JP2002533969A - 出力信号および入力信号の比率を制御するための方法と装置 - Google Patents

出力信号および入力信号の比率を制御するための方法と装置

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JP2002533969A JP2000590293A JP2000590293A JP2002533969A JP 2002533969 A JP2002533969 A JP 2002533969A JP 2000590293 A JP2000590293 A JP 2000590293A JP 2000590293 A JP2000590293 A JP 2000590293A JP 2002533969 A JP2002533969 A JP 2002533969A
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Abstract

(57)【要約】 装置の入力信号と出力信号の動作比率(例えば増幅器のゲイン)は、該入力及び出力信号レベルに相当するそれぞれのレベルを有する2つの信号の使用により制御される。比率は、目標値を表す基準信号と動作比率を算出する除算動作のどちらも必要とせず、2つの信号間の差異に基づき目標値まで制御される。好適な実施例においては、既知ゲインを有し、装置の入力部及び出力部のそれぞれに接続した対応する増幅器ユニットにより、2つの信号が生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
本出願は、1998年12月21日に提出された米国仮特許出願第60/11
3,083号の利益を伴っている。
【0001】
【発明の背景】
本発明は、装置の出力信号及び入力信号の比率を制御する方法と装置に関する
。本発明は、比較的単純な制御エレクトロニクスの使用によって実施されること
が出来、例えば、電気及び光の増幅器及び減衰器の電子制御を含む多種多様な使
用に適している。
【0002】 従来の信号比率制御技術は、予め定められた目標比率に従ってセットされる外
部の基準信号に対する装置の出力信号又は入力信号のモニタを含んでいる。該装
置は制御され、当該モニタされた信号と当該基準信号の間の差異を示す誤差信号
に基づいた目標比率で作動するように制御される。 もう1つの従来技術は、2つの信号の比率を決定するために装置の出力信号及
び入力信号双方のモニタを含む。このように決定される比率は、目標比率に対応
する外部基準信号と比較され、決定された比率と目標比率の間の差異を示す誤差
信号を生じる。該装置は、誤差信号に基づいて目標比率で動作するように制御さ
れる。
【0003】 図1は、上記した従来技術を示している。図1において、除算器(divid
er)12は、制御装置10の入力及び出力信号レベルにそれぞれ比例する信号
レベルx及びyを受信する。すなわち、x=C1X、y=C2Yであり、ここでX
とYとはそれぞれ、入力及び出力信号レベルであり、C1及びC2は特定のシステ
ム設計(多くの場合C1=C2)に依存する比例定数である。信号レベルx及びy
は、例えば、入力及び出力信号の電圧、電流又はパワーレベルを表し得る。
【0004】 入力信号レベルに対する出力信号レベルの比率Gは、次のように表され得る: G=(Y/X)=K(y/x) …(1) ここで、K=C2/C1である。よって、信号のレベルx及びyは、次のような関
係にある: y=Gx/K …(2) 除算器12は、入力x及びyに基づく除算動作を行い、比率Gに比例した比率
信号を出力する: y/x=G/K …(3) 当該比率信号は、減算器14に供給される。また、指定基準信号レベルGSP
T/Kが減算器に供給される。ここでGTは目標比率である。減算器14は、測
定比率y/xを指定比率GSPから差し引き、誤差信号レベルEを算出する: E=GSP−y/x=(GT/K)−(G/K)=(GT−G)/K …( 4) 誤差Eは、誤差Eをゼロにするように装置動作を調整するコントローラ16に
供給される。この状態において、等式(4)から認識される如く、GはGTに等
しくなる。
【0005】
【発明の開示】
本発明は、従来技術のように外部基準信号又は除算動作を必要としない比率制
御処理についての新規且つユニークなアプローチを提案する。簡潔に説明すると
、本発明は装置の入力信号レベル及び出力信号レベルのそれぞれに対応するレベ
ルを有する第1及び第2信号を用いる。以下のことから解るように、1つの信号
を他の信号から差し引くことにより、誤差信号が算出され、装置動作を制御し誤
差信号レベルをゼロにするコントローラへ供給される。この状態において、装置
の入力及び出力信号レベルの比率は、予め定められた目標比率に合致する。
【0006】 以下に示した実施例に示すように、第1及び第2信号はそれぞれ、既知ゲイン
の第1及び第2増幅器ユニットを使用することで生成され得る。誤差信号レベル
がゼロの際、入力及び出力信号レベルの比率は、第1及び第2増幅器ユニットの
既知ゲインに基づいて、予め定められた目標比率に合致する。 図2は、上記した如く、第1及び第2増幅器ユニットを使用した実施例の基本
原理を示す図である。図2において、既知ゲインGiを有する入力側増幅器ユニ
ット23及び既知ゲインGoを有する出力側増幅器ユニット25は、それぞれ制
御さるべき装置20の入力部及び出力部に接続される(接続は単純化により図面
から省略されている)。入力側増幅器ユニット23は、レベルSi=Gixを有す
る信号を発信する。ここでxは、装置20の入力信号レベルに比例する。出力側
増幅器ユニット25は、レベルSo=Goyを有する信号を生成する。ここでyは
、装置20の出力信号レベルに比例する。入力側及び出力側増幅器ユニットから
の信号は減算器24に供給され、該減算器は、レベルSerrを有する誤差信号を
算出する: Serr=So−Si …(5) 誤差Serrはコントローラ26に供給され、該コントローラは誤差Serrをゼロ
