JP2002528585A - 生分解性ポリマーおよび蛍光染料からなる組成物 - Google Patents

生分解性ポリマーおよび蛍光染料からなる組成物

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JP2002528585A JP2000578381A JP2000578381A JP2002528585A JP 2002528585 A JP2002528585 A JP 2002528585A JP 2000578381 A JP2000578381 A JP 2000578381A JP 2000578381 A JP2000578381 A JP 2000578381A JP 2002528585 A JP2002528585 A JP 2002528585A
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Abstract

(57)【要約】 少なくとも1種の生分解性ポリマー(A)および少なくとも1種の蛍光染料(B)を含有する組成物および堆肥屑の選別方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、少なくとも1種の生分解性ポリマー(A)および少なくとも1種の
蛍光染料を含有する組成物に関する。さらに本発明は、これらの組成物から得ら
れる成形品、シートまたは繊維に関する。さらに本発明は、生分解性ポリマーを
標識付けするための蛍光染料の使用ならびに堆肥屑の選別方法に関する。
【0002】 芳香族ポリエステルまたは脂肪族ポリエステルのようなポリマーを標識付けし
、該ポリエステルを廃物中の他のプラスチックから分離し、種類別にリサイクル
に供給できるようにするために蛍光染料を使用することは自体公知である(たと
えばUS5397819号またはRE−A14231477号参照)。複合構造
体中にUV安定剤と一緒に蛍光増白剤を使用することも公知であった。UV安定
剤を備える層中の蛍光増白剤を用いて、この層が容易に認識でき、こうして複合
構造を適正に相応する成形品中に組み込むことができるようにすることを目指す
【0003】 生分解性ポリマーは、妥当な期間内に環境の影響下に、好ましくは堆肥に分解
する。その際分解は、たとえば加水分解的および/または酸化的に、主要部分は
細菌、酵母、糸状菌および藻類のような微生物の作用により行われる。微生物分
解性はたとえば、試料を堆肥と混合し、特定時間貯蔵することにより決定するこ
とができる。たとえば、ASTM D5338号により成熟させた堆肥に堆肥化
の間CO不含空気を貫流させ、定義された温度プログラムを実施する。試料の
正味CO遊離量(試料なしの堆肥によるCO遊離量を差し引いた後)対試料
の最大CO遊離量(試料の炭素含量から計算)の比が生分解性と定義される。
本発明によるデンプンからなるシートは、通例堆肥中に数日貯蔵後既に糸状菌の
繁茂、ひび割れおよび破孔形成のような明瞭な分解現象を示す。
【0004】 従って、生分解性ポリマーは堆肥中に留まることができる。他方で、できるだ
けすべての他のプラスチックは堆肥屑から除去すべきである。正に、堆肥は有機
材料からなることにより、堆肥はとくに暗色で付着性である。従って堆肥は、大
部分なお手でも選別される。
【0005】 本発明の課題は、一方で堆肥中でも非生分解性プラスチックから区別すること
のできる生分解性ポリマーを利用させることである。これは簡単に製造でき、堆
肥を不利にしてはならない。他方で、それにより堆肥屑選別を容易にする方法が
見出されるべきである。さらに、手により行われる選別も容易になるかないしは
少なくとも部分的に自動化されるべきである。
【0006】 この課題は、冒頭に定義した組成物により満足される。
【0007】 成分A 原則的に、本発明による組成物ないしは本発明による方法には、すべての生分
解性ポリマーが考慮される。それには、異なる構造のポリマーならびに異なる生
分解性ポリマーの混合物が入る。
【0008】 生分解性ポリマーには、このような天然産の高分子(またはポリマー)および
合成的に製造されたポリマーも数えられる。天然産ポリマーは、たとえばシェラ
ック、デンプンまたはセルロースである。これらは、物理的方法および/または
化学的方法で変性されていてもよい。好ましい天然産ポリマーには、デンプン、
熱可塑性に加工しうるデンプンまたはデンプンエーテルまたはデンプンエステル
のようなデンプン化合物が数えられる。その外に、セルロースエステルも考慮さ
れる。好ましくは、天然産のポリマーは、合成的に製造された生分解性ポリマー
との混合物で使用される。好ましい1実施形により、合成的に製造された生分解
性ポリマー対このような天然産ポリマー、たとえばデンプンの重量比は、1.2
:1〜0.8:1.2の範囲内であることができる。
【0009】 乳酸のポリマー反応生成物は、生分解性ポリマーとして本発明による組成物中
ないしは本発明による方法において使用することができる。これらは自体公知で
あるかまたは自体公知の方法により製造することができる。ポリラクチドの外に
、乳酸および他のモノマーを基礎とするコポリマーまたはブロックコポリマーも
使用することができる。たいていは、線状のポリラクチドが使用される。枝分か
れ体としては、たとえば多官能性の酸またはアルコールを使用することができる
。例示的には、大体において乳酸またはそのC〜Cアルキルエステルまたは
その混合物ならびに少なくとも1種の脂肪族C〜C10ジカルボン酸および3
〜5個のヒドロキシ基を有する少なくとも1種のC〜C10アルカノールから
得られるポリラクチドを挙げることができる。
【0010】 さらに、組成物が得られるか、ないしは本発明による方法において使用するこ
とのできる生分解性ポリマーの例は脂肪族ポリエステルである。これには、脂肪
族ヒドロキシカルボン酸またはラクトンのホモポリマーが数えられるが、異なる
ヒドロキシカルボン酸またはラクトンまたはその混合物のコポリマーまたはブロ
ックコポリマーも数えられる。それに加えて、これらの脂肪族ポリエステルは、
構成単位としてジオールおよび/またはイソシアネートを含有しうる。さらに、
脂肪族ポリエステルは、エポキシド、酸またはトリオールのような三官能性また
は多官能性化合物から誘導される構成単位をも含有しうる。最後の構成単位は、
単独かまたはその幾つかまたはジオールおよび/またはイソシアネートと一緒に
脂肪族ポリエステル中に含有されていてもよい。
【0011】 脂肪族ポリエステルの製造方法は当業者に公知である。脂肪族ポリエステルは
、一般に10000〜100000g/モルの範囲内の分子量(数平均値)を有
