JP2010093654A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】本件はアンテナを備えた電子機器に関し、内蔵されたアンテナを、そのアンテナから離れた位置に配置した操作部材の操作で外に出すことを可能にする。
【解決手段】筐体の側面部に設けられたアンテナ収容溝内に収容された状態と、筐体外部に突出した状態との間で回動するアンテナユニット50と、スライド操作を受ける操作部材60と、その操作部材60へのスライド操作を受けて回動しアンテナユニット50を押し出すレバー部材61とを有する。
【選択図】 図5

Description

本件は、アンテナを備えた電子機器に関する。
近年では、携帯電話機だけでなく、例えばノート型パーソナルコンピュータ(以下、「ノートPC」と略記する)や、矩形の板形状を有し、上面に表示画面が固定されたタイプの、いわゆるスレート型パーソナルコンピュータ(以下、「スレートPC」と略記する)などにもアンテナが内蔵されており、無線によるデータ通信を可能にしている。ここで、ノートPC,スレートPCや携帯電話機などの電子機器は、装置の小型、軽量化が強く要求されている。また、一方では画像を表示する表示画面の大型化に対する要求も強く、薄型で軽量な液晶パネルを使った表示画面を備えたり、筐体の枠ぎりぎりまで広がった表示画面を備えることなどが行われている。
ところで、携帯電話機に限らず、ノートPCやスレートPC等にも、液晶パネルの脇などにアンテナが内蔵され、無線通信機能が搭載されたものが増えてきている。しかし、使用場所などによっては電波の強度が不十分となることもあり、筐体外に露出するアンテナが必要となることがある。ただし、筐体外に常に露出していると邪魔になるため、筐体内に収容し、かつ必要に応じて外に露出させる必要がある。
ここで、筐体内に収容されているアンテナを外に露出させるにあたっては、操作部材を備えてその操作部材を操作することによりアンテナを外に露出させることが考えられる。しかしながら小型化等の要請からスペース的に余裕がない中で操作部材をアンテナの近傍に配置しなければならない場合、その他の部品や部材の配置位置が制限され、最適なレイアウトが不能となるおそれがある。このため、操作部材の配置位置の自由度を高めることが求められる。
ここで、収納、引出し自在なロッドアンテナを備え、引出した状態でロッドアンテナの角度を変えることのできる機器が開示されている(特許文献1)。
また、側面外部に回動可能なアンテナを取り付けたノートPCが開示されている(特許文献2)。
特開平5−14027号公報 特開2001−67139号公報
本件開示の電子機器の課題は、内蔵されたアンテナを、そのアンテナから離れた位置に配置した操作部材の操作で外に出すことを可能にすることにある。
本件開示の電子機器は、
矩形形状の板部とその板部から立設した側面部とを有し、側面部にスライド操作部材配置用の操作開口と側面部の延在方向に延びるアンテナ収容溝とが形成され内部に電子部品が収容された筐体と、
上記アンテナ収容溝の一方の端部に隣接した上記筐体内側においてアンテナ収容溝の幅方向に立設した突部と、
アンテナ収容溝に入り込む長さを有する板片形状を有し無線通信用のアンテナを含むアンテナユニットであって、一方の端部に、そのアンテナユニットの表裏に貫通して上記突部の挿通を受ける挿通孔を有し、その挿通孔への突部の挿通を受けてアンテナ収容溝内に収容され、突部を回転軸にして回転させることにより筐体から突出するアンテナユニットと、
上前記操作開口に上記筐体内外に跨って配置され、スライド操作を受ける操作片を筐体外部に有する操作部材と、
筐体内部に配置され、回動軸を有し、一端部に上記操作部材の動きを受ける係合部を有するとともに他端部に上記アンテナユニットに作用する作用部を有し、上前記操作片が受けたスライド操作により上記回動軸の回りに回動して筐体内に収容されているアンテナユニットを作用部で筐体から押し出すレバー部材とを備えている。
本件開示の電子機器によれば操作部材へのスライド操作をレバー部材で回転運動に変換してアンテナユニットを押し出すことにより、アンテナユニットから離れた位置に操作部材を配置することができる。
本件開示の電子機器によれば、アンテナから離れた位置に配置した操作部材の操作でアンテナを外に出すことができる。
