JP2002535577A - 加圧液体循環用導管と、その製造方法 - Google Patents

加圧液体循環用導管と、その製造方法

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JP2002535577A JP2000596224A JP2000596224A JP2002535577A JP 2002535577 A JP2002535577 A JP 2002535577A JP 2000596224 A JP2000596224 A JP 2000596224A JP 2000596224 A JP2000596224 A JP 2000596224A JP 2002535577 A JP2002535577 A JP 2002535577A
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マティエール,マルセル
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ソシエテ シヴィル デ ブルヴェ マティエール
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 敷設面C上に支持された基部3を形成する剛体の支持本体B上に固定された長手方向軸線を有する密封されたパイプAを有し、このパイプAがは上側部分と支持本体Bの内側面38に押圧・固定された下側部分1とを有する密封された管状の包囲体を形成する閉じた薄壁で構成される、流体を循環させる導管。 【解決手段】 支持本体Bが、パイプAの下側部分の対応する部分に沿って延びた略垂直な枝部32と、敷設面Cに支持された支持本体Bの基部3の少なくとも一部を形成するパイプの下側に延びた略水平な枝部33とからなる断面形状がL字型の単一部品からなるセクション31、31を管状の包囲体Aの長手方向軸線O−O’の両側に有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、数バール(bar)の高圧下で流体を循環することができ且つ堤防下
に埋設することができる、流体循環用の導管に関するものである。 本発明は主として2m2を超えるるような極めて大きな横断面を有する導管の構
造に関するものであるが、より一般的な寸法の導管の構造としても有利である。 本発明はさらに、上記導管の建設方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
流体を輸送するための導管は金属またはコンクリートのパイプ要素を製造し、
各パイプ要素を突合せ、その両端を継手中に挿入することによって簡単に製造す
ることができる。
【0003】 しかし、地盤沈下時にパイプ要素が緩むため、高圧に耐える金属パイプを用い
、各パイプ要素の隣接する端部を溶接するのが好ましい(例えば水力発電プラン
ト用高圧導管の場合)。この場合には、プレハブのパイプ要素または湾曲パネル
を作り、それを現場に運搬し、そこで溶接して導管にするが、パイプに圧力が加
わっていないため、パイプ要素または湾曲パネルが楕円形に変形してしまう。そ
うするとパイプ要素または湾曲パネルが互いに整合しなくなり、溶接が困難にな
る。
【0004】 さらに、この種のパイプは埋設されることが多い(例えばパイプラインまたは
ガスラインの場合)。この場合には、パイプに内圧が加わっている時には堤防か
らの外部圧力が加わっても荷重を容易に支持できるが、圧力は変化し、外圧に対
して内圧が負になることもある。この場合にはパイプが変形する危険が高い。 これら全ての理由から、金属のパイプ要素を溶接して作るパイプの利用はかな
り制限され、多くの場合2m2以下の断面に制限されている。
【0005】 本発明者はこれらの欠点のない圧力下で流体を輸送するための導管の新規な製
造方法を古くから研究してきた。本発明者達の方法では、一般に金属からなる薄
壁のパイプをシールし、それを剛性支持体(一般に鉄筋コンクリートまたはプレ
ストレスコンクリートからなる)に固定して導管にする。こうして得られた金属
パイプは流体系を密封でき、内圧に耐えることができる。すなわち、薄壁は引張
り応力を支持する役目のみをし、一方、導管の剛性はコンクリート本体によって
与えられ、拡大された表面上で加わる荷重が支持、分散され、非均一地盤沈下に
よく耐えることができる。
【0006】 欧州特許第0,767,881号に記載の方法では、コンクリート支持体が3つの部分
(地面に支持される水平基部と、パイプの両側に沿って垂直脚を形成する2つの
横方向受け部分)で構成されている。従って、この組立体ではパイプの下側部分
