JP2002530008A - メッセージの2つのインスタンスを組み合わせることによってエラー訂正を行なう方法および装置 - Google Patents

メッセージの2つのインスタンスを組み合わせることによってエラー訂正を行なう方法および装置

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JP2002530008A
JP2002530008A JP2000581774A JP2000581774A JP2002530008A JP 2002530008 A JP2002530008 A JP 2002530008A JP 2000581774 A JP2000581774 A JP 2000581774A JP 2000581774 A JP2000581774 A JP 2000581774A JP 2002530008 A JP2002530008 A JP 2002530008A
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デオ,ヴィネイ
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/08Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by repeating transmission, e.g. Verdan system

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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
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  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Detection And Correction Of Errors (AREA)
  • Error Detection And Correction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 ワイヤレス接続(202,204)を通じてメッセージの第1および第2インスタンス(264,266)を受信する。メッセージの第1および第2インスタンス(264,266)がエラーを含むか否か判定を行なう。双方のインスタンスがエラーを含む場合、第1および第2インスタンス(264,266)を部分的に併合することによって、エラーがある2つのインスタンスから、メッセージのエラーがないインスタンス(264)を再生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の背景) 本発明は、移動デバイス(mobile device)として一般に知られている個人移
動計算デバイスに関する。更に特定すれば、本発明は、移動デバイス上で情報を
送信、受信および訂正するシステムおよび方法に関する。
【0002】 移動デバイスとは、小型の電子計算機であり、多くの場合パーソナル・ディジ
タル・アシスタントと呼ばれている。このような移動デバイスの多くは、ページ
ャ、ハンド・ヘルド・デバイス、または手の平サイズのデバイスであり、手の中
にぴったりと納まる。市販のデバイスの1つはHANDHELD PC(または
H/PC)という商品名で販売されており、他の1つはPALM PC(または
P/PC)という商品名で販売されており、双方とも、ワシントン州RedmondのM
icrosoft Corporation(マイクロソフト社)が供給するソフトウエアを有する。
【0003】 概略的に、移動デバイスは、プロセッサ、ランダム・アクセス・メモリ(RA
M)、キーボード、タッチパッドまたは入力ボタンのような入力デバイス、およ
びディスプレイを含む。キーボードを接触感応ディスプレイとして組み込むとき
のように、キーボードをディスプレイと一体化することができる。オプションと
して、通信インターフェースが用意されており、デスクトップ・コンピュータと
通信するために一般に用いられている。置換可能即ち交換可能なバッテリが移動
デバイスに給電する。オプションとして、移動デバイスは、外部電源から電力を
受けることができる。外部電源は内蔵バッテリを無効にするかまたは再充電する
【0004】 従来技術の用途の中には、移動デバイスをデスクトップ・コンピュータと共に
用いる場合もある。例えば、移動デバイスのユーザは、仕事場または家庭あるい
は双方にあるデスクトップ・コンピュータにアクセスして用いる場合もある。移
動デバイスがH/PCブランドのデバイスまたはその他の同様のデバイスである
場合、ユーザは典型的にデスクトップ・コンピュータおよび移動デバイスの双方
において、同じタイプのアプリケーションを走らせることになる。したがって、
このような移動デバイスをデスクトップ・コンピュータに結合し、デスクトップ
・コンピュータと情報を交換し、更に情報を共有するように設計すれば、非常に
有利である。
【0005】 移動デバイスに情報を提供する別の方法では、ワイヤレス伝送リンクを介して
いる。このような情報は、電子メールまたはニュース、天気予報、スポーツ、交
通および地方行事情報を含むことができる。情報は、インターネットに接続され
ているデスクトップ・コンピュータから得られ、有線接続を通じて配信すること
ができる。しかしながら、このような情報をワイヤレス接続を通じて同様に配信
できれば望ましいであろう。移動デバイス上のワイヤレス受信機は、情報が移動
デバイスに送られつつあるときに、これを受信するように動作することができる
【0006】 移動デバイスがページャである場合、所与のシステムにおける画ページャは1
つ以上のアドレスを有する。メッセージをワイヤレス・チャネルを通じて送信す
る場合、これはあるアドレスに宛てられる。そのワイヤレス・チャネルに割り当
てられている全てのページャがメッセージを受信し、そのメッセージに含まれて
いるアドレスを、それ自体のアドレスと突き合せてチェックする。このアドレス
照合アルゴリズムは、ハードウエア、またはソフトウエア、あるいはハードウエ
アおよびソフトウエアの組み合わせのいずれでも実現可能である。着信メッセー
ジに付随するアドレスがページャ上のいずれのアドレスとも一致しない場合、こ
のメッセージを破棄する。しかしながら、アドレスがページャ上のアドレスの1
つと一致した場合、メッセージを受け入れ、ページャ上のプロトコル・スタック
における上位ソフトウエアまたはハードウエアに転送し、適正な処理を行なうこ
とができる。
【0007】 移動デバイスがページャである場合、またはページャを含む場合、多数の欠点
がある。例えば、ページング・ネットワークは従来より一方向ネットワークであ
り、メッセージはオープン・ループ環境において1台以上のページャに送信また
は同報通信される。その場合、目標デバイス(または目標デバイス・グループ)
がメッセージを受信したか否か判定することは、不可能ではないにしても、困難
である。また、目標デバイスがエラーのないメッセージを受信したか否か判定す
ることも、不可能ではないにしても、困難である。
【0008】 一方向ページング・ネットワークは、バースト・エラーを生じ易く、メッセー
ジの一部にエラーが生ずる原因となる。ページング業界は、場合によってはこれ
を容認し得ると見なしてきた。何故なら、メッセージがエラーを含んでいても、
ユーザは正しいメッセージ内容を、当該メッセージの文脈から簡単に理解できる
こともあるからである。しかしながら、これは場合によっては非常に望ましくな
い。例えば、メッセージが電話番号または重要な株価情報を含んでいる場合、こ
の情報がバースト・エラー内で失われる虞れがある。これは、ユーザにとっては
容認できない。
【0009】 長年にわたって、ページング業界はこの問題を解決しようと研究してきた。業
界は、メッセージを送信する際に用いる空中ページング・プロトコル(over-the
-air paging protocol)を徐々に改良してきた。Motorola FLEXページング・シ
ステムおよびPOCSAGページング・システムは、メッセージの品質を改良し
たが、それでもなおメッセージにはエラーが見られる。
【0010】 メッセージをエラーなく宛先に確実に送信する試みにおいて実施された別の方
法は、メッセージを2回送ることである。実際、ページング環境の中には、バー
