JP2002535795A - 適応フィードフォワード・キャンセル化の方法と装置 - Google Patents

適応フィードフォワード・キャンセル化の方法と装置

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JP2002535795A JP2000594110A JP2000594110A JP2002535795A JP 2002535795 A JP2002535795 A JP 2002535795A JP 2000594110 A JP2000594110 A JP 2000594110A JP 2000594110 A JP2000594110 A JP 2000594110A JP 2002535795 A JP2002535795 A JP 2002535795A
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Abstract

(57)【要約】 ディスクドライブでディスクの次のセクタの適応フィードフォワード・キャンセル化信号を発生する方法と装置を提供する。キャンセル化信号は少なくとも1つの三角関数を乗算された少なくとも1つのタップ重みを含む。キャンセル化信号を形成するため、本方法と装置は、ディスクドライブのフィードフォワード・キャンセル化部品に対するサーボループ伝達関数を最初に決定する。伝達関数は次いで逆転されてフィルタ・パラメータを形成する。次いで現在の信号に対する位置エラー値が測定され、フィルタ・パラメータから形成されたフィルタを通過する。これは、次のセクタのキャンセル化信号のタップ重みを決定するために現在のセクタのタップ重みと共に使用されるフィルタ通過位置エラー値を作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (関連出願の引用) 本願は、改良された適応フィードフォワード・キャンセル化という名称の19
99年1月15日提出の第60/116,071号を有する米国暫定特許出願か
らの優先権を請求する。
【0002】 (発明の分野) 本発明は、ディスクドライブに関する。特に、本発明は繰返し型の振れ(外れ
)の補償に関する。
【0003】 (発明の背景) コンピュータのディスクドライブでは、データはコンピュータのディスク上に
同心トラックで記憶される。相対的に高いトラック密度のディスクドライブでは
、サーボ帰還ループを使用して読取りまたは書込み操作時にヘッドを所要トラッ
ク上に保持する。これは、専用サーボディスクまたはディスク上のデータ間に介
在する角度方向に隔置したセクタ上のどちらかの予め記録されたサーボ情報を利
用することにより達成される。トラック追随時に、ヘッドにより検出されたサー
ボ情報が復調されて位置エラー信号(PES)を発生し、この信号は、トラック
中心から離れたヘッドの位置エラーの指示を与える。次いでPESはアクチュエ
ータ制御信号に変換され、これが帰還されてヘッドを位置決めするアクチュエー
タを制御する。
【0004】 一般に、2つの形式のヘッド位置決めエラー:繰返し型と非繰返し型がある。
非繰返し型エラーは一般的に予測不能であり、したがって発生するまで除去する
ことが出来ない。ディスクドライブの構造の機械的不整またはサーボトラックの
書込み時に導入されたエラーにより一般的に発生する繰返し型エラーは、予測可
能であり、したがって理論的には発生時にキャンセル可能である。一般に、これ
らの繰返し型ランアウトエラー(repeatable runout error:RRO)は、繰返
し型位置決めエラーをキャンセルする補償信号をサーボループに導入することに
より除去される。このような補償信号を発生する技術は、フィードフォワード・
キャンセル化(feedforward cancellation)と一般的に呼ばれる。
【0005】 フィードフォワード・キャンセル化信号は、サーボループに導入されるため、
ある条件下ではサーボループを不安定にさせることがある。特に、キャンセル化
信号が特定の位置エラー信号に対して大きすぎる場合、キャンセル化信号はヘッ
ドをトラック中心線上で振動させ、ヘッドをトラック上の定常状態位置に到達さ
せ得ない。
【0006】 この問題を避けるため、従来技術は適応フィードフォワード・キャンセル化を
