JP2002535528A - コンクリート壁型枠モジュール - Google Patents

コンクリート壁型枠モジュール

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JP2002535528A JP2000596233A JP2000596233A JP2002535528A JP 2002535528 A JP2002535528 A JP 2002535528A JP 2000596233 A JP2000596233 A JP 2000596233A JP 2000596233 A JP2000596233 A JP 2000596233A JP 2002535528 A JP2002535528 A JP 2002535528A
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セルジュ・メルロー
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    • E04BUILDING
    • E04BGENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
    • E04B2/00Walls, e.g. partitions, for buildings; Wall construction with regard to insulation; Connections specially adapted to walls
    • E04B2/84Walls made by casting, pouring, or tamping in situ
    • E04B2/86Walls made by casting, pouring, or tamping in situ made in permanent forms
    • E04B2/8611Walls made by casting, pouring, or tamping in situ made in permanent forms with spacers being embedded in at least one form leaf
    • E04B2/8617Walls made by casting, pouring, or tamping in situ made in permanent forms with spacers being embedded in at least one form leaf with spacers being embedded in both form leaves

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Abstract

(57)【要約】 本発明はコンクリートが注入されるモールドを形成するレンガ壁の形で他の類似のモジュールと組合される可能性のある組立式コンクリート型枠モジュール(1)を開示するものである。型枠モジュールは好ましくは横のタイロッド(19)によって接続される平行グリッド(17、17′)から成る補強構造体(11)を持つ。前記型枠モジュールはまた互いに離れた長手方向の側壁を形成する一組の対向パネル(13、13′)を持つ。前記型枠モジュール は更に壁を形成するのに組み立てられるときに隣接したモジュール間に安定性を提供するブリッジ(21)を形成するアーム(23)を持つ。パネル(13、13′)は絶縁材料でできていることが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、コンクリート型に関する。より詳しくは、本発明は、コンクリート
が注入されるモールドを形成する煉瓦壁のような他の同一のモジュールと組み合
わせることが可能な組立式のコンクリート型枠モジュールに関する。一旦組み立
てられてコンクリートが充填されると、これらのモジュールは、元の位置に置か
れて、その両側のパネルによりコンクリート壁を形成する。
【0002】 (背景技術) 本発明者名義の米国特許第4,888,931号には、タイロッドによって平
行な関係で互いに接続可能であり発泡パネルから成るコンクリート壁を鋳造する
絶縁型枠が開示されている。このパネルは一旦組み立てられると、コンクリート
を注入することが可能なコンクリート型枠を形成する。米国特許第4,604,
843号にもまた、金属コアで補強された発泡材料の絶縁スラブから成るコンク
リート壁を鋳造する型枠が開示されている。このスラブは、梯子状構造を有する
水平エレメントによって平行関係で互いに接続することが可能である。
【0003】 どちらの場合も、型枠は、建物上で組み立てなければならず、そのため、時間
と手の器用さを必要とする。
【0004】 米国特許第4,516,372号には、絶縁発泡から成るのが好ましい平行な
2つの離されたパネルを含む複数のモジュールから成るコンクリート型枠が開示
されている。このモジュールの各々は、パネルの外部表面上に延びている支持プ
レートを含んでいる。これらのプレートは、その内部に延びているタイロッドに
よって互いに接続されている。本特許は、補強コア又は補強グリッドをパネルと
して実施化するべきであると開示したり提案するものではない。
【0005】 本特許は、ロッドやグリッドなどのコンクリート補強構造体を各モジュールの
一部としたり、モジュールのパネル同士間に永久的に配置したりしてコンクリー
トと一体化し、これによって、コンクリートが鋳造される際にこのコンクリート
を補強すべきであるなどと開示したり提案したりするものではない。
【0006】 上記に鑑み、容易にそして迅速に他の類似のモジュールと組み立てられて補強
されたコンクリート壁型枠を形成することが可能な一つの組立式型枠モジュール
に対する必要性が存在することは明瞭である。本発明の目的は、以下の明細書を
読めば当業者には明らかであるような他の必要性と共にこの必要性を満足するこ
とである。
【0007】 (発明の開示) 本発明の目的は、類似のモジュールと共に容易に組み立てて、補強されたコン
クリート壁型枠を形成する一つの組立式型枠モジュールを提供することである。
【0008】 本発明によるモジュールは、補強構造体、離れた長手方向側壁を形成する1対
の対向パネルと、壁を形成するように組み立てられる際に本モジュールと他の類
似のモジュールとの間に安定性をもたらすための橋渡し手段と、から成っている
【0009】 補強構造体は、平行で垂直な関係で延びる少なくとも3つ、好ましくは4つの
金属グリッドを含んでいる。これらのグリッドは、互いに離されており、その内
の2つのグリッドが外部に延長しており、他の全てのグリッドは、この外部に延
びているグリッド同士間を内側に延びている。グリッドに対して横断方向に延長
している複数のタイロッドは、自身が互いにまた堅固に接続し、また、グリッド
と一緒に堅固に接続して一体式構造体を形成している。
【0010】 パネルは平行垂直関係で延びている。パネルは各々が、上記の2つの外部に延
びるグリッドのどちらかを備えており、それと一緒になって長手方向側壁を形成
している。これらのパネルは、このように離され、また、互いに平行な関係で対
向している。
【0011】 上記の橋渡し手段は、補強構造体に組み込まれており、また、パネルの上方に
