JP2002529956A - 自動アンテナ調整機能を備えた電話機組立体 - Google Patents

自動アンテナ調整機能を備えた電話機組立体

Info

Publication number
JP2002529956A
JP2002529956A JP2000580312A JP2000580312A JP2002529956A JP 2002529956 A JP2002529956 A JP 2002529956A JP 2000580312 A JP2000580312 A JP 2000580312A JP 2000580312 A JP2000580312 A JP 2000580312A JP 2002529956 A JP2002529956 A JP 2002529956A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
antenna
telephone
wall
open position
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000580312A
Other languages
English (en)
Inventor
ルディシル、チャールズ、アルバート
ライアン、シーン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ericsson Inc
Original Assignee
Ericsson Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ericsson Inc filed Critical Ericsson Inc
Publication of JP2002529956A publication Critical patent/JP2002529956A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/02Constructional features of telephone sets
    • H04M1/0202Portable telephone sets, e.g. cordless phones, mobile phones or bar type handsets
    • H04M1/0206Portable telephones comprising a plurality of mechanically joined movable body parts, e.g. hinged housings
    • H04M1/0208Portable telephones comprising a plurality of mechanically joined movable body parts, e.g. hinged housings characterized by the relative motions of the body parts
    • H04M1/0235Slidable or telescopic telephones, i.e. with a relative translation movement of the body parts; Telephones using a combination of translation and other relative motions of the body parts
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/08Means for collapsing antennas or parts thereof
    • H01Q1/084Pivotable antennas
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/12Supports; Mounting means
    • H01Q1/22Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles
    • H01Q1/24Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set
    • H01Q1/241Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM
    • H01Q1/242Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM specially adapted for hand-held use
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/38Transceivers, i.e. devices in which transmitter and receiver form a structural unit and in which at least one part is used for functions of transmitting and receiving
    • H04B1/3827Portable transceivers
    • H04B1/3833Hand-held transceivers
    • H04B1/3838Arrangements for reducing RF exposure to the user, e.g. by changing the shape of the transceiver while in use
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/02Constructional features of telephone sets
    • H04M1/0202Portable telephone sets, e.g. cordless phones, mobile phones or bar type handsets
    • H04M1/0206Portable telephones comprising a plurality of mechanically joined movable body parts, e.g. hinged housings
    • H04M1/0208Portable telephones comprising a plurality of mechanically joined movable body parts, e.g. hinged housings characterized by the relative motions of the body parts
    • H04M1/0235Slidable or telescopic telephones, i.e. with a relative translation movement of the body parts; Telephones using a combination of translation and other relative motions of the body parts
    • H04M1/0237Sliding mechanism with one degree of freedom
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/02Constructional features of telephone sets
    • H04M1/0202Portable telephone sets, e.g. cordless phones, mobile phones or bar type handsets
    • H04M1/0206Portable telephones comprising a plurality of mechanically joined movable body parts, e.g. hinged housings
    • H04M1/0208Portable telephones comprising a plurality of mechanically joined movable body parts, e.g. hinged housings characterized by the relative motions of the body parts
    • H04M1/0214Foldable telephones, i.e. with body parts pivoting to an open position around an axis parallel to the plane they define in closed position
    • H04M1/0216Foldable in one direction, i.e. using a one degree of freedom hinge
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/02Constructional features of telephone sets
    • H04M1/0202Portable telephone sets, e.g. cordless phones, mobile phones or bar type handsets
    • H04M1/0206Portable telephones comprising a plurality of mechanically joined movable body parts, e.g. hinged housings
    • H04M1/0247Portable telephones comprising a plurality of mechanically joined movable body parts, e.g. hinged housings comprising more than two body parts

