JPH0334704Y2 - - Google Patents

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JPH0334704Y2
JPH0334704Y2 JP1985202767U JP20276785U JPH0334704Y2 JP H0334704 Y2 JPH0334704 Y2 JP H0334704Y2 JP 1985202767 U JP1985202767 U JP 1985202767U JP 20276785 U JP20276785 U JP 20276785U JP H0334704 Y2 JPH0334704 Y2 JP H0334704Y2
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antenna
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tower
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、テレビ、ビデオ、ラジオ等の電子、
電気機器や自動車等から発生する妨害電磁波を測
定する装置に関する。
電子、電気機器から発生する妨害電磁波を測定
する装置は、該被測定機器のどの部分より許容外
の妨害電磁波が発生しているかを知るために、被
測定機器の周壁の各位置及び水平、垂直方向にお
いてそれぞれ逐一発生量を調べていかなければな
らず、大変な時間を要していた。
本考案によれば、被測定機器を回転させてその
各角度位置を検出し、該被測定機器から発生する
妨害電磁波を受信するアンテナの昇降及び回転を
迅速に行うことによつて該電磁波の強度、位置
(方向)関係を短時間で検出しこれらの検出量を
コンピユーターに入力しかつこれよりデータを出
力し該妨害電磁波の発生量、発生位置、方向を迅
速かつ簡便に測定することができると共にアンテ
ナを駆動する電力源からの防害電波を殆ど受けな
いようにすることができる。
以下実施例について述べると、第1図及び第2
図において、被測定機器1は回転台2上に設けら
れた架台3に載置され、該回転台の回転によつて
所定角度ずつ回転される。該回転台は第1図及び
第3図に示す如くベース4下に設けられた駆動部
5のブレーキ付きモーター6によつて回転され、
上記回転台の回転軸7に連結したポテンシヨメー
ター8によつて被測定機器の回転角度を示す信号
を得る。
該被測定機器は、測定時に電源コード9によつ
て作動状態におかれ、これより妨害電磁波が接続
フイーダー10を介して、送信アンテナ塔11の
支柱12に支持された送信アンテナ13より発信
する。
発信された妨害電磁波は、該送信アンテナ塔か
ら所定の距離隔てた位置にある受信アンテナ14
によつて受信される。
該受信アンテナは、受信アンテナ塔15の支柱
16に滑動可能に案内されたカーソル部17に支
持され、これによつて後述の如く昇降可能にかつ
回転可能に設けられている。
即ち、受信アンテナの回転は、第2図に示すよ
うにモーター18によりギヤ19を介して駆動軸
20を回転させ、該駆動軸よりベベルギヤ21を
介して上記支柱16に並立し上記カーソル部17
に挿入させるアンテナ回転軸22を、該回転軸の
下部に設けた上記モーター18等の動力源によつ
て回転させ、該回転軸に摺動可能に支持されたウ
オーム23から上記カーソル部17に支持された
ウオームホイール24を回し該ウオームホイール
軸25に固定された受信アンテナを回転してい
る。
また受信アンテナの昇降は、上記カーソル部に
一端を固定したロープ25を受信アンテナ塔上部
の滑車26,27に巻掛けこれを上記アンテナ回
転軸22内に通してアンテナ塔下部の滑車28,
29に巻掛け、次いで上記駆動軸20内に通じた
ロープをギヤドモーター30によつて回転される
ドラム31に巻取つたり巻戻すことによつてアン
テナを昇降させている。
妨害電磁波量の測定は、先ず被測定機器の位置
を上記ポテンシヨメーター8の信号により検出
し、これを接続ケーブル32を通じてコンピユー
ター33に入力する。該被測定機器の回転位置
で、最上部(図示のものでは4mの高さ)にある
受信アンテナは、水平方向、垂直方向に回転さ
れ、これらの位置は上記回転軸20に固定したウ
オーム34に係合するウオームホイール35に設
けたドツグ36を回転位置センサー37によつて
検出される。又同時にそれぞれの回転位置におけ
る受信電磁波量を接続フイーダー38を通して電
界強度計39で検出しこれらの検出量をそれぞれ
上記コンピユーターに入力する。
上記受信アンテナの高さは、第5図に示すよう
に上記ドラム31に連設された検出ドラム40の
回転軸41に固定した回転エンコーダー板42
と、該検出ドラムの溝44に係合し直進ガイド軸
45に案内されるローラ46の支持体47に固定
された直進エンコーダー板48により、これらを
投光部49と受光部50よりなる検出器51によ
つて検出する。これを上記コンピユーターに入力
する。
受信アンテナは昇降コントローラー52によつ
て順次少しずつ下降されその下降中に又はその各
位置でそれぞれアンテナを水平位置、垂直位置に
回転し各検出量をコンピユーターに入力する。こ
の場合において、受信アンテナは地上/mに達す
る迄この操作が繰返される。該位置に達した後
は、上記被測定機器を回転コントローラー53に
よつて次の回転位置(角度)迄回転し、引続いて
受信アンテナを上昇させ上昇中に又はそれぞれの
高さでアンテナを水平位置、垂直位置に回転させ
ながら上述の検出を行い、同様にしてコンピユー
ターに入力する。
上記被測定機器の回転限度及び上記受信アンテ
ナの昇降限度は、それぞれリミツトスイツチ5
4,55によつて制御されている。
上記受信アンテナの一回の昇降量は、第5図〜
第7図のものにおいては、検出ドラムの周囲を
600mmとし回転エンコーダーを6等分しこれにス
リツト56を形成して検出器によるBCDコード
信号を得ており、1パルスがロープ10mmの長さに
相当する。又直進エンコーダーはこれにもスリツ
ト57を形成してBCDコード信号を得、検出ド
ラム1回転で12mm移動するようにし2mmの移動が
ロープ100mmの長さに相当する。
上記のようにして検出された量は膨大である
が、上記コンピユーターからただちに各位置での
データを出力62することができ、妨害電磁波の
大きさ、位置方向を知ることができる。又上記受
信アンテナは昇降の途中にあつてもその位置をす
ぐに知ることができるから、その位置から再スタ
ートすることができ、測定開始時にいちいちゼロ
