JPS60239569A - 布帛及びその製造方法 - Google Patents

布帛及びその製造方法

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JPS60239569A
JPS60239569A JP60098130A JP9813085A JPS60239569A JP S60239569 A JPS60239569 A JP S60239569A JP 60098130 A JP60098130 A JP 60098130A JP 9813085 A JP9813085 A JP 9813085A JP S60239569 A JPS60239569 A JP S60239569A
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mud
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adhesive
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JP60098130A
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ロバート・シー・ワング
アーサー・ジエイムズ・サンプソン
マーク・ミカエル・パーシンコ
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Chicopee Inc
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Publication date
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    • D06M15/19Treating fibres, threads, yarns, fabrics, or fibrous goods made from such materials, with macromolecular compounds; Such treatment combined with mechanical treatment with synthetic macromolecular compounds
    • D06M15/21Macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • D06M15/263Macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds of unsaturated carboxylic acids; Salts or esters thereof
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、少なくとも10重量%がポリエステル繊維よ
り成り、そのポリエステル繊維が洗濯時の泥放出性を有
している布帛に関するものである。
この布帛はマツトレスパッドの表面材に使用するのに好
ましい。
「泥放出(5oil release) Jという語句
は、通常の洗濯によって布帛から泥を取除くことができ
るようにする繊維加工の種類を表わす一般的な用語であ
って、その加工はポリエステル製布帛に特に有効である
ように工夫されている。防汚システムは布帛に汚れかっ
(のを妨げることはしないが、泥を迅速に簡単に布帛か
ら取除くことを可能にする。全ての泥放出システムは布
帛を親水性(水を受け付けやすく)にし、疎油性(耐油
性)にし、水を受け入れ、油をはじき出すようにする。
すなわち、泥放出性布帛は油性の汚れに対して抵抗性を
有し、かつ通常の洗濯条件において、汚れを除去するた
めに水が入るのを許容する。
この数年の間に当業者には、種々の#!維製品をフッ素
系薬品で処理して撥水撥油性を賦与する方法はよく知ら
れる所となった。更にある種のフッ素含有高分子エマル
ジョンは特に不織布に対して泥放出性を与えることが知
られるようになった。
フッ素含有高分子エマルジョンを接着剤を含有していな
い不織布あるいはその他の材料に使用した場合には、く
り返しの洗濯サイクルを行なった後においてもなお泥放
出性が保持される。しかしながら、本発明によれば、既
に接着剤を含有している不織布をフッ素含有防汚剤単独
で処理した場合には、くり返しの洗濯サイクルに耐えう
る泥放出性を賦与することはできず、実質的にはその泥
放出性は2回から3回の洗濯サイクルで失なわれてしま
う。公知の不織布はしばしばポリエステルやポリエステ
ル/レーヨン繊維などの合成繊維からできている。一般
的に、これらの布帛は繊維より成るウェッブを形成し、
