JP2002532980A - 異なるパワー・レベルでクイック・ページング・チャネルを送信する方法 - Google Patents
異なるパワー・レベルでクイック・ページング・チャネルを送信する方法Info
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- JP2002532980A JP2002532980A JP2000587544A JP2000587544A JP2002532980A JP 2002532980 A JP2002532980 A JP 2002532980A JP 2000587544 A JP2000587544 A JP 2000587544A JP 2000587544 A JP2000587544 A JP 2000587544A JP 2002532980 A JP2002532980 A JP 2002532980A
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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- H04W52/00—Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
- H04W52/02—Power saving arrangements
- H04W52/0209—Power saving arrangements in terminal devices
- H04W52/0212—Power saving arrangements in terminal devices managed by the network, e.g. network or access point is master and terminal is slave
- H04W52/0216—Power saving arrangements in terminal devices managed by the network, e.g. network or access point is master and terminal is slave using a pre-established activity schedule, e.g. traffic indication frame
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D30/00—Reducing energy consumption in communication networks
- Y02D30/70—Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Time-Division Multiplex Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
本発明は、基地局にて異なるパワー・レベルでクイック・ページング・チャネルを送信する方法を提供する。クイック・ページング・チャネルは、ページング・インジケータおよびコンフィギュレーション変更インジケータを含む。本方法は、第１パワー・レベルでページング・インジケータを送信する段階と、第１パワー・レベルとは異なる第２パワー・レベルでコンフィギュレーション変更インジケータを送信する段階によって構成される。好ましくは、第２パワー・レベルは第１パワー・レベルよりも高い。
Description
【０００１】
本発明は、一般に、通信システムに関し、さらに詳しくは、基地局にて異なる
パワー・レベルでクイック・ページング・チャネルを送信する方法に関する。
パワー・レベルでクイック・ページング・チャネルを送信する方法に関する。
【０００２】
アイドル・ハンドオフの後に、格納済みコンフィギュレーション・パラメータ
値が常に最新であることを保証するためには、現行のｃｄｍａ２０００手順では
、ＴＲ４５．５．２．３．ＳＩＧ／９８．１２．０１．０２のセクション２．６
．２．１．４．２に記載されるように、移動局はアイドル・ハンドオフ後の通常
のページング・チャネル（ＰＣＨ）で常にウェークアップ(wake up)することが
必要とされる。現行のＣＤＭＡシステムでの実験によると、複数のパイロットの
あるエリアではアイドル・ハンドオフは通常頻繁に行われることが判明している
。クイック・ページング・チャネル（ＱＰＣＨ：Quick Paging Channel）はアイ
ドル・ハンドオフ後に迂回されるので、アイドル・ハンドオフ後の最初のページ
ング・チャネル・スロットではＱＰＣＨによる待機時間の改善(standby time im
provement)はない。
値が常に最新であることを保証するためには、現行のｃｄｍａ２０００手順では
、ＴＲ４５．５．２．３．ＳＩＧ／９８．１２．０１．０２のセクション２．６
．２．１．４．２に記載されるように、移動局はアイドル・ハンドオフ後の通常
のページング・チャネル（ＰＣＨ）で常にウェークアップ(wake up)することが
必要とされる。現行のＣＤＭＡシステムでの実験によると、複数のパイロットの
あるエリアではアイドル・ハンドオフは通常頻繁に行われることが判明している
。クイック・ページング・チャネル（ＱＰＣＨ：Quick Paging Channel）はアイ
ドル・ハンドオフ後に迂回されるので、アイドル・ハンドオフ後の最初のページ
ング・チャネル・スロットではＱＰＣＨによる待機時間の改善(standby time im
provement)はない。
【０００３】 ＱＰＣＨページング・インジケータ・ビットを監視する移動局について、格納
済みコンフィギュレーション・パラメータが最新であることを保証するためには
、基地局は、オーバヘッド・コンフィギュレーション情報を更新した後に、全て
のＱＰＣＨページング・インジケータ・ビットを、最大スロット・サイクル・イ
ンデクスの関数である時間だけ、「オン」に設定する。例えば、現行のシステム
では、基地局は、最大スロット・サイクル・インデクスが０に設定されると、全
てのＱＰＣＨページング・インジケータ・ビットを１．２８秒だけ「オン」に設
定する。これについては、ＴＲ４５．５．２．３．ＳＩＧ／９８．１１．１７．
０７，ＴＲ４５．５．２．３．ＳＩＧ／９８．１１．１７．０８およびＴＲ４５
．５．２．３．ＳＩＧ／９８．１１．１８．０６に記載されている。
済みコンフィギュレーション・パラメータが最新であることを保証するためには
、基地局は、オーバヘッド・コンフィギュレーション情報を更新した後に、全て
のＱＰＣＨページング・インジケータ・ビットを、最大スロット・サイクル・イ
ンデクスの関数である時間だけ、「オン」に設定する。例えば、現行のシステム
では、基地局は、最大スロット・サイクル・インデクスが０に設定されると、全
てのＱＰＣＨページング・インジケータ・ビットを１．２８秒だけ「オン」に設
定する。これについては、ＴＲ４５．５．２．３．ＳＩＧ／９８．１１．１７．
０７，ＴＲ４５．５．２．３．ＳＩＧ／９８．１１．１７．０８およびＴＲ４５
．５．２．３．ＳＩＧ／９８．１１．１８．０６に記載されている。
【０００４】 しかし、基地局のコンフィギュレーション情報が変更したときに移動局が別の
基地局を監視中であり、その後移動局がこの基地局へのアイドル・ハンドオフを
行う場合、ＱＰＣＨページング・インジケータ・ビットを監視しても、移動局は
自局の格納済みコンフィギュレーション・パラメータ値を更新しない。
基地局を監視中であり、その後移動局がこの基地局へのアイドル・ハンドオフを
行う場合、ＱＰＣＨページング・インジケータ・ビットを監視しても、移動局は
自局の格納済みコンフィギュレーション・パラメータ値を更新しない。
【０００５】 従って、アイドル・ハンドオフ後に最新の格納済みコンフィギュレーション・
パラメータ値を保証する改善された方法が必要とされる。
パラメータ値を保証する改善された方法が必要とされる。
【０００６】
本発明は、基地局にて異なるパワー・レベルでクイック・ページング・チャネ
ルを送信する方法を提供する。クイック・ページング・チャネルは、ページング
・インジケータおよびコンフィギュレーション変更インジケータを含む。本方法
は、第１パワー・レベルでページング・インジケータを送信する段階と、第１パ
ワー・レベルとは異なる第２パワー・レベルでコンフィギュレーション変更イン
ジケータを送信する段階とによって構成される。好ましくは、第２パワー・レベ
ルは第１パワー・レベルよりも高い。
ルを送信する方法を提供する。クイック・ページング・チャネルは、ページング
・インジケータおよびコンフィギュレーション変更インジケータを含む。本方法
は、第１パワー・レベルでページング・インジケータを送信する段階と、第１パ
ワー・レベルとは異なる第２パワー・レベルでコンフィギュレーション変更イン
ジケータを送信する段階とによって構成される。好ましくは、第２パワー・レベ
ルは第１パワー・レベルよりも高い。
【０００７】 標準的なＴＩＡ／ＥＩＡ−９５−Ｂのページング・チャネル監視手順に従って
、移動局は、汎用ページ・メッセージ(General Page Message)内のＣＯＮＦＩＧ
＿ＭＳＧ＿ＳＥＱフィールドを調べることによって、自局のコンフィギュレーシ
ョン・パラメータ値が最新であるかどうかを好ましくは判定する。なお、「ペー
ジ(page)」という用語は、汎用ページ・メッセージなどのページング・メッセー
ジ、もしくは移動局に宛てられる任意の他のメッセージを表すことを理解された
い。あるいは、移動局は、自局が自局のページング・チャネル・スロットでウェ
ークアップするときを別のメッセージ内で調べることにより、自局のコンフィギ
ュレーション・パラメータ値が最新であるかどうかを判定する。ＣＯＮＦＩＧ＿
ＭＳＧ＿ＳＥＱが移動局の格納済み値と一致しなければ、移動局は新規コンフィ
ギュレーション・パラメータ値を受信するためにより長い時間だけウェーク状態
を維持する。
、移動局は、汎用ページ・メッセージ(General Page Message)内のＣＯＮＦＩＧ
＿ＭＳＧ＿ＳＥＱフィールドを調べることによって、自局のコンフィギュレーシ
ョン・パラメータ値が最新であるかどうかを好ましくは判定する。なお、「ペー
ジ(page)」という用語は、汎用ページ・メッセージなどのページング・メッセー
ジ、もしくは移動局に宛てられる任意の他のメッセージを表すことを理解された
い。あるいは、移動局は、自局が自局のページング・チャネル・スロットでウェ
ークアップするときを別のメッセージ内で調べることにより、自局のコンフィギ
ュレーション・パラメータ値が最新であるかどうかを判定する。ＣＯＮＦＩＧ＿
ＭＳＧ＿ＳＥＱが移動局の格納済み値と一致しなければ、移動局は新規コンフィ
ギュレーション・パラメータ値を受信するためにより長い時間だけウェーク状態
を維持する。
【０００８】 ページング・チャネルは、好ましくは、ページング・チャネル・スロット(Pag
ing Channel slots)と呼ばれる８０ｍｓのスロットに分割される。非スロット・
モードで動作する移動局のページング・メッセージおよび制御メッセージは、任
意のページング・チャネル・スロットにて受信でき、そのため、非スロット動作
モードでは、移動局は全てのスロットを監視する必要がある。非スロット・モー
ドで動作する移動局は、常にページング・チャネルを監視しなければならない。
ing Channel slots)と呼ばれる８０ｍｓのスロットに分割される。非スロット・
モードで動作する移動局のページング・メッセージおよび制御メッセージは、任
意のページング・チャネル・スロットにて受信でき、そのため、非スロット動作
モードでは、移動局は全てのスロットを監視する必要がある。非スロット・モー
ドで動作する移動局は、常にページング・チャネルを監視しなければならない。
【０００９】 スロット・モードの動作中に、移動局は、好ましくは、以下に示すように、自
局の格納済みコンフィギュレーション・パラメータ値が最新であることを保証す
る。好ましくは、移動局は自局のコンフィギュレーション・パラメータが最新で
ない場合には、スロット・モードで動作しない。
局の格納済みコンフィギュレーション・パラメータ値が最新であることを保証す
る。好ましくは、移動局は自局のコンフィギュレーション・パラメータが最新で
ない場合には、スロット・モードで動作しない。
【００１０】 好ましくは、ページング・チャネル上のオーバヘッド・メッセージは以下の通
りである。 ・ システム・パラメータ・メッセージ(System Parameters Message) ・ アクセス・パラメータ・メッセージ(Access Parameters Message) ・ 近傍リスト・メッセージ(Neighbor List Message) ・ ＣＤＭＡチャネル・リスト・メッセージ(CDMA Channel List Message
) ・ 拡張システム・パラメータ・メッセージ(Extended System Parameter
s Message) ・ グローバル・サービス・リダイレクション・メッセージ(Global Serv
ice Redirection Message) ・ 拡張近傍リスト・メッセージ(Extended Neighbor List Message) ・ 汎用近傍リスト・メッセージ(General Neighbor List Message) オーバヘッド情報動作に対する応答(Response to Overhead Information Oper
ation)は、好ましくは、移動局がオーバヘッド・メッセージを受信する毎に行わ
れる。移動局は、受信メッセージのデータ・フィールドから、内部格納済み情報
を更新する。コンフィギュレーション・パラメータおよびアクセス・パラメータ
は、コンフィギュレーション・メッセージおよびアクセス・パラメータ・メッセ
ージにて受信される。好ましくは、コンフィギュレーション・メッセージは次の
通りである。 ・ システム・パラメータ・メッセージ(System Parameters Message) ・ 近傍リスト・メッセージ(Neighbor List Message) ・ ＣＤＭＡチャネル・リスト・メッセージ(CDMA Channel List Message
) ・ 拡張システム・パラメータ・メッセージ(Extended System Parameter
s Message) ・ グローバル・サービス・リダイレクション・メッセージ(Global Serv
ice Redirection Message) ・ 拡張近傍リスト・メッセージ(Extended Neighbor List Message) ・ 汎用近傍リスト・メッセージ(General Neighbor List Message) 各ページング・チャネル上で送信されるコンフィギュレーション・メッセージ
のセットに関連するものに、コンフィギュレーション・メッセージ・シーケンス
番号（ＣＯＮＦＩＧ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱ）がある。一つまたはそれ以上のコンフィ
ギュレーション・メッセージの内容が変化すると、コンフィギュレーション・メ
ッセージ・シーケンス番号は好ましくはインクリメントされる。受信した各コン
フィギュレーション・メッセージについて、移動局はコンフィギュレーション・
メッセージ内に含まれるコンフィギュレーション・メッセージ・シーケンス番号
（ＳＹＳ＿ＰＡＲ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓ，ＮＧＨＢＲ＿ＬＩＳＴ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱ
ｓ，ＥＸＴ＿ＮＧＨＢＲ＿ＬＳＴ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓ，ＧＥＮ＿ＮＧＨＢＲ＿Ｌ
