JP2002531589A - プラスチック表面層から成る被覆層、及びこの被覆層の製造法並びに装置 - Google Patents
プラスチック表面層から成る被覆層、及びこの被覆層の製造法並びに装置Info
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Abstract
Description
よびそのポリマー材料のマトリックス中に含有されている添加剤とから成る被覆
層に関するものである。
表面にポリマー材料が塗布された後のエネルギ作用に起因して重合が行われる方
法に関する。
置を装備している装置に関するものである。
料を製造することは現在の技術水準に基づいて公知である。ここでは機能を分離
することを目指しており、被覆層が接触機能を分担し、支持機能を分担するのは
ベース材料である。この種の複合材料の諸特性は材料の選び方次第でそれぞれの
応用ケース毎に可変とすることができ、その際、その複合材料の形状、剛性およ
び強さを決める鍵はそのベース材料にあって、また、表面特性は被覆層によって
決められる。
スチックの表面層を作り、その際ポリマー材料のマトリックス中へ追加の成分を
含有させることにより表面特性を可変とするケースは通例となっている。例えば
、欧州特許第0 667 931 B1 号では、ピストンのシリンダ内表面の乾燥潤滑特性
を改善するべく少なくとも1つの成分が含有されているプラスチックの層が被覆
されているピストン・シリンダ・ユニットが公知となっている。
ている熱硬化性プラスチックの粉体または粉末が被覆されるべきシリンダの内表
面に塗布されており、また、少なくともその熱硬化性プラスチックは引き続いて
加熱されると網目状に結合されることが公知となっている。この熱硬化性プラス
チックの粉末もしくはその粉末に、被覆層されるべきシリンダ内表面への塗布に
先だって添加剤として追加の成分が添加し、その際、少なくとも1つの成分によ
りそのシリンダ内表面の乾燥潤滑特性は改善することができる。
合材料の表面特性による影響がその複合材料の複合的特性にも対応できるように
なっていないことが問題となる。
えば組み立て過程においても加工材料の位置指定が不可欠でなければならない。
これと同様に加工材料の確認が重要視されるケースが数多くある。その例を挙げ
ると、自動車の組み立て、例えば盗難防止、移動の検知等のような安全技術上の
取り付け技術上等、手の届かない場所に加工材料または部材がきちんと用意され
ているかのチェックがこれに含まれている。
ントを利用することは現在の技術水準からは公知である。さらにその他に加工材
料の位置と関連して変化する電気抵抗の測定、並びに可変原理は現在の技術水準
に含まれており、シリンダヘッド中の電磁センサが表面のコーティング下の特殊
な構造を無接触方式で走査する。
せているかを確認するためバーコード、組み込まれた回路もしくは共鳴性回路を
利用する方法も現在の技術水準から公知となっており、これらは確認されるべき
加工材料の上或いは確認されるべき加工材料表面に被覆されなければならない。
使用する方法にはいくつかの欠点が伴っている。これらは追加の作業工程におい
て、位置決めもしくは確認のためにそれぞれの加工材料ないしその加工表面の下
にセットされなければならない。おまけにリード・エレメントが直線的な位置決
めだけしかできないことは不都合とされる。 総じて現在の技術水準によると、然るべきプラスチック被膜を形成してケース
・バイ・ケースでそのプラスチック被膜を最適化する、経済的であり、しかも高
い精度で、工業的生産に適している方法は未だ完成していないのである。
を開発して、そのプラスチック表面層によって決められる表面特性を用途に合わ
せてプリセット並びに調整可能にし、その結果として複合負荷時にも同じくその
複合材料を的確に使用できるようにすることである。 本発明のその他の課題は、加工材料の確認並びに加工材料上の位置決めは、追
加の部材を使用せずに、同時に簡単な操作で遂行可能とすることである。
を作り、それらの層の少なくとも一層に特性を変える成分を含有させることを提
案する。
る場合、ベース材料の表面上に塗布されるプラスチック表面層を複数の層状の部
分から作り、それらの特性をそれぞれ別個に調節可能である異なる組成の層を作
ることを提案する。更に各層状の部分が特性を変化させる含有成分及び/又は使
われるポリマー材料に関して区別されることから、非常に複雑な負荷の場合であ
っても各部分において必要とされる諸特性を的確に選択可能並びに適用して指定
可能にすることを提案する。
表面特性を改善、変化、適正化等々させる、例えば、潤滑特性、防水特性等に影
響を及ぼす網目状に結合しているか、或いは網目状に結合していない添加剤のこ
とである。
特性を変化させる成分の濃度がその層の厚みの方向に変わっている。その層の特
性が層の厚みと依存関係にあるように設計されていることは、異なる2層の間又
はベース材料と最初の層の間に連続的移行が作られる場合には望ましい。
り合うように及び/又は隣り合うようにセットされていることは好都合である。
層状の部分が重なり合うように配置設計したり、隣り合うように形成されている
ことから、負荷と依存関係にある層の特性が負荷の機能と関係する場所だけに限
定されるのではなく、その負荷の深さの作用とも関連付けて同様に調節すること
ができる。
層を備えると共に、さまざまなゾーンにおいて異なる組成を有しているだけでは
なく、異なる構造を備え、各ゾーンで必要とされる特性に合わせて的確に調節す
ることができるプラスチック表面層を作ることができる可能性が与えられる。付
与される表面特性としては、例えば機密性、引っ掻き強さおよび衝撃強さ、潤滑
剤、染料および作動油との親和性、流体力学特性、洗浄力、硬度またはリサイク
リング可能性などである。
クスを呈示することができ、その中では特性を変化させる色々な成分が含有され
ている。各ゾーンを一層構造に仕上げることも同様に可能であり、その際、特性
を変化させる含有成分の濃度は層の厚みの方向へ変化をつけられている。
わせて影響を行使することから、数多くの部分で使用することができる1つの複
合材料を提供できるように固有の特性プロフィールを提供可能であることは望ま
しい。可能な適用範囲の例を挙げると、それは例えば、食品産業、薬品産業、環
境保護技術、接合技術、駆動技術であり、具体的には、造船、液体エネルギシス
テムまたは化学工業と自動車工業である。
ーマトリックスだけであるとしても、添加剤として磁化されうる粒子を含有され
ることを提案する。 従って本発明に記載されている通りの被覆層の場合、そのプラスチック表面層
を形成しているポリマー材料のマトリックス中へ磁化されうる粒子を含有させて
その被覆層の内部において情報を担う部分を形成することを提案する。ポリマー
材料のマトリックス中へ含有された磁化されうる粒子はプラスチック表面層の形
成に続いて、然るべき電磁書き込み装置及び/又は読み取り装置を選択的に利用
して磁化を可能とする。
公知となっている、例えば化学作用または腐食作用に対して保護する接触機能だ
けではなく、更に情報の担い手としての役目も引き受けており、そこではポリマ
ー材料のマトリックス中へ含有されている磁化されうる粒子を簡単に磁化させる
ことにより任意の情報を記録しておくことができる。これらの情報は続いて磁化
位置とは別個の第2位置において然るべき電磁読み取りユニットにより解読され
た上、データ処理が可能となる。
引き受けることは好都合なことである。プラスチック表面層から成る被覆層の内
部に記憶されており、しかも、必要に応じて解読可能とされている情報には、例
えば加工材料を確認するための確認コード並びに加工材料上での位置決めに関す
る情報などがある。このため確認ないし位置決めのために従来必要とされていた
追加の部材が不必要となることは好都合である。
補足的に情報の担い手として使用する方法を提供する初めてのものである。ここ
では情報を担っている部分が被覆層の内部に形成されており、追加の製造工程或
いは作業工程も不必要である、なぜならば、プラスチック表面層の中に含有され
ている磁化されうる粒子を被覆層の製造工程中に含有させることができるからで
ある。
め以外に下記の目的、即ち、品質管理の目的で永久的に情報を記憶することにも
利用することができる。例えば、製造場所、製造日または幾何学的なサイズに関
して情報を提供し、それらの情報をその被覆層中へ含有させることができる。さ
らに製造過程中に品質管理のためにこれらのデータを読みとり、然るべき基準の
サイズと比較することもできる。
価値を引き下げないので、被覆層中に含有されている情報は製造後にも同じく残
ることができることから、その後に分類が可能になる。このことは保証義務の点
で特に有利とされる。
れている通りの被覆層により外部の影響から保護するための接触機能並びに情報
を担う機能を引き受けている1の表面被覆層が初めて提供されたことは画期的な
ことである。
が含まれている。二酸化クロムには一つには良好な磁化特性が備わっており、ま
た、もう一つには、磁化状態のまま安定している限り、二酸化クロムは使用され
るのに好都合であることが分かった。二酸化クロム以外に、例えば酸化鉄のよう
なその他の磁化されうる材料を利用することも同様に可能である。
を変化させる成分が補足的に含有されている。このため予測される負荷を顧慮し
て適切に形成されているプラスチック表面層を形成可能であることは利点である
。
及び/又は使われるポリマー材料に基づき区別される複数の層状部分で構成され
ている。その組成に関して差異があって、それぞれ別個にそれぞれの特性を持っ
て予測される負荷に合わせて調整自在である複数の層状の部分から成るプラスチ
ック表面層を作ることが開けたことは好都合である。
な特性が指定可能とである。磁化されうる粒子が全く含まれていないゾーン、磁
化されうる粒子のみが含まれているゾーン或いは、磁化されうる粒子がその他の
成分と組み合わせられているゾーンをこのように選び出すことができるので、被
覆層をゾーンに分けて選択的に磁化させることが可能になる。
有されている添加剤の濃度は変化が付けられている。例えば、層の厚み方向へ向
かってこのように濃度変化をつけることも可能であり、そこでは、異なる2つの
ゾーン間又はベース材料と最初の被覆層ゾーン間に連続的移行が成立していると
考えられる場合には、層の厚みと関連付けて層の特性を決められることは特に好
都合である。
うに及び/又は隣り合うように配置されている。このように形成されていること
から、負荷と関係する層特性が生み出されるのは負荷の機能と関連付けられた場
所だけに限定されているのではなく、同じくその負荷の深さの作用とも関連付け
て調節自在となっていることは好都合である。
に基づいてまとめられているプラスチック表面層をベース材料に装備すると同時
に、さまざまな部分において組成が異なっており、しかも、色々な構造を有して
いることから、それぞれの部分において必要とされる特性に関して的確に調節自
在であり、また、磁化されうる粒子を使用することにより選択的に磁化すること
も可能であると同時に、情報の担い手としても使用することができる被膜を形成
することが可能になることは好都合なことである。
衝撃強さ、潤滑剤、染料と作動油との親和性、流体力学特性、洗浄力、硬度また
はリサイクリング可能性などである。ここではプラスチック表面層の異なる部分
には異なるポリマーマトリックス付きのさまざまなポリマー材料が用意されてお
り、そこには磁化されうる粒子以外に特性を変化させることのできる色々な成分
が含有されている。個々の部分を一層構造に作り上げることも同様に可能である
こともちろんであり、その際、含有されている添加剤の濃度を層の厚み方向にも
、この厚み方向に横向きにも変化させることができる。
部分の特性に的確に影響を及ぼすことができることに加えて情報を貯蔵可能であ
ることから、適用のために固有の特性プロフィールを提供することができ、その
結果として、多くの部分で使用することができるプラスチック表面層状の被覆層
を提供することができる。同時に、全製造工程を通してだけではなく、その後に
おいても、これを用いて被覆層が装備されている加工材料を確認することができ
る。可能とされる適用範囲の例を挙げると、それは例えば、食品産業、薬品産業
、環境保護技術、接合技術および、造船、液体エネルギシステムまたは科学工業
と自動車工業のような駆動工業である。
分及び/又は磁化されうる成分を含有している被覆層である。
くことにより下の層の中に配置されている特性成分の効果を発揮させることがで
きる。この除去は例えば、研磨、回転もしくはその他の然るべき措置によって行
うことができるが、上の層を塗布する際に下の被膜を部分的に取り除くこともで
きる。本発明に記載されている通りのこのような観点により、表面を上から見て
その表面に適切な異なる特性もしくは特性の最適化が施されている被覆層を形成
することができる。
されている。例えば、油圧系のパッキンと共に最適な作用を達成するために、螺
旋状の構造を被覆することができる。螺旋状の表面特性にしたり、或いは、これ
に匹敵するような構造に作ることによりパッキンリングの注油を容易に最適化す
ることができる。液状またはその他の流動性の媒質を的確に先へ案内するその他
に液体の運搬用のその他の溝、材料置き場等を形成するための窪地の形成は本発
明の範囲内において可能である。いわゆるロールエンボスについても述べられて
いる。
決策として、ポリマー材料の特性を変化させるために添加された成分と関連付け
て層状の部分を形成しながら被覆することを提案する。
めに被覆層されるべきベース材料の表面を処理する必要はない。しかし特定の諸
特性を生み出すためにはすべての機械的及び/又は化学的な手法を適用しなけれ
ばならない。例えば、鉄、コバルト、銅、マグネシウム、チタンをベースにした
各合金のような被覆層可能なベース材料として公知となっているあらゆる金属の
構造材料並びにセラミックや天然の素材を含む。その他に鋳造、鍛造、焼結又は
引き抜き並びに圧延された半製品または既製品に被覆層することができる。
一工程において混ぜ合わせられてその被覆層されるべき表面上に塗布される。こ
うすることにより、一つの被覆層過程中に異なる組成の層の部分も、局部的に厚
みの異なる層も生み出すことができる。その上、負荷と依存関係にある層の特性
を機能と関係付けても、その負荷の深さの作用とも関連付けて一工程において的
確に調整することができる。
料に特性を変化させる成分を混合しておくことも可能である。本方法のこの代案
によって形成される場合、その塗布されるべきマトリックス材料と含有材料は被
覆層されるべき表面上に塗布される前に混合され、続いて時間的に相前後した作
業工程において層毎にベース材料上に塗布される。
中に含有させられる粉体状もしくは粉末状の成分もその被覆層されるべきベース
材料の表面上に塗布される。代案として塗布方法として液状のものを塗布するこ
とも同様に可能である。
マー材料を組み合わせて使用可能である。ここにおいて埋め込まれる成分のマト
リックス材料としてあらゆるポリマー材料(熱可塑性材料、熱硬化性プラスチッ
ク、エラストマー)を使用することができる。異なるポリマー材料を組み合わせ
て1つのマトリックス材料にすることによりプラスチック表面層の1層状の部分
の特性に補足的に影響を及ぼすことができる。
状結合する成分も、網目状結合しない成分も添加可能である。特性を変化させる
成分として考えられるものを挙げると、それは例えば、金属樹脂および非金属樹
脂、例えば、カーバイド、窒化物、酸化物および非酸化物、固形の潤滑剤、例え
ば、黒鉛、石炭、MoS2、純金属、例えば、鉄、ニッケル、錫、銅および合金並び
に腐食防止剤である。ここでは色々な粒度の含有物を使用することができる。
ベース材料の被覆層の表面上へ添加しながら塗布されるポリマー材料の網目状結
合によりプラスチック表面層は形成される。ここで、ポリマー材料の網目状結合
は被覆層されるべきベース材料をポリマー材料の塗布前または塗布後に十分加熱
することにより実施可能である。しかし何れにせよ、特性を変化させる成分とし
てマグネシウムを使用する場合には、加熱温度が200℃を超えないように留意し
なければならない。本発明の好都合とされるその他の提案によれば、静電気のフ
ィールドもしくは固有波長の放射線を使用することによりポリマー材料の網目状
結合を補足的に支援することができる。
により層状の部分が異なる厚みの層に形成される。従って色々な特性を持つ機能
ゾーンを層状に作製可能であり、また、層の厚みに、必要とされる厚みの勾配材
料に基づいて作製可能とされることは特に好都合である。
いる特性プロフィールやその層全体において可変の特性プロフィールを持つよう
に作られている複合材料を製造可能であることは特に好都合である。ここではマ
トリックス材料および含有材料を的確に選択することによりポリマー表面層の特
性を適用に固有に調節することができる。
するために磁化されうる粒子を含有する添加剤をそのポリマー材料に混合するこ
とを提案する。 上記の通りに積層加工すると、然るべき書き込み装置及び・又は読み取り装置
を用いてプラスチック表面層のそれぞれの部分において、ポリマー材料のマトリ
ックス中へ含有された磁化されうる粒子が磁化可能とされる、また、その加工材
料自体に関する情報も、例えば品質管理のためのようなその他の情報も内容とし
て含まれることができる。
クフレーム溶射のような粉末射出法もしくは金属射出法による回転法またはフロ
キュレーション法により回転焼結槽の中並びに静電気による積層加工を行って実
施可能とされる。ここでは静電気の粉末被覆層に特に適しているのは、熱硬化性
プラスチック、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂およびアクリル樹脂製の粉末ラ
ッカーである。これに反して回転焼結の場合、PA、PVC またはポリエステルおよ
びポリエポキシ樹脂から成る熱可塑性樹脂が使われる。代案の塗布法として液状
のまま塗布することも同様に可能である。
とにより、そのプラスチック表面層の一枚の層状部分の特性に補足的に影響を及
ぼすことができることは好都合である。ここでは磁化されうる粒子が金属の組成
物として一緒に網目状結合をしない成分であることから、熱硬化性プラスチック
中に含有されるために最適であることを考慮に入れておく必要がある。ここでは
磁化可能特性の調整次第で色々な粒度を使用することができる。
ールが場所によって異なる構造を有しており、また、情報を貯蔵するためポリマ
ー材料のマトリックス中へ含有された磁化されうる粒子を内蔵している部分も有
している被覆層を仕上げる方法を提供する。
1枚の被膜もしくは各被膜層に所望の厚みの被膜を指定し、また、正確な噴射量
を把握した上でパス・タイム・制御により、その加工材料上に保持される塗布量
により正確な層の厚みが明らかにされるようにその塗布量を正しく調整すること
ができる。さらにその他に、例えば、超音波を利用する方法のように無接触で厚
みの測定する方法を提案する。
例えば、粉末被覆層法の場合、静電気充電によってその粉末量を加工材料に保持
させることができる。接触させない方法により厚みの測定を行うことができ、し
かも、例えば、画像をディジタル化するような光学及び/又は電子方法により表
面チェックを実施可能である。網目状結合が行われないので、欠陥が生じた場合
、加工材料を吹き飛ばして新たに被覆層することができる。この方法により最高
の制御が可能になるだけではなく、これは非常に経済的な方法である。
分において発揮させるために、上の層を取り除くか、或いは、下の層の表面層を
外すことにより上の層の塗布を阻止することが提案されている。このような除去
は例えば網目状結合の前に行うこともできるが、場合によっては網目状結合後に
研磨によって行うこともできる。
、ダクト、窪み、トンネル等々を形成することができる構造を装備することが提
案されている。例えば、下の層に水を吸収して通す特性を与えるために上の層に
穴をあけることも考えられるが、上の層の乾燥潤滑特性を利用可能にすることも
考えられる。本方法によると、網目状結合の前にも、或いは、硬化中に最終的に
硬化する前にも構造を持たせることができるので、総じて非常に経済的且つ有利
な方法制御であることは明らかである。
それらの方法に関する装置を提案する。 初めに挙げた本装置に基づいて、技術的に解決するため、特性を変化させる成
分をポリマー材料に混合させる供給装置を用意するという課題が提案されている
。
本発明に記載されている装置を用いると好都合である。本発明の好都合とされる
提案によれば、特性を変化させる成分がポリマー材料と混合されるのと同時に被
覆層されるべき表面へ塗布されるので、マトリックス材料と含有材料の混合並び
に、異なる組成のさまざまな層の部分を生み出すための層状に塗布が一作業工程
で実施される。本発明に係る装置の代わりの形態として被覆層されるべき表面へ
の塗布に先立って供給装置によりマトリックス材料と含有材料を混合しておくこ
とも可能である。
化させる成分の供給量を種類別に把握して、その種類または量に対応する信号を
発信して、その信号の種類と量をプリセット可能な基準値と比較し、等しい量で
あれば供給を停止する制御装置が用意されている。この種の制御装置の特に優れ
ている長所は、マトリックス材料と含有材料の混合過程を自動化することができ
、また、このタイプの装置は被覆層されるべき表面への塗布が同時に行われると
いう関係上、この種の装置にはほとんど故障が起こらないという点にある。
載されている装置を利用すると、ベース材料とプラスチック表面層でできている
複合材料の製造が可能であり、そこでは適用に関連付けられている機能部分を形
成して、場所によって異なっていると同時にプラスチック表面層の層の厚みに基
づいて可変の特性プロフィールを生み出すため、望ましい方法によりプラスチッ
ク表面層に層状の構造を与えることができる。従って機械的、熱、化学的、静電
気の複合負荷を考慮に入れて、そのプラスチック表面層によって決められる表面
の諸々の特性はそれぞれの適用ケースに合わせて的確に調整可能とされている。
料と混ぜ合わせる供給装置が用意されていることは好都合である。 本発明のその他の特徴によれば、ポリマー材料のマトリックス中へ含有された
磁化されうる粒子を選択的に磁化させる磁化装置が用意されている。この磁化装
置、特に、これが書き込みユニット及び・又は読み取り装置から構成されている
と好都合であるが、被覆層に引き続き、直にその被覆層を形成しているプラスチ
ック表面層の磁化されうる部分の磁化を実施する方法を提供する。
。代案の一実施の形態によれば、すでに磁化された粒子を含有している添加剤を
プラスチック表面層の形成のために利用し、その際、行われた被覆層に続いて品
質管理のために然るべき読み取りユニットを用いて記憶された情報を読みとるこ
とができる。
載されている通りの装置を利用することにより、少なくとも1種類のポリマー材
料に基づいて形成されたプラスチック表面層でできている被覆層を仕上げること
が可能になり、そのように作られた被覆層を同時に情報の担い手として利用する
ことができる磁化されうる粒子を含有している添加剤の含有が初めて可能となる
。対応する書き込みユニットを用いて被覆層の選択的な磁化について記憶するこ
とができる情報は、例えば、確認情報、位置決め情報、品質管理情報もしくは商
品の安全に関する情報等である。
能並びに情報機能を引き受けると同時に、1つの作業工程で製造可能とされてい
る点にある。ここでは追加の情報部材はもはや必要ではない。その上本発明に記
載されている通りの被覆層により、適用に関連付けられた機能部分を形成し、ま
た場所によって色々であって、プラスチック表面層の層の厚みに関して可変の特
性プロフィールを生み出す方法が提供されている。このために機械、熱、化学、
電子機械の複合負荷を考慮に入れて、プラスチック表面層によって決められる表
面の特性を的確にそれぞれの適用ケースに合わせて調節することができる。
ットされた所望の層の厚みを経済的に仕上げることができる制御ユニットを提案
する。さらに、本発明のその他の提案に記載されている通りの装置には、例えば
超音波測定ユニットのような無接触の厚み測定のためのユニットが含まれている
。 本発明に記載されている装置には好都合なことに表面の構造を仕上げるユニッ
トが含まれる。
プラスチック表面層2から構成されている複合材料の断面を示す概略図である。
このプラスチック表面層2は、複数の層状の部分で作られており、これらはベー
ス材料の輪郭に沿って積層されていて、機能部分 A、B、C および D を形成して
いる。その上プラスチック表面層2にはポリマー材料のマトリックス中へ含有さ
れている特性を変化させる成分が含有されている。
中に含有されている特性を変化させる成分及び/又は使用されるポリマー材料に
関して区別されている。例えば A の機能部分におけるプラスチック表面層はマ
トリックス構造M1のポリマー材料で作られている。このポリマー材料の中には
特性を変化させる成分 E1、E2〜Ex がそれぞれ C1、C2〜Cx の濃度で含
有されている。
マトリックス構造M1を有するポリマー材料に基づいて作られているが、A の機
能部分とは異なり、Cyの濃度の特性を変化させる成分Eyだけしか含有されてい
ない。C の機能部分ではプラスチック表面層2が M2のマトリックス構造のポリ
マー材料により形成されている。この機能部分の内部にはポリマー材料のマトリ
ックス M2 中には特性を変化させる成分は何も含有されていない。最後にプラ
スチック表面層2の機能部分 D は機能部分 C と同様にマトリックス構造 M2
付きのポリマー材料に基づいて作られている。しかし、 C の機能部分とは異な
り D の機能部分中には特性を変化させる成分 Exが Cxの濃度で、また、Ez
が Czの濃度でマトリックス M2中に含有されている。
して機能部分BからDでは研削され、また、A の機能部分では更に研磨されている
。しかしプラスチック表面層2を被覆する前にベース材料1の表面を特別に処理
する必要は原則的にはない。
機能部分 A が層状の色々な部分1から Xで構成されており、これらはベース材
料の表面の輪郭に沿って積層して配置されている。各機能部分 AからD と同様に
層状を呈しているこれらの部分1から X もそれぞれの部分中に含有されている
特性を変化させる成分及び/又は使用されるポリマー材料に関して区別されてい
る。図2に記載の適用例の場合プラスチック表面層2はそれぞれの部分1から X
においてマトリックス構造 M1を有している同じポリマー材料に基づいて形成
されている。
せる成分に関して層状の部分1から X は区別されている。例えば、最初の層1
には成分 E1 が C1 の濃度で含有されており、IIの層の中には成分 E2 が
C2 の濃度で、IIIの層中には成分 E3 が C3 の濃度で、そして最後には X
の層中に成分 Ex が Cx の濃度で含有されている。
り1つのしかも同一のベース材料上に被覆されてさまざまな機能部分において異
なる組成並びに異なる構造を有している積層された1層のプラスチック表面層2
として形成され、異なるポリマー材料と含有材料の組み合わせが明らかにされて
いる。
される被覆層 B の断面を示す概略図である。この被覆層 B は少なくとも1つの
ポリマー材料に基づいて形成されている1層のプラスチック表面層で作られてい
る。
と C を形成している複数の層状の部分から構成されている。被覆層 B の機能
部分は含有されているそれぞれの添加剤並びに使用されるポリマー材料に関して
区別されている。その上含有されている添加剤の濃度にも差異が付けてある。こ
れらの図中にはポリマー材料がそのマトリックス構造に対応させて M を使って
、添加剤は Z で表されており、また濃度は C で表示されている。
で作られており、この中へ添加剤 Z1 と Z2 が C1 と C2 の濃度でそれぞれ
含有されている。ここでは添加剤 Z1 は磁化されうる粒子である。従って A の
機能部分では然るべき磁化装置により被覆層 B を磁化することができ、更に被
覆層のこの部分は情報の担い手として役立てることもできる。B の被覆層は A
の機能部分と同様に、 B の機能部分においてマトリックス構造 M1のポリマー
材料に基づいて作られているが、A の機能部分とは異なり C2 の濃度の添加剤
Z2 のみを含有しており、しかも、磁化可能な粒子を含有していない。
C にはマトリックス構造 M2 付きのポリマー材料から成るプラスチック表面層
が作られている。この機能部分の中ではポリマー材料のマトリックス M2 中へ
追加の物質は何も含有されていない。
態は、加工に起因して機能部分 A と B 中で回転させられ、しかも、A の機能部
分において更に研磨されている。しかし被覆層 B を塗布する前にベース材料 G
を特別に表面処理する必要は原則としてない。
ある。ここでは、A の機能部分が色々な層状の部分区分 A1から A4で構成され
ており、これがベース材料の表面の輪郭に沿って重なり合って配置されているこ
とが分かる。図1中に記載の個々の機能部分 A ないし C と同様に各層状の部分
区分 A1 又は A4 はこれらの部分中に含有されている添加剤及び/又は使用さ
れるポリマー材料に基づいて区別されている。
造 M1の同一のポリマー材料に基づきそれぞれの層 A1 又は A4 として作られ
ている。しかしポリマー材料のマトリックス M1 中に含有されている添加剤に
関してそれぞれの層 A1 又は A4 は区別されている。例えば、A1 の層には C
2 の濃度の添加剤 Z2 が含有されており、層A2 中には A1 の層と同じ濃度
の添加剤 Z2 に加えて、C1 の濃度の添加剤 Z1 が含まれている。添加剤 Z
1 は磁化されうる粒子であるが、それに引き換え、添加剤 Z2 は例えば被覆層
B の腐食特性を改善する添加剤である。
含まれていない。ベース材料 G の上に直に載せられている A4 の層には、その
上に載せられている層 A1 又は A4 とは異なり、添加剤は含まれておらず、ま
た、マトリックス構造 M1のポリマー材料だけで排他的に作られている。
、一回の作業工程で1つの、しかも同一のベース材料 G の上に塗布され、さま
ざまな機能部分では異なる組成と異なる構造を有している一体的な被覆層 B と
して形成されている色々なポリマー材料と添加剤の組み合わせを示しており、そ
こにおいて、A の機能部分中に含有されている磁化されうる粒子はその被覆層を
情報の担い手として使用することを可能にする。
。
。
Claims (44)
- 【請求項1】 ポリマー材料のマトリックス中に、その特性を変化させる成
分を少なくとも1つ含有し、少なくとも1種類のポリマー材料から作られている
表面層(2)から成る被覆層において、 前記表面層(2)は複数の層状部分から構成されており、該層状部分の少なくと
も1層には前記特性を変化させる成分が少なくとも1つ含有されていることを特
徴とする被覆層。 - 【請求項2】 前記層状を呈している各部分は、前記含有されている特性を
変化させる成分及び/又は前記使用されるポリマー材料に関して相違しているこ
とを特徴とする請求項1に記載の被覆層。 - 【請求項3】 前記1の層状部分の中に含有されている特性を変化させる成
分の濃度は層の厚みの方向へ向けて差異が付けられていることを特徴とする請求
項1または2に記載の被覆層。 - 【請求項4】 前記層状部分はそれぞれベース材料(1)の表面の輪郭に沿
って積層されていることを特徴とする、前記請求項1から3のいずれか1項に記
載の被覆層。 - 【請求項5】 前記層状部分はそれぞれ前記ベース材料(1)の表面の輪郭に
沿って積層し、前記各2つの異なる部分間に延びている境界線が前記ベース材料
(1)の表面の輪郭を交差して走っていることを特徴とする、前記請求項1から
3のいずれか1項に記載の被覆層。 - 【請求項6】 少なくとも1のポリマー材料から作られた1層のプラスチッ
ク表面層および前記ポリマー材料のマトリックス中へ含有されている添加剤から
構成される被覆層であって、前記添加剤に磁化される粒子が含有されていること
を特徴とする被覆層。 - 【請求項7】 前記添加剤として、磁化されうる粒子として二酸化クロムが
含有されていることを特徴とする、前記請求項6に記載の被覆層。 - 【請求項8】 前記添加剤に更に特性を変化させる成分が含有されているこ
とを特徴とする、前記請求項6または7のいずれかに記載の被覆層。 - 【請求項9】 前記表面層が複数の層状を呈している部分から構成されてい
ることを特徴とする、前記請求項6から8の何れか1項に記載の被覆層。 - 【請求項10】 前記各層は前記含有されている添加剤及び/又は前記使用
されるポリマー材料に関して区別されていることを特徴とする請求項9に記載の
被覆層。 - 【請求項11】 前記含有されている添加剤の濃度が1の層状の部分の範囲
内で同一でないことを特徴とする請求項10に記載の被覆層。 - 【請求項12】 該被覆層に一層の表面が付いており、該表面はさまざまな
レベルにある複数の層部分から構成されていることを特徴とする請求項1から1
1の何れか1項に記載の被覆層。 - 【請求項13】 上層を取り除いたり、或いは上層を被覆する際に下層の表
面層を取り外したりすることによって下層が少なくとも領域的に露出しているこ
とを特徴とする請求項12に記載の被覆層。 - 【請求項14】 前記表面層に構造が与えられていることを特徴とする請求
項1から13の少なくとも1項に記載の被覆層。 - 【請求項15】 少なくとも1つの特性を変化させる成分を添加し、1つの
ベース材料(1)の被覆されるべき表面上へ少なくとも1つのポリマー材料が被覆
された後、これに続いて行われるエネルギ供給に起因して網目状に結合される被
覆層の製造法において、 前記ポリマー材料は混合された特性を変化させる成分との関連において層状の部
分を形成して被覆されることを特徴とする方法。 - 【請求項16】 前記ポリマー材料は前記特性を変化させる成分と一作業工
程において混合され、また、前記被覆されるべき表面上へ被覆されることを特徴
とする請求項15に記載の方法。 - 【請求項17】 前記被覆されるべき表面上への被覆に先立って前記特性を
変化させる成分を前記ポリマー材料に混入させることを特徴とする請求項15に
記載の方法。 - 【請求項18】 前記ポリマー材料が液状のまま被覆されることを更に特徴
とする請求項15から17のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項19】 マトリックス材料として異なるポリマー材料が組み合わさ
れて使用されることを更に特徴とする請求項15から18のいずれか1項に記載
の方法。 - 【請求項20】 前記網目状結合は静電界を使用して実施されることを更に
特徴とする請求項1から19のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項21】 前記網目状結合は固有波長の放射線を利用して実施される
ことを更に特徴とする請求項1から20のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項22】 種々の厚みに前記表面層状部分が形成されていることを更
に特徴とする請求項1から21のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項23】 ポリマー材料が被覆されるべき表面上へ被覆された後、続
いて行われるエネルギ作用に起因して重合が引き起こされ、 少なくとも部分的に磁化されうるプラスチック表面層を作り出すため、磁化され
うる粒子を含有している添加剤が前記ポリマー材料に混合されることを特徴とす
る被覆層の製造法。 - 【請求項24】 前記ポリマー材料並びに前記添加剤が粉末の状態で被覆さ
れることを特徴とする請求項23に記載の方法。 - 【請求項25】 前記ポリマー材料が液状で被覆されることを更に特徴とす
る請求項23から24のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項26】 前記所望の層の厚みをプリセットし、また、パス・タイム
・制御による1時間当たりの被覆量を把握しつつ、前記プリセットされた層の厚
みを達成するため前記被覆量が正確に調整可能とされていることを特徴とする請
求項1から25の少なくとも1項に記載の方法。 - 【請求項27】 無接触方式により層の厚み測定が行われることを特徴とす
る請求項1から26のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項28】 前記表面層の厚み測定が超音波を利用して実施されること
を特徴とする請求項27に記載の方法。 - 【請求項29】 網目状結合を引き起こさないように前記被覆層は形成され
、また、欠陥が見つかった場合、前記被覆層された層を取り除いて、前記加工材
料が新たに被覆されることを特徴とする請求項1から28のいずれか1項に記載
の方法。 - 【請求項30】 下層を露出させるために上層が取り除かれることを特徴と
する請求項1から29のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項31】 前記表面に構造が付与されていることを特徴とする請求項1
から30のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項32】 前記の構造付与は前記網目状結合に先だって、いずれにし
ても前記重合中の最終的に硬化する前に実施されることを更に特徴とする請求項
31に記載の方法。 - 【請求項33】 ポリマー材料を被覆されるべき表面上へ被覆する装置を用
いて製造する装置において、 前記ポリマー材料に特性を変化させる成分を混合する供給装置が用意されている
ことを特徴とする装置。 - 【請求項34】 前記供給装置が前記ポリマー材料に前記特性を変化させる
成分を混入させるのと同時に、これを前記被覆されるべき表面上へ被覆すること
を特徴とする請求項33に記載の装置。 - 【請求項35】 前記供給装置が前記ポリマー材料に前記特性を変化させる
成分を混入させた後に、前記被覆されるべき表面上への被覆が行われることを特
徴とする請求項33に記載の装置。 - 【請求項36】 測定装置を用いて前記特性を変化させる成分の供給をその
種類と量に従って把握して、該種類及び/又は量に対応する信号を発信して、こ
の信号を比較可能な基準値と比較して、等しい場合にはその供給を停止させる制
御装置が用意されていることを特徴とする請求項33から35のいずれか1項に
記載の装置。 - 【請求項37】 磁化されうる粒子を含有している添加剤を前記ポリマー材
料に混ぜ合わせる供給装置が用意されていることを更に特徴とする請求項33か
ら36のいずれか1項に記載の装置。 - 【請求項38】 前記ポリマー材料のマトリックス中へ含有されている前記
磁化されうる粒子を選択的に磁化させる磁化装置が用意されていることを更に特
徴とする請求項33から37のいずれか1項に記載の装置。 - 【請求項39】 前記装置には前記パス・タイム・制御用の制御ユニットが
用意されていることを特徴とする請求項1から38いずれか1項に記載の装置。 - 【請求項40】 前記装置には無接触による厚み測定装置が備わっているこ
とを特徴とする請求項1から39のいずれか1項に記載の装置。 - 【請求項41】 前記装置は超音波厚み測定装置であることを特徴とする請
求項40に記載の装置。 - 【請求項42】 前記装置に塗布された被覆層を吹いて取り除くためのユニ
ットが装備されていることを特徴とする請求項1から41のいずれか1項に記載
の装置。 - 【請求項43】 前記装置に上の層を取り除いて、下の層を露出させる一台
のユニットが装備されていることを特徴とする請求項1から42のいずれか1項
に記載の装置。 - 【請求項44】 前記装置に前記被覆層の表面に構造を与えるユニットが一
台装備されていることを特徴とする請求項1から43のいずれか1項に記載の装
置。
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