JP2002527763A - 光学ファイバーコイルの巻回パターン - Google Patents

光学ファイバーコイルの巻回パターン

Info

Publication number
JP2002527763A
JP2002527763A JP2000577457A JP2000577457A JP2002527763A JP 2002527763 A JP2002527763 A JP 2002527763A JP 2000577457 A JP2000577457 A JP 2000577457A JP 2000577457 A JP2000577457 A JP 2000577457A JP 2002527763 A JP2002527763 A JP 2002527763A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
winding
optical fiber
layer
wound
windings
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000577457A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3740015B2 (ja
Inventor
ダブリユ. カリスゼク,アンドリユー
Original Assignee
ハネウエル インコーポレーテツド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ハネウエル インコーポレーテツド filed Critical ハネウエル インコーポレーテツド
Publication of JP2002527763A publication Critical patent/JP2002527763A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3740015B2 publication Critical patent/JP3740015B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C19/00Gyroscopes; Turn-sensitive devices using vibrating masses; Turn-sensitive devices without moving masses; Measuring angular rate using gyroscopic effects
    • G01C19/58Turn-sensitive devices without moving masses
    • G01C19/64Gyrometers using the Sagnac effect, i.e. rotation-induced shifts between counter-rotating electromagnetic beams
    • G01C19/72Gyrometers using the Sagnac effect, i.e. rotation-induced shifts between counter-rotating electromagnetic beams with counter-rotating light beams in a passive ring, e.g. fibre laser gyrometers
    • G01C19/721Details
    • G01C19/722Details of the mechanical construction
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/44Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
    • G02B6/4439Auxiliary devices
    • G02B6/4457Bobbins; Reels
    • G02B6/4458Coiled, e.g. extensible helix