全体を取り囲むU字型断面形状を有している。このパイプは断面で4つのパネル
(基礎に押圧される下側パネルと、横方向両側の脚に押圧される2枚のサイドパ
ネルと、これら2枚のサイドパネルの対応する端部に各々当接する2枚の横方向
端部を有する上側パネル)で構成される。サイドパネルはコンクリート支持体の
両脚によって保持され、その対向する端部は溶接のために完全に整合させること
ができる。この導管は運搬および取扱いを容易にする適当な長さを有するプレハ
ブ要素から容易に製造することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明者は上記従来技術の利点を維持したまま、導管の製造方法を単純化する
研究、特に各プレハブ要素を軽量化し、取付けを容易にするための研究を進めて
きた。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は敷設面上に支持される基部を形成する剛体の支持本体上に固定された
長手方向軸線を有する密封されたパイプを有し、このパイプがは上側部分と支持
本体の内側面に押圧・固定された下側部分とを有する密封された管状の包囲体を
形成する閉じた薄壁で構成される、流体を循環させる導管に関するものでえる。
【0009】 本発明では、支持本体が、パイプの下側部分の対応する部分に沿って延びた略
垂直な枝部と、敷設面に支持された支持本体の基部の少なくとも一部を形成する
パイプの下側に延びた略水平な枝部とからなる断面形状がL字型の単一部品から
なるセクションを管状の包囲体の長手方向軸線の両側に有している。
【0010】
【実施の形態】
両方の横方向ウイングと支持本体の基部とが少なくとも一定長さにわたってU
字型の単一部品を形成するのが有利である。 別の実施例では、支持本体の少なくとも一定の長さが2つのL字型プロフィル
部分で構成され、各L字型プロフィル部分は水平枝部を有し、2つの水平枝部の
互いに対向する端部が長手方向軸線を通る包囲体の中間面で互いに結合されて連
続した基部を構成する。 支持本体は一般に鉄筋コンクリートで作られる。一般に、補強材は加わる荷重
、特に横方向部分を拡大して離す力に耐えるように作られる。本発明の別の特に
有利な特徴によれば、コンクリート支持本体中に埋設された少なくとも1つの湾
曲シートによって補強材を構成することができる。この湾曲シートは支持本体の
各L字型セクションの対応する枝部まで延びた水平な枝部と垂直な枝部の2つの
枝部を有する。
【0011】 荷重を連続して確実に伝達するために、支持本体の各L字型セクションは包囲
体を支持・固定するための内側表面を有し、この内側表面の向きは略水平な下側
部分と略垂直な上側部分との間で少しづつ変化するのが好ましい。 本発明の上記以外の有利な特徴は請求項2以降に記載されている。 本発明は添付図面を参照した以下の実施例の説明からより良く理解できよう。
しかし、以下の実施例は単なる例示にすぎない。
【0012】
【実施例】 図1は本発明の導管の一部の概念的投影図である。この導管はパイプAと、それ
と組み合わされたコンクリートの支持本体Bとで構成される。パイプAは湾曲した
複数の金属パネルで構成され、各金属パネルは互いに隣接する端縁に沿って溶接
されている。金属パネルの数は敷設すべき通路の断面に依存する。幅が約2mの
断面の通路ではパイプAは2枚のパネル(すなわち管状包囲体を構成する下側パ
ネル1と上側部分を構成する上側パネル2)のみで構成され、これらのパネル1
、2はその互いに隣接する長手方向端縁11、21、11,21に沿って溶接される。各
パネル1、2の長さLは運搬が可能な導管の長手方向軸線O−O’の方向幅に依存
する。さらに、パイプの互いに連続した2つのパネル1a、1b;2a、2bの横方向端
縁12a、12b;22a、22bに沿って溶接されて、内圧に耐えることができる密封され
た管状の包囲体Aが構成される。
【0013】 管状の包囲体Aはその下側断面全体を取り囲む支持本体Bに当接している。支持
本体Bは基部3と、包囲体Aの横側に沿って垂直上方向へ延びた2つの横方向のウ
イング31、31とを有するU字型をしている。この組立体は長手方向軸線O−O’を
通る垂直な中心面P1に対して対称である。
【0014】 支持本体Bの両ウイング31、31はパイプの軸線O−O’を通る水平方向直径面P2
の高さの近くまで延びている。図1に示す実施例ではこの面のわずかに上方まで
延びている。 包囲体Aの下側パネル1の各横サイド13、13は支持本体Bの両ウイング31、31に
よって補強されているので、面P2より上方に延ばすことができ、その長手方向端
縁11、11を平行に維持して、既に敷設されている導管部分の対応する端縁に整合