繊維を固着し強度を与えるためにウェッブに接着剤を付
与する。ある場合においては、繊維ウェッブは湿式法で
つくられ、次いで樹脂接着剤を付与して有用な結合され
た不織布を形成する。このようなプロセスにおいては、
驚くべきことに、フッ素含有泥放出剤を接着剤及び架橋
剤と共に付与すると、このようにしてつくられた布帛に
は耐久性のある汚れ放出性が賦与されることを見出し、
本発明に到達した。この効果に関して、本発明者は洗濯
を10回くり返し行なってもそれに耐えうる泥放出性の
布帛を得た。本方法によれば、接着剤とこれで処理した
布帛との間には実質的には化学反応は起きていない。し
かしながら、接着剤、架橋剤、及び泥放出剤の間には化
学結合が生成しているものと考えられる。
シュルツ(5chultz )らの米国特許第3,81
6゜167号は防汚性でかつ耐洗濯性のソイルリIJ 
−ス性の非セルローズ系合成繊維製品の製造方法に関す
るものであり、フッ化脂肪族基を含有するソイルリリー
ス性のポリマーとアルデヒドを含有するプレポリマーで
あらかじめ架橋されたポリアルキレングリコールより実
質的に成る汚放出加工組成物で繊維製品を処理する方法
である。上記シュルツ(5chultz )の方法にお
いてはフッ化脂肪族防汚剤は実際にポリアルキレングリ
コールと共に繊維の表面に反応するが、接着剤は用いな
い。本発明においてはこれに対して、接着剤を架橋剤と
共に使用する。接着剤を使用することによって、架橋剤
を使用するが接着剤は使用しない場合に比較してすぐれ
た結果をうろことができる。
繊維製品から泥を放出するための方法を目的とした数多
くの特許が発表されているが、それらのいずれにおいて
も繊維製品に付与する以前に泥放出剤と架橋剤とを接着
剤に混合して用いる方法は開示されていない。これらの
リストを以下に示す。
米国特許第3,950,298号 米国特許第4,330,588号 米国特許第3,944,527号 米国特許第3,995,085号 米国特許第3,896,035号 米国特許第3,987,227号 米国特許第4,318,956号 米国特許第3,816,229号 及び米国特許第4,
329,391号 本発明は、接着剤を繊維相互を固着し強度を与えるため
に常法によって付与された、繊維を絡合させたポリエス
テル不織布に良好なフィルリリース性を賦与する場合に
用いるのが最も好ましい。
驚くべきことには、泥放出剤と架橋剤とを接着剤中に混
合してそれで布帛を処理すると、形成された布帛は耐洗
濯性の良いソイルIJ IJ−ス性を示す。
既に接着剤を含有する布帛を泥放出剤単独で処理しても
耐洗濯性の良好なソイルリリース性を得ることはできな
いことを考慮すると、上目e効果は驚くべきものである
本発明は、少なくとも10重量%のポリエステル繊維よ
り成る布帛であって、この布帛は耐洗濯性の良好なフィ
ルリリース性を有し、実質的にfAlフッ素含有防汚剤 CB+接着剤 及び (cl架橋剤 の混合物より成る泥放出加工剤で処理された布帛を提供
するものである。
本発明に使用する接着剤としてはアクリルエマルジョン
が好ましい。本発明の架橋剤としては反応性のアルデヒ
ド基を有するものが好ましく、最lましい架橋剤はメラ
ミンホルムアルデヒドである。
本発明は好ましくは耐洗濯性の良好なフィルリリース性
を有する少なくとも10重量%のポリエステル繊維より
成る繊維を絡合した不織布であって、この不織布は実質
的K、(A)防汚剤、(B)アクリル系エマルジョン接
着剤、及び(C)架橋剤のキユアリングした混合物より
成る泥放出加工剤で処理されており、各成分は繊維製品
の乾燥重量九対してそれぞれ(Alは0.2チ〜0.6
%、(B)は1チ〜15チ(C1は0.15 %〜3.
01である布帛に関するものである。好ましくは各成分
は繊維の乾燥重量に対してそれぞれ、防汚剤は0.2チ
〜0.4俤、接着剤は6%〜12チ、架橋剤は0.2〜
1.0チである。最も好ましい布帛は、処理剤が実質的
に、繊維製品の乾燥重量に対して約0.3%のフッ素含
有高分予防汚剤、約9・7チのアクリル接着剤、及び約
0・3チのメラミン・ホルムアルデヒドのキユアリング
された混合物より成るように処理された布帛である。
本発明の主要な用途はマツトレスパッドの表面材の片側
あるいは両方に用いるものである。(マツトレスパッド
が、両面を表面材で覆った詰め綿のキルテイング生地よ
り成るものである場合)。
本発明はまた、少な(とも10重量−のポリエステル繊
維より成り、耐洗濯性の良好なフィルリリース性を有す
る布帛の製造方法に関するものであって、その方法は実
質的に、(Nフッ素含有防汚剤、(B)接着剤、(C)
架橋剤より成る防汚加工組成物で該布帛を処理し、次い
で加熱、キユアリングする工程より成るものである。
