JP2002529180A - カーペット下敷の改良設置法 - Google Patents

カーペット下敷の改良設置法

Info

Publication number
JP2002529180A
JP2002529180A JP2000581921A JP2000581921A JP2002529180A JP 2002529180 A JP2002529180 A JP 2002529180A JP 2000581921 A JP2000581921 A JP 2000581921A JP 2000581921 A JP2000581921 A JP 2000581921A JP 2002529180 A JP2002529180 A JP 2002529180A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
underlay
padding
carpet
impermeable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000581921A
Other languages
English (en)
Inventor
マイケル マーフィー ピーター
マンソン メイターニーク ジョイス
ダウデル キャセイ アン
ドーン ディットマン ミスティー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EI Du Pont de Nemours and Co
Original Assignee
EI Du Pont de Nemours and Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by EI Du Pont de Nemours and Co filed Critical EI Du Pont de Nemours and Co
Publication of JP2002529180A publication Critical patent/JP2002529180A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47GHOUSEHOLD OR TABLE EQUIPMENT
    • A47G27/00Floor fabrics; Fastenings therefor
    • A47G27/04Carpet fasteners; Carpet-expanding devices ; Laying carpeting; Tools therefor
    • A47G27/0437Laying carpeting, e.g. wall-to-wall carpeting
    • A47G27/0468Underlays; Undercarpets
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47GHOUSEHOLD OR TABLE EQUIPMENT
    • A47G27/00Floor fabrics; Fastenings therefor
    • A47G27/04Carpet fasteners; Carpet-expanding devices ; Laying carpeting; Tools therefor
    • A47G27/0437Laying carpeting, e.g. wall-to-wall carpeting

Landscapes

  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
  • Carpets (AREA)
  • Floor Finish (AREA)