ＳＴ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓ，ＣＨＡＮ＿ＬＩＳＴ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓ，ＥＸＴ＿Ｓ
ＹＳ＿ＰＡＲ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓまたはＧＬＯＢ＿ＳＥＲＶ＿ＲＥＤＩＲ＿ＭＳ
Ｇ＿ＳＥＱｓ）を格納する。また、移動局は、任意のメッセージに含まれる最も
最近受信されたコンフィギュレーション・メッセージ・シーケンス番号（ＣＯＮ
ＦＩＧ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱ）を格納する。移動局はコンフィギュレーション・メッ
セージ・シーケンス番号の格納済み値を調べて、移動局によって格納されたコン
フィギュレーション・パラメータが最新であるかどうかを判定する。
りである。 ・ システム・パラメータ・メッセージ(System Parameters Message) ・ アクセス・パラメータ・メッセージ(Access Parameters Message) ・ 近傍リスト・メッセージ(Neighbor List Message) ・ ＣＤＭＡチャネル・リスト・メッセージ(CDMA Channel List Message
) ・ 拡張システム・パラメータ・メッセージ(Extended System Parameter
s Message) ・ グローバル・サービス・リダイレクション・メッセージ(Global Serv
ice Redirection Message) ・ 拡張近傍リスト・メッセージ(Extended Neighbor List Message) ・ 汎用近傍リスト・メッセージ(General Neighbor List Message) オーバヘッド情報動作に対する応答(Response to Overhead Information Oper
ation)は、好ましくは、移動局がオーバヘッド・メッセージを受信する毎に行わ
れる。移動局は、受信メッセージのデータ・フィールドから、内部格納済み情報
を更新する。コンフィギュレーション・パラメータおよびアクセス・パラメータ
は、コンフィギュレーション・メッセージおよびアクセス・パラメータ・メッセ
ージにて受信される。好ましくは、コンフィギュレーション・メッセージは次の
通りである。 ・ システム・パラメータ・メッセージ(System Parameters Message) ・ 近傍リスト・メッセージ(Neighbor List Message) ・ ＣＤＭＡチャネル・リスト・メッセージ(CDMA Channel List Message
) ・ 拡張システム・パラメータ・メッセージ(Extended System Parameter
s Message) ・ グローバル・サービス・リダイレクション・メッセージ(Global Serv
ice Redirection Message) ・ 拡張近傍リスト・メッセージ(Extended Neighbor List Message) ・ 汎用近傍リスト・メッセージ(General Neighbor List Message) 各ページング・チャネル上で送信されるコンフィギュレーション・メッセージ
のセットに関連するものに、コンフィギュレーション・メッセージ・シーケンス
番号（ＣＯＮＦＩＧ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱ）がある。一つまたはそれ以上のコンフィ
ギュレーション・メッセージの内容が変化すると、コンフィギュレーション・メ
ッセージ・シーケンス番号は好ましくはインクリメントされる。受信した各コン
フィギュレーション・メッセージについて、移動局はコンフィギュレーション・
メッセージ内に含まれるコンフィギュレーション・メッセージ・シーケンス番号
（ＳＹＳ＿ＰＡＲ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓ，ＮＧＨＢＲ＿ＬＩＳＴ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱ
ｓ，ＥＸＴ＿ＮＧＨＢＲ＿ＬＳＴ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓ，ＧＥＮ＿ＮＧＨＢＲ＿Ｌ
ＳＴ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓ，ＣＨＡＮ＿ＬＩＳＴ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓ，ＥＸＴ＿Ｓ
ＹＳ＿ＰＡＲ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓまたはＧＬＯＢ＿ＳＥＲＶ＿ＲＥＤＩＲ＿ＭＳ
Ｇ＿ＳＥＱｓ）を格納する。また、移動局は、任意のメッセージに含まれる最も
最近受信されたコンフィギュレーション・メッセージ・シーケンス番号（ＣＯＮ
ＦＩＧ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱ）を格納する。移動局はコンフィギュレーション・メッ
セージ・シーケンス番号の格納済み値を調べて、移動局によって格納されたコン
フィギュレーション・パラメータが最新であるかどうかを判定する。
【００１１】 また、コンフィギュレーション・メッセージ・シーケンス番号は、汎用ページ
・メッセージにも含まれる。これにより、移動局はコンフィギュレーション・メ
ッセージを待たずに、格納済みコンフィギュレーション・パラメータが最新であ
るかどうかを判定できる。アクセス・パラメータ・メッセージは、ＡＣＣ＿ＭＳ
Ｇ＿ＳＥＱフィールドによって独立してシーケンス番号が付される。好ましくは
、移動局は最も最近受信されたアクセス・パラメータ・メッセージ・シーケン番
号ス（ＡＣＣ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓ）を格納する。
・メッセージにも含まれる。これにより、移動局はコンフィギュレーション・メ
ッセージを待たずに、格納済みコンフィギュレーション・パラメータが最新であ
るかどうかを判定できる。アクセス・パラメータ・メッセージは、ＡＣＣ＿ＭＳ
Ｇ＿ＳＥＱフィールドによって独立してシーケンス番号が付される。好ましくは
、移動局は最も最近受信されたアクセス・パラメータ・メッセージ・シーケン番
号ス（ＡＣＣ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓ）を格納する。
【００１２】 好ましくは、移動局は、自局が最近監視していたページング・チャネルからの
コンフィギュレーション・パラメータを格納する。移動局が最近監視していたペ
ージング・チャネルの監視を開始すると、移動局はコンフィギュレーション・メ
ッセージあるいは汎用ページ・メッセージ内のＣＯＮＦＩＧ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓ
を調べることによって、格納済みパラメータが最新であるかどうかを判定できる
。移動局は、受信されなかった、あるいは最新でないとマークされたメッセージ
について、シーケンス番号の代わりに格納される特殊な値ＮＵＬＬを利用する。
この特殊な値ＮＵＬＬは、どの有効なメッセージ・シーケンス番号とも等しくあ
ってはならない。移動局は、以下の条件全てが真である場合にのみ、格納済みコ
ンフィギュレーション・パラメータが最新であると判断する。 ・ 全ての格納済みコンフィギュレーション・メッセージ・シーケンス番
号（ＳＹＳ＿ＰＡＲ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓ，ＮＧＨＢＲ＿ＬＩＳＴ＿ＭＳＧ＿ＳＥ
Ｑｓ，ＥＸＴ＿ＮＧＨＢＲ＿ＬＩＳＴ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓ，ＣＨＡＮ＿ＬＩＳＴ
＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓ，ＥＸＴ＿ＳＹＳ＿ＰＡＲ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓ，ＧＥＮ＿Ｎ
ＧＨＢＲ＿ＬＩＳＴ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓおよびＧＬＯＢ＿ＳＥＲＶ＿ＲＥＤＩＲ
＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓ）がＣＯＮＦＩＧ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓに等しい； ・ ＣＯＮＦＩＧ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓがＮＵＬＬに等しくない；および ・ パラメータを格納したページング・チャネル上で、移動局が有効なメ
ッセージを最後に受信してから経過した時間が６００秒未満である。 コンフィギュレーション・パラメータが最新でない場合、移動局は、コンフィ
ギュレーション・メッセージの受信時に格納済みパラメータを好ましくは処理す
る。
コンフィギュレーション・パラメータを格納する。移動局が最近監視していたペ
ージング・チャネルの監視を開始すると、移動局はコンフィギュレーション・メ
ッセージあるいは汎用ページ・メッセージ内のＣＯＮＦＩＧ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓ
を調べることによって、格納済みパラメータが最新であるかどうかを判定できる
。移動局は、受信されなかった、あるいは最新でないとマークされたメッセージ
について、シーケンス番号の代わりに格納される特殊な値ＮＵＬＬを利用する。
この特殊な値ＮＵＬＬは、どの有効なメッセージ・シーケンス番号とも等しくあ
ってはならない。移動局は、以下の条件全てが真である場合にのみ、格納済みコ
ンフィギュレーション・パラメータが最新であると判断する。 ・ 全ての格納済みコンフィギュレーション・メッセージ・シーケンス番
号（ＳＹＳ＿ＰＡＲ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓ，ＮＧＨＢＲ＿ＬＩＳＴ＿ＭＳＧ＿ＳＥ
Ｑｓ，ＥＸＴ＿ＮＧＨＢＲ＿ＬＩＳＴ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓ，ＣＨＡＮ＿ＬＩＳＴ
＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓ，ＥＸＴ＿ＳＹＳ＿ＰＡＲ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓ，ＧＥＮ＿Ｎ
ＧＨＢＲ＿ＬＩＳＴ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓおよびＧＬＯＢ＿ＳＥＲＶ＿ＲＥＤＩＲ
＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓ）がＣＯＮＦＩＧ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓに等しい； ・ ＣＯＮＦＩＧ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓがＮＵＬＬに等しくない；および ・ パラメータを格納したページング・チャネル上で、移動局が有効なメ
ッセージを最後に受信してから経過した時間が６００秒未満である。 コンフィギュレーション・パラメータが最新でない場合、移動局は、コンフィ
ギュレーション・メッセージの受信時に格納済みパラメータを好ましくは処理す
る。
【００１３】 ページング・チャネル上でシステム・パラメータ・メッセージが受信される毎
に、コンフィギュレーション・メッセージ・シーケンス番号ＣＯＮＦＩＧ＿ＭＳ
Ｇ＿ＳＥＱｒは、ＳＹＳ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓに格納された番号と好ましくは比較
される。比較の結果、一致すると、移動局はこのメッセージを好ましくは無視す
る。比較の結果、一致しないと、移動局はメッセージ内の残りのフィールドを処
理する。比較の結果、一致しないと、移動局は以下のパラメータを好ましくは格
納する。 ・ コンフィギュレーション・メッセージ・シーケンス番号 （ＣＯＮＦＩＧ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓ＝ＣＯＮＦＩＧ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｒ， ＳＹＳ＿ＰＡＲ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓ＝ＣＯＮＦＩＧ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｒ） ページング・チャネル上でアクセス・パラメータ・メッセージが受信される毎
に、シーケンス番号ＡＣＣ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｒはＡＣＣ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓと比
較される。比較の結果、一致すると、移動局はこのメッセージを好ましくは無視
する。比較の結果、一致しなければ、移動局はメッセージ内の残りのフィールド
を処理する。比較の結果、一致しなければ、移動局は以下のパラメータを好まし
くは格納する。 ・ アクセス・パラメータ・メッセージ・シーケンス番号 （ＡＣＣ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓ＝ＡＣＣ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｒ） 現ページング・チャネル上で有効な近傍リスト・メッセージが受信される毎に
、コンフィギュレーション・メッセージ・シーケンス番号ＣＯＮＦＩＧ＿ＭＳＧ
＿ＳＥＱｒはＮＧＨＢＲ＿ＬＳＴ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓに格納された番号と比較さ
れる。比較の結果、一致すると、移動局はこのメッセージを無視する。比較の結
果、一致しなければ、移動局はメッセージ内の残りのフィールドを処理する。比
較の結果、一致しなければ、移動局は以下のパラメータを好ましくは格納する。 ・ コンフィギュレーション・メッセージ・シーケンス番号 （ＣＯＮＦＩＧ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓ＝ＣＯＮＦＩＧ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｒ， ＮＧＨＢＲ＿ＬＳＴ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓ＝ＣＯＮＦＩＧ＿ＭＳＧ＿ＳＥ
Ｑｒ） ページング・チャネル上でＣＤＭＡチャネル・リスト・メッセージが受信され
る毎に、コンフィギュレーション・メッセージ・シーケンス番号ＣＯＮＦＩＧ＿
ＭＳＧ＿ＳＥＱｒはＣＨＡＮ＿ＬＳＴ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓに格納された番号と好
ましくは比較される。比較の結果、一致すると、移動局はこのメッセージを好ま
しくは無視する。比較の結果、一致しなければ、移動局はメッセージ内の残りの
フィールドを処理する。比較の結果、一致しなければ、移動局は以下のパラメー
