JP2002529321A - 粒子材料で含浸された基材を有する食品容器 - Google Patents

粒子材料で含浸された基材を有する食品容器

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Abstract

(57)【要約】 第1の使用者対向面(11)および反対側の第2の面(12)を有する食品容器(10)。この食品容器(10)は基材(30)を備える。この基材は使用者対向面と並置される粒子材料を備える。さらに、耐切断性外面(32)が使用者対向面(11)と並置され、好ましくは、それと一致している。この外面(32)は基材(30)に接して配置される。この形態では、外面(32)および基材(30)の双方が粒子材料を備える。任意的に、中間面(40)が外面(32)と基材(30)との間に配置される。この中間面(40)も、また、粒子材料(36)を備える。外面(32)、中間面(40)および/または基材は結合剤を備える。この結合剤はクレイまたは樹脂からなる。好ましくは、粒子材料(34、36)は少なくとも3のモース硬さおよび少なくとも5ミクロンの粒径を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の分野 本発明は食品容器に係り、特に、改善される耐切断性を付与した使用者対向面
を有する食品容器に関する。
【0002】 発明の背景 使い捨て食品容器はこの技術分野においてよく知られている。使い捨て食品容
器は通常の紙製の皿、ボウル、クラムシェル、トレー、まな板などを含む。
【0003】 この技術はただ平面だけでない形状にこれらの食品容器を製作し、型に入れ、
成形して仕上げることに多大な注意を払っている。この後者の工程では、1枚の
ブランク材を準備する。このブランク材を組み合うプラテン間に挿入し、プレス
して成形する。ブランク材は周辺領域に半径方向の溝を有する。この半径方向の
溝はプラテンによって成形する材料の集積に備えるためである。典型的な従来技
術は、その開示内容が参照によってここに取り入れられる、カーソンに付与され
た1962年5月8日発行の米国特許第3,033,434号明細書、モーリス
らに付与された1977年5月31日発行の米国特許第4,026,458号明
細書、マルクスらに付与された1986年8月19日発行の米国特許第4,60
6,496号明細書、ヴァン・ハンデルらに付与された1986年9月2日発行
の米国特許第4,609,140号明細書、ヴァン・ハンデルらに付与された1
988年1月26日発行の米国特許第4,721,500号明細書、ボームに付
与された1993年7月27日発行の米国特許第5,230,939号明細書、
チェシャーらに付与された1994年7月5日発行の米国特許第5,326,0
20号明細書を含む。
【0004】 しかしながら、これらの技術における試みは幾つかの欠点に苦しめられる。食
品容器の剛性および安定性を改善する多くの試みで具体的に説明されるように、
従来技術の試みは十分な強度を備えた食品容器を提供することができない。この
強度の不足により食品容器が過度の詰め込み状態になるとき、あるいは、そうで
なければ、食品容器に載せられる食品量をある指定される時間で不当に制限して
いるとき、食品容器から食品がこぼれてしまうことになる。
【0005】 このような食品容器の剛性を改善するために従来技術では幾つかの試みがなさ
れている。たとえば、従来技術では、底部壁、この底部壁の周囲から半径方向外
側に配置される側壁およびこの側壁の周囲から半径方向外側に配置される外周縁
を有する、食品容器が知られている。従来技術では、側壁部分に強化域を備えた
食品容器が試みられている。同様に、外周縁の環状部を半径方向に貫いて延び、
周方向に間隔を離して配置した強化域を有する容器が知られている。従来技術の
こうした試みは構造全体にわたって曲げに対する抵抗を与えることを主張してい
る。このような試みの具体的説明はマルクスらに付与された1986年8月19
日発行の米国特許第4,606,496号明細書およびヴァン・ハンデルらに付
与された1986年9月2日発行の米国特許第4,609,140号明細書にあ
る。
【0006】 従来技術に従う食品容器は油脂のような液体に対する耐浸透性を改善するため
に塗工している。塗工は、また、完成製品における耐切断性、光沢、インクの吸
収性などを付与することを試みるために使用されている。このような試みの例と
してはシャントンに付与された1998年7月7日発行の米国特許第5,776