本発明の布帛の好ましい製造方法は、(a)少な(とも
10重量%の繊維がポリエステル繊維より成る繊維が重
なり合〜・交叉し合った層を形成し、fb)この層を開
口を有する支持部材の上に支持し、(C1実質的に円柱
状の流体ジェットを直接に開口支持部材の反対側、すな
わち支持された層の表面に向けて噴射し、軽く繊維が絡
合された部分より成る規則的な反覆模様を形成するよう
に繊維を再配列させ、(dl該再配列した層に防汚剤及
び架橋剤を含有した接着剤を有効に作用する程度の量を
付与し、次いで加熱し、キユアリングする工程より成る
ものである。
本発明者は上記の流体再配列によって製造された不織布
に本発明による方法を適用するのが好ましいと考えるが
、しかしながら、広い範囲のポリエステルあるいはポリ
エステル/レーヨン布帛のようなポリエステル繊維混合
物でできた不織布及び織物などに、本発明の処理を行な
ってもよい。
本発明の好ましい不織布を製造するのに用いる繊維ウェ
ッブは、乾式あるいはカード法などの適当な公知の方法
によって形成すればよい。上記したように、次に繊維ウ
ェッブを孔形成部材、すなわち模様形成部材の上に載せ
たまま実質的に円柱状の液流の下を通過させることによ
ってウェッブは軽く絡合される。エバンス(Evans
 )の米国特許第3,485,706号に開示されたよ
うな一般的な種類の装置を絡合させるのに用いることが
できる。本発明の方法によって処理される不織布を製造
するのに用いる代表的な装置は、列を成したオリフィス
を有するものであって、そのオリフィスから流体(通常
は水を用いる)が圧力によって実質的に円柱状の形で噴
出される。適切な装置は7個のマニホールドを有するも
のであって、オリフィスが長さ25mm(1インチ)当
り30〜50個配置されるようになっているものである
。オリフィスは好ましくは円形であって、その直径は0
゜125〜0.175 mm (0,005〜0.00
 ツイフチ)である。移動している繊維ウェッブの位置
はオリフィスの下方約25〜50mm(1〜2インチ)
ニクるようにするとよい。上述の代表的な装置を使用し
た場合は、最初のマニホールドの液圧は7.03 K9
/cm (1001b/in )であり、他の6個I)
 マ= ホー /l/ドの液圧は42.18 K’l/
cm (6001b/1n2)が通常の条件である。ウ
ェッブの速度は約17〜85 f/mの目付(1/2〜
21/2oz/yd )の繊維ウェッブに対して91.
4 m/m1n(100yd/min )以下である。
繊維ウェッブを軽く絡合させた後、乾燥し、次いで接着
剤をパッディングによって付与する。(接着剤は泥放出
剤と架橋剤を含有したものである)。
使用しうる接着剤としては、不織布の接着剤として通常
使用されている水性ラテックス接着剤であればどのよう
な接着剤でもよい。すなわち、このような接着剤として
はアクリル、エチレン・醋酸ビニル共重合体、SDRラ
テックスゴムなどが挙げられる。
接着剤/泥放出剤/架橋剤混合物を付与した後、一連の
シリンダー乾燥機にウェッブを通すような通常の方法に
よってウェッブを乾燥する。
接着剤は有効量付与する。すなわち、目的とする最終用
途に適合するに充分な強度と固着性を有する布帛が得ら
れるような量を付与する。
本発明の製品を製造するのに用いる繊維は、その少なく
とも10重量%がポリエステル繊維より成り、他はポリ
エフ・・チルでない繊維より成るものである。繊維のデ
ニールは1あるいはそれよりも小なものから15あるい
はそれ以上までどのようなものでもよく、またその繊維
の長さは8 mm (1/4インチ)のような短かい繊
維から連続したフィラメント糸までどのような長さのも
のでもよい。
しかしながら、好ましくは1.5デニール、長さが39
mm(19/16インチ)の繊維を使用する。
本発明の方法においては多くの種類のフッ素含有泥放出
剤を使用することができるが、そのうちでも好ましい泥
放出剤はミネソタマイニングアンドマニアァクチャリン
グ社(Minnesota Miningand Ma
nufacturing )製の”スコッチパン”ペー
パープロテクターF C829(” 5cotchba
n”Paper protector FC−829)
という商品名の製品であって、この製品は不織布材料に
フィルリリース性を賦与するために製造されたフッ素含
有高分子エマルジョンである。
接着剤/泥放出剤/架橋剤混合物は所望により表面活性
前1j及び消泡剤のような他の成分を含有してもよい。
本発明の布帛サンプルに、そのフィルリリース性の程度
を測定するために、標準法AATCCI30−1981
に従って10回の家庭洗濯処理を行なった。標準ソイル