にし、この状態を維持するために、装置20の動作を調整する。
【0007】 So及びSiに換えて、等式(5)は次のように書き直され得る: Serr=Goy−Gix …(6) Gx/Kを等式(6)のy(等式(2)参照)に置換することにより、以下の
式を得る: Serr=(GoGx/K)−Gix =x{(GoG/K)−Gi} …(7) Gi/Giを等式(7)の右辺に乗じることにより、以下の式を得る: Serr=Gix{(Go/KGi)G−1} …(8) 式(8)から明白であるように、G=KGi/Goである時、Serrはゼロであ
る。換言すれば、入力側及び出力側増幅器ユニット、またより正確にはそれらの
ゲイン、の選択により目標比率GT=KGi/Goが設定される。そして、Serr
ゼロに保つために装置10を制御することは、一定比率G=GT=KGi/Go
帰結する。
【0008】 等式(5)の被減数及び減数が逆転したとしても、同じ結果が得られる: Serr=Si−So …(5´) よって、Serrはより一般に次のように表され得る: Serr=±(So−Si) …(9) 前述の議論から判るように、本発明は目標入出力信号比率を表す外部基準信号
を必要とせず、そして実際の動作比率Gを決定する除算を必要としない。その代
わりに、該制御動作は、入力及び出力信号レベルに対応するレベルを有する信号
の単純な減算に基づく。従来技術で使われるような、外部基準信号及び除算動作
の必要を避けることにより、本発明は、低コストにて単純化制御エレクトロニク
スや高制御速度の利点を提供する。
【0009】 更に、本発明の原理は、どんな特定装置又は装置部類に対する応用又は差し引
かれるべき信号を生成する特定部品の使用に限定されない。よって、例示の実施
例と同様に、ここにおいて言及される応用が単なる例であることが理解されよう
。 差し引かれるべき信号を生成する増幅器ユニットの使用は、例示の実施例に記
載されるように、非電気的信号を利用する装置同様、低入力(そして、低出力で
もあろう)信号レベルを有する装置を応用する際の利点の故に、好ましい。例え
ば、伝達インピーダンス増幅器ユニットが、光学信号を利用する装置を含んでい
る応用装置において使用され得る。
【0010】
【発明の概要】
上記した如く、本発明は、外部基準信号或いは除算動作を必要とすることなし
に、装置の入力信号及び出力信号の比率制御を可能にする。 1つの主要な特徴によれば、本発明は、装置からの出力信号レベルと該装置へ
の入力信号レベルとの比率を制御する方法であって、 該装置入力部に第1コンポーネントを接続し、該入力信号レベルに相当するレ
ベルを有する第1信号を生成する行程と、 該装置出力部に第2コンポーネントを接続し、該出力信号レベルに相当するレ
ベルを有する第2信号を生成する行程と、 該第1及び第2信号レベル間の差異に基づき比率を調整する調整行程と、 から成ることを特徴とする方法を提供する。
【0011】 1つの好適な実施例によれば、当該装置は増幅器ユニットであり、第1及び第
2コンポーネントは、第1及び第2増幅器ユニットであり、そして制御比率は増
幅器ユニットのゲインである。 特定の実施例において、該装置はポンピングされる光ファイバ増幅器ユニット
であり、制御比率は光ファイバ増幅器ユニットの光ゲインである。該光ゲインは
、光ファイバ増幅器ユニットのポンプ・レーザーのポンプ・パワー調整によって
調整される。第1及び第2増幅器ユニットは、対応する光センサーによって光フ
ァイバ増幅器ユニットの入力部及び出力部に接続する伝達インピーダンス増幅器
ユニットである。(伝達インピーダンス増幅器は、入力電流信号に比例する出力
電圧信号を出力する。) 入力信号及び出力信号の各々は、複数の信号によって構成される合成信号であ
り得る。このような場合において、上述した第1及び第2信号の信号レベルは、
それぞれ合成された入力及び出力信号のRMS信号レベルと一致し得、制御比率
はRMS光ゲインであり得る。
【0012】 もう1つのその主要な特徴によれば、本発明は上記の方法を実施するための装
置を提供する。 本発明の更に別の特徴は、装置からの出力信号レベルと該装置への入力信号レ
ベルとの比率を制御する方法であって、該入力信号レベルに対応するレベルを有
する第1信号を生成する行程と、該出力信号レベルに対応するレベルを有する第
2信号を生成する行程と、該第1及び第2信号レベル間の差異に基づき比率を調
整する調整行程と、から成ることを特徴とする方法を提供する。
【0013】 本発明の上述した特徴及び追加の特徴は、その様々な特徴や利点と同様に、添
付の図面による以下の詳細な説明の考慮により充分に理解される。
【0014】
【発明の詳細】 図3は、本発明による第1装置1を示す図である。図の参照番号30は、制御
可能な入力信号と出力信号との比率Gを操作可能な電気装置を表す。図示される
構造において、装置30は単一の増幅器を含む調整可能なゲイン増幅器ユニット
である。しかし実際上、装置30はその入力及び出力信号の制御可能な比率を有
するどんな電気装置であってもよい(例えば、カスケード接続された増幅器を有
する多段増幅器、単一或いは多段の減衰器、等)。入力及び出力信号は、例えば
、電圧或いは電流信号であり得る。
【0015】 好ましくは単一の増幅器を含む、既知ゲインGiの第1増幅器ユニット33は
、被制御増幅器ユニット30の入力側に接続している。同様に好ましくは単一の
増幅器を含む、既知ゲインGoの第2増幅器ユニット35は、被制御増幅器ユニ
ット30の出力側に接続している。図示したように、増幅器ユニット30の入力
及び出力側への増幅器ユニット33及び35の接続は直接でもよく、与えられた
実施の必要条件に従い、間接的(例えば、電流センサー経由)でもよい。増幅器
ユニット33及び35の出力信号は、コントローラ36に供給され、以下で更に
詳細に検討されるように、該コントローラは被制御増幅器ユニット30の動作を