する。とくに好ましい脂肪族ポリエステルには、ポリカプロラクトンが数えられ
る。
【0012】 ポリ−3−ヒドロキシブタン酸エステルおよび3−ヒドロキシブタン酸または
それと4−ヒドロキシブタン酸および3−ヒドロキシ吉草酸との、殊に最後に挙
げた酸30重量%まで、好ましくは20重量%までの重量割合を有する混合物の
コポリマーは、とくに好ましい脂肪族ポリエステルである。このタイプの適当な
ポリマーには、WO96/09402号から公知であるようなR−立体特異性を
有する配置も数えられる。ポリヒドロキシブタン酸エステルまたはそのコポリマ
ーは、微生物的に製造することができる。種々の細菌および糸状菌からの製造方
法は、たとえばNachr.Chem.Tech.Lab.39巻、1112〜
1124ページ(1991年)から推定でき、立体特異性ポリマーの製造方法は
、WO96/09402号から公知である。
【0013】 さらに、記述したヒドロキシカルボン酸またはラクトン、それの混合物、オリ
ゴマーまたはポリマーからのブロックコポリマーを使用することもできる。
【0014】 他の脂肪族ポリエステルは、脂肪族ジカルボン酸または脂環式ジカルボン酸ま
たはその混合物および脂肪族ジオールまたは脂環式ジオールまたはその混合物か
ら構成されているようなものである。本発明により、統計的コポリマーならびに
ブロックコポリマーを使用することができる。
【0015】 本発明による適当な脂肪族ジカルボン酸は、一般に2〜10個の炭素原子、と
くに4〜6個の炭素原子を有する。ジカルボン酸は線状であっても枝分れしてい
てもよい。本発明の範囲内で使用できる脂環式ジカルボン酸は、通例7〜10個
の炭素原子を有するようなもの、殊に8個の炭素原子を有するようなものである
。しかし原則的に、より大きい炭素原子数、たとえば30個までの炭素原子を有
するジカルボン酸も使用することができる。
【0016】 例示的に挙げられるのは:マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピ
メリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、フマル酸、2,2−ジメチルグルタル酸
、スベリン酸、1,3−シクロペンタジカルボン酸、1,4−シクロヘキサンジ
カルボン酸、1,3−シクロヘキサンジカルボン酸、ジグリコール酸、イタコン
酸、マレイン酸および2,5−ノルボルナンジカルボン酸、そのうちではアジピ
ン酸が好まれる。
【0017】 同様に使用できる上述した脂肪族ジカルボン酸または脂環式ジカルボン酸のエ
ステル形成誘導体としては、殊にジメチルエステル、ジエチルエステル、ジ−n
−プロピルエステル、ジ−イソプロピルエステル、ジ−n−ブチルエステル、ジ
−イソブチルエステル、ジ−t−ブチルエステル、ジ−n−ペンチルエステル、
ジ−イソペンチルエステルまたはジ−n−ヘキシルエステルが挙げられる。ジカ
ルボン酸の無水物も同様に使用することができる。
【0018】 その際、ジカルボン酸またはそのエステル形成誘導体は、単独かまたはその2
種以上からなる混合物として使用することができる。
【0019】 考慮される脂肪族ポリエステルの例は、WO94/14870号に記載されて
いるような脂肪族コポリエステル、殊にコハク酸、そのジエステルまたはそれと
他の脂肪族酸との混合物ないしはグルタル酸およびブタンジオールまたはこのジ
オールとエチレングリコール、プロパンジオールまたはヘキサンジオールまたは
それの混合物からなる混合物のようなジエステルからの脂肪族コポリエステルで
ある。
【0020】 この種の脂肪族ポリエステルは、一般に10000〜100000g/モルの
分子量(数平均値)を有する。
【0021】 同様に、脂肪族ポリエステルは、他のモノマーを含有する統計的コポリエステ
ルまたはブロックコポリエステルであってもよい。他のモノマーの分量は、通例
10重量%までである。好ましいコモノマーは、ヒドロキシカルボン酸またはラ
クトンまたはその混合物である。
【0022】 もちろん、脂肪族ポリエステルの製造のために、2種以上のコモノマーおよび
/またはエポキシドまたは多官能性脂肪族または芳香族の酸または多官能性アル
コールのような他の構成単位からなる混合物も使用することができる。
【0023】 さらに、本発明による組成物は部分芳香族ポリエステルを基礎とすることがで
きるか、ないしはこれを本発明による方法において使用することができる。これ
は本発明により、ポリエーテルエステル、ポリエステルアミドまたはポリエーテ
ルエステルアミドのようなポリエステル誘導体も意味する。適当な生分解性部分
芳香族ポリエステルには、線状の非連鎖延長ポリエステルが属する(WO92/
09654号)。連鎖延長ポリエステルおよび/または枝分かれ部分芳香族ポリ
エステルが好まれる。後者は、冒頭に挙げた明細書、WO96/15173号〜
15176号、21689号〜21692号、25446号、25448号また
はWO98/12242号から公知であり、これらを明瞭に引用する。部分芳香
族ポリエステルとデンプンまたは変性デンプン、セルロースエステルまたはポリ
ラクチドとのブレンドのような、異なる部分芳香族ポリエステルの混合物も同様
に考慮される。
【0024】 とくに好ましい部分芳香族ポリエステルには、主成分として A)次のもの a1)少なくとも1種の脂肪族ジカルボン酸または少なくとも1種の脂環式ジ
カルボン酸またはそのエステル形成誘導体またはそれの混合物30〜95モル% a2)少なくとも1種の芳香族ジカルボン酸またはそのエステル形成誘導体ま
たはそれの混合物5〜70モル%および a3)スルホネート基含有化合物0〜5モル% からなる酸成分、 B)少なくとも1種のC〜C12アルカンジオールおよび少なくとも1種のC 〜C10シクロアルカンジオールまたはそれの混合物から選択されたジオール
成分 および所望の場合さらに C)次のもの c1)式I HO−[(CH−O] (I) [式中nは2、3または4を表し、mは2〜250の整数を表す]の少なくとも
1種のエーテル官能基を含有するジヒドロキシ化合物 c2)式IIaまたはIIb
【0025】
【化5】
【0026】 [式中pは1〜1500の整数を意味し、rは1〜4の整数を意味し、Gはフェ
ニレン、−(CH−(ここでqは1〜5の整数を意味する)、−C(R)
H−およびーC(R)HCH(ここでRはメチルまたはエチルを表す)からな
る群から選択された基を表す]の少なくとも1種のヒドロキシカルボン酸 c3)少なくとも1種のアミノ−C〜C12アルカノールまたは少なくとも
1種のアミノ−C〜C10シクロアルカノールまたはそれの混合物 c4)少なくとも1種のジアミノ−C〜Cアルカン c5)一般式III
