JP2002532291A - ポリマーの一軸スクリュー押出 - Google Patents

ポリマーの一軸スクリュー押出

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JP2002532291A
JP2002532291A JP2000588259A JP2000588259A JP2002532291A JP 2002532291 A JP2002532291 A JP 2002532291A JP 2000588259 A JP2000588259 A JP 2000588259A JP 2000588259 A JP2000588259 A JP 2000588259A JP 2002532291 A JP2002532291 A JP 2002532291A
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mole
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JP2000588259A
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スティーブンス マクウィリアムズ,ダグラス
ユージーン ダブス,ハロルド
アーノルド ハンソン,スコット
テッドロー ベル,エミリー
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Eastman Chemical Co
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Eastman Chemical Co
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/16Nitrogen-containing compounds
    • C08K5/17Amines; Quaternary ammonium compounds
    • C08K5/19Quaternary ammonium compounds

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  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)

Abstract

(57)【要約】 組成物を加工性にするために、供給ゾーン温度を385°F未満に保持する、ポリマー及び帯電防止剤を含んでなる組成物またはマスターバッチの一軸スクリュー押出方法が提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】発明の分野 本発明は、ポリマー、好ましくはテレフタル酸、ナフタレンジカルボン酸及び
/または1,4−シクロヘキサンジカルボン酸をベースとするいくつかのコポリ
エステル中に選択された帯電防止剤を含む組成物及びマスターバッチ、ならびに
該マスターバッチと同一または他のホモ−またはコポリエステルとをブレンドし
て、帯電防止性を有するフィルム、シート材料及び熱成形品を生成することに関
する。更に詳しくは、最終フィルム、シート又は成形品中において要求される帯
電防止性を与えるポリマー用、好ましくはいくつかのコポリエステル用の帯電防
止剤を開示する。しかし、これらの添加剤は、好ましいコポリエステル組成物、
例えば、Eastar PETG 6763を含むいくつかのポリマーに関して
は、一軸スクリュー押出加工において供給の問題を引き起こす。今、いくつかの
押出加工条件が加工を改良し、従って、これらの帯電防止剤の使用を可能にする
ことが判明した。
【0002】発明の背景 ポリエステルは、繊維、フィルム、シート材料、食品及び飲料コンテナーなど
のような用途のための押出及び射出成形用樹脂として広く使用されている。一般
に用いられるポリエステルとしては、ポリエチレンテレフタレート(PET)、
ポリ−1,4−ブチレンテレフタレート(PBT)及びポリ−1,4−シクロヘ
キサンジメチレンテレフタレート(PCT)が挙げられる。比較的低い加工温度
、明澄度又は抑制された結晶化のような特殊な特性が必要とされる場合にはコポ
リエステルがよく用いられる。ポリエステルは、ほとんどの他の合成ポリマーと
同様に、電気の不良導体である。従って、このようなポリマーの押出、加工また
は取り扱いの間には静電荷が蓄積する可能性がある。これは、低い相対湿度条件