スト・エラーを非常に生じやすいので、標準的動作手順として各メッセージをペ
ージング・システム上で2回送る場合がある。従来のページャは、2つのページ
のテキストが正確に同一である限り、ページを2回送ったという事実を隠すこと
ができる。したがって、メッセージの両インスタンスがエラーなく受信されれば
、メッセージの一方のインスタンスは単に破棄または秘匿され、ユーザは、エラ
ーのないメッセージの一方のインスタンスだけを見るのである。しかしながら、
インスタンスの一方または双方にエラーがあると、これらは双方ともユーザに表
示され、ユーザに彼または彼女の頭の中でメッセージの両インスタンスの部分を
繋ぎ合わせ、正しい、エラーのないメッセージの内容を判断させる。
【0011】 これもまた非常に望ましくない方法である場合があり得る。このような方法は
、メッセージの正しい内容を判断するために、ユーザ側で行なわなければならな
い作業が増えるという点で不便であり煩わしい。更に、メッセージによっては、
平均的なユーザには必ずしも読めなくてもよく、ユーザにデータを表示する前に
、ある量のデータ処理が行なえればよいという場合もある。その場合、単に同じ
メッセージの2つのインスタンスを送ったものの、双方のインスタンスがエラー
を含んでいては、一方向ページングの信頼性問題を救済(remedy)ことにはなら
ない。 (発明の概要) ワイヤレス接続を通じて、メッセージの第1および第2インスタンスを受信す
る。メッセージの第1および第2インスタンスがエラーを含むか否かについて判
定を行なう。両インスタンスがエラーを含む場合、第1および第2インスタンス
の部分を併合することによって、2つのエラーがあるメッセージから、エラーが
ないメッセージのインスタンスを再生する。 (例示実施形態の詳細な説明) 図1は、本発明を実現可能なシステム10を示す。システム10は、コンテン
ツ・プロバイダ12、ワイヤレス・キャリア14、デスクトップ・コンピュータ
16、および移動デバイス18を含む。コンテンツ・プロバイダ12は、データ
ベースまたはその他のデータ源から適当なあらゆるタイプのデータを提供する。
例えば、以下では、コンテンツ・プロバイダ12を、ワイヤレス・サービス、ま
たは移動デバイス18のユーザが望むと思われるその他の種類のサービスのプロ
バイダとして論ずる。このようなサービスの例には、ニュース、天気予報および
スポーツ・サービス、株価サービス、道路状況報告サービス等が含まれる。
【0012】 ワイヤレス・キャリア14については、本願の後ろの方で更に詳細に説明する
。しかしながら、端的に言えば、ワイヤレス・キャリア14は、サービス・コン
テンツおよびプログラミング・メッセージ(以後、コンテンツ)をコンテンツ・
プロバイダ12から、ダイアル・アップまたは直接インターネット接続またはネ
ットワーク接続によって受信するように構成してある。ワイヤレス・キャリア1
4がコンテンツ・プロバイダ12から情報を取得する方法は、各社に固有の手段
または共通(non-proprietary)手段を含むことができる。例えば、例示の一実
施形態では、ワイヤレス・キャリア14は、Microsoft Corporationから入手可
能なINTERNET EXPLORERブランドの製品を用いて、コンテンツ・プロバイダのウ
ェブ・サイトにおいて、アクティブ・チャネルに加入する。INTERNET EXPLORER
ブランドのコンポーネントは、ウェブ・サイトからデータを引き出し、これをキ
ャッシュに格納し、後に移動デバイス18に送信する。
【0013】 ワイヤレス・キャリア14は、ワイヤレス情報サーバ(WIS)20も含む。
サーバ20は、コンテンツ・プロバイダ12から受信したコンテンツを、ワイヤ
レス・キャリア14が使用する特定のタイプのトランスポートと互換性のあるピ
ース(piece)に分割する。例えば、サーバ20は、使用するチャネル・タイプ
またはトランスポート・タイプに対して最大パケット・サイズ制約、キャラクタ
・セット要求等に従うように、データを分割することができる。送信の前に、デ
ータを異なる形態に変換することが好ましい。本出願の後ろの方で更に詳細に説
明するが、このような変換は、種々の形態の暗号化を含む場合があり、また圧縮
、符号化等も含む場合がある。一旦データを適切に分割し、トランスポート制約
に準拠するようにしたなら、次に空中を伝わりワイヤレス・ネットワーク(ペー
ジング・チャネルを通じてというように)を通じて送信し、直接移動デバイス1
8上で受信するように、データを構成する。送信データは、移動デバイス18上
のワイヤレス受信機およびドライバ・コンポーネントによって受信され、ここで
移動デバイス18が使用するためにデータを調整(prepare)する。
【0014】 移動デバイス18は、モデム24を含む場合もある。この場合、ワイヤレス・
キャリア14を通じて送信するのではなく、サービス・コンテンツを直接コンテ
ンツ・プロバイダ12から直接ダイアル・アップ・モデム接続を介して、移動デ
バイス18に送信することができる。
【0015】 デスクトップ・コンピュータ16についても、本明細書の後ろの方で更に詳し
く説明する。しかしながら、端的に言えば、デスクトップ・コンピュータ16に
は、ワシントン州、RedomondのMicrosoft Corporationから市販されている、INT
ERNET EXPLORER4.0ブランドのコンポーネントのような、標準的なウェウ・ブラ
ウザを備えることが好ましい。その場合、デスクトップ・コンピュータ16のユ
ーザは、通常通りにチャネルに加入でき、ユーザにはある種のチャネル・コンテ
ンツが供給され、オフラインまたはオンラインで閲覧することができるので好ま
しい。このようにすると、デスクトップ・コンピュータ16は、新たなコンテン
ツを周期的に検索または受信し、次いで移動デバイス18に送信することができ
る。
【0016】 また、デスクトップ・コンピュータ16は、一例として、同期コンポーネント
26も含む。端的に言うと、同期コンポーネント26は、移動デバイス18上に
あるオプションの同様の同期コンポーネント28と相互作用を行い、同期の主題
であるファイルをデスクトップ・コンピュータ16から移動デバイス18に、ま
たはその逆に同期させることができるように構成されている。一旦同期が得られ
ると、双方のファイル(コンピュータ16および移動デバイス18上のファイル
)は、最新の情報を収容する。
【0017】 更に具体的には、移動デバイス18は、好適な実施形態では、デスクトップ・
コンピュータ16、またはその他の移動デバイス18、あるいは双方と同期する
ことができる。この場合、移動デバイス18上のオブジェクト・ストアに格納さ
れているオブジェクトのプロパティは、デスクトップ・コンピュータ16または
別の移動デバイス18上のオブジェクト・ストアに格納されている同一オブジェ
クトの他のインスタンスのプロパティと同様である。したがって、例えば、ユー
ザがデスクトップ・コンピュータ16上のオブジェクト・ストアに格納されてい
るあるオブジェクトの1つのインスタンスを変更すると、移動デバイス18のオ
ブジェクト・ストア内にある当該オブジェクトの第2インスタンスがデスクトッ
プ・コンピュータ16に接続され、同じオブジェクトの両インスタンスが最新デ
ータを収容することになる。これを同期と呼ぶ。
【0018】 同期を得るために、同期コンポーネント26および28は移動デバイス18お
よびデスクトップ・コンピュータ16(または別の移動デバイス18)上で走る
。同期コンポーネントは、既定のインターフェースを介して互いに通信し、通信
および同期を管理する。
【0019】 例示の一実施形態では、移動デバイス18は、物理的なケーブルによってデス
クトップ・コンピュータ16と通信し、シリアル通信プロトコルを用いて通信す
る。本発明では、赤外線(IR)通信またはその他の適当な通信機構のような、
その他の通信機構も想定している。
【0020】 図2は、移動デバイス18の更に詳細なブロック図である。移動デバイス18
は、一例として、マイクロプロセッサ30、メモリ32、入出力(I/O)コン
ポーネント34、デスクトップ通信インターフェース36、ワイヤレス受信機3
7、およびアンテナ39を含む。移動デバイス18のこれらのコンポーネントは
、通信のために、適当なバス38を通じて互いに結合することができる。
【0021】 メモリ32は、バッテリ・バックアップ・モジュール(図示せず)を備えたラ