させすることができる。これによって上側パネル2の取付けおよび溶接が容易に
なる。下側パネル1は180°以上の角度のセクタを覆い、上側パネル2はその残
りの角度のセクタを覆うことになる。
【0015】 下側パネル1のサイド13、13に上側パネル2が接線状に連結して作られるパイ
プ1の上側部分は少なくとも直径面P2の下側にある軸線O−O’を中心とした回転
円筒の一つのセクタを形成するのが有利である。そうすることによって包囲体A
は加わる荷重に最高の状態で耐えることができる。金属壁の引張強度は加わる内
圧によって決まる。この引張強度は容易に計算できる。金属壁の厚さはかなり薄
くすることができる。壁2、13、13は半円形であるので内圧だけでなく外部から
の荷重に対しても最高の状態で耐えることができるということは理解できよう(
例えば、包囲体Aの内部に加圧流体を流す前の堤防下に埋設された導管の場合)
【0016】 コンクリートの支持本体Bの基部3とその補強材は曲げ応力に抵抗するように
計算できるので、下側部分1は半円形にする必要はなく、平らでもよい。 本発明者の前の欧州特許出願0,767,861号に記載の例では、支持本体は3つの
部分(すなわち包囲体の下側断面部分の下側にある1つの基部と、2つの横方向
受け部分)とで構成され、横方向受け部分は包囲体のサイドを維持し、プレスト
レスタイロッドによって基部の側面に押圧されている。この配置では支持本体の
基部と各横方向受け部分との間の接合部が関節継手の役目をしている。
【0017】 これに対して本発明では、包囲体Aの両側に配置された支持本体Bの少なくとも
横方向部分31がL字型の横断面形状を有する単一部品で構成される。この単一部
品は包囲体Aの対応する側面に沿って延びた略垂直な枝部32と、パイプの下側に
沿って延び、地面に支持される基部3の少なくとも1部を形成する略水平な枝部
33とで構成される。この構成にすることによって荷重を連続して確実に伝達する
ことができ、一方、包囲体Aの横サイド13、13を介して支持本体Bの両ウイング32
、32に加わる拡散力を支持本体の基部3によって吸収させることができる。
【0018】 従って、上記の従来法で基部に締付けられて高い圧縮応力を受けるプレストレ
スタイロッドを無くすことができる。本発明では基部がサイド32、32から拡散す
る曲げ応力のみを受け、この曲げ応力はパイプAの自重とその下側面14に加わる
圧力とによって補償される(埋め合される)。従って、支持本体の基部3を軽量
でき、例えば直径が約3mの極めて大きな断面の場合でも、図1に示すような単一
部品の支持本体にすることができる。
【0019】 一般に、支持本体Bは例えば図1の部分断面図に示すような鉄筋コンクリートで
構成される。補強材5は所望のU字型を有し、一般に長手方向の補強用鋼ロッド
51とそれと組み合わされた横断補強材52とで構成することができる。 管状の包囲体の下側面14の曲率半径を上側面2の曲率半径より大きくすること
ができ、さらには平らにすることもできる。ほぼ水平な下側面14とほぼ垂直なパ
ネル1の横サイド13、13とを支持本体BのL字型部分31の内側面38に押圧する場合
にはL字型部分31の垂直な枝部32と水平な枝部33との間に鋭角な点を無くして応
力が連続的に伝達されるようにするのが好ましい。
【0020】 図2の実線はコンクリート基部Bと組み合わされた金属パイプAからなる本発明
導管の一例の概念図であり、一方、破線は導管の内側に対して外側から過剰な圧
力が加わった場合(例えば堤防の重さが加わった場合)の計算で求めた変形状態
の金属パイプAとコンクリート基部Bとを示している。図を見易くするために変形
の大きさは拡大して示してあるということは理解できよう。支持本体Bのウイン
グ32、32に加わる拡散する力が基部3、33、33に連続して伝達されるので支持本
体Bは少しづつ変形するが、両ウイング32、32は管状の包囲体のサイド13、13の
所で管状の包囲体の剛性を維持し、コンクリート支持本体Bとの接合部で破損が
起こる恐れはない。
【0021】 応力を単一部品のコンクリート支持本体Bの全容積に分散できるので、支持本
体の重量を上記公知の物に比べて大幅に減らすことができる。 上記構造をさらに軽量化するためには、通常のコンクリートよりはるかに高い
、例えば約40Mpaの抗圧縮力および坑引張力を有する「高性能コンクリート」を
使用するのが有利である。これらの抗圧縮力および坑引張力によって金属パイプ
Aとコンクリート支持本体Bとの間の結合が促進され、高性能コンクリートを使用
することによって強度がさらに大きな鋼を使用することができ、従って、金属壁
の厚さ(従って、各要素の全重量)を減らすことができる。