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Gyroscopes (AREA)
  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 光学ファイバーコイル(70)は複数の巻線層を有する。複数の巻線層の第1層(72)の巻線は近接し、第1の直径の光学ファイバーで巻回される。複数の巻線層の他の層(74,76,78,80)の巻線は第2の直径の光学ファイバーで巻回される。第2の直径は第1の直径より小さい。第1層は複数の巻線層でなる回転感知器の一部としてもよく、あるいは一部としなくとも良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は光学ファイバー速度センサのような光学ファイバー装置に関する。
【0002】 (背景技術) 光学ファイバー速度センサは回転感知用の先進的な地球位置決定と慣性誘導方
式に汎用されている。光学ファイバー速度センサは通常光源と、光線スプリッタ
と、検出器と、台上に設置した光線路とを含む干渉計でなる。光源からの光は光
線スプリッタにより2本の光ビームに分けられ、これらの光ビームは光学路の対
向する両端に向けられる。2本の光ビームは光学路を回って逆伝送され、光学路
を出るところで再結合される。再結合された光ビームは検出器に当てられる。
【0003】 光学路が回転すれば、一方の光ビームの通過距離は他方の光ビームの通過距離
より大きくなるので、光学路の出口点における2本の光ビーム間に位相差が生じ
る。検出器に接続した感知回路がこの位相差を回転の程度と方向の表示として決
定する。
【0004】 光学ファイバー速度センサの光学路は、代表的に巻回形状を成すスプールまた
はハブの周囲にコイル巻きされる光学ファイバーによって形成される。巻回形状
は各層が多数の巻線を含む多数の層を通常は有している。各種の巻回形状が知ら
れているが、光学ファイバー速度センサに用いるコイルは代表的に四極子あるい
は間挿パターンとして巻回される。
【0005】 四極子を形成するには、1本の連続する光学ファイバーの第1端部を第1の中
間スプール上に巻き、このファイバーの第2の端部を第2の中間スプールに巻回
する。次いで第1の中間スプール上の光学ファイバーをハブ周囲に時計方向の第
1巻線層の巻回に用い、第2中間スプール上の光学ファイバーを第1巻線層上の
反時計方向の第2巻線層の巻回に用い、第2中間スプール上の光学ファイバーを
第2巻線層上の第3巻線層巻回に用い、第1中間スプール上の光学ファイバーを
第3巻線層上の第4巻線層巻回に用いる。
【0006】 光学ファイバーの第1と第2の端部のそれぞれを表すために“+”と“−”を
用いるとすれば、結果的な四極子巻回パターンは+−−+巻回形状を有し、ここ
で+は光学ファイバーの第1端部で巻いた層を表し、−は光学ファイバーの第2
端部で巻いた層を表す。理想的には“+”層の光学ファイバーの長さは“−”層
の光学ファイバーの長さと等しくされる。この四極子巻回パターンは光学ファイ
バー速度計に好適な量反復して巻回される。従って第1四極子について+−−+
層で第2の四極子を巻回すると、結果的に2つの四極子構成は+−−++−−+
巻回パターンを有する。
【0007】 光学ファイバーの“+”端と“−”端とで逆向き四極子を巻くことも知られて
いる。この場合逆向き四極子は+−−+−++−の巻線パターンを有し、一般に
は八極子と言われる。この八極子巻線パターンは光学ファイバー回転センサに好
適な量反復して巻回される。事実、逆向き八極子は+−−+−++−−++−+
−−+の巻回パターンに従って巻回されよう。
【0008】 間挿巻回パターンを有するコイル形成のためには、1本の光学ファイバーの第
1、第2の端部から交互の巻線として一層またはそれ以上のコイルが巻かれる。
従ってこのような一層の場合、光学ファイバーの第1端から奇数番巻線が巻回さ
れ、光学ファイバーの第2端から偶数番巻線が巻回される。このような巻回の結
果として、間挿層の各巻線(外側巻線以外)が光学ファイバーの一方端から巻回
され、光学ファイバーの他端から巻かれた2巻線間に挟持される。
【0009】 間挿巻線パターンを有するコイルの全層が間挿巻線パターンで巻回することは
絶対的要件ではない。例えばコイルの最内層の全巻線は光学ファイバーの同じ端
から巻回し得るし、あるいはコイルの最内層に隣接する一群またはそれ以上の群
