JP2002537029A - インプラント - Google Patents

インプラント

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JP2002537029A
JP2002537029A JP2000599449A JP2000599449A JP2002537029A JP 2002537029 A JP2002537029 A JP 2002537029A JP 2000599449 A JP2000599449 A JP 2000599449A JP 2000599449 A JP2000599449 A JP 2000599449A JP 2002537029 A JP2002537029 A JP 2002537029A
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ブランドー ヴォルフガング
フィッシャー アルフォンス
サビトウスキー トーマス
シュミッド ガンター
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アルコーヴ サーフィシーズ ゲーエムベーハー
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Abstract

(57)【要約】 この発明は、浸透エレメントを介して外に通過する治療手段のための保持領域を有するインプラントに関する。この発明によれば、浸透エレメントは、拡散を制御するために化学的に改良された開口した細孔を有する拡散エレメントとして形成される。これは、正確な投薬量を確実にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、請求項1の上位概念に基づくインプラントに関する。
【0002】 ここで「インプラント」という用語は、さしあたり狭い意味で、動物又は人間
の身体に少なくとも一時的に埋め込まれるべきエレメントであって、たとえばも
っぱら治療機能を行うことができるものであるが、支持及び/又は結合機能も果
たすことができるものを指すものとする。しかしながら、この用語は、広義では
、外部から、特に一時的に、身体と接触するエレメント等を意味する。
【0003】 「治療手段」という用語は、ここでは一方では特に薬剤ないし薬品を指してお
り、また他方では、治療物質や、人間又は動物の身体に供給されるその他の物質
放射性物質を指すものとする。特に、EP−A−0875218に記載されてい
て、「投薬(medication)」及び/若しくは受容体アゴニスト、受容
体アンタゴニスト、酵素阻害薬、神経伝達物質、細胞増殖抑制剤、抗生物質、ホ
ルモン、ビタミン、代謝基質、代謝拮抗質、利尿薬などとして、EP−A−08
75218に記載されているすべての治療手段が、治療手段として考えることが
できる。
【0004】 移植可能な注入ポンプは、最も関連した従来技術を表すDE−C−197 0
4 497から公知であり、その注入ポンプでは、推進手段によって薬剤が収容
空間から押し出され、且つカテーテルを介して身体に放出される。絞り通路は、
収容空間とカテーテルの間に設けられる。前記絞り通路は、1μmの大きさの多
数の穴を備える灌流プレートによって形成される。前記穴は、レーザ光線によっ
て灌流プレートに形成され、この灌流プレートは、例えばセラミックからなる。
【0005】 公知の注入ポンプでは、推進手段によって生じる圧力により、前記薬剤は、灌
流プレートの穴を通って、近接するカテーテルに流れ込む。この場合、前記灌流
プレートは絞り点として作用し、すなわち単位時間あたりに通過する薬剤の量は
、推進手段の圧力と、薬剤の液体としての性質に依存している。このように、灌
流プレートを通過する間、灌流プレートの穴と送り出される薬剤との間の相互作
用は、穴の絞り作用、すなわち、流動に関してある意味で機械的な影響に限定さ
れている。これによって、単位時間あたりに放出及び/又は流れる薬剤の量が、
推進手段によって生じる圧力に依存していることが不利益なことであるために、
しばしば避けられない圧力変化が、放出速度の望まれない変動を導く。別の不具
合は、灌流プレートの穴又はその他の絞りが、侵入してくる物質の堆積によって
、少なくとも部分的に塞がれることである。これは、絞り作用の望ましくない且
つ不定な変化に導かれ、そのために、単位時間あたりに放出及び/又は流通する
薬剤の量への好ましくない影響に導かれる。
【0006】 本発明の課題は、特にきわめて少量の場合でも、非常に正確な、有利には圧力
