JP4468384B2 - マルチキャストおよびブロードキャストサービスのためのシグナリングを送る方法および装置 - Google Patents

マルチキャストおよびブロードキャストサービスのためのシグナリングを送る方法および装置 Download PDF

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Description

米国特許法第119条のもとでの優先権の主張
本特許出願は、2004年2月4日に出願され、本発明の譲受人に譲渡され、それによって本明細書において参照によって明示的に取り入れられている仮出願第60/542,063号(“Method and Apparatus for Reducing Signaling Overhead and Delay Associated With Group Notification Supporting Multiple Broadcast Services”)に対して優先権を主張している。
本発明は、概ね、通信システム、より具体的には、マルチキャストおよびブロードキャストサービスを支援する通信システムに関する。
通信システムは、ユニキャスト、マルチキャスト、および/またはブロードキャストサービスを与え得る。ユニキャストサービスは、少なくとも1つの基地局と特定の無線デバイスとの間にポイント ツウ ポイント通信を与える。マルチキャストサービスは、少なくとも1つの基地局と無線デバイスのグループとの間にポイント ツウ マルチポイント通信を与える。ブロードキャストサービスは、少なくとも1つの基地局と、指定されたブロードキャスト領域内の全無線デバイスとの間にポイント ツウ マルチポイント通信を与える。マルチキャストおよびブロードキャストサービスのいくつかの例は、プッシュトーク(push-to-talk, PTT)、ニュースおよびデータサービス、加入に基づくサービス、等を含む。マルチキャストおよびブロードキャストサービスは、データを無線デバイスへ散発的に、周期的に、または連続的に送り得る。
無線デバイスは、システム内の1つ以上の基地局とデータをアクティブに交換していないときは、アイドル状態で動作し得る。アイドル状態において、無線デバイスは、通常、無線デバイスに適切なメッセージのためのページングチャネル(paging channel, PCH)を監視する。このようなメッセージは、着信呼があるときに無線デバイスに知らせるページメッセージ、無線デバイスによって受信されるマルチキャストまたはブロードキャスト、あるいはこの両者のサービスのためのシグナリングを保持するページメッセージ、および無線デバイスのための他の情報およびシステムを保持するオーバーヘッドメッセージを含み得る。アイドルモード中のバッテリ電力を節約するために、無線デバイスは、スロットモードで動作することができ、それによって(1)システムは、メッセージを無線デバイス指定時間においてのみ送り、(2)無線デバイスは、PCHを(連続的にではなく)メッセージのための指定時間において定期的に監視する。アイドルモード中の電力消費をさらに低減するために、ページメッセージがPCH上で無線デバイスへ送られ得るかを示すのに、高速ページングチャネル(quick paging channel, QPCH)がしばしば使用される。QPCHは、二値のオン/オフビットとして送信されるページングインジケータ(paging indicator)(またはPIビット)を保持する。無線デバイスは、ある特定のPIビットを割り当てられ、これは、任意のメッセージがPCH上で無線デバイスへ送られるときにオンにされる。無線デバイスは、PIビットを迅速に検出し、PIビットが、メッセージがPCH上で無線デバイスへ送られないことを示すときは、PCHを処理せずに、直ちにスリープに入ることができる。
システムは、マルチキャストおよびブロードキャストサービスを支援するために、および標準のシステム動作のために、多くのページメッセージを送ることが必要であり得る。これらのページメッセージを可能な限り迅速に、最小量のシステム資源を使用して送ることが望ましい。さらに加えて、無線デバイスが、過剰にバッテリ電力を消費せずに、適切なメッセージの全てを受信できるように、これらのページメッセージを送ることが望ましい。
したがって、当技術において、マルチキャストおよびブロードキャストサービスのために、ページメッセージを効率的に送る技術が必要とされている。
マルチキャストおよびブロードキャストサービスのためのシグナリングを、シグナリングのオーバーヘッドおよび遅延を低減し、かつ受信のためのバッテリ電力を節約するように、送信する技術が、本明細書に記載されている。各サービスのシグナリングは、サービスのための識別子(例えば、FLOW ID)を含むグループページメッセージで送られ得る。これらのグループページメッセージを、サービスを受信する多数の無線デバイスへ送り、送るためのページメッセージ数を低減することができる。グループページメッセージは、無線デバイスに割り当てられたPCHスロット、またはサービスのための使用に指定されたPCHスロット、あるいはこの両者において送られ得る。異なるサービスのための指定されたPCHスロットは、別途記載されるように、(1)無線デバイスがこれらのサービスのためのページメッセージを受信するために起きる必要のある回数を低減するためにオーバーラップさせられるか、または(2)サービス間の衝突の可能性を低減するために互い違いに配置され得る。
無線デバイスは、無線デバイスに割り当てられたページングインジケータ(paging indicator)(PIビット)、またはサービスに割り当てられたブロードキャストインジケータ(broadcast indicator)(BIビット)、あるいはこの両者の使用によって、所与のサービスのためにPCH上で送られるグループページメッセージについて知され得る。PIビットは、無線デバイスに割り当てられたQPCHスロット、またはサービスのための使用に指定されたQPCHスロットにおいて送られ得る。BIビットは、通常、指定されたQPCHスロット上で送られる。
QPCHおよびPCHを使用してシグナリングを送信する種々の方式が、別途記載される。これらの方式は、QPCH上でBIビットおよび/またはPIビットを、PCH上でグループページメッセージを異なるやり方で送信し、異なるタイプのサービスおよびサービスの組合せに適する。本発明の種々態様および実施形態も、さらに詳しく別途記載される。
“例示的”という用語は、本明細書において“例、事例、または実例としての役割を果たす”ことを意味するために使用されている。本明細書に記載されている何れの実施形態も、必ずしも、他の実施形態よりも好ましいまたは好都合であると解釈されると限らない。
図1は、マルチキャストおよびブロードキャストサービスを支援することができる通信システム100を示している。システム100は、多数の無線デバイス110のための無線通信を支援する多数の無線アクセスネットワーク(radio access network, RAN)120を含んでいる。無線デバイスは、固定型であっても、または移動型であってもよく、移動局(mobile station, MS)、ユーザ装置(user equipment, UE)、ユーザ端末、ハンドセット、加入者ユニット、または何か他の用語でも呼ばれ得る。各RAN120は、通常、多数の基地局、基地局制御装置(base station controller, BSC)、および移動交換局(mobile switching center, MSC)を含む。単純にするために、図1の各RAN120に対して、1つの基地局122と1つのBSC/MSC124のみが示されている。基地局は、通常、無線デバイスと通信する固定局であり、ベーストランシーバーシステム(base transceiver system, BTS)、ノードB、アクセスポイント、または何か他の用語でも呼ばれ得る。各基地局122は、個々の地理的領域のための通信可能範囲を与える。BSC/MSC124は、基地局に接続し、これらの基地局を調整および制御する。
各RAN120のBSC/MSC124は、パケットデータ供給ノード(packet data serving node, PDSN)126に接続し、PDSN126は、データネットワーク130にも接続する。PDSN126は、無線デバイスにパケットデータサービスを提供し、データ呼のセットアップ、保守、および終了のための種々の機能を行なう。コンテンツサーバ132および加入マネージャ134のような、種々のネットワークエンティティは、データネットワーク130に接続され得る。コンテンツサーバ132は、マルチキャストまたはブロードキャスト、あるいはこの両者のサービスを提供する。加入マネージャ134は、マルチキャストまたはブロードキャスト、あるいはこの両者のサービスのための認証、認可、および会計(authentication, authorization, and accounting, AAA)機能を行なう。図1には示されていないが、各RAN120のBSC/MSC124は、他のシステムおよびネットワーク、例えば、アナログ音声呼を乗せる回線交換電話網である公衆交換電話網(public switched telephone network, PSTN)にも接続し得る。
各RAN120は、符号分割多元接続(Code Division Multiple Access, CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(Time Division Multiple Access, TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(Frequency Division Multiple Access, FDMA)ネットワーク、直交周波数分割多元接続(Orthogonal Frequency Division Multiple Access, OFDMA)ネットワーク、または何か他の多元接続ネットワークであり得る。CDMAネットワークは、cdma2000および広帯域CDMA(Wideband-CDMA, W-CDMA)のような、1つ以上のCDMA無線アクセス技術(radio access technology, RAT)を実施し得る。cdma2000は、IS−2000、IS−856、およびIS−95標準をカバーする。TDMAシステムは、グローバルシステムフォーモバイル通信(Global System for Mobile Communications, GSM)のような、1つ以上のTDMAのRATを実施し得る。これらの種々のRATおよび標準は、当技術において周知である。W−CDMAおよびGSMは、“第三世代パートナーシッププロジェクト”(3rd Generation Partnership Project, 3GPP)という名称のコンソーシアムからの文献に記載されている。cdma2000は、“第三世代パートナーシッププロジェクト2”(3rd Generation Partnership Project 2, 3GPP2)という名称のコンソーシアムからの文献に記載されている。3GPPおよび3GPP2の文献は、公けに入手可能である。
