JP2002535703A - 気体の光透過率を最適化するための化学的フィルタリング - Google Patents

気体の光透過率を最適化するための化学的フィルタリング

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Abstract

(57)【要約】 気体(16)および光透過率領域にわたって最適な光透過率を実現するシステムおよび方法。本発明は、最適な透過率を特定の波長に定める結像レンズ(12)を保護するための、特定の活性炭ベースの材料の適用例を対象とする。具体的には本発明は、特定の波長または波長範囲で、改善された/一定の透過率を得るための、特定のタイプの炭素の使用法を概略的に述べるものである。さらに本発明は、広範囲にわたる波長全体で、改善された/一定の透過を得るための、活性炭タイプの混合物の使用法も提示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の分野) この開示は、一般にフィルタと、フィルタを使用するシステムの両方を使用す
る方法に関する。より詳細には、この開示は、気体および光透過率領域にわたっ
て、指定された波長または波長範囲で最適な光透過率を実現するための方法およ
びシステムについて記述する。
【0002】 (背景) 半導体工業において、半導体は、レンズとその他の光学機器の組合せを使用し
て製作される。ほとんどの場合、指定された波長または波長範囲で高品質の画像
を実現するために、レンズ、光学機器、および光の透過が何物にも遮られないよ
うに保たれることが重要と考えられる。
【0003】 (開示の概要) この開示は、気体および光透過率領域にわたって最適な光透過率を実現する方
法を対象とする。この方法は、気体および光透過率領域にわたる最適な光透過率
の方法を対象とすることを含むことができ、この方法は、(a)所望の光透過波
長に基づいて媒体を選択すること、(b)この媒体に気体を通してそこから気体
状の汚染物質を少なくとも部分的に除去し、それによって精製された気体を得る
こと、(c)精製された気体を光透過領域に向けて送ること、および(e)光を
光透過領域および精製された気体に透過させることを含む。
【0004】 この開示の別の態様は、気体および光透過率領域にわたって光透過率が最適で
あるためのシステムに関する。このような一システムは、気体から汚染物質を除
去するためのフィルタ構造を含んでいる。フィルタ構造は、気体の供給源に接続
可能な入口と、この気体の供給源から受け取った気体を排出するための出口とを
含むハウジングを含むことが好ましい。フィルタ構造は媒体も含む。媒体は、所
望の使用可能な光波長に合わせて選択される。このシステムは、光透過領域およ
び精製された気体に光を透過させるための照明システムも含む。光透過領域は、
フィルタの出口に気体流が連絡している。
【0005】 この発明は、最適な透過率を特定の波長に定める結像レンズを保護するために
、特定の活性炭ベースの材料を利用することを対象とする。詳細にはこの発明は
、特定の波長または波長領域で、改善された/一定の透過率を得るための、特定
のタイプの炭素の使用法について概略を述べる。さらに、この発明は、広範囲に
わたる波長全体を通して改善された/一定の透過を得るための、活性炭タイプの
混合物の使用法も提示する。
【実施の形態の説明】
A.既存のシステムに関するいくつかの問題 半導体を製作するとき、光リソグラフィと呼ばれるプロセスが使用される。こ
のプロセスでは、初めにフォトレジストと呼ばれる感光層がウェーハ上に塗布さ
れる。光はフォトマスクを通り抜け、若干の金属抵抗器層を除去しなければなら
ないウェーハ領域内のレジストを露光する。これらの露光済み領域では、レジス
ト内で光化学反応が生じ、その結果レジストが現像剤溶液に容易に溶解するよう
になる。現像工程後、フォトレジストは、抵抗器が望まれる領域にしか残らない
。次いでウェーハを酸に浸漬するが、この酸は、露出した金属層をエッチングす
るがレジストを著しく侵食しないものである。エッチングが終了したら、ウェー
ハを酸浴から除去して濯ぎ、化学的技法またはプラズマ技法によってフォトレジ
ストを除去する。
【0006】 この露光プロセス中、フォトレジストは気体を放出して、例えば、露光中に酸
性の気体を放出する。これらの気体は、レンズに付着し、またはレンズの一部を
溶解する虞がある。この問題に対処するため、あるシステムでは、圧縮した窒素
やアルゴン、空気、ヘリウム、水素などの高純度の気体を噴流にして絶えずレン
ズに当て、このレンズと基板の間の光透過領域は露光される。この高純度の気体
の噴流によれば、フォトレジストからの酸性の気体がレンズ領域から一掃され、
それによって、この酸性の気体によるレンズの侵食が防止される。
【0007】 結像レンズを清浄にするために使用される圧縮気体が十分に純粋ではない場合
には、例えばその気体に含有されるヘキサンやドデカン、トルエンなどの残留炭
