JP2002531871A - 単一の高屈折率基板の両端に2つのアナモルフィック面を有するマイクロレンズ構造およびその製造方法 - Google Patents

単一の高屈折率基板の両端に2つのアナモルフィック面を有するマイクロレンズ構造およびその製造方法

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JP2002531871A
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ジェレミア・ディ・ブラウン
ダニエル・エム・ブラウン
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エムイーエムエス・オプティカル・インコーポレイテッド
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    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
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Abstract

(57)【要約】 入射光を円形化し平行化する構造および方法は、両端に第1面と第2面を有する基板と、第1面に配置された第1アナモルフィック面と、第2面に配置された第2アナモルフィック面とからなる。第1面と第2面は、第1アナモルフィック面が入射光を円形化するのに必要な距離によって規定される距離だけ離れている。入射光を円形化し平行化するのに使用される単一のマイクロレンズ構造は、基板の両端面の調整部分を識別し、識別された基板の両端面の調整部分の各々にマイクロレンズを形成することによって製造される。基板の両端面に形成されるマイクロレンズはGaPのような高屈折率材料で形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、マイクロレンズ構造およびその製造方法に関する。さらに詳しくは
、本発明は、フォトリソグラフィ(photolithography)、グレイースケールマス
ク(gray scale masks)およびリアクティブイオンエッチング(reactive io
n etching)を使用して高屈折率材に形成するマイクロレンズ構造であって、一
般に単一の基板の両端に2つのアナモルフィック面を有するマイクロレンズ構造
およびその製造方法に関する。
【0002】 (背景技術) 図1Aと1Bは、それぞれ、理想のレーザビームと、レーザダイオードからの
レーザビーム出力とを示す。図1A−1Bに示すように、理想のレーザビームは
、ガウスの強度プロフィール(gaussian intensity profile )を有する高度に
平行化された円形のビームである。これと対照的に、図1C−1Dに示すように
、レーザダイオードは、収差(aberration)を有する平行化されていない楕円形の
ビームを生成する。このように、レーザダイオードによって生成されるレーザビ
ームは、異なる量だけ直交面内で発散する。したがって、理想のレーザビームの
特性により密接に近似する特性を有するレーザビームを生成するためには、レー
ザダイオードの出力を円形にし(例えば、楕円から円形に変更し)、平行化する
必要がある。しかしながら、レーザダイオード出力を平行化し円形にする従来の
システムは、少なくとも3タイプの問題がある。
【0003】 第1に、従来のシステムは、多数の分離した要素を必要とする。特に、従来の
システムは、レーザビームの円形化と平行化を達成するために、回転対称要素と
組み合わせたプリズムや円筒要素のような2以上の分離した単純でアナモルフィ
ック(anamorphic)な要素の組み合わせを使用する。例えば、図2に示すように
、従来のレーザアセンブリは、レーザダイオード21と、それに続く3つの部分
からなるコリメートレンズ22と、円筒レンズ23と、複数のアナモルフィック
プリズム24を含む。したがって、従来のシステムはいくつかの異なるアナモル
フィック要素を必要とするので、製造するのに高価であり、調整が困難である。
【0004】 第2に、簡単な回折システムは、レーザダイオードによって生成されるレーザ
ビームのように広く発散したレーザビームを平行化するのに必要な高い光学力(
optical power)を与えることはできない。例えば、回折光学部品は、非対称(
アナモルフィック)なビーム形状を達成することができるが、レーザダイオード
を補正することの有用性は製造上の制約により制限される。特に、レーザダイオ
ードによって生成されるレーザビームの特性である広い分散角を平行化するため
には、約3ミクロン以下の回折ゾーン幅が要求される。グレイスケールマスク技
術を含む従来の製造技術を使用して、この小さなゾーン幅を備えた回折光学部品
を製造することはほとんど不可能である。
【0005】 第3に、レーザダイオード出力を平行化するのに適したアナモルフィック面プ
ロフィールを有する単純な屈折光学部品は、信頼性をもって製造することが困難
である。すなわち、屈折光学部品はレーザビーム出力の平行化に必要な光学パワ
ー(optical power)を達成するが、一般的なアナモルフィック面、すなわち、
直交面に異なる曲率を備えた屈折光学部品を製造することは困難である。アナモ
ルフィック屈折要素を製造する従来の方法の一つは、光ファイバを溶融し引き伸
ばすことである。しかしながら、このように光ファイバを溶融し引き伸ばすこと
で、設計および製造プロセスが多数の組み合わされたプロセスパラメータ(例え
ば、温度と温度分布、ファイバー径、ガラスタイプ、応力と歪み等)に対して経
験的で感覚的になる。他の問題は、得られるマイクロレンズは典型的にはレーザ
ダイオードとの調整が非常に困難になるほど小さいことである。
【0006】 大径の屈折要素は、前述した溶融・引き伸ばしプロセスに固有の調整問題を回
避するために使用することができる。溶融・引き伸ばしよりも、従来の研削およ
び研磨技術を使用して、これらの要素の表面を形成することができる。しかしな
がら、研削および研磨の従来の方法が屈折要素の表面に対する所望の表面形状を
実行するのに使用されるとき、これらの表面の形状は回転対称または単純な円筒
形の表面プロフィールに制限される。したがって、レーザダイオード出力を平行
化するのに有用であるサドル形状のような任意のアナモルフィック面形状は、従
来の研削や研磨技術で達成することは困難である。
【0007】 最新のダイヤモンド旋盤は、左右対称のアナモルフィック面を達成することが
