JPS60174959A - 電磁波測定装置 - Google Patents

電磁波測定装置

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JPS60174959A
JPS60174959A JP59030921A JP3092184A JPS60174959A JP S60174959 A JPS60174959 A JP S60174959A JP 59030921 A JP59030921 A JP 59030921A JP 3092184 A JP3092184 A JP 3092184A JP S60174959 A JPS60174959 A JP S60174959A
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tent
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measurement
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三浦 哲司
Sumio Umibuchi
住男 海渕
Tamotsu Tsukahara
塚原 保
Hideaki Ishii
秀明 石井
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Nippon Valqua Industries Ltd
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Kashima Industries Co
Nippon Valqua Industries Ltd
Taiyo Kogyo Co Ltd
Nihon Valqua Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、各種の電子・電気機器がノイズとして発生す
る電磁波の測定を行なうための方法及び装置に関するも
のである。
(技術の背景及び従来技術) 従来より各種の電子・電気機器から妨害電波、所謂ノイ
ズが発生することが知られている。例えば、いま、テレ
ビがある一定の電磁環境下におかれていて、冷蔵庫が起
動したとか、蛍光燈が点滅したとか、或いはそのテレビ
の近傍で電気カミソリを使用したといった状況を想定す
ると、テレビの画像が混乱したり音声にノイズが混入し
たりするといったことは身近に経験するところである。
これはテレビ以外の外の電子・電気機器からノイズが発
生しており、このノイズによってテレビが影響されたた
めで、多種の電子・電気機器が存在している現状におい
て所謂電磁波障害(EMI)として近年特に照的化して
きている現象である。
ところで、各種の電子・電気機器におけるこの種のノイ
ズがどの程度発生するのか、あるいはその解決策がどの
程度の効果を果しているのか等を知るためには、ノイズ
として発生する電磁波の測定を正確かつ客観的に行なう
必要がある。しかも、近年そのような電磁波測定の需要
が増大してきもている。このような電磁波の測定結果が
正確かつ客観的であるための主な測定条件としては次の
ようなものがある。
・計測定場所の反射面(大地又は床)が完全に均一・か
つ平担であること。
・2)電磁波の測定に悪影響を及ぼす建物、樹木、電線
その外の物体が測定場所から遠く離れていること。
・か測定機器あるいは測定人員用の小屋が電界に影響を
及ぼさないこと。
C41電磁波の測定に必要な各種の機器がアンテナ回り
の電界を乱さないこと。
上記の■〜・ツの条件を満足するためには、測定装置が
比較的小さなものである場合(被測定機器からアンテナ
までの距離が略3m程度までの場合)は問題ないが、被
8111定機器とアンテナ間の距離が略30m程度の大
きなものを必要とする場合、11・〜17i1の条件を
満足することが困難になる。それでは、何故それほど大
きな測定装置が必要になるかは次の理由による。すなわ
ち。
・4電磁波の測定結果が正確かつ客観的であるためには
、被測定機器から発生する電磁波のみを測定しなければ
ならないが、従来の比較的小型の測定装置にあってはそ
の観測室の内壁に電磁波が反射しないような高度な加工
ψ処理を施こして完璧な電磁暗室すなわち電磁波の隼反
射室を作らなければならず、そのため装置全体としては
相当高価なものとなっている。
■近年のように、ノイズ発生源である電気・電子機器が
大型化してくると、その近傍に位置する電気・電子機器
は勿論のこと、相当離れた位置にある電気・電子機器に
対する影響をも考慮しなければならず、単に3m程度の
範囲内のみの影響を測定してその結果を遠くに位置する
ものにも及ぼすことは単純に丑できない。
■大地からの電磁波の反射以外の反射を極力少なくして
測定結果に客観性を持たせる必要があること、すなわち
、電磁波の反則による測定への大きな影響が出ないよう