ンダム・アクセス・メモリ(RAM)のような、不揮発性電子メモリとして実施
し、移動デバイス18全体の電力が停止した場合に、メモリ32内に格納されて
いる情報が失われないようにすることが好ましい。メモリ32の一部は、一例と
して、プログラム実行のためにアドレス可能なメモリとして割り当てられている
が、メモリ32の他の部分は、ディスク・ドライブ上での格納をシミュレートす
るというように、格納のためにオプションとして用いられる。
【0022】 メモリ32は、オペレーティング・システム40、アプリケーション・プログ
ラム42(個人情報マネージャ即ちPIM、電子メール・プログラム等)、そし
てオブジェクト・ストア44を含むことができる。動作の間、一例として、プロ
セッサ30は、メモリ32からオペレーティング・システム40を実行する。一
実施形態では、オペレーティング・システム40は、Microsoft Corporationか
ら市販されているWindows CEブランドのオペレーティング・システムである。オ
ペレーティング・システム40は、移動デバイス用に設計されており、データベ
ース構造を実現する。このデータベース構造は、PIM42が、1組の露出(ex
posed)アプリケーション・プログラミング・インターフェースおよびメソッド
を通じて、利用することができる。一例として、オブジェクト・ストア44内の
オブジェクトは、少なくとも部分的に、露出アプリケーション・プログラミング
・インターフェースおよびメソッドに対するコールに応答して、PIM42およ
びオペレーティング・システム40が維持する。
【0023】 I/Oコンポーネント34は、一実施形態では、ユーザから移動デバイス18
への入出力動作を容易にするために設けられている。I/Oコンポーネント34
については、図3および図4に関して更に詳細に説明する。
【0024】 デスクトップ通信インターフェース36を、オプションとして、いずれかの適
当な通信インターフェースとして備える。インターフェース36は、一例として
、デスクトップ・コンピュータ16、コンテンツ・プロバイダ12、およびワイ
ヤレス・キャリア14と通信するために用いられる。これは、図1に関して説明
した通りである。したがって、通信インターフェース36は、デスクトップ・コ
ンピュータ16と通信するために同期コンポーネント28、およびコンテンツ・
プロバイダ12と通信するためにモデム24を含むこともできる。ワイヤレス受
信機およびドライバ22は、ワイヤレス・キャリア14と通信するために用いら
れる。
【0025】 図3は、本発明にしたがって使用可能な移動デバイス18の好適な一実施形態
の簡略構成図である。図3に示すように、移動デバイス18は、Microsoft Cor
porationが供給するソフトウエアを有しH/PCという名称で販売されているデ
スクトップ・アシスタントとすることができる。一実施形態では、移動デバイス
18は、小型化キーボード43、ディスプレイ45、およびスタイラス46を含
む。図3に示す実施形態では、ディスプレイ45は液晶ディスプレイ(LCD)
であり、スタイラス46と共に、接触感応ディスプレイ画面を用いている。スタ
イラス46は、指定の座標においてディスプレイ45を押圧するかまたはこれと
接触し、あるユーザ入力機能を実行するために用いられる。小型化キーボード4
3は、一例として、小型化英数字キーボードとして実現し、あらゆる適当かつ所
望の関数キーを有する。これらもあるユーザ入力機能を実行するために設けられ
ている。
【0026】 図4は、本発明の別の実施形態による移動デバイス18の別の簡略構成図であ
る。図4に示すように、移動デバイス18は、図3に関して説明したものと同様
の構成要素(item)を一部含み、これらには同様に付番してある。例えば、図4
に示すように、移動デバイス18も接触感応画面45を含み、これをスタイラス
46と共に用いて、あるユーザ入力機能を実行することができる。移動デバイス
18をページャとして実現する場合、一例として、画面45は接触感応型ではな
く、スタイラス46は不要である。
【0027】 尚、図3および図4に示すような移動デバイスのディスプレイ45は、互いに
同一サイズ、または互いに異なるサイズとすることができるが、典型的に、デス
クトップ・コンピュータと共に用いる従来のディスプレイよりは遥かに小さいこ
とには、気付いて当然である。例えば、図3および図4に示すディスプレイ45
は、240×320座標または160×160座標のみ、あるいはその他のいず
れかの適当なサイズのマトリクスで規定することもできる。移動デバイス18が
ページャである場合、ディスプレイ45は更に小さい場合もある。
【0028】 図4に示す移動デバイス18は、多数の入力キーまたはボタン(スクロール・
ボタン47等)も含み、ユーザは、ディスプレイ45上に表示される、メニュー
・オプションまたはその他のディスプレイ・オプションを通じてスクロールする
ことができ、あるいはユーザは、ディスプレイ45に接触することなく、アプリ
ケーションを変更したり、またはユーザ入力機能を選択することができる。加え
て、図4に示す移動デバイス18は、一例として、電源ボタン49も含み、移動
デバイス18全体の電源をオンおよびオフにする際に用いることができる。
【0029】 また、図4に示す実施形態では、移動デバイス18は手書きエリア51も含む
ことを注記しておく。手書きエリア51は、スタイラス46と共に用いることが
でき、ユーザはメッセージを書き込み、これをメモリ42に格納し、後に移動デ
バイス18が使用することができる。例示の一実施形態では、手書きメッセージ
は、単に手書き形態で格納され、ユーザが呼び出して、ディスプレイ画面45上
に表示することができ、こうしてユーザは移動デバイス18に入力した手書きメ
ッセージを見直すことができる。別の実施形態では、移動デバイス18にはキャ
ラクタ認識モジュールを備え、ユーザが英数字情報を移動デバイス18に入力す
る際、スタイラス46を用いてエリア51上でその英数字情報を書くことができ
る。その場合、移動デバイス18内のキャラクタ認識モジュールは、英数字キャ
ラクタを認識し、キャラクタをコンピュータ認識可能な英数字キャラクタに変換
し、移動デバイス18内のアプリケーション・プログラム42がこれを用いるこ
とができるようにする。
【0030】 勿論、移動デバイス18をページャとして実現する場合、スタイラス46およ
び手書きエリア51は不要である。代わりに、移動デバイス18には、単に画面
45、ユーザ入力ボタン47、電源ボタン49、およびコンパクトな物理的ハウ
ジング即ちケースを備えておけばよい。
【0031】 図5および関係する論述は、本発明の一部を実現可能な適当なデスクトップ・
コンピュータ16の端的で総合的な説明を行なうことを意図したものである。必
ずしもその必要性はないが、本発明の説明は、少なくとも部分的に、パーソナル
・コンピュータ16または移動デバイス18が実行するプログラム・モジュール
のようなコンピュータ実行可能命令の一般的な文脈で行なうこととする。一般に
、プログラム・モジュールは、ルーチン・プログラム、オブジェクト、コンポー
ネント、データ構造等を含み、特定のタスクを実行するか、あるいは特定の抽象
的データ・タイプを実施する。更に、デスクトップ・コンピュータは、マルチプ
ロセッサ・システム、マイクロプロセッサに基づくまたはプログラム可能な消費
者用電子機器、ネットワークPC、ミニコンピュータ、メインフレーム・コンピ
ュータ等を含む、その他のシステム構成とでも実現可能であることを当業者は認
めよう。また、本発明は、通信ネットワークを通じてリンクしたリモート処理デ
バイスがタスクを実行する、分散計算機環境においても実用可能である。分散計
算機環境では、プログラム・モジュールは、ローカルおよびリモート双方のメモ
リ記憶装置に配置することができる。
【0032】 図5を参照すると、デスクトップ・コンピュータ16を実現するシステム例は
、従来のパーソナル・コンピュータ16の形態の汎用計算機を含み、演算装置4
8、システム・メモリ50、およびシステム・メモリ50から演算装置48まで
を含む種々のシステム・コンポーネントを結合するシステム・バス52を含む。
システム・バス52は、メモリ・バスまたはメモリ・コントローラ、周辺バス、
および種々のバス・アーキテクチャのいずれかを用いるローカル・バスを含む、
数種類のバス構造のいずれでもよい。システム・メモリ50は、リード・オンリ
・メモリ(ROM)54、およびランダム・アクセス・メモリ(RAM)55を
