JP2002537104A - ろ液導管網を備えたクロスフローろ過装置およびその製造方法 - Google Patents
ろ液導管網を備えたクロスフローろ過装置およびその製造方法Info
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Abstract
Description
2号の恩典を参照によって組み込み、これを請求する。
た懸濁物とろ液とに分離するろ過装置は多数ある。ストレートスルー(stra
ight−through)フィルタは、フィルタの表面またはフィルタ・マト
リックスの内部に懸濁物を保持し、ろ液だけを通過させる。クロスフロー(cr
oss−flow)フィルタは、フィルタ表面を横断方向に流れる接線流を用い
て作動し、この接線流がフィルタ表面の細孔を通過することができない懸濁物を
流し去る。クロスフロー・フィルタでは、装置のある部分からレテンテートすな
わち濃縮された懸濁物が連続抽出され、別の部分からろ液が連続抽出される。
は一般に、フィルタ表面に蓄積したフィルタ・ケーキの抵抗によって制限される
。このケーキの厚さおよびこれに対応する抵抗はクロスフローの速度によって制
御される。保持された懸濁物の濃度分極によってケーキの厚さが制御されるこの
現象は、技術文献に詳細に説明されている。最大ろ過速度を得るためクロスフロ
ー・フィルタは通常、ろ液流に対する抵抗がフィルタ・ケーキのそれに比べて低
い多孔質材料から構築される。すなわち、作動時、多孔質フィルタ自体を横切る
圧力降下はフィルタ・ケーキを横切る圧力降下に比べ小さく、後者の抵抗は、フ
ィルタ表面を横切る流動状態によって決められる。
できる。このようなモノリスは、モノリス中を延びる数十から数千もの通路を有
する。これらの通路は通常、均等な間隔で平行に配置されている。使用時には、
モノリスの一端に供給材料が加圧導入され、これが通路を通って平行に流れ、装
置の下流端からレテンテートとして回収される。
ノリスの外縁に向かって流れ、モノリスの外皮を通して除去される。モノリス通
路壁の曲がりくねった流路の流動抵抗がろ過能力を大幅に制限することがあり、
そのため、大径、大表面積の多通路多孔質モノリスに基づくクロスフロー・フィ
ルタは、この制限を克服するなんらかの手段が組み込まれているものを除き、商
業的に使用されているものはない。
とも呼ばれる。粒子、コロイド、巨大分子、低分子量分子を分離、濃縮し、ガス
を分離する多くのさまざまな圧力駆動膜装置がある。膜は一般に、膜と一体の、
または膜とは別個の機械的支持を必要とする。例えば、多孔質支持材料の上に膜
をコーティングすること、または単純に、多孔質支持材料によって膜を機械的に
支持することができる。
路壁に適用され、したがって通路壁は、機械的支持とろ液収集ゾーンへろ液を除
去する流路の両方の働きをする。モノリス通路壁の高い流動抵抗は厄介である。
第1に、例えば動的形成手順による膜の十分な形成を妨げる。第2に、他の方法
で膜をモノリス通路壁に適用できた場合でも、ろ液流に対する通路壁の抵抗は装
置能力を制限する。この制限条件は、このような装置の開発者、例えば、197
8年1月17日発行の米国特許第4069157号のHooverおよびRob
ertsによって明らかに認識されている。この特許は、いくつかのパラメータ
の値を特定の範囲に限定することによってこのような制限を解決することを教示
している。すなわち、単位体積あたりの通路表面積、支持体の空隙率、および支
持体全体積に対する通路を除く支持体材料の体積割合をある範囲内に限定し、こ
れらを組み合わせて支持体の透過係数を許容範囲内に限定する。
ンダ、日本および中国を含む多くの国で開発されている。これらの装置について
も実務者は、支持体の透過性の制限を認識しており、この制限を一般に、直径が
全体に小さく、供給通路が比較的に少なく、細孔サイズの大きなモノリスの使用
によって克服している。いくつかの市販の膜装置では、円筒形のハウジングの内
部に配分したそれぞれが最高37本の通路を有するいくつかの小径モノリスを利
用している。ろ液は、それぞれのモノリスの側面から滲み出し、他のモノリスか
らのろ液と混合され、その後、集められる。これらの装置の全体的なパッキング
密度、すなわち単位体積あたりの膜面積は比較的に小さい。
わたって実質的に均等に配置された通路を使用するという共通の特徴を持つ。こ
の制約のため、製品開発者はろ液流路の制限を回避するため、先に参照した特許
でHooverおよびRobertsが詳述しているような変量を用いて開発を
行った。
は膜装置の膜支持体としてモノリスを使用する際の制限因子となる。さらに、装
置のパッキング密度すなわち単位体積あたりの有効フィルタまたは膜面積が増大
するにつれ、この制限はますます厳しくなる。
去以外のろ液除去手段を使用している。このようなろ過装置の1つカテゴリは、
平衡圧力システムである。この装置では、1本または数本の通路を使用して、先
に引用したHooverおよびRobertsの方法のような径方向の除去では
なしに、縦方向にろ液を除去する。このような装置には、1973年1月23日
発行の米国特許第3712473号に記載のEllenburgの装置、197
7年6月28日発行の米国特許第4032454号に記載のHooverおよび
Robertsの装置、および1980年9月16日発行の米国特許第4222
874号に記載のConnellyの装置などがある。これらの装置でこのろ液
除去モードが選択された主な理由は、供給材料でモノリスの外表面を加圧してモ
