,121号(Eldib、1971年12月21日発
行)に記載されたカルボキシル化デンプン;および米国特許第4,141,84
1号(McDonald、1979年2月27日発行)に記載されているデキス
トリンデンプンである。好ましいセルロース由来分散剤ポリマーは、カルボキシ
メチルセルロースである。 さらに別の群の使用可能な分散剤は、有機分散剤ポリマー、例えばポリアスパ
ルテートである。
【0115】 8.物質保護剤 − 好ましいADD組成物は、腐食抑制剤および/または曇
り防止助剤として有効である1つまたは複数の物質保護剤を含有し得る。このよ
うな物質は、特に家庭用平食器における電気メッキニッケル銀および純銀の使用
が依然として比較的普通である欧州のいくつかの国々においては、またはアルミ
ニウム保護が関係しており、組成物が低ケイ酸塩である場合に、機械食器洗浄用
組成物の好ましい構成成分である。一般的にこのような物質保護剤としては、メ
タケイ酸塩、ケイ酸塩、ビスマス塩、マンガン塩、パラフィン、トリアゾール、
ピラゾール、チオール、メルカプタン、アルミニウム脂肪酸塩およびそれらの混
合物が挙げられる。
【0116】 存在する場合、このような保護物質は、好ましくは低レベルで、例えばADD
組成物の約0.01%〜約5%で混入される。適切な腐食抑制剤としては、パラ
フィン油、典型的には約20〜約50の炭素数を有する主に分枝鎖の脂肪族炭化
水素が挙げられ、好ましいパラフィン油は、環状炭化水素対非環状炭化水素の比
が約32:68である主に分枝鎖のC25-45種から選択される。これらの特徴を
満たすパラフィン油は、Wintershall(Salzbergen, G
ermany)によりウィノグ70(WINOG 70)の商品名で販売されている。さ
らに、低レベルの硝酸ビスマス(即ち、Bi(NO33)の付加も好ましい。
【0117】 その他の腐食抑制剤化合物としては、ベンゾトリアゾールおよび匹敵する化合
物;メルカプタンまたはチオール、例えばチオナフトールおよびチオアントラノ
ール;ならびに微粉砕アルミニウム脂肪酸塩、例えば三ステアリン酸アルミニウ
ムが挙げられる。このような物質は一般に、ガラス器上に斑点または皮膜を生じ
る傾向、または組成物の漂白作用を弱めるあらゆる傾向を回避するよう、賢明に
、かつ限定量で用いられる、と処方者は認識する。この理由のために、非常に強
力に漂白剤反応性であるメルカプタン曇り防止剤、ならびに特にカルシウムで沈
澱する一般的脂肪カルボン酸が好ましくは回避される。
【0118】 9.シリコーンおよびリン酸エステル石鹸泡抑制剤 − 本発明のADDは、
アルキルリン酸エステル石鹸泡抑制剤、シリコーン石鹸泡抑制剤またはそれらの
組合せを任意に含有し得る。レベルは、概して、0%〜約10%、好ましくは約
0.001%〜約5%である。しかしながら、一般に(原価の理由で、および/
または沈着のために)、本明細書中の好ましい組成物は石鹸泡抑制剤を含まない
か、または石鹸泡抑制剤を低レベルでのみ含有し、例えば約0.1%未満の活性
石鹸泡抑制剤を含む。
【0119】 シリコーン石鹸泡抑制剤技術および本明細書中で有用なその他の脱泡剤は、“
Defoaming, Theory and Industrial Applications”, Ed., P.R. Garrett, Marc
el Dekker, N.Y., 1973, ISBN 0-8247-8770-6で広範に実証されている(この記
載内容は、参照により本明細書中に援用される)。特に、“Foam control in De
tergent Products”(Ferch et al)および“Surfactant Antifoams”(Blease
et al)という表題の章を参照されたい。米国特許第3,933,672号およ
び第4,136,045号も参照していただきたい。非常に好ましいシリコーン