にするためには広い測定空間を確保しなければならない
こと。
等である。
従来既に開発されている電磁波測定装置(10)は、第
1図に示したように、地上から所定の高さに位置する金
属床(11)に対して電動モータの作動によって回転す
るターンテーブル(12)を金属床(11)の一方に配
設し、このターンテーブル(12)上に被測定機器であ
る電気争電子機器(W)が載置されるようになっている
。そして、ターンテーブル(12)を硬質プラスチック
により形成したシェルタ−(14)によって覆蓋するこ
とにより。
その内部に位置する機器(W)を保護するようになって
いる。また、金属床(11)上の他方には電磁波を捕え
るためのアンテナ(13)が配設されている。なお、ア
ンテナ(13)はマスト(13a)上に昇降可能に組付
けられていて、電動モータの作動によって駆動されるウ
ィンチ(13b)によりマスト(13a)上を昇降して
最適な位置にて固定しうるようになっている。
この電磁波測定装置(10)は、アンテナ(13)が露
出しているためその保守点検を容易に行なうことはでき
るが、その反面この電磁波測定装置(10)を屋外にて
使用することは同期がある。すなわち、アンテナ(13
)をその丈ま屋外に配置すると、風雨や直射日光或いは
湿気に直接曝されることになり、その結果アンテナ(1
3)は錆びたり変形したりして電磁波を常に一定した条
件により測定することができなくなる。それに、風の強
い日や降雨・降雪時には測定をすることができない場合
も生じることになる。これでは、この種の電磁波測定作
業の需要が増大してきている現状には全くそぐわない。
要するに、この従来の電磁波測定装置(lO)は、あく
までも屋内で使用することを目的として開発されたもの
で、所謂オーブン・サイトとして屋外で使用するには適
さず、上述したように比較的大きな電磁波測定装置が必
要とされている現状におい、てこの電磁波測定装置(l
O)をそのまま屋外用の装置として使用することはでき
ない。
(発明の目的) 本発明は以−ヒのような実状に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、 第1に容易に測定することができしかも測定結果に正確
性及び客観性を持たせることのできる電磁波測定方法を
提供することにあり、 第2にはそのような正確かつ客観的な測定結果を得るこ
とができるように電磁波の測定環境を常に一定に保持す
ることができしかも極めて安価に構成することのできる
電磁波測定装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、この種電磁波測定装置にお
ける測定アンテナを風雨等による悪影響から保護するこ
とにある。
さらに、本発明の他の目的は、完成した電磁波測定装置
の屋根となる部分が容易に交換することができるように
することシこある。
(発明の構成) 以−Eの目的を達成するために、第1の発明の要旨は、 被測定機器と、この被測定機器からの電磁波を捕えるア
ンテナとを可撓性の非金属材料からなるエアテントによ
り覆蓋して測定空間を形成し、前記エアテント内に加圧
空気を導入しながら前記被測定機器からの電磁波を測定
するようにしたことを特徴とする電磁波測定方法 にあり、第2の発明の要旨は、 被測定機器及びこの被測定機器からの電磁波を捕えるア
ンテナとを配設し、前記被測定機器からの電磁波を測定
する電磁波測定装置において、前記被測定機器及びアン
テナとを可撓性の非金属材料からなるエアテントによっ
て気密的に覆蓋して測定空間を形成するとともに、前記
エアテント内に加圧空気を給送する送風機とを設けたこ
とを特徴とする電磁波測定装置 にある。
要するにこれらの発明の目的は、被測定機器及びこの被
測定機器からの電磁波を捕えるアンテナとをエアテント
によって覆蓋することにより、被測定機器及びアンテナ
が収納される測定空間を形成し、かつこの測定空間内の
電磁的環境を常に安定した条件下に置くようにすること
によって、電磁波の測定を常に安定した状態で容易に行
なうことができるようにするとともに、測定された結果
に客観性を持たせるようにすることにある。
(実施例) 以下に本発明に係る電磁波測定方法及び装置のそれぞれ
について図面を参照しながら説明する。
争電磁波測定方法について 第2図には、本発明による電磁波測定方法を具現した電
磁波測定装置(100−)の概略構成図が示されている
。この電磁波測定装置(100)は、測定作業室(20
)と、この測定作業室(20)の側方に配設した気密調
整室(30)と、送風機(40)とを有している。また
、測定作業室(20)の天井の一部にはターンテーブル
(50)が設けられており、このターンテーブル(50
)と略3〜30m程度離れた位置の測定作業室(20)
上に電磁波測定用のアンテナ(70)が設けられている
。そして、これらのターンテーブル(50)及びアンテ