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)
  • Support Of Aerials (AREA)
  • Transceivers (AREA)
  • Details Of Aerials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 第1ハウジングと、その第1ハウジングに摺動可能に取り付けられて開位置および閉位置の間を移動できる第2ハウジングとを備え、前記第2ハウジングは前記開位置で前記第1ハウジングから突出する電話機が提供される。この電話機はまた前記第2ハウジングに枢動可能に取り付けられたアンテナを含む。前記第2ハウジングから前記アンテナを枢動させるために位置制御機構が備えられ、また前記第2ハウジングが前記閉位置にあるときに前記アンテナを枢動しないように固定するガイドが備えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の分野) 本発明は電話機組立体に関わり、特に自動的に、すなわち使用者が、直接、操
作することなく調整することのできる単数または複数のアンテナを備えた電話機
組立体に関する。
【0002】 (発明の背景) 現在、体積および設置面積(footprint)に関して、小型の電池式電
話機に関するはっきりとした傾向が形成されている。現在市販されている或る種
の電話機は、シャツのポケットに滑り込ませるのに十分に小型軽量である。その
ような電話機の携帯性は高いので、そのような小型軽量電話機を好む使用者はか
なり増大している。
【0003】 しかしながら、それらの電話機の寸法を縮小するには、設計者は多くの競合す
る関心事項をつり合わせることが必要となる。例えば、使用者の口と耳の距離に
適合させるために、電話機設計においてマイクロホンとスピーカーとの間に最少
限の間隔距離を保持しなければならない。140mm(5.5in)の口と耳の
距離を保持できない電話機は、或る使用者が満足に使用するには小さすぎると考
えられる。
【0004】 電池式電話機の製造業者が小型寸法の要望と、適切な口と耳の距離とを保持す
るための条件とをバランスさせるために行ってきた幾つかの方法がある。1つの
一般的な方法は、2部分から成る「フリップ」設計、すなわちマイクロホンが取
り付けられた第1部分(下側部分)がスピーカーが取り付けられた第2部分(上
側部分)に対して回転軸線のまわりで枢動できるように連結される設計、を採用
することである。米国特許第5,649,309号を参照されたい。他の一般的
な解決策は、マイクロホンが取り付けられた第1部分(下側部分)とスピーカー
が取り付けられた第2部分(上側部分)との間が摺動連結された2部分から成る
ハウジングを採用することである。米国特許第5,657,370号および米国
特許第5,369,788号を参照されたい。そのような設計を採用することに
より、競合する寸法の関心事項と口と耳の距離がつり合わされる。
【0005】 しかしながら、機能性が影響されるのならば、人間工学的に正しい設計は無意
味となる。それ故に、電池式電話機の設計者は快適さおよび見た目で設計するだ
けでなく、性能に関しても設計しなければならない。
【0006】 電池式電話機システムでは、無線周波数信号がオーディオ・メッセージのよう
な情報を1つの地点から他の地点へ伝えるために使用される。特に、電池式シス
テムはベース・ステーションと呼ばれる幾つかの集中した発信機/受信機ステー
ションと、移動ステーションと呼ばれるベース・ステーションに対して移動可能
な格段に数の多い電池式電話機ユニットとによって構成される。ベース・ステー
ションおよび移動ステーションはいずれも、無線周波数信号の送受信に使用でき
るアンテナを有する。
【0007】 電池式電話機システムの性能は、ベース・ステーションと移動ステーションと
の間の信号伝播路を遮断する該ステーション間の障害物によって影響を受ける。
例えば、ベース・ステーションおよび移動ステーション間の伝播路はビルディン
グ、木、山または車両によって遮断される。実際に、使用者の頭部もまた移動ス
テーションおよびベース・ステーション間の無線周波数信号の伝播の妨げとなり
得る。
【0008】 使用者の頭部によって引き起こされる伝播障害を制限するために、使用者の頭
部からできるだけ離して取り付けられたアンテナを有することが有利である。さ
らに、使用者の頭部によって引き起こされる電話機性能に対する妨害をさらに最
少化するために、使用者の頭部から角度を付してアンテナを離すことができる。
幾つかの設計は、離した配置および角度を付けた配置の両方を一体化する。米国
特許第5,404,390号を参照されたい。
【0009】 勿論、電話機寸法が小型化するほど、使用者の頭部からアンテナを離して配置
するために利用できる空間はますます小さくなる。さらに、使用者の頭部に対し
て角度を付してアンテナを配置することは電話機の設置面積、および(または)
電話機ハウジング内にアンテナを収容するのに必要な空間を増大させる。さらに
、ハウジング内へのアンテナの収納は、ハウジングに取りつけるアンテナの該ハ
ウジングに対して配置される角度のために複雑となる。
【0010】 寸法、口と耳の距離、および電話機性能の競合する配慮事項の間で可能とされ
る1つの妥協のように、幾つかの特許は電話機の上側部分よりも下側部分にアン
テナが取り付けられるフリップ式電話機設計の採用を提案している。米国特許第
5,649,309号はそのような或る1つの電話機を示す。米国特許第5,7
06,332号は、アンテナがフリップの下側部分に枢動可能に取り付けられる
基本設計の変形例を示す。両設計とも、フリップが作動状態でアンテナが伸長状
態とされたときにアンテナは使用者の頭部から離して且つ角度を付されて配置さ
れる。
【0011】 これに代えて、米国特許第5,630,211号は、アンテナが上側および下
側の両部分から離されて取り付けられたフリップ電話機を示している。その特許
の図1aおよび図1bに示したように、フリップの下側部分がフリップの上側部
分に対して時計方向へ移動すると、アンテナも上側部分に対して時計方向へ移動
する。特に、図3a〜図3cに示したように、下側部分に取り付けられたピンは
、下側部分とともにアンテナを時計方向へ移動させるために、アンテナに形成さ
れたスロットと協働する。アンテナを電話機の下側部分から隔てるために、アン
テナを時計方向へ更に移動する(図3cを参照されたい)。図4aおよび図4b
は電話機の下側部分よりも上側部分と共に移動するように取り付けられたアンテ
ナを示している。
【0012】 これらの設計は、使用者の頭部によって引き起こされる伝播障害を減少させる
ために、電話機の上側(または下側)部分からアンテナを隔てることが可能では
あるが、電話機を作動状態に設定するために、この設計は典型的に幾つかの動き
を必要とする。例えば、米国特許第5,649,309号、第5,706,33
2号および第5,630,211号はフリップを開または閉にするだけでなく、
アンテナをその作動状態と後退すなわち収納状態との間で伸長および収縮させる
ことを必要とする。さらに、米国特許第5,630,211号には、アンテナが
上側および下側の両部分に対して枢動可能であることから、設計では、スピーカ
ーおよびアンテナ間に所望の空間を形成するために、電話機の下側部分(1a,
1b)または上側部分(4a,4b)からアンテナを離れる方向へ回転させるう
えで使用者による付加的な動作を必要とする。
【0013】 さらに、回転運動が必要となる理由で、アンテナと残る回路との間の接点は非
常に複雑となる。さらに、接点および接続機構はまさに壊れやすいので、衝撃を
与えたり落下させると容易に損傷しやすい。
【0014】 作動状態および非作動状態の間で電話機を設定するのに必要な動作数を減少さ
せるために、幾つかのフリップ式電話機はボタンを押圧することで2つの部分を
互いに移動させるためのばね機構を備えている。米国特許第5,649,309
号および第5,706,332号を参照されたい。しかしながら、これらのばね
機構は電話機ハウジング内の重要な空間を占め、また壊れやすく、製造が高価で
複雑となることはが判明している。さらに、使用者はフリップの動きを防害しな
いように注意しなければならず、電話機の寸法に関する複雑な提案は絶えず減少
している。この事実はまた、最少限の動作変更だけが達成されるようにアンテナ
が伸長および後退しなければならないことをそのまま残している。
【0015】 さらに他の方法として、日本国特許公開第7−38461号は、第2ハウジン
グがアンテナに連結されて、これにより第1ハウジングに対する第2ハウジング
の動作がアンテナを第1の後退状態および第2の伸長状態の間で移動させる電話
機を示している。図示した電話機の1つはフリップ式電話機であり、第2ハウジ
ングが歯車列でアンテナに連結され、第1ハウジングに対する第2ハウジングの
動きがアンテナをその第1および第2の状態の間で軸線方向へ移動させる。他の
電話機は第1および第2ハウジング間に摺動連結を有し、第2ハウジングは突起
を有し、その突起はアンテナを第2ハウジングに連結するためにアンテナに形成
された穴に受け入れられ、これにより第1ハウジングに対する第2ハウジングの
動作がアンテナをその第1および第2の状態の間で軸線方向へ移動させる。
【0016】 これらの電話機は使用者が単一動作によって第2ハウジングおよびアンテナを
第1ハウジングに対して移動させて開位置状態および閉位置状態を達成できるよ
うにする一方、これらの電話機は未だに欠点を有する。上述したように、アンテ
ナと使用者の頭部との間隔距離を最大限にすることが重要である。図示したアン
テナと第2ハウジングとの間隔は有していても、使用者の頭部は電話機およびベ
ース・ステーションの間の伝播をかなり妨げ得る。
【0017】 (発明の概要) 本発明の概念によれば、電話機は第1ハウジングと、開位置および閉位置の間
を移動するように第1ハウジングに摺動可能に取り付けられ、前記開位置で前記
第1ハウジングから突出する第2ハウジングとを有する。この電話機はまた、前
記第2ハウジングに枢動可能に取り付けられたアンテナを含む。前記アンテナを
前記第2ハウジングから引き離すように枢動させるために位置制御機構が備えら
れ、また前記第2ハウジングが閉位置にあるときに前記アンテナを枢動しないよ
うに固定するために案内部材が備えられる。
【0018】 本発明のこの概念の好ましい形態では、電話機は溝状トラック(channe
l−like track)が形成された第1および第2ハウジングのうちの一
方に取り付けられた壁と、第1および第2ハウジングのうちの他方に取り付けら
れ、溝状トラック内に配置されたレール状案内部材とを含む。さらに、溝状トラ
ックは湾曲通路を形成する一対の対向した湾曲側面を有し、またレール状案内部
