JPH09257928A - 気象レーダ装置 - Google Patents

気象レーダ装置

Info

Publication number
JPH09257928A
JPH09257928A JP8060982A JP6098296A JPH09257928A JP H09257928 A JPH09257928 A JP H09257928A JP 8060982 A JP8060982 A JP 8060982A JP 6098296 A JP6098296 A JP 6098296A JP H09257928 A JPH09257928 A JP H09257928A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
signal
radome
rainfall
attenuation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8060982A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirosuke Harada
広輔 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP8060982A priority Critical patent/JPH09257928A/ja
Publication of JPH09257928A publication Critical patent/JPH09257928A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A90/00Technologies having an indirect contribution to adaptation to climate change
    • Y02A90/10Information and communication technologies [ICT] supporting adaptation to climate change, e.g. for weather forecasting or climate simulation

Landscapes

  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の気象レーダ装置は、レドームに雨が降
った場合に発生する水膜によって送信信号が減衰して放
射される送信信号のレベルが低下し、雨滴より反射して
帰ってくる受信信号のレベルが低下しても減衰量が把握
できず、また正確な受信電力の強度が得られず観測範囲
が狭くなるという問題点があった。 【解決手段】 この発明に係るレーダ装置は、全方位の
走査が可能なアンテナ2を覆い降雨等から保護するレド
ーム1と、アンテナを介して気象観測空間に電波を放射
する送信信号及びパイロット信号を生成するとともに、
気象観測空間からの受信信号を処理する送受信手段4
と、受信信号をA/D変換し受信電力をディジタル信号
で得る処理を行う信号処理手段5と、レドームの外側に
設けられレドーム内からのパイロット信号を受信する補
助アンテナ11と、補助アンテナが受信する晴天時と降
雨時の受信電力の差を減衰量とし、その減衰量に応じて
システム利得を補正する補正手段とを備えたものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、レーダアンテナ
を雨等から保護するレドームで発生する水膜による受信
信号の減衰の補正に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は一般的な気象観測を目的とした従
来の気象レーダ装置のシステムの一部を示す系統図であ
る。図において、1はレドーム、2はアンテナ、3は空
中線制御手段、4は送受信手段、そして、5は信号処理
手段である。また6は気象レーダ装置を構成する各機器
が設置されるレーダ局舎である。
【0003】次に動作について説明する。送受信手段4
内部の送信部において生成された送信信号は気象観測の
範囲を観測するために必要な強さでアンテナ2を介して
アンテナ2を覆っているレドーム1を通って空間に放射
される。ここでアンテナ2は空中線制御手段3からの指
令に基づき、方位方向に回転及び仰角方向に角度変化す
るため、送信信号は四方八方に放射される。この送信信
号は観測範囲内の空間に存在する雨滴等で反射し、再び
レドーム1を通りアンテナ2を介して送受信手段4内部
の受信部に入力する。受信処理された受信信号は、信号
処理手段5においてA/D変換され後段の計算機で処理
するのに必要なディジタル信号となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の気象レーダ装置
は以上のように構成されているので、レドーム1の直上
からレドーム1に対し雨が降った場合に発生する水膜に
よって送信信号が減衰して放射される送信信号のレベル
が低下し、雨滴より反射して帰ってくる受信信号のレベ
ルが低下しても減衰量が把握できず、また正確な受信電
力の強度が得られず観測範囲が狭くなるという問題点が
あった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたものであり、気象レーダ装置のシステム
