JP2002540692A - 二重イベントスロットページングシステムにおけるクイックページングチャネルの性能監視のための方法及び装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】セルら電話又は他の無線端末の待機モードの電力消費量を下げること。 【解決手段】スロットモードで動作している移動局は、クイックページングチャネルのモニタ中に、どのクイックページングチャネルがそのスロットを指示しているかには関係なく、割り当てられたスロット内のページングチャネルを少なくともＮ分ごとに１度モニタする。移動局は発生した誤警報の数のためのカウンタと発生したミスの数のためのもう１つのカウンタとを保持するであろう。蓄積した誤警報（ＱＰＣＨ ＦＡ）の計数値と蓄積したミス（ＱＰＣＨ ＭＩＳＳ）の計数値とは移動局によって記憶され、そして要求されたとき基地局に送られるであろう。これら２つのカウンタは電力切れでまたはメッセージを媒介として基地局によって、あるいはその両者によってリセットすることができる。与えられた時間間隔Ｔ_１ 内のミスの蓄積数が、あるしきい値Ｎ_ｍ１を超えたとき、移動局はこれの基地局を通知するためにメッセージを送ることができる。与えられた時間間隔Ｔ_２ 内のミスの蓄積数が、あるしきい値Ｎ_ｍ２を超えたとき、移動局はクイックページングチャネルが指示しているものには関係なく、割り当てられたスロット内のページングチャネルをモニタするであろう。Ｔ_２ 及びＮ_ｍ２はそれぞれＴ_１ 及びＮ_ｍ１と同じであるかまたは異なるものであってもよい。ページングチャネルをモニタするためにか、または与えられた時間間隔Ｔ_３ 内のミスの蓄積数が、あるしきい値Ｎ_ｍ３以下に落ちるときまたはＮ_ｈ１ヒットが１列内で発生するとき、あるいはその両者のためのいずれであっても、移動局はクイックページングチャネル表示に従うように戻る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】

本発明は無線電気通信に関する。より詳しくは、本発明はセルラ電話または他
の無線通信装置をページングするための新規な及び改良された方法及び装置に関
する。

【０００２】

【従来の技術】

ＩＳ−９５セルラ電話標準（そしてここでは集合的にＩＳ−９５と呼ばれる、
ＩＳ−９５Ａ及びＡＮＳＩ Ｊ−ＳＴＤ−００８のようなそれの派生物）は効率
的で高品質のセルラ電話サービスを提供するために進歩した信号処理技術を使用
する。例えば、ＩＳ−９５に準拠したセルラ電話システムは、利用可能なＲＦ帯
域幅のより効率的な使用を行うために、そしてよりロバストな接続を供給するた
めに、ボコーディング、誤り検出、順方向（ｆｏｒｗａｒｄ） 誤り訂正（ＦＥ
Ｃ）、インターリービング及びスペクトル拡散変調を使用する。一般に、ＩＳ−
９５により供給される利点は、より長い通話時間、より高い容量、そして他のタ
イプのセルラ電話システムと比較したときのより少ない中断呼（ｄｒｏｐｐｅｄ
ｃａｌｌｓ） を含む。 通常の方法で通信を行うために、ＩＳ−９５はそれ
を通して異なる機能を有するデータが送信される１組の高度に符号化されたチャ
ネルを供給する。これらの高度に符号化されたチャネルは、セルラ電話または他
のタイプの無線端末に、通信するための入力要求が未決定であることを通知する
ページングメッセージが送信されるページングチャネルを含む。ＩＳ−９５標準
に従って、ページングメッセージは、セルラ電話のグループに予め割り当てられ
るタイムスロットの間に、低データレートから中データレート（４８００または
９６００ｂｐｓ）で送信される。表１は実質上ＩＳ−９５Ａ標準に従って発生さ
れたページングメッセージの代表的な１例として汎用ページメッセージ内に含ま
れるデータを提供する。

【０００３】

【表１】 表１は典型的なページングメッセージの長さを単純に示すために提供されてお
り、したがって各フィールドの機能の詳細な説明はこの中に含まれない。しかし
ながら、そのような詳細説明は周知の、そして公的に入手可能な、ＩＳ−９５標
準（特にＩＳ−９５Ａ標準）を参照することにより得ることができる。ページン
グメッセージはまたメッセージの長さを示す８ビットのメッセージ長フィールド
（ＭＳＧ ＬＥＮ）で始まり、そして３０ビットの巡回冗長チェック（ＣＲＣ）
フィールド（図示せず）で終わる。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】

ページングメッセージについてモニタするために、割り当てられたページング
スロットの間、セルラ電話はページングチャネルを周期的にモニタする。特に、
セルラ電話はページングメッセージを成功裡に処理するのに必要であるほど長い
間、複合ＲＦ及びディジタル信号処理回路を周期的にアクティブにする。典型的
なページングメッセージは相対的に長く、そして高度に符号化された低レートチ
ャネルから中レートチャネル経由で送信されるので、各ページングスロットの間
の関連する処理は大量の時間と信号処理資源とを必要とし、したがって完了する
ために大量の電力を必要とする。これはＩＳ−９５セルラ電話が与えられた容量
の電池を使用して待機モードにとどまることができ時間量を低減し、それゆえ非
常に望ましくない。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

本発明は待機モードの電力消費量を下げるセルラ電話または他の無線端末をペ
ージングするための新規な及び改良された方法とシステムである。この発明の１
実施例に従って、それを通して短いクイックページメッセージが１組のクイック
ページングスロットの１スロットの間に送信される、最小限度に符号化されたク
イックページングチャネルが確立される。クイックページメッセージは、通信す
る要求が受信されたことを、そして受信通信端末が次のフルページングスロット
の間に、より詳細なフルページメッセージのために送信された高度に符号化され
たフルページングチャネルを処理しなければならないことを、表示する。通信端
末は、クイックページメッセージがクイックページングチャネル上で受信された
後、フルページングチャネルをモニタする。

【０００６】 通信端末を無線呼出しする（ｐａｇｅ）ために、基地局コントローラは、無線
呼出しされている特定の通信端末を含む１組の通信端末に割り当てられたクイッ
クページスロットの間に、先ずクイックページメッセージを発生する。この後に
特定の通信端末を識別するフルページメッセージが続く。通信端末はクイックペ
ージングスロットを周期的にモニタし、クイックページを検出すると、フルペー
ジングチャネルを処理するための復号回路をアクティブにする。フルページング
チャネルを処理すると、通信端末はフルページメッセージがそのチャネルに向け
られるか否かを決定し、そして向けられていなければ復号回路を非活性化しそし
てクイックページングチャネルの処理に戻る。

【０００７】 クイックページングチャネルは表示ビットのみを運び、そしてＣＲＣ付きのメ
ッセージを運ばないので、クイックページングチャネルの直接監視はページング
チャネルまたはトラフィックチャネルの直接監視のようには実行できない。しか
しながら、基地局の送信誤りまたは移動局の検出誤りのいずれかによるクイック
ページングチャネルの損失は失敗無線呼出し（ｍｉｓｓｅｄ ｐａｇｅｓ）の原
因となり、そしてその結果としてサービス品質に影響を及ぼすであろう。クイッ
クページングチャネルを間接に監視する方法がこの問題を軽減するために以下に
提案される。