下で特に当てはまることである。静電荷は加工の間には材料の取り扱いの問題を
生じ、成形品の取り扱い時には衝撃を生じ、包装材料上には粉塵を集めさせ、ま
た、静電荷の散逸によって、プラスチック包装中に貯蔵されたデリケートな電子
部品に損傷を与えるおそれがあるので、静電荷は極めて望ましくない。従って、
優れた帯電防止性を有する熱可塑性ポリエステルが提供されれば有利であろう。
【0003】 ポリエステルを含む熱可塑性ポリマー中に使用するために使用できる多くの帯
電防止剤が入手可能である。これらの添加剤は比較的高濃度で同一または他の熱
可塑性ポリマーとブレンドされて、フィルムもしくはシート押出または射出成形
のために次にレットダウン(let down)されるマスターバッチを形成す
る場合が多い。いくつかの帯電防止剤は、使用を妨げられるおそれのある、押出
時における不良な供給のような加工上の問題を生じるおそれがある。
【0004】発明の要約 本発明によれば、最終フィルム、シートまたは成形品において要求される帯電
防止性を与える、ポリマー用、好ましくはポリエステル及びコポリエステル用の
帯電防止剤が開示される。しかし、これらの添加剤は、好ましいコポリエステル
組成物、例えば、Eastar PETG 6763を含むいくつかのポリマー
に関しては、一軸スクリュー押出加工時に押出機の供給ゾーンにおいてペレット
搬送の問題、例えば、不良な供給を引き起こす。帯電防止剤は最終組成物に基づ
き0.5重量%より多く約10重量%までの量で存在する。今、意外にも、いく
つかの押出加工条件の制御が加工を改良し、従って、これらの帯電防止剤のポリ
マー中への使用を可能にすることが判明した。さらに詳しくは、一軸スクリュー
押出法における供給ゾーンの温度は385°F以下に保持しなければいけないこ
とが判明した。好ましくは、供給ゾーンの温度は約200°F〜385°F以下
の範囲内に保持すべきであり;より好ましくは、この温度は約300°F〜約3
65°Fの範囲に保持すべきであり;さらに好ましくは約340°F〜約365
°Fに保持すべきである。
【0005】発明の詳細な説明 本発明の新規押出方法は、供給ゾーン、圧縮ゾーン、計量ゾーン及びダイに材
料を送るゾーンを含む通常の一軸スクリュー押出法を含む。供給部の温度を除く
全ての部分の温度は、約392°F〜約572°Fの通常の範囲に保持する。供
給部においては、帯電防止剤を含むポリマー組成物またはマスターバッチを加工
するためには、温度を385°F以下に保持することが不可欠であることが判明
した。好ましくは、供給部の温度は約200°F〜385°F以下の範囲に;よ
り好ましくは約300°F〜365°Fの範囲に;さらに好ましくは約340°
F〜約365°Fに保持すべきである。前述の通り、帯電防止剤は、最終組成物
に基づき0.5重量%より多く約10重量%まで、好ましくは約3〜約7重量%
、さらに好ましくは約0.6〜約1.5重量%の量で存在する。
【0006】 本発明の方法は、ポリマー及び帯電防止剤の任意の組成物またはマスターバッ
チに関して、使用するのに適している。ここで使用するのが適当なのは、ポリエ
ステル、コポリエステル、ポリオレフィン、スチレン樹脂、例えばポリスチレン
、スチレン−アクリロニトリルコポリマー、ポリ(スチレン−アクリロニトリル
−ブタジエン)ターポリマー、耐衝撃性ポリスチレン、ポリ(メタクリレート)
、ポリ(メチルメタクリレート)及びポリ(ビニルアセテート)、ポリカーボネ
ート、ポリアミド、ポリアセタール、フェノール−ホルムアルデヒド樹脂、ビニ
ル樹脂、ポリ塩化ビニル、塩化ビニルと酢酸ビニル、塩化ビニリデン、アクリロ
ニトリルとのコポリマー、ポリウレタン、ポリ(フェニレンエーテル)などのよ
うな任意のポリマーである。
【0007】 ここで使用するのに好ましいのは、ポリエステル及びコポリエステルならびに
それらの混合物である。好ましいポリエステルとしては、1種またはそれ以上の
ジオールと1種またはそれ以上のジカルボン酸から通常の重合技術によって製造
される線状、熱可塑性、結晶質または非晶質ポリエステルが挙げられるがこれら
に限定されない。
【0008】 コポリエステルは、定義上、1種もしくはそれ以上のジオールと2種もしくは
それ以上のジカルボン酸、または1種もしくはそれ以上のジカルボン酸と2種も
しくはそれ以上のジオールを含む。記載したポリエステル及びコポリエステルの
代表的なジオール成分は、エチレングリコール、ネオペンチルグリコール、1,