できるが、一般には光学要素ではなく樹脂成形機を製造するのに使用される。さ
らに、ダイヤモンド旋盤は、細かい周期的な溝構造を生成するが、この溝構造は
可視スペクトルで散乱を防止するために研磨前工程で除く必要がある。
【0008】 さらに、レーザダイオード出力を平行化し円形化する従来のシステムは、少な
くとも3つの面で問題がある。第1に、従来のシステムは、多数の分離した要素
を必要とする。第2に、制限および回折ゾーン幅により、従来の回折光学部品は
、レーザダイオード出力を平行化するのに特によく適しているわけではない。第
3に、レーザダイオード出力を平行化するのに適したアナモルフィック面プロフ
ィールを有する光学部品は信頼性を持って製造することが困難である。
【0009】 (発明の概要) 本発明は、前述した従来技術の制限および欠点により経験される1または複数
の問題を実質的に回避するマイクロレンズ構造およびその製造方法に向けられて
いる。
【0010】 したがって、本発明の目的は、製造コストを低減し、レーザダイオードによっ
て出力されるようなレーザダイオードビームを平行化し円形化するのに使用され
る光学部品に関連した調整問題を排除することである。
【0011】 本発明の他の目的は、高屈折率材を備えたマイクロレンズ構造の対向するアナ
モルフィック面の少なくとも一つを製造することである。
【0012】 本発明のさらに他の目的は、従来の製造の困難性を排除するために、リアクテ
ィブイオンエッチングまたはイオンミリングと組み合わせたフォトリソグラフプ
ロセスを使用して、マイクロレンズ構造のアナモルフィック面を製造することで
ある。
【0013】 本発明の他のさらなる目的、特徴および利点は、以下に説明するが、部分的に
は詳細な説明で明らかになり、本発明の実施で学ぶことができる。
【0014】 これらのまたは他の目的を達成するために、具体化されここに説明された本発
明の実施形態によると、本発明は、入射光を円形化し平行化する単一のマイクロ
レンズ構造を有し、該マイクロレンズ構造は第1と第2の反対側の面を有する基
板を有し、第1アナモルフィックマイクロレンズは一方の面に配置され、第2ア
ナモルフィックマイクロレンズは他方の面に配置されている。第1マイクロレン
ズは光を円形化し、一方第2マイクロレンズは光を平行化する。第1および第2
面は、第1マイクロレンズが入射光を平行化するのに要求される距離によって規
定される距離だけ離されている。これにより、第1マイクロレンズを通過する光
は第2マイクロレンズで平行化される。第1と第2のマイクロレンズは、GaP
、TiO2、SrTiO3、Si、Ge、ZnSe、ZnS、InSb、InAs
、YSZ、AlAs、BaTiO3、AlN、BN、CuGaS2、BiSiO20 、Bi12GeO20、AgCl、AgBr、AgI、AgGaSe2、AgGaS2 、Al23、LiTaO3、KnbO3、KRS−5(Tlr)、KRS−6(T
lCl)およびTlBrのような高屈折率材から製造することが好ましい。入射
光はレーザビームであることが好ましい。単一のマイクロレンズ構造は、円形化
され平行化された光を生成するのに使用される装置の中の要素であってもよい。
このような装置は、単一のマイクロレンズ構造の対向する面に形成されたアナモ
ルフィックマイクロレンズの両方を通過した後に円形化し平行化されるレーザビ
ームを生成するレーザダイオードを含む。
【0015】 さらに、本発明は、単一のマイクロレンズ構造を通過する入射光を円形化し平
行化する方法を含む。この方法は、単一のマイクロレンズ構造の第1面を通過す
る光を円形化すること、第1面を通過した後にマイクロレンズ構造の第2面を通
過する光を平行化することを含む。さらに、本発明は、単一のマイクロレンズ構
造を製造する方法を含む。この方法は、基板の互いに反対側の面の調整された部
分を識別すること、互いに反対側の基板面の調整された部分の識別された各々に
マイクロレンズを形成することを含む。互いに反対側の基板面の調整された部分
の調整された部分を識別化するために、第1像を第1基板面の第1部分に焦点を
合わせ、第2基板面上に配置されたマイクロ光学装置より放射される光から形成
される第2像に基づいて、第1部分が反対側の基板面の第2部分と合致している
か否かを決定する。互いに反対側の基板面の識別された調整部分の各々にマイク
ロレンズを形成するために、少なくとも1つのグレイスケールマスクを使用して
リアクティブイオンエッチングを行ってもよい。
【0016】 以下の一般的な説明と詳細な説明は例示的でかつ説明的であり、これらの説明
はクレームされた本発明のさらなる説明を与えることを意図していることが理解
されるべきである。したがって、詳細な説明と特定の実施例は、本発明の好まし
い実施例を示すものであるが、一例を与えるものにすぎないことを理解されるべ
きである。本発明の精神と範囲内で種々の変更や修正が行えることは、この詳細
な説明から当業者に明らかである。実際には、本発明の他の目的、特徴および特
性、方法、作用および構造の関連要素の機能、部品の組み合わせ、および製造の
経済性は、添付図面と以下の好ましい実施形態の詳細な説明から明らかになる。
【0017】 (発明を実施するための最良の形態) 以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明し、本発明を明らか
にする。添付図面は例示的であり、本発明の範囲を限定するものではない。
【0018】 添付図面に示す本発明の好ましい実施形態を説明する。同一の参照符号で指定
された同様の要素および方法の冗長な説明は簡潔のため省略する。図3は、本発
明の好ましい実施形態による例示的なマイクロレンズ構造を示す。マイクロレン
ズ構造はそれぞれ両端に形成された2つのアナモルフィック面31と32を有す
る単一の基板30を含む。
【0019】 第1アナモルフィック面31は、入射レーザビームを円形化するために、2つ
の直交する方向に異なる光学パワー(optical power)を有する。第1アナモル
フィック面31の形状は、円形化される入射レーザビームの強度分布と位相(ま
たは発散)の両方に依存する。例えば、レーザダイオードによるレーザビーム出
力の断面を通る強度分布は形状がほぼ楕円である。したがって、第1アナモルフ
ィック面31はレーザダイオード出力を円形化するためにサドル形状に設計され
る。第1アナモルフィック面31は、図3Bに示すように、一の方向に負のレン
ズパワー(lens power)を有し、他の方向に正のレンズパワーを有する。これ
により、ビームを第2面で円形にするように、発散が変化する。
