JP2003519776A - 可撓性の人体防護服 - Google Patents

可撓性の人体防護服

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JP2003519776A
JP2003519776A JP2001552044A JP2001552044A JP2003519776A JP 2003519776 A JP2003519776 A JP 2003519776A JP 2001552044 A JP2001552044 A JP 2001552044A JP 2001552044 A JP2001552044 A JP 2001552044A JP 2003519776 A JP2003519776 A JP 2003519776A
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マゼルスキー,バーナード
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エイアールエイ・インコーポレーテッド
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Abstract

(57)【要約】 関節式の人体防護衣服は可撓性の破片捕獲ブランケット(43)に接着的に取り付けられたセラミックタイル(45)の単一の層を有する。ブランケットの背後の発泡体スペーサ層(75)は銃弾攻撃におけるブランケットの変形を少なくとも部分的に抑止する。ブランケット(43)は好ましくはキルトパターンで一緒に縫い付けられた防弾布の少なくとも40枚のプライを含む。セラミックタイル(45)の縁領域は、隣接するタイルの縁が重なるように傾斜し(64)、もって、タイル(45)の列が発射体に対する実質上連続的な破壊されない表面を提供するのを可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】
本発明は人体防護服、即ち、弾丸の脅威からの死や重傷に対して保護を与える
ために軍人や治安警官が身に纏うようになったベストに関する。
【0002】
【背景技術】
弾丸の脅威に直面する際の努力として可撓性の防護服材料及び材料の組み合わ
せについて種々の改善がなされてきた。米国特許第3,841,954号明細書
は、一緒に縫い合わされ、熱及び圧力の下で圧縮された布の複数の層により形成
され、人体防護服における成分として使用するために剛直にされた積層パネル即
ち板を開示している。米国特許第3,509,833号明細書は交差プライの積
層パターンとして配列された可撓性の繊維の裏張り上に装着されたセラミックタ
イルの可撓性防護服を開示している。
【0003】 米国特許第4,522,871号及び同第4,780,351号各明細書は、
例えば商標名KEVLARとして市販されている材料のような織ったポリアラミ
ド繊維の複数の層からなる可撓性防護服を教示している。
【0004】 米国特許第4,608,717号明細書は詰まった羽毛、発泡体又はフェルト
材料の中間層と組み合わされたポリアラミド繊維の複数の層からなる可撓性防護
服を教示している。これらの層は一緒に縫い合わされて、一体の可撓性のパネル
を形成する。
【0005】 米国特許第3,924,038号明細書は、パイロットの対空スーツとして又
は戦場での保管されている飛行機や設備のための一時的なカバーとして有用であ
ると思われる多重層パネルを開示している。パネルは弾薬の爆発により発生した
飛び散り破片に対して保護を与えるように設計される。多重層パネルはナイロン
布及びフェルトの内側クッション区域、中間のハニカムスペーサ及びセラミック
タイルの外側の保護層を有する。ハニカムスペーサはパネルを非可撓性の構造体
として剛直化するのに役立つものと思われる。
【0006】 米国特許第5,060,314号明細書は、硬質の防護服インサートを受け入
れるための内側ポケットを有する可撓性の防弾布で形成された人体防護ジャケッ
トを示している。付属の肩パッドは、水中で浮力を提供するためのものと思われ
る浮揚パッドを有する。
【0007】 米国特許第3,867,239号、同第4,198,707号及び同第4,6
33,756号各明細書は、布裏張り上で複数の層として配置された複数の硬化
板からなる防護パネルを示している。
【0008】
【発明の開示】
本発明はキルトパターンとして縫い合わされた防弾布プライで形成された多重
層の破片バリヤブランケットに接着的に取り付けられた複数のセラミックタイル