ノリスを圧縮力が加わった状態に保つことができ、これによってモノリスの機械
的故障の可能性を最小化することができるためである。Connellyはさら
に、大径モノリスの内部での中央の縦のろ液ダクトまでの径方向のろ液流に対す
る抵抗を低減する径方向ろ液ダクトの使用も教示している。このような径方向ろ
液ダクトは多孔質モノリス材料を貫通し、縦の通路と一切交差しない。この径方
向ろ液ダクト配置では、高パッキング密度モノリスの利用が物理的に難しい。C
onnellyの装置のパッキング密度は、モノリス構造1m3あたり供給通路
面積約328m2(構造1立方フィートあたり約100平方フィート)以下であ
る。
る。例えば、1977年8月16日発行の米国特許第4041592号および1
978年11月21日発行の米国特許第4126178号に記載のKelmの熱
交換装置、ならびに1977年8月16日発行の米国特許第4041591号に
記載のNoll他の熱交換装置では、2つの流体が多流路体に別々に入り、多重
流路体の内部で別々に保持され、別々に排出される。2つの流体の間に熱交換は
起こるが、物質の移動は起こらない。KelmおよびNoll他は、多孔質体を
ろ過または浸透プロセスに使用することができると述べているが、それ以上の教
示はなされていない。
る。1984年1月24日発行のCharpinの米国特許第4427424号
には、微細孔ガス分離膜から製作された装置が開示されている。Schnede
ckerの1982年7月6日発行の米国特許第4338273号、1984年
1月24日発行の米国特許第4426762号、および1985年5月21日発
行のSchnedecker他の米国特許第4518635号には、熱交換およ
び限外ろ過に有用なこのような装置を製作する方法が記載されている。
nおよびSchnedeckerの装置は全て、物質の輸送が主に、高圧の供給
通路から隣接する壁を通して低圧のろ液通路に直接に実施されると考えられると
いう特徴を有する。したがって以上に引用した開示の装置では、それぞれの供給
通路がろ液通路に隣接する。
Frostの装置は、膜支持体として使用したときのモノリスの透過液輸送能力
を向上させる手段としてさまざまな厚さの通路壁を有する単一モノリス・ベース
の膜装置を開示している。同様に、1999年1月5日発行の米国特許第585
5781号に記載のYorita他の装置は、相対的に厚いモノリス通路壁セク
ションと相対的に薄い通路壁セクションを有し、相対的に厚いセクションにろ液
導管ホールが穿設された単一モノリス装置を開示している。Yorita他はさ
らに、ろ液導管を形成する複雑な開放スロットを有する単一モノリスを開示して
いる。
1日発行の米国特許第4781831号、1991年4月23日発行の第500
9781号、1992年4月28日発行の第5108601号には、クロスフロ
ーろ過装置および膜装置として使用するさまざまなモノリス構造が開示されてい
る。これらの構造は、モノリスと一緒に形成されたろ液導管を有する個々の大径
モノリス、ならびに個々のモノリス間の空間によって形成されたろ液導管を有す
るきっちりとパックされたモノリス構造に基づく。これらの装置は、構造の1つ
または複数の側面に沿った除去、管またはダクトおよび構造の端部を通した抽出
を含む、さまざまなろ液除去手段を可能にした。これらの装置は、内部ろ液導管
を有する単一の大きなモノリス、または内部ろ液導管を持たないより小さなモノ
リスのきっちりとパックされたアセンブリのいずれかを含み、両方を含むものは
ない。
ノリス自体のコストとモノリスを処理するため労働コストの両方が含まれる。直
径(または他の特性寸法)の小さなモノリスでは、モノリスの押出し、乾燥およ
び焼成のための設備に対するコストはそれほど大きくない。大径のモノリスを生
産するための設備コストは非常に高くなる可能性がある。さらに、大径のモノリ
スは乾燥、焼成が難しく、高生産歩留まりの達成も難しい。これらの考慮事項は
とりわけ、モノリス材料および通路構造の影響を受ける。しかし一般に、直径が
7インチを大幅に超えるモノリスでは高価な生産設備が必要となり、生産歩留ま
りは非常に低くなる。労働コストについて見ると、小さな寸法のモノリスの単位
フィルタ面積または単位膜面積あたりの労働コストは相対的に高い。モノリスが
大きくなるにつれ、単位フィルタ面積または単位膜面積あたりの労働コストは低
下する。そのため、モノリス・ベースのクロスフローろ過装置または膜装置の単
位面積あたりのコストは、モノリスの直径を大きくしていく途中で最小値をとる
ことが予想される。
フローろ過装置または膜装置として使用することに基づく既存の装置は全て、相
対的に小径のモノリスから成るアセンブリまたは内部ろ液導管を有する単一の大
径モノリスのいずれかを使用する。1つまたは複数の内部ろ液導管を含むモノリ
スのアセンブリはどの従来技術にも開示されていない。
ろ過装置に関し、詳細には、装置内部から装置外部のろ液収集ゾーンへのろ液の
除去を強化する低流動抵抗のろ液導管網をその内部に有するクロスフローろ過装
置に関する。本発明はさらに、このようなクロスフローろ過装置を膜支持体とし
て使用する改良型の膜装置に関する。
ろ液を装置から容易に除去する改良型のクロスフローろ過装置を提供することに
ある。
過装置を提供することにある。
の間にもろ液の低圧滴下流路を提供することによって実質的に全ての通路を効果
的に利用するクロスフローろ過装置を提供することにある。
する改良型の膜支持体を提供することにある。
び技術面である制限があることを認識した結果である。直径(または他の特性寸