突出し、これによって、モジュールの上に積層された類似のモジュールの補強構
造体と協働する。
【0012】 ある好ましい実施形態では、橋渡し手段は、モジュールが壁を形成するように
組み立てられる際にそのモジュール間の水平方向と垂直方向の安定性をもたらす
ために内側に延長しているグリッドの少なくとも1つに対して堅固に接続されて
いるアームを含んでいる。これらのアームは、類似の垂直方向に積層されたモジ
ュールの内側に延長するグリッドの少なくとも1つと緊密にはめ合わされて係合
するようなサイズと位置を持つU字形状のトラフを形成している。別の好ましい
実施形態では、アームは補強構造体と一体化されている。具体的には、橋渡し手
段は、パネルの上方に突出し、また、アームを組み込んでいる内側に延びる対を
成すグリッドを含んでいる。
【0013】 上記のように、型枠モジュールは、内側に延長する2つのグリッドを含み、ま
た、橋渡し手段は、この内側に延長する2つのグリッドの各々に堅固に接続され
た接合グリッドを含むのが好ましい。接合グリッドは、アームを組み込んでおり
、また、パネルの上方に突出して、類似の垂直方向に積層されたモジュールの内
側に延長するグリッドと緊密にはめ合って係合するようなサイズと位置付けを持
つU字形状のトラフを形成している。
【0014】 本発明の別の態様では、コンクリート壁型枠モジュールは、補強構造体に堅固
に接続され、また、パネルから離れて水平方向に突出する結合手段をさらに含ん
でいる。この結合手段は、隣接した類似のモジュールの補強構造体と協働し、モ
ジュールが壁を形成するように組み立てられる際にこのモジュール間に更なる安
定性をもたらす。
【0015】 本発明の別の目的は、高い絶縁機能を有する型枠モジュールを提供することに
ある。本発明によれば、この目的は、パネルの少なくとも一方、望ましくは双方
が、ポリウレタンやポリスチレンなどの、高絶縁機能を有する低密度プラスチッ
クフォームから成る、上記のようなモジュールを用いることによって達成される
【0016】 したがって、本発明によるこの組立式型枠モジュールは、他の類似のモジュー
ルと迅速にそして容易に組み立てられて、強化されたコンクリート壁型枠を形成
することが可能である。このモジュールは、一旦組み立てられてコンクリートが
充填されると、元の位置に置かれて、その両側部にパネルを持つコンクリート壁
を形成する。パネルは絶縁性材料から成るのが好ましいので、結果として得られ
るコンクリート壁は内部と外部の双方で絶縁される。
【0017】 本発明の他の目的及び特徴は、添付図面を参照してなされる、複数の好ましい
実施形態の非制限的な以下の説明を読めば明らかであろう。
【0018】 (発明を実施するための最良の形態) 図1A、1B、1C及び1Dは、本発明の第1の好ましい実施形態によるモジ
ュール1を表す。図示されるようにモジュール1は組立式であり、次のものから
構成される: a)補強構造体11; b)間隔を置いて配置されて長手方向に側壁を形成する1対の対向するパネル
13、13´;及び c)組み立てて壁を形成する際にモジュール1と隣接する類似の又は同一のモ
ジュール間を安定させる橋渡し手段21。
【0019】 「類似の又は同一のモジュール」という表現はここでは、隣接するモジュール
が形状とサイズにおいて完全に同一であってもよいが必ずしもそうでなくてもよ
いことを明確にするために用いられる。全ての場合にそれらの幅は同一であるが
、それらの長さと高さは必要に応じて変わる。
【0020】 補強構造体11は、平行して垂直に延長する4行の金属グリッド17、17′
を備える。グリッド17、17′は互いに離れている。2つのグリッドすなわち
17と番号付けされたグリッドは外部に延び、他方の他の2つのグリッドすなわ
ち17′と番号付けされたグリッドは外部に延びるグリッド17間の内部に延び
る。複数のタイロッド19がグリッド17、17′に渡され、互いに全体が堅固
に接続され、1つの構造体を形成する。図示されるようにグリッド17、17′
は長さが同じでまた対になって水平方向にオフセットされるのが望ましい。
【0021】 パネル13、13′は垂直平面内で平行に延び、13、13′の各々は外部に
延びる2つのグリッド17の1つを備える。パネル13、13′の各々は、長手
方向の側壁を形成する。そのように形成された側壁は間隔を置いて配置され互い
に平行に向かい合う。モジュール1の製造時に、パネル13、13′は補強構造
体11の1部である2つの外部に延びるグリッド17上に鋳造される。コンクリ
ート壁を補強する機能を持つ内部に延びるグリッド17′は、もっとも近いパネ
ルから5/8〜3/4インチ離れて配置されるのが望ましい。
【0022】 各パネルの長さは約4〜約10フィートで、高さは約1〜約10フィートであ
るのが望ましい。パネルの長さが8フィートで高さが2フィートであればより望
ましい。さらにパネル13、13′は相対して水平方向にオフセットされるのが
望ましい。従って2つの類似のモジュールが1列に端部から端部へと組み立てら
れる場合、継ぎ目が対向することが無い。さらにオフセットされたパネルを持つ
モジュールは、互いに直交するように並べてコーナーを形成することが可能にな
る。
【0023】 高い絶縁能力を有する型枠モジュールを提供するためにパネル13、13′は
、ポリウレタン又はポリスチレン等の高い絶縁能力を有する低密度発泡プラスチ
ックで作られるのが望ましい。そのような発泡パネルの厚さは約1〜約4インチ
であるのが望ましい。さらにその厚さは1 1/2インチであればより望ましい。
【0024】 図1A〜1Dに表されている実施形態では、外部に延びるグリッド17はパネ
ル13、13′に確実に備えられ、それによってパネル13、13′内にコアを
形成する。そのような隔離されたコアによって、金属補強構造体を通ってモジュ
ールの外側から対向する内側への熱伝導が最小限度まで低減される。しかしなが
ら、外部に延びるグリッド17の一方又は両方が対応するパネルの外部表面に部
分的に又は全体的に突出することによってパネルに粗い外表面を与えるように、
さらにパネル13、13′を鋳造することもできる。
【0025】 さらに具体的に図1Dを参照すると、各パネル13、13′は上部エッジ31
と下部エッジ33とを備えている。これらのエッジの一方は長手方向のタング3
5を備えており、他方の対向するエッジは長手方向の溝37を備えているのが望
ましい。図1Cに表される実施形態では、長手方向のタング35は上部エッジ3
1上にあり、長手方向の溝37は下部エッジ33内にある。タング35と溝37
の寸法は前記モジュール上に積層した同一の又は類似のモジュールの溝とタング
が互いに協働してジョイントを形成するように決められる。図7は別の好ましい
実施形態を表しており、そこでは上部エッジ31と下部エッジ33の各々は長手
方向タング35と長手方向溝37の両方を備えている。図1Cの場合と同様に図
7に表されるタング35と溝37の寸法と形状は、そのモジュール上に積層され
る同一の又は類似のモジュールの溝37及びタング35と協働してジョイントを
形成するように決められる。
【0026】 モジュール1の基本的な部分である橋渡し手段21は図1Aと1Dに最も良く
表されている。橋渡し手段21は補強構造体11に接続されてパネル13、13
′の上方に突出している。図示されている好ましい実施形態では橋渡し手段21