分かり易くするために、後述では、シグナリング送信技術がcdma2000について具体的に記載される。これらの技術は、cdma2000の改訂Dに記載されているブロードキャスト−マルチキャストサービス(Broadcast-Multicast Service, BCMCS)にも使用され得る。
図2Aは、cdma2000におけるQPCHおよびPCHを示している。PCHは、ページメッセージをアイドルの無線デバイスに送るのに使用される。アイドルの無線デバイスとは、システムに登録していて、アイドルモードの無線デバイスである。QPCHは、PCHのためのインジケータを送るのに使用される。QPCHは、cdma2000において、ブロードキャスト制御チャネル(broadcast control channel, BCCH)および順方向共通制御チャネル(forward common control channel, FCCCH)にも使用され得る。QPCHおよびPCHは、アイドルの無線デバイスが、ページメッセージを受信するために、短い時間部分の間においてアクティブであることのみを必要とするように設計されている。
cdma2000では、PCHは、PCHスロットに分割される。各PCHスロットは、80ミリ秒(milliseconds, ms)の継続期間をもち、4つの20ミリ秒のフレームへさらに分割される。各無線デバイスは、TSC 秒の各スロットサイクルにおいて、1つのPCHスロットを割り当てられる。なお、TSC =1.28×2SCI であり、SCI xは、無線デバイスに適切なスロットサイクルの指標(slot cycle index, SCI)である。SCIは、−4ないし+7の範囲にわたり、スロットサイクルは、80ミリ秒ないし163.84秒の範囲にわたることができる。各スロットサイクルは、16×2SCIPCHスロットを含み、1ないし16×2SCIの指標(またはオフセット)を割り当てられる。各無線デバイスは、無線デバイスの識別情報によって判断される特定のPCHスロットの指標を割り当てられる。この識別情報は、各無線デバイスに固有の国際的な移動体加入者識別子(International Mobile Subscriber Identifier, IMSI)、移動体識別番号(Mobile Identification Number, MIN)、電子通し番号(Electronic Serial Number, ESN)、暫定的な移動体加入者ID(Temporary Mobile Subscriber ID, TMSI)、等であり得る。各無線デバイスのためのスロット指標は固定されていて、無線デバイスは、各スロットサイクル内の、そのスロット指標をもつPCHスロットを処理する。2つ以上の無線デバイスが、何れかの所与のスロット指標に割り当てられ得る。
cdma2000において、QPCHは、QPCHスロットに分割される。各QPCHスロットも、80ミリ秒の継続期間をもち、通常は、QPCHスロットの開始から100ミリ秒後に始まる1つのPCHスロットと関係付けられる。各QPCHスロットは、A、B、A’,およびB’のように示された4つのフレームへさらに分割される。各フレームは、9600ビット/秒(bits/second, bps)のレートにおいて192個のインジケータ、および4800bpsのレートにおいて96個のインジケータを保持している。
図2Bは、QPCHにおいて送られる、異なるタイプのインジケータを示している。9600bpsのレートでは、AおよびBのフレーム内の最初の376個のインジケータは、ページングインジケータ(またはPIビット)であり、次の4つのインジケータは、ブロードキャストインジケータ(またはBIビット)であり、最後の4つのインジケータは、構成変更インジケータ(configuration change indicator)(またはCCIビット)である。4800bpsのレートでは、AおよびBフレーム内の最初の188個のインジケータは、PIビットであり、次の2つのインジケータは、BIビットであり、最後の2つのインジケータは、CCIビットである。A’およびB’のフレームは、AおよびBのフレームと同数のPI、BI、およびCCIビットを含んでいる。各インジケータは、オン/オフキーイング(On/Off keying, OOK)で送信され、したがって、オフビットの‘0’ビット値は、ゼロの電力で送信され、オンビットの‘1’ビット値は、指定された電力レベルで送信される。
システムに登録した各無線デバイスは、各割り当てられたQPCHスロットごとに、2PIビットを割り当てられる。割り当てられたQPCHスロットは、割り当てられたPCHスロットの100ミリ秒前に始まるQPCHスロットである。QPCHスロット内の各割り当てられたPIビットの位置は、ハッシング機能によって判断され、ビットごとに変わり、他の無線デバイスとの衝突をランダム化する。(1)第1のPIビットがフレームAにおいて送られ、第2のPIビットがフレームA’において送られるか、または(2)第1のPIビットがフレームBにおいて送られ、第2のPIビットがフレームB’において送られるように、各割り当てられたQPCHスロットのための割り当てられたPIビットの対が送られる。この送信方式は、2つのPIビットが、少なくとも20ミリ秒離れ、第2のPIビットが、関係付けられたPCHスロットの開始の少なくとも20ミリ秒前に到達することを保証する。QPCHは、PCHの制御チャネルのように機能する。各QPCHスロット内のPIビットは、ページメッセージが、関係付けられたPCHスロット内で送られるところであることを、無線デバイスに知らせる制御信号である。
ページメッセージを無線デバイスへPCH上で送るために、基地局は、無線デバイスに割り当てられたQPCHスロット内の両者のPIビットをオンにする。2つ以上の無線デバイスは、何れの所与のPIビットにもマップし得るので、割り当てられたPIビットをオンとして検出することは、無線デバイスが関係付けられたPCHスロット内のページメッセージを実際に受信することになることを保証しない。しかしながら、無線デバイスは、オフとして検出されたPIビットを、無線デバイスがページメッセージのための関係付けられたPCHスロットを処理する必要がないことを意味すると解釈し得る。次に、無線デバイスは、PIビットを処理した後で、PCHを処理せずに、電力を落とし、電力を節約し得る。
QPCHおよびPCHは、種々のマルチキャストおよびブロードキャストサービスのためのシグナリングを送るのに使用され得る。これらのサービスは、次のように、2つのタイプに分類され得る。
・タイプIのサービス−主として構成変更を示すシグナリングを送るサービス(例えば、ビデオブロードキャストサービス)を含む。タイプ−Iのサービスのためのコンテンツサーバは、構成変更をスロットサイクルの境界と同期させ、長いスロットサイクルを使用できるようにし得る。例えば、タイプ−Iのサービスのための構成情報は、iのSCIをもつブロードキャスト システム パラメータ メッセージ(Broadcast System Parameters Message, BSPM)において定期的に送られ、構成変更は、jのSCIをもつBSPMにおいて定期的に送られ得る。なお、j>iである。
・タイプIIのサービス−短いページング遅延を要求するサービス(例えば、プッシュトーク)を含む。小さいSCIをもつ短いスロットサイクルは、タイプIIのサービスに使用され得る。
異なるサービスは、異なるシグナリング要件をもち、シグナリング要件は、シグナリングがこれらのサービスにおいて送られるべき様式を規定し得る。例えば、プッシュトークサービスは、1つの無線デバイスのユーザが話したいときは必ず、特定のグループ内の全無線デバイスを呼び出す必要があり得る。別の例として、ブロードキャストサービスは、構成変更があるときは必ず、更新された構成情報を送る必要があり得る。各サービスは、スロットサイクル、したがってシグナリングがサービスのために送られ得るレートを判断する個々のSCIと関係付けられ得る。各サービスは、識別子、例えば、FLOW IDによって固有に識別され得る。
各サービスのためのシグナリングは、個別のページメッセージ、グループページメッセージ、または両者の組合せを使用して、そのサービスを受信している全無線デバイスへ送られ得る。個別のページメッセージは、特定の無線デバイスに、その無線デバイスの識別子(例えば、24ビットの移動体のID)を使用して、アドレス指定されるページメッセージである。グループページメッセージは、ブロードキャスト識別子を使用して、無線デバイスのグループにアドレス指定されるページメッセージである。例えば、異なるサービスのFLOW IDは、異なるブロードキャスト識別子にマップされ得る。個別のページメッセージは、cdma2000において、ジェネラルページメッセージ(General Page Message, GPM)、ユニバーサルページメッセージ(Universal Page Message, UPM)、または何か他のメッセージを使用して送られ得る。グループページメッセージは、cdma2000において、データバーストメッセージ(Data Burst Message, DBM)または何か他のメッセージを使用して送られ得る。
ページメッセージは、次の目標を達成するように送られ得る。
1.各無線デバイスが、ページメッセージのためのQPCHおよびPCHを処理するために起きる必要のある回数を最小化する。
2.全サービスの全受信無線デバイスにページメッセージを送るために費やされるシステム資源の量を最小化する。
3.とくにタイプIIのサービスにおける、ページング遅延を最小化する。
第1の目標は、ページメッセージを受信する電力消費を最小化することを試みて、バッテリ寿命および待機時間が、無線デバイスのために延ばされ得るようにする。この目標は、可能な限り少ないQPCHのインジケータを送るか、または時間的に互いに近いインジケータを送るか、あるいはこの両者によって達成されることができ、その結果、無線デバイスは、これらのインジケータを受信するために、しばしば起きる必要はない。インジケータは、衝突の確率を低減するようなやり方でも送られ得る。衝突は、例えば、2つ以上のサービスが同じインジケータにマップするときに生じる。1つのみのサービスがインジケータをオンにし得るとしても、これらのインジケータがオンにされると、これらのサービスの何れか1つを受信している全無線デバイスが、PCHを処理し、これらのサービスのためのページメッセージを探すことになるであろう。したがって、衝突が生じ、幾つかの無線デバイスが、ページメッセージがこれらの無線デバイスに送られていないときに、PCHを処理することになる。
第2の目標では、ページメッセージを送るためのシステム資源の使用を最小化することを試みる。この目標は、例えば、個別のページメッセージではなく、グループページメッセージを使用して、可能な限り少ないページメッセージを送ることによって達成され得る。