法)の小さなモノリスは一般に、ろ液を効果的に除去するろ液導管を必要としな
いが、単位フィルタ面積あたりの製作コストおよびハウジングへの取付けコスト
が高い。大径のモノリスは、モノリスの内部通路からのろ液の除去を強化するた
めに修正を必要とする。このことは効果的に実施することができるが、大径モノ
リスは、その生産に高価な設備を必要とし、製作が難しい。
モノリスの利点を備えるクロスフローろ過装置を生み出すことができることを認
識した結果でもある。本発明は、中間的な直径(または類似の特性寸法)のモノ
リスを、モノリスが実質的に平行に配置された構造に組み立てることを含む。こ
の構造は、2種類のろ液導管を有する。第1のセグメント間ろ液導管はモノリス
・アセンブリの配置によって生み出され、この第1のセグメント間ろ液導管は、
モノリス自体の内部のセグメント内ろ液導管の使用によって補完される。本発明
は、ろ液導管のないモノリスのろ液除去の限界を回避し、大寸法のモノリスを製
作する困難を排除する。
分離するクロスフローろ過装置を取り扱う。多孔質材料から成る複数のモノリス
・セグメントの実質的に平行な配置を含む構造があり、それぞれのセグメントが
構造の供給端面からレテンテート端面まで縦に延びる複数の通路を含み、この通
路の中を供給材料が流れ、装置からレテンテートが排出される。装置の通路の表
面積は、構造1m3あたり少なくとも約328m2(1立方フィートあたり少なく
とも100平方フィート)ある。構造の外部にろ液収集ゾーンが提供され、この
構造は、ろ液収集ゾーンに向かってろ液を運ぶろ液導管網を有する。このろ液導
管網は、多孔質材料を通る代替流路よりも流動抵抗が低い経路を提供する。ろ液
導管網は、モノリス・セグメントの配置によって画定されたセグメント間ろ液導
管、および少なくとも1つのセグメントの内部の少なくとも1つのセグメント内
ろ液導管を含み、セグメント内ろ液導管は、セグメント間ろ液導管と連絡し、ま
たは他の方法でろ液収集ゾーンに向かってろ液を導く。ろ液導管網は、構造の両
端面のところで通路から分離され、少なくともいくつかの通路が介在する通路に
よって前記ろ液導管網から分離され、さらに、構造の供給端およびレテンテート
端からろ液収集ゾーンを分離する手段が提供される。
料は、コーディエライト、アルミナ、ムライト、シリカ、ジルコニア、チタニア
、スピネル、炭化ケイ素またはこれらの混合物から選択することができる。
ントの端部をチューブ・シート中にシールすることによって1つの構造に形成す
ることができる。セグメントの端部をシールするこの手段は、エラストマーまた
は金属製のOリングまたは類似のシール、ゴム・ブーツ・シール、有機接着剤シ
ールあるいは無機セメント・シールによることができる。
ントを互いに接合することによって、モノリス・セグメントが一体構造に形成さ
れる。
びレテンテート端のところに配置され、供給材料およびレテンテートのろ液収集
ゾーンへの直接の通過を抑制するバリヤ手段を提供することができる。このバリ
ヤ手段は、Oリング・シールまたはエラストマー・ブーツ・シールを含むことが
できる。
cm(7インチ)の範囲とすることができ、7.62cm(3インチ)から15
.24cm(6インチ)の範囲であることが好ましい。
トの全長に沿って延びる複数の縦のチャンバとすることができ、セグメント間ろ
液導管中にろ液を導き、または他の方法でろ液収集ゾーンに向かってろ液を導く
横断チャネルがこのチャンバを横断する。チャネルは、モノリス・セグメントの
少なくとも1つの端面にスロットとして形成することができ、スロットは、供給
材料およびレテンテートからスロットを分離するためにその端面のところでシー
ルされ、セグメント間ろ液導管と連絡し、またはその他の方法でろ液収集ゾーン
に向かって連絡する。さらに、ろ液チャンバは、モノリス・セグメントを横切っ
て延びる少なくとも1列の通路から形成することができる。
ン、逆浸透、ガス分離またはパーベーパレーションに適した膜のグループから選
択され、通路の表面に適用された選択透過膜を含むことができる。
平行な配置を含む構造中にろ液導管網を形成する方法であって、それぞれのセグ
メントが、供給端面からレテンテート端面まで縦に延びる複数の通路を含み、通
路の表面積が、構造1m3あたり少なくとも約328m2(1立方フィートあたり
少なくとも100平方フィート)である方法を取り扱う。
するセグメント間ろ液導管がセグメントを分離する空間に形成されるように、モ
ノリス・セグメントを配置することを含む。さらに、少なくとも1つの選択され
たセグメントの内部にセグメント内導管が確立される。このセグメント内導管は
、複数の通路をろ液チャンバ通路として選択して、選択したセグメント中の非選
択通路間にろ液チャンバ通路が分布するようにし、これによって非選択通路から
多孔質材料を通って近くのろ液チャンバ通路に至る低圧滴下流路を提供すること
、およびろ液チャンバ通路を横断する少なくとも1つのろ液チャネルを選択セグ
メント中に形成することによって確立され、このチャネルは、ろ液収集ゾーンま
たはセグメント間導管に向かってろ液を流すための低抵抗流路を提供する。
、この端面のところでのセグメント間ろ液導管中への流体の直接の通過を抑制す
ることを含む。さらに、構造の端面のところに露出した全てのろ液チャンバ通路
およびろ液チャネルがシールされ、セグメント内ろ液導管中への流体の直接の通
過が抑制される。
ートに分離する方法を取り扱う。この方法は、装置の複数の通路に供給ストリー
ムを導入し、セグメント間ろ液導管および少なくとも1つのセグメント内ろ液導