開発した。適応フィードフォワード・キャンセル化の例は、ワークマン(米国特
許第4,616,276号)に示されている。適応フィードフォワード・キャン
セル化では、キャンセル化信号は最初0に設定される。次いで第1セクタで位置
エラー信号が測定され、次のセクタのキャンセル化信号の振幅を設定するために
使用される。不安定性を避けるため、位置エラー信号は、0と1の間の学習レー
トを乗算される。あるシステムでは、学習レートは各連続するセクタで減少され
て安定性をさらに保証すると共に、キャンセル化信号が繰返し型ランアウトエラ
ーを完全にキャンセルする見込みを改良する。
【0007】 現在のフィードフォワード・キャンセル化技術の1つの問題は、すべてのディ
スクドライブで安定性を保証するためには学習レートを非常に低く設定しなけれ
ばならない点である。結果として、キャンセル化信号は特に高次高調波で長くな
って引きずる。事実、あるディスクドライブでは、キャンセル化信号はある種の
高調波で繰返し型ランアウトエラーを完全にキャンセルする値にまで到達するこ
とができない。
【0008】 (発明の要約) ディスクドライブでディスクの次のセクタの適応フィードフォワード・キャン
セル化信号を発生する方法と装置を提供する。キャンセル化信号は少なくとも1
つの三角関数を乗算された少なくとも1つのタップ重みを含む。キャンセル化信
号を形成するため、本方法と装置は、ディスクドライブのフィードフォワード・
キャンセル化部品に対するサーボループ伝達関数を最初に決定する。伝達関数は
次いで逆転されてフィルタ・パラメータを形成する。次いで現在の信号に対する
位置エラー値が測定され、フィルタ・パラメータから形成されたフィルタを通過
する。これは、次のセクタのキャンセル化信号のタップ重みを決定するために現
在のセクタのタップ重みと共に使用されるフィルタ通過位置エラー値を作成する
【0009】 (詳細な説明) 図1は、本発明が有用であるディスクドライブ100の斜視図である。ディス
クドライブ100は、ベース102と上部カバー(図示せず)を有するハウジン
グを含む。ディスクドライブ100はさらにディスクパック106を含み、この
ディスクパックはディスククランプ108によりスピンドル・モータ(図示せず
)に取り付けられる。ディスクパック106は複数枚の別々なディスクを含み、
これらは中心軸109の周りに同心回転用に取り付けられる。各ディスク面は、
ディスク面と通信するためディスクドライブ100に取り付けられた関係ディス
クヘッド・スライダ110を有する。図1に示した例では、スライダ110はサ
スペンション112により支持され、このサスペンション112はアクチュエー
タ116のトラック・アクセスアーム114に取り付けられる。図1に示したア
クチュエータは、回転移動コイル・アクチュエータとして知られる型式のもので
、全体を118で示すボイスコイル・モータ(VCM)を含む。ボイスコイル・
モータ118は、アクチュエータ116をその取り付けヘッド110と共にピボ
ット・シャフト120のまわりで回転させて、ディスク内周124とディスク外
周126との間のアクチュエート路122に沿った所要データトラック上にヘッ
ド110を位置決めする。ボイスコイル・モータ118は、ヘッド110とホス
ト・コンピュータ(図示せず)により発生された信号を基にサーボ・エレクトロ
ニクス130により駆動される。
【0010】 図2は、従来技術のあるサーボ・エレクトロニクス130に見出されるサーボ
ループ202中の従来技術フィードフォワード・キャンセル化システム200の
ブロック線図である。サーボループの正確な構造は本発明には重要でないため、
サーボループ202は簡略化した形式で示されている。サーボループは、図2の
簡略化線図より複雑であることを当業者は認識できるであろう。
【0011】 図2では、サーボループ202は、ディスク上のヘッドの所要位置を指示する
基準信号(REF)を受け取るサーボ制御器204を含む。基準信号を基に、デ
ィジタル制御器204は、キャンセル化加算ノード206(以下で説明)とディ
ジタル・アナログ変換器208へ渡すディジタル制御値を発生する。ディジタル
制御値は、ディジタル・アナログ変換器208によりアナログ電流に変換され、
このアナログ電流は電力増幅器210により増幅されてアクチュエータ制御電流
を発生する。アクチュエータ制御電流は、ヘッド・ディスク組立体(HDA)2
