JP2002536312A - 光安定性紫外線防御組成物 - Google Patents
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Abstract
Description
って、前記組成物はすぐれた効率及び広域スペクトル紫外線防御効果を有する。
予想外の改善された光安定性を示す上記組成物は、UVA吸収性ジベンゾイルメ
タン日焼け止め活性成分と、2−エチルヘキシル−p−メトキシシンナメートを
含む光安定系と、適切な担体とを、2−エチルヘキシル−p−メトキシシンナメ
ート 対 UVA吸収性ジベンゾイルメタン日焼け止め活性成分のモル比が約0
.15:1ないし約1:1になるように含む。
れらの傷害作用は日光浴だけでなく、毎日の戸外活動と関連する日光被曝からも
起こり得る。日光に長時間さらされた場合の主な短期被害は紅斑、すなわち日焼
けである。それは主として約290nmから約320nmまでの波長を有するU
VB線によって起きる。しかし長期間にわたると皮膚表面の悪性変化が起きるこ
とがよくある。多くの疫学的研究は日光被曝とヒト皮膚癌との間に強い相関関係
があることを示している。紫外線のもう一つの長期被害は皮膚の早過ぎる老化で
ある。それは主として、約320nmから約400nmまでの波長を有するUV
A線によって起こる。この症状は皮膚のしわ及び色素変化並びにその他のひび割
れ、毛細管拡張症、日光皮膚病、斑状出血及び弾力性喪失等の物理的変化によっ
て特徴づけられる。紫外線被曝と関連する不都合な作用はデシモン(DeSinone)
の“日焼け止め及び日焼け剤”、非処方薬ハンドブック、7版、26章、499
−511ページ(米国薬学会、ワシントン、D.C.;1982);グローヴ及び
フォーブス“UV−A線に対する日焼け止めの光防御効果の評価法”、国際化粧
品科学雑誌、4巻、15−24ページ(1982)に、より詳細に述べられてい
る。
人々の関心はかなり高まってきた。今日、日光浴のための日焼け止めだけでなく
、日焼け止めを含む種々のパーソナルケア製品、特に毎日使用する化粧品タイプ
の製品が出回っている。“パーソナルケア製品”とは、皮膚及び毛髪を美しくし
、手入れするために処方されると一般に認識されている健康及び美容の補助製品
を意味する。例えば、パーソナルケア製品には日焼け止め製品(例えばローショ
ン、皮膚クリーム等)、化粧品、洗面用品、及び局所的使用を目的とするオーバ
ー・ザ・カウンター薬品類がある。
ちUVB及びUVA線両方を効率的に防御できないため、不十分である。今日、
大部分の市販の日焼けどめ製品は、290nmないし320nmUVB領域のU
V線を効率的に吸収して皮膚の日焼けを防止する。320nmないし400nm
UVA領域の光を吸収することに関しては、それらはより非効率的であり、皮膚
は早すぎる老化に対しては無防備のままである。この不十分さは、一部分は、商
業的に入手でき、グローバルな使用が承認されているUVA吸収性日焼け止め活
性成分の数が限られていることによる。これらの日焼け止め活性成分の一つのク
ラスは広域スペクトル紫外線を防御するジベンゾイルメタン化合物類等である。
これらは1983年6月7日にデポロ(DePolo)に発行された米国特許第4,3
87,089号及び1984年12月18日にウェルターズ(Welters)らに発行
された米国特許第4,489,057号に記載されている。特に、4−tert−
ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタンはグローバル使用が承認されている
。残念ながら、日焼け止め製品に個々に使用された場合、大部分のジベンゾイル
メタン化合物は紫外線にさらされると光分解する傾向があり、そのためそれらの
UVA効果は弱まる。その上、ジベンゾイルメタン化合物をその他の日焼け止め
活性成分と組み合わせて用いた場合でも相変わらずひどい光分解が起こりがちで
あることは公知である。例えば、米国特許第4,387,089号は280ないし
380nmの紫外線の全てを吸収することを目的として、4−(1、1−ジメチ
ルエチル)−4’−メトキシジベンゾイルメタンを種々のUVB日焼け止め活性
成分、特に2−エチルヘキシル−p−メトキシシンナメート(オクチルメトキシ
シンナメートとも言われる)と組み合わせることを提案しており、その場合ジベ
ンゾイルメタン日焼け止め活性成分 対 UVB日焼け止め活性成分の比は重要
でないと述べている。実際、4−tert−ブチル−4’−メトキシジベンゾイ
ルメタンと2−エチルヘキシル−p−メトキシシンナメートとを組み合わせて生
成した組成物においては、これら日焼け止め活性成分の両方が光不安定であり、 そのため生成した上記組成物も光不安定であることはよく知られている。理論
によって束縛されるものではないが、紫外線にさらされると、4−tert−4
’メトキシジベンゾイルメタン及び2−エチルヘキシル−p−メトキシシンナメ
ートは互いに反応して紫外線を吸収しない化合物を形成すると考えられている。
それらに固有の不十分な光安定性のために、処方が比較的難しいのが一般的であ
る。これらのタイプの日焼け止めを安定化する一方法が1998年7月21日に
発行されたデックナー(Deckner)の米国特許第5,783,174号に記載され
ている。それはベンジリデン カンファー日焼け止めを使用してジベンゾイルメ
タン化合物を安定化することに関するものである。 しかしこのような組成物は
、 現在ヒトにグローバルに使用することは認められていない。
物が必要とされている。より詳しく述べるならば、パーソナルケア産業において
、すぐれた光安定性及び効率を有し、安全かつ経済的に広域スペクトル紫外線防