4−シクロヘキサンジメタノール、1,2−プロパンジオール、1,3−プロパ
ンジオール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,2−シ
クロヘキサンジオール、1,4−シクロヘキサンジオール、1,2−シクロヘキ
サンジメタノール、1,3−シクロヘキサンジメタノール、Z,8−ビス(ヒド
ロキシメチル)−トリシクロ−[5.2.1.0]−デカン(Zは3,4または
5を表す)並びに鎖中に1個またはそれ以上の酸素原子を含むジオール、例えば
ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ジプロピレングリコール及び
トリプロピレングリコールなどから選ばれることができる。一般に、これらのジ
オールは炭素数が2〜18、好ましくは2〜8である。脂環式ジオールはシスも
しくはトランス配置でまたは両形態の混合物として使用できる。
【0009】 線状コポリエステルの代表的な酸成分(脂肪族、脂環式または芳香族ジカルボ
ン酸)は、例えば、テレフタル酸、イソフタル酸、1,4−シクロヘキサンジカ
ルボン酸、1,3−シクロヘキサンジカルボン酸、コハク酸、グルタル酸、アジ
ピン酸、セバシン酸、1,12−ドデカン二酸及び2,6−ナフタレンジカルボ
ン酸などから選ばれる。ポリマーの製造においては、ジカルボン酸のジメチル、
ジエチルまたはジプロピルエステルのようなそれらの官能性酸誘導体を使用する
のが好ましいことが多い。可能な場合にはこれらの酸の無水物または酸ハロゲン
化物も使用できる。線状ポリエステル又はコポリエステルは、公知のポリエステ
ルまたはコポリエステル形成条件に従って製造できる。例えば、1種またはそれ
以上のジカルボン酸、好ましくは芳香族ジカルボン酸またはそれらのエステル形
成性誘導体と1種またはそれ以上のジオールとの混合物を約150℃〜約300
℃の範囲の温度及び大気圧〜約0.2mmHgの範囲の圧力において、エステル化及
び/またはポリエステル化触媒の存在下に加熱することができる。通常、ジカル
ボン酸またはそれらの誘導体は、大気圧及び前記範囲の下限温度においてジオー
ルによってエステル化またはエステル交換する。次に、過剰なジオールを混合物
から除去しながら、温度を上昇させ且つ圧力を低下させることによって、重縮合
を行う。
【0010】 本発明の実施において有用な代表的なポリエステルは、ポリ(エチレンテレフ
タレート)(PET)、ポリ(ブチレンテレフタレート)(PBT)及びポリ(
シクロヘキサンジメチレン)テレフタレートである。
【0011】 本発明の実施において有用な代表的なコポリエステルとしては、エチレングリ
コール及び1,4−シクロヘキサンジメタノール(CHDM)部分を含むテレフ
タレート、ナフタレンジカルボキシレート及び1,4−シクロヘキサンジカルボ
キシレートコポリエステルが挙げられる。CHDM濃度は一般に約10〜約60
モル%である。コポリエステルは一般に、少なくとも80モル%のテレフタル酸
、ナフタレンジカルボン酸または1,4−シクロヘキサンジカルボン酸部分を含
む。所望ならば酸の混合物も使用できる。さらに、0〜約20モル%の他の酸も
使用できる。使用可能な改質用酸としては、炭素数約4〜約40の酸、例えば、
コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、セバシン酸、スベリン酸、イソフタル酸及
び同様な酸ならびにそれらの混合物が挙げられる。さらに、他のグリコールも約
10〜約90モル%の量で使用できる。他のグリコールとしては、炭素数約3〜
約12のグリコール、例えば1,3−プロパンジオール、プロピレングリコール
、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコー
ル、2,2,4,4−テトラメチル−1,3−シクロブタンジオール、ジエチレ
ングリコール、ポリエチレングリコールなど及びそれらの混合物が挙げられる。
少量の分枝剤、例えばトリメリット酸、ピロメリット酸二無水物、トリメチロー
ルプロパン、ペンタエリスリトールなどを使用できる。一般に約2モル%未満の
このような分岐剤を使用できる。
【0012】 本発明において使用するのに好ましいコポリエステルは、テレフタル酸約10
0モル%、エチレングリコール約40〜約90モル%及びCHDM約10〜約6
0モル%からなる。より好ましいのは、テレフタル酸約100モル%、エチレン