は、内部に延びるグリッド17′に堅固に接続されたアーム23を備える。アー
ム23は単に垂直に延びるロッドから構成される。図1Dに表されるようにアー
ム23はU字形状のトラフを形成し、それは類似の垂直に積層されたモジュール
(図示せず)の内部に延びるグリッドの少なくとも1つの部分と緊密にはまり合
ってその大きさが決められて位置付けされる。橋渡し手段21はこうして、モジ
ュールを組み立てて壁を形成する際にそのモジュール間の水平方向及び垂直方向
の安定性を提供する。
【0027】 図1Aと1Dに見られるように型枠モジュール1が2つの内部に延びるグリッ
ド17′を備える場合、橋渡し手段は2つの内部に延びるグリッドの各々に堅固
に接続された接合グリッドを備えていることが望ましい。接合グリッドは、平行
な水平ワイヤ又はロッドの行25及び垂直なワイヤ又はロッドの行27から作ら
れている。接合グリッドはアーム23に取り付けられ、パネル13、13′の上
方に突出して、類似の垂直方向に積層したモジュール(図示せず)の内部に延び
るグリッドと緊密にはめ合うように大きさが決められ位置付けられたU字形状の
トラフを形成する。
【0028】 本発明の別の好ましい実施形態による橋渡し手段21を図7に表す。この実施
形態ではアーム23が補強構造体11に一体化されている。具体的には1対の内
部に延びるグリッド17′がパネル13、13′の上方に延びて突出してアーム
23を形成している。内部に延びるグリッド17′における折り曲げ部24によ
ってアーム23間の間隔を狭くすることが可能になり、それによってアームが前
述したように類似の垂直に積層したモジュールの内部に延びるグリッドの少なく
とも1つの部分に緊密にはめ合うようにアーム23の位置を設定することが可能
になる。
【0029】 図示されてはいないが橋渡し手段はまたH字形状の金属構造体から構成するこ
ともでき、それはモジュールの内部に延びるグリッド17′の少なくとも1つの
部分と、垂直に積層したモジュールの内部に延びるグリッドの少なくとも1つの
部分が緊密にはまり合うように工夫されている。このH字形状の構造体は類似の
モジュールの積層前にモジュールの頂部に挿入され、また一旦モジュールが組み
立てられると補強構造体11内に組み込まれる。
【0030】 やはり図示されてはいないが当業者は、補強構造体に堅固に接続されパネルか
ら水平方向に突出した結合手段をさらに備えるモジュールを容易に想像すること
ができる。結合手段は橋渡し手段に類似しまた類似の隣接モジュールの補強構造
体と協働することによって、モジュールを組み立てて壁を形成する際にその安定
性を増大させることができる。
【0031】 図2に表されるように、本発明による複数のモジュール1が互いに組み立てら
れて壁2が形成される。図示されている壁2は、水平方向に並んで垂直方向に積
層したモジュール1の4つの行から構成されている。使用に際しては、本発明の
モジュールから成る壁は4階建ての建造物に等しい高さまで互いに積層して、問
題なしに建てることができる。従って明らかに、モジュールの補強構造体の強度
を変更することによって(例えばグリッドとロッドの直径と数を増大させること
によって)4階より高い建造物を建造することが可能であることが当業者には容
易に理解されよう。より強化された壁2を提供するためには、継ぎ目3が垂直方
向に整列することがないように積層モジュール1が相対してオフセットされるこ
とが望ましい。
【0032】 図3は本発明の別の実施形態によるモジュール1を表しており、そこでは1つ
のパネル13が複合材料で作られる一方で他のパネル13′は発泡絶縁材料で作
られている。複合材料にはPVC、コンクリート又はポリマーが含まれる。実際
は全てのモールド可能な材料を用いることができる。パネル13、13′の一方
又は両方が複合材料から作られているモジュールは、発泡性材料から作られてい
るパネルを持つモジュールよりも重く抵抗力がある。複合材料から作られている
部品を持つそのようなモジュールは、例えば建造物の内壁を作るのに有益である
。複合材料のパネルの厚さは、用いられる複合材料の種類に応じて約1/2〜約
2インチの範囲で変わり得る。
【0033】 図4A〜4Cは補強構造体11をより詳細に表している。図4Aに見られるよ
うにグリッド17と17′は、複数の金属ワイヤの平行な水平行41と垂直行4
3とを溶接することによって通常の手順に従って組み立てられる。図示されては
いないが、グリッド17、17′にはひだ又は波の形状を持たせてもよい。前記
のように複数のタイロッド19が、グリッド17、17′間をに渡されて、それ
らに溶接されて、堅固な一体式の構造体を形成する。
【0034】 図4Bは事前に形成されたタイロッド19′を備える補強構造体11の別の実
施形態を表す。図4Cに表すようにこれらの事前に形成されたタイロッド19′
は、長さがモジュールの所望の幅に応じて決まる中央領域Wを備えている。図4
Bに表すように中央領域の長さWは、内部に延びるグリッド17′間の自由空間
Fよりわずかに短い。図4Cに表すようにタイロッド19′を用いることによっ
て、異なる幅のモジュールの補強構造体を容易かつ迅速に製造することに適する
【0035】 前記の実施形態では、補強構造体11は4個の平行に延長するグリッド17、
17′を備えているが、モジュール1は図5に表すように5個以上の又は3個だ
けのグリッドを備えてもよい。この図示された実施形態では、ただ1つのグリッ
ド17′がパネル13、13′間の内側に延びている。この図では外部に延びた
グリッド17はパネル13、13′として表現されているのでそれらは表されて
いない。
【0036】 前記の実施形態と同様に図5に表されている実施形態は、補強構造体11に堅
固に接続されてパネル13、13′の上方に突出する橋渡し手段21を備えてい
る。この好ましい実施形態では橋渡し手段21は、内部に延びているグリッド1
7′に堅固に接続するアーム23を備える。このアーム23は垂直に延長するロ
ッドであってもよい。しかしながらそれは、全て一緒に溶接された金属ワイヤの
複数の平行な水平行25と垂直行27から作られている接合グリッドの一部であ
ることが望ましい。アーム23と上部タイロッド19によってU字形状のトラフ
が形成され、そのトラフは図示されているモジュール上に垂直に積層された類似
のモジュール(図示せず)の内部に延びるグリッドの部分と緊密にはまり合うよ
うに寸法が決められ位置付けられる。橋渡し手段21は従ってモジュールを組み
立てて壁を形成する際にそのモジュール間の水平及び垂直方向の安定性を与える
【0037】 一旦コンクリートがパネル間に注入されてそれが固まっても外部エレメントは
発泡パネルに堅固に固定されないかもしれずまたそれらはコンクリートに容易に
固定されないので、モジュールに一体化された少なくとも1つの固定プレートを
持つ本発明の型枠モジュールを提供することは有益である。そのような固定プレ
ートによって、上に外部エレメントを容易に堅固に固定することができるサポー
トが提供される。
【0038】 図6Aは固定プレートの第1の実施形態を表す。そのプレートは、内部に延び
るグリッド17′の1つと2つのパネル13、13′の一方との間に挿入される
1つの木片61又は複合材料片(例えばプラスチック)から構成される。もちろ
んコンクリートがモジュール内に注入される前であって、エレメントが固定され
