JP2002532689A - テスト室 - Google Patents

テスト室

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JP2002532689A
JP2002532689A JP2000587198A JP2000587198A JP2002532689A JP 2002532689 A JP2002532689 A JP 2002532689A JP 2000587198 A JP2000587198 A JP 2000587198A JP 2000587198 A JP2000587198 A JP 2000587198A JP 2002532689 A JP2002532689 A JP 2002532689A
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wall
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ベルナルダス ヨハネス レフェリンク フランシスカス
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タレス ネーデルラント ベスローテン フェンノートシャップ
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    • G—PHYSICS
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    • G01R29/0814—Field measurements related to measuring influence on or from apparatus, components or humans, e.g. in ESD, EMI, EMC, EMP testing, measuring radiation leakage; detecting presence of micro- or radiowave emitters; dosimetry; testing shielding; measurements related to lightning
    • G01R29/0821—Field measurements related to measuring influence on or from apparatus, components or humans, e.g. in ESD, EMI, EMC, EMP testing, measuring radiation leakage; detecting presence of micro- or radiowave emitters; dosimetry; testing shielding; measurements related to lightning rooms and test sites therefor, e.g. anechoic chambers, open field sites or TEM cells

Abstract

(57)【要約】 テストすべき装置によって放出された電磁放射を測定する、又は、テストすべき装置を放射電磁界にさらすテスト室を、導電性の織物のテントより成る残響室として形成する。このテスト室内に統計上一様な電磁界を発生させるために、テスト室は部分的に、振動器によって誘起される機械的な振動にさらされようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】 本発明は、テストすべき物体を放射電磁界にさらすことができる、又は、テス
トすべき物体によって放出される電磁放射を測定しうるテスト室であって、電磁
放射を授受するための手段と、前記テスト室全体に亙って電磁放射を一様に分布
させる手段とが設けられているテスト室に関するものである。
【０００２】 この種類のテスト室は既知である。これらテスト室は、予め規定された強度の
放射電磁界にさらされた機器が適切に機能することを確認する作用をする。従っ
て、テスト室内にはほぼ一様な放射電磁界を導入することが重要である。既知で
試験済みの例では、テスト室の一方の側へ、規定された電磁放射を放出させ、他
方の側でこの放射を吸収することによって一様な放射電磁界を実現している。こ
の例には、高レベルの電力を必要とし、これには、特に高周波の場合、極めて費
用がかかるという欠点がある。他の既知で理論上許容し得る例では、内面が金属
化されたテスト室の内部に放射電磁界を導入し、次に、撹拌器によって少なくと
も統計上一様な電磁界を創り出すことによって一様な放射電磁界に近づけている
。この方法は、極めて時間を要するという欠点を伴う。その理由は、撹拌器の少
なくとも１回転中に、各測定値を平均化する必要があるためである。
【０００３】 本発明のテスト室は、前述の欠点を大部分回避するものであり、このテスト室
が残響室構造を有し、このテスト室の壁部が導電性材料より成り、電磁放射を一
様に分布させる前記手段が、動作モードで壁部の少なくとも一部分を動かすよう
に設計されていることを特徴とする。
【０００４】 実現するのに比較的簡単である本発明の観点による好適例では、壁部の少なく
とも一部分を動かす前記手段が、壁部の少なくとも一部分を振動させるように設
計されていることを特徴とする。
【０００５】 本発明の他の観点による有利な例では、前記壁部が導電性の織物より成ること
を特徴とする。このことは、テストすべき装置を囲むように構成されたテスト室
でこの装置を電磁界テストすることを可能にする。このことが、装置を実験室の
環境内でテストすることを不要とし、これにより、費用をかなり節約する。その
理由は、輸送又は実験室テストから生じる費用がかからず、実験室テストではし
ばしば、追加の機器、特別な目的のケーブル、電源等を有する環境を必要とする
ためである。
【０００６】 本発明の更に他の観点による好適例では、残響室はテントとして形成されてい
ることを特徴とする。この例では、導電性の織物に導電性のスライドファスナを
設け、テントを、テストすべき装置を囲むように簡単に設置しうるようにするの
が有利である。必要に応じ、テントの下端の一部分を取除き、テストすべき装置
の下に配置するのが好ましい金属プレート又はホイルにこのテントの下端を対接
させるようにすることができる。
【０００７】 本発明の他の好適例では、フレームが設けられ、このフレーム内部で、このフ
レームの隅部の連結部から前記残響室を吊すことができるようになっていること
を特徴とする。テント構造の分野で周知であるこの例では、テスト室は、いかな
る支持手段も必要としないという利点が得られる。
【０００８】 本発明の更に他の好適例では、前記テント内に過剰圧力を発生させる加圧気体
のための連結部が前記テントに設けられていることを特徴とする。テント構造の
分野で周知であるこの例でも、テスト室はいかなる支持手段も必要としないとい
う利点が得られる。この点における更なる利点は、テスト室を比較的短時間で設
置することができ、通常、空気である気体の流動がテント内の通気を良くすると
いうことである。
【０００９】 本発明の更に他の観点による好適例では、壁部の少なくとも一部分を動かす前