含む。基本入出力システム56(BIOS)は、起動中のように、デスクトップ
・コンピュータ16内のエレメント間におけるデータ転送を補助する基本的なル
ーティンを含み、RAM54内に格納されている。更に、デスクトップ・コンピ
ュータ16は、図示しないハード・ディスクの読み書きを行なうハード・ディス
ク・ドライブ57、リムーバブル磁気ディスク59の読み書きを行なう磁気ディ
スク・ドライブ58、CD ROMまたはその他の光媒体のようなリムーバブル
光ディスク61の読み書きを行なう光ディスク・ドライブ60のような種々の周
辺ハードウエア・デバイスも含む。ハード・ディスク・ドライブ57、磁気ディ
スク・ドライブ58、および光ディスク・ドライブ60は、それぞれ、ハード・
ディスク・ドライブ・インターフェース62、磁気ディスク・ドライブ・インタ
ーフェース63、および光ドライブ・インターフェース64を介して、システム
・バス52に接続されている。ドライブおよびそれに関連するコンピュータ読取
可能媒体は、コンピュータ読取可能命令、データ構造、プログラム・モジュール
およびデスクトップ・コンピュータ16のその他のデータの不揮発性格納を行な
う。
【0033】 ここに記載する環境の一例は、ハード・ディスク、リムーバブル磁気ディスク
59およびリムーバブル光ディスク61を採用するが、磁気カセット、フラッシ
ュ・メモリ・カード、ディジタル・ビデオ・ディスク(DVD)、ベルヌーイ・
カートリッジ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、リード・オンリ・メモ
リ(ROM)等のように、コンピュータによるアクセスが可能なデータを格納す
ることができる、別の形式のコンピュータ読取可能媒体も、動作環境例では使用
可能であることは、当業者には認められよう。
【0034】 ハード・ディスク、磁気ディスク59、光ディスク61、ROM54またはR
AM55上には、多数のプログラム・モジュールを格納可能であり、オペレーテ
ィング・システム65、(PIMも含むことができる)1つ以上のアプリケーシ
ョン・プログラム66、(同期コンポーネント26も含むことができる)その他
のプログラム・モジュール67、およびプログラム・データ68を含む。ユーザ
は、キーボード70、ポインティング・デバイス72およびマイクロフォン74
のような入力デバイスによって、コマンドおよび情報をデスクトップ・コンピュ
ータ16に入力することができる。他の入力デバイス(図示せず)は、ジョイス
ティック、ゲーム・パッド、衛星ディッシュ、スキャナ等を含むことができる。
これらおよびその他の入力デバイスは、多くの場合、システム・バス52に結合
するシリアル・ポート・インターフェース76のような周辺ハードウエア・デバ
イスを介して、演算装置48に接続されるが、パラレル・ポート、ゲーム・ポー
トまたはユニバーサル・シリアル・バス(USB)のようなその他のインターフ
ェースによって接続することも可能である。また、ビデオ・アダプタ78のよう
な周辺ハードウエア・インターフェース・デバイスを介して、モニタ77または
その他の種類のディスプレイ装置もシステム・バス52に接続してある。モニタ
77に加えて、デスクトップ・コンピュータは、典型的に、スピーカ75および
プリンタのような、その他の周辺出力デバイス(図示せず)を含む。
【0035】 デスクトップ・コンピュータ16は、リモート・コンピュータ79のような1
つ以上のリモート・コンピュータ(移動デバイス18以外)への論理接続を用い
れば、ネットワーク環境においても動作可能である。リモート・コンピュータ7
9は、別のパーソナル・コンピュータ、サーバ、ルータ、ネットワークPC、ピ
ア・デバイス、またはその他の共通ネットワーク・ノードとすることができ、典
型的に、デスクトップ・コンピュータ16に関して先に述べたエレメントの多く
または全てを含むが、図4にはメモリ記憶装置80のみを図示している。図4に
示す論理接続は、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)81およびワイド
・エリア・ネットワーク(WAN)82を含む。このようなネットワーク環境は
、会社全域に及ぶコンピュータ・ネットワーク、イントラネットおよびインター
ネットでは一般的である。
【0036】 LANネットワーク環境で用いる場合、デスクトップ・コンピュータ16は、
ネットワーク・インターフェースまたはアダプタ83を介してローカル・ネット
ワーク81に接続する。WANネットワーク環境で用いる場合、デスクトップ・
コンピュータ16は、典型的に、モデム84、またはインターネットのようなワ
イド・エリア・ネットワーク82を通じて通信を確立するその他の手段を含む。
モデム84は、内蔵でも外付けでもよく、シリアル・ポート・インターフェース
76を介してシステム・バス52に接続する。ネットワーク環境では、同期コン
ポーネント26を含む、デスクトップ・コンピュータ16に関して図示したプロ
グラム・モジュールまたはその一部は、ローカルまたはリモートメモリ記憶装置
に格納することができる。尚、図示のネットワーク接続は一例であり、コンピュ
ータ間に通信リンクを確立する別の手段も使用可能であることは認められよう。
【0037】 デスクトップ・コンピュータ16は、典型的に、不揮発性メモリ54に格納さ
れプロセッサ48上で実行するオペレーティング・システムを走らせる。適切な
オペレーティング・システムの1つは、Windows95またはWindows NT、あるいはW
indowsブランドのオペレーティング・システムの別の派生バージョンのような、
Microsoft Corporation(マイクロソフト社)が販売するWindowsブランドのオペ
レーティング・システム、あるいはそれ以外の適切なオペレーティング・システ
ムである。他の適切なオペレーティング・システムには、Apple Corporation(
アップル社)が販売するMacintosh OSや、ニューヨーク、ArmonkのInternationa
l Business Machines(IBM)が販売するOS/2プレゼンテーション・マネ
ージャのようなシステムが含まれる。アプリケーション・プログラムは、プログ
ラム・モジュール67、揮発性メモリまたは不揮発性メモリ内に格納することが
好ましく、あるいは、フロッピ・ディスケット59、CDROMドライブ61か
ら図5に示すコンポーネントのいずれかにロードしたり、ネットワーク・アダプ
タ83を介してネットワークからダウンロードしたり、またはその他の適当な機
構を用いてロードすることも可能である。
【0038】 動的リンク・ライブラリ(DLL)は、複数の実行可能機能から成り、プロセ
ッサ48による実行のために、メモリ内のPIMと関連付けてある。プロセッサ
間およびコンポーネント間のコールは、コンポーネント・オブジェクト・モデル
(COM)を用いることにより簡便化される。これは、Microsoft Windowsブラ
ンドのオペレーティング・システム用に書かれたプログラムでは共通である。端
的に言うと、COMを用いる場合、DLLのようなソフトウエア・コンポーネン
トは多数のインターフェースを有する。各インターフェースは、複数のメソッド
を露出(expose)させる。これらのメソッドは、個々にコールして、ソフトウエ
ア・コンポーネントが提供する異なるサービスを利用することができる。加えて
、任意に1つ以上のパラメータ引数を受け取りそして返す別のソフトウエア・コ
ンポーネントから、メソッドまたは関数を呼び出すことを可能にするインターフ
ェースを備える。
【0039】 一般に、特定のPIMまたはその他のプログラムと関連するDLLは、特定的
に当該PIMと共に動作し、デスクトップ同期インターフェースを露出させるよ
うに設計してある。一方、DLLは、PIMによって露出されたインターフェー
スをコールし、オブジェクト・ストア内に維持してあるオブジェクトの個々のプ
ロパティを表わすデータにアクセスする。勿論、オブジェクト・ストア6は、図
4に関して記載した適当なメモリ素子のいずれにも常駐することができる。
【0040】 図6は、図1に示すシステムのあるコンポーネントを更に詳細に示すブロック
図である。図6は、コンテンツ・プロバイダ12を示し、更にワイヤレス・キャ
リア14および移動デバイス18も更に詳細に示す。図6は、ワイヤレス・キャ
リア14がプロトコル発生器200およびワイヤレス送信機202を含むことを