るときに、プレートは側壁に隣接するモジュール1内に挿入されなければならな
い。
【0039】 図6Bは固定プレートの第2の実施形態を表す。この実施形態ではプレートは
L字形状の金属シート71から成る。図示されるように金属シート71は、水平
な長手方向の部分73とそれに直交する垂直部分75を有し、それによって上に
外部エレメントを固定できるサポートが提供される。コンクリートをモジュール
1内に注入する前に金属シートの水平部分73をパネル13、13′の一方に押
すことによって、金属シート71はモジュール1に固定される。斜視図に表され
ているようにシート71の水平部分73の形状は三角形でありまたそれには複数
の保持歯が備えられているのが望ましい。
【0040】 図6Cは固定プレートの第3の実施形態を表す。拡大図に最も良く表されるよ
うに、プレートはパネル13、13′の1つである上部エッジ31上に取り付け
られる水平な長手方向の部分83を有するL字形状のシート81から構成され、
その形状はこの上部エッジ31の上にはめ合うように形成される。さらにシート
81は、上に外部エレメントを固定できるサポートを提供する直交する垂直部分
85を有する。シート81は、直交垂直部分85がパネル13′の外部又は内部
に置かれるように、シート81を上部エッジ31上に取り付けることができる。
【0041】 シート81はパネル13′の外部に取り付けられ、さらにシート81の水平部
分83はモジュール1の内側に置かれるU字形状エッジ87を備えることが望ま
しい。図6Cに表されるようにエッジ87は、パネル13′の内側部分と緊密に
はめ合って協働する第1の垂直なセクションを有する。さらにエッジ87は、一
旦コンクリートがモジュール1内に注入されるとモジュール1に一体化されるア
ンカー手段を提供する水平セクションと第2の垂直セクションを有する。 もちろんここで開示された実施形態に対して多くの修正と改良を実行すること
ができる。従ってこれらの修正と改良は本発明の1部と見なされ、その範囲は以
下のクレームによって決定される。
【図面の簡単な説明】
【図1A】 本発明の第1の好ましい実施形態による型枠モジュールの頂部斜視図であり、
このモジュールは、内側に延びる2つの平行グリッドを持つ補強構造体を有して
いる。
【図1B】 図1Aに示すモジュールの前部正面図である。
【図1C】 図1Aに示すモジュールの頂部平面図である。
【図1D】 図1Bの線1D−1Dで切った、図1Aに示すモジュールの側部正面断面図で
ある。
【図2】 図1A〜1D示すような組立済みモジュールから成る型枠壁の前部正面図であ
る。
【図3】 本発明の別の実施形態によるモジュールの側部正面図であり、ここで、モジュ
ールを形成する2つのパネルの内の一方は絶縁材料から成り、他方のパネルは複
合材料から成っている。
【図4A】 本発明のモジュール中で用いられる補強構造体の第1の実施形態の側部正面図
である。
【図4B】 本発明のモジュール中で用いられる補強構造体の第2の実施形態の側部正面図
である。
【図4C】 図4Bに示す補強構造体の製造で用いられ得るさまざまなサイズのタイロッド
を示す図である。
【図5】 内側に延長するグリッドを1つしか有しない補強構造体を含む本発明のさらな
る実施形態によるモジュールの側部正面図である。
【図6A】 本発明のモジュールと共に用いることが可能なオプションの固定プレートの第
1の実施形態の側部正面断面図である。
【図6B】 本発明のモジュールと共に用いることが可能なオプションの固定プレートの第
2の実施形態の側部正面断面図である。
【図6C】 本発明のモジュールと共に用いることが可能なオプションの固定プレートの第
3の実施形態の側部正面断面図である
【図7】 補強構造体と一体化され得る橋渡し手段を含む本発明のさらなる実施形態によ
るモジュールの側部正面断面図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年2月13日(2001.2.13)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の名称】 コンクリート壁型枠モジュール
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、コンクリート型に関する。より詳しくは、本発明は、コンクリート
が注入されるモールドを形成する煉瓦壁のような他の同一のモジュールと組み合
わせることが可能な組立式のコンクリート型枠モジュールに関する。一旦組み立
てられてコンクリートが充填されると、これらのモジュールは、元の位置に置か
れて、その両側のパネルによりコンクリート壁を形成する。
【0002】 (背景技術) 本発明者名義の米国特許第4,888,931号には、タイロッドによって平
行な関係で互いに接続可能であり発泡パネルから成るコンクリート壁を鋳造する
絶縁型枠が開示されている。このパネルは一旦組み立てられると、コンクリート
を注入することが可能なコンクリート型枠を形成する。米国特許第4,604,
843号、第4,889,310号及び第5,454,199号にも、発泡材料
から成る絶縁スラブ製のコンクリート壁を鋳造するための型枠が開示されている
。これらのスラブは、水平エレメントによって並行関係で互いに接続可能である
【0003】 上記のいずれの場合においても、型枠は家屋上で組み立てなければ成らず、そ
のため、時間と手の器用さが必要である。
【0004】 米国特許第4,516,372号には、絶縁発泡から成るのが好ましい平行な
2つの離されたパネルを含む複数のモジュールから成るコンクリート型枠が開示
されている。このモジュールの各々は、パネルの外部表面上に延びている支持プ
レートを含んでいる。これらのプレートは、その内部に延びているタイロッドに
よって互いに接続されている。本特許は、補強コア又は補強グリッドをパネルと
して実施化するべきであると開示したり提案するものではない。
【0005】 ドイツ実用新案第DE 93 12 415.5号及びドイツ特許出願第DE−
A−28 32 320号には、各々が平行に離された2つの側壁と、この2つの
側壁間に延びる金属グリッドを持つ補強構造体と、を含む複数のモジュールから
成るコンクリート型枠が開示されている。これらのドイツの書類は双方共に、垂
直方向に延長する補強エレメントを側壁間に導入して、互いの上に積層されたモ
ジュールを強固にすることを提案している。本発明と対比して、これらの2つの
ドイツの書類はいずれも、上記の2つの側壁間に延びる金属グリッドと係合する
ように補強構造体に組み込まれた補強エレメントを持つ一体プレハブ式モジュー
ルを開示していない。
【0006】 上記に鑑み、容易にそして迅速に他の類似のモジュールと組み立てられて補強
されたコンクリート壁型枠を形成することが可能な一つの組立式型枠モジュール
に対する必要性が存在することは明瞭である。本発明の目的は、以下の明細書を
読めば当業者には明らかであるような他の必要性と共にこの必要性を満足するこ
とである。
【0007】 (発明の開示) 本発明の目的は、類似のモジュールと共に容易に組み立てて、補強されたコン
クリート壁型枠を形成する一つの組立式型枠モジュールを提供することである。
【0008】 本発明によるモジュールは、補強構造体、離れた長手方向側壁を形成する1対
