JP2002531804A - 高速発射体に打ち勝つための方法と装置 - Google Patents

高速発射体に打ち勝つための方法と装置

Info

Publication number
JP2002531804A
JP2002531804A JP2000585610A JP2000585610A JP2002531804A JP 2002531804 A JP2002531804 A JP 2002531804A JP 2000585610 A JP2000585610 A JP 2000585610A JP 2000585610 A JP2000585610 A JP 2000585610A JP 2002531804 A JP2002531804 A JP 2002531804A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disk
milling
disc
row
radius
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000585610A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4598277B2 (ja
Inventor
ニール,マレー・エル
ベイン,アラン・ディ
Original Assignee
ピナクル・アーマ・エルエルシイ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from US09/189,105 external-priority patent/US6170378B1/en
Priority claimed from US09/302,734 external-priority patent/US6035438A/en
Application filed by ピナクル・アーマ・エルエルシイ filed Critical ピナクル・アーマ・エルエルシイ
Publication of JP2002531804A publication Critical patent/JP2002531804A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4598277B2 publication Critical patent/JP4598277B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B3/00Layered products comprising a layer with external or internal discontinuities or unevennesses, or a layer of non-planar shape; Layered products comprising a layer having particular features of form
    • B32B3/10Layered products comprising a layer with external or internal discontinuities or unevennesses, or a layer of non-planar shape; Layered products comprising a layer having particular features of form characterised by a discontinuous layer, i.e. formed of separate pieces of material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B9/00Layered products comprising a layer of a particular substance not covered by groups B32B11/00 - B32B29/00
    • B32B9/005Layered products comprising a layer of a particular substance not covered by groups B32B11/00 - B32B29/00 comprising one layer of ceramic material, e.g. porcelain, ceramic tile
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B9/00Layered products comprising a layer of a particular substance not covered by groups B32B11/00 - B32B29/00
    • B32B9/04Layered products comprising a layer of a particular substance not covered by groups B32B11/00 - B32B29/00 comprising such particular substance as the main or only constituent of a layer, which is next to another layer of the same or of a different material
    • B32B9/047Layered products comprising a layer of a particular substance not covered by groups B32B11/00 - B32B29/00 comprising such particular substance as the main or only constituent of a layer, which is next to another layer of the same or of a different material made of fibres or filaments
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F41WEAPONS
    • F41HARMOUR; ARMOURED TURRETS; ARMOURED OR ARMED VEHICLES; MEANS OF ATTACK OR DEFENCE, e.g. CAMOUFLAGE, IN GENERAL
    • F41H5/00Armour; Armour plates
    • F41H5/02Plate construction
    • F41H5/04Plate construction composed of more than one layer
    • F41H5/0414Layered armour containing ceramic material
    • F41H5/0428Ceramic layers in combination with additional layers made of fibres, fabrics or plastics
    • F41H5/0435Ceramic layers in combination with additional layers made of fibres, fabrics or plastics the additional layers being only fibre- or fabric-reinforced layers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F41WEAPONS
    • F41HARMOUR; ARMOURED TURRETS; ARMOURED OR ARMED VEHICLES; MEANS OF ATTACK OR DEFENCE, e.g. CAMOUFLAGE, IN GENERAL
    • F41H5/00Armour; Armour plates
    • F41H5/02Plate construction
    • F41H5/04Plate construction composed of more than one layer
    • F41H5/0442Layered armour containing metal
    • F41H5/0457Metal layers in combination with additional layers made of fibres, fabrics or plastics
    • F41H5/0464Metal layers in combination with additional layers made of fibres, fabrics or plastics the additional layers being only fibre- or fabric-reinforced layers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F41WEAPONS
    • F41HARMOUR; ARMOURED TURRETS; ARMOURED OR ARMED VEHICLES; MEANS OF ATTACK OR DEFENCE, e.g. CAMOUFLAGE, IN GENERAL
    • F41H5/00Armour; Armour plates
    • F41H5/02Plate construction
    • F41H5/04Plate construction composed of more than one layer
    • F41H5/0492Layered armour containing hard elements, e.g. plates, spheres, rods, separated from each other, the elements being connected to a further flexible layer or being embedded in a plastics or an elastomer matrix
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B2571/00Protective equipment

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Aiming, Guidance, Guns With A Light Source, Armor, Camouflage, And Targets (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Toys (AREA)
  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Adornments (AREA)
  • Manufacture, Treatment Of Glass Fibers (AREA)
  • Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
  • Continuous Casting (AREA)
  • Burglar Alarm Systems (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
  • Control Of Positive-Displacement Air Blowers (AREA)
  • Elimination Of Static Electricity (AREA)

