JP2002536019A - Msrv−1のltr領域及びそれをコードするタンパク質、並びにmsrv−1レトロウイルスを検出するためのプローブ及び方法 - Google Patents

Msrv−1のltr領域及びそれをコードするタンパク質、並びにmsrv−1レトロウイルスを検出するためのプローブ及び方法

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JP2002536019A
JP2002536019A JP2000598643A JP2000598643A JP2002536019A JP 2002536019 A JP2002536019 A JP 2002536019A JP 2000598643 A JP2000598643 A JP 2000598643A JP 2000598643 A JP2000598643 A JP 2000598643A JP 2002536019 A JP2002536019 A JP 2002536019A
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グラウシア・パランホス−バカラ
エルヴェ・ペロン
フローレンス・コムリアン−プラデル
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ベーイーオー・メリュー
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
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    • C12N2740/10022New viral proteins or individual genes, new structural or functional aspects of known viral proteins or genes

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、配列番号2,配列番号3及び配列番号4ペプチド配列を含むタンパク質の発現をコードするヌクレオチド配列を含むLTR−RU5領域のヌクレオチド断片、及び相補的なヌクレオチド断片;上記断片とハイブリダイズするプローブ及びプライマー;上記断片によってコードされるタンパク質及びポリペプチド;上記タンパク質またはポリペプチドに対して向けられた抗体;並びに本発明のプローブ若しくは抗体を使用する、MSRV−1レトロウイルスを検出する方法に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野及び従来の技術】
多発性硬化症(MS)は、その原因が未知である、中枢神経系(CNS)の脱
髄疾患である。
【0002】 多くの研究が、この疾患のウイルス性脈管学の仮説を支持しているが、試験さ
れた周知のウイルスの何れもが、原因薬剤の探求とは至っていない:MSにおけ
るここ数年で探求されたウイルスのレビューは、E. Norrby及びT.T. Jonsonによ
って示されている。
【0003】 最近、周知のヒトレトロウイルスとは異なるレトロウイルスが、MSに罹患し
ている患者から単離された。著者はまた、このレトロウイルスがin vitroで伝染
可能であり、MSに罹患している患者は、このレトロウイルスによって軟膜細胞
の感染と関連するタンパク質を認識可能な抗体を生産し、後者の発現は、あるヘ
ルペスウイルスの極早期遺伝子によって強力に刺激され得ることを示すことがで
きた。
【0004】 全てのこれらの結果は、少なくとも一つの未知のウイルスの、またはH. Perro
nによって印刷され、「LM7様RT」活性と称される方法に従って検出可能で
ある逆転写酵素活性を有するウイルスの、MSにおける役割を指摘する。
【0005】 本出願人の研究は、文献WO-A-93/20188に記載された培養法によって得られる
、MSに罹患している二人の異なる患者から由来する天然単離物で感染された二
つの連続的な細胞系を可能にしたものであり、該文献の内容は参考としてここで
の開示に取り込まれる。LM7PC及びPLI−2と名付けられたヒト脈絡叢細
胞から由来するこれらの二つの細胞系は、それぞれ登録番号92072201及び930108
17の下で1992年7月22日及び1993年1月8日にECACCに寄託された。さらに、
LM7様RT活性を有するウイルス単離物もまた、「strains」の全般的な名称