以下、本件の発明の実施形態を説明する。
図1は、本件の一実施形態としてのスレートPCの、表示画面側を示した斜視図である。また図2は、図1に示すスレートPCの、底面側を示した斜視図である。
このスレートPC10は、筐体20と、表示画面30と、その表示画面30を取り巻いて表示画面30とともに筐体20を覆う、枠形状の蓋体40とを備えている。
筐体20は、図2に示すように、このスレートPC10の底面を形成する略矩形形状の板部21と、その板部21から立設した側面部22とを有する。
側面部22には、図1に示すように、側面部22の延在方向に延びるアンテナ収容溝23が形成されている。このアンテナ収容溝23内には、後述するアンテナユニットが収容されている。また、筐体20の側面部22には、図1に示されている構成要素として、オーディオ端子221、USB端子222、スピーカ放音部223、LAN端子224、セキュリティスロット225、およびDC電源端子226が備えられている。また、図2に示すように、筐体20の底面21には、筐体内部のHDD(ハードディスクドライブ)や通信用回路等を覆う蓋211がネジ止めされている。また、図1に示す蓋体40には、各種のスイッチ類401や指紋センサ402が備えられている。さらに、このスレートPC10には、バッテリ50が装着されている。
図3は、筐体内部を示す斜視図である。
図3には、本実施形態で着目している構成として、板片形状のアンテナユニット50や、そのアンテナユニット50を外に押し出すための操作部材60、レバー部材61が示されている。詳細は後述する。また、この図3には、さらに、演算処理を実行するための各種回路部品が搭載されたメイン基板70、空冷用のファン71などが配置されている。また、この図3に示されている開口72には、図4に示す底面側からHDD(図示せず)が配置される。
アンテナユニット50は、その一端部に、表裏に貫通して突部81の挿通を受ける挿通孔51が形成されている。筐体20内には、突部81が形成された金具80が備えられている。アンテナユニット50は、挿通孔51への突部81の挿通を受け、その突部81を回転軸として、図3に示す、筐体20内に収納された収納状態と、後述する、筐体20から突出した突出状態との間で回動する。
また、このアンテナユニット50の、挿通孔51が形成された側の端部には、ケーブル52の一端が接続されている。このケーブル52は、挿通孔51を周回してから、筐体20のさらに内部へと延びている。ケーブル52の、挿通孔54を周回している部分の周回方向は、アンテナユニット50が収納状態から突出状態に回動したときに巻き緩む方向である。また、この図3では取り外されているが、ケーブル52の、挿通孔51の周りを周回している部分の上には、ケーブルガイド部材が置かれ、突部81に形成されたネジ穴811を使って突部81にネジ止めされている。このケーブルガイド部材の詳細についても後述する。
また、操作部材60は、スライド式の操作部材であり、筐体20の角部201側へのスライド操作を受ける。このスライド操作の方向は、アンテナユニットの突出の方向と一致し、したがって直感的な操作が可能である。この操作部材60を筐体20の角部201に向けてスライド操作すると、そのスライド操作がレバー部材61に伝えられ、そのレバー部材61が収納状態にあるアンテナユニット50を押して、アンテナユニット50を少し回動させる。アンテナユニット50が少し回動して一部が筐体20の外に出ると、その後はアンテナユニット50を指で回すことにより、突出状態にまで回動する。
図4は、図3に示す状態にまで分解したときの筐体底面を示す斜視図である。
図4には、図3にも示す開口72が示されており、この開口72の周囲を台にしてHDD(図示せず)が配置される。また、その隣には、メイン基板70上に搭載された通信モジュール73が示されている。図3に示すケーブル52は、アンテナユニット50と通信モジュール73との間を接続しているケーブルである。
図5には、アンテナユニットが途中まで回動した状態を示す斜視図である。
この図5には、突部81(図3参照)が形成された金具80のほか、もう1つの金具82が示されている。この金具82は、収納状態にあるアンテナユニット50の台としての役割りのほか、アンテナユニット50が突出状態にあるときにアンテナ収容溝22から筐体20の内部が見えてしまうのを避ける目隠しの役割りを担っている。