調整するように作動して、比率Gを制御する。図示される実施例において、Gは
もちろん増幅器ユニット30のゲインである。
【0016】 入力側増幅器ユニット33は信号レベルSi=Gixを出力する。ここでxは入
力側増幅器ユニットへの入力信号レベルであり、被制御増幅器ユニット30の入
力信号レベルXに比例する。出力側増幅器ユニット35は信号レベルSo=Go
を出力する。ここでyは出力側増幅器ユニットへの入力信号レベルであり、被制
御増幅器ユニット30の出力信号レベルYに比例する。
【0017】 コントローラ36は上述したように減算を実行し、誤差値Serr=±(So−S i )を決定する。そして、Serrが実質的にゼロに保たれるようにそのゲインを調
整することで、被制御増幅器ユニット30に制御信号Sctlを出力する。よって
、増幅器ユニット30は、実質的に一定のゲインG=GTKGi/Go、すなわち
入力側及び出力側増幅器ユニット33及び35の既知ゲインの比率に比例した目
標ゲイン、に保たれる。
【0018】 より具体的な実施例を挙げるために、被制御増幅器ユニットへの入力及び出力
信号が、それぞれレベルVi及びVo(=GVi)を有する電圧信号であると仮定
する。増幅器33及び35の入力インピーダンスが十分に高いと仮定すると、そ
の場所におけるそれぞれの入力電圧レベルは、Vi及びVoとなる(C1=C2、K
=1の場合に相当)。入力側及び出力側増幅器ユニットの出力電圧は、次のよう
に表される: Si=Giio=Goo=GoGVi この場合、Gi及びGoは入力側及び出力側増幅器ユニット33及び35それぞれ
の電圧ゲインを表し、Gは制御増幅器ユニット30の電圧ゲインを表す。
【0019】 コントローラ36は、電圧Soから電圧Siを差し引き、誤差Serrを決定する
: Serr=So−Si =GoGVi−Gii =Vi(GoG−Gi) =Gii{(Go/Gi)G−1} …(10) このように決定された誤差に基づき、コントローラ36は、増幅器ユニット3
0のゲインが誤差Seerをゼロにして、その状態を維持するように調整する。そ
の状態においては、等式(10)から明らかなように、ゲインGは目標ゲインG T =Gi/Goに等しい。
【0020】 コントローラ36は、誤差Serrに基づき比率Gを制御するために、どのよう
な適切な制御アルゴリズムをも利用可能である。比例・積分(PI)または比例
・積分・微分(PID)制御アルゴリズムは、最適の性能のために選ばれ得る。
デジタル及びアナログ・コントローラの双方が、使用され得る。特定の適用のた
めの適切なアルゴリズムは、従来技術―例えば経験的なもの及び/又はコンピュ
ータ・シミュレーション―によって決定され得る。PI、PID、そして他の制
御技術のより完全な議論のためには、ケーニッヒ ディー.(Koenig,D
.)氏の「ノイジー・プロセス(Noisy Processes)の制御・解
析」、Prentice Hall刊、1991(本願明細書に組み入れられる
ものとする)を参照されたい。
【0021】 図4は、光増幅器ユニット40の光ゲイン(光パワー・ゲイン)を制御するた
めの本発明による第2装置2を図示している。本実施例において、光増幅器ユニ
ット40は、一段式(シングルコイル)のポンピングされる光ファイバ増幅器で
ある。この種の増幅器は公知技術であるので、ここでは詳細には検討されない。 概説すれば、該増幅器ユニットは、希土類元素(例えばエルビウムまたはプラ
セオジミウム)イオンをドープした光ファイバコイル41と、入力光信号をコン
トローラ・レーザー源44からの「ポンプ」光と結合する波長分割多重方式(W
DM)光カプラ42と、から成る。図4のコンポーネントを接続している細い線
が光ファイバ接続を表すのに対し、コンポーネントを接続している太い線は電気
接続を表すことに注意が必要である。レーザー源すなわちポンプ・レーザー・ユ
ニット44は増幅器への光入力信号の波長帯域の外側にある光波長にて動作する
ものの、光ファイバ・コイル41にドープされたイオンを励起するのに効果的で
ある。光入力信号は、予め定められた波長の単一光信号から成り得る。または、
WDM光ファイバの通信ネットワークにおいて典型的であるように、異なる予め
定められた波長の複数の光信号から成る合成信号でもあり得る。入力信号の光は
、ファイバコイル41中の励起イオンを励起して、同一波長の追加光を発して入
力信号を効果的に増やす。 増幅器ユニット40の光パワー・ゲインGは、ポンプ・レーザー・ユニット4
4の出力パワーに依存しており、それ故ポンプ・レーザー・ユニットの出力パワ
ーの調整により制御され得る。入力信号が合成信号であり得る時、合成信号の個
々の波長成分が同等のゲインを受けるために、光増幅器ユニット40はゲイン均
一化フィルタを取り入れ得る。そうでなければ、光パワー・ゲインは、集合的波
長成分のためのRMSゲインである。光増幅器ユニット40は、その入力及び出
力側で光アイソレータ(図示せず)を含むこともできる。
【0022】 図4の装置において、第1伝達インピーダンス増幅器(TIA)ユニット43
は、好ましくは単一の増幅段を含んでおり、光センサー47(例えばフォトダイ
オード)及び光タップ48を介して光増幅器の入力側と接続する入力部を有する
。該光タップは、装置の入力ファイバIからの入来光信号の小部分を光センサー
47に接続しているモニタ出力部48bへ転送するように機能する。入来光信号
の残りは、該タップの主出力部48aを経て光増幅器ユニット40の入力部へと
進む。
【0023】 第2TIAユニット45は、対応する光センサー47′及び対応する光タップ
48′を経て光増幅器ユニット40の出力側に接続している入力部を有する。こ
の光タップは、光増幅器ユニットからの出力光の小部分を光センサー47′に接
続しているモニタ出力部48b′へ接続するように作動する。残りの出力光は、
タップ48′の主出力部48a′を経て装置の出力ファイバOに向かって進む。
