JP6925438B2 - Mtc機器の電力消費を抑えるシグナリング指標 - Google Patents

Mtc機器の電力消費を抑えるシグナリング指標 Download PDF

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Description

本開示は、一般に、無線通信に関し、より詳細には、シグナリング指標によるMTC機器の電力消費に関する。
3GPPは、マシン−ツー−マシン(M2M)および/またはモノのインターネット(IoT)関連の使用事例を網羅する技術を規定し、発展させている。3GPPリリース13の場合、新たなUEカテゴリM1(Cat−M1)を伴うマシンタイプ通信(MTC)をサポートするエンハンスメント、最大6つの物理リソースブロック(PRB)の低減された最大帯域幅をサポートすること、ならびに新たな無線インターフェース(および、UEカテゴリNB1(Cat−NB1))を規定する狭帯域IoT(NB−IoT)作業項目を含む。
MTCに関して3GPPリリース13に導入されたLTEエンハンスメントを「eMTC」と称し、帯域幅制限UE、Cat−M1、Cat−M2のサポート、およびカバレッジエンハンスメントのサポートを含むが、これらに限定されない、3GPPリリース14に導入されたさらなるエンハンスメントを「FeMTC」と称する。これは、NB−IoTから議論を分離するためであるが、サポートされる特徴は一般的なレベルで類似する。
「レガシー」LTE、たとえば、リリース8ユーザ機器と(NB−IoTと同様に)eMTCまたはFeMTC作業用に規定された手順およびチャネルとの間には、複数の差異が存在する。いくつかの重要な差異は、eMTCにおいて用いられるMPDCCHおよびNB−IoTにおいて用いられるNPDCCHと呼ばれる、新たな物理ダウンリンク制御チャネルを含む。
3GPP RAN#70ミーティングにおいては、狭帯域IoT(NB−IoT)という名称のリリース13作業項目が認められた。その目的は、屋内カバレッジの改善、莫大な数の低スループット機器のサポート、耐遅延用途、超低機器コスト、低機器電力消費、および(最適化)ネットワークアーキテクチャに対処するセルラーのモノのインターネット(IoT)の無線アクセスを規定することである。
NB−IoTの場合は、3つの異なる動作モード、すなわち、スタンドアロン、ガードバンド、およびインバンドが規定されている。スタンドアロンモードにおいて、NB−IoTシステムは、専用周波数帯で動作する。インバンド動作の場合、NB−IoTシステムは、現行のLTEシステムが使用する周波数帯内に配置可能である一方、ガードバンドモードの場合、NB−IoTシステムは、現行の(レガシー)LTEシステムが使用するガードバンドにおいて動作可能である。NB−IoTは、180kHzのシステム帯域幅で動作可能である。複数のキャリアが設定された場合は、複数の180kHzキャリアの使用により、たとえばシステム容量の増大、セル間干渉協調、負荷分散等を行うことができる。
通常よりも多くの容量を必要とする特定の使用事例、たとえば、ソフトウェアまたはファームウェアのアップグレードに適応するため、マルチキャリア動作が用いられる。NB−IoT危機は、アンカーキャリア上のシステム情報をリッスンするが、データが存在する場合は、通信を副キャリアに移動可能である。
3GPP RAN#75ミーティングにおいては、レイテンシおよび電力消費のさらなる低減、測定精度の向上、NPRACH信頼性のエンハンスメント、およびレンジエンハンスメント等に関してNB−IoTの性能をさらに拡張する実用的な合意として、別途NB−IoTエンハンスメント リリース15作業項目が合意されている(RP−170852参照)。また、レイテンシおよび電力消費のさらなる低減は、以下のような目的の1つである。
レイテンシおよび電力消費のさらなる低減
物理チャネルの電力消費の低減
アイドルモードページングおよび/または接続モードDRXに関し、NPDCCH/NPDSCHの復号に先立って効率的に復号または検出可能な物理信号/チャネルを検討し、有益と考えられる場合は、これを規定する。[RAN1、RAN2、RAN4]
UL/DLセミパーシステントスケジューリングを検討し、有益と考えられる場合は、これをサポートする。[RAN2、RAN1、RAN4]
電力消費/レイテンシ利得を評価し、NPRACH送信の後、RRC接続セットアップが完了となる前に、ランダムアクセス手順において、専用リソース上のDL/ULデータ送信の必要なサポートを規定[RAN2、RAN1、RAN3]
最終データ送信後のRRC接続の高速解放の別途エンハンスメントを考慮[RAN2]
セル再選択のモニタリングの緩和[RAN2、RAN4]
たとえば(再)設定によるセル(再)選択のUEモニタリングの緩和を可能にする。
物理レイヤSRのサポート[RAN1、RAN2]
リリース14 SC−PTMサポートに加えたRLC UMのサポート[RAN2]
LTE作業項目のさらに拡張されたMTCにおいては、RP−170732において以下のように、類似の目的も与えられている。
電力消費の改善
物理チャネルの電力消費の低減
アイドルモードページングおよび/または接続モードDRXに関し、物理ダウンリンク制御/データチャネルの復号に先立って効率的に復号または検出可能な物理信号/チャネルを検討し、有益と考えられる場合は、これを規定する。
接続モードに関し、ULにおけるデータ送信に対して、DLにおけるHARQ−ACKフィードバックの物理信号/チャネル/DCIを検討し、有益と考えられる場合は、これを規定する。
セル再選択のモニタリングの緩和
たとえば(再)設定によるセル(再)選択のUEモニタリングの緩和を可能にする。
非BL UEに対して、CEモードと非CEとの間の効率的な遷移をサポート
節電を目的として、CEモード動作(すなわち、狭帯域/広帯域)を可能にする。
この作業は、リリース14で完了となっていない場合、RAN#76後に開始される。
上記問題に、既存の解決手段、たとえば、
リリース15 FeNB−IoTの場合の「アイドルモードページングおよび/または接続モードDRXに関し、NPDCCH/NPDSCHの復号に先立って効率的に復号または検出可能な物理信号/チャネルを検討し、有益と考えられる場合は、これを規定する。」、
リリース15 efeMTCの場合の「アイドルモードページングおよび/または接続モードDRXに関し、物理ダウンリンク制御/データチャネルの復号に先立って効率的に復号または検出可能な物理信号/チャネルを検討し、有益と考えられる場合は、これを規定する。」、
等により対処するため、電力消費の低減のための方法および装置が開示される。
以下の記述において、NB−IoTは、現行の狭帯域IoTシステムを表し、eMTCは、LTEの拡張されたMTCを表す。
現行のNB−IoTまたはeMTC設計において、UEは、RRC_IDLEおよびRRC_CONNECTED両モードの制御チャネルをモニタリングする必要がある。すなわち、ページングメッセージがRRC_IDLEモードに存在するか、または、その専用送信がRRC_CONNECTEDに存在するかをUEが検出できるように、MPDCCH(eMTC)またはNPDCCH(NB−IoT)の復号を試行するようにしてもよい。
NB−IoTおよびeMTCがサポートするカバレッジエンハンスメントのため、場合によっては、より多くの繰り返しが用いられる。制御チャネルモニタリングに関して、UEは、ネットワークにより設定された検索空間をモニタリングした後、ブラインド検出の実行によって、DCIが送信されたか否かを確認する。たとえばDCIメッセージまたは関連するビット列の最大繰り返し数は、ネットワークにより設定される。DCIがUEに送信されたか否かに関わらず、UEは、モニタリングするように設定された検索空間においてブラインド検出を実行する必要がある。最大繰り返し数が場合により非常に大きくなり得ることから、DCIがUEに送信されていない場合、UEは、検索空間全体のモニタリングにその電力を浪費することになる。