ページングの遅延は、基地局が送るための情報をもつときから、情報を含んでいるページメッセージが実際に送られるときまでの時間量を指す。タイプIのサービスは、ページング遅延に対してより寛容であり、一方で、タイプIIのサービスは、ページング遅延に対してより敏感である。ページメッセージは、各サービスのためのページング遅延要件を達成するように送られ得る。
3つの目標は、しばしば互いに対立する。一般に、無線デバイスは、個別のページメッセージを受信することを好み、これは、バッテリ寿命を保護することができる。基地局は、同じページメッセージを同じページング領域内の少なくとも2つの無線デバイスに送らなければならないときは必ず、グループページメッセージを送信することを好み、これは資源を節約することができる。
テーブル1は、ページメッセージを無線デバイスへ送る種々の方式を一覧表示している。テーブル1内の第2および第3の列は、インジケータがQPCH上で送られるやり方、およびページメッセージがPCH上で送られるやり方をそれぞれ要約している。これらの方式の各々は、さらに詳しく別途記載される。
Figure 0004468384
ここでは、次の用語が使用されている。“割り当てられた”QPCHスロットは、無線デバイスに割り当てられたQPCHスロットである。“指定された”QPCHスロットは、所与のサービスのための使用に指定されたQPCHスロットである。“割り当てられた”PCHスロットは、無線デバイスに割り当てられたPCHスロットである。“指定された”PCHスロットは、所与のサービスのための使用に指定されたPCHスロットである。割り当てられたQPCHスロットは、cdma2000において、割り当てられたPCHスロットに100ミリ秒先行する。指定されたQPCHスロットは、指定されたPCHスロットに、100ミリ秒または何か他の時間量分、先行し得る。一般に、ページメッセージは、無線デバイスのための割り当てられたPCHスロット、またはサービスのための指定されたPCHスロット、あるいはこの両者において送られ得る。指定されたPCHスロットは、種々のやり方で選択され得る。
第1のスロット割り当ての実施形態では、サービスのための指定されたPCHスロットは、次のように定められる。
1.同じSCIをもつ全サービスのための指定されたPCHスロットは、同じPCHスロットの指標をもつ。
2.異なるSCIをもつ任意の2つのサービスにおいて、より大きいSCIをもつサービスのための指定されたPCHスロットは、より小さいSCIをもつサービスのための指定されたPCHスロットと一致する。
制約1は、同じSCIをもつ全サービスを、各スロットサイクルにおける同じPCHスロットにマップする。制約2は、異なるSCIをもつサービスのためのPCHスロットをオーバーラップさせる。両者の制約1および2を用いると、各無線デバイスは、最小のSCIの各スロットサイクル内の1つのPCHスロットを処理し、全サービスのためのページメッセージを受信することができる。
図3Aは、第1のスロット割り当ての実施形態における3つのサービスのための例示的なスロット割り当てを示している。この例において、サービスAは、−2のSCIをもち、4つのPCHスロットをもつスロットサイクル内の第1のPCHスロットの指標を割り当てられている。サービスBは、−1のSCIをもち、8個のPCHスロットをもつスロットサイクル内の第1のPCHスロットの指標を割り当てられている。サービスCは、0のSCIをもち、16個のPCHスロットをもつスロットサイクル内の第1のPCHスロットの指標を割り当てられている。この例において、無線デバイスは、−2のSCIの第1のPCHスロットを処理し、全ての3つのサービスのためのページメッセージを受信することができる。
第2のスロット割り当ての実施形態では、異なるサービスが、異なるPCHスロットの指標を割り当てられ得る。例として、SCI=0のサービスにおいて、スロットサイクル内には16個の可能なPCHスロット指標があり、各サービスは、例えば、サービスのためのFLOW IDに基づいて、16個のスロット指標の中の1つにマップされ得る。マッピングは、SCIのためのスロット指標の全範囲よりも小さい、スロット指標のサブレンジ内に制限され得る。例えば、サービスは、スロット指標1ないし4にマップされ、スロット指標5ないし16は、サービスに使用されない。サービスからスロット指標へのマッピングが、異なるサービス間の衝突の確率を最小化するために、時間において可変にされるとき、小さいサブレンジは、ページング遅延における変動を低減する。さらに加えて、yのSCIをもつサービスは、より小さいSCIの固定のスロット指標を表わすSCI=yの異なるスロット指標にマップされ得る。例えば、SCI=0のサービスは、異なるスロットサイクル内の1、5、9、および13のスロット指標にマップされ得る。これらの全ては、SCI=−2の固定のスロット指標に対応する。何れの場合においても、異なるサービスに異なるスロット指標を使用すると、これらのサービス間の衝突の確率を低減することができ、異なるPCHスロット全体でページングロードを分散させることができる。しかしながら、多数のサービスを受信している無線デバイスは、これらのサービスの全てのページメッセージを受信するために、各スロットサイクル内の多数のQPCHスロットまたは多数のPCHスロット、あるいはこの両者を処理する必要があり得る。
図3Bは、第2のスロット割り当ての実施形態における4つのサービスのための例示的なスロット割り当てを示している。この例において、サービスA’は、−2のSCIをもち、4つのPCHスロットをもつ320ミリ秒のスロットサイクル内の第1のPCHスロットの指標を割り当てられている。サービスB’も−2のSCIをもつが、320ミリ秒のスロットサイクル内の第2のPCHスロットの指標を割り当てられている。サービスC’は、−2のSCIをもち、640ミリ秒のスロットサイクル内の第3のPCHスロットの指標を割り当てられている。サービスD’は、0のSCIをもち、1.28ミリ秒のスロットサイクル内の第4のPCHスロットの指標を割り当てられている。この例において、4つのサービスのためのPCHスロットは、互いにオーバーラップせず、衝突を避けることができる。
両者の実施形態において、各サービスは、異なるスロットサイクル内の固定のスロット指標にも、または異なるスロット指標にもマップされ得る。マッピングは静的であっても、または動的であってもよく、基地局および無線デバイスの両者に知られているアルゴリズムに基づいて行なわれ得る。
テーブル1における方式0は、QPCHおよびPCHを使用して、個別のページメッセージを無線デバイスへ送る。各無線デバイスは、無線デバイスが受信している各サービスのSCI(SCI i)と、無線デバイスのSCI(SCI x)とを含むSCIの組を形成する。次に、無線デバイスは、SCIの組内の(SCI sと呼ばれる)最小のSCIを選択し、このSCIにしたがって、QPCHを監視する。基地局は、各サービスのためのシグナリングを、そのサービスを受信している全無線デバイスへ個別のページメッセージを送ることによって、送る。基地局は、サービスのSCI(SCI i)または無線デバイスによって選択されたSCI(SCI s)によって判断されるPCHスロットにおいて、各無線デバイスのための個別のページメッセージを送り得る。なお、SCI sは、SCI iよりも小さくてもよい。各無線デバイスは、選択されたSCI sに対応する、割り当てられたQPCHスロット内のそれのPIビットを処理し、これらのPIビットがオンにされるとき、関係付けられたPCHスロットをさらに処理し、ページメッセージを受信する。
図4は、方式0におけるQPCHおよびPCH上での例示的な送信を示している。この例において、4つの無線デバイス1ないし4は、−2のSCIをもち、320ミリ秒のスロットサイクル(または4つのPCHスロット)をもつ。無線デバイス1および2の両者は、スロットサイクル内の第1のPCHスロットの指標を割り当てられ、無線デバイス3は、第2のPCHスロットの指標を割り当てられ、無線デバイス4は、第3のPCHスロットの指標を割り当てられている。基地局は、割り当てられたPCHスロットにおいて、個別のページメッセージを各無線デバイスへ送る。基地局は、PCH上でページメッセージを受信する各無線デバイスのためのPIビットをオンにする。各無線デバイスのためのPIビットは、図4のQPCHスロット内の垂直線によって示されており、垂直線上に示された数字は無線デバイスの識別子を示している。無線デバイスは、それのPIビットがオンにされると、ゼロ、1つ、または多数のページメッセージを受信し得る。無線デバイス(例えば、図4における無線デバイス2)は、多数のサービスのための多数のメッセージ、または異なるタイプの情報(例えば、ページメッセージ、オーバーヘッドメッセージ、等)も受信し得る。
方式0は、PIビットおよびページメッセージが無線デバイスへ特定的に送られるので、各無線デバイスがQPCHおよびPCHを処理する必要のある回数を最小化する。しかしながら、同じページメッセージが、同じサービスを受信している異なる無線デバイスに、多数回送られ得る。とくに、多数のユーザがサービスを受信しているときは、多くのシステム資源が、個別のページメッセージを送るために費やされ得る。
方式1Aないし1Eは、QPCHおよびPCHを使用して、グループページメッセージを無線デバイスへ送る。これらの方式において、PIビットは、無線デバイスへ個別に送られ、したがって、無線デバイスは、PCH上で送られる同じグループページメッセージを受信する。
方式1Aは、少なくとも1つの無線デバイスがページメッセージを受信することを意図されている各PCHスロットにおいて、(個別のページメッセージではなく)グループページメッセージが送られることを除いて、方式0と同じやり方で動作する。各無線デバイスは、各割り当てられたQPCHスロット内のそれのPIビットを通常のやり方で監視する。PIビットがオンにされると、無線デバイスは、PCHを処理し、無線デバイスによって受信されるサービスのために送られたグループページメッセージ、および無線デバイスのために特定的に送られた個別のページメッセージを探す。
図5は、方式1AにおけるQPCHおよびPCH上での例示的な送信を示している。図4において既に記載されたように、基地局は、4つの無線デバイス1ないし4のためのPIビットをオンにする。基地局は、グループページメッセージを各PCHスロットにおいて、少なくとも1つの無線デバイスをそのPCHスロットに割り当てて送る。グループページメッセージは、図5において文字“G”によって示されている。基地局は、グループページメッセージと共に、(例えば、図5におけるスロットn+4における無線デバイス2のための)個別のページメッセージも送り得る。各無線デバイスは、それのPIビットがオンにされるときは必ず、割り当てられたPCHスロットを処理し、その無線デバイスのために送られた個別の、およびグループページメッセージを探す。
方式1Bは、QPCH上で個別のPIビットを通常のやり方で送り、指定されたPCHスロット内でグループページメッセージを送る。各サービスは、各スロットサイクル内の特定のPCHスロットにマップされ、これは、指定されたPCHスロットまたはグループページスロットと呼ばれる。各サービスのための指定されたPCHスロットは、基地局と、そのサービスを受信している無線デバイスとの両者によって知られている。各サービスを受信している全無線デバイスが、それらのPIビットを受信する機会を得た後で、そのサービスのためのグループページメッセージが、そのサービスのための指定されたPCHスロットにおいて送られる。
図6は、方式1BにおけるQPCHおよびPCH上での例示的な送信を示している。この例において、サービスは、各スロットサイクル内の最後のPCHスロットにマップされる。図4において既に記載されているように、基地局は、割り当てられたQPCHスロット内の、4つの無線デバイス1ないし4のためのPIビットをオンにする。基地局は、各スロットサイクル内の指定されたPCHスロットにおいて、1つのグループページメッセージを送る。各無線デバイスは、各割り当てられたQPCHスロット内のそれのPIビットを通常のやり方で処理する。PIビットがオンにされると、無線デバイスは、指定されたPCHスロットをさらに処理し、無線デバイスによって受信されているサービスのために送られたグループページメッセージを探す。
基地局は、さらに加えて、無線デバイスのための個別のページメッセージを、グループページメッセージと共に、同じ指定されたPCHスロットにおいて送り得る。図6に示されている例では、基地局は、PCHスロットn+7において、グループページメッセージの後で、無線デバイス2への個別のページメッセージを送る。これは、各無線デバイスが処理する必要のあるPCHスロット数を最小化する。その代わりに、基地局は、無線デバイスへの個別のページメッセージを、それらの割り当てられたPCHスロットにおいて送ってもよい。これは、異なるPCHスロット全体においてページングロードを分散させる。
方式1Bにおいて、可能な限り最長のページング遅延は、2スロットサイクルである。これを理解するために、基地局が、時間Tにおいて、無線デバイスへ送る情報を得る場合を検討する。基地局は、無線デバイス1および2のための割り当てられたQPCHスロットを失ったばかりであり、その後で、(時間Tにおける)次のスロットサイクル内の割り当てられたQPCHスロットまで待って、これらの無線デバイスのためのPIビットを送る必要があるであろう。次に、基地局は、指定されたPCHスロット内のグループページメッセージを無線デバイスへ時間Tにおいて送り得る。この最悪のシナリオのためのページング遅延は、時間Tから時間Tまでであり、これは約2スロットサイクルである。割り当てられたQPCHスロットにおいてPIビットを、指定されたPCHスロットにおいてグループページメッセージを送ることは、最悪の場合のページング遅延を事実上2倍にする。
方式1Cは、QPCH上で個別のPIビットを通常のやり方で送り、各スロットサイクル内の2つ以上の指定されたPCHスロットにおいて、グループページメッセージを送る。各サービスは、各スロットサイクル内の多数(例えば、2つ)のPCHスロットにマップされる。多数の指定されたPCHスロットは、スロットサイクル全体で(例えば、均等に)分散され得る。各サービスのための指定されたPCHスロットの位置は、サービスのための実際のSCIよりも小さなSCIであっても、方式1Bにおいて既に記載されたやり方で判断され得る。各サービスにおいて、同じグループページメッセージは、スロットサイクルのための全ての指定されたPCHスロットにおいて送られる。
図7は、方式1CにおけるQPCHおよびPCH上での例示的な送信を示している。この例において、サービスは、各320ミリ秒のスロットサイクル内の第2の、および最後のPCHスロットにマップされる。図4において既に記載したように、基地局は、4つの無線デバイス1ないし4のための、それらの割り当てられたQPCHスロット内の、PIビットをオンにする。基地局は、各スロットサイクルのための2つの指定されたPCHスロットにおいて同じグループページメッセージを送る。各無線デバイスは、各割り当てられたQPCHスロット内のそれのPIビットを通常のやり方で処理する。PIビットがオンにされると、無線デバイスは、割り当てられたQPCHスロットに最も近い指定されたPCHスロットをさらに処理し、無線デバイスによって受信されているサービスのために送られたグループページメッセージを探す。
基地局は、さらに加えて、無線デバイスのための割り当てられたPCHスロットに最も近い指定されたPCHスロットにおいて、各無線デバイスのための個別のページメッセージを送り得る。図7に示されている例では、基地局は、PCHスロットn+5において、グループページメッセージの後に、無線デバイス2への個別のページメッセージを送る。その代わりに、基地局は、割り当てられたPCHスロットにおいて、無線デバイスへの個別のページメッセージを送ってもよい。
方式1Cは、同じページメッセージを多数回送ることによって、ページング遅延を低減する。無線デバイスのための個別のページメッセージが指定されたPCHスロットにおいて送られるとき、方式1Cは、さらに加えて、順方向リンク上のページングロードを分散する。幾つかのページメッセージが無線デバイスからの応答を要求するので、方式1Cは、逆方向リンク上のローディングを拡散することができる。
方式1Dは、指定されたPCHスロットと関係付けられた指定されたQPCHスロット上で個別のPIビットを送り、各スロットサイクル内の1つの指定されたPCHスロットにおいてグループページメッセージを送る。各サービスは、方式1Bにおいて既に記載されたように、各スロットサイクル内の1つのPCHスロットにマップされる。しかしながら、割り当てられたQPCHスロットにおいて、各無線デバイスのためのPIビットを送るのではなく、全無線デバイスのためのPIビットが、指定されたPCHスロットと関係付けられた1つの指定されたQPCHスロットにおいて送られる。
図8は、方式1DにおけるQPCHおよびPCH上での例示的な送信を示している。この例において、サービスは、各320ミリ秒のスロットサイクル内の最後のPCHスロットにマップされる。各スロットサイクルにおいて、未決定のグループページメッセージがあるとき、基地局は、指定されたQPCHスロット内の4つの全無線デバイス1ないし4のためのPIビットをオンにする。次に、基地局は、指定されたPCHスロットにおいてグループページメッセージを送る。各無線デバイスは、指定されたQPCHスロット内のそれのPIビットを通常のやり方で処理する。PIビットがオンにされると、無線デバイスは、指定されたPCHスロットをさらに処理し、無線デバイスによって受信されているサービスのために送られたグループページメッセージを探す。
基地局は、それぞれ、指定されたQPCHスロットおよび指定されたPCHスロットにおいて、PIビットおよびサービスのためのグループページメッセージを送り得る。図8に示されているように、基地局は、指定されたPCHスロットにおいて、各無線デバイスのための個別のページメッセージも送り得る。この場合に、無線デバイスは、PIビットのための指定されたQPCHスロットのみを処理する必要があり、これは、各無線デバイスが起きる必要のあるQPCHスロットの数を最小化する。その代わりに、基地局は、無線デバイスへの個別のページメッセージを、割り当てられたPCHスロットにおいて送ってもよく、これは異なるPCHスロット全体においてページングロードを分散させる。この場合に、無線デバイスは、PIビットのための指定された、および割り当てられたQPCHスロットを処理し、PIビットがオンにされたときに、関係付けられたPCHスロットをさらに処理する。
方式1Eは、指定されたPCHスロットと関係付けられた指定されたQPCHスロット上で個別のPIビットを送り、各スロットサイクル内の多数の指定されたPCHスロットにおいてグループページメッセージを送る。各サービスは、方式1Cにおいて既に記載されたように、各スロットサイクル内の多数のPCHスロットにマップされる。これらの多数の指定されたPCHスロットは、多数の指定されたQPCHスロットと関係付けられる。各無線デバイスのためのPIビットは、無線デバイスのための割り当てられたQPCHスロットに最も近い指定されたQPCHスロットにおいて送られる。
図9は、方式1EにおけるQPCHおよびPCH上での例示的な送信を示している。この例において、サービスは、各320ミリ秒のスロットサイクル内の第2、および最後のPCHスロットにマップされる。各スロットサイクルにおいて、基地局は、第1の指定されたQPCHスロット内の無線デバイス1、2、および3のためのPIビットをオンにし、第2の指定されたQPCHスロット内の無線デバイス4のためのPIビットをオンにする。基地局は、2つの指定されたPCHスロットにおいて同じグループページメッセージを送る。各無線デバイスは、その無線デバイスに適切な指定されたQPCHスロット内の、それのPIビットを処理する。PIビットがオンにされると、無線デバイスは、指定されたPCHスロットをさらに処理し、無線デバイスによって受信されているサービスのために送られたグループページメッセージを探す。
単純化のために、図4ないし9は、PIビット、および1つのサービスのためのページメッセージの送信を示している。任意の数のサービスのためのページメッセージは、同様のやり方で送られ得る。
方式0、および1Aないし1Eは、個別の無線デバイスのためのPIビットをオンにし、これらの無線デバイスに、PCH上の未決定のページメッセージについて知らせる。したがって、基地局は、サービスと、これらのサービスを受信している無線デバイスとの間のマッピングを必要とする。所与のサービスのためのページメッセージを送るために、基地局は、先ず、サービスを受信している無線デバイスの全てを識別する。次に、基地局は、これらの無線デバイスのためのPIビットの位置を判断し、これらのPIビットをオンにする。RANは、サービスと無線デバイスとの間のこのマッピングにアクセスしなくてよい(例えば、このマッピングは、加入マネージャ134において位置し得る)。この場合に、基地局は、サービスのために送るページメッセージがあるとき、何れのPIビットをオンにするかを知らないであろう。
BIビットは、PCH上の未決定のページメッセージについて、無線デバイスに知らせるために使用され得る。各サービスはBIビットにマップされ、マッピングは、基地局と、サービスを受信している無線デバイスとの両者によって知られている。基地局は、サービスのための未決定のページメッセージがあるときは必ず、BIビットをオンにする。BIビットを使用すると、(1)サービスと無線デバイスとのマッピングの必要が無くなり、(2)ページメッセージのために送るQPCHのインジケータの数を低減することができる。
方式2は、グループページメッセージを知らせるためにBIビットを送り、指定されたPCHスロットにおいてグループページメッセージを送る。方式2では、サービスのためのBIビットおよび無線デバイスのためのPIビットは、QPCHスロット内の異なるビット位置において送られ、オーバーラップしない。各サービスは、各スロットサイクル内の1つのPCHスロットにマップされる。第1のスロット割り当ての実施形態において既に記載されたように、異なるサービスは、オーバーラップしているPCHスロットにマップされ、各無線デバイスが処理することを必要とするスロット数を最小化し得る。しかしながら、cdma2000の改訂Dによって定められているBIビットの数は制限されているので(9600bpsに対して8BIビット、および4800bpsに対して4BIビット)、第2のスロット割り当ての実施形態において既に記載されているように、異なるサービスが、(例えば、FLOW IDに基づいて)異なるPCHスロットにマップされ、衝突の可能性を低減する。