【0022】 図3、図4に示すように、山形鋼7、7を用いて金属壁Aと支持本体Bとの間の接合
部を良くすることもできる。この場合、各山形鋼7、7は少なくとも1つのアング
ルを形成し、このアングルの一つのサイド71は支持本体Bの各ウイング32、32の
上側表面30を覆い、第2のサイド72は支持本体Bの出口の所で薄壁Aの対応する横
サイド13、13の外側表面と接線状に接し、上方へ延びている。サイド71はコンク
リート内に密封(seal)され、サイド72は横サイド13、13の外面に溶接される。
従って、横サイド13、13が補強され、支持本体Bのウイング32、32に当接保持さ
れて、例えば水の進入の原因となり易い分離を防ぐことができる。
【0023】 山形鋼7、7は密封部分73を有し、コンクリート亀裂の危険を少なくするために
支持本体Bの上側表面30の外側端縁を覆うのが有利である。 山形鋼7、7は支持本体Bの全面30に沿って延びているのが好ましいが、互いに
離れた所に配置された単純な密封タブで構成することもできる。
【0024】 本発明の別の有利な特徴によって支持本体B中で応力を連続して伝達すること
によって、図3、図4に示すように、補強材の施工を単純化することができる。す
なわち、補強材を単純なシート54で構成することもできる。実際には、包囲体A
の壁1および支持本体Bの内側表面38と同じ曲率半径に曲げたシート54をコンク
リート30内に埋設する。シート54の全表面に孔55を形成し、この孔内にコンクリ
ートが侵入して相互の接合を良くするのが好ましい。さらに、図4に示すように
、コンクリートとシート54との結合を完全にするためにシート54の両面に突出要
素56を設けることもできる。
【0025】 コンクリート30を介して互いに結合された互いに平行な2枚のシート1、54は
湾曲したクロスビームの役目をして横サイド32、32に加わる拡散荷重を吸収する
。コンクリートの亀裂を防ぐためには、支持本体Bのコーナーに支持本体の外面
に沿って簡単な補強材、例えば溶接ワイヤネットを配置するだけでよい。 図4に示すように補強材を単純化することによって支持本体の各コーナーに自
由空間ができ、この自由空間内に突合せ結合されるパイプ58が配置でき、このパ
イプ58が支持本体Bの抵抗力にさらに大きくすることができる。さらに、電気ケ
ーブル、ダクト、プレストレスロッド等を長手方向に通す長手方向空間を確保す
ることもできる。
【0026】 図4に示す別の有利な特徴により、コンクリート30をコンクリートの支持本体
中に均一に分布しかつ不規則な方向を向いた無数の金属繊維57を含む繊維コンク
リートにしてコンクリート支持本体Bをさらに軽量化することもできる。 金属繊維57を不規則に分配するために、一般には小さなバラストと一緒に繊維
コンクリートを施工する。大きい要素は8mm以下にする。さらに、流動性を高め
るために補助剤を用いることが多い(特に高性能コンクリートの場合)。このコ
ンクリートは鋳型内で補強材の内部に容易に流入するので、振動を加える必要が
ない。
【0027】 本発明の特に有利な別の特徴により、金属シートの外側表面に波形接合部品を
固定してコンクリートの支持本体と金属シートAとを確実にインターロックさせ
る。この接合部品は長手方向ロッド81と横方向ロッド82とを有する金属のワイヤ
メッシュ8で構成するのが好ましい。このワイヤメッシュは市販されており、例
えば波形の溝を形成するロール間を通すことによって長手方向ロッド81に対して
波が平行になるように波打たせることができる。この波形ワイヤメッシュは横断
方向へ容易に変形させることができ、コンクリートの支持本体が押圧されている
包囲体Aの外側表面部分14に取り付けることができる。波板の頂部83を周知の方
法で電気的に壁1の外側表面14に溶接して、図6に示す鋳型(lost mold)を形成
することができる。細かな粒子を含むコンクリート、特に高性能繊維コンクリー
トを用いることによってコンクリートは波板の頂部83の間のワイヤメッシュ部分
84の中に侵入し、ワイヤメッシュはコンクリート中に完全に埋設される。コンク
リートの凝固後、包囲体Aとコンクリートの支持本体Bとは互いに完全にインター
ロックしている。
【0028】 図6に示すように、適当な断面形状を有するワイヤメッシュ8をコンクリート
の支持本体Bの上側で延長85させて、接合部をさらに強化することができ、包囲
体Aとコンクリートの支持本体Bとの間への水の進入の危険を完全に防ぐことがで
き、山形鋼7を省略することができる。 さらに、繊維コンクリートを用いることによって上記の他の補強材52、54を省
略することもできる。この特徴は本発明構造の融通性をさらに向上させるもので