Abstract

(57)【要約】 高速発射体に打ち勝つための方法と装置を開示する。同じサイズと0.100インチ(2.54mm)以上の厚さを有する複数のディスクを複数の個所でフライス加工する。フライス加工した各個所はディスクの曲率半径とほぼ同じ曲率半径を有する。それから、一行内の各ディスクがその行内の他のディスクと大体直線になり、その列の上の列におけるフライス加工個所に重なり合い、その列の下の列におけるディスクによって重なり合わされたフライス加工個所を有するように、ディスクを一行ずつうろこ状パターンに配置する。それから、うろこ状パターンが接着基板と第2層とを包囲するように、うろこ状パターンを引張り強度の高い可とう性の接着基面に接着し、引張り強度の高い第2層によって覆う。次にこの包囲物を柔軟な身体防護具の裏当てに結合する。ある代替実施形態で、高速発射体に打ち勝つための方法と装置を開示する。繊維を入れたセラミック配合物からなる同サイズの複数のディスクを準備する。一行内の各ディスクがその行内の他のディスクと大体直線になり、隣接行におけるディスクの1セグメントに重なるように、ディスクを一行ずつうろこ状パターンに配列する。それから、うろこ状パターンが接着基板と第2層との間に包囲されるように、うろこ状パターンを引張り強度の高い可とう性の接着基面に接着して、第2の引張り強度の高い層によって重ねる。次にこの包囲物を柔軟な身体防護具の裏当てに結合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の背景) (1)発明の分野 本発明は防護用着用物に関する。より詳細には、本発明は、高速発射体に打ち
勝つように設計された可とう性の身体防護具に関する。
【0002】 (2)背景 身体防護具の進歩は、防護具を形成する改善された材料の開発に関係すること
が多い。近年、アラミド繊維またはポリエチレン繊維などの引張り強度の高い繊
維から形成された耐弾道材料がこの分野で一般に使用されるようになってきた。
しかしあいにく、柔軟な身体防護具はその進歩した材料によっても、防護具貫通
拳銃の弾丸、鋭い攻撃手段、および円形貫通物に対しても、これらはすべて現在
一般に使用されているものであるが、対抗するのは不十分であることがわかって
いる。
【0003】 この問題と取り組むために、さまざまな硬金属平板システムが開発された。こ
のようなシステムの1つは、行の内側でディスクがその列の先行ディスクに重な
るとともに、その行の後続の行のディスクにも重なるように、重なる行として配
置された直径1インチ(25.4cm)および厚さ0.032〜0.050イン
チ(0.82〜1.27mm)の多数のチタン製ディスクを使用したものである
。後続行はその先行している行に重なり合い、その後続行によっても重なり合わ
される。次のこのコイン配置は接着剤が含浸されたアラミド織物などの接着基面
に取り付けられる。接着剤が含浸された第2層はコインによって形成された「プ
レート」を包囲するために使用することができる。この包囲されたプレートを生
命器官を覆う従来の柔軟な身体防護具に取り付けることができる。これはすぐれ
た可とう性をもたらし、隠すには十分に薄いものである。
【0004】 このコインの重なり合いは力を効果的に広げてほとんどの既存の防護具を貫通
する拳銃の弾丸、鋭い攻撃手段、および円形貫通物に打ち勝つが、残念ながらラ
イフルの弾丸はこの平板構造ならびに柔軟な身体防護具をバターを通る熱いナイ
フのように突き破る。したがってライフルの弾丸から防護するために、使用者は
大きい丈夫な板を使用して生命器官を遮蔽することが必要であった。これらの大
きな板は重くて可とう性はなく、一般に使用には不便である。これに加えて、こ
れらは隠した様式で使用することはほとんど不可能である。もっと厚いディスク
によるコイン設計を使用する努力がなされたが、ライフルの弾丸に打ち勝つため
の商業的に実行可能な製品を生み出すことに失敗した。より厚いディスクでは可
とう性が低下し、うまく配置できない。その結果、上述の丈夫な板よりも厚く、
可とう性が同じで、重い平板構造となる。着用者の快適さは身体防護具の製造に
おける主要な関心事でもある。したがって、これらの制限はこのような構造を商
業的製品として非実用的なものにする。
【0005】 上述の観点から、ライフルの弾丸などの高速発射体に打ち勝つような可とう性
の防護システムを有することが望ましい。
【0006】 (発明の簡単な概要) 高速発射体に打ち勝つための方法と装置を開示する。サイズが同じで0.10
0インチ(2.54mm)以上の厚さを有する複数のディスクを複数の個所でフ
ライス加工する。フライス加工したそれぞれの個所はディスクの曲率半径とほぼ
同じ曲率半径を有する。一行内の各ディスクはその行の他のディスクと大体直線
になり、その行の上の行のディスクのフライス加工した個所に重なり、さらに、
その行の下の行のディスクが重なるフライス加工個所を有するように、ディスク
を一行ずつうろこ状パターンに配置する。それから、うろこ状パターンが引張り
強度の高い可とう性の接着基板と第2層とに包囲されるように、うろこ状パター
ンを接着基面に接着する。次にこの包囲物を柔軟な身体防護具の裏当てに結合さ
せる。
【0007】 ある代替実施態様で、高速発射体に打ち勝つための方法と装置を開示する。繊
維を入れたセラミック配合物からなる同サイズの複数のディスクを準備する。一
行内の各ディスクがその行内の他のディスクと大体直線になり、隣接行における
ディスクの1セグメントに重なるように、ディスクを一行ずつうろこ状パターン
に配列する。それから、うろこ状パターンが接着基板と第2層との間に包囲され
るように、うろこ状パターンを引張り強度の高い可とう性の接着基面に接着して
、第2層をそれに重ねる。次にこの包囲物を柔軟な身体防護具の裏当てに結合さ
せる。
【0008】 (発明の詳細な説明) 図1は、本発明の一実施形態における身体防護衣服の切取図である。身体防護
具10は使用者の胴を覆い、高速発射体から生命に重要な部分を防護するように
設計されている。うろこ状パターンで適切に配置したディスクによって、身体防
護具10全体は可とう性に保たれて、また高速発射体に対するすぐれた防護を提
供する。従来の技術による10×12剛性プレートとは異なって、うろこ状パタ
ーンは身体外形の周りにたわむことができ、したがって著しく快適であり、かつ
容易に隠すことができる。うろこ状パターン12は一般的に、アラミド繊維また
はポリエチレン繊維などの引張り強度の高い繊維でできた2層の織物14の間に
挟まれている。織物14は引裂きおよび切断に耐えることが必要で、分裂を減少
するように設計された弾道級の材料であることが好ましい。この織物14には接
着剤を含浸させることができるので、織物の接着剤はうろこ状パターン12を構
成するディスクに接着して、これらの相対位置を維持する。織物14の1つまた
は複数の追加層をサンドウィッチ状の物に加えることもできる。これについて下
に検討する。
【0009】 引裂きおよび切断に耐える2層以上の織物層14の間に挟まれたうろこ状パタ
ーン12の下にあるのは、従来型の柔軟な身体防護具16である。高速発射体が
うろこ状パターンの平板とすべての織物層を貫通しても、下にある柔軟な身体防
護具を貫通しないか、または裏面変形が米国の国家司法研究所(NIJ)によっ
て定義されているように1.73インチ(4.39cm)以上の裏面変形を引き
起こさない場合には、この高速発射体に打ち勝つ。ストラップ18などの取付け
ストラップが身体防護具10の前面パネルを身体防護具10の背面パネルに標準
的な方法で結合する。取付けストラップ18は、当業界において普通であるどの
ような従来の革紐類にもすることができる。
【0010】 図2は本発明の一実施形態におけるディスク配置の斜視図である。この場合に
は、複数のディスクが左から右へ配置されている。これに続く各行も左から右へ
配置されている。左から右への方向から右から左への方向へ切り替えることは、
結果的に得られるパターンに弱点を作ってしばしば破損を引き起こすことがわか
っている。図2は、最後のうろこ状パターンの2行の一部のみを示している。各
行内のディスクはほぼ直線を形成する。ディスクは重なり合っているので、各デ
ィスクは配置表面に垂直な線に対して僅かな勾配を有する。さらに、各ディスク
は、中央のフライス加工された個所のフライス加工された円弧を二分する軸に関
して行の中心を通る線が直角にならないように、僅かに回転される。ある実施形
態では、この角度は約60°である。代表的なディクス52を、パターン50の
中で配置される位置の上に持ち上げた状態で示す。ディスク52は一般的には4
50ブリネルより高い硬度を有する高硬度材料からなる。多くの適切な材料が存
在する。これには高炭素鋼、ステンレス鋼、鋼合金、および様々なチタン合金も