管を通してろ液を通路から外部収集ゾーンに流し、装置からレテンテートを除去
することによって実施される。
図面から明らかとなろう。
れたクロスフローろ過装置によって実施することができる。それぞれのセグメン
トは、装置の供給端面からレテンテート端面まで縦に延びる複数の通路を含み、
この通路の中を供給材料が流れ、装置からレテンテートが排出される。通路の表
面積は、装置1m3あたり少なくとも約328m2(1立方フィートあたり少なく
とも100平方フィート)ある。装置の外部にろ液収集ゾーンが提供される。ろ
液収集ゾーンに向かってろ液を運ぶろ液導管網が装置の内部に形成される。この
ろ液導管網は、多孔質材料を通る代替流路よりも流動抵抗が低い経路を提供する
。
液導管を有する。少なくとも1つセグメントが、ろ液収集ゾーンと連絡し、ろ液
収集ゾーンに向かってろ液を運ぶ少なくとも1つのセグメント内ろ液導管を含む
。この連絡は、セグメント間ろ液導管を介して、またはろ液収集ゾーンとの間で
直接に実施することができる。あるいは他の方法でろ液収集ゾーンと間接的に連
絡することもできる。このような間接連絡は例えば、参照によって本明細書に組
み込まれる1991年4月23日発行の米国特許第5009781号および19
92年4月28日発行の米国特許第5108601号に開示されているろ液ダク
トを介して実施することができる。セグメント間ろ液導管およびセグメント内ろ
液導管はともに、装置の両端面のところで通路から分離され、少なくともいくつ
かの通路が介在する通路によってろ液導管から分離される。装置の供給端および
レテンテート端からろ液収集ゾーンを分離する手段が提供される。
装置として記述されるが、透過液およびレテンテートを抽出する膜装置の支持体
として使用する多孔質モノリスにも関係することを認知されたい。以下、クロス
フローろ過装置という用語は膜装置の多孔質モノリス支持体を包含し、ろ液とい
う用語は、膜装置から抜き取られた透過液を包含する。このような膜は、クロス
フロー精密ろ過、限外ろ過、ナノフィルトレーション、逆浸透、ガス分離および
パーベーパレーションに適した分離バリヤを含むことができる。
接合された4つのモノリス・セグメントから成る円筒形装置である。この切断図
には2つのセグメント11が示されており、この図はさらに、通路12ならびに
ろ液導管13および14を含む。図1の切断図は、セグメント間ろ液導管の一部
分、より具体的には、2つのモノリス・セグメント11によって形成された半円
筒を図示されていない2つのモノリス・セグメントによって形成された第2の半
円筒から分離するセグメント間ろ液導管の部分で断面をとったものである。選択
した断面からどちらかにわずかにずらして断面をとれば、供給端面15から構造
に沿って縦に延びる通路12が露出することになる。さらに、2つのセグメント
11の配置によって形成され、セグメント間ろ液導管の別の部分を構成する空間
16も露出する。
図示せず)まで装置に沿って縦に延びる交差した2つの平面を形成するように配
置される。これらの平面は互い直交し、この空間の断面、すなわち線3−3で切
った切り口は開いた十字形を示す。この空間は、装置10の内部のセグメント間
導管を構成する。
管を有する。図の上側のセグメントのセグメント内ろ液導管は2つの部分から成
る。すなわち、 a)16で示したセグメント間ろ液導管に平行で、かつ切断面に垂直な、破線
で示した縦のチャンバ17から成る平らな列と、 b)チャンバ17と交差した横断スロット・チャネル18である。チャネル1
8は、図1の切断面で装置内部のセグメント間ろ液導管と連絡し、スロットの反
対側の端(図示せず)の装置の外表面でろ液収集ゾーン31と連絡する。
装置の供給端面15および装置の下流端面(図示せず)のところでシールされる
13、14。セグメント11は、セグメント間ろ液導管16の一部分に沿って配
置されたセメント線19を用いてセグメント間導管16の内側で一体に接合され
る。同様の方法で、装置の第2の半円筒(図示せず)は、2つのセグメント11
から成る図示の半円筒にセメントで接合される。接合されたこれらの4つのセグ
メント・アセンブリが一体の装置構造を形成する。
ろ液導管スロット14が見られる。レテンテート端面のところにも全く同じ塞が
れたスロットを提供することができる。レテンテート端面のところのスロットは
必ずしも必要ない。ただしその場合にはレテンテート流体との連絡を防ぐため、
レテンテート端面まで延びる縦チャンバ17がこの端面のところで塞がれる。
である。装置10は、端部27にフランジを有する不浸透性ハウジング25の内
部に含まれる。円筒環状端部管継手26が、端面15のところで円筒形の装置1
0の周囲にセメントで接合され、第2の端部環状管継手がレテンテート端面(図
示せず)のところに取り付けられる。端部管継手26は、装置10とハウジング
25の間にシールを形成し、ろ液収集ゾーン31に集められたろ液を供給材料か
ら分離する働きをする径方向Oリング・シール21を有する。第2の軸方向Oリ
ング面シール22が提供される。フランジの付いたエンド・キャップ28がボル
ト29でハウジング25に接続される。ハウジング25にエンド・キャップ28
を組み付け、ボルト29で締め付けることによってOリング・シール22が圧縮
され、供給端面15のところに、ろ液収集ゾーン31と供給ゾーンの間の第2の
シールが形成される。図示されてはいないが、ろ過器のレテンテート端部のとこ
ろにも同一または同等のエンド・キャップが配置される。
過装置10の供給端15は供給材料を受け取り、この流体を通路12に縦方向に