【0020】 第2アナモルフィック面32は、マイクロレンズ構造30に形成されたコリメ
ートレンズである。これにより、第2アナモルフィック面32は、不均一な発散
を除去し、入射レーザビームの相を平坦にして、これによりレーザビームを平行
化するのに使用される。第1アナモルフィック面31と同様に、第2アナモルフ
ィック面32の形状は平行化されるレーザビームに依存する。しかしながら、入
射レーザビームの強度分布を円形化するように形成された第1アナモルフィック
面31と異なり、第2アナモルフィック面32は入射レーザビームの相を平坦に
するように形成される。例えば、第2面に入射するレーザビームはその点では円
形であるが、この点を越えると直角方向に異なる発散をすることにより楕円形状
に戻る。この点を越えてビームが進行する際に円形強度分布を維持するために、
直角方向の発散(または位相)を等しくする必要がある。レーザダイオード出力
を平行化する(位相を平坦にする)ために、第2アナモルフィック面32は図3
Cに示すように設計される。
【0021】 前述したように、図3Bと3Cは、レーザダイオードから入射するレーザビー
ムを円形化し平行化するように設計したときのマイクロレンズ構造の第1と第2
のアナモルフィック面31と32の例を示す。マイクロレンズ構造が円形化し平
行化しようとするレーザビームの特性に基づいて、入射レーザビームを円形化し
平行化するのに、図3Bと3Cに示す形状以外の表面形状を採用してもよいこと
は、当業者に容易に理解されるであろう。
【0022】 第1と第2のアナモルフィック面31と32を分離する距離dを規定する基板
30の長さは、第1アナモルフィック面31が入射レーザビームを円形化するの
に要求される距離に依存する。したがって、入射レーザビームは面32にて面3
1によって円形化される。
【0023】 第1と第2のアナモルフィック面31と32が形成される基板30は、GaP
、TiO2、SrTiO3、Si、Ge、ZnSe、ZnS、InSb、InAs
、YSZ、AlAs、BaTiO3、AlN、BN、CuGaS2、BiSiO20 、Bi12GeO20、AgCl、AgBr、AgI、AgGaSe2、AgGaS2 、Al23、LiTaO3、KnbO3、KRS−5(Tlr)、KRS−6(T
lCl)およびTlBr等のような高屈折率材で形成されるのが好ましい。代案
として、高屈折材料で基板の両端を単に被覆して図示された構造を達成し、安価
なマイクロレンズ構造とすることもできる。以下に詳細に説明するように、この
ような高屈折材料の使用は製造可能性を向上する一方、レーザビームの円形化と
平行化を可能にする。
【0024】 図3A−3Cについて説明したマイクロレンズ構造を使用すると、レーザダイ
オードから第1アナモルフィック面31に入射したレーザビームは図4に示すス
テップによって変換される。ステップ41では、レーザダイオードLDによって
生成されたレーザビームLBはマイクロレンズ構造30に入射する。ステップ4
2では、第1アナモルフィック面31は入射レーザビームの楕円形状を第2アナ
モルフィック面32で円形状に変更する。その後、不均一な発散により円形状が
楕円形状に戻るのを防止するために、第2アナモルフィック面32は入射する円
形化されたレーザビームを平行化する。このプロセスを通して、本発明のマイク
ロレンズ構造は、レーザダイオード出力から円形化され平行化される出力レーザ
ビームを生成するのに使用される。しかしながら、当業者は、レーザダイオード
以外の非円形強度分布を有するレーザ源から入射するレーザビームの円形化と平
行化を実行するのに、同一の原理を適用することができる。
【0025】 本発明のマイクロレンズ構造を製造するときには、必要とするアナモルフィッ
ク面形状を達成するのに、一般にグレイスケールマスクとディープリアクティブ
イオンエッチング(RIE)が適用される。さらに詳しくは、図5は本発明のマ
イクロレンズ構造を製造する例示的なステップのフローチャートを示す。
【0026】 ステップ51では、入射レーザビームを円形化し平行化するのに必要とされる
レンズ面形状は、予想される入射レーザビームの分布に基づいて、公知の方法を
使用して、決定される。例えば、従来のレーザダイオードによって生成されるレ
ーザビームのように、予想される入射レーザビームが楕円分布を有している場合
、図3Bと3Cに示すレンズ形状は、ステップ51で入射レーザビームを円形化
し平行化するのに必要と思われる。その後、ステップ52で、単一の基板の両端
面の調整された部分が識別され、ステップ51で決定されたレンズ面は、ステッ
プ53で反対側の基板面の識別された部分に形成される。
【0027】 単一の基板の反対側の面の調整された部分を識別するために、種々の方法が実
行される。以下、この識別を実行する第1の方法は図6A−6Bを参照して説明
し、第2の方法は図7−10を参照して説明する。
【0028】 図6A−6Bは、基板の両端側で装置を調整するのに第1マスク調整器(可視
または赤外線)を使用する方法を示し、図6Aは基板の先端(下端)面に焦点を
合わされたマスク調整器(mask aligner)を示し、図6Bは基板の基端(上端
)面での焦点を示す。可視赤外光のみを透過する基板(例えば、シリコンまたは
ゲルマニウム基板)の両側で装置の調整を可能にするために、第1マスク調整器
は赤外光源とカメラを備えていてもよい。赤外光源とカメラは、ユーザが基板を
通して「見る」ことを可能にし、マイクロスコープを基板面に垂直に平行移動さ
せることにより、基板の両側に配置された調整マスクに交互に焦点を合わせる。
しかしながら、マイクロスコープを基板の先端面に焦点を合わせるために、マイ
クロスコープの対物レンズの動作距離(working distance)は基板とマスクプ
レートを組み合わせた厚さより大きくなければならない。
【0029】 さらに詳しくは、マスク調整器のマイクロスコープの対物レンズ61はマスク
62と基板63の上方に配置されている。マスクパターン65は、マスク62の
下面に、基板63の上面にコーティングされたフォトレジストと接触して配置さ
れている。調整マスク64は基板の下面に予めエッチングされている。
【0030】 マスク調整器は、マスク62の調整マスク65を基板63の下面に配置された
調整マスク64に対して調整するように設計され、これによりマスクパターンは
基板63の上面のフォトレジストに転写(transfer)することができる。調整を
達成するために、マスク調整器のマイクロスコープの対物レンズ61は、マイク
ロスコープの対物レンズ61を基板63の面に垂直に平行移動させることによっ