,619号明細書がある。シャントンはベースコートおよびトップコートの2つ
の塗工面を有する、塗工紙ボードを教示している。各塗工面はポリマーラテック
スおよび粒状顔料からなる。トップコートは粒径が2ミクロンよりも小さい、約
80%の粒子を有する、カオリン・クレイ約90%の比率の混合物を備える。さ
らに、アンダーソンに付与された1998年1月20日発行の米国特許第5,7
09,913号明細書は実施例12に、申し立てに従えば、従来の皿よりも剛性
の高い、無機的に填料を加えた紙製の皿を開示している。
【0007】 従来技術における別の試みはマーらに付与された1997年6月3日発行の米
国特許第5,635,279号明細書に具体的に説明されている。マーらは水性
形成物として適用されるポリマーマトリックス/ワックス/顔料の混合物を有す
る、紙ボードを開示している。この塗工面は天然および合成ケイ酸塩、ベントナ
イト、クレイなどを含む、顔料からなる。サーアンらに付与された1996年2
月27日発行の米国特許第5,494,716号明細書はスチレン/アクリルラ
テックスおよび他の薬品を備えた水性塗工面を有する、食品トレーを開示してい
る。バーグマンに付与された1994年8月2日発行の米国特許第5,334,
449号明細書はベースコートおよびカオリン、カルシウム、炭酸塩、カゼイン
およびブタジエン・スチレンラテックスの混合物を有する、紙を開示している。
フュージットらに付与された1992年3月31日発行の米国特許第5,100
,472号明細書はクレイまたは炭酸塩カルシウムを含有する、紙塗工面を開示
している。
【0008】 類似する試みは耐磨耗性粒子を利用するために非類似技術において実施された
。たとえば、アルブリンクらに付与された1996年9月24日発行の米国特許
第5,558,906号明細書は2対1の比率で混ぜた約25ミクロンおよび3
ミクロンの粒径を有する、アルミナ粒子を含む、耐磨耗材料を備えた装飾ラミネ
ートを開示している。
【0009】 付言すれば、二酸化チタンのような鉱物顔料、さらには水およびカオリン・ク
レイのような粒状填料がティッシュのような非類似技術において不透明性添加剤
として使用されている。この例はその開示内容が参照によってここに取り入れら
れる、グレゴリィらに付与された1990年8月28日発行の米国特許第4,9
52,278号明細書、ヴィンソンらに付与された1997年3月18日発行の
米国特許第5,611,890号明細書およびヴィンソンらに付与された199
7年9月30日発行の米国特許第5,672,249号明細書を含む。付言すれ
ば、填料およびカチオン・スターチがオーエンスに付与された1997年9月2
3日発行の米国特許第5,670,021号明細書に見出されるように、新聞用
紙製造のような非類似技術において教示されている。
【0010】 したがって、本発明は従来技術の試みによって提供される耐切断性面を上回っ
て実施においてより簡素であり、消費者にとってより好ましい耐切断性面を有す
る食品容器を提供する。特に、本発明は耐切断性および油脂のような液体に対す
る耐浸透性を改善するだけでなく、食卓用銀器のような通常の食用器具を用いる
場合に好ましい触感を与えることのできる、耐切断性面を有する食品容器を提供
する。
【0011】 発明の要約 本発明は食品容器を構成する。この食品容器は第1の使用者対向面およびこの
第1の面と反対側の第2の面を有する。この食品容器は基材内に含浸される、耐
切断性粒子材料を有する。この食品容器は、また、粒子材料を備える、任意的な
外面も有する。粒子材料は少なくとも3、好ましくは、少なくとも7のモース硬
さを有する。
【0012】 この粒子材料は少なくとも5ミクロン、好ましくは、10ミクロンの粒径を有
する。
【0013】 発明の詳細な説明 図1および図2を参照すると、本発明に従う食品容器10はこの技術分野で知
られた皿、ボウル、トレー、クラムシェルあるいは他のいずれかの形態を備える
【0014】 典型的には、本発明に従う食品容器10は凹面の第1の面11および凸面の第
2の面12を有する。食品容器10の凹面をなす第1の面11は、典型的には、
使用する間、使用者の方向に向く面である。食品容器10の凸面側は、典型的に
は、使用者から遠い位置で対向し、テーブルのような水平面に載っている。
【0015】 したがって、この食品容器10は第1の使用者対向面およびこの第1の面11
と反対側の第2の面12を備える。さらに、食品容器10は第1の面11と並置
され、好ましくは、それと一致する耐切断性の外面32を備える。この耐切断性