タを好ましくは格納する。 ・ コンフィギュレーション・メッセージ・シーケンス番号 （ＣＯＮＦＩＧ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓ＝ＣＯＮＦＩＧ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｒ， ＣＨＡＮ＿ＬＳＴ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓ＝ＣＯＮＦＩＧ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｒ
） ページング・チャネル上で拡張システム・パラメータ・メッセージが受信され
る毎に、コンフィギュレーション・メッセージ・シーケンス番号ＣＯＮＦＩＧ＿
ＭＳＧ＿ＳＥＱｒはＥＸＴ＿ＳＹＳ＿ＰＡＲ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓに格納された番
号と好ましくは比較される。比較の結果、一致すると、移動局はこのメッセージ
を好ましくは無視する。比較の結果、一致しなければ、移動局はメッセージ内の
残りのフィールドを処理する。比較の結果、一致しなければ、移動局は以下のパ
ラメータを好ましくは格納する。 ・ コンフィギュレーション・メッセージ・シーケンス番号 （ＣＯＮＦＩＧ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓ＝ＣＯＮＦＩＧ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｒ， ＥＸＴ＿ＳＹＳ＿ＰＡＲ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓ＝ＣＯＮＦＩＧ＿ＭＳＧ＿Ｓ
ＥＱｒ） ページング・チャネル上でグローバル・サービス・リダイレクション・メッセ
ージが受信される毎に、コンフィギュレーション・メッセージ・シーケンス番号
ＣＯＮＦＩＧ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｒはＧＬＯＢ＿ＳＥＲＶ＿ＲＥＤＩＲ＿ＭＳＧ＿
ＳＥＱｓに格納された番号と好ましくは比較される。比較の結果、一致すると、
移動局はこのメッセージを好ましくは無視する。比較の結果、一致しなければ、
移動局は以下のパラメータを好ましくは格納する。 ・ コンフィギュレーション・メッセージ・シーケンス番号 （ＣＯＮＦＩＧ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓ＝ＣＯＮＦＩＧ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｒ， ＧＬＯＢ＿ＳＥＲＶ＿ＲＥＤＩＲ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓ＝ＣＯＮＦＩＧ＿Ｍ
ＳＧ＿ＳＥＱｒ） 現ページング・チャネル上で有効な拡張近傍リスト・メッセージが受信される
毎に、コンフィギュレーション・メッセージ・シーケンス番号ＣＯＮＦＩＧ＿Ｍ
ＳＧ＿ＳＥＱｒはＥＸＴ＿ＮＧＨＢＲ＿ＬＳＴ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓに格納された
番号と好ましくは比較される。比較の結果、一致すると、移動局はこのメッセー
ジを好ましくは無視する。比較の結果、一致しなければ、移動局はメッセージ内
の残りのフィールドを処理する。比較の結果、一致しなければ、移動局は以下の
パラメータを好ましくは格納する。 ・ コンフィギュレーション・メッセージ・シーケンス番号 （ＣＯＮＦＩＧ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓ＝ＣＯＮＦＩＧ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｒ， ＥＸＴ＿ＮＧＨＢＲ＿ＬＳＴ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓ＝ＣＯＮＦＩＧ＿ＭＳＧ
＿ＳＥＱｒ， ＮＧＨＢＲ＿ＬＳＴ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓ＝ＣＯＮＦＩＧ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱ
ｒ） 現ページング・チャネル上で有効な汎用近傍リスト・メッセージが受信される
毎に、コンフィギュレーション・メッセージ・シーケンス番号ＣＯＮＦＩＧ＿Ｍ
ＳＧ＿ＳＥＱｒはＧＥＮ＿ＮＧＨＢＲ＿ＬＳＴ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓに格納された
番号と好ましくは比較される。比較の結果、一致しなければ、移動局はメッセー
ジ内の残りのフィールドを処理する。比較の結果、一致しなければ、移動局は以
下のパラメータを好ましくは格納する。 ・ コンフィギュレーション・メッセージ・シーケンス番号 （ＣＯＮＦＩＧ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓ＝ＣＯＮＦＩＧ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｒ， ＧＥＮ＿ＮＧＨＢＲ＿ＬＳＴ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓ＝ＣＯＮＦＩＧ＿ＭＳＧ
＿ＳＥＱｒ） 移動局が汎用ページ・メッセージを受信する毎に、移動局はコンフィギュレー
ション・メッセージ・シーケンス番号ＣＯＮＦＩＧ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｒをＣＯＮ
ＦＩＧ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓと比較する。比較の結果、一致しなければ、移動局は
ＣＯＮＦＩＧ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓをＣＯＮＦＩＧ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｒに設定する
。
に、コンフィギュレーション・メッセージ・シーケンス番号ＣＯＮＦＩＧ＿ＭＳ
Ｇ＿ＳＥＱｒは、ＳＹＳ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓに格納された番号と好ましくは比較
される。比較の結果、一致すると、移動局はこのメッセージを好ましくは無視す
る。比較の結果、一致しないと、移動局はメッセージ内の残りのフィールドを処
理する。比較の結果、一致しないと、移動局は以下のパラメータを好ましくは格
納する。 ・ コンフィギュレーション・メッセージ・シーケンス番号 （ＣＯＮＦＩＧ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓ＝ＣＯＮＦＩＧ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｒ， ＳＹＳ＿ＰＡＲ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓ＝ＣＯＮＦＩＧ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｒ） ページング・チャネル上でアクセス・パラメータ・メッセージが受信される毎
に、シーケンス番号ＡＣＣ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｒはＡＣＣ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓと比
較される。比較の結果、一致すると、移動局はこのメッセージを好ましくは無視
する。比較の結果、一致しなければ、移動局はメッセージ内の残りのフィールド
を処理する。比較の結果、一致しなければ、移動局は以下のパラメータを好まし
くは格納する。 ・ アクセス・パラメータ・メッセージ・シーケンス番号 （ＡＣＣ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓ＝ＡＣＣ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｒ） 現ページング・チャネル上で有効な近傍リスト・メッセージが受信される毎に
、コンフィギュレーション・メッセージ・シーケンス番号ＣＯＮＦＩＧ＿ＭＳＧ
＿ＳＥＱｒはＮＧＨＢＲ＿ＬＳＴ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓに格納された番号と比較さ
れる。比較の結果、一致すると、移動局はこのメッセージを無視する。比較の結
果、一致しなければ、移動局はメッセージ内の残りのフィールドを処理する。比
較の結果、一致しなければ、移動局は以下のパラメータを好ましくは格納する。 ・ コンフィギュレーション・メッセージ・シーケンス番号 （ＣＯＮＦＩＧ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓ＝ＣＯＮＦＩＧ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｒ， ＮＧＨＢＲ＿ＬＳＴ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓ＝ＣＯＮＦＩＧ＿ＭＳＧ＿ＳＥ
Ｑｒ） ページング・チャネル上でＣＤＭＡチャネル・リスト・メッセージが受信され
る毎に、コンフィギュレーション・メッセージ・シーケンス番号ＣＯＮＦＩＧ＿
ＭＳＧ＿ＳＥＱｒはＣＨＡＮ＿ＬＳＴ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓに格納された番号と好
ましくは比較される。比較の結果、一致すると、移動局はこのメッセージを好ま
しくは無視する。比較の結果、一致しなければ、移動局はメッセージ内の残りの
フィールドを処理する。比較の結果、一致しなければ、移動局は以下のパラメー
タを好ましくは格納する。 ・ コンフィギュレーション・メッセージ・シーケンス番号 （ＣＯＮＦＩＧ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓ＝ＣＯＮＦＩＧ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｒ， ＣＨＡＮ＿ＬＳＴ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓ＝ＣＯＮＦＩＧ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｒ
） ページング・チャネル上で拡張システム・パラメータ・メッセージが受信され
る毎に、コンフィギュレーション・メッセージ・シーケンス番号ＣＯＮＦＩＧ＿
ＭＳＧ＿ＳＥＱｒはＥＸＴ＿ＳＹＳ＿ＰＡＲ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓに格納された番
号と好ましくは比較される。比較の結果、一致すると、移動局はこのメッセージ
を好ましくは無視する。比較の結果、一致しなければ、移動局はメッセージ内の
残りのフィールドを処理する。比較の結果、一致しなければ、移動局は以下のパ
ラメータを好ましくは格納する。 ・ コンフィギュレーション・メッセージ・シーケンス番号 （ＣＯＮＦＩＧ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓ＝ＣＯＮＦＩＧ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｒ， ＥＸＴ＿ＳＹＳ＿ＰＡＲ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓ＝ＣＯＮＦＩＧ＿ＭＳＧ＿Ｓ
ＥＱｒ） ページング・チャネル上でグローバル・サービス・リダイレクション・メッセ
ージが受信される毎に、コンフィギュレーション・メッセージ・シーケンス番号
ＣＯＮＦＩＧ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｒはＧＬＯＢ＿ＳＥＲＶ＿ＲＥＤＩＲ＿ＭＳＧ＿
ＳＥＱｓに格納された番号と好ましくは比較される。比較の結果、一致すると、
移動局はこのメッセージを好ましくは無視する。比較の結果、一致しなければ、
移動局は以下のパラメータを好ましくは格納する。 ・ コンフィギュレーション・メッセージ・シーケンス番号 （ＣＯＮＦＩＧ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓ＝ＣＯＮＦＩＧ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｒ， ＧＬＯＢ＿ＳＥＲＶ＿ＲＥＤＩＲ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓ＝ＣＯＮＦＩＧ＿Ｍ
ＳＧ＿ＳＥＱｒ） 現ページング・チャネル上で有効な拡張近傍リスト・メッセージが受信される
毎に、コンフィギュレーション・メッセージ・シーケンス番号ＣＯＮＦＩＧ＿Ｍ
ＳＧ＿ＳＥＱｒはＥＸＴ＿ＮＧＨＢＲ＿ＬＳＴ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓに格納された
番号と好ましくは比較される。比較の結果、一致すると、移動局はこのメッセー
ジを好ましくは無視する。比較の結果、一致しなければ、移動局はメッセージ内
の残りのフィールドを処理する。比較の結果、一致しなければ、移動局は以下の
パラメータを好ましくは格納する。 ・ コンフィギュレーション・メッセージ・シーケンス番号 （ＣＯＮＦＩＧ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓ＝ＣＯＮＦＩＧ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｒ， ＥＸＴ＿ＮＧＨＢＲ＿ＬＳＴ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓ＝ＣＯＮＦＩＧ＿ＭＳＧ
＿ＳＥＱｒ， ＮＧＨＢＲ＿ＬＳＴ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓ＝ＣＯＮＦＩＧ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱ
ｒ） 現ページング・チャネル上で有効な汎用近傍リスト・メッセージが受信される
毎に、コンフィギュレーション・メッセージ・シーケンス番号ＣＯＮＦＩＧ＿Ｍ
ＳＧ＿ＳＥＱｒはＧＥＮ＿ＮＧＨＢＲ＿ＬＳＴ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓに格納された
番号と好ましくは比較される。比較の結果、一致しなければ、移動局はメッセー
ジ内の残りのフィールドを処理する。比較の結果、一致しなければ、移動局は以
下のパラメータを好ましくは格納する。 ・ コンフィギュレーション・メッセージ・シーケンス番号 （ＣＯＮＦＩＧ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓ＝ＣＯＮＦＩＧ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｒ， ＧＥＮ＿ＮＧＨＢＲ＿ＬＳＴ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓ＝ＣＯＮＦＩＧ＿ＭＳＧ
＿ＳＥＱｒ） 移動局が汎用ページ・メッセージを受信する毎に、移動局はコンフィギュレー