Abstract

(57)【要約】 a)床材の上にパッド材を置き、かつ場合によりパッド材を床材に固定し、b)前記パッド材の上に耐水性または水不透過性の下敷を置き、かつc)下敷を、ファスナーを用いて、前記パッド材を介して床材に機械的に固定することを含む、耐水性または水不透過性のカーペット下敷の設置法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の分野) 本発明は、耐水性または水不透過性下敷を有するカーペットの設置法に関する
【0002】 (発明の背景) 耐水性および水不透過性カーペット下敷は、パッド材の上で染みを止め、それ
により、染みが、下のパッド材および床材をぬらすのを防ぐことによって、カー
ペット上の染みをより完全にきれいにする方法をもたらす。染みがカーペットの
下から除かれないと、染みはカビ、白カビおよびバクテリアの成長を助長するの
で、耐水性または水不透過性バリアは効果的である。このような下敷は、抗菌お
よび抗カビ剤で処理されていてもよいとされている。その結果、パッド材および
木製床材が老朽化するだけでなく、そのような状態は、悪臭およびアレルゲンの
発生をもたらす。
【0003】 固定カーペットまたはウォールトゥウォールカーペット上の染みは、特に取り
扱いにくい。それというのも、染みへとつながるパッド材への浸透を発見し、か
つ防止することは、大きなまたは固定されたカーペットでは、ほとんど実際的で
はないためである。広幅カーペット上の染みは、往々にして、クリーニングによ
り除去することができないパッド材または床材上に溜まりを生じさせる。したが
て、この染みは、カビ、白カビの成長および悪臭を促進させる。染みをより完全
に洗浄することにより、耐水性または水不透過性裏材は、悪臭をもたらすカビお
よび白カビの成長を低下させる。
【0004】 米国特許第5601910号および第5763040号において、Murph
yは、カーペット下敷を処理して、それを染みに対して実質的に不透過性にする
方法を記載している。撥水仕上げ材および接着剤の両方を慎重に選択することに
より、水不透過性下敷をカーペットの裏面に接着して、染みに対するバリアを作
る。
【0005】 下敷は、通常、下敷の表面に施与された接着剤によりカーペットの裏側に接着
される。あるいは下敷は、カーペットの裏面とパッド材の両方にそれを接着させ
るために、両面を接着剤で処理されている。接着剤は、カーペットが置かれると
きに下敷が動くのを防ぎ、さらに、設置が終了した後に人や物の往来により動く
ことを防ぐ。このような取り付け方法はかなり効果的ではあったが、接着剤、必
要な剥離紙および設置に関する付加的な経費が存在する。
【0006】 前記従来技術は、さらに、通常のラテックス裏材に代わるポリ(ビニルクロリ
ド)およびポリウレタンをベースとするもののような不透過性裏材、さらにポリ
エチレンおよびポリ(エチレン/ビニルアセテート)のようなプラスチックのシ
ート(これらはカーペットに重ねられる)を使用して構成される水不透過性カー
ペットを記載している。しかしながら、このような裏材は、高価であり、製造を
困難にし、かつカーペットの望ましい通気性(空気透過性)を妨げる。
【0007】 パッド材、下敷およびカーペットを設置するための、より簡単で、接着剤、必
要な剥離紙および設置に関する経費を低減できる方法が利用できると、有益であ
る。本発明は、耐水性または水不透過性下敷をパッド材およびカーペットと共に
設置するためのそのような改良された方法を提供する。
【0008】 (発明の概要) 本発明は、 a)床材の上にパッド材を置き、かつ場合により前記パッド材を床材に固定し
、 b)前記パッド材の上に下敷を置き、かつ c)前記下敷を、ファスナーを用いて、前記パッド材を介して床材に機械的に
固定することを含む耐水性カーペット下敷の設置法であって、 カーペットの試験試料に下敷ファスナー上の6cmの高さ位置から水20ml
を注ぎ、30分後に湿ったスポットが生じていないか、あるいは前記水が注がれ
た位置の真下の下敷とパッド材との間に置いたペーパータオルに直径2.54c
mを超える湿ったスポットが生じていないような耐水性を有する耐水性布または
フィルムを前記下敷が有することを特徴とする耐水性カーペット下敷の設置法を
含む。
【0009】 本発明は、さらに、 a)床材の上にパッド材を置き、かつ場合により前記パッド材を床材に固定し
、 b)前記パッド材の上に下敷を置き、かつ c)前記下敷を、ファスナーを用いて、前記パッド材を介して床材に機械的に
固定することを含む水不透過性カーペット下敷の設置法であって、 カーペットの試験試料に下敷ファスナー上の6cmの高さ位置から水20ml
を注ぎ、10分後に湿ったスポットが生じていないか、あるいは前記水が注がれ
た位置の真下の下敷とパッド材との間に置いたペーパータオルに直径2.54c
mを超える湿ったスポットが生じていないような水不透過性を有する水不透過性
布またはフィルムを前記下敷が有することを特徴とする水不透過性カーペット下
敷の設置法を含む。
【0010】 本発明は、さらに、前記の方法により得られる製品を含む。
【0011】 (発明の詳細な説明) 本発明の方法は、ファスナーを用いて、ステープル留め、釘打ちまたはその他
の機械的方法により、下敷をパッド材を介して床材に取り付けることを含む。以
下では、「固定する」、「固定された」、「固定している」、「固定」という用
語は、ステープル、釘または他の取付けの機械的手段による下敷の取付けの態様
を記載するために使用する。特に、下敷の取付け手段としての接着剤または接着
テープの使用は除く。「床材」という用語では、カーペットが設置されるあらゆ
る表面を意味する。
【0012】 本発明では、カーペットパッド材を慣用のように置く。下敷を、接着剤なしで
、パッド材を介して床材に固定し、かつカーペットを慣用のように固定された前
記下敷の上に置く。本発明に関連して使用されるように、下敷を固定することに
よって下敷に穴があいたとしても、本発明では、耐水性および水不透過性バリア
の完全性を損なうことはなく、下敷布をパッド材に、かつその下の床材に固定す
ることにより、耐水性および水不透過性下敷の設置を簡略化している。
【0013】 本明細書において、下敷に対して与えられる「耐水性な」および「耐水性」と
いう用語は、後述の試験法3の条件下において、この下敷が、この下敷を通って
その下に位置するパッド材へと水が浸透するのを防ぐことを意味している。耐水
性とは、水およびコーヒー、ワイン、ソーダ、フルーツジュース、尿等を含む水
溶液および懸濁液に対して耐性なことを意味していることを理解されたい。より
詳細には、耐水性である、および耐水性という用語は、試験法3の条件下におい
て、30分後のペーパータオル上の湿ったスポットの直径が1インチ(2.54
cm)以下であることを意味している。試験法3はカーペットおよび固定された
下敷およびパッド材の試験を含む。
【0014】 本明細書で下敷に適用して使用されるような「水不透過性な」および「水不透
過性」という用語は、後述の試験方法4の条件下において、この下敷が、この下
敷を通ってその下に位置するパッド材に水が浸透するのを防ぐことを意味する。
水不透過性なということは、水および、コーヒー、ワイン、ソーダ、フルーツジ
ュース、尿等を含む水溶液および水性懸濁液に対して不透過性なことを意味する
ことを理解されたい。より詳細には、水不透過性なおよび水不透過性という用語
は、試験方法4の条件下において、10分後のペーパータオル上の湿ったスポッ
トの直径が1インチ(2.54cm)以下であることを意味している。試験方法
4は、カーペットを除いた固定された下敷およびパッド材を試験することを含む
。試験3では、少なくとも部分的にはカーペットによって吸収されて、水が浸透
する傾向が低減されるので、試験方法4は試験方法3よりも厳しい。
【0015】 本発明の方法はいくつかの利点をもたらす。すなわち、(i)接着剤を使用せ
ずに、布を耐水性または水不透過性下敷として使用することができ、(ii)下
敷の設置が簡単になり、(iii)下敷の隣接シート間の接合部の所での耐水性
または水不透過性バリアの完全性が保持され、(iv)接着剤塗布面または下敷
の面に剥離シートの必要性がなくなり、(v)接着剤塗布布がそれ自体と張り付
くわずらわしさがなくなり、(vi)下敷がより強固にパッド材およびその下の
床材に保持され、かつ(vii)所望の場所に下敷を取り付ける柔軟性が生じる
【0016】 カーペットは、快適さと耐久性を増大させ、騒音を減らし、かつ遮断をもたら
すために、しっかりした基礎を必要とする。市販のパッド材は、通常、1/4イ
ンチ(0.6cm)厚であり、住宅用パッド材は、典型的には最大厚7/16イ
ンチ(1.1cm)を有する。
【0017】 本発明の実施で使用するために好適なパッド材は、ゴム、ウレタン、毛および
ジュートのフェルトコンビネーションならびに繊維の様々な形から構成される、
当業者に公知のいくつかの形で入手することができる。パッド材を置き、かつ慣