外面32は単一の層として配置される粒子材料34を備える。耐切断性外面32
の粒子材料34は基材30に接して配置され、それによって支えられている。
【0016】 この食品容器10は中央域14および周辺域16を備える。好ましさの劣る実
施例として平面食品容器10も予定されてはいるが、この中央域14および周辺
域16は、好ましくは、異なる2平面に配置される。平面食品容器10は、たと
えば、食品トレーまたはまな板として有用性を有する。
【0017】 この中央域14は食品容器10のXY面を定める。食品容器10のZ方向はX
Y面に対して垂直である。食品容器10は中央域14から周辺域16にかけての
移行域20を有する。この周辺域16は、上述したように、中央域14からZ方
向に間隔を離すか、あるいは食品容器10が平面である。正常な使用では、周辺
域16は中央域14に対して起立している。食品容器10の中央域14は食品容
器10の第1の部分を定めている。同様に、食品容器10の周辺域16は食品容
器10の第2の部分を定めている。
【0018】 したがって、食品容器10は、好ましくは、多平面である。多平面とは食品容
器10の異なる部分が異なる平面に位置することを意味する。本発明の食品容器
10の多平面の例は食品容器10の中央域14および周辺域16によって説明さ
れている。食品容器10の中央域14および周辺域16はZ方向に間隔を離して
おり、それゆえ、食品容器10を多平面にする。
【0019】 食品容器10を形成するときに起こる材料の集積を吸収する必要がある。この
技術分野で知られるように、このような目的のためにひだまたはギャザーがしば
しば使用されている。ひだおよびギャザー、特に、半径方向の方位を有する集積
ひだは使用を予定している。
【0020】 中央域14または周辺域16のどちらもXY面と平行または全体的に平面であ
る必要はない。たとえば、全体的に凹形の底部を有するボウルは本発明に対して
使用するのに適する。中央域14の底面から周辺域16の上面までのZ方向距離
(食品容器10が使用時正常な状態で、一般に水平位置にあるときに測定される)
は食品容器10のZ方向深さ19と呼ぶ。食品容器10の各部分で深さが異なる
ならば、Z方向深さはZ方向距離の最大値としてする。
【0021】 周辺域16の境界および形状は食品容器10の外周縁18によって規定される
。食品容器10の周辺域16および中央域14の寸法ならびに相対的な比率は食
品容器10の厳密な大きさおよび意図した用途に応じて変化すると認めることが
できる。円形食品容器10も予定しているが、当業者は食品容器10に適するい
ずれかの形状および深さが本発明に対して使用するのに選択することが可能で、
本発明はこうした形状に限定されないと認めることができる。これに適する他の
形状は正方形、長方形、楕円形、多様な多角形などを含む。
【0022】 食品容器10の基材30は少なくとも2つの層、第1の層および第2の層を構
成する。第2の層は第1の層よりも小さく、この結果、食品容器10の少なくと
も一部は第2の層を持たない。第2の層と第1の層とは同心である。これに代わ
る実施例(図示せず)では、食品容器10は3層ないしそれ以上の数の層で構成
してもよいと認めることができる。
【0023】 特に好ましい実施例では、この食品容器10は剛性材料、特に、食品容器10
の使用者対向面と並置する、好ましくは、それと一致する耐切断性外面32を支
えることのできる、材料からなる単一の層を備える。これに適する剛性材料はフ
ォーム、プラスチックおよび多様な種類の合成材料を含む。食品容器10は、好
ましくは、セルロースを用いて構成し、クラフト、同質亜硫酸塩漂白(SBS)
ボードから構成し、あるいはリサイクルセルロースを含む、多様な種類の繊維か
らなる、層として構成してもよい。食品容器10はパルプスラリーから型を用い
て成形してもよく、組み合うプラテン間に供給するブランク材からプレスして成
形してもよい。双方の製造方法はこの技術分野でよく知られている。
【0024】 この外面32は高温油脂が食品容器10の基材30の内部に浸透しない、耐浸
透性を付与する。外面32は、また、使用者が食品容器10の第1の面11に触
れたとき、あるいはナイフのような食用器具を用いてその面で食品を切るときに
不快に感じさせない触感を付与する。
【0025】 当業者は粒子材料34が外面32を形成するのに特に好ましいと認めることが
できる。不連続で、分離している粒子を有する材料によりこの外面は脆弱さを持
たず、堅牢性および耐切断性を高めることができる。この組み合わせにより食品