各サービスは、cdma2000の改訂Dによって定められた1対のBIビットにもマップされる。このマッピングは、(例えば、FLOW IDを使用して)ハッシュ関数に基づくことができ、その結果、各サービスは、異なるスロットサイクル内の異なる対のBIビットにマップされ、他のサービスとの衝突の確率を低減する。各サービスにおいて、サービスのための送るグループページメッセージがあるときに、サービスのためにBIビットはオンにされ、グループページメッセージは、指定されたPCHスロットにおいて送られる。
図10は、方式2におけるQPCHおよびPCH上での例示的な送信を示している。この例において、G1およびG2として示されている2つのサービスは、−2のSCIおよび320ミリ秒のスロットサイクルをもつ。これらのサービスの両者は、各スロットサイクル内の第1のPCHスロットにマップされ、同じ対のBIビットもマップされる。基地局は、各指定されたQPCHスロット内のBIビットを、対応する指定されたPCHスロット内に、任意のサービスのために送るグループページメッセージがあるときに、オンにする。図10に示されている例では、基地局は、PCHスロットnのためのBIビットをオンにし、このPCHスロットにおいて、サービスG1のためのグループページメッセージを送る。基地局は、PCHスロットn+4のためのBIビットをオンにして、このPCHスロットにおいて、サービスG1およびG2のためのグループページメッセージを送る。基地局は、PIビットもオンにし、無線デバイスのための割り当てられたPCHスロットにおいて個別のページメッセージを通常のやり方で送る。
各無線デバイスは、その無線デバイスによって受信されているサービスの全てのためのBIビットを処理する。BIビットがオンにされるときは必ず、無線デバイスは、PCHを処理し、無線デバイスによって受信されているサービスのために送られたグループページメッセージを探す。各無線デバイスは、それのPIビットも通常のやり方で処理し、これらのPIビットがオンにされるときは必ず、PCHを処理し、無線デバイスのために送られた個別のページメッセージを探す。図10に示されている例では、無線デバイス1は、PCHスロットnにおいて個別のページメッセージを受信し、無線デバイス4は、PCHスロットn+6において個別のページメッセージを受信する。
方式3は、グループページメッセージを知らせるための‘仮想の’BIビットを送り、指定されたPCHスロットにおいてグループページメッセージを送る。仮想のBIビットは、PIビットに使用された位置において送られ得る。各サービスは、各スロットサイクル内の1つのPCHスロットにマップされ、1対の仮想のBIビットもマップされる。各サービスのための仮想のBIビットは、各無線デバイスのためのPIビットと同様のやり方で(例えば、FLOW IDに基づいて)、ビットごとに、さらにスロットごとに、異なる位置へハッシュされ得る。したがって、異なるサービスのための仮想のBIビットは、QPCHスロット全体に拡散される。各サービスのための仮想のBIビットのマッピングは、基地局と、そのサービスを受信している無線デバイスとの両者によって知られている。各サービスにおいて、サービスのための仮想のBIビットは、サービスのために送るグループページメッセージがあるときに、オンにされ、グループページメッセージは、指定されたPCHスロットにおいて送られる。
図11は、方式3のためのQPCHおよびPCH上での例示的な送信を示している。この例において、2つのサービスG1およびG2は、それぞれ、各スロットサイクル内の第1および第2のPCHスロットにマップされる。サービスのために送るグループページメッセージがあるときに、基地局は、各サービスのためのBIビットをオンにする。図11に示されている例において、基地局は、PCHスロットn内のサービスG1のためのBIビットをオンにし、このPCHスロットにおいて、このサービスのためのグループページメッセージを送る。基地局は、PCHスロットn+1内のサービスG2のためのBIビットをオンにし、このPCHスロットにおいて、サービスG2のためのグループページメッセージを送る。基地局はPIビットもオンにし、無線デバイスのための割り当てられたPCHスロットにおいて、個別のページメッセージを送る。
仮想のBIビット数は、cdma2000の改訂Dによって定められているBIビット数よりも相当に多い。仮想のBIビットの使用は、異なるサービス間の衝突の確率を低減する。各サービスのための仮想のBIビットのハッシングは、無線デバイスのためのPIビットおよび他のサービスのためのBIビットとの衝突をランダム化する。衝突の確率がより低くなると、衝突による、PCHのための誤りの起動を低減する。しかしながら、各無線デバイスは、無線デバイスによって受信されている各サービスのための仮想のBIビットを処理する必要があるであろう。全サービスのための仮想のBIビットが、所与のQPCHスロット全体で拡散され得るので、無線デバイスは、仮想BIビット間でスリープできないことがある。
方式4は、方式2に類似しているが、(1)使用可能なBIビット数を増加して、衝突の確率を低減することと、(2)これらのBIビットを近い時間に一緒に置き、無線デバイスが、所与のQPCHスロットにおいて多数回起きる必要なしに、適切なBIビットの全てを受信できるようにすることとが異なる。方式4において、サービスのためのBIビットと、無線デバイスのためのPIビットとは、QPCHスロット内の異なるビット位置において送られ、オーバーラップしない。各サービスは、各スロットサイクル内の1つのPCHスロットにマップされ、1対のBIビットもマップされる。サービス数が、使用可能なBIビット数以下であるときは、各サービスは、異なる固有の対のBIビットにマップされ、衝突を避けることができる。サービス数が使用可能なBIビット数よりも多いときは、各サービスは、異なるスロット内の異なるBIビットにハッシュされ(ここで、ハッシングは、所与のQPCHスロットにおいて2BIビット異なる)、他のサービスとの衝突をランダム化する。何れの場合においても、より多くの使用可能なBIビットをもつと、サービス中の衝突の確率を低減する。各サービスのBIビットは、サービスのために送るグループページメッセージがあるときは、オンにされ、グループページメッセージは、指定されたPCHスロットにおいて送られる。
図12は、方式4におけるQPCHおよびPCH上での例示的な送信を示している。この例において、2つのサービスG1およびG2は、方式2において既に記載されている。基地局は、各サービスのBIビットを、そのサービスのために送るグループページメッセージがあるときに、オンにする。図12に示されている例において、基地局は、PCHスロットn内のサービスG2のためのBIビットをオンにし、このPCHスロットにおいてこのサービスのためのグループページメッセージを送る。基地局は、PCHスロットn内のサービスG1のためのBIビットをオフにし、このサービスを受信している無線デバイスは、このサービスのためにPCHを処理する必要はない。基地局は、PCHスロットn+4内のサービスG1およびG2のためのBIビットをオンにし、このPCHスロットにおいてこれらのサービスのためのグループページメッセージを送る。基地局は、PIビットもオンにし、無線デバイスのための割り当てられたPCHスロットにおいて個別のページメッセージを送る。全サービスのBIビットが互いに近いので、各無線デバイスは、1回の起動で、受信されたこれらのBIビットを処理することができる。各無線デバイスは、その無線デバイスによって受信されているサービスの何れかのためのBIビットが、オンにされるときのみ、PCHを処理する。
使用可能なBIビット数は、一定であっても、予想数のサービス、望ましい衝突率、および/または他の要因に基づいて選択されてもよい。例えば、10、20、または何かの他の数のBIビットが、各指定されたQPCHスロットに対して定められ得る。使用可能なBIビット数は、実際のサービス数または他の要因、あるいはこの両者に基づいても、調整可能であり得る。何れの場合においても、無線デバイスは、使用可能なBIビット数、これらのBIビットの位置、および各サービスがマップする特定のBIビットについての知識をもつ。
サービスのためのBIビットは、無線デバイスのためのPIビットよりも、オンにされるより高い可能性をもち得る。PIビットとBIビットとの衝突を避けるために、無線デバイスのためのPIビットは、BIビットに使用されていない位置へマップされ得る。例えば、PIビットをマップするのに使用されるハッシュ関数は、BIビットの位置を選択するのを避けるように変更され得る。
方式5は、方式1A、1D、および1Eの一般化である。方式5において、相対的なスロットサイクルの指標(SCIrel)は、QPCHのSCIと有効なPCHのSCIとの間の差として定められる。QPCHのSCIは、所与の無線デバイスのためのPIビットを送るためのSCIである。有効なPCHのSCIは、サービスのためのグループページメッセージを送るためのSCIである。図4に示されている例では、各無線デバイスのためのPIビットが−2のQPCHのSCIで(または、4つのQPCHスロットごとに)送られ、グループページメッセージが−4のPCHのSCI(または、全てのPCHスロット)で送られるので、方式1Aにおける相対的なSCIは、SCIrel=SCI+2である。図8に示されている例では、方式1Dにおける相対的なSCIは、SCIrel=0である。図9に示されている例では、方式1Eにおける相対的なSCIは、SCI+2≧SCIrel≧0である。他の例は、異なる相対的なSCIをもち得る。相対的なSCIの好適な選択は、例えば、マルチキャスト/ブロードキャストサービスと音声サービスとのためのスロットサイクル間の差、マルチキャスト/ブロードキャストおよび音声サービスと関係付けられる相対的なページングロード、等のような、種々の要因に依存する。
図13Aは、PIビットおよびグループページメッセージを使用して、マルチキャストおよびブロードキャストサービスのためのシグナリングを送信するプロセス1300を示している。プロセス1300は、方式1Aないし1Eにおいて使用され得る。最初に、基地局は、サービスのために送るシグナリングを受信する(ブロック1312)。基地局は、サービスを受信している全無線デバイスを識別し、これらの無線デバイスのためのPIビットの位置を判断する(ブロック1314)。基地局は、(方式1A、1B、および1Cにおける)これらの無線デバイスのための割り当てられたQPCHスロット、または(方式1Dおよび1Eにおける)サービスのための指定されたQPCHスロット、あるいはこの両者において、これらのPIビットをオンにする(ブロック1316)。次に、基地局は、(方式1Aにおいて)これらの無線デバイスのための割り当てられたPCHスロット、または(方式1B、1C、1D、および1Eにおいて)サービスのための指定されたPCHスロット、あるいはこの両者においてグループページメッセージを送信する(ブロック1318)。