御(すなわちUVA及びUVB両方に対して)をもたらす日焼け止め製品がいま
だに必要である。
他産業においても同様である。紫外線は好ましくない摩耗及び損傷を起こす。そ
のため、日光にさらされがちな種々の物体および/または材料に対する紫外線の
有害作用を適切に防御するための光安定性組成物が必要である。
収性ジベンゾイルメタン日焼け止め活性成分と、2−エチルヘキシル−p−メト
キシシンナメートを含む光安定化系と適切な担体とを、2−エチルヘキシル−p
−メトキシシンナメート 対 UVA吸収性ジベンゾイルメタン日焼け止め活性
成分のモル比が約0.15:1ないし約1:1になるように含む本発明の組成物
が優れた光安定性、効率、及び紫外線防御効果(UVA及びUVB両方の防御を
含む)を安全かつ経済的にもたらすことを見いだした。
光安定性組成物に関するものである: a)有効量のUVA吸収性ジベンゾイルメタン日焼け止め活性成分: b)実質的に、有効量の2−エチルヘキシル−p−メトキシシンナメートから
なる光安定系;及び c)適切な担体。 ここで2−エチルヘキシル−p−メトキシシンナメート 対 ジベンゾイルメタ
ン日焼け止め活性成分のモル比は約0.15:1ないし約1:1である。
成分及び2−エチルヘキシル−p−メトキシシンナメートは“安全かつ有効な”
量が存在し、2−エチルヘキシル−p−メトキシシンナメート 対 UVA−吸
収性ジベンゾイルメタン日焼け止め活性成分のモル比は好ましくは約0.3:1
から約0.9:1まで、より好ましくは約0.45:1ないし約0.8:1、さら
により好ましくは約0.6:1から約0.75:1まで、最も好ましくは約0.6
5:1から約0.75:1までである。本発明は、このような組成物の局所適用
により紫外線の有害作用から皮膚を守る方法にも関係する。さらに、本発明はU
VA吸収性ジベンゾイルメタン日焼け止め活性成分と2−エチルヘキシル−p−
メトキシシンナメートとを含む組成物を安定化する方法にも関係する。
るために有用である。これら組成物の重要な成分は以下に記される。本発明の実
施において有用な種々の任意及び好ましい成分類の非制限的記載もある。
いずれも含むことができ、それらからなることができ、または実質的にそれらか
らなることができる。
る。全てのパーセントは特に明示されない限り、総組成物量に対して計算されて
いる。 全てのモル重量は重量平均モル重量であり、グラム/モルの単位で与えられる
。 全ての成分濃度はその成分の活性濃度に関するものであり、特に明示されな
い限り溶媒、副産物または市販品に存在し得る他の不純物は除かれる。 全ての測定は特に指定されない限り、周囲室温約73゜Fで行われる。
全てそのまま参考として本開示に組み込まれる。
するUVA吸収性ジベンゾイルメタン日焼け止め活性成分を含む。好ましいUV
A吸収性ジベンゾイルメタン日焼け止め活性成分は次の一般構造を有する:
、ここで各Rは独立的にH、またはC1−C20直鎖または分岐鎖アルキル類であ
る;R2はHまたはOHからなる群から選択され、R3はHまたはC1−C20直鎖
または分岐鎖アルキルから選択される。ジベンゾイルメタン発色団は1、3−ジ
ケトンとして存在するとはいえ、この表現はエノール型等、官能基の他の互変異
性型を排除するものでないことは当然である。例えば、1,3−ジケトン型が記
載されているときは何時でも、全ての適切なエノール互変異性体も考慮され、本
発明に含まれることは当然である。ジベンゾイルメタン発色団のこれらの互変異
性エノール型は下記の互変異性構造によってあらわすことができる。
性ジベンゾイルメタン日焼け止め活性成分の例は1984年12月18日に発行
されたウェルターズ(Welters)らの米国特許第4,489,057号及び198
3年6月7日に発行されたデポロ(Depolo)の米国特許第4,387,089号;
及びロエ(N.J.Lowe)及びシャース(N.A.Shaath)編“日焼け止め:開発、評価
及び法規面(Sunscreens:Development,Evaluation,and Regulatory Aspects)”
、マルセル・デッカー社(1990)、に記載されている。
メチルジベンゾイルメタン、4−メチルジベンゾイルメタン、4−イソプロピル
ジベンゾイルメタン、4−tert−ブチルジベンゾイルメタン、2,4−ジメ
チルジベンゾイルメタン、2,5−ジメチルジベンゾイルメタン、4,4’−ジ
イソプロピルベンゾイルメタン、4−tert−ブチル−4’−メトキシジベン
ゾイルメタン、2−メチル−5−イソプロピル−4’−メトキシジベンゾイルメ
タン、2−メチル−5−tert−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン
、2,4−ジメチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン、2,6−ジメチル−
4’−tert−ブチル−4’メトキシジベンゾイルメタン、及びこれらの混合
物からなる群から選択されるものが含まれる。好ましいUVA吸収性ジベンゾイ
ルメタン日焼け止め活性成分には4−tert−ブチル−4’−メトキシジベン
ゾイルメタン、4−イソプロピルジベンゾイルメタン、及びこれらの混合物から
なる群から選択されるものが含まれる。より好ましいUVA吸収性ジベンゾイル
メタン日焼け止め活性成分は4−tert−ブチル−4’−メトキシジベンゾイ
ルメタンである。
タン(これはブチルメトキシジベンゾイルメタンまたはアボベンゾンとしても知
られている)はギヴォダン−ルー(Givaudan-Roure)(インターナショナル)S
.A.(バーゼル、スイス)からパーソル(Parsol)(商品名)1789の名称で