は光学ファイバーの第1端部から巻回でき、また最内層コイルに隣接する一また
はそれ以上の群を光学ファイバーの第2端部から巻回し得る。
【0010】 コイルパターンの巻回に際しては、第1層に隣接する巻線間には谷部が生じる
。これらの谷部は第2層の各巻線が落ち着く領域となり、第2層の各巻線は第3
層に巻かれる巻線の落ち着く領域となる谷部を形成する。しかしながら先行層の
隣接する各巻線が作る谷部に一層の巻線が落ち着くためには通常は相当な力を要
する。この力のために光学ファイバーの各巻線が変形され、同一の層の他の隣接
巻線を押圧し勝ちになる。この光学ファイバーの変形は光学ファイバーセンサの
巻線の変位を引き起こす。
【0011】 例えば図1は第1層12と第2層14を有する光学ファイバーコイル10の一
部分を示す。巻回過程で光学ファイバーに加わる応力は、巻線16,18,20
,22においてファイバーを円形から長円形に変形させる。この結果変形した寸
法でこれらの全巻線を受容するには不充分なスペースとなる。従って巻線22の
ような一部の巻線が先行層の隣接巻線が作った谷部から逸脱する。
【0012】 更に光学ファイバーの全長に沿う径が名目上の径から変動することも周知であ
る。図2の光学ファイバー子供30が示すように、第1層32の巻回に用いた光
学ファイバーの径が、第2層巻回中に僅かに増えた場合、蓄積されたファイバー
位置の誤差の積み重ねが生じる。その結果巻線の一部、例えば巻線36が先行層
の隣接巻線が作った谷部から再び逸脱する。
【0013】 また更に間挿パターンで巻く場合には、各層の隣接交互の巻線が光学ファイバ
ーの第1端と第2端から巻回される。この間挿パターンを有する層40が図3に
示され、光学ファイバーの第1端を用いて巻線42,44,46,48等を巻回
し、光学ファイバーの第2端を用いて巻線50,52,54等を巻回する。図3
から明らかなように、光学ファイバーの一端から巻いた各巻線(外側巻線以外)
は光学ファイバーの他端から巻いた2つの巻線間に挟持される。一方図4に示す
ように、変動する緩衝径あるいは巻回中に光学ファイバーに加わる応力はまた間
挿巻回パターンに巻回誤差を生じ得る。これらの誤差は巻線60のように乗り上
げたり、巻数62のように巻回位置を誤ったり、巻回がなくなるものを含む。
【0014】 そこで上述のように、光学ファイバーコイルの巻線が所望の位置になければ、
過渡的な熱若しくは振動が光学ファイバーセンサの特性を低下させることになる
【0015】 米国特許第5,492,281号公報に教示されるコイル巻回はこの問題に触
れていない。この公報に述べられているように、フィラメントパックの底層を、
パックを巻回するボビンの寸法上の変化からパックを隔離するように巻回して、
フィラメントパックの膨張係数を調和させ、フィラメントパックの受板として働
かせ、ガス状または液状の材料の吸収あるいは脱離による寸法変化からフィラメ
ントパックを補償するよう作用する。受板としての機能は第2層の巻線が相互に
触れ合わないようにすることを企図していない。即ち受板機能は底層内のフィラ
メントの寸法をフィラメントパック内のフィラメントの寸法に一致させて所望の
巻回パターンを得るように構成される。
【0016】 1988年11月23日の公開の欧州特許公開公報A−0292103に開示
の巻回コイルは、複数層の複数の巻線を有する直交巻コイルであり、これも上記
の問題に触れていない。この直交巻コイルの各巻線はコイル軸線に直角の第1部
分とコイル軸線に斜交する第2部分を有する。各層の巻線の第1部分は互いに平
行をなし、各層の巻線の第2部分も互いに平行となる。各層の巻線は下方層の巻
線が形成する溝内に適合する。
【0017】 本発明は各層の隣接巻線間に空間を置いて先行技術の過渡的温度若しくは振動
の問題を軽減あるいは回避する。
【0018】 (発明の開示) 本発明の一実施形態によれば、光学ファイバーを巻回した光学ファイバーコイ
ルは第1と第2の巻線層を備える。第1の巻線層は光学ファイバーを巻回してな
り、第1巻線層の光学ファイバーは第1の径を有する。第2巻線層は光学ファイ
バーから巻回され、第2巻線層の巻線は第1巻線層の巻線上に巻回され、第2巻
線層の光学ファイバーは第2の径を有し、第2の径は第1の径より小さい。
【0019】 本発明の他の実施形態によれば、光学ファイバーコイルは第1、第2、第3、
第4、第5の巻線層でなる。第1巻線層は光学ファイバーの第1の部分で巻回さ
れ、光学ファイバーの第1の部分は第1の径を有し、第1巻線層は谷部を有する