【0027】
【化6】
【0028】 [式中Rは単結合、(CHアルキレン基(z=2、3または4)または
フェニレン基を意味する]の少なくとも1種の2,2′−ビスオキサゾリン c6)天然のアミノ酸、4〜6個のC原子を有するジカルボン酸および4〜1
0個のC原子を有するジアミンの重縮合により得られる、せいぜい18000g
/モルの分子量を有するポリアミド、式IVaおよびIVb
【0029】
【化7】
【0030】 [式中sは1〜1500の整数を意味し、tは1〜4の整数を意味し、Tはフェ
ニレン、−(CH−(ここでnは1〜12の整数を意味する)−C(R )H−および−C(R)HCH(ここでRはメチルまたはエチルを表す)
からなる群から選択された基を表す]の化合物からなる群から選択された少なく
とも1種のアミノカルボン酸 および繰り返し単位V
【0031】
【化8】
【0032】 [式中Rは水素、C〜Cアルキル、C〜Cシクロアルキル、非置換ま
たはC〜Cアルキル基3個までで置換されたフェニルまたはテトラヒドロフ
リルを表す]を有するポリオキサゾリン またはc1〜c6からなる混合物 から選択された成分 および D)次のもの d1)少なくとも3個のエステル形成可能基を有する少なくとも1種の化合物 d2)少なくとも1種のイソシアネート d3)少なくとも1種のジビニルエーテル またはd1)〜d3)からなる混合物 から選択された成分 から選択された1以上の成分を含有するポリエステルが数えられる。
【0033】 好ましい部分芳香族ポリエステルの酸成分Aは、a1 30〜70モル%、殊
に40〜60モル%およびa2 30〜70モル%、殊に40〜60モル%を含
有する。
【0034】 脂肪族酸ないしは脂環式酸および相応する誘導体a1としては、上述したもの
が考慮される。殊に好ましくは、アジピン酸またはセバシン酸、そのその都度の
エステル形成誘導体またはそれの混合物が使用される。とくに好ましくは、アジ
ピン酸またはそのアルキルエステルのようなエステル形成誘導体またはそれの混
合物が使用される。
【0035】 芳香族ジカルボン酸a2としては、一般に8〜12個の炭素原子を有するよう
なもの、とくに8個の炭素原子を有するようなものが挙げられる。例示的には、
テレフタル酸、イソフタル酸、2,6−ナフトエ酸および1,5−ナフトエ酸な
らびにそのエステル形成誘導体が言及され、その際、殊にジ−C〜Cアルキ
ルエステル、たとえばジメチルエステル、ジエチルエステル、ジ−n−プロピル
エステル、ジ−イソプロピルエステル、ジ−n−ブチルエステル、ジ−n−ブチ
ルエステル、ジ−イソブチルエステル、ジ−t−ブチルエステル、ジ−n−ペン
チルエステル、ジ−イソペンチルエステルまたはジ−n−ヘキシルエステルが挙
げられる。ジカルボン酸の無水物a2は、同様に適当なエステル形成体である。
【0036】 しかし、原則的に、より多数の炭素原子、たとえば20個までの炭素原子を有
する芳香族ジカルボン酸a2も使用することができる。
【0037】 芳香族ジカルボン酸またはそのエステル形成誘導体a2は、単独かまたはその
2種以上からなる混合物も使用することができる。とくに好ましくは、テレフタ
ル酸またはジメチルテレフタレートのようなそのエステル形成誘導体が使用され
る。
【0038】 スルホネート基含有化合物としては、通常スルホネート基含有ジカルボン酸ま
たはそのエステル形成誘導体のアルカリ金属塩またはアルカリ土類金属塩、好ま
しくは5−スルホイソフタル酸のアルカリ金属塩またはその混合物、とくに好ま
しくはナトリウム塩が使用される。
【0039】 好ましい実施形の1つにより、酸成分Aはa1)40〜60モル%、a2)4
0〜60モル%およびa3)0〜2モル%を含有する。他の好ましい1実施形に
よれば、酸成分Aはa1)40〜59.9モル%、a2)40〜59.9モル%
およびa3)0.1〜1モル%、殊にa1)40〜59.8モル%、a2)40
〜59.8モル%およびa3)0.2〜0.5モル%を含有する。
【0040】 一般に、ジオールBは就中2〜12個の炭素原子、好ましくは4〜6個の炭素
原子を有する枝分かれまたは線状アルカンジオール、または5〜10個の炭素原
子を有するシクロアルカンジオールが選択される。
【0041】 適当なアルカンジオールの例は、エチレングリコール、1,2−プロパンジオ
ール、1,3−プロパンジオール、1,2−ブタンジオール、1,4−ブタンジ
オール、1,5−ペンタンジオール、2,4−ジメチル−2−エチルヘキサン−
1,3−ジオール、2,2−ジメチル−プロパンジオール、1,3−プロパンジ
オール、2−エチル−2−ブチル−1,3−プロパンジオール、2−エチル−2
−イソブチル−1,3−プロパンジオール、2,2,4−トリメチル−1,6−
ヘキサンジオール、殊にエチレングリコール、1,3−プロパンジオール、1,
4−ブタンジオールおよび2,2−ジメチル−1,3−プロパンジオール(ネオ
ペンチルグリコール);シクロペンタンジオール、1,4−シクロヘキサンジオ
ール、1,2−シクロヘキサンジメタノール、1,3−シクロヘキサンジメタノ
ール、1,4−シクロヘキサンジメタノールまたは2,2,4,4−テトラメチ
ル−1,3−シクロブタンジオールである。異なるアルカンジオールの混合物も
使用することができる。
【0042】 過剰の酸末端基またはOH末端基が所望であるか否かに依存して、成分Aまた
は成分Bを過剰に使用することができる。好ましい1実施形により、使用される
成分A対Bのモル比は0.4:1〜1.5:1の範囲内、好ましくは0.6:1
〜1.1:1の範囲内にある。
【0043】 成分AおよびBの外に、本発明による組成物が基礎とするかないしは本発明に
よる方法において使用することのできるポリエステルは他の成分を含有すること
ができる。
【0044】 ジヒドロキシ化合物c1として、好ましくはジエチレングリコール、トリエチ
レングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコールおよびポ
リテトラヒドロフラン(ポリ−THF)、殊に好ましくはジエチレングリコール
、トリエチレングリコールおよびポリエチレングリコールが使用され、その際そ
の混合物または異なる変数nを有する化合物(式I参照)、たとえば自体公知の
方法によりまずエチレンオキシドおよび引き続きプロピレンオキシドの重合によ
り得られるプロピレン単位(n=3)を含有するポリエチレングリコール、とく
に好ましくは異なる変数nを有するポリエチレングリコールを基礎とするポリマ
ーも使用され、その際エチレンオキシドから形成される単位が圧倒的である。ポ
リエチレングリコールの分子量(M)は通例250〜8000g/モル、好ま