【０００８】 本発明では、クイックページングチャネルを使用することは、４つのあり得る
結果−誤警報、ミス、ヒットまたは消失−の１つに帰着できる。誤警報は、クイ
ックページングチャネルが、どのページも（正しく受信されたページングチャネ
ルメッセージ付きの）それの割り当てられたページングチャネルスロット内で受
信されないのに、移動局あての１つの無線呼出しがあることを示す事象である。
ミスは、クイックページングチャネルが、１つの無線呼出しがそれの割り当てら
れたページングチャネルスロット内で受信されるのに、移動局あての無線呼出し
がないことを示す事象である。ヒットは、クイックページングチャネルが、１つ
の無線呼出しがそれの割り当てられたページングチャネルスロット内で実際に受
信されると同時に、移動局あての１つの無線呼出しがあることを示す事象である
。例示的な実施例では、クイックページングチャネルは基地局１２により送信さ
れたパイロットチャネルと関係がある固定の送信エネルギーで送信される。クイ
ックページングチャネルエネルギーのパイロットチャネルに対する関係は移動局
１０によって既知である。移動局１０によって受信されたパイロットチャネルの
エネルギーが所定のレベル以下であると、移動局１０はクイックページングチャ
ネルの検出が不確かであることを決定し、そして消失を宣言する。

【０００９】 スロットモードで動作している移動局は、クイックページングチャネルのモニ
タ中に、どのクイックページングチャネルがそのスロットを指示しているかには
関係なく、割り当てられたスロット内のページングチャネルを少なくともＮ分ご
とに１度モニタするであろう。Ｎの値の１例は１０である。時間内のＮ分ウィン
ドウは互いに隣り合う固定ウィンドウを分離する。１つの代替例はスロットサイ
クルと共に移動する移動ウィンドウである。もう１つの代替例はヒットが発生し
たときそのスタート、リセットと共に移動する移動ウィンドウである。

【００１０】 本発明では、移動局１０は発生した誤警報（ＱＰＣＨ ＦＡ）の数のための第
１のカウンタ、発生したミス（ＱＰＣＨ ＭＩ）の数のための第２のカウンタ、
発生したヒット（ＱＰＣＨ ＨＩ）の数のための第３のカウンタ、発生した消失
（ＱＰＣＨ ＥＲ）の数のための第４のカウンタ及びその時間間隔内に受信され
たクイックページングチャネルメッセージ（ＱＰＣＨ ＴＯ）の総数のための第
５のカウンタを保持する。これらのカウンタ内に記録された値は移動局によって
記憶され、そして要求されたとき基地局に送られるであろう。これらカウンタは
電力切れ（ｐｏｗｅｒｉｎｇ−ｕｐ） でまたはメッセージングを経て基地局に
よって、あるいはその両者によってリセットすることができる。与えられた時間
間隔Ｔ_１ 内のミスの記憶数が、あるしきい値Ｎ_ｍ１を超えたとき、移動局はこ
のことを基地局に通知するためのメッセージを送ることができる。与えられた時
間間隔Ｔ_２ 内のミスの記憶数が、あるしきい値Ｎ_ｍ２を超えたとき、移動局は
クイックページングチャネルが指示しているものには関係なく、その割り当てら
れたスロット内のページングチャネルをモニタするであろう。Ｔ_２ 及びＮ_ｍ２ はそれぞれＴ_１ 及びＮ_ｍ１と同じであるかまたは異なるものであってもよい。
与えられた時間間隔Ｔ_３ 内のミスの蓄積数が、あるしきい値Ｎ_ｍ３以下に落ち
たときまたはヒットＮ_ｈ１が１列内で発生したとき、あるいはその両方のとき、
ページングチャネルをモニタするか否かに関して、移動局はクイックページング
チャネル表示に従うように戻ることができる。

【００１１】

【発明の実施の形態】

本発明の特徴、対象及び長所は、ここで及び全体を通して付記される参照符号
を有する図面と関連して、下に述べる詳細説明からさらに明白になるであろう。

【００１２】 Ｉ．クイックページングチャネル 待機モードの電力消費量を下げるセルラ電話または他の無線端末をページング
するための方法及びシステムが記述される。下記の記述においてこの発明は実質
上、ＩＳ−９５標準に従って動作しているセルラ電話システムの文脈（ｃｏｎｔ
ｅｘｔ） で示される。この発明がそのような環境内での動作に特に適している
一方で、多くの他のディジタル通信システムは、ＴＤＭＡベースの無線通信シス
テム、衛星ベースの通信システム、及びそれを通して符号化されたシグナリング
が送信される無線システムを含み、本発明の使用の恩恵を被ることができる。

【００１３】 図２は本発明の使用に従って構成された高度に単純化されたセルラ電話システ
ムのブロック図である。無線端末１０（典型的にセルラ電話機）は基地局１２の
間に位置する。無線端末１０ａ及び１０ｂは動作モードにあり、したがってＩＳ
−９５標準のＣＤＭＡ信号処理技術に従って変調された無線周波数（ＲＦ）信号
を使用して１またはそれより多い基地局１２とインターフェイスしている。実質
上ＩＳ−９５標準の使用に従ってＲＦ信号を処理するためのシステム及び方法は
米国特許５、１０３、４５９、標題“ＣＤＭＡセルラ電話システムにおける信号
波形を発生するためのシステム及び方法（Ｓｙｓｔｅｍ ａｎｄ Ｍｅｔｈｏｄ
ｆｏｒ Ｇｅｎｅｒａｔｉｎｇ Ｓｉｇｎａｌ Ｗａｖｅｆｏｒｍｓ ｉｎ
ａ ＣＤＭＡ Ｃｅｌｌｕｌａｒ Ｔｅｌｅｐｈｏｎｅ Ｓｙｓｔｅｍ）”に記
述されており、本発明の譲受人に譲渡され、そして引用（’４５９特許）されて
ここに組み込まれる。他の無線端末１０は待機モードにあり、したがって通信す
る要求を示すページメッセージをモニタしている。

【００１４】 この発明の好ましい実施例では、各基地局は１組の順方向リンクチャネルから
成る順方向リンク信号を発生する。複数のチャネルは１組の直交６４チップ（ま
たはビット）ウォルシュ符号によって確立され、その各符号は特定チャネルに関
連するデータを変調するために使用される。チャネルは機能によって分類され、
そしてそれを通してフェーズオフセットパターンが繰り返し送信されるパイロッ
トチャネル、それを通して同期データがシステム絶対時間と関連パイロットチャ
ネルのフェーズオフセットとを含んで送信される同期チャネル、及びそれを通し
て端末に指示されるデータが送信されるトラフィックチャネルを含む。トラフィ
ックチャネルは、その特定の基地局とのインタフェイスの期間中、データを特定
の無線端末１０に送信するために正常に割り当てられる。

【００１５】 さらに、この発明の１実施例に従って、少なくとも１つのウォルシュチャネル
がクイックページングチャネルとして示され、そして少なくとも１つのウォルシ
ュチャネルがフルページングチャネルとして示される。フルページングチャネル
の指示及び動作はＩＳ−９５標準により指定されたページングチャネルに従って
実行されることが望ましい。ＩＳ−９５標準に従って実質上ページングを実行す
るための幾つかの方法及び装置は、米国特許５、３９２、２８７号（’２８７特
許）、標題“移動通信受信器における電力消費量を下げるための装置及び方法（
ＡＰＰＡＲＡＴＵＳ ＡＮＤ ＭＥＴＨＯＤ ＦＯＲ ＲＥＤＵＣＩＮＧ ＰＯ
ＷＥＲ ＣＯＮＳＵＭＰＴＩＯＮ ＩＮ Ａ ＭＯＢＩＬＥ ＣＯＭＭＵＮＩＣ
ＡＴＩＯＮＳ ＲＥＣＥＩＶＥＲ）”及び５、５０９、０１５号（’０１５特許
）、標題“トランシーバ間の通信のスケジューリング用の方法及び装置（ＭＥＴ
ＨＯＤ ＡＮＤ ＡＰＰＡＲＡＴＵＳ ＦＯＲ ＳＣＨＥＤＵＬＩＮＧ ＣＯＭ
ＭＵＮＩＣＡＴＩＯＮＳ ＢＥＴＷＥＥＮ ＴＲＡＮＳＣＥＩＶＥＲＳ）”に記
述されており、両者は譲受人に譲渡され、そして引用されてここに組み込まれる
。