石鹸泡抑制剤は、ヘビーデューティー顆粒のような洗濯用洗剤中に用いることが
既知の配合型のものであるが、しかしヘビーデューティー液体洗剤中にのみ用い
られるその種類は、当該組成物中にも混入され得る。例えば、トリメチルシリル
または代替の末端封鎖単位を有するポリジメチルシロキサンは、シリコーンとし
て用いられ得る。これらは、12%シリコーン/シリカ、18%ステアリルアル
コールおよび70%デンプンを粒状形態で包含する石鹸泡抑制剤により説明され
るように、シリカと、および/または界面活性非珪素構成成分と配合され得る。
シリコーン活性配合物の適切な市販供給元は、Dow Corning Cor
pである。
【0120】 リン酸エステルを用いるのが望ましい場合、適切な化合物は米国特許第3,3
14,891号(Schmolka等、1967年4月18日発行)(この記載
内容は、参照により本明細書中に援用される)に開示されている。好ましいアル
キルリン酸エステルは、炭素数16〜20からなる。より好ましいアルキルリン
酸エステルは、モノステアリル酸性ホスフェートまたはモノオレイル酸性ホスフ
ェート、あるいはそれらの塩、特にアルカリ金属塩またはそれらの混合物である
【0121】 本発明の組成物中の消泡剤として簡単なカルシウム沈澱石鹸の使用を避けるの
は、それらが食器上に沈着する傾向があるので、好ましいことが判明した。実際
、リン酸エステルはこのような問題が全くないわけではなく、処方者は一般に、
当該組成物中に消泡剤を沈着する可能性のある内容物を最小限にするよう選択す
る。
【0122】 10.その他の任意の添加物 − 必要とされる圧縮度の大小によって、充填
剤物質も当該ADD中に存在し得る。これらは、スクロース、スクロースエステ
ル、硫酸ナトリウム、硫酸カリウム等を、ADD組成物の約70%まで、好まし
くは0%〜約40%の量まで含む。好ましい充填剤は、特に、最も低レベルの微
量不純物を有する良好な等級の硫酸ナトリウムである。
【0123】 本明細書中に用いられる硫酸ナトリウムは、好ましくは、それが漂白剤と非反
応性であることを保証するのに十分な純度を有する。それは、低レベルの金属イ
オン封鎖剤、例えばホスホネートまたはマグネシウム塩形態のEDDSによって
も処理され得る。漂白剤を分解しないようにするのに十分な純度の点から、pH
調整構成成分、特に例えば本明細書中で用いられる任意のケイ酸塩の選択にも留
意されたい。
【0124】 当該組成物中に任意に存在するが、しかし、本発明は、塩化ナトリウムまたは
塩化カリウムを実質的に含有しない実施形態を包含する。 ヒドロトロープ物質、例えばナトリウムベンゼンスルホネート、ナトリウムト
ルエンスルホネート、ナトリウムクメンスルホネート等は、例えばより良好な分
散性界面活性剤のために存在し得る。
【0125】 漂白剤安定香料(臭いについて安定である)および漂白剤安定染料、例えば米
国特許第4,714,562号(Roselle等、1987年12月22日発
行)に開示されているものも、適切な量で本発明の組成物に添加され得る。本発
明の精神および範囲と一致するその他の一般的洗剤成分は、除外されない。
【0126】 本明細書中のADD組成物は、水感受性成分または水性の環境で一緒にされる
と同時反応し得る成分を含有し得るため、ADDの含水量を最小限に、例えばA
DDの7%またはそれ以下、好ましくは4%またはそれ以下に保持し、かつ水お
よび二酸化炭素に対して実質的に不透過性である包装を提供するのが望ましい。
コーティング処置は、互いから、ならびに空気および水分から成分を保護するた
めの方法を説明するために本明細書中に記載されている。プラスチックボトル、
例えば再充填可能または再使用可能型、ならびに慣用的遮断カートンまたは箱は
、最大の保存安定性を保証するもう一つの有益な手段である。上記のように、成
分があまり併用性がない場合、このような成分の少なくとも1つを、保護のため