また、この図5に示すようにアンテナユニット50は、その先端側に突起501a,501bを有し、収納状態にあるときは、片持ち梁形状の係止部831に一方の突起501aが係止している。アンテナユニット50が後述するようにして押されると、係止部831との係止が外れてアンテナユニット50が突出方向に少し回動し、もう一方の突起501bが筐体20の外に出る。その後は、その突起501bに指の爪を掛けてアンテナユニット50を突出状態にまでさらに引き出す。この実施形態では、アンテナユニット50は収納状態から約120度回転することにより突出状態となる。
さらに、この図5には、ケーブルガイド部材54が示されている。このケーブルガイド部材54は、前述したように、ケーブル52の、アンテナユニット50の挿通孔51(図3参照)を周回する部分を押える役割りを担っている。
以下、このケーブルガイド部材54の詳細について説明する。
図6は、ケーブルガイド部材単体を示した斜視図である。また図7は、ケーブルガイド部材を上下逆にして示した斜視図である。また図8は、ケーブルガイド部材が取り外された状態の、アンテナユニットの挿通孔の部分を示した斜視図である。図9は、ケーブルガイド部材54を固定した状態を示した斜視図である。
ケーブルガイド部材54は、ケーブル52を透かす透明樹脂からなり、板部541と側壁部542を有する。板部541は、ケーブル52の、アンテナユニット50の挿通孔51の囲りを周回した部分を、アンテナユニット50との間に挟む役割りを担っている。また側壁部542は、板部541の周縁からアンテナユニット50に向かって立設して、ケーブル52の、挿通孔51の囲りを周回した部分を取り囲む役割りを担っている。側壁部542には、ケーブル52をケーブルガイド部材54の外に延ばすための開口542aが形成されている。また、このケーブルガイド部材54の中央には、取付穴543が設けられている。このケーブルガイド部材54は、図9に示すように、この取付穴543に挿通して突部81のネジ穴811に締結されたネジ部材83により、突部81に固定される。
このケーブルガイド部材54は、透明樹脂で形成されているため、ケーブル52の上に乗せてもケーブル50の状態を視認することができる。このため、ケーブル52を正しく押えることができる。ケーブルガイド部材54をケーブル52の上に乗せネジ部材83で固定したあと、筐体20には図1に示す蓋体40が置かれて固定される。その蓋体40の固定の際にも、筐体20と蓋体40との間にケーブル52が不用意に挟み込まれて組立不良となることが防止され、ケーブル50が挟み込まれることによる断線も防止される。
次に、収納状態にあるアンテナユニットを外に出すための構造について説明する。ここでは、再度、図8および図9を参照して説明する。
筐体20の、アンテナ収容溝22が形成された側面部に対し角部201を挟んで接するもう1つの側面部に操作開口28が形成されている。この操作開口28には筐体20の内外に跨って操作部材60が配置される。この操作部材60は、筐体20の側面部22の外側に配置されて人の指によるスライド操作を受ける操作片601と、その操作片601から操作開口28を通って筐体20の内側に延びるフォーク状の2本の腕部602とを有する。2本の腕部602は、レバー部材61の、操作部材60側の一端部に形成された係合部611を挟んでいる。レバー部材61は、操作片601の広がる面に垂直に筐体20内に水平に延びる回動軸を有する。そこで操作片601が筐体20の角部201の方向にスライド操作されると腕部602も同じ方向に動き、レバー部材61の係合部611が角部201側に傾く。すると、レバー部材61の、係合部611とは反対側の端部に形成された作用部612もアンテナユニット50側に傾れて、その作用部612が、アンテナユニット50の、挿通孔51(例えば図3参照)よりも、その挿通孔51が形成された端部とは反対側の端部にやや寄った位置を押す。前述したようにアンテナ50は、その先端両側に突起501a,501b(図5参照)を有し、収納状態にあるときは一方の突起501aが片持ち梁形状の係止部83に係止している。アンテナユニット50が押されるとその係止部83との係止が解除されてアンテナユニット50が突出方向に少し回動し、もう一方の突起501bに爪を掛けてアンテナユニットを引き出す。