しくは600〜3000g/モルの範囲内に選択される。
【0045】 好ましい1実施形により、部分芳香族ポリエステルの製造のために、Bおよび
c1のモル量に対して、たとえばジオールB15〜98モル%、好ましくは60
〜99.5モル%およびジヒドロキシ化合物c1 0.2〜85モル%、好まし
くは0.5〜30モル%を使用することができる。
【0046】 好ましい1実施形において、ヒドロキシカルボン酸c2)として次のものが使
用される:グリコール酸、D−乳酸、L−乳酸、D,L−乳酸、6−ヒドロキシ
ヘキサン酸、グリコリド(1,4−ジオキサン−2,5−ジオン)、D−ジラク
チド、L−ラクチド(3,6−ジメチル−1,4−ジオキサン−2,5−ジオン
)のようなその環状誘導体、p−ヒドロキシ安息香酸ならびに3−ポリヒドロキ
シ酪酸、ポリヒドロキシ吉草酸のようなそのオリゴマーおよびポリマー、ポリラ
クチド(たとえばEcoPLA(R)(Cargill社)として入手可能)な
らびに3−ポリヒドロキシ酪酸およびポリヒドロキシ吉草酸からなる混合物(後
者はZeneca社のBiopol(R)の名称で入手可能)、部分芳香族ポリ
エステルの製造のためにそれの低分子量の環状誘導体がとくに好ましい。
【0047】 ヒドロキシカルボン酸は、たとえばAおよびBの量に対して、0.01〜50
重量%、好ましくは0.1〜40重量%の量で使用することができる。
【0048】 アミノ−C〜C12アルカノールまたはアミノ−C〜C10シクロアルカ
ノール(成分c3)(その際これに4−アミノメチルシクロヘキサンメタノール
も入るべきである)として、好ましくは2−アミノエタノール、3−アミノプロ
パノール、4−アミノブタノール、5−アミノペンタノール、6−アミノヘキサ
ノールのようなアミノ−C〜Cアルカノールならびにアミノシクロペンタノ
ールおよびアミノシクロヘキサノールのようなアミノ−C〜Cシクロアルカ
ノールまたはそれの混合物が使用される。
【0049】 ジアミノ−C〜Cアルカン(成分c4)として、好ましくは1,4−ジア
ミノブタン、1,5−ジアミノペンタンおよび1,6−ジアミノヘキサン(ヘキ
サメチレンジアミン、“HMD”)のようなジアミノ−C〜Cアルカンが使
用される。
【0050】 好ましい1実施形により、部分芳香族ポリエステルの製造のために、 B、c
3およびc4のモル量に対して、ジオール成分B0.5〜99.5モル%、好ま
しくは70〜98.0モル%、c3 0.5〜99.5モル%、好ましくは0.
5〜50モル%およびc4 0〜50モル%、好ましくは0〜35モル%を使用
することができる。
【0051】 一般式IIIの2,2′−ビスオキサゾリン c5は、一般にAngew.C
hem.Int.出版、11巻(1972年)、287〜288ページからの方
法により得られる。とくに好ましいビスオキサゾリンは、Rが単結合、メチレ
ン、エタン−1,2−ジイル、プロパン−1,3−ジイル、プロパン−1,2−
ジイルのような(CHアルキレン基(q=2、3または4)またはフェニ
レン基を意味するようなものである。とくに好ましいビスオキサゾリンとして、
2,2′−ビス(2−オキサゾリン)、ビス(2−オキサゾリニル)メタン、1
,2−ビス(2−オキサゾリニル)エタン、1,3−ビス(2−オキサゾリニル
)プロパンまたは1,4−ビス(2−オキサゾリニル)ブタン、殊に1,4−ビ
ス(2−オキサゾリニル)ベンゼン、1,2−ビス(2−オキサゾリニル)ベン
ゼンまたは1,3−ビス(2−オキサゾリニル)ベンゼンが挙げられる。
【0052】 部分芳香族ポリエステルの製造のために、たとえばその都度成分B1、c3、
c4およびc5のモル量の合計に対して、B1 70〜98モル%、c3 30
モル%までおよびc4 0.5〜30モル%およびc5 0.5〜30モル%を
使用することができる。他の好ましい1実施形により、AおよびBの全重量に対
して、c5 0.1〜5重量%、好ましくは0.2〜4重量%を使用することが
可能である。
【0053】 成分c6として、天然のアミノカルボン酸を使用することができる。これには
、バリン、ロイシン、イソロイシン、トレオニン、メチオニン、フェニルアラニ
ン、トリプトファン、リシン、アラニン、アルギニン、アスパルテーム酸(As
partamsaere)、シスチン、グルタミン酸、グリシン、ヒスチジン、
プロリン、セリン、チロシン、アスパラギンまたはグルタミンが数えられる。
【0054】 一般式IVaおよびIVbの好ましいアミノカルボン酸は、式中sが1〜10
00の整数を意味し、tが1〜4の整数、好ましくは1または2を意味しおよび
Tがフェニレンおよび−(CH−(ここでnは1、5または12を意味す
る)の群から選択されているものである。
【0055】 さらに、c6は一般式Vのポリオキサゾリンであってもよい。しかしc6は、
異なるアミノカルボン酸および/またはポリオキサゾリンの混合物であってもよ
い。
【0056】 好ましい1実施形により、c6は成分AおよびBの全量に対して0.01〜5
0重量%、好ましくは0.1〜40重量%の量で使用することができる。
【0057】 部分芳香族ポリエステルの製造のため任意に使用することのできる他の成分と
して、少なくとも3個のエステル形成可能基を含有する化合物d1が数えられる
【0058】 化合物d1は、好ましくはエステル結合を構成できる3〜10個の官能基を含
有する。とくに好ましい化合物d1は、1分子中にこの種の官能基3〜6個を有
し、殊に3〜6個のヒドロキシル基および/またはカルボキシル基を有する。例
示的には次のものが挙げられる: 酒石酸、クエン酸、リンゴ酸; トリメチロールプロパン、トリメチロールエタン; ペンタエリトリット; ポリエーテルトリオール: グリセリン; トリメシン酸; トリメリット酸、同無水物; ピロメリット酸、同二無水物および ヒドロキシイソフタル酸。
【0059】 化合物d1は通例、成分Aに対して、0.01〜5モル%、好ましくは0.0
5〜4モル%の量で使用される。
【0060】 成分d2として、イソシアネートまたは異なるイソシアネートの混合物が使用
される。それで、芳香族または脂肪族ジイソシアネートを使用することができる
。しかし、より高官能性のイソシアネートも使用することができる。
【0061】 本発明の範囲内で芳香族ジイソシアネートは就中 トルイレン−2,4−ジイソシアネート、トルイレン−2,6−ジイソシアネ
ート、2,2′−ジフェニルメタンジイソシアネート、2,4′−ジフェニルメ
タンジイソシアネート、4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート、ナフチ