用のように床材に設置する。例えば、木製床材では周囲に沿って約8インチ(2
0cm)ごとに金属ステープルを置いて、設置の間、またはその後にパッド材が
動いたり、ゆがんだり、または裂けるのを防ぐ。
【0018】 本発明の実施で使用される下敷で有用な耐水性および水不透過性布は、所定の
使用に好適に機能することを保証する特定の特性を必要とする。これらの特性は
、高い引裂き強度、高い耐磨耗性、高い耐水性および水不透過性、高い静水頭お
よび高い撥水性、設置の容易さ(接合を含む)ならびに良好な通気性を包含する
。このような布は、織布、編地、フェルト、紙またはスパンボンデッドウェブ、
メルトブローンウェブ、レジンボンデッド布、ランダムレイドショートカットレ
ングスファイバウェブ、ティッシュ積層材、スクリム積層材、スパンレースドウ
ェブ、ドライレイドファイバウェブ、ニードルパンチド布、セルロース布および
これらの混合物または積層材のような不織布を含む。本発明の目的では、紙を下
敷布とみなす。下敷布は、コットン、ウール、ジュート、ポリオレフィン、アク
リルポリマー、セルロース、ナイロン、ポリエステル、およびこれらの混合物か
ら選択される繊維を含む。ショートカットレングスファイバは往々にしてステー
プルファイバと称される。好ましい下敷材料は不織材料である。最も好ましいも
のは、イー・アイ・デュポン・ドゥ・ヌムール・アンド・カンパニー(Wilm
ington、Delaware)から入手することができる「SONTARA
」のようなスパンレースド不織材料、およびスパンボンデッド/メルトブローン
/スパンバウンド不織布の積層材である。また、不織材料では、ウィービング、
ニッティングまたはフェルティングにより製造されるより慣用のテキスタイル布
に比べて、所与の適用範囲当たりの製造経費がより低い。
【0019】 本発明の実施で使用される下敷に有用な、市場で入手可能な好適な不透過性フ
ィルムは、アクリル、ポリエステル、ポリオレフィン、ポリカーボネート、セル
ロースアセテート、フッ素プラスチック、ポリスチレン、ポリビニルクロリド、
ポリ(エチレン/ビニルアセテート)、ナイロンのような合成ポリマーおよびこ
れらの積層材から製造されたフィルムを含むが、それらに限定はされない。前記
フィルムは、はDayton Plastics Incorporated(
Dayton,Ohio在)またはLaird Plastics Compa
ny(Seattle,Washington在)から入手することができる。
【0020】 本明細書で下敷布に使用するための好適な撥水仕上げ剤または処理剤は、ペル
フルオロアルキル部分の懸垂基または末端基を有する500を上回る分子量を有
するポリマーまたは他の化合物を含む。好適なフルオロケミカルの例としては、
次のものが含まれる。すなわち、フッ化ビニリデン、テトラフルオロエチレン、
ペルフルオロアルキルエチルアクリレート、ペルフルオロアルキルエチルメタク
リレート、これらの混合物のポリマーおよびコポリマー;前記のポリマーおよび
コポリマーとアルキルアクリレートおよびアルキルメタクリレートのポリマーお
よびコポリマー、塩化ビニリデン、フッ化ビニリデン、テトラフルオロエチレン
、ペルフルオロアルキルエチルアクリレートおよびペルフルオロアルキルエチル
メタクリレートのコポリマーとのブレンドが、含まれる。ここで使用するために
好適な他の撥水仕上げ剤は、シリコーン、ワックスエマルジョン、天然油、アル
キルアクリレート樹脂および疎水性アルキルメタクリレート樹脂を含む。撥水仕
上げ剤の前記のタイプの混合物も使用することができる。
【0021】 他の化学添加物が典型的には撥水仕上げ浴中に存在し、かつ界面活性剤、金属
イオン封鎖剤、pH調節剤、抗菌剤、香料、粘度調節剤、染料および他の慣用の
浴添加剤を含んでよい。
【0022】 市場で入手可能な多くのフルオロケミカルを本発明の実施で撥水仕上げ剤とし
て使用する。これらは、イー・アイ・デュポン・ドゥ・ヌムール・アンド・カン
パニー(Wilmington,Delaware在)から商品名「TEFLO
N」および「ZONYL」;ICI(Wilmington,Delaware
在)から「MILEASE」;Asahi Glass(Plymouth,M
ichigan在)から「ASAHIGARD」;3M(Minneapoli
s,Minnesota在)から「SCOTCHGARD」;Dyetech(
Dalton,Georgia在)から「SOFTECH」;Atochem(
Philadelphia,Pennsylvania在)から「TEX−TE
L」;Diaken(日本、大阪在)から「UNIDYNE」;およびNicc
a(Fountain,South Carolina在)から「NK GUA
RD」で市場で入手可能な有標製品を含む。市場で入手可能な好適なシリコーン
ベースの撥水剤は、それらに限定はされないが、Dow Corning(Mi
dland,Michigan在)からのC2−0563を含む。Dow Co
rning C2−0563はポリジアルキルシロキサンのシリコーン撥水混合
物である。市場で入手可能な好適なワックスエマルジョンは、イー・アイ・デュ
ポン・ドゥ・ヌムール・アンド・カンパニー(Wilmington,Dela
ware在)から「NALAN」およびTiarco Chemical Co
(Dalton,Georgia在)から「OCTOWAX」312の商標で販
売されているものを含む。市場で入手可能な好適な天然油はColumbus
Foods(Chicago,Illinois在)からのココナッツ油および
とうもろこし油を含む。好適な疎水性アクリレート樹脂は、メチル、好ましくは
エチルおよびブチルエステルのようなアクリル酸エステルおよびメタクリル酸エ
ステルの撥水性ポリマーおよびコポリマーを含む。これらのポリマーおよびコポ
リマーの混合物も効果的である。市場で入手可能な樹脂の1つの例はGolde
n Artist Colors(Hamilton,New York在)か
らの「Acrylic Matte Medium」である。
【0023】 商品名および商標は、本明細書では、大文字および引用記号で示している。
【0024】 好ましい撥水仕上げ剤は、第一にフルオロケミカルであり、かつ次の水性分散
液を含む:米国特許第4595518号に開示されているようなフルオロアルキ
ルウレタン(以下の例および表にまとめられた結果中の撥水仕上げ剤♯1または
WRF−1);米国特許第4595518号中に開示されているタイプの、ワッ
クス、ジエチルアミノエチルメタクリレート/ヘキサデシルメタクリレート/オ
クタデシルメタクリレートコポリマーおよびフルオロアルキルメタクリレートコ
ポリマーのブレンド(WRF−2);炭化水素ワックスの水性分散液(WRF−
3);米国特許第3923715号中に開示されているようなフルオロアルキル
シトレート−ウレタンおよびポリメチルメタクリレートのブレンド(WRF−4
);EP−A453641中に開示されているような、ポリイソシアネートとフ
ルオロアルコールおよび水とを反応させることにより製造されるポリフルオロ有
機化合物(WRF−5);米国特許第4742140号中に開示されているよう
なフルオロアルキルポリアクリレート(WRF−6);米国特許第534490
3号中に開示されているようなフルオロアルキルポリメタクリレート(WRF−
7);および米国特許第5674961号中に開示されているタイプのペルフル
オロアルキルメタクリレートポリマー(WRF−8)。
【0025】 布組成物を撥水仕上げ剤で処理するための技術は当業者には公知である。典型
的には、撥水仕上げ剤を水または下敷に適用するために好適なアルコールのよう
な溶剤で希釈するが、その際、水が好ましい。必要な希釈は、含浸量と、乾燥さ
せ、かつキュアリングされた下敷中の活性成分の必要濃度とにより、決定する。
含浸量は、浴の使用後、乾燥またはキュアリング前の湿った下敷中の撥水仕上げ
剤の量である。含浸量は乾燥繊維に対するパーセンテージで表している。例えば
、撥水仕上げされた下敷は活性成分1.5%を含有してよく、かつ含浸量は20
0%である。この場合、使用された撥水処理剤は100×1.5/200または
0.75%の活性成分を含有する。
【0026】 下敷に使用される水またはアルコールのような必要な希釈剤を伴う、撥水処理
剤の量は、下敷の乾燥重量に対するパーセンテージとして測定し、かつ「含浸量
」と称される。下敷布に使用される含浸量は、通常、未処理または未仕上げ下敷
布に対して、20から500重量%、好ましくは50から200重量%の範囲で
ある。典型的には、市場で入手可能な撥水仕上げ剤は全活性成分約0.5から約
40重量%を含有する。シリコーンの場合には全活性成分は40重量%を上回っ
てもよい。本発明では、施与される撥水仕上げ剤の活性成分の量は、通常、下敷
に対して撥水仕上げ剤中、活性成分約0.01から10重量%、かつ好ましくは
0.05から3重量%の範囲である。