12のボイスコイル・モータに与えられて、電流の大きさと極性を基にボイスコ
イル・モータを移動させる。ボイスコイル・モータが移動すると、ボイスコイル
・モータに取り付けたヘッド・ジンバル組立体がディスク上を移動し、これによ
りディスク上のトラックに対するヘッドの位置を変更する。
【0012】 ディスク上に記憶されたサーボ・パターンを使用して、ヘッドはヘッドからト
ラック中心への距離を示すアナログ信号を発生する。アナログ信号はアナログ・
ディジタル変換器214に与えられ、この変換器214はアナログ信号からディ
ジタル信号を形成する。ディジタル信号は次いで基準信号と組み合されて、制御
器204へ帰還される位置エラー信号(PES)を発生する。制御器204は、
この位置エラー信号を使用して新たなディジタル制御値を発生する。特に、制御
器204は、ヘッドを所要のトラック位置へ持ってくるよう設計されたディジタ
ル値を発生する。
【0013】 埋込みサーボシステムでは、サーボ情報はデータトラックに沿ったセクタに記
憶される。図3は、トラック322に沿ったデータ・フィールド312、314
、316、318及び320間に介在するサーボ・セクタ302、304、30
6、308及び310を示すディスク300の平面図である。図3はスケールを
合わせて描画されておらず、大部分のディスクはこれより多数のサーボ・フィー
ルドを有していることに注意されたい。例えば、本発明の1実施例では、トラッ
ク当り120のサーボ・フィールドがある。
【0014】 ディスクの何回転かで測定した位置エラー信号の周波数スペクトルを調べるこ
とにより繰返し型ランアウトエラーを見ることが出来る。このようなスペクトル
の例を図4に示す。ここで位置エラー信号の振幅は、垂直軸400に沿ってマク
ロインチで示され、周波数が水平軸402に沿って示されている。図4で、繰返
し型ランアウトエラーがスペクトルのピーク404、406、408、410、
412、414、416、418及び420として現れている。これらのピーク
は基本セクタ周波数の高調波で発生し、この基本セクタ周波数は2π/Nとして
定義され、ここでNはディスクの1回転におけるセクタ数である。
【0015】 上述したように、従来技術は、適応フィードフォワード・キャンセル化を開発
して繰返し型ランアウトエラーをキャンセルする。適応フィードフォワード・キ
ャンセル化は、サーボループに追加される各セクタの補正値を発生する。一般に
、この補正値は以下で計算される: U(k)=W1(k)X1(k)+W2(k)X2(k) 式1
【0016】 ここでW1(k)とW2(k)はタップ重みで、X1(k)とX2(k)はセクタ
kの正弦及び余弦関数の値であり、これは以下で定義される: X1(k)=sin[k(2π/N)] 式2 X2(k)=cos[k(2π/N)] 式3 ここで、Nはディスクの1回転におけるセクタ数である。
【0017】 適応フィードフォワード・キャンセル化では、各タップ重みは、前のセクタの
タップ重みと前のセクタの測定された位置エラー信号との関数である。特に、従
来技術では、タップ重みは以下で定義される: W1(k+1)=W1(k)+C(k)・PES(k)・X1(k) 式4 W2(k+1)=W2(k)+C(k)・PES(k)・X2(k) 式5 ここで、C(k)は学習レートであり、PES(k)はk番目のセクタの位置
エラー信号である。
【0018】 上記式1では、基本周波数のみがキャンセル値によりキャンセルされる。しか
しながら、キャンセル値が基本周波数の高調波を含むように式1を拡張可能であ
る。特に、正弦及び余弦項を各高調波に追加する。これは以下の一般化式を生成
する:
【0019】 図2では、適応フィードフォワード・キャンセル化システム200は、マイク
ロプロセッサ220、ランダムアクセス・メモリ222、及び正余弦表224を
使用して式6から式10を実装する。特に、マイクロプロセッサ220は、前の
セクタのタップ重みとアナログ・ディジタル変換器214から取られた前のセク
タの位置エラー信号とを使用して新たなタップ重みの組を発生する。マイクロプ
ロセッサ220は、位置エラー信号にランダムアクセス・メモリ222に記憶さ
れた学習レートと、正余弦表224に記憶された前のセクタの正弦または余弦関
数とを乗算する。マイクロプロセッサ220は、次いで各新たなタップ重みに、