ナ(70)はエアテント(80)により気密的に覆蓋さ
れている。
測定作業室(20)は、その内部にて人が立って測定作
業が行なえる程度の大きさを有しており、アンテナ(7
0)に接続した電磁波測定機(80)が配設されている
気密調整室(30)は、二重扉を介して測定作業室(2
G)内に通ずる部屋であり、作業員の出入に際してエア
テント(80)内の圧力を低下させないようにするため
のものである。送風機(40)は、所定圧力の空気をエ
アテント(80)内に給送するもので、必要に応じてそ
の給送空気の温度及び圧力を調整しうるようになってい
る。これにより、エアテン1(80)により形成された
測定空間(100a)内においては、その圧力は勿論の
こと、必要に応じて空気の温度、湿度が常に一定の状態
に保持されるようになっている。なお、ターンテーブル
(50)及びアンテナ(70)は従来のものをそのまま
使用した。このようにした電磁波測定装置(Ioo)に
あっては、その測定空間(10Q&)内がエアテント(
80)によって外部とは隔離されて常に一定の条件下に
置かれるため、電磁波測定装置(100)の外部の条件
例えば強風下であるとか、降雨或いは降雪中であるかど
うかに全く影響されることなく、被測定機器(W)から
発生している電磁波の測定を常に一定の条件下にて行な
うことができる・電磁波測定装置について 第3図〜第8図には本発明に係る電磁波測定装置(10
0)が示されている。なお、この電磁波測定装置(1o
o)の各部材の説明にあたっては、方法を説明する際に
使用した第2r14の符号をそのまま使用する。
測定作業室(20)内には、電磁波測定41! (80
)は勿論のこと、被測定機器(豐)からの電磁波を測定
するのに必要な各種の機器が配設されており、作業員が
測定空間(100a)内に入らなくてもこの測定作業室
(20)内にて各種の作業を遠隔操作によって行なえる
ようにしである。なお、この測定作業室(20)内から
上方に作業員が出入できるように階段(21)が設けら
れている。また、この測定作業室(20)には図示しな
いエレベータ装置が配設してあり、このエレベータ装置
の合板(22)は、第5図に示すように、測定空間(1
00a)内に上昇しうるようになっていて、導電性材料
により形成されている。さらに、この測定作業室(2o
)の屋根部の上面に導電性材料を被覆して測定空間(,
100a)の床面(100b)としてあり、これによっ
て測定空間(100a)の床面(100b)が電磁波に
対して均一な反射面となるようにしである。
気密調整室(30)は前述したように二重扉を介して測
定作業室(20)内に通ずるもので、この内には、本実
施例においては送風41! (40)が配置されている
。この送風機(40)から、は所定圧力の空気が測定空
間(100a)内に給送するようになっている。なお、
この送風機(40)からの圧力空気は、必要に応じてそ
の温度及び湿度を所定の値に調整して測定空間(too
a)内に給送するようにして実施してもよい。′また、
との気密調整室(30)内には、後述のターンテーブル
(50) 、アンテナ(? ’O)のウィンチ(72)
を駆動する圧縮空気(約5kgf/cm”)を給送する
ためのエアコンブッレサ(図示しない)が配置しである
。なお、この気密調整室(30)にあっては、その内部
にて各機器から発生する電磁波が測定空間(100a)
内に入らないように必要に応じぞ電磁的にシールドされ
ている。
ターンテーブル(50)は、第5図にて示すように、前
述したエレベータ装置の合板(22)の近傍に配設され
ている。また、このターンテーブル(50)は、その下
方に配置したエアモータ又はエアシリンダ(52)によ
って回転され、適宜位置にて停止されるようになってい
る。このエアモータ又はエアシリンダ(52)を駆動す
る圧縮空気は、上述したように気密調整室(30)内の
ニアコンプレッサによって供給される。さらに、ターン
テーブル(50)上には、約1mの高さを有する非導電
性のテーブル(51)が載置され、被測定機器(W)が
机上にて使用されるものである場合にはこのテーブル(
51)上に被測定機器(W)を載置して測定が行なわれ
る。
アンテナ(70)は本実施例の場合校正済、同調形の半
波長ダイポール・アンテナであり、水平及び垂直偏波の
両測定ができるものである。なお、このアンテナ(70
)としては、その諸元、校正値等明確に証明できるもの
であれば、どのような形式のものであってもよい、また
、このアンテナ(70)は従来のものと同様支柱(71
)上に昇鋒可能に組付けられており、ウィンチ(72)
の作動によって支柱(71)上を上下動する。(第2図
参照)この上下動の範囲は2〜6mの間である。ウィン
チ(72)はエアモータを備えており、このエアモータ
に気密調整室(30)内のニアコンプレッサからの圧縮
空気を給送することにより、ウィンチ(72)は適宜選
択的に作動される。さらに、このアンテナ(70)の支