、またメルク社(ホワイトハウス・ステーション、 N.J.)からオイソレック
ス(Eusolex)(商品名)9020の名称で商業的に販売されている。日焼け止
め4−イソプロピルジベンゾイルメタン(イソプロピルジベンゾイルメタンとし
ても知られている)はメルク社からオイソレックス8020の名称で商業的に販
売されている。
は組成物中に存在し得る他の紫外線防御剤と組み合わせて広域スペクトル紫外線
を防御する有効量が存在する。ここで用いる“有効量”とはプラスの効果(例え
ば光防御または光安定性の改善等)を明らかに引き起こすのに十分な(適用でき
る)化合物−、成分−または組成物量を意味する。UVA吸収性ジベンゾイルメ
タン日焼け止め活性成分が“安全かつ有効な量”存在するのが好ましい。この用
語は、ここに用いる場合、明らかにプラスの効果(例えば光防御または光安定性
の改善)を引き起こすのに十分な量であるが、重大な副作用(例えば不当な毒性
またはアレルギー反応等)を回避するために十分小さい量、すなわち健全な医学
的判断の範囲内で合理的な利益対リスク比をもたらす量を意味する。組成物は重
量で上記組成物の約0.01%ないし約30%、より好ましくは約0.1%ないし
約6%、そしてさらに好ましくは約1%ないし約3%、最も好ましくは約1.5
%ないし約2.5%のUVA吸収性ジベンゾイルメタン日焼け止め活性成分を含
む。上記日焼け止め活性成分の正確な量は所望の日光防御ファクター、すなわち
組成物の“SPF”並びに所望のUVA防御レベルによって変わる。(SPFは
紅斑に対する日焼け止め剤の一般に用いられる光防御指数である。SPFは保護
された皮膚に最小の紅斑を生ずるのに必要な紫外線エネルギー 対 保護されて
いない皮膚に最小の紅斑を生ずるのに必要な紫外線エネルギーの比と定義される
。米国規則43、No.166、38206−38269ページ(1978年8
月25日)を参照されたい。)
らなる光安定系も含む。上記光安定系はUVA吸収性ジベンゾイルメタン日焼け
止め活性成分の光分解すなわち光不安定性、並びに本発明の組成物の光分解を減
らすのに役立つ。光分解は紫外線吸収能力の減少によって測定され、後者は標準
紫外線吸光度法によって測定できる。好ましい組成物は、所望SPF単位あたり
広域バンド紫外線約2J/cm2、例えばSPF15組成物では30J/cm2を
照射した後の最初の紫外線吸収の少なくとも約75%、より好ましくは少なくと
も約85%、最も好ましくは少なくとも約95%を保持する。2−エチルヘキシ
ル−p−メトキシシンナメートは、2−エチルヘキシル−p−メトキシシンナメ
ート 対 UVA吸収性ジベンゾイルメタン日焼け止め活性成分のモル比が約0
.15:1ないし約1:1、好ましくは約0.3:1ないし約0.9:1、より好
ましくは約0.45:1ないし約0.8:1、さらにより好ましくは約0.6:1
ないし約0.75:1、最も好ましくは約0.65:1ないし約0.75:1まで
になるような量が上記光安定系に存在する。
定系及び任意成分のための適切な担体またはビヒクルを含む。適切な担体は当業
者には公知であり、最終目的に基づいて選択される。例えば、本発明の担体は非
制限的に、皮膚、毛髪、爪、動物皮膚、毛皮、自動車、布、船舶に適切に使用で
きるもの、並びにプラスチックス、金属等に適切に挿入できるもの等である。本
発明の担体は、皮膚(例えば日焼け止め、クリーム、乳液、ローション、マスク
、乳清(serum)等);毛髪及び毛皮(例えばシャンプー、ヘア セットまたはト
リートメント等);及び爪(例えば爪みがき、トリートメント等)に適切に適用
できるのが好ましい。好ましい実施態様において、上記担体は皮膚に適切に適用
できる。これは上記担体及びその成分が皮膚、毛髪、毛皮、爪と接触しても、健
全な医学的判断の範囲内で不当な毒性、非相容性、不安定性、アレルギー反応等
を起こさずに適切に使用できることを意味する。このような担体は熟練せる当業
者には公知であり、皮膚、毛髪、毛皮及び爪に適切に使用できる一種類以上の混
触可能の液体または固体フィラー希釈剤または賦形薬がある。担体の正確な量は
、UVA吸収性ジベンゾイルメタン日焼け止め活性成分、2−エチルヘキシル−
p−メトキシシンナメート及び熟練せる当業者が担体とは異なるとして分類する
その他の任意成分(例えば他の活性成分)の濃度に依存する。本発明の組成物は
、重量で上記組成物の約20%ないし約99.8%、より好ましくは約50%な
いし約99%、最も好ましくは75%ないし約95%の担体を含む。
)を含む多くの処方に調製できる(エマルション技術では、組成物は“分散相”
と“連続相”を含み、分散相は小粒子または小滴として連続相に懸濁され或いは
包囲されて存在する)。例えば適切なエマルションには水中油、油中水、水中油
中水、油中水中油、及びシリコーン中水中油エマルションがある。好ましい組成
物は水中油エマルションを含んでなる。
、ゲル、オイル、トニック及びスプレー等種々の製品型に処方される。好ましい
組成物はローション、クリーム、ゲル及びスプレーに処方される。これらの製品
型はハンド及びボディーローション、コールドクリーム、顔の保湿剤、にきび予
防剤、局所鎮痛剤、そしてファンデーション、アイシャドウ、口紅等のメーキャ
ップ/化粧品等、並びにコーティング類(例えばペイント、ワニス、つや出し、
接着剤等)、家庭用品(例えば洗剤、クレンザー、布コンディショナー等)、自
動車及び船舶類の手入れ用品(例えばワックス等)、ヘアケア及びスタイリング
製品(例えばシャンプー、コンディショナー、ゲル、ムース、スプレー等)、局
所的動物ケア製品(例えばシャンプー、コンディショナー、皮膚トリートメント