て、上部および下部の調整マスク64と65に交互に焦点が合わせられる。
【0031】 マイクロスコープの対物レンズが平行移動される距離は、基板63の厚さW1
を基板63の屈折率n(例えば、n=1.5)で除した値に等しい。例えば、マ
イクロスコープは、マイクロスコープのアイピースの中の十字線またはクロスヘ
アーを用いて、まず下部調整マスク64に中心が合わせられる。次に、マイクロ
スコープは垂直に平行移動されて基板の上面またはフォトレジスト面に焦点が合
わせられ、ここでマスクは横方向に移動され、調整マスクがマイクロスコープの
視野内の中心に置かれる。フォトレジストが露光され現像された後、基板がエッ
チングされ、パターンがフォトレジストから基板の表面に転写される。
【0032】 調整された部分を反対側の基板面に識別するための第2のシステムを、図7A
−10に従って説明する。これらの調整部分を識別するのに使用される方法を説
明する前に、この第2のシステムで使用されるマスク調整器、基板およびマスク
を説明する。
【0033】マスク調整器 図7A−7Bは、本発明の第1実施形態による例示的なマスク調整器を示す。
図7A−7Bのマスク調整器は、プロジェクションアイピース230とマイクロ
スコープ本体240を有する。図7A−7Bに示すプロジェクションアイピース
230は、オートコリメーション望遠鏡で典型的に使用されるものと類似してい
る。
【0034】 プロジェクションアイピース230は、ソース十字線232を照明する可視ま
たは赤外光源231を有する。ソース十字線232の像は、ビームスプリッター
233とリレーレンズ241によって、マイクロスコープ本体240に投影され
る。検出装置234は、十字線235に焦点が合わされた可視または赤外カメラ
のいずれかである。しかしながら、検出装置235は、人間が視覚的に操作する
従来のマイクロスコープのアイピースであってもよい。
【0035】 プロジェクションアイピース230には、十字線232と235は互いに一致
され、これによりそれらの位置はビームスプリッター233の反射面に対してお
互いの鏡像となる。換言すれば、オブザーバが右側(すなわち241位置)から
アイピースを見るなら、お互いの上部に重ねられた2つの十字線232と235
が観察される。したがって、画像面は、同時に十字線232と235の両方の共
役画像面(conjugate image plane)である。
【0036】 マイクロスコープ本体240は、画像面250上に(マスク220と基板21
0の間に位置する)マスクパターンの像を形成するように調整されたマイクロス
コープの対物レンズ242を含むレンズ配置を有する。投影アイピース230と
ともに、マイクロスコープ本体240は、ソース十字線232からの光を合焦(
focus)し、マスク220と基板210の界面に配置された基板210のフォト
レジストコート面にソース十字線232の像を形成する。システムの4つの共役
画像−対物面(conjugate image−object plane)は、十字線232と235
、画像面250、およびマスク220と基板210の間の界面を有する。
【0037】 一般に、マイクロスコープの対物レンズ242の画像面250はマイクロスコ
ープ本体240の内側に配置されている。適正な操作のためには、十字線232
と235は画像面250と一致しなければならないが、ビームスプリッター23
3は画像面250で十字線が物理的に位置するのを防止してもよい。この場合、
リレーレンズ241は、マイクロスコープの対物レンズ242の画像面250に
十字線を適正な拡大率で再形成するために、(図示するような)マイクロスコー
プ本体240への付属物として含めるのが好ましい。基板210から戻る光は、
リレーレンズ241によって十字線235に再形成される前に、画像面250に
画像を形成する。十字線235に形成される画像と実際の十字線235との間の
変位は、マスク220と基板210の間の調整を決定するのに使用される。
【0038】 リレーレンズ241は、代案として、投影アイピース230(不図示)に含め
てもよい。また、リレーレンズ241は、ビームスプリッター233が立方体の
ビームスプリッターである場合に、ビームスプリッター233を通過する光を合
焦することによって発生する収差を除くのに役立てることができる。
【0039】 好ましい実施形態では、レンズ241と242の間の距離は、リレーレンズ2
41の特定の光学パワーとともに、マスク調整器の特定の光学的および機械的形
態と、カメラ234の要求される拡大率とによって規定される。したがって、特
定の光学的処方は、レンズ設計または実験によって決定してもよい。画像面25
0は、マイクロスコープまたはマスク調整器の従来のアイピースの中の十字線ま
たはクロスヘアーの対応する位置に配置されてもよい。さらに、基板210とマ
スク220は、従来のマスク調整器に慣習的に使用されているような確立された
従来の手段を使用して、マイクロスコープレンズに対して正確に配置されてもよ
い。
【0040】 このように、好ましい実施形態では、本発明は、マスク調整器から既存の投影
アイピースを図7Aまたは図10の投影アイピースと置きかえるだけでよいこと
を要求している。前述の投影アイピースのユニークなデザインを採用することに
より、また基板に特定の光学装置を含めることにより、既存の市販されているマ
スク調整器を修正して本発明を実施することができる。
【0041】基板 基板は図7Bと7Cに参照符号210で示されている。基板210は、基板に
十字線画像を投影するのに使用される光に対して透明である材料で製造されてい
る。基板がシリコンやゲルマニウムのように赤外光に対して透過可能であるが可
視光に対しては透過しないものであれば、赤外光源とカメラが投影アイピースに
使用される。これと対照的に、融解シリカやガリウム燐化物、亜鉛セレン化物の
ように可視光を伝達する基板に対しては、可視光源やカメラ(またはマイクロス
コープのアイピース)が投影アイピースに使用される。可視光や赤外光に対して
光学的に透明である限り、他の種々の材料を基板に使用することができる。
【0042】 基板210は、第1基板面211と該第1基板面と反対側の第2基板面212
を有している。第1基板面211はフォトレジスト230でコーティングされ、
該フォトレジスト230はマスク220と接触している。マスクパターンはフォ
トレジスト230に接触するマスク220の面にある。マスク220のマスクパ
ターンと第1基板面211との間のフォトレジスト層230は、基板に転写され