に依存しない、単位時間あたりの治療手段及び/もしくは治療手段の少なくとも
1つの作用物質の放出を可能にし、特に物質の堆積の問題が、少なくともできる
かぎり防止することができるインプラントを提供することである。
【0007】 上述の課題は、請求項1に記載のインプラントによって達成される。有利な具
体例は従属請求項の対象となっている。
【0008】 本発明の基本的な思想は、開いた細孔をもつ拡散エレメントを設けることによ
り、拡散が可能であるだけでなく、自由な流動ができないようにし、かつ/又は
、細孔壁の化学的な改良を提供し、通過に関して望ましくは選択的である相互作
用が、治療手段及び/もしくは治療手段の少なくとも1つの作用物質に関して達
成されることである。このように、単位時間あたり放出される量は、治療手段に
作用する圧力から、少なくとも十分に独立した状態に到達することができる。こ
の結果として、特に、少ない放出量について、より正確な供与が可能となる。さ
らに本発明による具体例では、浸透エレメントが詰まったり及び/又は塞がれた
りすることは、少なくとも可能な限り防止される。
【0009】 好ましい具体例によれば、浸透エレメントの細孔は、平均して、20nmから
250nmの直径を有している。このような細孔の大きさによって、細孔を通過
する自由流は、少なくともできるかぎり防止されるので、単位時間あたりに放出
される量の圧力からの所望の独立性が生じる。さらに、このような細孔の大きさ
は、タンパク質等の身体上の物質の細孔へ、そしてインプラントへの進入を防止
する。
【0010】 例えば、浸透エレメントの細孔の壁は、化学的改良のために、親水性又は疎水
性として形成され、かつ/又は少なくとも部分的に官能基を具備する。このよう
に、たとえば治療手段だけ又は少なくとも一つの治療手段の作用物質だけが、細
孔を通り抜けられることができるので、化学的に改良された細孔壁と治療手段及
び/もしくは少なくとも一つの治療手段の作用物質との間の選択的な相互作用を
、達成することができる。この選択的な相互作用は、細孔の所望されない目詰ま
り及び/もしくは閉鎖を防止することができる。
【0011】 提案されたインプラントの浸透エレメントは、好ましくは、酸化金属及び/又
はセラミック材料から、実質的に製造される。浸透エレメントにおける高均一細
孔のきわめて簡単な製造及び成形は、好ましくは、特にアルミニウムの人工的な
、特に電解による、酸化(陽極酸化処理)によって可能となる。原則として、す
べてのいわゆるバルブ酸化金属、たとえば酸化アルミニウム、酸化タンタル、酸
化鉄、酸化タングステン、及び/又は酸化チタンならびに酸化マグネシウムなど
が、この目的に適している。
【0012】 陽極酸化処理の間、電圧を変化させることによって、細孔の直径と、細孔の表
面密度、すなわち単位面積あたりの細孔の数を変えることができる。この結果と
して、細孔の形状を広い範囲で制御することができる。特に、細孔は、少なくと
も実質的に、管状に形成され、浸透エレメントの表面から、浸透エレメントを通
して実質的に垂直に延出し、その点で、細孔の断面及び/又はその開口部は、所
望の特性を達成するために、直径及び/又は面積に関して部分的に減少される。
【0013】 特に好ましくは具体例は、収容空間に付属する第2の通過開口部によって特徴付
けられ、その上、浸透エレメントないし膜状のような分離エレメントが挿入され
るので、治療手段ないし治療手段の少なくとも1つの作用物質は、開口部又は開
口部に挿入された浸透エレメントを介して収容空間を出ていくことができ、物質
は、外側から、他方の通過開口部ないしその中に挿入された浸透エレメントない
し分離部材を介して収容空間に入ることができる。このある意味での二重の浸透
現象は、浸透エレメントの所望の異なる成形及び/又は化学的改良によって達成
することができる。外部から収容室に浸透する水等の物質は、収容空間における
治療手段の容積の減少を補償することができるので、収容空間からの治療手段の
放出を妨げる低圧又は浸透エレメントを破壊する圧力差のどちらも発生しない。
【0014】 もし必要ならば、壁エレメントは、収容空間に浸透する物質による治療手段の
混合及び/又は希釈を防ぐために、収容空間を分割するために設けられる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明は、好ましい典型的な実施例の図面を参照しながら、詳細に記載
される。
【0016】 図1は、提案されたインプラント1の概略断面図である。図示された典型的な
具体例において、インプラント1は、本質的に円筒形状を有している。しかしな
がら、平坦又は円盤形状のようなその他の要求された形状も可能である。