等)等々、多数の用途に用いられる。ただしこれらに制限されるものではない。
このような製品の処方に必要な追加的成分は製品型によって変化し、熟練せる当
業者によって日常的に選択できる。
る場合は噴射剤がこの組成物に添加される。適切な噴射剤の例は塩素フッ素化低
分子炭化水素類である。ここに有用な噴射剤のより完全な開示はサガリン(Saga
rin)著“化粧品科学及び工学(Cosmetics Science and Technology)”2版、
2巻、443−465ページ(1972)に見いだすことができる。
に一般的に用いられる種々のその他成分を含むことができる。
膚に適用するのに適していなければならない、すなわち上記組成物に組み込まれ
る際に、それらは健全な医学的判断の範囲内で不当な毒性、非相容性、不安定性
、アレルギー反応等を与えずにヒト皮膚に接して適切に使用できなければならな
い。“CTFA化粧品成分ハンドブック”第2版(1992)は、本発明の組成
物に適切に用いられ、皮膚ケア産業で一般的に用いられている非常に種々様々の
非制限的化粧品及び薬品成分を記載している。これらの成分の種類の例には:研
磨剤、吸収剤、アストリンゼント等(例えば丁子油、メントール、カンファー、
ユーカリ油、メンチル ラクテート、 アメリカマンサク蒸留物)、にきび予防剤
、固化防止剤、消泡剤、抗菌剤(例えばヨードプロピル ブチルカルバメート)
、抗酸化剤、結合剤、生物学的添加物、緩衝剤、増量剤、キレート剤、化学的添
加物、着色剤、化粧用アストリンゼント、化粧用殺生物剤、変性剤、薬剤アスト
リンゼント、外用鎮痛剤、組成物のフィルム形成特性及びフィルム形成一体性を
助けるためのポリマー等のフィルム形成剤または形成材料(例えばエイコセンと
ビニルピロリドンとのコポリマー等)、不透明化剤、pH調節剤、噴射剤、還元
剤、金属イオン封鎖剤、皮膚漂白及び美白剤(例えばヒドロキノン、コウジ酸、
アスコルビン酸、アスコルビル燐酸マグネシウム、アスコルビル グルコサミン
)、皮膚コンディショニング剤(例えば種々の湿潤剤)、皮膚鎮静および/また
は治療剤(例えばパンテノール及び誘導体(エチルパンテノール等)、アロエベ
ラ、パントテン酸およびその誘導体、アラントイン、ビサボロール、及びグリシ
ルリジン酸二カリウム)、皮膚治療剤、増粘剤、及びビタミン類及びその誘導体
がある。
い組成物は任意にUVB日焼け止め活性成分、にきび予防活性成分、ビタミン化
合物、皮膚治療剤、保湿剤、モイスチュライザー、皮膚コンディショナー、増粘
剤、構成剤(structuring agent)及び乳化剤から選択される一種類以上の材料
を含む。
有益性、またはそれらの予想される作用モードによって分類できる。しかし、若
干の例では本発明に有用な活性成分は一つ以上の有益性を示し、または一つ以上
の作用モードによって機能する。したがって、ここでの分類は便利のために行わ
れるものであり、上記活性成分を特定の用途または上に列挙した用途に限るもの
ではない。
収する、2−エチルヘキシル−p−メトキシシンナメート以外のUVB日焼け止
め活性成分を一種類以上含むことができる。ここに用いるUVB日焼け止め活性
成分とは、UVA吸収性ジベンゾイルメタン日焼け止め活性成分以外の、それ自
体UVB吸収特性を有する活性成分を意味する。上記組成物は、単独でまたは組
成物中に存在するその他の紫外線防御活性成分と組み合わせて安全かつ効果的に
UVB防御をもたらすUVB日焼け止め活性成分を、重量で好ましくは上記組成
物の約0.1%ないし約30%、より好ましくは約0.5%ないし約25%、最も
好ましくは約1%ないし約20%量含む。
々様々のUVB日焼け止め活性成分が本発明に適切に使用できる。このような日
焼け止め活性成分の非制限的例は、1992年2月11日発行のハフィー(Haff
ey)らの米国特許第5,087,445号;及び1991年12月17日発行のタ
ーナー(Turner)らの米国特許第5,073,371号及び第5,073,372号
に記載されている。適切な物理的サンブロックの非制限的例はCTFA国際化粧
品成分辞典、第6版、1995、1026−28ページ及び1103ページに記
載されている。
−スルホン酸、TEAサリチレート、オクチルサリチレート、オクチルジメチル
PABA、酸化亜鉛、二酸化チタン、及びこれらの混合物からなる群から選択さ
れる。より好ましいUVB日焼け止め活性成分は2−フェニルベンズイミダゾー
ル−5−スルホン酸、オクチルサリチレート、及びこれらの混合物からなる群か
ら選択される。酸性日焼け止めの塩や酸中和型も本発明では有用である。
抗にきび活性成分の例にはレゾルシノール、硫黄、サリチル酸、エリスロマイシ
ン、亜鉛等がある。適切な抗にきび活性成分の例は1997年3月4日にマクア
ティー(McAtee)らに発行された米国特許第5,607,980号により詳細に記
載されている。
。これらのビタミン化合物は天然または合成型どちらでもよい。適切なビタミン
化合物にはビタミンA(例えばベータカロチン、レチノイン酸、レチノール、レ
チノイド類、レチニル パルミテート、レチニル プロプリオネート等)、ビタミ
ンB(例えばナイアシン、ナイアシンアミド、リボフラビン、パントテン酸等)
、ビタミンC(例えばアスコルビン酸等)、ビタミンD(例えばエルゴステロー
ル、エルゴカルシフェロール、コレカルシフェロール等)、ビタミンE(例えば
酢酸トコフェロール等)、及びビタミンK(例えばフィトナジオン、メナジオン
、フィチオコール等)化合物である。
る。ビタミンB3化合物は皮膚コンディションを調節するために特に有用である
。これは1997年4月11日に提出された米国同時係属出願第08/834,
