JP2002530215A - 選択的に開口されたウエブ材料を生成するプロセスおよび装置 - Google Patents

選択的に開口されたウエブ材料を生成するプロセスおよび装置

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、ウエブ材料を選択的に開口する方法を提供する。ウエブ材料は、複数の領域に沿って脆弱化され、脆弱化された領域に含まれるウエブ材料の少なくとも一部分が取除かれる。こうしてウエブ材料において複数の開口部が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の属する技術分野 本発明は、開口された(開口部をもつ、apertured)ウエブ材料、開口された
ウエブ材料を生成する方法、および開口されたウエブ材料を生成する装置に関す
る。開口されたウエブ材料は、おむつ、失禁する者用ブリーフ、トレーニングパ
ンツ、生理用衣類、およびそれに類似するもののような使い捨て吸収剤に使用す
るのにとくによく適している。
【0002】 従来の技術 ウエブ材料、例えば不織布ウエブ、フィルム、およびそれに類似するものは、
1回または数回の使用後に捨てられるように、製品および製品の構成要素として
廉価に製造されると考えられる。このような製品を代表するものには、使い捨て
吸収物品、例えばおむつ、失禁する者用ブリーフ、トレーニングパンツ、生理用
衣類、およびそれに類似するものがある。
【0003】 幼児および他の失禁する者は、尿および他の身体からの滲出物を受入れて、封
じ込めるおむつのような使い捨て吸収物品を着用している。吸収物は、排出され
た物質を封じ込め、排出された物質を着用者の身体および着用者の衣類並びに就
寝用の衣服から隔離するように機能する。
【0004】 一般的な吸収物は、液体透過性トップシート、トップシートに接合された液体
不透過性バックシート、およびトップシートとバックシートとの間に位置する吸
収性コアを含む。ウエブ材料は液体透過性であり、皮膚に安心な表面を備えてい
るので、しばしばトップシートとして使用される。しかしながら、一定の使用に
おいて、身体の滲出物がときどきウエブ材料に引っかかるかまたは絡みつくとき
、ウエブ材料はトップシートとしてそれほど十分によく機能する訳ではなく、し
たがって着用者の皮膚に接触して封じ込められることになる。上述の問題に対す
る1つの解決案では、ウエブ材料内に開口部を用意して、身体の滲出物がウエブ
材料を通って、その下の吸収性コアへ透過し易くする。
【0005】 不都合なことは、開口されたウエブ材料を形成するために使用される一定の技
術は、コスト高であるか、着用者の皮膚に望ましくないざらざらした感触を生成
するか、または、開口されたウエブ材料が使い捨て吸収物品上のトップシートと
して使用されるときにとくに、引き裂かれることがある。
【0006】 従来技術のウエブ材料の問題を克服するために、選択的に開口された不織布の
ウエブを製造するプロセスはPCT第WO97/11662号に教示されている。このプロ
セスにおいて、不織布のウエブは複数の領域において脆弱化されており(weaken
ed)、不織布ウエブに張力が加えられると、不織布は複数の脆弱化された領域に
おいて裂け、不織布内の脆弱化された領域と一致するところに複数の開口部を生
成する。したがって、このプロセス中に不織布から材料は取除かれない。
【0007】 本発明は、脆弱化された領域からウエブ材料を取除くことによって開口された
ウエブ材料を生成する別のプロセスを提供する。本発明はさらに、開口されたウ
エブ材料を生成する装置、および該開口されたウエブ材料を含む使い捨て可能な
吸収物を提供する。
【0008】 発明が解決しようとする課題 本発明は、ウエブ材料に選択的に開口するプロセスを提供する。プロセスは、
ウエブ材料を用意する段階と、前記ウエブ材料の複数の領域を選択的に脆弱化す
る段階と、ガスの吹き込みおよび抜き取りのグループから選択した技術を使用し
て前記脆弱化された領域内に含まれるウエブ材料の少なくとも一部分を取除く段
階とを含む。
【0009】 本発明の別の態様は、ウエブ材料に選択的に開口する装置を提供することであ
る。装置は、ウエブ材料供給手段、前記ウエブ材料の複数の領域を選択的に脆弱
化するためのウエブを脆弱化する手段、および前記脆弱化された領域に含まれる
前記ウエブ材料の少なくとも一部分を取除くウエブ除去手段を含む。
【0010】 本発明の別の目的は、本発明のプロセスにしたがって製造された選択的に開口
されたウエブ材料を含む吸収物品を提供することである。
【0011】 本明細書が、本発明を構成していると考えられる対象事項をとくに指摘し、別
個に権利を主張する特許請求の範囲を決定するが、本発明は、添付の図面に関連
している次の記述からよりよく理解されると考えられ、なおここでは実質的に同
じ要素を示すのに同じ参照符号を使用している。
【0012】 発明の実施の形態 図1を参照すると、例えば、使い捨て吸収物品上のトップシートとして使用す
るのに適したウエブ材料に選択的に開口するプロセスを参照符号100で実質的に
示している。
【0013】 ここで使用されているように、“ウエブ材料(web material)”という用語は
、熱可塑性材料から生成されたシート状材料、または2以上のこのようなシート
状材料を含む複合体またはラミネートを意味する。例えば、ウエブ材料は繊維質
ウエブ、非繊維質ウエブ、またはそれに類似するものであってもよい。本発明に
適したウエブ材料は本質的に二次元であり、すなわちウエブ材料の厚さはその長
手方向および横方向の寸法よりも相当に短い。さらに加えて、ウエブ材料の横断
方向の寸法は、長手方向の寸法よりも相当に短い。長手方向の寸法は横方向の寸
法の100のファクタだけ(by a factor of 100、何百倍となっている)越えて
いることが好ましく、本発明のウエブ材料の長手方向の寸法は本質的に無限であ
ることが最も好ましい。
【0014】 ここで使用されているように、“繊維質ウエブ”という用語は、不織布ウエブ
、織布ウエブ、編物、またはそれに類似するもののような中間に置かれた個々の
熱可塑性の繊維またはスレッドの構造をもつウエブを指している。本発明の繊維