容器10は、正常な輸送および使用中、破損し、割れを生じ、外面32の表面が
剥離し、あるいは欠けることなく、取り扱い、輸送することができる。
【0026】 食品容器10の第1の面11が硬くて脆いのではなく、硬く、なおかつ柔軟で
あることは重要である。さらに、この配置は食品容器10の第1の面11に耐切
断性を付与することができる。ここで用いられるとき、面は調理し、別に準備し
た食品を食べる間、通常では食品容器10の基材30を通って液体が浸み出さず
、その面が使用者により通常の圧力を作用させることが可能であるならば、“耐
切断性”であると考える。さらに、第1の面11は直接触れるときも、多様な食
用器具を介して伝わるときも、指先に相応しい触感を与えることが重要である。
【0027】 外面32を構成する粒子材料34が少なくとも3、好ましくは、少なくとも7
、また一方9にほぼ等しいか、それよりも大きい値のモース硬さを有することは
好ましい。6.5から7.5の間のモース硬さが請求された発明に係る食品容器
10に対して使用するのに適することが見出されている。この外面32の粒子材
料34のモース硬さ(1番から10番までの基準となるタルクからダイヤモンド
までのスケールによって測定するスケール)は、参照によってここに取り入れら
れる、化学・物理学ハンドブック、第78版(1997−1998年)の4−1
32頁から4−139頁、12−93頁から12−97頁および12−205頁
から12−206頁に記載のように、引用ハンドブックに都合よく証明されてい
る。もちろん、外面32を構成する粒子材料34の硬さは食品容器10の基材3
0に対して粒子材料34を混ぜ合わせ、あるいは粒子材料を配置する前に測定す
る。
【0028】 上述した硬さの粒子材料34を備えることにより相応しく、かつ好ましい触感
を有する食品容器10を得ることができる。このような硬さを備えることにより
使用者が鋭いナイフを用いて食品容器10上で食品を切るとき、ナイフが食品容
器10を切断してしまう、不快感を味わうことなく、グレービー、焼き汁などが
食品容器10を通って流れ出すのを防ぎながら、食品を切ることができる。
【0029】 さらに、意外にも、粒子材料34が好ましい粒径を有することが見出された。
この好ましい粒径は触れたときに不快に感じさせない堅牢な触感を与える必要が
ある。使用者はその分だけ鋭いナイフあるいは他の食用器具を用いて食品容器1
0上に置かれた食品を切るのをためらわずに行うことができる。
【0030】 外面32を構成する粒子材料34は少なくとも5ミクロン、好ましくは、10
ミクロンの粒径を有する。この粒子材料34は粒径20ミクロンから200ミク
ロンの範囲にわたっており、できる限り、50ミクロンから200ミクロンの範
囲内とする。粒径はVWRサイエンティフィック・プロダクツ社から入手可能な
L3P ソニック・シフター・セパレータ,ATM(カタログ番号57353−
035)を使用して測定する。
【0031】 外面32を構成する粒子材料34はこの技術分野で知られ、入手可能な鉱物お
よび他の種類からなる粒子の1種または数種の混合物である。たとえば、アルミ
ナ、シリカ、炭酸塩、酸化物、炭化物、窒化物、臭化物、硬質金属、硬質合金、
硬質元素からなる多様な粒子である。仮に、炭化物を選ぶとすれば、これに適す
る炭化物は炭化タンタル、炭化タングステン、炭化ジルコニウム、炭化ベリリウ
ムまたは炭化ケイ素(カーボランダム)を含む。仮に、臭化物を選ぶとすれば、
これに適する臭化物は臭化アルミニウム、臭化タンタル、臭化ジルコニウムおよ
び臭化チタンを含む。ホウ素も、また、使用することができる。仮に、窒化物を
選ぶとすれば、これに適する窒化物は窒化アルミニウム、窒化ジルコニウムおよ
び窒化チタンを含む。鉄、合金およびクロムのような硬質金属を含む、金属は粒
子材料34のために使用することができる。セラミック粒子材料34は石器、そ
して、特に磁器のようなセラミックスが適することが見出された。特に、酸化ア
ルミニウム(金剛砂)、二酸化ケイ素(石英)、炭酸カルシウム、ケイ酸アルミ
ノカリウムおよび長石が適する。二酸化ケイ素、炭酸カルシウムおよび酸化アル
ミニウムはJ.T.ベーカー社,マリンクロフト・ベーカー社(J.T.Bak
er Co.,Mallincroft Baker,Inc.,ニュージャー
ジー州、フィリップスバーグ)の事業部からカタログ番号JT3405、JT1
301およびJT0536によってそれぞれ入手することができる。
【0032】 粒子材料34は、さらに、クレイで構成してもよい。カオリン・クレイは特に