ション・メッセージ・シーケンス番号ＣＯＮＦＩＧ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｒをＣＯＮ
ＦＩＧ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓと比較する。比較の結果、一致しなければ、移動局は
ＣＯＮＦＩＧ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓをＣＯＮＦＩＧ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｒに設定する
。
【００１４】 ＴＲ４５．５は、ＴＩＡ／ＥＩＡ−９５−Ｂの次期バージョンにおいて移動局
バッテリ寿命を増加するためにクイック・ページング・チャネル（ＱＰＣＨ：Qu
ick Paging Channel）を採用している。この次期バージョンは、一般にｃｄｍａ
２０００として知られている。ｃｄｍａ２０００規格におけるＱＰＣＨならびに
ページング・チャネル（ＰＣＨ）は、ＣＤＭＡ通信システムの共通の周波数スペ
クトル上で報知(broadcast)されるチャネルである。パイロット・チャネルも報
知される。周知のように、チャネルはウォルシュ符号(Walsh codes)または他の
固有の拡散符号(spreading codes)に関連付けることができる。ＱＰＣＨは、移
動局がウェーク状態となる時間を低減する。本明細書では、移動局は無線周波数
受信機および復調ハードウェアを利用してチャネルを復調するために電源から電
力を消費しているときはウェーク状態である。また、本明細書では、「ウェーク
アップ(wake up)」という用語は、ページング信号を復調するために必要なハー
ドウェアを起動したり、またこのハードウェアに電源を印加することを意味する
ために用いられる。同様に、「スリープ(sleep)」および「スリープ状態になる(
go to sleep)」という用語は、移動局において電源を節約するためにハードウェ
アを起動停止することをいう。
バッテリ寿命を増加するためにクイック・ページング・チャネル（ＱＰＣＨ：Qu
ick Paging Channel）を採用している。この次期バージョンは、一般にｃｄｍａ
２０００として知られている。ｃｄｍａ２０００規格におけるＱＰＣＨならびに
ページング・チャネル（ＰＣＨ）は、ＣＤＭＡ通信システムの共通の周波数スペ
クトル上で報知(broadcast)されるチャネルである。パイロット・チャネルも報
知される。周知のように、チャネルはウォルシュ符号(Walsh codes)または他の
固有の拡散符号(spreading codes)に関連付けることができる。ＱＰＣＨは、移
動局がウェーク状態となる時間を低減する。本明細書では、移動局は無線周波数
受信機および復調ハードウェアを利用してチャネルを復調するために電源から電
力を消費しているときはウェーク状態である。また、本明細書では、「ウェーク
アップ(wake up)」という用語は、ページング信号を復調するために必要なハー
ドウェアを起動したり、またこのハードウェアに電源を印加することを意味する
ために用いられる。同様に、「スリープ(sleep)」および「スリープ状態になる(
go to sleep)」という用語は、移動局において電源を節約するためにハードウェ
アを起動停止することをいう。
【００１５】 ページング・インジケータ・ビットのために、誤り訂正符号化またはインタリ
ーブは用いられない。そのため、ビットを受信するためにウェークアップする時
間は、通常のページング・チャネル・スロットを受信するためにウェークアップ
する時間に比べて小さい。ページング・インジケータ・ビットは、移動局がペー
ジを受信するために自局のページング・チャネル・スロットでウェークアップす
べきかを移動局に通知する。ＱＰＣＨビットを送信するために、オン・オフ・キ
ーイング(on-off keying)が基地局によって用いられる。例えば、一方の値では
、基地局は特定の拡散符号を利用して、ビット時間期間中に与えられたパワー・
レベルにてスペクトル拡散信号を送信し、また他方の値では、基地局は特定の拡
散符号を利用して、ビット時間期間中にパワーを送信しない。
ーブは用いられない。そのため、ビットを受信するためにウェークアップする時
間は、通常のページング・チャネル・スロットを受信するためにウェークアップ
する時間に比べて小さい。ページング・インジケータ・ビットは、移動局がペー
ジを受信するために自局のページング・チャネル・スロットでウェークアップす
べきかを移動局に通知する。ＱＰＣＨビットを送信するために、オン・オフ・キ
ーイング(on-off keying)が基地局によって用いられる。例えば、一方の値では
、基地局は特定の拡散符号を利用して、ビット時間期間中に与えられたパワー・
レベルにてスペクトル拡散信号を送信し、また他方の値では、基地局は特定の拡
散符号を利用して、ビット時間期間中にパワーを送信しない。
【００１６】 移動局がＱＰＣＨビットを受信すると、好ましく３つの可能性、すなわち、「
オン(ON)」，「オフ(OFF)」または「不確定(not certain)」がある。「オン」は
、基地局が明らかにビットを送信したことを意味する。「オフ」は、基地局が明
らかにビットを送信しなかったことを意味する。「不確定」は、移動局は基地局
がビットを送信したかどうか不確定であることを意味する。ＱＰＣＨビット時間
期間および拡散符号について受信パワーが十分強力であると移動局が判断した場
合、移動局は基地局がビットを送信したと確定できる。ＱＰＣＨビット時間期間
についてパイロット・パワーが十分強力であり、かつＱＰＣＨビット時間期間お
よび拡散符号について受信パワーがほとんどないと移動局が判断した場合、移動
局は基地局がビットを送信しなかったと確定できる。ＱＰＣＨビット時間期間に
ついてパイロット・パワーが十分強力でないと移動局が判断した場合、移動局は
基地局がビットを送信したかどうか確定できない。
オン(ON)」，「オフ(OFF)」または「不確定(not certain)」がある。「オン」は
、基地局が明らかにビットを送信したことを意味する。「オフ」は、基地局が明
らかにビットを送信しなかったことを意味する。「不確定」は、移動局は基地局
がビットを送信したかどうか不確定であることを意味する。ＱＰＣＨビット時間
期間および拡散符号について受信パワーが十分強力であると移動局が判断した場
合、移動局は基地局がビットを送信したと確定できる。ＱＰＣＨビット時間期間
についてパイロット・パワーが十分強力であり、かつＱＰＣＨビット時間期間お
よび拡散符号について受信パワーがほとんどないと移動局が判断した場合、移動
局は基地局がビットを送信しなかったと確定できる。ＱＰＣＨビット時間期間に
ついてパイロット・パワーが十分強力でないと移動局が判断した場合、移動局は
基地局がビットを送信したかどうか確定できない。
【００１７】 本発明については、図１ないし図７を参照することで理解を深めることができ
よう。図１は、本発明の好適な実施例によるクイック・ページング・チャネル１
００を示す。クイック・ページング・チャネル１００は、好ましくは、クイック
・ページング・チャネル・スロットという８０ｍｓのスロット１０１に分割され
る。移動局の「通常の(regular)」８０ｍｓページング・チャネル（ＰＣＨ）ス
ロット１０１に関連するのは、クイック・ページング・チャネル（ＱＰＣＨ）ス
ロット１０３である。ＱＰＣＨスロット１０３の開始は、好ましくは、関連ＰＣ
Ｈスロット１０１の開始よりも１００ｍｓ前に生じる。各ＱＰＣＨスロット１０
３は、好ましくは、４つの２０ｍｓフレーム１０５〜１０８に分割される。ＱＰ
ＣＨスロット１０３において、移動局の第１ページング・インジケータ・ビット
は、好ましくは、ＱＰＣＨスロット１０３の最初の２つの２０ｍｓフレーム１０
５または１０６のうちの一方にある。移動局の第２ページング・インジケータ・
ビットは、好ましくは、移動局の第１ページング・インジケータ・ビットを収容
するフレームから２フレーム後のフレームにある。
よう。図１は、本発明の好適な実施例によるクイック・ページング・チャネル１
００を示す。クイック・ページング・チャネル１００は、好ましくは、クイック
・ページング・チャネル・スロットという８０ｍｓのスロット１０１に分割され
る。移動局の「通常の(regular)」８０ｍｓページング・チャネル（ＰＣＨ）ス
ロット１０１に関連するのは、クイック・ページング・チャネル（ＱＰＣＨ）ス
ロット１０３である。ＱＰＣＨスロット１０３の開始は、好ましくは、関連ＰＣ
Ｈスロット１０１の開始よりも１００ｍｓ前に生じる。各ＱＰＣＨスロット１０
３は、好ましくは、４つの２０ｍｓフレーム１０５〜１０８に分割される。ＱＰ
ＣＨスロット１０３において、移動局の第１ページング・インジケータ・ビット
は、好ましくは、ＱＰＣＨスロット１０３の最初の２つの２０ｍｓフレーム１０
５または１０６のうちの一方にある。移動局の第２ページング・インジケータ・
ビットは、好ましくは、移動局の第１ページング・インジケータ・ビットを収容
するフレームから２フレーム後のフレームにある。
【００１８】 図２は、従来技術による移動局のクイック・ページング・チャネル・ページン
グ・インジケータ・ビット２０１のビット位置の例を示す。なお、ＱＰＣＨスロ
ット２０３内の移動局のＱＰＣＨページング・インジケータ・ビット２０１の位
置は、システム時間の関数として変化することに留意されたい。
グ・インジケータ・ビット２０１のビット位置の例を示す。なお、ＱＰＣＨスロ
ット２０３内の移動局のＱＰＣＨページング・インジケータ・ビット２０１の位
置は、システム時間の関数として変化することに留意されたい。
【００１９】 ＱＰＣＨページング・インジケータ・ビット２０１を監視する移動局について
、格納済みコンフィギュレーション・パラメータ値が最新であることを保証する
ためには、基地局が、オーバヘッド・コンフィギュレーション情報を更新した後
に、全てのＱＰＣＨページング・インジケータ・ビット２０１を、最大スロット
・サイクル・インデクスの関数である時間だけ「オン」に設定するすることが提
唱されている。好適な実施例では、この時間は、最大スロット・サイクル・イン
デクスが０に設定される場合には、１．２８秒である。本発明の別の実施例では
、最大スロット・サイクル・インデクスが０に設定される場合には、時間は２．
５６秒または３．８４秒でもよく、また最大スロット・サイクル・インデクスが
１に設定される場合には、時間は２．５６秒，５．１２秒または７．６８秒でも
よい。
、格納済みコンフィギュレーション・パラメータ値が最新であることを保証する
ためには、基地局が、オーバヘッド・コンフィギュレーション情報を更新した後
に、全てのＱＰＣＨページング・インジケータ・ビット２０１を、最大スロット
・サイクル・インデクスの関数である時間だけ「オン」に設定するすることが提
唱されている。好適な実施例では、この時間は、最大スロット・サイクル・イン
デクスが０に設定される場合には、１．２８秒である。本発明の別の実施例では
、最大スロット・サイクル・インデクスが０に設定される場合には、時間は２．
５６秒または３．８４秒でもよく、また最大スロット・サイクル・インデクスが
１に設定される場合には、時間は２．５６秒，５．１２秒または７．６８秒でも
よい。
【００２０】 移動局がアイドル・モードであり、ページング・チャネルまたはクイック・ペ
ージング・チャネルを監視している場合、移動局は近傍基地局のパイロット信号
の強度を測定する。ページング・チャネルまたはクイック・ページング・チャネ
ルが監視されている基地局に関連するパイロット信号よりも、近傍パイロット信
号が十分強いと移動局が判断した場合、移動局は近傍基地局へのハンドオフを行
い、この近傍基地局のページング・チャネルおよびクイック・ページング・チャ
ネルを監視する。この種のハンドオフは、アイドル・ハンドオフという。
ージング・チャネルを監視している場合、移動局は近傍基地局のパイロット信号
の強度を測定する。ページング・チャネルまたはクイック・ページング・チャネ
ルが監視されている基地局に関連するパイロット信号よりも、近傍パイロット信
号が十分強いと移動局が判断した場合、移動局は近傍基地局へのハンドオフを行
い、この近傍基地局のページング・チャネルおよびクイック・ページング・チャ
ネルを監視する。この種のハンドオフは、アイドル・ハンドオフという。
【００２１】 ＴＩＡ／ＥＩＡ−９５−Ｂおよび提唱されているｃｄｍａ２０００規格によれ
ば、移動局はセルからセルへのアイドル・ハンドオフを行う際に、格納済みコン
フィギュレーション・パラメータ値を覚えておくために１０分間のタイマを有す
る。例えば、移動局がセルＡからコンフィギュレーション・パラメータ値を受信
して、セルＢへアイドル・ハンドオフを行い、そして５分後にセルＡへのアイド
ル・ハンドオフを再度行う場合、移動局は自局の格納済みコンフィギュレーショ
ン・パラメータ値を取り出す。移動局は、コンフィギュレーション・メッセージ
または汎用ページ・メッセージ内のＣＯＮＦＩＧ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱなどのシーケ
ンス番号がセルの格納済み値と一致しているならば、コンフィギュレーション・
パラメータ値を再度受信することで自局のバッテリまたは他の電源を浪費する必
要はない。ＴＩＡ／ＥＩＡ−９５−Ｂによれば、移動局は、全てのコンフィギュ
レーション・パラメータが最新になるまで、ある時間期間にてコンフィギュレー
ション・パラメータ・メッセージが送信されるところのページング・チャネルを
受信することにより、自局のコンフィギュレーション・パラメータ値を更新する
。また、ｃｄｍａ２０００移動局は、ページング・チャネルを受信することによ
ってコンフィギュレーション・パラメータを更新する。別の可能性は、全てのコ
ンフィギュレーション・パラメータが最新になるまで、ある時間期間にてコンフ
ィギュレーション・パラメータ・メッセージが送信されるところの特殊報知チャ
ネル（ＢＣＣＨ：broadcast channel）を受信することによって、コンフィギュ
レーション・パラメータを更新する。ＢＣＣＨはＰＣＨと同様なチャネルであり
、同様な方法で拡散され、一般に同一の周波数スペクトルで報知される。
ば、移動局はセルからセルへのアイドル・ハンドオフを行う際に、格納済みコン
フィギュレーション・パラメータ値を覚えておくために１０分間のタイマを有す
る。例えば、移動局がセルＡからコンフィギュレーション・パラメータ値を受信
して、セルＢへアイドル・ハンドオフを行い、そして５分後にセルＡへのアイド
ル・ハンドオフを再度行う場合、移動局は自局の格納済みコンフィギュレーショ
ン・パラメータ値を取り出す。移動局は、コンフィギュレーション・メッセージ
または汎用ページ・メッセージ内のＣＯＮＦＩＧ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱなどのシーケ
ンス番号がセルの格納済み値と一致しているならば、コンフィギュレーション・
パラメータ値を再度受信することで自局のバッテリまたは他の電源を浪費する必
要はない。ＴＩＡ／ＥＩＡ−９５−Ｂによれば、移動局は、全てのコンフィギュ
レーション・パラメータが最新になるまで、ある時間期間にてコンフィギュレー
ション・パラメータ・メッセージが送信されるところのページング・チャネルを
受信することにより、自局のコンフィギュレーション・パラメータ値を更新する
。また、ｃｄｍａ２０００移動局は、ページング・チャネルを受信することによ
ってコンフィギュレーション・パラメータを更新する。別の可能性は、全てのコ
ンフィギュレーション・パラメータが最新になるまで、ある時間期間にてコンフ
ィギュレーション・パラメータ・メッセージが送信されるところの特殊報知チャ
