JP2002536131A - 体外血液回路のための内蔵式パックアセンブリ - Google Patents

体外血液回路のための内蔵式パックアセンブリ

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JP2002536131A JP2000598215A JP2000598215A JP2002536131A JP 2002536131 A JP2002536131 A JP 2002536131A JP 2000598215 A JP2000598215 A JP 2000598215A JP 2000598215 A JP2000598215 A JP 2000598215A JP 2002536131 A JP2002536131 A JP 2002536131A
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oxygenator
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リンゼイ、エリン・ジェシカ
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テルモ カーディオバスキュラー システムズ コーポレイション
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 心臓バイパス手術のための、クローズドシステムまたはオープンシステムのいずれの体外支援回路でも収容できるアセンブリパックを提供する。 【解決手段】 内蔵式パックアセンブリ(80)は心臓バイパス手術のための体外支援回路の、全ての使い捨て構成要素を含む。パックアセンブリ(80)は血液貯蔵器(20)、血液酸素付加器(32)、血液貯蔵器(20)および血液酸素付加器(32)を装着するためのキャリア(82)を有する。1つまたはそれ以上のトレー(84)(86)をキャリア(82)に脱着可能に取り付けて、支援回路に用いられる、巻いたチューブの保管容器として機能させる。所望に応じて、チューブ、血液貯蔵器(20)、および血液酸素付加器(32)の間を、予め接続してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は心臓バイパス手術または類似の処置の間における患者の血液の酸素付
加および循環のための体外血液回路に関し、特に体外血液回路のチューブおよび
他の使い捨ての構成要素を含む内蔵式パックアセンブリに関する。
【0002】
【従来の技術】
心臓バイパス手術の間には、外科的修復のために患者の心臓を遅くするか止め
て、体外血液回路を用いて彼または彼女の血液を人工的に酸素付加し体中にポン
ピングしなければならない。このシステムを用い、静脈血が心臓の右心室に入る
のをそらし、その代わりに静脈血を一連のチューブ、ポンプおよびフィルターを
通るように向ける。これらは血液に新鮮な酸素を供給し、血液を大動脈において
人体の系統的な循環へ戻す。その後、酸素付加された血液は体中を循環する。こ
うして、この回路は、心臓が機能できない間、患者が酸素付加された血流によっ
て酸素供給され続けるのを確実にする。
【0003】 このような処置を実施するためには、複雑なマルチコンポーネントシステムが
要求される。1つまたは2つの血液貯蔵器、酸素付加器(おそらく熱交換器と組
み合わさっている)、血液ポンプ、種々の構成要素を接続する複数のチューブが
必要になり、手術が始まる前に組み立てて配置しなければならない。典型的には
、手術の直前にセットアップを完了するために、かなりの量の時間を費やさなけ
ればならず、この複雑な作業の細部に対して多くの注意を払わなければならない
【0004】 従来の体外支援回路においては、静脈ラインが患者の心臓の右側から血液を排
出し、これを血液貯蔵器へ送る。その後、血液を特別に設計されたポンプによっ
て血液貯蔵器の出口から酸素付加および冷却のための血液付加器へポンピングす
る。酸素付加された血液を動脈ライン経由で静脈ラインへ人工的にポンピングし
て、外科的修復が完了するまでこのように迂回を続ける。
【0005】 支援回路は普通、手術現場から血液を回収して再利用するための血液除去副回
路を有する。この副回路は手術現場から血液を吸引するための1つ以上(典型的
には2つまたは4つの)吸引器を有する。蠕動容積式ポンプ(ローラーポンプと
しても知られている)または壁面バキュームによって吸引器に真空を与え、除去
された血液を心臓切開術貯蔵器へ送る。心臓切開術貯蔵器は、混入空気を除去す
るための変形セクションとフィルターを有する。心臓切開術貯蔵器の出口によっ
て脱泡されろ過された血液を主回路の静脈血貯蔵器へ送る。種々の心臓切開術貯
蔵器が米国特許第3,891,416号、第3,993,461号、第4,20
8,193号および第4,243,531号に記載されている。あるいは、心臓
切開術貯蔵器は静脈血貯蔵器の一体部分であってもよく、その中では除去血液は
フィルターセクションを流れるが動脈血は流れない。
【0006】 従来の「オープンな」体外支持システムの模式図を図1に示す。ハードシェル
の貯蔵器20が血液を浄化し脱泡し収集するために設けられている。このタイプ
のシステムは「オープン」システムと呼ばれる。これは、ハードシェル貯蔵器2
0が排気され、そのため大気に開放されているためである。ポンプループ22と
呼ばれるチューブアセンブリは、ポンプ入口ライン24およびポンプ出口ライン
26を有する。これらの2つのラインは動脈ポンプ28に接続されており、本発
明の目的のためには、これはモーター部から分離可能なポンプヘッダー30を有
するタイプのものであることが最も都合がよい。ポンプ出口26は酸素付加器3
2(熱交換器34を有していてもよい)の入口へ通じている。
【0007】 これまで記載してきた要素は、A−Vループ36と呼ばれるチューブアセンブ
リによって、患者の体に接続されている。A−Vループ36は患者の低圧で酸素
の少ない静脈血を貯蔵器へ運び、動脈ライン40は高圧で酸素の豊富な動脈血を
酸素付加器32から患者へ戻して運ぶ。これらの2つのラインにおける血液の状
態をモニターすることが好都合なので、センサー44および46を有する血液パ
ラメータモニター42を設けてもよく、センサー44および46はそれぞれ静脈
ライン38および動脈ライン40を流れる血液を化学平衡に保つ。静脈ライン3
8中の血液を都合よくモニターする、それ独自のセンサー50を有するヘマトク
リットモニター48を設けてもよい。
【0008】 患者の心臓に直接的に異なる溶液を潅流(perfuse)することは、患者の体の残
部に供給するよりも好都合である。典型的には心停止(cardioplegia)溶液がこの
ようなし方で手術中に患者の心臓を遅くするか止めるために用いられる。心停止
ポンプ52を用い、溶液供給源58から溶液ライン56によって供給される心停
止溶液を送ってもよい。心停止ポンプ出口ライン60は、心停止カテーテル66
において心停止溶液を心臓に送る前に、心停止熱交換器62およびバブルトラッ
プ64を通る。
【0009】 クローズドシステムから漏れた手術切開のサイトからの血液を取り戻すために
典型的には2つの吸引ラインが設けられる。第1のものは排出ライン68と呼ば
れ、排出カテーテル70から排出ポンプ72を通って貯蔵器20へ延びている。
第2のものは吸引ライン74と呼ばれ、吸引装置76から吸引ポンプ78を通っ
て再び貯蔵器20へ延びている。
【0010】 従来システムのさらなる具体例は、柔軟な静脈貯蔵器を利用する。柔軟な静脈
貯蔵器を持つシステムは、重力を利用して心臓切開術による血液を静脈貯蔵器へ
排出する。これは、柔軟な静脈貯蔵器が放出されないからである。このようなシ
ステムは、血液−空気間の接触が最小であるため、「クローズド」システムと呼
ばれる。
【0011】 上述したシステムを使用するために準備するには、手術室内において熟練者が
各々のチューブを個別に接続しなければならない。これらの接続の多くはチュー
ブおよびフィルターのような使い捨て可能なシステム要素間のものであり、シス
テムの使い捨てではない要素への迅速な取り付けのために予め接続しアセンブル
してアセンブリパックにしておくことができれば便利であり、したがって手術室