含まれる。好ましい材料がMars300(商標)の商標で市販されており、フ
ランスのCreusot Marrelの一部門であるCreusot−Lou
re Industriesから入手可能である。たいていの適切な材料はシー
トで堅いものである。Mars300(商標)は一般的に630〜650ブリネ
ルの硬度を有する。もう1つの適切な材料がアラバマ州バーミングハムのAst
ralloyによってBP633(商標)の商標で販売されている。Mars3
00(商標)は約0.168インチ(4.27mm)の厚さを有するシートとし
て販売されている。シートから個々のディスクを切り取らねばならない。これは
使用される材料に応じて、プラズマ切断、レーザ切断、またはウォータ・ジェッ
ト切断によって達成することができる。ここで使用される「切断」(変更されな
い場合)は一般に、ディスクを製造するどの技術をも指す。
【0011】 ある実施形態では、ディスク52を従来のレーザ技術を使用してレーザ切断し
、複数のディスクの間で均一の直径と円滑な縁部を保証する。ウォータ・ジェッ
ト切断も使用できるが、これはレーザ切断ほどすぐれているとは思われない。プ
ラズマ切断も可能であるが、同じ縁部の円滑さを達成するには追加のばり取り段
階と円滑化段階を必要とする。切断の後に各ディスク52をフライス加工し、デ
ィスク52を3個所で、すなわち左フライス加工個所54、中央フライス加工個
所58、および右フライス加工個所56においてフライス加工する。このフライ
ス加工はどんな順序で実施してもよい。
【0012】 ある実施形態では、フライス加工された各個所を複数の手順でフライス加工す
る。例えば、左フライス加工個所を最終フライス加工深さのほぼ半分まで凹ませ
る。次に、同じ半分の深さのフライス加工を右フライス加工個所56において実
施し、続いて中央フライス加工個所58において実施する。それから第2手順を
実施してフライス加工の深さをほぼその最終深さにまで下げる。次に、最終高速
研磨手順を実施してフライス加工された個所の各々について円滑な仕上げを保証
する。
【0013】 一般的にディスク52の半径は1/2〜2インチ(1.27〜5.08cm)
である。半径が長くなると可とう性を低下させるが製造費も低下させる。現在の
好ましい実施形態では1インチ(2.54cm)の半径が採用されている。材料
に応じて、厚さが0.080〜0.187インチ(2.03〜4.75mm)間
にあるディスクを使用することができる。フライス加工された各個所の曲率半径
はディスク52の半径と大体同じである。したがって、ディスク52が1インチ
(2.54cm)の半径を有する場合には、各フライス加工個所、すなわち左フ
ライス加工個所54、中央フライス加工個所58、および右フライス加工個所5
6も1インチ(2.54cm)の曲率半径を有する。フライス加工の深さは、厚
さ0.100〜0.187インチ(2.54〜4.75mm)間にあるディスク
については一般的に0.040〜0.080インチ(1.02〜2.03mm)
である。
【0014】 各フライス加工個所は「フライス加工距離」を有する。フライス加工距離は、
ここではディスクの縁部52とフライス加工個所54、56、58の頂点との間
の垂直距離として使用されるものと定義される。ある実施形態では、右と左のフ
ライス加工個所54、56は半径1インチ(2.54cm)のディスクにおいて
0.540インチ(1.37cm)の同じフライス加工距離を有する。中央フラ
イス加工個所は半径1インチ(2.54cm)のディスクにおいて0.50イン
チ(1.27cm)のフライス加工距離を有する。うろこ状に配置されたときに
、このように配置された3枚のディスクが円弧60を画定し、この円弧の中に追
加のディスクを置くことができることが重要である。特に、円弧60の中に着座
されたディスクは、これによって右と左のフライス加工個所が覆われているディ
スクのフライス加工縁部62と接触するだけである。これはフライス加工の深さ
によって異なる。ある実施形態では、フライス加工縁部62はフライス加工表面
に正確に垂直な面に対して僅かな傾斜を有する。これによって弾道事象中のディ
スクの割れが減少し、フライス加工設備における摩耗が減少する。
【0015】 ある実施形態ではすべてのディスクはディスク52と同一であるが、これは端
縁部に沿って多くのフライス加工個所を有する結果となる(例えば、左から右へ
の配置を使用する場合には右縁と底部、または反対に右から左への配置を使用す
る場合には左縁と底部)。これらの小片は共にきちんとぴったり合い、重なるデ
ィスクの間に重大なギャップはない。図示されたパターンの重なり合いは隣接デ
ィスクへの高速発射体命中の力を効果的に拡散させ、これによって貫通と背面変
形を防止することがわかった。ディスクが別のディスクによって重ね合わされて
いないフライス加工個所を有する縁部は、防護具によって与えられる「防護帯」
の外側にあると考えられる。
【0016】 さらに、パターンにおいて各ディスクに僅かな傾斜があるので、垂直の命中は
非常にあり得ないことで、エネルギーの一部分は偏向によって吸収されることに
なる。最終的に、弾道事象中にディスク材料の硬度は発射体の先端を広げるかま
たは鈍らせて、さらに発射体の貫通能力を低下させる。特に、防護帯が胴部また
はその他の生命区域に順応するように、どのような形状にも配置することができ
る。
【0017】 ある代替実施形態では、すべてのフライス加工個所に全厚のディスクが確実に
重なるように、少ないフライス加工個所を有する特殊な仕上げディスクを使用す
ることができる。例えば、ディスクの最下行のみをフライス加工して、例えば(
左から右への配置について)右フライス加工個所のみを有する最下行において隣
接ディスクの重なり合いを可能にし、最下行におけるディスクに重なる他のディ
スクはないので、これは最下行において薄い個所を回避することになる。
【0018】 図3は接着基面80に結合されたディスク52のうろこ状パターンを示す。先
に検討したように、接着基面80は接着剤を含浸したポリエチレン繊維またはア
ラミド繊維の織物にすることもできる。適当な織物としては例えば、ニュージャ
ージー州MorristownのAlliedSignalによる商標SPEC
TRA(登録商標)で販売されている織物、ジョージア州Blacklawnの
Akzo−NobelによるTWARON(登録商標)微細繊維、オランダのD
SMによる商標DYNEEMAで販売されているSB31およびSB2、日本東
京の東洋紡によって商標ZYLON(登録商標)で販売されているPBO、テネ
シー州ChattanoogaのE.I.Dupont de Nemours
& CompanyによるKEVLAR(登録商標)またはPROTERA(
登録商標)がある。その他の適当な織物も当業者には思い起されよう。
【0019】 適当な接着基面の中には、はく離紙によって覆われた積極的な接着コーティン
グと共に使用可能なものもある。積極的であることに加えて、いったん硬化した
接着剤が可とう性のままであって弾道事象中にディスクと接着基面との分離を減
らす。望みのサイズの接着基面を切り、はく離紙をはぎ取って接着表面を露出さ
せる。それからディスクを接着表面上に直接配置すると、接着表面はディスクを
互いの位置関係で保持する。接着基面は可とう性でありディスクはそれらの交差
部の周りに屈曲するので、組み合わせたユニットは可とう性である。代替案とし
て、パターンを配置して接着基板を上部に接着することもできる。
【0020】 図4に示すように、次のステップは、この接着剤で被覆された可とう性接着基
面のもう1つの層を手で配置した複数のコインの上に置いて、各コインが旋回し
て隣接コインから離れても各コインの実際の位置はそれが配置された同じ個所に
大体留まるように、パネルが屈曲したときに変化しない柔軟な位置にこれらのコ
インを確保することである。うろこ状パターンを包囲するために使用されるこの
第2接着織物層はさらに支持力を与え、これによってディスクがずれて身体防護
具が不良になるという危険性を少なくする。
【0021】 NIJは様々な脅威のレベルを定義している。レベル3の脅威は、2700〜
2800フィート/秒(823〜853m/秒)で飛ぶフル・メタル・ジャケッ
ト7.62×51ミリ150グレインの弾丸である。上に開示された発明はレベ
ル3およびこれ以下のすべての脅威にうち勝つことがわかっている。さまざまな
性能基準を達成するために、接着剤を被覆した可とう性基面材料の追加層を複数
の層として任意の比率で何れかの側に加えてもよい(すなわちプレートの一方の
側に他方の側よりも多くの基面層を有することは、本発明の範囲内および企画内
にある)。ある状況においては、弾道事象中にコインが僅かに動けるようにする