。第2巻線層は光学ファイバーの第2の部分で巻回され、光学ファイバーの第2
の部分は第2の径を有し、第2巻線層は谷部を有し、第2巻線層の巻線は第1巻
線層の谷部を占有し、第2の径は第1の径より小さい。第3巻線層は光学ファイ
バーの第2の部分で巻回され、第3巻線層は谷部を有し、第3巻線層の巻線は第
2巻線層の谷部を占有する。第4巻線層は光学ファイバーの第2の部分で巻回さ
れ、第4巻線層は谷部を有し、第4巻線層は第3巻線層の谷部を占有する。第5
巻線層は光学ファイバーの第2の部分で巻回され、第5巻線層の巻線は第4巻線
層の谷部を占有する。
【0020】 本発明の他の実施形態によれば、光学ファイバーコイルは第1層から第9層ま
での近接巻線を含む。第1近接巻線層は第1の径を有する光学ファイバーで巻回
される。第2〜第9の近接巻線は第2の径を有する光学ファイバーで巻回され、
第2〜第9の近接巻線は第1近接巻線層の上に連続して巻回され、第2の径は第
1の径より小さい。
【0021】 (発明を実施するための最良の形態) これらの構成ないしは他の特徴と利点とは、添付図面に沿う本発明の詳細な説
明から更に明らかとなろう。
【0022】 図5に示す光学ファイバーコイル70は層72,74,76,78,80を含
む。また後述のように光学ファイバーコイル70は所望の層数を含み得る。層7
2,74,76,78,80の各々は光学ファイバーから巻回した複数の巻線を
有する。一方層72の巻線巻回に用いた光学ファイバーの部分は層74,76,
78,80の巻回に用いた光学ファイバーの部分の外径より大きい外径を有する
。層72の巻線巻回に用いた光学ファイバーの部分の外径と層74,76,78
,80の巻線巻回に用いた光学ファイバーの部分の外径との間の差は、図5で誇
張して示すが、層74,76,78,80の各々の隣接巻線が接触しないように
するに充分な大きさで良い。従って層72は後続の各層の巻線巻回に用いる光学
ファイバー部分の外径より僅かに大きい外径の光学ファイバー部分を用いて巻回
される。
【0023】 外層が巻回されると、各層の巻線を結合し、先に巻回した層上の一層を結合す
るために接着材を塗布する。
【0024】 層72の巻線は光学ファイバーコイル70の機能部分であっても、機能部分で
なくとも良い。層72の巻線を光学ファイバーコイル70の機能部分とするとき
は、層72の巻線を残りの層の巻線より大きい外径とするための多くの方法があ
る。例えば大きい径の光学ファイバーの第1の部分を小さい径の光学ファイバー
の第2の部分に継いで、層72を光学ファイバーの第1の部分から巻回し、残り
の層を光学ファイバーの第2の部分から巻回するようにする。他の例としては光
学ファイバーの第1の部分を前以てコーティングして光学ファイバーの第2の部
分の径に対して径を大きくし、層72が光学ファイバーの第1の部分から巻回さ
れ、残りの層が光学ファイバーの第2の部分から巻回されるようにする。両例に
おいて各層72,74,76,78は四極子巻回構成を形成すべきものとして層
72の一端の光学ファイバーが層74の初めの光学ファイバーに光学的に接続さ
れ、層72の他端の光学ファイバーが層78の初めの光学ファイバーの一端に光
学的に接続される。仮に他の巻回形式が光学ファイバーコイル70に用いられる
のであれば、その時は層72の各端部が光学ファイバーコイル70のうちの適宜
の層と光学的に接続される必要がある。
【0025】 仮に層72の巻線が光学ファイバーコイル70の機能部分ではないものとすれ
ば、層72の光学ファイバーは他の層の光学ファイバーに光学的に接続しない。
【0026】 層72の巻線の巻回に使われる光学ファイバーの径は、光学ファイバーコイル
70の後続の層の巻線の巻回に用いる光学ファイバーの径より大きいため、光学
ファイバーコイル70の層74,76,78,80等の各々における隣接巻線は
接触しない。事実上隣接巻線間には小さな空間が設けられる。従って層74内で
巻線は互いに接触せず、層76内で巻線は互いに接触せず、そして光学ファイバ
ーコイル70の後続の層においても同様となる。従ってコイル構造は巻線の欠点
を免れ、一時的な熱若しくは振動条件上の光学ファイバーコイル70の特性は公
知の光学ファイバーコイルを越えて相当に高められる。光学ファイバーコイル7
0が提供する巻線形状は光学ファイバーコイル70のコイル巻回パターンと構成
上高度の一貫性をもたせている。
【0027】 光学ファイバーコイル70には相当な利点がある。例えば光学ファイバーコイ