正余弦表224に記憶された現在のセクタの各正弦または余弦値を乗算する。
【0020】 図2のサーボループは、要素を組合せ、組合せた要素に単一の利得を割当てる
ことにより簡略化される。簡略化したブロック線図の例は図5に示されており、
ここで利得Pのアクチュエータ・ブロック450が、ディジタル・アナログ部品
208、電力増幅器210、ヘッド・ディスク組立体212及びアナログ・ディ
ジタル変換器214の代わりに示されている。図2の制御器は、図5では制御器
ブロック452として示され、Cの利得を有する。適応フィードフォワード・キ
ャンセル化回路はAFCブロック454として示されている。
【0021】 図5では、繰返し型ランアウト外乱は、アクチュエータ450により出力され
た位置情報に追加される外乱dとして示されている。フィードフォワード・キャ
ンセル化信号はUとして示され、これは制御器452により発生される制御信号
から減算される。
【0022】 AFC450が如何に迅速に繰返し型ランアウトをキャンセルするかを決定す
る一つの要因は、キャンセル化信号Uの変化に対するサーボループの応答である
。特に、AFC450は、受け取った位置エラー信号を基にそのキャンセル化信
号を調節するため、キャンセル化信号Uの変化により位置エラー信号が変化する
程度が、AFC450がキャンセル化信号で収束する速度に影響する。キャンセ
ル化信号の小さな変化が位置エラー信号の大きな変化を生じる場合、キャンセル
化信号の変化のためPESが発振しやすくなるため、AFC450が最終キャン
セル化信号に到達することが一般的により困難となる。キャンセル化信号の変化
が全周波数で位置エラー信号の同様な大きさの変化を生じるのが理想である。
【0023】 図5を使用して、PES信号とキャンセル化信号との間の関係を決定すること
が可能である。一般に、この関係は、キャンセル化信号の対応する変化に対する
PES信号の変化に等しい伝達関数Gに関して定義される。これは、基準信号と
繰返し型ランアウト信号を0に設定し、サーボループをトレースすることにより
図5から決定することが出来る。したがって、図5から以下が明らかである: (C(PES)−U)P=−(PES) 式11 これを変形して: (PES)/U=G=P/(1+CP) 式12
【0024】 上述したように、理想的には、この伝達関数は、キャンセル化信号の変化がA
FC450により検出される位置エラー信号において等しい変化を生じるよう総
ての周波数に対して1に等しい。しかしながら、ディスクドライブでは、1に等
しいことがあったとしてもこの伝達関数は稀であり、多くのディスクドライブで
高度に周波数依存である。このように、従来の適応フィードフォワード・キャン
セル化システムの収束性は、理想からは程遠い。
【0025】 この問題を克服するため、本発明は戻された位置エラー信号と適応フィードフ
ォワード・キャンセル化システムとの間に新たなフィルタを導入する。新たなフ
ィルタは、伝達関数が1に近づくように伝達関数を変更する。図6は、Fの利得
を有するフィルタ526として新たなフィルタを示した本発明の実施例のブロッ
ク線図を与える。
【0026】 図6で、サーボループ502の残りの部分は図2のものと同様であり、制御器
504、加算器506、ディジタル・アナログ変換器508、電力増幅器510
、ヘッド・ディスク組立体512、及びアナログ・ディジタル変換器514から
構成される。適応フィードフォワード・キャンセル化システム500の残りの部
分も図2のシステムと同様であり、マイクロプロセッサ520、ランダムアクセ
ス・メモリ522及び正余弦表524を含む。
【0027】 新たなフィルタにより、AFCシステムにより検出される伝達関数は以下とな
る: (PES)´/U=F(PES)/U=FG 式13
【0028】 ここで、(PES)´は、フィルタ526によりAFCシステムに与えられた
PES信号である。式13を使用して、以下のようにフィルタ526の利得を伝
達関数Gの逆数に設定することにより、本発明はAFCにより検出された伝達関
数を全周波数で1に向けて強制する: (PES)´/U=FG=(1/G)G=1 式14
【0029】 本発明はこれによりAFCシステムの収束性を改良できる。
【0030】 本発明の一実施例では、フィルタ526は、図7の3次フィルタ600として