という利益が得られるが、他の状況では、コインができるだけ適所に確保される
ように残されることが望ましい。
【0022】 本発明のある代替実施形態では、「乾式」高引張り強度可とう性接着基面を準
備する。次いでこれを可とう性結合剤、例えばシリコン・エラストマ樹脂で塗布
する。それからディスクを上述のように配置する。結合剤を硬化させてディスク
の相対位置を柔軟に維持することができる。同様に塗布された層を使用してプレ
ートを反対側から挟むことができる。可とう性の結合剤を有する1枚の層を使用
するが外面層は前述のはぎ取り接着式であることも、本発明の範囲と企画の中に
含まれる。ここで使用する「接着剤含浸接着基面」とは、接着剤が適所に付けら
れているか、または上述のように後で塗布されている市販のものであっても、片
側に接着剤が配置されている適当な可とう性の高引張り強度材料を指す。
【0023】 さらにもう1つの実施形態では、接着剤含浸接着基面を上述のいずれかの方法
で作製し、(差し挟む)層は非接着性で、単にプレートの周辺で下にある接着基
面に結合するだけである。これによれば、接着層の間に差し挟むことに較べてデ
ィスクの保持は多少劣ることになる。したがって、この構成は多くの命中には耐
えられず、周辺の周りで取り付けられた前面層は主として破片遮蔽物としての役
目をする。
【0024】 図5は、本発明の第2代替実施形態におけるディスクの斜視図である。この実
施形態では、平坦なディスクを正規の方式で準備して、次に中央フライス加工個
所の円弧を二等分する軸の周りに僅かに曲げる。この曲げは、防護具によって防
護される区域の寸法と曲率に応じて一般的には水平面から2°〜15°の範囲に
ある。例えば2インチ(5.08cm)の半径を有する大きなディスクを僅かな
湾曲物として使用すると、ディスクを身体の輪郭によりよく合わせることができ
るので、この実施形態は最適である。さらに大きなディスクは組立品全体の可と
う性を低下させるので、大きなディスクを有するものが望ましい。したがって快
適性の観点から、身体の輪郭と動きに順応するために曲げられたディスクを有す
ることが望ましい。半径が1インチ(2.54cm)またはそれ以下のディスク
のためには、このような曲げは不必要で望ましくないと思われる。図6は、図5
の実施形態におけるディスクの断面図である。
【0025】 図7は、本発明の代替実施形態におけるディスクの斜視図である。この実施形
態では上述したようなディスクを準備する。フライス加工の後で、配置の前に、
プレスを使用してディスクを裏側から凹状にすると、これによってディスクはフ
ライス加工された表面の方向に凸状になる。図8は図7の実施形態におけるディ
スクの断面図である。この図では凹面がはっきり示されている。このディスク設
計は平面ディスクよりもすぐれた偏向特性を有し、さらにある着用者のために快
適さを改善することもできる。
【0026】 図9は、本発明の一実施形態において着用された場合の身体防護衣の前面図で
ある。身体防護具110は使用者の胴部を覆っており、高速発射体から生命区域
を防護するように設計されている。身体防護具におけるフラップ120が着用者
の身体の周りに延びて、着用者の側部の防護をする。ある実施形態では、身体防
護具は着用者の一区分例えば胴部の周りを包み、包囲周辺の形でほぼ均一な防護
具による防護を提供する。
【0027】 図10は、身体防護衣の一実施形態の切取前面図である。ディスク152はう
ろこ状パターンで配置されて、身体防護具が着用された生命区域を覆っている。
従来技術の10×12剛性プレートとは異なり、うろこ状パターン身体輪郭の周
りに屈曲することができ、したがって著しく快適さが増し、またさらに容易に隠
すことができる。各ディスク152は高硬度材料で作られている。ある実施形態
では、各ディスクは、その中心において最大厚さを有し、1つまたは複数の下向
きに傾斜した表面区分を設けることによって外縁部に向かって厚さが小さくなる
ように形状化された円盤である。ある実施形態では、円盤状に形状化されたディ
スクの厚さは、中心から外縁部に向かって均一に下向きに傾く傾斜で減少する。
もう1つの実施形態では、円盤形状は内部周囲を有し、この内部でディスクは均
一な厚さであり、ディスクの内部周囲と周縁部との間で均一に下向きに傾斜して
いる。
【0028】 一般的に、縁部の厚さは中心の厚さのほぼ半分である。それなりに、うろこ状
パターンで配置されると、ディスクは金属プレートまたは既存のコイン配置より
も60%程度高い可とう性を可能にする回転能力を備える。鋼またはその他の高
硬度金属と比較して軽い多くの適当なセラミック材料が存在する。
【0029】 本発明のある実施形態の円盤形状に固有のテーパー設計は、ディスクの表面を
非平面化し、傾斜を与えて均一な平坦表面と比べて弾道衝撃を偏向させる。これ
に関して、セラミック複合材料を、同様なテーパーをもつ円盤形を製造するため
に旋盤または工作機械のいずれかで加工しなければならない金属ディスクよりも
容易で安価に、焼結および/または成形して均質の弾道級円盤形状にすることが
できる。しかしながら、円盤形の金属ディスクは本発明の範囲と企画の中に含ま
れる。ディスクをうろこ状パターンに適切に配置することによって、身体防護具
110全体は柔軟のままであり、また高速発射体に対するすぐれた防護も提供す
る。
【0030】 これに加えて、高速発射体に対する従来技術の防護と比べてセラミック複合材
料がより軽量でより可とう性であることは、着用者によるより大きな可動性と運
動範囲を可能にする。例えば、弾道級の硬度と破壊じん性を有するうろこ状セラ
ミック・ディスクからなる身体防護チョッキは、着用者の一区分、例えば胴部の
周り全体を包んで着用者の周りを360度までディスクによる保護を延ばすこと
ができる。より軽いセラミック材料はまた、従来技術の身体防護具に典型的な高
硬度の金属コインまたは金属プレートの著しい負浮力を回避する。これによって
従来技術の身体防護具が適さなかった分野における登攀または水泳での使用がで
きるようになる。
【0031】 この実施形態では、うろこ状パターンに配置するためにディスクを左から右に
配置する。連続する各行とも左から右に配置する。左から右への方向から右から
左への方向へ切り替えることは、結果的に得られるパターンに弱点を作ってしば
しば破損を引き起こすことがわかっている。各行内のディスクはほぼ直線を形成
する。ディスクは重なり合っているので、各ディスクは配置表面に垂直な線に対
して僅かに傾いた勾配で存在する。ある実施形態では、ディスクのこの僅かな勾
配はディスクの傾斜した円盤形状を補足して衝撃偏向の確率を高める。
【0032】 ディスクを左から右へ最上部から最下部まで配置して一対の接着層の間に挟み
込んだ後、パターン全体を組み立てて身体防護具とするために反転する。脅威の
大部分が下向きの弾道で到達することがわかっている。したがって、防護具を身
に着けたときに各ディスク行がその下の行に重なることが望ましい。しかしなが
ら、代わりの順序で例えば右から左へ最下部から最上部へディスクを配置するこ
とも、本発明の範囲と企画の中に含まれる。組立中にうろこ状パターンを反転し
て各行がその上の行に重なるように身体防護具を連結することも企画される。
【0033】 多くの可能なセラミック複合材料が、ディスク用の高硬度材料として適当であ
ることがわかっている。これらの材料として、英国BedforshireのM
organ Matroc,Ltd.によって商標SINTOX(登録商標)F
AおよびDERANOX(登録商標)で販売されている繊維入りセラミックが挙
げられる。特に、約88重量%のアルミナと約12重量%の変態強化ジルコニア
(TTZ)からなるジルコニア強化アルミナ酸化物セラミック複合材料のための
SINTOX(登録商標)FAアルミナ酸化物セラミックおよびDURANOX
(登録商標)D995Lは適当なセラミック複合材料であることが証明されてい
る。
【0034】 アルミナを基材とする複合材料は好ましいが、他の基材を使用して、チタン酸
バリウム、チタン酸ストロンチウム、ジルコン酸カルシウム、ジルコン酸マグネ
シウム、炭化珪素、炭化ホウ素を含むセラミック複合材料を形成することもでき
る。指摘したように、これらの潜在的セラミック基材は酸化物セラミックに限定
されるものではなく、混合された酸化物、非酸化物、ケイ酸塩、ならびにMIC
ATHERM(登録商標)セラミックも含まれる(後者は英国Bedforsh
ireのMorgan Matroc,Ltd.によって販売されている無機熱
可塑性寺領の商標である)。
【0035】 適当とされるセラミック複合材料は比較的高い硬度と破壊じん性を有する。一
般的にはこのような材料は、防護具について国家司法研究所(NIJ)によって