に低発泡性非イオン性界面活性剤で被覆するのがさらに望ましい。そうでなけれ
ば併用性のないこのような任意の構成成分の適切な被覆粒子を生成するために容
易に用いられ得る多数の蝋質物質が存在するが、しかしながら、処方者は、プラ
スチック資材のものを含めた食器上に沈着するかまたは皮膜を形成する顕著な傾
向を有さない物質を選択する。
【0127】 本発明のいくつかの好ましい実質的に塩素漂白剤を含まない粒状自動食器洗浄
用組成物を以下に示す:アミラーゼ(例えばテルマミル(商標))および/また
は漂白剤安定性アミラーゼ、ならびに過ホウ酸ナトリウムおよび過炭酸ナトリウ
ムから選択される過酸化水素の供給源、および本明細書中に記載したようなコバ
ルト触媒を包含する漂白系を含む実質的塩素漂白剤を含まない自動食器洗浄用組
成物。酸化安定性の強化されたアミラーゼ、ならびに過ホウ酸ナトリウムおよび
過炭酸ナトリウムから選択される過酸化水素の供給源、コバルト触媒、およびT
AEDまたはNOBSを包含する漂白系を含む実質的塩素漂白剤を含まない自動
食器洗浄用組成物も意図される。
【0128】 清浄化方法: 本発明は、食卓用具を、本明細書中に上述したように、好ましくは約2ppm
〜約10ppmの濃度でコバルト触媒を含有する水性媒質と接触させることを含
む汚れた食卓用具の清浄化方法も包含する。好ましい水性媒質は、約8より高い
、さらに好ましくは約9.5〜約12、最も好ましくは約9.5〜約10.5の
洗浄溶液中に初期pHを有する。
【0129】 本発明は、家庭用自動食器洗浄機で食器を洗浄する方法であって、本発明のA
DW組成物を含有する水性アルカリ性浴を用いて自動食器洗浄機中で汚れた食卓
用具を処理することを含めた方法も包含する。
【0130】 以下の実施例で本発明のADD組成物をさらに説明するが、本発明はこれらに
限定されない。
【0131】実施例1 9/11EO8BO3非イオン性界面活性剤の調製 ネオドール91−8(30.00g、58.7mmol)を、加熱マントル、
磁気攪拌機、均圧滴下漏斗、還流冷却器、内部温度計、およびアルゴン流入口を
装備した250ml三首丸底フラスコ中に入れて、75℃で真空下で乾燥する。
アルゴンで真空を解除後、金属ナトリウム(0.03g、1.2mmol)をフ
ラスコ中に入れて、ナトリウムがすべて消費されるまで混合物を140℃で加熱
撹拌する。次に1,2−エポキシブタン(12.71g、176.2mmol)
を、反応温度を>120℃に保持するような速度で、140℃を目標にして滴下
する。すべての1,2−エポキシブタンを添加し、還流が終結した後、140℃
でさらに3時間、混合物を撹拌、加熱する。次に140℃混合物を真空下に15
分間置いて、あらゆる微量の1,2−エポキシブタンを除去する。淡褐色液を単
離する。NMRは、所望化合物と一致する。
【0132】実施例2 9/11EO8C(CH32CH2CH3非イオン性界面活性剤の調製 ネオドール91−8(30.00g、58.7mmol)を、加熱マントル、
磁気攪拌機、内部温度計およびアルゴン流入口を装備した250ml三首丸底フ
ラスコ中に入れて、75℃で真空下で乾燥する。周囲温度に冷却し、アルゴンで
真空を解除後に、塩化メチレン(12ml)および2−メチル−1−ブテン(4
.53g、64.6mmol)を付加する。次に、ホウ素トリフルオリドジエチ
ルエテラート(0.83g、5.9mmol)をすべて一度に添加する。この混
合物を周囲温度で5日間撹拌する。200mlジエチルエーテルを付加後、混合
物を飽和重炭酸ナトリウムで1回、およびブラインで1回洗浄する。エーテル層
を硫酸マグネシウム下で乾燥し、回転蒸発により濃縮すると、黄色液が残る。N
MRは、所望化合物と一致する。
【0133】実施例3 9/11EO8(CH24CH3非イオン性界面活性剤の調製 無水テトラヒドロフラン(250ml)および60%水素化ナトリウム(8.