るアプリケーションや装置に依存して、1ミクロン以下から数ミクロンまで厚さ
が変化する。少なくとも1つの調整マスクや少なくとも1つの反射マイクロ光学
装置213(以下、マイクロミラーという。)は、第2基板面212上に形成さ
れる。一般に、回転と平行移動の調整誤差の両方を除去するために、1以上の調
整マスクと1つのマイクロミラーが使用される。調整マスクは第2基板面212
上のどこにでも配置してもよいが、後に第2基板面212上にマイクロ装置を製
造するのに調整マスクを使用するために、調整マスクの位置はマイクロミラー2
13の位置に対して正確に既知でなければならない。代案として、マイクロ装置
とマイクロミラー213が同一マスクを使用して同時に製造されるなら、調整マ
スク213は必要でない。
【0043】 マイクロミラー213は、第1基板面211上に基準位置を確立するのに使用
され、該基準位置は第2基板面212上の基準位置に対して正確に配置される。
最も単純な実施形態では、各マイクロミラー213は、図7Cに示すように、基
板210の厚さに等しい曲率と基板210の面に垂直な光学軸214とを有する
凹ミラーである。この実施例では、光学軸214に存在する点Pは、同時に共役
対物画像点(conjugate object image point)である。また、表面211は
同時に共役対物画像面(conjugate object image plane)である。したがっ
て、この実施形態では、表面211上のPの左側に焦点を合わせられた光点は、
表面211上のPの右側に画像が形成される。他の実施形態は、反射回折光学要
素、回折格子、または複合ホログラフ光学要素で形成されたマイクロミラー21
3を有する。しかしながら、これらの実施形態では、マイクロミラー213は、
第1基板面211上の光学軸214の近傍に焦点を合わされた画像から光を収集
し、該光を焦点に集めて、第1基板面211に第2の像を形成する。このように
、マイクロミラー213は、第1基板面211上に形成された第1画像の横方向
位置に対して感度が高い。これにより、マイクロミラー213の光学軸に中心を
置かれた(centered)第1画像は、マイクロミラー213から反射された第2画
像と一致する。第1画像がマイクロミラー213の光学軸に中心を置かれていな
いときには、検出可能な横変位は第1画像とその反射第2画像との間に観察され
る。
【0044】 第2基板面212上にマイクロミラーと調整マスクを形成する多くの異なる方
法があるが、それらのほとんど全てはフォトリソグラフィのいくつかの形態を使
用する。マイクロミラー213は基板210の面にエッチングされてもよいし、
第2基板面212上に薄膜に形成されたり、コーティングされてもよい。マイク
ロ光学装置を製造するいくつかの方法は、マリアとステファン・クフナーの「マ
イクロ光学とリソグラフィ」、VUB大学出版、ブラッセル、ベルギー、199
7年に記載されている。
【0045】マスク マスクは図7Bと7Cに参照符号220で示されている。マスク220は、マ
イクロ光学デバイスの1工程製造を達成することができるグレイスケールマスク
が好ましい。しかしながら、クロームマスクのような従来の他のマスクを使用し
てもよい。マスク220はフォトレジストがコーティングされた基板210と接
触するように設置されている。フォトレジスト230と接触するマスク220の
側は、フォトレジスト230に転写されるマスクパターンを有している。マスク
パターンは、マイクロミラー213の光学軸に芯出し(center)される調整マス
クを有する。マスク調整器は、マイクロメータ調整のように、基板210に対し
て横方向にマスク220を正確に平行移動させる装置を有している。この調整マ
スクに加え、マイクロミラー213の光学軸を芯出しするために、マスク220
は、その後の製造工程のための追加の調整マスクを含む他のマイクロデバイスの
ためのパターンを含めてもよい。
【0046】基板とマスクを調整する方法 図8A−8Cのフローチャートは、前述したマスク、基板、および投影アイピ
ースを有するマスク調整器を使用して基板とマスクを調整する例示的な方法にお
けるステップを示す。図8Aのステップ81では、マスク調整器マイクロスコー
プのクロスヘアーまたは十字線は、基板先端面に配置されたマイクロミラーデバ
イスの一つの光学軸と一致される。このステップでは、マイクロスコープが基板
上のターゲットマイクロミラーデバイスの光学軸と一致することを指示すること
により、画像面250における十字線の2つの画像が一致するまで、マイクロス
コープと基板の相対的位置が変更される。マイクロスコープがマイクロミラーデ
バイスの光学軸と一致すると、マスク上の調整マスクは、ステップ82のマイク
ロスコープ十字線と一致し、これによりマスクが基板と一致する。
【0047】 さらに詳しくは、図8Bは、図8Aのステップ811によりマイクロスコープ
を基板マイクロミラーの光学軸と一致させるための例示的な方法におけるステッ
プを示す。また、図8Bは、図8Aのステップ82によりマスクを基板と一致さ
せるための例示的な方法におけるステップを示す。マスク調整器上のマスクホル
ダと基板チャックは、一般に1mm以下の交差内でマスクを基板と概略一致させ
ることができる。したがって、マイクロミラーの光学軸は、マスク上の対応する
調整マスクの近傍(<1mm)にあり、マイクロスコープの低パワー倍率で容易
に見ることができる。基板が十分に薄い場合、ユーザはマイクロミラーのぼけた
アウトラインを見ることができ、マイクロスコープをマイクロミラーデバイスの
光学軸上に一致させるのを補助するのに使用することができる。この方法により
実行されるラフな調整は、一般にマイクロミラーからの反射光を検出するのに十
分である。
【0048】 図8Bのステップ811では、マスク調整器のマイクロスコープは基板のマイ
クロミラーと概略一致させられる。ステップ812では、マスク調整器から投影
される十字線像は、画像面250上でマイクロミラーから反射する十字線像と比
較される。像が一致すれば、マイクロスコープは基板マイクロミラーの光学軸と
一致したと判断され、マスクを基板と一致させるためのステップ82に進む。こ
れと対照的に、像が一致しなければ、マイクロスコープと基板の相対位置はステ
ップ813で変更され、像の比較を更新するためのステップ812に戻される。
マイクロミラーデバイスは一般にマイクロスコープまたは基板チャックの相対位
置を変更するのに使用される。
【0049】 図8Cのステップ821では、マスクは基板と概略一致される。次に、マスク