実現される。フィルタ600は、PES値を1セクタづつ遅延させる2個の遅延
装置602と604と、現在のPES値、前のPES値および2つ前のPES値
の各々の寄与を重み付けする3個の重み付けブロック606(b0)、608(
1)および610(b2)とを含む。重み付けブロックの出力は、遅延装置61
2と重み付けブロック614(a0)とにより発生された前のフィルタ出力 の遅延され重み付けられた版と共に加算される。フィルタの生成出力は として示され、以下のように定義される: ここで、PES(k)は、現在のセクタkの位置エラー信号である。
【0031】 フィルタ600は、プログラム可能なハードウェアまたはソフトウェアで実装
できることが当業者には認識される。
【0032】 図8は、本発明の一実施例を実施した流れ図である。図8の過程はステップ7
00で開始し、ここでサーボシステムの閉ループ周波数応答が決定される。各種
の周波数の信号を入力に導入して生成した位置エラー信号を測定することを含む
、閉ループ応答を決定する多数の既知技術が存在する。図5の簡略化線図を使用
すると、この測定は(1/1+CP)により表される応答を与える。
【0033】 図8のステップ702で、アクチュエータの機械的周波数応答(P)が測定さ
れる。これは、アクチュエータをモデル化することにより、または各種の周波数
の制御信号をアクチュエータに印可してヘッドにより発生された生成エラー信号
を測定することにより実行可能である。
【0034】 ステップ704でアクチュエータの周波数応答(P)は、サーボシステムの閉
ループ応答と組合されて以下のような伝達関数Gを生成する: G=P・(1/1+CP) 式16
【0035】 ステップ706で、伝達関数Gは逆転され、実際の分子と分母係数に合わされ
てフィルタFのフィルタ・パラメータ(b0、b1、b2及びa0)を形成する。こ
れは、MATLAB(マサチューセッツ州ナティックのマスワーク社から市販さ
れている)のような制御ソフトウェアを使用して達成可能である。特に、MAT
LABの「invfreqz」関数を使用できる。
【0036】 多くの実施例で、ステップ700から706は各ディスクドライブで1回だけ
実行され、以後フィルタは固定されたままである。
【0037】 フィルタが一旦作成されると、トラック追随がステップ708で開始される。
ヘッドがサーボ・インデックスを通過すると、以下のような形式の初期キャンセ
ル化信号がステップ710で作成される: ここで、iは基本セクタ周波数の高調波を表し、mは問題の高調波の総数であ
る。 は、初期0に設定された高調波固有の適応タップ重みである。
【0038】 ステップ712で、最初の現在セクタ(k)用に作成された位置エラー信号が
Fフィルタ(図6の526、図7の600)を通過してフィルタ通過PES値 を発生する。次いでこの値をステップ714で使用して以下の式を用いて全高調
波の次のセクタ(k+1)のタップ重みを更新する:
【0039】 ここで、 は、次のセクタk+1とi番目の高調波のタップ重みであり、 は、現在のセクタ(k)とi番目の高調波のタップ重みであり、μは学習レート
である。ある実施例では、学習レートは各セクタで徐々に減少するよう適合され
る。
【0040】 ステップ714でタップ重みが決定されると、上記式17を使用してステップ
716で新たなキャンセル化信号が発生される。そして、この新たなキャンセル
化信号は、次のセクタに適用され、過程はステップ712に復帰して、次のセク
タが現在のセクタとなる。
【0041】 図9、図10、図11及び図12は従来技術に対する本発明の改良された性能
を示すグラフである。これらのグラフは75Hzで回転するトラック当り120
セクタを含むディスクを基にしたシミュレーションにより作成された。
【0042】 図9と図10は、各々従来技術と本発明で発生されたキャンセル化信号の効果
を示す。両方の場合で式17を使用してキャンセル化信号を発生した。しかしな
がら、タップ重みは異なって更新されている。特に、従来技術では、本発明のフ
ィルタ通過位置エラー信号、 の代わりに式18と19で位置エラー信号が直接使用されている。図9と図10
は、位置エラー信号の全周波数に対する効果を図示しておらず、代わりに基本周
波数での位置エラー信号の部分の効果のみを図示している。図9と図10では、
位置エラー信号は各々垂直軸800と900に沿って図示され、時間が水平軸8