化水素がレンズ上に集められ、被膜が残る可能性がある。レンズを覆う被膜は、
システムの結像特性に悪影響を及ぼす。また、レンズと基板の間の光透過領域内
の炭化水素も、システムの結像特性に悪影響を及ぼす。ある場合では、残留炭化
水素を除去するために、圧縮窒素ライン内でフィルタを使用することが望ましい
ことが判明した。この残留炭化水素を効果的に除去するために、これらのタイプ
のシステムのフィルタリングを改善することが望ましい。 B.図1〜5 図1に注目されたい。図1には、光リソグラフィ・プロセスの一部が符号10
で概略的に示されている。光リソグラフィ・プロセスは、レンズ12と、ウェー
ハまたは基板14を含む。基板14は、その表面に塗布されたフォトレジスト含
むことになる。光は、レンズ12を通って基板14に照射される。基板14上で
光化学反応が生じると、酸が大気中に放出される。窒素やアルゴン、空気、ヘリ
ウム、水素などの高純度の気体の噴流16によって、これらの酸がレンズ12を
侵食しないようにする。高純度の気体の供給源は、符号18のタンクの形で示さ
れている。高純度の気体は圧縮されて、導管20内を推し進む。気体から残留炭
化水素を除去するために、一般に符号25で示される気体清浄器またはフィルタ
・システムにこの気体を通す。
【0008】 典型的な動作では、気体は90〜110psi(約6.3〜7.7kg/cm
2)の間の圧力下にあり、フィルタ構造25内を30リットル/分から200リ
ットル/分の間の速度で通過する。
【0009】 図2を注目されたい。図2は、フィルタ・システム25を側面図で示す。一般
にフィルタ・システム25は、このフィルタ・システム25の向きに関係なく、
その内部を通過する通路が一線上になるように構成され配置される。図2に示す
実施形態では、フィルタ・システム25は、フィルタ・ハウジング30と、入口
構造32と、出口構造34を含む。図2に見られるように、図示される実施形態
では、入口構造32と出口構造34はハウジング30の両端部にある。この構造
により、空気は一直線に流れ、または真っ直ぐに通り抜けることが可能になる。
また、図2には、ハウジング30の入口端部に向けられた第1のエンド・キャッ
プ36と、ハウジング30の出口端部に向けられた第2のエンド・キャップ38
も示されている。
【0010】 図3に注目されたい。図3は、図2の線3−3に沿って得られたフィルタ・シ
ステム25の断面図である。図3に見られるように、入口構造32は中央開口4
0を画定し、その結果、空気がその内部を通過することが可能になる。入口構造
は、第1のエンド・キャップ36に対して選択的に着脱可能であることが好まし
い。例えば、入口構造32は、エンド・キャップ36に螺合可能かつ動作可能に
接続するために、ねじ付きシャンク・セクション42を含むことができる。入口
構造32は、第1のエンド・キャップ36の外端面46に接するショルダ・フラ
ンジ44を含む。
【0011】 典型的な場合、第1のエンド・キャップ36は、ハウジング30の壁の端部5
0に係合しまたは接するためのショルダまたはフランジ48を含む。図4に見ら
れるように、第1のエンド・キャップ36のフランジ48は、通常、非円形であ
り、この場合は長方形または正方形である。一般に、ハウジング30も非円形で
あり、特に長方形または正方形である。
【0012】 再び図3を参照すると、第1のエンド・キャップ36は、フランジ48から突
出する壁52を含む。すなわち、壁52は連続的であり、エンド・キャップ36
の中央開口43を取り囲み、またはその範囲を定める。図3に見られるように、
壁52の直径は、フランジ48の直径よりも小さい。このように、壁52はハウ
ジング30内に受容することができる。
【0013】 第1のエンド・キャップ36は、エンド・キャップ36とハウジング30の管
状構造との間にシールを形成するために、シーリング部材を保持するように構成
され配置される。特に、壁52はガスケット・シート54を画定する。ガスケッ
ト・シート54は、壁52の直径が減少してガスケットまたはOリング56を保
持するための架台を形成する領域であることが好ましい。Oリング56は、内管
構造60に押し付けられて、その内管構造60との間においてシール62を形成
する。
【0014】 なお図3を参照すると、管状構造60は、内部フィルタ構成要素を保持しかつ
封じ込めるために、連続壁を有する中空の管であることが好ましい。管状構造6
0は、ハウジング30の壁に対してぴたりと適合することが好ましい。管状構造
60は、第1のエンド・キャップ36と第2のエンド・キャップ38の間に係合
しかつ延在することが好ましい。
【0015】 第2のエンド・キャップ38は、第1のエンド・キャップ36と同一に構成さ
れることが好ましい。したがってこのエンド・キャップ38は、フランジ68と
、壁72と、ガスケット・シート74を含む。Oリング76は、管状構造60と
協働して、それらの間にシール82を形成する。