の効率が高まる。さらに、手術室の手順は病院間で異なるため、ある病院が従う
特別な処置に依存して、アセンブリパックは上述したようにクローズドシステム
またはオープンシステムを収容できたほうがよい。しかし、これまではこのよう
なアセンブリパックはこの分野では開発されていなかった。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明はすぐ使える状態に便利にパッケージされた、体外支援回路の主要な使
い捨て可能な構成要素を含むアセンブリパックを提供する。バイパス手術のため
に患者を接続するのに必要な全てのチューブがこのパックに含まれており、パッ
ク中において種々の要素間の必要な付属品の全てまたはいくつかは任意選択的に
予め殺菌状態になっている。手術のための準備において、取り付けが予めなされ
ている場合には、アセンブリパックと回路の使い捨てでない要素との間で、以前
に要求されていた多くの接続と比較して、ほんのいくつかの接続をなすだけでよ
い。このアセンブリパックは、人が潅流に必要な使い捨て可能な備品一式の全て
を片手で持ち運び装着するのを可能にする。
【0013】 このパックアセンブリはキャリアと呼ばれる支柱の周りに形成され、キャリア
は他の構成要素のサポートおよびハンドルとして機能する。好ましくは、貯蔵器
および酸素付加器は両方とも物理的にしかし脱着可能にこのキャリアに取り付け
られる。これらの中心的な構成要素の周囲に配置され、何らかの方法でこれらに
取り付けられるのが、好ましくは少なくとも1つのトレーである。好適な実施形
態においては、2つのトレーが存在し、これらのトレーの各々がキャリアと貯蔵
器の両方に脱着可能に取り付けられる。キャリアは好ましくはハンドルを有し、
パックアセンブリが、これを出荷コンテナから取り出したときに、容易に移動お
よび操作できるようになっている。
【0014】 好ましい実施形態においては、種々のチューブアセンブリが、その全長の大部
分が好都合に巻かれてトレー内部に配置され、貯蔵器および酸素付加器に予め取
り付けられている。もっとも好都合には、トレーはそれ自身がいくつかの隔室に
分割され、何かの機能的な関係を共有するチューブが、違った機能を持つ他のチ
ューブとは分けて、同じ隔室内にパッケージされている。
【0015】 特に、好ましい実施形態においては、手術の前に貯蔵器に導液する(priming)
ための導液(prime)ラインがある。この導液ラインは、一端で貯蔵器に接続され
、他端でバッグスパイクに接続される導液チューブを有するのが好都合である。
バッグスパイクとの端はトレーの1つにおける第1の隔室内部に配置される。そ
のトレーが、導液ラインが最初にトレーを取り外すことなしに食塩水のバッグに
配置され接続されるように、導液ラインの自由端を収容する狭い切り欠き部を有
していれば、特に好都合である。いくつかの実施形態においては、1つ以上のチ
ューブがはとめ(grommet)を有し、そのはとめが、殺菌シールを維持しながら、
チューブがトレーの壁の切り欠き部を通過するのを可能にすることが好都合であ
る。
【0016】 同様に、好ましい実施形態においては、A−Vループ、ポンプループ、および
1つ以上の吸引ラインがあり、各グループのラインが、それらの長さのほとんど
が1つのトレー内部のそれら自身の個々の隔室内部にあるようにパッケージされ
る。最も好ましい実施形態においては、切り欠きがトレーの側壁内に設けられ、
トレーを取り外し捨てる前に、各々のラインまたは一群のラインを配備できるよ
うになっていることが好都合である。
【0017】 もっとも好ましい実施形態においては、トレーはパックアセンブリ内で鉛直に
吊り下がり、カバーシートを各トレーに設けてその内部の構成要素を封入された
ままにする。この目的にはいかなる適度に丈夫なシート材料も適しているが、ト
レー内部の構成要素がアセンブリ後に目視で検査できるように透明ポリマー材料
のフィルムがかなり特に好ましい。
【0018】 本発明の好ましい実施形態においては、パックアセンブリはその構成要素の全
てを包むバリア袋を有する。最も好ましい実施形態においては、パックアセンブ
リは「内蔵式」であり、このことはバイパス手術のために患者につなぐのに必要
な全てのチューブおよび使い捨て可能な要素がパック中に含まれることを意味す
る。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明のこれらのおよび他の目的、特徴、および利点は、添付の図面とともに
、以下の詳細な説明を読めば、当業者により容易に明らかになるであろう。
【0020】 心臓バイパスを必要とする外科的処置のための準備の間、本発明のパックアセ
ンブリを未配備の構成から配備された構成へ変形して体外回路の一部として用い
ることができる。未配備の構成においては、体外回路の全ての使い捨て可能な構
成要素は、キャリアに取り付けられるか、またはキャリアと連係するシールされ
たトレーの内部に収容される。使用のためにパックアセンブリを配備するために
は、トレーを取り付けるかパックアセンブリから取り外して選択的に開き、所望
のチューブまたは予め取り付けたラインをほどいて、手術室内のそれらの適切な
位置に配置するようにする。
【0021】 パックアセンブリ80の好ましい実施形態の未配備の構成が図2−4に最もよ
く示されている。血液貯蔵器20および血液酸素付加器32を、血液貯蔵器20
を血液酸素付加器32の頂部の上に配置して、キャリア82に好ましくは鉛直に
装着する。しかし、その代わりに、貯蔵器20および血液酸素付加器32の一方
のみをキャリア82に取り付けることも、本発明の範囲内である。キャリア82
は、パックアセンブリ80を持ち上げて再配置するためのハンドル94を有し、
また装着ブラケット92の溝133に摺動するように嵌め込むことができる2つ
のフランジ126を有する。図示したフランジ126は鉛直に設けられているけ
れども、キャリアと装着ブラケットとの間に水平な取り付けを与えるのも本発明
の範囲内である。クランプ96は装着ブラケット92をスタンドアセンブリ90
に取り付け、パックアセンブリ80を、外科的処置の間に手術者が使用のために
選んだ高さで、垂直に懸架する。好ましい実施形態においては、スタンドアセン
ブリは心肺装置の垂直支柱を含んでいる。しかし、パックアセンブリを任意選択
的にどのような垂直支持構造体に、例えばベンチまたは棚に、選んだ高さで取り
付けてもよい。
【0022】 パックアセンブリ80は少なくとも1つのトレー、より好ましくは2つのトレ
ー84,86を有し、これらは最も好ましくはキャリア82に取り付けられてい
る。トレーは、技師が内容物を見ることができるように、好ましくは透明または
半透明のプラスチックを熱変形させたものであるが、依然として出荷、保管およ
び使用のために十分な硬さを保持している。トレー84,86を、フックおよび
ループファスナー、接着剤、または当業者に知られたあらゆる手段によって取り
付けることができる。キャリア82への取り付けが最も好ましいけれども、トレ
ーもまた、あるいはその代わりに、貯蔵器20および/または酸素付加器32に
取り付けてもよい。好ましい実施形態においては、トレー84,86は、トレー
をキャリア82に接続する小さいリベットを有し、さらに貯蔵器20の予め形成
された穴161(図7Aに示される)と連係するとげ(barb)を任意選択的に設け
てもよい。トレー84,86は貯蔵器20および酸素付加器32を部分的に囲う
ように大きさを合わせ形作られており、個々のサブシステムまたは巻いたライン
を使用に必要になるまでまとめて保持するための、1つ以上の隔室に分けてもよ
い。トレーは好ましくは切り欠き部116を有していてもよく、これを通して収
納されたラインの一端がシステムの他の構成要素への取り付けのために延長でき
る。トレーの内部に収納された構成要素の殺菌状態が望まれる場合には、切り欠
き部116をはとめと連ねてトレーとチューブとの間に良好なシールを与え、そ
れによってトレーの殺菌状態を維持する。さらに、必要なチューブをパッキング
するための改良された便利な手段を与えるのに加えて、トレー84,86は酸素
付加器および/または貯蔵器を囲みこれらを保護するように機能する。さらに、
酸素付加器および血液貯蔵器の使用後に、トレー84,86は使用済みのチュー
ブおよび他の機器の廃棄に用いられる便利なタブまたは容器となる。