ある。 本発明によって、プレハブ要素の製造と導管建設のためのプレハブ要素の設置
とを単純化することができる。 管状の包囲体Aの下側部分1は大きい寸法であっても、所望の曲率を付与する
ためにプレス加工またはロール加工したシートパネルで構成することができる。
【0029】 図7の概念図に示すように、導管のプレハブ要素を製造する際には、パネル1
を裏返して鋳型6の底面上に置いて鋳型を作る。パネル1の外側表面上には連結
要素53(例えば図6に示すような溶接されたプロフィルすなわちパイプを支持本
体に接合させる手段)を予め固定しておく。さらに鋳型の側面61と補強材5とを
設置し、コンクリートを所望の高さまで流し込んで、基部Bに必要な厚さを与え
る。
【0030】 図3、図4に示すシート状補強材をパネル1から所望距離だけ離れた位置に予め
固定できるということは理解できよう。凝固後、鋳型から組立体を取り外し、裏
返す。 こうして製造されたプレハブ要素の取り扱いを容易にするために、ウイング32
、32の上側部分から突出したリング40のようなアンカーポイントをプレハブ要素
に設け、それをコンクリート中に埋め込んで、アンカーポイントにスリングを引
掛けることができるようにする。リング40は必要に応じて支持本体Bの上側面30
に密封された山形鋼7に溶接することもできる。
【0031】 本発明のプレハブ要素は例えば図7に示すようにトレーラで建設現場へ簡単に
運搬できる。従って、プレハブ要素の高さhにトレーラの高さを加えたものが道
路の規定寸法に合うようにすれば極めて大きな寸法の要素でも道路上を運搬でき
る。実際には、プレハブ要素をトレーラ上に横方向に配置したときにプレハブ要
素の長さLが認可された幅を超えないようにするだけでよい。 湾曲シートからなるパイプの上側パネル2は簡単に積重ねて、現場へ運搬する
ことができる。
【0032】 導管施工時には、施工面Cを整地した後に、各プレハブ要素を軸線方向O−O’
に沿って前後に配置する。すなわち、既に設置されている要素Bとこれから設置
する要素B1の各パネル1a、1bの縦方向端縁11a、11bが互いに整合し且つ対応する
横方向端縁12a、12bが互いに接触するように位置決めし且つ高さを調節する。次
いで、上側パネル2aを設置し、得られた組立体の長手方向接合部11、21および横
断方向接合部12、22に沿ってそれぞれ溶接する。
【0033】 要素の設置とシートの溶接を容易にするために、プレハブ要素の各長手方向端
部の所でシート1からわずかに後退した位置でコンクリート支持本体Bが終わる
ようにして、連続した2つの要素B1、B2の間に空間34を設ける。長手方向補強材
51に互いに上記空間34内でクロスするスタンバイ部分を設け、それを密封モルタ
ル中に埋設する。 以上のように、各要素を工場で予め製造した後に建設現場へ運搬するで、導管
の施工は容易である。
【0034】 しかし、極めて大きな寸法の場合には現場で各要素を製造することもできる。
実際にはシート1、2は工場で製造してトレーラに積んで現場へ運び、現場で必要
なことは鋳型6に取り付けることだけである。鋳型は単純なものである。大きな
導管の場合には要素を製造する移動式のプレハブユニットを現場近くに建設する
。 支持本体Bを軽量化できる場合には、使用用途に応じて計算をしなければなら
ないということは理解できよう。例えば、導管を地下水の内側に設ける場合には
コンクリートの支持本体にバラストの役目を与えるのが有利であり、そのための
重量を決定する。
【0035】 本発明は上記実施例の詳細に限定されるものではなく、請求の範囲を逸脱しな
い範囲で他の実施例も可能であることは理解できよう。 例えば、支持本体をさらに軽くするために、図3に示すように管状の包囲体Aの
断面形状を円形にすることができる。この場合には、管状の包囲体自身が内圧に
耐え、基部3には曲げ応力が全く加わらない。基部3は基本的に包囲体に剛性を
与え(組立中)且つその大きな表面全体に荷重を分散させることができる。しか
し、各要素の全高Hが高くなるため、大きな通路断面の場合には、一般には図1の
平らな基部を有する実施例が好ましい。
【0036】 図7の2つの部分からなる管状の包囲体の構造は極めて大きな断面を有する導
管の場合に特に重要であるが、本発明の利点はより一般的な寸法、例えば直径が
0.5mの導管に適用した場合にも得られる。この場合には閉じたパイプを直接作る
のが有利である。
【0037】 例えば、長い薄板を周知の方法でバイアス圧延して螺旋体とし、その互いに隣
接する辺を溶接して閉じた管状の包囲体とし、それを取扱いおよび運搬が可能な
長さに切断する。この管状部品を鋳型の2つの側壁の間に配置する。鋳型は適当