【0027】 しかしながら、施与される撥水仕上げ剤および活性成分の量は、撥水剤のタイ
プおよび濃度、下敷の構造および重量ならびに下敷中の繊維のタイプに応じて調
節されることを理解されたい。いずれの施与でも、十分な量の撥水仕上げ剤が均
一に下敷に施与されて、撥水仕上げされた下敷が試験方法3および4に応じて耐
水性および/または水不透過性であることが重要である。
【0028】 浸漬(「padding」とも称される)、フォーム、スプレーまたはディッピング
プロセス、それに続く典型的には炉中での、撥水仕上げ剤を乾燥またはキュアリ
ングするための過熱処理を含む様々な方法により、撥水仕上げ剤を下敷に適用す
る。乾燥温度、乾燥温度プロファイルおよび乾燥時間は、布の熱安定性ならびに
撥水仕上げ剤の乾燥およびキュアリング特性をもとに、必要な乾燥およびキュア
リングが達成されるに十分であるように、選択する。このような乾燥パラメータ
の調整は当業者にはよく知られているものである。
【0029】 撥水仕上げ剤を、完全に、かつ均一に下敷に塗布し、さらに完全にかつ均一に
乾燥およびキュアリングさせることを確実化することが必要である。下敷を浴中
に浸漬させ、かつ過剰の撥水仕上げ剤を絞り出す浸漬は、一般的的に、優れてい
て、かつ均一な塗布をもたらし、したがって、好ましい塗布法である。他方で、
フォームおよびスプレーを非常に注意深く施与しない限り、フォームおよびスプ
レーによる塗布は欠落または欠損部位をもたらす。非常に小さい未処理部位でさ
え、所望の撥水性および不透過性を損なう。フォームおよびスプレーによる塗布
が完全であることを確実とするために、浸漬で必要であるよりも高い含浸量で撥
水仕上げ剤を使用することが必要である。しかしながら、スプレーまたはフォー
ム撥水仕上げ剤浴を、浸漬プロセスに対して追加的な水で希釈すると、追加的な
乾燥が必要である。フォームおよびスプレーによる塗布のために、湿潤剤を撥水
仕上げ剤に添加して、完全かつ均一な塗布を助けることがある。好適な湿潤剤は
「ALKANOL6112」(水/1−デカノール中のポリ(オキシエチレンソ
ルビタンモノオレアート、イー・アイ・デュポン・ドゥ・ヌムール・アンド・カ
ンパニー、Wilmington DEから入手可能)で例示される。湿潤剤は
好ましい浸漬による塗布では必要ない。乾燥およびキュアリングの後に、カーペ
ット下敷は、初めて、水または水溶液および水性懸濁液に対して撥水性および/
または不透過性となる。
【0030】 幅広のカーペットでは、パッド材を初めに床材の上に設置し、下敷をパッド材
の上に設置し、かつカーペットを下敷の上に設置する。本発明の実施では、耐水
性または水不透過性下敷をパッド材の上に置き、かつファスナーを用いて、パッ
ド材を介して床材に固定するが、その際、間隔を決定する下記の方法で記載して
いるように、適当な間隔で下敷のエッジおよび接合部にそって固定する。下敷表
面上のどこかでの付加的な固定は、必要と考えられる場合に加えられる。好適な
ファスナーは、ステープル、釘、テープオーバーステープル、テープオーバー釘
および相応する道具である。
【0031】 隣接する下敷シートのオーバーラップ幅に対してステープルまたは釘打ちパタ
ーンまたは間隔を設けるための方法は、決ったものである。以下のステープル処
理または釘打ち手順により、下敷接合部および切れ目のところでの不透過性が得
られる。
【0032】 パッド材および不透過性下敷とともに広幅カーペットを設置するためには、次
の順序が好ましい。 (1)パッド材を床材の上に置くか、または通常は、パッド材を木製床材上に
例えばステープルを用いて固定し、 (2)下敷を、ステープルまたは釘を用いて、パッド材を介して、下に位置す
る床材に機械的に固定し、かつ (3)カーペットを、下敷の上に設置し、かつタックレスストリップを用いて
部屋のへりの所で固定する。
【0033】 タックレスストリップは、約2インチ(5.1cm)幅の薄い木製ストリップ
であり、これを、カーペット面の周辺部の周りで床材に釘打ちする。タックレス
ストリップの上表面は、長さ約1/2インチ(1.3cm)の角形の小さいピン
を含み、その際、これらは、壁またはカーペットの周辺部に面し、かつその上に
、カーペットエッジが延びる。
【0034】 多くの場合、下敷を設置すべき部屋のサイズは、下敷の一本ロールまたはシー
トの幅よりも広いと思われる。部屋全体にわたり撥水性および/または水不透過
性バリアをもうけるためには、2本以上の本数の下敷ロールまたはシートを、並
べて設置する必要があるはずである。これらの設置のために、隣接するロールま
たはシートの間の接合部の所での撥水性および/または水不透過性バリアが、カ
ーペット下敷全体の撥水性および/または水不透過性バリアを保持するために重
要である。下敷きが2つ以上の切片からなる場合、隣接する切片間の接合部のと
ころにオーバーラップが生じるように、下敷をパッド材上に置く。次いで、下敷
を、オーバーラップの所で、パッド材を介して機械的に床材に固定する。それぞ
れの下敷は、その弾性に応じて接合部の所で少し異なるステープリングまたは釘
打ちパターンを有することもあるが、これらの一般的なガイドラインは、大多数
の下敷に適用可能である。接合部での下敷のオーバーラップが幅広いほど、接合
部のところでの下敷の撥水性および/または水不透過性を損なうことなく、ステ
ープルまたは釘の間の容認可能な距離は広くなる。上方層が分離可能であり、か
つステープルまたは釘の間に、下敷の上方層がめくれ、かつ下に位置するパッド
材が露出するギャップが生じる場合、下敷の撥水性および/または水不透過性は
接合部で損なわれる。
【0035】 下敷の隣接する層の間の接合部の完全性を試験するための好ましい方法は、下
敷を裂くことなく下敷が延びるか、またはめくれる程度に、隣接するステープル
または釘の間の接合部から下敷の上方の層を引っ張るか、または折り曲げること
である。下に位置するパッド材見えるほど十分に広いギャップが生じる場合には
、隣接するステープル間のギャップを減らすことが必要か、または下敷の上方ま
たは下方層の間のオーバーラップ幅を増やすことが必要である。逆に、下敷の上
方の層を接合部から引っ張るか、または折った場合に小さいギャップのみが生じ
、かつこの小さいギャップが、下に位置するパッド材を露出するために必要なギ
ャップよりもずっと小さい場合には、隣接するステープル間のギャップを広げる
か、または下敷の上方および下方層の間のオーバーラップの幅を減らすことがで
きる。
【0036】 例えば、比較例Aのために、次の表1は、接合部のところでの下敷の上方およ
び下方層のオーバーラップ幅と接合部のところでの分離を防ぐ最大ステープル距
離との関係を規定している。
【0037】
【表1】
【0038】 同様に、下敷の小さな破れまたは裂けまたは切れも、カーペット下敷の撥水性
および/または水不透過性を損ないうる。これらの破れ、切れおよび裂けは、ど
の方向にもおおよそ少なくとも3インチ(8cm)、破れまたは切れまたは裂け
よりも大きい下敷の断片を切り取ることにより補修することができる。下敷のこ
の断片を破れまたは切れまたは裂けの中央に置き、かつステープルまたは釘を用
いて、パッド材を介して下に位置する床材に固定して、カーペットの設置の間お
よびその後に、その場にこの下敷の断片を保持し、かつこの下敷の断片が折れた
り、またはめくれたりして破れまたは切れまたは裂けが露出するのを防ぐ。
【0039】 本発明の工程では、明らかに、下敷を通して穴があき、かつ固定位置は、下敷
に僅かな窪みをもたらし、そこに水のこぼれがこの貫通部にたまりうる。しかし
ながら、典型的には低い表面エネルギーを有するフルオロケミカル、シリコーン
および/またはワックスでその中のファイバが表面処理または仕上げされている
布のような特定の下敷の使用は、耐水性および/または水不透過性バリアの完全
性を損なわないことが判明している。下敷がフィルムである場合、本発明の工程
は、フィルムの水不透過性を損なわない。
【0040】 ステープルを使用して本発明を実施する場合、Arrow Fastener
s(Saddlebrook,New Jersey)またはHunt Man
ufacturing Co.(Statesville,North Car
olina)のような会社から入手される典型的には1/4〜15/16インチ
(0.6〜2.4cm)長さの慣用のステープルを使用する。ステープルは場合
により、テープでシールする(テープオーバー)。あるいは、釘、ワッシャを有
する釘またはテープでシールされる釘(テープオーバー)がこの場合の使用に好
適である。地方のハードウェア店でも容易に入手可能であり、かつ本発明の使用
に好適な釘、ワッシャおよびテープのタイプの例を、下記の表2に示す。
【0041】
【表2】
【0042】 プラスチック、ゴムまたは金属のような不透過性材料から製造されるワッシャ
が、この場合の使用に好適である。釘のシャフト周りに、かつ釘のヘッドの真下
に固定されるように、ワッシャを置く。いずれのタイプの水不透過性テープもこ