図13Bは、BIビットおよびグループページメッセージを使用して、マルチキャストおよびブロードキャストサービスのためのシグナリングを送信するプロセス1350を示している。プロセス1350は、方式2ないし4において使用され得る。最初に、基地局は、サービスのために送るシグナリングを受信する(ブロック1352)。次に、基地局は、このサービスのためのBIビットの位置を判断する(ブロック1354)。既に記載されたように、サービスは、異なる方式において異なるBIビット位置へマップされ得る。基地局は、サービスのための指定されたQPCHスロット内のこれらのBIビットをオンし(ブロック1356)、次に、サービスのための指定されたPCHスロットにおいてグループページメッセージを送信する(ブロック1358)。
図14Aは、PIビットおよびグループページメッセージを使用して、マルチキャストおよびブロードキャストサービスのためのシグナリングを受信するプロセス1400を示している。プロセス1400は、方式1Aないし1Eにおいて使用され得る。最初に、無線デバイスは、それのPIビットの位置を判断する(ブロック1412)。次に、無線デバイスは起きて、(方式1A、1B、および1Cにおいて)割り当てられたQPCHスロット、または(方式1Dおよび1Eにおいて)受信されているサービスのための指定されたQPCHスロット、あるいはこの両者内のこれらのPIビットを処理する(ブロック1414)。次に、PIビットがオンにされるかどうかを判断する(ブロック1416)。答えが‘イエス’であるときは、無線デバイスは、(方式1Aにおいて)無線デバイスのための割り当てられたPCHスロット、または(方式1B、1C、1D、および1Eにおいて)受信されているサービスのための指定されたPCHスロット、あるいはこの両者におけるPCHを処理する(ブロック1418)。無線デバイスは、サービスのために送られるグループページメッセージ、および無線デバイスのための個別のページメッセージを探す。ブロック1416の答えが‘ノー’であるとき、およびブロック1418の後で、無線デバイスは、それが、QPCHを処理するために、次に起きるべきときを判断する(ブロック1420)。次に、無線デバイスは、この時までスリープする(ブロック1422)。
図14Bは、BIビットおよびグループページメッセージを使用して送られるマルチキャストおよびブロードキャストサービスのためのシグナリングを受信するプロセス1450を示している。プロセス1450は、方式2ないし4において使用され得る。最初に、無線デバイスは、無線デバイスによって受信されているサービスのためのBIビットの位置を判断する(ブロック1452)。次に、無線デバイスは起きて、これらのサービスのための次の指定されたQPCHスロット内の、これらのBIビットを処理する(ブロック1454)。次に、BIビットがオンにされるかどうかが判断される(ブロック1456)。答えが‘イエス’であるときは、無線デバイスは、指定されたPCHスロットにおけるPCHを処理し、無線デバイスによって受信されているサービスのために送られたグループページメッセージを探す(ブロック1458)。ブロック1456に対する答えが‘ノー’であるとき、およびブロック1458の後で、無線デバイスは、それが、QPCHを処理するために、次に起きるべきときを判断する(ブロック1460)。次に、無線デバイスは、この時までスリープする(ブロック1462)。無線デバイスは、指定された、または割り当てられた、あるいはこの両者のQPCHスロット内の、それのPIビットも処理し、指定された、または割り当てられた、あるいはこの両者のPCHスロットのためのPCHを処理し、無線デバイスのために送られた個別のページメッセージを探し得る。
上述において、QPCHのインジケータを送り、マルチキャストおよびブロードキャストサービスのためのページメッセージを送るための種々の方式が記載された。使用する個々の方式が、例えば、支援されるサービス数、これらのサービスのためのページング要件、これらのサービスを受信する無線デバイスの数、これらの無線デバイスの分布、ページング領域、サービスのためのページメッセージを送るのに使用可能な情報、システムのためのページングロード、システムの能力、等のような、種々の要因に基づいて選択され得る。
例えば、システムが、サービスと、これらのサービスを受信している無線デバイスとの間のマッピングをもつとき、方式5は良好な性能を与えることができ、使用され得る。所与のサービスのためのページメッセージを送るために、マッピングを使用して、何れの無線デバイスがページメッセージを送るかを判断する。これらの無線デバイスのためのPIビットが判断され、オンにされ、ページメッセージが、サービスのために選択された相対的なSCIに基づいて、既に記載されたように送られる。方式5は、次の望ましい特徴をもつ。
1.新しいPCH/QPCH構造は不要であるが、QPCHスロットからPCHスロットへのマッピングは変更される。
2.サービスを受信していない無線デバイスのPIビットが、サービスによってオンにされないので、それらに対する重大な影響はない。
3.無線デバイスは、少なくとも1つのサービスを受信しているときは、指定されたQPCHスロットにおいて、何れのサービスも受信していないときは、割り当てられたQPCHスロットにおいて、または指定されたQPCHスロットと割り当てられたQPCHスロットの両者において、そのPIビットを受信し得る。
4.無線デバイスの実施コストは、小さい。
システムが、サービスと、これらのサービスを受信している無線デバイスとの間にマッピングをもっていないとき、方式4は良好な性能を与えることができ、使用され得る。所与のサービスのためのページメッセージを送るために、サービスのためのBIビットが判断され、オンにされ、ページメッセージは、サービスのための指定されたPCHスロットにおいて送られる。方式4は、次の特徴をもつ。
1.新しいQPCH構造は使用されるが、それは十分な後方互換性がある。
2.QPCH/PCHのマッピングが変更され、グループページメッセージに使用される指定されたPCHスロットは、固定されていても、またはFLOW IDに基づいて選択されてもよい。
3.BIビット数、およびBIビットへのサービスのマッピングが、(例えば、シグナリングによって)無線デバイスに知らされ、調整可能であり得る。
4.基地局は、(もし、あるならば)何れの無線デバイスが所与のサービスを受信しているかを知る必要がない。
上述の方式の多くにおいては、多数のサービスが同じQPCHのインジケータにマップし得る。そのような衝突が生じ、インジケータがオンにされるとき、何れのサービスがインジケータをオンにしたかを知り、PCH上に未決定のページメッセージをもつことが望ましい。この情報が使用可能であるときは、インジケータをオンにしたサービスを受信している無線デバイスのみが、PCHを処理する必要があるであろう。他の全ての無線デバイスは、PCHの処理を飛ばし、直接にスリープすることができる。
QPCHのインジケータは、cdma2000におけるオン/オフキーイングを使用して送られる。(何れのサービスが、所与のインジケータをオンにしたかのような)追加情報は、オン/オフキーイングよりも、より高次の符号化/変調方式を使用することによって伝えられ得る。cdma2000において、各QPCHのインジケータは、9600bpsのレートにおいて2つのシンボル、および4800bpsのレートにおいて4つのシンボルからなる。一般に、所与のQPCHのインジケータのシンボルの全ては、オンまたはオフの何れかにされ得る。1つのインジケータは、9600bpsのレートにおいて、“++”として、4800bpsのレートにおいて“++++”として表わされ得る。ここで、各“+”は、適切な電力レベルで送信される1つのシンボルを表わす。
シンボルが送信されるとき、追加情報は、各シンボルを、標準の極性(“+”)または逆の極性(“−”)の何れかをもつ各シンボルを送信することによって伝えられ得る。多数のインジケータ値が、シンボル値の異なる系列で定められ得る。次に、サービスは、異なるインジケータ値にマップされ得る。いくつかの例示的な符号化/変調方式を次に記載する。
9600bpsのレートにおいて、サービスは、グループA、B、およびCとして示されている3つのグループに配置され得る。グループAは、シグナリング系列“+−”によって表され、グループBは、系列“−+”によって表わされ、グループCは、系列“−−”によって表わされ、2つ以上のグループA、B、およびCの組合せは、系列“++”によって表わされ得る。基地局は、QPCHのインジケータのための系列“+−”を送信し、グループAのみにおけるサービスのためのページメッセージを送り、系列“−+”を送信して、グループBのみにおけるサービスのためのページメッセージを送り、系列“−−”を送信して、グループCのみにおけるサービスのためのページメッセージを送り、系列“++”を送信して、グループA、B、およびCの任意の組合せにおけるサービスのためのページメッセージを送る。この符号化/変調方式を知っている新しい無線デバイスは、組合せる前にシンボルを適切に反転し、QPCHのインジケータを正確に検出することができるであろう。この変調方式を知らないレガシーの無線デバイスは、単に2つの受信シンボルを組合せて、恐らくは、“+−”、“−+”、および“−−”の系列のためのオフのインジケータと、“++”の系列のためのオンのインジケータとを検出するであろう。ページメッセージが、サービスのために頻繁に送られないときは、“++”の系列は、可能性の低いイベントであり、レガシーの無線デバイスによる誤りの検出率も低い。
4800bpsのレートにおいて、サービスは、7つのグループに配置され得る。8個の異なるシグナリング系列は、“++++”、“++−−”、“+−+−”、“+−−+”、“−−−−”、“−−++”、“−+−+”、および“−++−”のように定められ得る。最後の7個の系列は、7個のグループに割り当てられ、ページメッセージが1つのみのグループのために送られるときは必ず、QPCHのインジケータにおいて送られ得る。最初の系列“++++”は、2つ以上のグループのためのページメッセージが送られるときは必ず送られ得る。その代わりに、16個の異なるシグナリング系列が、4つのシンボルにおける16個の可能な値の組合せのために定められ得る。15個の系列が15個のグループに割り当てられ、ページメッセージが1つのみのグループのために送られるときは必ず、QPCHのインジケータにおいて送られ得る。最初の系列“++++”は、ページメッセージが2つ以上のグループのために送られるときは必ず送られ得る。
