JP2002527309A - 蓋を備える熱融解式事前計量コップ - Google Patents

蓋を備える熱融解式事前計量コップ

Info

Publication number
JP2002527309A
JP2002527309A JP2000575776A JP2000575776A JP2002527309A JP 2002527309 A JP2002527309 A JP 2002527309A JP 2000575776 A JP2000575776 A JP 2000575776A JP 2000575776 A JP2000575776 A JP 2000575776A JP 2002527309 A JP2002527309 A JP 2002527309A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cup
mark
hot
melt pre
machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000575776A
Other languages
English (en)
Inventor
ジャン―イブ ニコラ ルビエール
Original Assignee
ジャン―イブ ニコラ ルビエール
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ジャン―イブ ニコラ ルビエール filed Critical ジャン―イブ ニコラ ルビエール
Publication of JP2002527309A publication Critical patent/JP2002527309A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D85/00Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials
    • B65D85/70Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for materials not otherwise provided for
    • B65D85/804Disposable containers or packages with contents which are mixed, infused or dissolved in situ, i.e. without having been previously removed from the package
    • B65D85/816Disposable containers or packages with contents which are mixed, infused or dissolved in situ, i.e. without having been previously removed from the package into which liquid is added and the resulting preparation is retained, e.g. cups preloaded with powder or dehydrated food
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47GHOUSEHOLD OR TABLE EQUIPMENT
    • A47G19/00Table service
    • A47G19/22Drinking vessels or saucers used for table service
    • A47G19/2205Drinking glasses or vessels
    • A47G19/2227Drinking glasses or vessels with means for amusing or giving information to the user
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09FDISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
    • G09F3/00Labels, tag tickets, or similar identification or indication means; Seals; Postage or like stamps
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47GHOUSEHOLD OR TABLE EQUIPMENT
    • A47G19/00Table service
    • A47G19/22Drinking vessels or saucers used for table service