【0016】 出口構造34は、入口構造32と同一であることが好ましい。したがって出口
構造34は、中央開口90と、ねじ付きシャンク・セクション92と、ショルダ
・フランジ94を有する。
【0017】 図3に見られるように、入口開口40は、管状構造60および第1のエンド・
キャップ36の壁52の内部の入口通路96に気体流連絡している。これと同様
に、管状構造60の内部および第2のエンド・キャップ38の壁72内に含まれ
る出口通路98がある。出口通路98は、出口開口90に気体流連絡し、または
空気流連絡している。
【0018】 最適なリソグラフィ・プロセス10には、フィルタ25を通過する気体中の不
純物を除去するための媒体領域がある。媒体は、管状構造60内に媒体パック1
00を含むことが好ましい。媒体パック100は、その内部を流れる空気または
窒素などの気体から、残留炭化水素などの汚染物質を少なくとも部分的に除去す
るように動作する。媒体パック100は、ビーズ状媒体や顆粒状媒体などの粒状
媒体101含むことが好ましい。この粒状媒体は、球状の形をしたビーズ状媒体
101を含むことがより好ましい。特に好ましいビーズ状媒体の1つのタイプは
、球状炭素ビーズである。球状炭素ビーズは、その内部を気体が流れることがで
きるように、かつ高純度の気体からの残留炭化水素などの不純物を吸収するよう
に機能する。
【0019】 典型的な場合、フィルタ25は、媒体パック100に力を加えるために、フィ
ルタ25内に圧縮システムを含む。圧縮システムは、漏れを防止するために、個
々のビーズ間が耐密に充填された条件に維持されるように、媒体パック100を
維持する。この圧縮システムでは、全方向から媒体パック100を圧縮すること
によって、フィルタ・システム25をどのような向きでも使用することが可能に
なる。全方向から媒体パック100を圧縮することによって、媒体パック100
が沈降するのを防止する。粒状媒体101を沈降させた場合、気体流路は、どの
媒体101も通り抜ける必要なしに入口構造32と出口構造34の間に生じる可
能性がある。
【0020】 特に好ましいシステムでは、圧縮システムは、媒体パック100の上流と媒体
パック100の下流の両方に力を及ぼす。気体または空気透過性の圧縮システム
も好ましい。すなわち圧縮システムによって、その内部を気体または空気が自由
に流れることが可能であることが好ましい。圧縮システムの好ましい力は、管状
構造60の両方向から、かつ周囲の壁から加えることが好ましく、それによって
、粒状媒体が沈降しないように一定の力が加えられる。ある実施形態では、圧縮
システムは、少なくとも単一の圧縮部材を含む。図3に示す実施形態では、圧縮
システムは第1および第2の圧縮部材102、104を含む。第1の圧縮部材1
02は、媒体パック100の上流に位置付けられている。第2の圧縮部材104
は、媒体パック100の下流に位置付けられている。様々な実施態様が考えられ
るが、図3に示す実施形態では、第1の圧縮部材102は、第1のエンド・キャ
ップ36と媒体パック100の間で圧迫されている圧縮性パッド108を含む。
圧縮性パッド108は、気体または空気透過性であることが好ましい。圧縮性パ
ッド108は円形の連続気泡ポリウレタン・パッドであることがより好ましく、
このパッドは1インチ(約2.54cm)当たり少なくとも30個の気孔を有し
、好ましくは1インチ当たり40〜100個の気孔を有し、例えば1インチ当た
り50個の気孔を有するものである。図示するようにフィルタ・システム25内
で圧縮すると、圧縮パッド108は、媒体パック100を圧縮するのに十分な力
を発揮する。例えば、ある使用可能な圧縮パッド108は、媒体パック100に
対して少なくとも10Nの力を加え、好ましくは10〜35Nの力を加える。
【0021】 図3に示すように、第2の圧縮部材104も圧縮パッド110を含む。圧縮パ
ッド110は、圧縮パッド108と同一であることが好ましい。圧縮パッド11
0は媒体パック100の下流にあり、第2のエンド・キャップ38と媒体パック
100の間で圧縮される。
【0022】 図3に示すように、第1のエンド・キャップ36とパッド108の間には多孔
質スクリーン112が圧縮されている。これと同様に、圧縮パッド110に押圧
されたスクリーン114が存在する。スクリーン112、114は、パッド10
8、110を支持するのを助ける。スクリーン112、114は、その内部をよ
り大きい粒子が通過するのを妨げることによって、若干のフィルタリング機能も
もたらす。スクリーン112、114は、網の目状のエキスパンデッド・メタル
を含むことが好ましい。
【0023】 フィルタ25は、第1および第2の媒体領域、例えば媒体パック100の上流
および下流に位置付けられた深さ媒体(depth media)116、11
8も含む。例示する実施形態では、深さ媒体116の第1領域は、媒体ディスク
120の内部にある。媒体ディスク120は、深さ媒体116の範囲を定める外