都合よく適していることが見出された。これに適するカオリン・クレイはJ.T
.ベーカー社(J.T.Baker Co.,ニュージャージー州、フィリップ
スバーグ)からカタログ番号JT2242によって入手することができる。
【0033】 外面32に適する混合物はカオリン・クレイ80%および酸化アルミニウム2
0%の比率であることが見出された。別の適する混合物はカオリン・クレイ80
%および炭酸カルシウム20%の比率であることが見出された。ここに説明され
る比率は別な方法で規定しないとすれば、すべて重量比である。
【0034】 いずれかのクレイを含む、粒子材料34は塗工面を形成するために水をベース
にした樹脂に添加する。アクリル樹脂は特に好ましい。これに適する塗工面は5
0%から90%までの樹脂およびそれに混合した10%から50%までの粒子材
料34を有する。
【0035】 食品容器10の外面32を構成する粒子材料34に好都合な付加レベルは1平
方メートルあたり約0.5グラムから100グラムであり、好ましくは、1平方
メートルあたり約1グラムから50グラムである。約22.9cmの仕上げ直径
を有する円形食品容器10の場合、外面32を構成する粒子材料34は0.1グ
ラムから2グラムまで範囲が適することが見出された。
【0036】 いずれかの樹脂またはそれと共に使用するキャリヤを含む、粒子材料34を単
一の層として食品容器10の基材30に施すことは好ましい。この単一層によれ
ば、従来技術の2層を構成する教示を上回って付加レベルを一段と精密に調節で
き、ただ1回の処理操作を実施すればよく、さらに市販の乾式操作を適用できる
利点がある。対照的に、従来技術の2層を構成する教示によれば、原料在庫を倍
増し、粒子材料34を基材30に施す機械類を倍増する必要がある。
【0037】 外面32を最終的に構成する塗工は容器を形成した後に、食品容器10の基材
30の表面に施す。粒子材料34を配合する塗工はこの技術分野で知られるよう
に、ブレード塗工、プリント塗工またはスプレー塗工によって施す。仮に、ブレ
ード塗工を使用するならば、ブレードの硬さは少なくとも粒子材料34の硬さと
同じ硬さでなければならない。好ましくは、粒子材料34を基材30に施すのに
エアナイフ塗工を使用する。好ましくは、食品容器10の基材30は食品容器1
0の第2の面12が塗工されずに残るように塗工液に浸漬しない。
【0038】 当業者は数多くの変形が可能であることを認める。たとえば、粒子材料34は
勾配を保って施してもよい。この勾配は、好ましくは、使用時、典型的には、切
断が発生し易い食品容器10の中心付近の付加レベルをより増大させる。典型的
には、食品容器10の周辺域16内に食品を保持するように働く、むき出しの面
および周辺域16に対しては粒子材料34をより少なく施す。これは、使用時、
典型的に最大の磨耗を受ける領域に粒子材料34を集中させると同時に、粒子材
料34の有効な利用についても考慮するためである。このような配置により集中
と同時に、食品容器10の中心に近づくに従い量を増し、外周縁に近づくに従い
量を減少させる、Z方向の勾配を与えることができる。
【0039】 これに代わるものでは、粒子材料34はXY面内において粒子材料34を有す
る第1の面11からなる領域と、粒子材料34のない領域との間で模様変化させ
てもよい。粒子材料34は、たとえば、格子じま模様、あるいはしま模様で施し
てもよい。これに適する模様は同心リング、放射状線(直線およびら旋状のいず
れか)、平行線などを含む。この配置は食品容器10が粒子材料34のない領域
では柔軟性を保ち、なおかつ粒子材料34を有する領域では剛性を保持できる利
点がある。したがって、依然として、耐切断性外面32を有する食品容器10が
生じる。
【0040】 任意的に、外面32は少なくとも1層の保護膜(図示せず)備えてもよい。こ
の保護膜は食品容器10の基材から外面32が剥がれ、粒子材料34が除かれて
しまうのを保護するために役立つ。付言すれば、この保護膜は第1の面11を定
めており、比較的滑らかな第1の面11を備える。好ましくは、この保護膜はあ
まりにも滑らかであり、そうでなければ、相応しい触感が保てない、第1の面1
1を構成してはならない。
【0041】 この保護膜はアクリル樹脂からなる。好ましくは、このアクリル樹脂は透明で
あるか、あるいは半透明であり、この結果、美観的に不足のない第1の面11を
生じる。この保護膜はこの技術分野で知られるように、プリント塗工、スプレー
塗工、ディップ塗工、ブレード塗工、エアナイフ塗工などによって施す。