の場合の使用に好適である。粘着テープをステープルまたは釘のヘッドを覆うた
めに使用するが、その際、1.5インチ四方(3.8cm四方)未満のテープ片
は使用しない。
【0043】 次いで、最後に、カーペットを慣用のように、例えば、カーペットをその位置
に保持するためのタックレスストリップを用いて、固定された耐水性および/ま
たは水不透過性下敷の上に設置する。
【0044】 本発明の製品は、パッド材を介して床材に固定され、かつ下敷の上にカーペッ
トを置くために用意されている耐水性または水不透過性下敷を含む。本発明によ
り、床材へパッド材を別にステープル止めする場合もある。このようにして、下
敷およびパッド材が、カーペットの慣用の設置のために整う。
【0045】 試験方法 試験方法1. 撥水性(DuPont TEFLON 標準試験法 No.3
11.56) 下敷試料を温度21℃±1℃(華氏70度±華氏2度)および相対湿度65%
±2%で少なくとも4時間、保持し、次いで、水平面に置く。選択された水/イ
ソプロパノール溶液3滴をこの布上に置き、かつ10秒放置する。浸透が生じな
かったら、布はこのレベルの撥水性に「合格」したものと判定し、次の、より高
い番号の試験溶液で試験する。布の等級は、布を濡らさなかった最も高い番号の
試験溶液である。等級0は撥水性がないことを示し、等級が高くなるほど、撥水
性が良好であることを示している。
【0046】 水/イソプロパノール混合物は、次の組成を有する。
【0047】
【表3】
【0048】 試験方法2. 耐水性:静水圧試験 この方法は、the American Association of T
extile Chemists and Colorists(AATCC)
試験方法No.127に記載されているものであり、かつ水のカラムにおける浸
透に対する布の圧力抵抗を求める。
【0049】 試験方法3. カーペットを伴っての耐水性 試験方法3および4で使用されるような「固定された」という用語は先に定義
しており、ステープル、釘による、または特に接着剤または接着テープの使用を
除く、取付けの他の機械的方法による下敷の取付けを記載するために使用する。
【0050】 この方法は、カーペットの小さな水の染みに関して、下に位置する床材に固定
された地点、即ち水の染みの大部分がカーペットパイルおよびラテックスの間に
含まれる地点での下敷の耐水性をシミュレートする。
【0051】 厚さ約1/2から1インチ(1.3から2.5cm)を有する木製またはパー
ティクルボードの12×12インチ(30.5×30.5cm)試料の上に、フ
ォームパッド材の12×12インチ(30.5×30.5cm)試料を置く。パ
ッド材の上に、白色の吸収紙タオルを1枚置く。紙タオルの上に、下敷試料を置
き、かつ下敷、紙タオルおよびフォームパッド材を介して木材に固定する。水不
透過性の裏打ちを有するカーペットの12×12インチ(30.5×30.5c
m)試料を固定したものの上の中央に置く。使用したカーペットは水不透過性の
スチレンブタジエンゴムラテックス裏打ちを有する1000g/m(1ヤード
四方当たり30オンス)のカットパイル住宅用カーペットである。室温(華氏7
0〜80度、21〜27℃)に調節した水20mlを、約6cmの高さから直径
約4cmのシリンダーを介してカーペット試料の上に注ぎ、円形の水溜りを生じ
させる。シリンダーを除き、かつ試料をそのまま30分間放置する。動かない表
面の水を除き、次いで、カーペットを除き、下敷を除き、かつタオルの上の水の
スポットの直径を測る。下敷試料を通過した水がないか、また非常に僅かな量の
場合にのみ、この試料を耐水性ありと、または「合格」したと称することができ
る。下敷が耐水性であるとするには、湿ったスポットの直径が1インチ(2.5
4cm)以下であることが必要である。
【0052】 試験方法4. カーペットなしでの水不透過性 試験方法3および4で使用されるような「固定された」という用語は先に定義
しており、かつステープル、釘による、または特に接着剤または接着テープの使
用を除く取付けの他の機械的方法による下敷の取付けを記載するために使用する
【0053】 この方法は、カーペット上の広い水の染みに関して、下に位置する床材に固定
された地点での、即ち大部分の水の染みがカーペットパイルおよびラテックスを
通過し、かつ下敷の上に水溜りをもたらす地点、特に固定位置での下敷の不透過
性をシミュレートする。
【0054】 厚さ約1/2〜1インチ(1.3〜2.5cm)を有する木製またはパーティ
クルボードの12×12インチ(30.5×30.5cm)試料の上に、フォー
ムパッド材の12×12インチ(30.5×30.5cm)試料を置く。パッド
材の上に、白色の吸収紙タオルを1枚置く。紙タオルの上に、下敷試料を置き、
かつ下敷、紙タオルおよびフォームパッド材を介して木材に固定する。室温(華
氏70〜80度、21〜27℃)に調節した水20mlを、約6cmの高さから
直径約4cmのシリンダーを介して下敷の上に注ぎ、固定具の上に円形の水溜り
を生じさせる。シリンダーを除き、かつ試料をそのまま10分間放置する。動か
ない表面の水を除き、次いで、下敷を除き、かつタオルの上の水のスポットの直
径を測る。下敷試料を通過した水がないか、また非常に僅かな量の場合にのみ、
この試料を水不透過性あり、または「合格」したと称することができる。下敷が
水不透過性であるとするには、湿ったスポットの直径が1インチ(2.54cm
)以下であることが必要である。
【0055】 試験方法3では、水が少なくとも部分的にカーペットに吸収されて、水の浸透
する傾向が低下するので、試験方法4は、試験方法3よりも厳しい。
【0056】 材料および適用方法 リストに挙げた供給元から得られる次の材料および次の適用方法を、実施例で
は使用した。
【0057】 ステープル: 1)Arrow Fasteners(Saddlebrook NJ在) 2)Hunt Manufacturing Co.(Statesvill
e NC在)。
【0058】 表3に挙げた下敷布: 1)イー・アイ・デュポン・ドゥ・ヌムール・アンド・カンパニー(Wilm
ington,DE在)からの布「SONTARA」 2)イー・アイ・デュポン・ドゥ・ヌムール・アンド・カンパニー(Wilm
ington,DE在)からの「TYVEK」(低デニールの熱エンボス加工さ
れたフラッシュスパンポリエチレン布) 3)SMS(スパンボンド/メルトブローン/スパンボンド布)はKimbe
rly−Clark Corporation(Neenah,WI在)により
市場用に生産されている;BBA不織布(Simpsonville,SC在) 4)Synthetic Industries(Ringgold GA在
)からのSyn Ind RB400およびRB406 5)他の供給元はChicopee(New Brunswick NJ在)
,Johnson & Johnson(New Brunswick NJ在
),PGI Nonwovens(Dayton NJ在)、The Dext
er Corporation(Windsor Locks,CT在)から入
手可能なレジンボンデッドウェットレイド不織布 6)他の不織布例は、ニードルパンチド布、ケミカルボンデッドカードウェブ
布およびサーマルボンデッドカードウェブ布を含む製品である。
【0059】 フィルム: 1)Carlisle Plastics(Minneapolis,MN)
からのポリエチレンテレフタレート(PET)。
【0060】 表8に挙げたパッド材材料 1)General Felt Industries(GFI,Linwo
od PA在) 2)The Carpenter Co(Richmond VA在) 下敷布への撥水仕上げ剤(WRF)の塗布では、最適な方法は、溶剤の選択、
含浸量、塗布WRFの量、乾燥およびキュアリング温度に関して布およびWRF
の詳細に依存している。次の手順は、布にフルオロケミカルおよび/またはワッ
クス撥水剤を塗布して、不透過性カーペット下敷を製造するためにこれらの例で
使用される2つの方法を示している。撥水仕上げ剤の浸漬による塗布が、通常は
、スプレーによる塗布よりも好ましい。それというのも浸漬プロセスは疎水性コ
ーティングのより均一な塗布をもたらし、したがって、撥水性のより高いレベル
(試験方法1)および静水圧に対するより高い耐性レベル(試験方法2)をもた
らすためである。
【0061】 第1の塗布プロセスでは、布に水および撥水溶液の1:1混合物を、混合物中
に布を浸漬させることにより染み込ませ、かつ液体含有率を搾ることにより、布
の重量に対して約200%までに減らす。処理された布を約80℃(華氏180
度)で10分間乾燥させ、かつ約150℃(華氏300度)で3分間、キュアリ
ングする。
【0062】 第2の塗布プロセスでは、慣用のスプレー法を用いて、布の約200重量%の
水および撥水溶液の1:1混合物を布に均等にスプレーする。処理された布を前
記の浸漬プロセスと同様に乾燥させた。