グリコール約65〜約75モル%及びCHDM約25〜約35モル%からなるコ
ポリエステルである。
【0013】 本発明で使用するのに好ましいコポリエステルは、テレフタル酸約100モル
%、エチレングリコール約40〜約90モル%及びネオペンチルグリコール(N
PG)約10〜約60モル%を含む。より好ましいのは、テレフタル酸約100
モル%、エチレングリコール約60〜約80モル%及びNPG約20〜約40モ
ル%からなるコポリエステルである。
【0014】 本発明で使用するのに好ましいコポリエステルは、イソフタル酸約10〜約5
0モル%、テレフタル酸約50〜約90モル%及びCHDM約100モル%を含
む。より好ましいのは、イソフタル酸約15〜約40モル%、テレフタル酸約6
0〜約85モル%及びCHDM約100モル%からなるコポリエステルである。
【0015】 CHDMと1,4−シクロヘキサンジカルボン酸成分はシス型、トランス型ま
たはシス異性体とトランス異性体の混合物であることができる。酸部分は、酸ま
たは適当な合成相当物、例えば低級アルキルエステルから導くことができる。ポ
リエステルの製造にはジメチルエステルが広く使用される。ナフタレンジカルボ
キシレート部分は一般に2,6−ナフタレンジカルボン酸又は炭素数1〜4のそ
の低級アルキルエステルから導かれる。しかし、他のナフタレンジカルボン酸異
性体または異性体混合物も所望ならば使用できる。好ましい異性体は2,6−、
2,7−、1,4−及び1,5−異性体である。
【0016】 本発明のコポリエステルのジオール成分のモル百分率は合計100モル%であ
る。本発明のコポリエステルの酸成分のモル百分率は合計100モル%である。
【0017】 本発明のポリエステル及びコポリエステルは公知であり、それらの多くはEa
stman Chemical Companyから市販されている。それらの
製造方法は米国特許第2,465,319号及び同第3,047,539号に記
載されている。有用なポリエステル及びコポリエステルは、インヘレント粘度値
(I.V.)が約0.5〜約1.5dL/gであるが、約0.6〜約1.0dL/g
の値が好ましい。インヘレント粘度は25℃において60/40(重量/重量)
フェノール/テトラクロロエタン溶液中で0.5g/100mlの濃度で測定する
【0018】 本発明の帯電防止組成物は、200℃を超える温度において熱安定性である。
約275℃までの温度に加熱した場合の減量が5重量%未満であるのが熱安定性
である。
【0019】 本明細書で定義する融点は、DSC(示差走査熱量法)分析によって測定され
たものである。DSC測定をする場合には、走査速度は20℃/分とした。
【0020】 帯電防止剤は、200℃より高い温度において熱安定性である第四アンモニウ
ム塩である。代表的なのは、第四アンモニウムアルキルベンゼンスルホン酸塩、
第四アンモニウムアルカンスルホン酸塩などである。具体例としては、オクチル
ジメチルヒドロキシエチルアンモニウムドデシルベンゼンスルホネート及びオク
チルジメチルヒドロキシエチルアンモニウムメタンスルホネートが挙げられる。
この型の他の化合物は米国特許第4,904,825号、同第5,053,53
1号及び同第5,187,214号に記載されている。本明細書での使用に適当
な帯電防止剤の別の例は下記式:
【0021】
【化2】
【0022】 (式中、RはC2 〜C22アルキル、好ましくはC8 〜C18アルキルであり、R1
はC1 〜C22アルキル及びアルキレンオキシ基、すなわち、式[−CH2 −C(
A)H−O]x H(Aは、水素、メチルまたはエチルであり且つxは1〜5の整
数である)で表すことができる“Z”からなる群から選ばれ、例えば、ヒドロキ
シエチル、ヒドロキシプロピル、ヒドロキシブチル、ポリ(エチレンオキシ)ヒ
ドロキシエチル、ポリ(プロピレンオキシ)2−ヒドロキシプロピル及びポリ(
ブチレンオキシ)2−ヒドロキシブチルである) によって表わされる。好ましくは、R1 はC1 〜C3 アルキルまたはC8 〜C18 アルキル、例えば、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、オクチル、
デシル、ドデシル、ヘキサデシル及びオクタデシル、またはアルキレンオキシ基
Z(式中、Aは水素またはメチルであり、xは1〜3である)からなる群から選
ばれる。さらに好ましくは、R1 はC1 〜C3 アルキルまたはアルキレンオキシ