レン−1,5−ジイソシアネートまたはキシリレンジイソシアネートを意味する
。そのうち、成分d2として2,2′−ジフェニルメタンジイソシアネート、2
,4′−ジフェニルメタンジイソシアネートならびに4,4′−ジフェニルメタ
ンジイソシアネートが好まれる。一般に、最後のジイソシアネートは混合物とし
て使用される。
【0062】 三核イソシアネートd2として、トリ(4−イソシアノフェニル)メタンも考
慮される。多核芳香族ジイソシアネートは、たとえば一核または二核ジイソシア
ネートの製造の際に生じる。
【0063】 成分d2は、たとえばイソシアネート基のカップリングのために、成分d2の
全重量に対して、たとえば5重量%までの異なる量でウレチオン基(Ureth
iongruppen)を含有しうる。
【0064】 好ましいイソシアヌレートには、2〜20個の炭素原子、好ましくは3〜12
個の炭素原子を有するアルキレンジイソシアネートまたはシクロアルキレンジイ
ソシアネート、たとえばイソホロンジイソシアネートから誘導されるイソシアヌ
レートのような脂肪族イソシアヌレートが数えられる。その際、アルキレンジイ
ソシアネートは線状であっても枝分かれであってもよい。n−ヘキサメチレンジ
イソシアネートを基礎とするジイソシアヌレートが特に好まれる。
【0065】 一般に成分d2は、AおよびBのモル量の合計に対して、0.01〜5モル%
、好ましくは0.05〜4モル%の量で使用される。
【0066】 ジビニルエーテルd3としては、一般にすべての通例の、商業的に入手できる
ジビニルエーテルを使用することができる。1,4−ブタンジオール−ジビニル
エーテル、1,6−ヘキサンジオール−ジビニルエーテルまたは1,4−シクロ
ヘキサンジメタノールまたはそれの混合物が好んで使用される。
【0067】 好ましくはジビニルエーテルは、AおよびBの全重量に対して、0.01〜5
重量%、殊に0.2〜4重量%の量で使用される。
【0068】 好ましい部分芳香族ポリエステルの例は、次の成分を基礎とする: A、B、d1 A、B、d2 A、B、d1、d2 A、B、d3 A、B、c1 A、B、c1、d3 A、B、c3、c4 A、B、c3、c4、c5 A、B、d1、c3、c5 A、B、c3、d3 A、B、c3、d1 A、B、c1、c3、d3 A、B、c2 そのうち、A、B、d1またはA、B、d2またはA、B、d1、d2を基礎
とする部分芳香族ポリエステルがとくに好ましい。他の好ましい実施形による部
分芳香族ポリエステルは、A、B、c3、c4、c5またはA、B、d1、c3
、c5を基礎とする。
【0069】 部分芳香族ポリエステルの製造は、自体公知であるかまたは自体公知の方法で
行うことができる。
【0070】 好ましい部分芳香族ポリエステルは、5000〜50000g/モルの範囲内
、殊に10000〜40000g/モルの範囲内の分子量(M)と、50〜4
00g/mlの範囲内、殊に100〜300g/mlの範囲内の粘度数(o−ジ
クロロベンゼン/フェノール中;重量比50/50、ポリマー0.5重量%の濃
度および25℃の温度において測定)および60〜170℃の範囲内、好ましく
は80〜150℃の範囲内の融点とにより特性表示されている。
【0071】 生分解性ポリマーは、重合工程の間任意の段階でまたは後で、たとえば生分解
性ポリマー中に混入することのできる添加物を含有しうる。例示的に、安定剤、
中和剤、滑剤および離型剤、粘着防止剤、核形成剤、非蛍光染料または充填剤が
挙げられる。生分解性ポリマーに対して、添加物0〜80重量%を添加すること
ができる。適当な添加物は、たとえばカーボンブラック、リグニン粉末、セルロ
ース繊維、サイザルおよび麻のような天然繊維、酸化鉄、粘土鉱物、鉱石、炭酸
カルシウム、硫酸カルシウム、硫酸バリウムおよび二酸化チタン、トコフェロー
ル(ビタミンE)、有機リン化合物、モノフェノール、ジフェノールおよびポリ
フェノール、ヒドロキノン、ジアリールアミン、チオエーテルのような安定剤で
ある。核形成剤としては、たとえばタルクが考慮される。炭化水素、脂肪アルコ
ール、高級カルボン酸、ステアリン酸カルシウムまたはステアリン酸亜鉛のよう
な高級カルボン酸の金属塩、またはモンタンロウを基礎とする滑剤および離型剤
も添加物として含有されていてもよい。このような安定剤等は、Kunstst
off−Handbuch、3/1巻、Carl Hanser出版、ミュンヘ
ン、1992年、24〜28ページに詳説されている。安定剤のうちには、蛍光
染料の励起のために必要でない波長範囲内で吸収するUV安定剤も入る。
【0072】 成分B 本発明による組成物は、成分Bとして1種の蛍光染料または2種以上の異なる
蛍光染料からなる混合物を含有する。成分Aに対する成分Bの量は、広い範囲内
で変化しうる。一般に量は、一方で費用を低く保ち、他方で環境をできるだけ僅
かに汚染しおよび生成物の色撹乱を惹起しないようにするため、できるだけ僅か
である。しかし量は、確実な検出を保証するため、十分に高く選択しなければな
らない。通例、蛍光染料はAに対して0.001〜50000ppmの量で使用
される。好ましくは、量は0.005〜15000ppmの範囲内、殊に0.0
1〜1000ppmの範囲内にある。たとえば、好ましい1実施形により量は2
〜100ppmの範囲内に選択することができる。
【0073】 蛍光染料としては、UV範囲内に吸収する染料ならびに可視範囲内に吸収する
ような染料または赤ないしはNIR範囲内に吸収するような染料が考慮される。
好ましくは、毒物学的に懸念のないおよび/または懸念のない化合物に生分解性
である蛍光染料が使用される。さらに、生分解性ポリマー中に良好に混入できる
ような蛍光染料、殊に温度安定な蛍光染料が好ましい蛍光染料に属する。さらに
、組成物ないしはこれから製造した材料からブリードまたは昇華しない蛍光染料
が好まれる。さらに、印刷インキ中に良好に混入でき、成分Aから製造された物
品、たとえばシートまたは袋物を印刷することのできる蛍光染料が考慮される。
好ましい印刷インキには、淡色、殊に白色の染料が数えられる。NIR範囲内に
吸収し、毒物学的に懸念のない蛍光染料には、たとえば食品工業から公知である
ようなフタロシアニン染料が数えられる。
【0074】 とくに好ましくは、400〜470nmの範囲内、好ましくは410〜460
nmの範囲内、殊に420〜450nmの範囲内に吸収する蛍光増白剤が、本発
明による組成物ないしは本発明による方法における成分Bとして使用される。こ
のような増白剤は自体公知であるかまたは自体公知の方法で製造することができ
る。
【0075】 とくに好ましくは、イオン基不含で、ビススチリルベンゼン、スチルベン、ベ