010号(1997年10月30日に公開された国際出願WO97/39733
に相当する)に記載されており、参考としてそのまま本明細書に組み込まれる。
本発明の組成物は約0.01%ないし約50%、より好ましくは約0.1%ないし
約10%、さらにより好ましくは約0.5%ないし約10%、さらにより好まし
くは約1%ないし約5%、最も好ましくは約2%ないし約5%のビタミンB3化
合物を含む。
:
わちニコチン酸)または−CH2OH(すなわちニコチニルアルコール);これ
らの誘導体;及び前記のいずれかの塩である。
れらにはニコチン酸の非血管拡張性エステル類、ニコチニルアミノ酸、ニコチニ
ルアルコールエステル類、カルボン酸のニコチニルアルコールエステル類、ニコ
チン酸N−オキシド及びナイアシンアミドN−オキシドがある。
セントルイス、MO);ICNバイオメディカルス社(アーヴィン、CA)及び
アルドリッヒ・ケミカル社(ミルウォーキー、WI)等、多数の会社から商業的
に入手できる。
スから適切な物理的および/または化学的分離によって得られたエキスとして含
まれる。
療剤は皮膚のしわを効果的に防ぎ、遅らせ、止め、および/または元に戻すもの
等である。適切な皮膚治療剤の例は、非制限的に乳酸及びグリコール酸のような
アルファ−ヒドロキシ酸及びサリチル酸のようなベータ−ヒドロキシ酸である。
明の水中油エマルションにおいて特に好ましい。理論によって束縛されるもので
はないが、構成剤は組成物の安定性に寄与するレオロジー特性を組成物に与える
のに役立つと考えられる。例えば、構成剤は液状結晶性ゲル網目構造の形成に役
立つ傾向がある。構成剤は乳化剤または界面活性剤としても作用する。本発明の
好ましい組成物は一種類以上の構成剤を約0.5%ないし約20%、より好まし
くは約1%ないし約10%、最も好ましくは約1%ないし約5%含む。 本発明の好ましい構成剤はステアリン酸、パルミチン酸、ステアリルアルコー
ル、セチルアルコール、ベヘニルアルコール、ステアリン酸、パルミチン酸、エ
チレンオキシド単位を平均約1ないし約21有するステアリルアルコールのポリ
エチレングリコールエーテル、エチレンオキシド単位を平均約1ないし約5有す
るセチルアルコールのポリエチレングリコールエーテル、及びこれらの混合物で
ある。本発明のより好ましい構成剤は、ステアリルアルコール、セチルアルコー
ル、ベヘニルアルコール、平均約2個のエチレンオキシド単位を有するステアリ
ルアルコールのポリエチレングリコールエーテル(ステアレス−2)、平均約2
1個のエチレンオキシド単位を有するセチルアルコールのポリエチレングリコー
ルエーテル(ステアレス−21)、平均約2個のエチレンオキシド単位を有する
セチルアルコールのポリエチレングリコールエーテル、及びこれらの混合物から
なる群から選択される。さらにより好ましい構成剤はステアリン酸、パルミチン
酸、ステアリルアルコール、セチルアルコール、ベヘニルアルコール、ステアレ
ス−2、ステアレス−21、及びこれらの混合物からなる群から選択される。
約5%、より好ましくは約0.1%ないし約3%、最も好ましくは約0.25%な
いし約2%含むことができる。
び置換アクリル酸の塩類及びエステル類から誘導される一種類以上のモノマーを
含む架橋化合物である。その際架橋剤は2つ以上の炭素−炭素二重結合を含み、
多価アルコールから誘導される。本発明において有用なポリマーは1992年2
月11日に発行されたハフィーらの米国特許第5,087,445号;1985年
4月5日に発行されたフアングらの米国特許第4,509,949号;1957年
7月2日に発行されたブラウン(Brown)の米国特許第2,798,053号;及
びCTFA国際化粧品成分辞典、第4版、1991、12及び80ぺージ、によ
り詳細に記載されている。 ここで有用な市販のカルボン酸ポリマーの例にはカルボマー類がある。これは
スクロースまたはペンタエリスリトールのアリルエーテルで架橋したアクリル酸
ホモポリマーである。カルボマー類はB.F.グッドリッチからカルボポル(商品
名)900シリーズとして入手できる(例えばカルボポル(商品名)954)。
その上、他の適切なカルボン酸重合物質にはC10-30アルキルアクリレートと、
アクリル酸、メタクリル酸、またはそれらの1つの短鎖(すなわちC1-4アルコ
ール)エステルの1つ以上とのコポリマー類がある:その際架橋剤はスクロース
またはペンタエリスリトールのアリルエーテルである。これらのコポリマーはア
クリレート/C10-30アルキルアクリレート クロスポリマーとして知られており
、B.F.グッドリッチからカルボポル(商品名)1342、カルボポル(商品
名)1382、ペミュレンTR−1、及びペミュレンTR−2として市販されて
いる。言い換えれば、本発明に有用なカルボン酸ポリマー増粘剤の例は、カルボ
マー類、アクリレート/C10−C30アルキルアクリレート クロスポリマー類、
及びこれらの混合物からなる群から選択されるものである。
非イオン性ポリマー両方を含めた架橋ポリアクリレートポリマーを含むことがで
きる。概してカチオン性ポリマーの方が好ましい。有用な架橋非イオン性ポリア
クリレートポリマー及び架橋カチオン性ポリアクリレートポリマーの例は、19
92年3月31日発行のホー(Hawe)らの米国特許第5,100,660号;19
89年7月18日発行のハード(Heard)の米国特許第4,849,484号;1
989年5月30日発行のファラー(Farrar)らの米国特許第4,835,206
号;1986年12月9日発行のグロヴァー(Glover)らの米国特許第4,62
8,078号;1986年7月8日発行のフレッシャー(Flesher)らの米国特許