質ウエブは吸収性または非吸収性、液体透過性または液体非透過性であってもよ
い。
【0015】 ここで使用されているように、“非繊維質ウエブ(non-fibrous web)”とい
う用語は、フィルムのような均一構造をもつウエブを指しており、熱可塑性材料
から生成される。
【0016】 本発明のプロセスにしたがって、開口部をもたないウエブ材料がこのプロセス
に供給される。本発明の1つの実施形態では、供給ロール104がそれと関係して
いる矢印によって示されている方向に回転するとき、開口部をもたないウエブ材
料102は供給ロール104から巻き出され、それと関係している矢印によって示され
る方向に移動する。その代わりに、ウエブ材料102は、例えば、既知のメルトブ
ローイングプロセスまたは既知のスパンボンデッディングプロセスのような既知
の不織布抽出プロセスによってオンラインで形成され、最初に供給ロール上で接
着されるか、または蓄積(store)されるか、あるいはこの両者が行われること
なく、ニップ106を通って直接に送られる。
【0017】 本発明の1つの実施形態では、ウエブ材料は不織布ウエブである。ここで使用
されているように、“不織布(nonwoven)ウエブ”という用語は、個々の熱可塑
性の繊維またはスレッドが間に不規則に非反復的に挿入されている構造をもつウ
エブを指している。不織布ウエブ102は延伸性であっても、弾性であっても、ま
たは非弾性であってもよい。不織布ウエブ102はスパンボンデッドウエブ(spunb
onded web)、メルトブローンウエブ(meltblown web)、またはボンデッドカー
デッドウエブ(bonded carded web)であってもよい。不織布ウエブがメルトブ
ローン繊維のウエブであるときは、不織布ウエブにメルトブローンのマイクロフ
ァイバを含んでもよい。不織布ウエブ102は、例えばポリオレフィンのようなポ
リマを形成している繊維から生成することができる。ポリオレフィンの例には、
ポリプロピレン、ポリエチレン、エチレンコポリマ、ポリピレンコポリマ、ブテ
ンコポリマ、ポリアミド、バイコンポネント、ポリエチレン−テレフタル酸塩、
およびその組み合わせ、およびそれに類似するものがある。別の実施形態では、
不織布は多層形のウエブであり、例えばその第1のカーデッドウエブ(carded w
eb)は平方メートル当り5ないし100グラム、好ましくは平方メートル当り5
ないし60グラムの斤量量をもち、第2のカーデッドウエブは平方メートル当り
5ないし100グラム、好ましくは平方メートル当り5ないし60グラムの斤量
量をもつものであってもよい。別の実施形態では、不織布ウエブ102は、例えば
スパンボンデッドウエブの少なくとも1つの層を、少なくともメルトブローンウ
エブ、ボンデッドカーデッドウエブ、または他の適切な材料に接合した多層形材
料であってもよい。例えば、不織布ウエブ102は多層構造であって、平方メート
ル当り約5ないし約100グラムの斤量量をもつスパンボンデッドポリプロピレ
ンの第1の層、すなわち平方メートル当たり約5ないし約100グラムの斤量量
をもつメルトブローンポリプロピレンの層と、平方メートル当たり約5ないし約
200グラムの斤量量をもつスパンボンデッドポリプロピレンの第2の層とをも
つものであってもよい。その代わりに、不織布ウエブは単一層の材料であって、
例えば平方メートル当り約5ないし約300グラムの斤量量をもつスパンボンデ
ッドウエブ、または平方メートル当り約5ないし約200グラムの斤量量をもつ
メルトブローンウエブであってもよい。不織布ウエブはポリマフィルムに接合さ
れて、ラミネートを形成してもよい。不織布ウエブ102は、2以上の異なる繊維
の混合物、または繊維および素粒子の混合物から形成された複合物であってもよ
い。このような混合物は繊維または微粒子、あるいはこの両者を、メルトブロー
ン繊維またはスパンボンデッド繊維が保持されているガスフローに加えることに
よって生成され、したがって繊維および他の材料、例えば木材パルプ、ステープ
ル繊維、および素粒子は、繊維を収集する前に密接にもつれて絡まる。繊維の不
織布ウエブは、接着によって接合されて、凝集性のウエブ構造を形成する。適切
な接着技術は、エアスルー接着、化学接着、加熱接着、例えばポイントカレンダ
リング(point calendering)、ハイドロエンタングリング(hydroentangling)、
およびニードリング(needling)を含むが、これらに制限される訳ではない。
【0018】 ここで使用されているように、“マイクロファイバ(microfibers)”という用
語は、平均直径が約100ミクロン以下の小さい直径の繊維を指す。
【0019】 ここで使用されているように、“メルトブローン繊維(meltblown fiber)”
という用語は、溶融されたサーモプラスチック材料を、複数の微細で、通常は円
形の、ダイキャピラリー(die capilally)、例えば溶融スレッドまたはフィラ
メントを介して高速度の気体(例えば、ガス(gas))流へ押し出して、ガスフ
ローが溶融されたサーモプラスチック材料のフィラメントを減衰して、その直径
、例えばマイクロファイバの直径を低減することによって形成される繊維を指す
。その後、メルトブローン繊維は、高速度の気体流によってカードされ、収集表
面上にデポジットされて、ランダムに分散したメルトブローン成形された繊維の
ウエブを形成する。
【0020】 ここで使用されているように、“スパンボンデッド繊維(spunbonded fiber)
”という用語は小さい直径の繊維を指しており、スパンボンデッド繊維は、フィ
ラメントのような溶融した熱可塑性材料を、押出しフィラメントの直径をもつ紡
糸口金の複数の微細で、通常は円形の毛管から押出して、例えば引き出し絞り成
形(eductive drawing)または他の周知のスパンボンディング機構によって迅速
に低減されることによって形成される。
【0021】 ここで使用されているように、“ポリマ(polymer)”という用語は一般的に
、ホモポリマと、コポリマ、例えばブロックコポリマ、グラフトコポリマ、ラン
ダムコポリマ、および代わりのコポリマと、ターポリマ、などと、その混合物と
、その変形とを含むが、これらに制限される訳ではない。さらに、とくに制限さ
れない限り、“ポリマ”という用語は材料の全ての可能な幾何学的形状を含む。
これらの構造には、イソタクチック、シンジオタクチック、およびランダムな対
称を含むが、これらに制限される訳ではない。
【0022】 本発明の別の実施形態では、ウエブ材料はポリメリックフィルム材料である。
適切なポリメリック材料は、ポリオレフィン、例えばポリエチレン、ポリプロピ
レン、エチレンコポリマ、プロピレンコポリマ、ブテンコポリマ;ナイロン(ポ
リアミド);メタロセン触媒ベースコポリマ;ポリ(メチル メタクリレート)
;ポリスチレン;ポリ(塩化ビニル);ポリエステル;ポリウレタン;コンパチ
ブルポリマ;およびこれらを配合したもの、ラミネート、および/または組み合
わせを含むが、これらに制限される訳ではない。
【0023】 ウエブ材料102の複数の領域202は、プロセスに供給された後に、図2に示した
ように選択的に脆弱化される200。
【0024】 本発明のプロセスの1つの実施形態では、ウエブ材料102の複数の領域202を選
択的に弱める段階は、複数の領域202を選択的に加熱する段階を含む。領域202は
、電磁波を適用することによって加熱することができ、電磁波には赤外線および
レーザ、圧力、超音波、またはこれらの組合せを含んでもよいが、これらに制限
されるわけではない。本発明の1つの実施形態では、領域202は、ウエブ材料の溶
融点より低い温度に単に予め加熱される。この場合に、溶融材料から潜在的に尖
鋭な縁部が生成されることは低減される。その代わりに、ウエブ材料102の領域2
02を選択的に脆弱化する段階段階は、化学薬剤を領域202へ選択的に適用する段
階を含んでもよい。例えば、領域202内のウエブ材料の強度はこの薬剤を介して
低減することができる。
【0025】 本発明のプロセスの1つの実施形態では、ウエブ材料の脆弱化された領域は、
相当に軽く脆弱化された(substantially less weakened)領域か、または脆弱
化されていない領域にも外接することができる。例えば、脆弱化された領域は、
中空の円形、楕円形、正方形、またはそれに類似する形状をとることができる。
【0026】 本発明のプロセスの1つの実施形態では、脆弱化された領域の外側のウエブ材
料は、弱める段階と同時に圧力を加えることによって溶融を安定化(melt-stabi
lize)する。
【0027】 ウエブ材料の複数の領域を弱める段階200に続いて、脆弱化されたウエブ領域2
02に含まれるウエブ材料の少なくとも一部分は、ガスの吹き込みおよび抜き取り
のグループから選択される技術を使用して取除かれる300。ウエブ材料を取除い
た後で、複数の開口部204はウエブ材料102内の脆弱化された領域202の位置に残
る。開口部204の大きさは、プロセスの設定およびウエブ材料の特性に依存して
脆弱化された領域の大きさとは幾分異なっていてもよい。脆弱化された領域が相
当に軽く脆弱化された領域に外接する場合に、相当に軽く脆弱化された領域内に
含まれるウエブ材料の少なくとも一部分は、脆弱化されたウエブ材料と一緒に取
除くことができる。
【0028】 本発明の装置の1つの実施形態では、上方主表面180からウエブを介して下方
主表面182へガスを吹き込むことによって均一の圧力が加えられる。ウエブ材料
はウエブ除去手段の到来の際に複数の脆弱化された領域202を含んでいるので、
これらの領域202は加圧状態では処理されていない領域よりも破損する可能性が
高い。ウエブ材料102を通るガスのフラックス(およびウエブ材料の表面180上へ
加えられる圧力)は、脆弱化された領域202内に含まれるウエブ材料の少なくと
も一部分がウエブ材料から取除かれ、ガスと一緒に移送されるように選択されな
ければならない。同時に、ガスフラックスはさらに、ウエブの一体構造の少なく
とも一部分が脆弱化された領域202からウエブ材料と取除いた後で維持されるよ
うにも選択されなければならない。本発明のプロセスの1つの実施形態では、ガ
スフローはウエブ材料102の脆弱化された領域を通って選択的に方向付けること
ができる。
【0029】 本発明の別の実施形態では、脆弱化された領域202に含まれるウエブ材料の少
なくとも一部分は、引張ることによって、すなわちウエブ材料上に加えられた物
理的な力を取除くことによって取除くことができる。この場合に、引張力は脆弱
化された領域202内に含まれるウエブ材料の少なくとも一部分がウエブから取除
かれ、ウエブの一体構造の少なくとも一部分が、ウエブ材料を脆弱化された領域
202から取除いた後で維持されるように選択されなければならない。
【0030】 ウエブ材料を脆弱化された領域から取除くプロセスが一方向性であるために、
生成された開口部縁部は一方向性になる。例えば、脆弱化されたウエブ材料を取
除く前にこれに近接していた繊維のようなウエブ材料は、この除去プロセスによ
って下方主表面へ方向付けられる。このウエブ材料は下方主表面から突き出て、
三次元の開口部の縁部を画定することができる。
【0031】 ウエブ材料は脆弱化された領域から取除かれた後、ウエブ材料102は巻上げロ
ール170に巻き取られて、蓄積される。その代わりにウエブ材料102は生成ライン
へ直接に供給され、これを使用して使い捨て吸収物品上のトップシートを形成す
ることもできる。
【0032】 本発明の別の態様では、本発明にしたがって選択的に開口されたウエブ材料を
生成する装置を提供する。本発明の装置は、ウエブ材料供給手段、前記ウエブ材
料の複数の領域を選択的に弱めるためのウエブを弱める手段108、および前記脆
弱化された領域内に含まれる前記ウエブ材料の少なくとも一部分を取除くための
ウエブ除去手段132とを含む。
【0033】 本発明の装置の1つの実施形態では、ウエブ材料供給手段は、ウエブ材料102
が巻き出される供給ロール104を含む。その代わりに、ウエブ材料供給手段は、
ウエブ材料をオンラインで生成する不織布押出しシステムのようなウエブ材料生
成手段を含んでもよい。
【0034】 本発明の装置の1つの実施形態では、ウエブを脆弱化する手段はローラ110お
よび112によって形成される。この場合にウエブ材料102はニップ106を通して送
られる。ここで図1および2に示した本発明の実施形態を参照すると、ウエブを
