JP2002527217A - Esrfクーラント脱ガス処理 - Google Patents

Esrfクーラント脱ガス処理

Info

Publication number
JP2002527217A
JP2002527217A JP2000563364A JP2000563364A JP2002527217A JP 2002527217 A JP2002527217 A JP 2002527217A JP 2000563364 A JP2000563364 A JP 2000563364A JP 2000563364 A JP2000563364 A JP 2000563364A JP 2002527217 A JP2002527217 A JP 2002527217A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coolant
gas
chamber
plasma processing
plasma
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000563364A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4216476B2 (ja
Inventor
ジョンソン、ウェイン・エル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Electron Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electron Ltd filed Critical Tokyo Electron Ltd
Publication of JP2002527217A publication Critical patent/JP2002527217A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4216476B2 publication Critical patent/JP4216476B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/02Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/32Gas-filled discharge tubes
    • H01J37/32431Constructional details of the reactor
    • H01J37/32458Vessel
    • H01J37/32522Temperature
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D19/00Degasification of liquids
    • B01D19/0063Regulation, control including valves and floats
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D53/00Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols
    • B01D53/14Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols by absorption
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/32Gas-filled discharge tubes
    • H01J37/32009Arrangements for generation of plasma specially adapted for examination or treatment of objects, e.g. plasma sources
    • H01J37/32082Radio frequency generated discharge
    • H01J37/321Radio frequency generated discharge the radio frequency energy being inductively coupled to the plasma
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/32Gas-filled discharge tubes
    • H01J37/32431Constructional details of the reactor
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/32Gas-filled discharge tubes
    • H01J37/32431Constructional details of the reactor
    • H01J37/32715Workpiece holder
    • H01J37/32724Temperature