ンゾオキサゾール、クマリンまたはピレンの部類から由来する蛍光増白剤が使用
される。
【0076】 ビススチリルベンゼンの部類からの適当な蛍光増白剤は、殊に式VI
【0077】
【化9】
【0078】 のシアノスチリル化合物である。
【0079】 スチルベンの部類からの適当な蛍光増白剤は、たとえば式VIIaまたはVI
Ib
【0080】
【化10】
【0081】 [式中Aはその都度C〜Cアルコキシカルボニルまたはシアノを意味し、
は1個または2個のC〜Cアルキル、殊にメチルにより置換されていて
もよいベンゾオキサゾール−2−イルを意味し、AはC〜Cアルコキシカ
ルボニルまたは3−(C〜Cアルキル)−1,2,4−オキサジアゾール−
3−イルを意味する]に従う。
【0082】 ベンゾオキサゾールの部類からの適当な蛍光増白剤は、たとえば式VIIIa
またはVIIIb
【0083】
【化11】
【0084】 [式中Xはその都度C〜Cアルキル、殊にメチルを意味し、Lは式
【0085】
【化12】
【0086】 の基を意味し、nは0〜2を意味する]に従う。
【0087】 クマリンの部類からの適当な蛍光増白剤は、たとえば式IX
【0088】
【化13】
【0089】 [式中YはC〜Cアルキルを意味しおよびYはフェニルまたは3−ハロ
ゲンピラゾール−1−イル、殊に3−クロロピラゾール−1−イルを意味する]
に従う。
【0090】 ピレンの部類からの適当な蛍光増白剤は、たとえば式X
【0091】
【化14】
【0092】 [式中Zはその都度C〜Cアルコキシ、殊にメトキシを意味する]に従う。
【0093】 上述した増白剤は、単独かまたは相互の混合物としても使用することが可能で
ある。
【0094】 上述した蛍光増白剤は、通例自体公知の商慣習製品である。これらは、たとえ
ばUllmann′s Encyclopedia of Industria
l Chemistry、5版、A18巻、156〜161ページに記載されて
いるかまたはそこに挙げられた方法により得ることができる。
【0095】 好ましくは、ビススチリルベンゼンの部類、殊に式VIのシアノスチリル化合
物からの1種以上の蛍光増白剤が使用される。
【0096】 式VIのシアノスチリル化合物は、単独化合物としてまたは相互の混合物とし
て使用することができる。
【0097】 単独化合物は下記の式に従う:
【0098】
【化15】
【0099】 有利な混合物は、たとえば式VIa、VIbおよびVIc(混合物1)、VI
bおよびVIc(混合物2)、VIa、VIcおよびVIe(混合物3)、VI
aおよびVIe(混合物4)、VIbおよびVIe(混合物5)またはVIcお
よびVIeの単独化合物(混合物6)を含有する。卓越した効果を生じる式VI
bの単独化合物も強調できる。この場合、単独化合物VIcも挙げられる。
【0100】 さらに、単独化合物が次の重量比で存在する混合物1、2、3、4、5または
6が強調される。
【0101】 混合物1: VIa:VIb:VIc 5:90:5〜20:20:60、とくに約10:
60:30。
【0102】 混合物2: VIb:VIc 50:50〜95:5、とくに約80:20または約90:
10。
【0103】 混合物3: VIa:VIc:VIe 5:30:65〜20:60:20、とくに約10
:40:50。
【0104】 混合物4: VIa:VIe 50:50〜5:95、とくに約10:90。
【0105】 混合物5: VIb:VIe 95:5〜50:50、とくに約90:10。
【0106】 混合物6: VIc:VIe 95:5〜5:95、とくに約50:50。
【0107】 本発明による組成物はたとえば、成分AおよびBを互いに混合することにより
製造することができる。その際、蛍光染料を前、後または所望の場合成分A中に
含有される添加物と一緒に添加することが可能である。また、蛍光染料を固体、
たとえば顆粒状の生分解性ポリマー上に転動被覆(auftrommeln)す
ることも可能である。引き続き、こうして得られた組成物をもう一度溶融し、激
しく混合することができる。さらに、一方または双方の成分AおよびBを溶解す
るかまたは分散させ、次いで互いに混合することが可能である。特に良好な蛍光
収率を得るために、染料がポリマーマトリックス中に特に微細に分配されて存在
する場合がたいてい有利である。例示的に、ニーダー、非対称運動ミキサー、バ
ンバリーミキサーまたは押出機を挙げることができる。小分量の蛍光染料を有す
る組成物の製造のために、高い染料濃度を含有するプレミックスを製造すること
ができる。これを引き続き、他の生分解性ポリマーで所望濃度に希釈することが
できる。
【0108】 成分Aの使用下に製造される材料は、専ら本発明により、蛍光染料B、殊に蛍
光増白剤、そのうちで好ましくはビススチリルベンゼン、スチルベン、ベンゾオ
キサゾール、クマリンまたはピレンの部類、殊に式VI〜Xの化合物から選択さ
れたシアノスチリル化合物または混合物1〜6から選択された蛍光増白剤を含有
する印刷インキで印刷することができる。その際、印刷インキとしては殊に、毒
物学的に懸念のないようなものが考慮される。適当な印刷インキの例は、マレイ
ネート樹脂またはポリアミド樹脂またはアクリレート樹脂と組合せてニトロセル
ロースを基礎とする結合剤を有するようなものである。このような結合剤を含有
する溶剤としては、たとえばエチルアルコールのようなアルコールまたはアルコ
ールとアセトンからなる混合物、好ましくはエチルアルコールおよび酢酸エチル
からなる混合物が挙げられる。しかし、たとえばアクリレート樹脂またはポリウ
レタン樹脂を基礎とする水希釈可能な印刷インキも使用することができる。溶剤
として水の代わりに、最後の結合剤に対し、たとえば水およびイソプロパノール
またはグリコールのようなアルコールからなる混合物も適当である。印刷インキ
中に含有される顔料は好ましくは、水を危険に曝さないように選択される。相応
する濃度の酸化鉄または二酸化チタンのような淡色顔料が好まれる。印刷物の形
態は、もちろん自由に選択することができる。有利に、成形品またはシート、た
とえば堆肥屑袋のような袋物に網版印刷、菱形印刷または格子模様印刷が備えら
れる、それというのもこれらの印刷は生分解性物品を後で認識するのを容易にす
るからである。印刷は、たとえばフレキソ印刷法または凹版印刷法で行うことが
できる。
【0109】 蛍光染料により標識した生分解性ポリマーは、本発明により電磁放射線に曝さ
れる。これは、たとえばレーザー、UV光源または他の光源により発生させるこ
とができる。これらは、必要に応じフィルターまたはモノクロメーターと一緒に
使用することができる。波長は、蛍光染料の吸収曲線の最大に従う。検出器とし