通し、最後にこの流体はレテンテート端(図示せず)から出て来る。供給端面1
5のところのセグメント間ろ液導管およびセグメント内ろ液導管の閉塞部分13
および14は、供給材料が、セグメント間ろ液導管またはセグメント内ろ液導管
に入ることを防ぐ。供給材料が通路12に沿って流れるにつれ、ろ液は、矢印3
3で指示するように徐々に除去され、ろ液導管網に流入する。これについては図
2に示し後に詳しく説明する。ろ液は、最終的にろ液収集ゾーン31に集められ
、ハウジング25の透過液口(図示せず)を通してろ過器24から取り出される
。不浸透性のレテンテートは、矢印34で示すようにレテンテート端面に向かっ
て流れ続ける。
5108601号に開示されているように、全ての通路がろ液導管網の一部に隣
接している必要はない。実際には、ろ液導管から最も遠く離れた通路を含め、実
質的に全ての通路が分離に対して活性であるときに、ろ液導管間の通路数の最適
な選択が得られる。このことが好ましいのは、単位装置体積あたりのフィルタ面
積、したがって単位装置体積あたりのろ液流量を最大にするためである。好まし
い介在通路数は、多孔質材料の空隙率、細孔径および細孔径分布、供給材料とろ
液の間の作動圧力レベル、レテンテート中に保持された物質の濃度、通路壁に蓄
積したフィルタ・ケーキのケーキ抵抗、通路に沿った流体の速度、通路寸法、な
らびにその他のプロセスおよび装置変量を含む複合的な一組の変量によって決定
される。
させた砂などの固体といった、さまざまな多孔質材料から製作することができる
。セラミックの中では、コーディエライト、アルミナ、ムライト、シリカ、ジル
コニア、チタニア、スピネル、炭化ケイ素またはこれらの混合物を使用すること
が望ましい。許容される材料の空隙率は約20%から約60%、好ましくは30
%超である。平均細孔径は広い範囲から選択できるが、一般に2から30ミクロ
ンである。
よび14を塞ぐのに使用する材料は、モノリス・セグメントの多孔質材料と同じ
材料とすることもできるし、または異なる材料とすることもできる。供給材料/
レテンテートとろ液導管内のろ液との間に確実なバリヤを提供するため、この閉
塞材料は、組成に応じ硬化(キュアリング)または焼成によって硬化させること
ができる。装置の端面のところでろ液導管を塞ぐのに使用する材料、およびモノ
リス・セグメント11を一体に接合するのに使用するセメント19が、モノリス
・セグメント自体と同じ材料であることが好ましい。
ら離れた位置でとったものであり、端面のところで導管をシールし、またはモノ
リス・セグメントを接合するのに使用するセメントが存在しない装置10中の位
置の構造におけるろ液導管網を示す。モノリス・セグメント11は、実質的にセ
グメント11の全長に沿って延びるセグメント内ろ液導管の開いた縦のチャンバ
17を含む。チャンバ17は便宜上陰影を付けて示した。線3−3の図ではセグ
メント間ろ液導管16が開いており、同様に、セグメント11間の縦の空間に沿
っても開いている。ただし、セグメント11を接合するセメント線が存在する位
置は例外である。これが図2bに示されている。この図では、セメント線19が
セグメント11間のセグメント間ろ液導管を埋めている。
ーン31と連絡している。図2aおよび2bに示したセグメント内ろ液導管チャ
ンバは、セグメント間ろ液導管16またはろ液収集ゾーン31のどの部分とも連
絡していない。このチャンバ内のろ液は図1に示したチャネル18に向かって流
れる。ろ液は、チャネル18からセグメント間ろ液導管16へと除去され、ろ液
収集ゾーン31へ直接に除去される。
、すなわち装置の端のところで導管を塞ぎ、またはモノリス・セグメントを互い
に接合するセメントが存在しない装置中の位置における断面図として示されてい
る。この装置の構造は、9つのモノリス・セグメントから成る。中央のコア・モ
ノリス・セグメント41が、8つのモノリス・セグメント42から成るセグメン
ト環によって取り囲まれている。セグメント間ろ液導管構造46は、中央コア・
モノリス・セグメント41の周囲の環状空間および環モノリス・セグメント42
間の空間から成る。それぞれのモノリス・セグメント41および42は、セグメ
ントのセグメント内ろ液導管の一部として、便宜上陰影を付けて示した一列の縦
のチャンバ45を有する。セグメント間ろ液導管46は、この円筒構造の周囲に
沿って配置されたろ液収集ゾーン31と連絡している。環セグメントのセグメン
ト内ろ液チャンバは、装置10のセグメント内ろ液チャンバと全く同様の方法で
、装置20の一方または両方の端面にあるチャネルと連絡している。環セグメン
ト42のセグメント内ろ液導管のチャネル部分(図示せず)およびコア・セグメ
ント41のセグメント内ろ液導管チャネルは、コア・セグメント41を取り囲む
構造内部のセグメント間ろ液導管の環状部分に排液することにより、ろ液収集ゾ
ーンと連絡する。コア・セグメントのセグメント内導管チャネルは、ろ液をもっ
ぱらセグメント間ろ液導管に排出し、一方、環セグメント42中のチャネルはさ
らに、構造から外側に向かってろ液収集ゾーン31に直接に排出することができ
る。
は互いに接合され、一体構造51を形成する。セグメント11を接合するセメン
ト19は、セグメント間ろ液導管の一部分に沿って一連のセメント線として塗布
される。この図では一例として5本のセメント線が示されている。セメントの量
は、セグメント間ろ液導管内のろ液の流れを過度に妨げることのないよう十分に
少なくすべきである。ただしセメントの量は、使用中に加えられる機械力に構造