第4,599,379号;及び1987年7月15日公開のファラーらのEP22
8,868に記載されているものである。
または非分岐鎖ポリマー類を含む非イオン性ポリアクリルアミドポリマー類を含
むことができる。これらのポリアクリルアミドポリマーのなかで最も好ましいの
は、CTFA名称ポリアクリルアミドを与えられた非イオン性ポリマー、及びセ
ッピク・コーポレーション(Sepic Corporation)(フェアフィールド、NJ)
から商品名セピゲル305として販売されているイソパラフィン及びラウレス−
7である。 本発明に有用なその他のポリアクリルアミドポリマーにはアクリルアミド及び
置換アクリルアミドとアクリル酸及び置換アクリル酸との多ブロック コポリマ
ー類がある。商業的に販売されているこれら多ブロック コポリマーの例はリポ
・ケミカルズ社(パターソン、NJ)からのハイパン(Hypan)SR150H、
SS500V、SS500W、SSSA100H等である。
水化物)単位の主鎖を含むゲル化剤を言う。多糖ゲル化剤の非制限的例はセルロ
ース、カルボキシメチルヒドロキシエチル セルロース、セルロース酢酸プロピ
オネート カルボキシレート、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシエチル
エチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピル メチ
ルセルロース、メチル ヒドロキシエチルセルロース、微晶質セルロース、セル
ロース硫酸ナトリウム、及びこれらの混合物からなる群から選択されるものであ
る。アルキル置換セルロースも本発明において有用である。これらのポリマーで
はセルロースポリマーのヒドロキシ基がヒドロキシアルキル化され(ヒドロキシ
エチル化またはヒドロキシプロピル化が好ましい)、ヒドロキシアルキル化セル
ロースを生成する。これはその後さらにエーテル結合を介してC10−C30直鎖ま
たは分岐鎖アルキル基で変換される。一般的にはこれらのポリマーはC10−C30 直鎖または分岐鎖アルコールとヒドロキシアルキルセルロースとのエーテルであ
る。ここで有用なアルキル基の例としては、ステアリル、イソステアリル、ラウ
リル、ミリスチル、セチル、イソセチル、ココイル(すなわちココナツ油のアル
コール類から誘導されるアルキル基)、パルミチル、オレイル、リノレイル、リ
ノレニル、リシノレイル、ベヘニル、及びこれらの混合物からなる群から選択さ
れるものがある。アルキルヒドロキシアルキル セルロース エーテル類のなかで
好ましいのは、CTFA名称セチルヒドロキシエチルセルロースを与えられてい
る物質である。これはセチルアルコールとヒドロキシエチルセルロースとのエー
テルである。この物質はアケロン・コーポレーション(ウィルミントン、DE)
からナトロソル(商品名)CSプラスの商品名で販売されている。 その他の有用な多糖類には、3単位ごとに(1−6)結合グルコースを有する
(1−3)結合グルコース単位の直鎖からなるスクレログルカン類がある。この
ものの市販例はミッチェル・メルシア・プロダクツ社(Michel Mercier Product
s Inc.)(マウンテンサイド、NJ)からのクレアロゲル(Clearogel)(商品
名)CS11である。
する物質等がある。これらのゲル化剤ガムの非制限的例は、アカシア、寒天、ア
ルギン、アルギン酸、アルギン酸アンモニウム、アミロペクチン、アルギン酸カ
ルシウム、カラゲーンカルシウム、カルニチン、カラゲナン、デキストリン、ゼ
ラチン、ゲランガム、グアーガム(guar gum)、グアー ヒドロキシプロピル塩化
トリモニウム、ヘクトライト、ヒアルロン酸、水和シリカ、ヒドロキシプロピル
キトサン、ヒドロキシプロピル ガール、カラヤガム、ケルプ、イナゴマメガム
、ナットーガム、アルギン酸ナトリウム、カラゲナンカリウム、アルギン酸プロ
ピレングリコール、スクレロチウムガム、カルボキシメチルデキストランナトリ
ウム、カラゲナンナトリウム、トラガカントガム、キサンタンガム、及びこれら
の混合物からなる群から選択される物質等である。 本発明の好ましい組成物は、カルボン酸ポリマー、架橋ポリアクリレートポリ
マー、ポリアクリルアミドポリマー、及びこれらの混合物からなる群から選択さ
れる増粘剤、より好ましくはカルボン酸ポリマー、ポリアクリルアミドポリマー
、及びこれらの混合物からなる群から選択される増粘剤を含む。
膚コンディショナーを含む。種々のこれら物質を用いることができ、各々は約0
.01%ないし約20%、より好ましくは約0.1%ないし約10%、最も好まし
くは約0.5%ないし約7%濃度で存在する。これらの物質としては非制限的に
、グアニジン、グリコール酸及びグリコレート塩(例えばアンモニウム及び第四
アルキルアンモニウム);サリチル酸;乳酸及び乳酸塩(例えばアンモニウム及
び第四アルキルアンモニウム);種々の形のアロエベラ(例えばアロエベラ ゲ
ル);ソルビトール、グリセロール、ヘキサントリオール、プロピレングリコー
ル、ブチレングリコール、ヘキシレングリコール等のポリヒドロキシアルコール
類;ポリエチレングリコール類;砂糖及び澱粉類;砂糖−及び澱粉誘導体(例え
ばアルコキシル化グルコース);ヒアルロン酸;ラクトアミド モノエタノール
アミン;アセトアミド モノエタノールアミン;及びこれらの混合物がある。1
990年12月11日にオル(Orr)らに発行された米国特許第4,976,95
3号に記載されているプロポキシル化グリセロールもここでは有用である。
用である。これらのエステルは砂糖またはポリオール部分と一つ以上のカルボン
酸部分とから誘導される。このようなエステル物質は1977年1月25日発行