IJ IJ−ス性;油性汚れ除去方法は家庭洗濯を行な
う間に油性の汚れを除去する布帛の性能を測定するため
に作成されたものである。この方法においては、試験片
上の油性汚れはある量の汚れを重りを用いて布帛中にし
み込ませることによって得る。この汚れた布帛を洗濯し
て、残っている汚れを標準防汚レプリカ(評点5は最も
効果的なフィルリリース性を表わし、評点1は最も効果
の劣るフィルリリース性を表わす)と比較することによ
って評点1〜50℃・ずれかの段階にランク付けする。
上記標準法に若干の改善を加えた方法を以下に説明する
試験片を平坦な水平面の上に置かれた一枚のAATCC
繊維製品プロツテイングベーノく−の上に平坦に置く。
薬剤滴下器を用いて9滴のノ(ルボ1ノン(Valvo
line )重質モーターオイルをサンプルのほぼ中央
に滴下する。すなわち、これらの油滴は各3滴の3列の
平行な列をなして滴下される。
汚れの面積はほぼ25mm x 25mm (1インチ
×1インチ)であるように滴下する。この汚れを次いで
75mm×75mm(3インチ×3インチ)の正方形の
グラシン紙で覆う。22.5 K5+ (5#)の重り
を汚れ上のグラシン紙の上に載置し、その重りを60秒
間そのまま置いておく。重りを取除き、グラシン紙をめ
くる。試験片を次いで汚染の後15〜60分以内に洗濯
処理する。洗濯方法番ま次に説明するような方法である
洗濯機を120°±5°Fの水で高水位標線まで満たす
。100Iのタイド(Tide)洗剤(8,2%リン)
を洗濯機に加える。試料片及びパラスト(36X36の
ふち取りした綿布片より成る)を洗濯機に投入する。全
負荷量は1.8士0.11Ky(4±1/4 #b )
でなげればならない。最大試料数は30個である。洗濯
時間を10分にセットして全サイクル(洗濯とすすぎ)
を行なう。試験サンプルを風乾し、4時間以内に測定す
る。乾燥サンプルをポスター板の上に置き、防汚レプリ
カをタテにレプリカペースがポスター板に触れるように
置く。これをレプリカから75cm(30インチ)離れ
た位置から観察する。各段階について0.5の評点迄採
点する。さらにこの評点評価を他の評価者によってくり
返し行ない、各サンプルについて6評点の平均を帆1の
値まで計算する。
家庭洗濯に対する防汚加工の耐久性を測定するために、
自動洗濯機中で清浄なサンプルを予め定めた回数洗濯す
る。その洗濯方法はソイルリリース性の測定に関連して
以上に述べた方法、すなわち油性汚れの除去方法と非常
に良く似た方法である。それと異なる点は非常に少なく
、以下に述べる点のみである。すなわち、前者よりも少
量の46g−のタイド(Tide)洗剤を各サイクルに
おいて洗濯機に加える。各サイクルの後、サンプルを洗
濯機から取り出し、次のサイクルがはじまる前に最低1
5分の風乾を行なう。その後でこれらサンプルについて
、以上に述べたソイルIJ IJ−ス油性汚れ除去方法
を用いてフィルリリース性の試験を行なう。
上記のくり返しサイクル洗濯法を用いて、本発明の清浄
サンプルに10回洗濯処理を行ない、その後ソイルリリ
ース性すなわち油性汚れ除去方法を用いてフィルリリー
ス性の試験を行なった所、その評点は4及び4.5であ
って、フィルリリース性が良好なことが実証された。ス
コッチノ(ンFC−829(5cotchban FC
−829)泥放出剤だけを前もって接着剤処理した同様
な繊維製品に付与した場合は、はんの2回洗濯した後の
上記洗濯試験法による評点は非常に低く2.5であった
。スコッチパンに添付されている製品説明書において、
メーカーはスコッチパンと他の薬品を併用すると処理効
果を減することを述べている。これらの説明内容とは逆
に、本発明の方法に従って表面活性剤及び消泡剤を含有
する接着剤と架橋剤をスコッチパンと併用すると現実に
処理効果が増大することは驚くべきことである。
本発明を以下に実施例をもってさらに詳しく説明する。
実施例1 1.5デニール、39 mm(19/16インチ)長さ
のポリエステル繊維より成る3 2.8117m (4
22grain/yd )のウェッブを乾式製造装置を
用いて形成した。ウェッブを織成ベルト上に載置する。
このベルトは25mm(1インチ)当り22本のタテフ
ィラメント及び23本のヨコフィラメントより成る織成
ベルトである。ベルトの開口面積率は26%であり、通
気度は1200CPMである。このウェッブとベルトを
7本のマニホールドの下を通過させる。各マニホールド
はウェッブの方向を横切る方向に25 mm(1インチ
)当り12個のオリフィスを2列有している。各オリフ
ィスの直径はO,i 75 mm(0,00フインチ)
である。
水がオリフィスを通過してウェッブ上に噴射されるが、
その圧力は最初のマニホールドにおいてゲージ圧で7.