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)
  • Ceramic Products (AREA)
  • Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
  • Continuous Casting (AREA)
  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
  • Physical Water Treatments (AREA)
  • Chemical Vapour Deposition (AREA)
  • Degasification And Air Bubble Elimination (AREA)
  • Plasma Technology (AREA)
  • Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】静電的にシールドされた高周波(ESRF)プラズマ源を冷却するための方法並びにシステムを提供する。 【解決手段】この方法とシステムとは、吸収されたガスを除去するように真空を生じさせることにより、液体クーラント中のガスを放出させることにより、液体クーラントのためのコンディション調整の時間を減じている。脱ガスされたクーラントは、熱交換器を使用して冷却される。この方法とシステムとは、チューブの急速な排出と、脱ガスチャンバの急速な再充填とを果たす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
関連出願 本発明は、1998年8月3日に出願され、名称が“ESRF COOLAN
T DEGASSING PROCESS”の仮米国出願No.60/095,
035を基礎とて請求し、またこれに関する。この出願の内容は、参照としてこ
こでは含まれている。 本願は、“Device and Method for Detectin
g and Preventing Arcing in RF Plasma
System”の名称の先願60/059,173、“System and
Method for Monitoring and Controlli
ng Gas Plasma Process”の名称の先願60.059,1
51,並びに“All−Surface Biasable and/or T
emperature−Controlled Electrostatica
lly−Shielded RF Plasma Source”の名称の先願
60/065,794に関連している。また、本願は、1998年8月3日に出
願され、名称が“ESRF CHAMBER COOLING SYSTEM
AND PROCESS”の先願60/095,036(米国代理人整理番号2
312−0633−6PROV)、並びに、同時に出願され、同じ発明者Way
ne L.Johnsonによる名称が“ESRF CHAMBER COOL
ING SYSTEM AND PROCESS”の先願(米国代理人整理番号
2312−0813−6YA WO)に関連している。これら各先願は、参照と
して内容がここでは含まれている。
【0002】
【従来の技術】
エッチング並びに沈着処理を使用してサブミクロンのオーダの半導体ウエハを
製造するために、最近の半導体処理システムは、リアクティブイオンエッチング
(RIE)、プラズマエンハンス化学蒸着(PECVD)、スパッタリング、リ
アクティブスパッタリング、並びにイオンアシスト物理蒸着のようなプラズマア
シスト技術を利用している。上述した先願に加えて、ガスプラズマ処理システム
の他の例が、本願の発明者であるWayne L.Johnsonによる米国特
許No.5,234,529に記載されている。これら既知のシステムにおいて
、ガスが、中にプラズマが高周波(RF)パワーにより発生されて維持される処
理容器内に導入される。代表的には、RFパワーは、ヘリカルコイルを使用して
プラズマに誘導結合される。
【0003】 即ち、ガスプラズマの発生は、また、処理特有の温度に処理システムを維持す
るために除去しなければならない所定量の熱を発生する。この熱の除去は、今ま
では非能率であり、面倒なデザインに基づいていた。既知のESRFプラズマ源
は、誘電体としても機能する、FLUORINERTのような液状クーラント浴
を使用して冷却されている。高周波での良好の誘電体の必要要件は、流体が意図
した電界に晒されときに、単位体積当たりのパワーロスが低くなければならない
ことである。しかし、これら特別な流体は、空気のようなガスを大量に吸収する
。即ち、空気(並びに他のガス)に晒される液(クーラント)面は、これの表面
層中へとガスを吸収する。そして、この吸収されたガスは、液体が混合されたと
きに(即ち、冷却システムの中を移動もしくは圧送されたときに)、液体中に分
散される。さらに、ガスは、クーラント用のポンプが停止された後には、クーラ