【００１６】 ’２８７及び’０１５特許に記述されたように、そしてＩＳ−９５標準によっ
て指定されたように、フルページングチャネルはタイム “スロット”に分割さ
れた時間である。スロットは無線端末のグループに順番に割り当てられ、ここで
割り当ては各無線端末１０に固有の国際移動体加入者ＩＤ（ＩＭＳＩ）、または
１つ以上の移動体識別番号（ＭＩＮ）のような他の端末識別情報に基づいて実行
される。この発明の代わりの実施例では、他の識別情報はまた無線端末の電子一
連番号（ＥＳＮ）または臨時移動体加入者ＩＤ（ＴＭＳＩ）を含んで使用されて
もよい。これ以外のものは使用することができるところの付加価値を認めるであ
ろう。使用され得る識別情報の種々の可能性のあるタイプは以下集合的にＭＯＢ
ＩＬＥ ＩＤと呼ばれる。クイックページングチャネルもまたタイムスロットに
分割される。

【００１７】 例示的な実施例では、本発明はそのｃｄｍａ２０００第３世代ＣＤＭＡ提案標
準での使用のために電気通信工業協会によって予期されたクイックページングチ
ャネルについて記述される。しかしながら、本発明はフルページメッセージを受
信するか否かを移動局に表示するために別個のチャネルが使用されるところのい
かなるページングシステムにも等しく適用可能である。例示的な実施例では、ク
イックページングチャネルメッセージは、現実のページング情報の送信に使用さ
れる符号チャネルとは異なる符号チャネル上に送信される。移動局はウェイクア
ップしてクイックページングチャネルを復調し、そしてフルページメッセージが
送信される別個の符号チャネル上のフルページメッセージを受信しなければなら
ないかを決定する。同様な動作は、移動局が現実のフルページメッセージのタイ
ムスロットの前のタイムスロット内のフルページメッセージを受信しなければな
らないかについて指示することにより、ＴＤＭＡシステム内に準備することがで
きる。ＦＤＭＡシステムでは、これはページングチャネルメッセージが供給され
る周波数とは別個の周波数上にクイックページングチャネルメッセージを置くこ
とにより準備することができる。さらに、クイックページングチャネルメッセー
ジは別チャネル上に供給される必要はなく、それは移動局がメッセージに応答す
ることができるのに十分な時間を持ってフルページメッセージの到着よりも先に
立つことのみが必要である。

【００１８】 クイックページングチャネルは、ページングチャネル上のそれらの割り当てら
れたスロットをモニタするためにダイレクトスロットモードの移動局への単一ビ
ットメッセージを包含する。例示的な実施例では、クイックページングチャネル
のデータレートは９６００、４８００または２４００ｂｐｓであり、そしてオー
バヘッドメッセージ内に指定される。例示的な実施例では、各単一ビットメッセ
ージは８０ｍｓスロットごとに２度送信される。例示的な実施例では、クイック
ページングチャネルの２ビット復号は下記の方法で実行される。もしも第１のク
イックページングチャネル表示ビットが‘０’に設定されると、移動局はスリー
プ状態に戻る。もしも第１のクイックページングチャネル表示ビットが‘１’に
設定されると、移動局は第２のページング表示ビットを受信する。もしも第２の
クイックページングチャネル表示ビットが‘０’に設定されると、移動局はスリ
ープ状態に戻る。もしも第２のクイックページングチャネル表示ビットが‘１’
に設定されると、移動局は次のページングチャネルスロット内のページングチャ
ネルを受信する。

【００１９】 例示的な実施例では、クイックページングチャネルはオン・オフ・キーの信号
である。１グループの移動局がフルページメッセージを受信することになってい
るとき、この要求を示す１メッセージは、フルページメッセージの送信より前の
指定されたタイムスロット内の所定の符号チャネル上の所定量のエネルギーの信
号を供給して置くことにより送信される。逆に、そのグループの移動局がフルペ
ージメッセージを受信することになっていないとき、エネルギーは指定されたタ
イムスロット内のクイックページングチャネル符号チャネル上に送信されない。
このように、移動局受信器で、クイックページングチャネルメッセージの受信は
単純に、受信された信号をクイックページングチャネルの符号チャネルパラメー
タに従って復調することと復調された信号を所定のエネルギーのしきい値に対し
て比較することとから成る。もし復調された信号のエネルギーがこのしきい値を
超えると、クイックページングチャネルメッセージは存在していると決定され、
そしてもし復調された信号のエネルギーがこのしきい値以下であると、クイック
ページングチャネルメッセージは不在であると決定される。

【００２０】 例示的な実施例では、基地局は、この基地局によって送信されたパイロットチ
ャネルと固定された関係にあるクイックページングチャネルを送信する。符号チ
ャネルパイロット信号の発生及び送信は当技術分野では周知であり、そして前述
の米国特許番号５、１０３、４５９号に詳細に記述されている。移動局は受信し
たパイロット信号のエネルギーをモニタする。パイロットエネルギーが所定のし
きい値以下に落ちると、移動局はクイックページングチャネルメッセージの検出
が不確かであることを証明するであろうと決定する。これらの場合には、移動局
はクイックページングチャネルメッセージ上の消失を宣言し、そしてクイックペ
ージングチャネルメッセージには関係なく全ページをチェックする。例示的な実
施例では、クイックページングチャネルは送信時のパイロットより３ｄＢ下で動
作する。

【００２１】 例示的な実施例では、クイックページングチャネルプロトコルは、ある割り当
てられたスロットにおける特定の移動局のためのページング表示ビットの送信の
スケジューリングを提供する。移動局は、移動局の割り当てられたページングチ
ャネルスロットの前の８０ｍｓタイムスロット内のクイックページングチャネル
をモニタする。対応しているページング表示ビットのための最も早い開始時間は
時間ｔにより与えられ、ここで

【数１】 例示的な実施例では、移動局は２グループ、ＡまたはＢに細分される。グルー
プＡの移動局は（ｔ＊−１００）ｍｓと（ｔ＊−８０）ｍｓとの間の第１のペー
ジング表示ビット、及び（ｔ＊−６０）ｍｓと（ｔ＊−４０）ｍｓとの間の第２
のビットを受信し、ここでｔ＊ はページングチャネルの開始時間である。グル
ープＢの移動局は（ｔ＊−８０）ｍｓと（ｔ＊−６０）ｍｓとの間の第１のペー
ジング表示ビット、及び（ｔ＊−６０）ｍｓと（ｔ＊−４０）ｍｓとの間の第２
のビットを受信し、ここでｔ＊ はページングチャネルまたは順方向共通制御チ
ャネルの開始時間である。クイックページングチャネルの時刻表が図１に示され
る。もしも第１のページング表示ビットが‘０’に設定されると、移動局はスリ
ープ状態に戻ることができる。もしも第１のページング表示ビットが‘１’に設
定されると、移動局は第２のページング表示ビットを受信するであろう。もしも
第２のページング表示ビットが ‘０’に設定されると、移動局はスリープ状態
に戻ることができる。もしも第２のページング表示ビットが‘１’に設定される
と、移動局は次のページングチャネルスロット内のページングチャネルを受信す
るであろう。図において、ＳＣＩはＳＬＯＴ ＣＹＣＬＥ ＩＮＤＥＸを参照す
ることに注意されたい。