【0024】 光タップ48、48′のカップリング比率は、同じでも異なっていてもよい。
また、それらはどんな特定の制限にでも制限されない。しかし、実質的に装置の
入力及び出力信号パワーを保持するカップリング比率を使用することが、好まし
い。例えば、少なくとも90/10のカップリング比率(光の10%がモニタ出
力部に接続し、90%が主出力に進むことを意味する)である。
【0025】 図4に一旦戻って、光センサー47、47′は、タップ48、48′から受信
される光を、モニタ出力部48b、48b′を経て受信する光量に比例するレベ
ルを有する電流信号に変換する。電流信号は、従って、光増幅器40の入力及び
出力光信号の光パワー・レベルに比例している。TIAユニット43及び45は
、それらの入力電流信号に比例した出力電圧信号を発信し、これら出力信号がコ
ントローラ46に供給される。TIAユニット43及び45のそれぞれの出力電
圧信号Si及びSoは、次のように表される: Si=Gi1io=Go2o=Go2GPi 上記式において、Gi及びGoは、それぞれ入力側TIAユニット43及び出力
側TIAユニット45の伝達インピーダンス・ゲインを表し、Pi及びPoは、そ
れぞれ入力光信号パワー・レベル及び出力光信号パワー・レベルを表し、Gは光
増幅器ユニットの光パワー・ゲインを表し、そしてC1及びC2は、タップ48、
48′のカップリング比率と光センサー47、47′の応答物性に依存する比例
定数を表す。
【0026】 コントローラは、2つの電圧信号レベルの一方を他方から差し引き、誤差電圧
レベルSerrを得る: Serr=±(So−Si) =±(Go2o−Gi1i) =±(Go2GPi−Gi1i) =±Pi(Go2G−Gi1) =±Pii1{(Go2/Gi1)G−1} …(11) 該誤差電圧に基づき、コントローラ46は制御信号を出して、ポンプ・レーザ
ー・ユニット44の動作を調整し、それによって増幅器ユニット40の光ゲイン
を調整し、そしてSerrをゼロにしてその状態を維持する。例えば、ポンプ・レ
ーザー・ユニットは従来の電圧制御ポンプ電流コントローラを取り入れることが
出来、コントローラ46からの制御信号は、誤差信号レベルSerrを使用するP
I或いはPID制御アルゴリズムに基づいて確立される電圧であり得る。また、
制御アルゴリズムは、特定の応用において要求されるように、デジタル或いはア
ナログ回路によって実施され得る。
【0027】 等式(11)から判るように、誤差Serrがゼロとなる時、増幅器ユニット4
0の光ゲインはG=GT=(Gi/Go)(C1/C2)となる。選択された光タッ
プ48、48′が同じカップリング比率を有し、選択された光センサー47、4
7′が同じ応答物性を有する時、C1及びC2は等しく、目標ゲインは単にGT
i/Goとなる。
【0028】 ポンプ・レーザー・ユニットを制御し、Serrをゼロで維持することによって
、増幅器ユニット40は、一定のゲインG=GTで作動する。そして目標ゲイン
は、入力側及び出力側増幅器ユニット43、45の既知ゲインに基づいた単なる
既定値である。目標ゲインを表す外部基準信号は、必要でない。そして、実際の
作動ゲインGを決定する除算動作も不要である。
【0029】 図5は、この場合は、多段のポンピングされる光ファイバ増幅器ユニット40
′を制御する、もう1つの実施例3を示している。図5の装置は、増幅器ユニッ
トが図4に関して前述したようなドープされたファイバ・コイル41、WDMカ
プラ42、ポンプ・レーザー・ユニット44を各々が含む増幅段の複数から成る
ことは除いて、概ね図4のそれと同様である。ここでは増幅段の数は2であるが
、より多数の段が用いられ得る。異なる段(同様にポンピングしてもよいが、特
定の用途により同じ又は異なるゲインを提供する)の増幅器コイルが、図示する
ように、直列に接続される。各々の段はまた、ゲイン平均化フィルタ(図示せず
)を含み得る。
【0030】 図4の実施例のように、図5のコントローラは、TIA出力電圧Si、Soの一
方を他方から差し引いて、誤差信号レベルSerrを得る。こうして得られた誤差
に基づいて、コントローラはポンプ・レーザー・ユニットの出力を調整するため
の制御信号を出し、それにより光増幅器ユニット40の光ゲインを調整して、誤
差Serrをゼロにし、その状態を維持する。その状態において、上述したように
増幅器ユニット40′の光ゲインは目標ゲインに等しく、入力側及び出力側TI
Aユニットの既知ゲインに基づいている。2つの増幅段が同一であろうとそうで
なかろうと、ポンプ・レーザー・ユニットは、同一制御信号を受信し得る。もち
ろん、増幅段が異なり、全体的なゲインへの同等に寄与しない場合には、それら
のそれぞれのゲイン寄与に基づき、それらは異なって制御され得る。
【0031】 図6は、2台の個々に制御光増幅器ユニット40が直列に接続して多段増幅器
ユニットを形成するもう1つの実施例4である。この装置は、各々の増幅段が個
々に監視且つ制御されるので、図5の装置より正確な全体的な光ゲインの制御を
見越す。 図6に示すように、第1の(左側の)増幅段用出力側TIAユニット45及び
第2の(右側の)増幅段用入力側TIAユニット43は、光センサー47′(4
7)に共通して接続しているそれらの入力部を有し得る。各々の増幅段は、図4
と関連して描かれる方法で別に制御される。もちろん、図6において2つの増幅
段が同じものであったとしても、それぞれの制御装置として、実際の場合に必要
であるというわけではない。実際上、それらの制御装置(例えば、TIAユニッ
トの組は、異なる目標ゲインを提供するのに選ばれ得る)であり得るように、2
つの増幅段は異なり得る。
【0032】 図4との関係で説明したように、装置は製造され、試験され、その過渡応答を
調べた。単一のコイル増幅器ユニットは、13.7mの従来のエルビウム添加フ
ァイバ、入力部及び出力部での2台の光アイソレータ、1550/980nmの
WDM光カプラ、そしてサブマイクロ秒(μs)応答時間ができる電圧に制御さ