周ハウジング122を有する。深さ媒体116は、粒状媒体、すなわちビーズや
顆粒が管状構造60内の媒体パック100中に保たれるように補助する。すなわ
ち、深さ媒体116は、粒状媒体101を封じ込め、または捕捉し、あるいはこ
の粒状媒体101が深さ媒体116を通過しないように、かつ入口通路96内へ
と浸透しないようにするのを助ける。深さ媒体116は、過度に制約を加えるこ
となくその内部を気体が流れることができるように、十分に多孔質である。
【0024】 第2の深さ媒体領域118は、媒体ディスク120と同様に構成された媒体デ
ィスク124内にあることが好ましい。したがって外周ハウジング126が含ま
れる。深さ媒体118は、粒状媒体101が下流の構成要素へと移動しないよう
に、かつ埋め込まれないように補助する。
【0025】 またフィルタ25は、出口通路98を通過し、かつ開口90内に入り込む前に
、いかなる微粒子も収集するためのシステムを含む。図3に示す実施形態では、
フィルタ・ディスク130が示されている。フィルタ・ディスク130は、フィ
ルタ25の上流の構成要素を通過してきた粒子を収集するふるいとして動作する
ことが好ましい。ある好ましいシステムでは、フィルタ・ディスク130はひだ
付きの金属スクリーンを含む。このスクリーンは、少なくとも7ミクロンより大
きい粒子を収集することになる。8〜14個のひだがあることが好ましく、それ
ぞれのひだの深さが0.08〜0.912インチ(約0.2〜2.3cm)であ
ることが好ましい。
【0026】 再び図4を参照すると、エンド・キャップ36、および同様のエンド・キャッ
プ38は、ねじ134などのファスナによって、ハウジング30に取外し可能に
取リ付けられている。
【0027】 次に図5を見ると、一般に符号150が付されたフィルタの別の実施形態が示
されている。このフィルタ150は、圧縮システムを除いてフィルタ25と同様
の部品を含む。図5に示す実施形態では、圧縮システムは、第1の圧縮部材15
2と第2の圧縮部材154を含む。第1の圧縮部材152は、図3の圧縮パッド
108および圧縮パッド110と同様の圧縮パッド156として設けられること
が好ましい。
【0028】 この実施形態の第2の圧縮部材154は、ばね158であることが好ましい。
ばね158は、媒体パック160を圧縮するのに十分な力を加えるコイルばねで
あることが断面で示されている。例えば、少なくとも10Nの力、好ましくは約
10〜35Nの力が有用である。
【0029】 ばね158は、気体が抜けにくく、またはオフガスが生じにくいので、プロセ
ス10で有利である。「オフガスが生じる(Offgassing)」とは、半
導体製作プロセス中に、設備、装置、工具などから気体状汚染物質が放出される
ことである。
【0030】 本明細書に記載するこのシステムは、動作中、高純度の気体から気体状汚染物
質を除去するように動作する。「高純度の気体」とは、例えばクラス5の窒素ま
たは気体を意味する。「気体状の汚染物質」とは、例えば、残留炭化水素を意味
する。高純度の気体は、本明細書に記載するような、媒体領域を有するフィルタ
構造に向けて送られる。媒体は、媒体領域の上流と媒体領域の下流の両方で圧縮
される。このように、フィルタ構造はどの向きでも使用することができ、媒体が
沈降することによって気体がこの媒体に曝されることなく通路を流れるような可
能性はほとんどない。高純度の気体は媒体領域を通り抜けて、そこから少なくと
も部分的に気体状の汚染物質が除去される。高純度の気体が媒体領域を通り抜け
る工程の後、この高純度の気体はフィルタ構造の外に向けて送られる。精製され
た気体は、レンズ12と基板14の間の光透過領域に向けて送られる。
【0031】 特に図3を参照すると、窒素などの高純度の気体は入口開口40内を通過して
入口通路96に移る。そこでは、この気体がスクリーン112を通過し、圧縮パ
ッド108を通過し、深さ媒体116を通過し、媒体パック100に移る。気体
は媒体パック100の炭素粒子の間を流れ、そのとき、この炭素に炭化水素およ
びその他の汚染物質が吸収される。次いで精製された気体は深さ媒体118の大
2領域内を通過し、通り抜けてきた他のいかなる粒子も除去される。次いで精製
された気体は、第2の圧縮部材104を通過し、スクリーン114を通過し、フ
ィルタ・ディスク130を通過する。フィルタ・ディスク130は、7ミクロン
などのある特定サイズよりも大きいその他のいかなる粒子も気体から除去するよ
うに動作する。次いで精製された気体は、出口通路98内を流れ、出口開口90
を通って外に出る。そこから気体をレンズ12上に、かつレンズ12と基板14
の間の領域に吹き付ける。 C.光透過システム 図1に、光リソグラフィ・プロセスの一部を符号10で概略的に示す。本発明
のシステムおよび方法は、図1と共に最もよく理解される。
【0032】 本発明のシステムは、気体供給源18、フィルタ25、照明システム、および