定義されたレベル3の弾道事象に耐えるために、少なくとも約12GPaの硬度
と少なくとも3.5MPam1/2の破壊じん性を有する。レベル3の脅威は、2
700〜2800フィート/秒(823〜853m/秒)で飛ぶフル・メタル・
ジャケット7.62×51ミリ150グレインの弾丸である。結局、硬度と破壊
じん性のレベルは使用されるセラミック複合材料のタイプによって異なる。アル
ミナ基材を使用する本発明の例示的な実施形態では、アルミナのために最低の破
壊じん性は3.8MPam1/2であり、ジルコニア強化アルミナについては4.
5MPam1/2である。アルミナの硬度は12〜15GPaの適切な範囲内にあ
り、ジルコニア強化アルミナについては、硬度は少なくとも約15GPaである
【0036】 ある例では、使用されるセラミックを強化金属酸化物などの強化剤を追加して
補足することもできる。ある実施形態ではTTZをアルミナ基材に加える。金属
酸化物を含むことは結果的に得られるセラミック複合材料の強度を増し、弾道事
象中のインパクトによるディスクの分裂に抵抗する。アルミナを基材とするセラ
ミック複合材料については、適当な弾道級セラミックのためのTTZ重量パーセ
ント範囲は0.05%〜20%である。ある実施形態では、アルミナ基材に対す
るTTZの重量パーセントは複合材料の約12%である。
【0037】 複数のセラミックを当技術分野では周知の方法で混合する。ディスクを形成す
るための焼結方法と射出成形を含む成形方法は当技術分野では周知である。ある
実施形態では、ディスクを射出成形によって形成してから望みの形状にプレスす
る。いったん形成すると、ある一定の実施形態のディスクを封じ込め包装材料で
包囲する。この材料はディスクに大きな集結性を与え、ディスクの破壊じん性を
高め、この結果、分裂することなく弾道発射体の衝撃を吸収するディスクの能力
を強化する。ある実施形態では、この包装材料は接着基面によって接着されたガ
ラス繊維包装材料である。適当なガラス繊維材料としては、イリノイ州Summ
itのOwens Corning Fiberglas Techology
,Inc.から市販されているEガラスおよびS−2ガラスがある。適当な接着
剤には改質されたエポキシ樹脂もある。閉じ込め包装材料とエポキシ樹脂の基面
は、オートクレーブ処理またはその他の当技術分野では周知の方法によってディ
スクに付着させることができる。強度、凝集、および構造的集結性もディスク表
面に接着基面の上に層状にするかまたは交差付着させたアラミド繊維で貼り合せ
ることによって与えられる。
【0038】 一般的に、ディスク152は1/2インチ〜1インチ(1.27〜2.54c
m)の半径を有する。より長い半径は可とう性を低下させるが製造費を安くする
。現在の一実施形態では1インチ(2.54cm)の半径が採用されている。各
ディスクでは厚さがテーパーを有し、(厚さが最大である)ディスクの中央部分
と(厚さが最小である)ディスクの縁部の間で厚さが変化する。最大厚さおよび
最小厚さは、防御すべき弾道脅威のレベルに応じて変化する。例えば高速のライ
フル弾道脅威に打ち勝つためには、中央の最大厚さ3/8インチ(9.5mm)
から縁部の最小厚さ3/20インチ(3.8mm)までのテーパーが使用できる
。低速のライフル脅威(または高速の拳銃脅威)は1/8インチ(3.18mm
)〜1/10インチ(2.54mm)の厚さだけが必要である。ある実施形態で
は、円盤形状のディスクは約1/4インチ(6.35mm)の中央厚さと1/8
インチ(3.18mm)の縁部厚さを有する。
【0039】 うろこ状に重ねておかれたパターンの重なり合いは隣接ディスクへの高速発射
体命中の力を効果的に拡散させ、これによって貫通と背面変形を防止することが
わかった。これに加えて、うろこ状パターンにおいて重なる各ディスクに僅かな
傾斜があるので、垂直の命中は非常にあり得ないことで、エネルギーの一部分は
偏向によって吸収されることになる。円盤の実施形態では、非平面の傾斜表面を
形成する厚さのテーパーは、垂直の打撃を並外れてありないものにする。
【0040】 図11は、接着基面に結合されたうろこ状ディスク152のパターンを示す。
先に検討したように、接着基面は接着剤を含浸したポリエチレン繊維またはアラ
ミド繊維の織物である。上に検討した同じ織物がセラミック円盤とともに使用す
るのに適当である。接着基面上の配置も類似したものである。
【0041】 図12はディスクの斜視図である。この実施形態ではディスクは厚さが変化し
、中央における厚さ1/4インチ(6.35mm)から周縁部における厚さ1/
8インチ(3.18mm)まで均一な傾斜のテーパーを有している。うろこ状パ
ターンにおいて、隣接するディスクの縁部は重なり合って、複数の層を有する厚
さの大きな区域を作り出す。通常、このパターンはディスクの中央または最厚領
域では重なり合っていない。したがって、ディスク・パターンのいずれかの一点
に当たる発射体は単一ディスクにおける最厚領域の近くか、または複数層のディ
スクにおける単一ディスクの最厚領域と少なくとも同じで、さらにこれより厚い
と思われる個所のいずれかに衝撃を与える。さらに、変化する厚さの領域間にお
ける円盤形状の傾斜はあらゆる垂直弾道衝撃を弱化させる。
【0042】 図13は、封じ込め包装材料を付着した後のディスクの斜視図である。上述の
ように、この包装材料は、改質されたエポキシ樹脂にすることもできる基面に接
着されたガラス繊維またはアラミド繊維であってもよい。包装材料は高い破壊じ
ん性と硬度を付与し、弾道事象によるディスクの破損と分裂を減らす。
【0043】 図14は、円盤形状ディスクの断面図である。上述のように接着剤の層122
と封じ込め包装材料の層124がはっきり示されている。
【0044】 図15は、本発明の代替実施形態におけるディスクの斜視図である。この実施
形態ではディスクの形成はほぼ上述の通りであり、周辺部の傾斜のみが変わって
いる。中央から縁部に向かって厚さが変化するが、テーパー部の傾斜は均一では
なく、ドーム形状を有するより明白な隆起中央部を残す。これは周辺縁部からド
ーム状中央部へ延びる表面区域をほぼ平面状に残す。この実施形態によって、デ
ィスクはより大きな重なり合った表面区域を有することができ、発射体がディス
クの複数層に遭遇する表面区域を増す。しかしながら、ほぼ平面の領域は垂直打
撃の確率を増加させる。ドーム状ディスクを上述と類似の方式で配置して、レベ
ル3の脅威に打ち勝つことができる身体防護具に組み立てることができる。
【0045】 図16は、図6に示す代替実施形態の側面図である。
【0046】 上述の明細書では、本発明を特定の実施形態に関連して説明した。しかし添付
の特許請求の範囲に規定するように、本発明のさらに広い精神と範囲から逸脱す
ることなく、さまざまな修正および変更を本発明に対して実施できることは明ら
かである。したがって、明細書および図面を限定的な意味ではなく例証的な意味
と見なすべきである。したがって、本発明の範囲は添付の特許請求の範囲によっ
てのみ限定されるものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態における身体防護衣服の切取図である。
【図2】 本発明の一実施形態におけるディスク配置の斜視図である。
【図3】 接着基板に接着されたうろこ状パターンの線図である。
【図4】 接着基板と追加層との間にうろこ状パターンを包囲している線図である。
【図5】 本発明の一代替実施形態におけるディスクの斜視図である。
【図6】 図5の実施形態におけるディスクの断面図である。
【図7】 本発明の第2代替実施形態におけるディスクの斜視図である。
【図8】 図7の実施形態におけるディスクの断面図である。
【図9】 身体防護具の一実施形態の正面図である。
【図10】 身体防護具の一実施形態の切取図である。
【図11】 身体防護具の一実施形態の切取断面図である。
【図12】 あるディスク実施形態の斜視図である。
【図13】 エポキシ改質樹脂とEガラス・コーティングを備えた図4のディスク実施形態
の斜視図である。
【図14】 コーティングを示す図5のディスク実施形態の断面図である。
【図15】 あるディスク実施形態の斜視図である。
【図16】 あるディスク実施形態の断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,UZ,VN,YU,ZA,ZW 【要約の続き】 スクを一行ずつうろこ状パターンに配列する。それか ら、うろこ状パターンが接着基板と第2層との間に包囲 されるように、うろこ状パターンを引張り強度の高い可 とう性の接着基面に接着して、第2の引張り強度の高い 層によって重ねる。次にこの包囲物を柔軟な身体防護具 の裏当てに結合する。