からなる可撓性の人体防護服である。セラミックタイルは、タイル表面に対する
発射体の衝撃により発生した破片がブランケット層を通る通路に対して接着保持
されるように、接着剤によりブランケットに強固に取り付けられる。
【0009】 本発明の好ましい実施の形態においては、セラミックタイルは傾斜側縁を有し
、もって、隣接するタイル上の傾斜縁表面が相互嵌合して隣接するタイル間のギ
ャップ即ち空隙を回避する。2つの隣接するタイル間の縁結合部でタイルの列に
衝突する発射体は両方のタイルの縁領域に遭遇し、従って、タイルの縁に沿った
発射体侵入抵抗はタイル面上の任意の点における抵抗とほぼ同じになる。人体防
護服が防護服を着た人間の体格に適合するように撓んだり屈曲したりできるよう
に、個々のタイルは隣接するタイルに関して傾斜することができる。
【0010】 比較的柔軟な発泡体層が破片バリヤブランケットの後部(内側)表面上に設け
られる。発泡体層は破片バリヤブランケットを着用者の人体から引き離し、セラ
ミックタイルに対する発射体の衝撃によるブランケットのいかなる変形もが人体
ではなく発泡体層により吸収されるようにする。
【0011】 本発明の特徴を具体化する可撓性の人体防護服素子は国家法令治安規格010
1.03により規定されたようなIIIA型式の弾丸の脅威を打ち破ることができ
る。IIIA型式の脅威は秒速1400フィート(約420m)の速度で衝突する
15.5グラムの質量を有する44マグナム発射体又は秒速1400フィート(
約420m)の速度で衝突する8グラムの質量を有する9ミリメートルの全金属
被筒弾丸により与えられる脅威である。脅威を打ち破るためには、標的が攻撃の
方向に44ミリメートル(1.73インチ)よりも小さな距離だけ変形する必要
がある。
【0012】
【発明を実施するための最良の形態】
図面を参照すると、図1、2は前パネル11と、後パネル13と、2つの側パ
ネル15とを有する関節式の防護ベストを示す。ストラップ17は側パネル15
のループ21を通って延びるように19において後パネルに係留される。ストラ
ップ17の前端はその後面にパネル11上に位置する接着パッチに係合するよう
になった接着パッチを有する。ストラップは前パネル及び後パネルの間に側パネ
ル15を装着し、同パネルをその下縁25、26近傍で相互連結する役目を果た
す。各接着パッチは接着性繊維状フック及びループ材料、例えば商標名VELC
ROとして市販されている材料で形成することができる。
【0013】 前パネル11は上縁27と、2つの側縁29と、下縁25とを有する。パネル
は弾丸発射体による前方攻撃から着用者の生命をつかさどる器官を保護するのに
十分な面積を有する。後パネル13は上縁31と、2つの側縁33と、下縁26
とを有する。後パネルは、ベストを着用した人間の背後の区域からの弾丸攻撃か
ら着用者の生命をつかさどる器官を保護するのに十分な、前パネルよりも幾分大
きな面積を有する。前及び後パネルは着用者に向かう高速ライフル発射体、例え
ば30口径の防護服貫通発射体を捕捉するために実質上全体のパネル領域を覆う
内側セラミックタイルを有する。各側パネル15は着用者の肋骨領域に対する側
面攻撃を保護するために単一の可撓性の防弾インサートをその中に有する。
【0014】 前パネル11の上方部分は肩レベルの真下の着用者の胸領域を覆うように設計
される。可撓性のホタテガイ貝殻形状のパネル35は着用者の肩まで延びるよう
に前パネル11の上方部分に縫い付けられるか又は別の方法で取り付けられる。
2つの肩パッド37は着用者の肩にわたって後パネル13から延び、ホタテガイ
貝殻形状のパネル35を覆う。可撓性のストラップ39は肩パッド37から延び
、図1に示すように、例えばVelcro締結具によりパネル35に解放自在に
取り付けられる。Velcroパッチ41は各パネル35に取り付けられ、各ス
トラップ39の下側に固定された対応するVelcro締結具のパッチと共働す
る。Velcro接着パッチは先に述べたような繊維状のフック及びループ材料
からなる。各ストラップ39の有効長さは示されたバックル構造体により個人の
寸法要求を満たすように調整でき、ストラップ39の端部分は、図示のように、
パネル35に固定されたループにより保持される。
【0015】 本発明は、発射体攻撃から着用者を有効に保護するように、前パネル11及び
(又は)後パネル13の内部構造を含む。各パネル11又は13は同様の内部構
造を有することができるが、後パネルは大きいので、そこに使用されるセラミッ
クタイルの数は、前パネルよりも多い。