基Z(式中、Aは水素であり、xは1〜2である)である。Xが1より大きい場
合には、スルホネート化合物は液体であることができるため、取り扱いが比較的
容易になる。
【0023】 前記式中のR2 はC1 〜C3 アルキル、例えばメチル、エチル、n−プロピル
及びイソプロピルならびに基Z(式中、A及びxはR1 に関して定義した通りで
ある)からなる群から選ばれる。あるいは、R1 とR2 が一緒になって6員モル
ホリノ基を形成することもできる。
【0024】 前記式中のR3 はアルキレンオキシ基Z(式中、A及びxはR1 に関して定義
した通りである)によって表される基であり;Yは陰イオン、R’SO3 (式中
、R’はC1 〜C18アルキル、好ましくはC1 〜C2 アルキル、例えばメチル及
びエチルまたはC8 〜C18アルキルフェニル、好ましくはC10〜C13アルキルフ
ェニルである)である。好ましくは、アルキルフェニルはp−アルキルフェニル
である。
【0025】 R,R1 及びR’に関しては、用語「アルキル」は、一価で、本質的に飽和の
分岐鎖または直鎖アルキル基を意味する。このようなアルキル基の代表例として
は、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、イソヘキシル、
ヘプチル、オクチル、ノニル、デシル、ウンデシル、ドデシル、トリデシル、テ
トラデシル、ペンタデシル、ヘキサデシル、ヘプタデシル、オクタデシル、ソヤ
(大豆)(soya)、エイコシルなどが挙げられる。天然の材料から誘導される
場合には、基R,R1 及びR’は少量の不飽和を含むことができ、アルキル基の
混合物からなることができる。例えば、市販のドデシルベンゼンスルホン酸は、
ベンゼン環上のアルキル置換基がC10〜C13アルキル基の混合物であり、公称炭
素数が約12であるベンゼンスルホン酸である。
【0026】 帯電防止剤を含むポリマー組成物及びマスターバッチは、一軸スクリュー押出
機、二軸スクリュー押出機、ブラベンダープラストグラフ、シグマブレードミキ
サーなどのような任意の通常のブレンド装置を用いて容易に製造できる。さらに
、ポリマー組成物は、所望の濃度にレットダウンされるマスターバッチから製造
できる。
【0027】 必要ではないが、所望ならばコポリエステルに常用される添加剤を使用できる
。このような添加剤としては、着色剤、染料、顔料、充填剤、酸化防止剤、安定
剤、難燃剤、耐衝撃性改良剤、緩衝剤などが挙げられる。
【0028】 本発明の目的では、マスターバッチは当業者によって定義される通りである。
さらに詳しくは、マスターバッチはポリマー及び帯電防止剤を含む組成物であり
、帯電防止剤濃度は最終製品中で必要とされる濃度よりも高く、この組成物は次
に同一または他のポリマー中でレットダウンされて、所望の濃度の帯電防止剤を
含む最終製品を生成する。
【0029】 本発明のポリエステル及びコポリエステル組成物は、帯電防止性及び明澄性が
要求される用途において有用である。この組成物は、単層フィルム、単層シート
として、多層フィルムまたは多層シート中の層として、そしてクラムシェル包装
のようなフィルムまたはシートから製造される熱成形品として有用である。
【0030】 本明細書中で表す%は全て、特に断らない限り重量%を意味する。
【0031】実施例 本発明をさらに、その好ましい実施態様の以下の実施例によって説明すること
ができるが、これらの実施例は単に説明のために記載するのであり、特に断らな
い限り本発明の範囲を制限するものではないことを理解されたい。
【0032】 実施例中において、以下のことに留意すべきである。 Larostat HTS 905A帯電防止剤は、BASF Corpor
ationの登録商標として販売されている第四アンモニウムスルホン酸塩であ
る。
【0033】 Eastar PETG 6763は、Eastman Chemical
Companyによって製造販売されている、テレフタル酸、エチレングリコー
ル及び1,4−シクロヘキサンジメタノールを基材とするコポリエステルである
【0034】 コポリエステルは、CHDM 12モル%、エチレングリコール88モル%及
びテレフタル酸100モル%を含むPETGである。
【0035】例1 Larostat HTS 905A帯電防止剤3.5重量%と、CHDM
12モル%を含むポリエチレンテレフタレートコポリエステルからなるマスター
バッチを、30−mm Werner & Pfleiderer二軸スクリュ