が耐え得るだけの接合強度が得られる十分なものでなければならない。セメント
は、多孔質材料と同じ材料であることが好ましく、多孔質材料がセラミックであ
る場合には、このセメントを、モノリス・セグメントを焼成する前に塗布された
同じセラミック材料とすることができる。これによって均一な組成の構造が得ら
れる。
を形成する。このセグメント間導管は、4つのモノリス・セグメント間を縦に走
る直交した2つの平面の形態をなす。供給端面15およびレテンテート端面53
(セメント線は示されていない)のところでセグメント間導管を供給材料から分
離するため、この空間の端は塞がれる13。4つのモノリス・セグメント11は
セグメント内導管をそれぞれ有する。
(図面に垂直。破線で示されている)を含む。これらの通路を、ろ液収集ゾーン
31および装置内部に配置されたセグメント間導管16に向かってろ液を導くチ
ャネルを形成するスロット18が横断している。供給材料とろ液の混合を防ぐた
め、このスロットは供給端面のところが塞がれている13。この例では、レテン
テート端面53のところにスロットが形成されていないが、この端面を供給端面
と全く同じに処理することができる。セグメント間ろ液導管に使用される通路1
7の端52は、装置のレテンテート端面から分離されたチャンバが形成されるよ
う、レテンテート端面53のところで塞いだほうがよい。
シールを提供するOリング・シール21および22を用いて装置10のそれぞれ
の端部に端部リング26を接合することによってハウジング25内に取り付けら
れている。代替として、端部リング26を接合する代わりにエラストマー・ブー
ツを使用することもできる。このブーツは、図1のOリング21および22のシ
ールと類似のシールを形成するように装置の端部の上に取り付けられる。装置お
よびブーツをハウジング25に挿入すると、ブーツの外周とハウジング25の内
面の間、およびブーツの端面とエンド・キャップ28の間に圧縮シールが形成さ
れる。
々のセグメント(すなわち一体構造に接合されていないセグメント)をその端部
のところでチューブ・シート内に取り付けることによって、個々のセグメントと
して1つの構造に組み立てることもできる。チューブ・シートはセグメントの形
状と共形の空洞を有する。空洞中のセグメントのシールは、いくつかの手段によ
って実施することができる。1つの手段は、チューブ・シートの空洞の両端また
はセグメントの外端面に取り付けたエラストマーまたは金属製のOリングまたは
類似のシールを使用するものである。他の手段は、セグメントの端部上に滑らせ
たゴム製のブーツ・シールを使用するものである。セグメントをチューブ・シー
ト空洞に挿入するとブーツは圧縮され、シールが形成される。他のシール手段は
、有機接着剤または無機セメントを用いてセグメントの両端をチューブ・シート
の空洞中に接合するものである。チューブ・シートはOリング・シールによって
、図1に示した技法と類似の方法でハウジングの内面に対してシールすることが
できる。
ンチ)の間、好ましくは7.62cm(3インチ)から15.24cm(6イン
チ)の間の特性寸法(セグメントの軸に垂直な最大寸法)を有するモノリス・セ
グメントを使用して構築される。この特性寸法のモノリス・セグメントは、モノ
リス材料および通路の構造に応じて押出し、乾燥および焼結、あるいは低〜中程
度のコストおよび高歩留まりの他の方法で生産することができる。これよりも大
きな特性寸法のセグメントでは生産コストが非常に高くなり、これよりも小さな
特性寸法のモノリスでは、多モノリス装置に組み立てるのにコストがかかる。ま
た、これよりも小さな特性寸法のセグメントは一般に、ろ液を効率的に除去する
ためのセグメント内ろ液導管を必要としない。セグメント内ろ液導管が必要とな
る小径のセグメントの特性寸法は、セグメントの単位体積あたりの通路面積に関
係する。面積/体積比セグメント1m3あたり約328m2(1立方フィートあた
り100平方フィート)において、クロスフローろ過装置に使用される一般的な
多孔質材料でろ液を効率的に除去できる最大特性寸法は5.08cm(2インチ
)以下である。
ることである。このような高表面積装置はこれまで、1988年11月1日発行
の米国特許第4781831号、1991年4月23日発行の同第500978
1号、および1992年4月28日発行の同第5108601号に開示されたG
oldsmithのモノリス装置を使用してしか実現できなかった。これらの従
来技術の装置は、1つまたは少数のセグメント内ろ液導管を含み、セグメントが
きっちりとパックされたアレイに束ねられた中間的なサイズのモノリス・セグメ
ントを使用する有益について開示も予想もしていない。このアレイは、高い単位
装置体積あたり通路表面積、一般に装置1m3あたり約328m2(1立方フィー
トあたり100平方フィート)を超える通路壁面積を有するように製作すること
ができる。セグメントのサイズの正確な選択によっては、それぞれのセグメント
がセグメント内ろ液導管を含む必要がない場合もあるが、それぞれが少なくとも
1つのセグメント内ろ液導管を有する、匹敵する断面寸法の複数のセグメントを
使用したほうが有利である。
く第1のアレイ、ならびにコア・モノリスおよび8つの環モノリスの1セットを
有する第2のアレイの形態のモノリス・セグメントを使用する。前者のケースで
は、4つよりも少ない、または4つよりも多いセグメントを使用することができ
る。第2のケースでは、8つよりも少ない、または8つよりも多い環セグメント
を使用することができる。さらに、複数のセグメント環を使用することができ、