の対向パネルと、壁を形成するように組み立てられる際に本モジュールと他の類
似のモジュールとの間に安定性をもたらすための橋渡し手段と、から成っている
【0009】 補強構造体は、平行で垂直な関係で延びる少なくとも3つ、好ましくは4つの
金属グリッドを含んでいる。これらのグリッドは、互いに離されており、その内
の2つのグリッドが外部に延長しており、他の全てのグリッドは、この外部に延
びているグリッド同士間を内側に延びている。グリッドに対して横断方向に延長
している複数のタイロッドは、自身が互いにまた堅固に接続し、また、グリッド
と一緒に堅固に接続して一体式構造体を形成している。
【0010】 パネルは平行垂直関係で延びている。パネルは各々が、上記の2つの外部に延
びるグリッドのどちらかを備えており、それと一緒になって長手方向側壁を形成
している。これらのパネルは、このように離され、また、互いに平行な関係で対
向している。
【0011】 これらの橋渡し手段は、補強構造体に組み込まれており、また、パネルの上方に
上向きに突出している。橋渡し手段は、本発明によるモジュール上に積層された
類似のモジュールの補強構造体と係合するように位置付けされ、また、工夫され
ている。
【0012】 ある好ましい実施形態では、橋渡し手段は、モジュールが壁を形成するように
組み立てられる際にそのモジュール間の水平方向と垂直方向の安定性をもたらす
ために内側に延長しているグリッドの少なくとも1つに対して堅固に接続されて
いるアームを含んでいる。これらのアームは、類似の垂直方向に積層されたモジ
ュールの内側に延長するグリッドの少なくとも1つと緊密にはめ合わされて係合
するようなサイズと位置を持つU字形状のトラフを形成している。別の好ましい
実施形態では、アームは補強構造体と一体化されている。具体的には、橋渡し手
段は、パネルの上方に突出し、また、アームを組み込んでいる内側に延びる対を
成すグリッドを含んでいる。
【0013】 上記のように、型枠モジュールは、内側に延長する2つのグリッドを含み、ま
た、橋渡し手段は、この内側に延長する2つのグリッドの各々に堅固に接続され
た接合グリッドを含むのが好ましい。接合グリッドは、アームを組み込んでおり
、また、パネルの上方に突出して、類似の垂直方向に積層されたモジュールの内
側に延長するグリッドと緊密にはめ合って係合するようなサイズと位置付けを持
つU字形状のトラフを形成している。
【0014】 本発明の別の態様では、コンクリート壁型枠モジュールは、補強構造体に堅固
に接続され、また、パネルから離れて水平方向に突出する結合手段をさらに含ん
でいる。この結合手段は、隣接した類似のモジュールの補強構造体と協働し、モ
ジュールが壁を形成するように組み立てられる際にこのモジュール間に更なる安
定性をもたらす。
【0015】 本発明の別の目的は、高い絶縁機能を有する型枠モジュールを提供することに
ある。本発明によれば、この目的は、パネルの少なくとも一方、望ましくは双方
が、ポリウレタンやポリスチレンなどの、高絶縁機能を有する低密度プラスチッ
クフォームから成る、上記のようなモジュールを用いることによって達成される
【0016】 したがって、本発明によるこの組立式型枠モジュールは、他の類似のモジュー
ルと迅速にそして容易に組み立てられて、強化されたコンクリート壁型枠を形成
することが可能である。このモジュールは、一旦組み立てられてコンクリートが
充填されると、元の位置に置かれて、その両側部にパネルを持つコンクリート壁
を形成する。パネルは絶縁性材料から成るのが好ましいので、結果として得られ
るコンクリート壁は内部と外部の双方で絶縁される。
【0017】 本発明の他の目的及び特徴は、添付図面を参照してなされる、複数の好ましい
実施形態の非制限的な以下の説明を読めば明らかであろう。
【0018】 (発明を実施するための最良の形態) 図1A、1B、1C及び1Dは、本発明の第1の好ましい実施形態によるモジ
ュール1を表す。図示されるようにモジュール1は組立式であり、次のものから
構成される: a)補強構造体11; b)間隔を置いて配置されて長手方向に側壁を形成する1対の対向するパネル
13、13´;及び c)組み立てて壁を形成する際にモジュール1と隣接する類似の又は同一のモ
ジュール間を安定させる橋渡し手段21。
【0019】 「類似の又は同一のモジュール」という表現はここでは、隣接するモジュール
が形状とサイズにおいて完全に同一であってもよいが必ずしもそうでなくてもよ
いことを明確にするために用いられる。全ての場合にそれらの幅は同一であるが
、それらの長さと高さは必要に応じて変わる。
【0020】 補強構造体11は、平行して垂直に延長する4行の金属グリッド17、17′
を備える。グリッド17、17′は互いに離れている。2つのグリッドすなわち
17と番号付けされたグリッドは外部に延び、他方の他の2つのグリッドすなわ
ち17′と番号付けされたグリッドは外部に延びるグリッド17間の内部に延び
る。複数のタイロッド19がグリッド17、17′に渡され、互いに全体が堅固
に接続され、1つの構造体を形成する。図示されるようにグリッド17、17′
は長さが同じでまた対になって水平方向にオフセットされるのが望ましい。
【0021】 パネル13、13′は垂直平面内で平行に延び、13、13′の各々は外部に
延びる2つのグリッド17の1つを備える。パネル13、13′の各々は、長手
方向の側壁を形成する。そのように形成された側壁は間隔を置いて配置され互い
に平行に向かい合う。モジュール1の製造時に、パネル13、13′は補強構造
体11の1部である2つの外部に延びるグリッド17上に鋳造される。コンクリ
ート壁を補強する機能を持つ内部に延びるグリッド17′は、もっとも近いパネ
ルから5/8〜3/4インチ(約1.59〜1.9cm)離れて配置されるのが
望ましい。
【0022】 各パネルの長さは約4〜約10フィート(約1.22m〜約2.44m)で、
高さは約1〜約10フィート(約30cm〜約3m)であるのが望ましい。パネ
ルの長さが8フィート(約2.44m)で高さが2フィート(約61cm)であ
ればより望ましい。さらにパネル13と13′は相対して水平方向にオフセット
されるのが望ましい。従って2つの類似のモジュールが1列に端部から端部へと
組み立てられる場合、継ぎ目が対向することが無い。さらにオフセットされたパ
ネルを持つモジュールは、互いに直交するように並べてコーナーを形成すること
が可能になる。
【0023】 高い絶縁能力を有する型枠モジュールを提供するためにパネル13、13′は
、ポリウレタン又はポリスチレン等の高い絶縁能力を有する低密度発泡プラスチ
ックで作られるのが望ましい。そのような発泡パネルの厚さは約1〜約4インチ
(約2.5〜10cm)であるのが望ましい。さらにその厚さは1 1/2イン
チ(約3.8cm)であればより望ましい。
【0024】 図1A〜1Dに表されている実施形態では、外部に延びるグリッド17はパネ
ル13、13′に確実に備えられ、それによってパネル13、13′内にコアを
形成する。そのような隔離されたコアによって、金属補強構造体を通ってモジュ
ールの外側から対向する内側への熱伝導が最小限度まで低減される。しかしなが
ら、外部に延びるグリッド17の一方又は両方が対応するパネルの外部表面に部
分的に又は全体的に突出することによってパネルに粗い外表面を与えるように、