【００２２】 例示的な実施例では、移動局の割り当てビット位置を決定するために、移動局
はＲ１及びＲ２を決定するために下に指定されたハッシュを使用するであろう。
本発明が他のハッシングアルゴリズム に、または移動局をページングチャネル
スロットに割り当てるための何か他の手段に、等しく適用できることは理解され
るであろう。ある手順はＮ資源間での移動局の一様な分布を必要とする。次の関
数は、独立変数として移動局のＩＭＳＩまたはＥＳＮ、資源数Ｎ、及び変更子Ｄ
ＥＣＯＲＲを使用して、１整数に戻る。変更子は同じ移動局からの種々のアプリ
ケーションについて得られた値を相互に関連させないために役立つ。

【００２３】 もしもハッシュ関数がアクセスチャネルＰＮランダマイゼーションを決定する
ために使用されるようであるならば、ＨＡＳＨ ＫＥＹは移動局ＥＳＮと等しく
なるであろう。双でなければ、ＨＡＳＨ ＫＥＹは（ＩＭＳＩ Ｏ Ｓ１＋２^{２ ４} ×ＩＭＳＩ Ｏ Ｓ２）の３２最下位ビットと等しくなるであろう。次の定義
を使用して： ＨＡＳＨ ＫＥＹのビット０−１５であるべきワードＬ、及び （２） ＨＡＳＨ ＫＥＹの
ビット１６−３１であるべきワードＨ、 （３）ここでビッ
ト０はＨＡＳＨ ＫＥＹの最下位ビットである。

【００２４】 ＣＤＭＡチャネル番号、ページングチャネル番号、クイックページングチャネ
ル番号、ページングスロット番号、及びアクセスチャネルＰＮランダマイゼーシ
ョンを決定するため、ハッシュ値は次のように計算される：

【数２】 ページング表示ビット単位で、（９６００及び４８００ｂｐｓのデータレートに
ついてそれぞれ１２８及び２５６ＰＮチップ）、割り当てられたページングチャ
ネルスロットの前の８０ｍｓタイムスロット内に移動局の割り当てられたページ
ング表示ビット位置を決定するため、ハッシュ値は次のように計算される：

【数３】 移動局は範囲Ｎ、Ｎ_１、Ｎ_２及び変更子ＤＥＣＯＲＲ、ＤＥＣＯＲＲ_１とＤＥＣ
ＯＲＲ_２とを下の表１に示されるようなアプリケーションに従って選択するであ
ろう。表において、ＨＡＳＨ ＫＥＹ［０…１１］はＨＡＳＨ ＫＥＹの１２最
下位ビットを示す。

【００２５】

【表２】 ＩＩ．クイックページングチャネルの監視 基地局１２はクイックページングチャネル上に１つの“０”または１つの“１
”を送信できる。移動局１０に指示されるページングメッセージがあるためか、
または移動局１０に警報を出さねばならないシステム構成の変更があるためか、
あるいは基地局１２が移動局１０のクイックページングチャネル上の“１”を受
信する能力を試験したいためかのいずれかのため、基地局１２はクイックページ
ングチャネル上に１つの“１”を送信できる。逆に、移動局１０に指示されるペ
ージングメッセージがないためか、または移動局１０に警報を出さねばならない
システム構成の変更がないためか、あるいは基地局１２が移動局１０のクイック
ページングチャネル上の“０”を受信する能力を試験したいためかのいずれかの
ため、基地局１２はクイックページングチャネル上に１つの“０”を送信できる
。

【００２６】 基地局１２がクイックページングチャネル上に１つの“０”または１つの“１
”を送信すると、移動局１０は１つの“０”、１つの“１”または１つの消失を
受信できる。もし基地局１２が１つの“１”を送信し、そして移動局１０が１つ
の“１”を受信すると、イベントはヒットとして宣言される。もし基地局１２が
１つの“１”を送信し、しかし移動局１０が１つの“０”を受信すると、ミスが
発生した。基地局１２がクイックページングチャネル上に１つの“０”を送信し
たが、移動局１０が“１”を受信すると誤警報の結果となる。このシナリオでは
ミスと誤警報との２種類の誤りがある。

【００２７】 トラフィックチャネル及びページングチャネルフレーム上の利用可能な誤り訂
正符号化及び付加巡回冗長ビットのため、移動局１０はフレーム消失と正しく符
号化されたフレームとを検出することができ、そしてこれらのイベントの発生を
送信基地局１２に返信して報告することができる。この信号品質のフィードバッ
クは直接監視と呼ばれる。クイックページングチャネルは、典型的に順方向誤り
訂正符号化または付加巡回冗長チェック（ＣＲＣ）ビットなしに、表示ビットの
みを運ぶので、クイックページングチャネルの直接監視はページングチャネルま
たはトラフィックチャネルのようにはできない。しかしながら、基地局の送信誤
りか移動局の検出誤りかによるクイックページングチャネルのロスは、無線呼出
しを失敗させ、そしてサービス品質に影響を及ぼす。本発明はクイックページン
グチャネルの貧弱な性能に関連する問題を軽減するためにクイックページングチ
ャネルを間接に監視するための方法及び装置を指示する。

【００２８】 例示的な実施例では、クイックページングチャネルは基地局１２によって送信
されたパイロットチャネルに関連のある固定送信エネルギーで送信される。クイ
ックページングチャネルのパイロットチャネルに対する関係は移動局１０によっ
て既知である。移動局１０によって受信されたパイロットチャネルのエネルギー
が所定レベル以下であるとき、移動局１０はクイックページングチャネルの検出
が確かでないことを決定し、そして消失を宣言する。しきい値はクイックページ
ングチャネルとパイロットチャネルとの間のエネルギー関係によって決定される
。代わりとして、移動局１０はクイックページングチャネルのエネルギーを直接
チェックし、そしてチャネル上の情報が信頼できるかを決定する。さらに、移動
局１０はパイロットチャネルのエネルギーとその消失の宣言におけるクイックペ
ージングチャネルのエネルギーとの両者をチェックできる。

【００２９】 例示的な実施例では、移動局１０はスロットモードで動作し、そしてクイック
ページングチャネルがある移動体のための全ページが同じクイックページングチ
ャネル表示ビットを共有していることを移動局１０に通知するとき、またはシス
テム構成変更のため、あるいはクイックページングチャネル上の“１”を受信す
る移動局１０の能力をテストするために、ページングチャネルを復調する。本発
明では、クイックページングチャネルが不確かになったとき、破滅的な失敗を避
けるために、移動局１０はその割り当てられたスロット内のページングチャネル
を、クイックページングチャネル上の検出された表示には関係なく、所定の時間
間隔に少なくとも１度モニタする。時間間隔についての１例の値は１０分間であ
る。第１の例示的な実施例では、所定の時間間隔は固定した隣接ウィンドウを分
離する。代替はスロットサイクルで移動する移動ウィンドウである。第２の代替
はヒットが発生したときリセットされる開始点を有する移動ウィンドウである。

【００３０】 本発明では、移動局１０は、（ＱＰＣＨ ＦＡ）が発生した誤警報数のための
第１のカウンタ、（ＱＰＣＨ ＭＩ）が発生したミス数のための第２のカウンタ
、（ＱＰＣＨ ＨＩ）が発生したヒット数のための第３のカウンタ、（ＱＰＣＨ ＥＲ）が発生した消失数のための第４のカウンタ及び移動局１０がクイックペ
ージングチャネル（ＱＰＣＨ ＴＯ）のチェック後にページングチャネルをモニ
タする総時間数のための第５のカウンタを保持する。このカウンタ内の値は移動
局１０によって記憶され、そして実際に要求されたときまたは所定の時間間隔で
あるいは所定のイベントの発生時に基地局１２に送られる。好ましい実施例では
、これらのカウンタは電力切れで、またはメッセージを媒介として基地局により
、あるいはその両者でリセットすることができる。