    • A47G19/2205Drinking glasses or vessels
    • A47G19/2227Drinking glasses or vessels with means for amusing or giving information to the user
    • A47G2019/225Drinking glasses or vessels with means for amusing or giving information to the user vessels with thermometers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)
  • Packages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、コップを満たす前は機械の読取装置によって読取可能かつ識別可能であり、コップを満たした後では前記の読取装置によって再度読取ができないように熱の効果によって特性が消去可能または変更可能であるマーク(5)を、好ましくは外側周囲に一体化した蓋付き事前計量コップ(4)に関する。本発明の目的は、コップを満たす機械においてコップを排他的に読み取ること、および1回使用されたコップを再び満たして再使用できることを回避することである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 コーヒー、茶、飲料チョコレート、ポタージュなどの温かい飲み物、またはレ
モン、オレンジ、グレープフルーツ飲料などの清涼飲料といったあらゆる種類の
飲み物の自動販売機は、市場において、さらに頻繁に企業や大きな行政官庁内に
おいて普通に見られる。
【0002】 一般に消費手段においては2つの系列、すなわち、それ自体が飲料を準備して
配合した後に消費者に放出する機械と、コップの中で飲料を配合するために、一
方では冷凍乾燥した製品の粉を事前計量したコップを、他方では加熱または冷却
した水を放出する機械とに区分される。
【0003】 事前計量されたコップと水とを放出する機械は、技術的に極めて細心の注意が
必要で常時メンテナンスと頻繁な応急修理を必要とする別の機械とは反対に、働
き具合が非常に簡単で、設置するための多大な労力、メンテナンス、および修理
を必要としないので、次第に好まれつつある。
【0004】 コップの中への飲料の準備を消費者自身にさせる方法は、技術的な拘束や運用
実施に関するあらゆる作業を軽減する。
【0005】 今日市場に提供されている事前計量コップの中には、原理が非常に評価され、
成長が毎日少しずつ増大しているもの、すなわち蓋付き事前計量コップがある。
【0006】 この形式のコップは、その底に、コーヒー、茶、飲料チョコレートであっても
よい冷凍乾燥した製品粉末またはレモンやオレンジなどの粉末を正確な量だけ準
備することを特徴とする。 粉末は、光と空気から蔽護されて入れられた冷凍乾燥粉末を保護してすぐれた保
存条件を保証するように、溶接または貼着したアルミニウム製蓋によってコップ
の底部に留められている。
【0007】 したがって、消費者が選んだ式蓋付き事前計量コップと、飲料の配合に必要な
湯または冷水とを単に放出する、コイン式またはそうではない自動販売機がすで
に何年にもわたって運用されてきた。
【0008】 したがって、自動販売機でより取り見取りで飲料を選んだ消費者は、対応する
蓋付き事前計量コップを受け取る。消費者は通常は、このために蓋の形状自体に
準備された舌状の突縁を引っ張ってアルムニウム製蓋を取り上げ、底に入ってい
る粉末を解放する。 それからコップを機械の収納部に入れるが、この中で存在検知器または押しボタ
ンが希望する温度の水の流出を始動させる。 ある機械では消費者に両手を使うことを強いる。すなわち消費者は一方の手で機
械の正確な位置にコップを差し出し、他方の手でスイッチを押さなければならな
い。
【0009】 事前計量コップを使用する自動販売機は、この部門の運営者にとっては食料の
販売を効果的にロックすることが困難であるから、この部門の運営者によって運
営することが困難である。実際に、食料品をそれ自体の内部に保持して放出の前
にそれ自体で飲料を調合する機械形式のためには、製品の消費を管理してこの再
装入を保証することは運営者には容易である。反対に、蓋付き事前計量コップと
水とを分配する機械については、機械の使用者がもっと安価なコップを他の場所
に買いに行かないようにすること、または市場で非常に安い値段で売られている
ビン入り冷凍乾燥製品から自分で移しかえて空の事前計量コップを使用しないよ
うにすることは非常に困難である。
【0010】 ある機械メーカーは、同じ概念の機械によって使用可能にするために、特別の