03 K9/cm (100psi )であり、残りの
マニホールドにおいては42.2 Kf//cm (6
00psi )であって、繊維を軽く絡合させて密度の
高い部分より成る模様を形成する。ウェッブを乾燥した
後、接着剤/泥放出剤/架橋剤混合加工剤をウェッブに
パッディングしくすなわち、サチュレーション結合)、
ウェッブを一連の乾燥シリンダーに通して再度乾燥する
。このようにしてつくられた乾燥布帛は10.6重量%
の付加固形分を有している。接着剤/泥放出剤/架橋剤
混合加工剤は下記の組成を有するものである。ロームア
ンドハース社(Rohm and Haas Co、 
)が販売しているアクリルエマルジョン接着剤ロープレ
ックスTR−934(Rhoplex TR934)、
アメリカ7”7ナミツド社(Ar11erican C
yanamid Co、 )が販売しているメラミンホ
ルムアルデヒドを主剤とする合成樹脂架橋剤シメール3
03 (Cymel 303 )、ミネソタマイニング
アンドマニュファクチャリング社(Minnesota
 Mining and Manufacturing
)が販売しているフッ素含有高分予防汚剤スコッチパン
F C−829(5cotchban FC−829)
、イソプロパツール、燐酸二アンそニウム、アニオン表
面活性剤であるデセレゾールOTシベシャル(Dece
resol OT 5pecial )、ダウ社(1)
ow )が販売している消泡剤ダウアンチホームY−3
0(DOW Ant i−Foam Y −30)、及
び水。約z、svm2(37グレイン/yd)の接着剤
/泥放出剤/架橋剤混合加工剤を付与した。布帛を15
1℃(305″F)で0.5分乾燥して過剰の水分を除
去し、接着剤をキユアリングした。このようにしてつく
られた布帛の乾燥固形分は10.61%である。
実施例1の接着剤/泥放出剤/架橋剤混合加工剤の処方
は次表に示す通りである。
上述の実施例においてはポリエステル繊維のウェッブか
ら出発した本発明の布帛の製造について説明した。しか
しながら、接着剤/泥放出剤/架橋剤混合加工剤のこの
付与方法は、少なくとも10%のポリエステル繊維を含
有する既製の布帛にも効果的に適用することができる。
実施例1の方法によって製造された布帛のサンプル6個
を、前述した標準法によって洗清処理した。評価した結
果は以下の通りである。
サンプルコード 033.55555 3 3 3.5 4 5 5 5 53354.544 7 3 3.5 4 4 4 4.5 10 2 2 4.54.5 4 4 上記第2表において、サンプル1及び2は防汚剤の含有
量は0%である。サンプル3及び4は0゜5重量%の泥
放出剤を含有17ており、サンプル5及び6は0.3重
量%の泥放出剤を含有している。
サンプル1,3.及び5はセラニーズ社(Celane
se )のポリエステルT−310であり、サンプル2
,4.及び6はデュポン社(Dupont)のポリエス
テルD −145Wである。
第2表から明らかなように、接着剤/架橋剤システムに
加えて泥放出剤を付与すると10回の洗濯に耐えうるソ
イルリリース性が得られ、他方、泥放出剤を付与しない
場合は(サンプル1及び2)、10回の洗濯後の試験評
価は非常に低い。
前もって接着剤を含有させである布帛にフッ素含有泥放
出剤を単独に後処理した布帛と本発明の布帛とを比較す
るためK、後処理布帛を上述した標準法に従って2回の
洗濯処理を行なったところ、そのフィルリリース性は非
常に低く評点が2.5であった。このことから後処理サ
ンプルのフィルリリース性の耐洗濯性は劣ることが明ら
かである。
試験方法 泥放出剤と接着剤で処理し架橋剤は含んでいない布帛、