材は溝状トラックの両側面の1つにそれぞれ対面する一対の湾曲側面を有し得る
。これに代えて、溝状トラックは直線経路を形成する一対の対向した平面状の側
面を有し、レール状案内部材は溝状トラックの両側面の1つにそれぞれ対面する
一対の平面状の側面を有し得る。
【0019】 本発明のこの概念の他の好ましい形態では、第1ハウジングに案内部材が取り
付けられ、第1ハウジングは案内部材に対面してその間に溝状空間を画成する第
1壁を有し、アンテナは第2ハウジングが閉位置では溝状空間内に実質的に配置
され、第2ハウジングが開位置にある状態では溝状空間から実質的に突出し得る
。さらに、第1ハウジングは溝状空間に隣接して第2壁を有し、アンテナは第2
壁の一方の側に配置され、第2ハウジングは第2壁の他側に配置し得る。さらに
、ピンがアンテナに固定的に取り付けられ、かつ第2ハウジングに枢動可能に取
り付けられ、第1ハウジングの第2壁にはスロットが形成され、そのスロットを
貫通してピンが垂下し得る。
【0020】 本発明のこの概念のさらに好ましい形態では、第1ハウジングは壁を有し、第
2ハウジングが閉位置にあるときには第1ハウジング壁の上に実質的に重なり、
第2ハウジングが開いた状態では第1ハウジング壁を露出させるように第1ハウ
ジングから離れて配置される壁を第2ハウジングは有し得る。第1ハウジングは
第1部分および第2部分を有し、第2ハウジングが閉位置にあるときには第2ハ
ウジング壁は第1ハウジング壁の第1部分のみの上に重なることができる。キー
パッドが第1ハウジング壁の第1部分に取り付けられ、ディスプレイは第1ハウ
ジング壁の第2部分に取り付け得る。
【0021】 本発明の他の概念によれば、電話機は第1ハウジングと、開位置および閉位置
の間を移動するように第1ハウジングに摺動可能に取り付けられ、前記開位置で
前記第1ハウジングから突出する第2ハウジングとを有する。電話機はまた前記
第2ハウジングに一端で枢動可能に取り付けられたアンテナも含む。前記第2ハ
ウジングから離れた伸長位置へ向けて前記アンテナを前記一端のまわりで第1方
向へ枢動させるように付勢する偏倚部材が備えられ、また前記第2ハウジングが
閉位置にあるときに前記アンテナが前記伸長位置へ向かって枢動するのを阻止す
る案内部材が備えられる。
【0022】 本発明のこの概念の他の好ましい形態では、案内部材が第1ハウジングに取り
付けられ、第1ハウジングは案内部材に対面してその間に溝状空間を画成する第
1壁を有し、アンテナは第2ハウジングが閉位置にある状態では溝状空間内に実
質的に配置され、第2ハウジングが開位置にある状態では溝状空間から実質的に
突出する。アンテナは、第2ハウジングに枢動可能に取り付けられた第1端部と
、アンテナが溝状空間内に配置された状態で案内部材に当接する拡大された頭部
を備えた第2端部とを有するブレード式アンテナとし得る。
【0023】 本発明のさらに他の概念によれば、電話機は第1ハウジングと、開位置および
閉位置の間を移動するように第1ハウジングに摺動可能に取り付けられ、前記開
位置で前記第1ハウジングから突出する第2ハウジングと、アンテナとを有する
。前記第2ハウジングに前記アンテナを取り付ける枢動部材が備えられ、前記第
2ハウジングが前記開位置および前記閉位置の間を移動するときに前記第1ハウ
ジングに対する前記アンテナの動きを制御する案内部材組立体が備えられる。案
内部材組立体は、前記第2ハウジングが前記開位置へ向かって移動するときに前
記アンテナを前記第2ハウジングから引き離すように伸長位置へ向けて枢動させ
るために前記枢動部材と協働する枢動制御機構を含む。
【0024】 本発明のこの概念の好ましい形態では、枢動制御機構が第1ハウジングに形成
された第1面と、アンテナに形成された第2湾曲面とすることができ、第1面は
枢動部材から偏倚した位置で第2湾曲面に当接する。さらに、枢動制御機構は第
1面を形成する第1ハウジングに取り付けられたピンと、第2面で形成されたア
ンテナに形成されたスロットとし得る。また、枢動部材は第1横断面を有するア
ンテナに取り付けられたピンとし、第2ハウジングにはアンテナ・ピンが配置さ
れるスロットを形成することができ、スロットはアンテナ・ピンの横断面よりも
大きい横断面を有する。
【0025】 本発明のこの概念の好ましい形態では、案内部材組立体は前記アンテナおよび
前記第1ハウジングの間のピンとスロットの連結部を含み、前記スロットは前記
第2ハウジングの摺動移動方向に実質的に延在する。
【0026】 本発明のこの概念の他の好ましい形態では、枢動制御機構は前記第2ハウジン
グが前記開位置に到達する前に前記ピンに係合するスロット端部を含む。
【0027】 本発明の他の概念によれば、電話機は第1ハウジングと、開位置および閉位置
の間を移動するように第1ハウジングに摺動可能に取り付けられた第2ハウジン
グとを有する。第2ハウジングは前記開位置で前記第1ハウジングから突出する
。アンテナが第1ハウジングに摺動可能に取り付けられ、伸長位置および後退位
置の間を移動可能な第1端部を有する。伸長位置においてアンテナは第1ハウジ
ングから突出し、第1端部は第1ハウジングから間隔を隔てられる。制御機構が
アンテナの第1端部を第2ハウジングに取り付ける。
【0028】 本発明のこの概念の好ましい形態では、アンテナはその第1端部を形成する第
1端部を有するロッドとされ、制御機構は第2ハウジングから突出してスロット
を形成する一対のアームとされ、アンテナの第1端部を第2ハウジングに取り付
けるためにロッドの第1端部がスロット内に配置される。
【0029】 本発明のさらに他の概念によれば、電話機は接点を備えた第1ハウジング有す
る。第2ハウジングは開位置および閉位置の間を移動するように第1ハウジング
に摺動可能に取り付けられ、開位置で前記第1ハウジングから突出する。電話機
はまた第2ハウジング上の第1および第2アンテナも含む。第2ハウジングが閉
位置にあるときには第1アンテナは接点と接続するように第2ハウジング上に位
置づけられ、第2ハウジングが開位置にあるときには第2アンテナは接点と接続
するように前記第2ハウジング上に位置づけられる。
【0030】 本発明のこの概念の好ましい形態では、第1ハウジングは面を備えた壁を有し
、第2ハウジングが閉位置にある状態で第1ハウジングの壁の該面と対面する面
を備えた壁を有し得る。この場合、第1および第2アンテナは第2ハウジングの
該面に取り付けられる。さらに、第1および第2アンテナは金属製の打抜き部材
とすることができ、それらの打抜き部材は第2ハウジングの壁の前記面に超音波
で取り付けられる。これに代えて、第1および第2アンテナは可撓膜またはフォ
トエッチングされたメッキとし得る。
【0031】 (好適実施例の詳細な説明) 図1および図2に示したように、本発明による電話機組立体20は第1ハウジ
ング22および第2ハウジング24を有する。第2ハウジング24は開位置すな
わち作動位置と閉位置(図4および図3を比較されたい)との間を移動するよう
に第1ハウジング22に対して摺動可能に取り付けられる。作動位置では、第2
ハウジング24は第1ハウジング22から突出して、第2ハウジング24の第1
面26(図2参照)は第1ハウジング22の第1面28(図1参照)から実質的
に離して配置され、これにより例えばキーパッド30が露出する。閉位置では、
第2ハウジング24の第1面26は第1ハウジング22の第1面28にほぼ重な
り、キーパッド30を覆う。
【0032】 アンテナ32は第2ハウジング24に枢動可能に取り付けられる。この結果、
アンテナ32は第2ハウジング24と共に第1ハウジング22に対して開位置お
よび閉位置の間を移動できる。さらに、アンテナ32および第2ハウジング24
の間が枢動可能に連結されているので、アンテナ32は図1、図2および図4に
示す伸長(回転)位置および図3に示した後退位置の間を第2ハウジング24に
対して移動できる。
【0033】 図3〜図5に示した捩りばねの形態をした偏倚部材のような位置制御機構34
がアンテナ32および第2ハウジング24に取り付けられ、第2ハウジング24
とアンテナ32との間の枢動連結部のまわりに捩り力を与えて、アンテナ32を
伸長位置に向けて第2ハウジング24から離れる方向へ枢動させるようになされ
ている。伸長位置の方向へのアンテナ32の枢動は第1ハウジング22の案内面
36によって抵抗力を受ける(図3参照)。第2ハウジング24が第1ハウジン
グ22に対して閉位置の状態では、アンテナ32を枢動しないように固定するた
めに案内面36はアンテナ32の第1端部と協働する。第2ハウジング24が開
位置にある状態では、案内面36は依然としてアンテナ32に当接している一方
で、アンテナ32がその伸長位置に到達することが許容されるように、アンテナ
32は形状付与される。
【0034】 従って、電話機組立体20の使用者は1回の移動で第1および第2ハウジング
22,24をそれぞれの作動位置に配置する一方(すなわちキーパッド30を露
出させるため)、同時にアンテナ32を調整する。すなわち、第1ハウジング2
2に対して第2ハウジング24を移動させることで、アンテナ32は案内面36
に対して移動され、これにより位置制御機構34はアンテナ32を後退位置から
伸長位置へ付勢することができる。使用者にとっては、第1および第2ハウジン
グ22,24を互いにまず移動させた後、アンテナ32を別々に調整して、アン
テナが使用者の頭部から離れて配置される完全な作動位置へ到達することが不要
となる。
【0035】 電話機組立体20の構造および作動をまず図1および図2を参照して詳細に説
明する。第1ハウジング22は6つの壁、すなわち湾曲した前壁40(面28を
形成する)と、湾曲した後壁42と、右壁44(図1に示すように湾曲した前壁
40および後壁42の湾曲と合致するように湾曲した縁を有する平面体)と、左
壁46(図2に示されるように湾曲した前壁40および後壁42の湾曲と合致す
るように湾曲した縁を有する平面体)と、底壁48と、頂壁50とを有する。第
2ハウジング24は4つの壁、すなわち湾曲した前壁52(面26を形成する)
と、頂壁54と、右壁56(図1に示されるように湾曲した前壁52の湾曲と合
致するように湾曲した縁を有する平面体)と、左壁58(図1に示すように湾曲
した前壁52の湾曲と合致するように湾曲した縁を有する平面体)とを有する。
摺動取付機構60が第1ハウジング22を第2ハウジング24に取り付けるのに
使用され、また特に左壁46を左壁58に、および右壁44を右壁56に取り付
けるのに使用される。
【0036】 摺動取付機構60は2つの湾曲した通路状トラック62,64を含み、これら
のトラックは右壁44および左壁46にそれぞれ形成される。摺動取付機構60
はまた第2ハウジング24の右壁56および左壁58と一体形成されることが好
ましい2つの湾曲したレールまたはシュー66,68も含み、各々のレールまた
はシューはトラック62,64の湾曲半径に合致する湾曲半径を有する。トラッ
ク62,64およびレール66,68は、トラック62,64に対してレール6
6,68が横方向へ移動するのを防止する結合部を形成するように形状付与され
る。例えば、トラック63,68およびレール66,68はダブテール(鳩尾形
)、T型またはL型の結合部を形成するように形状付与される。
【0037】 これに代えて、レール66,68は第1ハウジング22に取り付けられ、また
トラック62,64は第2ハウジング24に形成することができる。図6はその
ような構造を示しており、レール66,68は第1ハウジング22の前壁40の
面28に取り付けられ、トラック62,64は第2ハウジング24の前壁52に
形成される。上述したように、トラック62,64およびレール66,68は、
トラック62,64に対してレール66,68が横方向へ移動するのを防止する
結合部を形成するように形状付与される。例えば、トラック62,64およびレ
ール66,68はダブテール(鳩尾形)、T型またはL型の結合部を形成するよ
うに形状付与される。
【0038】 第2ハウジング24が第1ハウジング22に対して図3の矢印70で示した方
向へ過度に、すなわち閉位置を超えて移動することは、第2ハウジング24の頂
壁54が第1ハウジング22の頂壁50に当接することで防止される。第1ハウ
ジング22に対して第2ハウジング24が図1、図2および図4の矢印72で示
す方向へ過度に、すなわち開位置を超えて移動することは、遮断機構74によっ
て防止される。
【0039】 遮断機構74は、第1ハウジング22の右壁44および左壁46と一体形成さ
れることが好ましい第1対のストップ76,78を含み、各ストップは下向きの
面(例えば、図3の面80を参照)を有する。遮断機構74はまた第2ハウジン
グ24の右壁56および左壁58と一体形成されることが好ましい第2対のスト
ップ82,84を含み、各ストップは上向きの面(例えば、図3の面86を参照
)を有する。下向きの面(例えば面80)と上向きの面(例えば、面86)との
当接は、第1ハウジング22に対して第2ハウジング24が矢印72(図4参照
)の方向へ過度に移動するのを防止する。
【0040】 従って、第2ハウジング24は第1ハウジング22の外面に取り付けることが
好ましく、アンテナ32は第1ハウジング22の内部に配置されることが好まし
い。特に、第1ハウジング22の壁40,42,44および内部壁(図示せず)
は通路88を形成する。図3に見られるように、アンテナ32は第2ハウジング
24が閉位置にある状態では通路88内に位置することが好ましい。
【0041】 ブレード式アンテナが示されているが、その他のアンテナ構造も使用できる。
例えば、ロッド式アンテナが使用でき、ロッド状シャフトは第2ハウジング24
に対して枢動可能に取り付けられるようにディスクに連結される。ブレード式ア
ンテナの使用は好ましい。何故ならこの型式のアンテナはアンテナを設計する上
での自由度を与えるからである。
【0042】 上述したようにアンテナ32は、第1ハウジング22に対して第2ハウジング
24と共に移動するように、また第2ハウジング24に対して枢動するように、
第2ハウジング24に枢動可能に取り付けられることが好ましい。特に、アンテ
ナ32の下端92を第2ハウジング24の右壁56の下端94に連結するピン9
0が備えられる。ピン90は右壁56に固定的に取り付けられ、またアンテナ3
2のスロットまたは穴の中に配置される。この代わりに、ピン90は図7に示す
ように第2ハウジング24の左壁58との一体部品として形成することができる
【0043】 これも上述したように、アンテナ32は位置制御機構またはばね34によって
伸長位置へ向けて偏倚される。図示したように捩りばねのばね34が一端でアン
テナ32に、第2端でピン90に取り付けられる。このばねの作動は当業者には
周知であり、このようにアンテナ32および第2ハウジング24に取り付けられ
たばね34の作用はアンテナを下端92のまわりで伸長位置への第1方向へ枢動
させるように付勢することであり、伸長位置でアンテナ32は第2ハウジング2
4から隔てられるということが認識されるであろう。
【0044】 しかしながら、第2ハウジング24が第1ハウジング22に対して閉位置の状
態で、アンテナ32の伸長を防止するために案内面36が第1ハウジング22の
後壁42に沿って備えられ、アンテナ32の第1端部において後向きの縁96に
当接することによりアンテナ32が図1、図2および図4に示した伸長位置へ枢
動することを防止する。矢印72の方向の第2ハウジング24の移動により、ア
ンテナ32の伸長位置へ向かう枢動を阻止するために案内面36はアンテナ32
の第1端部と協働することがもはやできなくなる。第1ハウジング22に対する
第2ハウジング24のさらなる移動により、案内面36はアンテナ32の第1端
部からますます離れる方向へ移動し、最終的に第1端部および下端92付近から
離れて位置する面96の部分と協働して、アンテナ32がその完全な伸長位置に
到達することを可能にする。
【0045】 図8に概略的に示したように、本発明による電話機組立体20は、その電話機
組立体20とセルラ・ベース・ステーションとの間の双方向通信に必要な全回路
も示している。この点で、マイクロプロセッサ100が備えられ、第1ハウジン
グ22内に収容される。第1ハウジング22内には送信機/受信機102と、送
信機/受信機102をマイクロプロセッサ100に接続するバス104も収容さ
れる。他の部材をバス104に接続されて第1ハウジング22上に取り付けられ
るか収容することができ、それにはキーパッド30、マイクロホン106、およ
びディスプレイ108が含まれる。さらに他の部材(図示せず)も第1ハウジン
グに取り付けることができ、それには例えばバッテリーおよびヒート・シンクが
含まれる。
【0046】 図3を図4と比較して認識されるように、第2ハウジング24が閉位置の状態
でその第2ハウジング24の第1面26は第1ハウジング22の第1面28に、
従ってキーパッド30に実質的に重なる。この状態では、キーパッド30は損傷
や偶発的な作動から保護される。しかしながら、第2ハウジング24はディスプ
レイ108まで伸長することはないので(図1から明白であるように)、ディス
プレイ108は第2ハウジング24が閉位置にある状態でも視認を邪魔されない
ように露出される。勿論、所望により、閉位置にある第2ハウジング24の前壁
52は同様にディスプレイ108の損傷を防止するためにディスプレイ108に
実質的に重なるように伸長させることができる。この代わりに、ディスプレイ1
08は第1ハウジング22の底部から頂部へ移動することができる。
【0047】 マイクロプロセッサ100、送信機/受信機102、キーパッド30、マイク
ロホン106、およびディスプレイ108は第1ハウジング22に取り付けられ
、スピーカー112は第2ハウジング24に取り付けられる。特に、スピーカー
112は第2ハウジング24の上端に形成されたスピーカー用凹所114に取り
付けられる(図2参照)。第1ハウジング22の頂壁50は第2ハウジング24
が閉位置の状態でスピーカー用凹所114を受け入れることができるように円弧
状に形状付与される。この代わりに、第2ハウジング24の頂壁54はスピーカ
ー用凹所114を受け入れることができるように円弧状に形状付与できる。第1
ハウジング22に関して上述したように、他の機器(図示せず)を第2ハウジン
グ24に取り付けることができ、それには例えばダイバーシティ・アンテナやシ
ールドが含まれる。
【0048】 アンテナ32およびスピーカー112が第2ハウジング24内に配置されるな
らば、アンテナ32およびスピーカー112を第1ハウジング22内に収容され
ている残る回路に接続するために接続機構116が備えられる。特に、第2ハウ
ジング24およびアンテナ32は接点118,120,122を取り付けられ、
第1ハウジング22は接点124,126を取り付けられる。第2ハウジング2
4が閉位置にある状態で、アンテナ32の上側接点118は接点124に接続さ
れる。第2ハウジング24が作動位置にある状態で、アンテナの接点120およ
びスピーカーの接点122はそれぞれ接点124,126に接続される。この代
わりに、第1ハウジング22に対する第2ハウジング24の移動を通じて絶えず
接続をなすように接点を形成することができる。さらに他の例として、アンテナ
32およびスピーカー112は接点に頼ることなく残る回路に誘導接続し得る。
【0049】 スピーカー112およびマイクロホン106がそれらの間に適当な耳−口の距
離を許容するように隔てられ、アンテナ32が第2ハウジング24に対して角度
θで隔てられた完全な作動位置にある状態に電話機組立体20を配置するために
、使用者は片手の掌内にしっかりと第1ハウジング22を保持し、第2ハウジン
グ24に力を矢印72の方向へ加える。この結果、ストップ82,84の上向き
の面がストップ76,78の下向きの面に当接するまで第2ハウジング24のレ
ール66,68は第1ハウジング22のトラック62,64を移動する。同時に
アンテナ32は、ピン90が形成する取付部の性質により、第1ハウジング22
に対して第2ハウジング24と共に移動される。ばね34はアンテナ32に作用
してそのアンテナ32を付勢し、後退位置から伸長位置へ移動させる。アンテナ
32が案内面36に対して十分に移動したならば、アンテナ32はもはや後退位
置から移動しないように拘束されることはなく、伸長位置に到達する。
【0050】 通信が終わったならば、逆の手順で電話機組立体20を閉位置にある状態にし
、アンテナ32は通路88内に引き込められ、第2ハウジング24の第1面26
はキーパッド30が損傷しないように保護するために第1ハウジングの第1面2
8上に配置される。すなわち、第1ハウジング22が使用者の片手の掌にしっか
りと保持された状態で、第2ハウジング24、例えば頂壁54に矢印70の方向
の力が作用する。この力は第2ハウジング24を第1ハウジング22に対して移
動させ、それと一緒にピン90で形成された取付部によってアンテナ32を移動
させる。最終的には、第2ハウジング24の頂壁54が第1ハウジング22の頂
壁50に当接し、第1ハウジング22に対する第2ハウジング24のさらなる移
動を阻止する。同時に、第1ハウジング22の後壁42で形成された案内面36
はアンテナ32の後向きの縁96の最上端に当接し、第1ハウジング22および
第2ハウジング24に対するアンテナ32の枢動を阻止して、通路88内にアン
テナ32を保持する。
【0051】 代替の位置制御および阻止機構132を備えた他の電話機組立体130を図9
〜図12に示す。電話機組立体20と電話機組立体130との基本的な相違は位
置制御および阻止機構132であり、電話機組立体130の説明は基本的に位置
制御および阻止機構132の構造に向けられる。電話機組立体20に関するある
程度の詳細な説明はここで繰り返さないが、電話機組立体20の詳細は一般に電
話機組立体130に適用でき、有用であることが当業者に認識されるであろう。
【0052】 電話機組立体20に似て電話機組立体130は第1ハウジング134および第
2ハウジング136を有し、それらのハウジングは摺動機構138で相互に連結
されている。摺動機構138の一部として、第1ハウジング134は右トラック
142を備えた右壁140と、左トラック(図示せず)を備えた左壁144とを
有する。第2ハウジングは右レールまたはシュー148を備えた右壁146と、
左レールまたはシュー152を備えた左壁150とを有する。右レール148は
右トラック142に配置され、左レール152は左トラックに配置されて、矢印
154,156(図9および図10参照)で示したように第1および第2の方向
に摺動可能に移動できるように第2ハウジング136を第1ハウジング134に
取り付ける。
【0053】 矢印154の方向における第2ハウジング136の第1ハウジング134に対
する移動は、第2ハウジング136の下向きの縁158と第1ハウジング134
に形成された上向きの縁160が協働して制限される。下向きの縁158が上向
きの縁160に当接することで、第1ハウジング134に対する第2ハウジング
136の矢印154の方向への更なる移動は拘束される。
【0054】 図11および図12に示したように、また前述したように、電話機組立体13
0は位置制御および阻止機構132(破線で示されている)を含む。位置制御お
よび阻止機構132は2つの目的を果す。位置制御および阻止機構132は捩り
力をアンテナ162に加え、第2ハウジング136が第1ハウジング134に対
して移動するときにアンテナ162を第2ハウジング136から離れる方向へ枢
動させる。位置制御および阻止機構132はまた第1ハウジング134に対して
第2ハウジング136の伸長が過大となること、すなわち第1ハウジング134
に対して第2ハウジング136が矢印156の方向に過大に移動することを防止
する。
【0055】 位置制御および阻止機構132は第1ピンまたは突起164および第2ピンま
たは枢動部材166を含む。位置制御および阻止機構132はまたアンテナ16
2に形成された第1の細長いスロット168と、第2ハウジング136の壁14
6に形成された第2の細長いスロット170とを含む。図示したように、スロッ
ト168はアンテナ162を貫通して延在しておらず、またスロット170は壁
146を貫通して延在していない。その代わりにスロット168,170は、そ
れらのスロットの深さが電話機組立体130の性能および作動に対して重要でな
い部分を延在する。
【0056】 組み立てられると、第1ピン164は第1ハウジング134の右壁140に取
り付けられて、第2ハウジング136およびアンテナ162が第1ハウジング1
34に対して移動するときにスロット168内を移動するように配置される。第
2ピン166はアンテナ162に取り付けられて、第2ハウジング136の右壁
146のスロット170に受け入れられ、第1ハウジング134に対する第2ハ
ウジング136の動きをアンテナ162に伝えるようにされる。
【0057】 作動に際して、第2ハウジング136およびアンテナ162が第1ハウジング
134に対して移動すると、ピン166およびスロット170は協働して第2ハ
ウジング136の動きをアンテナ162に伝える。まず最初に、ピン166はス
ロット170内に配置され、該スロット170は第2有効端174よりもその第
1有効端172により接近することが好ましい。第2ハウジング136が第1ハ
ウジング134に対して移動すると、ピン164はスロット168の第1有効端
176に近い第1位置から第2有効端178に近い第2位置へとスロット168
内を相対的に移動する。このように、アンテナ162と第2ハウジング136と
が第1ハウジング134に対して移動するときにピン164およびスロット16
8は協働してアンテナ162を案内する。第1ハウジング134の右壁140に
取り付けられた案内180も第1ハウジング134に対して並進運動させるよう
にアンテナ162の案内を助成する。
【0058】 第2ハウジング136およびアンテナ162が第1ハウジング134に対して
矢印156の方向へ移動すると、アンテナ162に取り付けられたピン166は
第1ハウジング134に取り付けられたピン164の方向へ移動する。最終的に
第2ハウジング136は図10に示した第1ハウジング134に対する位置に到
達する。この位置で、ピン166はピン164を越えて矢印156の方向へ移動
しており、これによりピン166はスロット170内を第1有効端172から第
2有効端174へ移動した後、第1有効端172へ戻る。同時に、ピン164,
166およびピン166,168は協働してアンテナ162の端部に捩り力を与
える。その結果、アンテナ162は第2ハウジング136に対して後退位置から
伸長位置へ枢動され、伸長位置でアンテナ162は第2ハウジング136に対し
て角度θを付されている。
【0059】 第1ハウジング134および第2ハウジング136に対してアンテナ162を
回転させるためにアンテナ162に捩り力を付与するためのピン−スロット構造
を示したが、捩り力を与えるために当接する協働面はピン−スロットの形態であ
る必要はないことが認識されるであろう。実際に、第1ハウジング134に対す
る第2ハウジング136の並進運動を第1ハウジング134および第2ハウジン
グ136に対するアンテナ162の回転運動に変換するために当接するあらゆる
種類の面が本発明のこの実施例の範囲に包含される。例えば第1ハウジングに取
り付けられたピンまたは突起が当接する面はスロットである必要はなく、アンテ
ナの後向きの縁で形成することができる。
【0060】 後退位置から伸長位置へアンテナ162を付勢するのに加えて、ピン164お
よびスロット168の協働は、ピン164が取り付けられた第1ハウジング13
4に対する第2ハウジング136のさらなる動きを防止することも認識されるで
あろう。ピン166およびスロット170の協働を通じて、ピン164およびス
ロット168の協働を通じてアンテナ162に作用する力は第2ハウジング13
6に伝達され、矢印154の方向への第2ハウジングのさらなる動きに抵抗する
。それ故に、ピン164,166およびスロット168,170を含む組立体も
第1ハウジング134に対する第2ハウジング136の過大伸長を阻止する。
【0061】 電話機組立体20の場合のように通路88内にアンテナ162が配置される以
外に、アンテナ162は外部に対して実質的に露出されることもさらに認識され
る。代替例の露出された、すなわち外部アンテナの取り付けが図13に示されて
おり、第1ハウジング134の左壁144、前壁182および後壁184がスロ
ット186を形成し、閉位置の状態ではこのスロット内にアンテナ162が配置
され、第2ハウジング136の左壁150によって一部分だけが覆われる。
【0062】 本発明によるさらに他の電話機組立体188を図14〜図17に示す。電話機
組立体188と電話機組立体20,130との基本的な相違は、位置制御機構1
90の構造である。それ故に、電話機組立体188の説明はこの構造に基本的に
向けられるが、但し、当業者には電話機組立体20,130の或る詳細な説明部
分は一般に電話機組立体188に適用できて有用であることが認識されるであろ
うからここで繰り返して説明しない。
【0063】 図14を参照すれば、電話機組立体188の第1ハウジング192がトラック
194,196を有して示されている(破線で)。第1ハウジング192もディ
スプレイ198、キーパッド200、マイクロホン202および接点204,2
06を有する。ディスプレイ198、キーパッド260およびマイクロホン20
2は従来の型式とされ、接点204,206はポーゴ・ピン(pogo pin
)、ばねまたは形成された金属接点のような適当な接点とされる。ベース・ステ
ーション(同様に図示せず)と通信するために必要な回路(図示せず)は第1ハ
ウジング192内に取り付けられる。そのような回路は発信機、受信機、マイク
ロプロセッサおよび記憶装置を含み得る。
【0064】 第1ハウジング192は従来のロッド式後退アンテナ208をさらに有する。
ロッド式アンテナ208はケース210と、後退位置および伸長位置の間をケー
ス210に対して移動可能なロッド212と、ボタン型頂部214を含む。代替
例である他の形式のアンテナを使用でき、それには上述したブレード式アンテナ
を含む。
【0065】 図15に第2ハウジング216を示したが、第2ハウジング216は第1ハウ
ジング192に取り付けられて電話機組立体188を形成する。このために、第
2ハウジング216は第1レール218および第2レール220を有し、これら
のレール218,220はトラック194,196に配置され、第2ハウジング
216を第1ハウジング192に取り付けて相対的な摺動移動を可能にする摺動
式取付機構を形成する。上述したように、レール218,220およびトラック
194,196は、例えばダブテール(鳩尾形)、T型またはL型の結合部のよ
うにトラック194,196に対するレール218,220の横方向の動きを防
止する結合部を形成するように形状付与される。
【0066】 第2ハウジング216はまた面226を備えた壁224を有する。第1端部2
34で連結されているトレース230,232を備えたスピーカー228が壁2
24の面226に取り付けられる。スピーカー・トレース230,232は金属
材から打ち抜き形成でき、その後面226に接着、または超音波溶着または固着
されるか、または面226上に形成されたメッキにフォトエッチングされるか、
または面226に取り付けられた可撓膜で形成されるか、従来のプリント回路基
板技術を使用して形成される。トレース230,232は接点204,206に
当接し、第1ハウジング192内に取り付けられている回路(図示せず)にスピ
ーカー228を接続する。スピーカー228と回路との間の誘導接続のような代
替の接続形態も使用できる。また、カバー(図示せず)がトレース230,23
2上に配置され、それらのトレース230,232に損傷が生じることを防止し
、また電話機組立体188の見た目を改善する。
【0067】 壁224の面226には位置制御機構190が取り付けられ、位置制御機構は
面226から壁224へ延在する一対のアーム236,238を含む。アーム2
36,238は間隔を隔てられてその間にスロット240を形成し、第1ハウジ
ング192が第2ハウジング216に取り付けられた状態でスロット内にアンテ
ナ208のロッド212が受け入れられる。スロット240内にロッド212が
配置されて、ボタン形状の頂部214の下面242はアーム236,238の上
面244,246に当接する。
【0068】 図16および図17に示したように、第2ハウジング216が第1ハウジング
192に対して閉位置の状態(図16)から開位置の状態(図17)へ移動する
とき、アーム236,238はアンテナ208の頂部214に作用して力を与え
、この力がロッド212をケース210から伸長させる。一方、第2ハウジング
216が第1ハウジング192に対して開位置の状態から閉位置の状態に移動す
るとき、第2ハウジング216の壁250の面248はアンテナ208の頂部2
14に対して力を与え、ロッド212をアンテナ・ケース210の中に付勢する
。このようにして、アンテナ208は第1ハウジング192および第2ハウジン
グ216を相対的に移動することで簡単に後退位置と伸長位置との間で調整され
、これにより電話機組立体188を非作動状態と作動状態との間で切り換えるた
めに必要な動きは節約される。
【0069】 電話機組立体20,130と違って、第1ハウジング192に対して第2ハウ
ジング216が閉位置の状態(図16)にあるとき、ディスプレイ198は第2
ハウジング216の壁224で覆われることにも留意されたい。第2ハウジング
216が開位置の状態(図17)にあるときにディスプレイ198を見えるよう
にするために、窓252が壁224の下端254に備えられる。透明プラスチッ
クのような透明材料が窓252に配置されて、視認できるようにする一方でディ
スプレイ198に触れることを防止する。代替例として、第2ハウジング216
が閉位置の状態にあるときでさえもディスプレイ198を視認できるようにする
ために窓252を成形することができる。
【0070】 本発明によるさらに他の電話機組立体256を図18〜図21に示した。電話
機組立体256と電話機組立体20,130,188との基本的な相違は、アン
テナ258,260の構造、およびその2つのアンテナを調整するために使用さ
れる機構である。それ故に、但し当業者には電話機組立体256の説明は特にこ
の構造に向けられ、電話機組立体20,130,188の或る詳細な説明部分は
一般に電話機組立体256に適用できて有用であることが認識されるであろうか
らここで繰り返して説明しない。
【0071】 図18を参照すれば、電話機組立体256の第1ハウジング264はトラック
266,268(破線で示される)を有する。第1ハウジング264はまたディ
スプレイ270と、キーパッド272と、マイクロホン274と、接点276,
278,280とを有する。ディスプレイ270、キーパッド272およびマイ
クロホン274は従来の型式とされ、接点276,278,280はポーゴ・ピ
ン(pogo pin)、ばねまたは形成された金属接点のような適当な接点と
される。前述したように、ベース・ステーション(同様に図示せず)と通信する
ために必要な回路(図示せず)は第1ハウジング264内に取り付けられる。
【0072】 図19は第2ハウジング282を示しており、第2ハウジング282はその第
2ハウジング282を第1ハウジング264に取り付けるためにトラック266
,268に配置されるレール284,286を有する。第2ハウジング282は
また面290を備えた壁288を有する。スピーカー292が壁288に取り付
けられ、トレース294,296が壁288の面290に取り付けられて第1端
部298でスピーカー292に接続される。壁288の面290には第1アンテ
ナ258および第2アンテナ260が取り付けられ、これらのアンテナはそれぞ
れ接点パッド300,302を有する1/4波長および1/2波長のアンテナと
される。適当なカバー(図示せず)がトレース294,296およびアンテナ2
58,260の上に配置され、それらのトレース294,296およびアンテナ
258,260を不用意な接触から保護し、また電話機組立体256の見栄えを
改善する。
【0073】 当業者にはトレース294,296および第1および第2アンテナ258,2
60が金属から打抜き加工された後、面290に接着、または超音波溶着または
固着できることが認識されるであろう。この代わりに、面290はメッキされ、
トレース294,296およびアンテナ258,260を第2ハウジング282
のメッキした面290にフォトエッチングすることができる。さらに他の代替例
として、トレース294,296およびアンテナ258,260は面290に取
り付けられた可撓膜で形成されるか、または従来のプリント回路基板技術を使用
して形成できる。
【0074】 図19に示したように、アンテナ258,260の接点パッド300,302
は第2ハウジング282の長手方向軸線に沿って整列される。このようにして、
単一接点、すなわち接点276がアンテナ258,260のいずれかを第1ハウ
ジング264内に取り付けた回路(図示せず)に接続することに使用できる。ま
た、この構造は、アンテナ258,260の一方を回路に接続したときに他方の
アンテナ258または260が回路から開離されることを保証する。
【0075】 第2ハウジング282のレール284,286が第1ハウジング264のトラ
ック266,268に配置されて組み立てられると、第2ハウジング282は閉
位置の状態(図20)と開位置の状態(図21)の間で第1ハウジング264に
対して摺動可能に移動できる。図示したように、第2ハウジング282が第1ハ
ウジング264に対して閉位置の状態にあると、1/4波長のアンテナ258が
第1ハウジング264内に取り付けられた回路に接続される。第2ハウジング2
82が第1ハウジング264に対して開位置の状態にあると、1/2波長のアン
テナ260が第1ハウジング264内に取り付けられた回路に接続される。従っ
て、閉位置および開位置の間で第1ハウジング264に対して第2ハウジング2
82を移動させることで、1/4波長および1/2波長のアンテナの調整が行え
る。
【0076】 この結果、本発明による電話機組立体は片手操作を可能にし、第1および第2
ハウジングの移動およびアンテナの調整は1回の操作で達成される。この片手操
作は、電話機組立体が作動状態に移動された後に、付加的な1回または複数回の
アンテナ調整段階を実行する必要性を無くす。
【0077】 さらに、第1および第2ハウジング間の摺動連結は従来の「フリップ」設計よ
りも人間工学的に作動が簡単で、80mm未満の長さの電話機組立体に少なくと
も140mmの有利なスピーカー−マイクロホン配置を維持できる。また、フリ
ップ式電話機を適切に作動させるために必要な微妙な多くの部品は、本発明によ
る電話機組立体に摺動連結を採用したことで削除される。
【0078】 さらに、第2ハウジング(従って使用者の頭部)に対して角度θを与えてアン
テナを離して配置することは、電話機組み立てを簡単化する改善となる。使用者
の頭部から外向きにアンテナを配置することで、電話機組立体における無線波の
障害が減少され、または制限される。
【0079】 本発明のさらに他の概念、目的、利点は本明細書、図面および特許請求の範囲
を考慮することで得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 開位置にある状態の本発明による電話機組立体の前方から見た斜視図である。
【図2】 開位置にある状態の図1に示された電話機組立体の後方から見た斜視図である
【図3】 第2ハウジングが閉位置にある状態の図1に示された電話機組立体の側面図で
ある。
【図4】 第2ハウジングが開位置にある状態の図1に示された電話機組立体の側面図で
ある。
【図5】 図1〜図4に示された押圧機構および固定機構の拡大した断片図である。
【図6】 代替のスライド取り付け機構の前方から見た斜視図である。
【図7】 第2ハウジングにアンテナを取り付けるための代替機構の拡大した断片断面図
である。
【図8】 図1に示された電話機組立体2の回路の概略図である。
【図9】 第2ハウジングが閉位置にある状態の本発明による他の電話機組立体の後方か
ら見た斜視図である。
【図10】 第2ハウジングが開位置にある状態の図9に示された電話機組立体の後方から
見た斜視図である。
【図11】 第2ハウジングが閉位置にある状態の図9に示された電話機組立体の拡大した
断片図である。
【図12】 第2ハウジングが開位置にある状態の図9に示された付勢および固定機構の拡
大した断片図である。
【図13】 第2ハウジングにアンテナを取り付ける代替機構の拡大した断片断面図である
【図14】 本発明によるさらに他の電話機組立体の第1ハウジングの前面図である。
【図15】 図14に示された第1ハウジングに使用される第2ハウジングの後面図である
【図16】 閉位置にある状態の図14および図15の第1および第2ハウジングの組立体
の前面図である。
【図17】 開位置にある状態の図16の組立体の前面図である。
【図18】 本発明による他の電話機組立体の第1ハウジングの前面図である。
【図19】 図18に示された第1ハウジングに使用される第2ハウジングの後面図である
【図20】 閉位置にある状態の図18および図19の第1および第2のハウジングの組立
体の前面図である。
【図21】 開位置にある状態の図18の組立体の前面図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年9月20日(2000.9.20)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 1/21 H04M 1/21 M (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C U,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD ,GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN, IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,L K,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK ,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO, RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,T M,TR,TT,UA,UG,UZ,VN,YU,ZA ,ZW Fターム(参考) 5J046 AA01 AA02 AA03 AA12 AB06 DA02 DA08 5J047 AA01 AA02 AA03 AA12 AB06 BF10 FA10 FD01 5K011 AA04 AA06 AA16 JA01 5K023 AA07 DD08 LL05 PP01 PP11

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1ハウジングと、 開位置および閉位置の間を移動するように前記第1ハウジングに摺動可能に取
    り付けられ、前記開位置で前記第1ハウジングから突出する第2ハウジングと、 前記第2ハウジングに枢動可能に取り付けられたアンテナと、 前記第2ハウジングから引き離すように前記アンテナを枢動させる位置制御機
    構と、 前記第2ハウジングが閉位置にあるときに前記アンテナを枢動しないように固
    定する案内部材とを含む電話機。
  2. 【請求項2】 溝状トラックが形成された第1および第2ハウジングのうち
    の一方に取り付けられた壁と、 前記第1および第2ハウジングのうちの他方に取り付けられ、前記溝状トラッ
    ク内に配置されたレール状案内部材とをさらに含む、請求項1に記載された電話
    機。
  3. 【請求項3】 前記溝状トラックが湾曲通路を形成する一対の対向した湾曲
    側面を有し、前記レール状案内部材が前記溝状トラックの両側面の1つにそれぞ
    れ対面する一対の湾曲側面を有する、請求項2に記載された電話機。
  4. 【請求項4】 前記溝状トラックが直線経路を形成する一対の対向した平面
    状の側面を有し、前記レール状案内部材が前記溝状トラックの両側面の1つにそ
    れぞれ対面する一対の平面状の側面を有する、請求項2に記載された電話機。
  5. 【請求項5】 前記第1ハウジングに前記案内部材が取り付けられ、前記第
    1ハウジングは前記案内部材に対面してその間に溝状空間を画成する第1壁を有
    しており、 前記アンテナは前記第2ハウジングが閉位置にある状態では前記溝状空間内に
    実質的に配置され、前記第2ハウジングが開位置にある状態では前記溝状空間か
    ら実質的に突出する、請求項1に記載された電話機。
  6. 【請求項6】 前記第1ハウジングは前記溝状空間に隣接して第2壁を有し
    、 前記アンテナは前記第2壁の一方の側に配置され、前記第2ハウジングは前記
    第2壁の他側に配置された、請求項5に記載された電話機。
  7. 【請求項7】 前記アンテナに固定的に取り付けられて前記第2ハウジング
    に枢動可能に取り付けられたピンをさらに含み、前記第1ハウジングの前記第2
    壁にはこれを貫通するスロットが形成され、該スロットを貫通して前記ピンが垂
    下する、請求項6に記載された電話機。
  8. 【請求項8】 前記第1ハウジングが壁を有し、および、 前記第2ハウジングが閉位置にあるときには前記第1ハウジング壁に実質的に
    重なり、前記第2ハウジングが開位置にあるときには前記第1ハウジング壁を露
    出させるように該第1ハウジング壁から離れて配置される壁を該第2ハウジング
    が有する、請求項1に記載された電話機。
  9. 【請求項9】 前記第1ハウジング壁が第1部分および第2部分を有し、 前記第2ハウジングが閉位置にあるときに前記第2ハウジング壁は前記第1ハ
    ウジング壁の前記第1部分のみに重なる、請求項8に記載された電話機。
  10. 【請求項10】 前記第1ハウジング壁の前記第1部分に取り付けられたキ
    ーパッドと、 前記第1ハウジング壁の前記第2部分に取り付けられたディスプレイとをさら
    に含む、請求項9に記載された電話機。
  11. 【請求項11】 第1ハウジングと、 開位置および閉位置の間を移動するように前記第1ハウジングに摺動可能に取
    り付けられ、前記開位置で前記第1ハウジングから突出する第2ハウジングと、 前記第2ハウジングに一端で枢動可能に取り付けられたアンテナと、 前記第2ハウジングから離れた伸長位置へ向けて前記アンテナを前記一端のま
    わりで第1方向へ枢動させるように付勢する偏倚部材と、 前記第2ハウジングが閉位置にあるときに前記アンテナが前記伸長位置へ向か
    って枢動するのを阻止する案内部材とを含む電話機。
  12. 【請求項12】 前記偏倚部材が捩りばねを含む、請求項11に記載された
    電話機。
  13. 【請求項13】 前記案内部材が前記第1ハウジングに取り付けられ、該第
    1ハウジングは前記案内部材に対面してその間に溝状空間を画成する第1壁を有
    し、 前記アンテナは前記第2ハウジングが閉位置にある状態では前記溝状空間内に
    実質的に配置され、前記第2ハウジングが開位置にある状態では前記溝状空間か
    ら実質的に突出する、請求項11に記載された電話機。
  14. 【請求項14】 前記アンテナは、前記第2ハウジングに枢動可能に取り付
    けられた第1端部と、前記アンテナが前記溝状空間内にある状態で前記案内部材
    に当接する拡大された頭部を備えた第2端部とを有するブレード式アンテナを含
    む、請求項13に記載された電話機。
  15. 【請求項15】 第1ハウジングと、 開位置および閉位置の間を移動するように前記第1ハウジングに摺動可能に取
    り付けられ、前記開位置で前記第1ハウジングから突出する第2ハウジングと、 アンテナと、 前記第2ハウジングに前記アンテナを取り付ける枢動部材と、 前記第2ハウジングが前記開位置および前記閉位置の間を移動するときに前記
    第1ハウジングに対する前記アンテナの動きを制御する案内部材組立体であって
    、前記第2ハウジングが前記開位置へ向かって移動するときに前記アンテナを前
    記第2ハウジングから引き離すように伸長位置へ向けて枢動させるために前記枢
    動部材と協働する枢動制御機構を含んだ前記案内部材組立体とを含む電話機。
  16. 【請求項16】 前記枢動制御機構が前記第1ハウジングに形成された第1
    面と、前記アンテナに形成された第2湾曲面とを含み、前記第1面は前記枢動部
    材から偏倚した位置で前記第2湾曲面に当接する、請求項15に記載された電話
    機。
  17. 【請求項17】 前記枢動制御機構は前記第1面を形成する前記第1ハウジ
    ングに取り付けられたピンと、前記第2面で定められた前記アンテナのスロット
    とを含む、請求項16に記載された電話機。
  18. 【請求項18】 前記枢動部材は第1横断面を有する前記アンテナに取り付
    けられたピンを含み、および 前記第2ハウジングには前記アンテナのピンが配置されるスロットが形成され
    、該スロットは前記アンテナのピンの横断面よりも大きい横断面を有する、請求
    項17に記載された電話機。
  19. 【請求項19】 前記案内部材組立体は前記アンテナおよび前記第1ハウジ
    ングの間のピンとスロットの連結部を含み、前記スロットは前記第2ハウジング
    の摺動移動方向に実質的に延在する、請求項15に記載された電話機。
  20. 【請求項20】 前記枢動制御機構は前記第2ハウジングが前記開位置に到
    達する前に前記ピンに係合するスロット端部を含む、請求項19に記載された電
    話機。
  21. 【請求項21】 第1ハウジングと、 開位置および閉位置の間を移動するように前記第1ハウジングに摺動可能に取
    り付けられ、前記開位置で前記第1ハウジングから突出する第2ハウジングと、 前記第1ハウジングに摺動可能に取り付けられ、伸長位置および後退位置の間
    を移動可能な第1端部を有するアンテナであって、前記伸長位置で前記アンテナ
    は前記第1ハウジングから突出し、前記第1端部は前記第1ハウジングから間隔
    を隔てられる前記アンテナと、 前記第2ハウジングに前記アンテナの前記第1端部を取り付ける制御機構とを
    含む電話機。
  22. 【請求項22】 前記アンテナはその前記第1端部を形成する第1端部を有
    するロッドを含み、および 前記制御機構は前記第2ハウジングから突出してスロットを形成する一対のア
    ームを含み、前記アンテナの前記第1端部を前記第2ハウジングに取り付けるた
    めに前記スロット内に前記ロッドの前記第1端部が配置された、請求項21に記
    載された電話機。
  23. 【請求項23】 第1ハウジングと、 前記第1ハウジング上の接点と、 開位置および閉位置の間を移動するように前記第1ハウジングに摺動可能に取
    り付けられ、前記開位置で前記第1ハウジングから突出する第2ハウジングと、 前記第2ハウジング上の第1および第2アンテナとを含み、 前記第2ハウジングが閉位置にあるときに前記接点と接続するように前記第1
    アンテナが前記第2ハウジング上に配置されており、 前記第2ハウジングが開位置にあるときに前記接点と接続するように第2アン
    テナが前記第2ハウジング上に配置されている電話機。
  24. 【請求項24】 前記第1ハウジングは面を備えた壁を有し、 前記第2ハウジングが閉位置にある状態で前記第1ハウジングの壁の前記面と
    対面する面を備えた壁を有し、 前記第1および第2アンテナは前記第2ハウジングの前記面に取り付けられて
    いる、請求項23に記載された電話機。
  25. 【請求項25】 前記第1および第2アンテナは金属製の打抜き部材を含み
    、該打抜き部材は前記第2ハウジングの壁の前記面に接着されている、請求項2
    4に記載された電話機。
  26. 【請求項26】 前記第1および第2アンテナが前記第2ハウジングの壁の
    前記面に超音波で取り付けられた金属製の打抜き部材を含む、請求項24に記載
    された電話機。
  27. 【請求項27】 前記第1および第2アンテナは前記第2ハウジングの壁の
    前記面に取り付けられた薄い可撓膜を含む、請求項24に記載された電話機。
  28. 【請求項28】 前記第1および第2アンテナは前記第2ハウジングの壁の
    前記面にフォトエッチングされたメッキを含む、請求項24に記載された電話機
JP2000580312A 1998-11-02 1999-10-08 自動アンテナ調整機能を備えた電話機組立体 Pending JP2002529956A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/184,381 1998-11-02
US09/184,381 US6208874B1 (en) 1998-11-02 1998-11-02 Telephone assembly with automatic antenna adjustment
PCT/US1999/023411 WO2000027041A1 (en) 1998-11-02 1999-10-08 Telephone assembly with automatic antenna adjustment