機械と食料の特別の包装をすでに研究している。
【0011】 本発明の目的は、これらの不都合性を回避してさらに世界を通じて次第に好ま
れつつあるこの種の食料に安心感を与える状態にあるいくつかの利点をもたらす
蓋付き事前計量コップを、自動販売機部門の運営者に提供することである。
【0012】 本発明の好ましい実施形態によれば、蓋付き事前計量コップはその外部周辺仕
切り壁の上に正確なマークを備えており、このマークは、コップを満たす前には
っきり読むことができ識別することができるが、コップを満たした後では、コッ
プ自体またはその内容物に悪影響を及ぼすことなくマークに作用する十分な加熱
の効果によって変更または消去が可能である。
【0013】 本発明の好ましい実施形態によれば、このマークは、工業または商業において
多数の製品を識別するために現在使用されているバーコードなどに規格化するこ
ともでき、またはコップの製造者または運営者の希望に従って実現することもで
きる。 商業および工業において製品およびその包装の上に今日現われるのが見られるす
べてのマークは、読むことができるために構想したものである。これらの機能は
、製品の識別と技術的または商業的情報の記録を可能にすることである。 これらのマークはすべて、プログラム式光学読取装置または光電子工学的読取装
置によって読み取られるという単独の目的で、マークをつけた製品を識別すると
いう目的で、また場合によってはこの識別から機械、コンピュータなどのプログ
ラムを開始させるために実施されている。 読取と識別の後には、製品の上に付けられたマークは全く有用性はなくなり、支
持体の上に印刷されたままで、消費者を困らせることはない。 ある場合には、マークはその識別のために物品の上に置かれた接着ラベルの上に
印刷され、後で取り外される。
【0014】 本発明の好ましい実施形態によれば、マークは、上述のように読み取られるよ
うにコップの上に直接付けられることが好ましい。上述の事実とは反対に、本発
明のコップのマークは読取と識別の後に、読取装置によって再度読み取ることが
できないようにその形状、その色、その外観、またはその他の特徴を変更するこ
とができるという特性を有する。
【0015】 本発明の別の実施形態によれば、コップの上に付けられたマークは、読取と識
別の後に局部的、全体的、または部分的に消去可能であり、したがってさらに新
たに読取装置によって再度読み取ることができないことを特徴とする。
【0016】 本発明の好ましい実施形態によれば、マークは、インク、ワニス、塗料、また
は読み取られる状態にあるその他すべての製品によってコップの本体の上に直接
に実現され、たとえば光電子工学的読取装置によって識別される。
【0017】 本発明の別の実施形態によれば、マークは、ステッカ、ラベル、粘着テープな
どのコップの上に付けられたエレメント、またはたとえばプラスチック、金属な
どの堅固な材料でできた切片によって構成することができる。
【0018】 本発明の好ましい実施形態によれば、コップの本体の上に付けられたマークは
、コップまたはその内容物に害を与えることなくマークに作用するために、十分
な温度上昇の効果によって変更可能または消去可能である。
【0019】 本発明の好ましい実施形態によれば、コップの上に付けられたマークは、たと
えば電熱抵抗または熱風送風機によって代表される加熱要素の効果によって変更
可能または消去可能である。
【0020】 本発明の他の実施形態によれば、コップ上の選択された位置に付けられたマー
クは、コップの中に入れられた熱い液体自体によって誘発された温度上昇の効果
によって変更可能または消去可能である。 実際に、蓋付き事前計量コップが使用待機中で光と空気から蔽護されている条件
にあるとき、コップ本体の一部分の上に付けられたマークの環境温度は、周囲温
度と同じかまたはたとえば20℃である。したがって、マークはこの温度ではっ
きり読み取ることができ、識別することができる。 蓋付き事前計量コップがたとえば70℃の湯で満たされると、コップ内部の液体
の温度は熱伝導によってコップの外面に伝導し、したがってコップに付いたマー
クに伝導する。コップを構成する材料の断熱容量に応じて、マークに伝達される
温度はたとえば50〜55℃の間になることができる。この温度ではマークは変
形または消去され、読取装置では読取不可能となる。こうしてマークは、禁止ま
たは限界温度の効果によって特性を変更するか、もしくは作用または機能動作を
制限する熱溶解物として作用する。
【0021】 本発明の別の実施形態によれば、マークはコップ本体の上であるが、受座の底
部に付けられ、この受座はコップに予め用意されており、コップの中に入れられ
た熱い液体とコップの外面マークとの間の熱伝導を容易にするように、マークの
位置における材料の厚さを著しく減らしている。
【0022】 本発明の好ましい実施形態によれば、マークは、温度の伝達と機械におけるコ
ップの位置決めのために最も適した高さでコップの全周囲上に位置する1本また
は複数本の線から構成される。 この実施形態によれば、周囲のマークは2つの様式の熱効果によって、すなわち
コップに含まれる熱い液体の温度伝達によって全体的に、もしくは機械の加熱要
素の働きによって局部的に、変更または消去することができる。
【0023】 この実施形態によれば、またコップの円形および周囲マークの局部的な変更ま
たは消去の場合には、使用者には、マークの新しい読取を可能にしてコップを再
利用するためにコップを回転させてマークの変質していない別の個所を読取装置
に当てることで十分である。 この不都合性を回避するために、使用者にコップを常に読取装置正面の同じ位置
に置くことを強制する必要がある。 本発明のこの実施形態によれば、コップは、常に同じ位置にコップを置くことを
強制するその形状またはその周囲の物理的調整が自由に行われるように構想され
ている。
【0024】 本発明の別の実施形態によれば、マークは堅固な材料で作られて、コップが満
たされるとコップの一部分がコップの仕切り壁を横切って熱い液体と直接接触す
るように、コップの上に付けられている。この実施形態によれば、コップが室温
である場合にはっきり読取り可能であり識別可能なマークは、コップに湯が満た
されて湯の温度が自動的にマークに伝達すると、これらの特徴のいずれかが変わ
ることになる。こうしてマークは読取装置では読取不可能になる。
【0025】 本発明の他の実施形態によれば、マークはある金属物質の中に作られて、コッ
プを満たす前には読み取ることができ、満たした後では磁気または電子的効果に
よって消去できるように、コップの上に付けられている。
【0026】 本発明の他の実施形態によれば、機能動作のために温度の効果を十分利用し、
煎じ薬やハーブティーなどの非常に熱い飲料に特に適した本発明の蓋付き熱融解
式事前計量コップは、葉状製品を煎じるためにその底部に濾過器を備えている。
実際に、熱湯の中で冷凍乾燥製品を溶解することによって得られるコーヒー、飲
料チョコレート、ブイヨンなどの日常の熱い飲料とは反対に、煎じ薬およびハー
ブティーでは非常に熱い湯の中で葉状製品を煎じることが結果的に関係する。 したがって本発明の蓋付き熱融解式事前計量コップは、たとえばコップの円形仕
切り壁の局部的変形によって保持された好ましくは細かい孔を備えた濾過器を、
コップの底部における蓋の下に準備している。
【0027】 本発明の別の実施形態によれば、本発明の蓋付き熱融解式事前計量コップは、
重なり合った互いに連結された2枚の層で構成された溶接または貼着された蓋を
備えており、気密で一般にアルミニウム製の上層と細かい網目の織物状の下層と
は、飲料におけるの葉と残留物の上昇を避けるための濾過器の役目を果たす。蓋
を引くと、アルミニウムの層は取り外されて、細かい網目のクロスの層はコップ
の底部に堅く結合されたまま残る。
【0028】 限定されない例示的な添付図面に関する次の説明によって、本発明をどのよう
に実行できるかが理解できるようになろう。
【0029】 本発明の好ましい実施形態によれば、蓋付き熱融解式事前計量コップ(4)は
、その外部周辺仕切り壁の1つの上に正確なマーク(5)を備えており、このマ
ークは、はっきり読取可能および識別可能であり、温度上昇の効果によってその
形状、色、またはその他の特徴が消去可能または変更可能であり、この温度上昇
はコップ(4)自体またはその内容物に影響を及ぼす可能性はないことを特徴と
する(図2)。
【0030】 本発明の好ましい実施形態によれば、マーク(5)は、プログラム式光電子工
学的読取装置によって読取可能な、たとえばバーコードとして規格化されたマー
ク、もしくは製造者または運営者によって定義された規格化されていないマーク
にすることができる。
【0031】 本発明の好ましい実施形態によれば、マーク(5)はコップ(4)の上に直接
付けられ、読取と識別の後に読取装置によって再度読取ができないように、その
形状、その色、またはその他の特徴が変更される能力を有する(図3a、図3b
)。こうして、マークは唯一の使用の後に破壊される1回使用の溶融物として作
用する。
【0032】 本発明の別の実施形態によれば、コップ(4)の上に付けられたマーク(5)
は、読取と識別の後に局部的、全体的、または部分的に消去可能であることを特
徴とする。こうして、マーク(5)は唯一の使用の後に破壊される1回使用の溶
融物として作用する(図4a、図4b)。
【0033】 本発明の好ましい実施形態によれば、マーク(5)は、ワニス、印刷用インク
、塗料、またはたとえば光電子式の読取装置によって判読可能かつ識別可能なそ
の他すべての材料によってコップ(4)の本体上に直接に実現される。
【0034】 本発明の別の実施形態によれば、マークは、ステッカ、ラベル、粘着テープな