れたポンプ電流源を含んでいる標準のグレーティング安定化976nmのポンプ
・レーザー・ユニットから成る。被制御増幅器ユニットに対する入力信号は、2
つの信号から成る。すなわち、 −10dBm持続波(CW)1555nmの信号と、1553nmでの0dB
m、500Hzのオン/オフ動作の調整された矩形波信号と、である。
【0033】 TIAユニットは、それぞれの使用可能な増幅器(少なくとも10MHzの周
波数応答)、抵抗器、そして、入力側TIAユニットに対し10,000、出力
側TIAユニットに対し681の伝達インピーダンス・ゲインを有する蓄電器、
から造られた。これらの値は、システムの特定の物理的パラメータ、例えば組み
継ぎ損失、ポンプ・レーザーの特徴、光センサーーの特性等に基づいて適切であ
ると決定された。
【0034】 TIAユニットは、90/10の光カプラと、実質的に同一の光センサーー(
少なくとも10MHzの周波数レスポンスを有するInGaAsのPIN光ダイ
オード)を経て、光増幅器ユニットの入力及び出力側に接続していた。よって、
比例定数C1及びC2は、C2=(9/10)C1なる関係にあった。このことは直
ちに、90/10のカップリング比率により、入力側光センサーーに接続する光
の量は光増幅器ユニットへの光入力の1/9であり、出力側光センサーーに接続
する光の量は光増幅器ユニットから出る光出力の1/10であるという事実に由
来する。
【0035】 装置の入力及び出力ファイバは、標準のSMF−28光ファイバであった。装
置構成部分間の光結合もまた、SMF−28光ファイバによってなされた。出力
ファイバ上の信号は、125MHzの光レシーバ及び500MHzのデジタル・
オシロスコープによって測定された。 広範囲にわたる制御柔軟性を提供するために、我々は以下の要素から成る、デ
ジタルで、マイクロプロセッサーベースの制御装置を使用した。すなわち、 − 2台の8ビットのアナログ‐ディジタル(A/D)コンバータ(2.5M
Hzでのサンプリング) − マッハXLプログラマブルアレイロジック(PAL) − 16MHzで作動するIBM Power PCマイクロプロセッサ − 8ビットのデジタル/アナログ(D/A)コンバータ 図7は、制御装置100の手順と、TIAユニット及びレーザー・ポンプ電流
コントローラ(ポンプ駆動回路)への接続とを示しているブロック図である。 2つのA/Dコンバータ101及び102は、それぞれ入力側及び出力側TI
Aユニット43及び45からの電気出力電圧をデジタル化するために用いる。P
AL103は、A/Dコンバータからのデジタル化増幅器出力の速いハードウェ
ア減算を実行する。誤差Serrを表す減算の結果がマイクロプロセッサ104に
よって使われ、PI制御アルゴリズムを実行する。得られた算出制御信号は、D
/Aコンバータ105を経てレーザー・ユニット44のポンプ駆動回路へと出力
される。 図8は、制御処理のフローチャートである。ステップS1において、PALは
A/Dコンバータ101、102から出るデジタル化されたTIA出力(Si
o)を読み込む。次に、ステップS2において、PAL103は誤差Serr(n
)= Si−Soを算出する。ここでnは現在の(第n番目の)制御繰り返しを示す 。ステップS3において、マイクロプロセッサ104は、ポンプ・レーザー出力 が誤差Serrをゼロにするよう調整するための制御移動M(n)を算出する。 算出は、以下のPI制御アルゴリズムに従って実行される: M(n)=M(n−1)+ISerr(n)+P(Serr(n)−Serr(n−1)
) ここで係数I及びPは、それぞれ積分及び比例制御ゲインであり、選択され、経
験的に最適化され得る。PI制御のより完全な議論のためには、上述のケーニッ
ヒ(Koenig)テキストを参照されたい。試験装置に対するI及びPの最適
値は、経験的にそれぞれ1及び500と決定された。
【0036】 次に、ステップS4において、次の繰り返しに用いられる値Serr(n−1)
が、現在誤差Serr(n)とされる。 最後に、制御移動M(n)はポンプ駆動回路に出力され、フローはステップS
1に戻り、次の制御繰り返しを実行する。 上述の単一コイル増幅器の過渡応答が、運転中の本発明の自動ゲイン制御装置
なしという条件の下で、図9に示される。より詳しくは、図9は矩形波入力信号
及び得られる出力信号の変化曲線を示す。2つの信号の変化曲線の相対的なスケ
ールが調整され、示されるように変化曲線がより簡単な比較のために重畳される
ことが可能となった。信号の変化曲線の比較により、増幅器出力がガラス中のエ
ルビウム・イオンに由来するゲイン応答遅れのために、重大な歪みを受けること
が分かる。 図10は、スイッチの入ったゲイン制御装置を有する過渡応答を示す。図10
に示すように、光出力信号は、低い歪みを有する矩形波形を有する。入力及び出
力信号の変化曲線上の、図10の第3の変化曲線は、ポンプ制御信号を表し、ポ
ンプ・パワーに比例している。 ターンオン時の過渡応答が、図11に示される。出力信号の最初の速い増加は
、最初の反転(反転は、励起した状態のエルビウム・イオン数に起因するとみな
す)によって提供される。しかしながら、ポンピング率は、増加する信号パワー
を適応させるためには不十分である。それ故に、ほぼ5μsの処理遅延の後、ゲ
イン制御回路は、ポンプ・パワーを最大許容値に増やす。所望のゲインが達成さ
れるまで、増幅器は時間的に増加しているゲインで応答する。ポンプ・パワーは
、それから安定動作のために必要な値まで減少する。ゲインの修正に必要な総時
間は、ほぼ25μsである。より多くのポンプ・パワーがターンオン過渡状態に
得られるならば、もちろん、ゲイン制御装置の反応速度は増加することができる
。その上、より速いエレクトロニクス、例えばマイクロプロセッサに基づいた回
路の代わりにアナログ制御回路、を使用することによって、応答時間は減少する
ことができる。 例示の実施例のみならず、本願明細書において言及される発明の特定の応用が
、単なる例示であることは、当然である。多数の他の実施例は発明の基本的原理
に合わせて可能である。そして、発明の範囲が添付の請求の範囲に記載されてい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の比率制御技術を説明するための図である。
【図2】 本発明の制御技術を説明するための図である。
【図3】 発明の第1装置を図示する図である。
【図4】 発明の第2装置を図示する図である。
【図5】 発明の第3装置を図示する図である。
【図6】 発明の第4装置を図示する図である。
【図7】 図4によって構成される試験装置において使用される制御エレクト
ロニクスの図である。
【図8】 試験装置の制御動作のフローチャートである。
【図9】 動作の比率制御回路のない試験装置の光増幅器ユニットの過渡応答
を示しているオシログラフである。
【図10】 動作の比率制御回路を有する光増幅器の過渡応答を示しているオ
シログラフである。
【図11】 動作の比率制御回路を有する光増幅器の過渡応答を示しているオ
シログラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),AE,AL,A M,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY ,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE, ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,HR,H U,ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP ,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU, LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,N Z,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI ,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG, UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 ウェブ デール エイ. アメリカ合衆国 ニューヨーク州 14830 コーニング ベアランロード 1503 Fターム(参考) 5F072 AB09 AK06 GG09 HH02 HH06 JJ05 YY17 5J100 JA01 KA05 LA08 LA09 LA11 QA01

Claims (45)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デバイスからの出力信号レベルと前記デバイスへの入力信号レ
    ベルの比率を制御する方法であって、 前記デバイスの入力部に第1コンポーネントを接続し、前記入力信号レベルに
    相当するレベルを有する第1信号を生成する行程と、 前記デバイスの出力部に第2コンポーネントを接続し、前記出力信号レベルに
    相当するレベルを有する第2信号を生成する行程と、 前記第1及び第2信号レベル間の差異に基づいて前記比率を調整する調整行程
    と、 から成ることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 前記デバイスは増幅器ユニットであり、前記比率は前記増幅器
    ユニットのゲインであることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記出力信号及び前記入力信号はそれぞれ、合成信号であるこ
    とを特徴とする請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記デバイスは光デバイスであり、前記入力及び出力信号は光
    信号であり、前記第1及び第2増幅器ユニットは伝達インピーダンス増幅器ユニ
    ットであることを特徴とする請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記出力信号と前記入力信号は、各々合成信号であることを特
    徴とする請求項4記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記出力及び入力信号レベルが合成信号のRMSレベルである
    ことを特徴とする請求項5記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記調整行程は、誤差信号レベルSerrを生成する行程と、前
    記誤差信号レベルを前記比率の調整の基礎として使用する行程とから成り、Ser r =±(So−Si)であり、Soは前記第2信号の信号レベル、Siは前記第1信
    号の信号レベルである、ことを特徴とする請求項1記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記第1信号及び前記第2信号は合成信号であり、Si及びSo はRMS信号レベルであることを特徴とする請求項7記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記誤差信号レベルと、前記第1及び第2信号のレベルは、電
    圧レベルであることを特徴とする請求項7記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記調整行程は、前記比率に影響を及ぼす前記デバイスの構
    成部分を調整する行程を含むことを特徴とする請求項1記載の方法。
  11. 【請求項11】 光増幅器ユニットの光ゲインを制御する方法であって、 前記光増幅器ユニットの入力部に第1伝達インピーダンス増幅器ユニットを接