これによってより小さなセグメントのアレイから非常に大きな直径の装置を有利
に形成することができる。
ーンは、参照によって本明細書に組み込まれる1988年11月1日発行の米国
特許番号第4781831号、1991年4月23日発行の第5009781号
、および1992年4月28日発行の第5108601号に記載されているよう
に、装置の1つまたは複数の側面に沿って、あるいはモノリスの一端または両端
に配置することができる。
形、多辺形など、他の形状を使用することもできることを認知されたい。さらに
、円形、三角形など正方形以外の通路形状、および六角形など正方形配置以外の
アレイを使用することもできる。本発明の固有の特徴だけを図面に示し、その他
のものは図示しなかったが、それぞれの特徴は、本発明に基づく他の任意の特徴
または他の全ての特徴と組み合わせることができるので、これは単に便宜上のこ
とである。
びにレテンテートおよびろ液の回収が可能な構造を有する装置を記述するもので
あることを認知されたい。この構造を、クロスフロー・モード、またはレテンテ
ート流が全くまたはごく小量しか回収されないデッドエンド・モードで作動させ
ることができることを認知されたい。
づくクロスフローろ過装置およびクロスフローろ過器の概略図である。この装置
は、端接続およびシールを有するハウジングの中に含まれる。
フローろ過装置の断面図である。
スフローろ過装置の概略図である。
Claims (21)
- 【請求項1】 供給端面で供給材料を受け取り、前記供給材料をろ液とレテ
ンテートに分離するクロスフローろ過装置であって、 a)多孔質材料から成る複数のモノリス・セグメントの実質的に平行な配置を
含む構造であって、それぞれのセグメントが前記構造の供給端面からレテンテー
ト端面まで縦に延びる複数の通路を含み、前記通路の中を前記供給材料が流れ、
前記装置からレテンテートが排出され、前記通路の表面積が、構造1m3あたり
少なくとも約328m2(1立方フィートあたり少なくとも100平方フィート
)である構造と、 b)前記構造の外部のろ液収集ゾーンと、 c)前記構造の内部にあって前記ろ液収集ゾーンに向かってろ液を運ぶろ液導
管網であって、多孔質材料を通る代替流路よりも流動抵抗が低い経路を提供する
ろ液導管網 を備え、 d)前記ろ液導管網が、前記モノリス・セグメントの配置によって画定された
セグメント間ろ液導管、および少なくとも1つのセグメントの内部の少なくとも
1つのセグメント内ろ液導管を含み、前記セグメント内ろ液導管が前記セグメン
ト間ろ液導管と連絡し、または他の方法で前記ろ液収集ゾーンに向かってろ液を
導き、 e)前記ろ液導管網が、前記構造の両端面のところで通路から分離され、少な
くともいくつかの前記通路が介在する通路によって前記ろ液導管網から分離され
、 さらに、 f)前記構造の前記供給端およびレテンテート端から前記ろ液収集ゾーンを分
離する手段 を備えた装置。 - 【請求項2】 前記モノリス多孔質材料がセラミック材料である、請求項1
に記載のクロスフローろ過装置。 - 【請求項3】 前記セラミック材料が、コーディエライト、アルミナ、ムラ
イト、シリカ、ジルコニア、チタニア、スピネル、炭化ケイ素またはこれらの混
合物から選択された、請求項2に記載のクロスフローろ過装置。 - 【請求項4】 前記供給端面および前記レテンテート端面のところで前記セ
グメントの端部をチューブ・シート中にシールすることによって、前記モノリス
・セグメントが1つの構造に形成された、請求項1に記載のクロスフローろ過装
置。 - 【請求項5】 前記セグメントの端部をシールする前記手段が、エラストマ
ーまたは金属製のOリングまたは類似のシール、ゴム・ブーツ・シール、有機接
着剤シールあるいは無機セメント・シールによる、請求項4に記載のクロスフロ
ーろ過装置。 - 【請求項6】 前記セグメント間ろ液導管の一部分に沿って前記モノリス・
セグメントを互いに接合することによって、前記モノリス・セグメントが一体構
造に形成された、請求項1に記載のクロスフローろ過装置。 - 【請求項7】 前記ろ液収集ゾーンが前記構造の側面に沿って配置され、さ
らに、前記構造の前記供給端およびレテンテート端のところに配置され、前記供
給材料およびレテンテートの前記ろ液収集ゾーンへの直接の通過を抑制するバリ
ヤ手段を含む、請求項1に記載のクロスフローろ過装置。 - 【請求項8】 前記バリヤ手段が、Oリング・シールまたはエラストマー・
ブーツ・シールを含む、請求項7に記載のクロスフローろ過装置。 - 【請求項9】 前記モノリス・セグメントの特性寸法が、5.08cm(2
インチ)から17.78cm(7インチ)の範囲にある、請求項1に記載のクロ
スフローろ過装置。 - 【請求項10】 前記モノリス・セグメントの特性寸法が、7.62cm(
3インチ)から15.24cm(6インチ)の範囲にある、請求項1に記載のク
ロスフローろ過装置。 - 【請求項11】 前記セグメント内の前記セグメント内ろ液導管が、実質的
に前記モノリス・セグメントの全長に沿って延びる複数の縦のチャンバから成り
、前記セグメント間ろ液導管中にろ液を導き、または他の方法で前記ろ液収集ゾ
ーンに向かってろ液を導く横断チャネルが前記チャンバを横断する、請求項1に
記載のクロスフローろ過装置。 - 【請求項12】 前記チャネルが、前記モノリス・セグメントの端面に形成
された少なくとも1つのスロットを含み、前記供給材料および前記レテンテート
から前記スロットを分離するために前記スロットがその端面のところでシールさ
れ、前記スロットが、前記セグメント間ろ液導管と連絡し、または前記ろ液収集