【0063】
【表4】
【0064】
【表5】
【0065】 (実施例) 比較例A〜S(撥水仕上げなし) 撥水仕上げ剤または疎水仕上げ剤で仕上げされていないいくつかの布を、撥水
性(試験方法1)および静水圧に対する耐水性(試験方法2)に関して試験した
。予想されたように、いずれの布も測定可能な撥水性または耐水性を示さなかっ
た。これらの布を次いで、フォームパッド材と広幅カーペットとの間のカーペッ
ト下敷として、水透過性に関して試験した。試験方法3および4により試験され
るそれぞれの布のために、厚さ1/2(1.3cm)のGFIポリウレタンフォ
ームパッド材(460g/m)を使用した。試験方法3および4のために、布
をフォームパッド材を介して下に位置するパーティクルボードに、標準的なステ
ープルガンを用いて1/2(1.3cm)ステープルで固定した。予想されたよ
うに表5は、未仕上げ布FAB−1〜FAB−19のいずれも、比較的大きな水
の染みに対して水不透過性をもたらさなかったことを示している(試験方法4−
カーペットなし)。比較例QおよびR(フィルム状の不織布)のみが、小さい水
の染みに対しては多少の耐水性をもたらした(試験方法3−カーペットあり)。
【0066】
【表6】
【0067】 実施例1〜19 様々な厚さの一連のポリエステルフィルムを、カーペット下敷として耐水性(
試験方法3)および水不透過性(試験方法4)に関して試験した。試験方法3お
よび4により試験される各フィルムのために、厚さ1/2(1.3cm)のGF
Iポリウレタンフォームパッド材(460g/m)を使用した。試験方法3お
よび4のために、(1)標準的なステープルガンを使用して1/2(1.3cm
)ステープルで、または(2)標準的なハンマーを使用して様々なサイズの釘で
、フォームパッド材を介して下に位置するパーティクルボードに布を固定した。
表6にいくつかの例で示したように、釘のヘッド周りにワッシャを使用するか、
あるいはステープルまたは釘のヘッド上にテープを使用した。不透過性フィルム
は撥水仕上げ剤を必要としない。耐水性または水不透過性バリアを損なわないよ
うに床材に固定された場合、不透過性フィルム、例えば、ポリエチレンテレフタ
レート(PET)などポリエステルから製造されたものは、耐水性または水不透
過性カーペット下敷として使用することができることを、表6は示している。
【0068】
【表7】
【0069】 表6に示した例は次の結果を支持するものである。ステープルを用いて設置し
た場合、厚さ0.36から6ミル(9から152μm)を有する不透過性フィル
ムの設置は水の染みに対する耐水性のみをもたらすことを、実施例1〜6は示し
た。ステープルホールをテープでシールして、ステープルを用いて設置した場合
、不透過性フィルムの設置は水の染みに対する耐水性および水不透過性をもたら
すことを実施例7〜9は示した。釘のみを使用して設置した場合、不透過性フィ
ルムの設置は水の染みに対する耐水性および水不透過性をもたらすことを、実施
例10〜12は示した。釘穴をシールするための釘のヘッド部の下にワッシャを
有する釘を用いて設置した場合、不透過性フィルムの設置は水の染みに対する耐
水性および水不透過性をもたらすことを実施例13〜19は示した。実施例1〜
6と実施例10〜19とを比較すると、釘を使用しての不透過性フィルムの設置
は、ステープルを用いて不透過性フィルムを設置した場合よりも良好な、水の染
みに対する水不透過性をもたらした。
【0070】 実施例20〜73 様々な撥水処理剤で処理された一連の下敷布をカーペット下敷として耐水性(
試験方法3)および水不透過性(試験方法4)に関して試験した。
【0071】 表7は、撥水仕上げ剤(WRF)、布ならびにステープルまたは釘を使用して
パッド材を介して下に位置する床材に下敷を固定するための方法の様々な組み合
わせの結果を示している。生じた設置されたカーペット下敷は(1)撥水性、(
2)静水圧に対する耐水性、(3)水の染みに対する耐水性および場合により(
4)水の染みに対する不透過性を試験方法1、2、3および場合により試験方法
4によりそれぞれ示されているように、表した。表7に記載されている、試験方
法3および4により試験されたアイテムすべてのために、厚さ1/2(1.3c
m)のGFIポリウレタンフォームパッド材(460g/m)を使用した。試
験方法3および4のために、(1)ステープル上への付加的なテープを用いて標
準的ステープルガンを使用して様々なサイズのステープルで、または(2)付加
的な(a)釘のヘッド周りのワッシャまたは(b)フィルム中の釘穴をシールす
るための釘のヘッド上のテープを用いて、標準ハンマーを使用して様々なサイズ
の釘で、布をフォームパッド材を介して下に位置するパーティクルボードに固定
した。
【0072】
【表8】
【0073】
【表9】
【0074】 表7に示された例は、次の結論を支持するものである。
【0075】 ステープルまたは釘を使用してカーペット下敷として設置された場合、様々な
撥水仕上げ剤で処理された多くの布は水の染みに対する耐性をもたらすことを実
施例20〜73は示した。染みに対する耐水性も水不透過性ももたらされるよう
に、カーペット下敷として、撥水仕上げ剤で処理された布を設置するために多く
の様々な種類の釘を使用することができることを実施例53〜63は示した。染
みに対する耐水性も水不透過性ももたらされるように、カーペット下敷として、
撥水仕上げ剤で処理された布を設置するために多くの様々なサイズのステープル
を使用することができることを実施例20〜21および25〜29は示した。実
施例30〜31と実施例56〜59との比較および実施例51〜52と実施例6
0〜63との比較は、釘を使用して撥水仕上げされた布を設置すると、ステープ
ルを使用して撥水仕上げされた布を設置する場合よりも良好な水不透過性がもた
らされることを示した。様々な種類の撥水仕上げ剤(すなわち、フルオロケミカ
ルおよび/またはワックス)で処理された布は、カーペット下敷として本発明の
プロセスにより設置されると染みに対する耐水性および水不透過性の両方をもた
らすことを、実施例20、32、49、50、56および64〜69は示した。
撥水仕上げされた布をカーペット下敷として設置するために釘を使用する場合に
、釘穴をシールするための様々なワッシャの使用が水不透過性を維持することを
、実施例64〜66と実施例31、33および34との比較は示した。撥水仕上
げされた布をカーペット下敷として設置するためにステープルを使用した場合に
、ステープル穴をシールするために様々なテープを使用すると、水不透過性が保
たれることを、実施例67〜69と実施例31、33および34との比較は示し
た。ステープルホールをテープでシールして、釘またはステープルを使用して設
置した場合、撥水仕上げ剤で処理されたセルロース布の設置は耐水性および水不
透過性をもたらすことを、実施例71〜73は示した。ステープル穴をテープで
シールすることなく、ステープルを使用して設置した場合、撥水仕上げ剤で処理
されたセルロース布の設置は耐水性のみをもたらすことを、実施例70は示した
【0076】 実施例74〜86 様々な撥水仕上げ剤で処理された下敷布を、様々なパッド材材料上に固定し、
かつカーペット下敷として耐水性(試験方法3)および水不透過性(試験方法4
)に関して試験した。
【0077】 表8は、様々な種類のカーペットパッド材の上に設置した場合の、カーペット
下敷の水不透過性の効果を示している。PETおよびウッドパルプ繊維から製造
されたスパンレースド不織布(比較例AまたはBで使用された布)を浸漬による
塗布によりフルオロケミカル撥水仕上げ剤(WRF−7)で処理し、一連のカー
ペットパッド材の上に設置し、かつ耐水性(試験方法3)および水不透過性(試
験方法4)に関して試験した。試験方法3および4のために、布をフォームパッ
ド材を介してその下に位置するパーティクルボードに、標準ステープルガンを使
用して様々なステープルで固定した。ポリウレタンフォーム、リボンド(チョッ
プドフォーム)、スチロフォーム、合成繊維およびスポンジゴムから製造された
パッド材はすべて効果的に、本発明のプロセスを使用して設置された水不透過性
カーペット下敷の下で機能した。厚さ1/16インチ(0.16cm)から4イ
ンチ(10.2cm)および140から4080g/mのパッド材はすべて、
効果的に、本発明のプロセスを使用して設置された水不透過性カーペット下敷の
下で機能した。
【0078】
【表10】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アン ダウデル キャセイ アメリカ合衆国 37311 テネシー州 ク リーブランド レッド クレイ パーク ロード 960 (72)発明者 ミスティー ドーン ディットマン アメリカ合衆国 37311 テネシー州 ク リーブランド ロード サウスイースト リード マイン バレー 3898 Fターム(参考) 3B120 DA01 EA17 EB01