ネル（ＢＣＣＨ：broadcast channel）を受信することによって、コンフィギュ
レーション・パラメータを更新する。ＢＣＣＨはＰＣＨと同様なチャネルであり
、同様な方法で拡散され、一般に同一の周波数スペクトルで報知される。
【００２２】 基地局は、自局のコンフィギュレーション・パラメータ値を更新する際に、１
０分よりも短い時間で全てのＱＰＣＨページング・インジケータ・ビットを「オ
ン」に設定するので、移動局がオーバヘッド情報を格納しているセルに対してア
イドル・ハンドオフを再度行う場合、移動局は自局のオーバヘッド情報が最新で
あることを保証するために、一つのページング・チャネル・スロットにてウェー
クアップする必要がある。この時間は、２０ｍｓから１６０ｍｓの範囲である。
このような比較的長い時間でウェークアップすることは、ＱＰＣＨの目的を無効
にしてしまう。アイドル・ハンドオフは、セル間のソフト・ハンドオフ領域では
極めて頻繁に生じ、バッテリまたは他の電源を浪費する。一方、移動局がコンフ
ィギュレーション変更について調べずにアイドル・ハンドオフの直後にクイック
・ページング・ビットの監視を開始すると、その結果は移動局の損失(lost mobi
le station)、すなわちページングされても応答しない移動局となる。例えば、
チャネル・コンフィギュレーションが変化すると、移動局は誤ったチャネルを監
視することがありうる。また、ＱＰＣＨのパワー・レベルが低下すると、移動局
はページングされても応答しないことがありうる。オーバヘッド情報が変化した
ときに移動局を速やかに更新することは重要である。
０分よりも短い時間で全てのＱＰＣＨページング・インジケータ・ビットを「オ
ン」に設定するので、移動局がオーバヘッド情報を格納しているセルに対してア
イドル・ハンドオフを再度行う場合、移動局は自局のオーバヘッド情報が最新で
あることを保証するために、一つのページング・チャネル・スロットにてウェー
クアップする必要がある。この時間は、２０ｍｓから１６０ｍｓの範囲である。
このような比較的長い時間でウェークアップすることは、ＱＰＣＨの目的を無効
にしてしまう。アイドル・ハンドオフは、セル間のソフト・ハンドオフ領域では
極めて頻繁に生じ、バッテリまたは他の電源を浪費する。一方、移動局がコンフ
ィギュレーション変更について調べずにアイドル・ハンドオフの直後にクイック
・ページング・ビットの監視を開始すると、その結果は移動局の損失(lost mobi
le station)、すなわちページングされても応答しない移動局となる。例えば、
チャネル・コンフィギュレーションが変化すると、移動局は誤ったチャネルを監
視することがありうる。また、ＱＰＣＨのパワー・レベルが低下すると、移動局
はページングされても応答しないことがありうる。オーバヘッド情報が変化した
ときに移動局を速やかに更新することは重要である。
【００２３】 好ましくは、移動局は、ページング・チャネル・スロットでウェークアップせ
ずに、コンフィギュレーション情報が変化したかどうかを、アイドル・ハンドオ
フの直後に判定できる。
ずに、コンフィギュレーション情報が変化したかどうかを、アイドル・ハンドオ
フの直後に判定できる。
【００２４】 図３に示すように本発明の好適な実施例では、１０ｍｓ毎に一つのＱＰＣＨビ
ット３０１がコンフィギュレーション変更インジケータ・ビット(Configuration
Change indicator bit)３０３として確保される。本発明の別の実施例では、Ｑ
ＰＣＨビットは５ｍｓ毎にコンフィギュレーション変更インジケータ・ビットと
して確保される。さらに別の実施例では、ＱＰＣＨビットは２０ｍｓ毎にコンフ
ィギュレーション変更インジケータ・ビットとして確保される。基地局がコンフ
ィギュレーション・パラメータ値を変更すると、基地局は、ページング・インジ
ケータＱＰＣＨビットと同様にオン・オフ・キーイングを利用して送信される全
てのコンフィギュレーション変更インジケータ・ビット３０３を、好ましくはコ
ンフィギュレーション情報を変更してから１０分後に、「オン」に好ましくは設
定する。なお、これは最大スロット・サイクルについて全てのページング・イン
ジケータ・ビットを設定することとは別に行われることに留意されたい。
ット３０１がコンフィギュレーション変更インジケータ・ビット(Configuration
Change indicator bit)３０３として確保される。本発明の別の実施例では、Ｑ
ＰＣＨビットは５ｍｓ毎にコンフィギュレーション変更インジケータ・ビットと
して確保される。さらに別の実施例では、ＱＰＣＨビットは２０ｍｓ毎にコンフ
ィギュレーション変更インジケータ・ビットとして確保される。基地局がコンフ
ィギュレーション・パラメータ値を変更すると、基地局は、ページング・インジ
ケータＱＰＣＨビットと同様にオン・オフ・キーイングを利用して送信される全
てのコンフィギュレーション変更インジケータ・ビット３０３を、好ましくはコ
ンフィギュレーション情報を変更してから１０分後に、「オン」に好ましくは設
定する。なお、これは最大スロット・サイクルについて全てのページング・イン
ジケータ・ビットを設定することとは別に行われることに留意されたい。
【００２５】 移動局がアイドル・ハンドオフを行う際に、移動局は、新規基地局用の１０分
タイマが終了していなければ、新規基地局について少なくとも一つのコンフィギ
ュレーション変更インジケータ・ビット３０３を受信する。別の実施例では、移
動局は複数のコンフィギュレーション変更クイック・ビットを受信・合成できる
。これは、基地局からの信号が弱く、コンフィギュレーションが変更中であるこ
とを移動局が確定できないようなＲＦ状況において有用である。
タイマが終了していなければ、新規基地局について少なくとも一つのコンフィギ
ュレーション変更インジケータ・ビット３０３を受信する。別の実施例では、移
動局は複数のコンフィギュレーション変更クイック・ビットを受信・合成できる
。これは、基地局からの信号が弱く、コンフィギュレーションが変更中であるこ
とを移動局が確定できないようなＲＦ状況において有用である。
【００２６】 さらに、移動局は一つまたは２つのページング・インジケータ・ビット３０５
を受信する。ページがないことを移動局が確信でき、またコンフィギュレーショ
ン変更がなかったことを確信できる場合には、移動局は次のクイック・ページン
グ・スロットまでスリープ状態になる。なお、コンフィギュレーション変更イン
ジケータ・ビット３０３は、アイドル・ハンドオフ後にのみ移動局によって監視
されことに留意されたい。コンフィギュレーションの変化がないことを移動局が
確信すると、移動局は以降のクイック・ページング・スロットにおいてコンフィ
ギュレーション変更ビット３０３を受信する必要はない。これは、本発明の重要
な特徴である。なぜならば、アイドル・ハンドオフ後の最初のクイック・ページ
ング・スロットにおいてのみコンフィギュレーション変更クイック・ビットを監
視することで電力が消費されるためである。コンフィギュレーション変更クイッ
ク・ビットを受信した後にコンフィギュレーションが変化したことを移動局が判
断すると、移動局は通常のページング・スロットでウェークアップして、自局の
コンフィギュレーション・パラメータ値が最新になるまでウェーク状態を維持す
る。従って、本発明は、最新のコンフィギュレーション・パラメータを受信する
ために必要なときにのみ移動局をウェークアップさせることにより、大幅に向上
したバッテリ寿命を提供する。
を受信する。ページがないことを移動局が確信でき、またコンフィギュレーショ
ン変更がなかったことを確信できる場合には、移動局は次のクイック・ページン
グ・スロットまでスリープ状態になる。なお、コンフィギュレーション変更イン
ジケータ・ビット３０３は、アイドル・ハンドオフ後にのみ移動局によって監視
されことに留意されたい。コンフィギュレーションの変化がないことを移動局が
確信すると、移動局は以降のクイック・ページング・スロットにおいてコンフィ
ギュレーション変更ビット３０３を受信する必要はない。これは、本発明の重要
な特徴である。なぜならば、アイドル・ハンドオフ後の最初のクイック・ページ
ング・スロットにおいてのみコンフィギュレーション変更クイック・ビットを監
視することで電力が消費されるためである。コンフィギュレーション変更クイッ
ク・ビットを受信した後にコンフィギュレーションが変化したことを移動局が判
断すると、移動局は通常のページング・スロットでウェークアップして、自局の
コンフィギュレーション・パラメータ値が最新になるまでウェーク状態を維持す
る。従って、本発明は、最新のコンフィギュレーション・パラメータを受信する
ために必要なときにのみ移動局をウェークアップさせることにより、大幅に向上
したバッテリ寿命を提供する。
【００２７】 報知チャネル（ＢＣＣＨ）が用いられ、コンフィギュレーション変更インジケ
ータ・ビット３０３を受信した後にコンフィギュレーションが変化したことを移
動局が判断すると、移動局はウェークアップして、コンフィギュレーション・パ
ラメータ値が最新になるまでＢＣＣＨを受信する。移動局がＢＣＣＨおよびＰＣ
Ｈの同時復調をサポートしない場合、移動局はウェークアップして、ページング
・インジケータ・ビットに基づいて、必要ならば、ＰＣＨスロットを最初に受信
し、次にＢＣＣＨを受信する。この方法は、移動局がページを失うことを防ぐこ
とができる。好ましくは、移動局はＢＣＣＨおよびＰＣＨの同時復調をサポート
し、この場合、移動局はＢＣＣＨを受信し、またページング・インジケータ・ビ
ットに基づいて、必要ならば、ＰＣＨを同時に受信する。ＰＣＨおよびＢＣＣＨ
の同時復調は、無線受信機および関連ハードウェアがオン状態となり電力を消費
する時間を最小限に抑えることにより、バッテリまたは他の電源を節約するため
に利用できる。
ータ・ビット３０３を受信した後にコンフィギュレーションが変化したことを移
動局が判断すると、移動局はウェークアップして、コンフィギュレーション・パ
ラメータ値が最新になるまでＢＣＣＨを受信する。移動局がＢＣＣＨおよびＰＣ
Ｈの同時復調をサポートしない場合、移動局はウェークアップして、ページング
・インジケータ・ビットに基づいて、必要ならば、ＰＣＨスロットを最初に受信
し、次にＢＣＣＨを受信する。この方法は、移動局がページを失うことを防ぐこ
とができる。好ましくは、移動局はＢＣＣＨおよびＰＣＨの同時復調をサポート
し、この場合、移動局はＢＣＣＨを受信し、またページング・インジケータ・ビ
ットに基づいて、必要ならば、ＰＣＨを同時に受信する。ＰＣＨおよびＢＣＣＨ
の同時復調は、無線受信機および関連ハードウェアがオン状態となり電力を消費
する時間を最小限に抑えることにより、バッテリまたは他の電源を節約するため
に利用できる。
【００２８】 移動局が新規基地局へのアイドル・ハンドオフを行う必要があると判断したと
きに、新規基地局用の有効なコンフィギュレーション・パラメータ・タイマが終
了すると、移動局はページング・インジケータ・ビットまたはコンフィギュレー
ション変更インジケータ・ビットを受信するためにウェークアップしないことに
より、バッテリまたは他の電源を節約すべきである。これは、ＢＣＣＨがなく、
ＰＣＨのみがある場合に適用される。この場合にＢＣＣＨが構成されると、移動
局はコンフィギュレーション変更インジケータでウェークアップせずに、ＢＣＣ
Ｈで好ましくはウェークアップする。あるいは、移動局は、ＰＣＨでウェークア
ップすべきかを判定するために、ページング・インジケータ・ビットを受信して
もよい。
きに、新規基地局用の有効なコンフィギュレーション・パラメータ・タイマが終
了すると、移動局はページング・インジケータ・ビットまたはコンフィギュレー
ション変更インジケータ・ビットを受信するためにウェークアップしないことに
より、バッテリまたは他の電源を節約すべきである。これは、ＢＣＣＨがなく、
ＰＣＨのみがある場合に適用される。この場合にＢＣＣＨが構成されると、移動
局はコンフィギュレーション変更インジケータでウェークアップせずに、ＢＣＣ
Ｈで好ましくはウェークアップする。あるいは、移動局は、ＰＣＨでウェークア
ップすべきかを判定するために、ページング・インジケータ・ビットを受信して
もよい。
【００２９】 図４は、移動局手順のフローチャート４００を示す。移動局は、ウェークアッ
プして、近傍パイロットのパイロット強度を測定することによって、近傍パイロ
ットを走査する（４０１）。移動局は、近傍パイロットが現在監視中のパイロッ
トよりも十分強いかどうかを判定する（４０５）。ステップ５０５の結果が否定
である場合、移動局はステップ４１０に進み、それ以外の場合には、移動局はス
テップ４２５に進む。移動局はウェークアップして、第１ページング・インジケ
ータ・ビットを受信する（４１０）。第１ページング・インジケータ・ビットが
「オフ」であると移動局が判定する（４１１）と、移動局はステップ４１５に進
む。第１ページング・インジケータ・ビットが「オフ」でない場合、移動局はス
リープ状態に戻り（４１２）、再度ウェークアップして（４１３）、第２ページ
ング・インジケータ・ビットを受信し（４１４）、スリープ状態に戻り（４１６
）、そして判定ステップ４１５に進む。
プして、近傍パイロットのパイロット強度を測定することによって、近傍パイロ
ットを走査する（４０１）。移動局は、近傍パイロットが現在監視中のパイロッ
トよりも十分強いかどうかを判定する（４０５）。ステップ５０５の結果が否定
である場合、移動局はステップ４１０に進み、それ以外の場合には、移動局はス
テップ４２５に進む。移動局はウェークアップして、第１ページング・インジケ
ータ・ビットを受信する（４１０）。第１ページング・インジケータ・ビットが
「オフ」であると移動局が判定する（４１１）と、移動局はステップ４１５に進
む。第１ページング・インジケータ・ビットが「オフ」でない場合、移動局はス
リープ状態に戻り（４１２）、再度ウェークアップして（４１３）、第２ページ
ング・インジケータ・ビットを受信し（４１４）、スリープ状態に戻り（４１６
）、そして判定ステップ４１５に進む。
【００３０】 次に、移動局は、次のＰＣＨスロットにページがないことに確信があるかどう
かを判定する（４１５）。いずれのページング・インジケータ・ビットも「オフ
」であると移動局が判断すると、判定ステップ４１５の結果は肯定になり、移動
局はステップ４３０に進む。どのページング・インジケータ・ビットも「オフ」
でない場合、結果は否定になり、移動局はウェークアップして（４２０）、自局
に宛てられたページを受信するか、ＰＣＨスロットに自局宛のページがないこと
を判断するまで、ＰＣＨを受信する。次に、移動局はステップ４３０に進む。移
動局は、受信しなければならない次のＱＰＣＨまでスリープする（４３０）。移
動局が次のＱＰＣＨビットでウェークアップすると、これは近傍探索のために十
分な時間が得られるように、ＱＰＣＨビットよりも数ｍｓ前でもよい。ステップ
４３０の次に、移動局はステップ４０１に戻る。
かを判定する（４１５）。いずれのページング・インジケータ・ビットも「オフ
」であると移動局が判断すると、判定ステップ４１５の結果は肯定になり、移動
局はステップ４３０に進む。どのページング・インジケータ・ビットも「オフ」
でない場合、結果は否定になり、移動局はウェークアップして（４２０）、自局
に宛てられたページを受信するか、ＰＣＨスロットに自局宛のページがないこと
を判断するまで、ＰＣＨを受信する。次に、移動局はステップ４３０に進む。移
動局は、受信しなければならない次のＱＰＣＨまでスリープする（４３０）。移
動局が次のＱＰＣＨビットでウェークアップすると、これは近傍探索のために十
分な時間が得られるように、ＱＰＣＨビットよりも数ｍｓ前でもよい。ステップ
４３０の次に、移動局はステップ４０１に戻る。
【００３１】 ステップ４０５において判定されるように、近傍パイロットが現パイロットよ
りも十分強い場合、移動局は新規パイロットへのアイドル・ハンドオフを行う（
４２５）。次に、移動局は、自局のコンフィギュレーション・パラメータ値タイ
マが新規基地局について終了したかどうかを判定する（４３５）。このステップ
の結果が肯定の場合、移動局はウェークアップして（４４０）、更新されたコン
フィギュレーション・パラメータを受信する。好ましくは、これはコンフィギュ
レーション変更インジケータを受信せずに達成される。なぜならば、コンフィギ
ュレーション変更インジケータを受信することは、移動局がコンフィギュレーシ
ョン・パラメータを受信するためにウェークアップせざるを得ないときにバッテ
リまたは他の電源から電力を消費するためである。更新されたコンフィギュレー
ション・パラメータを受信した後、移動局は、ステップ４３０の場合と同様に、
次のＱＰＣＨビットまでスリープ状態になる。次に、移動局はステップ４０１に
戻る。
りも十分強い場合、移動局は新規パイロットへのアイドル・ハンドオフを行う（
４２５）。次に、移動局は、自局のコンフィギュレーション・パラメータ値タイ
マが新規基地局について終了したかどうかを判定する（４３５）。このステップ
の結果が肯定の場合、移動局はウェークアップして（４４０）、更新されたコン
フィギュレーション・パラメータを受信する。好ましくは、これはコンフィギュ
レーション変更インジケータを受信せずに達成される。なぜならば、コンフィギ
ュレーション変更インジケータを受信することは、移動局がコンフィギュレーシ
ョン・パラメータを受信するためにウェークアップせざるを得ないときにバッテ
リまたは他の電源から電力を消費するためである。更新されたコンフィギュレー
ション・パラメータを受信した後、移動局は、ステップ４３０の場合と同様に、
次のＱＰＣＨビットまでスリープ状態になる。次に、移動局はステップ４０１に
戻る。
【００３２】 ステップ４３５において判定されるように、コンフィギュレーション・タイム
アウトが終了していない場合、移動局は、必要に応じて、ＱＰＣＨ上でコンフィ
ギュレーション変更インジケータ・ビットおよびページング・インジケータ・ビ
ットを受信する（４４５）。ページング・インジケータ・ビットの受信は、ステ
ップ４１０，４１１，４１２，４１３，４１４，４１５の場合と同様にして行わ
れる。ＢＣＣＨがなく、またページング・インジケータ・ビットの一つがオフで
あることを移動局が判断しない場合、移動局はコンフィギュレーション変更イン
ジケータ・ビットのためにウェークアップすることを防ぐことができる。なぜな
らば、この場合、移動局はいずれにせよＰＣＨスロットのためにウェークアップ
しなければならないためである。しかし、一般に、移動局は少なくとも一つのペ
ージング・インジケータ・ビットと少なくとも一つのコンフィギュレーション変
更インジケータ・ビットとを受信する。好ましくは、移動局は第１ページング・
インジケータ・ビットを受信し、このビットを受信した後は、次の予定のコンフ
ィギュレーション変更インジケータ・ビットまでウェーク状態を維持し、このビ
ットを受信し、それからスリープ状態に戻る。第１ページング・インジケータ・
ビットが「オフ」に設定されていることを移動局が判定しない場合、移動局は第
２ページング・インジケータを受信するのに間に合うようにウェークアップする
。移動局が第２ページング・インジケータを受信して、「オフ」に設定されてい
ることを判断したが、第１受信コンフィギュレーション変更インジケータ・ビッ
トが「オフ」に設定されたことを判断しなかった場合、移動局は第２コンフィギ
ュレーション変更インジケータ・ビットを受信するためにウェーク状態を維持す
る。好ましくは、これは次の予定のコンフィギュレーション変更インジケータ・
ビットである。
アウトが終了していない場合、移動局は、必要に応じて、ＱＰＣＨ上でコンフィ
ギュレーション変更インジケータ・ビットおよびページング・インジケータ・ビ
ットを受信する（４４５）。ページング・インジケータ・ビットの受信は、ステ
ップ４１０，４１１，４１２，４１３，４１４，４１５の場合と同様にして行わ
れる。ＢＣＣＨがなく、またページング・インジケータ・ビットの一つがオフで
あることを移動局が判断しない場合、移動局はコンフィギュレーション変更イン
ジケータ・ビットのためにウェークアップすることを防ぐことができる。なぜな
らば、この場合、移動局はいずれにせよＰＣＨスロットのためにウェークアップ
しなければならないためである。しかし、一般に、移動局は少なくとも一つのペ
ージング・インジケータ・ビットと少なくとも一つのコンフィギュレーション変
更インジケータ・ビットとを受信する。好ましくは、移動局は第１ページング・
インジケータ・ビットを受信し、このビットを受信した後は、次の予定のコンフ
ィギュレーション変更インジケータ・ビットまでウェーク状態を維持し、このビ
ットを受信し、それからスリープ状態に戻る。第１ページング・インジケータ・
ビットが「オフ」に設定されていることを移動局が判定しない場合、移動局は第
２ページング・インジケータを受信するのに間に合うようにウェークアップする
。移動局が第２ページング・インジケータを受信して、「オフ」に設定されてい
ることを判断したが、第１受信コンフィギュレーション変更インジケータ・ビッ
トが「オフ」に設定されたことを判断しなかった場合、移動局は第２コンフィギ
ュレーション変更インジケータ・ビットを受信するためにウェーク状態を維持す
る。好ましくは、これは次の予定のコンフィギュレーション変更インジケータ・
ビットである。
【００３３】 第２コンフィギュレーション変更インジケータ・ビットが「オフ」に設定され
ていると移動局が判断すると（４４６）、移動局は好ましくはスリープ状態にな
り（４４７）、ステップ４５０に進む。第２コンフィギュレーション変更インジ
ケータ・ビットが「オフ」に設定されていないと移動局が判断すると（４４６）
、移動局は最初の２つのコンフィギュレーション変更インジケータ・ビットの結
果を合成することにより、コンフィギュレーション変更ビットが「オフ」である
かどうかを判定する。２つのコンフィギュレーション変更インジケータ・ビット
を合成した後に、コンフィギュレーション変化がないことを移動局が確信すると
、移動局は好ましくはスリープ状態になり、ステップ４５０に進む。コンフィギ
ュレーション変更インジケータ・ビットが「オフ」でないと移動局が判断すると
（４４８）、移動局は好ましくは別のコンフィギュレーション変更ビットまでウ
ェーク状態を維持し（４４９）、再評価などを行う。あるいは、移動局は、コン
フィギュレーション変化があったことに確信がなくても、スリープ状態に戻って
もよい。移動局が任意の時間にコンフィギュレーション変更インジケータ・ビッ
トを受信し、これが「オン」であることを判定すると、移動局は別のコンフィギ
ュレーション変更インジケータ・ビットを受信するためにウェーク状態を維持す
る必要はない。コンフィギュレーション変更インジケータ・ビットと、必要に応
じてページング・インジケータ・ビットを受信した後、移動局はステップ４５０
に進む。
ていると移動局が判断すると（４４６）、移動局は好ましくはスリープ状態にな
り（４４７）、ステップ４５０に進む。第２コンフィギュレーション変更インジ
ケータ・ビットが「オフ」に設定されていないと移動局が判断すると（４４６）
、移動局は最初の２つのコンフィギュレーション変更インジケータ・ビットの結
果を合成することにより、コンフィギュレーション変更ビットが「オフ」である
かどうかを判定する。２つのコンフィギュレーション変更インジケータ・ビット
を合成した後に、コンフィギュレーション変化がないことを移動局が確信すると
、移動局は好ましくはスリープ状態になり、ステップ４５０に進む。コンフィギ
ュレーション変更インジケータ・ビットが「オフ」でないと移動局が判断すると
（４４８）、移動局は好ましくは別のコンフィギュレーション変更ビットまでウ
ェーク状態を維持し（４４９）、再評価などを行う。あるいは、移動局は、コン
フィギュレーション変化があったことに確信がなくても、スリープ状態に戻って
もよい。移動局が任意の時間にコンフィギュレーション変更インジケータ・ビッ
トを受信し、これが「オン」であることを判定すると、移動局は別のコンフィギ
ュレーション変更インジケータ・ビットを受信するためにウェーク状態を維持す
る必要はない。コンフィギュレーション変更インジケータ・ビットと、必要に応
じてページング・インジケータ・ビットを受信した後、移動局はステップ４５０
に進む。
【００３４】 次に、移動局はスロットにページがないことを確信あるかどうか、それにコン
フィギュレーション変化がなかったことに確信があるかどうかを判定する（４５
０）。ステップ４５０の結果が肯定ならば、移動局は、ステップ４３０の場合の
ように、次のＱＰＣＨビットまでスリープし（４６０）、それからステップ４０
１に戻る。移動局がページがなく、かつコンフィギュレーション変化がないこと
に確信がない場合、移動局はウェークアップして（４５５）、コンフィギュレー
ション変化がないことを確信できない場合に、最新のコンフィギュレーション・
パラメータ値を有していることを確認する。また、移動局は、自局に宛てられた
ページを受信するか、あるいはＰＣＨスロットに自局宛のページがないことを判
定するまで、自局のページング・チャネル・スロットでウェーク状態を維持しな
ければならない。移動局が自局のコンフィギュレーション・パラメータ値が最新
であり、自局宛のページがないことを確信した後、移動局は、ステップ４３０の
場合にように次のＱＰＣＨビットまでスリープし、それからステップ４０１に進
む。
フィギュレーション変化がなかったことに確信があるかどうかを判定する（４５
０）。ステップ４５０の結果が肯定ならば、移動局は、ステップ４３０の場合の
ように、次のＱＰＣＨビットまでスリープし（４６０）、それからステップ４０
１に戻る。移動局がページがなく、かつコンフィギュレーション変化がないこと
に確信がない場合、移動局はウェークアップして（４５５）、コンフィギュレー
ション変化がないことを確信できない場合に、最新のコンフィギュレーション・
パラメータ値を有していることを確認する。また、移動局は、自局に宛てられた
ページを受信するか、あるいはＰＣＨスロットに自局宛のページがないことを判
定するまで、自局のページング・チャネル・スロットでウェーク状態を維持しな
ければならない。移動局が自局のコンフィギュレーション・パラメータ値が最新
であり、自局宛のページがないことを確信した後、移動局は、ステップ４３０の
場合にように次のＱＰＣＨビットまでスリープし、それからステップ４０１に進
む。
【００３５】 基地局が自局のコンフィギュレーション・パラメータ値情報を更新すると、基
地局は、好ましくは、最大スロット・サイクル・インデクスの関数である時間だ
け、全てのＱＰＣＨページング・インジケータ・ビットを「オン」に設定する。
コンフィギュレーション・パラメータ値の変化がＱＰＣＨのパワー・レベルの変
化を含む場合、この時間期間におけるページング・インジケータ・ビットのパワ
ー・レベルは旧ＱＰＣＨパワー・レベルに設定される。これは、ＱＰＣＨのパワ
ーが低減される際に、ＱＰＣＨページング・インジケータを監視する移動局が新
規パラメータを受信するためにウェークアップすることを保証するためには、特
に重要である。低減されたパワー・レベルをすぐに利用する場合、移動局はコン
フィギュレーション変化を認識していないので、「失われる」ことがある。この
時間期間後に、ページング・インジケータ・ビットの新規パワー・レベルを利用
できる。
地局は、好ましくは、最大スロット・サイクル・インデクスの関数である時間だ
け、全てのＱＰＣＨページング・インジケータ・ビットを「オン」に設定する。
コンフィギュレーション・パラメータ値の変化がＱＰＣＨのパワー・レベルの変
化を含む場合、この時間期間におけるページング・インジケータ・ビットのパワ
ー・レベルは旧ＱＰＣＨパワー・レベルに設定される。これは、ＱＰＣＨのパワ
ーが低減される際に、ＱＰＣＨページング・インジケータを監視する移動局が新
規パラメータを受信するためにウェークアップすることを保証するためには、特
に重要である。低減されたパワー・レベルをすぐに利用する場合、移動局はコン
フィギュレーション変化を認識していないので、「失われる」ことがある。この
時間期間後に、ページング・インジケータ・ビットの新規パワー・レベルを利用
できる。
【００３６】 同様に、基地局が自局のコンフィギュレーション・パラメータ値情報を更新す
ると、基地局は所定の時間だけ、好ましくは、コンフィギュレーション情報を変
更してから１０分間だけ、全てのコンフィギュレーション変更インジケータ・ビ
ットを「オン」に設定する。コンフィギュレーション・パラメータ値の変化がＱ
ＰＣＨのパワー・レベルの変化を含む場合、この時間期間におけるコンフィギュ
レーション変更インジケータ・ビットのパワー・レベルは旧ＱＰＣＨパワー・レ
ベルに設定される。これは、ＱＰＣＨのパワーが低減される際に、アイドル・ハ
ンドオフ後にＱＰＣＨコンフィギュレーション変更インジケータを監視する移動
局が新規パラメータを受信するためにウェークアップすることを保証するために
は、特に重要である。低減されたパワー・レベルをすぐに利用する場合、移動局
はコンフィギュレーション変化を認識していないので、「失われる」ことがある
。この時間期間後に、コンフィギュレーション変更インジケータ・ビットの新規
パワー・レベルが好ましくは用いられる。
ると、基地局は所定の時間だけ、好ましくは、コンフィギュレーション情報を変
更してから１０分間だけ、全てのコンフィギュレーション変更インジケータ・ビ
ットを「オン」に設定する。コンフィギュレーション・パラメータ値の変化がＱ
ＰＣＨのパワー・レベルの変化を含む場合、この時間期間におけるコンフィギュ
レーション変更インジケータ・ビットのパワー・レベルは旧ＱＰＣＨパワー・レ
ベルに設定される。これは、ＱＰＣＨのパワーが低減される際に、アイドル・ハ
ンドオフ後にＱＰＣＨコンフィギュレーション変更インジケータを監視する移動
局が新規パラメータを受信するためにウェークアップすることを保証するために
は、特に重要である。低減されたパワー・レベルをすぐに利用する場合、移動局
はコンフィギュレーション変化を認識していないので、「失われる」ことがある
。この時間期間後に、コンフィギュレーション変更インジケータ・ビットの新規
パワー・レベルが好ましくは用いられる。
【００３７】 以下の演算子は、数学演算を定義する。 ×は、乗算を表す。
【００３８】 └ｘ┘は、ｘより小さいかあるいはそれに等しい最大整数を表す：└１．１┘ ＝１，└１．０┘＝１。
【００３９】 ┌ｘ┐は、ｘよりも大きいかあるいはそれに等しい最小整数を表す：┌１．１ ┐＝２，┌２．０┐＝２。
【００４０】 ｜ｘ｜は、ｘの絶対値を表す：｜−１７｜＝１７，｜１７｜＝１７。
【００４１】
【外１】
【００４２】 は、排他的論理和(exclusive OR)（モジュロ２加算：modulo-2 addition）を表
す。
す。
【００４３】 ｍｉｎ（ｘ，ｙ）は、ｘおよびｙの最小値を表す。
【００４４】 ｍａｘ（ｘ，ｙ）は、ｘおよびｙの最大値を表す。
【００４５】 ｘ ｍｏｄ ｙは、ｘをｙで除した後の剰余を表す：ｘ ｍｏｄ ｙ＝ｘ−（
ｙ×└ｘ／ｙ┘）。 移動局がクイック・ページング・チャネル動作をサポートする場合、移動局は
、以下で説明するように、自局に割り当てられた特定のスロットにおいてページ
ング・チャネルを監視する。それ以外の場合、移動局は自局の割り当てられた各
スロットにおいてページング・チャネルを監視する。自局の割当スロットについ
て、移動局はスロットの最初のビットを受信するのに間に合うようにページング
・チャネルの監視を開始する。移動局が報知アドレスを受信するように構成され
ていない場合、移動局は所定の条件が満たされるまでページング・チャネルの監
視を続ける。
ｙ×└ｘ／ｙ┘）。 移動局がクイック・ページング・チャネル動作をサポートする場合、移動局は
、以下で説明するように、自局に割り当てられた特定のスロットにおいてページ
ング・チャネルを監視する。それ以外の場合、移動局は自局の割り当てられた各
スロットにおいてページング・チャネルを監視する。自局の割当スロットについ
て、移動局はスロットの最初のビットを受信するのに間に合うようにページング
・チャネルの監視を開始する。移動局が報知アドレスを受信するように構成され
ていない場合、移動局は所定の条件が満たされるまでページング・チャネルの監
視を続ける。
【００４６】 クイック・ページング・チャネルは、好ましくは、クイック・ページング・チ
ャネル・スロットという８０ｍｓのスロットに分割される。クイック・ページン
グ・チャネル・プロトコルは、移動局に割り当てられたクイック・ページング・
チャネル・スロットにおいて、移動局用のページング・インジケータの送信のス
ケジューリングを行う。また、クイック・ページング・チャネル・プロトコルは
、好ましくは、クイック・ページング・チャネル・スロットにおいて移動局用の
コンフィギュレーション変更インジケータの送信のスケジューリングも行う。
ャネル・スロットという８０ｍｓのスロットに分割される。クイック・ページン
グ・チャネル・プロトコルは、移動局に割り当てられたクイック・ページング・
チャネル・スロットにおいて、移動局用のページング・インジケータの送信のス
ケジューリングを行う。また、クイック・ページング・チャネル・プロトコルは
、好ましくは、クイック・ページング・チャネル・スロットにおいて移動局用の
コンフィギュレーション変更インジケータの送信のスケジューリングも行う。
【００４７】 図５は、本発明の好適な実施例によるクイック・ページング・チャネル・タイ
ムラインを示す。移動局がスロット・モードで動作しており、クイック・ページ
ング・チャネルをサポートする場合、移動局は以下のようにクイック・ページン
グ・チャネル上でページング・インジケータを監視する。クイック・ページング
・チャネル・スロット５０１は、ページング・チャネル５０３から２０ｍｓだけ
オフセットされる。移動局の割り当てられたページング・チャネル・スロット５
０３の直前のクイック・ページング・チャネル・スロット５０１は、この移動局
の割り当てられたクイック・ページング・チャネル・スロット５０５である。本
発明の好適な実施例では、割り当てられたクイック・ページング・チャネル・ス
ロット５０５において、２つのページング・インジケータが一つの移動局に割り
当てられる。
ムラインを示す。移動局がスロット・モードで動作しており、クイック・ページ
ング・チャネルをサポートする場合、移動局は以下のようにクイック・ページン
グ・チャネル上でページング・インジケータを監視する。クイック・ページング
・チャネル・スロット５０１は、ページング・チャネル５０３から２０ｍｓだけ
オフセットされる。移動局の割り当てられたページング・チャネル・スロット５
０３の直前のクイック・ページング・チャネル・スロット５０１は、この移動局
の割り当てられたクイック・ページング・チャネル・スロット５０５である。本
発明の好適な実施例では、割り当てられたクイック・ページング・チャネル・ス
ロット５０５において、２つのページング・インジケータが一つの移動局に割り
当てられる。
【００４８】 以下の例では、ｔ＊は移動局の割り当てられたページング・チャネル・スロッ
ト５０３の開始時間である。ページング・インジケータは、好ましくは次のよう
にして割り当てられる。移動局の第１ページング・インジケータは、好ましくは
、５１１と記された（ｔ＊−１００ｍｓ）と（ｔ＊−８０ｍｓ）との間で割り当
てられ、第２ページング・インジケータは５１３と記された（ｔ＊−６０ｍｓ）
と（ｔ＊−４０ｍｓ）との間で割り当てられる。あるいは、移動局の第１ページ
ング・インジケータは、５１２と記された（ｔ＊−８０ｍｓ）と（ｔ＊−６０ｍ
ｓ）との間で割り当てられ、第２ページング・インジケータは５１４と記された
（ｔ＊−４０ｍｓ）と（ｔ＊−２０ｍｓ）との間で割り当てられる。
ト５０３の開始時間である。ページング・インジケータは、好ましくは次のよう
にして割り当てられる。移動局の第１ページング・インジケータは、好ましくは
、５１１と記された（ｔ＊−１００ｍｓ）と（ｔ＊−８０ｍｓ）との間で割り当
てられ、第２ページング・インジケータは５１３と記された（ｔ＊−６０ｍｓ）
と（ｔ＊−４０ｍｓ）との間で割り当てられる。あるいは、移動局の第１ページ
ング・インジケータは、５１２と記された（ｔ＊−８０ｍｓ）と（ｔ＊−６０ｍ
ｓ）との間で割り当てられ、第２ページング・インジケータは５１４と記された
（ｔ＊−４０ｍｓ）と（ｔ＊−２０ｍｓ）との間で割り当てられる。
【００４９】 移動局がスロット・モードで動作しており、クイック・ページング・チャネル
をサポートする場合、移動局は、ページング・チャネルが最近監視された基地局
へのアイドル・ハンドオフを行う際に、一つまたはそれ以上のコンフィギュレー
ション変更インジケータを監視する。コンフィギュレーション変更インジケータ
は、好ましくは、クイック・ページング・チャネル上で１０ｍｓ毎に好ましくは
スケジューリングされる。
をサポートする場合、移動局は、ページング・チャネルが最近監視された基地局
へのアイドル・ハンドオフを行う際に、一つまたはそれ以上のコンフィギュレー
ション変更インジケータを監視する。コンフィギュレーション変更インジケータ
は、好ましくは、クイック・ページング・チャネル上で１０ｍｓ毎に好ましくは
スケジューリングされる。
【００５０】 スロット・モードで動作する移動局は、この移動局がクイック・ページング・
チャネルをサポートし、この移動局がページング・チャネルを監視していない場
合に、この移動局の割り当てられたクイック・ページング・チャネル・スロット
５０５においてページング・インジケータを好ましくは監視する。それ以外の場
合には、移動局はクイック・ページング・チャネル・スロット５０５に関連する
割当ページング・チャネル・スロット５０３を監視する。
チャネルをサポートし、この移動局がページング・チャネルを監視していない場
合に、この移動局の割り当てられたクイック・ページング・チャネル・スロット
５０５においてページング・インジケータを好ましくは監視する。それ以外の場
合には、移動局はクイック・ページング・チャネル・スロット５０５に関連する
割当ページング・チャネル・スロット５０３を監視する。
【００５１】 移動局の割り当てられたクイック・ページング・チャネル・スロット５０５は
、好ましくは以下のスロットである。 （└（ｔ−５）┘−ＰＧＳＬＯＴ）ｍｏｄ（１６×Ｔ）＝０ ここで、ｔはフレーム単位のシステム時間であり、ＰＧＳＬＯＴは０〜２０４７
の範囲内で好ましくは選択され、Ｔはスロット・サイクル長であり、好ましくは
以下が成立するように１．２８秒の単位である。 Ｔ＝２i また、ｉはスロット・サイクル・インデクスである。
、好ましくは以下のスロットである。 （└（ｔ−５）┘−ＰＧＳＬＯＴ）ｍｏｄ（１６×Ｔ）＝０ ここで、ｔはフレーム単位のシステム時間であり、ＰＧＳＬＯＴは０〜２０４７
の範囲内で好ましくは選択され、Ｔはスロット・サイクル長であり、好ましくは
以下が成立するように１．２８秒の単位である。 Ｔ＝２i また、ｉはスロット・サイクル・インデクスである。
【００５２】 移動局の割り当てられたクイック・ページング・チャネル・スロット５０１の
開始に対して、移動局の２つの割り当てられたページング・インジケータの位置
を判定するために、移動局は上記のハッシュ関数(hash function)を好ましくは
利用する。
開始に対して、移動局の２つの割り当てられたページング・インジケータの位置
を判定するために、移動局は上記のハッシュ関数(hash function)を好ましくは
利用する。
【００５３】 好ましくは、移動局は以下の式に従って、ＱＰＣＨスロット５０１内の第１Ｑ
ＰＣＨビットに対して、自局の第１割当ページング・インジケータのビット位置
を判定する： １＋└（Ｒ１）／（Ｎ／４）┘＋Ｒ1 ここで、ＮはＲ1を求めるために用いられる図６からの値である。
ＰＣＨビットに対して、自局の第１割当ページング・インジケータのビット位置
を判定する： １＋└（Ｒ１）／（Ｎ／４）┘＋Ｒ1 ここで、ＮはＲ1を求めるために用いられる図６からの値である。
【００５４】 好ましくは、移動局は以下の式に従って、ＱＰＣＨスロット５０１内の第１Ｑ
ＰＣＨビットに対して、自局の第２割当ページング・インジケータのビット位置
を判定する。 １＋└（Ｒ２）／（Ｎ／４）┘＋Ｒ2 ここで、ＮはＲ2を求めるために用いられる図６からの値である。
ＰＣＨビットに対して、自局の第２割当ページング・インジケータのビット位置
を判定する。 １＋└（Ｒ２）／（Ｎ／４）┘＋Ｒ2 ここで、ＮはＲ2を求めるために用いられる図６からの値である。
【００５５】 本発明の好適な方法は次のようにして行われる。移動局は、自局の第１割当ペ
ージング・インジケータを受信する。移動局がこの第１割当ページング・インジ
ケータが「オフ」であると検出しなければ、移動局は第２ページング・インジケ
ータを受信する。移動局がこの第２割当ページング・インジケータが「オフ」で
あると検出しなければ、移動局は、自局の割り当てられたクイック・ページング
・チャネル・スロットの直後の自局の割当クイック・ページング・チャネル・ス
ロットを好ましくは受信する。
ージング・インジケータを受信する。移動局がこの第１割当ページング・インジ
ケータが「オフ」であると検出しなければ、移動局は第２ページング・インジケ
ータを受信する。移動局がこの第２割当ページング・インジケータが「オフ」で
あると検出しなければ、移動局は、自局の割り当てられたクイック・ページング
・チャネル・スロットの直後の自局の割当クイック・ページング・チャネル・ス
ロットを好ましくは受信する。
【００５６】 移動局がクイック・ページング・チャネルをサポートし、新規基地局がクイッ
ク・ページング・チャネルをサポートし、移動局がページング・チャネルを監視
しておらず、そして移動局が新規ページング・チャネル上で有効なメッセージを
最後に受信してから経過時間が６００秒未満である場合には、ページング・チャ
ネルが最近監視されていた基地局へのアイドル・ハンドオフを実施する前に、ス
ロット・モードで動作する移動局は、新規基地局について割り当てられたクイッ
ク・ページング・チャネル上で一つまたはそれ以上のコンフィギュレーション変
更インジケータを好ましくは監視する。
ク・ページング・チャネルをサポートし、移動局がページング・チャネルを監視
しておらず、そして移動局が新規ページング・チャネル上で有効なメッセージを
最後に受信してから経過時間が６００秒未満である場合には、ページング・チャ
ネルが最近監視されていた基地局へのアイドル・ハンドオフを実施する前に、ス
ロット・モードで動作する移動局は、新規基地局について割り当てられたクイッ
ク・ページング・チャネル上で一つまたはそれ以上のコンフィギュレーション変
更インジケータを好ましくは監視する。
【００５７】 好ましくは、移動局は以下の式に従って、ＱＰＣＨスロット内の第１ＱＰＣＨ
ビットに対して、自局のコンフィギュレーション変更インジケータ・ビットのビ
ット位置を判定する。 （（Ｎ／４）＋１）×Ｐ ここで、ＮはＲ1およびＲ2を求めるために用いられる図６からの値であり、Ｐは
好ましくは０〜７の範囲である。
ビットに対して、自局のコンフィギュレーション変更インジケータ・ビットのビ
ット位置を判定する。 （（Ｎ／４）＋１）×Ｐ ここで、ＮはＲ1およびＲ2を求めるために用いられる図６からの値であり、Ｐは
好ましくは０〜７の範囲である。
【００５８】 移動局がコンフィギュレーション変更インジケータを監視し、これが「オフ」
に設定されると判断した場合、移動局はアイドル・ハンドオフ後に非スロット・
モードに入ることを防ぐ。
に設定されると判断した場合、移動局はアイドル・ハンドオフ後に非スロット・
モードに入ることを防ぐ。
【００５９】 アイドル・ハンドオフを実施する際に、移動局がクイック・ページング・チャ
ネル動作をサポートし、かつ移動局が新規ＱＰＣＨのＱＰＣＨコンフィギュレー
ション変更インジケータが「オフ」に設定されると判断した場合、そして移動局
が新規ページング・チャネル上で有効なメッセージを最後に受信してから経過時
間が６００秒未満である場合、移動局は、好ましくは、アイドル・ハンドオフ後
に非スロット・モードで動作を開始しない。それ以外の場合には、移動局は新規
ページング・チャネル上で少なくとも一つの有効なコンフィギュレーション・メ
ッセージまたは汎用ページ・メッセージを受信するまで、非スロット・モードで
動作する。
ネル動作をサポートし、かつ移動局が新規ＱＰＣＨのＱＰＣＨコンフィギュレー
ション変更インジケータが「オフ」に設定されると判断した場合、そして移動局
が新規ページング・チャネル上で有効なメッセージを最後に受信してから経過時
間が６００秒未満である場合、移動局は、好ましくは、アイドル・ハンドオフ後
に非スロット・モードで動作を開始しない。それ以外の場合には、移動局は新規
ページング・チャネル上で少なくとも一つの有効なコンフィギュレーション・メ
ッセージまたは汎用ページ・メッセージを受信するまで、非スロット・モードで
動作する。
【００６０】 アイドル・ハンドオフを実施した後、移動局は、旧ページング・チャネル上で
受信した全ての未処理メッセージを好ましくは破棄する。
受信した全ての未処理メッセージを好ましくは破棄する。
【００６１】 移動局が非スロット・モードに入ると、移動局はＣＯＮＦＩＧ＿ＭＳＧ＿ＳＥ
ＱｓをＮＵＬＬに設定し、それ以外の場合には、移動局はＣＯＮＦＩＧ＿ＭＳＧ
＿ＳＥＱｓを新規ページング・チャネルの格納済み情報に設定する。移動局が新
規ページング・チャネルのコンフィギュレーション・パラメータを格納していな
い場合、あるいは格納済み情報が最新でない場合、移動局はＳＹＳ＿ＰＡＲ＿Ｍ
ＳＧ＿ＳＥＱｓ，ＮＧＨＢＲ＿ＬＳＴ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓ，ＥＸＴ＿ＮＧＨＢＲ
＿ＬＳＴ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓ，ＧＥＮ＿ＮＧＨＢＲ＿ＬＳＴ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓ
，ＣＨＡＮ＿ＬＳＴ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓ，ＥＸＴ＿ＳＹＳ＿ＰＡＲ＿ＭＳＧ＿Ｓ
ＥＱｓおよびＧＬＯＢ＿ＳＥＲＶ＿ＲＥＤＩＲ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓをＮＵＬＬに
設定する。
ＱｓをＮＵＬＬに設定し、それ以外の場合には、移動局はＣＯＮＦＩＧ＿ＭＳＧ
＿ＳＥＱｓを新規ページング・チャネルの格納済み情報に設定する。移動局が新
規ページング・チャネルのコンフィギュレーション・パラメータを格納していな
い場合、あるいは格納済み情報が最新でない場合、移動局はＳＹＳ＿ＰＡＲ＿Ｍ
ＳＧ＿ＳＥＱｓ，ＮＧＨＢＲ＿ＬＳＴ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓ，ＥＸＴ＿ＮＧＨＢＲ
＿ＬＳＴ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓ，ＧＥＮ＿ＮＧＨＢＲ＿ＬＳＴ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓ
，ＣＨＡＮ＿ＬＳＴ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓ，ＥＸＴ＿ＳＹＳ＿ＰＡＲ＿ＭＳＧ＿Ｓ
ＥＱｓおよびＧＬＯＢ＿ＳＥＲＶ＿ＲＥＤＩＲ＿ＭＳＧ＿ＳＥＱｓをＮＵＬＬに
設定する。
【００６２】 特定の手順では、Ｎ資源の間で移動局を均等に分配することを必要とする。以
下の関数は、移動局のＩＭＳＩまたはＥＳＮと、資源の数Ｎと、変更子ＤＥＣＯ
ＲＲとを引数として利用して、整数を返す。変更子(modifier)は、同一の移動局
からさまざまな適用について得られた値を脱相関(decorrelate)すべく機能する
。
下の関数は、移動局のＩＭＳＩまたはＥＳＮと、資源の数Ｎと、変更子ＤＥＣＯ
ＲＲとを引数として利用して、整数を返す。変更子(modifier)は、同一の移動局
からさまざまな適用について得られた値を脱相関(decorrelate)すべく機能する
。
【００６３】 アクセス・チャネルＰＮランダム化(Access Channel PN Randomization)を判
定するためにハッシュ関数を利用する場合、ＨＡＳＨ＿ＫＥＹは移動局ＥＳＮに
等しくなければならない。それ以外の場合、ＨＡＳＨ＿ＫＥＹは、好ましくは、
ＩＭＳＩ＿Ｏ＿Ｓ１＋２24(ＩＭＳＩ＿Ｏ＿Ｓ２の３２最下位ビットに等しい。
定するためにハッシュ関数を利用する場合、ＨＡＳＨ＿ＫＥＹは移動局ＥＳＮに
等しくなければならない。それ以外の場合、ＨＡＳＨ＿ＫＥＹは、好ましくは、
ＩＭＳＩ＿Ｏ＿Ｓ１＋２24(ＩＭＳＩ＿Ｏ＿Ｓ２の３２最下位ビットに等しい。
【００６４】 以下のように定義する。 ・ ワードＬは、ＨＡＳＨ＿ＫＥＹのビット０〜１５である。
【００６５】 ・ ワードＨは、ＨＡＳＨ＿ＫＥＹのビット１６〜３１である。 ここで、ビット０はＨＡＳＨ＿ＫＥＹの最下位ビットである。ハッシュ値は以
下のように計算される。
下のように計算される。
【００６６】
【数１】
【００６７】 移動局の割り当てられたページング・インジケータ・ビット位置を判定するた
めに、ハッシュ値は次のように計算される。
めに、ハッシュ値は次のように計算される。
【００６８】
【数２】
【００６９】 および
【００７０】
【数３】
【００７１】 好ましくは、移動局は、図６に示すように、適用に応じて、範囲Ｎおよび変更
子ＤＥＣＯＲＲ，ＤＥＣＯＲＲ1およびＤＥＣＯＲＲ2を選ぶ。この表では、ＨＡ
ＳＨ＿ＫＥＹ［０．．．１１］は、ＨＡＳＨ＿ＫＥＹの１２個の最下位ビットを
示す。
子ＤＥＣＯＲＲ，ＤＥＣＯＲＲ1およびＤＥＣＯＲＲ2を選ぶ。この表では、ＨＡ
ＳＨ＿ＫＥＹ［０．．．１１］は、ＨＡＳＨ＿ＫＥＹの１２個の最下位ビットを
示す。
【００７２】 基地局はクイック・ページング・チャネルをサポートできる。クイック・ペー
ジング・チャネルがサポートされる場合、基地局は割り当てられたクイック・ペ
ージング・チャネル・スロットにおける割り当てられた位置にて、ページング・
インジケータを移動局に送信する。基地局は、移動局が自局の割り当てられたク
イック・ページング・チャネル・スロットに続くページング・チャネル・スロッ
トにおいてページング・チャネルを受信する場合には、ページング・インジケー
タを「オン」に設定する。
ジング・チャネルがサポートされる場合、基地局は割り当てられたクイック・ペ
ージング・チャネル・スロットにおける割り当てられた位置にて、ページング・
インジケータを移動局に送信する。基地局は、移動局が自局の割り当てられたク
イック・ページング・チャネル・スロットに続くページング・チャネル・スロッ
トにおいてページング・チャネルを受信する場合には、ページング・インジケー
タを「オン」に設定する。
【００７３】 基地局がクイック・ページング・チャネルで動作する場合、任意のコンフィギ
ュレーション・パラメータ値が更新された後、基地局は１．２８秒のＴ単位の時
間期間にて、各クイック・ページング・チャネル・スロットについて全てのペー
ジング・インジケータを「オン」に設定する。ただし、
ュレーション・パラメータ値が更新された後、基地局は１．２８秒のＴ単位の時
間期間にて、各クイック・ページング・チャネル・スロットについて全てのペー
ジング・インジケータを「オン」に設定する。ただし、
【００７４】
【数４】
【００７５】 であり、Ｎは１以上の整数である。
【００７６】 基地局がクイック・ページング・チャネルで動作する場合、任意のコンフィギ
ュレーション・パラメータ値が更新された後、基地局は６００秒の時間期間にて
、各クイック・ページング・チャネル・スロットについて全てのコンフィギュレ
ーション変更インジケータを「オン」に設定する。それ以外の全ての時間では、
基地局は全コンフィギュレーション変更インジケータを「オフ」に設定する。
ュレーション・パラメータ値が更新された後、基地局は６００秒の時間期間にて
、各クイック・ページング・チャネル・スロットについて全てのコンフィギュレ
ーション変更インジケータを「オン」に設定する。それ以外の全ての時間では、
基地局は全コンフィギュレーション変更インジケータを「オフ」に設定する。
【００７７】 移動局の割り当てられたクイック・ページング・チャネルを判定するために、
基地局は以下の入力、すなわち、移動局が登録しているＩＭＳＩに基づくＩＭＳ
Ｉ＿Ｓと、基地局が移動局の割当ＣＤＭＡチャネル上で送信するクイック・ペー
ジング・チャネルの数とともに、図６に規定されるハッシュ関数を好ましくは利
用する。
基地局は以下の入力、すなわち、移動局が登録しているＩＭＳＩに基づくＩＭＳ
Ｉ＿Ｓと、基地局が移動局の割当ＣＤＭＡチャネル上で送信するクイック・ペー
ジング・チャネルの数とともに、図６に規定されるハッシュ関数を好ましくは利
用する。
【００７８】 好適な実施例では、移動局の割当クイック・ページング・チャネル・スロット
は、以下のスロットである。
は、以下のスロットである。
【００７９】
【数５】
【００８０】 ここで、ｔはフレーム単位のシステム時間であり、ＰＧＳＬＯＴは図６に規定さ
れるハッシュ関数を利用することによって０〜２０４７の範囲内で好ましくは選
択され、Ｔはスロット・サイクル長であり、好ましくは以下が成立するように１
．２８秒の単位である。 Ｔ＝２i また、ｉはスロット・サイクル・インデクスである。
れるハッシュ関数を利用することによって０〜２０４７の範囲内で好ましくは選
択され、Ｔはスロット・サイクル長であり、好ましくは以下が成立するように１
．２８秒の単位である。 Ｔ＝２i また、ｉはスロット・サイクル・インデクスである。
【００８１】 移動局の割当ページング・インジケータを判定するために、基地局は移動局に
よって用いられる同じ式を好ましくは利用する。コンフィギュレーション変更イ
ンジケータの位置を判定するために、基地局は移動局によって用いられる同じ式
を好ましくは利用する。
よって用いられる同じ式を好ましくは利用する。コンフィギュレーション変更イ
ンジケータの位置を判定するために、基地局は移動局によって用いられる同じ式
を好ましくは利用する。
【００８２】 基地局がＱＰＣＨ＿ＳＵＰＰＯＲＴＥＤを「１」に設定すると、基地局は、図
７に規定されるように、パイロット・チャネルのレベルに対してクイック・ペー
ジング・チャネル送信パワー・レベルにこのフィールドを設定しなければならな
い。
７に規定されるように、パイロット・チャネルのレベルに対してクイック・ペー
ジング・チャネル送信パワー・レベルにこのフィールドを設定しなければならな
い。
【００８３】 以上、本発明についてその特定の例の観点から説明したが、これは上記の説明
に制限されることを意図するものではなく、むしろ特許請求の範囲に規定される
範囲に制限されるものとする。
に制限されることを意図するものではなく、むしろ特許請求の範囲に規定される
範囲に制限されるものとする。
【図１】 本発明の好適な実施例によるクイック・ページング・チャネルを
示す。
示す。
【図２】 従来技術による移動局のクイック・ページング・チャネル・ペー
ジング・インジケータ・ビットのビット位置を示す。
ジング・インジケータ・ビットのビット位置を示す。
【図３】 本発明の好適な実施例による、１０ｍｓ毎のコンフィギュレーシ
ョン変更インジケータを含むクイック・ページング・チャネルを示す。
ョン変更インジケータを含むクイック・ページング・チャネルを示す。
【図４】 本発明の好適な実施例により、移動局をウェークアップすべきか
を判定するためのフローチャートを示す。
を判定するためのフローチャートを示す。
【図５】 本発明の好適な実施例によるクイック・ページング・チャネル・
タイムラインを示す。
タイムラインを示す。
【図６】 本発明の好適な実施例によるハッシュ関数変更子表を示す。
【図７】 本発明の好適な実施例による、ＱＰＣＨパワー・レベル・フィー
ルドに関連する送信パワー・レベルを示す表を示す。
ルドに関連する送信パワー・レベルを示す表を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＢＲ，ＪＰ，Ｋ Ｒ Ｆターム(参考） 5K022 EE01 EE21 EE31 5K028 BB06 CC02 CC05 EE08 KK01 KK12 KK32 MM05 MM08 RR02 5K067 AA23 BB04 CC10 EE02 EE10 FF02 GG08 HH23 JJ15 JJ39
Claims (10)
- 【請求項１】 基地局にて異なるパワー・レベルでクイック・ページング・
チャネルを送信する方法であって、前記クイック・ページング・チャネルは、ペ
ージング・インジケータおよびコンフィギュレーション変更インジケータを含み
、前記方法は、第１パワー・レベルで前記ページング・インジケータを送信する
段階と、前記第１パワー・レベルとは異なる第２パワー・レベルで前記コンフィ
ギュレーション変更インジケータを送信する段階とによって構成されることを特
徴とする方法。 - 【請求項２】 前記コンフィギュレーション変更インジケータは、前記ペー
ジング・インジケータのパワー・レベルよりも高いパワー・レベルで送信される
ことを特徴とする請求項１記載の異なるパワー・レベルでクイック・ページング
・チャネルを送信する方法。 - 【請求項３】 一方の値では、基地局は特定の拡散符号を利用して、ビット
時間期間中に与えられたパワー・レベルにてスペクトル拡散信号を送信し、また
他方の値では、基地局は前記特定の拡散符号を利用して、前記ビット時間期間中
にパワーを送信しないことを特徴とする請求項１記載の異なるパワー・レベルで
クイック・ページング・チャネルを送信する方法。 - 【請求項４】 ＱＰＣＨビット時間期間および拡散符号について受信パワー
が十分強力であると移動局が判断した場合、移動局は基地局がビットを送信した
と確定することを特徴とする請求項３記載の異なるパワー・レベルでクイック・
ページング・チャネルを送信する方法。 - 【請求項５】 クイック・ページング・チャネル（ＱＰＣＨ）ビット時間期
間についてパイロット・パワーが十分強力であり、かつＱＰＣＨビット時間期間
および拡散符号について受信パワーがほとんどないと移動局が判断した場合、移
動局は基地局がビットを送信しなかったと確定できることを特徴とする請求項１
記載の異なるパワー・レベルでクイック・ページング・チャネルを送信する方法
。 - 【請求項６】 ＱＰＣＨビット時間期間についてパイロット・パワーが十分
強力でないと移動局が判断した場合、移動局は基地局がビットを送信したかどう
か確定できないことを特徴とする請求項１記載の異なるパワー・レベルでクイッ
ク・ページング・チャネルを送信する方法。 - 【請求項７】 コンフィギュレーション・パラメータ値の変化がＱＰＣＨの
パワー・レベルの変化を含む場合、現時間期間におけるコンフィギュレーション
変更インジケータ・ビットのパワー・レベルは旧ＱＰＣＨパワー・レベルに設定
されることを特徴とする請求項１記載の異なるパワー・レベルでクイック・ペー
ジング・チャネルを送信する方法。 - 【請求項８】 現時間期間後に、コンフィギュレーション変更インジケータ
・ビットの新規パワー・レベルが用いられることを特徴とする請求項７記載の異
なるパワー・レベルでクイック・ページング・チャネルを送信する方法。 - 【請求項９】 コンフィギュレーション・パラメータ値の変化がＱＰＣＨの
パワー・レベルの変化を含む場合、現時間期間におけるページング・インジケー
タ・ビットのパワー・レベルは旧ＱＰＣＨパワー・レベルに設定されることを特
徴とする請求項７記載の異なるパワー・レベルでクイック・ページング・チャネ
ルを送信する方法。 - 【請求項１０】 現時間期間後に、ページング・インジケータ・ビットの新
規パワー・レベルが用いられることを特徴とする請求項１記載の異なるパワー・
レベルでクイック・ページング・チャネルを送信する方法。
Applications Claiming Priority (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US11102498P | 1998-12-04 | 1998-12-04 | |
| US09/258,986 | 1999-02-26 | ||
| US09/258,986 US6138034A (en) | 1998-12-04 | 1999-02-26 | Method for transmitting a quick paging channel at different power levels |
| US60/111,024 | 1999-02-26 | ||
| PCT/US1999/026682 WO2000035209A1 (en) | 1998-12-04 | 1999-11-10 | Method for transmitting a quick paging channel at different power levels |
Publications (3)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002532980A true JP2002532980A (ja) | 2002-10-02 |
| JP2002532980A5 JP2002532980A5 (ja) | 2005-04-21 |
| JP3989174B2 JP3989174B2 (ja) | 2007-10-10 |
Family
ID=26808587
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000587544A Expired - Lifetime JP3989174B2 (ja) | 1998-12-04 | 1999-11-10 | 異なるパワー・レベルでクイック・ページング・チャネルを送信する方法 |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6138034A (ja) |
| EP (1) | EP1135938B1 (ja) |
| JP (1) | JP3989174B2 (ja) |
| KR (1) | KR100399699B1 (ja) |
| BR (1) | BRPI9911667B1 (ja) |
| DE (1) | DE69921684T2 (ja) |
| WO (1) | WO2000035209A1 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US8315659B2 (en) | 1997-08-15 | 2012-11-20 | Qualcomm Incorporated | Method and apparatus for providing broadcast messages in a communications network |
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