ー押出機を用いて製造した。このマスターバッチとEastar PETG 6
763からなる50/50ペレットブレンドを、1.5−インチKillion
一軸スクリュー押出機を用いて20mil のシートに押出した。次に帯電防止性を
試験するためのシートサンプルを生成するために、供給の問題が発生する場合に
は、押出機を押し込み供給した。その結果、押出機のアンペア数(amps)は
押出性能の良好な表示を示さなかった。あるいは、性能は、比較的高い転移ゾー
ン圧力及び押出機末端のメルト圧力によって示された。押出条件及び転移ゾーン
圧力及びメルト圧力によって示される、得られた押出性能を表1.1に示す。サ
ンプル4〜9に関しては良好な供給が観測されたが、サンプル1〜3は押し込み
供給することが必要であった。結果のその他の要約を表1.2に示す。データの
ばらつきは大きいが、結果は、供給ゾーン温度が340〜365°Fである場合
には、供給ゾーンが390°Fである場合に比べて平均転移部圧力及びメルト圧
力が高く、供給が優れていることを示している。さらに、供給ゾーンの温度が3
90°Fである場合には実験の1つでは押出機はまったく供給できなかった。こ
のように、シート押出時における供給は、340〜365°Fの供給ゾーン温度
を用いることによって改良される。
【0036】
【表1】
【0037】
【表2】
【0038】例2 30−mm Werner & Pfleiderer二軸スクリュー押出機
を用いて、Larostat HTS 905A帯電防止剤5.3重量%及びC
HDM 12モル%を含むポリエチレンテレフタレートコポリエステルからなる
マスターバッチを製造した。次に、このマスターバッチをEastar PET
G 6763とのペレット−ペレットブレンディングによって混合し、続いて1
.5インチKillion一軸スクリュー押出機を用いて20mil のシートに押
出した。マスターバッチのレベル、押出条件ならびに押出機のアンペア数(am
ps)、押出量及び出口メルト圧力によって示される、得られる押出性能を表2
.1に示す。このデータから、供給ゾーン温度が300°F及び365°Fの場
合にはアンペア数、押出量及びメルト圧力は一貫して比較的高く、押出時の供給
が優れている一方、供給ゾーンの温度が430°Fの場合にはアンペア数(am
ps)、押出量及び溶融圧力は劇的に減少していることがわかる。このように、
300°F及び365°Fの供給ゾーン温度を用いることによってシート押出時
の供給が改良される。
【0039】
【表3】
【0040】
【表4】
【0041】 本発明を、特にその好ましい実施態様に関して詳述したが、発明の精神及び範
囲内において変更及び変形が可能なことを理解されたい。さらに、前に引用した
特許、特許出願、仮特許出願及び参考文献は全て、本発明の実施に関連する全て
の開示を参照することによってここに取り入れる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),BR,CN,J P,MX (72)発明者 ハンソン,スコット アーノルド アメリカ合衆国,テキサス 75605,ロン グビュー,トールウッド レーン 28 (72)発明者 ベル,エミリー テッドロー アメリカ合衆国,マサチューセッツ 01028,イースト ロングミードウ,ミル ブルック ドライブ 256 Fターム(参考) 4F207 AA24 AB06 AB09 AB11 AB12 AR06 KA01 KA17 KF02 KK12 KK41 KM13 KM14 KM15 4J002 CF031 CF041 CF051 CF061 CF081 EN136 EV236 EV256 FD106

Claims (38)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリマーと、総組成物に基づき0.5重量%より多く約10
    重量%までの範囲の量の、200℃より高い温度で熱安定性の第四アンモニウム
    塩を含んでなるポリマー組成物の一軸スクリュー押出方法であって、 (a)該ポリマー組成物を、385°F以下の温度に保持された、一軸スクリュ
    ー押出機の供給ゾーンに通し; (b)次いで、(a)からの生成組成物を、約392°F〜約572°Fの範囲
    の温度に保持された一軸スクリュー押出機の圧縮ゾーンに通し; (c)次いで、(b)からの生成組成物を、約392°F〜約572°Fの範囲