上の調整マークの反射は、ステップ822の基板のマイクロミラーにおける調整
マークの反射を比較される。調整マークがステップ822で一致していると決定
されると、マスクと基板はステップ823で一致したと判断される。しかしなが
ら、調整マークがステップ822で一致していると決定されなければ、マスクと
マイクロスコープ/基板との相対位置はステップ824で変更され、ステップ8
22に戻って調整マークの比較を更新する。
【0050】 図8A−8Cに対する説明は、マスクと基板の間の平行移動と回転の誤差を除
去するために、基板上で広く離れた少なくとも2つのマイクロミラーについても
繰り返すことができる。
【0051】 図9A−9Bは、マイクロスコープの対物レンズ242がマイクロミラー21
3の光学軸と一致しないときの画像面250における2つの像の横方向変位(d
)を示す。変位の大きさは、調整誤差に対物レンズの倍率を乗じた値の2倍に等
しい。これにより、40倍のマイクロスコープ対物レンズを使用すると、5ミク
ロンの調整誤差は2つの十字線像の間で400ミクロンの変位となる。
【0052】 図10は、マイクロスコープに対して傾斜した基板とマスクの一例を示し、こ
こで傾斜の程度は明確にするために誇張されている。図10において、マイクロ
スコープの対物レンズ242は、マイクロミラーの共役対物画像面(conjugate
object and image planes)で(マスク220と基板210の間に位置する
。)、マイクロミラー213の光学軸214に焦点を合わされている。図示する
ように、傾斜の結果、像面250での2つの像の間で変位が生じないし、調整ミ
スも検出されない。この例から、当業者は、上下調整(top−to−bottom align
ment)を実行するシステムの可能性は基板面に対するマイクロスコープの垂直性
に影響されないことが分かるであろう。むしろ、マイクロスコープの対物レンズ
がマイクロミラーの対物レンズがマイクロミラーの共役対物画像面でマイクロミ
ラーの光学軸上に焦点を合わせられる限り、本発明によってうまく調整すること
ができる。
【0053】 さらに、製造可能性を向上する一つの方法は、成形(shaping)前に、基板表
面に直交する面に沿う単一平面上の凹部(valley)間の変化である各基板の表面
サグ(surface sag)を最小化することである。特に、表面サグは、次の関係式
で規定される。
【数1】 ここで、Dはレンズ径、nは屈折率、FはFナンバーとして知られるレンズの
パラメータである。しかしながら、望まれない結果を経験しないと表面サグを低
減することは困難である。
【0054】 例えば、望まれない結果は、表面サグを低減するためにレンズの径Dを変更す
ることから生じる。特に、径Dを減少することにより表面サグの望ましい減少が
生じる一方、小径レンズはレーザ源に近接して配置しなければならないので調整
交差が減少する。このように、レンズ径の減少はアセンブリをさらに困難にし、
コストを増加させる。
【0055】 望まれない結果は、さらに、レンズのFナンバーを変更して表面サグを減少す
ることから生じる。特に、Fナンバーを増加することにより表面サグの望ましい
減少が生じる一方、レンズ面の能力における減少をもたらし、入射光の矯正また
は平行を達成する。したがって、レーザダイオードのように広く発散するレーザ
ビーム出力を発生するレーザ源に対しては、Fナンバーの減少は望ましくない。
【0056】 したがって、そのような望ましくない結果を経験することなく表面サグを最小
化するために、本発明の基板は高屈折率材料(GaP、TiO2、SrTiO3
Si、Ge、ZnSe、ZnS、InSb、InAs、YSZ、AlAs、Ba
TiO3、AlN、BN、CuGaS2、BiSiO20、Bi12GeO20、AgC
l、AgBr、AgI、AgGaSe2、AgGaS2、Al23、LiTaO3
、KnbO3、KRS−5(Tlr)、KRS−6(TlCl)およびTlBr
)で製造される。ガリウム燐化物(GaP)は、赤外光に対して約3.3の屈折
率を有するので、マイクロレンズを形成するのに特に有用である。そのリアクテ
ィブイオンエッチングは公知である。式1に示すように、屈折率nは表面サグに
逆比例する。このように、高屈折率材料の使用は、レンズ径DまたはFナンバー
に影響を与えることなく、表面サグを減少する。
【0057】 従来、高屈折率材料は、主として高価であるため、特にマイクロレンズ(径ま
たは大きさが約5mm)を製造するときには極端に高いために、レンズの製造に
使用されなかった。しかしながら、マイクロレンズの製造には、高屈折率材料の
コストは、マイクロレンズ要素が微小サイズ(例えば、径が1ミリメータ以下)
であり、単一のマイクロレンズを使用すると材料が減少し、多数の要素の調整に
関するコストが排除できる等の種々の要因により、極端なものではない。
【0058】 高屈折率材料で製造することに関連する高コストは、レンズが形成される基板
の両端面を製造するためにのみこれらの高屈折率材料を使用することにより、さ
らに最小化される。
【0059】 本発明の好ましい実施形態であると現在考えられているものを説明したが、 本発明の真の範囲から逸脱することなく、種々の変更や修正をしたり、各要素に
均等物を代用することは、当業者に理解されるであろう。さらに、本発明の中枢
範囲から逸脱することなく、多くの修正を行って、本発明の教えに特定の事情や
材料を採用してもよい。したがって、本発明は本発明を実施するために予想され
るベストモードとして開示された特定の実施形態に限定されるものではないが、
本発明は請求の範囲に含まれる全ての実施形態を含むものであることがが意図さ
れている。
【0060】 以上の説明や図面は、多様な発明概念を含むものとみなされ、そのいくつかは
一部または全体的に請求の範囲の外にあるものもある。出願人は本願の出願時点
を選択して、本願の請求の範囲にしたがって保護の範囲を限定したという事実は
、本願に含まれる他の発明概念の放棄としてとられるべきでなく、本願の請求の
範囲と異なる請求の範囲によって規定することができ、その請求の範囲は、出願
継続中は例えば継続出願または分割出願のために採用することができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1Aと1Bは理想のレーザビーム出力を示し、1Aは平行化さ
れたビームの特性を示し、1Bは円形ビームプロファイルの特性を示す。図1C
−1Dはレーザダイオードからのレーザビーム出力を示し、1Cはレーザダイオ
ードによって導入される非点収差の効果を示し、1Dはレーザダイオードのエミ
ッタから約5mmの距離にあるスポット図を示す。
【図2】 回転対称要素と組み合わせた2以上のアナモルフィック要素を含
む従来のレーザアセンブリを示す。
【図3】 3Aは本発明の好ましい実施形態によるマイクロレンズ構造の一
例を示し、3Bは3Aに示すマイクロレンズ構造の第1アナモルフィック面の曲
率の一例を示し、3Cは3Aに示すマイクロレンズ構造の第2アナモルフィック
面の曲率の一例を示す。
【図4】 図3Aに示すマイクロレンズ構造の第1アナモルフィック面に入
射するレーザビームを変換するための本発明によって実行される例示的方法を説
明するフローチャートである。
【図5】 図3A−3Cに示すマイクロレンズ構造を製造するために本発明
により実行される例示的方法のフローチャートを示す。
【図6】 図6Aと6Bは基板の反対側の面上の調整する部分を識別するた
めの第1システムを示す。
【図7】 図7A−7Cは基板の反対側の面上の調整する部分を識別するた
めの第2システムを示す。
【図8】 図8A−8Cは基板の反対側の面上の調整する部分を識別するた
めに図7A−7Cに示すシステムによって実行される方法を示す。
【図9】 図9A−9Bは基板の反対側のパターンが誤調整された時に図7
A-7Cに示すシステムの十字線の2つの像間の横変位を示す。
【図10】 図7A-7Cに示すマスク調整システムに対する基板表面の傾
斜の非論理的効果を示す。
【符号の説明】
30 基板 31 第1アナモルフィック面 32 第2アナモルフィック面

Claims (37)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単一の要素の両端面に配置された2つのアナモルフィックマ
    イクロレンズ構造を有する単一のマイクロレンズ構造を製造する方法において、 基板の両端面で調整部分を識別し、 前記基板の両端面の識別された調整部分の各々にマイクロレンズを形成する単
    一のマイクロレンズの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記マイクロレンズは、それぞれ少なくとも1つのグレイス
    ケールマスクを使用して付与されたパターンに基づいて形成される請求項1に記
    載の単一のマイクロレンズ構造の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記マイクロレンズは、それぞれ少なくとも1つのグレイス
    ケールマスクを使用して付与されたパターンに基づいて、基板面の調整部分をリ
    アクティブイオンエッチングすることによって形成される請求項2に記載の単一
    のマイクロレンズ構造の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記マイクロレンズは高屈折率材料で形成する請求項1に記
    載の単一のマイクロレンズ構造の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記高屈折率材料は、GaP、TiO2、SrTiO3、Si
    、Ge、ZnSe、ZnS、InSb、InAs、YSZ、AlAs、BaTi
    3、AlN、BN、CuGaS2、BiSiO20、Bi12GeO20、AgCl、
    AgBr、AgI、AgGaSe2、AgGaS2、Al23、LiTaO3、K
    nbO3、KRS−5(Tlr)、KRS−6(TlCl)およびTlBrのい
    ずれかである請求項4に記載の単一のマイクロレンズ構造の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記高屈折率材料は、GaPである請求項4に記載の単一の
    マイクロレンズ構造の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記基板の両端面の調整部分の識別は、 第1基板面の第1位置に第1像の焦点を合わせ、 第1像からの光を収集するために第2基板面に配置されるマイクロ光学デバイ
    スからの光により形成される第2像に基づいて、第1位置が反対側の第2基板面
    の第2位置と位置したか否かを決定する請求項1に記載の単一のマイクロレンズ
    構造の製造方法。
  8. 【請求項8】 入射光を円形化し平行化する単一のマイクロレンズ構造にお
    いて、 第1面と該第1面と反対側の第2面を有する基板と、 該基板の第1面に配置された第1アナモルフィックマイクロレンズと、 前記基板の第2面に配置された第2アナモルフィックマイクロレンズとからな
    るマイクロレンズ構造。
  9. 【請求項9】 前記第1アナモルフィックマイクロレンズは光の強度分布を
    円形化し、入射光によってまず包囲され、 前記第2アナモルフィックマイクロレンズは光の位相を平行化し矯正する請求
    項8に記載のマイクロレンズ構造。
  10. 【請求項10】 前記基板の第1面と第2面の間の距離は、前記第1アナモ
    ルフィックマイクロレンズが入射光を円形化するのに必要な距離によって規定さ
    れている請求項9に記載のマイクロレンズ構造。
  11. 【請求項11】 前記第1アナモルフィックマイクロレンズを通過する光は
    前記第2アナモルフィックマイクロレンズで円形化される請求項10に記載のマ
    イクロレンズ構造。
  12. 【請求項12】 前記第1および第2アナモルフィックマイクロレンズは高
    屈折材料から製造されている請求項8に記載のマイクロレンズ構造。
  13. 【請求項13】 前記第1および第2アナモルフィックマイクロレンズを製
    造するのに使用される高屈折率材料は、GaP、TiO2、SrTiO3、Si、
    Ge、ZnSe、ZnS、InSb、InAs、YSZ、AlAs、BaTiO 3 、AlN、BN、CuGaS2、BiSiO20、Bi12GeO20、AgCl、A
    gBr、AgI、AgGaSe2、AgGaS2、Al23、LiTaO3、Kn
    bO3、KRS−5(Tlr)、KRS−6(TlCl)およびTlBrのいず
    れかである請求項12に記載のマイクロレンズ構造。
  14. 【請求項14】 前記高屈折率材料は、GaPである請求項12に記載の単
    一のマイクロレンズ構造。
  15. 【請求項15】 前記光はレーザビームである請求項8に記載のマイクロレ
    ンズ構造。
  16. 【請求項16】 円形化され平行化された光を発生する装置において、 レーザビームを発生するレーザダイオードと、 両端面に形成された2つのアナモルフィックマイクロレンズを有する単一のマ
    イクロレンズ構造とからなり、 レーザダイオードによって発生される光が2つのアナモルフィックマイクロレ
    ンズの両方を通過した後に円形化され平行化されるようにした装置。
  17. 【請求項17】 前記第1アナモルフィックマイクロレンズは光を円形化し
    、入射光によってまず包囲され、 前記第2アナモルフィックマイクロレンズは光を平行化する請求項16に記載
    の装置。
  18. 【請求項18】 前記基板の第1面と第2面の間の距離は、前記第1アナモ
    ルフィックマイクロレンズが入射光を円形化するのに必要な距離によって規定さ
    れている請求項17に記載の装置。
  19. 【請求項19】 前記第1アナモルフィックマイクロレンズを通過する光は
    前記第2アナモルフィックマイクロレンズで円形化される請求項18に記載の装
    置。
  20. 【請求項20】 前記第1および第2アナモルフィックマイクロレンズは高
    屈折材料から製造されている請求項16に記載の装置。
  21. 【請求項21】 前記第1および第2アナモルフィックマイクロレンズを製
    造するのに使用される高屈折率材料は、GaP、TiO2、SrTiO3、Si、
    Ge、ZnSe、ZnS、InSb、InAs、YSZ、AlAs、BaTiO 3 、AlN、BN、CuGaS2、BiSiO20、Bi12GeO20、AgCl、A
    gBr、AgI、AgGaSe2、AgGaS2、Al23、LiTaO3、Kn
    bO3、KRS−5(Tlr)、KRS−6(TlCl)およびTlBrのいず
    れかである請求項20に記載の装置。
  22. 【請求項22】 前記高屈折率材料は、GaPである請求項20に記載の装
    置。
  23. 【請求項23】 前記光はレーザビームである請求項16に記載の装置。
  24. 【請求項24】 単一のマイクロレンズ構造を通過する入射光を円形化し平
    行化する方法において、 単一のマイクロレンズ構造の第1面を通過する光を円形化し、 単一のマイクロレンズ構造の第2面を通過する光を平行化し、 ここで、第1面と第2面は、第1面によって円形化された光が第2面を通過す
    るように配置する、単一のマイクロレンズ構造を通過する入射光を円形化し平行
    化する方法。
  25. 【請求項25】 前記マイクロレンズ構造の第1面と第2面は、互いに反対
    側のアナモルフィックマイクロレンズである請求項24に記載の方法。
  26. 【請求項26】 前記マイクロレンズ構造の第1面と第2面の間を進行する
    光の距離は、前記第1面が光を円形化するのに必要な距離によって規定されてい
    る請求項24に記載の方法。
  27. 【請求項27】 前記円形化は、前記マイクロレンズ構造の第1面を通過す
    る光を前記マイクロレンズ構造の第2面で円形化することを含む請求項26に記
    載の方法。
  28. 【請求項28】 単一の要素の両端面に配置された2つのアナモルフィック
    マイクロレンズ構造を有する単一のマイクロレンズ構造において、 前記マイクロレンズ構造は、 基板の両端面で調整部分を識別し、 前記基板の両端面の識別された調整部分の各々にマイクロレンズを形成するこ
    とによって製造されたものである単一のマイクロレンズ構造。
  29. 【請求項29】 前記単一のマイクロレンズ構造を製造するのに使用される
    方法は、 少なくとも1つのグレイスケールマスクを使用して付与されたパターンに基づ
    いてマイクロレンズのそれぞれを形成することを含む請求項28に記載の構造。
  30. 【請求項30】 前記単一のマイクロレンズ構造を製造するのに使用される
    方法は、少なくとも1つのグレイスケールマスクを使用して付与されたパターン
    に基づいて、基板面の調整部分をリアクティブイオンエッチングすることによっ
    て、それぞれのマイクロレンズを形成することを含む請求項29に記載の構造。
  31. 【請求項31】 前記単一のマイクロレンズ構造を製造するのに使用される
    方法は、高屈折率材料のマイクロレンズを形成することを含む請求項28に記載
    の構造。
  32. 【請求項32】 前記高屈折率材料は、GaP、TiO2、SrTiO3、S
    i、Ge、ZnSe、ZnS、InSb、InAs、YSZ、AlAs、BaT
    iO3、AlN、BN、CuGaS2、BiSiO20、Bi12GeO20、AgCl
    、AgBr、AgI、AgGaSe2、AgGaS2、Al23、LiTaO3
    KnbO3、KRS−5(Tlr)、KRS−6(TlCl)およびTlBrの
    いずれかから形成されえいる請求項31に記載の構造。
  33. 【請求項33】 前記高屈折率材料は、GaPで形成されている請求項31
    に記載の構造。
  34. 【請求項34】 前記基板の両端面で調整部分を識別する工程は、 第1基板面の第1位置に第1像の焦点を合わせ、 第1像からの光を収集するために第2基板面に配置されるマイクロ光学デバイ
    スからの光により形成される第2像に基づいて、第1位置が反対側の第2基板面
    の第2位置と位置したか否かを決定する工程を含む請求項28に記載の構造。
  35. 【請求項35】 高屈折率を有する基板にマイクロレンズ構造を形成する方
    法において、 グレイスケールマスクを使用してフォトレジスト中にレンズ面プロフィールを
    形成し、 フォトレジスト中に形成されたレンズ面プロフィールに基づいて高屈折率ウェ
    ハーをリアクティブイオンエッチングするマイクロレンズ構造を形成する方法。
  36. 【請求項36】 前記高屈折率材料は、GaPである請求項35に記載のマ
    イクロレンズ構造を製造する方法。
  37. 【請求項37】 前記高屈折率材料は、GaP、TiO2、SrTiO3、S
    i、Ge、ZnSe、ZnS、InSb、InAs、YSZ、AlAs、BaT
    iO3、AlN、BN、CuGaS2、BiSiO20、Bi12GeO20、AgCl
    、AgBr、AgI、AgGaSe2、AgGaS2、Al23、LiTaO3
    KnbO3、KRS−5(Tlr)、KRS−6(TlCl)およびTlBrの
    いずれかである請求項35に記載のマイクロレンズ構造を製造する方法。
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