点(受信アンテナの昇降上部または下部)の位置
にもどしてから測定するような面倒がない。
上記妨害電磁波の測定は、被測定機器がテレビ
やラジオ、オーデイオ製品等においては、一般に
両アンテナ塔間を3mとして、コンピユーター等
の場合は10mにして測定している。測定位置を変
更する場合は、受信アンテナ塔の台車58を動か
すと、該受信アンテナ塔は台車と支持台59に設
けた枢軸60によつて回動可能に支持された平行
杆61によつて第4図のように移動する。
なお、上記被測定機器がロボツトや自動車等の
場合は、上記送信アンテナ塔は必要とせず、これ
らを直接回転台の上に載置して測定される。
第8図のものは、受信アンテナ塔の左右一方側
に受信アンテナを昇降するための駆動源を設け、
他方側に受信アンテナを回転させる動力源を設け
た場合を示している。
上記装置は妨害電磁波の反射をなくすために非
導電性のもので作られるが、導電性を有するモー
ター等についてはベース下に置いたり、図示のよ
うに両アンテナ塔を結ぶ線上から3m以上離れた
位置に設けるようにすると、その影響がない。
本考案は上記のように構成され、受信アンテナ
を測定する各所定の高さに移動すると共に移動中
に又はその各高さにおいて水平方向、垂直方向に
回転することができるのでアンテナの移移動と回
転が迅速にでき、又該アンテナの回転はアンテナ
塔の支柱に並立するアンテナ回転軸の下部に設け
た動力源によつて駆動されるので、上記アンテナ
が該動力源からの妨害電波を受けにくく、より正
確な測定データを得ることができる。又これらの
データはコンピユーターによつて迅速に処理する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は概略を
示す斜面図、第2図は概略断面図、第3図は送信
アンテナ塔駆動部の正面図、第4図は概略平面
図、第5図は受信アンテナ塔駆動部の拡大正面
図、第6図は回転エンコーダー板の拡大平面図、
第7図は直進エンコーダー板の拡大平面図、第8
図は他の例の一部を示す概略正面図である。 1は被測定機器、13は送信アンテナ、14は
受信アンテナ、31はドラム、33はコンピユー
ター、39は電界強度計、42は回転エンコーダ
ー、48は直進エンコーダー、52は昇降コント
ローラー、53は回転コントローラー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 妨害電磁波を発生する物品を支持し該物品を所
    定の角度ずつ回転させる台と、該台より所定の距
    離隔てて上記物品からの上記電磁波を受信するア
    ンテナを有する受信アンテナ塔を備え、該受信ア
    ンテナ塔は支柱を有し該支柱に上記アンテナを所
    定量ずつ昇降させるカーソル部を設け、上記支柱
    に並立し該カーソル部に挿入されるアンテナ回転
    軸を有し、該回転軸にウオームを摺動可能に支持
    し、該ウオームに係合するウオームホイールを上
    記カーソル部に設け、該ウオームホイールの軸に
    上記アンテナを固定して該アンテナを上記アンテ
    ナ回転軸の下部に設けた動力源駆動によつて水平
    及び垂直方向に回転し、上記物品の回転位置を検
    出する手段及び該各回転位置における上記アンテ
    ナの受信位置と水平、垂直位置を検出する手段を
    有し、これらの各位置における上記電磁波の強度
    を検出する手段を設け、これらの検出した量を順
    次入力させるコンピユーターを備え該コンピユー
    ターによつて上記物品の各位置における上記電磁
    波の発生量を出力するようにした妨害電磁波測定
    装置。
JP1985202767U 1985-12-28 1985-12-28 Expired JPH0334704Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985202767U JPH0334704Y2 (ja) 1985-12-28 1985-12-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985202767U JPH0334704Y2 (ja) 1985-12-28 1985-12-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62111666U JPS62111666U (ja) 1987-07-16
JPH0334704Y2 true JPH0334704Y2 (ja) 1991-07-23

Family

ID=31167458

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985202767U Expired JPH0334704Y2 (ja) 1985-12-28 1985-12-28

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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07113651B2 (ja) * 1986-10-21 1995-12-06 株式会社トーキン 電子機器より発生する妨害電波の測定方法
JP5103715B2 (ja) * 2005-07-26 2012-12-19 ソニー株式会社 電磁波妨害信号の発生源特定方法及びプログラム

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60174959A (ja) * 1984-02-21 1985-09-09 Kashima Kogyo Kk 電磁波測定装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58154474U (ja) * 1982-04-12 1983-10-15 三菱電機株式会社 アンテナ測定装置

Patent Citations (1)

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JPS60174959A (ja) * 1984-02-21 1985-09-09 Kashima Kogyo Kk 電磁波測定装置

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JPS62111666U (ja) 1987-07-16

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