な高さ、例えばパイプの中央に配置された2つの底をパイプの両側に有する。次
いでインターロック手段、例えば波打ち網目ワイヤ8をパイプの上側凸部に固定
する。既に述べたように、次いでコンクリートをこうして構成された鋳型にパイ
プの上側部分の上方の高さまで流し入れ、コンクリート本体に所定の厚さを与え
る。
【0038】 一方、U字型の単一部品のコンクリート本体を施工するのが特に有利であるが
、図5に示すように導管の中間面P1で連結する水平枝部33、33を有する2つのL字
型部分36,36を設けることもできる。この場合、包囲体は両枝部33、33の対向す
る面の間に自由空間37を残すように建設され、この空間内では両要素のスタンバ
イ補強材が互いに交差しかつ長手方向補強材と協働し、組立体が密封モルタルに
埋設され、基部の連続性が確保される。
【0039】 さらに、長手方向接合部11、21の高さを変えることができ、また横サイド32、
32の高さ(h)も変えることができるが、横サイドの高さはサイド13、13の剛性
を維持しかつ外側へ窪んだ場合に導管を押し潰す応力に抵抗するのに十分でなけ
ればならない。
【0040】 コンクリート支持本体Bはプレハブ要素の取扱い、運搬および取付けを可能に
するのに十分に強くなければならないことは理解できよう。実際には、金属壁A
とコンクリート本体Bとの間のインターロックによって、全体の剛性が向上する
。しかし、支持本体Bをできるだけ軽くするために、両ウイング32、32の上側端
部に連結横桁を固定し、取扱い操作中に下側要素の剛性を与えることによって本
体Bを補強することがより興味深いことがある。下側要素の取付け後に上側パネ
ル2を取付けるために取り外すために、この支援要素は着脱自在に固定すること
ができる。このような連結横桁は導管の建設後にも利点を有することができる。
すなわち、図8に示すように、この連結横桁は機械的溶接構造のクレードル41の
ような形状にすることができ、導管をまたがり、上側壁2の断面形状と同一の内
側断面形状42を有する。支持本体Bが取扱い操作に対して十分に強い場合は、こ
のようなクレードル41は上側パネル2に予め固定しておくこともできる。この場
合、クレードル41はパネル2の外部保護および補強材を提供してパネル2の厚さ
を減らすことができ、この厚さは内圧に起因する引張り荷重に関してのみ計算す
ることができる。1つまたは複数のクレードル41によってこのようにして補強さ
れたパネル2は、導管が外側へ窪んだ場合の押し潰しによく抵抗する。
【0041】 本発明の導管はさらに他の利点を有する。 例えば、導管の湾曲部分では、導管がずれないように連続したコンクリート要
素を互いに連結することができる。図9に示すように、プレハブ要素を容易に建
設することができるので、包囲体Aの横断方向端部12、22が配置された横断方向
接合面Qが各プレハブ要素の長手方向中間面P1に対して傾けられ、徐々に方向を
変更することができる。次いで、連続した要素を予備加重されたタイロッド43に
よって相互連結することができ、タイロッド43は図4に関して説明したパイプ58
に挿入することができるのが有利であり、タイロッドの端部は各要素B1、B2の端
部で外部に設けられたボス35と当接する。
【0042】 同様に、図9に示すように、布設表面Cの任意のピッチ変化に合うように、接合
面Qを水平方向軸線に対して傾けることができる。図6を参照して説明したように
、コンクリート本体BとパイプAとを確実にインターロックするためには、安価で
かつ容易に施工できる波打ち網目ワイヤ8をパイプAに固定するのが特に有利で
ある。コンクリートの侵入が可能でかつ波打たせることができるこのような穿孔
パネルは別の方法、例えば一種のラチスを形成する格子、または薄板を伸ばして
ブレードに分けることによって得られる格子網を用いる方法で施工することもで
きる。
【0043】 さらに、パイプAを構成する壁の性質および特徴は輸送する流体および加える
圧力に適合させなければならないことは明らかである。 この導管の特定の構成によってパイプの壁の厚さを一般の金属の導管に比べて
減らすことができることは理解できよう。従って、パイプをスレンレス鋼等の特
殊な金属で施工するのが興味深い。その分のコストの増大は流れの状態を向上さ
せるのに通常必要となるライニングを除くことによって補償される。
【0044】 このような場合は、図6に示すような波打ち網目ワイヤによってパイプとコン
クリートとの間のインターロックを向上させるのが特に有利である。 請求の範囲に挿入した参照符号は請求項の理解を助けるためのものであって、