【００３１】 例示的な実施例では、与えられた時間間隔Ｔ_１ 内のミスの蓄積数が、あるし
きい値Ｎ_ＭＩ１ を超えたとき、移動局１０はこの条件を示すメッセージを基地
局１２に送る。与えられた時間間隔Ｔ_２ 内のミスの蓄積数が、あるしきい値Ｎ _ＭＩ２ を超えたとき、移動局１０はクイックページングチャネルが指示している
ものには関係なく、その割り当てられたスロット内のページングチャネルをモニ
タする。Ｔ_２及びＮ_ＭＩ２はそれぞれＴ_１及びＮ_ＭＩ１と同じであるかまたは異
なるものであってもよい。ページングチャネルをモニタするためにか、または与
えられた時間間隔Ｔ_３ 内のミスの蓄積数があるしきい値Ｎ_ＭＩ３ 以下に落ち
るとき、またはＮ_ＨＩヒットが１列内で発生するとき、あるいはその両者のため
のいずれであっても、移動局１０はクイックページングチャネル表示に従うよう
に戻る。

【００３２】 移動局１０は、ミスの蓄積数と誤警報の蓄積数とを使用して、オン・オフキー
のクイックページングチャネルの検出において使用されるエネルギーのしきい値
を設定するために使用される誤警報の確率とミスの確率とを計算する。移動局１
０が多すぎる誤警報を検出すると、エネルギーのしきい値は雑音が“１”として
検出される度数を下げるように増加される。逆に、移動局１０が多すぎるミスを
検出すると、エネルギーのしきい値は（複数の１′）であるクイックページング
チャネルビットが成功裡に検出されることを保証するように減少される。好まし
い実施例では、２つの蓄積された統計がミスの確率と誤警報の確率との最適な組
み合わせを供給するように、エネルギーのしきい値を決定することに一致して使
用される。

【００３３】 図３はクイックページングチャネルの性能を監視することの提案された方法を
説明するフローチャートである。ブロック６００で、監視動作が始まる。制御ブ
ロック６０２では、移動局１０はクイックページングチャネルの状態更新のため
の基地局１２からの要求を受信したかを決定することをチェックする。もし移動
局１０が基地局１２からそのクイックページングチャネル状態を更新する要求を
受信すると、それから動作はブロック６０４に移動する。

【００３４】 ブロック６０４では、移動局１０はヒット、ミス、誤警報、消失及び移動局１
０で所定の時間間隔内に記録されたクイックページングチャネルのすべてのチェ
ックの蓄積数を含むメッセージを発生する。このメッセージはここではクイック
ページングチャネル状態メッセージと呼ばれ、それはブロック６０４で基地局１
２に送信される。基地局１２はそのカバレージエリア内の全移動局からクイック
ページングチャネル状態メッセージを受信し、そしてこれらのメッセージからク
イックページングチャネル性能の妥当性を決定する。例示的な実施例では、もし
この性能が希望よりも悪い（すなわちミスの確率が高すぎる）と基地局１２が決
定すると、基地局１２はクイックページングチャネルの送信エネルギーを増加さ
せるか、または代わりにクイックページングチャネルのデータレートを減少させ
ることができる。もしそのカバレージエリア内の移動局１０からのクイックペー
ジング状態メッセージに基づいて、クイックページングチャネルの性能が必要よ
りも良いと、基地局１２はクイックページングチャネルの送信電力を減少させる
か、または代わりにクイックページングチャネルのデータレートを増加させる。

【００３５】 もしもクイックページングチャネル状態メッセージが移動局１０によって送信
されることを基地局１２が要求しなかったならば、動作は制御ブロック６０６に
移動する。ブロック６０６では、移動局１０は連続するクイックページングチャ
ネル状態更新の間の最大周期に到達したかを決定する。もし連続するクイックペ
ージングチャネル状態更新の間の最大周期に到達すると、ブロック６０４で移動
局１０はクイックページングチャネル状態メッセージを基地局１２に送信する。
インターバルタイマはクイックページングチャネル状態メッセージが移動局１０
によって送信されるときは何時でもリセットされる。クイックページングチャネ
ル状態メッセージを送るためのこの時間ベースのトリガは、基地局要求ベースの
システムに加えて、または代替として、要求ベ−スのシステムであることができ
る。

【００３６】 クイックページングチャネル状態メッセージの送信に次いで、またはもしクイ
ックページングチャネル状態メッセージを送信する間の最大時間に到達すると、
動作は制御ブロック６１５に移動する。ブロック６１５では、移動局１０は基地
局１２によって送信されたパイロットチャネルの強さを測定する。パイロットチ
ャネルの測定された強さに基づいて、移動局１０はクイックページングチャネル
表示ビットのエネルギーを検出するのに十分かを決定する。もしパイロットの強
さ（Ｅｃ／Ｉｏ）が既知の送信されたパイロット電力レベルと送信されたクイッ
クページングチャネル電力レベルとに従って決定されたしきい値（Ｔｐ）以下で
あると、そのとき移動局１０は消失を宣言し、そして動作はブロック６０５に移
動する。ブロック６０５では、消失カウンタ（ＱＰＣＨ ＥＲ）が増加され、そ
して動作はブロック６１１に移動する。ブロック６１１では、全クイックページ
ングチャネルカウンタ（ＱＰＣＨ ＴＯ）が増加され、そしてフローはその中で
フルページングチャネルメッセージが受信されるブロック６２８に移動する。

【００３７】 もし測定された受信パイロットの強さがブロック６１５におけるしきい値を超
えると、それから動作はブロック６０７に移動する。ブロック６０７では、移動
局１０はクイックページングチャネルが不確かであると決定されたかを決めるた
めにチェックする。もしクイックページングチャネルが不確かであると決定され
ると、それから動作はブロック６２８に移動し、ここでは移動局１０が指定され
た時間間隔で全ページを復調しそして復号する。カウンタＱＰＣＨ ＴＯはペー
ジングチャネルのモニタリングで増加される。改良された実施例では、クイック
ページングチャネルが不確かであると決定されたときでさえ、またはもし消失が
宣言されたときは、ページングチャネルの復調後、結果がヒット、ミスまたは誤
警報のいずれであったかを決定するために決めるべくモニタされ、この宣言は上
述したようにカウンタを増加するのに使用される。

【００３８】 もし制御ブロック６０７で、クイックページングチャネルが不確かであると決
定されなかったならば、それから動作はブロック６１０に進む。ブロック６１０
では、クイックページングチャネルがチェックされた時間数を示すカウンタは増
加される。ブロック６１２では、移動局１０はクイックページングチャネルを復
調し、そして任意に復号する。例示的な実施例では、クイックページングチャネ
ルはいかなる誤り訂正符号化ビットまたはパリティビット無しに送信される。

【００３９】 クイックページングチャネルメッセージの復調に次いで、移動局１０は“０”
または“１”のいずれのクイックページング表示ビットが検出されたかを決定す
る。もし受信されたクイックページング表示ビットが“０”であれば、動作は下
に記述されるようにブロック６１０に移動する。

【００４０】 もし制御ブロック６１４で、受信されたクイックページングチャネル表示ビッ
トが“１”であれば、動作はブロック６２８に移動する。ブロック６２８では、
移動局１０は指定された時間間隔まで待ち、そしてそれからページングチャネル
上のメッセージを復調して復号する。ブロック６３０では、移動局１０はページ
ングチャネルメッセージを受信している移動局１０間の時間間隔を記録するイン
ターバルタイマをリセットする。インターバルタイマの目的は、所定の時間間隔
以内に、移動局１０がクイックページングチャネル上の表示には構わずにページ
ングチャネルメッセージを受信するであろうことを確実にすることである。この
ように、クイックページングチャネルの全失敗イベントにおいて、移動局１０は
クイックページングチャネル信号には関係なくページングチャネル上の無線呼出
しを断続的に受信するであろうし、そしてより重要なことには、クイックページ
ングチャネルの信頼性を決定することができるであろう。