【0023】 図2Aに示されるように、第1のトレー84は隔壁102により上部隔室10
4と下部隔室106に分けられている。好ましくは、隔壁102も透明または半
透明であり、図2Bにより明確に示されているように、複数の隔壁ガイド103
a、103b、103cのいずれか1つの中に取り外し可能および摺動可能に配
置されている。隔壁ガイド103は各々のトレーを、各々のトレーにおいて構成
される隔壁の数および大きさに関する顧客の仕様に対してカスタマイズすること
を可能にし、1つの隔室からそれ以上のあらゆる場所が本発明にしたがって予見
される。隔壁102はトレーを横切って横に延びるように図示されているが、ト
レーの内容物を重ねるための隔壁の面がトレーの内側から露出した外側へ延びる
ことができるように、長手方向の隔壁を用いることもできることが予見できる。
カバーシート88はトレーの開口の上をシールし、殺菌状態を維持するか、より
好ましくは、パックアセンブリ80を使用するために配備する前に単にトレーの
内容物がトレーからちらばるのを防ぐ。その代わりに、図11A−11Cに示さ
れるように、カバー88’を設けてもよい。
【0024】 図2Aに示される実施形態に関しては、上部隔室104は、1対のバッグスパ
イク112とトレーの切り欠き部を通って延びて導液ポート114で貯蔵器に取
り付けられる導液チューブ110とを有する導液ライン108を収容している。
パックアセンブリを使用するために配備したときに、導液ライン110は食塩水
を貯蔵器に送ってシステムに呼び水を与える。下部隔室106は、ポンプ入口ラ
イン24、ポンプ出口ライン26およびポンプヘッダー30を含むポンプループ
を収容している。ポンプライン24,26は切り欠きを通して延び貯蔵器20ま
たは酸素付加器32に連結する。
【0025】 第2のトレー86も好ましくは少なくとも2つの隔室を有する。隔室の1つは
、図8および9に示す静脈ライン38および動脈ライン40を有するA−Vルー
プを有していてもよい。静脈ライン38および動脈ライン40の一部は、好まし
くは、トレー隔室の切り欠きを通って延び、システムの他の構成要素に連結する
。第2のトレー86の他の隔室は、好ましくは、吸引ライン、たとえば図8−9
に示される吸引ライン152および154を有し、その一部はトレーの切り欠き
部を通って延び、貯蔵器20に取り付けられる。
【0026】 各々のトレー84,86内部の上述した構成要素は単なる例に過ぎない。本発
明の有利な特徴の1つは、各々のトレーを、顧客の特殊な手術室の手順に基づい
て、顧客によって要望されるチューブおよび/または他の構成要素を収容するよ
うにカスタマイズできることである。さらなる例として、1つのトレーは設備に
必要な全てのチューブ、すなわちA−Vループ、動脈ポンプループ、および導液
ラインを収容することができ、一方で第2のトレーは残りのチューブ、すなわち
吸引ライン、心停止ライン、およびどのような他の所望の構成要素、たとえばヘ
モグロビン濃縮器なども収容する。本発明における1つの特別な注意点は、種々
のチューブラインをトレー内部で鉛直に積み重ね、不必要に他のものを取り外す
ことなく、1つのグループを容易に配備できるようにすることである。さらに、
上述した実施形態は種々のチューブと酸素付加器および/または所蔵器および/
または他の構成要素との事前の接続を有するが、連結される事前の接続の数およ
びタイプもまた顧客の特別な手術室の手順に応じて顧客が選択することである。
さらなる例として、なされる事前の接続に関して、1つのトレーは事前に接続す
べき全てのラインを含み、残りのトレーは事前に接続しない全てのチューブライ
ンを含むことができる。加えて、トレー84,86は、好ましくは、その内容物
をパックアセンブリの外部に露出させるように構成されるが、内側に面するトレ
ーを設けることも本発明の範囲内であり、この例においては、選択された1つの
チューブ群を配備する前にトレーをパックアセンブリから取り外すことが必要に
なるであろう。
【0027】 トレー84,86用のカバーシート88は、好ましくは柔軟なポリマー材料か
らなっており、最も好ましくは、回路を配備している人がカバー材料を取り外す
前にどのような構成要素が隔室内にあるかを見ることができるように、透明で柔
軟なポリマー材料からなっている。カバーシート88は、接着剤、ヒートシール
、またはポリマー材料を他の表面にシールするためのこの分野で知られているあ
らゆる方法によってトレー84,86の縁に取り付けることができる。特に好ま
しいのは取り外し可能で再シール可能な接着剤であり、これは手術室の作業者が
選択されたチューブ群をすばやく配備した後、残りの群または用具を接続しよう
とするまでカバーシートを再びシールするのを可能にする。とりわけ、この理由
のために、透明なカバーシート88を有することが特に望ましい。カバーシート
88は殺菌状態を保つことを意図していないが、殺菌状態を保つことができるカ
バーシールを設けることは本発明の範囲内である。
【0028】 図11A−11Cに示されるカバー88’は、トレー84,86内部の残りの
隔室を開けたり妨害したりすることなく、1つの隔室を容易に開けてその内容物
を取り出せるという付加的な利点をもたらす。カバー88’は、上述したカバー
シート88よりも大きな剛性を有する柔軟で透明な熱成形されたプラスチックで
ある。これは、カバー88’の外周の周囲に設けられた複数のスナップ型のロッ
ク89によってトレー84,86の周辺に取り付けることができる。スナップ型
のロック89はこの分野で知られており、一般的にオス/メスのはめ合わせ部8
9aおよび89bを有する。当業者にとっては、好ましくは再び閉めることがで
きる、他のタイプのシール機構、たとえばリベット、外周の周りの連続的な溝形
のかみ合わせ、または普通のプラスチックのブリスターパックシールを用いるこ
とももちろんできることは明らかであろう。図11Aに示されるトレーの最上部
の隔室104’はいくつかのトップおよびサイドのスナップロック89をはずす
ことにより露出される。そのときカバー88’は、その柔軟な性質のために、開
ける過程の間に形成されるヒンジライン93aに沿って後方へ折り曲がることが
できる。図11Bおよび11Cに示すように、カバー88’をさらに開くと、さ
らなるヒンジライン93bが形成されて第2の隔室106’を露出させるが、ま
だ残りの下部の隔室をしっかりとカバーしている。カバー88’はトレーの頂部
から底部へ開くように図示されているが、カバー88’は反対の方向にも容易に
開くことができることは明らかであろう。さらに図11A−11Cはトレー84
,86に言及しているが、顧客の仕様に応じて、1つのトレーのみにカバー88
’を設けることも可能であり、1つのトレーのみが1つ以上の隔室を有していて
もよいことは理解されるべきである。上述したカバーシート88と同様に、カバ
ー88’は殺菌状態を保つことを意図していないが、それを達成することは本発
明の範囲内であると考えられる。
【0029】 図4に最もよく示されているように、パックアセンブリ80は、血液貯蔵器2
0、血液酸素付加器32およびキャリア82を完全に囲むバリア袋120を含ん
でいてもよい。バリア袋120は好ましくはパックアセンブリの構成要素の殺菌
状態を維持するように機能する。好ましい実施形態においては、バリア袋120
を取り除くことなく、パックアセンブリ80を取り付けるまたは装着ブラケット
92から取り外すことができる。バリア袋をシールストリップ122によってつ
なぎ合わせた2つの部分で形成してもよく、シールストリップ122は連続的な
気密封止を形成し、パックアセンブリ80が使用のために必要になったときにバ
リア袋を容易に取り除くのを助ける。バリア袋は、好ましくは柔軟なポリマー材
料からなっており、より好ましくは透明で柔軟なポリマー材料からなっている。
シールストリップ122は、例えば2つのシートをいっしょに合わせ目で実際に
溶融し不透過性の接合を形成するようにホットプレートシールにより、またはポ
リマーシート材料の部分をいっしょに気密接合するための当業者に知られたあら
ゆる手段によって形成することができる。その代わりに、バリア袋120は、パ
ックアセンブリを使用しようとするときに切るかまたは裂かれるシールされた囲