22g、205.6mmol)を、磁気攪拌機、均圧滴下漏斗、内部温度計およ
びアルゴン流入口を装備した500ml三首丸底フラスコ中に入れる。混合物を
0℃に冷却後、ネオドール91−8(35.00g、68.5mmol)を10
分間に亘って滴下する。周囲温度に温めた後、混合物を2時間撹拌する。1−ヨ
ードペンタン(33.93g、171.3mmol)を10分間に亘って滴下す
る。周囲温度で4日間撹拌後、混合物をアルコールで急冷して、濃HClで中和
し、500mlジエチルエーテルで稀釈した後、飽和NaHCO3で1回、およ
びブラインで1回抽出する。エーテル層を硫酸マグネシウム下で乾燥し、回転蒸
発により濃縮する。この混合物をフラッシュクロマトグラフィー(5:95 M
eOH:CH2Cl2)により精製して、金色液を得る。NMRは、所望化合物と
一致する。
【0134】 以下の実施例で、本発明の方法に用いるのに適した組成物をさらに説明するが
、本発明はこれらに限定されない。
【0135】実施例4 自動食器洗浄用組成物: 成 分 重量% トリポリリン酸ナトリウム(STPP) 24.0 45.0 炭酸ナトリウム 20.0 13.5 水和2.0rケイ酸塩 15.0 13.5 非イオン性界面活性剤1 3.0 3.0 ポリタージェント(商標)SLF18B 1.0 1.0 非イオン性界面活性剤4 ポリマー2 4.0 ―― プロテアーゼ(4%活性) 0.83 0.83
アミラーゼ(0.8%活性) 0.5 0.5 過ホウ酸塩一水和物(15.5%活性AvO)3 14.5 14.5 コバルト触媒4 0.008 ―― 過酸化ジベンゾイル(18%活性) 4.4 4.4 水、硫酸ナトリウム、その他 残りの量 残りの量
【0136】 1実施例1の非イオン性界面活性剤。 260%アクリル酸/20%マレイン酸/20%エチルアクリレートまたは7
0%アクリル酸/10%マレイン酸/20%エチルアクリレートから選択される
ターポリマー。 3上記処方物のAvOレベルは2.2%である。 4本明細書中で以下に説明するように調製されるペンタアミンアセタトコバル
ト(III)硝酸塩はMnTacNと取り換えられ得る。 51、2−エポキシドデカンが1,2−エポキシデカンの代わりとして置換さ
れるWO94/22800の実施例IIIのエポキシキャップのポリ(オキシア
ルキル化)アルコール。
【0137】 漂白剤/酵素粒子を含有するリン酸塩増進化ADD組成物を以下の実施例でさ
らに説明するが、本発明はこれらに限定されない。これらの組成物は、本発明の
方法に用いるのに適している。記載したパーセンテージは、AvOとして列挙さ
れる過ホウ酸塩(一水和物)構成成分以外は、最終組成物の重量を単位にしてい
る。
【0138】実施例5〜6 成 分 重量% STPP 30.0 32.0 Na2CO3 30.5 20.5 2Rケイ酸塩(SiO2) 8.0 4.0 触媒1 0.008 0.004
サビナーゼ(商標)12T ―― 1.1 プロテアーゼD 0.9 ―― 過ホウ酸塩(AvO) 5.0 0.7 ポリマー2 4.0 ―― 過酸化ジベンゾイル 0.2 0.15 パラフィン 0.5 0.5 ベンゾトリアゾール 0.10 0.3 テルギトール15S9非イオン性界面活性剤5 0.5 0.5 非イオン性界面活性剤3 2.0 2.0 硫酸ナトリウム、水分 ――残りの量――
【0139】 1ペンタアミンアセタトコバルト(III)硝酸塩:MnTacNにより取り
換えられ得る。 2ポリアクリレートまたはアキュソール480Nまたはポリアクリレート/ポ
リメタクリレートコポリマー。 3実施例2の非イオン性界面活性剤。 4Union Carbideにより供給されるエトキシル化第二級アルコー
ル(曇り点=60℃)
【0140】 それぞれ実施例5および6の組成物においては、噴霧コーティング、流動層造
粒、団粒化、粒状化または鱗状化/粉砕操作により調製される200〜2400
μ複合粒子として、触媒および酵素を組成物中に導入する。安定性の理由のため
に、所望により、プロテアーゼおよびアミラーゼ酵素を別々にそれらのそれぞれ
の触媒/酵素複合粒子に成形し得る。これらの別々の組成物を本組成物に付加す
る。
【0141】 次の実施例により、本発明の方法に用いるのに適した塩素漂白剤を有するAD
D粒状組成物を説明する。