この問題を説明するため、RRC_IDLEモード(簡潔には「アイドルモード」)のNB−IoTシステムを一例として論じる。ただし、DRXが用いられる場合は、同様の原理がRRC_CONNECTEDモード(簡潔には「接続モード」)においても当てはまる。さらに、eMTCも類似の設計を有し、設定中の数字および特定チャネルの名称の一部がNB−IoTとは異なり得るが、原理は同じである。
ページングをモニタリングするためのアイドルモード動作が図1に示され、図1は、ページングをモニタリングするためのUEアイドルモード動作を示している。すべてのページングサイクルにおいて、UEは、指定時間ウィンドウでウェイクアップして、ページングメッセージが存在するかを確認する。ページングサイクルは、DRXまたはeDRXサイクルとして設定されていてもよい。最大DRXおよびeDRXサイクルはそれぞれ、10.24秒および2時間54分46秒である(eMTCの対応値は、2.56秒および43分41秒である)。ページングメッセージは、NPDSCHにおいて搬送され、NPDCCHにおいて搬送されたDCIフォーマットN2によりスケジューリングされる。1つのページングメッセージ内での複数のUEのページングレコードの多重化がサポートされる。
極度のカバレッジ制限状況にあるUEの場合は、最大2048回のNPDCCHの繰り返しがDCIの送信に用いられるようになっていてもよい。このため、UEは、2048個ものサブフレームを受信して、関連するNPDSCH上でページングメッセージが送信されたかを判定する必要があり得る(最終NPDCCHサブフレームの最後から4つのNB−IoTサブフレームを開始する)。ただし、大抵の場合は、UEのページングが存在しないため、eDRXサイクル中にDCIフォーマットN2が送信されることはない(RRC_CONNECTEDにおける専用送信にも同じことが当てはまる)。このため、電力効率の観点から、UEは多くの場合、無用に長い時間にわたって作動し続け、DCIフォーマットN2の復号を試行する可能性がある。マシンタイプ機器の場合は、最長10年間にわたって再充電することなく、非常に長いバッテリ寿命を実現することが目標である。このようなNPDCCHの復号の試行による結果としての長時間により、UEの電力消費が増大して、バッテリ寿命に強い悪影響を及ぼすことになる。
現在、UEは、何らかの早期終了基準を実装することにより、制御チャネルをモニタリングする検索空間において自分宛てのメッセージが存在するかを仮定することができる。ただし、UEは、閾値が適正に調節されていない場合、ダウンリンク制御情報を見逃してしまう可能性がある。
eMTC動作の場合に電力消費を低減する別の解決手段は、R1−167612において提供されている。R1−167612の解決手段では、次のMPDCCHの復号に進むかをUEに知らせるように「ウェイクアップ」信号を設計する。ただし、R1−167612で与えられる解決手段では、特にNB−IoTにおいて採用される場合に、特定のスケジューリング柔軟性に欠ける。さらに、図2に見られるように、ウェイクアップ信号を検出する場合の一例として、UEは、実際の送信NPDCCH/MPDCCHを検出できない場合、設定数の繰り返し(Rmax)だけNPDCCH/MPDCCHをリッスンする必要がある。DCIが検出されない場合、UEは、DCIの欠測またはウェイクアップ信号の誤警報があったものと理解する。一方、信号が検出されない場合、UEは、スリープ移行および/または制御チャネルのモニタリングの停止を行う。UEによりウェイクアップ信号が検出されない場合は、NPDCCH/MPDCCHを見逃すリスクがある。
本明細書に記載の実施形態では、UEが次の制御チャネル検索空間(NB−IoT UEの場合のNPDCCH検索空間ならびにBL/CE UE、BL UE、もしくは非BL UEの場合のMPDCCH検索空間)をモニタリングし続けるべきかを「強制スリープ」および/または「ウェイクアップ」信号が示す解決手段を可能にし得る。このシグナリングは、解決手段を実際に実現可能とするような設計および/またはシステムオーバヘッドの増大による悪影響を制限するような設計となっている。
いくつかの実施形態は、RRC_IDLE中のページング用またはRRC_IDLE中のDRXの使用時に制御チャネルをモニタリングし続けるべきかのUEに対する短い指標を実際に可能にする方法に関する。ほとんどの場合は、UEの制御チャネルが存在しないため、特に高いカバレッジエンハンスメントレベルにおいては、UEのバッテリ寿命にとって非常に有益となる。カバレッジエンハンスメントは、多くの情報繰り返しへの対応ならびに/またはUEに関する信号強度および/もしくは信号品質との関連付けが可能である。
本明細書に記載のいくつかの実施形態によれば、UEにおける電力消費の低減が提供される。本明細書に記載のいくつかの実施形態によれば、ネットワーク側でのスケジューリング柔軟性が維持される。本明細書に記載のいくつかの実施形態によれば、システムオーバヘッドが制限され、いくつかの実施形態によれば、制御情報検出の信頼性が保護および/または保証される。
既存の解決手段で上記問題に対処するため、ユーザ機器における方法が開示される。この方法は、制御情報に関する信号が第1の期間中に存在するかを判定することと、判定に応じて、制御情報の復号を試行するかどうかを決定することと、を含む。
また、ネットワーク機器における方法が開示される。この方法は、制御情報が第1の期間中に存在するかに関する信号を送信することと、送信された信号に従って、制御情報をUEに送信することと、を含む。
期間は、サブフレーム、スロット、または所定の有限長を有する他の期間に対応していてもよい。
本明細書の実施形態において用いられる「所定」は、信号の送信および/または受信に先立って、eBNおよびUEの両者が信号の意味を同じように理解していることを示し得る。
本明細書に記載のモニタリング停止は、モニタリングを停止することまたは後続の制御チャネル検索空間のモニタリングを開始しないことを含んでいてもよい。本明細書に記載のモニタリング停止は、モニタリングを停止することまたは後続の制御情報のモニタリングを開始しないことを含んでいてもよい。本明細書に記載のモニタリング停止は、制御情報および/または制御チャネルの復号の試行を控えることを含んでいてもよい。
制御チャネル検索空間は、NPDCCH(狭帯域物理ダウンリンク制御チャネル)および/またはMPDCCH(マシンタイプ通信物理ダウンリンク制御チャネル)検索空間であってもよい。制御チャネルは、NPDCCHおよび/またはMPDCCHであってもよい。
本明細書の実施形態において、共有チャネルは、NPDSCH(狭帯域物理ダウンリンク共有チャネル)またはPDSCH(マシンタイプ通信物理ダウンリンク共有チャネル)であってもよい。
制御情報は、eNBとの通信にUEが要する情報であってもよい。一例において、制御情報は、ダウンリンク制御情報である。
以下、開示の実施形態ならびにそれぞれの特徴および利点をより完全に理解するため、添付の図面と併せて、以下の説明を参照する。
ページングをモニタリングするためのアイドルモード動作におけるユーザ機器を示す図である。 制御チャネル検索空間に関係するウェイクアップ信号を示す図である。 無線通信ネットワークを示す図である。 特定の実施形態に係る、ユーザ機器における方法のフロー図である。 特定の実施形態に係る、ネットワーク機器における方法のフロー図である。 制御チャネル検索空間に関係する強制スリープを示す図である。 制御チャネル検索空間に関係する強制スリープの欠如を示す図である。 ページングをモニタリングするためのアイドルモード動作におけるユーザ機器を示す図である。 制御チャネル検索空間に関係する長さインジケータを伴うウェイクアップ信号を示す図である。 制御チャネル検索空間に関係するウェイクアップ信号のリソース使用を示す図である。 制御チャネル検索空間に関係するウェイクアップ信号のリソース使用を示す図である。 特定の実施形態に係る、例示的なユーザ機器の概略ブロック図である。 特定の実施形態に係る、例示的なネットワーク機器の概略ブロック図である。 特定の実施形態に係る、例示的なユーザ機器の概略ブロック図である。