    の温度に保持された一軸スクリュー押出機の計量ゾーンに通し;そして (d)次に、(c)からの生成組成物を、約392°F〜約572°Fの範囲の
    温度に保持されたダイを通す ことを含んでなる方法。
  2. 【請求項2】 前記第四アンモニウム塩が第四アンモニウムアルキルベンゼ
    ンスルホン酸塩である請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記第四アンモニウム塩が第四アンモニウムアルカンスルホ
    ン酸塩である請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記第四アンモニウム塩がオクチルジメチルヒドロキシエチ
    ルアンモニウムドデシルベンゼンスルホネートである請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記第四アンモニウム塩がオクチルジメチルヒドロキシエチ
    ルアンモニウムメタンスルホネートである請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記第四アンモニウム塩が下記式: 【化1】 (式中、RはC2 〜C22アルキルであり、R1 はC1 〜C22アルキル及びアルキ
    レンオキシ基{−CH2 −C(A)H−O}x Hからなる群から選ばれ、R2
    1 〜C3 アルキル及び基{−CH2 −C(A)H−O}x Hからなる群から選
    ばれるか、またはR2 がR1 と一緒になってモルホリノ基を形成することができ
    、R3 は基{−CH2 −C(A)H−O}x Hであり、R’はC1 〜C18アルキ
    ル及びC8 〜C18アルキルフェニルからなる群から選ばれる(式中、Aは、水素
    、メチル及びエチルから選ばれ且つxは1である)) によって表される化合物から選ばれる請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 200℃より高い温度で熱安定性の前記第四アンモニウム塩
    が約3〜約7重量%の量で存在する請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記第四アンモニウム塩が約0.6〜約1.5重量%の量で
    存在する請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記供給ゾーンが約200°F〜約385°Fの範囲の温度
    に保持される請求項1に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記供給ゾーンが約300°F〜約365°Fの範囲の温
    度に保持される請求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記供給ゾーンが約340°F〜約365°Fの範囲の温
    度に保持される請求項10に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記ポリマーがポリエステル及びコポリエステルからなる
    群から選ばれる請求項1に記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記ポリマーがコポリエステルである請求項1に記載の方
    法。
  14. 【請求項14】 前記コポリエステルが1種もしくはそれ以上のジオールと
    2種もしくはそれ以上のジカルボン酸、または1種もしくはそれ以上のジカルボ
    ン酸と2種もしくはそれ以上のジオールを含む請求項13に記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記の1種またはそれ以上のジオールがエチレングリコー
    ル、ネオペンチルグリコール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、1,2−
    プロパンジオール、1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジオール、1,
    6−ヘキサンジオール、1,2−シクロヘキサンジオール、1,4−シクロヘキ
    サンジオール、1,2−シクロヘキサンジメタノール、1,3−シクロヘキサン
    ジメタノール、Z,8−ビス(ヒドロキシメチル)トリシクロ−[5.2.1.