【0142】実施例7〜8 成 分 重量% STPP 25 31 Na2CO3 23.0 15.0 2Rケイ酸塩(SiO2 17.5 25.0 次亜塩素酸塩 1.0 3.0 ポリマー1 2.0 ―― 過酸化ジベンゾイル ―― 0.15 パラフィン 1.0 1.0 非イオン性界面活性剤2 2.0 3.0 硫酸ナトリウム、水分 ――残りの量――
【0143】 1ポリアクリレートまたはアキュソール480Nまたはポリアクリレート/ポ
リメタクリレートコポリマー 3実施例3の非イオン性界面活性剤。
【0144】 次の実施例で、本発明の方法に用いるのに適したADD液体ゲル組成物をさら
に説明する。
【0145】実施例9〜10 成 分 重量% 10 STPP 32.0 25.0 Na2CO3 0.7 2.0 2Rケイ酸塩(SiO2) 0.3 1.0 サビナーゼ(商標)12T 2.0 1.0 テルマミル(商標) 1.4 0.5 過ホウ酸塩(AvO) 3.5 ―― SLF18非イオン性界面活性剤4 0.8 0.8 非イオン性界面活性剤1 3.5 3.5 硫酸ナトリウム、水分 ――残りの量――
【0146】 1実施例3の非イオン性界面活性剤。 2Olin Corporationにより供給される(曇り点=18℃)。
【0147】 次の実施例により、本発明の方法に用いるのに適したADDすすぎ助剤組成物
を説明する。
【0148】実施例11〜12 成 分 重量% 11 12 クエン酸 10.0 15.0 エタノール 5.0 10.0 HEDP酸1 1.0 0.7 ナトリウムクメンスルホネート 15.0 10.0 ポリマー2 ―― 1.0 非イオン性界面活性剤3 15.0 8.0 水分 ――残りの量――
【0149】 11−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸 2ポリアクリレートまたはアキュソール480Nまたはポリアクリレート/ポ
リメタクリレートコポリマー。 3実施例2の非イオン性界面活性剤。
【0150】 以下の実施例により、本発明の方法に用いるのに適したADD錠剤組成物をさ
らに説明する。実施例13〜14 成 分 重量% 13 14 STPP 48.0 30 Na2CO3 15.0 25.0 2Rケイ酸塩(SiO2 4.0 8.0 触媒1 0.008 0.004 サビナーゼ(商標)12T ―― 1.0 テルマミル(商標) 0.6 0.5 過ホウ酸塩(AvO) 10.0 15.0 ポリマー2 2.0 2.0 過酸化ジベンゾイル 0.2 0.15 パラフィン 1.0 1.0 ベンゾトリアゾール 0.5 0.5 テルギトール15S9非イオン性界面活性剤 1.0 1.0 非イオン性界面活性剤3 3.0 3.0 硫酸ナトリウム、水分 ――残りの量――
【0151】 1ペンタアミンアセタトコバルト(III)硝酸塩:MnTacNにより取り
換えられ得る。 2ポリアクリレートまたはアキュソール480Nまたはポリアクリレート/ポ
リメタクリレートコポリマー。 3実施例1の非イオン性界面活性剤。 4Union Carbideにより供給されるエトキシル化第二級アルコー
ル(曇り点=60℃)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C11D 3/395 C11D 3/395 17/06 17/06 17/08 17/08 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 クルーセナー,バーナード ウィリアム アメリカ合衆国オハイオ州、ハリソン、ニ ュー、ビディンガー、ロード 11619 (72)発明者 シェーパー,ウィリアム マイケル アメリカ合衆国インディアナ州、ローレン スバーグ、ピクニック、ウッズ、ドライヴ 2393 (72)発明者 シヴィック,マーク ロバート アメリカ合衆国ケンタッキー州、フォー ト、ミッチェル、シェフィールド、コート 2434 (72)発明者 ハッゲバーグ,ドナ ジーン アメリカ合衆国オハイオ州、シンシナチ、 グリーンパイン、ドライヴ 2067 (72)発明者 ジョーダン,グレン トーマス ザ フォ ース アメリカ合衆国オハイオ州、インディア ン、スプリングス、リッジヴュー、ドライ ヴ 5750 Fターム(参考) 3B201 AA21 AB01 BB92 BB94 4H003 AC08 AC23 BA10 BA12 BA15 BA17 DA19 EA09 EA12 EA15 EA16 EB10 EB12 EB26 EB32 EC01 EC02 EC03 ED02 EE05 EE06 FA19 FA42 FA43