でECACCに寄託された。「strain」若しくはPOL−2と名付けられたPL
I−2系によって有される単離物は、登録番号V92072202の下で1992年7月22日に
ECACCに寄託された。「strain」若しくはMS7PGと名付けられたLM7
PCによって有される単離物は、登録番号V93010816の下で1993年1月8日にEC
ACCに寄託された。
【0006】 生物学的及び形態学的指標によって特徴付けられる上述の培養物及び単離物か
ら開始して、次の工程は、これらの培養物中で生産されたウイルス粒子と関連す
る核酸物質を特徴付けする試みである。
【0007】 すでに特徴付けされているゲノムの一部を、感染及び/またはウイルス発現と
関連するエピトープに対して向けられた免疫応答を検出するために、ウイルスゲ
ノムのヌクレオチド配列によってコードされるアミノ酸配列を使用して、ウイル
スゲノムの分子検出のための試験及び免疫血清学的試験を実施するために使用し
た。
【0008】 本出願人によって発見されたウイルス系は、複雑なレトロウイルス系に関する
。基本的に、MSに罹患している患者の細胞の異なる培養物によって生産される
細胞外ウイルス粒子中にカプセル化された、見出された配列は、感染性ウイルス
粒子を生産する「野生型」レトロウイルスゲノムと関連するが異なるレトロウイ
ルスゲノムの共カプセル化が存在することを明らかに示す。この現象は、複製可
能なレトロウイルスと、同じファミリーに属するか、若しくは異種レトロウイル
スに属する内因性レトロウイルスの間で観察されている。内因性レトロウイルス
の概念は、非常に重要である。MSRV−1の場合、MSRV−1ゲノムとホモ
ローガスな配列を含む内因性レトロウイルス配列が、正常ヒトDNA中に存在す
ることが観察されている。そのゲノムの全て若しくは一部によってMSRV−1
と関連する内因性レトロウイルスエレメント(ERV)の存在は、ヒト細胞中で
のMSRV−1レトロウイルスの発現が、緊密に関連する内因性配列と相互作用
できるという事実を説明する。
【0009】 タンパク質のみ発現する欠失クローンは、病理学において関与するであろう。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本出願人は、本発明で定義されたレトロウイルスLTRのRU5領域が、少な
くとも一つのタンパク質をコードするという予期せぬ発見をなした。これは、特
にRU5領域中のLTRについて普遍的なものではない。
【0011】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】
本発明は第一に、配列番号2,配列番号3及び配列番号4より成る群から選択
されたペプチド配列の、少なくとも6,好ましくは少なくとも8、より好ましく
は少なくとも12のアミノ酸を含むタンパク質の発現をコードするヌクレオチド
配列を含むLTR−RU5領域のヌクレオチド断片、及び相補的なヌクレオチド
断片に関する。
【0012】 有利には、本発明のヌクレオチド断片若しくはその相補的なヌクレオチド断片
は、配列番号緒2,配列番号3及び配列番号4から選択されるペプチド配列を含
むタンパク質の発現をコードするヌクレオチド配列、並びに相補的なヌクレオチ
ド断片を含む。好ましくは上記タンパク質は配列番号3より成り、または配列番
号2及び配列番号4を含む若しくはそれらより成る。
【0013】 本発明はまた、以下の態様に関する: − 10から1000モノマーを含み、高度に厳密な条件において本発明のヌク
レオチド断片と特異的にハイブリダイズする、MSRV−1レトロウイルスの検
出のための核酸プローブ; − 10から30モノマーを含み、高度に厳密な条件において本発明のヌクレオ
チド断片とハイブリダイズする、MSRV−1ウイルスの核酸レトロウイルス配
列の重合による増幅のためのプライマー; − 好ましくは配列番号2,配列番号3及び配列番号緒4より成る群から選択さ
れたペプチド配列を含み、または配列番号3,配列番号2及び配列番号4より成
る群から選択されたペプチド配列より成る、本発明のヌクレオチド断片によって
コードされたタンパク質; − 配列番号4の少なくとも6,好ましくは少なくとも8,より好ましくは少な
くとも12のアミノ酸を含むポリペプチド; − 本発明のタンパク質または本発明のポリペプチドに対して向けられた、ポリ
クローナルまたはモノクローナル抗体; − 生物学的サンプルと本発明のプローブを接触させること、上記プローブが上