のジャンダセク(Jandcek)の米国特許第4,005,196号;1977年1月
25日発行のジャンダセクの米国特許第4,005,195号;1994年4月2
6日発行のレットン(Letton)らの米国特許第5,306,516号;1994年
4月26日発行のレットンらの米国特許第5,306,515号;1994年4月
26日発行のレットンらの米国特許第5,306,514号;1989年1月10
か発行のジャンダセクらの米国特許第4,797,300号;1976年6月15
日発行のリッジ(Rizzi)らの米国特許第3,963,699号;1985年5月
21日発行のヴォルペンハイン(Volpenhein)の米国特許第4,518,772号
;及び1985年5月21日発行のヴォルペンハイムの米国特許第4,517,3
60号により詳細に記載されている。
安定性を改良するために、一種類以上の乳化剤を含むことができる。適切な乳化
剤には種々様々の非イオン性、カチオン性、アニオン性及び双極性イオン性乳化
剤がある。マクカッチョンの“洗剤及び乳化剤”北米版(1986)(Allured
Publishing 社から出版);1991年4月30日にシオッティ(Ciotti)らに
発行された米国特許第5,011,681号;1983年12月20日に発行され
たジクソンらの米国特許第4,421,769号;及び1973年8月28日発行
されたディカート(Dickert)らの米国特許第3,755,560号を参照された
い。 適切な乳化剤の種類としては、グリセリンのエステル類、プロピレングリコー
ルのエステル類、ポリエチレングリコールの脂肪酸エステル、ポリプロピレング
リコールの脂肪酸エステル、ソルビトールのエステル類、無水ソルビタンのエス
テル類、カルボン酸コポリマー類、グルコースのエステル及びエーテル類、エト
キシル化エーテル類、エトキシル化アルコール類、アルキル ホスフェート類、
ポリオキシエチレン脂肪エーテル ホスフェート、脂肪酸アミド、アシルラクチ
レート類、石鹸及びこれらの混合物がある。 適切な乳化剤には、非制限的にTEAステアレート、DEAオレス−3ホスフ
ェート、ポリオキシエチレングリコール20ソルビタン モノラウレート(ポリ
ソルベート20)、ポリエチレングリコール5 大豆ステロール、ステアレスー
2、ステアレス−20、ステアレス−21、セテアレス−20、PPG−2 メ
チルグルコース エーテル ジステアレート、セテス−10、ポリソルベート80
、セチルホスフェート、セチル燐酸カリウム、ジエタノールアミン セチルホス
フェート、ポリソルベート60、グリセリル ステアレート、PEG−100ス
テアレート、及びこれらの混合物がある。好ましい乳化剤はステアレス−2、ス
テアレス−21、TEAステアレート、ジエタノールアミン セチルホスフェー
ト、セチル燐酸カリウム、及びこれらの混合物である。これらの乳化剤は個々に
、または2種類以上の混合物として用いることができ、本発明の組成物の約0.
1%ないし約10%、より好ましくは約0.15%ないし約7%、最も好ましく
は約0.25%ないし約5%を占める。
ンカンファー誘導体は実質的には含まれない。ここに用いる“ベンジリデンカン
ファー誘導体類は実質的には含まれない”という表現は、本発明の組成物が0.
1%未満のベンジリデンカンファー誘導体を含むことを意味する。好ましい組成
物は約0.05%未満のベンジリデンカンファー誘導体を含むことを意味する。
本発明の組成物がベンジリデンカンファー誘導体を含まないのが最も好ましい。 さらに、本発明の組成物はベンゾフェノン誘導体を実質的には含まない。ここ
に用いる“ベンゾフェノン誘導体を実質的には含まない”という表現は本発明の
組成物が0.5%未満のベンゾフェノン誘導体を含むことを意味する。好ましい
組成物は約0.25%未満のベンゾフェノン誘導体類を含む。さらにより好まし
い組成物は約0.1%未満のベンゾフェノン誘導体類を含む。本発明の組成物が
ベンゾフェノン誘導体を含まないのが最も好ましい。
切に防御する。より好ましくは、本発明の組成物は日焼け、皮膚の早すぎる老化
等(これに制限されるものではない)の紫外線の有害作用からヒト皮膚を守る日
焼け止めとして適切に使用できる。したがって本発明はさらに紫外線の有害作用
からヒト皮膚を防御する方法にも関係する。このような方法は概して皮膚表面に
達する紫外線の量を減らすことに関係する。皮膚を紫外線から守るために安全か
つ有効(光防御)量の上記組成物を皮膚に局所的に適用する。“局所的適用”と
は、本発明の組成物を皮膚表面にのばしたり、噴霧したりして塗布することを意
味する。使用する正確な量は所望の紫外線防御の程度によって変わる。皮膚1c
m2あたり組成物約0.5mgから、皮膚1cm2あたり組成物約25mgまでを
適用するのが普通である。
−p−メトキシシンナメートを含む組成物を安定化する方法) 本発明はUVA吸収性ジベンゾイルメタン日焼け止め活性成分と2−エチルヘ
キシル−p−メトキシシンナメートとを含む組成物を安定化する方法にも関係す
る。この方法は有効量のUVA吸収性ジベンゾイルメタン日焼け止め活性成分と
、実質的に有効量の2−エチルヘキシル−p−メトキシシンナメートからなる光
安定系とを、2−エチルヘキシル−p−メトキシシンナメート 対 ジベンゾイ
ルメタン日焼け止め活性成分のモル比が約0.15:1ないし約1:1になるよ
うに組み合わせることを含んでなる。この方法が安全かつ有効量のUVA−吸収
性ジベンゾイルメタン日焼け止め活性成分と2−エチルヘキシル−p−メトキシ
シンナメートとを、2−エチルヘキシル−p−メトキシシンナメート 対 ジベ