利得を補正することにより、正確な観測データを得るこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るレーダ装
置は、全方位の走査が可能なアンテナと、このアンテナ
を覆い降雨、降雪等から前記アンテナを保護するレドー
ムと、前記アンテナを介して気象観測空間に電波を放射
する送信信号及びパイロット信号を生成するとともに、
気象観測空間からの受信信号を処理する送受信手段と、
前記受信信号をA/D変換し受信電力をディジタル信号
で得る処理を行う信号処理手段と、前記レドームの外側
に設けられ前記レドーム内からのパイロット信号を受信
する補助アンテナと、この補助アンテナが受信する晴天
時と降雨時の受信電力の差を減衰量とし、その減衰量に
応じてシステム利得を補正する補正手段とを備えたもの
である。
【0007】また、補助アンテナをレドームに沿うよう
に回転させる補助アンテナ回転駆動手段を備えたもので
ある。
【0008】また、補助アンテナをレドームに沿って上
下に移動させる補助アンテナ上下駆動駆動手段を備えた
ものである。
【0009】また、地上雨量計をレドームの近くに備
え、雨量強度データを合わせてシステム利得を補正する
ものである。
【0010】また、全方位の走査が可能なアンテナと、
このアンテナを覆い降雨、降雪等から前記アンテナを保
護するレドームと、前記アンテナを介して気象観測空間
に電波を放射する送信信号を生成するとともに、気象観
測空間からの受信信号を処理する送受信手段と、前記受
信信号をA/D変換し受信電力をディジタル信号で得る
処理を行う信号処理手段と、前記レドームの周囲下部に
設けられ垂れる水の量を測定する垂水量測定手段と、晴
天時と降雨時の垂水量の差から減衰量を把握し、その減
衰量に応じてシステム利得を補正する補正手段とを備え
たものである。
【0011】また、全方位の走査が可能なアンテナと、
このアンテナを覆い降雨、降雪等から前記アンテナを保
護するレドームと、前記アンテナを介して気象観測空間
に電波を放射する送信信号を生成するとともに、気象観
測空間からの受信信号を処理する送受信手段と、前記受
信信号をA/D変換し受信電力をディジタル信号で得る
処理を行う信号処理手段と、前記レドームから所定の距
離に設けられ電波を反射する反射体と、この反射体から
の受信電力を測定し、晴天時と降雨時の受信電力の差か
ら減衰量を把握し、その減衰量に応じてシステム利得を
補正する補正手段とを備えたものである。
【0012】また、全方位の走査が可能なアンテナと、
このアンテナを覆い降雨、降雪等から前記アンテナを保
護するレドームと、前記アンテナを介して気象観測空間
に電波を放射する送信信号を生成するとともに、気象観
測空間からの受信信号を処理する送受信手段と、前記受
信信号をA/D変換し受信電力をディジタル信号で得る
処理を行う信号処理手段と、降雨時に前記レドーム上に
発生する水膜の誘電特性を測定する誘電率測定手段と、
晴天時と降雨時の誘電特性の差から減衰量を把握し、そ
の減衰量に応じてシステム利得を補正する補正手段とを
備えたものである。
【0013】また、全方位の走査が可能なアンテナと、
このアンテナを覆い降雨、降雪等から前記アンテナを保
護するレドームと、前記アンテナを介して気象観測空間
に電波を放射する送信信号を生成するとともに、気象観
測空間からの受信信号を処理する送受信手段と、前記受
信信号をA/D変換し受信電力をディジタル信号で得る
処理を行う信号処理手段と、定在波比を測定する定在波
比測定手段と、晴天時と降雨時の定在波比の差から減衰
量を把握し、その減衰量に応じてシステム利得を補正す
る補正手段とを備えたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
について説明する。 実施の形態1.図1は、この発明の実施の形態1による
気象レーダ装置を示す概略構成図である。図1におい
て、1はアンテナを降雨等から保護するレドーム、2は
送信信号を空間に放射するとともに受信信号を受けるア
ンテナ、3はアンテナ2の駆動を制御する空中線制御手
段、4は送信信号及びパイロット信号を生成するととも
に受信信号を処理する送受信手段、5は送受信手段4で
処理された受信信号をA/D変換する信号処理手段、1
1はパイロット信号を受信する補助アンテナである。
【0015】次に、この発明の実施の形態1の動作につ
いて説明する。気象レーダ装置としての動作は従来技術
と同じであり、説明を省略する。レドーム1の直上にお
いて降雨があり、レドーム1の表面に発生した水膜によ
ってレドーム1の外と内とでは送信・受信ともに信号が
減衰する。その特性を利用して補助アンテナ11からパ
イロット信号を送信し、アンテナ2で受信するが、この
受信電力は晴天時と降雨時では先に述べた水膜による減
衰分だけ差が生じるため、この差分を記録し、レーダ手
段のシステム利得を補正し、正確な受信電力の強度を得
ることができる。
【0016】実施の形態2.図2は、この発明の実施の
形態2による気象レーダ装置を示す概略構成図である。
なお、上記実施の形態1では補助アンテナ11が固定さ
れたものを示したが、図2に示すようにレドーム1の外
側に補助アンテナ回転駆動手段12を設け、補助アンテ
ナ11をレドーム1に沿うように回転させてもよい。レ