いであってもよい。装着ブラケット92とキャリア82との間にとどまる、どの
ような残存する袋の材料も、パックアセンブリ80の性能に影響しないので、無
視することができる。特に、図6Dに示されるようなテーパー付けされたフラン
ジ126’およびそれに対応して装着ブラケットにテーパー付けされた受け入れ
溝を設けることにより、バリア袋120が裂けることなく十分に変形することを
可能にし、その結果パックアセンブリを使用に先立ってまだその殺菌状態を維持
しながら手術室のスタンドに装着することができる。
【0030】 これまで、2つのトレーを含む実施形態を参照してパックアセンブリ80を説
明してきた。しかし、パックアセンブリは、貯蔵器および酸素付加器の大きさお
よび形状から考えて適度な数のトレーを含んでいてもよく、全てのこのような変
形例は本発明の範囲内にあると考えられる。例えば、1つの実施形態においては
、大きなトレーの中に個別の隔室の代わりに個別のトレーを設けてもよく、これ
はパックアセンブリ中で使用されるトレーの数を2倍または3倍にする。他の実
施形態においては、パックアセンブリ80の片側または両側のトレーに加えてま
たはその代わりに、トレーをパックアセンブリ80の頂部および底部に設置して
もよい。さらにまた、単一のトレーをU字形状に形成してパックアセンブリの両
側、および頂部または底部を囲むようにしてもよい。本発明によって示唆される
可能な組み合わせから考えて、本発明のパックアセンブリは単一のトレーでも1
0以上のトレーでも含み得る。
【0031】 本発明は、図7Aおよび7Bに最もよく示されるように、何らトレーのないキ
ャリア82を使用することも想定している。パックアセンブリ200は、キャリ
ア82、血液貯蔵器20および血液酸素付加器32を含む。トレーを付けなくて
も、この実施形態は、血液貯蔵器20および血液酸素付加器32を鉛直に装着し
手術中に容易に動かすことを可能にするということで利点をもたらす。より重要
なのは、本発明のキャリア82は血液貯蔵器20および血液酸素付加器32の回
路内部への別個の独立した連結を可能にし、以下により詳細に説明するように、
血液貯蔵器20および血液酸素付加器32が互いに直接には流体的に接続してい
ない固定した配置をもたらす。図示した実施形態は本発明の工夫されたトレーを
含んでいないが、にもかかわらず、必要なチューブの接続を予めなすことができ
、チューブを単にアセンブリ200の周りに巻くか、さもなければキャリア、血
液貯蔵器および/または酸素付加器に取り付けた後、配備の準備をするまで保護
バリア袋内に包んでおくことは予見できる。この例においては、発泡体ブロック
、加熱発泡体などを設けて、アセンブリ200への保護パッケージを設けること
が必要になるであろう。アセンブリ200の周りにこの種の保護パッケージを設
けた後、それをバリア袋内に入れて殺菌状態を保つことも、本発明の範囲内であ
る。またさらに、血液貯蔵器および酸素付加器および/または2つ組のキャリア
82の間に伸縮式の接続を与えて、出荷のためのスペース要件を減らし、設置の
間に好ましい鉛直装着を達成するために最少の調整のみを必要とするようにする
ことも可能である。
【0032】 パックアセンブリ80に用いられるキャリア82および装着ブラケット92の
構造的な詳細は図5−6に最もよく示されている。キャリア82は実質的に水平
な取り付けプレート(attachment plate)128および実質的に鉛直な装着プレー
ト(mounting plate)124を含む。これらのプレートは、いっしょに結合される
別個に作られた部材であるか、またはより好ましくは図6Cに示すように単一の
成形部材からなる部品であってもよい。取り付けプレート128はその上面12
9上に1つの血液処理装置を支持し、その底面131から他の血液処理装置を吊
り下げるように適合されている。上面129上に支持される血液処理装置は好ま
しくは血液貯蔵器または血液酸素付加器であり、最も好ましくは血液貯蔵器であ
る。底面131から懸架される血液処理装置は好ましくは血液貯蔵器または血液
酸素付加器であり、最も好ましくは血液酸素付加器である。
【0033】 キャリア82によって支持される2つの血液処理装置の各々は、キャリアから
の他の血液処理装置を妨害することなく、別個にかつ独立に加えるかまたはキャ
リアから取り外すことができる。例えば、手術中に血液貯蔵器20を交換するこ
とが必要になった場合、血液酸素付加器32を取り外すことなく、それをキャリ
ア82から取り外すことができる。血液酸素付加器32も、血液貯蔵器20を取
り外すことなく、キャリア82から取り外すことができる。
【0034】 取り付けプレート128の上面129は好ましくは血液貯蔵器の底部のはめ合
わせ凹部に合う大きさに形作られ、それによってそれを所定位置にしっかりと保
持する保持ペグ130を含んでいてもよい。さらに、安定クリップ127を任意
選択的に設けて(図7A図示)、振動に対するさらなる安定性を与えてもよく、
こうすることはローラーポンプを用いた場合に特に好ましい。保持ペグ130は
硬い血液貯蔵器、たとえば心臓切開血液ろ過および静脈血貯族器の機能を組み合
わせた貯蔵器とともに用いるのに適している。しかし、保持ペグはシステムに柔
軟な血液貯蔵バッグを用いる場合には除去するのが有利かもしれない。保持ペグ
に加えて、またはその代わりとして、貯蔵器を鉛直装着プレート124に取り付
けられるフープ型のクランプによって所定位置に保持してもよい。取り付けプレ
ート128の下面131は、ステムで血液処理装置に取り付けられるディスクを
受け入れてしっかりと保持する溝132を含む。1つの好ましい実施形態におい
ては、血液処理装置が血液酸素付加器であり、取り付けプレート128の溝−デ
ィスク取り付け装置が一般的に指定された米国出願番号08/962,360、
現在は米国特許第5,958,338(その内容は参照により本明細書に組み込
まれている)に記載された装置である。
【0035】 また、図6Bおよび6Cに示されるように、キャリア82のさらなる実施形態
は、上部の血液処理装置たとえば血液貯蔵器20(明確化のために示していない
)に接着し、スナップ留めし、さもなければ取り付けることができるディスクま
たはアダプターフランジ125を横から受け入れてしっかりと保持するための溝
132を含んでいる、取り付けプレート129の上面を有していてもよい。取り
付けプレート128の下面131で画定された溝132は、下部の血液処理装置
たとえば血液酸素付加器32の上縁(適切な位置へ横方向に動く)と連係し、そ
の内部に設置される内部円形リング135を含んでいてもよい。図6Cに図示さ
れるように、本発明はさらに、上部の血液処理装置たとえば貯蔵器20と下部の
血液処理装置たとえば酸素付加器32の一方または両方をそれぞれの位置に保持
するために用いることができる、リテーナーバー137を設けてもよい。リテー
ナーバー137は好ましくは、キャリア82に凸に(positively)はめ込まれるそ
の後面に、突出したとげ(barb)を含む。リテーナーバー137の存在は、外科処
置の間に血液処理装置の安定性をさらに増し、貯蔵器20または酸素付加器32
が偶発的にはずれる可能性を減らす。図示のように、リテーナーバー137は好
ましくは、手術者がすばやくリテーナーバー137を設置し、酸素付加器および
/または血液貯蔵器の取り外しに先立ってこれを取り外すのを助ける、外側に突
き出たサムタブ137aを含む。リテーナーバー137は、上部の血液処理装置
がはずれるのを防ぐのに加えて、上部の血液処理装置の回転を割り出し(indexin
g)、それが安定した移動止め(detent)位置を得るのを確実にする、上方へ突き出
た歯137bを含んでいてもよい。
【0036】 またさらに、図6Dおよび6Eを参照すると、利用することができる別の取り
付け構成は、キャリアプレート128の上面129から延びる円筒ボス130’
を含んでいる。円筒ボス130’の構成は、酸素付加器32の上面上における公
知の円筒ボス取付金具(fitting)に対応している。したがって、血液貯蔵器20
の下部はめ合わせソケット20a(これまでは酸素付加器32に直接に接続され
ていた)は、いかなる設計変更も必要とせずに、今では代わりに円筒ボス103
’に接続することができる。同様に、キャリアプレート128の下面131は、
酸素付加器32の上面における円筒ボス取付金具32aを受け入れるように構成
されたソケットまたは凹部132’を含んでいてもよい。
【0037】 酸素付加器および血液貯蔵器をキャリア82の所定位置に組み付けるときに、
好ましくは1対のC−クリップ137’を用いて各々の血液処理装置をキャリア
82に固定し、酸素付加器または血液貯蔵器の好ましくない偶発的なはずれを防
止する。各々のクリップ137’は、穴20bを通して貯蔵器ソケット20aへ
、またキャリア82の円筒ボス130’の溝へ受け入れられる複数の突出した歯
137’aを有する。安定ブリッジ127’を設け、貯蔵器20の回転可能なま
まにしながら、貯蔵器20を把持してキャリア82に接続してもよい。
【0038】 上述したように、酸素付加器とキャリアとの間および貯蔵器とキャリアとの間
の接続を与えるための種々の実施形態を説明してきた。当業者にとって明らかで
あろうが、開示した貯蔵器に関するあらゆる接続形態を、開示した酸素付加器に
関するあらゆる接続形態と組み合わせることができる。開示したあらゆる貯蔵器
の接続を酸素付加器への使用に適合させること、およびその逆も、本発明の範囲
内にある。
【0039】 キャリア82の鉛直装着プレート124は、ハンドル94と、装着ブラケット
92上の溝付きトラック133によってスライドしてはめ合わされるように適合
したフランジ126を含む。キャリア82を装着ブラケット92に取り付けるに
は、キャリア82をハンドル94で持ち上げ、フランジ126を溝付きトラック
133内へガイドする。図示した実施形態においては、溝付きトラック133は
、トラック133内でキャリア82を固定しキャリアが装着ブラケット92中へ
落ち込みすぎるのを防ぐ、保持ピン142を有する。別の好ましい実施形態にお
いては、例えばテーパー付けされたフランジ126’を受けるために用いる場合
のように、トラックは好ましくはテーパー付けされていて頂部よりも底部におい
て、より狭くなっている。保持ピン142はテーパー付けされたトラックおよび
フランジとともに用いることもできる。
【0040】 図6Aおよび8Aを参照すると、柔軟な貯蔵器バッグを装着するのに有用な別
の実施例においては、装着ブラケット92は1つまたはそれ以上のヒンジ134
に回動するように装着された2つのパネル136,138を含む。パネル136
,138は柔軟な貯蔵器バッグを所定位置に固定するためのペグまたはクランプ
140を含み、これらは重なってキャリア82の前面と共通の平面になる位置に
回動することができる。この位置において、パネル136,138は貯蔵器バッ
グを使用するためにしっかりと吊り下げることができる。さらに、キャリア82
は、保管の間、予備取り付けの間、およびパネルがそれらの操作位置を回動する
1回だけの間に柔軟な貯蔵器バッグを所定位置に固定するのを助ける1つまたは
それ以上のペグ141(図7Aに最もよく示されている)を備えていてもよい。
図8Aは図6Aに示される実施形態の回動パネル136,138に取り付けられ
る貯蔵器バッグ320を示している。こうして、ペグ141は、使用前の製品の
組み立て、出荷および保管の間に、バッグ320の正しい配置に寄与する。貯蔵
器バッグを固定するための金具に加えて、パネル136,138は貯蔵器バッグ
内の血液の量を制御する装置、たとえば一般的に指定された米国特許出願第09
/079,046号(その全内容は参照により本明細書に取り込まれている)に
記載された装置に取り付けることもできる。ヒンジ134は任意選択的に回動す
るように装着されたただ1つのドアを含んでもよく、水平または鉛直の方向に置
いてもよい。
【0041】 柔軟な貯蔵器バッグを用いる場合、パックアセンブリ80は硬いシェルを持っ
た心臓切開貯蔵器を含んでいてもよい。この実施形態の未配備の構成では、心臓
切開貯蔵器を取り付けプレート128の頂部に固定し、柔軟な貯蔵器バッグを好
ましくは折り畳み、心臓切開貯蔵器と鉛直装着プレート124との間のピン14
1に保持する。
【0042】 図8Bは柔軟な貯蔵器320および体外支援回路の一部として用いるために配
備した別個の心臓切開貯蔵器158を持つパックアセンブリ80の実施形態を示
す。外科処置に使用するためのパックアセンブリ80の準備中に、構成要素を手
術室の必要な位置に配置する。貯蔵器320および酸素付加器32を取り付けた
キャリア82を装着ブラケット92に取り付ける。この実施形態においては、装
着ブラケットは、ヒンジ134および柔軟な貯蔵器バッグ320を固定するため
のペグまたはクランプを持つパネル136および138を含む。装着ブラケット
92をクランプ96によって心肺機械91の支柱90に選択した高さで取り付け
る。心臓切開貯蔵器158を取り付けプレート128の上面から取り外し、支柱
90に取り付けたフープクランプ159によって血液貯蔵器の上の位置へ持ち上
げる。代わりに、装着ロッドを受け入れるために心臓切開貯蔵器に貫通穴161
(図7A図示)を設けてもよい。またさらに、心臓切開貯蔵器を上方へ伸ばして
その背後の静脈貯蔵器を露出させるための機構を設けるか、または心臓切開貯蔵
器を動かすよりもむしろ、静脈貯蔵器を心臓切開貯蔵器より低い位置へ動かして
もよい。しかし、このようなクローズドシステムにおいては、静脈血貯蔵器32
0からの排管が酸素付加器の中空繊維よりも高い位置にあり、起こり得る負圧と
それに続く酸素付加器の血液流路への空気の混入(その後この空気は患者へ送ら
れる)を防がなければならないことに注意することが重要である。
【0043】 使用にあたっては、バイパス処理を始める前に、図8Bの体外回路に導液バッ
グ(prime bag)170からの食塩水で呼び水を与える。導液の後、非酸素化血液
を心臓178から静脈ライン38によって血液貯蔵器320へ運ぶ。その後、静
脈血をライン149によって貯蔵器320から排出し、ライン150を通して遠
心力ポンプ148によって酸素付加器入口ポート151へ送り、ここで静脈血に
酸素付加して動脈ライン40によって大動脈へ戻す。吸引ライン152,154
が切開場所から心臓切開血液を収集してこれを心臓切開貯蔵器158へ送る。心
臓切開血液を心臓切開フィルター160に通過させて心臓切開出口ライン162
によって血液貯蔵器320へ排出し、ここで心臓切開血液を静脈血とともに貯め
て、酸素ライン165によって送られる酸素によって酸素付加する。酸素付加器
32からの過剰な空気を排気ライン167によって心臓切開貯蔵器158へ排気
する。サンプリングマニホールド169をキャリア82上に設けて、システム中
の血液の特性をモニターする。サンプリングおよび分析のために、ライン173
は酸素付加された血液を動脈サンプリングポート166へ送り、ライン171は
静脈血を静脈サンプリングポート168へ送る。
【0044】 図9は体外支援回路の一部として用いるために配備したパックアセンブリ48
0の他の実施形態を示す。この実施形態においては、1つのユニットに静脈貯蔵
器と心臓切開フィルターの機能を合体させた、単一の硬いシェルを持つ貯蔵器2
0を用いる。パックアセンブリ80を、別個の心臓切開貯蔵器を必要とせず、装
着ブラケット92が好ましくはヒンジ134またはドア136および138を含
まないことを除いては、実質的に上述したように配備する。使用にあたっては、
導液バッグ170から血液貯蔵器20へ導液ライン180によって送られる食塩
水で体外回路に呼び水を与える。非酸素化された静脈血を貯蔵器入口ポート18
4へ静脈ライン38によって送り、貯蔵器20内に貯める。その後、静脈血をラ
イン149によって排出し、遠心力ポンプ148によってライン150を通って
酸素付加器32へポンプ注入し、ここでライン165を通って供給される酸素に
よって静脈血に酸素付加する。その後、酸素付加した血液を、動脈ライン140
を通して大動脈へ戻す。吸引器152,154によって取り出した心臓切開血液
を心臓切開ポート186,188へ送り、酸素付加のために静脈血とともに貯め
る前に、心臓切開フィルター182を通過させる。再循環ライン167が酸素付
加器32から血液貯蔵器20のポート190へのガスを排気する。
【0045】 図10を参照すると、本発明のさらなる実施形態が示されており、この実施形
態ではキャリアおよび取り外し可能なトレーを折り畳み支持構造体210に置き
換えている。中央の支持構造体210は貯蔵器20および/または酸素付加器3
2を収容することができ、これらは好ましくは取り付けプレート128によって
接続されている。中央の支持構造体210は好ましくは、これを装着ブラケット
または所望の最終用途のための他の構造体に取り付けるための手段を含む。側面
の支持構造体210の各々は、静脈チューブ群および体外回路に必要となる他の
構成要素を複数のサイドポケットまたはエンクロージャー212のうちの1つに
収容することができる。側面の支持構造体210は好ましくは、内容物を殺菌状
態でシールして封入する透明なブリスターパックである。側面の支持構造体21
0は好ましくは、サイドジッパーまたは他のあらゆるタイプの通常のフレキシブ
ルなシール機構によって、中央の支持構造体に取り外し可能に接続される。した
がって、側面の支持構造体210を折り畳んで出荷および輸送のためにコンパク
トなアセンブリを形成できる。
【0046】 当業者にとって明らかなように、パックアセンブリ80は、顧客の選択に応じ
て、クローズドシステムまたはオープンシステムに用いられる便利な予めなされ
たチューブ接続および/またはチューブ収納配置を提供することができる。この
ような多用途性はこれまで全く存在せず、従来の全てのシステムはオープンシス
テムまたはクローズドシステムに専用であった。
【0047】 本発明をそのいくつかの実施形態を参照して説明してきた。以上の詳細な説明
は明確化および理解のためにのみなされている。説明からは不必要な限定を全く
理解すべきではない。当業者にとっては、本発明の範囲から逸脱することなく、
説明した実施形態において多くの変更をなし得ることは明らかであろう。したが
って、本発明の範囲は、本明細書に記載された厳密な細部および構造に限定する
のではなく、むしろクレームの用語によって既述される構造、およびそれらの構
造の均等物によって限定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来技術の体外支援回路を示す概略図。
【図2A】 未配備の構成にある本発明の好ましい実施形態のアセンブリパックの斜視図。
【図2B】 本発明のさらなる好ましい実施形態のアセンブリパックの斜視図。
【図3】 図2Aに示すアセンブリパックの上面図。
【図4】 未配備の構成にある本発明の好ましい実施形態のアセンブリパックの斜視図。
【図5】 図2A−4に示されるキャリアの斜視図。
【図6A】 図2A−4に示されるキャリアおよび装着ブラケットの斜視図。
【図6B】 別の好ましい実施形態のキャリアの斜視図。
【図6C】 図6Bに示すキャリアのさらなる斜視図。
【図6D】 別の好ましい実施形態のキャリアの分解斜視図。
【図6E】 これらの組み立てられた斜視図。
【図7A】 本発明の好ましい実施形態のアセンブリパックの側面図。
【図7B】 本発明のさらなる好ましい実施形態のアセンブリパックの側面図。
【図8A】 本発明の好ましい実施形態のアセンブリパックの上面図。
【図8B】 配備された構成にある本発明のさらなる好ましい実施形態のアセンブリパック
の斜視図。
【図9】 配備された構成にある本発明の別の好ましい実施形態のアセンブリパックの斜
視図。
【図10】 本発明の別の実施形態のアセンブリパックの斜視図。
【図11A】 本発明に係る別の実施形態のカバーを持つ、図2Bに示すトレーアセンブリの
斜視図。
【図11B】 本発明に係る別の実施形態のカバーを持つ、図2Bに示すトレーアセンブリの
斜視図。
【図11C】 本発明に係る別の実施形態のカバーを持つ、図2Bに示すトレーアセンブリの
斜視図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,UZ,VN,YU,ZA,ZW

Claims (66)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)少なくとも1つの血液処理装置を装着するのに適合したキャリアと、 (b)前記キャリアに脱着可能に取り付けられ、血液貯蔵器および血液酸素付加
    器のうち少なくとも1つを含む少なくとも1つの血液処理装置と を具備したことを特徴とする体外血液回路に用いられるパックアセンブリ。
  2. 【請求項2】 キャリアおよび血液処理装置のうち少なくとも1つに脱着可
    能に取り付けられる少なくとも1つのトレーをさらに具備したことを特徴とする
    請求項1記載のパックアセンブリ。
  3. 【請求項3】 前記少なくとも1つのトレーは前記少なくとも1つのトレー
    の内部領域を少なくとも2つの区域に小分割するための少なくとも1つの隔壁を
    含むことを特徴とする請求項2記載のパックアセンブリ。
  4. 【請求項4】 前記少なくとも1つのトレーは複数の隔壁ガイドを含み、前
    記少なくとも1つの隔壁は前記複数の隔壁ガイドのうち1つに取り外し可能に配
    置されていることを特徴とする請求項3記載のパックアセンブリ。
  5. 【請求項5】 前記少なくとも1つのトレー上に延びるカバーをさらに具備
    したことを特徴とする請求項3記載のパックアセンブリ。
  6. 【請求項6】 前記カバーは少なくとも2つの区域のうち1つのみを露出さ
    せるように取り外し可能に配置されていることを特徴とする請求項5記載のパッ
    クアセンブリ。
  7. 【請求項7】 キャリアに脱着可能に係合される装着ブラケットをさらに具
    備したことを特徴とする請求項1記載のパックアセンブリ。
  8. 【請求項8】 前記キャリアは装着フランジを含み、前記装着ブラケットは
    前記装着フランジをその中に受け入れる受け入れ溝を含むことを特徴とする請求
    項7記載のパックアセンブリ。
  9. 【請求項9】 前記装着フランジはテーパー付けされたエッジを含み、前記
    装着ブラケットは対応してテーパー付けされた前記受け入れ溝を含むことを特徴
    とする請求項8記載のパックアセンブリ。
  10. 【請求項10】 キャリアおよび少なくとも1つの血液処理装置を囲むバリ
    ア袋をさらに具備し、前記バリア袋は前記装着フランジを前記装着ブラケットの
    前記受け入れ溝への係合を可能にするように変形できることを特徴とする請求項
    8記載のパックアセンブリ。
  11. 【請求項11】 前記バリア袋は前記パックアセンブリから取り外すための
    手段を含むことを特徴とする請求項10記載のパックアセンブリ。
  12. 【請求項12】 前記少なくとも1つの血液処理装置は2つの血液処理装置
    を有し、前記2つの血液処理装置は前記血液貯蔵器および前記血液酸素付加器を
    含むことを特徴とする請求項2記載のパックアセンブリ。
  13. 【請求項13】 前記血液貯蔵器および前記血液酸素付加器を装着位置に保
    持するリテーナーバーをさらに具備したことを特徴とする請求項12記載のパッ
    クアセンブリ。
  14. 【請求項14】 前記リテーナーバーは前記キャリアに脱着可能に係合され
    ることを特徴とする請求項13記載のパックアセンブリ。
  15. 【請求項15】 前記リテーナーバーは前記リテーナーバーを前記キャリア
    から脱着させるための少なくとも1つの外側へ突出したタブを含むことを特徴と
    する請求項14記載のパックアセンブリ。
  16. 【請求項16】 前記血液貯蔵器を固定するための安定クリップをさらに具
    備したことを特徴とする請求項12記載のパックアセンブリ。
  17. 【請求項17】 (a)少なくとも1つの血液処理装置を装着するための第1の支持構造体と、 (b)前記第1の支持構造体に脱着可能に取り付けられ、血液貯蔵器および血液
    酸素付加器のうち少なくとも1つを含む少なくとも1つの酸素処置装置と、 (c)少なくとも1つのチューブラインを支持するための囲いを含む少なくとも
    1つの第2の支持構造体と を具備したことを特徴とする体外血液回路に用いられるパックアセンブリ。
  18. 【請求項18】 前記少なくとも1つの第2の支持構造体は内側に折り返す
    ように前記第1の支持構造体に対して移動可能であることを特徴とする請求項1
    7記載のパックアセンブリ。
  19. 【請求項19】 前記少なくとも1つの第2の支持構造体はトレーとトレー
    の開口部上に配置されたカバーとを含むことを特徴とする請求項17記載のパッ
    クアセンブリ。
  20. 【請求項20】 前記カバーはトレー内部の個別に開放可能な複数の隔室を
    画定することを特徴とする請求項19記載のパックアセンブリ。
  21. 【請求項21】 (a)血液貯蔵器および血液酸素付加器を装着するのに適合したキャリアであっ
    て、 (i)取り付けプレートと、 (ii)キャリアを鉛直支持体に装着するのに適合した装着プレートを含むキャ
    リアベースと を具備したキャリアと、 (b)取り付けプレートに脱着可能に取り付けられる血液貯蔵器と、 (c)取り付けプレートに脱着可能に取り付けられる血液酸素付加器と を具備したことを特徴とする体外血液回路に用いられるパックアセンブリ。
  22. 【請求項22】 前記取り付けプレートは上部および下部受け入れ溝を含み
    、前記血液貯蔵器および前記血液酸素付加器は取り付けプレートのそれぞれの前
    記受け入れ溝にスライドして受け入れられることを特徴とする請求項21記載の
    パックアセンブリ。
  23. 【請求項23】 前記血液貯蔵器は取り付けプレートの受け入れ溝と連係す
    るアダプターを含むことを特徴とする請求項21記載のパックアセンブリ。
  24. 【請求項24】 前記取り付けプレートは前記血液貯蔵器を受け入れる上部
    円筒ボスおよび前記血液酸素付加器を受け入れる下部円筒ソケットを含むことを
    特徴とする請求項21記載のパックアセンブリ。
  25. 【請求項25】 少なくとも1つの取り外し可能なトレーをさらに具備した
    ことを特徴とする請求項21記載のパックアセンブリ。
  26. 【請求項26】 (a)血液貯蔵器および血液酸素付加器を装着するのに適合したキャリアであっ
    て、前記血液貯蔵器および前記血液酸素付加器を確実に装着するための第1およ
    び第2のキャリア装着要素を含むキャリアと、 (b)キャリアに脱着可能に固定される血液貯蔵器であって、前記血液貯蔵器を
    前記キャリアに確実に装着するための前記キャリア装着要素の1つと連係するこ
    とができる貯蔵器装着要素を含む血液貯蔵器と、 (c)キャリアに脱着可能に固定される血液酸素付加器であって、前記血液酸素
    付加器を前記キャリアに確実に装着するための前記キャリア装着要素の1つと連
    係することができる酸素付加器装着要素を含む血液酸素付加器と を具備したことを特徴とする体外血液回路に用いられるパックアセンブリ。
  27. 【請求項27】 (d)キャリア、血液貯蔵器および血液酸素付加器の少なくとも1つに脱着可能
    に取り付けられる少なくとも1つのトレーをさらに具備し、前記少なくとも1つ
    のトレーは前記血液貯蔵器および前記血液酸素付加器のための保護パッケージン
    グならびにチューブ構成要素のための閉じ込め領域を与えることを特徴とする請
    求項26記載のパックアセンブリ。
  28. 【請求項28】 (d)キャリア、血液貯蔵器および血液酸素付加器を封入するバリア袋をさらに
    具備したことを特徴とする請求項26記載のパックアセンブリ。
  29. 【請求項29】 (d)キャリアに脱着可能に係合する装着ブラケットをさらに具備したことを特
    徴とする請求項26記載のパックアセンブリ。
  30. 【請求項30】 (e)鉛直支持構造体と、 (f)装着ブラケットを鉛直支持構造体に取り付けるクランプと をさらに具備したことを特徴とする請求項29記載のパックアセンブリ。
  31. 【請求項31】 (e)装着ブラケットに結合したヒンジと、 (f)ヒンジに取り付けられる少なくとも1つのパネルであって、血液貯蔵器を
    支持するためのクリップまたはペグを含むパネルと をさらに具備したことを特徴とする請求項29記載のパックアセンブリ。
  32. 【請求項32】 2つのトレーがキャリア、血液貯蔵器または血液酸素付加
    器に脱着可能に取り付けられていることを特徴とする請求項27記載のパックア
    センブリ。
  33. 【請求項33】 (e)貯蔵器に取り付けられる導液チューブおよび少なくとも1つのバッグスパ
    イクを具備した導液ラインをさらに具備し、導液ラインの少なくとも一部は一方
    のトレーの内部に配置されていることを特徴とする請求項27記載のパックアセ
    ンブリ。
  34. 【請求項34】 (e)静脈ラインおよび動脈ラインを具備したA−Vループをさらに具備し、A
    −Vループの少なくとも一部が一方のトレーの内部に配置されていることを特徴
    とする請求項27記載のパックアセンブリ。
  35. 【請求項35】 (e)貯蔵器に取り付けられる吸引ラインをさらに具備し、吸引ラインの少なく
    とも一部が一方のトレーの内部に配置されていることを特徴とする請求項27記
    載のパックアセンブリ。
  36. 【請求項36】 (e)貯蔵器に取り付けられるポンプ入口ライン、ポンプ入口ラインに取り付け
    られるポンプヘッダー、ならびにポンプヘッダーおよび酸素付加器に取り付けら
    れるポンプ出口ラインを具備したポンプループをさらに具備し、ポンプヘッダー
    とポンプ入口ラインおよびポンプ出口ラインの少なくとも一部とが一方のトレー
    の内部に配置されていることを特徴とする請求項27記載のパックアセンブリ。
  37. 【請求項37】 (a)血液貯蔵器と血液酸素付加器を鉛直に装着するのに適合したキャリアであ
    って、 (i)取り付けプレートと、 (ii)取り付けプレートと係合し、キャリアを鉛直支持体に装着するのに適合
    した実質的に鉛直な装着プレートと を具備したキャリアと、 (b)取り付けプレートに脱着可能に取り付けられる血液貯蔵器と、 (c)取り付けプレートに脱着可能に取り付けられる血液酸素付加器と を具備し、 前記キャリアの取り付けプレートは、前記血液貯蔵器および前記血液酸素付加器
    の一方が前記血液貯蔵器および前記血液酸素付加器の他方を取り外すことなく前
    記キャリアから取り外すことができるように、前記血液貯蔵器および前記血液酸
    素付加器を独立かつ個別に装着するのに適合していることを特徴とする体外血液
    回路に用いられるパックアセンブリ。
  38. 【請求項38】 (d)キャリア、血液貯蔵器または血液酸素付加器に脱着可能に取り付けられる
    少なくとも1つのトレーをさらに具備したことを特徴とする請求項37記載のパ
    ックアセンブリ。
  39. 【請求項39】 (d)2つのトレーがキャリア、血液貯蔵器または血液酸素付加器に脱着可能に
    取り付けられることを特徴とする請求項38記載のパックアセンブリ。
  40. 【請求項40】 (d)パックアセンブリを使用前に殺菌状態に維持するように、キャリア、血液
    貯蔵器および血液酸素付加器を封入するバリア袋をさらに具備したことを特徴と
    する請求項37記載のパックアセンブリ。
  41. 【請求項41】 (d)装着プレートに脱着可能に係合した装着ブラケットをさらに具備したこと
    を特徴とする請求項37記載のパックアセンブリ。
  42. 【請求項42】 (e)鉛直支持構造体と、 (f)装着ブラケットを鉛直支持構造体に装着するクランプと をさらに具備したことを特徴とする請求項41記載のパックアセンブリ。
  43. 【請求項43】 装着ブラケットはキャリア、血液貯蔵器および血液酸素付加器を封入するバリア
    袋を取り外すことなく装着プレートを脱着可能に係合するのに適合しており、前
    記装着ブラケットは、前記パックアセンブリを前記装着ブラケットに装着した後
    に、パックアセンブリを殺菌状態に維持することを特徴とする請求項41記載の
    パックアセンブリ。
  44. 【請求項44】 装着ブラケットは装着プレートにスライドして係合されか
    つ取り外すことが可能なスロット付きトラックを含むことを特徴とする請求項4
    1記載のパックアセンブリ。
  45. 【請求項45】 取り付けプレートは上面および底面を有し、血液貯蔵器は
    取り付けプレートの上面に支持および保持され、血液酸素付加器は取り付けプレ
    ートの底面に取り付けられていることを特徴とする請求項37記載のパックアセ