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a)床材の上にパッド材を置き、かつ場合により前記パッド
    材を床材に固定し、 b)前記パッド材の上に下敷を置き、かつ c)前記下敷を、ファスナーを用いて、前記パッド材を介して床材に機械的に
    固定することを含む耐水性カーペット下敷の設置法であって、 カーペットの試験試料に下敷ファスナー上の6cmの高さ位置から水20ml
    を注ぎ、30分後に湿ったスポットが生じていないか、あるいは前記水が注がれ
    た位置の真下の下敷とパッド材との間に置いたペーパータオルに直径2.54c
    mを超える湿ったスポットが生じていないような耐水性を有する耐水性布または
    フィルムを前記下敷が有することを特徴とする耐水性カーペット下敷の設置法。
  2. 【請求項2】 a)床材の上にパッド材を置き、かつ場合により前記パッド
    材を床材に固定し、 b)前記パッド材の上に下敷を置き、かつ c)前記下敷を、ファスナーを用いて、前記パッド材を介して床材に機械的に
    固定することを含む水不透過性カーペット下敷の設置法であって、 カーペットの試験試料に下敷ファスナー上の6cmの高さ位置から水20ml
    を注ぎ、10分後に湿ったスポットが生じていないか、あるいは前記水が注がれ
    た位置の真下の下敷とパッド材との間に置いたペーパータオルに直径2.54c
    mを超える湿ったスポットが生じていないような水不透過性を有する水不透過性
    布またはフィルムを前記下敷が有することを特徴とする水不透過性カーペット下
    敷の設置法。
  3. 【請求項3】 前記下敷の上にカーペットを設置することをさらに含むこと
    を特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記下敷が少なくとも2つの切片から構成される場合、前記
    下敷をこれら切片間の接合部にオーバーラップが生じるように置き、かつオーバ
    ーラップの位置でファスナーを用いて、前記パッド材を介して前記床材に前記少
    なくとも二つの切片を機械的に固定することをさらに含むことを特徴とする請求
    項1または2に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記ファスナーが、釘、ワッシャを有する釘、ステープル、
    テープオーバーステープルまたはテープオーバー釘であることを特徴とする請求
    項1または2に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記耐水性または水不透過性下敷布が、織布(1)、編地(
    2)、紙(3)、またはスパンボンデッドウェブ、スパンレースドウェブ、メル
    トブローンウェブ、レジンボンデッド布、ランダムレイドファイバウェブ、ティ
    ッシュ積層材、スクリム積層材、ドライレイドウェブ、ニードルパンチド布およ
    びこれらの混合物または積層材からなる群から選択される不織布(4)を含むこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記下敷布が、コットン、ウール、ジュート、ポリオレフィ
    ン、アクリルポリマー、セルロース、ナイロン、ポリエステルおよびこれらの混
    合物からなる群から選択される繊維を含むことを特徴とする請求項4に記載の方
    法。
  8. 【請求項8】 前記下敷布が、フルオロケミカル、シリコーン、ワックスエ
    マルジョン、天然油、アルキルアクリレート樹脂、または疎水性アルキルメタク
    リレート樹脂、またはこれらの混合物を含む撥水仕上げ組成物で処理されている
    ることを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記下敷布が、フルオロケミカルを含む撥水仕上げ組成物で
    処理されたスパンレースド不織布を含むことを特徴とする請求項1または2に記
    載の方法。
  10. 【請求項10】 前記下敷布が、フルオロケミカルを含む撥水仕上げ組成物
    で処理されたスパンバウンド/メルトブローン/スパンバウンド不織布の積層材
    を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記下敷が、アクリル、ポリオレフィン、ポリエステル、
    ポリエチレン−ビニルアセテート、ポリカーボネート、セルロースアセテート、
    フッ素プラスチック、ポリスチレン、ポリビニルクロリド、ナイロン、およびこ
    れらの積層材からなる群から選択されるフィルムであることを特徴とする請求項
    1または2に記載の方法。
  12. 【請求項12】 請求項1または2に記載の方法により得られたことを特徴
    とする製品。
JP2000581921A 1998-11-13 1999-11-12 カーペット下敷の改良設置法 Pending JP2002529180A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/191,658 1998-11-13
US09/191,658 US6253526B1 (en) 1998-11-13 1998-11-13 Installation method for carpet underlays
PCT/US1999/026668 WO2000028865A1 (en) 1998-11-13 1999-11-12 Improved installation method for carpet underlays

