JP2002531315A - 自転車等のハブ - Google Patents

自転車等のハブ

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JP2002531315A JP2000586529A JP2000586529A JP2002531315A JP 2002531315 A JP2002531315 A JP 2002531315A JP 2000586529 A JP2000586529 A JP 2000586529A JP 2000586529 A JP2000586529 A JP 2000586529A JP 2002531315 A JP2002531315 A JP 2002531315A
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    • B60B27/02Hubs adapted to be rotatably arranged on axle
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Abstract

(57)【要約】 ハブ軸と、転がり軸受によって前記ハブ軸に対して装着されたハブ体とを備え、前記転がり軸受が、それぞれ相互に対して所定の距離で配置されたころ本体を備える、特に自転車又は類似の装置のハブ。二つの近接して配置された転がり軸受を軸受に使用し、相互から狭い間隔で配置する。さらに、中心位置における中空ハブ軸の内径が外部区間におけるハブの外径より大きく、従って自転車のフレーム・ドロップアウトに挿入できるよう、中空のハブ軸を形成することが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、特に自転車に適するハブに関する。しかし、これが唯一の可能な使
用法ではなく、この種のハブは、例えば、車椅子、(自転車)トレーラ、及び他
の筋肉で駆動又は筋肉以外で駆動する車両及び装置にも使用することができる。
しかし、単純にするため、以下では本発明をその自転車での仕様に関連して記述
し、前記記述は決して使用法を制限するものと理解してはならない。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
ハブは、自転車のフレームを車輪と接続する働きをする。通常、ハブは静止軸
と、回転自在にこれに装着されたハブ体とを備え、ハブ体を車輪のリムに接続す
るために、ハブ体上にスポークを配置することができる。しかし今日では、前記
スポーク以外に、リムと接続するためにプラスチックの支持部を三つ又は四つし
か使用しない、又はカーボン・ディスクなどのディスクを使用する接続部の使用
が増加している。
【0003】 このようなハブに対する需要は、特に高性能スポーツ用品の分野で非常に多い
が、それのみに制限されるものではない。 一方で、自転車のハブは、例えば、オフロード走行中にマウンテンバイクに導
入されるような強度の力を確実に受けねばならず、他方で、ハブは、いわゆるレ
ーシングバイクなどに使用する場合に、可能な限り高速を達成できるため、可能
な限り少ない重量を特徴とするとよい。 さらに、ハブは長期間にわたっても確実に機能しなければならない。
【0004】 プロ及びセミプロの自転車競技の分野では、使用する度に、又はほぼ使用する
度に事前にこのようなハブを保守することが普通である。したがって、ハブは容
易に外し、再度組み付けられることも必要である。
【0005】 この数年間、長期にわたる自転車ツアーや、自転車と手荷物だけで辺鄙な国々
を探検したりすることの人気が高まっている。凸凹の大地やはっきりした道がな
い大地を長時間旅行することにより、また通常の摩耗や引裂きによりハブの部品
は損傷、劣化又は摩滅を示すことがある。
【0006】 この場合は、ハブを修理し、摩耗したエレメントを交換することが必要となる
。したがって、このようなハブのスペアパーツを容易かつ迅速に入手可能である
ことも必要である。
【0007】
【課題を解決するための手段】
したがって、本発明の課題は、上述した要件を満たし、信頼性の高い動作を提