さらにパネル13、13′を鋳造することもできる。
【0025】 さらに具体的に図1Dを参照すると、各パネル13、13′は上部エッジ31
と下部エッジ33とを備えている。これらのエッジの一方は長手方向のタング3
5を備えており、他方の対向するエッジは長手方向の溝37を備えているのが望
ましい。図1Cに表される実施形態では、長手方向のタング35は上部エッジ3
1上にあり、長手方向の溝37は下部エッジ33内にある。タング35と溝37
の寸法は前記モジュール上に積層した同一の又は類似のモジュールの溝とタング
が互いに協働してジョイントを形成するように決められる。図7は別の好ましい
実施形態を表しており、そこでは上部エッジ31と下部エッジ33の各々は長手
方向タング35と長手方向溝37の両方を備えている。図1Cの場合と同様に図
7に表されるタング35と溝37の寸法と形状は、そのモジュール上に積層され
る同一の又は類似のモジュールの溝37及びタング35と協働してジョイントを
形成するように決められる。
【0026】 モジュール1の基本的な部分である橋渡し手段21は図1Aと1Dに最も良く
表されている。橋渡し手段21は補強構造体11に接続されてパネル13、13
′の上方に突出している。図示されている好ましい実施形態では橋渡し手段21
は、内部に延びるグリッド17′に堅固に接続されたアーム23を備える。 アーム23は単に垂直に延びるロッドから構成される。図1Dに表されるように
アーム23はU字形状のトラフを形成し、それは類似の垂直に積層されたモジュ
ール(図示せず)の内部に延びるグリッドの少なくとも1つの部分と緊密にはま
り合ってその大きさが決められて位置付けされる。橋渡し手段21はこうして、
モジュールを組み立てて壁を形成する際にそのモジュール間の水平方向及び垂直
方向の安定性を提供する。
【0027】 図1Aと1Dに見られるように型枠モジュール1が2つの内部に延びるグリッ
ド17′を備える場合、橋渡し手段は2つの内部に延びるグリッドの各々に堅固
に接続された接合グリッドを備えていることが望ましい。接合グリッドは、平行
な水平ワイヤ又はロッドの行25及び垂直なワイヤ又はロッドの行27から作ら
れている。接合グリッドはアーム23に取り付けられ、パネル13、13′の上
方に突出して、類似の垂直方向に積層したモジュール(図示せず)の内部に延び
るグリッドと緊密にはめ合うように大きさが決められ位置付けられたU字形状の
トラフを形成する。
【0028】 本発明の別の好ましい実施形態による橋渡し手段21を図7に表す。この実施
形態ではアーム23が補強構造体11に一体化されている。具体的には1対の内
部に延びるグリッド17′がパネル13、13′の上方に延びて突出してアーム
23を形成している。内部に延びるグリッド17′における折り曲げ部24によ
ってアーム23間の間隔を狭くすることが可能になり、それによってアームが前
述したように類似の垂直に積層したモジュールの内部に延びるグリッドの少なく
とも1つの部分に緊密にはめ合うようにアーム23の位置を設定することが可能
になる。
【0029】 図示されてはいないが橋渡し手段はまたH字形状の金属構造体から構成するこ
ともでき、それはモジュールの内部に延びるグリッド17′の少なくとも1つの
部分と、垂直に積層したモジュールの内部に延びるグリッドの少なくとも1つの
部分が緊密にはまり合うように工夫されている。このH字形状の構造体は類似の
モジュールの積層前にモジュールの頂部に挿入され、また一旦モジュールが組み
立てられると補強構造体11内に組み込まれる。
【0030】 やはり図示されてはいないが当業者は、補強構造体に堅固に接続されパネルか
ら水平方向に突出した結合手段をさらに備えるモジュールを容易に想像すること
ができる。結合手段は橋渡し手段に類似しまた類似の隣接モジュールの補強構造
体と協働することによって、モジュールを組み立てて壁を形成する際にその安定
性を増大させることができる。
【0031】 図2に表されるように、本発明による複数のモジュール1が互いに組み立てら
れて壁2が形成される。図示されている壁2は、水平方向に並んで垂直方向に積
層したモジュール1の4つの行から構成されている。使用に際しては、本発明の
モジュールから成る壁は4階建ての建造物に等しい高さまで互いに積層して、問
題なしに建てることができる。従って明らかに、モジュールの補強構造体の強度
を変更することによって(例えばグリッドとロッドの直径と数を増大させること
によって)4階より高い建造物を建造することが可能であることが当業者には容
易に理解されよう。より強化された壁2を提供するためには、継ぎ目3が垂直方
向に整列することがないように積層モジュール1が相対してオフセットされるこ
とが望ましい。
【0032】 図3は本発明の別の実施形態によるモジュール1を表しており、そこでは1つ
のパネル13が複合材料で作られる一方で他のパネル13′は発泡絶縁材料で作
られている。複合材料にはPVC、コンクリート又はポリマーが含まれる。実際
は全てのモールド可能な材料を用いることができる。パネル13、13′の一方
又は両方が複合材料から作られているモジュールは、発泡性材料から作られてい
るパネルを持つモジュールよりも重く抵抗力がある。複合材料から作られている
部品を持つそのようなモジュールは、例えば建造物の内壁を作るのに有益である
。複合材料のパネルの厚さは、用いられる複合材料の種類に応じて約1/2〜約
2インチ(約1.27〜5cm)の範囲で変わり得る。
【0033】 図4A〜4Cは補強構造体11をより詳細に表している。図4Aに見られるよ
うにグリッド17と17′は、複数の金属ワイヤの平行な水平行41と垂直行4
3とを溶接することによって通常の手順に従って組み立てられる。図示されては
いないが、グリッド17、17′にはひだ又は波の形状を持たせてもよい。前記
のように複数のタイロッド19が、グリッド17、17′間をに渡されて、それ
らに溶接されて、堅固な一体式の構造体を形成する。
【0034】 図4Bは事前に形成されたタイロッド19′を備える補強構造体11の別の実
施形態を表す。図4Cに表すようにこれらの事前に形成されたタイロッド19′
は、長さがモジュールの所望の幅に応じて決まる中央領域Wを備えている。図4
Bに表すように中央領域の長さWは、内部に延びるグリッド17′間の自由空間
Fよりわずかに短い。図4Cに表すようにタイロッド19′を用いることによっ
て、異なる幅のモジュールの補強構造体を容易かつ迅速に製造することに適する
【0035】 前記の実施形態では、補強構造体11は4個の平行に延長するグリッド17、
17′を備えているが、モジュール1は図5に表すように5個以上の又は3個だ
けのグリッドを備えてもよい。この図示された実施形態では、ただ1つのグリッ
ド17′がパネル13、13′間の内側に延びている。この図では外部に延びた
グリッド17はパネル13、13′として表現されているのでそれらは表されて
いない。
【0036】 前記の実施形態と同様に図5に表されている実施形態は、補強構造体11に堅
固に接続されてパネル13、13′の上方に突出する橋渡し手段21を備えてい
る。この好ましい実施形態では橋渡し手段21は、内部に延びているグリッド1
7′に堅固に接続するアーム23を備える。このアーム23は垂直に延長するロ