光透過領域を含む。フィルタ構造25は、気体から汚染物質を除去する。フィル
タ構造25は、気体供給源18に気体流連絡する入口32と、気体を排出するた
めの出口34と、入口32の下流でハウジング30内にパックされている媒体1
00の領域とを有するハウジング30を含む。媒体100およびフィルタ構造2
5は、気体から少なくとも若干の汚染物質を除去し、その結果、精製された気体
がフィルタ構造25から出て行く。本発明のシステムは、照明システム用の電源
も含む。
【0033】 照明システムは、少なくとも1つのレンズに光学的に結合された、光を透過さ
せるデバイスで作製される。照明システムは、レンズ12を通して基板14上に
光を透過させる。光透過領域は、レンズ12と作動マウントの間の領域である。
作動マウントは、通常、基板マウントである。基板マウントは、処理中、基板1
4を所定位置に保持する。精製された気体は、この光透過領域に向けて送られる
。この精製された気体は、汚染物質である気体がレンズ上に集められるのを防止
する。光透過領域は、通常は真空チャンバ内にある。真空チャンバは、少なくと
も1つの真空ポンプに気体流連絡する。
【0034】 圧縮された気体は、表面に吸着することが知られているある範囲の揮発性有機
汚染物を含有する可能性がある。これらの汚染物質は、その極性が、ヘキサンや
オクタン、デカンなどの無極性炭化水素からメタノールやアセトン、トルエンな
どの極性溶媒の範囲に及ぶ可能性がある。これらの汚染物質が表面に付着すると
、多くの器具および/または適用例で問題になる可能性がある。
【0035】 このような問題が生じる可能性のある適用例の一例は、光学レンズを組み込ん
だ結像技術である。したがって、特定の波長および/または波長範囲で透過率を
最適に制御する必要がある。結像を行う適用例では、圧縮された気体中に見出さ
れる一般的な無極性および極性の揮発性有機汚染物質のため、透過率が問題にな
る可能性がある。これらの吸着の問題は特定の波長で生じ、紫外(UV)吸収ス
ペクトルで明白である。
【0036】 ペンタン、ヘキサン、オクタン、デカン、シクロヘキサンなどの無極性炭化水
素汚染物質があると、215ナノメートル未満の光波長で光透過率に問題が生じ
る可能性がある。メタノールやアセトン、トルエン、イソプロパノール、酢酸エ
チル、四塩化炭素、ジメチルアセトアミド、ジメチルホルムアミド、ジメチルス
ルホキシド、N−メチルピロリドンなどのより極性の高い汚染物質もこの波長で
の吸光度が高いが、これらの汚染物質はより長い波長の光も吸収し、215ナノ
メートルよりも長い波長で最適に透過させる場合に問題が生じる。
【0037】 気体の汚染レベルを低減させるための主な手法は、気−固吸着である。圧縮さ
れた気体からの特定の汚染物質と広範囲にわたる汚染物質の両方を除去するため
に、広範囲にわたる吸着剤材料が使用されてきた。これらの材料の中では、活性
炭材料がはるかに広く利用されている。活性炭は、天然および/または合成され
た出発材料から調製することができる。
【0038】 215ナノメートルよりも長い波長で最適な透過が望まれる場合、極性炭化水
素除去媒体はそれだけで効果を表すことができる。この極性炭化水素除去媒体は
、炭素ベースの媒体であることが好ましい。この極性炭化水素除去炭素ベース材
料は、合成ポリマー炭素であることが好ましい。
【0039】 215ナノメートル未満の波長で最適な透過が望まれる場合、炭素ベースの材
料、すなわち極性および無極性の炭化水素除去媒体を組み合わせることより、最
良のフィルタリング範囲が提供され、したがって、時間の経過に伴う光の透過の
低下が最大限に防止される。この極性炭化水素除去媒体は、炭素ベースの媒体で
あることが好ましい。この極性炭化水素除去炭素ベース材料は、合成ポリマー炭
素であることが好ましい。無極性炭化水素除去媒体は、炭素ベースの媒体である
ことが好ましい。典型的な場合、この無極性炭化水素除去炭素は天然ベースの炭
素である。
【0040】 極性および無極性の炭化水素除去媒体の組合せを使用するとき、各フィルタ・
システムで使用される材料の量は、清浄化される気体の流れに存在する汚染物質
の濃度およびタイプに依存する。一般にこれらのファクタは知られておらず、し
たがって、初めに等量の天然炭素ベース材料と合成炭素ベース材料からなるフィ
ルタを使用することが好ましい。気体処理中に存在する汚染物質のタイプおよび
量に関し、若干の知識がある適用例では、それに合わせて炭素ベース材料の量を
計ることが望ましいと考えられる。例えば、大量の極性有機物および/または溶
媒が存在する場合、合成炭素など、極性の表面を持つ炭素に十分に重みが付けら
れた組合せフィルタを使用することが有益である。この組合せフィルタは、気体
の流れが炭素材料を横断しまたは通過するように使用されるべきである。これら
の材料は、層状にするかまたは混合することができ、あるいは管、ベッドにパッ
クすることができ、あるいは表面に被覆することができる。これらの材料は、顆