ント中に吸収され得る。ポンプが停止されたときに、システムの高い部品中のク
ーラントが低い部品に流れると、空気は、流されたクーラントと置換する。ポン
プが再始動されると、空気は、細分化されて気泡となり、吸収可能なガスの他の
源となる。
【0004】 高電界領域では、激しい分散が生じて、高い局部加熱が生じ、かくして、クー
ラント流体の局部温度が上昇する。そして、このようになると、ガス放出度が高
くなり、より多くのガスが溶液から出て気泡を発生する。これら気泡は、誘電フ
ッ化引力により付着されるコイル面上で合体する。そして、これら付着した気泡
は、コイル面上で誘電差を生じさせて、不均一な電界、局部加熱、並びにアーク
発生を高める。このアーク発生は、ガスが共振器のキャビティ内で使用される前
に液体クーラントから放出されないと、流体の誘電体強度が、電圧に関して充分
低くなる。例えば、FLUORINERTは、それ自身の液体体積と等しい体積
のガスを吸収し、捕獲されたガスを除去するように処理されなければならない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
吸収されたガスの急速な放出によるアーク発生を防止するために、既知のシス
テムは、ESRFプラズマチヤンバ内にクーラントを連続的にポンプで圧送しな
がら、プラズマ源へのパワーを除々に高くするようにしている。このRFパワー
の除々の増加は、クーラントから吸収されたガスがゆっくりと放出するのに充分
な時間の間になされる。このようなクーラントのランニングは、捕獲されたガス
を放出するけれども、かなりの時間が必要である。ときには、このような処理は
、数時間もかかり、プラズマシステムの使用を遅らせる。
【0006】 吸収されたガスを放出するための既知のシステムによる長い時間に加えて、プ
ラズマ源に組合わされる冷却システムは、大型(即ち、300mm)ウエハ処理
システムで使用される大きいクーラントラインのために非常に複雑となり得る。
従って、かなりの量の空気が、クーラントラインが装着されたままで処理チャン
バが開成されときに、一般的に吸収される。クーラントラインは数百ポンドのク
ーラントを含むので、これらラインは、代表的には装着されたままとなっている
。この結果、チャンバを開成するために装着されたラインを持ち上げることは、
不可能ではないが、難しい。
【0007】 既に、大型のラインを代わりの冷却機構にどのようにして取り替えるのかは、
知られていない。大型のラインは、処理チューブから熱を除去するために必要な
多量(例えば、約50−75ガロン/分)のクーラントの交換をするために必要
である。また、可撓性ラインは、必要なクーラントの重量並びに圧力のために、
使用することが不可能もしくは困難である。
【0008】 本発明の目的は、誘電体の流体のコンディションを整えるときの遅延を短くし
た、ESRF源を冷却するための改良された方法並びにシステムを提供すること
である。 本発明の他の目的は、(1)誘電体としての液体クーラントの信頼性を向上さ
せることと、(2)プラズマ密度を高くすることと、(3)クーラントの始動範
囲を多くすることとの少なくとも1つの効果を奏しながら、コンディションの調
整の遅延を減じることである。最後の2つの効果は、クーラントの悪化を、かく
して、早期のコイルアーク発生を防止するために、プラズマ源にRFパワーを使
用したときに生じる厳しいコンディションを軽減することに関する。早期のアー
ク発生を防ぐようにクーラントをコンディション調整することにより、RFプラ
ズマ源は、(ある減じられたパワーレベルの代わりに)名目上のパワーで稼働さ
れ得る。かくして、名目上のプラズマ密度が得られ、また、ロバスト始動コンデ
ィションが(ランプRFパワーによる)著しい遅延がなく、達成され得る。 本発明のさらなる目的は、キャビティの悪化、即ち、コイルでのアーク発生の
回数、頻度並びに厳しさを減じながら、コンディション調整の遅延を減じること
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の上記並びに他の目的は、RFプラズマ源にもとづく処理システムで使
用される液体クーラントを脱ガスする方法並びにシステムに従って達成される。
液体クーラントの中に吸収されたガスを除去するために排気を使用することによ
り、システムは、浸漬されたコイルの表面に付着される微小気泡により生じるア
ーク発生を減じている。
【0010】 本発明のより完璧に評価とこれに付随した多くの効果とは、以下の詳細な説明
を参照して、特に、添付図面と関連して考慮されることによりより容易となるで
あろう。
【0011】
【発明の実施の形態】 本発明においてESRFシステムが、処理されていない液体クーラントの使用
により生じる従来の問題、即ち、誘導コイルの周囲のアーク発生がなく、冷却さ
れる。幾つかの図を通じて同じもしくは対応する部材は、同じ参照符号が付され
た図面において、図1は、ESRFプラズマ処理システムのための脱ガス形態の