ッドであってもよい。しかしながらそれは、全て一緒に溶接された金属ワイヤの
複数の平行な水平行25と垂直行27から作られている接合グリッドの一部であ
ることが望ましい。アーム23と上部タイロッド19によってU字形状のトラフ
が形成され、そのトラフは図示されているモジュール上に垂直に積層された類似
のモジュール(図示せず)の内部に延びるグリッドの部分と緊密にはまり合うよ
うに寸法が決められ位置付けられる。橋渡し手段21は従ってモジュールを組み
立てて壁を形成する際にそのモジュール間の水平及び垂直方向の安定性を与える
【0037】 一旦コンクリートがパネル間に注入されてそれが固まっても外部エレメントは
発泡パネルに堅固に固定されないかもしれずまたそれらはコンクリートに容易に
固定されないので、モジュールに一体化された少なくとも1つの固定プレートを
持つ本発明の型枠モジュールを提供することは有益である。そのような固定プレ
ートによって、上に外部エレメントを容易に堅固に固定することができるサポー
トが提供される。
【0038】 図6Aは固定プレートの第1の実施形態を表す。そのプレートは、内部に延び
るグリッド17′の1つと2つのパネル13、13′の一方との間に挿入される
1つの木片61又は複合材料片(例えばプラスチック)から構成される。もちろ
んコンクリートがモジュール内に注入される前であって、エレメントが固定され
るときに、プレートは側壁に隣接するモジュール1内に挿入されなければならな
い。
【0039】 図6Bは固定プレートの第2の実施形態を表す。この実施形態ではプレートは
L字形状の金属シート71から成る。図示されるように金属シート71は、水平
な長手方向の部分73とそれに直交する垂直部分75を有し、それによって上に
外部エレメントを固定できるサポートが提供される。コンクリートをモジュール
1内に注入する前に金属シートの水平部分73をパネル13、13′の一方に押
すことによって、金属シート71はモジュール1に固定される。斜視図に表され
ているようにシート71の水平部分73の形状は三角形でありまたそれには複数
の保持歯が備えられているのが望ましい。
【0040】 図6Cは固定プレートの第3の実施形態を表す。拡大図に最も良く表されるよ
うに、プレートはパネル13、13′の1つである上部エッジ31上に取り付け
られる水平な長手方向の部分83を有するL字形状のシート81から構成され、
その形状はこの上部エッジ31の上にはめ合うように形成される。さらにシート
81は、上に外部エレメントを固定できるサポートを提供する直交する垂直部分
85を有する。シート81は、直交垂直部分85がパネル13′の外部又は内部
に置かれるように、シート81を上部エッジ31上に取り付けることができる。
【0041】 シート81はパネル13′の外部に取り付けられ、さらにシート81の水平部
分83はモジュール1の内側に置かれるU字形状エッジ87を備えることが望ま
しい。図6Cに表されるようにエッジ87は、パネル13′の内側部分と緊密に
はめ合って協働する第1の垂直なセクションを有する。さらにエッジ87は、一
旦コンクリートがモジュール1内に注入されるとモジュール1に一体化されるア
ンカー手段を提供する水平セクションと第2の垂直セクションを有する。 もちろんここで開示された実施形態に対して多くの修正と改良を実行すること
ができる。従ってこれらの修正と改良は本発明の1部と見なされ、その範囲は以
下のクレームによって決定される。
【図面の簡単な説明】
【図1A】 本発明の第1の好ましい実施形態による型枠モジュールの頂部斜視図であり、
このモジュールは、内側に延びる2つの平行グリッドを持つ補強構造体を有して
いる。
【図1B】 図1Aに示すモジュールの前部正面図である。
【図1C】 図1Aに示すモジュールの頂部平面図である。
【図1D】 図1Bの線1D−1Dで切った、図1Aに示すモジュールの側部正面断面図で
ある。
【図2】 図1A〜1D示すような組立済みモジュールから成る型枠壁の前部正面図であ
る。
【図3】 本発明の別の実施形態によるモジュールの側部正面図であり、ここで、モジュ
ールを形成する2つのパネルの内の一方は絶縁材料から成り、他方のパネルは複
合材料から成っている。
【図4A】 本発明のモジュール中で用いられる補強構造体の第1の実施形態の側部正面図
である。
【図4B】 本発明のモジュール中で用いられる補強構造体の第2の実施形態の側部正面図
である。
【図4C】 図4Bに示す補強構造体の製造で用いられ得るさまざまなサイズのタイロッド
を示す図である。
【図5】 内側に延長するグリッドを1つしか有しない補強構造体を含む本発明のさらな
る実施形態によるモジュールの側部正面図である。
【図6A】 本発明のモジュールと共に用いることが可能なオプションの固定プレートの第
1の実施形態の側部正面断面図である。
【図6B】 本発明のモジュールと共に用いることが可能なオプションの固定プレートの第
2の実施形態の側部正面断面図である。
【図6C】 本発明のモジュールと共に用いることが可能なオプションの固定プレートの第
3の実施形態の側部正面断面図である
【図7】 補強構造体と一体化され得る橋渡し手段を含む本発明のさらなる実施形態によ
るモジュールの側部正面断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) E04B 1/80 E04B 1/80 Y (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリート壁を形成する型枠モジュール(1)であり、前記
    モジュールが: 補強構造体(11)であり、前記補強構造体が: 平行垂直関係で延びる少なくとも3つの金属グリッド(17、17′)であり
    、前記グリッド(17、17′)は、前記グリッドのうちの2つが外部に延びる
    (17)前記グリッドのうちのほかのグリッドは前記外部延長グリッド(17)
    間を内側に延びて、互いに離れており; 前記グリッド(17、17′)に対して横断方向に渡した複数のタイロッド(
    19)と; を含み、前記グリッド(17、17′)とタイロッド(19)が互いに堅固に
    接続されて一つの式構造体を形成する、補強構造体と; 平行垂直平面上を延びる1対の対面パネル(13、13′)であり、前記対面
    パネルの各々が、前記の外部に延びる2つのグリッド(17)の内の一方を備え
    、長手方向に側壁を形成し、前記側壁は離れて、平行関係で互いに対面している
    、1対の対面パネル(13、13′)と; 前記補強構造体(11)に組み込まれ、また、前記パネル(13、13′)の
    上方に上方向に突出する橋渡し手段(21)であり、前記橋渡し手段(21)が
    前記モジュール(1)上に積層された類似のモジュールの補強構造体と協働して
    、前記モジュールが組み立てられて壁(2)を形成するときに前記モジュール間
    に安定性を提供する、橋渡し手段(21)と; を備える型枠モジュール(1)。
  2. 【請求項2】 橋渡し手段(21)が、内側に延びるグリッド(17′)の少
    なくとも1つに堅固に接続されたアーム(23)を含み、アーム(23)が、モ
    ジュール(1)上に積層された類似の垂直に積層されたモジュールの内側に延び
    るグリッドの少なくとも1つと緊密にはめ合った状態の寸法と位置を持つU字形