ては、たとえば光電子増倍管またはシリコンまたはゲルマニウム検出器のような
半導体技術を基礎とする検出器を使用することができる。蛍光増白剤の場合、検
出は照射の間裸眼でも可能である。
【0110】 蛍光染料で標識した生分解性ポリマーを含有する本発明による組成物は、簡単
に、たとえばポリマー溶融液を蛍光染料の存在において混練りするかまたは押出
すことにより製造できる。組成物は、機械的にまたは裸眼で認識することのでき
る非常に強い蛍光により優れている。さらに、本発明による組成物中に蛍光染料
は非常に微細に分配されて存在し、そもそも存在する場合、非常に僅かな混合分
離傾向を示す。
【0111】 本発明による組成物は、どのポリマーが生分解性であり、従って堆肥中に留ま
ることができるかを容易に認識することができ、非生分解性プラスチックは堆肥
から除去されるので、堆肥工場における選別工程を容易にする。本発明による組
成物を用いると選別工程は、既に家政または給食調理室においても、殊に蛍光染
料として、慣用の光源を用いて照射した場合に裸眼でも認識することのできる蛍
光増白剤を使用するときに非常に容易にすることができる。
【0112】 例 生分解性ポリマー(A)として、ジメチルテレフタレート45モル%、アジ
ピン酸55モル%、1,4−ブタンジオール135モル%およびグリセリン0.
1重量%から製造した部分芳香族ポリエステルを使用した。触媒として、テトラ
ブチルオルトチタネートを使用した。芳香族成分の分量は13C−NMRにより
決定し、芳香族酸対脂肪族酸の45.3:54.7の比にした。溶融液中で、こ
うして得たポリエステルをヘキサメチレンジイソシアネート0.3モル%で連鎖
延長した。こうして得たポリエステルは108℃の融点、230の粘度数(o−
ジクロロベンゼン/フェノール(重量比50/50)中、ポリマー0.5重量%
の濃度および25℃の温度で測定)および23000g/モルの分子量(Mn)を
有していた。
【0113】 蛍光増白剤(B)として、m、p置換化合物(式VIe参照)85重量%、
m、m置換化合物(式VId参照)8重量%までおよびp、p置換化合物(式V
If参照)5重量%までの分量を有するシアノスチリルベンゼンの混合物を使用
した。
【0114】 例1〜8 成分A50gおよび成分B0.5gから出発して希釈系を製造した。この
ため、成分Aをハーケ(Haake)ニーダー中150℃で溶融し、引き続き
第1表に記載した量の成分BないしはAおよびBからなるプレミックスと
混合した。混合時間は150℃でその都度10分、230℃でその都度5分であ
った。
【0115】 こうして得た組成物から、厚さ約100μmのシートをプレスした。シートの
輝度は、UV光源(Camag、200V、0.25A、245ないしは366
nm)を用い、実見により調べた。光源およびシートの表面間の距離は、その都
度12cmであった。参照としてAからなるシートを使用した。
【0116】
【表1】
【0117】 例9 B100gを、A(固形で存在)9900g上に転動被覆した。引き続き
、この組成物を押出し、粒状にし、乾燥(24時間、30℃)した。このプレミ
ックスをA9000gと混合し、押出機中で配合し、粒状にし、乾燥した(2
4時間、30℃)。こうして得た第二のプレミックス1重量%を、A99重量
%と一緒にインフレーション装置(Folienblasanlage)中で1
50℃の材料温度で厚さ約30μmのシートに加工した(膨張比2.5:1)。
こうして製造したシートは、B10ppmの含量を有していた。
【0118】 相対蛍光を上記に記載したように調べ、例4および例8の相対蛍光と比較でき
た。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年3月25日(2000.3.25)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【化1】 [式中pは1〜1500の整数を意味し、rは1〜4の整数を意味し、Gはフェ
ニレン、−(CH−(ここでqは1〜5の整数を意味する)、−C(R)
H−および−C(R)HCH(ここでRはメチルまたはエチルを表す)からな
る群から選択された基を表す]の少なくとも1種のヒドロキシカルボン酸、 c3)少なくとも1種のアミノ−C〜C12アルカノールまたは少なくとも
1種のアミノ−C〜C10シクロアルカノールまたはそれらの混合物、 c4)少なくとも1種のジアミノ−C〜Cアルカン、 c5)一般式III
【化2】 [式中Rは単結合、(CH−アルキレン基(z=2、3または4である
)、またはフェニレン基を意味する]の少なくとも1種の2,2′−ビスオキサ
ゾリン、 c6)天然のアミノ酸、4〜6個のC原子を有するジカルボン酸および4〜1
0個のC原子を有するジアミンの重縮合により得られる、せいぜい18000g
/モルの分子量を有するポリアミド、式IVaおよびIVb
【化3】 [式中sは1〜1500の整数を意味し、tは1〜4の整数を意味し、Tはフェ
ニレン、−(CH−(ここでnは1〜12の整数を意味する)、−C(R )H−および−C(R)HCH(ここでRはメチルまたはエチルを表す
)から選択される基を表す]の化合物、 および繰り返し単位V
【化4】 [式中Rは水素、C〜Cアルキル、C〜Cシクロアルキル、非置換ま
たはC〜Cアルキル基3個までで置換されたフェニルまたはテトラヒドロフ
リルを表す]を有するポリオキサゾリンからなる群から選択された少なくとも1
種のアミノカルボン酸 またはc1)〜c6)からなる混合物 から選択された成分、 および D)次のもの d1)少なくとも3個のエステル結合可能基を有する少なくとも1種の化合物 d2)少なくとも1種のイソシアネート d3)少なくとも1種のジビニルエーテル またはd1)〜d3)からなる混合物 から選択された成分、 から選択された1種以上の成分を含有する、少なくとも1種のポリエステルを使