    0]−デカン(Zは3,4または5を表す)、ジエチレングリコール、トリエチ
    レングリコール、ジプロピレングリコール及びトリプロピレングリコールからな
    る群から選ばれる請求項14に記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記ジオールが2〜18個の炭素原子を含む請求項14に
    記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記ジオールが2〜8個の炭素原子を含む請求項16に記
    載の方法。
  18. 【請求項18】 前記の1種またはそれ以上の酸がテレフタル酸、イソフタ
    ル酸、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸、1,3−シクロヘキサンジカルボ
    ン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、セバシン酸、1,12−ドデカン二
    酸及び2,6−ナフタレンジカルボン酸からなる群から選ばれる請求項14に記
    載の方法。
  19. 【請求項19】 前記酸がテレフタル酸、ナフタレンジカルボン酸及び1,
    4−シクロヘキサンジカルボン酸の1種またはそれ以上を含む請求項18に記載
    の方法。
  20. 【請求項20】 前記テレフタル酸、ナフタレンジカルボン酸または1,4
    −シクロヘキサンジカルボン酸が独立して約80モル%またはそれ以上存在する
    請求項19に記載の方法。
  21. 【請求項21】 前記酸がテレフタル酸、ナフタレンジカルボン酸及び1,
    4−シクロヘキサンジカルボン酸の1種またはそれ以上を含み、且つ前記ジオー
    ルがエチレングリコール及び1,4−シクロヘキサンジメタノールの1種または
    それ以上を含む請求項14に記載の方法。
  22. 【請求項22】 前記ジオールの1種が独立して約10〜約90モル%の量
    で存在する請求項14に記載の方法。
  23. 【請求項23】 前記ジオールが1,4−シクロヘキサンジメタノールであ
    る請求項15に記載の方法。
  24. 【請求項24】 前記1,4−シクロヘキサンジメタノールが約10〜約6
    0モル%で存在する請求項23に記載の方法。
  25. 【請求項25】 前記テレフタル酸、ナフタレンジカルボン酸または1,4
    −シクロヘキサンジカルボン酸が独立して約80モル%またはそれ以上存在する
    請求項21に記載の方法。
  26. 【請求項26】 前記コポリエステルがテレフタル酸約100モル%、エチ
    レングリコール約40〜約90モル%及び1,4−シクロヘキサンジメタノール
    約10〜約60モル%を含む請求項14に記載の方法。
  27. 【請求項27】 前記コポリエステルがテレフタル酸約100モル%、エチ
    レングリコール約65〜約75モル%及び1,4−シクロヘキサンジメタノール
    約25〜約35モル%を含む請求項26に記載の方法。
  28. 【請求項28】 前記コポリエステルがテレフタル酸約100モル%、エチ
    レングリコール約40〜約90モル%及びネオペンチルグリコール約10〜約6
    0モル%を含む請求項14に記載の方法。
  29. 【請求項29】 前記コポリエステルがテレフタル酸約100モル%、エチ
    レングリコール約60〜約80モル%及びネオペンチルグリコール約20〜約4
    0モル%を含む請求項28に記載の方法。
  30. 【請求項30】 前記コポリエステルがイソフタル酸約10〜約50モル%
    、テレフタル酸約50〜約90モル%及び1,4−シクロヘキサンジメタノール
    約100モル%を含む請求項14に記載の方法。
  31. 【請求項31】 前記コポリエステルがトリメリット酸、ピロメリット酸二
    無水物、トリメチロールプロパン及びペンタエリスリトールからなる群から選ば
    れた1種またはそれ以上の分岐剤を含む請求項14に記載の方法。
  32. 【請求項32】 前記コポリエステルが、25℃において60/40(重量
    /重量)フェノール/テトラクロロエタン溶液中で0.5g/100mLの濃度で
    測定した場合に、約0.5〜約1.5dL/gのインヘレント粘度を有する請求項
    14に記載の方法。
  33. 【請求項33】 前記コポリエステルが、25℃において60/40(重量
    /重量)フェノール/テトラクロロエタン溶液中で0.5g/100mLの濃度で
    測定した場合に、約0.6〜約1.0dL/gのインヘレント粘度を有する請求項
    31に記載の方法。
  34. 【請求項34】 前記ポリマーがポリエステルである請求項12に記載の方
    法。
  35. 【請求項35】 前記ポリエステルがポリ(エチレンテレフタレート)、ポ
    リ(ブチレンテレフタレート)及びポリ(シクロヘキサンジメチレン)テレフタ
    レートからなる群から選ばれる請求項34に記載の方法。
  36. 【請求項36】 前記ポリエステルがトリメリット酸、ピロメリット酸二無
    水物、トリメチロールプロパン及びペンタエリスリトールからなる群から選ばれ
    た1種またはそれ以上の分岐剤を含む請求項34に記載の方法。
  37. 【請求項37】 前記ポリエステルが、25℃において60/40(重量/
    重量)フェノール/テトラクロロエタン溶液中で0.5g/100mLの濃度で測
    定した場合に、約0.5〜約1.5dL/gのインヘレント粘度を有する請求項3
    4に記載の方法。
  38. 【請求項38】 前記コポリエステルが、25℃において60/40(重量
    /重量)フェノール/テトラクロロエタン溶液中で0.5g/100mLの濃度で
    測定した場合に、約0.6〜約1.0dL/gのインヘレント粘度を有する請求項
    37に記載の方法。
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