    ンブリ。
  46. 【請求項46】 血液酸素付加器はその表面からステム上に突出した取り付
    けディスクを有し、取り付けプレートの下面は取り付けディスクを摺動して係合
    し取り外すための溝を含むことを特徴とする請求項37記載のパックアセンブリ
  47. 【請求項47】 トレーは個別の隔室に分離されていることを特徴とする請
    求項38記載のパックアセンブリ。
  48. 【請求項48】 (e)装着ブラケットに係合したヒンジと、 (f)ヒンジに取り付けられる少なくとも1つのパネルであって、血液貯蔵器を
    支持するためのクリップまたはペグを含むパネルと をさらに具備したことを特徴とする請求項41記載のパックアセンブリ。
  49. 【請求項49】 2つのパネルがヒンジに取り付けられていることを特徴と
    する請求項48記載のパックアセンブリ。
  50. 【請求項50】 (e)貯蔵器に取り付けられる導液チューブおよび少なくとも1つのバッグスパ
    イクを具備した導液ラインをさらに具備し、導液ラインの少なくとも一部は一方
    のトレーの内部に配置されていることを特徴とする請求項38記載のパックアセ
    ンブリ。
  51. 【請求項51】 (e)静脈ラインおよび動脈ラインを具備したA−Vループをさらに具備し、A
    −Vループの少なくとも一部が一方のトレーの内部に配置されていることを特徴
    とする請求項38記載のパックアセンブリ。
  52. 【請求項52】 (e)貯蔵器に取り付けられる吸引ラインをさらに具備し、吸引ラインの少なく
    とも一部が一方のトレーの内部に配置されていることを特徴とする請求項38記
    載のパックアセンブリ。
  53. 【請求項53】 (e)貯蔵器に取り付けられるポンプ入口ライン、ポンプ入口ラインに取り付け
    られるポンプヘッダー、ならびにポンプヘッダーおよび酸素付加器に取り付けら
    れるポンプ出口ラインを具備したポンプループをさらに具備し、ポンプヘッダー
    とポンプ入口ラインおよびポンプ出口ラインの少なくとも一部とが一方のトレー
    の内部に配置されていることを特徴とする請求項38記載のパックアセンブリ。
  54. 【請求項54】 (a)血液貯蔵器と血液酸素付加器を鉛直に装着するのに適合したキャリアであ
    って、 (i)取り付けプレートと、 (ii)実質的に水平な取り付けプレートと結合した実質的に鉛直な装着プレー
    トであって、キャリアを支柱に装着するのに適合した装着プレートと を具備したキャリアと、 (b)取り付けプレートに脱着可能に取り付けられる血液貯蔵器と、 (c)取り付けプレートに脱着可能に取り付けられる血液酸素付加器と、 (d)キャリア、血液貯蔵器または血液酸素付加器に脱着可能に取り付けられる
    2つのトレー、 (e)貯蔵器に取り付けられる導液チューブおよび少なくとも1つのバッグスパ
    イクを具備した導液ラインであって、少なくとも一部が一方のトレーの内部に配
    置されている導液ラインと、 (f)静脈ラインおよび動脈ラインを具備したA−Vループであって、静脈ライ
    ンが貯蔵器に取り付けられ動脈ラインが酸素付加器に取り付けられ、少なくとも
    一部が一方のトレーの内部に配置されたA−Vループと、 (g)貯蔵器に取り付けられる吸引ラインであって、少なくとも一部が一方のト
    レーの内部に配置された吸引ラインと、 (h)貯蔵器に取り付けられるポンプ入口ライン、ポンプ入口ラインに取り付け
    られるポンプヘッダー、ならびにポンプヘッダーおよび酸素付加器に取り付けら
    れるポンプ出口ラインを具備したポンプループであって、ポンプヘッダーとポン
    プ入口ラインおよびポンプ出口ラインの少なくとも一部とが一方のトレーの内部
    に配置されたポンプループと を具備し、 前記要素(a)−(h)は体外血液回路に用いる前に前記パックアセンブリを確
    定するために予めアセンブルされていることを特徴とする体外血液回路に用いら
    れるパックアセンブリ。
  55. 【請求項55】 (i)パックアセンブリの要素(a)−(h)を封入するバリア袋をさらに具備
    したことを特徴とする請求項54記載のパックアセンブリ。
  56. 【請求項56】 (i)装着プレートに脱着可能に係合する装着ブラケットをさらに具備したこと
    を特徴とする請求項54記載のパックアセンブリ。
  57. 【請求項57】 (j)鉛直支持構造体と、 (k)装着ブラケットを鉛直支持構造体に取り付けるクランプと をさらに具備したことを特徴とする請求項56記載のパックアセンブリ。
  58. 【請求項58】 (j)装着ブラケットに係合したヒンジと、 (k)ヒンジに取り付けられる少なくとも1つのパネルであって、血液貯蔵器を
    支持するためのクリップまたはペグを含むパネルと をさらに具備したことを特徴とする請求項56記載のパックアセンブリ。
  59. 【請求項59】 前記血液貯蔵器は心臓切開貯蔵器を具備し、前記パックア
    センブリは前記キャリアに装着される柔軟な静脈血液貯蔵器をさらに具備したこ
    とを特徴とする請求項26記載のパックアセンブリ。
  60. 【請求項60】 前記キャリアは、前記血液貯蔵器および前記血液酸素付加
    器の一方が前記血液貯蔵器および前記血液酸素付加器の他方を取り外すことなく
    前記キャリアから取り外すことができるように、前記血液貯蔵器および前記血液
    酸素付加器を独立かつ別個に装着するのに適合していることを特徴とする請求項
    26記載のパックアセンブリ。
  61. 【請求項61】 前記少なくとも1つのトレーは複数の隔室を含み、複数の
    隔室の各々は所定のチューブ要素を含み、前記少なくとも1つのトレーは前記所
    定のチューブ要素のうち選択された1つを独立かつ別個に配備することが可能で
    あることを特徴とする請求項27記載のパックアセンブリ。
  62. 【請求項62】 前記キャリアは、前記血液貯蔵器および前記血液酸素付加
    器の一方が前記血液貯蔵器および前記血液酸素付加器の他方を取り外すことなく
    前記キャリアから取り外すことができるように、前記血液貯蔵器および前記血液
    酸素付加器を独立かつ別個に装着するのに適合していることを特徴とする請求項
    54記載のパックアセンブリ。
  63. 【請求項63】 血液貯蔵器、血液酸素付加器、および複数のチューブアセンブリを含む少なくと
    も1つのトレーを含むパックアセンブリを用意し、 パックアセンブリを使用するために装着し、 前記少なくとも1つのトレーから前記複数のチューブアセンブリのうちいずれか
    1つを選択し、および 前記複数のチューブアセンブリのうち前記選択された1つを配備する ことを特徴とする体外血液回路の配置方法。
  64. 【請求項64】 さらに、柔軟な静脈血液貯蔵器を含むパックアセンブリで
    あって、静脈血液貯蔵器を使用するために露出させるように血液貯蔵器がパック
    アセンブリから取り外し可能になっているパックアセンブリを用意することを特
    徴とする請求項63記載の方法。
  65. 【請求項65】 さらに、前記少なくとも1つのトレーから前記複数のチュ
    ーブアセンブリのうち他の1つを選択し、前記複数のチューブアセンブリのうち
    前記選択された他の1つを使用するために配備することを特徴とする請求項63
    記載の方法。
  66. 【請求項66】 血液貯蔵器および血液酸素付加器を装着するのに適合したキャリアであって、血
    液貯蔵器がキャリアに脱着可能に取り付けられ、血液酸素付加器がキャリアに脱
    着可能に取り付けられているキャリアを用意し、 前記血液貯蔵器および前記血液酸素付加器のうち一方を選択し、 前記血液貯蔵器および前記血液酸素付加器の他方を取り外すことなく、前記血液
    貯蔵器および前記血液酸素付加器のうち前記選択された一方を取り外し、および
    その後、前記血液貯蔵器および前記血液酸素付加器のうち前記選択された一方を
    交換する ことを特徴とする体外血液回路の使用方法。
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