ドーム1の直上の降雨は風の影響を受けた場合には、水
膜のでき方が一様でなくなるため、補助アンテナを全周
で回転させ全周の減衰量を測定することにより、方位毎
の水膜のでき方に応じたより詳細な減衰量の補正が可能
になる。
【0017】実施の形態3.図3は、この発明の実施の
形態3による気象レーダ装置を示す概略構成図である。
図3に示すように、補助アンテ11をレドームに沿って
上下に移動させる補助アンテナ上下駆動手段13を設け
ることにより、高さ方向の詳細な減衰量の把握が可能で
ある。
【0018】実施の形態4.図4は、この発明の実施の
形態4による気象レーダ装置を示す概略構成図である。
図4に示すように補助アンテナの代わりにレーダ局舎6
付近に地上雨量計14を設置し、レーダ局舎付近の雨量
強度データを把握することにより、減衰補正の補正量と
して使用してもよい。又、この実施の形態4は他の実施
の形態との並用により高精度な補正が可能である。
【0019】実施の形態5.図5は、この発明の実施の
形態5による気象レーダ装置を示す概略構成図である。
図5に示すように補助アンテナの代わりにレドーム1の
周囲下部に垂れる水の量を測定する垂水量測定手段15
を設け、その量を測定することにより、減衰量を把握す
るようにしてもよい。
【0020】実施の形態6.図6は、この発明の実施の
形態6による気象レーダ装置を示す概略構成図である。
図6に示すようにレーダ局舎6から所定の距離例えば、
数百メートルの距離をおいた地点に電波を反射する反射
体16を設け、この反射体16からの受信電力を測定す
ることにより、晴天時との差から減衰量を把握するよう
にしてもよい。
【0021】実施の形態7.図7は、この発明の実施の
形態7による気象レーダ装置を示す概略構成図である。
図7に示すように水膜の誘電特性を測定するために誘電
率測定用送信手段17a及び誘電率測定手段17bをレ
ーダ装置と別に設置し、レドーム1上に発生する膜の誘
電特性から減衰量を算出してもよい。
【0022】実施の形態8.図8は、この発明の実施の
形態8による気象レーダ装置を示す概略構成図である。
図8に示すように給電系に方向性結合器を挿入し定在波
比測定手段18で定在波比から水膜による減衰量を把握
するようにしてもよい。
【0023】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、全方位
の走査が可能なアンテナと、このアンテナを覆い降雨、
降雪等からアンテナを保護するレドームと、アンテナを
介して気象観測空間に電波を放射する送信信号及びパイ
ロット信号を生成するとともに、気象観測空間からの受
信信号を処理する送受信手段と、受信信号をA/D変換
し受信電力をディジタル信号で得る処理を行う信号処理
手段と、レドームの外側に設けられレドーム内からのパ
イロット信号を受信する補助アンテナと、この補助アン
テナが受信する晴天時と降雨時の受信電力の差を減衰量
とし、その減衰量に応じてシステム利得を補正する補正
手段とを備えたことにより、レドーム上に発生する水膜
による減衰量を把握できるので、気象レーダ装置のシス
テム利得を補正することができるようになり、所定の受
信電力の強度を得て正確な観測範囲のデータを得る効果
がある。
【0024】また、補助アンテナをレドームに沿うよう
に回転させる補助アンテナ回転駆動手段を備えたことに
より、補助アンテナをレドームの全周で回転させレドー
ム全周の減衰量を測定することができ、方位毎の水膜の
発生状況に応じた、より詳細な減衰量の補正が可能にな
る。
【0025】また、補助アンテナをレドームに沿って上
下に移動させる補助アンテナ上下駆動駆動手段を備えた
ことにより、レドームの高さ方向の詳細な減衰量の把握
が可能になる。
【0026】また、地上雨量計をレドームの近くに備
え、雨量強度データを合わせてより高精度にシステム利
得を補正することができる。
【0027】また、全方位の走査が可能なアンテナと、
このアンテナを覆い降雨、降雪等から アンテナを保護
するレドームと、アンテナを介して気象観測空間に電波
を放射する送信信号を生成するとともに、気象観測空間
からの受信信号を処理する送受信手段と、受信信号をA
/D変換し受信電力をディジタル信号で得る処理を行う
信号処理手段と、レドームの周囲下部に設けられ垂れる
水の量を測定する垂水量測定手段と、晴天時と降雨時の
垂水量の差から減衰量を把握し、その減衰量に応じてシ
ステム利得を補正する補正手段とを備えたことにより、
気象レーダ装置のシステム利得を簡単な方法で補正する
ことができるようになり、所定の受信電力の強度を得て
正確な観測範囲のデータを得る効果がある。
【0028】また、全方位の走査が可能なアンテナと、
このアンテナを覆い降雨、降雪等から アンテナを保護
するレドームと、アンテナを介して気象観測空間に電波
を放射する送信信号を生成するとともに、気象観測空間
からの受信信号を処理する送受信手段と、受信信号をA
/D変換し受信電力をディジタル信号で得る処理を行う
信号処理手段と、レドームから所定の距離に設けられ電
波を反射する反射体と、この反射体からの受信電力を測
定し、晴天時と降雨時の受信電力の差から減衰量を把握
し、その減衰量に応じてシステム利得を補正する補正手
段とを備えたことにより、補助アンテナを使用せずに気
象レーダ装置のシステム利得を補正することができ、所