【0016】 図3は代表的なパネル構造を一層詳細に示す。可撓性のパネルはキルトパター
ンとして一緒に縫い合わされた防弾布の複数の層から形成された破片捕獲ブラン
ケット43を有し、ブランケットがブランケットの外表面に接着的に取り付けら
れたセラミックタイル45に対する発射体衝撃により発生する破片及び粒子を捕
獲し、保持するようにする。防弾服パネルに対する発射体経路は図3に符号47
で示す。
【0017】 ブランケット43は好ましくは縫い付けにより一緒に縫われた防弾布の数個の
プライ44で構成される。縫い付けパターンは約2.5インチ(約63.5mm
)離れた正方形パターンとして配列された第1のグループのステッチと、第1の
グループのステッチに対して45゜の角度で対角線(又はダイヤモンド)パター
ンとして配列された第2のグループのステッチとを含むことができる。ブランケ
ット43内の防弾布のプライの数は所望の又は必要な弾丸保護のレベルに応じて
変えることができる。主として防弾布の44枚のプライを含むブランケットを用
いて実験的な作業を行った。44枚のプライは図4、5に示すシート材料で作っ
た。
【0018】 ブランケット43のプライのための好ましい防弾布材料は商標名SPECTR
A SHIELDとしてアライド・シグナル社(Allied Signal Corp.) により市
販されている積層繊維性シート材料である。図4、5は、2つの形成段階、すな
わち、積層処理の前及び積層処理の後における積層シート材料を示す。防弾布は
2つの内側の樹脂含漬繊維シート51、53からなり、これらのシートにおいて
は、高引張り強度の繊維がその間の最小間隔で互いに平行に延びる。繊維シート
は、それぞれのシート内の繊維が互いに直交して延びる、すなわち、90゜の角
度をなして延びるように、配列される。2つのポリエチレンシート即ちフィルム
55、57は繊維シート51、53の露出した面上に積層され、複合防弾布即ち
シート44を完成させる。積層複合シート44の総厚は約0.007インチ(約
0.18mm)である。複合シートは平方ヤード面積寸法当り約4.5オンス(
0.28kg)の重量を有する。上述のように、ブランケット43は図5に示す
高強度防弾シート材料の44枚のプライで形成することができる。
【0019】 発射体捕獲ブランケット43は、セラミック接着剤、典型的にはポリサルファ
イド接着剤に対して接着相性を有する織布材料59の単一のプライにより形成さ
れたその外表面を有する。適当な織布材料はデュポン社から入手できる商標名N
OMEXである。ポリサルファイド接着剤等に対して接着相性を有する他の織布
材料を使用することができる。
【0020】 織ったプライ59の目的はセラミックタイル45に接着される外表面を備えた
ブランケット43を提供することである。商標名SPECTRA SHIELD
として市販されている先に述べた材料はセラミックタイルに有効に即ち強力に接
着することができない。セラミックタイルとブランケット43との間の満足でき
る接着を達成するためには、商標名NOMEXとして市販されている上述の材料
の如き織布対面材料を設ける必要がある。織布対面材料59は他のプライ44に
縫い付けられて、単一の1部品の可撓性のブランケット43を形成する。典型的
には、ブランケット43は約0.3インチ(約7.62mm)の厚さ寸法Tを有
する。
【0021】 図6、7は多重層ブランケット43の外表面に接着されるセラミックタイルの
1つを示す。材料の種々の異なる冶金的な組み合わせを防弾タイル製造に利用で
きる。ここで参照される作業は炭化ケイ素で形成されたタイルを用いて実施され
た。炭化ケイ素は、タイルの厚さを増大させると共にタイルの重量を減少させる
ことにより改善された防弾効果を提供するために、炭化ボロンと混合することが
できる。
【0022】 個々のタイル45は僅かに湾曲した即ち凸状となった外表面61と、僅かに湾
曲した即ち凹状となった内表面63とを有する。図6、7に示すように、凸状の
外表面の中央部分はタイルの境界領域に関して僅かにくぼんでいる。くぼんだ表
面は重量を減少させる目的を有し、防弾目的即ち効果を有しない。タイル表面6
1、63の僅かな湾曲は着用者の人体のまわりでのタイル組立体の僅かな即ち部
分的な取り巻きを容易にする。すなわち、タイルの列は、図3から分かるように
、着用者の人体の前及び後部分のまわりに湾曲シールドを形成する。
【0023】 タイル表面61の僅かな湾曲はまた、衝突する発射体によりタイル内で発生さ
れる応力が、タイル材料を軸方向に貫通するのではなく、衝突点からタイル材料