供しながら、容易な分解及びそれと同時に軽量であることも特徴とする自転車用
ハブを提供することである。
【0008】 この課題は、請求項1、請求項2、請求項17及び請求項18の目的によって
、本発明に従って解決される。 本発明の好適な実施形態は従属請求項記載の発明の要旨を構成しているもので
ある。 本発明は、軽量で、高い作業確実性及び簡単に維持される耐久性を有する自転
車用ハブを提供する。
【0009】 本発明によるハブは、ハブ軸及びそれと同心円上に配置された中空のハブ体を
備え、これは、好適には、個々に釣り合った形状又は同一形状である少なくとも
二つの転がり軸受によって前記ハブ軸に対して回転自在に装着される。前記転が
り軸受のうち少なくとも二つは、相互に近接して配置される。前記少なくとも二
つの近接して配置される転がり軸受は、本質的に狭い空間で相互に並んで配置さ
れる。
【0010】 本明細書において、狭い空間とは、近接して配置された転がり軸受の間の距離
が、前記二つの転がり軸受のうち一方の軸方向の幅より小さいという意味である
。二つの転がり軸受間の軸距離は、前記軸受のうち一方の軸方向幅の半分より小
さいことが好ましく、前記距離は、前記転がり軸受のうち一方の軸方向幅の十分
の一より小さいことが特に好ましい。二つの転がり軸受は、本質的に相互に突き
当たるよう配置することが特に好ましい。
【0011】 本明細書において、本質的に相互に突き当てて配置するとは、両方の軸受が相
互に突き当たることが好ましく、また、軸受の相互の接触がいかなる追加の措置
によっても防止されないという意味である。
【0012】 軸受に使用する転がり軸受はころ本体を備え、各転がり軸受のころ本体は、相
互に対して所定の距離に配置される。市販の転がり軸受を使用することが好まし
い。
【0013】 本発明によるハブのさらなる実施形態では、ハブは中空のハブ軸、及び転がり
軸受によってこれに対して回転自在に装着されたハブ体を備える。それぞれの場
合に、転がり軸受は、以前の発明によるハブの実施形態と同様に、それぞれが相
互に対して所定の距離に配置されたころ本体を備える。さらに、このタイプのハ
ブには、自転車のフレーム・ドロップアウトに挿入するよう意図された第一の直
径区間を設ける。
【0014】 さらに、ハブ、特にハブ軸には第二の直径区間を配置し、これは本質的にハブ
軸の中心区間に配置されて、内径及び外径を備え、前記第二の直径区間の内径は
、前記第一の直径区間の外径と等しいか、それよりも大きい。
【0015】 本発明によるハブの別の実施形態では、ハブは中空のハブ軸を備え、これは従
来のハブ軸と異なり、内径に対する外径の比率が小さい、あるいは肉厚が比較的
薄くなるように形成される。この実施形態は、その上、ハブ軸に対してハブ体を
担持するために転がり軸受を使用し、前記転がり軸受は、相互に対して所定の距
離で配置されたころ本体を備える。ハブの中央にある中心区間における中空ハブ
軸の肉厚は、0.5mmと3mmの間、好適には、1mmと2.5mmの間、特
に好適には、1.7mmと2.3mmの間であり、好適には、約2mmである。
【0016】 本発明によるハブは、多くの利点を有する。 それぞれの場合に相互に対して所定の距離に配置された複数のころ本体を備え
、工業生産され、あるいは市販された転がり軸受を使用することにより、転がり
軸受を使用し、それによって本発明のハブに高度に達成される信頼性及び耐久性
を提供することができる。
【0017】 特に市販された工業生産の転がり軸受を使用することにより、摩耗した、又は
不良の転がり軸受の交換が非常に単純になる。というのは、例えばDIN又はI
SO又は類似の規格により標準化された軸受を使用すると、このような軸受を短
期間に世界中で入手可能だからである。したがって、転がり軸受の交換は、最寄
りの自転車販売店又は自転車ディーラーの在庫に適正な軸受がない場合でも、最
短の時間枠で実行することができる。
【0018】 二つの近接する、好適には直に隣接する転がり軸受、最も好適には相互に突き
当たって配置された転がり軸受によってハブ軸に対してハブ体を担持すると、各
軸受が受けるべき負荷が小さくなり、したがって必要な空間が小さくなることを
特徴とする、より小さい外形寸法を有する転がり軸受を使用できるので、特に有
利である。今日までに普通に実践されていたように一つだけを使用するのではな
く、二つの転がり軸受を使用することにより、同じ程度の耐久性及び負荷容量を
維持しながら、構造及び材料の体積を減少させることが可能である。
【0019】 自転車のフレーム・ドロップアウトに挿入するよう意図された第一の区間のハ
ブの外径が、本質的にハブ軸の中心区間に配置される第二の直径区間の内径断面
より大きい中空のハブ軸を有するハブは多くの利点を有する。
【0020】 従来の中空のハブ軸と異なり、本発明による中空のハブ軸は、特に大きい内径
を備え、これによってハブ軸全体を特に薄く、あるいは肉薄に形成することがで
きる。
【0021】 中空のハブ軸に関してさらなる他の実施形態では、ころ本体を有する転がり軸
受を同様に使用し、これによって各転がり軸受のころ本体を、相互に対して所定
の距離で整列させる。
【0022】 ハブ軸の剛性及び安定性は、質量又は体積、あるいは使用する材料ばかりでな
く、分布した幾何学的配置構成にも依存する。ハブの曲げ強さは、直径の増加と
ともに向上する。半径方向で外側にある方の区間は、過度に比例して曲げ強さに
寄与する。したがって、本発明によるハブは、その大きい外径と薄い肉厚との組
合せにより、少ない材料の使用量で、したがって少ない重量で高い曲げ強さが達
成されるので、特に有利である。
【0023】 上述した形状全てのさらなる好適な実施形態も、以上で述べたような形状の一
つ又は全てを使用できることに留意されたい。
【0024】 上述したような形状の一つ又は幾つかによる本発明のハブのさらなる好適な実
施形態では、ハブは、さらに、回転子を備え、これには少なくとも一つ、好適に
は、最大で10個以上の歯車が配置され、少なくとも一つの転がり軸受によって
ハブ軸に対して回転自在に装着され、前記回転子と前記ハブ体との間に配置され
たフリーホイール装置を備える。
【0025】 この実施形態は、これが、通常は、被動側の車輪であるので、特に自転車の後
輪に使用される。しかし、最新の技術では、被動側が前輪である自転車も知られ
、本発明によるハブのこの実施形態は、言うまでもなくこのような前輪にも適し
ている。
【0026】 本発明によるこのようなハブを駆動側ハブ、あるいは後輪ハブとして使用する
と、最新技術で知られているように転がり軸受を一つだけ使用するのではなく、
二つの近接して配置された転がり軸受を使用するので、後輪の材料使用量又は構
造的体積を減少させることができ、従って重量が節約されるので、多くの利点を
有する。
【0027】 本発明による中空のハブ軸を使用すると、従来のハブと比較して重量を節約す
ることもできる。
【0028】 前述したような全ての形状のさらなる好適な実施形態では、転がり軸受は、個
々の転がり軸受のころ本体が保持されるか、所定の距離で配置される軸受保持器
を備える。前記軸受保持器は、プラスチック又は金属で作成することが好ましい
【0029】 さらなる好適な実施形態では、転がり軸受は追加的に内輪、又は外輪を備え、
一つの内輪及び一つの外輪が特に好ましい。
【0030】 内輪及び外輪を有する転がり軸受を使用すると、一つ又は幾つかのころ本体が
摩耗又は劣化した場合に、転がり軸受全体を簡単に交換できるので、特に有利で
ある。
【0031】 従来の自転車のハブでは、ハブ軸の錐形区間が往々にして、ころ本体の内側レ
ース表面として働き、外側レース表面がハブ体に形成される。通常の摩耗及び引
裂き、有効寿命の超過、又は異物又は埃の侵入により、ころ本体が破壊され、従
来のこのタイプのハブでは、ハブ軸及びハブ体の内側及び/又は外側レース表面
にかじり又は他の損傷が発生して、その結果、ハブ全体が使用不可能になること
がある。このような損傷は、内輪及び外輪を有する転がり軸受を使用すると回避
される。
【0032】 本発明による自転車用ハブの好適な実施形態では、溝付き転がり軸受、又は針
状ころ軸受を転がり軸受として使用し、これにより使用される軸受は、埃又は水