ル70はハブで支える必要がなく、代わりに単に光学ファイバーと接着材とでな
る同質の独立したコイル構造にし得る。また各層の巻線を分離して隣接する巻線
間に隙間を設けるように、光学ファイバーコイルが巻かれるハブの周りに溝を設
けることも公知である。本発明はそのような溝付ハブを不必要とする。更に本発
明はスティック被覆のない巻回具の使用も可能にする。
【0028】 光学ファイバーコイル70の光学ファイバーはどのような型の巻回形状にでも
し得る。その巻回形状の3つの例を図6,7,8に示す。図6に示す巻回形状9
0は四極子巻回構成を有する。図7に示す巻回形状110は逆四極子または八極
子巻回構成を示す。図8に示す巻回形状130は間挿巻回形状を有する。巻回形
状90と110の各々における巻線の第1層は機能的であり、巻回形状130の
巻線の第1層は機能的ではないものとする。従って上述したように、巻回形状の
巻線の第1層は機能性または非機能性のいずれでも良い。
【0029】 巻回形状90は層92,94,96,98,100,102,104,106
を含む。巻線層92,98,100,106は光学ファイバーの第1の端部から
巻回され、巻線層94,96,102,104は光学ファイバーの第2の端部か
ら巻回される。巻線層92の巻回に用いる光学ファイバーの第1の端部の一部は
(i)層94,96,102,104の巻回に用いる光学ファイバーの第2の端
部と(ii)層98,100,106の巻回に用いる光学ファイバーの第1の端
部の残りの部分との外径より大きい外径を有する。
【0030】 従って層94は光学ファイバーの第2の端部から巻回した巻線を有し、層96
は光学ファイバーの第2端部から巻いた巻線を有し、層98は光学ファイバーの
第1端部から巻いた巻線を有し、層100は光学ファイバーの第1端部から巻い
た巻線を有し、層102は光学ファイバーの第2端部から巻いた巻線を有し、層
104は光学ファイバーの第2端部から巻いた巻線を有し、層106は光学ファ
イバーの第1端部から巻いた巻線を有する。層92の光学ファイバーの一端は層
94の光学ファイバーの一端と光学的に接続され、層92の光学ファイバーの他
端は層98の光学ファイバーの一端と光学的に接続され、層92,94,96,
98が第1の四極子巻回形状を形成する。同様に層100,102,104,1
06は第2の四極子巻回形状を形成する。所望により付加的な四極子を設け得る
【0031】 仮に層92が巻回形状90の機能部分ではないとすれば、層94は光学ファイ
バーの第1端から巻いた巻線を、層96は光学ファイバーの第2端から巻いた巻
線を、層98は光学ファイバーの第2端から巻いた巻線を、そして層100は光
学ファイバーの第1端から巻いた巻線をそれぞれ有する。しかして層94,96
,98,100は四極子を形成する。後続する各層は同一の四極子巻回形状で巻
回される。
【0032】 巻回形状100は層112,114,116,118,120,122,12
4,126を含む。層112,118,122,124の巻線は光学ファイバー
の第1端から巻回し、層114,116,120,126の巻線は光学ファイバ
ーの第2端から巻回される。層112の巻線巻回に用いる光学ファイバーの第1
端の一部は(i)層114,116,120,126の巻回に用いた光学ファイ
バーの第2端と(ii)層118,122,124の巻回に用いた光学ファイバ
ーの第1端の残りの部分の外径より大きい外径を有する。
【0033】 従って層114は光学ファイバーの第2端から巻回した巻線を、層116は光
学ファイバーの第2端から巻いた巻線を、層118は光学ファイバーの第1端か
ら巻いた巻線を、層120は光学ファイバーの第2端から巻いた巻線を、層12
2は光学ファイバーの第1端から巻いた巻線を、層124は光学ファイバーの第
1端から巻いた巻線を、そして層126は光学ファイバーの第2端から巻いた巻
線をそれぞれ含む。層112内の光学ファイバーの一端は層114内の光学ファ
イバーの一端と光学的に接続され、層112内の光学ファイバーの他端は層11
8内の光学ファイバーの一端と光学的に接続されて、層112,114,116
,118が第1の四極子巻回形状を形成するようにしている。同様に層120,
122,124,126は逆四極子巻回形状を形成するように構成して、層11
2,114,116,118,120,122,124,126が八極子を形成
するようにする。所望に応じて八極子を付加して設けても良い。実際上層112
