JP2002531479A - 繊維を染色するための薬剤 - Google Patents
繊維を染色するための薬剤Info
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Abstract
Description
香族エナミンとカルボニル化合物を含有する薬剤;繊維、特にケラチン繊維を染
色するための方法;繊維、特に人間の毛髪を染色し、その後に脱色するための多
成分‐キットで、繊維上に着色を生じさせるための薬剤と当該着色を還元脱色す
るための薬剤とを含むもの;並びに、繊維、特にケラチン繊維を染色し、その後
に脱色するための方法に関するものである。
、酸化染色剤又は色調剤の領域に細分化されている。酸化毛髪染色は、大きなグ
レー部分を覆うのに非常に適しており、この際、グレー部分が50%までである
場合に使用される酸化染色剤は、一般に酸化色調剤(oxidative Toenungen) と呼
ばれ、一方、グレー部分が50%を越える場合や「ヘラー染色(髪を明るい色調
に色付けすること)」する場合に使用される酸化染色剤は、一般にいわゆる酸化
染料(oxidative Farben)と呼ばれる。直接染料は、主に、非酸化染色剤(いわゆ
る色調剤)中に含有される。いくつかの直接染料(例えばニトロ染料)は、その
大きさが小さいために毛髪内に浸透し、少なくとも外側領域においては、直接染
色する。このような色調剤は、非常に髪に優しく、しかも、一般には6〜8回の
毛髪洗滌に耐え、約20%のグレー部分を覆うことが可能である。
れる。この期間は、特に毛髪構造と変化させる濃淡(Nuance)に、非常に強く依存
する。酸化着色は、時と共に次第に部分的に褪色することがあるが、一般的には
毛髪中の毛髪断面近傍にまで残留している。しかしながら、一定の時期だけ特定
な色を有していることが望まれたり、あるいは色が使用者に気に入られなかった
時に、その後において、毛髪着色がいつでも脱色できることが望まれることがあ
る。同様に、初めて使用する人における毛髪染色の場合には、優しく、かつ完全
に色が除去できることは、思い切った色に変化するという不安を弱めることがで
きる(「試験的染色」)。
アルデヒド‐ビス‐ジアルキル‐アセタール類など)と、酸化剤を添加すること
なく毛髪を染色するためのアミン類又はCH‐酸性化合物とを組み合わせて使用
することが知られている。同様に、従来技術、例えばK.H.シュラダー、「化
粧品の原料及び調合物」、第2版(1989年)、第807+808頁から、失
敗した染色を除去するために、還元性又は酸化性作用物質を含有した、いわゆる
抜き取り剤(Abziehmittel)を使用することが知られている。しかしながら、この
ような抜き取り剤は、些細でない損傷を毛髪にもたし、稀な場合にしか、完全な
脱色が達成できない。
維を優しく、色濃くしかも耐久性良く着色し、他方では、いつでも任意の時点で
この着色を、優しくかつ完全に除去することが可能な、調合済みの染色システム
を提供することにある。
することによって得られた染色剤を使用した場合に、優しい方法で、色の濃い着
色をもたらし、この着色が、後の任意の時点にて再び完全に除去できることが見
い出された。
どの繊維を染色するための薬剤(A)であって、当該薬剤は、2つの成分を混合
することによって得られ、一方の成分(成分A1)が、少なくとも1種の下記式
(I) のエナミン又はその生理学的に温和な塩:
てC1〜C4‐アルキル基、C1〜C4‐ヒドロキシアルキル基、ヒドロキシ基
、メトキシ基、ジアルキルアミノ基又はハロゲン基によって置換された5員環又
は6員環のアリール残基、好ましくはフェニル残基であるか、あるいは、5員環
又は6員環のヘテロ環、好ましくはピリジル残基、又はナフチル残基であり、R
2は、直鎖又は分枝のあるC1〜C8‐アルキル基、直鎖又は分枝のあるC1〜
C8‐ヒドロキシアルキル基又は、C1〜C8‐アルコキシアルキル基であり、
この際、アルキル鎖の炭素原子間に酸素原子が存在しても良く、R3は、直鎖又
は分枝のあるC1〜C8‐アルキル基、C1〜C8‐アルコキシアルキル基、直
鎖又は分枝のあるC1〜C8‐アルキレン基、C1〜C8‐アルコキシアルキレ
ン基、‐O‐、‐NH‐、‐NR4 ‐又は‐S‐で、R4 は、アルキル基、アル
コキシアルキル基、ヒドロキシアルキル基又は水素であり、この場合において、
R1とR3は、窒素原子とエナミン基本構造の炭素原子と一緒になって環状結合
を形成してもよい〕 を含有し、しかも、他方の成分(成分A2)が、少なくとも1種のカルボニル化
合物、特にアルデヒドを含有することを特徴とする。
、エナミン基本構造の炭素原子と一緒になって環状結合を形成しているものであ
り、この際、R3が、芳香族性残基R1上において、エナミン‐置換された炭素
に対してオルト‐位にある炭素と結合していることが好ましい。
1つのC1〜C4‐アルキル基と1つのヒドロキシ基によって置換された炭素原
子、硫黄原子、アルキル化された又はアルキル化されていない窒素原子、又は酸
素原子であり、R2は、直鎖又は分枝のあるC1〜C8‐アルキル基、直鎖又は
分枝のあるC1〜C8‐ヒドロキシアルキル基又は、C1〜C8‐アルコキシア
ルキル基であり、この際、アルキル鎖の炭素原子間に酸素原子が存在しても良く
、R5とR6は、独立して別々に、水素、直鎖又は分枝のあるC1〜C4‐アル
キル基、直鎖又は分枝のあるC1〜C4‐ヒドロキシアルキル基、ヒドロキシ基
、メトキシ基、アミノ基、ジアルキルアミノ基又はハロゲン原子であり、A- は
、クロリド、ブロミド、ヨージド、ハイドロゲンスルフェート、モノメチルスル
フェート、スルフェート、ヘキサフルオロ‐ホスフェート、ヘキサフルオロアン
チモネート、テトラフルオロボレート、テトラフェニルボレートであり、好まし
くはクロリド、ブロミド及びハイドロゲンスルフェートである。
‐2‐メチレンベンゾチアゾリン、2‐メチレン‐1,3,3‐トリメチル‐イ
ンドリン、1,2,3,3‐テトラメチル‐3H‐インドリニウム‐クロリド、
1,2,3,3‐テトラメチル‐3H‐インドリニウム‐ブロミド、1,2,3
,3‐テトラメチル‐3H‐インドリニウム‐ヨージド、1,2,3,3‐テト
ラメチル‐3H‐インドリニウム‐スルフェート、1,2,3,3‐テトラメチ
ル‐3H‐インドリニウム‐ハイドロゲンスルフェート、1,2,3,3‐テト
ラメチル‐3H‐インドリニウム‐メチルスルフェート、1,2,3,3‐テト
ラメチル‐3H‐インドリニウム‐ヘキサフルオロ‐ホスフェート、1,2,3
,3‐テトラメチル‐3H‐インドリニウム‐ヘキサフルオロ‐アンチモネート
、1,2,3,3‐テトラメチル‐3H‐インドリニウム‐テトラフルオロボレ
ート、5‐クロロ‐1,3,3‐トリメチル‐インドリン又はこれらの塩類、1
‐(2‐ヒドロキシエチル)‐3,3‐ジメチル‐2‐メチレン‐インドリン又
はこれらの塩類、1,1,2,3‐テトラメチル‐1H‐ベンズ〔e〕インドリ
ニウム‐クロリド、1,1,2,3‐テトラメチル‐1H‐ベンズ〔e〕インド
リニウム‐ブロミド、1,1,2,3‐テトラメチル‐1H‐ベンズ〔e〕イン
ドリニウム‐ヨージド、1,1,2,3‐テトラメチル‐1H‐ベンズ〔e〕イ
ンドリニウム‐スルフェート、1,1,2,3‐テトラメチル‐1H‐ベンズ〔
e〕インドリニウム‐ヘキサフルオロホスフェート、1,1,2,3‐テトラメ
チル‐1H‐ベンズ〔e〕インドリニウム‐メチルスルフェート、1,1,2,
3‐テトラメチル‐1H‐ベンズ〔e〕インドリニウム‐ヘキサフルオロアンチ
モネート及び1,1,2,3‐テトラメチル‐1H‐ベンズ〔e〕インドリニウ
ム‐テトラフルオロボレート。
3‐ヒドロキシ‐4‐メトキシベンズアルデヒド)、3,4‐ジヒドロキシ‐ベ
ンズアルデヒド、4‐ヒドロキシベンズアルデヒド、3,5‐ジメトキシ‐4‐
ヒドロキシ‐ベンズアルデヒド、4‐ジメチルアミノベンズアルデヒド、4‐メ
チル‐5‐イミダゾール‐カルボキシアルデヒド、4‐ジメチルアミノ‐桂皮ア
ルデヒド、4‐ヒドロキシ‐2‐メトキシ‐ベンズアルデヒド、3,5‐ジメチ
ル‐4‐ヒドロキシベンズアルデヒド、4‐ジメチルアミノ‐2‐メトキシベン
ズアルデヒド、2‐ヒドロキシベンズアルデヒド、4‐ヒドロキシ‐1‐ナフト
‐アルデヒド、4‐メトキシ‐1‐ナフトアルデヒド、4‐ジメチルアミノ‐1
‐ナフトアルデヒド、4’‐ヒドロキシ‐ビフェニル‐1‐カルボアルデヒド、
2‐ヒドロキシ‐3‐メトキシベンズアルデヒド、2,4‐ジヒドロキシベンズ
アルデヒド、3,4‐ジヒドロキシ‐ベンズアルデヒド、2,5‐ジヒドロキシ
‐ベンズアルデヒド、2,3,4‐トリヒドロキシベンズアルデヒド、3,4,
5‐トリヒドロキシベンズアルデヒド、2,4,6‐トリヒドロキシベンズアル
デヒド、2,4‐ジメトキシベンズアルデヒド、2,3‐ジメトキシ‐ベンズア
ルデヒド、2,5‐ジメトキシ‐ベンズアルデヒド、3,5‐ジメトキシベンズ
アルデヒド、3,4‐ジメトキシベンズアルデヒド、インドール‐3‐カルボア
ルデヒド、ベンゼン‐1,4‐ジカルボアルデヒド、4‐エトキシベンズアルデ
ヒド、2‐メチル‐1,4‐ナフトキノン、4‐カルボキシ‐ベンズアルデヒド
、4‐ヒドロキシ‐3‐メトキシ桂皮アルデヒド、3,5‐ジメトキシ‐4‐ヒ
ドロキシ‐桂皮アルデヒド、3‐メトキシ‐4‐(1‐ピロリジニル)‐ベンズ
アルデヒド、4‐ジエチルアミノ‐3‐メトキシベンズアルデヒド、1,2‐フ
タルジアルデヒド、ピロール‐2‐アルデヒド、チオフェン‐2‐アルデヒド、
チオフェン‐3‐アルデヒド、クロモン‐3‐カルボキシアルデヒド、6‐メチ
ル‐4‐オキソ‐1(4H)‐ベンゾピラン‐3‐カルボアルデヒド、N‐メチ
ルピロール‐2‐アルデヒド、5‐メチルフルフラール、6‐ヒドロキシクロメ
ン‐3‐カルボキシアルデヒド、6‐メチルインドール‐3‐カルボキシアルデ
ヒド、4‐ジブチルアミノ‐ベンズアルデヒド、N‐エチルカルバゾール‐3‐
アルデヒド、4‐ジエチルアミノ‐2‐ヒドロキシベンズアルデヒド、3,4‐
ジメトキシ‐5‐ヒドロキシベンズアルデヒド、5‐(4‐(ジエチルアミノ)
フェニル)‐2,4‐ペンタジエナール、2,3‐チオフェンジカルボキシ‐ア
ルデヒド、2,5‐チオフェンジカルボキシアルデヒド、2‐メトキシ‐1‐ナ
フトアルデヒド、3‐エトキシ‐4‐ヒドロキシベンズアルデヒド、2‐ニトロ
ベンズアルデヒド、3‐ニトロ‐ベンズアルデヒド及び4‐ニトロベンズアルデ
ヒド。
される。上記の本発明の染色剤は、一般的には、2つの成分A1及びA2、即ち
、前記エナミンと必要に応じて直接染料を含有する染色キャリヤー物質(A1)
と、前記カルボニル化合物と必要に応じて直接染料を含有する更に別の染色キャ
リヤー物質(A2)との混合物から成る。これら2つの成分は、使用の準備がで
きた染色剤とするために、使用する直前に混合され、その後、染色を行う繊維上
に塗布される。もちろん、一方又は両方の成分が、使用する前に互いに混合され
る複数の単独成分から構成されることも可能である。
(成分A1及び成分A2)中に、それぞれ、約0.02〜20重量%、好ましく
は0.2〜10重量%の総量にて含有されており、この際、成分A1とA2との
混合によって得られる、使用の準備ができた染色剤A中に、前記式(I) のエナミ
ンとカルボニル化合物は、それぞれ、約0.01〜10重量%、好ましくは0.
1〜5重量%の総量にて含有されている。
、キノン染料及びトリフェニルメタン染料から成るグループからの、通常の、生
理学的に危険性のない直接染料を含有することができる。
重量%、好ましくは0.2〜10重量%の総量にて添加することができ、この際
、直接染料の総量は、成分A1とA2との混合によって得られる、使用の準備が
できた染色剤A中に約0.01〜10重量%、好ましくは0.1〜5重量%であ
る。
水‐アルコール性溶液とすることができる。更に、好ましい調合形態は、クリー
ム、ゲル、エアゾール泡又はエマルジョンである。これらの調合物は、前記式(I
) のエナミン類及び/又はカルボニル化合物と、このような調合物において通常
の添加物との混合物を意味している。
常使用される添加物は、例えば、水、低級脂肪アルコール(例えばエタノール、
n‐プロパノールおよびイソプロパノール)又はグリコール(例えばグリセリン
及び1,2‐プロパンジオール)などの溶剤、更には、アニオン性、カチオン性
、両性若しくは非イオン性界面活性物質の属からの湿潤剤又は乳化剤(例えば脂
肪アルコールスルフェート、オキシエチル化脂肪アルコールスルフェート、アル
キルスルホネート、アルキルベンゼンスルホネート、アルキルトリメチルアンモ
ニウム塩、アルキルベタイン、オキシエチル化脂肪アルコール、オキシエチル化
ノニルフェノール、脂肪酸アルカノールアミド、オキシエチル化脂肪アルコール
、オキシエチル化ノニルフェノール、脂肪酸アルカノールアミド、オキシエチル
化脂肪酸エステルなど)、更に、増粘剤(例えば、高級脂肪アルコール、澱粉ま
たはセルロース誘導体)、香料、毛髪用前処理剤、コンディショニング剤、毛髪
用柔軟剤、保存剤、更に、ワセリン、パラフィンオイルおよび脂肪酸、並びに他
の保護剤(例えば、カチオン性樹脂、ラノリン誘導体、コレステリン、パントテ
ン酸およびベタイン)などである。上記の成分は、このような目的において通常
の量にて使用され、例えば、湿潤剤及び乳化剤は(前記染色キャリヤー物質に対
して)約0.5〜30重量%の濃度であり、増粘剤は(前記染色キャリヤー物質
に対して)約0.1〜25重量%の量であり、保護剤は(前記染色キャリヤー物
質に対して)約0.1〜5.0重量%の濃度である。
11であり、この際、好ましくはアルカリ性に調整されたエナミン含有成分A1
と、好ましくは酸性に調整されたカルボニル含有成分A2を混合した時の、使用
の準備ができた染色剤のpH値が、成分A1中のアルカリ量と成分A2中の酸量
によって、並びにこれら両方の成分の混合比率によって影響を受ける値に調整す
る。
ルキルアミン、水酸化アルカリ又は水酸化アンモニウム、及び炭酸アルカリ又は
炭酸アンモニウムなどのアルカリ化剤、又は乳酸、酢酸、酒石酸、リン酸、塩酸
、クエン酸、アスコルビン酸及びホウ酸などの酸を使用することができる。
A1と、カルボニル化合物を含有した成分A2とを混合することにより製造され
、その後、繊維上に塗布される。望まれる色の濃さに応じて、この混合物を、5
〜60分間、好ましくは15〜30分間、20〜50℃の温度、特に30〜40
℃にて作用させる。引き続いて、この繊維を水で濯ぎ、場合によってはシャンプ
ーを用いて洗滌する。
均質で耐久性のある染色を可能とする。驚くべきことに、この染色は、還元剤に
より素早く、かつ優しく任意の時点で、再び完全に脱色することができる。
間の頭髪などの繊維を染色し、その後に脱色するための多成分‐キットであって
、前記キットが、前記の本発明の染色剤Aと脱色成分Bとを含み、この際、脱色
剤としての前記成分Bが、少なくとも1種の亜硫酸塩(例えば亜硫酸アンモニウ
ム塩、亜硫酸アルカリ塩又は亜硫酸アルカリ土類塩、特に亜硫酸ナトリウム又は
亜硫酸アンモニウム)を含有することを特徴とするものである。
量%である。
ぶ)は、水性若しくは水‐アルコール性溶液として、あるいはゲル、クリーム、
エマルジョンまたは泡として存在することができ、この際、この脱色剤は、単一
成分調合剤の形態にも、複数成分調合剤の形態にも調製可能である。この脱色剤
は、粉末形態の他に、散粉を防ぐように、タブレットにも(発泡錠剤であっても
)または顆粒の形態にも調製することができる。そして、この脱色剤は、使用す
る前に、必要に応じて1種類また複数種類の下記の補助剤を添加して、冷水また
は温水を使用して調製される。しかしながら、この補助剤は(それが固体である
場合)、脱色粉末または脱色顆粒あるいは発泡錠剤中に予め含まれたものであっ
てもよい。さらに、油またはワックスで粉末を濡らすことによって、散粉を少な
くすることができる。
パノールおよびイソプロパノールなどの低級脂肪アルコール;グリセリンおよび
特に1,2‐プロパンジオールなどのグリコールエーテルまたはグリコール)、
更には、アニオン性、カチオン性、両性若しくは非イオン性界面活性物質の属か
らの湿潤剤又は乳化剤(例えば脂肪アルコールスルフェート、オキシエチル化脂
肪アルコールスルフェート、アルキルスルホネート、アルキルベンゼンスルホネ
ート、アルキルトリメチルアンモニウム塩、アルキルベタイン、オキシエチル化
脂肪アルコール、オキシエチル化ノニルフェノール、脂肪酸アルカノールアミド
、オキシエチル化脂肪酸エステルなど)、更に増粘剤(例えば、高級脂肪アルコ
ール、澱粉またはセルロース誘導体)、香料、毛髪用前処理剤、コンディショニ
ング剤、毛髪用柔軟剤、保存剤、ワセリン、パラフィンオイルおよび脂肪酸、並
びに他の保護剤(例えば、カチオン性樹脂、ラノリン誘導体、コレステリン、パ
ントテン酸およびベタイン)を含有することができる。
ましいpH値は、適当な酸類、例えばα‐ヒドロキシカルボン酸類(例えば乳酸
、酒石酸、クエン酸又はりんご酸など)、リン酸、酢酸、グリコール酸、サリチ
ル酸、グルタチオンまたはグルコン酸ラクトンなど、あるいは、アルカリ化剤(
例えばアカノールアミン類、アルキルアミン類、水酸化アルカリ類、水酸化アン
モニウム類、炭酸アルカリ類、炭酸アンモニウム類またはリン酸アルカリ塩類な
ど)を添加することによって調整できる。
て5〜60分間、特に15〜30分間であり、この際、熱供給によって脱色工程
を促進させることができる。脱色剤の作用時間が経過した後に、毛髪を水でゆす
いで、必要に応じてシャンプーで洗浄する。
するのに特に適しているが、この成分Bは、前記染色剤Aを用いて染色された他
の天然又は合成繊維(例えば、木綿、羊毛、絹、ビスコース、ナイロン、セルロ
ースアセテートなど)を脱色するのに使用することもできる。
例に限定されるものではない。
た、使用の準備ができた毛髪染色剤を、白くなった毛髪上に塗布し、ブラシを用
いて均等に分ける。40℃にて30分間の作用時間の後、この毛髪をシャンプー
を用いて洗滌し、引き続いて生ぬるい水で濯ぎ、その後、乾燥させる。
エーテルスルフェートを、上記水の95%と共に80℃にまで加熱し、融解させ
たセチルステアリルアルコールに添加し、クリームとなるまで攪拌する。室温に
おいて、化合物(I) を、残りの水とアルコールと6‐O‐パルミトイル‐L‐ア
スコルビン酸と混合し、その後、添加する。このクリームのpH値は、10%N
aOH水溶液を用いて12.0に調整する。
エーテルスルフェートを、上記水の95%と共に80℃にまで加熱し、融解させ
たセチルステアリルアルコールに添加し、クリームとなるまで攪拌する。室温に
おいて、上記アルデヒド化合物並びに必要に応じて上記の直接染料を、残りの水
とアルコールと混合し、添加する。このクリームのpH値は、10%乳酸水溶液
を用いて4.0に調整する。
た、使用の準備ができた毛髪染色剤を、毛髪束上に塗布し、ブラシを用いて均等
に分ける。40℃にて30分間の作用時間の後、この毛髪をシャンプーを用いて
洗滌し、引き続いて生ぬるい水で濯ぎ、その後、乾燥させる。
エーテルスルフェートを、上記水の95%と共に80℃にまで加熱し、融解させ
たセチルステアリルアルコールに添加し、クリームとなるまで攪拌する。室温に
おいて、化合物(I) を、エタノールと残りの水、並びに6‐O‐パルミトイル‐
L‐アスコルビン酸と混合し、添加する。このクリームのpH値は、10%苛性
ソーダ溶液を用いて11.0に調整する。
エーテルスルフェートを、上記水の95%と共に80℃にまで加熱し、融解させ
たセチルステアリルアルコールに添加し、クリームとなるまで攪拌する。室温に
おいて、上記アルデヒド化合物を、エタノールと残りの水、並びに6‐O‐パル
ミトイル‐L‐アスコルビン酸と混合し、添加する。このクリームのpH値は、
10%乳酸水溶液を用いて4.0に調整する。
て得られた、使用の準備ができた毛髪染色剤を、毛髪上に塗布し、ブラシを用い
て均等に分ける。40℃にて30分間の作用時間の後、この毛髪をシャンプーを
用いて洗滌し、引き続いて生ぬるい水で濯ぎ、その後、乾燥させる。
5%亜硫酸ナトリウム溶液(成分B)を用いて40℃で20分間以内に、再び完
全に脱色することができる。
.1)又は(A2/3.2)と混合する。このようにして得られた、使用の準備
ができた毛髪染色剤を、漂白した淡褐色の毛髪上に塗布し、ブラシを用いて均等
に分ける。40℃にて30分間の作用時間の後、この毛髪を生ぬるい水で濯ぎ、
その後、乾燥させる。
エーテルスルフェートを、上記水の95%と共に80℃にまで加熱し、融解させ
たセチルステアリルアルコールに添加し、クリームとなるまで攪拌する。室温に
おいて、上記1,2,3,3‐テトラメチル‐3H‐インドリニウムクロリドを
、残りの水とアルコールと6‐O‐パルミトイル‐L‐アスコルビン酸と混合し
、添加する。このクリームのpH値は、10%NaOH水溶液を用いて12.0
に調整する。
エーテルスルフェートを、上記水の95%と共に80℃にまで加熱し、融解させ
たセチルステアリルアルコールに添加し、クリームとなるまで攪拌する。室温に
おいて、上記アルデヒド化合物を、残りの水とアルコールと混合し、添加する。
このクリーム(A2/3.3)及び(A2/3.4)のpH値は、10%乳酸水
溶液を用いて4.0に調整する。
5gの成分A1を、5gの上記アルデヒド含有成分(A2/3.3)又は(A2
/3.4)と混合する。このようにして得られた、使用の準備ができた毛髪染色
剤を、漂白した淡褐色の毛髪上に塗布し、ブラシを用いて均等に分ける。40℃
にて30分間の作用時間の後、この毛髪を生ぬるい水で濯ぎ、その後、乾燥させ
る。
プーを用いて5回洗滌し、水で濯ぎ、乾燥させる。各洗滌工程後に、L* a* b * ‐値を決定する。この結果が、表4に要約されている。
色測定装置、タイプクロマメータIIを用いて測定されたものである。
いほど、色濃度が大きいことを示している)、一方、a‐値は、赤成分について
の割合である(即ち、a‐値が大きいほど、赤成分が大きい)。b‐値は、色の
青成分についての割合であり、青成分が大きいほど、b‐値は負となる。
arbdifferenz) を示す。これは、以下のようにして決定される。
率は、次のようにして決定した。
セントを示す。
Claims (10)
- 【請求項1】 2つの成分を混合することによって得られる、繊維を染色するた
めの薬剤であって、一方の成分(A1)が、少なくとも1種の下記式(I) のエナ
ミン又はその生理学的に温和な塩: 【化1】 〔上式にて、R1は、1以上の原子核を有する芳香族性残基、特に、必要に応じ
てC1〜C4‐アルキル基、C1〜C4‐ヒドロキシアルキル基、ヒドロキシ基
、メトキシ基、ジアルキルアミノ基又はハロゲン基によって置換された5員環又
は6員環のアリール残基、好ましくはフェニル残基であるか、あるいは、5員環
又は6員環のヘテロ環、好ましくはピリジル残基、又はナフチル残基であり、R
2は、直鎖又は分枝のあるC1〜C8‐アルキル基、直鎖又は分枝のあるC1〜
C8‐ヒドロキシアルキル基又は、C1〜C8‐アルコキシアルキル基であり、
この際、アルキル鎖の炭素原子間に酸素原子が存在しても良く、R3は、直鎖又
は分枝のあるC1〜C8‐アルキル基、C1〜C8‐アルコキシアルキル基、直
鎖又は分枝のあるC1〜C8‐アルキレン基、C1〜C8‐アルコキシアルキレ
ン基、‐O‐、‐NH‐、‐NR4 ‐又は‐S‐で、R4 は、アルキル基、アル
コキシアルキル基、ヒドロキシアルキル基又は水素であり、この場合において、
R1とR3は、窒素原子とエナミン基本構造の炭素原子と一緒になって環状結合
を形成してもよい〕 を含有し、しかも、他方の成分(A2)が、少なくとも1種のカルボニル化合物
を含有することを特徴とする繊維を染色するための薬剤。 - 【請求項2】 前記式(I) のエナミン又はその塩が、下記式(II)〜(IX)の化合物
: 【化2】 〔上式にて、Xは、2つのC1〜C4‐アルキル基又は、1つのC1〜C4‐ア
ルキル基と1つのヒドロキシ基によって置換された炭素原子、硫黄原子、アルキ
ル化された又はアルキル化されていない窒素原子、又は酸素原子であり、R2は
、直鎖又は分枝のあるC1〜C8‐アルキル基、直鎖又は分枝のあるC1〜C8
‐ヒドロキシアルキル基又は、C1〜C8‐アルコキシアルキル基であり、この
際、アルキル鎖の炭素原子間に酸素原子が存在しても良く、R5とR6は、独立
して別々に、水素、直鎖又は分枝のあるC1〜C4‐アルキル基、直鎖又は分枝
のあるC1〜C4‐ヒドロキシアルキル基、ヒドロキシ基、メトキシ基、アミノ
基、ジアルキルアミノ基又はハロゲン原子であり、A- は、クロリド、ブロミド
、ヨージド、ハイドロゲンスルフェート、モノメチルスルフェート、スルフェー
ト、ヘキサフルオロ‐ホスフェート、ヘキサフルオロアンチモネート、テトラフ
ルオロボレート、テトラフェニルボレートである〕 から選ばれたものであることを特徴とする請求項1に記載の薬剤。 - 【請求項3】 前記式(II)〜(IX)のエナミンが、3‐エチル‐2‐メチレンベン
ゾチアゾリン、2‐メチレン‐1,3,3‐トリメチル‐インドリン、1,2,
3,3‐テトラメチル‐3H‐インドリニウム‐クロリド、1,2,3,3‐テ
トラメチル‐3H‐インドリニウム‐ブロミド、1,2,3,3‐テトラメチル
‐3H‐インドリニウム‐ヨージド、1,2,3,3‐テトラメチル‐3H‐イ
ンドリニウム‐スルフェート、1,2,3,3‐テトラメチル‐3H‐インドリ
ニウム‐ハイドロゲンスルフェート、1,2,3,3‐テトラメチル‐3H‐イ
ンドリニウム‐メチルスルフェート、1,2,3,3‐テトラメチル‐3H‐イ
ンドリニウム‐ヘキサフルオロ‐ホスフェート、1,2,3,3‐テトラメチル
‐3H‐インドリニウム‐ヘキサフルオロ‐アンチモネート、1,2,3,3‐
テトラメチル‐3H‐インドリニウム‐テトラフルオロボレート、5‐クロロ‐
1,3,3‐トリメチル‐インドリン又はこれらの塩類、1‐(2‐ヒドロキシ
エチル)‐3,3‐ジメチル‐2‐メチレン‐インドリン又はこれらの塩類、1
,1,2,3‐テトラメチル‐1H‐ベンズ〔e〕インドリニウム‐クロリド、
1,1,2,3‐テトラメチル‐1H‐ベンズ〔e〕インドリニウム‐ブロミド
、1,1,2,3‐テトラメチル‐1H‐ベンズ〔e〕インドリニウム‐ヨージ
ド、1,1,2,3‐テトラメチル‐1H‐ベンズ〔e〕インドリニウム‐スル
フェート、1,1,2,3‐テトラメチル‐1H‐ベンズ〔e〕インドリニウム
‐ヘキサフルオロホスフェート、1,1,2,3‐テトラメチル‐1H‐ベンズ
〔e〕インドリニウム‐メチルスルフェート、1,1,2,3‐テトラメチル‐
1H‐ベンズ〔e〕インドリニウム‐ヘキサフルオロアンチモネート及び1,1
,2,3‐テトラメチル‐1H‐ベンズ〔e〕インドリニウム‐テトラフルオロ
ボレートから選ばれたものであることを特徴とする請求項2に記載の薬剤。 - 【請求項4】 前記カルボニル化合物が、バニリン(4‐ヒドロキシ‐3‐メト
キシベンズアルデヒド)、イソバニリン(3‐ヒドロキシ‐4‐メトキシベンズ
アルデヒド)、3,4‐ジヒドロキシ‐ベンズアルデヒド、4‐ヒドロキシベン
ズアルデヒド、3,5‐ジメトキシ‐4‐ヒドロキシ‐ベンズアルデヒド、4‐
ジメチルアミノベンズアルデヒド、4‐メチル‐5‐イミダゾール‐カルボキシ
アルデヒド、4‐ジメチルアミノ‐桂皮アルデヒド、4‐ヒドロキシ‐2‐メト
キシ‐ベンズアルデヒド、3,5‐ジメチル‐4‐ヒドロキシベンズアルデヒド
、4‐ジメチルアミノ‐2‐メトキシベンズアルデヒド、2‐ヒドロキシベンズ
アルデヒド、4‐ヒドロキシ‐1‐ナフト‐アルデヒド、4‐メトキシ‐1‐ナ
フトアルデヒド、4‐ジメチルアミノ‐1‐ナフトアルデヒド、4’‐ヒドロキ
シ‐ビフェニル‐1‐カルボアルデヒド、2‐ヒドロキシ‐3‐メトキシベンズ
アルデヒド、2,4‐ジヒドロキシベンズアルデヒド、3,4‐ジヒドロキシ‐
ベンズアルデヒド、2,5‐ジヒドロキシ‐ベンズアルデヒド、2,3,4‐ト
リヒドロキシベンズアルデヒド、3,4,5‐トリヒドロキシベンズアルデヒド
、2,4,6‐トリヒドロキシベンズアルデヒド、2,4‐ジメトキシベンズア
ルデヒド、2,3‐ジメトキシ‐ベンズアルデヒド、2,5‐ジメトキシ‐ベン
ズアルデヒド、3,5‐ジメトキシベンズアルデヒド、3,4‐ジメトキシベン
ズアルデヒド、インドール‐3‐カルボアルデヒド、ベンゼン‐1,4‐ジカル
ボアルデヒド、4‐エトキシベンズアルデヒド、2‐メチル‐1,4‐ナフトキ
ノン、4‐カルボキシ‐ベンズアルデヒド、4‐ヒドロキシ‐3‐メトキシ桂皮
アルデヒド、3,5‐ジメトキシ‐4‐ヒドロキシ‐桂皮アルデヒド、3‐メト
キシ‐4‐(1‐ピロリジニル)‐ベンズアルデヒド、4‐ジエチルアミノ‐3
‐メトキシベンズアルデヒド、1,2‐フタルジアルデヒド、ピロール‐2‐ア
ルデヒド、チオフェン‐2‐アルデヒド、チオフェン‐3‐アルデヒド、クロモ
ン‐3‐カルボキシアルデヒド、6‐メチル‐4‐オキソ‐1(4H)‐ベンゾ
ピラン‐3‐カルボアルデヒド、N‐メチルピロール‐2‐アルデヒド、5‐メ
チルフルフラール、6‐ヒドロキシクロメン‐3‐カルボキシアルデヒド、6‐
メチルインドール‐3‐カルボキシアルデヒド、4‐ジブチルアミノ‐ベンズア
ルデヒド、N‐エチルカルバゾール‐3‐アルデヒド、4‐ジエチルアミノ‐2
‐ヒドロキシベンズアルデヒド、3,4‐ジメトキシ‐5‐ヒドロキシベンズア
ルデヒド、5‐(4‐(ジエチルアミノ)フェニル)‐2,4‐ペンタジエナー
ル、2,3‐チオフェンジカルボキシ‐アルデヒド、2,5‐チオフェンジカル
ボキシアルデヒド、2‐メトキシ‐1‐ナフトアルデヒド、3‐エトキシ‐4‐
ヒドロキシベンズアルデヒド、2‐ニトロベンズアルデヒド、3‐ニトロ‐ベン
ズアルデヒド及び4‐ニトロベンズアルデヒドから選ばれたものであることを特
徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の薬剤。 - 【請求項5】 前記エナミン及び前記カルボニル化合物が、使用の準備ができた
染色剤中に、それぞれ0.01〜10重量%の量にて含有されていることを特徴
とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の薬剤。 - 【請求項6】 前記薬剤が、3〜11のpH値を有していることを特徴とする請
求項1〜5のいずれか1項に記載の薬剤。 - 【請求項7】 繊維を染色し、その後に脱色するための多成分‐キットであって
、前記キットが、請求項1〜6のいずれか1項に記載の染色剤Aと、脱色成分B
とを含み、この際、前記成分Bが、少なくとも1種の亜硫酸塩を含有することを
特徴とする多成分‐キット。 - 【請求項8】 前記亜硫酸塩が、亜硫酸アンモニウム塩、亜硫酸アルカリ塩、亜
硫酸アルカリ土類塩から選ばれたものであることを特徴とする請求項7に記載の
多成分‐キット。 - 【請求項9】 前記亜硫酸塩が、前記成分B中に0.1〜10重量%の総量にて
含有されていることを特徴とする請求項7又は8に記載の多成分‐キット。 - 【請求項10】 毛髪を一時的に染色するための方法であって、前記請求項1〜
6のいずれか1項に記載の薬剤を用いて毛髪を染色し、任意の後の時点で、当該
毛髪を、20〜50℃の温度にて5〜60分間の時間をかけて、亜硫酸塩を含有
する調合物を用いて処理することにより再び脱色することを特徴とする、毛髪を
一時的に染色するための方法。
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