    続する行程と、 前記光増幅器ユニットの出力部に第2伝達インピーダンス増幅器ユニットを接
    続する行程と、 前記第1伝達インピーダンス増幅器ユニットの出力信号と前記第2伝達インピ
    ーダンス増幅器ユニットの出力信号との間における差異に基づいて光ゲインを調
    整する調整行程と、 から成る方法。
  12. 【請求項12】 前記光増幅器ユニットは、ポンピングされる光ファイバ増幅
    器ユニットであり、前記調整行程は、前記光ファイバ増幅器ユニットのポンプ・
    レーザーのポンプ・パワーを調整する調整行程から成ることを特徴とする請求項
    11記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記光ゲインは、前記光ファイバ増幅器ユニットへ入力され
    る、複数の波長に対するRMS光ゲインであることを特徴とする請求項12記載
    の方法。
  14. 【請求項14】 前記ポンプ・パワーは、前記ポンプ・レーザーに対する駆動
    制御信号の調整行程により調整されることを特徴とする請求項12記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記調整行程は、誤差電圧Serrを生成する行程と、前記誤
    差電圧を前記ポンプ・レーザーの前記ポンプ・パワーを調整することを基礎とし
    て使用する行程とから成り、Serr=±(So−Si)であり、Soは前記第2伝達
    インピーダンス増幅器ユニットの出力電圧、Siは前記第1伝達インピーダンス
    増幅器ユニットの出力電圧である、ことを特徴とする請求項12記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記第1及び第2伝達インピーダンス増幅器ユニットは、そ
    れぞれ対応する光センサーを通して前記入力部と前記出力部に接続しており、S o 及びSiは以下の関係、 So=Go2GPii=Gi1i で表され、Go及びGiはそれぞれ前記第2伝達インピーダンス増幅器ユニット
    と前記第1伝達インピーダンス増幅器ユニットの伝達インピーダンスゲインであ
    り、Piは入力光信号パワー、Gは前記光ゲイン、C2及びC1は定数である、こ
    とを特徴とする請求項15記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記光ファイバ増幅器ユニットは、単一の光ファイバ増幅段
    を有することを特徴とする請求項12記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記光ファイバ増幅器ユニットは、直列に接続された複数の
    光ファイバ増幅段を有することを特徴とする請求項12記載の方法。
  19. 【請求項19】 デバイスからの出力信号レベルと前記デバイスへの入力信号
    レベルとの比率を制御するための装置であって、 前記デバイスの入力部に接続し、前記入力信号レベルに相当するレベルを有す
    る第1信号を生成する第1コンポーネントと、 前記デバイスの出力部に接続し、前記出力信号レベルに相当するレベルを有す
    る第2信号を生成する第2コンポーネントと、 前記第1及び第2増幅器ユニットと前記デバイスに接続するコントローラであ
    って、前記コントローラは、前記第1及び第2信号レベル間の差異に基づいて前
    記比率を調整すべく動作することを特徴とするコントローラと、 から成る装置。
  20. 【請求項20】 前記デバイスは増幅器ユニットであり、前記比率は前記増幅
    器ユニットのゲインであることを特徴とする請求項19記載の装置。
  21. 【請求項21】 前記出力信号及び前記入力信号の各々は、合成信号であるこ
    とを特徴とする請求項20記載の装置。
  22. 【請求項22】 前記デバイスは光デバイスであり、前記第1及び第2増幅器
    ユニットは伝達インピーダンス増幅器ユニットであることを特徴とする請求項1
    9記載の装置。
  23. 【請求項23】 前記出力信号及び前記入力信号の各々は、合成信号であるこ
    とを特徴とする請求項22記載の方法。
  24. 【請求項24】 前記出力及び入力信号レベルは、前記合成信号のRMSレベ
    ルであることを特徴とする請求項23記載の方法。
  25. 【請求項25】 前記コントローラは、誤差信号レベルSerrを生成し、前記
    コントローラは、前記比率を調整するための基礎として前記誤差信号レベルを使
    用し、Serr=±(So−Si)であり、Soは前記第2信号の信号レベル、Si
    前記第1信号の信号レベルである、ことを特徴とする請求項19記載の装置。
  26. 【請求項26】 前記コントローラは、前記比率に影響を及ぼす前記デバイス
    のコンポーネントを調整することを特徴とする請求項19記載の方法。
  27. 【請求項27】 ゲイン制御された光増幅器装置であって、 光増幅器ユニットと、 前記光増幅器ユニットの入力部に接続した第1伝達インピーダンス増幅器ユニ
    ットと、 前記光増幅器ユニットの出力部に接続した第2伝達インピーダンス増幅器ユニ
    ットと、 前記第1及び第2伝達インピーダンス増幅器ユニットと前記光増幅器ユニット
    とに接続したコントローラであって、前記コントローラは、前記第1伝達インピ
    ーダンス増幅器ユニットの出力信号と前記第2伝達インピーダンス増幅器ユニッ
    トの出力信号との間の差異に基づき、前記光増幅器ユニットの光ゲインを調整す
    べく動作することを特徴とするコントローラと、 から成る装置。
  28. 【請求項28】 前記光増幅器ユニットは、ポンプ・レーザーを含むポンピン
    グされる光ファイバ増幅器ユニットであり、前記コントローラは、前記ポンプ・
    レーザーのポンプ・パワーを調整することを特徴とする請求項27記載の装置。