内へ横方向に伝播するという点で、有利な防弾作用を有する。タイルは発射体の
エネルギを一層完全に吸収するようにすることができる。
【0024】 図3、6に示すように、隣接するタイルは互いに当接する傾斜側縁64を有し
、1つのタイルの上側の縁領域が隣接するタイルの下側の縁領域に重なるように
する。これは、タイルにより提供される防弾シールド内に亀裂や弱化区域を形成
することのあるタイル間のいかなるギャップ即ち空隙をも排除する。傾斜縁構造
により提供される重なりはまた、各タイル縁領域の防弾効果がタイル縁から離れ
た中央タイル領域の防弾効果とほぼ同じになることを保証する。発射体がその縁
領域でタイルに衝突した場合、発射体は関連する破片捕獲ブランケット43に到
達するためには2つのタイルの縁領域を貫通しなければならない。
【0025】 所望のタイル縁の重なりを達成するため、各矩形のタイルのすべての4つの縁
を傾斜させるべきである。各タイルの傾斜縁の2つはタイルの外表面61に対し
て鈍角A(図7)をなす。各タイルの傾斜縁の2つはタイルの外表面61に対し
て鋭角B(図7)で傾斜する。鈍角Aは好ましくは約130゜とすることができ
、一方、鋭角Bは約45゜である。
【0026】 図8に示すように、傾斜縁64は、鈍角の縁が隅部65を形成するように一緒
に係合又は接続しないように、対をなして割り振られる即ち配列される。他の2
つの傾斜縁は隅部65に対角方向で向き合う第2の隅部67を形成するように互
いに接続される。他の2つの隅部69、71は縁対縁当接でのタイルの配置を容
易にするために面取りされる。
【0027】 図8は図3に示す縁対縁当接となるようにタイルを移動させる前の4つのセラ
ミックタイルの隅領域を分解図で示す。隅領域65、67は、矢印で示すように
、互いの方へ前進させることができる。続いて又は同時に、面取り縁69、71
は一緒に移動され、その結果、図3に示すように、すべての4つのタイルが当接
し重なったその傾斜縁を有する。
【0028】 図1は前パネル11内で縁当接関係にて配列された種々の矩形のタイルを破線
で示す。一層多数のタイルを使用して、同様のタイル配列を後パネル13におい
て利用できる。個々のタイルは好ましくは約3インチ(約76.2mm)の幅寸
法及び約4インチ(約101.6mm)の長さ寸法を有することができる。タイ
ルの厚さ寸法は、タイルの境界部分においては約0.32インチ(約8.13m
m)、タイルの中央のくぼんだ部分においては約0.26インチ(約6.60m
m)とすることができる。好ましくは、すべてのタイルは同じ構成及び寸法を有
する。
【0029】 セラミックタイル45の外表面が比較的硬質なので、タイルの外表面上で約1
/4インチ(約6.35mm)の厚さの発泡プラスチックの層73を利用するこ
とにより、一層軟質の外表面を提供することができる。発泡体により提供された
一層軟質の表面はベストの外表面と接触したときに人間の手の上で一層ゆったり
となる。また、ベストが浪費又は酷使される場合に、発泡プラスチック層73は
タイルの破損に対してある程度の保護を与える。発泡プラスチック層73の更な
る目的はパネルにある程度の水中浮力を与えることである。プラスチックの発泡
層73は防弾効果を実質上有しない。
【0030】 第2の比較的軟質の発泡層75はブランケット43の内表面に固定される。こ
のプラスチック発泡材料は好ましくは商標名ENSOLITEとして市販されて
いるものとすることができる。発泡層75の厚さは好ましくは1/4ないし1/
2インチ(約6.35ないし12.7mm)とすることができる。その目的は着
用者の人体からブランケット43を離間させることであり、従って、ブランケッ
トを変形させるように発射体がタイル45を砕こうとする場合にブランケットの
変形を許容し、もって、このような変形から着用者をシールドすることである。
【0031】 図1に示すように、種々の素子43、73、75は好ましくはパネルの領域と
同一の広がりを持ち、パネルがそのあらゆる部分において実質上同じ防弾性能を
有するようにする。
【0032】 本発明の好ましい形態においては、不透過性のシースがタイル45、ブランケ
ット43及び発泡層73、75のまわりを延びる。図3に示すように、外側のシ
ース壁77、内側のシース壁79、及び、シース壁77、79のまわりでこれら
に沿って延びるコネクタ縁壁(図示せず)は防弾パネルの作動素子のまわりを完
全に包む(カプセル化する)。
【0033】 カプセル化するシースは製品番号TF−460としてタフタン社(Tuftane Co.