及び泥放出剤と架橋剤で処理し接着剤を含んでない布帛
とを、本発明によって処理した布帛とそのソイルIJ 
IJ−ス性を比較するために比較試験を行った。
ポリエステ/l/製の布帛を次に示すような処方で処理
した。表に示した数値は成分の重量比率である。
第 3 表 Rhoplex TR−93433,333,33−I
PA 74% インプロノくノール 0.61 − 0
.61(25チ) Y−30Dow Anti−Foam O,050,0
50,05水 260.13 261.20 293・
46第3表から明らかなように、バッチBはメラミンホ
ルムアルデヒド架橋剤を添加していないバッチであり、
バッチCはアクリル接着剤を添加していないバッチであ
る。
実施例1の方法に従って(ウェットピックアップが上記
処方の200%である点のみ異なる)製造した100係
ポリエステルの布帛試料片を上記処方A、B、Cで処理
した。まずそれぞれの試料片について洗濯回数零におけ
るソイルIJ IJ−ス試験評点をめるためにフィルリ
リース試験、すなわち前述した油汚れ除去法の試験を行
なった。(すなわち、各試料片に直接に油汚れを与え、
1回洗濯を行なってから評点評価を行なう)。その後で
それぞれバッチA、B、Cで処理したポリエステルの清
浄な試料片を前述した洗濯方法に従って自動洗濯機中で
2回洗濯した。この後、この試料片についてフィルリリ
ース試験、すなわち油汚れ除去法の試験を行なった。こ
の試験方法の手順は、標準法によって試料片に汚れを与
え、1回洗濯し、それぞれのソイルIJ IJ−ス性評
点をめるものである。結果を第4表に示した。
第 4 表 0 5.0 4.7 4.6 2 4.7 3.2 3.5 第4表から明らかなように、初期にフィルリリース性試
験、すなわち油汚れ除去法を行なった場合は、3種の試
料片とも良いフィルリリース性評点を示している(すな
わち洗濯0回)。しかしながら、試料を2回洗濯しその
後でフィルリリース性試験、すなわち油汚れ除去法を行
なった場合は、バッチB(メラミンホルムアルデヒド架
橋剤無添加)で処理した布帛、及びバッチC(アクリル
接着剤無添加)で処理した布帛はそれぞれフィルリリー
ス性試験、すなわち油汚れ除去法による評点は3.2及
び3.5を示し、この値はやや低い値である。−力木発
明に合致したバッチAで処理した布帛はすぐれたフィル
リリース性を示しその評点は4.7であった。バッチA
で処理した評点が1ポイント以上改善されたことは非常
に大きな差であって、本発明によって賦与される相互作
用的効果を明らかに示すものである。すなわち、本発明
によって発現されるすぐれた結果を得るためには架橋剤
と接着剤が防汚剤と共存していることが必要である。
本発明の布帛はマツトレスパッドの表面材に用いるのが
好ましい用途ではあるが、その他のソイルリリース性が
良好であることが望ましいあらゆる目的にも使用するこ
とができる。
本発明は少なくとも10重量%のポリエステル繊維を含
有する全ての繊維製品に関して有効である。従って、ポ
リエステル/綿混、ポリエステル/レーヨン混、その他
の多くの混合繊維製品に対して本発明の方法は有効であ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)少なくとも10重量%のポリエステル繊維より成
    る布帛であって、該布帛は耐洗濯性良好なフィルリリー
    ス性を有し、該布帛は実質的にfA)フッ素含有泥放出
    剤、(Bl接着剤、(cl架橋剤のキュアされた混合物
    より成る泥放出加工剤で処理されている布帛。 (2)少なくとも10重量%のポリエステル繊維より成
    る絡合繊維不織布帛であって、該不織布は耐洗濯性良好