−126内の巻線は光学ファイバーコイル等の次の8層において逆向きにしても
良い。
【0034】 仮に層112が巻回形状110の機能部分でないものとすれば、層114は光
学ファイバーの第1端から巻回した巻線を、層116は光学ファイバーの第2端
から巻回した巻線を、層118は光学ファイバーの第2端から巻いた巻線を、層
120は光学ファイバーの第1端から巻いた巻線をそれぞれ有する。しかして層
94,96,98,100は四極子を形成する。後続する4層は逆四極子を形成
し、層94,96,98,100と共に八極子を形成する。次の8層は逆八極子
として巻回しても良い。
【0035】 巻回形状130は層132,134,136,138,140,142,14
4,146,148を含む。層132の巻線は第1の光学ファイバーから巻回さ
れ、各層134,136,138,140,142,144,146,148の
巻線は第2光学ファイバーから巻回される。従って層132の巻線は、前述した
ように機能部分であっても、巻回形状130の機能部分ではない。層132の巻
線の巻回に用いた第1光学ファイバーの外径は、各層134,136,138,
140,142,144,146,148の巻回に用いる第2光学ファイバーの
外径より大きい。
【0036】 図8に示すように、層134〜148は第2光学ファイバーの第1端と第2端
とから巻回した巻線を交互に含む。全層134−148について特定の間挿巻回
パターンを図8に示すが、他の間挿巻回パターンも採用し得る。間挿巻回パター
ンの例が1996年6月21日出願され、米国特許商標局の許可を受けた米国特
許出願第08/668,485号に開示される。
【0037】 本発明の幾つかの変更形態を上述した。他の変更形態が本発明の技術の実施の
際に生じよう。例えば本発明は光学ファイバー速度センサで説明したが、本発明
は他の光学ファイバー装置にも同様に使用し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は光学ファイバーコイルの巻回中に光学ファイバーに加えられた応力によ
って生じた巻回誤差を示す図である。
【図2】 図2は光学ファイバーの径の変動で生じた巻回誤差を示す図である。
【図3】 図3は間挿巻回パターンを示す図である。
【図4】 図4は光学ファイバーコイルの巻回中に光学ファイバーにかかる応力ないし光
学ファイバーの径の変動で生じる間挿巻回パターンにおける巻回誤差を示す図で
ある。
【図5】 図5は本発明を併有する一般的な巻回パターンを示す図である。
【図6】 図6は本発明を併有する四極子巻回パターンを示す図である。
【図7】 図7は本発明を併有する八極子巻回パターンを示す図である。
【図8】 図8は本発明を併有する間挿巻回パターンを示す図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学ファイバーから巻回した第1の巻線層(72,92,1
    12,132)と第2の巻線層(74,94,114,134)とを有し、第1
    巻線層(72,92,112,132)の光学ファイバーは第1の径を有し、第
    2巻線層(74,94,114,134)の巻線は第1巻線層の巻線の周囲に巻
    回され、第2巻線層(74,94,114,134)の光学ファイバーは第2の
    径を有する光学ファイバーから巻回した光学ファイバーコイル(70,90,1
    10,130)であって、第1の径を第2の径より大きくして第2巻線層(74
    ,94,114,134)の巻線の相互の接触を実質的に防止することを特徴と
    した光学ファイバーコイル(70,90,110,130)。
JP2000577457A 1998-10-19 1999-10-07 光学ファイバーコイルの巻回パターン Expired - Fee Related JP3740015B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/174,833 US20020003936A1 (en) 1998-10-19 1998-10-19 Fine spaced winding pattern for fiber optic coil
US09/174,833 1998-10-19
PCT/US1999/023381 WO2000023765A1 (en) 1998-10-19 1999-10-07 Winding pattern for fiber optic coils

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002527763A true JP2002527763A (ja) 2002-08-27
JP3740015B2 JP3740015B2 (ja) 2006-01-25

Family

ID=22637716

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000577457A Expired - Fee Related JP3740015B2 (ja) 1998-10-19 1999-10-07 光学ファイバーコイルの巻回パターン

Country Status (6)

Country Link
US (1) US20020003936A1 (ja)
EP (1) EP1123486B1 (ja)
JP (1) JP3740015B2 (ja)
CA (1) CA2347738A1 (ja)
DE (1) DE69922531T2 (ja)
WO (1) WO2000023765A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008542719A (ja) * 2005-05-27 2008-11-27 ハネウェル・インターナショナル・インコーポレーテッド 光ファイバ・ジャイロスコープ用のセンシング・コイルの巻き付け方法およびセンシング・コイル

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2389498A1 (en) * 2001-06-13 2002-12-13 Fumio Takahashi Method of winding optical fiber on reel
US6920361B2 (en) * 2003-02-14 2005-07-19 Medtronic, Inc. Reverse wound electrodes
ES2462741T3 (es) * 2007-03-19 2014-05-26 Boston Scientific Neuromodulation Corporation Cables compatibles con MRI y RF y métodos relacionados de operación y fabricación de cables
FR3035388B1 (fr) * 2015-04-21 2018-09-07 Ixblue Procede de fabrication d'une bobine de fibre optique, bobine de fibre optique et interferometre a fibre optique

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4752043A (en) * 1985-11-04 1988-06-21 U.S. Holding Company, Inc. Method of and apparatus for winding a precision optical fiber coil
US4793708A (en) * 1987-03-27 1988-12-27 Litton Systems Canada Limited Fiber optic sensing coil
US5181270A (en) * 1991-08-09 1993-01-19 Hughes Aircraft Company Optical fiber canister
US5492281A (en) * 1993-10-04 1996-02-20 Corning Incorporated Base layer of coated glass fiber for a bobbin
DE69331935T2 (de) * 1993-12-22 2002-11-14 Smiths Ind Aerospace & Defense Spule für optische faser und verfahren zum aufwickeln
US5767509A (en) * 1996-12-24 1998-06-16 Litton Systems, Inc. Fiber optic sensor coil including buffer regions

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008542719A (ja) * 2005-05-27 2008-11-27 ハネウェル・インターナショナル・インコーポレーテッド 光ファイバ・ジャイロスコープ用のセンシング・コイルの巻き付け方法およびセンシング・コイル

Also Published As

Publication number Publication date
JP3740015B2 (ja) 2006-01-25
US20020003936A1 (en) 2002-01-10
WO2000023765A1 (en) 2000-04-27
EP1123486A1 (en) 2001-08-16
DE69922531T2 (de) 2005-12-15
EP1123486B1 (en) 2004-12-08
DE69922531D1 (de) 2005-01-13
CA2347738A1 (en) 2000-04-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5424805B2 (ja) 光ファイバジャイロスコープのための2本巻き光ファイバ収容
US20020167673A1 (en) System and method of winding a fog coil
JPH10206172A (ja) バッファ領域を含むファイバ光学センサコイル
EP0521400A2 (en) Optical fiber coil unit for a fiber optic gyro
JP2939412B2 (ja) 光ファイバコイルおよび光ファイバをセンサスプールに巻く方法
JP2002527763A (ja) 光学ファイバーコイルの巻回パターン
JPH11153440A (ja) 光フアイバ回転センサの光フアイバ検出コイルの形成方法およびその検出コイル
EP1144951B1 (en) Enviromentally robust depolarizer for a fiber optic gyroscope
JP2775199B2 (ja) 光ファイバ巻線
US20040227032A1 (en) Trapezoidal coil for fiber optic gyroscopes
EP1222440B1 (en) Fiber optic gyroscope
JP2973254B2 (ja) 複屈折構造
JPH0690037B2 (ja) 光ファイバコイル
JP2727030B2 (ja) 光ファイバ巻線のトリミング
JP4112618B2 (ja) 光ファイバ巻線の負方向のトリミング
JP2549668B2 (ja) センサ用光ファイバコイル
JP3393101B2 (ja) 光ファイバ配線板
WO2000036441A2 (en) Support structure for fiber optic coil
WO2000039527A1 (en) Sensing coil for a fiber optic gyroscope
JP2849737B2 (ja) 光ファイバコイルとその巻線方法
JP3790878B2 (ja) 熱型変位素子及びこれを用いた放射検出装置
JP2616231B2 (ja) 光ファイバコイル
JP2001227957A (ja) 光ファイバジャイロスコープ
JPS63256812A (ja) 光ファイバジャイロの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051013

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051104

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081111

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091111

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101111

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101111

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111111

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111111

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121111

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121111

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131111

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees