JP2002527642A - 開孔されたウエブを形成する方法 - Google Patents

開孔されたウエブを形成する方法

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Abstract

(57)【要約】 おむつのような使い捨て吸収製品のトップシートとして用いられうる開孔されたウエブを形成するための方法。ウエブ(240)は、1対のローラーにより形成される第1のニップ(250)を通過してマシン方向に供給され、ローラーの一方は平滑外側表面を有し、他方のローラーは、その外側表面から伸びる複数の突起を有する外側表面を有する。第1のニップ(250)のローラーの少なくとも一方は、加熱される。第1のニップ(250)はウエブを開孔し、複数の開孔はそれぞれ溶融した周囲を有する。ウエブ(240)は次いで、開孔の溶融した周囲を固化するために冷却される。ウエブ(240)は次いで、開孔の固化した溶融した周囲を破壊するために1対のローラーにより形成される第2のニップ(280)を通過するように供給される。第2のニップ(280)のローラーの一方は、複数の溝を有する外側表面を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の分野 本発明は開孔されたウエブを形成するための方法に関し、特に、使い捨て吸収
製品のトップシートとしての使用にとって適切な開孔されたウエブを形成するた
めの方法に関する。
【0002】 発明の背景 おむつおよび成人失禁製品のような使い捨て吸収製品は、当該技術において周
知である。そのような使い捨て吸収製品は、着用者によりそこにためられる尿お
よび糞便を収集し、保持する。
【0003】 これまで、使い捨て吸収製品に収集され、保持される尿および糞便の取り扱い
のための当該技術におけるほとんどの試みは尿の取り扱いに向けられてきた。使
い捨て吸収製品により収集される糞便の取り扱いは、低粘度糞便の複雑なレオロ
ジーにより尿の取り扱いより単純により困難である。
【0004】 尿を取り扱う先行技術の典型は、着用者の身体に向かって面し、着用者の身体
に接触する第1のトップシートおよび尿を吸収するか、または使い捨て吸収製品
が着用者からはずされるまで貯蔵のために下にあるコアに尿を移行させるかのい
ずれかである第1のトップシートの下の第2のトップシートを有する使い捨て吸
収製品を提供するためのいくつかの試みである。
【0005】 典型的には、第1のトップシートおよび第2のトップシートは異なる材料特性
を有する。第2のトップシートは、トップシートを通る尿の移行を補助するため
に第1のトップシートより小さなポア(細孔、気孔)サイズを有しうる。第1の
トップシートは疎水性であり、第1のトップシートを通って第2のトップシート
に流体を通過させるために第2のトップシートより濡れたときより弾力性であり
うる。
【0006】 先行技術におけるさらに別の試みにおいて、使い捨て吸収製品は第1のトップ
シート、第2のトップシートおよびコアを有する。第2のトップシートは、本質
的に溶融ブロー親水性繊維からなり、コアのポア(細孔)サイズより大きなポア
サイズを有する。この配列は、記述によると、第2のトップシートが急速に多く
の液体の放出を受け取り、コアによる吸収の前にX−Y平面において液体を分配
することを可能とする。さらに別の試みにおいては、尿についてのよりすぐれた
垂直移動能力は、記述によると、表面仕上げがないかまたは互いに架橋した膨ら
んだセルロース繊維を用いて達成される。
【0007】 先行技術における別の試みにおいて、特に有効で効率的な形式で尿のような液
体を獲得し、含有するのに適切な吸収性コアは、多数の層を含む。着用者に最も
近い第1の層は、親水性繊維材料を含み、排出された液体を急速に獲得するため
のこの層の他の部分より相対的に小さな平均密度の獲得ゾーンを有する。第1の
層の下は、獲得ゾーンを通って液体処理層それ自体に液体の放出を急速に獲得し
、液体処理層全体から貯蔵層に液体を分配するための水分無感応性である弾力性
で、低密度で大きなボイド体積の材料を含む液体処理層である。貯蔵層は繊維材
料と吸収性ゲル化材料のばらばらの粒子の組み合わせを含み、液体処理層が液体
の続く負荷を獲得し、分配するのに十分な能力を有するように、液体処理層が獲
得した液体を排水することを可能とする。
【0008】 先行技術におけるそのような試みの例には、カラミに1977年9月13日に
発行された米国特許第4,047,531号、メイヤー(Meyer)らに19
89年1月17日に発行された第4,798,603号、チェン(Chen)ら
に1991年8月6日に発行された第5,037,409号、バーナーディン(
Bernardin)らに1992年6月23日に発行された第5,124,1
97号、およびレイジング(Reising)らに1992年7月28日に発行
された第5,134,007号が含まれる。
【0009】 もちろん、吸収性ゲル化材料もまたその尿処理能力のために先行技術において
現在周知である。吸収性ゲル化材料は、尿のような多量の流体を吸収し、強くな
い圧力の下でそのような吸収された流体を保持することが可能なポリマー材料で
ある。吸収性ゲル化材料の効果は、使い捨て吸収製品のコアに含まれる吸収性ゲ
ル化材料の形態、位置、および重量パーセンテージにまったく依存する。
【0010】 最近の試みとして、圧力に抗して膨潤する能力を有する吸収性ゲル化材料を提
供することが当該技術においてなされた。それらの教示は、吸収性ゲル化材料が
使用の間身体により及ぼされる実際の圧力の下で流体を吸収するという利点を提
供することを主張する。当該技術におけるさらに他の教示は、負荷の下で特定の
自由膨潤速度(free swell rate)および吸収性を有する吸収性
ゲル化材料を提供する。そのような吸収性ゲル化材料の主張される利点は、ほぼ
同じ吸収能力でより少ない体積および質量であり、使用の間に典型的に遭遇する
圧力の下で排出された液体を急速に吸収する能力であり、そして使用の間に典型
的に遭遇する圧力の下で吸収された液体を保持する能力である。
【0011】 別の先行の試行において、スズキらに発行された米国特許第4,704,11
2号は、異なる繊維組成の2つの異なる層を有する不織布を含むフェーシング(
facing)を開示する。上方層は、そこに開孔のパターンを有し、疎水性繊
維で作られ、下方層は、開孔を有さず、親水性繊維で作られる。
【0012】 先行技術におけるそのような試みの例には、ケレンバーガー(Kellenb
erger)に1992年9月15日に発行された米国特許第5,147,34
3号およびケレンバーガーらに1992年9月22日に発行された第5,149
,335号が含まれる。
【0013】 しかしながら、尿を処理するためのそれらの試みのすべては、それもまた使い
捨て吸収製品の中に存在しうる低粘度糞便の取り扱いを、するにしても、ほとん
ど改善しない。糞便を扱う試みには、着用者に近接して合致し、開孔を有する第
1のトップシートを提供することが含まれる。開孔は、糞便がボイドスペースに
それを通って通過するように、肛門の開口とできれば重なり合うほうがよい。第
1のトップシートは、着用者の皮膚に近接して合致するためにさまざまの弾性パ
ネルを含みうるし、および/または直線の弾性ストランドを有しうる。第1のト
ップシートの材料特性を最適化することのような先行技術のこの領域における改
善がなされてきた。そのような最適化は、第1のトップシートを着用者にとって
より快適にし、単一の使い捨て吸収製品をより広い範囲のサイズの着用者に適合
させることを可能とする。
【0014】 先行技術のこの領域において、糞便を受容するためにその中に穴を有する吸収
性コアを提供するさらに他の試みがなされた。その穴は楕円型であり、それで第
1のトップシートの開孔より長くて狭く、またはダイアモンド形(菱形)であり
うる。コアの中の穴は、そのエッジの周りに弾性ストリップを有する開孔の下に
位置しうる。
【0015】 先行技術の使い捨て吸収製品のこのジャンルに対する改善には、スペーサーの
付加もまた含まれる。スペーサーは、ボイドスペースが糞便を受容するために存
在することを確実にするために第1のトップシートとコアとの間に介在しうる。
【0016】 先行技術のこのジャンルにおいては、使い捨て吸収製品の特定部分への糞便の
移動を制限するバリアを提供するさらに他の試みもなされた。バリアは、バリア
を有さない相当する使い捨て吸収製品より着用者の皮膚のより少ない部分に糞便
の接触を制限する。
【0017】 先行技術におけるさらに他の試みは、トップシートの平面から起立するバリア
レッグカフスを提供する。バリアレッグカフスは、糞便が使い捨て吸収製品の周
囲から出て行く(breach)ことを防止する。
【0018】 糞便を処理するためのそのような試みの例には、デズマレーズ(DesMar
ais)らに1990年1月9日に発行された米国特許第4,892,536号
、アジズ(Aziz)らに1990年3月20日に発行された米国特許第4,9
09,803号、カーン(Khan)に1990年11月6日に発行された米国
特許第4,968,312号、フリーランド(Freeland)に1991年
2月5日に発行されたともに譲渡された米国特許第4,990,147号、アレ
ン(Allen)らに1991年8月6日に発行されたともに譲渡された米国特
許第5,037,416号、ホルト(Holt)らに1991年11月5日に発
行された米国特許第5,062,840号、ドライヤー(Dreier)らに1
992年12月15日に発行されたともに譲渡された米国特許第5,171,2
36号、およびアンロー(Enloe)に1990年2月28日に刊行された欧
州特許出願0,355,740A2が含まれる。
【0019】 しかしながら、糞便を処理するためのそれらの試みのいずれもが、幼児、特に
母乳で育っている乳児について際立って支配的である低粘度の糞便の問題を解決
しない。低粘度の糞便は、重力および着用者による動きまたは圧力の影響の下で
使い捨て吸収製品の中を容易に移動する。
【0020】 糞便の移動は、漏れのようなことが増える、使い捨て吸収製品の周囲に向かっ
てしばしば動く。糞便の移動はまた、着用者の皮膚に対してそれをなすりつけ、
清浄化をより困難にする。着用者をきれいにするために、介護者(careta
ker)は、糞便に触れた皮膚の全面積を拭かねばならず、典型的には、比較的
広い汚れた領域を取り扱わなければならない。
【0021】 低粘度糞便を取り扱うための当該技術における1つの試みは、ロー(Roe)
の名義で1993年6月11日に出願された米国特許出願シリアル番号第08/
076,713号において見出される。この出願は、より少ないトップシート間
の貫通を有する第2のトップシートの上にある大きなトップシート間の貫通を有
する第1のトップシートを有する使い捨て吸収製品である。
【0022】 発明の簡単な概要 本発明は、おむつのような使い捨て吸収製品のトップシートとして用いられう
る開孔されたウエブを形成するための方法である。ウエブは、1対のローラーに
より形成される第1のニップを通してマシン方向に供給され、ローラーの1つは
平滑な外側表面を有し、他方のローラーは、その外側表面から伸びる複数の突起
を有する外側表面を有する。第1のニップを形成するローラーの少なくとも1つ
は加熱され、好ましくは両方のローラーが加熱される。ウエブが第1のニップを
通過するとき、複数の開孔が作り出され、それぞれが溶融した周囲を有する。ウ
エブは、開孔の溶融した周囲を固化するために冷却される。ウエブは次いで、開
孔の固化した溶融した周囲を破壊するためにローラーの対により形成される第2
のニップを通して供給される。第2のニップのローラーの一方は、複数の溝を具
備する外側表面を有する。
【0023】 ウエブは、開孔の溶融した周囲をさらに破壊するために1対のローラーにより
形成される第3のニップを通して供給され得る。第3のニップのローラーの一方
は、複数の溝を具備する外側表面を有する。
【0024】 発明の詳細な説明 本明細書で用いられる、「吸収製品」という術語は、身体滲出物を吸収し、含
有するデバイスを称し、特に、身体から排出されるさまざまの滲出物を吸収し、
含有するために着用者の身体に当接または近接して配置されるデバイスを称する
。「使い捨て」という術語は、本明細書では、洗濯されるかまたはさもなければ
修復されるかまたは吸収製品として再使用されることが意図されない吸収製品を
記述するために用いられる(すなわち、それは、1回の使用の後に廃棄され、好
ましくは、リサイクルされ、堆肥化され、またはさもなければ環境に適合する方
式で処理されることが意図される)。「一体的」吸収製品とは、別になっている
ホルダーとライナーのような別になっている手で扱う部品を必要としないように
調和した全体(coordinated entity)を形成するように互い
に一体化された分離した部品で形成される吸収製品を称する。
【0025】 その上にトップシートとして本発明の開孔ウエブを利用する吸収製品は、図1
において示される一体的使い捨て吸収製品、おむつ20である。本明細書で用い
られるものとして、「おむつ」という術語は、幼児および成人失禁者により一般
的に着用され、着用者の胴体下部の周りに着用される吸収製品を称する。本発明
のウエブはまた、失禁ブリーフ、失禁下着、吸収性挿入物、おむつのホルダーと
ライナー、女性用衛生着衣などのような他の吸収製品のトップシートとしても用
いられうる。
【0026】 本発明は、使い捨て吸収製品のトップシートとしての使用にとって適切なウエ
ブを提供することのコンテキストにおいて記載されるけれども、本発明は、いか
なる意味でも、そのような用途に限定されない。開孔されたウエブおよびトップ
シートとしてのその使用の記述は、当業者が他のデバイスにおよび他の用途のた
めに本発明を容易に適合させることを可能とするであろう。
【0027】 図1は、構造の一部がおむつ20の構造をより明確に示すために切欠され、着
用者に面する、または接触するおむつ20の部分、すなわち内部表面が見るもの
に向かって向いている、その平坦に伸ばされた、収縮していない状態における(
すなわち、弾性的に誘発された収縮が引き伸ばされた)本発明のおむつ20の平
面図である。図1において示されるように、おむつ20は、好ましくは、液体透
過性トップシート24、トップシート24と結合する液体不透過性バックシート
26、およびトップシート24およびバックシート26の中間の吸収性コア28
を具備する。おむつ20はさらに、弾性サイドパネル(図示せず)、弾性レッグ
カフス(図示せず)、弾性腰部形態(図示せず)、および一般的に36と称され
るテープタブを有するファスナーシステムを含みうる。
【0028】 おむつ20は、図1において、おむつ20が着用されている間着用者の前方に
近接する第1腰部領域27、第1腰部領域27と反対側のおむつ20が着用され
ている間着用者の後方に近接する第2腰部領域29、第1腰部領域27と第2腰
部領域29との間に位置するクロッチ領域31、および縦エッジが33と称され
、エンドエッジが35と称される、おむつ20の外側エッジにより規定される周
辺を有することが示される。おむつ20の内部表面は、使用の間着用者の身体に
隣接するおむつ20の部分を具備する(すなわち、内部表面は一般的に、トップ
シート24の少なくとも一部およびトップシート24に結合する他の部材により
形成される)。外部表面は、使用の間着用者の身体から離れて位置するおむつ2
0の部分を具備する(すなわち、外部表面は、一般的に、バックシート26の少
なくとも一部およびバックシート26に結合する他の部材により形成される)。
【0029】 図1は、トップシート24およびバックシート26が、吸収性コア28の寸法
より一般的に大きな長さおよび幅寸法を有するおむつ20の態様を示す。トップ
シート24およびバックシート26は吸収性コア28のエッジを越えて延び、そ
れによりおむつ20の周辺を形成する。トップシート24、バックシート26、
およびコア28は、さまざまの周知形状で組み合わせられうるけれども、好まし
いおむつ形状は、一般的に、1975年1月14日にケネス B.ビュエル(K
enneth B.Buell)に発行された「使い捨ておむつのための収縮性
側面部分」という表題の米国特許第3,860,003号、および1992年9
月29日にケネス B.ビュエルに発行された「あらかじめ配置された弾力性可
撓性ヒンジを有する動的弾性腰部形態を有する吸収製品(Absorbent
Article With Dynamic Elastic Waist F
eature Having A Predisposed Resilien
t Flexural Hinge)」という表題の米国特許第5,151,0
92号において記載されており、それらのそれぞれは参照により本明細書に組み
込まれる。
【0030】 吸収性コア28は、いずれの吸収手段でもよく、それは一般的に、圧縮可能で
あり、柔順であり、着用者の皮膚に刺激がなく、尿および他のある種の身体滲出
物のような液体を吸収し、保持することが可能である。図1において示されるよ
うに、吸収性コア28は、着衣表面、身体表面、サイドエッジ、およびウエスト
エッジを有する。吸収性コア28は、広範な大きさおよび形態(たとえば、長方
形、砂時計形、「T」字形、非対称形など)で、一般的にエアフェルトと称され
る細砕された木材パルプのような使い捨ておむつおよび他の吸収製品において通
常用いられる広範な液体吸収材料から製造されうる。他の適切な吸収材料の例に
は、しわのあるセルロースの詰め物、コフォーム(coform)を含む溶融ブ
ローポリマー、化学的に硬化され、修飾され、または架橋されたセルロース性繊
維、ティッシュラップおよびティッシュラミネートを含むティッシュ、吸収性発
泡体、吸収性スポンジ、超吸収性ポリマー、吸収性ゲル化材料、またはいずれか
等価の材料または材料の組み合わせが含まれる。
【0031】 吸収性コア28の形状および構造もまた変化しうる(たとえば、吸収性コア2
8は、変化する厚さゾーン、親水性勾配、超吸収性勾配、または低平均密度で低
平均坪量の獲得ゾーンを有し、または1以上の層または構造を含みうる)。しか
しながら、吸収性コア28の全吸収能力は、おむつ20の設計負荷および意図さ
れる用途と合致すべきである。さらに、吸収性コア28のサイズおよび吸収能力
は、幼児から成人の範囲の着用者に適合するように変化しうる。
【0032】 吸収性コア28としての使用のために典型的な吸収構造は、1986年9月9
日にワイズマン(Weisman)らに発行された「高密度吸収構造」という表
題の米国特許第4,610,678号、1987年6月16日にワイズマンらに
発行された「二重層コアを有する吸収製品」という表題の米国特許第4,673
,402号、1989年12月19日にアングスタッド(Angstadt)に
発行された「ダスチング層を有する吸収性コア」という表題の米国特許第4,8
88,231号、および1989年5月30日にアレマニー(Alemany)
らに発行された「低密度および低坪量獲得ゾーンを有する高密度吸収部材(Hi
gh Density Absorbent Members Having
Lower Density and Lower Basis Weight
Acquisition Zones)」という表題の米国特許第4,834
,735号において記載されている。
【0033】 バックシート26は、吸収性コア28の着衣表面に隣接して位置し、好ましく
は、当該技術において周知のもののような(図示されていない)接着手段により
それに結合している。本明細書で用いられるものとして、「結合する(join
ed)」という術語は、ある要素を直接他の要素に固着させることによりある要
素が直接他の要素に固定される形状およびある要素を中間部材に固着させ、それ
が今度は他の要素に固着されることによりある要素が間接的に他の要素に固定さ
れる形状を包含する。
【0034】 たとえば、バックシート26は、接着剤の均一連続層、接着剤のパターン化さ
れた層、または接着剤の分離した線、螺旋、または点の配列により吸収性コア2
8に固定されうる。満足であることが見出されている接着剤は、ミネソタ州セン
トポールのH.B.フラー(Fuller)・カンパニーにより製造され、HL
−1258として販売されている。接着手段は、好ましくは、1986年3月4
日にミネトラ(Minetola)らに発行された「使い捨て汚物封入着衣(D
isposable Waste−Containment Garment)
」という表題の米国特許第4,573,986号において開示されている接着剤
のフィラメントの開放パターンネットワークを含み、より好ましくは、1975
年10月7日にスプラーグ(Sprague),ジュニアに発行された米国特許
第3,911,173号、1978年11月22日にザイエッカー(Zieck
er)らに発行された米国特許第4,785,996号、および1989年6月
27日にウェレニッツ(Werenicz)に発行された米国特許第4,842
,666号において示される装置および方法により例示されるような螺旋パター
ンに旋回される数本線の接着剤フィラメントを含む。それらの特許のそれぞれは
、参照により本明細書に組み込まれる。代わりに、接着手段は、熱結合、圧力結
合、超音波結合、動的機械的結合、またはいずれか他の適切な接着手段または当
該技術において公知であるそれらの接着手段の組み合わせを含みうる。
【0035】 バックシート26は、液体(たとえば、尿)に対して不透過性であり、好まし
くは薄いプラスチックフィルムから製造される。しかしながら、他の可撓性液体
不透過性材料もまた用いられうる。本明細書で用いられるものとして、「可撓性
」という術語は、柔順であり、人の身体の一般的形態および輪郭に容易に合致す
る材料を称する。
【0036】 バックシート26は、吸収性コア28において吸収され含まれる滲出物がベッ
ドシーツおよび下着のようなおむつ20と接触する製品をぬらすことを防ぐ。し
たがって、バックシート26は、織布または不織布材料、ポリエチレンまたはポ
リプロピレンの熱可塑性フィルムのようなポリマーフィルム、またはフィルムで
コートされた不織布材料のような複合材料を含みうる。好ましくは、バックシー
ト26は、約0.012mm(0.5ミル)から約0.051mm(2.0ミル
)の厚さを有する熱可塑性フィルムである。バックシート26として特に好まし
い材料には、インディアナ州テールホート(Terre Haute)のトレデ
ガー(Tredegar)・インダストリーズ,Inc.により製造されるRR
8220吹込み(blown)フィルムおよびRR5475流延(cast)フ
ィルムが含まれる。バックシート26は、好ましくは、より布らしい外観を提供
するために、エンボス加工および/またはつや消し仕上げされる。さらに、バッ
クシート26は、滲出物がバックシート26を通過することを防ぎながら、蒸気
が吸収性コア28から出て行くことを許容しうる(すなわち、呼吸性である)。
【0037】 トップシート24は、吸収性コア28と近接し、しかし吸収性コア28の身体
表面に隣接する必要はなく、好ましくは、当該技術において周知のもののような
手段によりバックシート26または吸収性コア28に結合する。適切な接着手段
は、バックシート26を吸収性コア28に結合させることについては、上記され
ている。本発明の好ましい態様においては、トップシート24とバックシート2
6はおむつの周辺部で互いに直接結合する。
【0038】 これから図1および2を参照すると、トップシート24は、液体透過性材料で
作られているウエブ40を含む。ウエブ40は、柔順であり、柔軟な感触があり
、着用者の皮膚に刺激がない。ウエブ40は、好ましくは、液体透過性不織布ウ
エブである。不織布ウエブは、溶融性ポリマー繊維またはフィラメントから形成
される繊維性材料である。不織布ウエブは、以下のポリマー、ポリアミド、ポリ
プロピレン、ポリプロピレンコポリマー、バイコンポーネント、ポリエチレン、
ポリエチレンテレフタレート、それらの組み合わせなどのいずれかから形成され
うる。適切な材料には、ドライレイ(dry laid)梳綿ウエブ、エアレイ
(air laid)ランダムウエブ、紡糸結合ウエブ、溶融ブローウエブ、ス
パンレースウエブ、およびスルーエア(through−air)またはカレン
ダー結合ウエブが含まれる。代わりに、不織ウエブは、飽和結合を介してラテッ
クス結合、グラビア印刷、スクリーン印刷、スプレーまたは発泡結合しうる。さ
らに、不織ウエブは、ラテックス結合とカレンダー結合のウエブ、または他の適
切な組み合わせのような上記技術の組み合わせにより結合しうる。繊維は、さま
ざまのサイズのものでありうるが、約1ないし18デニールを有する繊維が好ま
しい。ウエブ40は、好ましくは、約5gsmから100gsm、より好ましく
は、約5gsmから約60gsmの坪量を有する。ウエブ40は好ましくは、約
0.1mmから5.0mm、より好ましくは、約0.1mmから約2.0mmの
厚さを有する。
【0039】 ウエブ40は、少なくとも0.2平方ミリメートルの有効開孔サイズを有する
複数の開孔46を有し、より好ましくは、複数の開孔は、少なくとも0.5平方
ミリメートルの有効開孔サイズを有し、さらにより好ましくは、複数の開孔は、
少なくとも1.0平方ミリメートルの有効開孔サイズを有し、最も好ましくは、
複数の開孔は、少なくとも2.0平方ミリメートルの有効開孔サイズを有する。
有効開孔は、下記の画像獲得パラメーターの下で0〜255の標準グレーレベル
スケールについて18以下のグレーレベルを有するものである。
【0040】 ウエブ40は、好ましくは、少なくとも10パーセントの有効開口面積を有し
、より好ましくは、ウエブ40は、少なくとも15パーセントの有効開口面積を
有し、さらにより好ましくは、ウエブ40は少なくとも20パーセントの有効開
口面積を有し、最も好ましくは、ウエブ40は、少なくとも25パーセントの有
効開口面積を有する。
【0041】 有効開孔サイズおよび有効開口面積は、下記の画像解析を用いて以下の手順に
より定量される。手順は、3つの主要なステップを有する。それはまず、画像獲
得、すなわちウエブ40の表面上の領域の代表的な画像を得ることであり、つい
で、画像測定、すなわち、画像および個々の開孔およびその周辺の開口面積のパ
ーセンテージを測定することであり、そしてデータ解析、すなわち、度数分布、
面積分布の合計、および動水半径計算がなされるスプレッドシートに開口面積パ
ーセンテージ、個々の開孔面積、および周囲測定値を伝達することである。
【0042】 フレームグラバーボード、顕微鏡、カメラおよび画像解析ソフトウエアを有す
る画像解析システムが利用される。マサチューセッツ州マルボロのデータ・トラ
ンスレーション社から入手可能なモデルDT2855フレームグラバーボードが
備えられる。ニュージャージー州フェアローンのキーエンス(Keyence)
・カンパニーから入手可能なコンタクトタイプイルミネーションヘッドを有する
VH50レンズを有するVH5900モニター顕微鏡、ビデオカメラもまた備え
られ、コンピューターファイルに蓄えられる画像を獲得するために用いられる。
キーエンスの顕微鏡は画像を獲得し、フレームグラバーボードは、この画像のア
ナログ信号をコンピューターで読み取り可能なデジタルフォーマットに変換する
。画像はコンピューターファイルに蓄えられ、ワシントン州エドモーンズ(Ed
maons)のバイオスキャン(BioScan)・カンパニーから入手可能な
オプティマス(Optimas)・イメージ・アナリシスソフトウエア,バージ
ョン3.1のような適切なソフトウエアを用いて測定される。オプティマス・イ
メージ・アナリシスソフトウエアを用いるために、コンピューターは、ワシント
ン州レドモンド(Redmond)のマイクロソフト・コーポレーションから入
手可能なウインドウズソフトウエア,バージョン3.0またはそれ以降のものを
有するべきである。そしてまた、インテル80386に少なくとも等価のCPU
を有するべきである。いずれの適切なデスクトップPCも用いられうるが、48
6DX33タイプPCが特に適切であることが見出されている。ファイルに蓄え
られ、ファイルから呼び出される画像は、約50倍の最終表示倍率でソニー・ト
リニトロンモニターモデルPVM−1343MO上に表示された。
【0043】 上記画像獲得ステップは、試験される材料の代表的な試料から10の異なる領
域を必要とする。それぞれの領域は長方形であり、縦約5.8ミリメートル横4
.2ミリメートルの大きさである。試料は、開孔と開孔を規定する試料の部分と
の間のコントラストを高めるためにブラックマットボード上に置かれる。ブラッ
クマットボードの平均グレーレベルおよび標準偏差は、それぞれ16および4で
あった。
【0044】 画像は、部屋の明かりをなくし、試料の直接上のコピースタンドの上に置かれ
たキーエンスモニター顕微鏡を用いて獲得される。試料を照明するキーエンス光
源が調節され、ニューヨーク州ロチェスターのイーストマン・コダック・カンパ
ニーから入手可能なコダック・グレー・スケール上の0.3密度オプティカルウ
エッジでの平均グレーレベルおよび標準偏差を測定するためにオプティマスソフ
トウエアを用いてモニターされる。キーエンス光源の制御は、照明されるウエッ
ジの平均グレーレベルが111±1となり、標準偏差が10±1となるように調
節される。すべての画像は単一の時間の間に獲得され、キーエンス光源は、画像
獲得プロセスにわたってウエッジの平均グレーレベルと標準偏差を測定すること
によりモニターされる。
【0045】 個々の開孔の測定において、有効開孔サイズのみが関心の対象である。有効開
孔サイズの測定は、材料の多孔性に寄与すると思われる開孔サイズを定量し、開
孔であると思われる領域を横断する繊維および繊維の束の寄与を説明する。有効
開孔とは、本明細書で記載される画像獲得パラメーターを用いて18以下のグレ
ーレベルを有する、材料を突き抜けるあらゆる穴である。したがって、対象の開
孔は、横断繊維により複数の有効開孔に分割されうる。
【0046】 画像解析ソフトウエアは、試料画像から獲得される罫線画像(ruler i
mage)によりミリメートル単位で較正される。オプティマス3.1イメージ
メニューにおいて見出される縦3横3の画素平均化フィルターが、ノイズを減少
させるためにそれぞれの蓄えられた画像に適用される。開孔は、0から18のグ
レーレベル範囲で検出される。縦5.8横4.2の観察領域の中に完全には含ま
れていない開孔は、個々の領域および周囲長測定においては考慮されない。それ
ゆえ、面積と周囲長の平均および分布は、観察の視野の中に全体として含まれて
いない開孔により影響を受けない。
【0047】 しかしながら、画像の中で完全に観察されえないであろう個々の開孔は、開口
面積パーセンテージ計算においては含まれる。この差は、開口面積パーセントは
、単純に、画像の中の画素の総数に対する0から18の画素比の画像であるため
に起こる。19以上のグレーレベルを有する領域は、開口面積計算ではカウント
されなかった。
【0048】 それぞれの材料についての10画像の平均としての開口面積パーセンテージは
、オプティマス・イメージ・アナリシスソフトウエアを用いて測定される。開口
面積パーセンテージは、画像についての画素の総数に対する0から18のグレー
レベルを有する画素の数の比として定義される。開口面積パーセンテージは、試
料からの1つの特定の領域を表すそれぞれの画像について測定される。次いで、
10の個別の画像のそれぞれ由来の開口面積パーセンテージが、試料全体につい
ての開口面積パーセンテージを算出するために平均される。
【0049】 データ解析は、やはりワシントン州レッドモンドのマイクロソフト・コーポレ
ーションから入手可能なエクセルスプレッドシートによりなされる。エクセルス
プレッドシートは、オプティマス・ソフトウエアから得られた開口面積パーセン
テージ、開孔の面積、および開孔の周囲長の測定値を組織的にまとめた。試料平
均および標準偏差、個々の開孔の面積の大きさおよび度数分布および個々の開孔
についての動水半径計算(周囲長により除算された面積)がスプレッドシートを
用いて得られる。
【0050】 個々の開孔の面積の分布もまた、エクセルスプレッドシートを用いて計算され
る。開孔は、あるサイズ範囲のビン(bin)に仕分けされる。対象のあるサイ
ズ範囲に入る開孔面積の数ならびにそれぞれの範囲の面積の合計が定量される。
範囲は、0.05平方ミリメートルの増加量で設定される。それらの面積は、試
料の全開口面積のパーセンテージとして表現される。面積分布の度数および合計
は、それぞれの試料についてすべての10の画像からの個々の開孔測定値を組み
合わせることにより得られる。
【0051】 ウエブ40の中の開孔46は、大きさ、形態およびパターンについて変化しう
る。一部の可能な形態の例には、限定されないが、円、正方形、長方形、卵形、
三角形、ドッグボーン形、星形、矩形などが含まれる。開孔46は、システマチ
ック、ユニフォームまたはランダムパターンのいずれかで配置されうる。同様の
サイズを有する開孔でのシステマチックパターンが好ましい。
【0052】 ここで図3を参照すると、おむつ120上のトップシート124は、開孔され
たウエブ140を具備する。図3において見られうるように、ウエブ140は、
おむつ120の後方すなわち背部腰部領域129においてのみ開孔されている。
ウエブ140は、おむつ120のある部分または領域において所望の利益を提供
するようにいずれか適切な方式で開孔されうる。たとえば、ウエブ140は、ク
ロッチ領域131のみまたは前方腰部領域127のみ、2つの領域のいずれかの
組み合わせ、いずれか一方の領域の一部、またはいくつかの領域の一部において
開孔されうる。
【0053】 ここで図4を参照すると、本発明の開孔されたウエブを形成するためのプロセ
ス200の模式的例示が示されている。材料240が供給ロール210から引き
出され、それと関連する矢印により示される方向に、すなわちマシン方向に走行
し、そのとき供給ロール210は、それと関連する矢印により示される方向に回
転する。
【0054】 供給ロールから引き出される代わりに、材料は、たとえば、カード装置、カー
ドおよびカレンダー装置、紡糸結合装置、紡糸結合およびカレンダー装置、溶融
ブロー装置、溶融ブローおよびカレンダー装置のような形成装置から第1のニッ
プ250に直接供給されうる。
【0055】 ウエブ240は、ローラー254および260により形成される開孔装置25
2の第1のニップ250を通るように供給される。ローラー260は、平滑な外
側表面262を有する。ローラー260は、好ましくは、スチールで作られてい
る。ローラー260は、たとえばゴムのような他の材料で作られうる。ローラー
254は、その外側表面256の周りに伸びる複数の突起258を含む。ローラ
ー254は、好ましくは、スチールでできている。
【0056】 ローラー254および260は好ましくは同じ速度で回転する。ローラー25
4および260の少なくとも一方が加熱されるけれども、好ましくは、ローラー
254および260の両方が加熱される。好ましくは、ローラー254は、ロー
ラー260より高い温度を有するように加熱される。ウエブ240が第1のニッ
プ250を通過するときそれは開孔される。ウエブが開孔されるとき、開孔の周
囲の少なくとも一部が溶融するようにその融点を超えて加熱される。
【0057】 ウエブ240が装置252により開孔された後、ウエブ240は次いで、装置
252を出て行った後ウエブをセットするために冷却される。図4において、ウ
エブ240は、ブロワー270からウエブ240上に冷たい空気を吹き付けるこ
とにより冷却されることが示される。もちろん、ウエブ240を冷却するために
、他の公知技術が用いられうる。ウエブの冷却はまた、開孔の周囲の周りに広が
る溶融した材料も固化する。
【0058】 冷却の後、開孔されたウエブ240は、ローラー282および284により形
成される第2のニップ280を通過するように供給される。ローラー282およ
び284は、好ましくは、同じ速度で回転する。ローラー282および284は
、開孔の周囲の周りに広がる固体の溶融した材料を破壊する。固体の溶融した材
料の破壊は、ウエブ240の柔軟性を高める。
【0059】 ローラー284は、平滑な外側表面を有し、好ましくは、ゴム、ポリアミド、
または他のポリマー材料のような柔軟な材料で作られている。ここで図5を参照
すると、ローラー282の外側表面281は複数の溝283を備える。溝283
は、マシン方向に平行な方向に外側表面281の周りに伸びる。溝はまた他の方
向にも伸びうる。溝の大きさ、離間、形態および数は、ウエブ240に所望の柔
軟性を提供するように選択されうる。というのは、溝は、開孔の周囲の周りに広
がる固体溶融材料を破壊する役割をするからである。ローラー282は、好まし
くは、スチールで作られている。
【0060】 好ましくは、ローラー282および284の周囲1次速度(peripher
al linear speed)は、ローラー254および260の周囲1次
速度より大きく、それにより、ローラーの2つのセットの間の材料に張力を掛け
る。ローラーの速度を調節することにより、材料は、所望の量に狭まるように張
力を掛けられる。
【0061】 第2のニップ280から、ウエブ240は、巻き取り(take−up)ロー
ル290に巻き取られる。
【0062】 ここで図6を参照すると、本発明の開孔ウエブを形成するためのもう1つのプ
ロセス300の模式的例示が示される。材料340が供給ロール310から引き
出され、それと関連する矢印により示される方向、すなわちマシン方向に走行し
、そのとき供給ロール310はそれと関連する矢印により示される方向に回転す
る。
【0063】 供給ロールから引き出される代わりに、材料は、たとえば、カード装置、カー
ドおよびカレンダー装置、紡糸結合装置、紡糸結合およびカレンダー装置、溶融
ブロー装置、溶融ブローおよびカレンダー装置のような形成装置から第1のニッ
プ350に直接供給されうる。
【0064】 ウエブ340は、ローラー354および360により形成される開孔装置35
2の第1のニップ350を通過するように供給される。ローラー360は、平滑
な外側表面362を有する。ローラー360は、好ましくはスチールで作られて
いる。ローラー360は、たとえばゴムのような他の材料で作られうる。ローラ
ー354は、その外側表面356の周りに伸びる複数の突起358を含む。ロー
ラー354は好ましくは、スチールで作られている。
【0065】 ローラー354と360は、好ましくは同じ速度で回転する。ローラー354
および360の少なくとも一方が加熱されるけれども、好ましくは、ローラー3
54および360の両方が加熱される。好ましくは、ローラー354は、ローラ
ー360より高い温度を有するように加熱される。ウエブ340が第1のニップ
350を通過するとき、それは開孔される。ウエブが開孔されるとき、それは、
開孔の周囲の少なくとも一部が溶融するようにその融点を超えて加熱される。
【0066】 ウエブ340が装置352により開孔された後、ウエブ340は次いで、装置
352を出て行った後にウエブをセットするために冷却される。図6において、
ウエブ340は、ブロワー370からウエブ340上に冷たい空気を吹き付ける
ことにより冷却されることが示されている。もちろん、他の公知技術もウエブ3
40を冷却するために用いられうる。ウエブの冷却はまた、開孔の周囲の周りに
広がる溶融した材料も固化する。
【0067】 冷却の後、開孔されたウエブ340は、ローラー382および384により形
成される第2のニップ380を通過するように供給される。ローラー382およ
び384は、好ましくは同じ速度で回転する。ローラー382および384は、
開孔の周囲の周りに広がる固体溶融材料を破壊する。固体溶融材料の破壊はウエ
ブ340の柔軟性を高める。
【0068】 ローラー384は、平滑な外側表面を有し、好ましくは、ゴム、ポリアミド、
または他のポリマー材料のような柔軟な材料で作られている。ローラー382の
外側表面は、複数の溝を備える。ローラー382は、図5において示されるロー
ラー282と同じものである。
【0069】 ローラー382と384の周囲1次速度は、好ましくは、ローラー354およ
び360の周囲1次速度より大きく、それによりローラーの2つのセットの間の
材料に張力を掛ける。ローラーの速度を調節することにより、材料は、所望の量
に狭まるように張力を掛けられる。
【0070】 第2のニップ380から、ウエブ340は、ローラー392および394によ
り形成される第3のニップ390に供給される。ローラー392および394は
、好ましくは、同じ速度で回転する。ローラー392および394は、開孔の周
囲の周りに広がる固体溶融材料をさらに破壊する。固体溶融材料の破壊は、ウエ
ブ340の柔軟性を高める。
【0071】 ローラー394は、平滑な外側表面を有し、好ましくは、ゴム、ポリアミド、
または他のポリマー材料のような柔軟な材料で作られている。ここで図7を参照
すると、ローラー392の外側表面391は、複数の溝393を備える。溝39
3は、ローラー382上の溝が伸びる方向とは異なる方向に外側表面391の周
りに伸びる。好ましくは、溝393は、ローラー382上の溝が伸びる方向に対
して垂直の方向に伸びる。溝393は、マシン方向に対して垂直の方向に伸びる
ことが図7において示されている。溝はまた他の方向にも伸びうる。溝の大きさ
、離間、形態および数は、ウエブ340に所望の柔軟性を提供するように選択さ
れうる。というのは、溝は、開孔の周囲の周りに広がる固体溶融材料を破壊する
働きをするからである。ローラー382は、好ましくは、スチールで作られてい
る。
【0072】 第3のニップ390から、ウエブ340は巻き取りロール398に巻き取られ
る。
【0073】 ここで図8を参照すると、本発明の開孔されたウエブを形成するためのもう1
つのプロセス400の模式的例示が示される。プロセス400は、第2と第3の
ニップ480および490の形成を除いて図6において例示されるプロセスと本
質的に同一である。図6において例示されるプロセス300と違って、プロセス
400は、ニップ480と490を形成するために同じ平滑なローラー484を
利用する。このことは単純に、2つの平滑ローラーの必要をなくす。ローラー4
82は、図5において例示されるローラー282と同一であり、ローラー492
は、図7において例示されるローラー392と同一である。
【0074】 上記例示のプロセスにより単一のウエブを供給することの代わりに、多数のウ
エブが同時にプロセスを通過するように供給されうる。ウエブは、互いに同一で
ありうるし、互いに異なりうる。たとえば、ウエブは、一方が他方より親水性で
あるように異なる親水性を有しうる。ウエブは、一方のウエブが他方より広いか
または他方より厚くなるように異なる寸法を有しうる。本発明により開孔され柔
軟化されうるウエブのさまざまの組み合わせおよび数は、所望の結果を提供する
ように製造者により選択されうる。
【0075】 おむつ20は、液体および他の身体滲出物のよりすぐれた封入を提供する(図
示されていない)弾性レッグカフスをさらに具備しうる。それぞれの弾性レッグ
カフスは、脚部領域における身体滲出物の漏れを減少させるためのいくつかの異
なる態様を備えうる。(レッグカフスは、また、レッグバンド、サイドフラップ
、バリアカフス、または弾性カフスとも称されうるし、ときどき称される。)米
国特許第3,860,003号は、弾性レッグカフス(ガスケットカフス)を提
供するためにサイドフラップおよび1以上の弾性部材を有する収縮性脚部開口を
提供する使い捨ておむつ20を記載する。1990年3月20日にアジズらに発
行された「弾性を有するフラップを有する使い捨て吸収製品」という表題の、と
もに譲渡された米国特許第4,909,803号は、脚部領域の封入を向上させ
るために「起立した」弾性フラップ(バリアカフス)を有する使い捨ておむつ2
0を記載する。1987年9月22日にローソン(Lawson)に発行された
「2重カフスを有する吸収製品」という表題のともに譲渡された米国特許第4,
695,278号は、ガスケットカフスとバリアカフスを含む2重カフスを有す
る使い捨ておむつ20を記載する。
【0076】 おむつ20は、好ましくは、よりすぐれた適合感および封入を提供する(図示
されていない)弾性腰部形態をさらに含む。弾性腰部形態は、着用者の腰部に動
的に適合するように弾性的に拡張および収縮することが意図されるおむつ20の
部分または帯域である。弾性腰部形態は、吸収性コア28のウエストエッジの少
なくとも一方から少なくとも縦に外に向かって伸び、一般的におむつ20のエン
ドエッジの少なくとも一部を形成する。使い捨ておむつは一般的に、2つの弾性
腰部形態を有するように作られ、一方は第1腰部領域27に位置し、一方は第2
腰部領域29に位置する。しかしながら、おむつは、単一の弾性腰部形態を用い
て作られうる。さらに、弾性腰部形態またはその構成要素のいずれもがおむつ2
0に固着される分離要素を含みうるけれども、弾性腰部形態は、好ましくは、バ
ックシート26またはトップシート24、好ましくはバックシート26とトップ
シート24の両方のようなおむつ20の他の要素の延長部として作られる。弾性
を有するウエストバンドは、1985年5月7日にキエビット(Kievit)
らに発行された米国特許第4,515,595号および上記参照された米国特許
出願シリアル番号第07/715,152号において記載されているものを含む
多数の異なる形状で作られうるものであり、それらの参照文献のそれぞれは、参
照により本明細書に組み込まれている。
【0077】 おむつ20はまた、横張力が着用者に対しておむつ20を維持するようにおむ
つ20の周囲に維持されるように重なる形状で第1腰部領域27および第2腰部
領域29を維持する側面閉鎖を形成するファスナーシステム36も含む。典型的
なファスナーシステムは、1989年7月11日にスクリップス(Scripp
s)に発行された「改善されたファスナーデバイスを有する使い捨ておむつ」と
いう表題の米国特許第4,846,815号、1990年1月16日にネステガ
ード(Nestegard)に発行された「改善されたフックファスナー部分を
有する使い捨ておむつ」という表題の米国特許第4,894,060号、199
0年8月7日にバットレル(Battrell)に発行された「感圧接着剤ファ
スナーおよびそれを作る方法」という表題のともに譲渡された米国特許第4,9
46,527号、1974年11月19日にビュエルに発行された「使い捨てお
むつのためのテープファスナーシステム」という表題のともに譲渡された米国特
許第3,848,594号、1987年5月5日にヒロツらに発行された「吸収
製品」という表題のともに譲渡された米国特許第B1 4,662,875号、
および本明細書ですでに参照された米国特許出願第07/715,152号にお
いて開示され、それらのそれぞれは参照により本明細書に組み込まれる。
【0078】 おむつ20は好ましくは、着用者の背中の下に腰部領域の一方、好ましくは第
2腰部領域29を配置し、他方の腰部領域、好ましくは第1腰部領域27が着用
者の前方に渡って位置するように着用者の脚部の間におむつ20の残りを引くこ
とにより着用者に取り付けられる。次いで、ファスナーシステムのテープタブ3
6がリリース部分からリリースされる。タブ部分をつかみながら、介護者(di
aperer)は次いで、着用者の回りを弾性サイドパネルで包む。ファスナー
システムは、2つの側面閉鎖をもたらすように、おむつ20の外側表面に固定さ
れる。
【0079】 本発明の特定の態様が例示され記載されてきたけれども、当業者にとっては、
さまざまの他の変更および修正が、本発明の精神および範囲から逸脱することな
くなされうることが明らかであろう。それゆえ、本発明の範囲にあるすべてのそ
のような変更および修正は、添付の特許請求の範囲においてカバーすることが意
図される。
【図面の簡単な説明】
明細書は、本発明を指摘し、明確に権利請求する特許請求の範囲を含むけれど
も、明細書は、同様の部材に同じ参照番号が与えられる添付の明細書とともに理
解される以下の図面により、よりよく理解されると思われる。
【図1】 図1は、部分的に切欠して示される、本発明の開孔されたウエブで構成される
トップシートを有する使い捨ておむつの平面図である。
【図2】 図2は、図1において示される開孔されたウエブのトップシートの断面図であ
る。
【図3】 図3は、本発明の別態様のウエブで構成されるトップシートを有する使い捨て
おむつの平面図である。
【図4】 図4は、本発明の開孔されたウエブを形成するための方法の単純化された模式
的例示である。
【図5】 図5は、図4の溝のあるロールの拡大された頭上(overhead)平面図
による例示である。
【図6】 図6は、本発明の開孔ウエブを形成するための別方法の単純化された模式的例
示である。
【図7】 図7は、図6の第3のニップの溝のあるロールの拡大された頭上平面図の例示
である。
【図8】 図8は、本発明の開孔ウエブを形成するための別の方法の単純化された模式的
例示である。
【符号の説明】 20,120…おむつ、24,124…トップシート、26…バックシート
、28…吸収性コア、40,140…ウエブ、252,352…開孔装置、25
4,260,282,284,354,360,382,384,392,39
4…ローラー、258…突起、270,370…ブロワー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD ,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL, PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,S L,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ ,VN,YU,ZA,ZW (71)出願人 ONE PROCTER & GANBL E PLAZA,CINCINNATI, OHIO,UNITED STATES OF AMERICA (72)発明者 ペスシャー、ゲオルク ドイツ連邦共和国、デー − 65918 バ ート・ソデン、ハオプトシュトラーセ 41・エー Fターム(参考) 3B029 BB03 BB06 4L047 AA14 AA21 AA23 BD01 CA10 CB07 CC04 CC05 EA21

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開孔されたウエブを形成する方法であって、前記方法は、 a)1対のローラーにより形成される第1のニップを通過するようにマシン方向
    にウエブを供給する工程であって、前記ローラーの一方は、平滑な外側表面を有
    し、他方のローラーは、外側表面から伸びる複数の突起を有する外側表面を有し
    、前記ウエブが溶融した周囲を有する複数の開孔を伴って開孔されるように前記
    ローラーの少なくとも一方が加熱される工程、 b)前記開孔の前記溶融した周囲を固化するために前記ウエブを冷却する工程、
    および c)前記開孔の前記固化した溶融した周囲を破壊するために1対のローラーによ
    り形成される第2のニップを通過するように前記ウエブを供給する工程であって
    、前記第2のニップの前記ローラーの一方が複数の溝を有する外側表面を有する
    工程 を含む方法。
  2. 【請求項2】 d)前記開孔の前記固化した溶融した周囲を破壊するために
    1対のローラーにより形成される第3のニップを通過するように前記ウエブを供
    給する工程であって、前記第3のニップの前記ローラーの一方が複数の溝を有す
    る外側表面を有する 付加的な工程を含む請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記第2のニップを形成する前記ローラーの前記外側表面上
    の前記複数の溝が第1の方向に伸び、前記第3のニップを形成する前記ローラー
    の前記外側表面上の前記複数の溝が前記第1の方向とは異なる方向に伸びる請求
    項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記第1の方向が前記マシン方向に平行である請求項3記載
    の方法。
  5. 【請求項5】 前記ウエブが不織ウエブを含む請求項1ないし4のいずれか
    1項記載の方法。
  6. 【請求項6】 第2のウエブが前記第1および第2のニップを通過するよう
    に同時に供給される請求項1記載の方法。
  7. 【請求項7】 ウエブが、ウエブ上への冷却空気の吹き付けにより冷却され
    ることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記第2のニップを形成する前記ローラーの一方が平滑外側
    表面を有する請求項1ないし7のいずれか1項記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記第3のニップを形成する前記ローラーの一方が平滑外側
    表面を有する請求項1ないし8のいずれか1項記載の方法。
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