請求の範囲を限定するものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明導管の一部の概念的投影図で、一部は断面で示してある。
【図2】 外側へ窪んだ時の上記導管の変形した状態の概念図。
【図3】 本発明の別の実施例を示す図。
【図4】 支持本体の横方向部分の詳細図。
【図5】 本発明のさらに別の実施例の横断面図。
【図6】 パイプを支持本体に接合するための手段の詳細図。
【図7】 プレハブ要素の製造および運搬法を示す概念図。
【図8】 連結用ビームを有する別の実施例の図。
【図9】 導管の軸線方向向きを変えるための実施例の図。
【図10】 導管の縦方向向きを変えるための別の実施例の図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US ,UZ,VN,YU,ZA,ZW

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 敷設面(C)上に支持された基部(3)を形成する剛体の支持本体
    (B)上に固定された長手方向軸線を有する密封されたパイプ(A)を有し、このパ
    イプ(A)がは上側部分と支持本体(B)の内側面(38)に押圧・固定された下側部分
    (1)とを有する密封された管状の包囲体を形成する閉じた薄壁で構成される、流
    体を循環させる導管において、 支持本体(B)が、パイプ(A)の下側部分の対応する部分に沿って延びた略垂
    直な枝部(32)と、敷設面(C)に支持された支持本体(B)の基部(3)の少なくと
    も一部を形成するパイプの下側に延びた略水平な枝部(33)とからなる断面形状が
    L字型の単一部品からなるセクション(31、31)を管状の包囲体(A)の長手方向軸
    線(O−O’)の両側に有することを特徴とする導管。
  2. 【請求項2】 支持本体(B)の少なくとも一定の長さが単一の鋳型部品であ
    り、L字型のセクション(31、31)の略水平な枝部(33、33)が互いに合体して支持
    本体(B)の基部(3)を形成している請求項1に記載の導管。
  3. 【請求項3】 支持本体(B)の少なくとも一定の長さが2つのL字型プロフィ
    ル部分(36、36)で構成され、各L字型プロフィル部分(36、36)は水平枝部(33、33
    )を有し、2つの水平枝部(33、33)の互いに対向する端部が長手方向軸線(O−O
    ’)を通る包囲体(A)の中間面(P1)で互いに結合されて連続した基部を構成
    する請求項1に記載の導管。
  4. 【請求項4】 支持本体(B)が鉄筋コンクリートで構成される請求項1〜3
    のいずれか一項に記載の導管。
  5. 【請求項5】 支持本体(B)の各L字型のセクション(31)が包囲体を支持・固
    定するための内側表面(38)を有し、この内側表面の向きが略水平な下側部分と略
    垂直な上側部分との間で少しずつ変化している請求項1〜4のいずれか一項に記
    載の導管。
  6. 【請求項6】 L字型の各セクション(31)の各枝部(32、33)の内側表面(38)と
    管状の包囲体(A)の対応する部分とが鋭角な点を有さずに連続的に変化する曲
    率半径を有する請求項5に記載の導管。
  7. 【請求項7】 支持本体(B)の垂直な各枝部(32、32)の少なくとも一部が金
    属部品(7、7)で覆われ、この金属部品(7、7)は上記枝部(32、32)の上側表面(30)
    に密封されるサイド(71)と、支持本体(B)の出口で包囲体(A)のサイド(13、1
    3)に接線状に溶接されたサイド(72)との間に少なくとも一定の角度を成している
    請求項1〜6のいずれか一項に記載の導管。
  8. 【請求項8】 支持本体が補強繊維コンクリートで構成される請求項1〜7の
    いずれか一項に記載の導管。
  9. 【請求項9】 支持本体(B)が40MPaを超える耐圧縮力を有する高性能コンク
    リートで構成される請求項1に記載の導管。
  10. 【請求項10】 支持本体(B)の少なくともL字型の各セクション(31、31)の
    コンクリート(30)の内部に補強材(52)が埋設され、この補強材は支持本体(B)
    のL字型のセクション(31)の対応する枝部(32、33)内に延びた水平な枝部と垂直
    な枝部の2つの枝部を有する請求項1〜9のいずれか一項に記載の導管。
  11. 【請求項11】 支持本体(B)のコンクリート(30)の内部に包囲体(A)の下側
    部分(1)にほぼ平行な少なくとも1つの湾曲シート(53)からなる補強材が埋設さ
    れており、この湾曲シート(53)が支持本体(B)の垂直な枝部(32、32)まで延び