どコップ上に付けられたエレメント、もしくはプラスチックや金属などの堅固な
材料でできた切片によって構成される(図5)。
【0035】 本発明の好ましい実施形態によれば、マーク(5)は、加熱抵抗(6)により
生じる局部的温度上昇の作用で変更可能または消去可能である(図6)。
【0036】 本発明の別の実施形態によれば、コップ(4)に付けられたマーク(5)は、
熱風ブロア(7)により生じる局部的温度上昇の作用で変更可能または消去可能
である(図7)。
【0037】 本発明の他の実施形態によれば、コップ(4)に付けられたマーク(5)は、
コップに入れた熱い液体により生じる局部的温度上昇の作用で変更可能または消
去可能である(図8aおよび図8b)。 中味を入れたコップ(4)は、一般に保存温度が20℃であり、このときマーク
(5)ははっきり判読可能かつ識別可能である。たとえば70℃の湯を入れたと
き、コップ(4)の壁が加熱され、コップ(4)の構成材料の品質に応じてマー
クに伝達される残留温度はたとえば50〜55℃の間で変化しうる。この温度に
さらされると、コップ(4)のマーク(5)は変更または消去される。
【0038】 本発明の他の実施形態によれば、マーク(5)は、コップ(4)上で、コップ
(4)に入っている熱い液体からマーク(5)への熱伝導を促進するようにマー
ク(5)の所でコップ(4)の厚さを著しく減らすための受座(8)の底部に位
置する(図9)。
【0039】 本発明の好ましい実施形態によれば、コップ(4)上にじかに作製されたマー
ク(5)は、1本または複数の水平線と周辺部から構成される。コップの全周囲
のこの水平マークは、その全体にわたって、コップに入れた湯の温度の伝達によ
る、あるいは局部的に、電気抵抗(6)もしくは吹き込んだ熱い空気(7)によ
り生じる再加熱によるという、2つの正確な作用に従って変更または消去するこ
とができる(図10)。 後者の場合、局部的な変更または消去は、コップ(4)の再利用を妨げるに充分
ではない。ユーザはコップ(4)を回転させてマーク(5)の影響を受けていな
い場所を読取装置に向けるだけでよいからである。本発明のこの実施形態によれ
ば、コップ(4)は、たとえばその形状またはその周囲を手直しするなど、ユー
ザがコップを常に同じ位置で提示するよう強制する何らかの手段を備える(図1
1)。
【0040】 本発明の別の実施形態によれば、マーク(5)は、たとえばプラスチックや金
属材料でよい堅固な材料で作製され、コップ(4)に中味を入れたとき、コップ
(4)の壁を横切って取り付けられたこのマーク(5)の少なくとも一部分が熱
い液体とじかに接触するように、コップ(4)に取り付けられる。 この実施形態によれば、コップ(4)が空のとき、この堅固なマーク(5)は判
読可能かつ識別可能であり、コップ(4)に湯を一杯入れたとき、その特徴の少
なくとも1つが変更される。この特徴の変更により、取り付けられた堅固なマー
ク(5)がもはや読取装置によって新たに識別不可能になる(図14)。
【0041】 本発明の別の実施形態によれば、マーク(5)は、金属材料で構成され、磁気
的または電子的作用によって識別、変更、または消去が可能なようにコップ(4
)に取り付けられる。
【0042】 本発明の好ましい実施形態によれば、蓋付き熱融解式事前計量コップ(4)は
、その底部およびその蓋(2)にハーブティーや煎じ薬の葉や残留物(11)を
保持するための濾過器(10)を備える。実際、熱い飲み物の組成が凍結乾燥製
品の粉末を湯と混ぜるものである場合、煎じ薬やその他の種々のハーブティーの
葉(11)は飲み物に加えられない。したがって、それをコップ(4)の底部に
留めておくのが好都合である(図12)。
【0043】 本発明の別の実施形態によれば、コップ(4)は、上記の濾過器の役割を果た
すファインメッシュ布(12)と緊密に関連することを特徴とする、接着または
溶接によって保持された蓋(2)を、その底部に備える。 このような構成の蓋(2)は、単一部片中に2つの層、すなわち保存のためのア
ルミニウムの層と、葉(11)をコップの底部に保持するためのファインメッシ
ュ布の層(12)とを有する。この蓋(2)の2重層は、一旦コップ(4)中に
設置され接着されると、ファインメッシュ布をコップ(4)から外すことなく、
取り外すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 冷凍乾燥製品の粉末を含む商用蓋付き事前計量コップを示す図である。
【図2】 マークを付けた本発明の蓋付き事前計量コップを示す図である。
【図3a】 読取り前の明瞭で識別可能なマークを示す図である。
【図3b】 読取り後の形状が変化したマークを示す図である。
【図4a】 読取り前の明瞭で識別可能なマークを示す図である。
【図4b】 読取り後の消去されたマークを示す図である。
【図5】 接着剤の位置決めによってコップの上に付けられたマークを示す図である。
【図6】 電熱抵抗による温度上昇を受けるコップのマークを示す図である。
【図7】 熱風吹き付けによる温度上昇を受けるコップのマークを示す図である。
【図8a】 明瞭で識別可能なマークを有する未使用コップを示す図である。
【図8b】 消去されたマークを有する熱い飲料で満たされたコップを示す図である。
【図9】 マークの位置でコップの厚さを減らし、温度の伝達を容易にするために、コッ
プの上に準備された受座の底部におけるマークの配置を示す図である。
【図10】 水平周辺マークを示す図である。
【図11】 常に同じ個所に位置付けることを可能にするコップの形状改装を例として示す
図である。
【図12】 葉状製品を留める目的で底濾過器を有する本発明のコップを示す図である。
【図13】 蓋を引き外すときにコップに堅く結合されて残る付属の細かい網目のクロスを
有するコップの蓋を示す図である。
【図14】 コップが満たされたとき熱い液体に直接接触するようにコップを横断して、コ
ップの上に堅固な材料でできたマークをどのように置くことができるかを示す図
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 19/06 G07F 13/10 Z G07F 13/00 G06K 19/00 Q 13/10 A (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),AU,BR,C A,CN,CZ,HU,ID,IL,JP,KP,KR ,MX,NO,NZ,PL,RO,RU,SG,SI, SK,TR,UA,US,YU

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱融解式事前計量コップ(4)であって、機械の読取装置に
    よって読取可能で識別可能な局部的マーク(5)を含み、 前記マークは、前記読取装置によって再度読取ができないように、熱の効果に
    よって、接触することなく不可逆でかつ決定的な方法で消去可能または変更可能
    であることを特徴とする熱融解式事前計量コップ。
  2. 【請求項2】 前記局部的マーク(5)が、熱の効果によって、接触するこ
    となく、コップとその内容物との特性が影響されることなく、不可逆でかつ決定
    的な方法によって補助なしで変更可能または消去可能であることを特徴とする請
    求項1に記載の熱融解式事前計量コップ(4)。
  3. 【請求項3】 前記コップ(4)に付けられた前記局部的マーク(5)が、
    どのようなものでもよく、また機械プログラム式読取装置によって読取可能であ
    ることを特徴とする請求項1および2に記載の熱融解式事前計量コップ(4)。
  4. 【請求項4】 機械プログラム式読取装置によって読取および識別されるコ
    ップ(4)に付けられた局部的マーク(5)が、前記機械プログラム式読取装置
    によって再度認識できないように、熱の効果によって接触することなく不可逆で
    かつ決定的な方法によって、その形状、色、またはその他の特性を変更すること
    が可能であることを特徴とする前記請求項のいずれか一項に記載の熱融解式事前
    計量コップ(4)。
  5. 【請求項5】 機械プログラム式読取装置によって読取および識別されるコ
    ップ(4)に付けられた局部的マーク(5)が、前記機械プログラム式読取装置
    によって再度読取または識別できないように、熱の効果によって接触することな
    く不可逆でかつ決定的な方法によって、部分的または全体的に消去可能であるこ
    とを特徴とする前記請求項のいずれか一項に記載の熱融解式事前計量コップ(4
    )。
  6. 【請求項6】 前記コップ(4)に付けられた前記局部的マーク(5)が、
    機械プログラム式読取装置によって識別可能または判読可能な印刷用インク、塗
    料、ワニス、またはその他すべての材料によって前記コップ(4)の上に直接に
    実現されることを特徴とする前記請求項のいずれか一項に記載の熱融解式事前計
    量コップ(4)。
  7. 【請求項7】 前記コップ(4)に付けられた前記局部的マーク(5)が、
    ステッカ、ラベル、粘着テープなどのコップの上に付けられたエレメント、もし
    くはプラスチックまたは金属などの堅固な材料でできた切片によってできた支持
    物の上に作られ、前記マーク(5)の特性は全く影響されないことを特徴とする
    前記請求項のいずれか一項に記載の熱融解式事前計量コップ(4)。
  8. 【請求項8】 前記コップ(4)に付けられた前記局部的マーク(5)が、
    電熱抵抗(6)などの加熱エレメントにより、熱の効果によって、接触すること
    なく不可逆でかつ決定的な方法によって補助なしで変更可能または消去可能であ
    ることを特徴とする前記請求項のいずれか一項に記載の熱融解式事前計量コップ
    (4)。
  9. 【請求項9】 前記コップ(4)に付けられた前記局部的マーク(5)が、
    熱風吹付け(7)により、熱の効果によって、接触することなく不可逆でかつ決
    定的な方法によって補助なしで変更可能または消去可能であることを特徴とする
    前記請求項のいずれか一項に記載の熱融解式事前計量コップ(4)。
  10. 【請求項10】 前記コップ(4)に付けられた前記局部的マーク(5)が
    、前記機械プログラム式読取装置によって再度読取または識別ができないように
    、コップの中に入れた液体から前記マーク(5)への熱伝導により、熱の効果に
    よって、接触することなく不可逆でかつ決定的な方法によって補助なしで変更可
    能または消去可能であることを特徴とする前記請求項のいずれか一項に記載の熱
    融解式事前計量コップ(4)。
  11. 【請求項11】 前記コップ(4)に付けられた前記局部的マーク(5)が
    、前記コップ(4)の仕切り壁の厚さを著しく減らして前記コップ(4)の中に
    入っている液体と前記マーク(5)との間の熱伝導を向上させるために、受座(
    8)の底部に位置することを特徴とする前記請求項のいずれか一項に記載の熱融
    解式事前計量コップ(4)。
  12. 【請求項12】 コップがその形状を、常に機械上の同じ位置に置くことを
    可能にする形状(9)に改装されることを特徴とする前記請求項のいずれか一項
    に記載の熱融解式事前計量コップ(4)。
  13. 【請求項13】 前記コップ(4)に付けられた前記局部的マーク(5)が
    、内容物と直接接触するために前記マーク(5)の少なくとも一部が前記コップ
    (4)の仕切り壁を横断するように、前記コップ(4)の上に付けられているこ
    とを特徴とする前記請求項のいずれか一項に記載の熱融解式事前計量コップ(4
    )。
  14. 【請求項14】 前記局部的マーク(5)が前記コップ(4)に付けられ、
    磁気または電子的効果によって不可逆でかつ決定的な方法によって識別、変更、
    または消去が可能になるようにある金属物質で作られていることを特徴とする前
    記請求項のいずれか一項に記載の熱融解式事前計量コップ(4)。
  15. 【請求項15】 前記コップ(4)が、変更可能または消去可能である局部
    的マーク(5)のほかに、ある材料で単一部片(10)として作られた濾過器を
    有し、該濾過器は、保存蓋(2)とは独立するようにコップ(4)の底部に置か
    れ、移動が自由でハーブティーや煎じ薬の葉や残留物(11)を前記コップ(4
    )の底部に留めることを特徴とする前記請求項のいずれか一項に記載の熱融解式
    事前計量コップ(4)。
  16. 【請求項16】 前記コップ(4)が、変更可能または消去可能である前記
    局部的マーク(5)のほかに、密に結合した2つの層からなる、液体中の成分を
    前記コップ(4)の底部に留めるための保存蓋(2)を有し、この上層は気密で
    保存を目的とし、下層(12)は前記濾過器(10)の役目を果たすために透水
    性であり、気密の上層が前記コップ(4)から引き離されても前記コップ(4)
    に堅く結合されたままであることを特徴とする前記請求項のいずれか一項に記載
    の熱融解式事前計量コップ(4)。
JP2000575776A 1998-10-09 1999-10-07 蓋を備える熱融解式事前計量コップ Pending JP2002527309A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9812721A FR2784356B1 (fr) 1998-10-09 1998-10-09 Gobelet predose opercule a fusible thermique
FR98/12721 1998-10-09
PCT/FR1999/002394 WO2000021857A1 (fr) 1998-10-09 1999-10-07 Gobelet predose opercule a fusible thermique

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002527309A true JP2002527309A (ja) 2002-08-27

Family

ID=9531417

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000575776A Pending JP2002527309A (ja) 1998-10-09 1999-10-07 蓋を備える熱融解式事前計量コップ

Country Status (6)

Country Link
EP (1) EP1051339A1 (ja)
JP (1) JP2002527309A (ja)
AU (1) AU5990399A (ja)
CA (1) CA2312878A1 (ja)
FR (1) FR2784356B1 (ja)
WO (1) WO2000021857A1 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2178948B (en) * 1985-08-16 1988-02-10 Gen Foods Ltd Cup for the preparation of beverages
US4919983A (en) * 1988-04-04 1990-04-24 Fremin Kit C Thermochromatic infant feeding container
JPH0353281A (ja) * 1989-07-21 1991-03-07 Nakanishi Kinzoku Kogyo Kk 温度表示ラベルおよびこれを用いた異常過熱管理装置
JPH09132278A (ja) * 1995-11-02 1997-05-20 Polymertech:Kk 時間経過表示を有する即席カップ麺

Also Published As

Publication number Publication date
CA2312878A1 (fr) 2000-04-20
AU5990399A (en) 2000-05-01
WO2000021857B1 (fr) 2000-07-13
WO2000021857A1 (fr) 2000-04-20
FR2784356B1 (fr) 2002-01-18
FR2784356A1 (fr) 2000-04-14
EP1051339A1 (fr) 2000-11-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20030071806A1 (en) Predetermined ordering system
AU2009234023B2 (en) Metod and appartus fro refilling a container with a fluid
US6021626A (en) Forming, packaging, storing, displaying, and selling clothing articles
US8364542B2 (en) Reusable sleeve cover
US5640447A (en) Debit calling label
JP2002515994A (ja) カードのためのパッケージおよびその使用方法
JP2008502551A (ja) 容器および容器の製造方法
US20110000923A1 (en) Method and Apparatus for Refilling a Container with a Fluid
US8091781B2 (en) Transaction product with card and sticker
TW201124948A (en) Dispensing machine assembly and method for controlling its operation
US8523065B1 (en) Method and apparatus for recycling RFID tags for disposable cups
US20080245875A1 (en) Stored-value product with housed article
IE852283L (en) Coffee makers
JP4220184B2 (ja) Icタグ付きキャップシール
FR2596365A1 (fr) Receptacle pour la presentation d'articles
WO2018057279A1 (en) Reusable labeled coffee bean bag and method of operation
JP2010231797A (ja) 非接触データキャリアを付したパッケージ
JP2002527309A (ja) 蓋を備える熱融解式事前計量コップ
CN208092843U (zh) 一种无人售货柜
JP2002527831A (ja) マーク読取り消去装置
CA2346550A1 (en) Barcode ordering system
WO2011014932A1 (en) Improvements in labelling of lids
US1209485A (en) Tea-ball.
JP2002236888A (ja) 非接触icメモリ付き情報提供媒体及びこれを設けた商品並びにこれを利用する情報提供方法
TWI257579B (en) RFID labeling machine