Claims (41)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高速発射体に打ち勝つ身体防護具を作る方法であって、 高硬度材料のシートを準備すること、 ある半径を有するディスクを切断すること、および ディスクの曲率半径に等しい曲率半径を各々が有する複数の個所でディスクを
    フライス加工すること を含む方法。
  2. 【請求項2】 シートが約450ブリネルより高い硬度を有し、1つのディ
    スクの半径は約1/2インチ(1.27cm)〜約2インチ(5.08cm)の
    範囲にある請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 切断とフライス加工を複数回繰り返して複数のフライス加工
    ディスクを製造すること、 複数のフライス加工ディスクをうろこ状パターンに配置すること、および 引張り強度の高い接着基面をうろこ状パターンの第1側部に接着すること をさらに含む請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 うろこ状パターンにおいて、各フライス加工個所が上に重な
    るディスクの全厚部分によってほぼ完全に覆われるように、多数内の1つの第1
    ディスクが多数内の3枚の追加ディスクによって、各フライス加工個所に1枚ず
    つ重ね合わされた請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 材料シートの厚さが約0.100〜0.187インチ(2.
    54〜4.75mm)間にある請求項2に記載の方法。
  6. 【請求項6】 うろこ状パターンを、接着基面と可とう性の高引張り強度を
    有する材料の第2層との間に包み込むこと、および 接着基面とうろこ状パターンとを柔軟な身体防護具に結合すること をさらに含む請求項3に記載の方法。
  7. 【請求項7】 ディスクを1つのフライス加工個所のフライス加工円弧を横
    切る軸の周りに曲げること をさらに含む請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 ディスクをプレスして、フライス加工個所を含む表面に向か
    って凸状にすること をさらに含む請求項1に記載の方法。
  9. 【請求項9】 配置することが、 中央フライス加工個所を二等分する軸が列の中央軸と90°の角度にならない
    ように、複数ディスクのサブセットを第1方向からほぼ直線の行に置き、各ディ
    スクを僅かに回転させること、および 第1方向から次の重なる行を置くこと を含む請求項3に記載の方法。
  10. 【請求項10】 ある硬度の材料でできた第1ディスクを含む装置であって
    、このディスクはある半径とある厚さを有し、ディスクは複数の位置でフライス
    加工され、各フライス加工個所はディスクの半径とほぼ等しい曲率半径を有し、
    各特定のフライス加工個所はフライス加工円弧の頂部からディスク縁部までのフ
    ライス加工距離を有する 装置。
  11. 【請求項11】 硬度が450ブリネルより高く、半径が0.5〜2インチ
    (12.7〜50.8mm)の範囲にあって、厚さが0.100〜0.187イ
    ンチ(2.54〜4.75mm)間にある請求項10に記載の装置。
  12. 【請求項12】 ディスクの半径は約1インチ(25.4mm)であり、右
    と左のフライス加工個所のフライス加工距離は約0.54インチ(13.7cm
    )であり、中央フライス加工個所のフライス加工距離は約0.50インチ(12
    .7cm)である請求項10に記載の装置。
  13. 【請求項13】 寸法が第1ディスクとほぼ同じである複数の追加ディスク
    と、 ディスクをうろこ状パターンに接着する引裂きおよび切断に耐える接着基面と
    をさらに含む請求項10に記載の装置。
  14. 【請求項14】 複数のフライス加工個所は、右フライス加工個所、左フラ
    イス加工個所、および中央フライス加工個所を含み、うろこ状パターンは、第1
    ディスクが右フライス加工個所と左フライス加工個所において第2ディスクと第
    3ディスクによってそれぞれ重ね合わされ、第2ディスクの左フライス加工個所
    と第3ディスクの右フライス加工個所は第1ディスクの中央フライス加工個所と
    共に1つの円弧を画定し、この円弧の中に第4ディスクが置かれ、第4ディスク
    は第1ディスクの中央フライス加工個所、第2ディスクの左フライス加工個所、
    および第3ディスクの右フライス加工個所に重なる請求項13に記載の装置。
  15. 【請求項15】 接着基面に結合された柔軟な身体防護具裏当てをさらに含
    む請求項9に記載の装置。
  16. 【請求項16】 2700〜2800フィート/秒(823〜853m/秒
    )で飛ぶフル・メタル・ジャケット7.62×51ミリ150グレインの弾丸が
    柔軟な身体防護具裏当てを貫通せず、これによって生ずる背面の変形は1.73
    インチ(4.39cm)以下である請求項13に記載の装置。
  17. 【請求項17】 ディスクが1つのフライス加工円弧を横切る軸の周りに曲
    げられている請求項10に記載の装置。
  18. 【請求項18】 ディスクがフライス加工個所を含む表面の方向に凸状であ
    る請求項10に記載の装置。
  19. 【請求項19】 複数サブセットの第1サブセットが第1行に配置され、第
    1サブセットの連続する各ディスクは第1サブセットの先行するディスクのフラ
    イス加工個所に重なり合い、複数サブセットの第2サブセットは第2行に配置さ
    れ、この第2行は第1行に重なり、サブセットの連続する各ディスクは第2サブ
    セットのフライス加工個所と先行するディスクとに重なり、第1行と第2行は両
    方とも同じ方向から出ている請求項13に記載の装置。
  20. 【請求項20】 身体防護具において使用される円盤形状のディスクを含む
    装置であって、ディスクはある半径と、半径の一部分と同延の第1傾斜表面と、
    ある厚さとを有する装置。
  21. 【請求項21】 ディスクがセラミック材料から構成される請求項20に記
    載の装置。
  22. 【請求項22】 ディスクの第1傾斜表面が、半径の一部分と同延のディス
    クの中央からほぼ下向きの傾斜を有する請求項20に記載の装置。
  23. 【請求項23】 繊維入りの複合セラミック材料がアルミナを含み、少なく
    とも12GPaの硬度と少なくとも3.8MPa-m1/2の破壊じん性とを有する
    請求項20に記載の装置。
  24. 【請求項24】 ディスクがさらに、アルミナと強化金属酸化物の複合材料
    を含む繊維入りセラミックから構成される請求項20に記載の装置。
  25. 【請求項25】 強化金属酸化物が変態強化ジルコニアである請求項24に
    記載の装置。
  26. 【請求項26】 変態強化ジルコニアがディスクの約12重量%である請求
    項25に記載の装置。
  27. 【請求項27】 ディスクがさらに、第1傾斜表面に結合された封じ込め包
    装材料を含む請求項20に記載の装置。
  28. 【請求項28】 封じ込め包装材料が、 接着基面コート、および 接着基面の上に重なるガラス繊維材料 を含む請求項27に記載の装置。
  29. 【請求項29】 封じ込め包装材料が、 接着基面コート、および 接着基面の上に重なるアラミド繊維 を含む請求項27に記載の装置。
  30. 【請求項30】 うろこ状パターンで配置された、寸法が第1ディスクとほ
    ぼ同じである複数の追加ディスク、および ディスクをうろこ状パターンに接着する引裂きおよび切断に耐える接着基面 をさらに含む請求項20に記載の装置。
  31. 【請求項31】 うろこ状パターンが複数のほぼ直線のディスク列を含む請
    求項30に記載の装置。
  32. 【請求項32】 接着基面に結合された柔軟な身体防護具裏当てをさらに含
    む請求項31に記載の装置。
  33. 【請求項33】 うろこ状パターンが180度以上の円弧で着用者を防護す
    るように着用者の周りに装置が延剤する請求項32に記載の装置。
  34. 【請求項34】 レベル3の弾道事象に耐える請求項32に記載の装置。
  35. 【請求項35】 ある半径と、半径の一部分と同延の同心ドームと、ドーム
    の周辺を取り囲むほぼ平坦な表面とを有する、身体防護具において使用されるデ
    ィスク。
  36. 【請求項36】 高速発射体に打ち勝つための身体防護具を作るための方法
    であって、 傾斜した表面を有する複数のセラミック・ディスクを準備すること、 複数のディスクを配置表面上にうろこ状パターンに配置すること、および うろこ状パターンの第1側に高引張り強度の接着基面を接着すること を含む方法。
  37. 【請求項37】 配置することが、 複数ディスクのサブセットを、第1水平方向からほぼ直線の水平行に置くこと
    、および 第1方向からる次の重なるほぼ直線の水平行を置くこと を含む請求項17に記載の方法。
  38. 【請求項38】 うろこ状パターンが、 各ディスクが配置表面によって画定される水平平面から傾くように、各ディス
    クを次のディスクの上に重ね合わせること を含む請求項36に記載の方法。
  39. 【請求項39】 ディスクの表面を封じ込め包装材料によって包囲するステ
    ップをさらに含む請求項36に記載の方法。
  40. 【請求項40】 ガラス繊維オーバーレイをディスクの表面に接着するステ
    ップをさらに含む請求項36に記載の方法。
  41. 【請求項41】 アラミド繊維オーバーレイをディスクの表面に接着するス
    テップをさらに含む請求項36に記載の方法。
JP2000585610A 1998-11-09 1999-11-09 高速発射体に打ち勝つための方法と装置 Expired - Fee Related JP4598277B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/189,105 1998-11-09
US09/189,105 US6170378B1 (en) 1998-11-09 1998-11-09 Method and apparatus for defeating high-velocity projectiles
US09/302,734 1999-04-30
US09/302,734 US6035438A (en) 1999-04-30 1999-04-30 Method and apparatus for defeating ballistic projectiles
PCT/US1999/026575 WO2000033013A2 (en) 1998-11-09 1999-11-09 Method and apparatus for defeating high-velocity projectiles