概略図である。ESRFプラズマ源は、FLUORINERTのようなクーラン
ト浴の中に浸漬された少なくとも1つの誘導コイルを有する。この脱ガスシステ
ムは、クリーニング少なくとも4つの次のモードの1つで使用され得る。(1)
プラズマ処理中に生じる通常動作。(2)処理の前もしくは後に生じる脱ガスモ
ード。(3)メンテナスもしくはクーラントが必要とされない他の作業のために
システムが排気されるときに生じる急速排出。(4)脱ガスチャンバが補助源か
らのクーラントで満たされる再充填モード。
【0012】 本発明に係われば、前記システムの通常動作は、プラズマ源チヤンバを強制的
な対流により効果的に冷却するために、また、予め設定された温度を維持するた
めに、プラズマ処理システム115を通して、脱ガスされた液体クーラントを圧
送する工程を含む。図1並びに2において、液体流の冷却ループは、高容積型ポ
ンプ1400を使用して、バルブ110aを通してクーラント浴(脱ガスチュン
バ100)の底からクーラントを圧送することを含む。このポンプは、バルブ1
10fとプラズマ処理チャンバ115を駆動するのに要求される必須総圧力水頭
を与える。この冷却サイクルは、バルブ110dを通してクーラント浴(即ち、
脱ガスチャンバ100)にクーラントを戻すことにより完了する。このクーラン
トサイクルは、ポンプ140により駆動され、プラズマ処理チャンバから熱を奪
ってクーラント浴(脱ガスチャンバ)内に蓄積される。脱ガスチャンバ100と
プラズマ処理システム115との間の圧送サイクルは、予め設定された温度にプ
ラズマ処理チャンバ115を維持するように続く。予め設定された温度は、プラ
ズマ処理チャンバ115の熱負荷を決定し、クーラントサイクルにより熱を奪う
速度を考慮することにより、導かれ得る(プラズマ処理チャンバ115の冷却速
度は、クーラントの流速と、クーラントの流体特性と、チャンバ自身内の圧送デ
ザインとにより決定される)。
【0013】 前記クーラント浴(脱ガスチャンバ)100内のクーラントの温度を維持する
ために、第2の冷却サイクルは、熱交換器130を有するように設けられている
。この熱交換器で、熱は、外部源から与えられる冷却水とクーラントとの間で交
換される。冷却量は、冷却されたクーラントから熱を奪うように流れる冷却水の
量を調節することにより、規制され得る。この第2の冷却サイクルは、ポンプ1
25を使用して、フイルター135を、そして、熱交換器130を通してクーラ
ント浴(脱ガスチャンバ100)の底からクーラントを圧送する工程を含む。上
記2つの冷却サイクル(一方は、プラズマ処理チャンバへ、そして他方は、熱交
換器130へ)は、脱ガスチャンバからの共通の出口ラインを有することが判る
。しかし、配管設備は、このようなデザインに限定されることはなく、これら作
業を果たすために2以上のラインを使用し得る。図示されるように、前記熱交換
器130は、クーラントと供給される冷却水との間の熱交換を果たすように、冷
蔵室132と組合わされている。温度制御バルブ134が、熱交換器130の後
の冷却される水源の温度がモニターされ得るように、配置されている。冷却水の
温度差がかなり(数度、即ち、摂氏2ないし5度以上)になると、冷却水の流量
が、増加され得る。これら冷却水とクーラントとは、連続して流れる。冷却の程
度は、どのくらい冷却水のバルブが開成されているかにより決定される。
【0014】 クーラントが目標とする温度まで冷却されると、温度制御用のバルブ134は
、ポンプ125に信号を送って、圧送を開始させて、クーラントが脱ガスチャン
バ100に戻ることを可能にする。クーラントの、熱交換器130からクーラン
ト浴(脱ガスチャンバ)100への戻りの場合、RF電流の流れのモニター13
6が戻しライン138に沿う中間位置に配置されている。さらに、本発明は、ク
ーラントが脱ガスされるべきときを決定するための方法を含んでいる。従って、
クーラント内のガス吸収のレベルは、サンプルチャンバに印加されるRF電圧を
使用することにより決定され、結果として流れる電流は、測定される。このRF
電流の流れは、流体の誘電体強度を示す。さらに、クーラントの誘電体強度は、
クーラント内の吸収されたガスの存在に直接影響される。かくして、本発明は、
脱ガスをすることがこのテストを周期的にすることにより要求されるか否かを自
動的に判断する。そして、脱ガスが必要であれば、操作者は、知らせられ得るか
、脱ガスが次の処理工程の終わりに自動的になされ得る。
【0015】 停止の間(そして他の種々のとき)の空気(並びに/もしくは他のガス)への
クーラント流体面の(制限された)露出により、この冷却システムは、クーラン
ト中に吸収されたガスを除去するために定期的な脱ガスを必要としている。(ま
た、本発明における吸収されたガスの量は、クーラント浴自身のデザインと配置
とにより減じられる。このクーラント浴は、冷却システム内の最も高い位置のユ
ニットとして配置され、また、クーラントチューブのための全ての出口は、圧送