02と902に沿って図示されている。これらの結果を得るために、従来技術に
は、「.01」の学習レートμが使用され、本発明には、「.1」の学習レート
が使用された。従来技術の「.01」の学習レートは収束性の必要により限定さ
れる。
【0043】 図9と図10から分かるように、従来技術と本発明はだいたい同時間で基本周
波数成分をキャンセルする。
【0044】 図11と図12は位置エラー信号の第4次高調波に関して、各々従来技術と本
発明のキャンセル効果を図示する。図11と図12では、位置エラー信号は垂直
軸1000と1100とに沿って図示され、時間は水平軸1002と1102と
に沿って示されている。不安定性を避けるため、従来技術の学習レートは「.0
01」に限定される。しかしながら、図11に示すように、この最大学習レート
でさえも、従来技術は位置エラー信号の第4次高調波を完全にキャンセルできな
い。対照的に、本発明では、基本周波数に使用したものと同じ「.1」の学習レ
ートを第4次高調波にも使用する。これにより、本発明を使用して基本周波数成
分をキャンセルするのに要した時間とだいたい同じ時間で第4次高調のキャンセ
ルが生じる。したがって、本発明は繰返し型ランアウトの高次周波数成分のキャ
ンセル化を改良し、全ての周波数成分をだいたい同じ時間でキャンセルする。1
実施例では、全ての周波数成分がディスクの1回転以内でほとんど0まで減少さ
れる。
【0045】 要約すると、ディスクドライブ100でディスク300の次のセクタ304の
適応フィードフォワード・キャンセル化信号、Uを発生する方法が提供される。
キャンセル化信号は、少なくとも1つの三角関数、cos[i(k+1)(2π
/N)]を乗算した、少なくとも1つのタップ重み、 を含む。キャンセル化信号を発生する方法は、フィードフォワード・キャンセル
化部品454に対するサーボループ伝達関数Gを決定し、伝達関数を逆転してフ
ィルタ・パラメータを形成するステップを含む。次いで位置エラー値を現在のセ
クタkで測定し、位置エラー値がフィルタ526を通過してフィルタ通過位置エ
ラー値を生成する。次いで、フィルタ通過位置エラー値と現在のセクタのタップ
重み、 とを部分的に基にして、次のセクタのタップ重み、 が決定される。
【0046】 制御信号を発生する制御器504と、少なくとも部分的に制御信号を基にヘッ
ドを移動可能なアクチュエータ・ヘッド組立体508、510、512及び51
4とを含むディスクドライブ100のサーボシステムも提供される。アクチュエ
ータ・ヘッド組立体はまた、トラック322上のヘッドの位置を基に位置エラー
信号を発生可能である。適応フィードフォワード・キャンセル化部品500は、
フィルタ526からフィルタ通過位置エラー信号を受け取り、該フィルタ通過位
置エラー信号を部分的に基にして次のセクタのキャンセル化信号を作成すること
が可能である。フィルタ526の伝達関数は、適応フィードフォワード・キャン
セル化部品500の出力Uからフィルタ526の入力への伝達関数の逆数に近づ
く。
【0047】 本発明の各種の実施例の構造と機能の詳細と共に、本発明の各種の実施例の多
数の特徴と利点が上記説明に記載されたが、本開示は例示のためのみであり、詳
細な変更、特に添付の請求の範囲で表示された用語の広範な一般的意味により極
度に指示された本発明の原理内で部品の構造と配置に関して、変更が可能である
ことを理解すべきである。例えば、キャンセル化信号は、サーボループ内の異な
る位置に挿入することができ、これにより本発明の範囲と要旨から逸脱すること
なく伝達関数の計算とフィルタのパラメータを変更することが出来る。その他の
修正も可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の特徴が実施されるディスクドライブの斜視図である。
【図2】 適応フィードフォワード・キャンセル化システムを有する従来技術のサーボル
ープである。
【図3】 本発明に使用されるセクタ配置を示すディスクの平面図である。
【図4】 位置エラー信号の周波数スペクトルである。
【図5】 適応フィードフォワード・キャンセル化を有するサーボループの簡略化したブ
ロック線図である。
【図6】 本発明の適応フィードフォワード・キャンセル化システムを有するサーボルー
プのブロック線図である。