QPCHのインジケータのための幾つかの例示的な符号化/変調方式が、上述において記載された。他の符号化/変調方式もQPCHのインジケータに使用され得る。無線デバイスは、検出閾値を使用して、可能な値の何れが所与のインジケータのために送られたかを判断する。検出閾値は、失敗した検出および誤りの警報に関して、良好な検出の性能を達成するために設定され得る。
図15は、衝突の可能性を低減するように、QPCHのインジケータを送るプロセス1500を示している。最初に、少なくとも1ページのメッセージが送られることになる少なくとも1つのサービスが識別される(ブロック1512)。少なくとも1つのサービスに対応するインジケータ値が、多数の可能なインジケータ値の中から選択される(ブロック1514)。この選択は、既に記載したように形成され得るテーブルに基づき得る。次に、選択されたインジケータ値がQPCH上で送信され、少なくとも1ページのメッセージが少なくとも1つのサービスのために送られていることを示す(ブロック1516)。
図16は、基地局122xおよび無線デバイス110xの実施形態のブロック図を示している。基地局122xにおいて、符号器1610は、ページメッセージおよび他のメッセージのためのデータを受信し、受信データを処理する(例えば、符号化し、インターリーブし、シンボルマップする)。変調器1612は、種々のトラヒックおよび制御チャネル(例えば、QPCHおよびPCH)のために、チャネル化、スペクトル拡散、スクランブリング、等を行ない、データチップのストリームを与える。送信機ユニット(TMTR)1614は、データチップを調整し(例えば、アナログに変換し、増幅し、フィルタにかけ、周波数アップコンバートし)、順方向リンク信号を生成し、それはアンテナ1616を介して送信される。
無線デバイス110xにおいて、アンテナ1652は、基地局122xから順方向リンク信号を受信し、受信信号を受信機ユニット(RCVR)1654に与える。受信機ユニット1654は、受信信号を調整し(例えば、フィルタにかけ、増幅し、周波数ダウンコンバートし)、調整された信号をディジタル化し、データサンプルを与える。復調器(demodulator, Demod)1656は、データサンプルを処理し、シンボル推定値を与える。復調器1656は、制御装置1660によって指示されたように、QPCHのインジケータの検出も行なう。復号器1658は、シンボル推定値を処理し(例えば、デマップし、デインターリーブし、復号し)、ページおよび他のメッセージのための復号されたデータを与える。
制御装置1620および1660は、それぞれ、基地局122xおよび無線デバイス110xにおける動作を指示する。制御装置1620および1660は、それぞれ、送信および受信のシグナリングのための種々の機能も行ない得る。メモリユニット1622および1662は、それぞれ、制御装置1620および1660のためのデータおよびプログラムコードを記憶する。タイマ1664は、時間情報を与え、制御装置1660はそれを使用して、QPCHおよびPCHを処理するために起きるときを判断する。
当業者には、情報および信号が、種々の異なる技術および技法の何れかを使用して表わされ得ることが分かるであろう。例えば、上述全体で参照され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界または磁性粒子、光学場または光学粒子、あるいはその任意の組合せによって表わされ得る。
当業者は、本明細書に開示されている実施形態に関連して記載されている種々の例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムのステップが、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両者の組合せとして実施され得ることも分かるであろう。ハードウェアとソフトウェアとのこの互換性を明白に示すために、種々の例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップは、それらの機能性に関して、上述で概ね記載された。このような機能がハードウェアとして実施されるか、またはソフトウェアとして実施されるかは、システム全体に課された個々の用途および設計の制約に依存する。熟練した技能をもつ者は、各個々の用途のために種々のやり方で、記載された機能性を実施し得るが、そのような実施の決定は、本発明の範囲からの逸脱を招くものとして解釈されるべきではない。
本明細書において開示された実施形態に関連して記載された種々の例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、ディジタル信号プロセッサ(digital signal processor, DSP)、特定用途向け集積回路(application specific integrated circuit, ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(field programmable gate array, FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートなゲートまたはトランジスタ論理、ディスクリートなハードウェア構成要素、あるいは本明細書に記載されている機能を実行するように設計された組合せで実施または実行され得る。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよいが、その代わりに、プロセッサは、従来のプロセッサ、制御装置、マイクロ制御装置、または状態機械であってもよい。プロセッサは、コンピューティングデバイスの組合せ、例えば、1つのDSPと1つのマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、1つ以上のマイクロプロセッサと1つのDSPのコアとの組合せ、または他のこのような構成としても実施され得る。
本明細書に開示されている実施形態に関連して記載された方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェアにおいて、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールにおいて、または2つの組合せにおいて直接的に具体化され得る。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、取り外し可能ディスク、CD−ROM、または当技術において知られている記憶媒体の何か他の形態の中に存在し得る。例示的な記憶媒体はプロセッサに接続され、プロセッサが記憶媒体から情報を読み出し、かつそこへ情報を書き込みことができるようにする。その代りに、記憶媒体は、プロセッサと一体構成であってもよい。プロセッサおよび記憶媒体は、ASIC内に存在し得る。ASICは、無線デバイスまたは基地局に存在し得る。その代りに、プロセッサおよび記憶媒体は、無線デバイスまたは基地局において、ディスクリートな構成要素として存在し得る。
開示された実施形態のこれまでの記述は、当業者が本発明を作成または使用できるようにするために与えられている。当業者には、これらの実施形態に対する種々の変更は容易に明らかになり、本明細書に定められている一般的な原理は、本発明の意図および範囲から逸脱することなく、他の実施形態に適用され得る。したがって、本発明は、本明細書に示されている実施形態に制限されることを意図されず、本明細書に開示されている原理および新規な特徴に一致する最も幅広い範囲にしたがうことを意図されている。
通信システムを示す図。 cdma2000におけるQPCHおよびPCHを示す図。 QPCHにおいて送られる異なるタイプのインジケータを示す図。 3つのサービスのためのオーバーラップしているスロット割り当てを示す図。 4つのサービスのための互い違いに配置されたスロット割り当てを示す図。 方式0におけるQPCHおよびPCH上での例示的な送信を示す図。 方式1AにおけるQPCHおよびPCH上での、PIビットおよびグループページメッセージを使用した例示的な送信を示す図。 方式1BにおけるQPCHおよびPCH上での、PIビットおよびグループページメッセージを使用した例示的な送信を示す図。 方式1CにおけるQPCHおよびPCH上での、PIビットおよびグループページメッセージを使用した例示的な送信を示す図。 方式1DにおけるQPCHおよびPCH上での、PIビットおよびグループページメッセージを使用した例示的な送信を示す図。 方式1EにおけるQPCHおよびPCH上での、PIビットおよびグループページメッセージを使用した例示的な送信を示す図。 方式2におけるQPCHおよびPCH上での、BIビットおよびグループページメッセージを使用した例示的な送信を示す図。 方式3におけるQPCHおよびPCH上での、BIビットおよびグループページメッセージを使用した例示的な送信を示す図。 方式4におけるQPCHおよびPCH上での、BIビットおよびグループページメッセージを使用した例示的な送信を示す図。 PIビットおよびグループページメッセージを使用してシグナリングを送信するプロセスを示す図。 BIビットおよびグループページメッセージを使用してシグナリングを送信するプロセスを示す図。 PIビットおよびグループページメッセージを使用して送られるシグナリングを受信するプロセスを示す図。 BIビットおよびグループページメッセージを使用して送られるシグナリングを受信するプロセスを示す図。 QPCHのインジケータを送信して、衝突を低減するプロセスを示す図。 基地局および無線デバイスのブロック図。
符号の説明
100・・・システム、110・・・無線デバイス、122・・・基地局、1300,1350,1400,1450,1500・・・プロセス。

Claims (33)

  1. 通信システムにおいてシグナリングを送信する方法であって、
    サービスを受信している複数の無線デバイスのためのページングインジケータの位置を判断することと、
    サービスのために送られているページメッセージを示すページングインジケータを送信することと、
    サービスのためのページメッセージを複数の無線デバイスへ送信することとを含み、
    前記ページングインジケータを送信することは、
    前記複数の無線デバイスの各々のためのページングインジケータを、前記無線デバイスに割り当てられたスロットにおいて送信することと、
    前記複数の無線デバイスの全てのためのページングインジケータを、サービスのための指定されたスロットにおいて送信することとを含む方法。
  2. サービスのための識別子をもつページメッセージを形成することをさらに含む請求項1記載の方法。
  3. サービスが、各スロットサイクル内の多数の指定されたスロットと関係付けられ、ページングインジケータを送信することが、複数の無線デバイスの各々のためのページングインジケータを、無線デバイスに割り当てられたスロットの最も近くに続く指定されたスロットにおいて送信することを含む請求項1記載の方法。
  4. ページメッセージを送信することが、ページメッセージを複数の無線デバイスの各々へ、無線デバイスに割り当てられたスロットにおいて送信することを含む請求項1記載の方法。