柱(71)は、第5図にて示したように、ターンテーブ
ル(50)に対して前後動可能となっており、その最大
隔離距離は略30mである。
エアテン) (80)は、第3図及び第4図にて示すよ
うに、略球形に形成したもので、その直径はターンテー
ブル(50)上の被測定機器(W)とアンテナ(70)
間が略3〜30m程度となるように設定されている。ま
た、このエアテン) (80)は、織布に塩化ビニール
等の合成樹脂をコーティングして非導電性のシートに形
成し、このシートを所定の形状に切断してこれらを高周
波溶着等により張り合わせて気密的に形成したものであ
る。
そして、このエアテン) (80)は、第3図及び第8
図にて示したように、その下端部の全周に非導電性の材
料により形成したロープ(81)を固着し、このロープ
(81)を保持するエアテント(80)の外面に補強テ
ープ(83)を固着することによって補強されている。
このように形成したエアテント(80)は、測定空間(
tooa)の床面(10Qb)上に固定した取付はアン
グル(84)に対し、エアテント(80)の内面に配置
したサンブレンシート(82)を使用してポルト・ナツ
ト(85)により固定されている。この場合、ロープ(
81)はサンブレンシー) (82)の下方に位置して
おり、このサンブレンシート(82)が取付はアングル
(84)に当接することによって、エアテント(80)
本体は床面(100b)に対して固定されている。これ
と同一ζエアテンk (Rn)の工纏ζ飼いイ エフ÷
ソト(80)の内外に対して気密性が保持されるように
なっている。さらに、このエアテン) (80)にあっ
ては、第6図及び第7図にて示したように、□エアテン
ト(80)の外周を保護キャンパス(8fl) −によ
って覆蓋しである。この保護キャンパス(8B)は、非
導電性のキャンパス布により形成したもので、その下端
縁全周に補強ロープ(87)が固着してあり、またその
下端には複数の布製固定テープ(8B)が取付けである
。これらの固定テープ(88)には、非導電性のロープ
(88a)が連結されていて、このロープ(88a)の
下端は測定空間(100a)の床面(toob)上に固
定したフック(88)に連結されている。これにより、
保護キャンパス(86)はエアテント(go)を強風等
から保護している、以上のようにして、エアテント(8
0)を構成する各部材で測定空間(tooa)の床面(
100b)から上に位置するものの全てについては、電
磁波を反射しないように非導電性の材料により形成され
ているのである。
次に、以上のように構成した電磁波測定装置(100)
により、被測定機器(Ill)からの電磁波を測定する
場合について説明する。まず、送風機(40)を作動さ
せて測定空間(10Qa)内に所定状態に調整した加圧
空気を給送して、エアテン) (80)を所定の形状(
第3図に示した球状)に保持する。
なお、この電磁波測定装置(100)の外部の状態が普
通の場合、エアテント(80)内の圧力は50mmAq
/crn’に調整され、また強風下においてはエアテン
) (80)内の圧力は100 +mmAq/cm’に
調整される。
このような状態にて、エレベータ装置を使用して被測定
機器(W)を測定作業室(20)から測定空間(100
a)内に搬入し、ターンテーブル(50)上に載置する
。そして、ターンテーブル(50)上の被測定機器(W
)を回転させるとともに、アンテナ(70)の高さを調
整して電磁波測定機(60)が示す最大の値を探す、こ
のように測定された偵を、被測定機器(W)が発生して
いる電磁波として決定する。この測定の作業そのものに
ついては、従来の方法をそのまま使用する。
なお、この電磁波測定装置(10G)の長期に亙る使用
によって、エアテント(80)及び保護キャンパス(8
B)が劣化した場合には、各エアテント(80)及び保
護キャンパス(86)のみを交換する。
(効果) 以上のように構成した本発明の方法及び装置によれば、
次のような効果が得られる。すなわち、まず方法にあっ
ては以下のとおりである。
(イ)測定空間(100a)をエアテン) (80)に
よって構成し得るため一1測定空間(100a)として
要求される各種の条件を容易に満たすことができ、従っ
て被測定機器(讐)とアンテナ(7o)との距離の制限
を受けることなく比較的大きな電磁波測定装置(100
)を形成することができる。
(ロ)測定空間(100a)をエアテント(8G)にょ
って形成し、必要に応じてその内部に温度及び!度を調
整した圧力空気を給送するようにしたため、測定空間(
100a)内の測定条件を常に一定に保持することがで
きて、電磁波の測定結果を常に客観性のあるものとする
ことができる。
(ハ)被測定機器(W)及びアンテナ(70)をエアテ
ント(80)内に収納するようにしたので、頻繁に使用
するアンテナ(70)を風雨等から保護しえて、これに
よっても常に安定した測定結果を得ることができるとと