【0042】 当業者はこの外面32が1層または複数層を構成してもよいと認めることがで
きる。この外面32は1つまたはそれ以上の数の結合剤36を有する。この結合
剤36は3よりも大きいモース硬さを有するか、もしくはその硬さに満たなくて
もよいが、粒子材料34と外面32を構成するマトリックスとを結合するのに役
立つ、クレイ、樹脂および他の粒状物質を含む。それゆえ、依然として、外面3
2は粒子材料34を含有する一方、クレイを含まず、樹脂を含まず、またはクレ
イおよび樹脂の双方を含まない。
【0043】 仮に、外面32に多層を使用するとすれば、一方の層は樹脂を含まず、これに
対して、他方の層はクレイを含まない。1つの層は樹脂およびクレイの双方を含
まない。
【0044】 もちろん、当業者は層と層との境界でクレイ結合剤と樹脂結合剤とが幾分混合
すると認めることができる。同時に、こうした混合は食品容器10の外面32と
基材30との間にも生じる。しかしながら、このような混合は外面32のどちら
かの層が本質的に粒子材料34と単一の結合剤36とからなることを妨げない。
この境界における混合は外面32の複数層間で多様な結合剤36の移動によって
起こる。
【0045】 この外面32は基材30に接して配置されている。“配置”の状態は外面32
を中間面40のような中間層を介して基材30に接合する形態のみならず、外面
32が基材30に接して直接存在する形態も含む。この中間面40は外面32と
同じ成分を有する。
【0046】 図3を参照すると、しかしながら、好ましくは、中間面40と外面32とは異
なる成分を有する。これは中間面40および外面32の双方を望ましい性質に適
合させることができる。たとえば、外面32および中間面40の一方は樹脂を含
まない。外面32および中間面40の他方はクレイを含まない。外面32および
中間面40の一方は樹脂およびクレイの双方を含まない。他方はクレイまたは樹
脂を含む。
【0047】 これに代わるものでは、外面32は1つだけの結合剤36を含み、これに対し
て、中間面40は双方(または単一)の結合剤36を含有するようにしてもい。
このようなすべての変形例は予定しており、請求された本発明の範囲内にある。
【0048】 特に好ましい実施例では、中間面40は基材30に接して配置される。この中
間面40は粒子材料34およびクレイ結合剤36の双方を備える。外面32は粒
子材料34のみならず、樹脂結合剤36も備える。この配置は中間面40が内部
にクレイを有し、セルロース基材30と都合よく接合できる利点がある。外面3
2は内部に樹脂を有し、ざらざらした触感を少なくすることができる。
【0049】 この粒子材料34は基材30内に含浸されている。“含浸”とは粒子材料34
が基材30と直接接するか、あるいは粒子材料34が基材30と接合されたキャ
リヤ(図示せず)に接して置かれることを意味する。
【0050】 このキャリヤは基材30とは独立して存在することのできる、全体的に平面状
のシートである。この粒子材料34はこの技術分野で知られた接着剤、または他
の手段を用いて基材30と接合したキャリヤに混ぜ合わせる。キャリヤは図に示
した望ましい形状を保持しなくてもよいが、基材30と接合でき、実質的にそれ
に順応できる能力を備えなければならない。
【0051】 たとえば、このキャリヤは後に単一層からなるSBSボード基材30と接合さ
れる、薄紙または他の軽量紙からなるシートである。この薄紙または他の軽量紙
からなるキャリヤはSBSボードまたは他の材料からなる基材30に接合する前
に、内部に含浸する粒子材料を有する。キャリヤの薄紙または他の軽量紙からな
るシートは、たとえば、後記の特許明細書に示されるように、ここに取り入れら
れる、この技術分野でよく知られたいずれかの教示に従い製造することができる
【0052】 これに代わるものでは、キャリヤは内部に含浸する粒子材料を有する、単一層
のライナーボードである。この単一層のライナーボードは片面コルゲート状の基
材30に付けたコルゲート媒体に接合される。含浸粒子材料34を有する、この
ライナーボードキャリヤは、その後、この技術分野でよく知られるように、多層
コルゲート媒体からなる外面として一体になる。
【0053】 より好ましくは、粒子材料34は、基材30の製造中、基材30内に直接混ぜ
合わせ、そこに含浸する。この基材30は、好ましくは、この技術分野でよく知
られるように、湿式で形成する。この湿式では、セルロース、合成および他の繊
維を液体キャリヤ中に混合し、ヘッドボックスからフォーミングスクリーン上に
降ろす。この液体キャリヤは抜け落ち、最後に液体キャリヤが乾燥する。この繊