粒状、ビーズ状、または繊維状でよく、またそれらの任意の組合せでよい。 D.好ましい材料 このセクションでは、例示材料の仕様を提供する。当然ながら、その他の材料
を使用することができる。
【0041】 ビーズ状媒体101は球状炭素ビーズを含むことが好ましい。炭素ビーズのそ
れぞれは、直径が0.5〜0.7mmの間である。その乾燥見掛けかさ密度は、
ASTM D2854によって試験をすると、0.55〜0.61g/mlであ
る。含水量は、ASTM D2867によって試験をしたときに、最大3重量%
であることが好ましい。
【0042】 極性炭化水素除去材料は、合成ポリマー炭素であることが好ましい。特定の合
成ポリマー炭素の例には、炭化/活性ポリスチレンジビニルベンゼン(Ambe
rsorbカーボン)、Kureha(呉羽)ビーズ、炭化/活性レーヨン、ポ
リアクリロニトリル、フェノール樹脂、およびその他のポリマーが含まれる。極
性炭化水素吸収炭素は、Rohm and HaasからAmbersorbと
いう商標で販売されている。その他の適切な極性炭化水素吸収炭素には、Kur
eha(呉羽)ビーズ、Kynol活性炭クロス、高度に酸化され/または活性
な炭素構造、アンモニアや硫化水素、二酸化硫黄などの気体中で活性化した炭素
がふくまれ、また、化学薬品を染み込ませて特定の蒸気/気体を除去するなど、
化学的に処理された炭素が含まれる。
【0043】 無極性炭化水素吸収炭素は合成ポリマー炭素であることが好ましい。特定の無
極性炭化水素吸収炭素の例には、Barnebey Sutcliffeから2
07C、208C、209C、MI、978カーボンという商標で販売されてい
る炭素と、CalgonからPCBおよびBPLカーボンという商標で販売され
ている炭素が含まれる。特定の天然炭素の例には、ココナツ・シェル、ピーチ・
ピット、石炭、木材、泥炭などが含まれる。
【0044】 圧縮パッド108、110、156のそれぞれは、1インチ(約2.54cm
)当たり少なくとも30個の気孔を有し、好ましくは1インチ当たり50個の気
孔を有して完全に網状となった連続気泡ポリエステルウレタンを含むことが好ま
しい。
【0045】 フィルタ・ディスク130は、少なくとも7ミクロン、絶対的には約8ミクロ
ンの、325×2300メッシュのスクリーンを有する、0.16インチ(約4
.1mm)のアルミニウム結合を含むことが好ましい。スクリーンのひだの深さ
は約0.10インチ(約2.5mm)であり、スクリーンの材料はステンレス鋼
304を含むことが好ましい。
【0046】 各媒体ディスク120、124は、深さ媒体領域116、118をそれぞれ含
む。深さ媒体は繊維のブレンドを含むことが好ましく、ポリプロピレン50%と
モダクリル繊維50%のブレンドであることが最も好ましい。この繊維混合物は
、永久電位を示す。フォンブリン(fomblin)効率は、粒子が0.3〜0
.4ミクロン、空気流を1分当たり10.5フィート(約3.2m)として試験
したときに、平均で76〜94%であることが好ましい。71よりも下、または
99よりも上の値はただの1つもないものであるべきである。浸透率は、1分当
たり283〜476フィート(1分当たり86〜145m)の間であることが好
ましい。0.5psi(約0.035kg/cm2)での厚さは、0.035〜
0.061インチ(0.91〜1.55mm)であることが好ましい。坪量は、
48〜75ポンド/3000平方フィート(78〜122g/cm2)であるこ
とが好ましい。スクリーン112、114のそれぞれは、ストランドの厚さが0
.028インチ(0.71mm)、孔面積の割合が約72%のエキスパンデッド
・メタルを含むことが好ましい。
【0047】 ハウジング30はアルミニウムで構成されることが好ましい。管状構造60は
、冷間仕上げされ、焼なましされ、酸洗いされた継ぎ目無しの304ステンレス
管材で構成されることが好ましい。この材料は、20ゲージの壁(0.035イ
ンチ(約0.89mm))を有する。
【0048】 Oリング56、76は、フッ化ビニリデン−ヘキサフルオロプロピレンなどの
、ショアA硬度が60〜75の間の合成ゴムを含むことが好ましく、例えば、D
uPOntの登録商標であるVITON(R)や、3Mの登録商標であるFLU
OREL(R)がある。これらの材料は、上記のオフガスが生じる可能性が低い
ので有利であり、好ましい。
【0049】 両端にある第1および第2のエンド・キャップ36、38は、ステンレス鋼を
含むことが好ましい。 E.例示的な好ましい構造 本明細書で述べた技法および原理を使用して、広く様々な特定の構成および適
用例が実現可能であることが理解されよう。このセクションでは、特定のフィル
タ・アセンブリについて述べる。
【0050】 フィルタ・システム25の、入口32の先端から出口34の先端までの全長は
、少なくとも2.79インチ(7.09cm)であり、例えば2.79〜13.
04インチ(7.09〜33.12cm)であり、好ましくは6.52インチ(
16.6cm)である。
【0051】 フィルタ・システム25の、エンド・キャップ36の端部からエンド・キャッ
プ38の端部までの長さは、少なくとも2.01インチ(5.08cm)であり
、例えば2.0〜12.5インチ(5.08〜31.75cm)であり、好まし
くは4.64インチ(約11.8cm)である。
【0052】 エンド・キャップ36および38のそれぞれは、その寸法が1×1インチ(2
.54×2.54cm)〜6×6インチ(15.24×15.24cm)であり
、好ましくは2×2インチ(約5.1×5.1cm)である。
【0053】 圧縮パッド108、110、156のそれぞれは、その直径が少なくとも0.
5インチ(1.27cm)であり、例えば0.5〜5.5インチ(1.27〜1
3.97cm)であり、好ましくは1.52インチ(約3.86cm)である。
圧縮パッドのそれぞれは、その厚さが少なくとも0.25インチ(0.64cm
)であり、例えば0.25〜0.5インチ(0.64〜1.27cm)であり、
好ましくは0.375インチ(約0.95cm)である。
【0054】 フィルタ・ディスク130は、その外径が少なくとも0.8インチ(2.03
cm)であり、例えば0.8〜5.25インチ(2.03〜13.34cm)で
あり、好ましくは1.365インチ(約3.47cm)である。このフィルタ・
ディスクの厚さは少なくとも0.05インチ(約0.127cm)であり、例え
ば0.052〜0.25インチ(約0.13〜0.64cm)であり、好ましく
は0.163インチ(約0.414cm)である。
【0055】 媒体ディスク120、124のそれぞれは、その直径が少なくとも約0.5イ
ンチ(1.27cm)であり、例えば0.5〜5.5インチ(1.27〜13.
97cm)であり、好ましくは1.555インチ(約3.95cm)である。
【0056】 スクリーン112、114のそれぞれは、その直径が少なくとも約0.5イン
チ(1.27cm)であり、例えば0.5〜5.5インチ(1.27〜13.9
7cm)であり、好ましくは1.52インチ(約3.86cm)である。
【0057】 管状構成60の長さは少なくとも1.2インチ(3.05cm)であり、例え
ば1.2〜8.2インチ(3.05〜20.83cm)であり、好ましくは4.
10インチ(約10.4cm)である。この構成の内径は少なくとも0.5イン
チ(1.27cm)であり、例えば0.5〜5.5インチ(1.27〜13.9
7cm)であり、好ましくは1.555インチ(約3.95cm)である。この
構成の外径は少なくとも0.55インチ(1.40cm)であり、例えば0.5
5〜5.65インチ(1.40〜14.35cm)であり、好ましくは1.62
5インチ(約4.13cm)である。
【0058】 Oリング56、76のそれぞれは、その内径が少なくとも0.6インチ(1.