ゾーンに向かって連絡した、請求項11に記載のクロスフローろ過装置。 - 【請求項13】 前記ろ液チャンバが、前記モノリス・セグメントを横切っ
て延びる少なくとも1列の通路から形成された、請求項11に記載のクロスフロ
ーろ過装置。 - 【請求項14】 前記通路の表面に適用された選択透過膜をさらに含む、請
求項1に記載のクロスフローろ過装置。 - 【請求項15】 前記選択透過膜が、精密ろ過、限外ろ過、ナノフィルトレ
ーション、逆浸透、ガス分離またはパーベーパレーションに適した膜のグループ
から選択された、請求項14に記載の膜装置。 - 【請求項16】 供給端面で供給材料を受け取り、前記供給材料をろ液とレ
テンテートに分離するクロスフローろ過装置であって、 a)多孔質材料から成る複数のモノリス・セグメントの実質的に平行な配置を
含む構造であって、それぞれのセグメントが前記構造の供給端面からレテンテー
ト端面まで縦に延びる複数の通路を含み、前記通路の中を前記供給材料が流れ、
前記装置からレテンテートが排出され、前記通路の表面積が、構造1m3あたり
少なくとも約328m2(1立方フィートあたり少なくとも100平方フィート
)である構造と、 b)前記構造の外部にあって、前記構造の側面に沿って配置されたろ液収集ゾ
ーンであって、前記構造の前記供給端およびレテンテート端のところに配置され
、前記供給材料およびレテンテートの前記ろ液収集ゾーンへの直接の通過を抑制
するバリヤ手段を含むろ液収集ゾーンと、 c)前記構造の内部にあって前記ろ液収集ゾーンに向かってろ液を運ぶろ液導
管網であって、多孔質材料を通る代替流路よりも流動抵抗が低い経路を提供する
ろ液導管網 を備え、 d)前記ろ液導管網が、前記モノリス・セグメントの配置によって画定された
セグメント間ろ液導管を含み、 e)前記ろ液導管網がさらに、少なくとも1つのモノリス・セグメントの内部
に少なくとも1つのセグメント内ろ液導管を含み、前記セグメント内ろ液導管が
、実質的に前記モノリス・セグメントの全長に沿って延びる複数の縦のチャンバ
から成り、前記セグメント間ろ液導管中にろ液を導き、または前記ろ液収集ゾー
ンに向かってろ液を導く横断チャネルが前記チャンバを横断し、前記セグメント
内ろ液導管が前記セグメント間ろ液導管と連絡し、または他の方法で前記ろ液収
集ゾーンに向かってろ液を導き、 f)前記ろ液導管網が、前記構造の両端面のところで通路から分離され、少な
くともいくつかの前記通路が介在する通路によって前記ろ液導管網から分離され
た装置。 - 【請求項17】 前記モノリス・セグメントの特性寸法が、5.08cm(
2インチ)から17.78cm(7インチ)の範囲にある、請求項16に記載の
クロスフローろ過装置。 - 【請求項18】 前記通路の表面に適用された選択透過膜をさらに含む、請
求項17に記載のクロスフローろ過装置。 - 【請求項19】 前記選択透過膜が、精密ろ過、限外ろ過、ナノフィルトレ
ーション、逆浸透、ガス分離またはパーベーパレーションに適した膜のグループ
から選択された、請求項16に記載の膜装置。 - 【請求項20】 多孔質材料から成る複数のモノリス・セグメントの実質的
に平行な配置を含む構造中にろ液導管網を形成する方法において、それぞれのセ
グメントが、供給端面からレテンテート端面まで縦に延びる複数の通路を含み、
前記通路の表面積が、構造1m3あたり少なくとも約328m2(1立方フィート
あたり少なくとも100平方フィート)である方法であって、 a)ろ液収集ゾーンに向かってろ液を流すための低抵抗の流路を提供するセグ
メント間ろ液導管が前記セグメントを分離する空間に形成されるように、前記モ
ノリス・セグメントを配置すること、および b)少なくとも1つの選択されたセグメントの内部にセグメント内導管を確立
すること を含み、 前記セグメント内導管が、複数の通路をろ液チャンバ通路として選択して、前
記選択したセグメント中の非選択通路間に前記ろ液チャンバ通路が分布するよう
にし、これによって前記非選択通路から前記多孔質材料を通って近くのろ液チャ
ンバ通路に至る低圧滴下流路を提供すること、および前記ろ液チャンバ通路を横
断する少なくとも1つのろ液チャネルを前記選択セグメント中に確立することに
よって確立され、前記チャネルが、前記ろ液収集ゾーンまたは前記セグメント間
導管に向かってろ液を流すための低抵抗流路を提供し、 さらに、 c)前記構造の端面のところで前記セグメント間ろ液導管をシールして、前記
端面のところでの前記セグメント間ろ液導管中への流体の直接の通過を抑制する
こと、および d)前記構造の前記端面のところに露出した全てのろ液チャンバ通路およびろ
液チャネルをシールして、前記セグメント内ろ液導管中への流体の直接の通過を
抑制すること を含む方法。 - 【請求項21】 クロスフローろ過装置内の供給ストリームをろ液とレテン
テートに分離する方法であって、 a)請求項1に記載のクロスフローろ過装置を用意すること、 b)前記構造の前記供給端面および複数の前記通路に供給ストリームを導入し
て、ろ液とレテンテートに分離すること、 c)前記通路から前記セグメント間ろ液導管および前記セグメント内ろ液導管
を通して前記ろ液を流すこと、 d)前記セグメント間ろ液導管および前記セグメント内ろ過導管からの前記ろ
液を前記外部収集ゾーンに集めること、および e)前記構造の前記レテンテート端面から前記レテンテートを除去すること を含む方法。
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