    なソイルリIJ−ス性を有し、該不織布は実質的に(A
    lフッ素含有泥放出剤、(Blアクリルエマルジョン接
    着剤、fc)架橋剤のキュアされた混合物より成る泥放
    出加工剤で処理されており、繊維製品の乾燥重量に対し
    て成分(Atは0.2チ〜0.6チ、成分(B)は1%
    〜15チ、成分(clは0.15%〜3.0俤である絡
    合繊維不織布帛。 (3)布帛の重量に対して上記泥放出剤が0.2チ〜0
    .4 %、上記接着剤が6%〜12チ、メラミンホルム
    アルデヒドが0.2チ〜1%である特許請求の範囲第2
    項記載の布帛。 (4)前記加工剤が、繊維製品の乾燥重量に対し、て、
    実質的に約0.3 %のフッ素含有高分子泥放出剤、約
    9.7%のアクリル接着剤、及び約0.3チのメラミン
    ホルムアルデヒドのキュアされた混合物よりなる特許請
    求の範囲第2項記載の布帛。 (51布帛カポリエステル/レーヨンからなる特許請求
    の範囲第2項記載の布帛0 (6)布帛が100係ポリエステルからなる特許請求の
    範囲第3項記載の布帛。 (7)両面が表面材で覆われた詰め綿のキルトシートよ
    りなるマツトレスパッドであって、上記表面材の少なく
    とも一枚が特許請求の範囲第1項記載の布帛よりなるマ
    ツトレスパッド。 (8)両面が表面材で覆われた詰め綿のキルトシートよ
    りなるマツトレスパッドであって、上記表面材の少なく
    とも一枚が特許請求の範囲第2項記載の布帛よりなるマ
    ツトレスパッド。 (9)少なくとも10重量%がポリエステル繊維よりな
    り、耐洗濯性良好な防泥性を有する布帛の製造方法であ
    って、実質的に(Alフッ素含有泥放出剤、(B)ラテ
    ックス接着剤、及び(C1架橋剤よりなる泥放出加工組
    成物で上記布帛を処理し、続いて加熱しキユアリングす
    ることよりなる方法。 (10)少なくとも10重量%がポリエステル繊維より
    なり、耐洗濯性良好なソイルリリース性を有する絡合繊
    維不織布帛の製造方法であって、実質的に(A)フッ素
    含有泥放出剤、(B)アクリルラテックス接着剤、及び
    (C)架橋剤よりなり、繊維製品の乾燥重量に対して成
    分(Nが0.2チ〜0.6チ、成分(B)が1%〜15
    %、及び成分(C)が0.15 %〜3%である泥放出
    加工組成物で上記布帛を処理し、続いて加熱しキユアリ
    ングすることよりなる結合繊維不織布帛の製造方法。 01)繊維製品の乾燥重量に対して上記加工組成物が実
    質的に約0.31のメラミンホルムアルデヒド、約9.
    7%のアクリル接着剤、及び約0.3−のフッ素含有高
    分子泥放出剤よりなる特許請求の範囲第10項記載の方
    法。 (12)上記加工組成物がさらに消泡剤及び表面活性剤
    を含有している特許請求の範囲第10項記載の方法。 (13)未加工の布帛があらかじめ、(al少なくとも
    10重量%のポリエステル繊維よりなる重なり合い交叉
    した繊維層を形成し、(bl該層を開口を有する支持部
    材上に支持し、(cl実質的に円柱状の流体ジェットを
    上記開口を有する支持部材の反対側すなわち支持された
    層の表面に噴射して軽く繊維が絡合されてなる規則的な
    くり返し模様を形成するように繊維を再配列させること
    によって製造される特許請求の範囲第10項記載の方法
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