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009116478A Division JP5129779B2 (ja) 1998-11-09 2009-05-13 高速発射体に打ち勝つための方法と装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002531804A true JP2002531804A (ja) 2002-09-24
JP4598277B2 JP4598277B2 (ja) 2010-12-15

Family

ID=26884791

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000585610A Expired - Fee Related JP4598277B2 (ja) 1998-11-09 1999-11-09 高速発射体に打ち勝つための方法と装置
JP2009116478A Expired - Fee Related JP5129779B2 (ja) 1998-11-09 2009-05-13 高速発射体に打ち勝つための方法と装置

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009116478A Expired - Fee Related JP5129779B2 (ja) 1998-11-09 2009-05-13 高速発射体に打ち勝つための方法と装置

Country Status (16)

Country Link
EP (2) EP1517111B1 (ja)
JP (2) JP4598277B2 (ja)
CN (2) CN1107218C (ja)
AT (2) ATE317969T1 (ja)
AU (2) AU759814B2 (ja)
CA (1) CA2350781C (ja)
DE (1) DE69929913T2 (ja)
DK (2) DK1135663T3 (ja)
ES (2) ES2257101T3 (ja)
HK (2) HK1043621A1 (ja)
IL (2) IL142986A0 (ja)
MX (1) MXPA01004590A (ja)
NZ (2) NZ511530A (ja)
PT (1) PT1517111E (ja)
TR (1) TR200101285T2 (ja)
WO (1) WO2000033013A2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010175211A (ja) * 2009-02-02 2010-08-12 Nihon Ceratec Co Ltd 耐衝撃部材
JP2010210217A (ja) * 2009-03-12 2010-09-24 Mino Ceramic Co Ltd 衝撃吸収部材
JP2010255870A (ja) * 2009-04-21 2010-11-11 Nihon Ceratec Co Ltd 耐衝撃部材、人体防護服および耐衝撃部材の製造方法
JP2014504222A (ja) * 2010-12-15 2014-02-20 ザ・ボーイング・カンパニー 係合形状を備える繊維を含む複合材料、およびその製造方法
JP2021031820A (ja) * 2019-08-29 2021-03-01 有限会社ポルテ 作業用プロテクター

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6911247B2 (en) 2000-12-13 2005-06-28 Warwick Mills, Inc. Wearable protective system having protective elements
US9170071B2 (en) 2006-05-01 2015-10-27 Warwick Mills Inc. Mosaic extremity protection system with transportable solid elements
WO2009091432A1 (en) 2007-10-30 2009-07-23 Warwick Mills, Inc. Soft plate soft panel bonded multi layer armor materials
CN101684992B (zh) * 2008-09-27 2013-06-12 宁波荣溢化纤科技有限公司 一种防弹复合板
WO2010108130A1 (en) 2009-03-20 2010-09-23 Warwick Mills, Inc. Thermally vented body armor assembly
BRPI1014107A2 (pt) * 2009-05-04 2019-07-16 Ppg Ind Ohio Inc materiais compósitos e aplicação dos mesmos.
WO2011068854A2 (en) 2009-12-01 2011-06-09 Massachusetts Institute Of Technology Protective articles for resisting mechanical loads and related methods
EP2556324A4 (en) 2010-04-08 2015-09-30 Warwick Mills Inc TITANIUM MOSAIC BALL KIT FOR GLOVES
CN101806560A (zh) * 2010-04-26 2010-08-18 宣伯民 覆弹性弧面外护片的装甲板
US8978535B2 (en) 2010-08-11 2015-03-17 Massachusetts Institute Of Technology Articulating protective system for resisting mechanical loads
CN102401611A (zh) * 2011-03-01 2012-04-04 刘卫峰 装甲外置鳞片甲抗冲击装置
US9101171B2 (en) * 2013-03-12 2015-08-11 Nike, Inc. Multi-component impact protection device for athletics
CN105627826B (zh) * 2015-12-28 2017-08-25 江阴市长泾花园毛纺织有限公司 一种防弹衣
CN105571397B (zh) * 2015-12-28 2017-10-13 江阴市长泾花园毛纺织有限公司 防弹衣
DE202016103139U1 (de) 2016-02-17 2017-02-21 BLüCHER GMBH Ballistisches Schutzmaterial
US11578950B2 (en) 2016-02-17 2023-02-14 Blucher Gmbh Ballistic protection material and use thereof
DE102018133084A1 (de) 2018-12-20 2020-06-25 QSIL Ceramics GmbH Beschusshemmender Verbund aus Keramikelementen
US20230228534A1 (en) * 2019-10-11 2023-07-20 Zhenkun Wang Hybrid-layered apparatus and bulletproof structure having the same
CN110645837A (zh) * 2019-10-24 2020-01-03 北京同益中新材料科技股份有限公司 一种复合陶瓷及其制备方法
CN110749235A (zh) * 2019-10-25 2020-02-04 北京同益中新材料科技股份有限公司 一种超轻装甲产品及其制备方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3563836A (en) * 1968-05-23 1971-02-16 Bell Aerospace Corp Projectile armor fabrication
JPH05501683A (ja) * 1989-11-03 1993-04-02 アライド―シグナル・インコーポレーテッド 高強力繊維で強化されたセラミック防護外装及び該防護外装製急断抵抗性物品
JPH06502599A (ja) * 1990-11-19 1994-03-24 アライド−シグナル・インコーポレーテッド 急断抵抗性の布帛物品
JPH08500424A (ja) * 1991-11-23 1996-01-16 サックス,マイケル よろい

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3867239A (en) * 1973-06-11 1975-02-18 Us Army Body armor construction
JPS61192200U (ja) * 1985-05-21 1986-11-29
SE459141B (sv) * 1987-02-25 1989-06-12 Fristads Ab Skyddsskikt avsett att faestas i eller vid klaedesplagg och avsett att skydda mot skaer eller saagskador
JP2783570B2 (ja) * 1989-01-06 1998-08-06 富士重工業株式会社 防弾構造体
JP3127947B2 (ja) * 1994-09-06 2001-01-29 住友ベークライト株式会社 複合成形物

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3563836A (en) * 1968-05-23 1971-02-16 Bell Aerospace Corp Projectile armor fabrication
JPH05501683A (ja) * 1989-11-03 1993-04-02 アライド―シグナル・インコーポレーテッド 高強力繊維で強化されたセラミック防護外装及び該防護外装製急断抵抗性物品
JPH06502599A (ja) * 1990-11-19 1994-03-24 アライド−シグナル・インコーポレーテッド 急断抵抗性の布帛物品
JPH08500424A (ja) * 1991-11-23 1996-01-16 サックス,マイケル よろい

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010175211A (ja) * 2009-02-02 2010-08-12 Nihon Ceratec Co Ltd 耐衝撃部材
JP2010210217A (ja) * 2009-03-12 2010-09-24 Mino Ceramic Co Ltd 衝撃吸収部材
JP2010255870A (ja) * 2009-04-21 2010-11-11 Nihon Ceratec Co Ltd 耐衝撃部材、人体防護服および耐衝撃部材の製造方法
JP2014504222A (ja) * 2010-12-15 2014-02-20 ザ・ボーイング・カンパニー 係合形状を備える繊維を含む複合材料、およびその製造方法
JP2021031820A (ja) * 2019-08-29 2021-03-01 有限会社ポルテ 作業用プロテクター
JP7385248B2 (ja) 2019-08-29 2023-11-22 有限会社ポルテ 作業用プロテクター

Also Published As

Publication number Publication date
EP1517111B1 (en) 2011-07-27
CN1332839A (zh) 2002-01-23
WO2000033013A2 (en) 2000-06-08
AU3468700A (en) 2000-06-19
EP1517111A2 (en) 2005-03-23
IL142986A0 (en) 2002-04-21
EP1517111A3 (en) 2005-06-08
EP1135663A2 (en) 2001-09-26
PT1517111E (pt) 2011-11-21
CA2350781A1 (en) 2000-06-08
MXPA01004590A (es) 2005-07-01
NZ511530A (en) 2003-05-30
CN1107218C (zh) 2003-04-30
HK1043621A1 (zh) 2002-09-20
ES2373145T3 (es) 2012-01-31
ES2257101T3 (es) 2006-07-16
DE69929913T2 (de) 2006-08-03
DE69929913D1 (de) 2006-04-20
ATE317969T1 (de) 2006-03-15
JP2009216380A (ja) 2009-09-24
DK1517111T3 (da) 2011-11-21
ATE518110T1 (de) 2011-08-15
JP5129779B2 (ja) 2013-01-30
CN1444005A (zh) 2003-09-24
TR200101285T2 (tr) 2001-12-21
NZ523913A (en) 2003-06-30
AU759814B2 (en) 2003-05-01
JP4598277B2 (ja) 2010-12-15
EP1135663B1 (en) 2006-02-15
IL142986A (en) 2006-09-05
WO2000033013A3 (en) 2000-10-12
CA2350781C (en) 2010-01-26
DK1135663T3 (da) 2006-06-19
AU2003231628A1 (en) 2003-09-11
HK1058701A1 (en) 2004-05-28
CN1277097C (zh) 2006-09-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5129779B2 (ja) 高速発射体に打ち勝つための方法と装置
US8047116B2 (en) Method and apparatus for defeating ballistic projectiles
US6170378B1 (en) Method and apparatus for defeating high-velocity projectiles
US9534872B2 (en) Non-scalar flexible rifle defeating armor system
CA2542025C (en) Ceramic armour and method of construction
US7874239B2 (en) Mosaic extremity protection system with transportable solid elements
US9453710B2 (en) Mosaic extremity protection system with transportable solid elements
US20070234458A1 (en) Composite segmented flexible armor
US11473877B2 (en) Ballistic tile
KR101014407B1 (ko) 비늘형 세라믹 타일을 적용한 하이브리드 개인용 방탄복
US8601930B2 (en) Armour
JP2003519776A (ja) 可撓性の人体防護服

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061024

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090224

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090513

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091124

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100224

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100303

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100317

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100817

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100924

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131001

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees