JP3740015B2 - 光学ファイバーコイルの巻回パターン - Google Patents

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Description

【0001】
(技術分野)
本発明は光学ファイバー速度センサのような光学ファイバー装置に関する。
【0002】
(背景技術)
光学ファイバー速度センサは回転感知用の先進的な地球位置決定と慣性誘導方式に汎用されている。光学ファイバー速度センサは通常光源と、光線スプリッタと、検出器と、台上に設置した光線路とを含む干渉計でなる。光源からの光は光線スプリッタにより2本の光ビームに分けられ、これらの光ビームは光学路の対向する両端に向けられる。2本の光ビームは光学路を回って逆伝送され、光学路を出るところで再結合される。再結合された光ビームは検出器に当てられる。
【0003】
光学路が回転すれば、一方の光ビームの通過距離は他方の光ビームの通過距離より大きくなるので、光学路の出口点における2本の光ビーム間に位相差が生じる。検出器に接続した感知回路がこの位相差を回転の程度と方向の表示として決定する。
【0004】
光学ファイバー速度センサの光学路は、代表的に巻回形状を成すスプールまたはハブの周囲にコイル巻きされる光学ファイバーによって形成される。巻回形状は各層が多数の巻線を含む多数の層を通常は有している。各種の巻回形状が知られているが、光学ファイバー速度センサに用いるコイルは代表的に四極子あるいは間挿パターンとして巻回される。
【0005】
四極子を形成するには、1本の連続する光学ファイバーの第1端部を第1の中間スプール上に巻き、このファイバーの第2の端部を第2の中間スプールに巻回する。次いで第1の中間スプール上の光学ファイバーをハブ周囲に時計方向の第1巻線層の巻回に用い、第2中間スプール上の光学ファイバーを第1巻線層上の反時計方向の第2巻線層の巻回に用い、第2中間スプール上の光学ファイバーを第2巻線層上の第3巻線層巻回に用い、第1中間スプール上の光学ファイバーを第3巻線層上の第4巻線層巻回に用いる。
【0006】
光学ファイバーの第1と第2の端部のそれぞれを表すために“+”と“−”を用いるとすれば、結果的な四極子巻回パターンは+−−+巻回形状を有し、ここで+は光学ファイバーの第1端部で巻いた層を表し、−は光学ファイバーの第2端部で巻いた層を表す。理想的には“+”層の光学ファイバーの長さは“−”層の光学ファイバーの長さと等しくされる。この四極子巻回パターンは光学ファイバー速度計に好適な量反復して巻回される。従って第1四極子について+−−+層で第2の四極子を巻回すると、結果的に2つの四極子構成は+−−++−−+巻回パターンを有する。
【0007】
光学ファイバーの“+”端と“−”端とで逆向き四極子を巻くことも知られている。この場合逆向き四極子は+−−+−++−の巻線パターンを有し、一般には八極子と言われる。この八極子巻線パターンは光学ファイバー回転センサに好適な量反復して巻回される。事実、逆向き八極子は+−−+−++−−++−+−−+の巻回パターンに従って巻回されよう。
【0008】
間挿巻回パターンを有するコイル形成のためには、1本の光学ファイバーの第1、第2の端部から交互の巻線として一層またはそれ以上のコイルが巻かれる。従ってこのような一層の場合、光学ファイバーの第1端から奇数番巻線が巻回され、光学ファイバーの第2端から偶数番巻線が巻回される。このような巻回の結果として、間挿層の各巻線(外側巻線以外)が光学ファイバーの一方端から巻回され、光学ファイバーの他端から巻かれた2巻線間に挟持される。
【0009】
間挿巻線パターンを有するコイルの全層が間挿巻線パターンで巻回することは絶対的要件ではない。例えばコイルの最内層の全巻線は光学ファイバーの同じ端から巻回し得るし、あるいはコイルの最内層に隣接する一群またはそれ以上の群は光学ファイバーの第1端部から巻回でき、また最内層コイルに隣接する一またはそれ以上の群を光学ファイバーの第2端部から巻回し得る。
【0010】
コイルパターンの巻回に際しては、第1層に隣接する巻線間には谷部が生じる。これらの谷部は第2層の各巻線が落ち着く領域となり、第2層の各巻線は第3層に巻かれる巻線の落ち着く領域となる谷部を形成する。しかしながら先行層の隣接する各巻線が作る谷部に一層の巻線が落ち着くためには通常は相当な力を要する。この力のために光学ファイバーの各巻線が変形され、同一の層の他の隣接巻線を押圧し勝ちになる。この光学ファイバーの変形は光学ファイバーセンサの巻線の変位を引き起こす。
【0011】
例えば図1は第1層12と第2層14を有する光学ファイバーコイル10の一部分を示す。巻回過程で光学ファイバーに加わる応力は、巻線16,18,20,22においてファイバーを円形から長円形に変形させる。この結果変形した寸法でこれらの全巻線を受容するには不充分なスペースとなる。従って巻線22のような一部の巻線が先行層の隣接巻線が作った谷部から逸脱する。
【0012】
更に光学ファイバーの全長に沿う径が名目上の径から変動することも周知である。図2の光学ファイバー子供30が示すように、第1層32の巻回に用いた光学ファイバーの径が、第2層巻回中に僅かに増えた場合、蓄積されたファイバー位置の誤差の積み重ねが生じる。その結果巻線の一部、例えば巻線36が先行層の隣接巻線が作った谷部から再び逸脱する。
【0013】
また更に間挿パターンで巻く場合には、各層の隣接交互の巻線が光学ファイバーの第1端と第2端から巻回される。この間挿パターンを有する層40が図3に示され、光学ファイバーの第1端を用いて巻線42,44,46,48等を巻回し、光学ファイバーの第2端を用いて巻線50,52,54等を巻回する。図3から明らかなように、光学ファイバーの一端から巻いた各巻線(外側巻線以外)は光学ファイバーの他端から巻いた2つの巻線間に挟持される。一方図4に示すように、変動する緩衝径あるいは巻回中に光学ファイバーに加わる応力はまた間挿巻回パターンに巻回誤差を生じ得る。これらの誤差は巻線60のように乗り上げたり、巻数62のように巻回位置を誤ったり、巻回がなくなるものを含む。
【0014】
そこで上述のように、光学ファイバーコイルの巻線が所望の位置になければ、過渡的な熱若しくは振動が光学ファイバーセンサの特性を低下させることになる。
【0015】
米国特許第5,492,281号公報に教示されるコイル巻回はこの問題に触れていない。この公報に述べられているように、フィラメントパックの底層を、パックを巻回するボビンの寸法上の変化からパックを隔離するように巻回して、フィラメントパックの膨張係数を調和させ、フィラメントパックの受板として働かせ、ガス状または液状の材料の吸収あるいは脱離による寸法変化からフィラメントパックを補償するよう作用する。受板としての機能は第2層の巻線が相互に触れ合わないようにすることを企図していない。即ち受板機能は底層内のフィラメントの寸法をフィラメントパック内のフィラメントの寸法に一致させて所望の巻回パターンを得るように構成される。
【0016】
1988年11月23日の公開の欧州特許公開公報A−0292103に開示の巻回コイルは、複数層の複数の巻線を有する直交巻コイルであり、これも上記の問題に触れていない。この直交巻コイルの各巻線はコイル軸線に直角の第1部分とコイル軸線に斜交する第2部分を有する。各層の巻線の第1部分は互いに平行をなし、各層の巻線の第2部分も互いに平行となる。各層の巻線は下方層の巻線が形成する溝内に適合する。
【0017】
本発明は各層の隣接巻線間に空間を置いて先行技術の過渡的温度若しくは振動の問題を軽減あるいは回避する。
【0018】
(発明の開示)
本発明の一実施形態によれば、光学ファイバーを巻回した光学ファイバーコイルは第1と第2の巻線層を備える。第1の巻線層は光学ファイバーを巻回してなり、第1巻線層の光学ファイバーは第1の径を有する。第2巻線層は光学ファイバーから巻回され、第2巻線層の巻線は第1巻線層の巻線上に巻回され、第2巻線層の光学ファイバーは第2の径を有し、第2の径は第1の径より小さい。
【0019】
本発明の他の実施形態によれば、光学ファイバーコイルは第1、第2、第3、第4、第5の巻線層でなる。第1巻線層は光学ファイバーの第1の部分で巻回され、光学ファイバーの第1の部分は第1の径を有し、第1巻線層は谷部を有する。第2巻線層は光学ファイバーの第2の部分で巻回され、光学ファイバーの第2の部分は第2の径を有し、第2巻線層は谷部を有し、第2巻線層の巻線は第1巻線層の谷部を占有し、第2の径は第1の径より小さい。第3巻線層は光学ファイバーの第2の部分で巻回され、第3巻線層は谷部を有し、第3巻線層の巻線は第2巻線層の谷部を占有する。第4巻線層は光学ファイバーの第2の部分で巻回され、第4巻線層は谷部を有し、第4巻線層は第3巻線層の谷部を占有する。第5巻線層は光学ファイバーの第2の部分で巻回され、第5巻線層の巻線は第4巻線層の谷部を占有する。
【0020】
本発明の他の実施形態によれば、光学ファイバーコイルは第1層から第9層までの近接巻線を含む。第1近接巻線層は第1の径を有する光学ファイバーで巻回される。第2〜第9の近接巻線は第2の径を有する光学ファイバーで巻回され、第2〜第9の近接巻線は第1近接巻線層の上に連続して巻回され、第2の径は第1の径より小さい。
【0021】
(発明を実施するための最良の形態)
これらの構成ないしは他の特徴と利点とは、添付図面に沿う本発明の詳細な説明から更に明らかとなろう。
【0022】
図5に示す光学ファイバーコイル70は層72,74,76,78,80を含む。また後述のように光学ファイバーコイル70は所望の層数を含み得る。層72,74,76,78,80の各々は光学ファイバーから巻回した複数の巻線を有する。一方層72の巻線巻回に用いた光学ファイバーの部分は層74,76,78,80の巻回に用いた光学ファイバーの部分の外径より大きい外径を有する。層72の巻線巻回に用いた光学ファイバーの部分の外径と層74,76,78,80の巻線巻回に用いた光学ファイバーの部分の外径との間の差は、図5で誇張して示すが、層74,76,78,80の各々の隣接巻線が接触しないようにするに充分な大きさで良い。従って層72は後続の各層の巻線巻回に用いる光学ファイバー部分の外径より僅かに大きい外径の光学ファイバー部分を用いて巻回される。
【0023】
外層が巻回されると、各層の巻線を結合し、先に巻回した層上の一層を結合するために接着材を塗布する。
【0024】
層72の巻線は光学ファイバーコイル70の機能部分であっても、機能部分でなくとも良い。層72の巻線を光学ファイバーコイル70の機能部分とするときは、層72の巻線を残りの層の巻線より大きい外径とするための多くの方法がある。例えば大きい径の光学ファイバーの第1の部分を小さい径の光学ファイバーの第2の部分に継いで、層72を光学ファイバーの第1の部分から巻回し、残りの層を光学ファイバーの第2の部分から巻回するようにする。他の例としては光学ファイバーの第1の部分を前以てコーティングして光学ファイバーの第2の部分の径に対して径を大きくし、層72が光学ファイバーの第1の部分から巻回され、残りの層が光学ファイバーの第2の部分から巻回されるようにする。両例において各層72,74,76,78は四極子巻回構成を形成すべきものとして層72の一端の光学ファイバーが層74の初めの光学ファイバーに光学的に接続され、層72の他端の光学ファイバーが層78の初めの光学ファイバーの一端に光学的に接続される。仮に他の巻回形式が光学ファイバーコイル70に用いられるのであれば、その時は層72の各端部が光学ファイバーコイル70のうちの適宜の層と光学的に接続される必要がある。
【0025】
仮に層72の巻線が光学ファイバーコイル70の機能部分ではないものとすれば、層72の光学ファイバーは他の層の光学ファイバーに光学的に接続しない。
【0026】
層72の巻線の巻回に使われる光学ファイバーの径は、光学ファイバーコイル70の後続の層の巻線の巻回に用いる光学ファイバーの径より大きいため、光学ファイバーコイル70の層74,76,78,80等の各々における隣接巻線は接触しない。事実上隣接巻線間には小さな空間が設けられる。従って層74内で巻線は互いに接触せず、層76内で巻線は互いに接触せず、そして光学ファイバーコイル70の後続の層においても同様となる。従ってコイル構造は巻線の欠点を免れ、一時的な熱若しくは振動条件上の光学ファイバーコイル70の特性は公知の光学ファイバーコイルを越えて相当に高められる。光学ファイバーコイル70が提供する巻線形状は光学ファイバーコイル70のコイル巻回パターンと構成上高度の一貫性をもたせている。
【0027】
光学ファイバーコイル70には相当な利点がある。例えば光学ファイバーコイル70はハブで支える必要がなく、代わりに単に光学ファイバーと接着材とでなる同質の独立したコイル構造にし得る。また各層の巻線を分離して隣接する巻線間に隙間を設けるように、光学ファイバーコイルが巻かれるハブの周りに溝を設けることも公知である。本発明はそのような溝付ハブを不必要とする。更に本発明はスティック被覆のない巻回具の使用も可能にする。
【0028】
光学ファイバーコイル70の光学ファイバーはどのような型の巻回形状にでもし得る。その巻回形状の3つの例を図6,7,8に示す。図6に示す巻回形状90は四極子巻回構成を有する。図7に示す巻回形状110は逆四極子または八極子巻回構成を示す。図8に示す巻回形状130は間挿巻回形状を有する。巻回形状90と110の各々における巻線の第1層は機能的であり、巻回形状130の巻線の第1層は機能的ではないものとする。従って上述したように、巻回形状の巻線の第1層は機能性または非機能性のいずれでも良い。
【0029】
巻回形状90は層92,94,96,98,100,102,104,106を含む。巻線層92,98,100,106は光学ファイバーの第1の端部から巻回され、巻線層94,96,102,104は光学ファイバーの第2の端部から巻回される。巻線層92の巻回に用いる光学ファイバーの第1の端部の一部は(i)層94,96,102,104の巻回に用いる光学ファイバーの第2の端部と(ii)層98,100,106の巻回に用いる光学ファイバーの第1の端部の残りの部分との外径より大きい外径を有する。
【0030】
従って層94は光学ファイバーの第2の端部から巻回した巻線を有し、層96は光学ファイバーの第2端部から巻いた巻線を有し、層98は光学ファイバーの第1端部から巻いた巻線を有し、層100は光学ファイバーの第1端部から巻いた巻線を有し、層102は光学ファイバーの第2端部から巻いた巻線を有し、層104は光学ファイバーの第2端部から巻いた巻線を有し、層106は光学ファイバーの第1端部から巻いた巻線を有する。層92の光学ファイバーの一端は層94の光学ファイバーの一端と光学的に接続され、層92の光学ファイバーの他端は層98の光学ファイバーの一端と光学的に接続され、層92,94,96,98が第1の四極子巻回形状を形成する。同様に層100,102,104,106は第2の四極子巻回形状を形成する。所望により付加的な四極子を設け得る。
【0031】
仮に層92が巻回形状90の機能部分ではないとすれば、層94は光学ファイバーの第1端から巻いた巻線を、層96は光学ファイバーの第2端から巻いた巻線を、層98は光学ファイバーの第2端から巻いた巻線を、そして層100は光学ファイバーの第1端から巻いた巻線をそれぞれ有する。しかして層94,96,98,100は四極子を形成する。後続する各層は同一の四極子巻回形状で巻回される。
【0032】
巻回形状100は層112,114,116,118,120,122,124,126を含む。層112,118,122,124の巻線は光学ファイバーの第1端から巻回し、層114,116,120,126の巻線は光学ファイバーの第2端から巻回される。層112の巻線巻回に用いる光学ファイバーの第1端の一部は(i)層114,116,120,126の巻回に用いた光学ファイバーの第2端と(ii)層118,122,124の巻回に用いた光学ファイバーの第1端の残りの部分の外径より大きい外径を有する。
【0033】
従って層114は光学ファイバーの第2端から巻回した巻線を、層116は光学ファイバーの第2端から巻いた巻線を、層118は光学ファイバーの第1端から巻いた巻線を、層120は光学ファイバーの第2端から巻いた巻線を、層122は光学ファイバーの第1端から巻いた巻線を、層124は光学ファイバーの第1端から巻いた巻線を、そして層126は光学ファイバーの第2端から巻いた巻線をそれぞれ含む。層112内の光学ファイバーの一端は層114内の光学ファイバーの一端と光学的に接続され、層112内の光学ファイバーの他端は層118内の光学ファイバーの一端と光学的に接続されて、層112,114,116,118が第1の四極子巻回形状を形成するようにしている。同様に層120,122,124,126は逆四極子巻回形状を形成するように構成して、層112,114,116,118,120,122,124,126が八極子を形成するようにする。所望に応じて八極子を付加して設けても良い。実際上層112−126内の巻線は光学ファイバーコイル等の次の8層において逆向きにしても良い。
【0034】
仮に層112が巻回形状110の機能部分でないものとすれば、層114は光学ファイバーの第1端から巻回した巻線を、層116は光学ファイバーの第2端から巻回した巻線を、層118は光学ファイバーの第2端から巻いた巻線を、層120は光学ファイバーの第1端から巻いた巻線をそれぞれ有する。しかして層94,96,98,100は四極子を形成する。後続する4層は逆四極子を形成し、層94,96,98,100と共に八極子を形成する。次の8層は逆八極子として巻回しても良い。
【0035】
巻回形状130は層132,134,136,138,140,142,144,146,148を含む。層132の巻線は第1の光学ファイバーから巻回され、各層134,136,138,140,142,144,146,148の巻線は第2光学ファイバーから巻回される。従って層132の巻線は、前述したように機能部分であっても、巻回形状130の機能部分ではない。層132の巻線の巻回に用いた第1光学ファイバーの外径は、各層134,136,138,140,142,144,146,148の巻回に用いる第2光学ファイバーの外径より大きい。
【0036】
図8に示すように、層134〜148は第2光学ファイバーの第1端と第2端とから巻回した巻線を交互に含む。全層134−148について特定の間挿巻回パターンを図8に示すが、他の間挿巻回パターンも採用し得る。間挿巻回パターンの例が1996年6月21日出願され、米国特許商標局の許可を受けた米国特許出願第08/668,485号に開示される。
【0037】
本発明の幾つかの変更形態を上述した。他の変更形態が本発明の技術の実施の際に生じよう。例えば本発明は光学ファイバー速度センサで説明したが、本発明は他の光学ファイバー装置にも同様に使用し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は光学ファイバーコイルの巻回中に光学ファイバーに加えられた応力によって生じた巻回誤差を示す図である。
【図2】 図2は光学ファイバーの径の変動で生じた巻回誤差を示す図である。
【図3】 図3は間挿巻回パターンを示す図である。
【図4】 図4は光学ファイバーコイルの巻回中に光学ファイバーにかかる応力ないし光学ファイバーの径の変動で生じる間挿巻回パターンにおける巻回誤差を示す図である。
【図5】 図5は本発明を併有する一般的な巻回パターンを示す図である。
【図6】 図6は本発明を併有する四極子巻回パターンを示す図である。
【図7】 図7は本発明を併有する八極子巻回パターンを示す図である。
【図8】 図8は本発明を併有する間挿巻回パターンを示す図である。

Claims (1)

  1. 光学ファイバーから巻回した第1の巻線層(72,92,112,132)と第2の巻線層(74,94,114,134)とを有し、第1巻線層(72,92,112,132)の光学ファイバーは第1の径を有し、第2巻線層(74,94,114,134)の巻線は第1巻線層の巻線の周囲に巻回され、第2巻線層(74,94,114,134)の光学ファイバーは第2の径を有する光学ファイバーから巻回した光学ファイバーコイル(70,90,110,130)であって、第1の径を第2の径より大きくして第2巻線層(74,94,114,134)の巻線の相互の接触を実質的に防止することを特徴とした光学ファイバーコイル(70,90,110,130)。
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