維はセルロース繊維、合成繊維、これらの組み合わせからなる多様な繊維である
【0054】 この基材30は一定坪量または多坪量からなる領域を有する基材である。一定
坪量の基材30は、その開示内容が参照によってここに取り入れられる、モーガ
ン・ジュニアらに付与された1976年11月30日発行の米国特許第3,99
4,771号明細書、キールニィらに付与された1980年9月30日発行の米
国特許第4,225,382号明細書またはカーステンスらに付与された198
1年11月17日発行の米国特許第4,300,981号明細書の教示に従い製
造される。多坪量の基材30は、その開示内容が参照によってここに取り入れら
れる、トロクハンらに付与された1993年9月14日発行の米国特許第5,2
45,025号明細書、トロクハンらに付与された1996年4月2日発行の米
国特許第5,503,715号明細書、トロクハンらに付与された1996年7
月9日発行の米国特許第5,534,326号明細書およびファンらに付与され
た1998年9月18日発行の米国特許第5,804,281号明細書の教示に
従い製造される。
【0055】 もし、望まれるのであれば、基材30はこの技術分野で知られるように、空気
気流式で形成してもよい。基材30を空気気流式で形成するのであれば、結合剤
36および/または粒子材料34は所望の勾配を保って分布させる。空気気流式
で基材30を製造し、結合剤36および/または粒子材料34を所望の分布にす
るのに適する装置は、その開示内容が参照によってここに取り入れられる、ノエ
ルらに付与された1995年8月29日発行の米国特許第5,445,777号
明細書、ノエルらに付与された1996年9月24日発行の米国特許第5,55
8,832号明細書に開示される。好ましくは、基材30は粒子材料34が第1
の面11に向かってより多く集中するように全体にわたって勾配を持たせる。
【0056】 粒子材料34は湿式操作に使用するヘッドボックス内に注入し、そこから降ろ
す。このような手段を使用することにより粒子材料34を基材30に含浸し、全
体を通じて比較的均質で、一様に分布させた基材30を備えた食品容器10を製
造することができる。しかしながら、不適切な実施方法では、粒子材料34がフ
ォーミングワイヤの底部の方向に抜け出て食品容器10の第2の面12に集中す
ることになる。これは第1の面11に粒子材料34が少ししか集まらない、Z方
向の勾配を有する食品容器10を生じることになる。このような配置は第1の面
11に少しではなく、より多く粒子材料34を集中させることを求められるので
、好ましくない。
【0057】 この苦境を克服するために湿式操作に適するレイヤードヘッドボックスを利用
する。レイヤードヘッドボックスでは、異なる材料を収容した2個またはそれ以
上の数のチャンネルを使ってフォーミングワイヤ上に材料を降ろすことができる
。第1のチャンネルは初めにフォーミングワイヤと接するためにそれと最も接近
している、繊維を降ろすチャンネルである。ヘッドボックスの第2、第3または
最上部のチャンネルは粒子材料34、あるいは、好ましくは、繊維および液体キ
ャリヤからなるスラリーに混ぜた粒子材料34を収容している。この配置は上述
した方法を上回って粒子材料34が第1の面11にかけてZ方向により多く集中
する、勾配を保って粒子材料34を配置できる利点がある。それゆえ、粒子材料
34をより多く第1の面11と並置させることができ、耐切断性を改善し、使用
者に心地よく感じさせる触感を与えることが可能になる。
【0058】 これに代わる実施例では、単一チャンネルの複式ヘッドボックスを利用しても
よい。このような配置では、好ましくは、第1のヘッドボックスは繊維性スラリ
ーおよび液体キャリヤをフォーミングワイヤ上に降ろす。後に続く1基ないしそ
れ以上の数のヘッドボックスは粒子材料34および/または粒子材料34と繊維
との混合物を最初の繊維性スラリーに降ろす。この配置は第1のヘッドボックス
から降りる繊維が後に続くヘッドボックスからの粒子材料34の流れを遮り、粒
子材料34を繊維性スラリーの表面近くに保持することができる。繊維性スラリ
ーは、この後、この技術分野で知られたいずれかの手段を用いて乾燥させる。も
ちろん、フォーミングワイヤから外側に向いた乾燥した面が食品容器10の第1
の面11になる。
【0059】 もし、望まれるのであれば、空気気流式で作られた基材30は別の層をさらに
重ねる。空気気流式で基材30を形成することにより粒子材料34および/また
は結合剤36を第1の面11に並置でき、Z方向に一段と大量に集中する、勾配
を保って配置することが可能になる。
【0060】 粒子材料34および/または結合剤36を混合するのに適する装置および方法
は、その開示内容が参照によってここに取り入れられる、ヴィンソンらに付与さ
れた1997年3月18日発行の米国特許第5,661,890号明細書および
ヴィンソンらに付与された1997年9月30日発行の米国特許第5,672,
249号明細書に開示されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明に従う食品容器の斜視図である。
【図2】 図2は図1に示す食品容器の一部を破断した図式的縦断面図である。
【図3】 図3は中間面を有する食品容器を示す、図2に示すものに類似する、図式的縦
断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) D21H 17/68 D21H 19/40 19/40 27/00 E 27/00 D21J 5/00 D21J 5/00 B65D 1/00 B (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ ,VN,YU,ZA,ZW (71)出願人 ONE PROCTER & GANBL E PLAZA,CINCINNATI, OHIO,UNITED STATES OF AMERICA Fターム(参考) 3B001 AA11 AA12 AA13 CC37 CC38 CC40 3E033 AA10 BA07 BA10 BA13 BA30 BB02 BB08 CA20 DA08 DD01 EA01 FA01 3E086 AD05 BA04 BA14 BA15 BA25 BA40 BB41 BB85 CA01 4F100 AA17 AC03 AC03B AC10 AJ04A AK01B AK25B AK25D AS00C AT00A BA02 BA03 BA04 BA07 BA10A BA10B BA10D DE01A DE01B DE01C DG10 EH41A EH46 EJ82A GB23 JK01 JK12A YY00A YY00B 4L055 AC06 AC09 AF09 AG17 AG27 AG56 AG71 AH01 AH02 AH37 AJ01 AJ02 AJ04 BD18 BE08 BE14 BF08 BF09 EA27 FA13 FA19 FA30 GA05 GA30 GA50

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の使用者対向面と、この第1の面と反対側の第2の面と
    を備えた食品容器であって、前記食品容器が基材を備えるものにおいて、前記基
    材が内部に含浸された、少なくとも約3のモース硬さを有する粒子材料からなる
    ことを特徴とする食品容器。
  2. 【請求項2】 前記基材に接して配置され、前記第1の面を定めている外面
    を備え、前記外面が内部に配置される粒子材料を有することを特徴とする請求項
    1に記載の食品容器。
  3. 【請求項3】 前記外面がクレイまたは樹脂からなることを特徴とする請求
    項1および2に記載の食品容器。
  4. 【請求項4】 前記外面がクレイまたは樹脂を含まないことを特徴とする請
    求項1および2に記載の食品容器。
  5. 【請求項5】 前記基材または前記外面に配置される前記粒子材料が少なく
    とも約5ミクロンの粒径を有することを特徴とする請求項1、2、3および4に
    記載の食品容器。
  6. 【請求項6】 前記基材に接して配置され、前記外面と前記基材との間にあ
    る中間面を備え、前記中間面が粒子材料からなることを特徴とする請求項1、2
    、3、4および5に記載の食品容器。
  7. 【請求項7】 前記中間面が結合剤からなることを特徴とする請求項6に記
    載の食品容器。
  8. 【請求項8】 前記基材が湿式で形成されることを特徴とする請求項1、2
    、3、4、5、6および7に記載の食品容器。
  9. 【請求項9】 前記粒子材料が勾配を保って配置されることを特徴とする請
    求項1、2、3、4、5、6、7および8に記載の食品容器。
  10. 【請求項10】 保護層を備えることを特徴とする請求項1、2、3、4、
    5、6、7、8および9に記載の食品容器。
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