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002529956A true JP2002529956A (ja) 2002-09-10

Family

ID=22676656

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000580312A Pending JP2002529956A (ja) 1998-11-02 1999-10-08 自動アンテナ調整機能を備えた電話機組立体

Country Status (7)

Country Link
US (1) US6208874B1 (ja)
JP (1) JP2002529956A (ja)
CN (1) CN1114278C (ja)
AU (1) AU6420099A (ja)
DE (1) DE19983689T1 (ja)
MY (1) MY121809A (ja)
WO (1) WO2000027041A1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010093654A (ja) * 2008-10-09 2010-04-22 Fujitsu Ltd 電子機器
JP2010093655A (ja) * 2008-10-09 2010-04-22 Fujitsu Ltd 電子機器
JP2013102285A (ja) * 2011-11-07 2013-05-23 Yupiteru Corp 無線リモコン端末及びプログラム
JP2016149774A (ja) * 2010-09-28 2016-08-18 ヨタ デバイセズ アイピーアール リミテッドYota Devices Ipr Ltd ディスプレイ画面を有する装置

Families Citing this family (66)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FI112759B (fi) * 1998-03-18 2003-12-31 Nokia Corp Teleskooppipuhelin
GB2340333B (en) * 1998-08-04 2002-07-31 Nokia Mobile Phones Ltd Radio telephone
FI991007A (fi) * 1999-05-03 2000-11-04 Nokia Mobile Phones Ltd Liukukannellinen elektroninen laite
US6272356B1 (en) * 1999-05-10 2001-08-07 Ericsson Inc. Mechanical spring antenna and radiotelephones incorporating same
GB2353170A (en) * 1999-08-06 2001-02-14 Nokia Mobile Phones Ltd Slide assembly for a communication unit
JP4201442B2 (ja) * 1999-11-05 2008-12-24 パナソニック株式会社 折畳式携帯電話装置
US6980840B2 (en) * 2000-01-24 2005-12-27 Lg Electronics Inc. Drawer-type mobile phone
JP3642261B2 (ja) * 2000-05-16 2005-04-27 日本電気株式会社 無線端末
DE10032355B4 (de) * 2000-07-04 2010-01-21 Ipcom Gmbh & Co. Kg Mobiltelefon
US20020098862A1 (en) * 2001-01-22 2002-07-25 Eric Engstrom Wireless mobile phone with inverted placement of antenna and input keypad
US20030130007A1 (en) * 2001-01-22 2003-07-10 Engstrom G. Eric Non-straight wireless mobile device with keys over display
US7162282B2 (en) * 2001-01-22 2007-01-09 Wildseed, Ltd. Interchangeable covering additions to a mobile communication device for display and key reorientation
US6999804B2 (en) * 2001-01-22 2006-02-14 Wildseed, Ltd. Interchangeable covering additions to a mobile communication device for display and key reorientation
EP2432190A3 (en) 2001-06-27 2014-02-19 SKKY Incorporated Improved media delivery platform
US20030003970A1 (en) * 2001-06-28 2003-01-02 Alan Johnson Portable communications device
JP2003069441A (ja) * 2001-08-23 2003-03-07 Nec Saitama Ltd 折り畳み型携帯無線機
KR20030073140A (ko) * 2002-03-08 2003-09-19 엘지전자 주식회사 휴대폰의 안테나 제어방법
TWI292298B (en) * 2002-03-29 2008-01-01 Benq Corp hinge and lid-lift electrical device using the hinge
KR100484732B1 (ko) * 2002-11-19 2005-04-22 삼성전자주식회사 슬라이딩 타입 휴대용 무선 단말기
DE10258183B3 (de) * 2002-12-12 2004-07-29 Siemens Ag Slider-Mobiltelefon mit Biegewellenlautsprecher
KR100506261B1 (ko) * 2003-01-22 2005-08-10 삼성전자주식회사 휴대용 통신 장치
US7750854B2 (en) * 2003-02-10 2010-07-06 Sony Ericsson Mobile Communications Ab Combined speaker and antenna component
KR100703495B1 (ko) * 2003-07-16 2007-04-03 삼성전자주식회사 양 방향 슬라이딩 타입 휴대용 단말기
JP4187608B2 (ja) * 2003-08-14 2008-11-26 富士通株式会社 移動式無線通信装置
JP2005117440A (ja) * 2003-10-09 2005-04-28 Hitachi Ltd 無線位置検出方法およびそのシステム
JP4363205B2 (ja) * 2004-02-05 2009-11-11 株式会社日立製作所 携帯端末装置
KR100605817B1 (ko) * 2004-06-01 2006-08-01 삼성전자주식회사 슬라이딩 타입 휴대용 단말기의 안테나 장치
US20050282598A1 (en) * 2004-06-18 2005-12-22 Hinkey Lawrence A Antenna and a handle for an electronic device
KR100678138B1 (ko) * 2004-07-02 2007-02-02 삼성전자주식회사 안테나 장치와 그의 전기적 연결 장치 및 이를 구비한휴대 장치
EP1612953B1 (en) * 2004-07-02 2016-01-20 Samsung Electronics Co., Ltd. Antenna unit and electrical connection device thereof and portable device having the same
TWM262719U (en) * 2004-07-16 2005-04-21 Inpaq Technology Co Ltd Multi-tasking communication module
CN101053117B (zh) * 2004-11-08 2012-01-25 松下电器产业株式会社 便携无线机
KR101050634B1 (ko) * 2004-11-10 2011-07-19 삼성전자주식회사 휴대용 단말기의 안테나 장치
KR100677385B1 (ko) * 2004-11-10 2007-02-02 엘지전자 주식회사 슬라이드 폰의 안테나 장치
US20060105819A1 (en) * 2004-11-12 2006-05-18 Bryant Liao Portable electronic device's docking cradle on vechicle
KR100617673B1 (ko) * 2004-12-06 2006-08-28 삼성전자주식회사 슬라이딩 타입 휴대 단말기의 슬라이딩 모듈 및 이를채용하는 슬라이딩 타입 휴대 단말기
KR100703317B1 (ko) * 2004-12-17 2007-04-03 삼성전자주식회사 휴대 단말기의 안테나 장치
TWI253895B (en) * 2005-01-28 2006-04-21 Benq Corp Sliding and rotation complex mechanism of a handheld communication device
CN101138223B (zh) 2005-02-16 2013-03-27 日本电气株式会社 便携式终端设备
KR100671302B1 (ko) 2005-03-08 2007-01-19 삼성전자주식회사 모바일 디스플레이장치
US7428431B2 (en) * 2005-07-06 2008-09-23 Kyocera Wireless Corp. Extendable antenna and speaker box
US20080040157A1 (en) * 2006-08-14 2008-02-14 Brent Saunders Methods and systems for storing and providing information related to companion animals
US20090251870A1 (en) * 2006-09-22 2009-10-08 Panasonic Corporation Portable terminal
JP2008101999A (ja) * 2006-10-18 2008-05-01 Funai Electric Co Ltd ナビゲーション装置
US7986921B2 (en) * 2007-03-06 2011-07-26 Qualcomm Incorporated Wireless device with privacy screen
JP5018330B2 (ja) * 2007-08-16 2012-09-05 日本電気株式会社 スライド型携帯電話機
CN101426039A (zh) * 2007-10-31 2009-05-06 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 便携式电子装置保护壳
US8295897B2 (en) * 2008-02-08 2012-10-23 Research In Motion Limited Multi-function slide element for a mobile communication device
US20090209306A1 (en) * 2008-02-19 2009-08-20 Research In Motion Limited Multi-function slide mechanism for a mobile communication device
US7911397B2 (en) * 2008-04-02 2011-03-22 Apple Inc. Antennas for electronic devices
US8451179B2 (en) * 2008-10-29 2013-05-28 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Sliding antenna apparatus
EP2393154A4 (en) * 2009-02-02 2013-01-09 Nec Corp ELECTRONIC DEVICE AND MANUFACTURING METHOD THEREFOR
CN101995919A (zh) * 2009-08-26 2011-03-30 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 便携式电脑
US8144451B2 (en) * 2009-10-27 2012-03-27 Motorola Mobility, Inc. Mobile electronic device with dovetail connector
US8725223B2 (en) * 2010-02-08 2014-05-13 Nokia Corporation Apparatus for a portable electronic device
TWM388826U (en) * 2010-04-30 2010-09-11 Hon Hai Prec Ind Co Ltd Sliding apparatus
DE102010049188A1 (de) * 2010-10-21 2012-04-26 Fujitsu Technology Solutions Intellectual Property Gmbh Verfahren zur Konfiguration einer Anordnung mit einem Computersystem und einer Telefonanlage sowie Anordnung mit einem Computersystem und einer Telefonanlage
US8723649B2 (en) 2011-02-15 2014-05-13 Raytheon Company Antenna for protecting radio frequency communications
US8717242B2 (en) 2011-02-15 2014-05-06 Raytheon Company Method for controlling far field radiation from an antenna
US9129200B2 (en) 2012-10-30 2015-09-08 Raytheon Corporation Protection system for radio frequency communications
US9812790B2 (en) 2014-06-23 2017-11-07 Raytheon Company Near-field gradient probe for the suppression of radio interference
CN104659484B (zh) * 2015-02-03 2018-06-19 小米科技有限责任公司 可拆分式天线设备、控制天线设备旋转的方法及装置
CN106450673A (zh) * 2016-08-23 2017-02-22 芜湖辉灿电子科技有限公司 智能手机增强通讯性能的天线
US11300598B2 (en) 2018-11-26 2022-04-12 Tom Lavedas Alternative near-field gradient probe for the suppression of radio frequency interference
EP4191372B1 (en) * 2020-11-06 2024-10-30 Samsung Electronics Co., Ltd. Electronic device including flexible display and antenna
US11984922B2 (en) 2021-11-30 2024-05-14 Raytheon Company Differential probe with single transceiver antenna

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2689785B2 (ja) 1991-09-30 1997-12-10 日本電気株式会社 小型携帯無線機
JP2979871B2 (ja) 1992-12-18 1999-11-15 日本電気株式会社 携帯電話機
US5926748A (en) * 1993-07-23 1999-07-20 Nec Corporation Portable radio apparatus capable of keeping antenna away from user when calling
JP2576367B2 (ja) 1993-07-23 1997-01-29 日本電気株式会社 携帯無線機
IL108358A (en) * 1993-09-14 1997-03-18 Loral Space Systems Inc Mobile communication terminal having extendable antenna
JP2689881B2 (ja) 1993-12-28 1997-12-10 日本電気株式会社 アンテナ回転式携帯無線機
JP2595932B2 (ja) 1994-05-18 1997-04-02 日本電気株式会社 携帯無線機
JP2658906B2 (ja) 1994-09-22 1997-09-30 日本電気株式会社 自動オープン式折り畳み携帯電話機
JPH08149034A (ja) * 1994-11-24 1996-06-07 Saitama Nippon Denki Kk 無線機
US5590416A (en) * 1995-06-08 1996-12-31 Ericsson Inc. Canted antenna for a cellular radiotelephone
US5649309A (en) 1995-05-18 1997-07-15 Motorola, Inc. Wireless communication device having an axially aligned cover release mechanism
US5850612A (en) * 1995-10-03 1998-12-15 Qualcomm Incorporated Multi-axis vertically corrected antenna for handheld wireless communications devices
GB2310560B (en) * 1996-02-26 2000-07-12 Nokia Mobile Phones Ltd A radio telephone
US5809403A (en) * 1996-03-11 1998-09-15 Erisson Inc. Coaxial cable assembly for a portable phone
JP3606498B2 (ja) * 1996-04-26 2005-01-05 三菱電機株式会社 携帯情報端末装置
JPH10261910A (ja) * 1997-01-16 1998-09-29 Sony Corp 携帯無線装置およびアンテナ装置
US6002945A (en) * 1997-05-05 1999-12-14 Mcduffee; Dennis Combination pager and cellular telephone having extensible, flexible mouthpiece
US5901367A (en) * 1997-06-10 1999-05-04 Hughes Electronics Corporation Low insertion loss connection of an antenna to a mobile radio

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010093654A (ja) * 2008-10-09 2010-04-22 Fujitsu Ltd 電子機器
JP2010093655A (ja) * 2008-10-09 2010-04-22 Fujitsu Ltd 電子機器
JP2016149774A (ja) * 2010-09-28 2016-08-18 ヨタ デバイセズ アイピーアール リミテッドYota Devices Ipr Ltd ディスプレイ画面を有する装置
JP2013102285A (ja) * 2011-11-07 2013-05-23 Yupiteru Corp 無線リモコン端末及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
CN1114278C (zh) 2003-07-09
AU6420099A (en) 2000-05-22
WO2000027041A1 (en) 2000-05-11
MY121809A (en) 2006-02-28
US6208874B1 (en) 2001-03-27
DE19983689T1 (de) 2002-02-14
CN1325567A (zh) 2001-12-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002529956A (ja) 自動アンテナ調整機能を備えた電話機組立体
EP0572252B1 (en) Wrist-carried radiotelephone
JP2558181B2 (ja) 順応性のあるアンテナ
JP3058814B2 (ja) アンテナ位置決め装置
EP1306921A2 (en) Antenna apparatus for folder type mobile phone
JP2002516503A (ja) 携帯電話用フリップ開きアンテナ
EP2232889A1 (en) Modular mobile computing headset
US20050179602A1 (en) Antenna device for portable wireless terminal
JP2919024B2 (ja) 携帯無線機用アンテナ
US20050024274A1 (en) Internal antenna device for portable wireless terminal
EP0813754A1 (en) Canted antenna for a cellular radiotelephone
US7233293B2 (en) Antenna device for portable wireless terminal
CA3196341C (en) Ear-mounted two-way radio system
JP2003179674A (ja) 携帯通信端末及び携帯通信端末用ケース
AU753723B2 (en) Antenna for hand-held communication user terminal
JPH0555817A (ja) 携帯電話機用アンテナ
NZ531323A (en) A wrist communication device having an antenna system which has a removable cover and a biasing mechanism
US20040189537A1 (en) Movable radio communication apparatus
WO2001015331A1 (en) Compact portable handheld telephone
JP3866160B2 (ja) 携帯無線機
KR19990088270A (ko) 휴대용무선전화기용하우징조립체
ES2378086T3 (es) Teléfono móvil con antena integrada suficientemente distante de la cabeza del usuario
US20060014575A1 (en) Communication module with multiple functions
JPH07111472A (ja) 携帯無線機
US20070042746A1 (en) Cellular phone housing with retractable microphone/earpiece assembly

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040506

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050513

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20050815

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20050822

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060203