【図7】 図6のフィルタのブロック線図である。
【図8】 本発明での適応フィードフォワード・キャンセル化の方法の流れ図である。
【図9】 従来技術のキャンセル化技術を使用した基本周波数での位置エラー信号のグラ
フである。
【図10】 本発明のキャンセル化技術を使用した基本周波数での位置エラー信号のグラフ
である。
【図11】 従来技術のキャンセル化技術を使用した第4次高調波周波数の位置エラー信号
のグラフである。
【図12】 本発明のキャンセル化技術を使用した第4次高調波周波数の位置エラー信号の
グラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ゴメズ、ケビン、エイ シンガポール国 ジュロング イースト ストリート 31、 ナンバー 04−170、 ブロック 327 (72)発明者 ディン、ミングズホン シンガポール国 ブキト バトク ナンバ ー 04−18、 ブロック 534 Fターム(参考) 5D096 AA02 CC01 EE03 FF01 FF06 GG07 HH01 HH18 KK01

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクドライブでディスクの次のセクタの適応フィードフ
    ォワード・キャンセル化信号を発生する方法において、キャンセル化信号は少な
    くとも1つの三角関数を乗算された少なくとも1つのタップ重みを含み、 (a)ディスクドライブのフィードフォワード・キャンセル化部品に対するサ
    ーボループ伝達関数を決定するステップと、 (b)伝達関数を逆転してフィルタ・パラメータを形成するステップと、 (c)現在のセクタで位置エラー値を測定するステップと、 (d)フィルタ・パラメータから形成されたフィルタに位置エラー値を通して
    フィルタ通過位置エラー値を作成するステップと、 (e)フィルタ通過位置エラー値と現在のセクタのタップ重みとを部分的に基
    にして、次のセクタのキャンセル化信号のタップ重みを決定するステップと、 を含む、ディスクドライブでディスクの次のセクタの適応フィードフォワード
    ・キャンセル化信号を発生する方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の方法において、サーボループは、制御信号に
    応答してヘッドを移動しかつヘッドの位置を基に位置エラー信号を発生可能であ
    るPの伝達関数を有するアクチュエータ部品を含み、サーボループは、位置エラ
    ー信号を基に制御信号を発生可能であるCの伝達関数を有する制御器をさらに含
    み、サーボループ伝達関数を決定するステップは、P/(1+CP)の形式の伝
    達関数を決定するステップを含む方法。
  3. 【請求項3】 伝達関数を逆転してフィルタ・パラメータを形成するステッ
    プが、次式のフィルタ関数のフィルタ・パラメータを発生するステップを含む請
    求項1記載の方法: ここで、 b0,b1,b2,a0は、フィルタ・パラメータ PES(k)は、現在のセクタの位置エラー値 PES(k−1)は、前のセクタの位置エラー値 PES(k−2)は、2つ前のセクタの位置エラー値 は、前のセクタのフィルタ出力 は、現在のセクタのフィルタ出力 である。
  4. 【請求項4】 キャンセル化信号が次式の形を取る請求項1記載の方法: ここで、 は、次のセクタk+1のタップ重みを表す。
  5. 【請求項5】 キャンセル化信号が次式の形を取る請求項1記載の方法: ここで、mは、キャンセル化信号中に見出された基本セクタ周波数の高調波の
    総数 は、次のセクタk+1と高調波iのタップ重み を表す。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の方法において、伝達関数を決定するステップ
    は、複数個の周波数上で伝達関数を決定するステップを含み、キャンセル化信号
    のタップ重みを決定するステップは、基本周波数の各高調波に対して別々のタッ
    プ重みを決定するステップを含む方法。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の方法において、基本周波数の高調波のタップ
    重みを決定するステップが次式に従ってタップ重みを更新するステップを含む方