定の受信電力の強度を得て正確な観測範囲のデータを得
る効果がある。
【0029】また、全方位の走査が可能なアンテナと、
このアンテナを覆い降雨、降雪等から アンテナを保護
するレドームと、 アンテナを介して気象観測空間に電
波を放射する送信信号を生成するとともに、気象観測空
間からの受信信号を処理する送受信手段と、 受信信号
をA/D変換し受信電力をディジタル信号で得る処理を
行う信号処理手段と、降雨時に レドーム上に発生する
水膜の誘電特性を測定する誘電率測定手段と、システム
利得を補正する補正手段とを備えたことにより、晴天時
と降雨時の誘電特性の差から減衰量を把握することがで
きる。
【0030】また、全方位の走査が可能なアンテナと、
このアンテナを覆い降雨、降雪等からアンテナを保護す
るレドームと、アンテナを介して気象観測空間に電波を
放射する送信信号を生成するとともに、気象観測空間か
らの受信信号を処理する送受信手段と、受信信号をA/
D変換し受信電力をディジタル信号で得る処理を行う信
号処理手段と、定在波比を測定する定在波比測定手段
と、システム利得を補正する補正手段とを備えたことに
より、晴天時と降雨時の定在波比の差から減衰量を把握
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による気象レーダ装
置を示す概略構成図である。。
【図2】 この発明の実施の形態2による気象レーダ装
置を示す概略構成図である。
【図3】 この発明の実施の形態3による気象レーダ装
置を示す概略構成図である。
【図4】 この発明の実施の形態4による気象レーダ装
置を示す概略構成図である。
【図5】 この発明の実施の形態5による気象レーダ装
置を示す概略構成図である。
【図6】 この発明の実施の形態6による気象レーダ装
置を示す概略構成図である。
【図7】 この発明の実施の形態7による気象レーダ装
置を示す概略構成図である。
【図8】 この発明の実施の形態8による気象レーダ装
置を示す概略構成図である。
【図9】 従来の気象レーダ装置を示す概略構成図であ
る。
【符号の説明】
1 レドーム、2 アンテナ、3 空中線制御手段、4
送受信手段、5 信号処理手段、6 レーダ局舎、1
1 補助アンテナ、12 補助アンテナ回転駆動手段、
13 補助アンテナ上下駆動手段、14 地上雨量計、
15 垂水量測定手段、16 反射体、17a 誘電率
測定用送信手段、17b 誘電率測定手段、18 定在
波比測定手段。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全方位の走査が可能なアンテナと、この
    アンテナを覆い降雨、降雪等から前記アンテナを保護す
    るレドームと、前記アンテナを介して気象観測空間に電
    波を放射する送信信号及びパイロット信号を生成すると
    ともに、気象観測空間からの受信信号を処理する送受信
    手段と、前記受信信号をA/D変換し受信電力をディジ
    タル信号で得る処理を行う信号処理手段と、前記レドー
    ムの外側に設けられ前記レドーム内からのパイロット信
    号を受信する補助アンテナと、この補助アンテナが受信
    する晴天時と降雨時の受信電力の差を減衰量とし、その
    減衰量に応じてシステム利得を補正する補正手段とを備
    えたことを特徴とする気象レーダ装置。
  2. 【請求項2】 補助アンテナをレドームに沿うように回
    転させる補助アンテナ回転駆動手段を備えたことを特徴
    とする請求項1に記載の気象レーダ装置。
  3. 【請求項3】 補助アンテナをレドームに沿って上下に
    移動させる補助アンテナ上下駆動駆動手段を備えたこと
    を特徴とする請求項1に記載の気象レーダ装置。
  4. 【請求項4】 地上雨量計をレドームの近くに備え、雨
    量強度データを合わせてシステム利得を補正することを
    特徴とする請求項1に記載の気象レーダ装置。
  5. 【請求項5】 全方位の走査が可能なアンテナと、この
    アンテナを覆い降雨、降雪等から前記アンテナを保護す
    るレドームと、前記アンテナを介して気象観測空間に電
    波を放射する送信信号を生成するとともに、気象観測空
    間からの受信信号を処理する送受信手段と、前記受信信
    号をA/D変換し受信電力をディジタル信号で得る処理
    を行う信号処理手段と、前記レドームの周囲下部に設け
    られ垂れる水の量を測定する垂水量測定手段と、晴天時
    と降雨時の垂水量の差から減衰量を把握し、その減衰量
    に応じてシステム利得を補正する補正手段とを備えたこ
    とを特徴とする気象レーダ装置。
  6. 【請求項6】 全方位の走査が可能なアンテナと、この
    アンテナを覆い降雨、降雪等から前記アンテナを保護す
    るレドームと、前記アンテナを介して気象観測空間に電
    波を放射する送信信号を生成するとともに、気象観測空
    間からの受信信号を処理する送受信手段と、前記受信信
    号をA/D変換し受信電力をディジタル信号で得る処理
    を行う信号処理手段と、前記レドームから所定の距離に
    設けられ電波を反射する反射体と、この反射体からの受
    信電力を測定し、晴天時と降雨時の受信電力の差から減
    衰量を把握し、その減衰量に応じてシステム利得を補正
    する補正手段とを備えたことを特徴とする気象レーダ装
    置。
  7. 【請求項7】 全方位の走査が可能なアンテナと、この
    アンテナを覆い降雨、降雪等から前記アンテナを保護す
    るレドームと、前記アンテナを介して気象観測空間に電
    波を放射する送信信号を生成するとともに、気象観測空
    間からの受信信号を処理する送受信手段と、前記受信信
    号をA/D変換し受信電力をディジタル信号で得る処理
    を行う信号処理手段と、降雨時に前記レドーム上に発生
    する水膜の誘電特性を測定する誘電率測定手段と、晴天
    時と降雨時の誘電特性の差から減衰量を把握し、その減
    衰量に応じてシステム利得を補正する補正手段とを備え
    たことを特徴とする気象レーダ装置。
  8. 【請求項8】 全方位の走査が可能なアンテナと、この
    アンテナを覆い降雨、降雪等から前記アンテナを保護す
    るレドームと、前記アンテナを介して気象観測空間に電
    波を放射する送信信号を生成するとともに、気象観測空
    間からの受信信号を処理する送受信手段と、前記受信信
    号をA/D変換し受信電力をディジタル信号で得る処理
    を行う信号処理手段と、定在波比を測定する定在波比測
    定手段と、晴天時と降雨時の定在波比の差から減衰量を
    把握し、その減衰量に応じてシステム利得を補正する補
    正手段とを備えたことを特徴とする気象レーダ装置。
JP8060982A 1996-03-18 1996-03-18 気象レーダ装置 Pending JPH09257928A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8060982A JPH09257928A (ja) 1996-03-18 1996-03-18 気象レーダ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8060982A JPH09257928A (ja) 1996-03-18 1996-03-18 気象レーダ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09257928A true JPH09257928A (ja) 1997-10-03

Family

ID=13158155

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8060982A Pending JPH09257928A (ja) 1996-03-18 1996-03-18 気象レーダ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09257928A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002196075A (ja) * 2000-12-26 2002-07-10 Inc Engineering Co Ltd レーザレーダ監視方法及び装置
JP2006258449A (ja) * 2005-03-15 2006-09-28 Yokohama Rubber Co Ltd:The レドーム
JP2010197103A (ja) * 2009-02-23 2010-09-09 Toshiba Corp レーダー装置
CN116544665A (zh) * 2023-05-19 2023-08-04 黑龙江龙廷信息技术有限公司 一种带有适应性防护结构的5g天线

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5011472U (ja) * 1973-05-29 1975-02-05
JPS60107781U (ja) * 1983-12-26 1985-07-22 三菱電機株式会社 気象レ−ダ−
JPH01187479A (ja) * 1988-01-22 1989-07-26 Mitsubishi Electric Corp 直交偏波レーダ装置
JPH0526931A (ja) * 1991-07-19 1993-02-05 Junkosha Co Ltd アンテナの指向特性測定装置
JPH0587848A (ja) * 1991-03-08 1993-04-06 Anritsu Corp 損失測定装置
JPH05218714A (ja) * 1991-04-15 1993-08-27 Rockwell Internatl Corp ミリメートル波長信号のための電力結合器
JPH05302947A (ja) * 1992-04-27 1993-11-16 N H K Itec:Kk Gpsを利用した送信空中線放射特性の測定方法
JPH06273540A (ja) * 1993-03-17 1994-09-30 Toshiba Corp レーダ雨量測定装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5011472U (ja) * 1973-05-29 1975-02-05
JPS60107781U (ja) * 1983-12-26 1985-07-22 三菱電機株式会社 気象レ−ダ−
JPH01187479A (ja) * 1988-01-22 1989-07-26 Mitsubishi Electric Corp 直交偏波レーダ装置
JPH0587848A (ja) * 1991-03-08 1993-04-06 Anritsu Corp 損失測定装置
JPH05218714A (ja) * 1991-04-15 1993-08-27 Rockwell Internatl Corp ミリメートル波長信号のための電力結合器
JPH0526931A (ja) * 1991-07-19 1993-02-05 Junkosha Co Ltd アンテナの指向特性測定装置
JPH05302947A (ja) * 1992-04-27 1993-11-16 N H K Itec:Kk Gpsを利用した送信空中線放射特性の測定方法
JPH06273540A (ja) * 1993-03-17 1994-09-30 Toshiba Corp レーダ雨量測定装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002196075A (ja) * 2000-12-26 2002-07-10 Inc Engineering Co Ltd レーザレーダ監視方法及び装置
JP2006258449A (ja) * 2005-03-15 2006-09-28 Yokohama Rubber Co Ltd:The レドーム
JP2010197103A (ja) * 2009-02-23 2010-09-09 Toshiba Corp レーダー装置
CN116544665A (zh) * 2023-05-19 2023-08-04 黑龙江龙廷信息技术有限公司 一种带有适应性防护结构的5g天线
CN116544665B (zh) * 2023-05-19 2023-10-17 黑龙江龙廷信息技术有限公司 一种带有适应性防护结构的5g天线

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8665134B2 (en) Rotational parabolic antenna with various feed configurations
Hollinger Passive microwave measurements of sea surface roughness
CN110031916B (zh) 一种基于星地链路衰减效应的降雨强度测量方法
Czechowsky et al. The mobile SOUSY Doppler radar: Technical design and first results
US9329266B2 (en) Weather radar apparatus, observation sequence generation method, and observation sequence generation program
US5999121A (en) Radiometer and water indicating method
Hashiguchi et al. A lower troposphere radar: 1.3-GHz active phased-array type wind profiler with RASS
CN107703508A (zh) 多频段云雨测量装置及测量方法
CN113631952B (zh) 具有海平面波特性确定的风力涡轮机
US8259001B2 (en) Weather radar and weather observation method
KR100996708B1 (ko) 태양을 이용한 안테나 이득 측정 장치 및 방법
JPH09257928A (ja) 気象レーダ装置
Sharpless Measurement of the angle of arrival of microwaves
Hildebrand Estimation of sea-surface winds using backscatter cross-section measurements from airborne research weather radar
CN109713460A (zh) Gnss全向天线及其探测方法
US9720077B1 (en) Radio altimeter for detecting accurate height
JP2783953B2 (ja) 気象レーダ装置
WO2023047522A1 (ja) レーダー装置及びレーダーシステム
Ligthart et al. An X-band solid-state FM-CW weather radar
EP3719308A1 (en) Wind turbine with sea level wave characteristic determination
JP2014202740A (ja) レーダの信号処理方法及び装置
JPH09138279A (ja) レーダ雨量測定装置
JPH09138272A (ja) レーダ雨量測定装置
JPH10104356A (ja) 気象レーダ装置
US10989836B2 (en) Passive microwave sounder for satellite, having fixed reflection plate