52cm)であり、例えば0.6〜5.25インチ(1.52〜13.34cm
)であり、好ましくは1.239インチ(約3.15cm)である。また、Oリ
ング56、76のそれぞれは、その外径が0.67〜5.32インチ(1.70
〜13.51cm)であり、好ましくは1.379インチ(約3.50cm)で
ある。
【0059】 入口および出口32、34のそれぞれは、その長さが少なくとも0.25イン
チ(0.64cm)であり、例えば0.25〜3.0インチ(0.64〜7.6
2cm)であり、好ましくは1.33インチ(約3.38cm)である。それぞ
れ開口を有しており、その直径は少なくとも0.08インチ(0.20cm)で
あり、例えば0.08〜0.5インチ(0.20〜1.27cm)であり、好ま
しくは0.19インチ(約0.48cm)である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 フィルタ・アセンブリを使用して高純度の気体から気体状の汚染物質を除去す
るためのシステムを示す概略図である。
【図2】 図1に示すフィルタ・アセンブリの一実施形態を示す側面図である。
【図3】 図2の線3−3に沿って得られたフィルタ・アセンブリの断面図である。
【図4】 図2に示すフィルタ・アセンブリの端面図である。
【図5】 図3に示す断面図の同様の、フィルタ・アセンブリの別の実施形態の断面図で
ある。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年11月21日(2000.11.21)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0002】 (背景) 半導体工業において、半導体は、レンズとその他の光学機器の組合せを使用し
て製作される。ほとんどの場合、指定された波長または波長範囲で高品質の画像
を実現するために、レンズ、光学機器、および光の透過が何物にも遮られないよ
うに保たれることが重要と考えられる。McClearyに付与された米国特許
第5,166,530号は、半導体集積回路をマイクロリソグラフィにより製造
するための照明器装置を開示している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,UZ,VN,YU,ZA,ZW

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気体および光透過率領域にわたる光透過率の方法であって、 (a)所望の光透過波長に基づいて媒体を選択する工程と、 (b)媒体中に気体を通してそこから気体状の汚染物質を少なくとも部分的に
    除去することにより、精製された気体を得る工程と、 (c)精製された気体を光透過領域に向けて送る工程と、 (d)光透過領域および精製された気体に光を透過させる工程と、 を含むことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 前記選択する工程が、所望の光の波長が215ナノメートル
    よりも長い媒体を選択することを含む請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記選択する工程が、極性炭化水素吸着炭素からなる媒体を
    選択することを含むことを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記選択する工程が、合成ポリマー炭素からなる極性炭化水
    素吸着炭素を選択することを含むことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記選択する工程が、所望の光の波長が215ナノメートル
    未満の媒体を選択することを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記選択する工程が、無極性炭化水素除去媒体と、極性炭化
    水素除去媒体と、これらの混合物とからなる群から媒体を選択することを含むこ
    とを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記選択する工程が、合成ポリマー炭素からなる極性炭化水
    素除去媒体を選択することを含み、さらに、天然の炭素からなる無極性炭化水素
    除去媒体を選択することを含むことを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記選択する工程が、無極性炭化水素除去媒体および極性炭
    化水素除去媒体からなる媒体を選択することを含むことを特徴とする請求項5に
    記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記選択する工程が、合成ポリマー炭素からなる極性炭化水
    素除去媒体を選択することを含み、さらに、天然の炭素からなる無極性炭化水素
    除去媒体を選択することを含むことを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 気体および光透過率領域にわたる光透過率のためのシステ
    ムであって、 (a)気体から汚染物質を除去するためのフィルタ構造であって、 (i)気体の供給源に接続可能な入口と、気体の供給源から受け取った気体
    を排出するための出口をと有するハウジングと、 (ii)所望の使用可能な波長に従って選択され、前記入口の下流の前記ハ
    ウジング内にある媒体であって、気体から少なくとも若干の汚染物質を除去して
    精製された気体を得るための媒体と、 を含むフィルタ構造と、 (b)光透過領域および精製された気体に光を透過させるための照明システム
    であって、光透過領域が前記フィルタの出口に気体流連絡する照明システムと、
    を含むことを特徴とするシステム。
  11. 【請求項11】 電源をさらに含むことを特徴とする請求項10に記載のシ
    ステム。
  12. 【請求項12】 前記光透過領域が真空チャンバ内にあり、前記真空チャン
    バが少なくとも1つの真空ポンプに気体流連絡することを特徴とする請求項10
    または11に記載のシステム。
  13. 【請求項13】 前記照明システムが、215ナノメートルよりも長い波長
    で光を透過させるように構成され、かつ配置されることを特徴とする請求項10
    乃至12のいずれか1項に記載のシステム。
  14. 【請求項14】 媒体が極性炭化水素除去媒体からなることを特徴とする請
    求項13に記載のシステム。
  15. 【請求項15】 前記極性炭化水素除去媒体が合成ポリマー炭素からなるこ
    とを特徴とする請求項14に記載のシステム。
  16. 【請求項16】 前記照明システムが、215ナノメートル未満の波長で光
    を透過させるように構成され、かつ配置されることを特徴とする請求項10乃至
    12のいずれか1項に記載のシステム。
  17. 【請求項17】 前記媒体が、無極性炭化水素吸着媒体と、極性炭化水素吸
    着媒体と、これらの混合物とからなる群から選択されることを特徴とする請求項
    16に記載のシステム。
  18. 【請求項18】 前記極性炭化水素吸着媒体が合成ポリマー炭素からなり、
    無極性炭化水素吸着媒体が天然の炭素からなる請求項17に記載のシステム。
  19. 【請求項19】 前記媒体が、無極性炭化水素除去媒体と極性炭化水素除去
    媒体からなることを特徴とする請求項16に記載のシステム。
  20. 【請求項20】 前記極性炭化水素除去媒体が合成ポリマー炭素からなり、
    前記無極性炭化水素除去媒体が天然の炭素からなることを特徴とする請求項19
    に記載のシステム。
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