  29. 【請求項29】 前記光ゲインは、前記光ファイバ増幅器ユニットへ入力され
    る複数の波長に対するRMS光ゲインであることを特徴とする請求項27記載の
    方法。
  30. 【請求項30】 前記第1及び第2伝達インピーダンス増幅器ユニットは、対
    応する光センサーを通して前記入力部と前記出力部にそれぞれ接続していること
    を特徴とする請求項27記載の装置。
  31. 【請求項31】 前記コントローラは、誤差電圧Serrを生成し、前記コント
    ローラは、前記光ゲインを調整するための基礎として前記誤差電圧を使用し、S err =±(So−Si)であり、Soは前記第2伝達インピーダンス増幅器の出力電
    圧、Siは前記第1伝達インピーダンス増幅器の出力電圧である、ことを特徴と
    する請求項27記載の装置。
  32. 【請求項32】 前記第1及び第2伝達インピーダンス増幅器ユニットは、そ
    れぞれ対応する光センサーを通して前記入力部と前記出力部に接続しており、S o 及びSiは以下の関係、 So=Go2GPii=Gi1i で表され、Go及びGiはそれぞれ前記第2伝達インピーダンス増幅器ユニット
    と前記第1伝達インピーダンス増幅器ユニットの伝達インピーダンス・ゲインで
    あり、Piは入力光信号パワー、Gは前記光ゲイン、C2及びC1は定数である、
    ことを特徴とする請求項31記載の装置。
  33. 【請求項33】 前記光増幅器ユニットは、ポンプ・レーザーを含むポンピン
    グされる光ファイバ増幅器ユニットであり、前記コントローラは、前記ポンプ・
    レーザーのポンプ・パワーを調整することを特徴とする請求項32記載の装置。
  34. 【請求項34】 前記光ファイバ増幅器ユニットは、単一の光ファイバ増幅段
    を有することを特徴とする請求項33記載の装置。
  35. 【請求項35】 前記光ファイバ増幅器ユニットは、直列に接続された複数の
    光ファイバ増幅段を有することを特徴とする請求項33記載の装置。
  36. 【請求項36】 デバイスからの出力信号レベルと前記デバイスへの入力信号
    レベルの比率を制御する方法であって、 前記デバイスの入力部に第1コンポーネントを接続し、前記入力信号レベルに
    相当するレベルを有する第1信号を生成する行程と、 前記デバイスの出力部に第2コンポーネントを接続し、前記出力信号レベルに
    相当するレベルを有する第2信号を生成する行程と、 前記第1及び第2信号レベル間の差異に基づいて前記比率を調整する調整行程
    と、 から成る方法。
  37. 【請求項37】 前記デバイスは増幅器ユニットであり、前記比率はその増幅
    器ユニットのゲインであることを特徴とする請求項36記載の方法。
  38. 【請求項38】 前記デバイスは光デバイスであり、前記入力及び出力信号は
    光信号であり、前記第1及び第2増幅器ユニットは伝達インピーダンス増幅器ユ
    ニットであることを特徴とする請求項36記載の方法。
  39. 【請求項39】 前記調整行程は、誤差信号レベルSerrを生成する行程と、
    前記誤差信号レベルを前記比率の調整の基礎として使用する行程とから成り、S err = ±(So−Si)であり、Soは前記第2信号の信号レベル、Siは前記第1
    信号の信号レベルである、ことを特徴とする請求項36記載の方法。
  40. 【請求項40】 デバイスからの出力信号レベルと、前記デバイスへの入力信
    号レベルとの比率を制御するための装置であって、 前記デバイスの入力部に接続し、前記入力信号レベルに対応するレベルを有す
    る第1信号を生成する、第1コンポーネントと、 前記デバイスの出力部に接続し、前記出力信号レベルに対応するレベルを有す
    る第2信号を生成する、第2コンポーネントと、 前記第1及び第2増幅器ユニットと前記デバイスに接続するコントローラであ
    って、前記コントローラは、前記第1及び第2信号レベル間の差異に基づき前記
    比率を調整するべく動作することを特徴とするコントローラと、 から成る装置。
  41. 【請求項41】 前記デバイスは増幅器ユニットであり、前記比率は前記増幅
    器ユニットのゲインであることを特徴とする請求項40記載の装置。
  42. 【請求項42】 前記コントローラは、誤差信号レベルSerrを生成し、前記
    コントローラは前記比率の調整の基礎として前記誤差信号レベルを使用し、Ser r =±(So−Si)であり、Soは前記第2の信号の信号レベル、Siは前記第1
    の信号の信号レベルである、ことを特徴とする請求項40記載の装置。
  43. 【請求項43】 デバイスからの出力信号レベルと前記デバイスへの入力信号
    レベルの比率を制御する方法であって、 前記入力信号レベルに対応するレベルを有する第1信号を生成する行程と、 前記出力信号レベルに対応するレベルを有する第2信号を生成する行程と、 前記第1及び第2信号レベル間の差異に基づき前記比率を調整する調整行程と
    、 から成る方法。
  44. 【請求項44】 前記比率は、前記入力及び出力信号レベルの目標比率を実質
    的に維持するために調整され、前記目標比率は、前記第1及び第2信号レベルを
    前記入力及び出力信号レベルと、それぞれ関係づけている比例係数に基づいてい
    ることを特徴とする請求項43記載の装置。
  45. 【請求項45】 前記第1信号及び前記第2信号は、それぞれ第1増幅器ユニ
    ット及び第2増幅器ユニットによって生じ、前記第1及び第2増幅器ユニットは
    予め定められたゲインを有し、前記比例係数は前記予め定められたゲインである
    ことを特徴とする請求項44記載の装置。
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