ンゾイルメタン日焼け止め活性成分のモル比が約0.15:1ないし約1:1に
なるように組み合わせる段階を含むことが好ましい。
る。これらの実施例は単に説明する目的のために与えられるものであって、本発
明を制限するものではない。なぜならばこれらの実施例には本発明の精神及び範
囲を逸脱することなく多くの変更が可能だからである。 下記の日焼け止め製品は本発明の典型例である。
(存在すれば)アルラトン2121を入れ、混合し、約75℃に加熱することに
よって水相を調製する。アボベンゾン、2−エチルヘキシル−p−メトキシシン
ナメート、イソヘキサデカン、セチルアルコール、ステアリルアルコール、プロ
ピルパラベン及び(存在すれば)サリチル酸オクチル、イソプロピルパルミテー
ト、カプリル/カプリン トリグリセリド、ステアレス−21、ステアレス−2
、ベヘニルアルコール及びPEG−100ステアレートを別の容器に入れて混合
し約75℃に加熱することによって油相を調製する。次に、油相と水相とを剪断
下で混合し、エマルションを生成する。エマルションを剪断下で60℃に冷やし
、セピゲル305と、(存在すれば)2−フェニル−ベンズイミダゾール−5−
スルホン酸、及びトリエタノールアミンを加える。上記エマルションをゆっくり
と撹拌し、約30℃に冷やし、所望のように包装する。
Claims (12)
- 【請求項1】 紫外線の有害作用を防ぐのに適した光安定性組成物であって
、 a)安全かつ有効量のUVA吸収性ジベンゾイルメタン日焼け止め活性成分と
; b)実質的に、安全かつ有効量の2−エチルヘキシル−p−メトキシシンナメ
ートからなる光安定系と; c)適切な担体 とを含み、その際2−エチルヘキシル−p−メトキシシンナメート 対 ジベン
ゾイルメタン日焼け止め活性成分のモル比が0.15:1ないし1:1であるこ
とを特徴とする前記組成物。 - 【請求項2】 前記UVA吸収性ジベンゾイルメタン日焼け止め活性成分が
2−メチルジベンゾイルメタン、4−メチルジベンゾイルメタン、4−イソプロ
ピルジベンゾイルメタン、4−tert−ブチルジベンゾイルメタン、2,4−
ジメチルジベンゾイルメタン、2,5−ジメチルジベンゾイルメタン、4,4’
−ジイソプロピルベンゾイルメタン、4−tert−ブチル−4’−メトキシジ
ベンゾイルメタン、2−メチル−5−イソプロピル−4’−メトキシジベンゾイ
ルメタン、2−メチル−5−tert−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメ
タン、2,4−ジメチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン、2,6−ジメチ
ル−4’−tert−ブチル−4’メトキシジベンゾイルメタン、及びこれらの
混合物からなる群から選択される請求項1記載の組成物。 - 【請求項3】 前記組成物が前記組成物の0.01ないし30重量%のUV
A吸収性ジベンゾイルメタン日焼け止め活性成分を含む請求項1または2に記載
の組成物。 - 【請求項4】 2−フェニル−ベンズイミダゾール−5−スルホン酸、TE
Aサリチレート、オクチル サリチレート、オクチル ジメチルPABA、 酸化
亜鉛、二酸化チタン、及びこれらの混合物からなる群から選択されるUVB日焼
け止め活性成分をさらに含む請求項1ないし3のいずれか1項に記載の組成物。 - 【請求項5】 前記光安定系が安全かつ有効量の2−エチルヘキシル−p−
メトキシシンナメートからなる請求項1ないし4のいずれか1項に記載の組成物
。 - 【請求項6】 紫外線の有害作用を防御するために適した光安定性組成物で
あって、前記組成物は a)安全かつ有効量のUVA吸収性ジベンゾイルメタン日焼け止め活性成分と
; b)安全かつ有効量の2−エチルヘキシル−p−メトキシシンナメートを含む
光安定系と; c)適切な担体 とを含み、その際2−エチルヘキシル−p−メトキシシンナメート 対 ジベン
ゾイルメタン日焼け止め活性成分のモル比が0.15:1ないし1:1であり、
前記組成物はベンジリデンカンファー誘導体及びベンゾフェノン誘導体を実質的
に含まないことを特徴とする前記組成物。 - 【請求項7】 紫外線の有害作用を防御する方法であって、請求項1ないし
6のいずれか1項に記載の光安定組成物の安全かつ有効量を皮膚に適用すること
を含む前記方法。 - 【請求項8】 紫外線の有害作用を防御するために適した光安定性組成物で
あって、前記組成物が a)UVA吸収性ジメンゾイルメタン日焼け止め活性成分の有効量と; b)実質的に2−エチルヘキシル−p−メトキシシンナメートの有効量からなる
光安定系と; c)適切な担体 とを含み、その際2−エチルヘキシル−p−メトキシシンナメート 対 ジベン
ゾイルメタン日焼け止め活性成分のモル比が0.15:1ないし1:1である前
記組成物。 - 【請求項9】 請求項9の組成物を含んでなる動物ケア製品。
- 【請求項10】 請求項9の組成物を含んでなる自動車ケア製品。
- 【請求項11】 請求項9の組成物を含んでなる家庭用品。
- 【請求項12】 UVA吸収性ジベンゾイルメタン日焼け止め活性成分と2
−エチルヘキシル−p−メトキシシンナメートとを含んでなる組成物を安定化す
る方法であって、前記方法はUVA吸収性ジベンゾイルメタン日焼け止め活性成
分の有効量と、実質的に2−エチルヘキシル−p−メトキシシンナメートの有効
量からなる光安定系とを、2−エチルヘキシル−p−メトキシシンナメート 対 ジベンゾイルメタン日焼け止め活性成分のモル比が0.15:1ないし1:1
になるように組み合わせる段階を含む前記方法。
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