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002529180A true JP2002529180A (ja) 2002-09-10

Family

ID=22706386

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000581921A Pending JP2002529180A (ja) 1998-11-13 1999-11-12 カーペット下敷の改良設置法

Country Status (9)

Country Link
US (1) US6253526B1 (ja)
EP (1) EP1128756B1 (ja)
JP (1) JP2002529180A (ja)
AU (1) AU764399B2 (ja)
CA (1) CA2345993C (ja)
DE (1) DE69914359T2 (ja)
ES (1) ES2212858T3 (ja)
NZ (1) NZ511263A (ja)
WO (1) WO2000028865A1 (ja)

Families Citing this family (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6457961B1 (en) * 1998-08-19 2002-10-01 Burlington Industries, Inc. Easy release system
US7279058B2 (en) * 2000-05-03 2007-10-09 L&P Property Management Company Composite carpet cushion and process
US7464510B2 (en) 2000-09-19 2008-12-16 Interface, Inc. System and method for floor covering installation
US20040071927A1 (en) * 2000-09-25 2004-04-15 Murphy Peter Michael Liquid impermeable barrier
US7279065B1 (en) * 2001-01-30 2007-10-09 L&P Property Management Company Method for forming bi-layered fiber and foam carpet underlay
US6872445B2 (en) 2002-04-17 2005-03-29 Invista North America S.A.R.L. Durable, liquid impermeable and moisture vapor permeable carpet pad
US20030219582A1 (en) * 2002-05-24 2003-11-27 Sealed Air Corporation Combined sound and moisture vapor barrier sheet materials for flooring underlayment and construction applications
US8468772B2 (en) * 2003-08-11 2013-06-25 Interface, Inc. Carpet tiles and carpet tile installations
US20050069694A1 (en) * 2003-09-26 2005-03-31 Gilder Stephen D. Anti-microbial carpet underlay and method of making
US20050147786A1 (en) * 2003-12-30 2005-07-07 Clark John C. Carpet construction
US7452586B2 (en) * 2004-08-02 2008-11-18 Polyair Corporation Floor covering
US20070039268A1 (en) * 2004-12-01 2007-02-22 L&P Property Management Company Energy Absorptive/Moisture Resistive Underlayment Formed using Recycled Materials and a Hard Flooring System Incorporating the Same
CN101194065B (zh) * 2005-06-09 2011-05-18 3M创新有限公司 液体不可渗透而水分蒸汽可透过的地毯垫
US7651757B2 (en) * 2005-08-31 2010-01-26 Sealed Air Corporation (Us) Floor underlayment
WO2007084952A2 (en) 2006-01-18 2007-07-26 Akrion Technologies, Inc. Systems and methods for drying a rotating substrate
KR101552737B1 (ko) * 2007-03-27 2015-09-11 인터페이스 인크. 바닥 덮개 설치를 위한 시스템 및 방법
CN101855076A (zh) 2007-11-09 2010-10-06 纳幕尔杜邦公司 离聚物及其制品
US20090173569A1 (en) * 2007-12-20 2009-07-09 E. I. Du Pont De Nemours And Company Acoustic absorber with barrier facing
US20090173570A1 (en) * 2007-12-20 2009-07-09 Levit Natalia V Acoustically absorbent ceiling tile having barrier facing with diffuse reflectance
US20100251641A1 (en) * 2009-04-07 2010-10-07 Interface, Inc. Systems and Methods for Modular Floor Installation
CN103764900B (zh) 2011-05-04 2017-10-20 坦德斯地板股份有限公司 拼块地毯系统
EP3057792A4 (en) 2013-10-14 2017-06-21 Invista Technologies S.à.r.l. Breathable composite film
US9691240B2 (en) 2015-01-22 2017-06-27 Interface, Inc. Floor covering system with sensors
US10288543B2 (en) 2016-01-16 2019-05-14 Columbia Insurance Company Methods for determining moisture permeability in textiles
FR3065670B1 (fr) * 2017-04-27 2021-04-02 Gerflor Structure multicouche pour la realisation d'un revetement de sol sportif polyvalent.

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2225906A (en) 1937-04-12 1940-12-24 Dallia Oscar Lawrence Underlay for floor coverings
GB518890A (en) 1938-09-07 1940-03-11 Cole E K Ltd Improvements relating to the remote control of radio receivers
GB521287A (en) 1938-09-15 1940-05-17 Eric Birger Fernberg Improvements in and relating to fasteners
BE520308A (fr) 1953-05-29 1953-06-15 Genval Papeteries Support resilient et isolant pour couvre-parquets et son procede de fabrication
US3923715A (en) 1973-07-26 1975-12-02 Du Pont Aqueous dispersions of perfluoroalkyl esters and vinyl polymers for treating textiles
US4029585A (en) 1975-07-26 1977-06-14 E. I. Du Pont De Nemours And Company Aqueous dispersions of perfluoroalkyl esters for treating textiles
US4014645A (en) 1975-10-08 1977-03-29 Rohm And Haas Company Dyeable polyolefin backing for tufted surface coverings
US4206007A (en) 1978-11-20 1980-06-03 Westvaco Corporation Process for carpet manufacture
US4412877A (en) 1981-04-06 1983-11-01 E. I. Du Pont De Nemours & Co. Embossing secondary backings of carpets
US4360554A (en) 1981-06-29 1982-11-23 Albany International Corp. Carpet underlayment of needled scrim and fibrous layer with moisture barrier
US4619853A (en) 1983-12-21 1986-10-28 Monsanto Company Easy-clean carpets which are stain resistant and water impervious
US4497853A (en) * 1984-02-09 1985-02-05 Tomarin Seymour A Synthetic turf carpet game playing surface
US4958039A (en) 1984-08-24 1990-09-18 E. I. Du Pont De Nemours And Company Modified fluorocarbonylimino biurets
CH673921B5 (ja) 1985-01-29 1990-10-31 Ebnoether Ag
US4595518A (en) 1985-07-10 1986-06-17 E. I. Du Pont De Nemours And Company Coating fibrous substrates with fluoropolymer amphoteric polymer and surfactants
US4742140A (en) 1986-01-23 1988-05-03 E. I. Du Pont De Nemours And Company Oil- and water-repellent copolymers
GB8806066D0 (en) 1988-03-15 1988-04-13 Gates Rubber Co Carpet underlay
DE59010674D1 (de) 1990-04-20 1997-04-17 Siemens Ag CORDIC-Prozessor für Vektordrehungen in Carry-Save-Architektur
US5344903A (en) 1993-04-14 1994-09-06 E. I. Du Pont De Nemours And Company Water- and oil-repellent fluoro(meth)acrylate copolymers
US5348785A (en) 1994-01-07 1994-09-20 E. I. Du Pont De Nemours And Company Method for manufacturing a carpet having a secondary backing substantially impervious to aqueous solutions and the resultant carpet
US5601910A (en) * 1995-04-18 1997-02-11 E. I. Du Pont De Nemours And Company Rug underlay substantially impervious to liquids
US5674961A (en) 1996-04-12 1997-10-07 E. I. Du Pont De Nemours And Company Oil water and solvent resistant paper by treatment with fluorochemical copolymers

Also Published As

Publication number Publication date
WO2000028865A1 (en) 2000-05-25
ES2212858T3 (es) 2004-08-01
EP1128756B1 (en) 2004-01-21
CA2345993C (en) 2006-07-04
NZ511263A (en) 2002-12-20
EP1128756A1 (en) 2001-09-05
US6253526B1 (en) 2001-07-03
CA2345993A1 (en) 2000-05-25
DE69914359T2 (de) 2004-12-09
AU764399B2 (en) 2003-08-14
AU1718800A (en) 2000-06-05
DE69914359D1 (de) 2004-02-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002529180A (ja) カーペット下敷の改良設置法
US5763040A (en) Rug and carpet underlays substantially impervious to liquids
US5558916A (en) Method for manufacturing a carpet having a secondary backing substantially impervious to liquids and the resultant carpet
US5348785A (en) Method for manufacturing a carpet having a secondary backing substantially impervious to aqueous solutions and the resultant carpet
US20050233662A1 (en) Self-adhesive textile surface covering
WO2005010260A2 (en) Needled nonwoven textile composite
CA2610926C (en) Carpet cushion
JP2007533491A (ja) テキスタイル構造体
US20040071927A1 (en) Liquid impermeable barrier
JP2007516773A (ja) 耐汚染性カーペット
MXPA01004704A (en) Improved installation method for carpet underlays
CA2264947C (en) Rug and carpet underlays substantially impervious to liquids
WO2001027382A1 (en) Liquid impermeable, moisture vapour permeable carpet underlay
JPH10502977A (ja) 塗布された第二裏布を有するカーペットの製造方法
JP5131985B2 (ja) 通気性と止水性のあるカーペット
JP2003038333A (ja) タフテッドカーペット