) により市販されているポリウレタンフィルム材料で作ることができる。適当な
フィルムの厚さは約0.010インチ(約0.25mm)である。ポリウレタン
フィルムの2つのシースをパネルの両面に施した後、フィルムのつがった縁領域
をパネル素子のカプセルに熱シールすることができる。カプセル化されたパネル
内に捕獲された空気は、例えば真空ポンプにより、制御された度合いで解放され
、パネル内に捕獲された空気の量を制御することができる。発泡体及び残りの空
気は多くの軍事使用にとって望ましい水中浮力特性を提供する。ポリウレタンフ
ィルムはまた、発泡層73、75を内部にとどめる役目を果たす。パネルに対す
る発射体の衝突により発生する破片はブランケット43、発泡層75及びシース
壁79の共働効果により阻止される。図3のパネルは約1.2インチ(約30.
48mm)の総厚を有することができる。
【0034】 図3に示すようにほぼ構成されたパネル区分についてある防弾試験を行った。
約9×9インチ(約228.6×228.6mm)の寸法のパネル区分を粘土支
持充填剤を伴った12×12インチ(約304.8×304.8mm)の空洞内
に装着した。パネル表面に対して90゜の角度で試験用発射体を発射させた。1
50グレーン(約9.72グラム)の重量を持ち、秒速約2775フィート(約
832km)の衝突速度で標的に衝突する30口径の発射体は粘土表面に約1.
7インチ(約43.18mm)の変形を生じさせた。保護ブランケット43の破
片侵入は、18枚プライの最小侵入と34枚プライの最大侵入との間の範囲であ
った。ブランケットの最後の9枚のプライは無傷であった。試験を行った形状の
面積密度は1平方フィート当り5.8ポンド(2.63kg)とした。一層重い
炭化ケイ素タイルと同じ硬度を維持しながら、炭化ボロン粉末を炭化ケイ素と組
み合わせ、組み合わせた面積密度を1平方フィート当り5.5ポンド(2.50
kg)に減少させることにより、タイルの組成に対して改善を提供できる。
【0035】 124グレーン(約8.04グラム)の重量を持つ9ミリメートルの発射体を
発射させて、秒速1434フィート(約430km)の速度で試験用パネルに衝
突させた。粘土装着表面の変形は約0.30インチ(約7.62mm)であり、
ブランケットは概ね無傷であり、損傷は主としてセラミックタイルに限定された
。発射体がタイルの中央領域に対して発射されたか又は重なったタイルの縁領域
に対して発射されたかに拘わらず、試験結果は実質上同じであった。
【0036】 防弾ブランケット43の効果を確認するため、タイル又は発泡層を有しないブ
ランケットのみを標的として使用して、ある比較試験発射を行った。秒速約14
40フィート(約432km)の速度で標的に衝突する(レベルIIIA NIJ
仕様に記載されたような)9ミリメートルの発射体は粘土の支持表面内に約1.