【0017】 前記インプラント1は、治療手段3を収容するための収容空間2を有している
。治療手段3に介しては、本明細書の冒頭の定義を参照されたい。
【0018】 前記インプラントは、少なくとも一つの通過開口部4を具備し、特にこの場合
、それは、前記インプラント1の端部又は端面部分に配置される。少なくとも1
つの浸透エレメント5は、通過開口部4に付属している。図示した例において、
信頼性の理由から、2つの浸透エレメント5が、図中右手の通過開口部4に順次
挿入され、前記浸透エレメント5が破損したり損傷したときに、収容空間2から
望まれず及び/又は制御不能に出ていく治療手段の漏れを確実に防止するために
前記治療手段に当接している。2つの浸透エレメント5は、この典型的な具体例
では同一に形成されているが、異なる成形も可能である。
【0019】 次に、図2による浸透エレメント5の概略断面図を参照しながら、浸透エレメ
ント5の好ましい具体例をより詳細に記載する。
【0020】 前記浸透エレメント5は、治療手段3に対して、又は治療手段3の少なくとも
1つの作用物質に対して透過性である。この目的のために、浸透エレメント5は
、開口する細孔を備えるように形成されている。図2は、部分断面図で細孔6を
示している。浸透エレメント5は、このような種類の細孔6を多数有しており、
これらを介して治療手段3又は治療手段3の少なくとも1つの作用物質が、収容
空間2から外部に通過、特に放散のみをすることができる。
【0021】 前記細孔6が、図2においては水平方向に延びる前記浸透エレメント5の延長
主平面に対して本質的に垂直に延出することは、図2から推論することができる
。 前記細孔6は、相応して実質的に互いに平行に延びている。特に、細孔6は、実
質的に同一形状であり、特に実質的に円筒状である。
【0022】 図3及び図4は、前記浸透エレメント5の表面の顕微鏡写真を異なる拡大率で
示しており、白く見える管状の細孔6が、いかに均等に分散され且つ形成されて
いるかを示している。
【0023】 前記細孔6の表面密度は、好ましくは、およそ108から1011/cm2である
。平均の細孔直径は、好ましくは、最大で500nmであり、特に20nmから
250nmである。
【0024】 図示された典型的な具体例において、前記細孔6が、前記浸透エレメント5を
貫通するその全体にわたって、実質的に一定の断面を有している。この場合、前
記細孔6の細孔壁7は、ここではそれぞれ実質的に円筒外套面を形成している。
【0025】 前記浸透エレメント5の厚さは小さく、特に50μmより小さく、好ましくは
最大5μmである。それに応じて、結果として、比較的少ない拡散又は通過抵抗
が、治療手段3又は治療手段3の少なくとも1つの作用物質について生じる。
【0026】 前記浸透エレメント5は、好ましくは、少なくとも実質的に酸化アルミニウム
からなり、それは、特に電気分解によって析出及び/又は形成される。たとえば
、キャリヤ(図示しない)によって運ばれるアルミニウムフィルムが、電気的に
酸化され(陽極酸化処理)、キャリヤから引き離して、前記浸透エレメント5を
得る。電解酸化の間、前記細孔6の直径は、印加される電圧の適切な調整によっ
て、非常に簡単に変化させることができる。ここで、結果として、陽極電圧1V
につき、ほぼ1.2から1.4nmの直径が得られる。
【0027】 前記浸透エレメント5の材料又はアルミニウム等の酸化されていない材料は、代
替として、プラズマ被覆によってキャリヤ(図示しない)に塗布し、もし必要な
らば、引き続いて酸化させることができる。
【0028】 しかしながら、前記浸透エレメント5の製造は、上述した例に限定されるもの
ではなく、たとえば、キャリヤ(図示しない)の適当な表面コーティングの酸化
、次いでキャリヤを引き離すことも考慮される。
【0029】 さらに、浸透エレメントの材料は酸化アルミニウムに限定されるものではなく
、一般的に、すべてのいわゆるバルブ用酸化金属や、酸化マグネシウムを使用す
ることができる。これらの酸化物に加えて、実質的に細孔の適当な形成からなり
、又は形成することができるセラミック物質も、一般的に適している。
【0030】 その厚さが少ないので、浸透エレメント5は、せいぜい低い固有の安定性を有
している。したがって、それは、たとえば、少なくとも一方の側で、少なくとも
一つの格子状の支持エレメント8によって、好ましくは支持されている。図2は
、別の具体例を示し、前記浸透エレメント5が、両側で保持エレメント8によっ
て支持されており、言い換えれば、2つの保持エレメント8の間に保持されてい
る。
【0031】 図1に示す具体例において、前記インプラント1は、第2の開口部4を有し、
それは、好ましくは、ここの他端、第1の開口部4の左端部又は第1の開口部に
対向するように配置されている。その上、上記記載による浸透エレメント5は、
好ましくは、前記第2の開口部に付属している。特に、この浸透エレメント5も
また、前記通過開口部4にも挿入されているので、インプラント1の収容空間2
と、インプラント1を囲む外側空間との間の物質交換もまた、前記浸透エレメン
ト5を介してのみ可能とする。
【0032】 図1によって図示される例において、ただ一つの浸透エレメント5は、第2の
通過開口部4に付属し;前記浸透エレメントは、図2の図面に対応して、支持エ
レメント8によって両側で支持される。
【0033】 他方、代替的な実施例として、他方の側の第1の開口部4において、2つの浸
透エレメント5は、好ましくはリング状のスペーサ9によって互いに間隔が保た
れている。さらに、支持エレメント8(図示しない)又はその他の補強エレメン
トが、特に不十分な自己安定性及び負荷許容の場合において、浸透エレメント5
の十分な支持を確実にするために、前記浸透エレメント5に付属している。
【0034】 図1から推論できるように、前記インプラント1は、ここでは実質的にピスト
ンにように形成され、前記収容空間2を第1の空間部11と第2の空間部12と
に分割する壁エレメント10を有し、第1の空間部11は第1又は、一方の通過
開口部4と接続され、第2の空間部12は第2又は他方の通過開口部4とそれぞ
れ接続されている。前記壁エレメント10は、ここでは前記収容空間2に移動可
能に装着されたピストン状のものである。しかしながら、例えば、もしそれが適
当にフレキシブルであり、移動可能であり、及び/又は移動可能であるならば、
前記壁エレメント10の膜状又はベローズ状の成形もまた、可能である。
【0035】 前記治療手段3は、好ましくは第1の空間部11にのみ充填される。ここで補
償手段13として言及される他の薬剤は、好ましくは第2の空間部12に収容さ
れる。前記補償手段13の機能については後でよい詳しく説明される。
【0036】 前記インプラント1又は前記収容空間2に、治療手段3及び任意に設けられた
補償手段13を簡単に充填することは、少なくとも一つの通過開口部4が最初に
すでに開いているか、又は開けることができることによって可能である。付随す
る浸透エレメント5は、収容空間2が満たされた後、前記通過開口部4に挿入さ
れる。
【0037】 特に、提案されているが、要求されていない、前記インプラント1の円筒中の
成形において、前記通過開口部4は、端部、特に、収容空間2を形成する中空円
筒状の本体14の全体断面にわたって形成されている。さらに、保護カバー15
は、外部からの機械的な作用に対する挿入された浸透エレメント5の保護のため
に、通過開口部4に付属している。前記保護カバー15の端部キャップ側の成形
は、特に前記インプラント1の円筒状の成形及び前記端面側にある通路開口部と
共に提案される。
【0038】 前記浸透エレメント5の挿入及び前記インプラント1の中空円筒状の本体14
への保護カバー15の取付の後、付属の浸透エレメント5、同様に支持エレメン
ト、スペーサ9、及び同様に構成要素は、前記通過開口部4の部分の所望の位置
に固定される。特に、前記通過開口部4の内側輪郭に適合する共に、この場合、
リング形状である肩部16が、それぞれの通過開口部4の領域に形成される。こ
の肩部は、少なくとも1つの浸透エレメント5及び付属する支持エレメント8、
スペーサ9等を収容するために、拡大した内径を有する本体14の一部17によ
って続いている。前記付属する保護カバー15は、円筒状の突起部18を有して
おり、前記突起部18が前記部分17に圧入によって挿入されるように、拡大し
た内径を有する部分17に装着されるので、前記保護カバー15は、好ましくは
さらなる固定手段なしに、圧入によって本体14にある意味で移動不能に取り付
けられると共に、前記突起部18は、付属する通過開口部4の浸透エレメント5
及び/又は浸透エレメント5、可能な支持エレメント8、スペーサ9等を、前記
突起部18及び付属する肩部16との間に保持し、それによって部分17に固定
されるものである。
【0039】 それぞれの通過開口部4が、円形とは異なる周囲輪郭を有することができるこ
とは言うまでもない。そして、付属する及び/もしくは挿入される浸透エレメン
ト5は、それに応じて及び/もしくはそれぞれの部分17に適合される外側輪郭
を有する。
【0040】 前記保護カバー15は、前記細孔6に比べて大きな直径を有する通路開口部1
9を有しているので、前記保護カバー15を通過する少なくとも実質的に乱され
ていない流れが可能である。前記保護カバー15は、特に、前記浸透エレメント
5及びここで設けられる構成要素を固定することに加えて、第1に、比較的傷つ
きやい浸透エレメント5の損傷や破損につながる機械的な作用から付属する浸透
エレメント5を保護するのに役に立つ。
【0041】 前記本体14と前記保護カバー15は、好ましくは身体に適した材料、好まし
くは金属から製造される。
【0042】 前記インプラント1が、治療手段3及び補償手段13で満たされた後、且つ前
記通過開口部4が前記浸透エレメント5によって閉鎖され、前記保護カバー15
によって固定され、覆われた後、前記インプラント1は、移植される。前記治療
手段3又は前記治療手段3の少なくとも1つの作用物質は、少なくとも1つの浸
透エレメント5を通って、この場合、第1の空間部11に接続される両浸透エレ
メント5を通って拡散し、通路開口部19を通って前記インプラント1の周囲の
身体に出ていくことができる。この目的のために、第1の通過開口部4の両方の
浸透エレメント5は細孔6を有しており、その細孔の大きさ及び/又は細孔壁7
は、前記収容空間2の第1の空間部11から、前記治療手段3又は前記治療手段
3の所望の作用物質の少なくとも実質的な拡散のみが、前記浸透エレメント5を
通って生じるように設計されている。
【0043】 前述された、好ましくは選択的な拡散を達成するために、前記細孔6の大きさ
は、適当に調整され、かつ/又は、細孔壁7は、図2に示されている相互作用パ
ートナー20によって化学的に改良されている。前記相互作用パートナー20は
、好ましくは、細孔壁7の少なくともいくつかの部分に固着されて、たとえば前
記細孔6の親水性又は疎水性の特性を生じさせ、又は官能基として作用して、前
記浸透エレメント5を通る選択的な通過だけを可能とし、言い換えれば実質的に
半透過皮膜の作用を達成する。
【0044】 官能基としては、たとえば、アミン基、メルカプト基、カルボキシル基、ヒド
ロキシ基、及び/又は有機的に修飾されたシランなどが考慮される。
【0045】 前記治療手段3又は前記治療手段3の少なくとも1つの作用物質の連続した放
出の間、前記治療手段3の量の減少を補償するために、前記収容空間2の第2の
空間部12と連通している第2の通過開口部4の浸透エレメント5は、少なくと
も1つの物質、たとえば水が、インプラント1を取り囲む図示しない身体から、
前記浸透エレメント5を通って第2の空間部12に浸透することができ、もし必
要ならば、任意に設けられた補償手段13と混合するように形成されている。第
2の通過開口部4の浸透エレメント5の成形によれば、上述した浸透プロセスは
、補償手段13なしに起こることができる。いずれの場合でも、ここに移動可能
に形成されている壁エレメント10は、前記治療手段13のどんな所望されない
希釈をも防ぎ、空間部11及び12の容積変化に応じて移動される。
【0046】 前記補償手段13は、たとえば食塩の溶液である。
【0047】 以上の説明から、図示した典型的な具体例では、ある意味で二重の透過が起こ
ることが明らかであり、一方で、前記治療手段3又は前記治療手段3の少なくと
も1つの作用物質が、前記収容空間2から出るとともに、他方では、適当な物質
が、第2の通過開口部4又はそこに付属している前記浸透エレメント5を通って
、適当な物質が、前記収容空間2の中に入る。
【0048】 以上の説明から、さらに、前記インプラント1を取り囲んでいる身体(図示し
ない)から第2の空間部12の中へ、適当な物資の拡散だけが起こることが明ら
かである。特に、流入側(図1の左側)の前記浸透エレメント5は、流出側(図
1の右側)の少なくとも1つの浸透エレメント5よりも−特に細孔の大きさ、細
孔密度、及び細孔壁7の化学的な改良に関して−異なるように設計されている。
次に、この点に関する典型的な具体例が、より詳しく記載される。
【0049】 前記細孔6の方向性は、例えば、有機的に改良されたシランを使用することに
よって理想的に変更することができる。さらには、前記インプラント1から放出
されるべき物質−前記治療手段3又は前記治療手段3の少なくとも1つの作用物
質−の流出速度は、細孔の大きさ、細孔密度、及び細孔壁7の化学的な改良によ
って制御されることができる。
【0050】 ステロイド、3環系抗うつ剤などのより高い適用量の疎水性の物質が、前記イ
ンプラント1から放出されるならば、疎水性の内面コーティングをもつ大きな細
孔6が流出側に設けられ、水を吸収するための親水性の内面コーティングをもつ
小さな細孔6が、流入側に設けられる。