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下の: (a)組成物の重量の5%〜90%のビルダー; (b)組成物の重量の0.1%〜15%の非イオン性界面活性剤であって、以
    下の: (i)次の式: R1(EO)a(PO)b(BO)c [式中、R1は直鎖または分枝鎖のC6〜C20のアルキルであり、aは2〜30で
    あり、bは0〜30であり、cは1〜30である]を有し、X/Y数が1.90
    未満である非イオン性界面活性剤; (ii)次の式: R1O[CH2CH(R3)O]e2 [式中、R1は、炭素数1〜30の直鎖または分枝鎖、飽和または不飽和、脂肪
    族または芳香族の炭化水素基であり、R2は、炭素数1〜30で、任意に1〜5
    個のヒドロキシ基を含有し、さらに任意にエーテル基で置換される直鎖または分
    枝鎖、飽和または不飽和、脂肪族または芳香族の炭化水素基であり、R3は、H
    、あるいは炭素数1〜4の直鎖脂肪族炭化水素基であり、eは1〜40の平均値
    を有する整数であり、R2は任意にアルコキシル化され得るし、前記アルコキシ
    はエトキシ、プロポキシ、ブチルオキシおよびそれらの混合物から選択される]
    の非イオン性界面活性剤;ならびに (iii)それらの混合物; から成る群から選択される非イオン性界面活性剤; (c)任意に組成物の重量の0.1%〜40%の漂白剤;そして (d)添加物質; を含む自動食器洗浄用洗剤組成物。
  2. 【請求項2】 マンガン含有漂白触媒、コバルト含有漂白触媒およびそれら
    の混合物から選択される金属含有漂白触媒を含む、請求項1に記載の自動食器洗
    浄用洗剤組成物。
  3. 【請求項3】 低曇り点非イオン性界面活性剤、高曇り点非イオン性界面活
    性剤、陰イオン性界面活性剤およびそれらの混合物から成る群から選択される共
    界面活性剤をさらに含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載の自動食器洗浄用
    洗剤組成物。
  4. 【請求項4】 漂白活性化剤物質、好ましくはテトラアセチルエチレンジア
    ミン、陽イオン性漂白活性化剤およびそれらの混合物を含む、請求項1〜3のい
    ずれか1項に記載の自動食器洗浄用洗剤組成物。
  5. 【請求項5】 顆粒、錠剤または液体ゲルの形態の、請求項1〜4のいずれ
    か1項に記載の自動食器洗浄用洗剤組成物。
  6. 【請求項6】 0.1%未満の活性石鹸泡抑制剤を含む、請求項1〜5のい
    ずれか1項に記載の自動食器洗浄用洗剤組成物。
  7. 【請求項7】 前記非イオン性界面活性剤が、C9,11PO3EO13PO15
    9,11PO3EO13BO6;C9,11PO3EO13BO3;C9,11EO13BO6;C9,1 1 EO13BO3;C9,11BO1EO13BO3;C9,11EO8BO3; C12,15EO7
    2;C9,11EO8BO2;C9,11EO8BO1;C12,13EO6.5TBO1;C9,11
    8C(CH32CH2CH3;C11/15EO15PO612/14;C9,11EO8(CH24CH3およびそれらの混合物から成る群から選択される、請求項1〜6のいず
    れか1項に記載の組成物。
  8. 【請求項8】 プロテアーゼ、リパーゼ、セルラーゼ、アミラーゼ、および
    それらの混合物から成る群から選択される洗浄性酵素を含む、請求項1〜7のい
    ずれか1項に記載の自動食器洗浄用洗剤組成物。
  9. 【請求項9】 前記漂白剤がジベンゾイルペルオキシドである、請求項1〜
    8のいずれか1項に記載の自動食器洗浄用洗剤組成物。
  10. 【請求項10】 家庭用自動食器洗浄機中での食卓用具の洗浄方法であって
    、請求項1〜9のいずれかに記載の自動食器洗浄用組成物を含有する水性アルカ
    リ性浴で自動食器洗浄機中で、汚れた食卓用具を処理することを包含する方法。
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