【００４１】 動作はそれからブロック６３２に移動し、そこでは移動局１０はこの時にペー
ジングチャネルをモニタすることになっていたかを決定することをチェックする
。初めに記述されたように、ページメッセージ内に記述されるべき構成の変更に
ついて移動局１０に警報を出すために、あるいはそのクイックページングチャネ
ル表示ビットを共有している移動局に指示された無線呼出しのために、またはク
イックページングチャネル上の“１”を受信すべき移動局１０の能力をチェック
するために、基地局はクイックページングチャネル表示ビットを“１”に設定し
たかもしれない。システム構成の変更が発生したかを決定するために、移動局１
０はシステム構成シーケンス番号をチェックする。 クイックページングチャネ
ル表示ビットを共有している移動局が受信した指示ページメッセージに無線呼出
しされたかを決定するために、移動局１０はページメッセージのページ記録部に
示された移動局のアイデンティティをチェックする。移動局１０がページメッセ
ージのページ記録部内のそれの識別の発見に失敗すると、移動局１０は、その移
動局がクイックページングチャネル表示ビットをそれと共有するであろうことを
検証するために記録部内で確認された移動局のアイデンティティをハッシュする
。もし全ページからの移動体アイデンティティのハッシングが移動局１０の移動
体アイデンティティのハッシュ結果と等しければ、またはもしシステム構成変更
が示されると、移動局１０はヒットが発生したと決定する。もしもハッシュされ
た移動体識別が等しくすることに失敗すると、動作はブロック６４０に移動する
。ブロック６４０では、誤警報が宣言され、そして誤警報ＱＰＣＨ ＦＡのカウ
ンタが増加される。動作はそれからブロック６０２に戻り、そして上述したよう
に進行する。

【００４２】 制御ブロック６３２に戻って、もしハッシュされた移動体識別が一致すると、
ヒットが宣言され、そしてカウンタ（ＱＰＣＨ ＨＩ）はブロック６３４におい
て増加される。動作はそれから制御ブロック６８０に移動し、そこでは移動局１
０は現在の時間間隔内のヒットの記録数をしきい値Ｔ_ＨＩに対して比較する。も
しヒット数が所定のしきい値を超えると、ブロック６８２において、クイックペ
ージングチャネルが確かであることが宣言され、そして通常の動作条件の下でモ
ニタされるであろう。

【００４３】 ブロック６８２の実行に続いて、またはもし制御ブロック６８０においてヒッ
ト数がしきい値Ｔ_ＨＩより少ないと、動作はブロック６４６に進む。ブロック６
４６では、移動局１０は受信された全ページがそれにアドレスされるかを決定す
る。もし全ページが移動局１０にアドレスされないと、動作はブロック６０２に
戻り、そして前述したように進行する。もし全ページが移動局１０にアドレスさ
ると、それから動作はブロック６４８に移動し、そして本アプリケーションの第
１部に記述されたように通信プロトコルが続けられる。特に基地局１２からの全
ページの受信を示す応答メッセージは移動局１０から送信される。その後、ブロ
ック６５０で、移動局１０が動作のアイドルモードに戻るまで監視動作が終わる
。

【００４４】 もし制御ブロック６１４に戻ると、移動局１０はクイックページングチャネル
を復調し、そしてクイックページングチャネルは移動局１０がページングチャネ
ルを受信することはなかったことを示し、それから処理はブロック６１０に移動
する。ブロック６１０では、移動局１０はそれが最後にページングチャネルを受
信してからどのくらい時間が経過したかを決定する。もしも経過時間が所定のし
きい値よりも少ないと、それから処理はブロック６０２に戻り、そして上述した
ように進行する。もしこれに反して、経過した時間量が所定のしきい値を超える
と移動局１０が決定すると、それからブロック６１６において移動局１０はクイ
ックページングチャネル上の受信された表示には関係なくページングチャネルを
受信する。

【００４５】 ブロック６１８では、最後のページングチャネルメッセージが移動局１０によ
って受信されてからの経過時間を測定しているタイマがリセットされる。それか
ら、ブロック６２０では、移動局１０は制御ブロック６３２について記述された
と同じ様式でページングチャネルメッセージを受信することが考えられたかを決
定する。

【００４６】 制御ブロック６２４では、基地局１０はＱＰＣＨ ＭＩ内のミスのページの記
録数を所定のしきい値Ｔ_ＭＩ２ と比較する。もしミスのページの記録数がしき
い値を超えると、動作はブロック６２６に移動し、そして移動局１０はクイック
ページングが不確かであることを決定し、そしてクイックページングチャネル上
の表示には関係なくページングチャネルを直接モニタし始める。

【００４７】 もしブロック６２４において移動局１０が、ミスの記録数がしきい値Ｔ_ＭＩ２ 以下であるかまたはブロック６２６の実行に続いて、動作はブロック６７０に
移動し、そこではミスＱＰＣＨ ＭＩの記録数をしきい値Ｔ_ＭＩ１ に対して比
較する。もしミスのページの記録数がしきい値を超えないと、それから動作は制
御ブロック６４６に移動し、そして前述されたように進行する。もしミスの記録
数がしきい値を超えると、それから動作は制御ブロック６７２に移動する。ブロ
ック６７２では、移動局１０はクイックページングチャネル状態メッセージを基
地局１２に送信する。それから動作はブロック６４６に移動し、そして前述のよ
うに続く。

【００４８】 図４は上述したようにクイックページングチャネルの性能をモニタできる移動
局１０の簡略化されたブロック図を例示する。基地局１２から送信された順方向
リンク信号はアンテナ４００で受信され、そしてデュプレクサ４０２を通して受
信器（ＲＣＶＲ）４０４に供給される。受信器４０４は受信された信号をダウン
コンバートし、フィルタしそして増幅し、そして受信された信号をクイックペー
ジングチャネル復調器（ＱＰＣＨ ＤＥＭＯＤ）４０６に供給する。

【００４９】 クイックページングチャネル復調器４０６は本アプリケーションの第１節に記
述されたようにクイックページングチャネルを復調し、そしてメッセージがペー
ジングチャネル上の移動局１０によって受信されるか否かを示す信号を供給する
。信号はページングチャネル制御プロセッサ４０８に供給される。

【００５０】 受信クイックページングチャネル表示ビットが“１”であるとき、または移動
局１０がページングチャネルを受信してから十分な期間が経過したとき、ページ
ングチャネル制御プロセッサ４０８は信号をページングチャネル復調器（ＰＣＨ
ＤＥＭＯＤ）４１２に供給し、そこではページングチャネル復調器４１２を活
性化しそしてページングチャネル復調器４１２に適当な指定タイムスロットでペ
ージングチャネル上に送信されたメッセージを復調させる。受信器４０４からの
受信信号はページングチャネル復調器４１２に供給され、ページングチャネル復
調器４１２は上述したように全ページを復調する。復調されたページングチャネ
ル信号は、受信されたスロットを所定の順方向誤り訂正符号化フォーマットに従
って復号する復号器４１４に供給される。

【００５１】 誤り訂正された記号はそれからＣＲＣ（巡回冗長チェック）チェック要素４１
６に供給される。ＣＲＣチェック要素４１６は復調されたデータからチェックビ
ットの１バージョンを発生し、そして局部的に発生されたＣＲＣビットを受信さ
れたＣＲＣビットに対して比較する。 もしＣＲＣがチェックすると、それから
フルページメッセージまたはそれの一部がページングチャネル制御プロセッサ４
０８に供給される。ページングチャネル制御プロセッサ４０８は、システム構成
の変更が発生したか、あるいは自局またはそのクイックページングチャネル表示
ビットを共有している他の移動局が前述された方法で指示されたページメッセー
ジについて無線呼出しされたかを決定することによって、移動局１０がこのスロ
ット内でページングチャネルを受信したかを決定する。ヒット、ミス、誤警報及
びモニタされた全体のページングチャネルスロット数を記録しているカウンタは
、上述したようにページングチャネル制御プロセス内に維持される。