システムが停止されているときに、クーラントの中に浸漬され続けている)。脱
ガスモードの間、バルブ110hが開成されると、真空ポンプ165は、サージ
タンク145の蒸発空間内に存在している蒸気と、ライン106内に存在する蒸
気とを排気し、このようにしてときに、サージタンクの蒸発空間と脱ガスチャン
バ100につながるライン106との中の圧力は減じられ、この結果、圧力リリ
ーフバルブ105を開成するのに充分な圧力差を生じさせる。圧力リリーフバル
ブ105が開成されると、脱ガスチャンバ100内の蒸発空間から放出されたガ
スが逃げる。圧力リリーフバルブ105は、脱ガスチャンバ100内の蒸気が排
気され、また、吸収されたガスの放出により所定の圧力になるのに夫々従って、
間欠的に、開閉する。脱ガスチャンバ100内の蒸発空間が排気されると、圧力
は減少して、比較的多い流量のガスが再吸収され得る。クーラントからガスを放
出させる圧力は、クーラントの蒸気圧よりも高い。排気プロセスの適当な制御に
より、流体の過度の蒸発がなくて、流体からガスを除去することができる。2つ
の冷却サイクルのラインとプラズマ処理チャンバ115との中に存在するクーラ
ントを有効かつ能率的に脱ガスするために、高容積型ポンプ140が、クーラン
トの循環のために、バルブ110a,110f,110dの開成に加えて、駆動
される。さらに、ポンプ125が、脱ガスされたクーラントを第2の冷却サイク
ルのラインを循環させるように駆動される。
【0016】 また、本発明は、システム115が動作されていないときに、例えば、ウエハ
の交換もしくはメンテナンスの間に、プラズマ処理システムからクーラントを排
出し得る。この動作は、ここでは、急速排出モードとして説明されている。この
急速排出モードの間、ポンプ140は、クーラントのプラズマ処理システム11
5をバルブ110cを通して排気し、クーラントを脱ガスチャンバ100の中に
バルブ119eを通して送る。過度のクーラントが脱ガスチャンバ100に送ら
れた場合には、圧力リリーフバルブ105が開成して、クーラントがライン10
6を通ってサージタンク145の中にオーバフローすることを可能にする。プラ
ズマ処理システム115を排気する場合には、バルブ110c,110eが閉成
され、またポンプ140が停止され得る。この時点で、プラズマ処理チャンバは
、メンテナンスもしくは他の操作のために開成され得る。この時間に(プラズマ
処理チャンバ115のための取り扱いに応じて)、クーラントは、ポンプ125
を使用して熱交換器130を通して冷却され得る。さらに、ポンプ165は、バ
ルブ110hを通してサージタンク145から蒸気を排気し、また、クーラント
が脱ガスチャンバ100を満たすのに従って圧力リリーフバルブ115を通って
脱ガスチャンバ100からのガス蒸気が放出されるので、サージタンク145内
の圧力上昇を軽減する。異なる実施の形態において、オプションの冷却されたト
ラップ166が、クーラントが排出する前にクーラントを(凝縮により)捕らえ
るように、前記ポンプ165と出口との間に設けられている。凝縮されたクーラ
ント167は、必要に応じて、手動もしくはポンプ(図示せず)により、脱ガス
チャンバの中に再導入され得る。
【0017】 また、プラズマ処理源は、冷却されたクーラントを受けるように急速に準備さ
れ得る。サージタンク145からの再充填のときに、ポンプ180,125は、
バルブ110b、フイルター、熱交換器130並びに戻しライン138を通して
脱ガスチャンバ中へとクーラントを圧送する。サージタンク145の外に圧送さ
れたクーラントの代わりに、バルブ110gが開成されて加圧Nガスが導入さ
れる。このNガスは、クーラントの中に吸収された場合でも、アーク発生を生
じさせない。充分な量のクーラントが脱ガスチャンバに送られると、バルブ11
0a,110fが開成されてクーラントが処理システム115に圧送される。か
くして、このシステムは、通常動作に戻される。
【0018】 このように、本発明は、クーラントの中に捕らえられて1もしくは複数の誘導
コイルのアーク発生の原因となるガスを除去するための時間を減じている。他の
実施の形態において、流体の上方の圧力を減じて流体を連続して脱ガスするよう
に排気しながら、流体は、正常状態で圧送される。
【0019】 本発明の種々の変更と変形とが上記技術の観点から可能であることは明らかで
ある。このために、請求項の範囲内で、本発明は、特にここで記載されたのとは
異なって実施され得ることは理解される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、ESRFプラズマ処理システムのための脱ガス形態を示す概略図であ
る。
【図2】 図2は、図1に示されたバルブとポンプとの各々の状態を示すテーブルの図で
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05H 1/46 H01L 21/302 B

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸収されたガスを含む液体クーラントを脱ガスチャンバの中
    に溜める工程と、 排気によって液体クーラントの上方の圧力を下げる工程と、 吸収されたガスが液体クーラントから出て脱ガスされたクーラントとなるよう
    に、吸収されたガスを除去する工程とを具備する、吸収されたガスを有する液体
    クーラントを処理する方法。
  2. 【請求項2】 プラズマ処理システムから熱を奪うように、脱ガスされたク
    ーラントをプラズマ処理システムに圧送する工程をさらに具備する請求項1の方
    法。
  3. 【請求項3】 前記圧送する工程は、プラズマ処理システムの浸漬された誘
    導コイルを収容した貯蔵チャンバの中に脱ガスされたクーラントを圧送させるこ
    とを有する請求項2の方法。
  4. 【請求項4】 熱交換器を使用して脱ガスされたクーラントを冷却する工程
    をさらに具備する請求項1の方法。
  5. 【請求項5】 前記圧力を下げる工程は、圧力リリーフバルブに接続された
    真空ポンプを駆動することにより、脱ガスチャンバ内の圧力リリーフバルブを開
    成することを有する請求項1の方法。
  6. 【請求項6】 RF電圧をクーラントのサンプルに印加する工程と、 印加されたRF電圧にもとづいてサンプル内に発生する電流を測定する工程と
    、 測定されたRF電流にもとづいて、捕らえられたガスの量を決定する工程とを
    さらに具備する請求項1の方法。
JP2000563364A 1998-08-03 1999-08-03 Esrfクーラント脱ガス処理 Expired - Fee Related JP4216476B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US9503598P 1998-08-03 1998-08-03
US60/095,035 1998-08-03
PCT/US1999/017520 WO2000007688A1 (en) 1998-08-03 1999-08-03 Esrf coolant degassing process