  5. ページメッセージを送信することが、ページメッセージを複数の無線デバイスの全てへ、サービスのための指定されたスロットにおいて送信することを含む請求項1記載の方法。
  6. ページメッセージを送信することが、ページメッセージを、サービスのための多数の指定されたスロットにおいて送信することを含む請求項1記載の方法。
  7. 通信システムにおける装置であって、
    サービスを受信している複数の無線デバイスのためのページングインジケータの位置を判断するように動作する制御装置と、
    サービスのために送られるページメッセージを示すページングインジケータを送信し、サービスのためのページメッセージを複数の無線デバイスへ送信するように動作する送信機ユニットとを含み、
    前記送信機ユニットは、
    前記複数の無線デバイスの各々のためのページングインジケータを、無線デバイスに割り当てられたスロットにおいて送信するように動作し、
    複数の無線デバイスのためのページングインジケータを、サービスのための少なくとも1つの指定されたスロットにおいて送信するように動作する装置。
  8. 前記送信機ユニットが、ページメッセージを複数の無線デバイスの各々へ、無線デバイスに割り当てられたスロットにおいて送信するように動作する請求項7記載の装置。
  9. 前記送信機ユニットが、ページメッセージを複数の無線デバイスへ、サービスのための少なくとも1つの指定されたスロットにおいて送信するように動作する請求項7記載の装置。
  10. 通信システムにおける装置であって、
    サービスを受信している複数の無線デバイスのためのページングインジケータの位置を判断する手段と、
    サービスのために送られるページメッセージを示すページングインジケータを送信する手段と、
    サービスのためのページメッセージを複数の無線デバイスへ送信する手段とを含み、
    前記ページングインジケータを送信する手段は、
    前記複数の無線デバイスの各々のためのページングインジケータを、無線デバイスに割り当てられたスロットにおいて送信する手段と、
    前記複数の無線デバイスのためのページングインジケータを、サービスのための少なくとも1つの指定されたスロットにおいて送信する手段とを含む装置。
  11. 前記ページメッセージを送信する手段が、ページメッセージを複数の無線デバイスの各々へ、無線デバイスに割り当てられたスロットにおいて送信する手段を含む請求項10記載の装置。
  12. 前記ページメッセージを送信する手段が、ページメッセージを複数の無線デバイスへ、サービスのための少なくとも1つの指定されたスロットにおいて送信する手段を含む請求項10記載の装置。
  13. 通信システムにおいてシグナリングを送信する方法であって、
    サービスのためのブロードキャストインジケータの位置を判断することであって、システムにおいて使用するために使用可能なブロードキャストインジケータの数が、cdma2000の改訂Dによって指示されているブロードキャストインジケータの数よりも多いことと、
    サービスのために送られたページメッセージを示すブロードキャストインジケータを送信することと、
    サービスのためのページメッセージを複数の無線デバイスへ送信することとを含み、
    前記ブロードキャストインジケータを送信することは、
    前記ブロードキャストインジケータを、前記複数の無線デバイスのためのサービスのために指定されたスロットにおいて送信することを含み、
    前記ページメッセージを送信することは、ページメッセージを、サービスのための指定されたスロットにおいて送信することを含む方法。
  14. サービスのためのブロードキャストインジケータの位置を判断することが、
    ブロードキャストインジケータに使用可能な所定数の位置の中で、擬似ランダムな位置へサービスをマップすることを含む請求項13記載の方法。
  15. サービスのためのブロードキャストインジケータの位置を判断することが、
    ブロードキャストインジケータに使用可能な所定数の位置の中で、固定の位置へサービスをマップすることを含む請求項13記載の方法。
  16. サービスのためのブロードキャストインジケータの位置を判断することが、
    ページングインジケータおよびブロードキャストインジケータに使用可能な全ての位置の中で、擬似ランダムな位置へサービスをマップすることを含む請求項13記載の方法。
  17. 少なくとも1つの基準に基づいて使用するために使用可能なブロードキャストインジケータの数を選択することをさらに含む請求項13記載の方法。
  18. 複数のサービスをオーバーラップしているスロットに割り当てて、複数のサービスのためのページメッセージのために処理するスロット数を低減することをさらに含む請求項13記載の方法。
  19. 複数のサービスを異なるスロットに割り当てて、複数のサービス間の衝突を低減することをさらに含む請求項13記載の方法。
  20. 通信システムにおける装置であって、
    サービスのためのブロードキャストインジケータの位置を判断する手段であって、システムにおいて使用するために使用可能なブロードキャストインジケータの数が、cdma2000の改訂Dによって指示されているブロードキャストインジケータの数よりも多い手段と、
    サービスのために送られたページメッセージを示すブロードキャストインジケータを送信する手段と、
    サービスのためのページメッセージを複数の無線デバイスへ送信する手段とを含み、
    前記ブロードキャストインジケータを送信する手段は、
    前記ブロードキャストインジケータを、前記複数の無線デバイスのためのサービスのために指定されたスロットにおいて送信する手段を含み、
    前記ページメッセージを送信する手段は、ページメッセージを、サービスのための指定されたスロットにおいて送信する手段を含む装置。
  21. 前記サービスのためのブロードキャストインジケータの位置を判断する手段が、
    ブロードキャストインジケータに使用可能な所定数の位置の中で、擬似ランダムな位置または固定の位置へサービスをマップする手段を含む請求項20記載の装置。
  22. 前記サービスのためのブロードキャストインジケータの位置を判断する手段が、
    ページングインジケータおよびブロードキャストインジケータのために使用可能な全ての位置の中で、擬似ランダムな位置へサービスをマップすることを含む請求項20記載の装置。
  23. 複数のサービスをオーバーラップしているスロットに割り当てて、複数のサービスのためのページメッセージのために処理するスロット数を低減する手段をさらに含む請求項20記載の装置。
  24. 複数のサービスを異なるスロットに割り当てて、複数のサービス間の衝突を低減する手段をさらに含む請求項20記載の装置。
  25. 通信システムにおいてシグナリングを受信する方法であって、
    無線デバイスのためのページングインジケータの位置を判断することと、
    所定の位置におけるページングインジケータを処理して、ページメッセージが、その無線デバイスおよび少なくとも1つの他の無線デバイスによって受信されるサービスのために潜在的に送られているかどうか確認することと、
    ページングインジケータが、ページメッセージが潜在的に送られていることを示すときは、ページングチャネルを処理して、サービスのためのページメッセージを探すこととを含み、
    前記ページングインジゲータは、サービスのための指定されたスロットにおける受信される方法。
  26. 前記無線デバイスに割り当てられたスロットにおけるページングインジゲータを受信することをさらに含む請求項33記載の方法。
  27. 無線デバイスに割り当てられたスロットにおけるページングチャネルを処理することをさらに含む請求項25記載の方法。
  28. サービスのための指定スロットにおけるページングチャネルを処理することをさらに含む請求項25記載の方法。
  29. 通信システムにおいてシグナリングを受信する方法であって、
    複数の無線デバイスによって受信されているサービスのためのブロードキャストインジケータの位置を判断することであって、システムにおいて使用するために使用可能なブロードキャストインジケータの数が、cdma2000の改訂Dによって指示されているブロードキャストインジケータの数よりも多いことと、
    所定の位置におけるブロードキャストインジケータを処理して、ページメッセージがサービスのために潜在的に送られているかどうかを確認することと、
    ページングインジケータが、ページメッセージが潜在的に送られていることを示すときは、ページングチャネルを処理して、サービスのためのページメッセージを探すこととを含み、
    サービスのための指定スロットにおいて前記ブロードキャストインジケータを受信し、サービスのための指定スロットにおけるページングチャネルを処理する方法。
  30. 通信システムにおいてインジケータを送信する方法であって、
    少なくとも1つのページメッセージが送られる少なくとも1つのサービスを識別することと、
    複数の可能なインジケータ値の中から、少なくとも1つのサービスに対応するインジケータ値を選択することと、
    選択されたインジケータ値を送信して、少なくとも1つのページメッセージが少なくとも1つのサービスのために送られていることを示すこととを含み、
    複数の可能なインジケータ値の1つが、多数のグループのサービスのために送られるページメッセージに対応し、複数の可能なインジケータ値の残りの各々が、各グループのサービスのために送られる少なくとも1つのページのメッセージに対応する方法。
  31. 1つのインジケータ値が、オンにされるページングインジケータとして検出可能であり、残りのインジケータ値の各々が、オフにされるページングインジケータとして検出可能であるように、複数の可能なインジケータ値を形成することをさらに含む請求項30記載の方法。
  32. 通信システムにおける装置であって、
    少なくとも1つのページのメッセージが送られる少なくとも1つのサービスを識別する手段と、
    複数の可能なインジケータ値の中から、少なくとも1つのサービスに対応するインジケータ値を選択する手段と、
    少なくとも1つのページメッセージが少なくとも1つのサービスのために送られることを示す選択されたインジケータ値を送信する手段とを含み、
    複数の可能なインジケータ値の1つが、多数のグループのサービスのために送られるページメッセージに対応し、複数の可能なインジケータ値の残りの各々が、各グループのサービスのために送られる少なくとも1つのページのメッセージに対応する装置。
  33. 1つのインジケータ値が、オンにされるページングインジケータとして検出可能であり、残りのインジケータ値の各々が、オフにされるページングインジケータとして検出可能であるように、複数の可能なインジケータ値を形成する手段をさらに含む請求項32記載の装置。
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