記生物学的サンプル中の核酸に結合するかどうかを調べることを含み、ここで結
合はMSRV−1の存在を示す、生物学的サンプル中のMSRV−1レトロウイ
ルスの存在を検出する方法で、上記核酸が、本発明のプライマーで増幅される増
幅工程を含む方法; − 生物学的サンプルと本発明の抗体を接触させること、上記抗体が上記生物学
的サンプル中の本発明のタンパク質に結合するかどうかを調べることを含み、こ
こで結合はMSRV−1の存在を示す、生物学的サンプル中のMSRV−1レト
ロウイルスの存在を検出する方法; − 本発明のタンパク質、または有利には本発明のポリペプチドである上記タン
パク質の断片の抗原特性または生物学的特性を検出することを含む、生物学的サ
ンプル中のMSRV−1レトロウイルスの存在を検出する方法。
【0014】 本発明を詳細に開示する前に、本開示及び特許請求の範囲で使用されるいくつ
かの用語をここで定義する: − 本開示で使用される用語「MSRV」は、MSと関連するいずれかの抗原性
及び/または感染性薬剤、特にウイルス種、上記ウイルス種の弱化した株または
共カプセル化したゲノムを含む欠失干渉粒子若しくは粒子類、または別法として
この種から由来するMSRV−1ゲノムの一部で組み換えたゲノムを示す。ウイ
ルス、特にRNAを含むウイルスは、特に比較的高い割合の自発的突然変異から
生ずる可変性を有することが周知である; − ヒトウイルスは、感染またはヒトによって有されることが可能なウイルスを
意味するように解される; − 本発明に従って、ヌクレオチド断片またはオリゴヌクレオチド若しくはポリ
ヌクレオチドは、天然の核酸の情報的な配列によって特徴付けられる、モノマー
の整列または生体高分子であり、それは所定の条件の下でいずれかの他のヌクレ
オチド断片とハイブリダイズ可能であり、整列が、異なる化学構造のモノマーを
含み、天然の核酸の分子から、及び/または遺伝学的組換えによって、及び/ま
たは化学合成によって得ることが可能である;ヌクレオチド断片は、本発明で議
論されるMSRV−1ウイルスのゲノム断片と同一であってもよい; − かくしてモノマーは、糖、リン酸基及び窒素性塩基である構成エレメントを
有する核酸の天然ヌクレオチドであり得る;RNAでは糖はリボースであり、D
NAでは糖は2-デオキシリボースである;核酸がDNAであるかRNAであるか
に依存して、窒素性塩基はアデニン、グアニン、ウラシル、シトシン及びチミン
から選択される;または上記ヌクレオチドは、3の連続的なエレメントの少なく
とも一つにおいて修飾されてもよい;例として上記修飾は、上記塩基で生じても
よく、イノシン、5-メチルデオキシシチジン、デオキシウリジン、5-(ジメチル
アミノ)デオキシウリジン、2,6-ジアミノプリン、5-ブロモデオキシウリジン、
及びハイブリダイゼーションを促進するいずれかの他の修飾塩基のような修飾塩
基を生ずる;上記糖においては、修飾は、ポリアミドによる少なくとも一つのデ
オキシリボースの置換よりなることができ、上記リン酸基においては、修飾は、
特にジホスフェート、アルキル−及びアリールホスホネート及びホスホロチオエ
ートエステルから選択されるエステルによる置換より成ることができる; − 「情報的な配列」は、構成する関連する向きでの化学的性質及び順序を有す
る、いずれかの順序立ったモノマーの連続、さもなければ天然の核酸ものと同様
な質の機能的情報のアイテムを意味するように解される; − ハイブリダイゼーションは、適切な操作条件の下で、十分に相補的な配列を
有する二つのヌクレオチド断片が、特に高度に厳密な条件において、特に二重ま
たは三重、好ましくはヘリックスの形態で複合体構造を形成するようにペアを形
成する間の工程を意味するように解される(Maniatis等, Molecular Cloning, Co
ld Spring Harbor, 1982参照);一般的に、使用されるプローブの長さに依存し
て、これらの条件は以下のものである:ハイブリダイゼーション反応のための温
度は、約0.8から1Mの濃度での生理食塩水溶液において、約20℃から65
℃の間、特に35℃及び65℃の間である; − プローブは、少なくとも6のモノマー、有利には10から100のモノマー
、好ましくは10から30のモノマーを含み、高度に厳密な条件の下でハイブリ
ダイゼーションの特異性を有する、化学的に合成された、またはより長いヌクレ
オチド断片の切断若しくは酵素的切断によって得られたヌクレオチド断片を含む
;好ましくは、10未満のモノマーを有するプローブは単独では使用されず、ほ
ぼ等しい短いサイズかその他の別のプローブの存在下で使用される;特定の特別
な条件の下で、100より大きいモノマーのサイズのプローブを使用することが
有用であろう;特に診断目的のためには、例えば捕獲及び/または検出プローブ
といった分子のようなプローブが使用されてもよい; − 捕捉プローブは、例えば共有結合または受動的な吸着によって、いずれかの
適切な手段、つまり直接的または間接的に固相の支持体に固定化されてもよい;
− 検出プローブは、特に放射性同位元素、特にペルオキシダーゼ及びアルカリ
ホスファターゼ及び色素性、蛍光性または発光性基質を加水分解できるものから
選択される酵素、色素形成性化合物、色素性、蛍光性または発光性化合物、ヌク
レオチド塩基類似体及びビオチンから選択されるラベルによって標識されてもよ
い; − 本発明の診断目的のために使用されるプローブは、あらゆる周知のハイブリ
ダイゼーション法、特に「ドットブロット」、「サザンブロット」、標的として
RNAを使用する以外「サザンブロット」と同等な方法である「ノーザンブロッ
ト」、サンドイッチ法と称される方法において使用されてもよい;有利には、特
異的な捕獲プローブ及び/または特異的な検出プローブを含むサンドイッチ法が
本発明において使用され、該方法においては、捕獲プローブ及び検出プローブが
、少なくとも部分的に異なるヌクレオチド配列を有すると解される; − プライマーは、例えばPCR(ポリメラーゼ連鎖反応)のような増幅法、シ
ークエンシングのような伸張法、逆転写の方法等において、酵素的な重合の開始
のための高度に厳密な条件の下でハイブリダイゼーション特異性を有する、少な
くとも6のモノマー、有利には10から30モノマーを含むプローブである。
【0015】 逆転写酵素活性を有するウイルスは、一般的にRNAとDNA形態で同等に十
分に特徴付けされているという事実に鑑み、ウイルスDNAとRNAの両者は、
本開示に従ったMSRV−1と称される、上記逆転写活性を有するウイルスに関
する配列を特徴付けするために参照されるであろう。
【0016】 物質または薬剤の検出は、上記物質または上記薬剤の同定及び定量、または分
離若しくは単離の全てを意味するように以下では解される。
【0017】 本発明のより十分な理解は、添付された図面を参考にして、以下の詳細な説明
を読むことで得られるであろう。
【0018】
【実施例】
実施例1:MSRV−LTR領域の決定 RT−PCR増幅を、gag領域中に位置するアンチセンス3’プライマー、
及び3’末端で以前に得られたR配列から定義された5’センスプライマーで実
施した(クローン6,以下に記載)。かくして、R(87bp)、U5(456
bp)、PBS及び5’gag領域を包含するクローンLB15(配列番号1)
を、濃縮した培養粒子から得た。ポリアデニル化部位は、R及びU5領域の接合
部に位置する「CA」ジヌクレオチドモチーフと適合的であり、推定のポリ(A
)下流シグナルは、コンセンサス配列「YGTGTTYY」を有するポリ(A)
シグナルの24ヌクレオチド下流の距離に位置する。U5領域の下流に同定され
た推定のプライマー結合部位(PBS)は、トリtRNATrp相補的配列の3’
末端に関連してることが明らかにされている。
【0019】 2のやや短いフレーム中ORF(配列番号2及び配列番号3)が、RU5領域
に見出されたことも注目に値する。3’LTR U3R領域は、MS血漿から抽
出されたDNアーゼ処理RNAに対する増幅によって得られたCL6クローン(
ず2)中で同定された。MSRV RNAに対する5’伸張によって得られた5
’LTR配列との比較によって、env ORFの下流に位置し、末端にポリA
テールを有する、CL6 LTR領域中の299bp長のU3領域と84bp長
のR領域が同定された。典型的な調節エレメントCAATボックスは、推定のU
3領域中の二つの位置で観察されたが、いくつかの転写因子のための他の推定の
結合部位もまた、Transcription Factorデータベースで検出された(Heinemeyer
T, Wingender,E, Reuter,I, Hermjakob,H, Kel,AE, Kel,OV, Ignatieva,EV, Ana
nko,EA, Podkolodnaya,OA, Kolpakov,FA, Podkolodny,NL及びKolchanov,NA (199
8), Databeses on transcriptional regulation: TRASFAC, TRRD, and COMPEL.
Nucleic Acid Res. 26, 364-370)。
【0020】 TATAボックス(TATAAA)は、多くのレトロウイルスについて記載さ
れているように、U3領域中に観察された。最後に、ポリ(A)シグナル(AA
TAAA)は、TATAボックスの83bp下流に見出された。
【0021】 異なる起源由来のLTRクローンのプロモーター活性を評価するために、MS
血漿RNA(CL6)、及び非MS DNA(5M6)と非MS胎盤RNA(P
H74)中の関連HERV−Wコピーから得た、LTRクローン由来のサブクロ
ーン化U3R領域でCATアッセイを実施した。図3に示されるように、MS血
漿由来のCL6クローン中のLTR配列と強力な活性が関連するのに対し、5M
6及びPH74クローンのそれぞれで、微弱な及び普通のプロモーター活性が見
出された。同様な結果は、異なる細胞タイプで得られた。
【0022】 実施例2:実施例1で使用した物質と方法 標準的な酸性化グアニジンチオシアネート法、または「viral RNA extraction
kit」(Boehringer Mannheim)によって、MS血漿若しくは精製粒子から全RN
Aを抽出した。DNアーゼI処理の後、ランダムヘキサヌクレオチドプライマー
、特異的MSRVプライマー、または標識オリゴdTプライマーのそれぞれで、
RNAを逆転写し(Expand(登録商標)RT, Boehringer Mannheim)、集合若し
くは半集合PCR(Long Expand PCR kit - Boehringer Mannheim)によって増幅
した。各アッセイについて、非RTコントロールを実施した。MSRV pol
領域からの5’及び3’伸張を実施し、以下に示されたプライマーでクローンを
得た。 LB15: センスプライマー 5' GCAACAGCAACCCCCTTTGGGT 3' アンチセンスプライマー 5' CTTGGAGGGTGCATAACCAGGGAAT 3' 5' CTATGTCCTTTTGGACTGCTGTTTGGGT 3' CL6: センスプライマー 5' GCCATCAAGCCACCCAAGAACTCTTAACTT 3' 5' CCAATAGCCAGACCATTATATACACTAATT 3' アンチセンスプライマー 5' GACTCGCTGCAGATCGATTTTTTTTTTTTTTTTT 3'
【0023】 PCR断片をTAクローニング(登録商標)キット(Invitrogen)のpCR2.
1内にクローン化し、「Prism ready reaction kit dye deoxyterminator cycle
sequencing kit] (Applied Biosystems)を使用して、Applied Biosystem 377及
び377A自動DNAシークエンサーで両方向にシークエンスした。
【0024】 CL6(本出願人の名でWO-99/02666に示される)、PH74(本出願人の名
でWO-99/02696に示される)及び5M6(本出願人の名でWO-99/02666に示される
)クローン(それぞれMS血漿RNA、胎盤RNA及びヒトDNAから得られた
)由来のU3R領域を、CATアッセイのためpCAT3(Promega-Biotech, Ma
dison, WI, USA)内にクローン化した。2μgの精製組換えプラスミドで、Super
fect Transfection Kit (Qiagen GmbH, Germany)を使用してHela、PG4、
BeWoまたはJurkat細胞でトランスフェクション実験を実施した。イン
キュベーションの48時間後、細胞を回収して、CAT Enzyme Assay System (Pro
mega-Biotech)の使用によってCAT活性を評価した。この目的のために、製造
者の推奨に従ってLiquid Scintillation Counting (LSC)プロトコールを実施し
た。陽性コントロールは、pCAT3 Control (Promega-Biotech)の2μgによって
トランスフェクトされた細胞より成った。
【配列表】
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、RU5領域中のクローンLB15(ヌクレオチド1か
ら623を表す)、並びにgag中のクローンCL2(ヌクレオチド624から
1680を表す)及びCL17(ヌクレオチド1681から2052を表す)に
よって包含される領域に対応する5’ヌクレオチド配列を示す。アミノ酸(AA
)翻訳は、gagヌクレオチド配列の下部に示される。Rにおけるポリアデニル
化部位は囲まれており、U5中のポリアデニル化下流シグナルは下線が引かれて
いる。(//)はフレームシフトを示し、(.)は停止コドンを示す。太字のAAは、
キャプシド中の主要ホモロジー領域(MHR)に対応する。下線が引かれたAA
は、ヌクレオキャプシド中の保存された位置に対応する。
【図2】 図2は、5’env領域がC15(ヌクレオチド1から147
9)から得られ、3’env及びLTR配列がクローンCL6(ヌクレオチド1
480から2030)から得られたことを示す。垂直の矢印は、env領域とU
3,Rサブ構造を示す。env領域において:ペプチドシグナル及び推定の免疫
抑制ペプチドに下線が引かれ、N末端グリコシル化部位が囲まれ、二つの推定の
切断部位が垂直な矢印によって示される。U3R領域において:CAAT調節エ
レメント、TATAボックスが下線が引かれ;キャップ部位及びポリAシグナル
もまた示されている。
【図3】 図3は、MS血漿RNA(CL6)、正常胎盤RNA(PH7
4、登録番号AF072506)及びヒト細胞DNA(5M6)から得たU3Rクローン
のプロモーター活性を示す。U3R配列は、pCAT3エンハンサーレポーター
ベクター内にクローン化された。CAT活性を、インキュベーションの48時間
後に測定し、対応する配列のプロモーター効力を表す。提示された値は、3の独
立の実験の平均に対応する。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年5月31日(2001.5.31)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01N 33/577 C12P 21/08 // C12P 21/08 C12N 15/00 ZNAA (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 フローレンス・コムリアン−プラデル フランス・F−69250・ポリミュー・オ ウ・モン・ドール・シュマン・デュ・パヴ ィロン・114 Fターム(参考) 4B024 AA11 CA02 CA09 CA20 HA12 4B063 QA01 QA19 QQ10 QR31 QR55 QR62 4B064 AG27 DA13 4H045 AA10 AA11 CA01 DA75 DA76 EA53

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配列番号2,配列番号3及び配列番号4から選択されるペプ
    チド配列を含むタンパク質の発現をコードするヌクレオチド配列を含む、LTR
    −RU5領域のヌクレオチド断片、及び相補的なヌクレオチド断片。
  2. 【請求項2】 上記タンパク質が配列番号3より成る、請求項1記載のヌク
    レオチド断片。
  3. 【請求項3】 上記タンパク質が配列番号2及び配列番号4を含む、請求項
    1記載のヌクレオチド断片。
  4. 【請求項4】 上記タンパク質が配列番号2及び配列番号4より成る、請求
    項1記載のヌクレオチド断片。
  5. 【請求項5】 10から1000モノマーを含み、高度に厳密な条件におい
    て、請求項1記載のヌクレオチド断片と特異的にハイブリダイズする、MSRV
    −1レトロウイルスの検出のための核酸プローブ。
  6. 【請求項6】 10から30モノマーを含み、高度に厳密な条件において、
    請求項1記載のヌクレオチド断片とハイブリダイズする、MSRV−1ウイルス
    の核酸レトロウイルス配列の重合による増幅のためのプライマー。
  7. 【請求項7】 請求項1から4のいずれか一項記載のヌクレオチド断片によ
    ってコードされるタンパク質。
  8. 【請求項8】 配列番号2,配列番号3及び配列番号4より成る群から選択
    されるペプチド配列を含む、請求項7記載のタンパク質。
  9. 【請求項9】 配列番号3のペプチド配列より成る、請求項7記載のタンパ
    ク質。
  10. 【請求項10】 配列番号2及び配列番号4より成る群から選択されるペプ
    チド配列を含む、請求項7記載のタンパク質。
  11. 【請求項11】 配列番号2及び配列番号4より成る群から選択されるペプ
    チド配列より成る、請求項7記載のタンパク質。
  12. 【請求項12】 配列番号4の少なくとも6のアミノ酸を含むポリペプチド
  13. 【請求項13】 配列番号4の少なくとも8のアミノ酸を含む、請求項12
    記載のポリペプチド。
  14. 【請求項14】 配列番号4の少なくとも12のアミノ酸を含む、請求項1
    3記載のポリペプチド。
  15. 【請求項15】 請求項7から11のいずれか一項記載のタンパク質、また
    は請求項12から14のいずれか一項記載のポリペプチドに対して向けられた、
    ポリクローナル抗体またはモノクローナル抗体。
  16. 【請求項16】 生物学的サンプルと請求項5記載のプローブを接触させる
    こと、上記プローブが上記生物学的サンプル中の核酸に結合するかどうかを調べ
    ることを含み、ここで結合はMSRV−1の存在を示す、生物学的サンプル中の
    MSRV−1レトロウイルスの存在を検出する方法。
  17. 【請求項17】 生物学的サンプルと請求項15記載の抗体を接触させるこ
    と、上記抗体が上記生物学的サンプル中の本発明のタンパク質に結合するかどう
    かを調べることを含み、ここで結合はMSRV−1の存在を示す、生物学的サン
    プル中のMSRV−1レトロウイルスの存在を検出する方法。
  18. 【請求項18】 請求項7から11のいずれか一項記載のタンパク質または
    その断片の抗原特性または生物学的特性を検出することを含む、生物学的サンプ
    ル中のMSRV−1レトロウイルスの存在を検出する方法。
  19. 【請求項19】 上記断片が、請求項12から14のいずれか一項記載のポ
    リペプチドである、請求項18記載の方法。
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