もに、測定結果に客観性を持たせることができる。
また、本発明による電磁波測定装置(10G)にあって
は、上述した方法における上記効果(イ)〜(ハ)を有
していることは勿論、次のような効果をも有している。
(ニ)ターンテーブル(50)及びアンテナ(70)の
ウィンチ(72)を気密iIIM室(30)内に配置し
たニアコンプレッサかもの圧縮空気により作動させるよ
にしたので、従来のようにターンテーブル(50)及び
ウィンチ(72)を電動モータにより駆動する場合に比
して被測定機器以外の各作動機器からのノイズ発生を防
止することができ、より正確かつ客観的な測定結果を得
ることができる。
(ホ)上記(ハ)の効果と関連して、測定空間(100
a)をエアテント(80)により覆蓋するようにしたの
で、反射電磁波対策を程こす必要のない大きな測定空間
(100a)を極めて簡単に構成することができ、従来
比較的高価であったこの種電磁波測定装置を安価に提供
することができる。
(へ)また測定空間(100a)をエアテント(80)
により覆蓋するようにしたので、天候には全く影響され
ずに電磁波の測定を行なうことができ最近とくに多くな
ってきているこの種の電磁波測定作業の需要に即対応す
ることができる。
(ト)エアテン) (80)と保護キャンパス(86)
をその下端にて測定作業室(20)の上面に固定するよ
うにしたので、これらのエアテント(80)及び保護キ
ャンパス(88)が長年の使用により例え劣化したとし
ても容易に交換することができる。
(まとめ) 以上、詳述したように、本発明に係る方法によれば、上
記実施例にて例示したごとく、被測定機器と、この被測
定機器からの電磁波を捕えるアンテナとを可撓性の非金
属材料からなるエアテントにより覆蓋して測定空間を形
成し、前記エアテント内に加圧空気を導入しながら前記
被測定機器からの電磁波を測定するようにしたことにそ
の特徴があり、これにより、容易に測定することかでき
しかも測定結果に正確性及び客観性を持たせることので
きる電磁波測定方法を提供することができる。
また、本発明に係る電磁波測定装置によれば。
L記実施例にて例示したごとく、被測定機器及びこの被
測定機器からの電磁波を捕えるアンテナとを配設し、前
記被測定機器からの電磁波を測定する電磁波測定装置に
おいて、前記被測定機器及びアンテナとを5r撓性の非
金属材料からなるエアテントによって気密的に覆蓋して
測定空間を形成するとともに、前記エアテント内に加圧
空気を給送する送風機とを設けたことにその特徴があり
、これにより客観的な測定結果を得ることができるよう
に電磁波の測定環境を常に一定に保持することができし
かも極めて安価に構成することのできる゛電磁波測定装
置を提供することができることは勿論のこと、この種電
磁波測定装置における測定アンテナを風雨等による悪影
響から保護することができ、しかも完成した電磁波測定
装置の屋根となる部分が容易に交換することができるよ
うにすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電磁波測定装置を示す概略正面図、第2
図は本発明に係る電磁波測定方法を説明するための電磁
波測定装置の概略正面図、第3図は本発明の係る電磁波
測定装置を示す正面図、第4図は同側面図、第5歯は第
3図のv−V線に沿ってみた平面図、第6図は第3図の
■線部の部分拡大縦断面図、第7図は保護キャンパスの
一部を示す正面図、第8図は第6図の■−vlI線に沿
ってみた部分拡大縦断面図である。 符 号 の 説 明 10・・・従来の電磁波測定装置、lOo・・・電磁波
測定装置、100a・・・測定空間、2o・・・測定作
業室、3o・・・気密調整室、40・・・送風機、50
・・・ターンテーブル、6゜・・・電磁波測定機、70
・・・アンテナ、8o・・・エアテント”、誓・・・被
測定機器。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被測定機器と、この被測定機器からの電磁波を捕
    えるアンテナとを可撓性の非金属材料からなるエアテン
    トにより覆蓋して測定空間を形成し、前記エアテント内
    に加圧空気を導入しながら前記被測定機器からの電磁波
    を測定するようにしたことを特徴とする電磁波測定方法
  2. (2)被測定機器及びこの被測定機器からの電磁波を捕
    えるアンテナとを配設し、前記被測定機器からの電磁波
    を測定する電磁波測定装置において、前記被測定機器及
    びアンテナとを可撓性の非金属材料からなるエアテント
    によって気密的に覆蓋して測定空間を形成するとともに
    、前記エアテント内に加圧空気を給送する送風機とを設
    けたごとを特徴とする電磁波測定装置。
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