弱める手段108はパターン化されたカレンダローラ110および平滑なアンビルロー
ラ112を含んでもよい。パターン化されたカレンダローラ110および平滑なアンビ
ルローラ112の一方または両方は加熱され、2つのローラ間の圧力は周知の手段
によって調節されて、もしあれば、所望の温度、および圧力を与え、複数の位置
でウエブ材料102を同時に脆弱化して、溶融を安定化する。
【0035】 パターン化されたカレンダローラ110は、円筒形表面114、および表面114から
外方向に延在している複数の突起部またはパターン要素116をもつように構成さ
れている。突起部116は所定のパターンで配置され、各突起部116は、ウエブ材料
102内の脆弱化され、溶融を安定化された位置を投下(precipitate)するように
構成および配置されていて、ウエブ材料102内の脆弱化されて、溶融を安定化さ
れた位置の所定のパターンになるようにする。
【0036】 図2に示したように、パターン化されたカレンダローラ110は、表面114の全周
囲の周りに延在している突起部116の反復パターンをもつ。その代わりに、突起
部116は表面114の外周に部分的に延在していてもよい。突起部116は、表面114か
ら半径方向外側に延在し、円形の遠心端表面117をもつ平頭円錐形であることが
好ましい。しかしながら、本発明の技術的範囲をこの構成の突起部のみに制限す
ることは意図していない。遠心端117の他の適切な形状には、楕円形、正方形、
長方形、等を含むが、これらに制限される訳ではない。突起部の少なくとも一部
分が遠心端上に少なくとも1つの開口部を含むように突出部を設計してもよい。
この場合に、ウエブ材料の脆弱化された領域の少なくとも一部分は、相当に少な
く予め加熱された領域に外接する。このような設計では、取除かれるウエブ材料
は、脆弱化されていない部分を含み、取除かれる材料の全体的な一体性を潜在的
に強化しているので、脆弱化された領域からのウエブ材料のそれ以後の除去をサ
ポートする。
【0037】 ローラ110は、端部表面117の全てがローラ110の回転軸に対して同軸の、仮想
上の直円柱内に位置するように仕上げられる。
【0038】 突起部116は、図2に示した実施形態において行および列の正規の所定のパタ
ーンで配置されているが、本発明の技術的範囲をこの構成のみの突起部のパター
ンに制限することは意図されていない。突起部は、パターン化されたカレンダロ
ール110の周りに所定のパターンで配置してもよい。
【0039】 本発明の1つの実施形態において、アンビルローラ112は平滑な表面をもつ、
スチール製の円筒体である。
【0040】 ウエブ材料102は、ウエブを脆弱化する手段108から、ウエブ除去システム132
を通る。ウエブ材料除去手段は、ウエブ材料の脆弱化された領域202内に含まれ
るウエブ材料の少なくとも一部分を取除く。脆弱化された領域が、相当に軽く脆
弱化された領域に外接する場合に、これらの脆弱化されていない領域の少なくと
も一部分はウエブ材料と一緒に脆弱化された領域から取除いてもよい。
【0041】 ここで図3を参照すると、ウエブ材料除去システムは、ウエブ材料の上方主表
面180から下方主表面182へガスを吹き込むガスナイフ134であってもよい。した
がって、脆弱化された領域202内に含まれるウエブ材料の少なくとも一部分は、
ウエブ材料がガスフローを当てられるときに取除かれる。ウエブ材料を通るガス
フローは加熱されて、ウエブ材料の除去をサポートすることができる。ウエブ材
料除去システムはさらに除去されたウエブ材料用の受容器を含み、この受容器は
ガスフローからウエブ材料をフィルタ処理できることが好ましい。
【0042】 その代わりに、ウエブ材料除去システムは粘着性のカレンダロールおよび平滑
なアンビルロールを含んでもよい。カレンダロールの表面は、脆弱化された領域
内に含まれるウエブ材料の少なくとも一部分がカレンダロールの表面に粘着する
ように処理される。プロセス中にカレンダロールを回転させることによって、脆
弱化された領域内に含まれるウエブ材料の少なくとも一部分はウエブ材料から取
除かれる。取除かれたウエブ材料はドクターブレードまたはそれに類似するもの
によってカレンダロールの表面から取除くことができる。
【0043】 本発明のさらに別の実施形態では、ウエブ脆弱化手段108のアンビルロール112
は粘性表面をもつ。したがって脆弱化された領域202に含まれるウエブ材料の少
なくとも一部分はアンビルロール112に付着し、ウエブ材料を選択的に脆弱化し
た直後にウエブ材料から取除かれる。
【0044】 本発明の装置のさらに別の実施形態では、ウエブ除去手段がウエブ脆弱化手段
に統合される。1つの実施形態では、脆弱化されるウエブ材料が脆弱化され、脆
弱化するのと同時か、または脆弱化した直後に、脆弱化された領域内に含まれる
ウエブ材料の少なくとも一部分がウエブ材料から取除かれるように、カレンダロ
ールの開口された突起部を通る空気流が生成される。突起部を通る空気流は、ウ
エブ材料へ方向付けられるか、または離れてもよい。その代わりに、ウエブ脆弱
化手段のアンビルロールは、空気流をウエブ材料へ方向付けるか、または離すた
めの開口部を含み、脆弱化領域に含まれるウエブ材料の少なくとも一部分を取除
くことができる。カレンダロールの突起部の開口部および各アンビルロールの開
口部を使用して、脆弱化された領域の少なくとも一部分を選択的に通る空気流を
生成することもできる。
【0045】 本発明の別の態様では、本発明にしたがって選択的に開口されたウエブ材料を
含む使い捨て吸収物品を提供することである。
【0046】 ここで使用されているように、“吸収物品(absorbent article)”という用
語は身体からの滲出物を吸収して封じ込めるデバイス、とくに着用者の身体に接
触するか、または着用者の身体に近接して位置し、身体から排出された種々の滲
出物を吸収して封じ込めるデバイスを指す。ここでは“使い捨て(disposable)
”という用語を使用して、洗濯されるか、さもなければ吸収物品として再生また
は再使用されることを意図されていない(すなわち、1回使用した後で捨てられ
るか、好ましくはリサイクルされるか、堆肥にされるか、さもなければ環境と融
和するやり方で処分されることを意図される)吸収物品を示している。“一体型
(unitary)”吸収物品は別々の部分から形成されて、一緒に結合されて協働形
エンティティを形成する別々のホルダおよびライナのような別々の操作部品(ma
nipulative parts)を必要としない吸収物品を指す。本発明の吸収物品の好まし
い実施形態は、図4に示した一体型使い捨て吸収物品、すなわちおむつ20である
。ここで使用されているように、“おむつ(diaper、ダイアパ)”という用語は
、一般的に幼児および失禁する者によって着用者の胴体の下方で着用される吸収
物品を指す。しかしながら本発明はさらに、失禁用ブリーフ、失禁用下着、おむ
つのホルダおよびライナ、生理用衣類、トレーニングパンツ、等のような他の吸
収物品にも応用可能であることが分かるであろう。
【0047】 図4は、平らに広げられ、収縮していない(すなわち、弾性の誘導された収縮
を回復した)状態において、おむつ20の構成をより明らかに示すために切り取ら
れた構造の一部分と、着用者側、すなわち内側表面40を観察者に向けたおむつ20
の一部分とをもつ本発明のおむつ20の平面図である。図4に示されているように
、おむつ20は液体透過性トップシート24;トップシート24に接合されている液体
不透過性バックシート26;トップシート24とバックシート26との間に位置してい
る吸収性コア28とを備えている封じ込めアセンブリ22を含むことが好ましい。お
むつは、弾性化側部パネル30;弾性化脚部カフス32;弾性化ウエストバンド34;
および好ましくは1対の固着部材37とランディング部材(図示されていない)と
を含む固定システム36をさらに含むことが好ましい。
【0048】 図4に示したおむつ20は、(図4において観察者側に向けられている)内側表
面40、内側表面40の反対側の外側表面42、後部ウエスト部44、前部ウエスト部46
、後部ウエスト部44と前部ウエスト部46との間の股部領域48、およびおむつ20の
外側周囲または縁部によって画定された周囲部をもち、この周囲部において長手
方向縁部は参照符号50で示し、末端縁部は参照符号52で示した。おむつ20の内側
表面40は、使用中に着用者の身体に隣接して位置するおむつ20の部分を含む(す
なわち、内側表面40は全体的にトップシート24の少なくとも一部分と、トップシ
ート24に接合された他の構成要素とによって形成されている)。外側表面42は、
着用者の身体から離れて位置しているおむつ20の部分を含む(すなわち、外側表
面42は概ねバックシート26の少なくとも一部分と、バックシート26に接合された
他の構成要素とから形成されている)。ここで使用されているように、“接合さ
れた(joined)”という用語は、要素を他の要素に直接に付着させることによっ
て要素を他の要素に直接に固着させる構成、および要素を中間部材に固着させて
、中間部材を他の要素に固着させることによって、要素を他の要素に間接的に固
着させる構成を含む。後部ウエスト部44と前部ウエスト部46とは周囲部の末端縁
部52から股部48に延在している。
【0049】 おむつ20はさらに、2つの中心線、長手方向中心線90、および横断方向中心線
92をもつ。“長手方向(longitudinal)”という用語は、ここで使用されている
ように、おむつ20が着用されているときに、起立状態の着用者を左半分および右
半分に二分する垂直方向の面とほぼ整列している(例えば、ほぼ平行している)
平面状のおむつ20における線、軸、または方向を示す。“横断方向(transverse
、長手方向に直角な)”および“横方向(lateral)”という用語は、ここで使
用されているように、相互に交換可能であり、平面状のおむつ内において長手方
向にほぼ垂直する(着用者の身体を前部と後部に二分する)線、軸、または方向
を示す。
【0050】 図4に示したようにおむつ20の封じ込めアセンブリ22は、おむつ20の主本体(
シャシー)を含む。封じ込めアセンブリ22は、少なくともトップシート24、バッ
クシート26、および吸収性コア28を含む。吸収物品が別々のホルダおよびライナ
を含むとき、封じ込めアセンブリ22は概ねホルダおよびライナを含む(すなわち
、封じ込めアセンブリ22はホルダを画定する材料の層を含み、ライナはトップシ
ート、バックシート、および吸収性コアのような吸収性複合体を含む)。一体型
吸収物品において、封じ込めアセンブリ22は複合形おむつ構造を形成するのに付
加される他の特徴をもつおむつの主要構造を含む。したがって、おむつ20用の封
じ込めアセンブリ22は全体的にトップシート24、バックシート26、および吸収性
コア28を含む。
【0051】 図4は、封じ込めアセンブリ22の好ましい実施形態を示しており、ここではト
ップシート24およびバックシート26の長さおよび幅の寸法は、吸収性コア28より
も全体的に大きい。トップシート24およびバックシート26は吸収性コアの縁部を
越えて延在して、おむつ20の周囲部を形成している。トップシート24、バックシ
ート26、および吸収性コア28は、種々の周知の構造に構成することができ、封じ
込めアセンブリ構成の例は、米国特許第3,860,003号(“Contractible Side Por
tions for Disposable Diaper”, Kenneth B.Buell, Jan.14,1975)および米国
特許第5,151,092号(“Absorbent Article With Dynamic Elastic Waist Featur
e Having A Predisposed Resilient Flexural Hinge”, Kenneth B.Buell et al
,Sep.29,1992)に概ね記載されており、これらの各々はここでは参考文献として
取り上げている。吸収性コア28は一般に、圧縮性があり、形に合いやすく、着用
者の皮膚に刺激を与えず、液体例えば尿およびその他の一定の身体からの滲出物
を吸収および保持しうるあらゆる吸収性部材であってもよい。図14に示したよ
うに、吸収性コア28は衣類側側部、1対の側縁部、および1対のウエスト縁部をも
つ。吸収性コア28は、非常に多様なサイズおよび形状(例えば長方形、砂時計形
、“T”字形状、非対称形、等)で、使い捨ておむつに一般的に使用されている
非常に多様な液体吸収性材料、およびその他の吸収物品、例えば一般にエアフェ
ルトと呼ばれている微粉砕木材パルプから製造することができる。その他の適切
な吸収性材料の例には、クレープセルロースワッディング;コフォームを含むメ
ルトブローンポリマ;化学的剛化、変性、または架橋セルロース繊維;ティシュ
ーラップおよびティシューラミネートを含むティシュー;吸収性フォーム;吸収
性スポンジ;超吸収性ポリマ;吸収性ゲル化材料;またはあらゆる同等の材料ま
たは材料の組合わせが含まれる。
【0052】 吸収性コア28の形状および構成も様々であってもよい(例えば吸収性コアは、
様々なキャリパーゾーン、親水性勾配、超吸収性勾配、または比較的低い平均密
度および比較的低い平均斤量量の受入れゾーン(lower basis weight acquisiti
on zones)を有していてもよく;あるいは層または構造を含んでいてもよい)。
さらには吸収性コア28のサイズおよび吸収力も、乳幼児から大人までの様々な着
用者に合わせるために様々であってもよい。しかしながら吸収性コア28の総吸収
力は、おむつ20の設計負荷および意図された用途に適合するものであるべきであ
る。
【0053】 おむつ20の1つの実施形態は、前部ウエスト部に耳部を有するが、後部ウエス
ト部はほぼ長方形である非対称修正T字形状の吸収性コア28を有する。広く受入
れられ、かつ商業的な成功を収めた本発明の吸収性コア28として用いるための吸
収構造の例は、米国特許第4,610,678号(“High-Density Absorbent Structures
”, Weisman et al., Sep.9,1986)、米国特許第4,673,402号(“Absorbent Art
icles With Dual-Layered Cores”, Weisman et al., Jun.16,1987)、米国特許
第4,888,231号(“Absorbent Core Having A Dusting Layer”, Angstadt, Dec.
19,1989)、米国特許第4,834,735号(“High Density Absorbent Members Havin
g Lower Density and Lower Basis Weight Acquisition Zones”, Alemany et a
l., May 30,1989)に記載されている。吸収性コアはさらに、吸収性ストレージ
コア上に位置する化学的剛化繊維(chemically stiffened fibers)の受入れ/
分配コア(acquisition/distribution core)を含む二重コアシステムを備えてい
てもよく、これは米国特許第5,234,423号(“Absorbent Article With Elastic
Waist Feature and Enhanced Absorbency”, Alemany et al., Aug.10,1993)お
よび米国特許第5,147,345号(“High Efficiency Absorbent Articles For Inco
ntinence Management”, Young, LaVon and Taylor, Sep.15,1992)に記載され
ている。これらの特許は全て参考文献として取り上げている。
【0054】 バックシート26は、吸収性コア28の衣類側表面に隣接して位置付けられ、当業
者には周知の結合手段(図示されていない)によって接合されることが好ましい
。例えば、バックシート26は均一連続接着剤層、パターン化された接着剤層、ま
たはアレイ状の別々の線、螺旋、またはスポット形に付された接着剤によって吸
収性コア28に固着することができる。十分に効果的であることが分かっている接
着剤は、H.B.Fuller Company(St. Paul, Minn)によって製造され、HL-1258とし
て販売されている。接着剤フィラメントのオープンパターンネットワークを含む
適切な結合手段の一例は、米国特許第4,573,986号(“Disposable Waste-Contai
nment Garment”, Minetola et al., Mar.4,1986)に記載されている。渦巻き状
に螺旋パターンにされた接着剤フィラメントのいくつかの線を含んでいるもう1
つの適切な結合手段は、米国特許3,911,173号(Sprague, Jr., Oct.7,1975)、
米国特許第4,785,996号(Ziecker, et al., Nov.22,1978)、および米国特許第4
,842,666号(Werenciz, Jun.27,1989)に記載された装置および方法によって示
されている。これらの特許の各々は参考文献として取り上げている。その代わり
に結合手段には、熱接着、圧力接着、超音波接着、動的機械的接着、またはこの
技術で知られているその他のあらゆる適切な結合手段、あるいはこれらの結合手
段の組合わせを含むことができる。本発明の実施形態ではさらに、吸収性コアが
バックシート26、トップシート24、あるいはこの両者に接合されずに、前部ウエ
スト部46および後部ウエスト部44の延伸性を強化することも意図している。
【0055】 バックシート26は、液体(例えば、尿)に対して不透過性であり、薄いプラス
チックフィルムから製造されることが好ましいが、他のフレキシブルな不透過性
材料を使用することもできる。ここで使用されているように、“フレキシブル(
flexible)”という用語は、柔軟(compliant)であり、人間の体の一般的形状
および輪郭に容易に合う材料のことを言う。バックシート26は、吸収性コア28内
に吸収され、封じ込められた滲出物が、おむつ20と接触する物品、例えばベッド
シーツおよび下着が濡れるのを防ぐが、バックシート26は吸収性コア28から蒸気
を逃すことができる(すなわち、通気性がある)。したがって、バックシート26
は、ポリマフィルム、例えばポリエチレンまたはポリプロピレンの熱可塑性フィ
ルムを含むことが好ましい。バックシート26の適切な材料は、約0.012mm
(0.5ミル)ないし約0.051mm(2.0ミル)の厚さを有する熱可塑性
フィルムである。トップシート24は吸収性コア28の身体側表面に隣接して位置付
けられ、当業者には周知の結合手段(図示されていない)によって吸収性コア28
の身体側表面およびバックシート26に接合されることが好ましい。適切な結合手
段については、バックシート26および吸収性コア28への接合に関係して記載して
いる。本発明の好ましい実施形態では、トップシート24およびバックシート26は
おむつの周囲で互いに直接に接合され、それらを結合手段(図示されていない)
によって吸収性コア28に直接に接合することによって間接的に一緒に接合される
【0056】 トップシート24は、柔軟性があり、感触が柔らかく、着用者の皮膚に刺激を与
えないものが好ましい。さらにトップシート24は液体透過性であり、液体(例え
ば、尿)がその厚さを容易に透過できることが好ましい。適切なトップシート24
は、本発明にしたがって開口されたウエブ材料から製造することができる。
【0057】 おむつ20は好ましくはさらに、液体及びその他の身体からの滲出物の封じ込め
を改良した弾性化脚部カフス32を含んでいる。各弾性化脚部カフス32は、脚部に
おいて身体からの滲出物の漏れを減少させるためにいくつかの様々な実施形態を
含んでいてもよい。(脚部カフスは、脚部バンド、サイドフラップ、バリヤーカ
フス、または弾性カフスであってもよく、これらを指すこともある)。米国特許
第3,860,003号は、サイドフラップまたは弾性部材を有する収縮性の脚部開口部
を備えさせて、弾性化脚部カフス(ガスケットカフス)を用意した使い捨ておむ
つについて記載している。米国特許第4,909,803号(“Disposable Absorbent Ar
ticle Having Elasticized Flaps”, Aziz et al., Mar.20,1990)では、“起立
形(stand-up)”の弾性化フラップ(バリアカフス)を有して、脚部の封じ込め
を向上した使い捨ておむつを記載している。米国特許第4,695,278号(“Absorbe
nt Article Having Dual Cuffs”, Lawson, Sep.22,1987)では、ガスケットカ
フスとバリアカフスを含む二重カフスをもつ使い捨ておむつを記載している。米
国特許第4,704,115号(“Disposable Waist Containment Garment”, Buell, No
v.3,1987)では、遊離液体を衣類の中に封じ込める形状のサイド縁漏れガード溝
部を有する使い捨てのおむつまたは失禁用衣類を記載している。これらの特許の
各々はここでは参考文献として取り上げている。各弾性化脚部カフス32はの脚部
バンド、サイドフラップ、バリヤーカフス、または弾性カフスのどれかに似てい
るような形状であってもよいが、各弾性化脚部カフス32は少なくとも、バリヤー
フラップと間隔あけ要素とを含む内側バリヤーカフスを含んでいるのが好ましく
、これは上述で引用した米国特許第4,909,803号に記載されている。好ましい実
施形態において、弾性化脚部カフス32はさらに加えて、弾性ストランドをもつ弾
性ガスケットを、バリアカフスの外側の位置に含むことが好ましく、これは上述
で参照した米国特許第4,695,278号に記載されている。
【0058】 おむつ20は好ましくはさらに、フィット性および封じ込めを改良した弾性化ウ
エストバンド34をも含んでいる。弾性化ウエストバンド34は、着用者のウエスト
に動的にフィットするように弾性的に伸縮することを意図されたおむつ20の一部
分またはゾーンである。弾性化ウエストバンド34は、吸収性コア28のウエスト縁
部の少なくとも1つから長手方向外側に伸びていて、おむつ20の末端縁部の少な
くとも1つを全体的に形成していることが好ましい。使い捨ておむつ20は、2つ
の弾性化ウエストバンドを有しており、1つが後部ウエスト部に、1つが前部ウ
エスト部に位置しているように概ね構成されているが、おむつは単一弾性化ウエ
ストバンドを備えた形状であってもよい。さらに弾性化ウエストバンド34または
構成要素は、おむつ20に付着された別個の要素を含んでもよいが、弾性化ウエス
トバンド34はおむつの他の要素、例えばバックシート26およびトップシート24、
好ましくはバックシート26とトップシート24の両者の延長部として構成すること
もできる。弾性化ウエストバンド34は、多数の様々な形状で構成されていてもよ
く、例えば米国特許第4,515,595号(“Disposable Diapers with Elastically C
ontractible Waistbands”, Kievit et al., May 7,1985)、および上述で参照
した米国特許第5,151,092号(Buell)に記載されており、これらはここでは参考
文献として取り上げている。
【0059】 好ましい実施形態では、おむつ20はさらに、後部ウエスト部44内に配置された
弾性化側部パネル30を含む。(ここで使用されているように、“配置された(di
sposed)”という用語は、おむつの要素が、おむつの別の要素との一体型構成と
して、またはおむつの別の要素に接合された別個の要素として特定の場所および
位置に形成される(接合されて位置付けられる)ことを意味するのに使用されて
いる)。弾性化側部パネル30は弾性的に延伸性のある特徴をもっていて、弾性化
側部パネルによっておむつの側部は伸縮可能であるので、最初におむつを着用者
に形に合うようにフィットさせ、おむつに滲出物が負荷されたずっと後でも着用
の間中このフィットを持続させることによって、より快適で、輪郭に合ったフィ
ットを与える。弾性化側部パネル30はおむつ20のより効果的な応用を提供してお
り、おむつが適用中に1つの弾性化側部パネル30を他のものよりも遠くへ(非対
称に)引張っても、おむつ20は着用中に“自己調整(self-adjust)”する。本
発明のおむつ20は、後部ウエスト部44内に配置された弾性化側部パネル30をもつ
ことが好ましいが;その代わりに、おむつ20は、弾性化側部パネルを前部ウエス
ト部46および後部ウエスト部44内に配置していてもよい。弾性化側部パネル30は
多数の形状に構成することができ、弾性化側部パネルをもつおむつの例は米国特
許第4,857,067号(“Disposable Diaper Having Shirred Ears”, Wood, et al.
, Aug.15,1989)、米国特許第4,381,781号(Sciaraffa, et al., May 3,1983)
、米国特許第4,938,753号(Van Gompel, et al., Jul.3,1990)、米国特許第5,1
51,092号(Buell et al., Sep.29, 1992)に記載されており、これらの各々はこ
こでは参考文献として取り上げている。弾性化側部パネルとして使用するのに適
切な弾性材料は、エラストマフォーム、合成または天然ゴム、合成または天然ゴ
ムフォーム、エラストマフィルム、エラストマスクリム、エラストマー織布又は
不織布ウエブ、エラストマー複合材料、例えばエラストマ不織布ラミネート、等
が含まれる。
【0060】 おむつ20はさらに留め具システム36を含み、留め具システム36は後部ウエスト
部44と前部ウエスト部46とを重ね合せた形状で維持する側部閉鎖体(side closu
re)を形成して、側部の張力がおむつの周囲部で維持されておむつを着用者の上
で維持する。留め具システムの例は、米国特許第4,869,724号(Scripps, Sep.26
,1989)、米国特許第4,846,815号(Scripps, Jul.11,1989)、米国特許第4,894,
060号(Nestegard, Jan.16,1990)、米国特許第4,946,527号(Batterell, Aug.7
,1990)、米国特許第3,848,594号(Buell, Nov.19,1974)、および米国特許第4,
662,8785号(Hirotsu and Robertson, May 5,1987)に記載されている。これら
の特許の各々は参考文献として取り上げている。
【0061】 本発明の選択的に開口されたウエブ材料は、例えば失禁用ブリーフ、トレーニ
ングパンツ、生理用衣類、等として他の使い捨て吸収物品上のトップシートとし
て使用することもできる。
【0062】 選択的に開口されたウエブ材料は、例えばトップシートと吸収性コアとの間に
位置する捕捉層、吸収性コアの一部、または使い捨て吸収物品の他の構成要素の
部分として、使い捨て吸収物品の他の部分に使用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の不織布に選択的に開口する例示的なプロセスを模式的に示す図。
【図2】 本発明の装置のウエブを脆弱化する手段の拡大斜視図。
【図3】 本発明の装置のウエブ除去システムの拡大斜視図。
【図4】 本発明の使い捨ておむつの実施形態を示す平面図であり、基礎構造を示すため
に一部分を切り取って、おむつの内側表面を観察者に向けた図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US ,UZ,VN,YU,ZA,ZW (71)出願人 ONE PROCTER & GANBL E PLAZA,CINCINNATI, OHIO,UNITED STATES OF AMERICA (72)発明者 ペッシャー、ゲオルク ドイツ連邦共和国、デー − 65812 バ ート・ソーデン、ハオプトシュトラーセ 41・エー (72)発明者 ベーバース、ジャン ベルギー国、ビー − 1840 ステーンフ ーフェル、ヘイデ 17 Fターム(参考) 3C060 AA01 AA03 AB01 BA10 BB12 BC02 BD03 BE07 BG03

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウエブ材料を選択的に開口するプロセスであって: ウエブ材料を用意する段階と、 前記ウエブ材料の複数の領域を選択的に脆弱化する段階と、 ガスの吹き込み、抜き取りのグループから選択した技術を使用して前記脆弱
    化された領域内に含まれるウエブ材料の少なくとも一部分を取除く段階とを含む
    プロセス。
  2. 【請求項2】 前記ウエブ材料の複数の領域を選択的に脆弱化する前記段階
    が、前記複数の領域を選択的に加熱する段階を含む請求項1記載のウエブ材料を
    選択的に開口するプロセス。
  3. 【請求項3】 前記領域が、前記ウエブ材料の溶融点より低い温度に加熱さ
    れる請求項2記載のウエブ材料を選択的に開口するプロセス。
  4. 【請求項4】 前記ウエブが上方主表面と下方主表面とをもち、ウエブ材料
    を取除く前記段階が、前記ウエブ材料に前記上方主表面から前記下方主表面へガ
    スを吹き込み、前記脆弱化された領域の少なくとも一部分を開口することを含む
    請求項1記載のウエブ材料を選択的に開口するプロセス。
  5. 【請求項5】 前記脆弱化された領域の少なくとも一部分が、相当に軽く脆
    弱化された領域に外接している請求項1記載のウエブ材料を選択的に開口するプ
    ロセス。
  6. 【請求項6】 前記ウエブ材料が不織布である請求項1記載のウエブ材料を
    選択的に開口するプロセス。
  7. 【請求項7】 ウエブ材料を選択的に開口する装置であって: ウエブ材料供給手段と、 前記ウエブ材料の複数の領域を選択的に脆弱化するためのウエブを脆弱化す
    る手段と、 前記脆弱化された領域に含まれる前記ウエブ材料の少なくとも一部分を取除
    くウエブ除去手段とを含む装置。
  8. 【請求項8】 前記ウエブ脆弱化手段が、カレンダロールおよびアンビルロ
    ールを含むとき、前記カレンダロールの表面が複数の突起部を含む請求項7記載
    のウエブ材料を選択的に開口するプロセス。
  9. 【請求項9】 前記突起部の少なくとも一部分が、その遠位表面上に少なく
    とも1つの開口部を含む請求項9記載のウエブ材料を選択的に開口する装置。
  10. 【請求項10】 請求項1にしたがって製造された選択的に開口されたウエ
    ブ材料を含む吸収物品。
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