【0051】 より低い適用量の疎水性の物質が、前記インプラント1から放出されるならば
、小さい細孔6が、それに応じて設けられる。
【0052】 より高い適用量の親水性の物質が、前記インプラント1から放出されるならば
、好ましくは、大きな親水性の細孔6が流出側に設けられるとともに、小さい親
水性の細孔6が、水を吸収するために流入側に設けられる。
【0053】 好ましく設けられた開いた細孔の浸透エレメント5の代わりに、第2の空間部
12又は第2の通過開口部4は、例えば、半透過性の膜のような、開いた細孔を
有しない分離エレメントに付属し、それを介して物質交換が起こる。
【0054】 任意には、前記壁エレメント10は、治療手段3の希釈が重要でないとき、た
とえば、前記浸透エレメント5を通って、前記収容空間2から外部へ出ていく所
望の作用物質の拡散が、少なくとも実質的に、希釈によって影響を受けないとき
には、完全に省略されることができる。これによって、この場合には、前記収容
空間2は分割されない。そして、前記補償手段13は、対応して省略されること
ができる。
【0055】 他方、もし、前記壁エレメント10が、たとえば、フレキシブルな膜又はベロ
ーズの成形において十分なシール作用をもっているときには、前記インプラント
1は、第2の通過開口部4の領域において、通路開口部19を通って第2の空間
部12に出入りする自由な流れを許容し、言い換えれば、これによって第2の通
過開口部4に挿入される前記浸透エレメント5が省略することができるので、前
記第1の空間部11の容積は、それ自身自由に、且つ必要に応じて、前記壁エレ
メント10の適切な移動及び/又は変形による前記治療手段3の容積に調整され
てもよい。
【0056】 さらに別の具体例によれば、前記壁エレメント10は、特に、フレキシブルに
形成されているならば、前記インプラント1又は前記収容空間2の外壁を形成す
ることができる。この場合、第2の空間部12と、付属する浸透エレメント5を
有する第2の通過開口部4と、付属する保護カバー15とは完全に省略すること
ができる。
【0057】 あるいは、少なくとも一つの付属する浸透エレメント5を有する一つの通過開
口部4は、たとえ収容空間2の成形が少なくとも実質的に硬質であり、言い換え
れば、前記収容空間2の容積が実質的に変化させることができないとしても、十
分である。この場合、一方で、前記治療手段3又は治療手段3の少なくとも1つ
の作用物質が、前記浸透エレメント5を通って前記収容空間2から外に拡散する
ことができ、また他方では、たとえば水などの物質が、前記インプラント1を取
り囲んでいる身体から、前記浸透エレメント5を通って前記収容空間2の中へ拡
散することができる。同じ浸透エレメント5を通る流入及び流出を可能にするた
め、好ましくは、異なるように設計され、且つ/又は他の細孔6と比較して異な
るように化学的な改良がなされる。
【0058】 しかしながら、代替案として、流入及び流出は、また、均一に形成され且つ/
又は化学的に改良された細孔6に関してのみ生じることができる。
【0059】 さらに、お互いに隣接して位置し、言い換えれば並行に位置する異なる成形の
2つの浸透エレメント5は、一つの通過開口部4に付属されてもよい。
【0060】 前記収容空間2の容積が変えることができないときには、比較的傷つきやすい
浸透エレメント5での圧力変形は、最小に維持されることが重要である。したが
って、流出方向と流入方向での流量の適切なバランスが提供されるべきである。
これは、前記ただ一つの通過開口部4及び図1に示すように壁エレメント10に
よって任意に分割された多数の通過開口部4の両方に適用される。
【0061】 必要に応じて、前記インプラント1は、図1において示唆されるように、隔膜
21も有することができる。この隔膜21は、前記治療手段3又は前記補償手段
13の最初の充填及び/又は再充填に関して役立つことができる。任意には、2
つ又はそれ以上の隔膜21も、設けることができる。
【0062】 前記隔膜21は、前記収容空間2を充填及び/又は再充填するために、適切に
作成されたカニューレによって浸透させることができ、且つその後しっかりとそ
れ自身を再密封する皮膜22を有する、従来技術からすでに公知となっている部
材である。
【0063】 必要に応じて、前記細孔6は、特に前記インプラント1の長期間保管の間、特に
浸透エレメント5の外側で、たとえば、手作業で取外し可能な、又は移植された
状態で自動的に外れるカバーによって、保護目的のために一時的に覆われる。例