用する、請求項1または2記載の組成物。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 67/00 C08L 67/00 D02G 3/02 D02G 3/02 (72)発明者 パウル デラフィーア ドイツ連邦共和国 ノイシュタット オー ベラー レーダーヴェーク 51 Fターム(参考) 4F071 AA01 AA43 AA44 AA47 AC10 AC12 AC13 AE09 AF33 AF52 AH01 AH04 AH19 BC01 BC07 4J002 AB011 AB041 CF031 CF041 CF051 CF061 CF071 CF081 CF091 CF101 CF131 CF141 CF191 CF231 EH146 ET006 EU186 EU226 EV306 FD030 FD096 FD160 FD170 FD200 GA00 GC00 GG02 4J029 AA03 AB07 AC02 AE02 AE03 AE18 BA02 BA03 BA04 BA05 BA07 BA08 BD02 BD03A BD04A BD06A BD07A BF09 BF18 BF25 CA02 CA06 CB05A CB06A CC05A CC06A CH06 EA02 EA03 EA05 EB05A EH02 EH03 FC03 FC04 FC05 FC08 FC16 FC35 FC36 FC38 HA01 HB01 HB02 HB06 JB142 JC042 JC072 JC152 JC302 JE162 JE182 JE202 4L036 MA37 UA25

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1種の生分解性ポリマー(A)および少なくとも
    1種の蛍光染料(B)を含有する組成物。
  2. 【請求項2】 成分(A)として少なくとも1種の連鎖延長ポリエステルま
    たは枝分かれポリエステルまたは連鎖延長および枝分かれポリエステルを使用す
    る請求項1記載の組成物。
  3. 【請求項3】 成分(A)として、主成分として A)次のもの a1)少なくとも1種の脂肪族ジカルボン酸または少なくとも1種の脂環式ジ
    カルボン酸またはそのエステル形成誘導体またはそれらの混合物30〜95モル
    %、 a2)少なくとも1種の芳香族ジカルボン酸またはそのエステル形成誘導体ま
    たはそれらの混合物5〜70モル%および a3)スルホネート基含有化合物0〜5モル% からなる酸成分、 B)少なくとも1種のC〜C12アルカンジオールおよび少なくとも1種のC 〜C10シクロアルカンジオールまたはそれらの混合物から選択されたジオー
    ル成分 および所望の場合さらに C)次のもの c1)式I HO−[(CH−O]−H (I) [式中nは2、3または4を表し、mは2〜250の整数を表す]のエーテル官
    能基を含有する少なくとも1種のジヒドロキシ化合物 c2)式IIaまたはIIb 【化1】 [式中pは1〜1500の整数を意味し、rは1〜4の整数を意味し、Gはフェ
    ニレン、−(CH−(ここでqは1〜5の整数を意味する)、−C(R)
    H−および−C(R)HCH(ここでRはメチルまたはエチルを表す)からな
    る群から選択された基を表す]の少なくとも1種のヒドロキシカルボン酸、 c3)少なくとも1種のアミノ−C〜C12アルカノールまたは少なくとも
    1種のアミノ−C〜C10シクロアルカノールまたはそれらの混合物、 c4)少なくとも1種のジアミノ−C〜Cアルカン、 c5)一般式III 【化2】 [式中Rは単結合、(CH−アルキレン基(z=2、3または4である
    )、またはフェニレン基を意味する]の少なくとも1種の2,2′−ビスオキサ
    ゾリン、 c6)天然のアミノ酸、4〜6個のC原子を有するジカルボン酸および4〜1
    0個のC原子を有するジアミンの重縮合により得られる、せいぜい18000g
    /モルの分子量を有するポリアミド、式IVaおよびIVb 【化3】 [式中sは1〜1500の整数を意味し、tは1〜4の整数を意味し、Tはフェ
    ニレン、−(CH−(ここでnは1〜12の整数を意味する)、−C(R )H−および−C(R)HCH(ここでRはメチルまたはエチルを表す
    )から選択される基を表す]の化合物、 および繰り返し単位V 【化4】 [式中Rは水素、C〜Cアルキル、C〜Cシクロアルキル、非置換ま
    たはC〜Cアルキル基3個までで置換されたフェニルまたはテトラヒドロフ
    リルを表す]を有するポリオキサゾリンからなる群から選択された少なくとも1
    種のアミノカルボン酸 またはc1)〜c6)からなる混合物 から選択された成分、 および D)次のもの d1)少なくとも3個のエステル結合可能基を有する少なくとも1種の化合物 d2)少なくとも1種のイソシアネート d3)少なくとも1種のジビニルエーテル またはd1)〜d3)からなる混合物 から選択された成分、 から選択された1種以上の成分を含有する、少なくとも1種のポリエステルを使
    用する、請求項1または2記載の組成物。
  4. 【請求項4】 蛍光染料として少なくとも1種の蛍光増白剤を含有する、請
    求項1から3までのいずれか1項記載の組成物。
  5. 【請求項5】 成分Bとして、イオン基不含で、ビススチリルベンゼン、ス
    チルベン、ベンゾオキサゾール、クマリンまたはピレンの部類から由来する少な
    くとも1種の蛍光増白剤を使用する、請求項1から4までのいずれか1項記載の
    組成物。
  6. 【請求項6】 成分Bとして、シアノスチリル化合物の部類からの少なくと
    も1種の蛍光増白剤を含有する、請求項1から5までのいずれか1項記載の組成
    物。
  7. 【請求項7】 請求項1から6による組成物から得られる成形品、シートま
    たは繊維。
  8. 【請求項8】 生分解性ポリマーを標識付けするための蛍光染料の使用。
  9. 【請求項9】 少なくとも1種の生分解性ポリマー(A)に少なくとも1種
    の蛍光染料(B)を、AおよびBを含有する組成物に、組成物を電磁放射線に曝
    す際に検出器により認識することのできる蛍光を附与するのに十分な量で混合す
    ることを特徴とする生分解性ポリマーを標識付けする方法。
  10. 【請求項10】 堆肥屑中に存在する生分解性の、請求項8または9による
    標識付けされたポリマーを検出し、堆肥屑中に留め、このように標識付けされて
    ない非生分解性ポリマーを堆肥屑から除去することを特徴とする堆肥屑の選別方
    法。
  11. 【請求項11】 少なくとも1種の生分解性ポリマー(A)から得られる 成形品、シートまたは繊維が、ビススチリルベンゼン、スチルベン、ベンゾオキ
    サゾール、クマリンまたはピレンの部類からの少なくとも1種の蛍光増白剤(B
    )を有する混合物で印刷されていることを特徴とする少なくとも1種の生分解性
    ポリマー(A)から得られる成形品、シートまたは繊維。
  12. 【請求項12】 袋の形の請求項11記載のシート。
  13. 【請求項13】 格子模様印刷を有することを特徴とする請求項11または
    12記載のシート。
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