    ている請求項1〜10のいずれか一項に記載の導管。
  12. 【請求項12】 導管に沿って互いに間隔をあけて配置され且つ管状の包囲体
    (A)の上側部分(2)を覆う内側表面(42)を有する複数のクレードル(41)を有する
    請求項1〜11のいずれか一項に記載の導管。
  13. 【請求項13】 互いに並んで配置された複数のプレハブ要素からなり、各プ
    レハブ要素は導管の一定の長さにわたって延び且つ各パイプ要素(A)を有し、
    このパイプ要素(A)は断面が閉じた管状の包囲体を形成し且つコンクリートの
    支持本体Bの要素を成形する際の鋳型となる部分を有する外側表面(14)を有する
    請求項1〜12のいずれか一項に記載の導管。
  14. 【請求項14】 各パイプ要素(A)が長手方向に平行な2つのサイド(11、11
    )とこの長手方向サイドに溶接された2つの横方向のサイド(21、21)とを有する
    金属シートからなる少なくとも2枚の湾曲パネルで構成され、コンクリートの支
    持本体(B)が長手方向のサイド(11、11)の間のパネル(1)の部分の上で成形され
    る請求項13に記載の導管。
  15. 【請求項15】 各パイプ要素(A)と支持本体(B)とが金属の穿孔パネル(8
    )からなる接合手段を介して互いにインターロックされ、穿孔パネル(8)は波形に
    成形されてパイプ要素(A)の外側表面(14)の成形面上に取付られ、各波形は外
    側表面(14)に溶接された頂部(83)と前後する2つの頂部の間の突出部(84)とを有
    し、コンクリートが成形面(14)上に鋳型され、波形の内側に侵入して穿孔パネル
    (8)を完全に埋設することによって支持本体(B)が構成される請求項13または
    14に記載の導管。
  16. 【請求項16】 穿孔パネル(8)がパイプ(A)の長手方向軸線に対して平行な
    直線状の長手方向棒(81)と横断方向波打ち棒(82)とを有するワイヤメッシュから
    なるパネルである請求項15に記載の導管。
  17. 【請求項17】 穿孔パネルがパイプ(A)の長手方向軸線に平行な波形に成
    形された金属格子である請求項15に記載の導管。
  18. 【請求項18】 導管の軸線方向(O−O’)を変えるために、互いに前後する少
    なくとも2つのプレハブ要素(B1、B2)の互いに隣接する端部がパイプ(A)の軸
    線(O−O’)に対して傾いた横方向接合面(Q)で終っている請求項14に記載の
    導管。
  19. 【請求項19】 所定の曲率を有する下側パネル(1)および上側パネル(2)の少
    なくとも2枚のシートパネルを予め製造し、突出した連結要素(53、8)を下側パ
    ネル(1)の外側表面上に溶接し、この下側パネル(1)を鋳型(6)の底面上に凸状の
    外側表面が上を向くように配置し、必要な補強材をさらに取付け、下側パネルを
    裏返した時の下側パネルの上側レベルのわずかに上方までコンクリートを流込み
    、コンクリートの凝固後に、製造されたプレハブ要素を裏返し、上側パネル(2)
    を下側パネル(1)の上側のサイドに溶接してパイプを閉じ、こうして作られた各
    プレハブ要素を敷設面上に配置し、互いに結合して接合することを特徴とする請
    求項14〜18のいずれか一項に記載のプレハブ要素からなる導管を用いた建設
    方法。
  20. 【請求項20】 長い薄板をバイアス圧延して螺旋体とし、この螺旋体の互い
    に隣接する辺を溶接して閉じた管状の包囲体として金属パイプを連続的に製造し
    、この金属パイプを取扱いおよび運搬が可能な長さの管状部品に切断し、この管
    状部品の鋳型部分(14)の上に連結手段(53、8)を溶接した後、管状部品を成形部
    分(14)が上を向くように鋳型(6)中に配置し、鋳型(6)は管状部品の両側に管状部
    品の長手方向軸線に対して平行で且つ上方へ延びた2枚の横方向壁(61)を有し、
    鋳型(6)の各横方向壁(61)を支持本体の横方向部分の高さを決める中間高さに位
    置した底面を形成するプレートを介して管状部品の壁に連結し、こうして製造さ
    れた鋳型中に成形部分(14)の上側レベルをわずかに超える高さまでコンクリート
    を流し込み、コンクリートの凝固後に、こうして予め製造されたプレハブ要素を
    裏返し、敷設面上に配置して導管を建設する請求項13に記載の建設方法。
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