えば、殺菌フィルムは、この目的のために特に適している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、提案に係るインプラントを示す模式的な断面図である。
【図2】 図2は、図1のインプラントの、両側で支持された浸透部材の小孔を示す模式
的な断面図である。
【図3】 図3は、小孔を有する酸化アルミニウム層を異なる拡大率で示す電子顕微鏡写
真である。
【図4】 図4は、小孔を有する酸化アルミニウム層を異なる拡大率で示す電子顕微鏡写
真である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年2月2日(2001.2.2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 199 48 783.9 (32)優先日 平成11年10月8日(1999.10.8) (33)優先権主張国 ドイツ(DE) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 トーマス サビトウスキー ドイツ D−45133 エッセン グスタブ −ストライヒ−シュトラーセ 6 (72)発明者 ガンター シュミッド ドイツ D−42555 ヴェルバート クリ ッペ 39b Fターム(参考) 4C167 AA74 BB36 CC04 EE08 GG16 GG21 GG26 GG46 HH08

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 治療上のかつ/又は少なくとも1つの作用物質を含んでいる
    手段(3)のための収容空間(2)を有し、該収容空間(2)が少なくとも1つ
    の通過開口部(4)を有しており、この通過開口部には浸透エレメント(5)が
    挿入され、これを通って前記手段(3)が収容空間(2)から出ることができる
    インプラント(1)において、 前記浸透エレメント(5)が、細孔の大きさ及び又は細孔壁(7)を有する開
    口細孔(6)を具備する拡散エレメントとして形成され、該細孔が、前記浸透エ
    レメント(5)を通るどのような自由な流れも可能とすることなく、前記拡散エ
    レメントを介して、少なくとも実質的に前記手段(3)及び/又は前記手段(3
    )の少なくとも1つの作用物質の拡散のみを可能とし、かつ/又は 前記浸透エレメント(5)が、望ましくは選択的に、前記浸透エレメント(
    5)を通る通過に関して、前記手段(3)、前記手段(3)の少なくとも一つの
    作用物質及び/又は外部に存在する物質とが相互に作用するために、少なくとも
    部分的に化学的に改良された細孔壁(7)を有する開口細孔(6)からなること
    を特徴とするインプラント。
  2. 【請求項2】 前記浸透エレメント(5)が、膜状又はフィルム状に形成さ
    れていることを特徴とするところの請求項1記載のインプラント。
  3. 【請求項3】 浸透エレメント(5)が、実質的に均等な厚さを有しており
    、かつ/又は最大50μmの厚さ及び/もしくは最大5μmの厚さを有している
    ことを特徴とするところの請求項1又は2記載のインプラント。
  4. 【請求項4】 浸透エレメント(5)は少なくとも実質的にセラミック、又
    は、少なくとも実質的に、望ましくは各々が陽極酸化処理によって製造された、
    酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、酸化タンタル、酸化鉄、酸化タングステ
    ン、及び/又は酸化チタンの一つ又はそれ以上からなることを特徴とする前段請
    求項のいずれか一つに記載のインプラント。
  5. 【請求項5】 浸透エレメント(5)が、少なくとも1つの、望ましくは、
    格子状の保持エレメント(8)によって平面的に支持されており、且つ好ましく
    は2つの保持エレメントの間に保持されていることを特徴とする前段請求項のい
    ずれか一つに記載のインプラント。
  6. 【請求項6】 2つの浸透エレメント(5)が、前記通過開口部(4)に順
    次挿入されていることを特徴とするところの前段請求項のいずれか一つに記載の
    インプラント。
  7. 【請求項7】 前記細孔(6)が、実質的に均等に、かつ/又は前記浸透エ
    レメント(5)にわたって108から1011/cm2の密度で分散されていること
    を特徴とする前段請求項のいずれか一つに記載のインプラント。
  8. 【請求項8】 前記細孔(6)が実質的に円筒状に形成され、かつ/又は互
    いに所定の間隔を有し、かつ/又は同一形状に形成され、かつ/又は浸透エレメ
    ント(5)を貫通する延出平面に対して実質的に垂直に延び、かつ/又は各々が
    異なる又は広がる及び/又は狭くなる断面を有する部分を有することを特徴とす
    る前段請求項のいずれか一つに記載のインプラント。
  9. 【請求項9】 平均細孔直径が500nmより小さく、好ましくは250n
    mより小さく、特に20nmから250nmであることを特徴とする前段請求項
    のいずれか一つに記載のインプラント。
  10. 【請求項10】 前記細孔(6)が、特に外側で、一時的に覆われ、又は閉
    鎖されることを特徴とする前段請求項のいずれか一つに記載のインプラント。
  11. 【請求項11】 化学的な改良に関して、前記細孔壁(7)が少なくとも部
    分的に親水性又は疎水性として形成され、かつ/又は少なくとも部分的に、アミ
    ン基、メルカプト基、カルボキシル基、及び/又はヒドロキシ基、及び/又は有
    機的に改良されたシランなどの官能基を備えていることを特徴とする前段請求項
    のいずれか一つに記載のインプラント。
  12. 【請求項12】 前記インプラント(1)が、収容空間(2)の制限のため
    にフレキシブルかつ/又は移動可能な壁エレメント(10)を有するので、前記
    収容空間(2)の容積が可変可能であり、特に、内部に配される前記手段(3)
    の容積の減少に応じて減少可能であることを特徴とする前段請求項のいずれか一
    つに記載のインプラント。
  13. 【請求項13】 前記インプラント(1)は、前記収容空間(2)を、第1
    の通過開口部(4)と連通する前記手段(3)のための第1の空間部(11)、
    及び第2の通過開口部(4)と連通する補償手段(13)のための第2の空間部
    (12)とに分割するフレキシブルかつ/又は移動可能な壁エレメント(10)
    を有しているので、第1の空間部(11)の容積は、可変可能であり、特に、そ
    こにある治療手段(3)の容積の減少に応じて減少可能であることを特徴とする
    ところの前記請求項のうちいずれか1項記載のインプラント。
  14. 【請求項14】 前記壁エレメント(10)が、膜状、ベローズ状、及び/
    又はピストン状に形成され、特に収容空間(2)で移動可能であることを特徴と
    する請求項12又は13記載のインプラント。
  15. 【請求項15】 前記インプラント(1)が、前記収容空間(2)を外方に
    向かって開かせる2つの別々の通過開口部(4)を有しており、第1の浸透エレ
    メント(5)が、一方の通過開口部(4)に挿入され、望ましくは、半透過性隔
    膜にような細孔のない分離エレメント、また第2の浸透エレメント(5)が、他
    方の通過開口部(4)に挿入され、第1の浸透エレメント(5)と及び前記分離
    エレメント又は第2の浸透エレメント(5)が、それらが前記手段(3)と、及
    び/又は前記手段(3)の少なくとも1つの作用物質と、及び/又は外部にある
    物質と、通過に関して、異なるように、望ましくは選択的に、相互に作用し合う
    ような方法で、特に、前記手段(3)又は前記手段(3)の少なくとも1つの作
    用物質、例えば水が、分離エレメント又は第2の浸透エレメント(5)を通って
    収容空間(2)の中に入ることができるように、形成されることを特徴とする前
    段請求項のいずれか一つに記載のインプラント。
  16. 【請求項16】 前記インプラント(1)が、長方形の、特に実質的に円筒
    状の本体(14)を有することを特徴とする前段請求項のいずれか一つに記載の
    インプラント。
  17. 【請求項17】 少なくとも1つの通過開口部(4)が、前記本体(14)
    の一端面に形成され、望ましくは、保護カバー(15)が、浸透エレメント(5
    )又は前記通過開口部(4)に挿入される分離エレメントにわたって前記本体(
    14)に、特に圧入によって、及び/又は着脱自在に設けられることを特徴とす
    る前段請求項のいずれか一つに記載のインプラント。
  18. 【請求項18】 前記インプラント(1)は、少なくとも一つの隔壁(21
    )を有し、該隔壁は、前記収容空間(2)及び/又は収容空間(2)の少なくと
    も1つの空間部(11,12)と連通していることを特徴とする前段請求項のい
    ずれか一つに記載のインプラント。
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