【００５２】 移動局１０がそれのＩＭＳＩをフルページメッセージの本体内に見い出すと、
メッセージ発生器４１８はページングメッセージのアクノレッジを発生する。ア
クノレッジメッセージは、アクセスチャネル上で送信用のアクノレッジメッセー
ジを変調するところの変調器４２０に供給される。アクセスチャネル送信の発生
は上述のＩＳ−９５標準に記述される。

【００５３】 変調されたアクセスチャネル信号は送信器４２２に供給され、それは送信用の
信号をアップコンバートし、フィルタし、そして増幅する。増幅された信号はア
ンテナ４００を通した送信のためのデュプレクサ４０２を通して供給される。

【００５４】 移動局１０はまた蓄積されたミス数を第２のしきい値Ｔ_ＭＩ１ に対して比較
する。もし所定の時間間隔内のミスの蓄積数がこのしきい値を超えると、それか
ら移動局１０はこの時間間隔内で検出されたヒット、ミス及び誤警報の数を示し
てクイックページングチャネル状態メッセージを基地局１２に送信する。代替の
実施の形態では、移動局１０は単純にクイックページングチャネルが確かに受信
されていないことを示しているメッセージを送信する。例示的な実施例では、ヒ
ット、ミス及び誤警報の蓄積数を示しているメッセージはトラフィックチャネル
上に送信される。代替の実施例では、メッセージはアクセスチャネル上かまたは
専用の制御チャネル上に送信され得る。

【００５５】 ページングチャネル制御プロセッサ４０８の追加機能はそれによってクイック
ページングメッセージが検出されるエネルギーのしきい値を決定することである
。ページングチャネル制御プロセッサ４０８は、ミスと誤警報との記憶数を使用
して、クイックページングチャネルメッセージが検出されるしきい値を決定する
。もし誤警報の確率が過大であれば、ページングチャネル制御プロセッサ４０８
は増加されたしきい値を計算し、そしてクイックページングチャネルメッセージ
のその検出においてその増加されたしきい値を使用する。もしミスの無線呼出し
の確率が過大であれば、ページングチャネル制御プロセッサ４０８は減少された
しきい値を計算し、そしてクイックページングチャネルメッセージのその検出に
おいてこの減少されたしきい値を使用する。

【００５６】 蓄積されたヒット、ミス及び誤警報の統計を示す信号に応じて、メッセージ発
生器４１８はこれらの数を示すメッセージを変調器４２０に発生する。変調器４
２０はメッセージを専用トラフィックチャネルまたは専用制御チャネル上に送信
するためのスペクトル拡散フォーマットに従って変調する。変調された信号は送
信器（ＴＭＴＲ）４２２に供給され、それは信号をアップコンバートし、フィル
タし、そして増幅し、そして増幅された信号をアンテナ４００を通した送信のた
めのデュプレクサ４０２を通して供給する。

【００５７】 ヒット、ミス及び誤警報の統計を示す信号は基地局１２でアンテナ５００によ
って受信される。受信された信号はアンテナから受信器５０２に供給される。受
信器（ＲＣＶＲ）５０２は受信された信号をダウンコンバートし、フィルタしそ
して増幅し、そして受信された信号を復調器５０４に供給する。例示的な実施例
では、復調器５０４は受信信号をスペクトル拡散復調フォーマットに従って復調
する。復調された信号はそれから復号器５０６に供給され、それは信号を復号し
そして移動局のヒット、ミス及び誤警報の統計を示す信号をクイックページング
チャネル制御プロセッサ５０８に供給する。

【００５８】 例示的な実施例では、基地局１２はそのカバレージエリア内の各移動局１０か
らのクイックページングチャネルの性能（すなわちヒット、ミス、誤警報及び全
統計）の表示を受信する。クイックページングチャネル制御プロセッサ５０８は
クイックページングチャネルの性能を示す信号からクイックページングチャネル
の強さが増加または減少されねばならないかを決定し、あるいはある移動局がク
イックページングチャネルを使用すべきでないことを決定する。

【００５９】 もしも統計がミス及び誤警報の確率が所定のしきい値以下であることを示すな
らば、基地局はクイックページングチャネル上のデータレートを増加させるかま
たはクイックページングチャネルの電力を減少させることができる。クイックペ
ージングチャネルを必要な電力またはデータレートよりも高い値で送信すること
は基地局１２の容量を下げる。もし、これに反して、統計がミス及び誤警報の数
が所定のしきい値を超えることを示すならば、基地局はクイックページングチャ
ネルの性能を改善するようにクイックページングチャネル上のデータレートを増
加させるかまたはクイックページングチャネルの電力を増加させるであろう。

【００６０】 基地局１２のカバレージエリア内の移動局１０からの信号がクイックページン
グチャネルに変更が必要であることを示すと、クイックページングチャネル制御
プロセッサ５０８は信号を任意の符号器５１０かまたはクイックページングチャ
ネル利得制御要素５１４かのいずれかに送る。特定の符号チャネル上の特定のス
ロット内のページを受信している１組の移動体のための１ページの有無を示す信
号が任意の符号器５１０に供給される。符号器５１０はクイックページングチャ
ネル制御プロセッサ５０８からの信号に従って順方向誤り訂正フォーマットを選
択する。任意に符号化されたクイックページングチャネル記号はそれからクイッ
クページングチャネル変調器５１２に供給され、それは、例示的な実施例では、
クイックページングチャネル記号を所定のスペクトル拡散フォーマットに従って
変調する。

【００６１】 変調されたクイックページングチャネル信号は利得制御要素５１４に供給され
る。利得制御要素５１４は変調された信号をクイックページングチャネル制御プ
ロセッサ５０８によって供給された信号に従って増幅する。増幅された信号はア
ンテナ５１８を通した送信用の信号をアップコンバートし、フィルタしそして増
幅する送信器５１６に供給される。

【００６２】 ほかに、クイックページングチャネルの性能を評価するための方法が上述され
た。クイックページングチャネルの性能を評価するための付加的なことは、クイ
ックページングチャネル内に予約される複数のビットを使用することである。“
１”を表現するためにこれらの指定ビットのサブセット及び“０”を表現するた
めにもう１つのサブセットを固定することにより、移動局１０は、それでクイッ
クページングメッセージの有無がこれら予約ビット内で検出されるエネルギーレ
ベルに基づいて、そのページングチャネル検出しきい値を設定できる。

【００６３】 このように、予備の電力消費を下げるページングセルラ電話及び他の無線端末
用の二重チャネル方法及びシステムが記述された。好ましい実施例に関する上記
説明は、この分野のいかなる技術者も本発明を製作または使用することを可能と
するために提供される。これらの実施例へのいろいろな変更は、この分野の技術
者には容易に明白であるだろうし、その中に定義された包括的な原理は発明能力
を使用せずに他の実施例に適用されてもよい。このように、本発明はその中に示
された実施例に制限されるつもりはなく、しかしこの中に開示された原理及び新
規な特徴と矛盾しない最も広い範囲が許容されるべきである。