    状のトラフを形成し、これによって、前記モジュールが組み立てられて壁(2)
    を形成する時に前記モジュール間に水平方向と垂直方向の安定性が提供される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の型枠モジュール(1)。
  3. 【請求項3】 型枠モジュール(1)が、内側に延びるグリッド(17′)の
    2つを含み、また、橋渡し手段(21)が、内側に延びるグリッドの各々に対し
    て堅固に接続された接合グリッドを含み、接合グリッドが、アーム(23)を組
    込み、また、パネル(13、13′)の上方に上向きに突出し、これによって、
    モジュール(1)上に積層された類似のモジュールの内側に延びるグリッド(1
    7′)と緊密にはめ合った状態の寸法と位置を持つ前記U字形状トラフを形成す
    ることを特徴とする請求項2に記載の型枠モジュール。
  4. 【請求項4】 型枠モジュール(1)が、パネル(13、13′)の上方に上
    向きに突出する内側に延びるグリッド(17′)の2つを含み、また、橋渡し手
    段(21)が、補強構造体(11)と一体なアーム(23)を含み、前記アーム
    (23)が、前記2つの内側に延びるグリッド(17′)に組み込まれ、また、
    前記モジュール(1)上に積層された類似の垂直積層されたモジュールの内側に
    延びるグリッドの少なくとも1つと緊密にはめ合う状態の寸法と位置を持つU字
    形状トラフを形成し、これによって、前記モジュールが組み立てられて壁(2)
    を形成する際に前記モジュール間に水平方向と垂直方向の安定性が提供されるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の型枠モジュール(1)。
  5. 【請求項5】 型枠モジュール(1)が、補強構造体(11)に堅固に接続さ
    れた結合手段をさらに含み、結合手段がパネル(13、13′)から水平方向に
    離れるように突出し、また、類似の隣接したモジュールの補強構造体と協働して
    、モジュールが組み立てられて壁(2)を形成する際にモジュール同士間に安定
    性が提供されることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の型枠モジュー
    ル(1)。
  6. 【請求項6】 パネル(13、13′)が、同じ長さを有し相対するオフセッ
    トを有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の型枠モジュール(
    1)。
  7. 【請求項7】 型枠モジュール(1)が、内側に延びるグリッド(17′)の
    2つを含み、前記内側に延びるグリッド(17′)が、同じ長さと相対するオフ
    セットを有することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の型枠モジュー
    ル(1)。
  8. 【請求項8】 パネル(13、13′)の各々が、上方エッジ(31)と下方
    エッジ(33)を含み、前記エッジの一方が長手方向タング(35)を含み、他
    方のエッジが長手方向溝(37)を含み、前記タング(35)と溝(37)が、
    ジョイントを形成するようにモジュール(1)上に積層された類似のモジュール
    のそれぞれの溝とタングと協働するようなサイズを持つことを特徴とする請求項
    1〜7の内のいずれか記載の型枠モジュール(1)。
  9. 【請求項9】 グリッド(17、17′)の少なくとも1つがしわ付け又は波
    付けされていることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の型枠モジュー
    ル(1)。
  10. 【請求項10】 外部に延びるグリッド(17)がパネル(13、13′)と
    して実現化され、これによって前記パネル(13、13′)内でコアを形成する
    ことを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の型枠モジュール(1)。
  11. 【請求項11】 パネル(13、13′)の内の少なくとも1つが絶縁性材料
    製であることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の型枠モジュール(
    1)。
  12. 【請求項12】 パネル(13、13′)の双方が絶縁性材料製であることを
    特徴とする請求項11に記載の型枠モジュール(1)。
  13. 【請求項13】 パネル(13、13′)の少なくとも1つが複合材料製であ
    ることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の型枠モジュール(1)。
  14. 【請求項14】 型枠モジュール(1)が、一旦コンクリート壁(2)が形成
    されると前記モジュール(1)に一体となる少なくとも1つの固定プレートを含
    み、少なくとも1つのプレートが、外部エレメントが固定され得るサポートとな
    ることを特徴とする請求項1〜13のいずれかに記載の型枠モジュール(1)。
  15. 【請求項15】 固定プレートが、内側に延びるグリッド(17)とパネル(
    13、13′)の1つとの間に挿入された材木(61)又は複合材料の片を含む
    ことを特徴とする請求項14に記載の型枠モジュール(1)。
  16. 【請求項16】 固定プレートが、L字形状の金属シート(71)を含み、金
    属シート(71)が、外部エレメントが固定され得るサポートとなる水平長手方
    向部分(73)とそれと直交する垂直方向部分(75)を有し、前記水平部分(
    73)が前記パネル(13、13′)の1方に押し込まれることを特徴とする請
    求項14に記載の型枠モジュール(1)。
  17. 【請求項17】 水平部分(73)が、三角形形状であり、また、複数の保持
    歯を備えることを特徴とする請求項16に記載の型枠モジュール(1)。
  18. 【請求項18】 固定プレート(61)がL字形状のシート(81)を含み、
    シート(81)が、外部エレメントが固定得る前記サポートとなる前記パネル(
    13、13′)の内の1つの上方エッジ(31)上に取り付けられた水平長手方
    向部分(83)と直交垂直部分(85)を含み、水平部分(83)が上方エッジ
    (31)にはめ合うような形状であることを特徴とする請求項14に記載の型枠
    モジュール(1)。
  19. 【請求項19】 シート(81)の前記水平部分(83)が、モジュール(1
    )内に位置するU字形状エッジ(87)を有し、前記エッジ(87)が、前記パ
    ネルの内部部分と緊密なはめ合い状態で協働する第1の垂直セクションと、水平
    セクションと、一旦前記コンクリート壁が形成されたら前記モジュール(1)と
    一体化した固定手段となる第2の垂直セクションとを有することを特徴とする請
    求項18に記載の型枠モジュール(1)。
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