25インチ(約31.75mm)の変形を生じさせた。ブランケットはブランケ
ットプライ及びコネクタ縫い合わせ糸において顕著な損傷を示した。セラミック
タイルと組み合わせた多重プライブランケットの使用はタイルのみでのブランケ
ットの使用に比べて一層高いレベルの保護を生じさせた。
【0037】 秒速約2400フィート(約720km)の標的衝突速度を有するAk−47
式自動武器弾丸(round) を用いて、図3のパネル構成について更なる試験を遂行
した。この弾丸は「中国共産党」脅威として知られるようになったものを形成す
るためにスチール製のコアを有していた。粘土支持表面の変形は約0.9インチ
(約22.86mm)と測定された。55グレーン(約3.56グラム)の重量
を持つ5.56ミリメートルの発射体で付加的な試験を実施した。秒速約330
0フィート(約990km)の標的衝突速度で、粘土の変形は約0.58インチ
(約14.73mm)と測定された。各場合において、ブランケットの最後のプ
ライは無傷であった。
【0038】 166グレーン(約10.76グラム)の重量を持ち、秒速2850フィート
(約855km)の速度で標的に衝突する30口径の防護服穿孔銃弾は国家法令
治安規格0101.03におけるIVA型式の脅威を示す。
【0039】 ブランケット内に53枚のプライを含む図3のパネル構成の修正された形態は
IV型式の脅威を打ち破った。ブランケット内のプライの数を変えると、保護のレ
ベルが変わった。既知の脅威に対処するためには、ブランケットは少なくとも4
4枚のプライ、約53枚より多くないプライを含むべきであると思われる。セラ
ミックタイルの厚さを約0.35インチ(約8.89mm)に増やすことも必要
である。
【0040】 図1、2、3の関節式の防護ベストは約18ポンド(約8.17kg)の重量
を有する。前及び後パネル11、13は比較的可撓性で、ベストを着用した人間
に十分ほどよくフィットする。タイルの湾曲表面輪郭はこのようなフィットを容
易にする。
【0041】 重要な特徴は、タイルの弾丸侵入中に可撓性のブランケット43の外表面に接
着剤で取り付けられているタイルがブランケット内にタイル破片を保持するため
にそのような接着を補助することである。別の重要な特徴は、衣服の可撓性に悪
影響を与えずに、しかも、タイルの複数の層を必要とせずに、傾斜縁タイル構造
により、タイルが発射体に対して実質上われ目の外表面を提供することである。
たった1つのタイルの層を使用し、全体の重量及び衣服の嵩ばりを最小にする。
【0042】 従って、求められるすべての目的及び利点を満たす新規な可撓性の人体防護服
を示し、説明した。しかし、本発明の多数の変更、修正、変形並びに他の使用及
び応用は、添付図面及び特許請求の範囲と一緒にこの明細書を考慮した後に、当
業者にとって明らかとなろう。本発明の精神及び範囲を逸脱しないすべてのこの
ような変更、修正、変形並びに他の使用及び応用は特許請求の範囲によってのみ
限定される本発明により保護されるものと思う。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の特徴を具体化した関節式の防護ベストの前立面図である。
【図2】 図1のベストの側立面図である。
【図3】 図1のベストの前部パネルを通る破断断面図である。
【図4】 図3のパネルに利用され、一緒に積層される前の分離したプライ即ち布材料層
として示される防弾布材料の破断断面図である。
【図5】 図4と同様の図であるが、一緒に積層されたプライを示す図である。
【図6】 図1、3のパネルに利用されるセラミックタイルの平面図である。
【図7】 図6の7−7線における横断方向の断面図である。
【図8】 タイル組立体を形成するために一緒に結合される前の4つのタイルを示す破断
断面図である。

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人間の人体に着用する可撓性の防護服において、 破片バリヤを形成するようにキルトパターンで一緒に縫い付けられた防弾布の
    複数の層を含み、外表面及び内表面を有する複数プライの可撓性のブランケット
    と; 上記ブランケットの外表面に接着され、1つの層となったセラミックタイルの
    列であって、上記タイルが当該ブランケットから遠い方の外表面と、該ブランケ
    ットに接着された内表面とを有し、当該タイルが傾斜縁を有し、上記タイル縁の
    いくつかが該タイルの外表面に対して鈍角をなして延び、残りのタイル縁が該タ
    イルの外表面に対して鋭角をなして延び、これらのタイル縁は、隣接する該タイ
    ルがそれらタイル間にギャップが形成されないように互いに面係合するよう、当
    該タイルの周辺のまわりで配置されているセラミックタイルの列と; を有し、 上記各タイルの内表面の少なくとも大部分が凹状輪郭とされ、隣接するタイル
    間の結合部での撓み時に、それらタイルの分離を少なくするようにされている; ことを特徴とする可撓性の防護服。
  2. 【請求項2】 各タイルがほぼ矩形の形状を有し、各タイルが4つの隅部を
    有し、同隅部の2つは、対角線方向で隣接するタイル上の面取り表面が係合し上
    記タイルの隅部でのギャップを排除するように、面取りされていることを特徴と
    する請求項1に記載の可撓性の人体防護服。
  3. 【請求項3】 各タイルがほぼ矩形の形状を有し、各タイルが4つの側縁を
    有し、同側縁の2つが上記タイルの外表面に対して鈍角をなして延び、他の2つ
    の側縁が当該タイルの外表面に対して鋭角をなして延びことを特徴とする請求項
    1に記載の可撓性の人体防護服。
  4. 【請求項4】 上記2つの側縁が上記タイルの1つの隅部を形成し、上記他
    の2つの側縁が当該タイルの第2の隅部を形成することを特徴とする請求項3に
    記載の可撓性の人体防護服。
  5. 【請求項5】 各タイルは、1つのタイルの4つの傾斜縁が、隣接配置され
    るタイル上の傾斜縁と係合するように、同じ縁輪郭を有することを特徴とする請
    求項4に記載の可撓性の人体防護服。
  6. 【請求項6】 上記破片バリヤブランケットの上記外表面がセラミック接着
    剤に対する接着相性を有する可撓性の織布からなり、もって、発射体の衝撃力に
    より発生したタイルの破片が上記可撓性の織布にしっかりと接着固着されるよう
    にしたことを特徴とする請求項1に記載の可撓性の人体防護服。
  7. 【請求項7】 破片バリヤを形成するようにキルトパターンで一緒に縫い付
    けられた複数の防弾布層を有し、外表面及び内表面を有する可撓性のブランケッ
    トにおいて、 防弾布の各層が約90゜の角度で交差する繊維をその中に有する2つの内側の
    樹脂含漬繊維シートを備え、 上記樹脂含漬繊維シートの反対方向に向いた表面上に積層された熱可塑性材料
    の2つの対面するフィルムと; 上記ブランケットの外表面に接着的に取り付けられたセラミックタイルの列で
    あって、上記タイルが当該ブランケットから遠い方の外表面と、該ブランケット
    に接着される内表面とを有し、当該タイルが傾斜縁を有し、上記タイル縁のいく
    つかが該タイルの外表面に対して鈍角をなして延び、残りのタイル縁が該タイル
    の外表面に対して鋭角をなして延び、当該タイル縁は、隣接するタイルがそれら
    タイル間のギャップを排除するために面係合となるように、該タイルの周辺のま
    わりで配置されているセラミックタイルの列と; を有することを特徴とするブランケット。
  8. 【請求項8】 上記ブランケットが防弾布の約40枚の層を有することを特
    徴とする請求項7に記載の可撓性の人体防護服。
  9. 【請求項9】 各セラミックタイルが約0.3インチ(約7.62mm)の
    厚さを有することを特徴とする請求項1に記載の可撓性の人体防護服。
  10. 【請求項10】 約1/4ないし1/2インチ(約6.35ないし12.7
    mm)の厚さを有する発泡体スペーサパッドを更に有することを特徴とする請求
    項9に記載の可撓性の人体防護服。
  11. 【請求項11】 上記タイル、上記ブランケット及び上記発泡体スペーサパ
    ッドを包む水不透過性のシースを更に有することを特徴とする請求項9に記載の
    可撓性の人体防護服。
  12. 【請求項12】 上記水不透過性のシースが上記タイル、上記ブランケット
    及び上記発泡体スペーサパッドを包むポリウレタンフィルムで形成され、もって
    、ガスが人体防護服を水中浮揚性にするために当該シース内に閉じ込められるこ
    とを特徴とする請求項11に記載の可撓性の人体防護服。
  13. 【請求項13】 各セラミックタイルの外表面が湾曲した凸状の輪郭を有す
    ることを特徴とする請求項1に記載の可撓性の人体防護服。
  14. 【請求項14】 人間の人体に着用する可撓性の防護服において、 破片バリヤを形成するようにキルトパターンで一緒に縫い付けられた防弾布の
    複数の層を含み、外表面及び内表面を有する複数プライの可撓性のブランケット
    と; 上記ブランケットの外表面に接着されたセラミックタイルの列であって、上記
    タイルが当該ブランケットから遠い方の外表面と、該ブランケットに接着された
    内表面とを有し、当該タイルは、上記タイルの列が、入来する発射体に対して実
    質上ギャップ不在の表面を提供するように、一緒に当接した縁を有するセラミッ
    クタイルの列と; を有し、 上記各タイルの内表面の少なくとも大部分が、隣接するタイル間の結合部での
    撓み時に、それら隣接するタイルの分離が少なくなるように湾曲した凹状輪郭を
    有し; 上記ブランケットの内表面に係合する連続的な弾性の発泡体スペーサを設け、
    もって、当該ブランケットが人間の人体から適当な距離だけ離間する; ことを特徴とする防護服。
  15. 【請求項15】 上記破片バリヤブランケットの上記外表面がセラミック接
    着剤に対する接着相性を有する可撓性の織布であり、もって、発射体の衝撃力に
    より発生したタイルの破片が上記可撓性の織布に強固に接着固着されるようにし
    たことを特徴とする請求項14に記載の人体防護服。
  16. 【請求項16】 人間の人体に着用する可撓性の防護服において、 破片バリヤを形成するようにキルトパターンで一緒に縫い付けられた防弾布の
    複数の層を含み、外表面及び内表面を有する複数プライの可撓性のブランケット
    を有し; 防弾布の各層は、繊維が実質的な角度で交差する2つの内側の樹脂含漬シート
    と、上記樹脂含漬繊維シートの反対方向に向いた表面上に積層された熱可塑性材
    料の2つの対面するフィルムとを有し; 上記ブランケットの外表面に接着されたセラミックタイルの列であって、上記
    タイルが当該ブランケットから遠い方の外表面と、該ブランケットに接着的に取
    り付けられ内表面とを有し、当該タイルは、上記タイルの列が入来する発射体に
    対して実質上ギャップ不在の表面を提供するように、一緒に当接した縁を有する
    セラミックタイルの列と; 当該ブランケットが人間の人体から適当な距離だけ離間するように、上記ブラ
    ンケットの内表面に係合する連続的な弾性の発泡体スペーサと; を更に有することを特徴とする可撓性の防護服。
  17. 【請求項17】 上記ブランケットが防弾布の40ないし53枚の層を有す
    ることを特徴とする請求項16に記載の人体防護服。
  18. 【請求項18】 各セラミックタイルが約0.32インチ(約8.13mm
    )の厚さを有することを特徴とする請求項14に記載の人体防護服。
  19. 【請求項19】 上記発泡体スペーサパッドが約1/4ないし1/2インチ
    (約6.35ないし12.7mm)の厚さを有することを特徴とする請求項18
    に記載の人体防護服。
  20. 【請求項20】 上記各セラミックタイルの外表面の少なくとも大部分が湾
    曲した凸状輪郭を有することを特徴とする請求項14に記載の人体防護服。
  21. 【請求項21】 上記タイルが炭化ケイ素で形成されることを特徴とする請
    求項1に記載の可撓性の人体防護服。
  22. 【請求項22】 上記タイルが炭化ケイ素及びケイ酸ボロンで形成されるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の可撓性の人体防護服。
  23. 【請求項23】 上記タイルの少なくとも過半数の部分の上記各セラミック
    タイルの外表面が同タイル間の結合部での撓み時に隣接するタイルの分離を減少
    させるように共働する湾曲した凸状輪郭を有することを特徴とする請求項1に記
    載の可撓性の人体防護服。
  24. 【請求項24】 上記各タイルの外表面の少なくとも大部分が、タイル間の
    結合部での撓み時に、隣接するタイルの分離を少なくすることができるように共
    働する湾曲した凸状輪郭を有することを特徴とする請求項16に記載の可撓性の
    人体防護服。
  25. 【請求項25】 発射体の衝撃に対する抵抗及び強度を増大させるために、
    上記タイルの周辺のまわりに厚いタイル部分を形成するように、当該タイルの湾
    曲した凸状表面から外方へ延びる隆起した縁部分を更に有することを特徴とする
    請求項23に記載の可撓性の人体防護服。
  26. 【請求項26】 発射体の衝撃に対する抵抗及び強度を増大させるために上
    記タイルの周辺のまわりに厚いタイル部分を形成するように、当該タイルの湾曲
    した凸状表面から外方へ延びる隆起した縁部分を更に有することを特徴とする請
    求項1に記載の可撓性の人体防護服。
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WO2009016861A1 (ja) * 2007-07-30 2009-02-05 Kyocera Corporation 防護用部材およびこれを用いた防護体
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