【図面の簡単な説明】

【図１】 クイックページングチャネルメッセージと対応する全ページとの間の例示的な
タイミング関係を説明するタイミング図である。

【図２】 セルラ電話システムのブロック図である。

【図３】 クイックページングチャネルをモニタ中の工程を説明するフロー図である。

【図４】 本発明の移動局のブロック図である。

【図５】 本発明の基地局のブロック図である。

【符号の説明】

１０・・・無線端末 １２・・・基地局 ４００・・・アンテナ ４０２・・・デュプレクサ ４０４・・・受信器 ４０６・・・クイックページングチャネル復調器 ４０８・・・ページングチャネル制御プロセッサ ４１２・・・ページングチャネル復調器 ４１４・・・復号器 ４１６・・・ＣＲＣチェック要素 ４１８・・・メッセージ発生器 ４２０・・・変調器 ４２２・・・送信器 ５００・・・アンテナ ５０２・・・受信器 ５０４・・・復調器 ５０６・・・復号器 ５０８・・・クイックページングチャネル制御プロセッサ ５１０・・・符号器 ５１２・・・クイックページングチャネル変調器 ５１４・・・利得制御要素 ５１６・・・送信器 ５１８・・・アンテナ

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ，ＭＬ， ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，Ｋ Ｅ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＬ，ＳＺ，ＴＺ，ＵＧ，ＺＷ )，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ， ＴＪ，ＴＭ)，ＡＥ，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ， ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，Ｃ Ｒ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＤＭ，ＤＺ，ＥＥ，ＥＳ ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＤ，ＧＥ，ＧＨ，ＧＭ，ＨＲ，ＨＵ， ＩＤ，ＩＬ，ＩＮ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，Ｋ Ｒ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ ，ＭＡ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ， ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，Ｓ Ｉ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＴＺ，ＵＡ ，ＵＧ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ，ＺＡ，ＺＷ Ｆターム(参考） 5K051 AA05 BB01 CC07 DD02 DD15 EE06 FF01 HH15 HH27 KK01 5K067 AA43 BB04 BB21 CC10 CC22 DD53 EE02 EE10 HH21 JJ15 【要約の続き】 とき、移動局はクイックページングチャネルが指示して いるものには関係なく、割り当てられたスロット内のペ ージングチャネルをモニタするであろう。Ｔ_２ 及びＮ_ｍ２ はそれぞれＴ_１ 及びＮ_ｍ１と同じであるかまたは 異なるものであってもよい。ページングチャネルをモニ タするためにか、または与えられた時間間隔Ｔ_３ 内の ミスの蓄積数が、あるしきい値Ｎ_ｍ３以下に落ちるとき またはＮ_ｈ１ヒットが１列内で発生するとき、あるいは その両者のためのいずれであっても、移動局はクイック ページングチャネル表示に従うように戻る。

Claims (20)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 下記の工程を具備する、受信器局が送信局から情報を受信す
   る通信システムにおいて、次のメッセージの有無を指示する第１のチャネルの性
   能を受信器局でモニタするための方法： 前記第１のチャネル上で信号を受信する； 前記次のメッセージの受信を試みる； 前記第１のチャネル上で信号を受信する前記工程及び前記次のメッセージの
   受信を試みる前記工程から前記第１のチャネルの性能の表示を決定する。
2. 【請求項２】 前記第１のチャネルの該性能の前記表示が、ヒット、ミスま
   たは誤警報のいずれかとしてのイベントの割り当てをさらに具備する、請求項１
   の方法。
3. 【請求項３】 前記第１のチャネルの該性能の前記表示が、ヒット、ミス、
   誤警報または抹消のいずれかとしての該イベントの該割り当てを具備する、請求
   項１の方法。
4. 【請求項４】 第１のチャネル上で信号を受信する前記工程が、クイックペ
   ージングチャネルメッセージを受信することを具備する、請求項１の方法。
5. 【請求項５】 第１のチャネル上で信号を受信する前記工程が、下記の工程
   を具備する、請求項１の方法： 復調された信号を供給するために第１の拡散符号に従って受信された信号を
   復調する； 前記復号された信号のエネルギーを少なくとも１つのエネルギーのしきい値
   に対して比較する；及び 前記比較から前記次のメッセージの有無を決定する。
6. 【請求項６】 前記次のメッセージを受信することを試みる前記工程が、下
   記の工程を具備する、請求項５の方法： 前記次のメッセージを供給するために第２の拡散符号に従って前記受信され
   た信号を復調する；及び 前記次のメッセージ内の該データから前記第１のチャネルの該性能の前記表
   示を決定する。
7. 【請求項７】 前記次のメッセージ内の該データから前記第１のチャネルの
   該性能の前記表示を決定する前記工程が、移動局識別子の包含の探索を具備する
   、請求項６の方法。
8. 【請求項８】 前記次のメッセージ内の該データから前記第１のチャネルの
   該性能の前記表示を決定する前記工程が、該受信装置用の識別子上の数値アルゴ
   リズムと前記次のメッセージ内に見い出された識別子上の数値アルゴリズムとを
   実行し及び該２つの数値アルゴリズムの結果を等しくするかどうかを決定するこ
   とを具備する、請求項６の方法。
9. 【請求項９】 下記の工程をさらに具備する、請求項１の方法： 前記次
   のメッセージの連続受信のそれぞれの間の時間間隔を追跡する； 前記時間間隔をしきい値に対して比較する；及び 前記時間間隔が前記しきい値を超えたとき前記第１のチャネル上の該表示に
   は関係なく前記次のメッセージを受信する。
10. 【請求項１０】 所定の時間間隔内に記録されるヒット、ミス及び誤警報の
    該数の記録を記憶する該工程をさらに具備する請求項２の方法。
11. 【請求項１１】 所定の時間間隔内に記録されるヒット、ミス及び誤警報の
    該数の記録を記憶する該工程をさらに具備する請求項５の方法。
12. 【請求項１２】 前記エネルギーのしきい値をミス及び誤警報の前記数に従
    って調整する該工程をさらに具備する請求項１１の方法。
13. 【請求項１３】 ミスの該数を指示するメッセージを前記送信局に送信して
    いる前記受信器局の該工程をさらに具備する請求項１２の送信方法。
14. 【請求項１４】 下記の工程をさらに具備する、請求項１３の方法： ミスの前記数の前記表示を前記送信局で受信する；及び 前記第１のチャネルの該送信エネルギーをミスの前記数に従って調整する。
15. 【請求項１５】 下記の工程をさらに具備する、請求項１３の方法： ミスの前記数の前記表示を前記送信局で受信する；及び 前記第１のチャネルの該符号化レートをミスの前記数に従って調整する。
16. 【請求項１６】 前記ミスの該数が所定のしきい値を超えるとき前記次のメ
    ッセージを直接モニタする該工程をさらに具備する請求項２の方法。
17. 【請求項１７】 下記の工程をさらに具備する、請求項１の方法： 前記第１のチャネル上の複数の既知の複数の記号を送信する、 ここで前記既知の記号の少なくとも１つは次のメッセージの該存在を表し、そし
    て前記既知の記号の少なくとも１つは次のメッセージの該不在を表す； 前記既知の記号を受信する；及び 前記次のメッセージの有無の検出を確定するエネルギーのしきい値を前記既知
    の記号の該受信エネルギーに従って調整する。
18. 【請求項１８】 前記次のメッセージ内の該データから前記第１のチャネル
    の該性能の前記表示を決定する前記工程が、前記次のメッセージ内のシステム構
    成における変化の表示を探索することを具備する請求項６の方法。
19. 【請求項１９】 前記次のメッセージ内の該データから前記第１のチャネル
    の該性能の前記表示を決定する前記工程が、前記受信局に指示されたページング
    メッセージ内でシーケンス番号の表示を識別することを具備する請求項６の方法
    。
20. 【請求項２０】 下記の工程をさらに具備する、請求項１の方法： 前記第１のチャネルの信号との間で既知の関係を有する第２の信号を受信す
    る； 前記第２の信号の該受信エネルギーを測定する；及び 前記第２の信号のエネルギーが所定のしきい値以下であるとき前記第１のチ
    ャネル上の情報に関係なしに前記次のメッセージを受信する。