に対するシールを備えることが好ましく、保守不要であることが特に好ましい。
【0033】 本発明によるハブの信頼性及び操作の容易性が特に高くなり、軸受の有効寿命
が長くなるのは、特に、密封して保守不要の軸受を使用した場合であるので、こ
のタイプの実施形態は特に有利である。
【0034】 最初に述べたような本発明のハブの実施形態によると、ハブ軸に対してハブ体
を担持するために二つの近接する転がり軸受を使用する場合、釣り合った溝付き
転がり軸受、特に構造的に同一の溝付き転がり軸受を使用することが特に好まし
く、特に後輪ハブでは、ハブ体に対して回転子を支持するために針状ころ軸受も
使用することができる。この場合、前記針状ころ軸受は、半径方向の全体的構造
の高さ、したがって総重量を可能な限り少なく維持するよう、内輪又は外輪を一
つのみ、又は針状リングを一つのみ備えることが好ましい。
【0035】 さらなる可能な実施形態に関する限り、特に軸受の形状に関して、本出願と同
じ日付でドイツ特許庁に出願され、フリーホイール・ハブについて記載した同じ
出願人の並行出願(代理人ファイル番号4571P197)を参照されたい。そ
の記述、図及び内容全体は、本出願の開示に組み込まれる。
【0036】 本発明によるハブのさらなる好適な実施形態では、転がり軸受の少なくとも一
つ、及び特にハブ体及び/又は回転子を支持する転がり軸受の一つが、浮動軸受
として、特に軸方向に浮動する軸受として装着される。前記浮動軸受の取付け精
度は、0.02mmと0.5mmの間、好適には、0.05mmと0.15mm
の間、特に好適には、約0.1mmである。二つの近接する転がり軸受、又は溝
付き玉軸受を、それぞれの場合に支持を提供するため使用する場合は、ハブ体を
担持する二つの外側の転がり軸受は、浮動状態で装着された軸受であることが特
に好ましいが、とくにそれに制限されない。
【0037】 さらに、軸受は、一方側にのみ軸方向に浮動する軸受として装着することも可
能である。後輪ハブでは、被動側でないのはハブの側であることが好ましい。
【0038】 浮動軸受として軸受を装着しない場合、ハブ体、回転子又はハブ軸に軸受を圧
入する間に、装着した状態で維持される(わずかな)歪みが生じることがある。
特に後輪ハブでは、個々の軸受が歪むと、回転子がわずかな角度のずれを呈する
ことがあり、これはチェーンの変位につながる。したがって、ハブ中心から最も
遠位側に位置する本発明のハブの軸受は、浮動軸受として装着することが好まし
い。
【0039】 好適には、ハブ軸は、本質的に円筒形の形状で、その外面が二つの環状又は半
円錐形のボスを備えることができ、これは各々がハブ中心から逸れた方向の側部
に止め部を有することが好ましい。前記後者の止め部は、ハブ軸に対してハブの
左側及び右側で転がり軸受を軸方向に固定する働きをする。
【0040】 本発明によるハブのさらなる実施形態は、同じ出願人により1997年7月2
2日にドイツ特許庁に出願されたドイツ特許出願第19731451.1号又は
1998年10月15日にドイツ特許庁に出願されたドイツ特許出願第1984
7673.6号に記載されたような特徴を含む。したがって、前記出願の内容は
、本出願の開示に組み込まれる。
【0041】 本発明によるハブは、埃又は水及び他の汚染物質がハブ体の内部に侵入するの
を防止するため、密封手段を備えることが好ましい。
【0042】 後輪ハブとしての実施形態では、回転子とハブ軸の間に少なくとも一つのさら
なる密封手段を、回転子とハブ体との間に一つを配置することが好ましい。この
密封手段の特殊な形状は、上述したドイツ特許第19731451.1号又はド
イツ特許第19847673.6号に記載の記載の通り、又は同じ出願人が本出
願と同じ日付でドイツ特許庁に出願した出願(代理人ファイル番号4571P1
97)の記載の通りに実現することが好ましい。
【0043】 前記密封手段のうち少なくとも一つのラビリンス・シールの下流に、エラスト
マ・シールを配置することが好ましい。
【0044】 このようなタイプの密封手段の実施形態は、特に二つの、特に異なる密封要素
を直列に配置した場合に、極めて高い密封効果が達成されるので、特に有利であ
る。
【0045】 本発明によるハブのさらなる好適な実施形態では、ハブは、本質的に工具を使
用せずに手作業で分解することができる。さらに、回転子は、同様に、本質的に
工具を必要とせず手作業で除去、あるいは外すことができる。
【0046】 このタイプの形状は、特に高性能スポーツ車ではハブの頻繁なクリーニング及
び保守が必要であるので、特に有利である。本発明によるハブは、容易に外され
、ラチェット・フリーホイールを使用している場合はラチェット爪、又は玉軸受
の玉など、不可欠な部品が外す間でもハブから落下しないよう構成することが好
ましい。
【0047】 ハブ軸の少なくとも一方端、好適には、両端に、特に簡単に外せるよう、ハブ
軸にねじ込むか、ハブ上に滑らせることができる右側又は左側アダプタ・リング
を個々に配置する。
【0048】 本発明によるハブを駆動ハブ、又は後輪ハブとして使用すると、フリーホイー
ル装置が、本質的にハブ軸と同心円上に配置した二つの歯車リングを備えること
ができ、これにより各々の場合で前記歯車リングが歯付き表面を有する。
【0049】 前記二つの歯車リングの歯付き表面は、プレテンション装置によって相互に押
しつけられ、少なくとも一方の歯車リング又は両方の歯車リングが浮動歯車リン
グのままであり、従ってハブ軸の中心線に対して直角に通る面に対して、少なく
とも一つの歯車リングを傾斜させることが可能である。
【0050】 この種のフリーホイール装置は、既に、同じ出願人の上述したドイツ特許出願
第19847673.6号又はドイツ特許出願第19731451.1号に記載
されている。したがって、本明細書ではそれについて詳述しない。
【0051】 後輪に使用する本発明のハブのさらなる好適な実施形態では、フリーホイール
装置は、少なくとも一つ、好適には、二つ、三つ又は四つのラチェット爪を備え
、これはラチェット担持装置の周辺に沿って対称に配置することが好ましく、回
転子のトルクをハブ体に伝達するため、回転子の内周面の窪み、溝又は網目と係
合することが好ましい。
【0052】 ハブ体及び/又はハブ軸は金属で作成することが好ましく、特にアルミニウム
などの軽金属又は軽金属合金から作成することが好ましい。回転子は、同様に金
属から作成し、アルミニウム合金から、特に応力負荷が高い場合は鋼鉄から作成
することが好ましい。
【0053】
【発明の実施の形態】
次に、本発明のさらなる利点、特徴及び可能な用途について、実施形態に関し
て、図面を参照しながら説明する。
【0054】 特に前輪用に設計された本発明のハブ3aの第一の実施形態について、図1及
び図2に関して説明する。ハブ3aは、ハブ軸4a及びハブ体1aを備える。 (図1の配列による)ハブ3aの左側には、ハブ軸3aに対してハブ体を回転
自在に担持するため、二つの構造的に等しい溝付き玉軸受2が直に隣接して配置
される。
【0055】 ハブ中心のより内側に配置された玉軸受2は、ハブ体1aの左端にある止め部
36によって、及びより大きい直径を有するハブ37の区域にあるハブ軸の止め
部35によって右側に固定される。
【0056】 上記の前記玉軸受2の左側に配置された玉軸受2は、取付精度が約0.1mm
で軸方向に浮動する状態で装着された軸受である。玉軸受2は、保守不要である
ように設計され、埃及び水に対するシールを備える。これは市販され、高級又は
最高級の標準化された軸受であり、非常に多様な数の軸受目的のために工業生産
されているので、往々にして工業用軸受とも呼ばれる。
【0057】 玉軸受2の左側、つまりハブ中心から遠い方で、左側アダプタ・リング13を
ハブ軸4aの端部上に滑動させ、前記リングは、本質的に回転対称になるよう設
計される。前記アダプタ・リングは、外側で、ハブのこの側のハブ体を終了させ
る。V字形の断面を有する環状シールを、ハブ中心に面する側に位置する円筒形
の端区間で、アダプタ・リングの外面に配置する。二つのシール壁の間にあるV
字形の開口は、本質的に半径方向外側に面する。
【0058】 V字形のシール18を、左側アダプタ・リング13とハブ体1aの左端区間と
の間に配置する。側部をハブ中心に面して配置されたシール18のシール壁が、
ハブ体1aの左端区間にある周辺溝と滑動接触し、したがって外側から進入する
埃又は水が玉軸受2の軸受区間に到達することができない。
【0059】 シール18の第二のシール壁の半径方向は、ハブ体1aより前で終了し、した
がって軸方向に延在する小さいスロットは、シール18の第一のシール壁と左端
区間のハブ体1aとの間で半径方向を維持し、ある種の上流のラビリンス・シー
ルを形成する。
【0060】 可撓性材料で作成したOリング16を受けるため、右端区間でアダプタ・リン
グ13の内周表面に周方向の溝を設ける。前記Oリング16は、左アダプタ・リ
ング13に対してハブ軸4aを密封し、左アダプタ・リング13が軸方向に変位
しないよう、追加的に固定する。
【0061】 本発明によるハブ3aの両側は、本質的に対称形に形成される。右手側には、
左アダプタ・リング13と構造的に等しい右アダプタ・リング12を配置する。
同じ方法で、ハブ軸4aに対してハブ体を回転自在に担持するため、ハブ軸4a
の右手区間に二つの等しい玉軸受2を配置する。
【0062】 ハブ中心に向かって位置合わせされ、ハブ4aの右手側にある玉軸受2の内側
レース表面を有する内輪は、ハブ軸4aの軸方向ボスの区間にある止め部35に
よって軸方向に支持され、前記玉軸受の外側レース表面を有する外輪は、ハブ体
1aの止め部38によってハブ中心に向かって軸方向に支持される。
【0063】 本発明によるハブ軸4aの内径41は約12mmであり、個々のアダプタ・リ
ングの端区間にある左、又は右アダプタ・リング12、13の外径38より大き
く、前記アダプタ・リングは、ハブをフレーム又はフォーク内でそれぞれ維持す
るため、自転車のフレーム・ドロップアウトに挿入するよう設けられる。
【0064】 図2は、図1による実施形態の本発明のハブ軸4aを通る断面図を示す。ハブ
軸4aは、本質的に円筒形に形成され、区間、又は右又は左端区間付近に配置さ
れ、直径が大きくなり、ハブ中心から逸れた方向の側で突然に減少する止め部3
5を有するカラー37を備える。
【0065】 本発明によるハブ軸の内径41は12mmであり、直径は最小で少なくとも1
1.8mmでよいが、最大で12mmを超えてはならない。外径42は15mm
であり、玉軸受が配置される端区間の公差は15μm未満である。ハブ軸4aの
最大直径43は、前輪ハブでは17.5mm、後輪ハブでは18.5mmである
【0066】 次に、本発明による後輪ハブ4bについて、図3及び図4に関連して説明する
。 ハブ3bはハブ軸4b、ハブ体1b、フリーホイール装置6、8及び回転子5
を備える。
【0067】 自身上に圧入又は配置されたローレット・ディスク17を有する右アダプタ・
リング12が、ハブ3bを右側で終了させ、左側には左アダプタ・リング13が
配置される。図1及び図2に関して本発明のハブ3aで既に述べたように、アダ
プタ・リング12、13はそれぞれ、シール18及びOリング16を備える。
【0068】 ハブ体1bは、ハブの左端区間に配置された溝付き玉軸受2によって、及びハ
ブ体1bの右端区間に配置された二つの溝付き玉軸受30によって、ハブ軸4b
に対して回転自在に装着される。
【0069】 フリーホイール装置は、ハブ軸4bに対して同心円上に配置された二つの歯車
リング6を備え、前記歯車リングは、ばね8によって相互に押しつけられる。前
記ばね8は、それと同時に、歯車リング6に浮動状態での支持を提供する働きも
し、したがってこれがハブ軸の軸方向中心線に対して直角の面に対して傾斜でき
るようにする。
【0070】 それでも、前記歯車リングの一方のみを、歯車リングに浮動状態で装着するこ
とも可能である。浮動状態で装着される一つ又は二つの歯車リングを有するこの
ようなフリーホイール装置の形状及び機能的特徴に関する詳細な記述は、上述し
たドイツ特許出願第19847673.6号及び第19731451.1号で提
供され、本明細書ではそれを参照する。特に、フリーホイール装置の詳細な形状
については、ドイツ特許出願第19847673.6号の図1、図4a、図4b
、図5a、図5b、図5cを参照し、したがって本明細書では同じことを繰り返
さない。
【0071】 ハブ中心に向かって配置された歯車リング6は、好適には、硬化鋼で作成した
ハブ体1bにねじ込むねじ7によって囲まれる。 回転子は、二つの溝付き玉軸受2によってハブ軸に対して回転自在に装着され
、これによりスペーサ・チューブ11を前記溝付き玉軸受2間に配置する。回転
子の内周面は、中心区間に溝を備え、その中にロック・リング10を配置する。
【0072】 カバー・ディスク14を、右アダプタ・リング12と回転子の間に配置する。 水及び埃が前記ハブの内部に侵入するのを防止するため、ハブ中心に向かって
配向された回転子5の端区間で、回転子5とハブ体1bとの間にシール9を配置
する。
【0073】 本発明によるハブ軸4aの内径51は約12mmであり、左又は右のアダプタ
・リング12、13の外径38より大きい。
【0074】 図4は、ハブ軸4bの断面図を示す。ハブ軸4bは、本質的に円筒形の形状で
あり、直径が拡大した二つの区間、あるいはカラー37を備える。
【0075】 ハブ軸4bの内径51は、ハブ軸4aの内径41に対応し、ハブ軸4bの外径
52は、ハブ軸4aの外径42に対応する。肉厚54は3mmであり、ハブ軸4
aの肉厚44と等しい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による前輪用ハブの実施形態の断面図である。
【図2】 図1による実施形態のハブ軸を通る断面図である。
【図3】 本発明による後輪用ハブのさらなる実施形態の断面図である。
【図4】 図3による実施形態のハブ軸を通る断面図である。
【符号の説明】
1a,1b ハブ体 2 溝付き玉軸受 3a,3b ハブ 4a,4b ハブ軸 5 回転子 6 歯車リング 7 ねじ 8 ばね 9 シール 10 ロック・リング 11 スペーサ・チューブ 12,13 アダプタ・リング 14 カバー・ディスク 16 Oリング 17 ローレット・ディスク 18 シール 19 取付けディスク 30 溝付き玉軸受 35,36 止め部 37 ハブ(隆起) 37 カラー(リング) 38,41,42,43 直径 44 肉厚 51,52 直径 54 肉厚

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特に自転車及び類似の装置のハブであって、 ハブ軸と、 少なくとも二つの転がり軸受によって前記ハブ軸に対して回転自在に装着され
    たハブ体とを備え、 前記転がり軸受の少なくとも二つが、本質的に狭い間隔で相互に近接して配置
    され、 前記転がり軸受がそれぞれ、相互に対してそれぞれ所定の距離に配置されたこ
    ろ本体を備えるハブ。
  2. 【請求項2】 特に自転車及び類似の装置のハブであって、 中空のハブ軸と、 転がり軸受によって前記ハブ軸に対して回転自在に装着されたハブ体とを備え
    、 前記転がり軸受がそれぞれ、相互に対してそれぞれ所定の距離に配置されたこ
    ろ本体を備え、 前記ハブ軸が、自転車のフレーム・ドロップアウトに挿入するよう設けた第一
    の直径区間を備え、 前記ハブ軸が、さらに、本質的にハブ軸の中心区間に配置された第二の直径区
    間を備え、前記第二の直径区間が外径及び内径を備え、前記第二の直径区間の内
    径が、例えば、前記第一の直径区間の外径と等しい、又はそれより大きいハブ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のハブにおいて、特に自転車の後輪及び
    類似の装置用であって、さらに、 少なくとも一つの転がり軸受によって、前記ハブ軸に対して回転自在に装着さ
    れた回転子と、 前記回転子と前記ハブ体との間に配置されたフリーホイール装置とを有するハ
    ブ。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3の何れか一項記載のハブにおいて、軸受保
    持器を有する全転がり軸受のころ本体が、所定の距離で配置されることを特徴と
    するハブ。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4の何れか一項記載のハブにおいて、前記転
    がり軸受が、溝付き玉軸受及び/又は針状ころ軸受であり、好適には、埃及び/
    又は水に対するシールを備え、特に保守不要であることが好ましいことを特徴と
    するハブ。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5の何れか一項記載のハブにおいて、前記転
    がり軸受の少なくとも一つ、好適には、前記転がり軸受の二つ以上、特に好適に
    は、前記ハブ体を担持する二つの外側の軸受が、浮動軸受として装着され、前記
    浮動軸受の取付け精度が0.02mmと0.5mmの間、特に好適には、0.0
    5mmと0.15mmの間であることを特徴とするハブ。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6の何れか一項記載のハブにおいて、前記中
    空ハブ軸が本質的に円筒形の形状であり、前記中空ハブ軸の外面が、前記転がり
    軸受の一つの直接突き当たる少なくとも一つの止め部を備えてもよいことを特徴
    とするハブ。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7の何れか一項記載のハブにおいて、前記ハ
    ブが本質的に、工具を使用せずに手作業で取り外し可能であることを特徴とする
    ハブ。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし8の何れか一項記載のハブにおいて、前記回
    転子が、本質的に、工具を使用せずに(手作業で)除去又は抽出できることを特
    徴とするハブ。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし9の何れか一項記載のハブにおいて、右又
    は左のアダプタ・リングが前記中空ハブ軸の少なくとも一方端、好適には、両端
    に配置され、前記ハブ軸にねじ込まれるか、その上を滑動することを特徴とする
    ハブ。
  11. 【請求項11】 請求項1ないし10の何れか一項記載のハブにおいて、前
    記ハブ軸と前記ハブ体との間に少なくとも一つの密封手段を配置することを特徴
    とするハブ。
  12. 【請求項12】 請求項1ないし11の何れか一項記載のハブにおいて、前
    記フリーホイール装置が、本質的に前記ハブ軸と同心円上に配置された二つの歯
    車リングを備え、その歯付き表面が、プレテンション装置によって相互に向かっ
    て押しつけられ、それによって一方又は両方の歯車リングが浮動歯車リングとし
    て保持されることを特徴とするハブ。
  13. 【請求項13】 請求項1ないし12の何れか一項記載のハブにおいて、前
    記フリーホイール装置が一つ、好適には、二つ、三つ又は四つのラチェット爪を
    備えることを特徴とするハブ。
  14. 【請求項14】 請求項1ないし13の何れか一項記載のハブにおいて、前
    記回転子と前記ハブ体との間に少なくとも一つの密封手段を配置することを特徴
    とするハブ。
  15. 【請求項15】 請求項1ないし14の何れか一項記載のハブにおいて、少
    なくとも一つの密封手段が、少なくとも一つのエラストマ密封要素を備えること
    を特徴とするハブ。
  16. 【請求項16】 請求項1ないし15の何れか一項記載のハブにおいて、少
    なくとも一つの密封手段が少なくとも一つのラビリンス・シールを備えることを
    特徴とするハブ。
  17. 【請求項17】 特に自転車及び類似の装置用の車輪であって、請求項1な
    いし請求項16の何れか一項記載のハブを有する車輪。
  18. 【請求項18】 多輪サイクル、好適には2輪サイクル、好適には自転車で
    あって、請求項1ないし請求項16の何れか一項記載のハブを少なくとも一つ有
    する多輪サイクル、好適には2輪サイクル、好適には自転車。
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