このように、操作部材60のスライド操作をレバー部材61で回動の動きに変換してアンテナユニット50を押し出しているため、この実施形態のように、アンテナ収容溝22と操作開口28を別々の側面部に設けるなど、操作部材60をアンテナユニット50から離れた位置に配置することができる。また、このように操作部材60をアンテナユニット50から離れた位置に配置しても、この実施形態は良好な操作性を提供できる。
図10は、突部を有する金具とレバー部材との組立状態を示した斜視図である。また、図11は、図10の組立状態を上下逆に示した斜視図である。
金具80の突部81は、前述した通り、アンテナユニット50の挿通孔51(例えば図8参照)に挿通されてアンテナユニット50の回転軸となっている。また、この金具80は、レバー部材61の回動中心となるピン613aを受け入れる穴801を有する。
レバー部材61は、回動中心となるピン613aを備えた基体613を有し、その基体613の操作部材60(図8,図9参照)側において立設した係合部611とアンテナユニット50(図8,図9参照)側において立設した作用部612を有する。
係合部611は、図8に示しように、操作部材60の2本の腕部602に挟まれている。操作部材60へのスライド操作により操作部材60が矢印X方向に移動すると、レバー部材61は、金具80の穴801に挿入されているピン613aを中心にY方向に回動する。この回動により、突部81が挿通されているアンテナユニット50がレバー部材61の作用部612で押されて少し回動しアンテナユニット50の先端が一部筐体20の外に出る。その後、指の爪を掛けて引き出される。
図12は、アンテナユニットの分解図である。
このアンテナユニット50は、下カバー501、アンテナ502、上カバー503で構成されている。下カバー501には、その一端部に貫通孔501cが形成されている。アンテナ502および上カバー503には、下カバー501の貫通孔501cに対応する位置に、それぞれ貫通孔502c,503cが形成されている。また、下カバー501は、貫通孔501cが形成された端部とは反対側の端部の先端両側に突起501a,501bを有する。アンテナユニット50は、下カバー501にアンテナ502が嵌め込まれ、さらに上カバー503が装着されて組み立てられている。下カバー501および上カバー503は、例えば、エラストマ、ゴム(NBR、シリコンゴム、CR)、PET、PC等のフレキシブル材で形成される。また、アンテナ502は、FPCアンテナ、基板アンテナ、板金アンテナなど、任意のものを採用することができる。
図13は、組み立てられた状態のアンテナユニット50の回転中心の部分を、上カバー側から見たときの斜視図である。
図13に示すように、アンテナユニット50には、図12に示す3つの貫通孔501c,502c,503cからなる挿通孔51が形成されている。軸受金具504が挿通孔51の縁を形成しており、この軸受金具504には、挿通孔51を取り巻く4つの凹部504aが形成されている。
ここで、この図13に示すアンテナユニット50は上下逆向きであり、軸受金具504の凹部504aが下向きとなるように突部81(例えば図10参照)が挿通される。
図14は、係止金具の斜視図である。
この係止金具85は、アンテナユニット50の挿通孔51に挿通される突部81(例えば図10参照)に、アンテナユニット50よりも先に挿通されて、金具80とアンテナユニット50とに挟まれて配置される。この係止金具85は突出状態に移動したアンテナユニット50をその突出状態に保つための部材である。この係止金具85は、中央に、突部81に挿通される開口851を有し、周囲に、3本の足部852,853,854と1つの係止凸部855を有する。この図14では、係止金具85が上下逆向きに示されており、この係止金具85は、突部81に挿通されて3本の足部852,853,854でこの係止金具85自身を支持する。その上にアンテナユニット50の軸受金具504が配置される。
アンテナユニット50は、突出状態に回動したときにアンテナユニット50の軸受金具504の凹部504a(図13参照)の1つに係止金具85の係止凸部855が入る込んだ状態となる。このためアンテナユニット50は、突出状態で安定的に固定されるとともに、そのアンテナユニット50を収納状態の方向に押すと、係止凸部855との係止が解除されて自由に回転できる状態となる。
図15は、アンテナ収容溝の内部を、アンテナユニットを取り外して示した斜視図である。
図5を参照して説明したように、アンテナユニット50は、突部81に挿通されて回転し、収納状態にあるときは、金具82の上に置かれる。このとき、このアンテナユニット50の先端の一方の突出501a(図12参照)が片持ち梁形状の係止部83に係止しアンテナユニット50は安定的に収納状態にとどまる。
図16は、アンテナ収容溝の内部構造の変形例を示した斜視図である。
ここでは、図15に示す係止部831は設けられておらず、それに代わり、金具82の上にシート材86が貼付されている。このシート材86は、収納状態にあるアンテナユニット50との間に摩擦を生じさせアンテナユニット50を収納状態で安定させる役割りを担っている。
図15に示す係止部831を備えることに代わり、このシート材86によってもアンテナユニット50を安定的に収納状態に留め、不用意な回転を防止することができる。
次にケーブルガイド部材の第2例について説明する。
図17は、アンテナ収容溝内側に収容されたアンテナユニットと、取り外された状態のケーブルガイド部材を示す図である。この図17およびそれ以降の各図において、分かり易さのため、これまでの各図における要素と共通の要素には、形状等の相違があっても同一の符号を付して示している。
アンテナユニット50は、一端部に形成された挿通孔51に突部81が挿通された状態で収容されている。そのアンテナユニット50の挿通孔51が形成された側の端部にはケーブル52の一端が接続され、そのケーブル52は挿通孔51の周りを周回してから筐体20の内部に延びている。
ここで、ケーブルガイド部材54は、不透明な樹脂からなり、ケーブルの周回した部分を上から押える板部を有し、中央に取付穴542が形成されている。ただし、このケーブルガイド部材54には、前掲のケーブルガイド部材(図6,図7参照)に設けられていた側面部542は設けられていない。
また、この図17には、蓋体40の一部も示されている。この蓋体40には、突部81のネジ穴811およびケーブルガイド部材54の取付穴542と連通する固定穴49が設けられている。
図18は、ケーブルの周回部分にケーブルガイド部材を乗せた状態を示した斜視図である。
この状態では、ケーブルガイド部材54はケーブル52の周回した部分を押えてその周回した状態を維持しているが、まだネジ止めはなされてない。
この図18の状態のあと、蓋体40が被せられ、その後、蓋体40とともにネジ止めされる。
図19は、蓋体がネジ止めされた状態を示す斜視図である。
蓋体40と、その内側のケーブルガイド部材54(図18参照)がネジ部材83により突部81(図18参照)に固定されている。
図20は、蓋体の内側の一部を示した斜視図である。
この蓋体40の内面には、固定穴49の囲りに円環形状の突部48が形成されており、この突部48でケーブルガイド部材54が押圧される。
またこの蓋体40の内壁面にも突部47が形成されており、この突部47も、ケーブル周回部分の巻き緩み防止の役割りを担っている。
ここで、図17〜図20に示す例では、アンテナ収容溝22は、ケーブル52の周回した部分を取り巻くように延びている。このため、ケーブル52は、その周回部分がアンテナユニット50の挿通孔51から外れてケーブル52が大きく動いてしまわない限り、ケーブル52が筐体20と蓋体40との間に挟まれることはない。ここでは、ケーブルガイド部材54を乗せるだけでケーブル52の周回部分がアンテナユニット50の挿通孔51から外れることが防止され、ケーブル52が筐体20と蓋体40との間に挟まれることが防止される。
尚、ここではスレートPCを例に挙げて説明したが、本件は例えばノートPCやその他の電子機器にも同様に適用することができる。