    法: ここで、 は、高調波iの次のセクタのタップ重み は、高調波iの現在のセクタのタップ重み μは、学習レート は、現在のセクタのフィルタ通過位置エラー信号 を表す。
  8. 【請求項8】 ディスクドライブでトラック上にヘッドを位置決めするサー
    ボシステムにおいて、 ヘッドにより発生された位置エラー信号を部分的に基にして制御信号を発生可
    能な制御器と、 アクチュエータとヘッドとを含み、前記制御器からの制御信号を少なくとも部
    分的に基にしてヘッドを移動可能であり、トラック上のヘッドの位置を基にした
    位置エラー信号を発生可能である、アクチュエータ・ヘッド組立体と、 現在のセクタのフィルタ通過位置エラー信号を受け取り可能であり、フィルタ
    通過位置エラー信号を部分的に基にした次のセクタのキャンセル化信号を発生可
    能な適応フィードフォワード・キャンセル化部品であって、該キャンセル化信号
    はキャンセル化部品の出力に与えられ、少なくとも1つの三角関数により乗算さ
    れた少なくとも一つのタップ重みを含む、適応フィードフォワード・キャンセル
    化部品と、 その入力に位置エラー信号を受け取り、適応フィードフォワード・キャンセル
    化部品に与えられるフィルタ通過位置エラー信号を作成するフィルタであって、
    該フィルタの伝達関数は適応フィードフォワード・キャンセル化部品の出力から
    該フィルタの入力に測定された伝達関数の逆関数に近づくフィルタと、 を含むディスクドライブでトラック上にヘッドを位置決めするサーボシステム
  9. 【請求項9】 請求項8記載のサーボシステムにおいて、適応フィードフォ
    ワード・キャンセル化部品が、次式の形のキャンセル化信号を発生するサーボシ
    ステム: ここで、 は、次のセクタkのタップ重みを表す。
  10. 【請求項10】 請求項9記載のサーボシステムにおいて、適応フィードフ
    ォワード・キャンセル化部品は、次式に従ってタップ重みを設定するタップ重み
    更新部品を含むサーボシステム: ここで、 は、次のセクタのタップ重み は、現在のセクタのタップ重み μは、学習レート は、現在のセクタのフィルタ通過位置エラー信号 を表す。
  11. 【請求項11】 キャンセル化信号が次式の形である請求項8記載のサーボ
    システム: ここで、mは、キャンセル化信号中に見出された基本セクタ周波数の高調波の
    総数 は、次のセクタk+1の高調波iのタップ重み を表す。
  12. 【請求項12】 請求項11記載のサーボシステムにおいて、適応フィード
    フォワード・キャンセル化部品は、次式に従ってタップ重みを設定するタップ重
    み更新部品を含むサーボシステム: ここで、 は高調波iの次のセクタのタップ重み は高調波iの現在のセクタのタップ重み μは、学習レート は、現在のセクタのフィルタ通過位置エラー信号 を表す。
  13. 【請求項13】 請求項8記載のサーボシステムにおいて、フィルタが次式
    の形の離散フィルタ関数を発生するため、遅延および重み付けブロックを含むサ
    ーボシステム: ここで、 b0、b1、b2及びa0は、フィルタ・パラメータ PES(k)は、現在のセクタの位置エラー値 PES(k−1)は、前のセクタの位置エラー値 PES(k−2)は、2つ前のセクタの位置エラー値 は、前のセクタのフィルタ通過位置エラー値 は、現在のセクタのフィルタ通過位置エラー値 である。
  14. 【請求項14】 請求項9記載のサーボシステムにおいて、制御器はCの伝
    達関数を有し、アクチュエータ・ヘッド組立体はPの伝達関数を有し、フィルタ
    の伝達関数は(1+CP)/Pに近づくサーボシステム。
  15. 【請求項15】 ディスク上のトラックにデータを記憶するディスクドライ
    ブにおいて、 トラックに対してヘッドを位置決めするサーボループと、 サーボループに結合された適応フィードバック・キャンセル化装置であって、
    フィルタ通過位置エラー信号を基に繰返し型ランアウト位置決めエラーをキャン
    セルする適応フィードバック・キャンセル化装置と、 を含むディスクドライブ。
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