示す。加えて、図6は、移動デバイス17が無線ハードウエア204、ドライバ
・コンポーネント206、ルータ208、エラー検出および訂正コンポーネント
(または再生コンポーネント)210、その他の変換器212、ならびに宛先コ
ンポーネント(destination component)214を含むことを示す。
【0041】 コンテンツ・プロバイダ12は、コンテンツをワイヤレス・キャリア14内の
プロトコル発生器200に供給する。プロトコル発生器200は、コンテンツを
操作し、システムによって実装された伝送プロトコルに応じた所望の形態にそれ
を置く。また、プロトコル発生器200は、一例として、ワイヤレス・キャリア
14による送信をより良くするために、コンテンツを変換する。このような変換
は、符号化、暗号化、圧縮等を含む。コンテンツは、一例として、プロトコル・
パケットに分解され、これらをワイヤレス送信機に供給し、移動デバイス18内
の無線ハードウエア204に送信する。送信するメッセージのデータ構造の一例
について、以下で図7を基に更に詳細に説明する。図6に示す実施形態では、ワ
イヤレス・キャリア14および移動デバイス18間の伝送リンクは、ページング
・チャネルのような、ワイヤレス伝送リンクである。
【0042】 無線ハードウエア204は、パケットを受信し、低レベルのフィルタリングを
行い、ワイヤレス・キャリア14が送信したメッセージが、当該特定の移動デバ
イス18を意図したものか否かについて判定を行なう。例示の一実施形態では、
追加の高レベル・フィルタリングも行い、ワイヤレス・キャリア14からメッセ
ージと共に送信されるヘッダおよびプロトコル情報に基づいて、更にメッセージ
にフィルタをかけることも可能である。無線ハードウエア204は、例えば、無
線PCMCIA型カードのような、リムーバブル・ハードウエア構成要素として
実施することができる。
【0043】 ドライバ206は、無線ハードウエア204からメッセージを受信し、これら
を上位コンポーネントに受け渡して処理する際に、適当なプロトコルを実装する
ように形成することが好ましい。ルータは、例示の一実施形態では、典型的に、
アプリケーション・プログラムとして実装され、多数の入出力(I/O)制御コ
ールを用いて種々の動作を実行するように構成する。ドライバ206は、既定の
シンタクスおよび動作にしたがってI/O制御コールに対応し、実施するように
構成されている。
【0044】 ルータ208は、受信したメッセージをエラー検出および訂正コンポーネント
210に受け渡す。エラー検出および訂正コンポーネント210については以下
で更に詳しく説明するが、メッセージが何らかのエラーを含むか否か判定を行な
う。また、コンポーネント210は、同じメッセージの2つのインスタンスを併
合することによってエラーを訂正し、エラーのないメッセージを得ようとする。
得られたメッセージはルータ208に引き渡される。一方、ルータ208は、オ
プションとして、このメッセージを他の変換器212に受け渡し、追加の処理を
行なう。変換器212は、一例として、プロトコル発生器200およびワイヤレ
ス・キャリア14内にある変換器に対して相補的な変換器を含む。このような変
換器は、復号変換器、解読変換器、解凍変換器等を含むことができる。一旦メッ
セージを変換したなら、ルータ208はこのメッセージを最終的な宛先214に
受け渡す。宛先は、単にディスプレイ・モジュール、または電子メール・プログ
ラム等のようなその他のアプリケーション・プログラムを含むことができる。
【0045】 全てのページング環境において、単一のメッセージ・ピースには、いずれもエ
ラーがあるというある程度の確率がある。例えば、ページング環境の中には、所
与のページにおけるいずれかのバイトがエラーである確率は約1%であると考え
られる。ところが、エラーである最初のバイトの後、当該ページにおける次のバ
イトでは、これは20ないし30%に劇的に上昇する。しかしながら、背中合わ
せにして送った2つの同じページ(即ち、同じページの2つのインスタンス)に
おけるデータの同じピースがエラーであるという確率は非常に低い。この確率は
、通常の状況下では、0.01%程度である。確率が高くなるのは、例えば、受
信機がページング範囲から出たり、トンネルに入ったり、あるいはそれ以外で利
用不能となった場合である。本発明は、メッセージの2つのインスタンスが同じ
データ・ブロック内にエラーを含む確率は大幅に低くなることを利用する。
【0046】 図7は、本発明の一態様にしたがってメッセージを送る際に用いるデータ構造
220を示す。図7に関して説明するプロトコルは、一例として、ネットワーク
・レイヤ・プロトコルの前に、メッセージ上に置かれる。ページング・システム
では、これは、アプリケーションとネットワーク・レイヤとの間にこのレイヤを
一例として挿入することを意味する。
【0047】 データ構造220は、1つ以上のタグ222、シーケンス番号224、エラー
検出(または冗長)情報226、およびメッセージ本体即ちペイロード情報22
8を含む。尚、フィールド222、224および226は、メッセージ本体22
8の先頭または終端のいずれに置くことも可能であり、メッセージ228の先頭
および終端間で分割することも可能であり、ペイロード情報228全域に分散し
たり、それらと一緒に混合したり、あるいはその中に収容することも可能であり
、またその他の適当な方法であればそのいずれでも配列可能である。
【0048】 メッセージ本体228は、単に移動デバイス18に送信する元のメッセージで
ある。エラー・チェック情報226は多数の形態を取ることができる。例えば、
従来のページング・プロトコルでは、このような情報は、送った特定のメッセー
ジがエラーを有するか否か判定する方法として与えられる。POCSAG型シス
テムでは、この情報は冗長情報であり、メッセージが何らかのエラーを含むか否
かを判定するために用いられるに過ぎない。FLEXページング・システムでは
、情報226は、更に複雑なエラー検出アルゴリズムを実装するために与えられ
る。そのシステムでは、情報226は、エラーが存在するか否か判定するためだ
けでなく、メッセージのどのバイトがエラーかを判定するためにも用いることが
できる。
【0049】 これらのシステム双方、およびその他の従来からのページング・システムでは
、既に存在する基本プロトコル(underlying protocol)を用いて、メッセージ
がエラーを有するか否か判定することができる。本発明の一実施形態によれば、
POCSAG型システムにおける情報226を補足して、余分なチェックサム、
循環冗長コード(CRC)、または本発明にしたがってメッセージを一旦訂正し
たならば用いることができるその他の情報を含み、訂正したメッセージにエラー
がないことを判定する。例示の一実施形態では、このような補足情報226は、
7ビットのチェックサムを含み、0X20ないしX7Eの範囲のチェックサム値
を生成するように設計してある。FLEX型システムでは、このような補足情報
を設ける必要はない。
【0050】 メッセージ・シーケンス番号224は、メッセージの2つの対応するインスタ
ンスを識別するために用いられる。一例として、シーケンス番号224は、非常
に大きな数値とし、シーケンスが一巡したときには、以前にその番号を用いたメ
ッセージがエラー訂正動作を既に排除し終えているようにする。これは、一例と
して、既存のページング・プロトコルによって与えられるシーケンス番号、また
はメッセージ・オーバーヘッドに付加する数値とすることができる。例えば、メ
ッセージ・シーケンス番号224は、FLEX型プロトコルの標準的な構造であ
る。POCSAG型システムでは、シーケンス番号はページング・オーバーヘッ
ドに付加される。何故なら、このようなシステムにはこの番号を含ませるための
プロトコル・レベルのメソッドがないからである。例示の一実施形態では、シー
ケンス番号は0X20ないし0X7Eの間の値を有するので、94通りのシーケ
ンス番号が使用可能である。しかしながら、これよりも少ない値も使用可能であ
る。例示の別の実施形態では、64個の値のみを用いる。
【0051】 タグ情報222は、本発明にしたがってエラー訂正システムを使用するように
、単にページを識別するタグであることが好ましい。これは、単に、ページング
・プロトコル内の自由ビットまたは追加メッセージ・オーバーヘッド内のビット
またはバイトの形態を取ることができる。タグ222は必須ではない。しかしな
がら、これがあると、本発明の一実施態様がリソースを保存することが可能にな
る。例えば、2つのインスタンスが送られないことが最初にわかった場合、本発
明にしたがって訂正を行なう際に用いられたはずのリソースを、開放することが
できる。例示の実施態様では、タグがない場合、全てのメッセージは2つのイン
スタンスを送ったと仮定する。
【0052】 図8は、図7に関して説明したメッセージを一旦受信した場合の、移動デバイ
ス18の動作を示すフロー図である。移動デバイス18は、まず、ルータ208
を介してというように、メッセージをエラー検出および訂正コンポーネント21
0に導出する。コンポーネント210は、図8に関して論ずる動作を実行し、メ
ッセージをルータ210に差し戻し、更に処理を進める。このようにして、図7
に関して説明した追加のプロトコル・ラッパ(protocol wrapper)をメッセージ
から除去してから、これを移動デバイス18上のアプリケーション・レイヤに送
り、次の処理を進める。
【0053】 図8は、ブロック230で示すように、一旦新たなメッセージを受信したとき
に、タグ情報222がメッセージの2つのインスタンスを送ることを指定してい
るか否かコンポーネント210が判定することを示す。これをブロック232で
示す。送らない場合、コンポーネント210は単にメッセージをルータ208に
差し戻し、ブロック234で示すように、次の処理を進める。
【0054】 しかしながら、メッセージを繰り返すように指示があった(tag)場合、コン
ポーネント210は、これが新しいメッセージであるか否か(即ち、これはその
メッセージの最初のインスタンスか2番目のインスタンスか)判定を行なう。こ
れをブロック236で示す。これが最初のインスタンスである場合、コンポーネ
ント210はタイマをセットし、第2ページを受信するために指定されたタイム
・アウト期間だけ待つ。このタイマに実装するタイム・アウト期間は、用いる個
々のページング・システムによって異なる可能性があり、第2ページを受信する
のに十分な時間を許すようにセットする。例示の一実施形態では、タイム・アウ
ト期間は約5分である。また、コンポーネント210は、全ての併合フラグをク
リアする。これをブロック238で示す。
【0055】 次いで、コンポーネント210は、ブロック240に示すように、メッセージ
の最初のインスタンスにエラーがないか否か判定する。このステップを実行する
際、コンポーネント210は単に従来のPOCSAGまたはFLEX型エラー検
出アルゴリズムを実施すればよい。メッセージの最初のインスタンスにエラーが
ない場合、メッセージのこのインスタンスはコンポーネント210からルータ2
08に引き渡され、次の処理を進める。これをブロック242で示す。しかしな
がら、このメッセージの最初のインスタンスがエラーを含む場合、コンポーネン
ト210は併合フラグをセットし、メッセージはその2番目のインスタンスが到
達したときに、それと併合する必要があることを示し、最初のメッセージをメッ
セージ・バッファにセーブする。これをブロック244で示す。このメッセージ
の2番目のインスタンスが、タイマによってセットされたタイム・アウト期間以
内に受信されない場合、コンポーネント210は単にルータ208に、エラーの
あるメッセージを引き渡し、エラー・フラグをセットして、メッセージがエラー
であることを示す。
【0056】 メッセージの2番目のインスタンスを受信したとき、先に示したように、ブロ
ック230および232によってこれを処理する。コンポーネント210は、こ
れは新たなメッセージではないと判断する。何故なら、当該メッセージの以前の
インスタンスと同じシーケンス番号を有するからである。したがって、処理はブ
ロック246に進む。次に、コンポーネント210は、ブロック238でセット
したタイマを停止し、メッセージの最初のインスタンスにエラーがなかったか否
か判定を行なう。これをブロック248で示す。
【0057】 メッセージの最初のインスタンスにエラーがない場合、ブロック210は単に
メッセージの2番目のインスタンスを削除する。何故なら、最初のメッセージを
既に引き渡して、次の処理を進めているからである。これをブロック250で示
す。
【0058】 しかしながら、最初のインスタンスがエラーを含んでいた場合、コンポーネン
ト210はエラー検出アルゴリズムを実行し、丁度受信したばかりの2番目のイ
ンスタンスにエラーがないか否か判定を行なう。これをブロック252で示す。
2番目のインスタンスにエラーがない場合、コンポーネント210は単にメッセ
ージの最初のインスタンスをバッファから削除し、メッセージの2番目のインス
タンスをルータ208に差し戻し、次の処理に進む。これをブロック254で示
す。
【0059】 ブロック252において、コンポーネント210が2番目のインスタンスもエ
ラーであると判定した場合、ブロック210は、メッセージの2つのインスタン
スを併合し、エラーのないメッセージを得ようとする。これをブロック256で
示す。併合したメッセージは、次いでコンポーネント210からルータ208に
引き渡され、次の処理に進む。これをブロック258で示す。一旦メッセージを
引き渡したなら、このメッセージに関連する情報をバッファから削除し、当該メ
ッセージに関連するあらゆるタイマも停止させる。
【0060】 図8に示す実施形態は、一例として、移動デバイス18内のリソースを開放す
るためにタイマを用いており、所与のメッセージの2番目のインスタンスを未だ
受信していないときに、適宜他の受信ページに対する動作を可能にする。
【0061】 図9および図10Aないし10Gは、本発明の一態様による併合プロセスを実
施形態の一例としてのみ示す。最初に、移動デバイス18は2つのメッセージを
受信する。次いで、コンポーネント210は、2つのメッセージが実際に同一メ
ッセージの2つのインスタンスであることを判断する。コンポーネント210は
、メッセージ・ヘッダ内にあるシーケンス番号を比較して、これを判断する。こ
れを図9のブロック260および262で示し、図10Aでは番号264および
266でメッセージを示す。
【0062】 メッセージは、ヘッダ情報(I1 HEADERは、インスタンス1に対する
ヘッダ情報を指定し、I2 HEADERはインスタンス2に対するヘッダ情報
を指定する)を含むものとして例示されている。また、メッセージ264および
266は、メッセージ内に5つのデータ・ブロックを有するものとして示されて
おり、インスタンス1に対してB1−1ないしB5−1、インスタンス2に対し
てB1−2ないしB5−2で示している。星印を含むデータ・ブロックは、エラ
ーのデータ・ブロックであるが、コンポーネント210は、これらがエラーを含
むデータ・ブロックであることを未だ知らない。
【0063】 ヘッダ情報内のシーケンス番号が一致せず、タイマが終了した場合、コンポー
ネント210は単に最初のインスタンスを真のメッセージとして返送し、適切な
エラー・フラグをセットする。これをブロック268で示す。しかしながら、ブ
ロック262において、シーケンス番号が一致した場合、コンポーネント210
は、2つのインスタンス内の対応するデータ・ブロックを比較し、一方のインス
タンスにおけるどのデータ・ブロックが、他方のインスタンスにおける対応する
データ・ブロックと一致しないのか判定を行なう。図10Aに示す実施形態では
、データ・ブロックB1、B2、B4およびB5がインスタンス1(メッセージ
264)およびインスタンス2(メッセージ226)間で相違する。データ・ブ
ロックの比較を図8のブロック270で示す。
【0064】 次に、コンポーネント210は、データの全ての組み合わせを試験するために
必要な置換(permutation)リストを決定する。言い換えると、コンポーネント
210は、一致しないデータ・ブロックを、メッセージ266の2番目のインス
タンスから、メッセージ264の最初のインスタンスの対応するデータ・ブロッ
ク位置に代入することによって作成することができる置換リストを決定する。こ
れを図8のブロック272で示す。次に、置換の1つにエラーがないことが判定
されるまで、コンポーネント210は置換リスト全体を調べ、各置換を用いて冗
長アルゴリズムを実行する。
【0065】 図10Aないし10Gに示す実施形態では、置換リストはグレー・コード化し
てあり、置換毎に行われるデータ・ブロック代入は1回だけである。勿論、同様
に効果的な置換リストを作成し探索するためには、多くの他のアルゴリズムも使
用可能である。この説明は、簡潔性のために、グレー・コード型のリスト探索に
関して進めて行く。
【0066】 一旦置換リストを作成したなら、コンポーネント210は、現行のメッセージ
組み合わせを、リスト内の第1置換にセットする。これをブロック274で示す
。次に、コンポーネント210は、2番目のインスタンス266から最初のイン
スタンス264にデータ・ブロックを代入することによって現行のメッセージ組
み合わせを作成し、組み合わせたメッセージのチェックサムを計算する。これを
ブロック276で示す。図10Bに示す例では、コンポーネント210は、最初
のインスタンス264における最初のデータ・ブロックを、2番目のインスタン
ス266の最初のデータ・ブロックと置換する。勿論、最初のインスタンス26
4は未だ4番目のデータ・ブロック内にエラーを含んでいる。したがって、コン
ポーネント210はチェックサムを計算し、それが正しいか否か確かめるが、こ
れは正しくない。これをブロック278で示す。
【0067】 チェックサムが未だ正しくないので、コンポーネント210は、置換リスト内
の全ての組み合わせを検査し終えたか否か判定を行なう。これをブロック280
で示す。検査し終えている場合、コンポーネント210は、ブロック268で示
すように、単に最初のインスタンス264を真のメッセージとして返送し、適切
なエラー・フラグをセットする。しかしながら、全ての置換を試験し終えている
場合、コンポーネント210は現行のメッセージの組み合わせを、置換リスト内
の次の置換にセットする。これを図9のブロック282で示す。次に、コンポー
ネント210は、別のデータ・ブロックをインスタンス266からインスタンス
264に代入することによって次の置換を作成し、チェックサムを計算する。こ
れをブロック276で再度示し、図10Cに図示する。
【0068】 図10Cは、組み合わせたメッセージが、ここでは、最初のインスタンス26
4に代入された、2番目のインスタンス266からの最初および2番目のデータ
・ブロックを含むことを示す。また、図10Cは、2番目および4番目のデータ
・ブロックに未だエラーがあるため、チェックサムは正しくないことも示す。
【0069】 このプロセスは、エラーがない再生メッセージが求められるまで、または全て
の置換を検査し終えてしまうまで、図10Bないし10Gに示すように、グレー
・コード様式で続けられる。例えば、図10Dでは、コンポーネント210は、
最初のインスタンス264からの最初のデータ・ブロックを、組み合わせたメッ
セージ内に置き、2番目のデータ・ブロックのみを2番目のインスタンス266
から代入する。ここでは、組み合わせたメッセージは3つのエラー・データ・ブ
ロックを含み、チェックサムは正しくない。
【0070】 図10Eでは、組み合わせたメッセージは、最初のインスタンス264からの
最初、3番目および5番目のデータ・ブロックを含むが、2番目のインスタンス
266から代入した2番目および4番目のデータ・ブロックを有する。組み合わ
せたメッセージは未だ正しくない。
【0071】 図10Fでは、組み合わせたメッセージは、最初のインスタンス264からは
3番目および5番目のデータ・ブロックのみを含み、2番目のインスタンス26
6からは最初、2番目および4番目のデータ・ブロックを含む。組み合わせたメ
ッセージは未だ正しくない。
【0072】 図10Gでは、組み合わせたメッセージは、最初のインスタンス264からw
番目、3番目および5番目のデータ・ブロックを、2番目のインスタンス266
から最初および4番目のデータ・ブロックを含む。したがって、図9のブロック
278において、組み合わせたメッセージは正しくなり、コンポーネント210
はチェックサムが正しいと判定する。次に、コンポーネント210は、図9のブ
ロック284に示すように、組み合わせたメッセージを真のメッセージとして返
す。
【0073】 図11は、FLEX型ページング・プロトコルを利用したコンポーネント21
0の動作の一実施形態を示すフロー図である。このようなプロトコルでは、エラ
ー検出情報266(図7)は、エラーが存在することを示すだけでなく、エラー
がある個々のデータ・ブロックの特定も行なうことを思い出されたい。この場合
、コンポーネント210はメッセージ・ヘッダを比較して、シーケンス番号が一
致することを確認する。これを図11のブロック286および288に示す。こ
れらが一致しない場合、コンポーネント210は単にメッセージの最初のインス
タンスを真のメッセージとして返送し、適切なエラー・フラグをセットする。こ
れをブロック290および292で示す。
【0074】 しかしながら、シーケンス番号が一致した場合、コンポーネント210は同じ
メッセージのインスタンスを2つ受信したと判断する。次いで、コンポーネント
210は、最初のインスタンスにおけるエラーのデータ・ブロックのアイデンテ
ィティを取得する。これは、FLEX型エラー検出アルゴリズムを実装すること
によって、計算済みである。尚、データ・ストリーム内においてエラーのあるデ
ータ・ブロックの位置を特定可能なエラー検出アルゴリズムは、数多く知られて
いることを注記しておく。したがって、コンポーネント210に供給するプロト
コル・データ構造内に適切なエラー検出情報が含まれている限り、適当なあらゆ
る検出機構を用いることができる。エラーがあるデータ・ブロックのアイデンテ
ィティの取得を、図11のブロック294で示す。
【0075】 また、コンポーネント210は、オプションとして、2番目のインスタンスに
おいてエラーがあるデータ・ブロックのアイデンティティを取得することもでき
る。これらの一部が最初のインスタンスにおいてエラーがあるデータ・ブロック
と同じ場合、完全にエラーがないメッセージを戻すことはできない。この場合、
コンポーネント210は単に、できるだけエラーのないデータ・ブロックを用い
てメッセージを再生することによって訂正できるメッセージの部分を訂正し、部
分的に訂正したメッセージを真のメッセージとして返送し、再度エラー・フラグ
をセットする。しかしながら、最初のインスタンスにおいてエラーがある同じデ
ータ・ブロックに、2番目のインスタンスにおいてエラーがないと仮定すると、
コンポーネント210は、図11のブロック296で示すように、最初のインス
タンスにおけるエラー・データ・ブロックを、2番目のインスタンスからのエラ
ーのないデータ・ブロックで置換する。
【0076】 次いで、コンポーネント210は、訂正したメッセージを真のメッセージとし
て単に戻すことができ、あるいは、オプションとして、ブロック298に示すよ
うに、訂正したメッセージに基づいて、チェックサムを計算することができる。
チェックサムが正しいとブロック300で判定した場合、コンポーネント210
は、訂正したメッセージを真のメッセージとして戻す。これをブロック302で
示す。しかしながら、ブロック300においてチェックサムが正しくない場合、
コンポーネント210は、図11のブロック304および202に示すように、
単に最初のインスタンスを真のメッセージとして返送し、エラー・フラグをセッ
トする。
【0077】 以上のように、本発明は、従来の技術に対して多数の重要な利点をもたらすこ
とがわかる。例えば、本システムは、データ・ページの用途に用いられる。何故
なら、このようなメッセージを訂正するためにユーザに全く頼らなくて済むから
である。同様に、本発明は、従来の方法程不便で煩わしくないシステムを提供す
る。更に、エンド・ユーザの観点からは、本システムは、エラーを含みユーザに
提示されるメッセージの数が減少するので、信頼性が向上するのは明らかである
【0078】 以上、好適な実施形態を参照しながら本発明について説明したが、本発明の精
神および範囲から逸脱することなく、形態および詳細において変更も可能である
ことを当業者は認めよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一態様によるシステムにおける移動デバイスの一実施形態を示す簡略
ブロック図である。
【図2】 図1に示す移動デバイスの一実施形態の更に詳細なブロック図である。
【図3】 図2に示す移動デバイスの一実施形態の簡略構成図である。
【図4】 図2に示す移動デバイスの別の実施形態の簡略構成図である。
【図5】 本発明の一態様によるデスクトップ・コンピュータの一実施形態のブロック図
である。
【図6】 本発明の一態様による移動デバイスを含む送信システムの更に詳細なブロック
図である。
【図7】 本発明の一態様によるプロトコルで包んだメッセージを示すデータ構造図であ
る。
【図8】 本発明の一実施形態にしたがって、メッセージのインスタンスを併合するか否
か判定する際の移動デバイスの動作を示すフロー図である。
【図9】 本発明の一実施形態にしたがって、メッセージのインスタンスを併合する際の
移動デバイスの動作を示すフロー図である。
【図10】 図10A−図10Gは、図9に示すフロー図にしたがって併合されたメッセー
ジのインスタンスを示す図である。
【図11】 本発明の別の実施形態にしたがってインスタンスを併合する際の移動デバイス
の動作を示すフロー図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デオ,ヴィネイ アメリカ合衆国ワシントン州98008,ベル ビュー,ノース・イースト・サーティフィ フス・ストリート 16732 (72)発明者 オリアリー,マイケル・ジェイ アメリカ合衆国ワシントン州98053,レッ ドモンド,ノース・イースト・フィフティ フォース・ストリート 22823 Fターム(参考) 5B001 AA04 AA14 AB02 AC01 AD06 AE04 5J065 AA03 AC02 AE04 AF02 AH06 AH18 5K014 AA01 EA00 EA07 FA06 HA05 5K067 BB21 EE02 HH25

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤレス接続を通じてメッセージを受信する方法であって
    、 メッセージの第1および第2インスタンスを受信するステップと、 前記第1および第2インスタンスの一方がエラーを含むか否か判定するステッ
    プと、 含む場合、前記第1および第2インスタンスの他方がエラーを含むか否か判定
    するステップと、 前記第1および第2インスタンス双方がエラーを含む場合、前記第1および第
    2インスタンスを部分的に併合し再生インスタンスを得ることによって前記メッ
    セージを再生するステップと、 から成る方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の方法であって、更に、前記第1インスタンス
    を受信するステップの後で、かつ前記第1および第2インスタンスの一方がエラ
    ーを含むか否か判定するステップの前において、前記第2インスタンスを送るか
    否か判定し、送らない場合、前記第1インスタンスを用いて前記メッセージを表
    すステップを含む方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の方法において、前記第2インスタンスを送る
    か否か判定するステップは、 前記第1インスタンス内にあるタグを試験するステップを含み、該タグが前記
    第2インスタンスを送るか否かを示す方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の方法において、第1および第2インスタンス
    を受信するステップは、 前記第1インスタンスを受信するステップと、 タイム・アウト期間にわたって前記第2インスタンスの受信を待つステップと
    、 前記タイム・アウト期間以内に第2インスタンスを受信しない場合、前記第1
    インスタンスを用いて前記メッセージを表すステップと、 から成る方法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の方法において、前記第1および第2インスタ
    ンスを併合するステップは、 各インスタンス内のシーケンス番号を試験することによって、前記第1および
    第2インスタンスが前記メッセージに対応するか否か判定するステップを含む方
    法。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の方法において、前記第1および第2インスタ
    ンスを併合するステップは、 前記第1および第2インスタンスの一方におけるエラーの位置を判定し、エラ
    ー部分を特定するステップと、 前記第1および第2インスタンスの他方の、前記エラー部分に対応する部分を
    、前記第1および第2インスタンスの前記一方に併合するステップと、 を含む方法。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の方法において、前記第1および第2インスタ
    ンスを併合するステップは、 前記第1および第2インスタンスを比較し、互いに一致しない前記第1および
    第2インスタンスの対応する部分を特定するステップを含む方法。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の方法において、前記第1および第2インスタ
    ンスを併合するステップは、更に、 互いに一致する前記第1および第2インスタンスの部分を含む再生メッセージ
    を形成するステップと、 前記再生メッセージに、互いに一致しない前記第1および第2インスタンスの
    部分を挿入し、前記再生メッセージが前記第1および第2インスタンスのいずれ
    とも同一でないようにするステップと、 を含む方法。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の方法において、前記第1および第2インスタ
    ンスを併合するステップは、更に、 前記再生メッセージがエラーを含むか否か判定し、含まない場合、前記再生メ
    ッセージを用いて前記メッセージを表すステップを含む方法。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の方法において、前記第1および第2インス
    タンスを併合するステップは、更に、 前記再生メッセージがエラーを含む場合、互いに一致しない前記第1および第
    2メッセージの異なる部分を用いて、前記挿入するステップを繰り返すステップ
    と、 前記再生メッセージがエラーを含むか否か判定するステップを繰り返すステッ
    プと、 を含む方法。
  11. 【請求項11】 請求項7記載の方法において、前記第1および第2インス
    タンスを併合するステップは、更に、 互いに一致する前記第1および第2インスタンスの部分ならびに互いに一致し
    ない前記第1および第2インスタンスの前記部分の異なる組み合わせを用いて形
    成することができる、可能な全ての再生メッセージを識別する置換のリストを作
    成するステップと、 前記可能な再生メッセージのいずれかにエラーがないか否か判定を行い、ない
    場合、前記エラーのない再生メッセージを用いて前記メッセージを表すステップ
    と、 を含む方法。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の方法において、前記第1および第2イン
    スタンスを併合するステップは、更に、 可能な再生メッセージの全てがエラーを含む場合、前記第1インスタンスを用
    いて前記メッセージを表すステップを含む方法。
  13. 【請求項13】 移動デバイスであって、 メッセージの第1インスタンスおよび該メッセージの第2インスタンスを受信
    するように構成してあるワイヤレス受信機と、 前記第1および第2インスタンスがエラーを含むか否か判定を行なうように構
    成してあり、更に前記第1および第2インスタンス双方がエラーを含む場合、前
    記第1および第2インスタンスを部分的に併合することによって前記メッセージ
    を再生するように構成してある再生コンポーネントと、 を備える移動デバイス。
  14. 【請求項14】 ページング・チャネルを通じて移動デバイスによる受信の
    ためにメッセージを形成するデータ構造であって、 メッセージ情報を収容するメッセージ本体部分と、 エラー・チェックを行なう際に用いる冗長情報を収容する冗長部分と、 前記メッセージに関連するシーケンス番号を収容するシーケンス番号部分と、 前記メッセージの多数のインスタンスが送られたか否かを示すタグ情報を収容
    するタグ部分と、 から成るデータ構造。
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