記手段が、動作モードで前記テントの１つの隅部の連結部に取付けられている振
動器として形成されていることを特徴とする。本発明の更に他の好適例では、動
作モード中、５〜20Hzの周波数で振動器を駆動する駆動手段が設けられるように
する。
【００１０】 本発明を、図面を参照して更に詳しく説明する。 図１に、本発明によるテスト室１の第１の実行可能な実施例を示す。このテス
ト室１は、アルミニウムの織物より成るテントとして実現されており、その材料
は電磁放射の優れた反射体として既知である。テスト室１はストラップ２，３，
４，５，６，７，８及び９によって金属フレーム10に取付けられている。テスト
室１は残響室構造を有し、すなわち、このことは、いかなる２つの壁部も平行で
なく、多くとも１つの壁部が他の壁部に対して垂直に配置されており、２つの対
向するテント壁部間の平均距離が異なり、公倍数が当てはまらないことを意味す
る。この状態では、テスト室１内にいかなる固有モードも存在せず、このことに
よって、広帯域のアンテナ11によりテスト室１内に送られる電磁エネルギーの分
布がほぼ一様となる。しかし、テスト室１内部の任意の個所で測られる電界強度
は、アンテナ11によって生ぜしめられる周波数に応じて著しく変化するおそれが
あることが測定により分る。従って、ストラップ２には、当該技術分野で既知で
ある振動器12が設けられており、この振動器は、テスト室１の一角を10Hzの周波
数で振動させる。この振動は、特に、電界内に存在する急峻なヌル点を取除く作
用をし、このことが統計上の観点から、電界強度の一様性を著しく改善する。
【００１１】 テスト室１に配置された装置13に関する測定を可能にするために、アンテナ11
は、同調可能な送信機又は受信機に接続され、この送信機又は受信機はある帯域
幅内での送信又は受信中、極めてゆっくりと掃引される。この点で、同調は、電
界の満足な統計上の平均値が得られる程度にゆっくりと行なう必要があることに
留意すべきである。この目的のために、従来のテスト室には、１秒当り多くとも
一回転させる電界撹拌器が設けられており、この場合、少なくとも１秒の積分時
間を考慮する必要がある。約10Hzの周波数で振動する新規なテスト室では、この
積分時間を約10分の１秒に減少させることができ、このことが時間の点でかなり
の節約をもたらす。
【００１２】 更に、テスト室１はケーブルのフィードスルー14と、導電性材料より成るスラ
イドファスナ15とを有し、このスライドファスナは、テストすべき装置13の設置
を容易にする。更に、テスト室１には、グラウンドシートの中央において開口部
（図示せず）を設けるのが有利である。最初に、装置13を金属プレート（図示せ
ず）上に配置し、その後、装置13を囲むようにテスト室１を設置することができ
る。金属プレートとアルミニウムのグラウンドシートとの間の接触が良好となる
ようにするために、開口部付近のグラウンドシート上に数個の重りを配置するこ
とができる。
【００１３】 図２に、本発明によるテスト室の第２の実行可能な実施例を示す。このテスト
室１も、アルミニウムの織物より成るテントとして実現されている。テスト室１
には、空気ポンプ17に連結するためのホース16が設けられており、この空気ポン
プは、テントが張られた後、その形状を維持するためのものである。テスト室１
には振動器12が設けられ、この振動器の一端はテスト室の１つの隅部の連結部に
取付けられ、他端は、接続ケーブルを介して基準点、例えば、建物又は柱に取付
けられている。
【００１４】 この実施例でも、テスト室１には、グラウンドシートの中央において開口部を
設けることができる。最初に、装置13を金属プレート（図示せず）上に配置し、
その後、装置13を囲むようにテスト室１を設置することができる。この実施例で
は、テントの織物と金属プレートとの間の連結をある程度気密にする必要がある
ので、アルミニウムのプレートに取付けられた一方のファスナ素子が、グラウン
ドシートの開口部を囲む他方のファスナ素子と相互にかみ合うようになっている
導電性のスライドファスナを用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明によるテスト室の第１の実行可能な実施例を示す。
【図２】 本発明によるテスト室の第２の実行可能な実施例を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＡＵ，ＢＲ，Ｃ Ａ，ＣＮ，ＣＺ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＮ，ＪＰ，ＫＲ ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＲＵ，ＳＧ，ＴＲ，ＵＡ， ＵＳ，ＺＡ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 テストすべき物体を放射電磁界にさらすことができる、又は、テ
    ストすべき物体によって放出される電磁放射を測定しうるテスト室であって、電
    磁放射を授受するための手段と、前記テスト室全体に亙って電磁放射を一様に分
    布させる手段とが設けられているテスト室において、このテスト室が残響室構造
    を有し、このテスト室の壁部が導電性材料より成り、電磁放射を一様に分布させ
    る前記手段が、動作モードで壁部の少なくとも一部分を動かすように設計されて
    いることを特徴とするテスト室。
  2. 【請求項２】 請求項１に記載のテスト室において、壁部の少なくとも一部分を
    動かす前記手段が、壁部の少なくとも一部分を振動させるように設計されている
    ことを特徴とするテスト室。
  3. 【請求項３】 請求項１又は２に記載のテスト室において、前記壁部が導電性の
    織物より成ることを特徴とするテスト室。
  4. 【請求項４】 請求項３に記載のテスト室において、前記反射室がテントとして
    形成されていることを特徴とするテスト室。
  5. 【請求項５】 請求項４に記載のテスト室において、フレームが設けられ、この
    フレーム内部で、このフレームの隅部の連結部から前記残響室を吊すことができ
    るようになっていることを特徴とするテスト室。
  6. 【請求項６】 請求項４に記載のテスト室において、前記テント内に過剰圧力を
    発生させる加圧気体のための連結部が前記テントに設けられていることを特徴と
    するテスト室。
  7. 【請求項７】 請求項５又は６に記載のテスト室において、壁部の少なくとも一
    部分を動かす前記手段が、動作モードで前記テントの１つの隅部の連結部に取付
    けられている振動器として形成されていることを特徴とするテスト室。
  8. 【請求項８】 請求項７に記載のテスト室において、動作モード中、５〜20Hzの
    周波数で前記振動器を駆動する駆動手段が設けられていることを特徴とするテス
    ト室。
JP2000587198A 1998-12-07 1999-11-26 テスト室 Pending JP2002532689A (ja)

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