図3は、本明細書の実施形態が動作し得る無線通信ネットワーク100を示す。いくつかの実施形態において、無線通信ネットワーク100は、ロングタームエボリューション(LTE)ネットワーク等の無線通信ネットワークであってもよい。本明細書において、無線通信ネットワーク100は、LTEネットワークとして例示されているが、LTEアドバンスト、広帯域符号分割多重アクセス(WCDMA)、GSM/EDGE(Global System for Mobile communications/Enhanced Data rate for GSM Evolution)、WiMax(Worldwide Interoperability for Microwave Access)、超モバイル広帯域(UMB)もしくはGSM、またはその他任意の類似ネットワークもしくはシステムのうちのいずれか1つの技術を採用していてもよい。また、無線通信ネットワーク100は、LTEベースの狭帯域IoT通信および/またはLTEベースのMTCの技術を採用していてもよい。また、無線通信ネットワーク100は、たとえばミリ波(mmW)で送信可能な超高密度ネットワーク(UDN)であってもよい。
無線通信ネットワーク100は、ネットワーク機器110、12を備える。ネットワーク機器110、12は、少なくとも1つのセル115にサーブする。ネットワーク機器110は、たとえば基地局、無線基地局、eNB、eNodeB、ホームNodeB、ホームeNodeB、フェムト基地局(BS)、ピコBS等、無線通信ネットワーク100においてユーザ機器および/または別のネットワーク機器と通信可能な如何なる種類のネットワーク機器または無線ネットワーク機器に対応していてもよい。また、ネットワーク機器110、12のその他の例は、たとえばリピータ、基地局(BS)、MSR BS等のマルチスタンダード無線(MSR)無線ノード、eNodeB、ネットワークコントローラ、無線ネットワークコントローラ(RNC)、基地局コントローラ(BSC)、リレー、ドナーノード制御リレー、送受信基地局(BTS)、アクセスポイント(AP)、送信ポイント、送信ノード、リモートラジオユニット(RRU)、リモート無線ヘッド(RRH)、分散アンテナシステムのノード、コアネットワークノード(たとえば、MSC、MME等)、O&M、OSS、SON、測位ノード(たとえば、E−SMLC)、MDT等であってもよい。
図3において、セル115内には、ユーザ機器121、14が位置付けられている。ユーザ機器121は、ネットワーク機器110、12がサーブする無線リンク上でネットワーク機器110を介して無線通信ネットワーク100内で通信するように設定されている。ユーザ機器121、14は、セルラー、モバイル、または無線通信ネットワークもしくはシステムにおいてネットワーク機器および/または別のユーザ機器と通信する如何なる種類の無線機器を表していてもよい。このようなユーザ機器の例は、移動式電話、携帯電話、個人用デジタル補助装置(PDA)、スマートフォン、タブレット、UEが搭載されたセンサ、ラップトップ搭載型機器(LME)(たとえば、USB)、ラップトップ埋め込み型機器(LEE)、マシンタイプ通信(MTC)機器、マシンツーマシン(M2M)機器、加入者宅内機器(CPE)、ターゲット機器、NB−IoT UEまたは機器、デバイス−ツー−デバイス(D2D)ユーザ機器、マシンツーマシン(M2M)通信可能なユーザ機器等である。
さらに、以下の実施形態は、図3を参照して説明するが、本明細書の実施形態を何ら制限するものではなく、説明を目的とした一例に過ぎないと解釈されるものとする。また、無線通信ネットワーク100、ネットワーク機器110、12、およびユーザ機器121、14は、たとえばNB−IoT、EC−GSM−IoT、LTE MTC等、本明細書に記載の実施形態が特に有利となり得る繰り返しベースのリンク適応を利用した無線アクセス技術をサポートし得ることに留意するものとする。ただし、本明細書に記載の実施形態は、スモールセルまたはアップリンク送信電力が制限されたセルを用いて動作するように設定された如何なる無線通信ネットワークにも適用可能であり、これらのネットワークにおいて有利となり得る。
UEの電力消費を低減する1つの考え得る解決手段として、制御チャネル検索空間(たとえば、NPDCCH/MPDCCH検索空間)の最初のサブフレーム前または制御チャネル検索空間の最初のサブフレーム中に、次の制御チャネル検索空間においてDCIが送信されるかを示すことが挙げられる。
図4は、ユーザ機器(UE)のための方法であって、制御情報に関する信号が第1の期間中に存在するかを判定すること(101)と、判定に応じて制御情報の復号を試行するかを決定すること(102)と、を含む、方法の一実施形態を示したブロック図である。
制御情報に関する信号は、当該期間中に制御情報が存在しないことを示していてもよいし、第1の期間に続く第2の期間中に制御情報が存在しないことを示していてもよい。制御情報に関する信号は、制御情報が存在せず、制御情報のモニタリングをUEが停止可能であることを示していてもよい。制御情報に関する信号は、制御情報が存在せず、第1の期間中の制御情報のモニタリングの停止および/または第1の期間に続く第2の期間中の制御情報のモニタリングの停止をUEが行い得ることを示していてもよい。
いくつかの実施形態において、信号の存在および/またはUEによる受信があった場合、UEは、制御チャネルのモニタリングを停止する。
図5は、ネットワーク機器(NE)(たとえば、eNB)のための方法であって、制御情報が第1の期間中に存在するかに関する信号を送信することと、送信された信号に従って制御情報をUEに送信することとを含む方法の一実施形態を示したブロック図である。
以下に論じる通り、制御情報に関する信号の送信方法および/または信号が表す内容に関しては、多くの選択肢が存在する。
制御情報に関する信号のような信号は、「強制スリープ」信号および/または「ウェイクアップ」信号を表していてもよい。また、この信号は、制御情報の代替または追加として、制御チャネルに関していてもよい。
「強制スリープ」信号が用いられるようになっていてもよい。この信号は、後続のNPDCCH/MPDCCH検索空間等の制御チャネル検索空間においてダウンリンク制御情報(DCI)等の制御情報が送信されないことを示すのに用いられる。このような信号の受信に際して、UEは、スリープモードに戻る。ただし、信号、たとえば、「強制スリープ」信号が検出されない場合、UEは、制御チャネルにおいて搬送される制御情報(たとえば、DCI)の復号を試行するように作動する必要がある。あるいは、信号、たとえば、「強制スリープ」信号が検出されない場合、UEは、たとえばNPDCCH/MPDCCH等、制御チャネル上で搬送される制御情報、たとえば、DCIの復号を試行する。
「強制スリープ」信号の手法により、このような信号を提供してUEの電力効率を向上させたいかを判定するのは、ネットワーク機器(たとえば、eNB)の役割である。このような信号(または、インジケータ)が無くても、UEがDCIを見逃すことはないためである。eNBは、信号を送信するか否かを決定するようにしてもよい。したがって、これは非常に動的な解決手段であり、このようなインジケータ信号をいつでも省略可能であることは、eNBスケジューラの柔軟性の観点から好都合と考えられる。たとえば、制御チャネル検索空間の開始前のサブフレームが制御チャネルまたは共有チャネルの別のUEへの送信に既に使用されている場合、eNBは、このような信号(または、インジケータ)を省略したくなる場合がある。
この信号、たとえば、「強制スリープ」信号は、後続の(e)DRXサイクル中にページングレコードが送信されないことを示すのに用いられるようになっていてもよい。このような信号の受信に際して、UEは、スリープモードに戻る。ただし、「強制スリープ」信号が検出されない場合、UEは、NPDCCHにおいて搬送されるDCIフォーマットN2の復号を試行するように作動したままである必要がある。
eNBは、信号の送信に利用可能なリソースが存在するか否かに基づいて、信号を送信するか否かを決定するようにしてもよい。一方、制御チャネル検索空間の開始前のサブフレームが利用可能な場合またはNPDCCH/MPDCCH検索空間の最初のサブフレームが利用可能な場合、eNBは、(e)DRXサイクル中にページングメッセージが存在しない場合または次の制御チャネル検索空間においてDCIが送信されない場合、このような信号(または、インジケータ)のシグナリングによって、UEの省エネを補助することができる。
eNBは、ページングメッセージおよび/またはDCI等の制御情報が存在しない場合、信号を送信するようにしてもよい。さらに、「強制スリープ」信号の手法は、UEがこのような信号(または、インジケータ)を検出できない場合でも、ページングメッセージおよび/またはDCI等の制御情報を見逃すリスクがない意味で堅牢である。また、強制スリープ信号の送信が必要となるのは、設定されたページングフレーム中すなわちDRXが設定されたRRC_CONNECTEDモードのUEが存在する場合と、対応するサブフレーム中のみである。eNBは、ページングメッセージが送信される場合および/またはUEにDRXが設定されている場合に信号を送信するようにしてもよい。
「強制スリープ」信号は、必ずしも1つまたは複数のサブフレーム全体を占有する必要がない。eNBは、1つまたは複数のサブフレームにおいて信号を送信するようにしてもよい。この信号は、時間領域もしくは周波数領域、たとえば、スロット中の最初の数シンボル、または時間領域もしくは周波数領域の組み合わせにおいて、サブフレームの一部を使用可能である。eNBは、サブフレームの一部、たとえば、1つまたは複数のシンボルにおいて信号を送信するようにしてもよい。UEは、サブフレームの一部、たとえば、1つまたは複数のシンボルにおいて信号を受信するようにしてもよい。
「強制スリープ」信号の手法により、このような信号を提供してUEの電力効率を向上させたいかを判定するのは、eNBの役割であってもよい。このようなインジケータが無くても、UEがページングメッセージを見逃すことはないためである。このようなインジケータを省略可能であることは、eNBスケジューラの柔軟性の観点から好都合と考えられる。たとえば、NPDCCH検索空間の開始前のサブフレームがNPDCCHまたはNPDSCHの別のUEへの送信に既に使用されている場合、eNBは、このようなインジケータを省略したくなる場合がある。一方、NPDCCH検索空間の開始前のサブフレームが利用可能な場合、eNBは、(e)DRXサイクル中にページングメッセージが存在しない場合、このようなインジケータのシグナリングによって、UEの省エネを補助することができる。さらに、「強制スリープ」信号の手法は、UEがこのようなインジケータを検出できない場合でも、ページングメッセージを見逃すリスクがない意味でより堅牢である。ただし、1つの欠点として、UEの最大の節電を実現できるのは、(e)DRXサイクル中にページングメッセージが存在しない場合にいつでもこのようなインジケータが送信される場合のみであり、これでは、(設定されたページングフレームの数に応じて)システムのオーバヘッドが増大することになる。
eMTCおよびNB−IoTのインバンド配置においては、各ダウンリンクサブフレームの最初に、eMTCおよびNB−IoTが使用しない1つまたは複数のシンボルを含む領域が存在する。「強制スリープ」信号をこの領域にマッピング可能と考えられる。eNBは、サブフレームの最初のシンボルにおいて信号を送信するようにしてもよい。eNBは、サブフレームの最初および/または2番目のシンボルにおいて信号を送信するようにしてもよい。eNBは、サブフレームの最初、2番目、および/または3番目のシンボルにおいて信号を送信するようにしてもよい。UEは、サブフレームの最初のシンボルにおいて信号を受信するようにしてもよい。UEは、サブフレームの最初および/または2番目のシンボルにおいて信号を受信するようにしてもよい。UEは、サブフレームの最初、2番目、および/または3番目のシンボルにおいて信号を受信するようにしてもよい。この領域がすべてのダウンリンクサブフレームにおいて利用可能であることから、制御チャネル検索空間内であっても、信号を任意のサブフレームにおいて送信可能である。eNBは、ページングメッセージを含まないすべてのダウンリンクサブフレーム中またはUEにDRXが設定されている場合において、信号を送信するようにしてもよい。これは、検索空間の最初に制御チャネルを送信するのに当該検索空間を使用した後、送信対象の制御チャネルが無くなった場合に「強制スリープ」信号を送信可能であることを意味する。
「強制スリープ」信号の長さおよび/またはフォーマットは、セル中のすべてのUEで同一にすることも可能であるし、UEごとに独立して設定することも可能である。また、長さおよび/またはフォーマットは、UEのカバレッジ状態に依存していてもよい。いくつかの非排他的な例が以下のように与えられる。
「強制スリープ」信号としては、以下の選択肢のうちの1つまたは複数が可能であるが、これらに限定されない。
1.シンボルへと変調された所定のビット列。UEにおける受信シンボルの復号後、UEが「強制スリープ」となるべき旨をビット列が示す場合、UEは、後続の制御チャネル検索空間のモニタリングを停止する。所定のビット列を使用する利点として、簡単な実装が可能となり、ステータスおよび/またはカバレッジ状態に関わらず、すべてのUEが制御情報に関する同じ信号を検索または探索可能である。
2.シンボルへと変調され、NPDCCH/MPDCCH検索空間等の制御チャネル検索空間の設定最大長に基づいて繰り返される所定のビット列。この代替または追加として、信号は、制御情報を搬送する制御チャネルの制御チャネル検索空間の最大長に基づいて繰り返されるビット列を含む。その利点として、チャネル状態の悪化のため、より長い検索空間を使用するUEは、当該UEが強制スリープとなるべき旨を示すより長い信号を除外し得る。これにより、UEが信号を検出する可能性が高くなる。したがって、繰り返し数は暗示的に、UEの検索空間長とカバレッジおよび/またはカバレッジレベルとの間に相関がある場合のUEのカバレッジ状態に基づき得る。受信シンボルの復号後、UEが「強制スリープ」となるべき旨をビット列が示す場合、UEは、後続の制御チャネル検索空間のモニタリングを停止する。
3.所定のコード化ビット列(コードレートおよび/または繰り返し数は、制御チャネル検索空間の設定最大長に依存する)。この代替または追加として、信号は、制御情報を搬送する制御チャネルの制御チャネル検索空間の最大長にコードレートが依存するコード化ビット列を含む。その利点として、チャネル状態の悪化のため、より長い検索空間を使用するUEは、たとえば、より短い検索空間を伴うUEよりも堅牢なコード化を除外し得る。これにより、選択されたコード化レートによって、UEが信号を検出する可能性が高くなる。受信シンボルの復号後、UEが「強制スリープ」となるべき旨をビット列が示す場合、UEは、後続の制御チャネル検索空間のモニタリングを停止する。
4.所定のシンボル列(シンボル列の長さは、制御チャネル検索空間の設定最大長に依存する)。この代替または追加として、信号は、制御情報を搬送する制御チャネルの制御チャネル検索空間の最大長に長さが依存するシンボル列を含む。その利点として、チャネル状態の悪化のため、より長い検索空間を使用するUEは、上記第3項に類似して、当該UEが強制スリープとなるべき旨を示すより長い信号を除外し得る。その違いは、シンボルへと変調されたビット列の代わりにシンボルが繰り返される点である。シンボル列の検出後、UEは、後続の制御チャネル検索空間のモニタリングを停止する。
5.所定の長いシンボル列(シンボル列の最後は、複数の短いシンボル列から成る)。短いシンボル列の数は、制御チャネル検索空間の設定最大長に依存する。その利点として、UEは、信号の意味および/または情報を判定した後、信号の検出および/または受信を中断することにより、省エネが可能である。長いシンボル列または複数の短いシンボル列の検出後、UEは、後続の制御チャネル検索空間のモニタリングを停止する。
6.強制スリープ信号は、制御チャネル繰り返しレベル等の制御チャネル繰り返しレベルと関連付けられていてもよい。制御情報に関する信号は、UEの繰り返しレベルに基づいて有効化されるようになっていてもよい。これにより、ネットワークは、NPDCCH/MPDCCH検索空間等の制御チャネル検索空間において特定の制御チャネル繰り返しレベルが使用されないことを機器に通知可能であり、機器が迅速に強制スリープとなり得る。eNBは、たとえば設定の指標をUEに送信することにより、制御チャネル検索空間において、利用可能な繰り返しレベルの部分集合のみをUEが使用可能である旨を設定するようにしてもよい。
7.「強制スリープ」信号のシグナリング部および有効化/無効化に関して、eNBは、任意の時点でUEに通知することなく、信号を送信に含んでいてもよいし、含んでいなくてもよい。ページングに使用する場合、ネットワークは原理上、セル中のUEを把握しておらず、設定されたページングフレーム/サブフレームにおいて、信号を「ブラインド」包含および/または送信することが必要となる。ただし、マシンタイプ機器は静止していることが多く、早期のデータセッション、トラッキングエリアアップデート等から判断するため、ネットワークは、当該ネットワーク中のUEを推定することができる。この特徴は、これらUEに関する能力との比較によるサポートによって、所与の時間における「強制スリープ」信号の送信すなわちシステムオーバヘッドの微増の形態でのネットワークへの悪影響とUEの電力消費に対する好影響との間のバランスの考慮が有益であるか否かに関するeNBの決定を誘導することも可能である。一実施形態において、RRC_CONNECTEDモードのDRXにより適する場合、eNBは、能力に応じて上記特徴をサポートするUEがそれぞれのDRX設定に従って制御チャネルをモニタリングしている場合にのみ「強制スリープ」信号を送信することになる。別の実施形態において、この特徴をサポートするUEは、システムオーバヘッドの増加を最小限に抑えるため、別個のページングオケージョン/ページングフレーム(ページング分割)を有することも可能である。
8.ただし、UEが新たな「強制スリープ」を復号するのは二度手間となるため、別の実施形態において、eNBは、システム情報ブロードキャストにおいて特徴が有効化されているかを示すことになる(簡単なオン/オフ指標または後述の差別化)。この設定はセル固有であり、RRC_IDLE中のページングおよびRRC_CONNECTED中のDRXには、同じ指標または別個の指標を使用することも可能である。後者の場合、特徴のネットワーク有効化/無効化は、専用シグナリング、たとえば、RRC接続確立中のRRCシグナリングにおいて示すことも可能である。NB−IoTの場合、特徴の有効化/無効化は、キャリアごとのシグナリング、たとえば、異なる非アンカーキャリアに対して異なる設定(RRC_CONNECTED中のDRXに最適)も可能である。カバレッジエンハンスメントレベルが高ければ利得が最大になるため、さらに別の実施形態において、特徴の有効化/無効化は、カバレッジエンハンスメントレベルごとのシグナリングも可能である。すなわち、NPDCCH/MPDCCH繰り返し数に応じて、異なるセッティングが設定され得るように構成され得る。一例において、eNBは、SIまたはRRCにおいてシグナリングされた特定の閾値Rを上回る繰り返しレベルに対して「強制スリープ」信号が送信される旨のシグナリングも可能である。「強制スリープ」信号(「ウェイクアップ」信号を除く)に関する一実施形態においては、UEは、(上述のスケジューリング柔軟性を保つために)すべての考え得る生起においてeNBが必ずしも信号を送信する必要がなく、それぞれの利益のために信号の復号を試行すべきものとして、特徴の有効化に関するeNBからの指標が解釈されるものとする。
制御チャネル検索空間の設定最大長は、ダウンリンクサブフレームの数であってもよい。制御チャネル検索空間の設定最大長は、連続するダウンリンクサブフレームの数であってもよい。制御チャネル検索空間の設定最大長は、システム情報の送信および/または受信に用いられるサブフレームを除いて、連続するNB−IoTダウンリンクサブフレームの数であってもよい。
図6および図7に示すように、強制スリープ信号等の信号を使用する利点は、最大限の送信が可能となる点である。強制スリープ信号の検出に際して、UEは、後続の設定検索空間が当該UEを対象としないことを把握するため、モニタリングを停止するようにしてもよい。信号が検出されない場合、UEは、最大繰り返し数Rmaxまで、制御チャネルのモニタリングを継続するようにしてもよい。この場合は、制御チャネル上で制御情報を見逃すリスクがない。UEがモニタリングすべき制御チャネルが存在する場合は、強制スリープ信号が送信されない。この場合は、スケジューリングの柔軟性が最大に維持されるほか、UEにおける節電を実現可能である。
「ウェイクアップ」信号が用いられるようになっていてもよい。この信号は、NPDCCH/MPDCCH検索空間等の次の制御チャネル検索空間において制御情報、たとえば、1つまたは複数のDCIが送信されることを示すのに用いられる。このような信号の受信に際して、UEは、制御チャネル中/上で搬送される制御情報の復号を試行するようにしてもよい。ただし、「ウェイクアップ」信号が存在しない場合、UEは、スリープへの復帰および/またはモニタリングの中止が可能である。「ウェイクアップ」信号は、NPDCCH/MPDCCH検索空間等の制御チャネル検索空間の開始前のサブフレームにおける送信または制御チャネル検索空間の最初の送信が可能である。また、「ウェイクアップ」信号は、必ずしも1つまたは複数のサブフレーム全体を占有しない。この信号は、時間領域もしくは周波数領域、たとえば、スロット中の最初の数シンボル、または時間領域および周波数領域の組み合わせにおいて、サブフレームの一部を使用可能である。
この信号は、後続の(e)DRXサイクル中に1つまたは複数のページングレコードが送信されることを示すのに用いられるようになっていてもよい。このような信号の受信に際して、UEは、NPDCCHにおいて搬送されるDCIフォーマットN2の復号を試行するように作動したままである必要がある。ただし、「ウェイクアップ」信号が存在しない場合、UEは、スリープに戻ることができる。
「ウェイクアップ」信号の手法により、後続の制御チャネル検索空間においてDCIが存在する場合にのみ、この信号を送信すべきであることから、UEの節電の最大化に要するオーバヘッドは小さくなる。ただし、後続の制御チャネル検索空間においてDCIが実際に存在する場合は、ウェイクアップ信号を送信する必要があり、そうしなければUEがページングメッセージを見逃すことになる。ただし、制御チャネル検索空間の開始前のサブフレームは、制御チャネルまたはNPDSCH/PDSCHの別のUEまたはSIメッセージへの送信に既に使用されている可能性が高い。したがって、この解決手段がスケジューリング柔軟性に影響を及ぼす可能性または「ウェイクアップ」信号が常には送信されない可能性があり、DCIが欠測となる。
1つの考え得る解決手段としては、システム情報(SI)を用いて「ウェイクアップ」信号が使用されるか否かを示す。これにより、ネットワークは、このような特徴のオンとオフとを切り替わり得る。特徴がオフとなった場合、UEは、「ウェイクアップ」信号の確認を省略可能であるが、制御チャネル検索空間のモニタリングを常に試行する必要がある。
本明細書の実施形態のうちの1つまたは複数において、
eNBは、UEに送信されているシステム情報(SI)を用いて「ウェイクアップ」信号が使用されるか否かを示す。
UEは、システム情報(SI)を用いて「ウェイクアップ」信号が使用されるか否かの指標を受信するようにしてもよい。
eNBは、「ウェイクアップ」信号の有無の動的または準動的な指標を使用するようにしてもよい。
eNBは、UEのカバレッジ状態に基づいて「ウェイクアップ」シグナリングを有効化するようにしてもよい。この有効化は、上述の通り、シグナリングにより実行されるようになっていてもよい。
制御チャネル検索空間の設定長に基づいて、「ウェイクアップ」シグナリングを有効化する。
「ウェイクアップ」信号を設定できない委任機会を有する。これにより、UEに対する最小限の到達可能性が保証される。
「ウェイクアップ」の長さおよび/またはフォーマットは、セル中のすべてのUEで同一にすることも可能であるし、UEのカバレッジ状態に応じて決めることも可能である。いくつかの非排他的な例が以下のように与えられる。
「ウェイクアップ」信号としては、以下の選択肢のうちの1つまたは複数が可能であるが、これらに限定されない。
1.シンボルへと変調された所定のビット列。受信シンボルの復号後、UEが「ウェイクアップ」となるべき旨をビット列が示す場合、UEは、後続の制御チャネル検索空間のモニタリングを開始する。所定のビット列を使用する利点として、簡単な実装が可能となり、ステータスおよび/またはカバレッジ状態に関わらず、すべてのUEが制御情報に関する同じ信号を検索または探索可能である。
2.シンボルへと変調され、制御チャネル検索空間の設定最大長に基づいて繰り返される所定のビット列。この代替または追加として、信号は、制御情報を搬送する制御チャネルの制御チャネル検索空間の最大長に基づいて繰り返されるビット列を含む。その利点として、チャネル状態の悪化のため、より長い検索空間を使用するUEは、当該UEが強制スリープとなるべき旨を示すより長い信号を除外し得る。これにより、UEが信号を検出する可能性が高くなる。したがって、繰り返し数は暗示的に、UEの検索空間長とカバレッジおよび/またはカバレッジレベルとの間に相関がある場合のUEのカバレッジ状態に基づき得る。受信シンボルの復号後、UEが「ウェイクアップ」となるべき旨をビット列が示す場合、UEは、後続の制御チャネル検索空間のモニタリングを開始する。
3.所定のコード化ビット列(コードレートおよび/または繰り返し数は、制御チャネル検索空間の設定最大長に依存する)。この代替または追加として、信号は、制御情報を搬送する制御チャネルの制御チャネル検索空間の最大長にコードレートが依存するコード化ビット列を含む。その利点として、チャネル状態の悪化のため、より長い検索空間を使用するUEは、たとえば、より短い検索空間を伴うUEよりも堅牢なコード化を除外し得る。これにより、選択されたコード化レートによって、UEが信号を検出する可能性が高くなる。受信シンボルの復号後、UEが「ウェイクアップ」となるべき旨をビット列が示す場合、UEは、後続の制御チャネル検索空間のモニタリングを開始する。
4.所定のシンボル列(シンボル列の長さは、制御チャネル検索空間の設定最大長に依存する)。この代替または追加として、信号は、制御情報を搬送する制御チャネルの制御チャネル検索空間の最大長に長さが依存するシンボル列を含む。その利点として、チャネル状態の悪化のため、より長い検索空間を使用するUEは、上記第3項に類似して、当該UEが強制スリープとなるべき旨を示すより長い信号を除外し得る。その違いは、シンボルへと変調されたビット列の代わりにシンボルが繰り返される点である。シンボルの検出後、UEは、「ウェイクアップ」となるべき場合、後続の制御チャネル検索空間のモニタリングを開始する。
5.所定の長いシンボル列(シンボル列の最後は、複数の短いシンボル列から成る)。短いシンボル列の数は、制御チャネル検索空間の設定最大長に依存する。その利点として、UEは、信号の意味および/または情報を判定した後、信号の検出および/または受信を中断することにより、省エネが可能である。長いシンボル列または複数の短いシンボル列の検出後、UEは、「ウェイクアップ」となるべき場合、後続の制御チャネル検索空間のモニタリングを開始する。
6.ウェイクアップ−スリープ信号は、特定の制御チャネル繰り返しレベルと関連付けられていてもよい。制御情報に関する信号は、UEの繰り返しレベルに基づいて有効化されるようになっていてもよい。これにより、ネットワークは、検索空間において特定の制御チャネル繰り返しレベルが使用されることを機器に通知可能であり、機器が当該繰り返しレベルにモニタリングを制限可能となる。
「ウェイクアップ」信号のシグナリング部および有効化/無効化に関しては、「強制スリープ」信号についての同じ記述が当てはまる。ただし、1つの主要な相違点として、特徴が有効化されたか否かのUEによる把握が必要となる場合があり、eNBは、有効化された場合に「ウェイクアップ」信号が常に送信されるようにしなければならない。そうしなければ、制御チャネルが欠測となる。したがって、「ウェイクアップ」信号に対しては、何らかの有効化/無効化通知が常に適用され得る(一方、「強制スリープ」信号の場合は任意選択である)。これがどの程度の動的となり得るか、たとえば標準に固定されて完全に非動的となり得るか、または(上記「強制スリープ」信号についての)システム情報またはRRCにおけるシグナリング等、さまざまなレベルが存在する。ただし、スケジューリング柔軟性の制約による欠点を制限するため、可能な限り動的にすることによって、a)MasterInformationBlock(MIB)中のフラグ、b)SIB1またはその他任意のSIB中の指標、c)DCI中の直接的指標、d)RRC設定および再設定において有効化される実施形態が望ましい。
CONNECTED_MODE部のDRXに関して、eNBは、この特徴のUE能力をその他任意のUE能力として把握することになる(すなわち、最初は添付としてUEから伝達され、その後はUEコンテキストの一部として伝達される)。ただし、ページング部の場合、eNBは、UEがこの特徴をサポートするかについて、何も把握していないことになる。この場合は、このUE能力がネットワークノード(たとえば、MMEである可能性が最も高い)に格納され、UEがこの特徴を有し得る旨の指標が、MMWからeNBに送信されるページングリクエストに含まれる必要がある。この場合、eNBは、「ウェイクアップ」信号を含む必要があるか否かを把握することになる。このことは、UEに対するページングが存在しない場合にも送信され得ることから、「強制スリープ」信号には適さない。ただし、この特徴がサポートされているか否かに応じてページングリソースが分割されている場合、このページングリクエスト中の新たな情報要素は、UEのページングを行うべきページングリソースをeNBが把握するために必要となる(上記参照。これは、ページング分割が「ウェイクアップ」信号に適用される場合にも適用可能である)。
両選択肢を図8に示すことができ、この図は、ページングをモニタリングするUEのアイドルモード動作を示している。両選択肢は、特にカバレッジが極度に制限された状況のUEに対して、UEの電力消費の低減に役立ち得る。ここでは、NB−IoTが一例として用いられる。eMTCも類似の設計を有するが、設定中の数字および特定チャネルの名称の一部がNB−IoTとは異なり得る。
「ウェイクアップ」信号の手法により、後続の(e)DRXサイクルにおいてページングメッセージが存在する場合にのみ、この信号を送信すべきであることから、UEの節電の最大化に要するオーバヘッドは小さくなる。ただし、後続の(e)DRXサイクルにおいてページングメッセージが実際に存在する場合は、ウェイクアップ信号を送信する必要があり、そうしなければUEがページングメッセージを見逃すことになる。ただし、NPDCCH検索空間の開始前のサブフレームは、NPDCCHまたはNPDSCHの別のUEまたはSIメッセージへの送信に既に使用されている可能性が高い。したがって、この解決手段がスケジューリング柔軟性に影響を及ぼす可能性または「ウェイクアップ」信号が常には送信されない可能性があり、ページングが欠測となる。
一例として、図9に見られるように、UEによる省エネの方法には、改善の余地がある。
「ウェイクアップ」信号は、次の制御チャネル検索空間における制御チャネルの送信の実際の長さを示すことができる。送信の実際の長さが制御チャネル検索空間の設定最大長よりも短いことを信号が示す場合、UEは、次の制御チャネル検索空間の設定最大長を探し続ける必要がない。
ウェイクアップ信号の検出に際して、UEは、制御チャネル送信の長さに関する情報も受信する。したがって、この信号は、制御情報を含む制御チャネル送信の長さを示していてもよい。制御情報が検出されない場合、UEは、DCIの欠測またはウェイクアップ信号の誤警報があったものと理解する。信号が検出されない場合、UEは、モニタリングを停止可能である。ただし、制御チャネルの長さに関する情報を用いてUEが省エネを行い得るにも関わらず、ウェイクアップ信号がUEにより検出されない場合は、NPDCCH/MPDCCHを見逃すリスクが考えられる。
ウェイクアップ信号の使用は、図10に一部見られるように改善可能である。たとえば、ページングの場合、第1のUEの実際の制御チャネル送信は常に、検索空間の最初に開始となる。検索空間の最初にチャネルが第2のUEで占有されるにつれ、eNBがウェイクアップ信号の送信を決定した場合は、第2のUEに対する送信をセグメント化する必要がある。そうしなければ、UEがNPDCCH/MPDCCHを見逃すため、ページングが欠測となる。
ウェイクアップ信号の使用は、図11に一部見られるように改善可能である。非ページングの場合、第1のUEの実際の制御チャネル送信は、その検索空間の途中に開始となり得る。第1のUEは、検索空間の最初の候補を含めて、検索空間における複数の候補のブラインド検出を必要とする場合がある。
検索空間の最初にチャネルが第2のUEで占有されるにつれ、eNBがウェイクアップ信号の送信を決定した場合は、第2のUEの送信をセグメント化する必要がある。そうしなければ、UEが制御チャネルを見逃すため、制御情報が欠測となる。
上記のような指標のいずれか、たとえば、ウェイクアップまたは強制スリープをサポートする厳密な波形は、このような指標を受信するUE側の付加的な開発努力を最小化できるように、他のダウンリンクチャネルと類似していてもよい。たとえば、既存のNB−IoTダウンリンクOFDM送信が用いられるようになっていてもよい。このような指標をマッピングするシンボルまたはビット列パターンは、上記の通りである。
「強制スリープ」および「ウェイクアップ」両信号が用いられるようになっていてもよい。「強制スリープ」および「ウェイクアップ」シグナリングがそれぞれの利益を有することから、ネットワークにおいて両者をサポートするのが有益と考えられる。「強制スリープ」および「ウェイクアップ」シグナリングのサポートの切り替えは、上位レイヤによる設定(システム情報(SI)シグナリングにおけるブロードキャストもしくはUE固有の無線リソース制御(RRC)シグナリングを用いた設定)または物理レイヤ信号の異なるコードワードの使用による指示が可能である。
以下の付録は、通信規格のフレームワーク内で提案の解決手段の特定の態様を実装可能となる方法の非限定的な一例を与える。特に、この付録は、3GPP TSG RAN規格のフレームワーク内で提案の解決手段を実装可能となる方法の非限定的な一例を与える。付録に記載の変更は、本明細書の提案の解決手段の特定の態様を技術規格において実装可能となる方法の説明を意図しているに過ぎない。ただし、提案の解決手段は、3GPP仕様ならびに他の仕様もしくは規格の両者において、他の適当な様態で実装することも可能である。
本明細書に記載の方法を実行するため、ユーザ機器およびネットワーク機器が提供される。図12および図13は、ユーザ機器およびネットワーク機器の実施形態を示したブロック図である。
ユーザ機器14の別途詳細を図12との関連で示す。図12に示すように、例示的なユーザ機器14は、アンテナ940、無線回路(たとえば、無線フロントエンド回路)910、処理回路920を具備するとともに、メモリ930を具備していてもよい。メモリ930は、処理回路920から分離していてもよいし、処理回路920の一体部であってもよい。アンテナ940は、1つもしくは複数のアンテナまたはアンテナアレイを含んでいてもよく、無線信号の送信および/または受信を行うように設定され、無線回路(たとえば、無線フロントエンド回路)910に接続されている。特定の代替実施形態においては、ユーザ機器14がアンテナ940を具備していなくてもよく、代わりにアンテナ940は、ユーザ機器14から分離して、インターフェースまたはポートを通じてユーザ機器14に接続可能であってもよい。処理回路920は、制御情報に関する信号が第1の期間中に存在するかを判定するように設定されていてもよい。処理回路920は、判定に応じて制御情報の復号を試行するかどうかを決定するようにさらに設定されていてもよい。
無線回路(たとえば、無線フロントエンド回路)910は、さまざまなフィルタおよび増幅器を備えていてもよく、アンテナ940および処理回路920に接続されるとともに、アンテナ940と処理回路920との間で伝達される信号を調節するように設定されている。特定の代替実施形態においては、ユーザ機器14が無線回路(たとえば、無線フロントエンド回路)910を具備していなくてもよく、代わりに処理回路920は、フロントエンド回路910なしでアンテナ940に接続されていてもよい。無線回路910は、制御チャネル、制御情報、ならびに/または制御情報および/もしくは制御チャネルに関する信号を受信するように設定されていてもよい。
処理回路920は、無線周波数(RF)送受信回路、ベースバンド処理回路、およびアプリケーション処理回路のうちの1つまたは複数を具備していてもよい。いくつかの実施形態において、RF送受信回路921、ベースバンド処理回路922、およびアプリケーション処理回路923は、別個のチップセット上にあってもよい。代替実施形態においては、ベースバンド処理回路922およびアプリケーション処理回路923の一部または全部が1つのチップセットとして組み合わされ、RF送受信回路921が別個のチップセット上にあってもよい。別の代替実施形態においては、RF送受信回路921およびベースバンド処理回路922の一部または全部が同じチップセット上にあり、アプリケーション処理回路923が別個のチップセット上にあってもよい。さらに他の代替実施形態においては、RF送受信回路921、ベースバンド処理回路922、およびアプリケーション処理回路923の一部または全部が同じチップセットとして組み合わされていてもよい。処理回路920には、たとえば1つもしくは複数の中央演算処理装置(CPU)、1つもしくは複数のマイクロプロセッサ、1つもしくは複数の特定用途向け集積回路(ASIC)、ならびに/または1つもしくは複数のフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)を含んでいてもよい。
ユーザ機器14は、電源950を具備していてもよい。電源950は、バッテリ等の電源回路のほか、電力管理回路であってもよい。電源回路は、外部源から電力を受電するようにしてもよい。バッテリ等の電源回路および/または電力管理回路は、無線回路(たとえば、無線フロントエンド回路)910、処理回路920、および/またはメモリ930に接続されている。電源950、バッテリ、電源回路、および/または電力管理回路は、処理回路920を含むユーザ機器14に対して、本明細書に記載の機能を実行するための電力を供給するように設定されている。ユーザ機器14は、処理回路920と無線回路910とを備えており、UEは、制御情報に関する信号が第1の期間中に存在するかを判定し、判定に応じて、制御情報の復号を試行するかどうかを決定するように設定されている。UEならびに/またはUEの構成要素および/もしくは回路のいずれかは、本明細書に記載の方法を実行するようにさらに設定されていてもよい。
無線ネットワークノード12の別途詳細を図13との関連で示す。図13に示すように、例示的な無線ネットワークノード12は、アンテナ1040、無線回路(たとえば、無線フロントエンド回路)1010、処理回路1020を具備するとともに、メモリ1030を具備していてもよい。メモリ1030は、処理回路1020から分離していてもよいし、処理回路1020の一体部であってもよい。アンテナ1040は、1つもしくは複数のアンテナまたはアンテナアレイを含んでいてもよく、無線信号の送信および/または受信を行うように設定され、無線回路(たとえば、無線フロントエンド回路)1010に接続されている。特定の代替実施形態においては、無線ネットワークノード12がアンテナ1040を具備していなくてもよく、代わりにアンテナ1040は、無線ネットワークノード12から分離して、インターフェースまたはポートを通じて無線ネットワークノード12に接続可能であってもよい。処理回路920は、制御チャネル、制御情報、ならびに/または制御情報および/もしくは制御チャネルに関する信号を送信するかを判定するように設定されていてもよい。
無線回路(たとえば、無線フロントエンド回路)1010は、さまざまなフィルタおよび増幅器を備えていてもよく、アンテナ1040および処理回路1020に接続されるとともに、アンテナ1040と処理回路1020との間で伝達される信号を調節するように設定されている。特定の代替実施形態においては、無線ネットワークノード12が無線回路(たとえば、無線フロントエンド回路)1010を具備していなくてもよく、代わりに処理回路1020は、フロントエンド回路1010なしでアンテナ1040に接続されていてもよい。無線回路1010は、制御情報が第1の期間中に存在するかに関する信号を送信するように設定されていてもよい。無線回路1010は、送信された信号に従って、制御情報をUEに送信するように設定されていてもよい。
処理回路1020は、無線周波数(RF)送受信回路、ベースバンド処理回路、およびアプリケーション処理回路のうちの1つまたは複数を具備していてもよい。いくつかの実施形態において、RF送受信回路1021、ベースバンド処理回路1022、およびアプリケーション処理回路1023は、別個のチップセット上にあってもよい。代替実施形態においては、ベースバンド処理回路1022およびアプリケーション処理回路1023の一部または全部が1つのチップセットとして組み合わされ、RF送受信回路1021が別個のチップセット上にあってもよい。別の代替実施形態においては、RF送受信回路1021およびベースバンド処理回路1022の一部または全部が同じチップセット上にあり、アプリケーション処理回路1023が別個のチップセット上にあってもよい。さらに他の代替実施形態においては、RF送受信回路1021、ベースバンド処理回路1022、およびアプリケーション処理回路1023の一部または全部が同じチップセットとして組み合わされていてもよい。処理回路1020には、たとえば1つもしくは複数の中央演算処理装置(CPU)、1つもしくは複数のマイクロプロセッサ、1つもしくは複数の特定用途向け集積回路(ASIC)、ならびに/または1つもしくは複数のフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)を含んでいてもよい。
ネットワーク機器12は、電源1050を具備していてもよい。電源1050は、バッテリ等の電源回路のほか、電力管理回路であってもよい。電源回路は、外部源から電力を受電するようにしてもよい。バッテリ等の電源回路および/または電力管理回路は、無線回路(たとえば、無線フロントエンド回路)1010、処理回路1020、および/またはメモリ1030に接続されている。電源1050、バッテリ、電源回路、および/または電力管理回路は、処理回路1020を含む無線ネットワークノード12に対して、本明細書に記載の機能を実行するための電力を供給するように設定されている。
ネットワーク機器(NE)12は、処理回路1020と無線回路1010とを備えており、NE12は、制御情報が第1の期間中に存在するかに関する信号を送信し、送信された信号に従って、制御情報をUEに送信するように設定されている。NEならびに/またはNEの構成要素および/もしくは回路のいずれかは、本明細書に記載の方法を実行するようにさらに設定されていてもよい。
図14に示すように、ユーザ機器は、たとえばネットワーク機器または他のユーザ機器等、他のノードに信号を送信/受信し得る受信モジュール511すなわち受信機(RX)および送信モジュール512すなわち送信機(TX)を備える。また、受信および送信モジュール511、512は、単一の送受信機または通信ユニットに組み込まれていてもよい。また、ユーザ機器は、たとえば制御情報に関する信号が第1の期間中に存在するかを判定するように設定された判定モジュール513を備えていてもよい。ユーザ機器は、たとえば判定に応じて制御情報の復号を試行するかどうかを決定するように設定された決定モジュール514を備えていてもよい。また、ユーザ機器は、本明細書に記載の実施形態に係る無線通信ネットワーク100においてダウンリンク受信送信を設定する別のモジュールを備え得ることに留意するものとする。

Claims (15)

  1. ユーザ機器(UE)のための方法であって、
    制御情報に関する信号が第1の期間中に存在するかを判定すること(101)であって、前記信号が、シンボル列を含み、前記列の長さが、前記制御情報を搬送する制御チャネルの制御チャネル検索空間の最大長に依存する、判定すること(101)と、
    前記判定に応じて、前記制御情報の復号を試行するかどうかを決定すること(102)と
    を含む、方法。
  2. システム情報メッセージ中の前記UEを対象とした制御情報の有無を示すために前記信号が用いられるか否かの指標を受信することを含む、請求項1に記載の方法。
  3. ネットワーク機器(NE)のための方法であって、
    制御情報が第1の期間中に存在するかに関する信号を送信すること(201)と、ここで前記信号は、シンボル列を含み、前記列の長さが、前記制御情報を搬送する制御チャネルの制御チャネル検索空間の最大長に依存するものであり、
    信された前記信号に従って、制御情報をUEに送信すること(202)と、
    を含む、方法。
  4. システム情報メッセージにおいて前記信号が用いられるか否かの指標を送信することを含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記信号が、前記制御情報を搬送する制御チャネルの制御チャネル検索空間の最大長に基づいて繰り返されるビット列を含む、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記信号が、コード化ビット列を含み、前記コード化ビット列のコードレートが、前記制御情報を搬送する制御チャネルの制御チャネル検索空間の最大長に依存する、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記信号が、前記制御情報を含む制御チャネル送信の長さを示す、請求項1からのいずれか一項に記載の方法。
  8. 制御情報に関する前記信号が、前記UEの繰り返しレベルに基づいて有効化される、請求項1からのいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記信号が、前記UEが制御チャネルをモニタリングすべきであることを示すウェイクアップ信号である、請求項1からのいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記信号が、前記UEが制御チャネルをモニタリングすべきでないことを示す強制スリープ信号である、請求項1からのいずれか一項に記載の方法。
  11. ユーザ機器(UE)のための方法であって、
    制御情報に関する信号が第1の期間中に存在するかを判定すること(101)であって、前記UEが制御チャネルをモニタリングすべきであることを示すウェイクアップ信号である、判定すること(101)と、
    前記判定に応じて、前記制御情報の復号を試行するかどうかを決定すること(102)と
    を含む、方法。
  12. 処理回路(920)と無線回路(910)とを備えたユーザ機器(UE)(14)であって、
    制御情報に関する信号が第1の期間中に存在するかを判定し、ここで前記信号は、シンボル列を含み、前記列の長さが、前記制御情報を搬送する制御チャネルの制御チャネル検索空間の最大長に依存するものであり、
    前記判定に応じて、前記制御情報の復号を試行するかどうかを決定する
    ように設定された、UE。
  13. 請求項2、5から11のいずれか一項に記載のUEのための方法を実行するようにさらに設定された、請求項12に記載のUE。
  14. 処理回路(1020)と無線回路(1010)とを備えたネットワーク機器(NE)であって、
    制御情報が第1の期間中に存在するかに関する信号を送信し、ここで前記信号は、シンボル列を含み、前記列の長さが、前記制御情報を搬送する制御チャネルの制御チャネル検索空間の最大長に依存するものであり、
    信された前記信号に従って、制御情報をUEに送信する
    ように設定された、NE。
  15. 請求項4から11のいずれか一項に記載のNEのための方法を実行するようにさらに設定された、請求項14に記載のNE。
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