本件の一実施形態としてのスレートPCの、表示正面側を示した斜視図である。 図1に示すスレートPCの、底面側を示した斜視図である。 筐体内部を示す斜視図である。 図3に示す状態にまで分解したときの筐体底面を示す斜視図である。 アンテナユニットが途中まで回動した状態を示す斜視図である。 ケーブルガイド部材単体を示した斜視図である。 ケーブルガイド部材を上下逆にして示した斜視図である。 ケーブルガイド部材が取り外された状態の、アンテナユニットの挿通孔の部分を示した斜視図である。 ケーブルガイド部材を固定した状態を示す斜視図である。 突起を有する金具とレバー部材との組立状態を示した斜視図である。 図10の組立状態を上下逆に示した斜視図である。 アンテナユニットの分解図である。 組み立てられた状態のアンテナユニットの回転中心の部分を、上カバー側から見たときの斜視図である。 係止金具の斜視図である。 アンテナ収容溝の内部をアンテナユニットを取り外して示した斜視図である。 アンテナ収容溝の内部構造の変形例を示した斜視図である。 アンテナ収容溝内側に収容されたアンテナユニットと、取り外された状態のケーブルガイド部材を示す図である。 ケーブルの周回部分にケーブルガイド部材を乗せた状態を示した斜視図である。 蓋体がネジ止めされた状態を示す斜視図である。 蓋体の内側の一部を示した斜視図である。
符号の説明
10 スレートPC
20 筐体
21 板部
22 側面部
23 アンテナ収容溝
28 操作開口
30 表示画面
40 蓋体
47,48 突部
49 固定穴
50 アンテナユニット
51 挿通孔
52 ケーブル
54 ケーブルガイド部材
60 操作部材
61 レバー部材
72 開口
80,82 金具
81 突部
83 ネジ部材
86 シート材
201 角部
501 下カバー
501a,501b, 突起
501c,502c,503c 貫通孔
502 アンテナ
503 上カバー
504 軸受金具
504a 凹部
542 側壁部
543 取付穴
601 操作片
611 係合部
613 基体
613a ピン
811 ネジ穴
852,853,854 足部
855 係止凸部

Claims (5)

  1. 矩形形状の板部と該板部から立設した側面部とを有し、該側面部にスライド操作部材配置用の操作開口と該側面部の延在方向に延びるアンテナ収容溝とが形成され内部に電子部品が収容された筐体と、
    前記アンテナ収容溝の一方の端部に隣接した前記筐体内側において該アンテナ収容溝の幅方向に立設した突部と、
    前記アンテナ収容溝に入り込む長さを有する板片形状を有し無線通信用のアンテナを含むアンテナユニットであって、一方の端部に、該アンテナユニットの表裏に貫通して前記突部の挿通を受ける挿通孔を有し、該挿通孔への該突部の挿通を受けて該アンテナ収容溝内に収容され、前記突部を回転軸にして回転させることにより前記筐体から突出するアンテナユニットと、
    前記操作開口に前記筐体内外に跨って配置され、スライド操作を受ける操作片を該筐体外部に有する操作部材と、
    前記筐体内部に配置され、回動軸を有し、一端部に前記操作部材の動きを受ける係合部を有するとともに他端部に前記アンテナユニットに作用する作用部を有し、前記操作片が受けたスライド操作により該回動軸の回りに回動して前記筐体内に収容されている前記アンテナユニットを前記作用部で該筐体から押し出すレバー部材とを備えたことを特徴とする電子機器。
  2. 前記レバー部材は、前記板部と平行、かつ前記操作片のスライド方向に対し垂直に延びる回動軸の回りに回動するものであることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 前記レバー部材は、前記回動軸が形成された基体を有し、前記係合部および前記作用部は、該基体の、それぞれ前記操作部材側および前記アンテナユニット側において前記板部に対し立設した形状を有することを特徴とする請求項1又は2記載の電子機器。
  4. 前記側面部が、矩形形状の1つの角部で互いに接する第1の側面部および第2の側面部を有し、該第1の側面部に前記アンテナ収容溝が形成され、該第2の側面部に前記操作開口が形成されていることを特徴とする請求項1から3のうちのいずれか1項記載の電子機器。
  5. 前記アンテナユニットは、前記一方の端部が前記1つの角部側に位置する向きに配置されたものであり、
    前記操作部材の前記作用部は、前記アンテナユニットの、前記挿通孔よりも、前記一方の端部の対極に位置する他方の端部側に寄った部分に作用するものであることを特徴とする請求項1から4のうちのいずれか1項記載の電子機器。
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