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002527217A true JP2002527217A (ja) 2002-08-27
JP4216476B2 JP4216476B2 (ja) 2009-01-28

Family

ID=22248852

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000563364A Expired - Fee Related JP4216476B2 (ja) 1998-08-03 1999-08-03 Esrfクーラント脱ガス処理

Country Status (9)

Country Link
US (1) US6491742B1 (ja)
EP (1) EP1102616B1 (ja)
JP (1) JP4216476B2 (ja)
KR (1) KR100626988B1 (ja)
CN (1) CN1185037C (ja)
AT (1) ATE313367T1 (ja)
DE (1) DE69929056D1 (ja)
HK (1) HK1040373B (ja)
WO (1) WO2000007688A1 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001065590A2 (en) * 2000-03-02 2001-09-07 Tokyo Electron Limited Esrf source for ion plating epitaxial deposition
US7048910B2 (en) 2000-09-07 2006-05-23 Merck Patent Gmbh Use of ectoine or ectoine derivatives for oral care
JP3890229B2 (ja) * 2001-12-27 2007-03-07 株式会社コガネイ 薬液供給装置および薬液供給装置の脱気方法
KR20040001428A (ko) * 2002-06-28 2004-01-07 주식회사 다산 씨.앤드.아이 히트 챔버 냉각장치
EP1735097B1 (en) * 2004-03-12 2016-11-30 Life Technologies Corporation Nanoliter array loading
CN100428977C (zh) * 2004-04-08 2008-10-29 中国科学院工程热物理研究所 一种静电荷控制强化的活性炭纤维吸附床
US20090108969A1 (en) * 2007-10-31 2009-04-30 Los Alamos National Security Apparatus and method for transcranial and nerve magnetic stimulation
US8987678B2 (en) 2009-12-30 2015-03-24 Fei Company Encapsulation of electrodes in solid media
US8642974B2 (en) 2009-12-30 2014-02-04 Fei Company Encapsulation of electrodes in solid media for use in conjunction with fluid high voltage isolation
EP2341525B1 (en) 2009-12-30 2013-10-23 FEI Company Plasma source for charged particle beam system
US20130098871A1 (en) 2011-10-19 2013-04-25 Fei Company Internal Split Faraday Shield for an Inductively Coupled Plasma Source
CN104103485B (zh) * 2013-04-15 2016-09-07 中微半导体设备(上海)有限公司 电感耦合等离子体装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3591946A (en) 1968-11-26 1971-07-13 Loe Ind Fluid-degassing system
GB1440190A (en) * 1972-11-23 1976-06-23 Boc International Ltd Electrical transformers
DE2810583A1 (de) * 1978-03-11 1979-09-20 Spiro Research Bv Verfahren und vorrichtung zum entgasen von umlaufsystemen fuer fluessigkeiten
DE3422788A1 (de) 1984-06-20 1986-01-02 Spiro Research B.V., Helmond Verfahren und vorrichtung zum entlueften von geschlossenen fluessigkeits-umlaufsystemen
US5165237A (en) * 1991-03-08 1992-11-24 Graham Corporation Method and apparatus for maintaining a required temperature differential in vacuum deaerators
US5234529A (en) 1991-10-10 1993-08-10 Johnson Wayne L Plasma generating apparatus employing capacitive shielding and process for using such apparatus
US5269832A (en) * 1992-06-03 1993-12-14 Winfield Industries Method and apparatus for continuously measuring the concentration of chemicals in solutions

Also Published As

Publication number Publication date
CN1311707A (zh) 2001-09-05
WO2000007688A1 (en) 2000-02-17
ATE313367T1 (de) 2006-01-15
HK1040373A1 (en) 2002-06-07
KR20010072200A (ko) 2001-07-31
HK1040373B (zh) 2005-05-06
JP4216476B2 (ja) 2009-01-28
CN1185037C (zh) 2005-01-19
KR100626988B1 (ko) 2006-09-22
EP1102616B1 (en) 2005-12-21
US6491742B1 (en) 2002-12-10
DE69929056D1 (de) 2006-01-26
EP1102616A1 (en) 2001-05-30
EP1102616A4 (en) 2002-07-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4214114B2 (ja) 処理装置,および,処理装置のメンテナンス方法
JP4216476B2 (ja) Esrfクーラント脱ガス処理
JP4838197B2 (ja) プラズマ処理装置,電極温度調整装置,電極温度調整方法
KR100524831B1 (ko) 처리장치 및 그 온도제어방법
JP3257328B2 (ja) プラズマ処理装置及びプラズマ処理方法
KR101672859B1 (ko) 기판 재치대의 온도 제어 시스템 및 온도 제어 방법
JP2005079539A (ja) プラズマ処理装置
KR20070081749A (ko) 기판 처리실의 세정 방법, 기억 매체 및 기판 처리실
JP2005089864A (ja) プラズマ処理装置
JP2016122795A (ja) 真空引き方法及び真空処理装置
KR20190123227A (ko) 온도 제어 방법
JP2006253454A (ja) 温度制御システム及び基板処理装置
KR100634654B1 (ko) Esrf 챔버 냉각시스템 및 처리
JP2009026779A (ja) 真空処理装置
KR101975008B1 (ko) 수분 결빙 방지가 가능한 반도체 설비 냉각용 냉각 시스템
JP2003174016A (ja) 真空処理装置
JP2003203905A (ja) エッチング装置及びその温度制御方法
CN110246742B (zh) 防结露方法和处理系统
KR100778871B1 (ko) 건식 에칭 장비의 펌핑 라인 장치
JP3306263B2 (ja) 基板処理装置
EP1083591A1 (en) Device for plasma processing
JP2002093789A (ja) プラズマ処理装置
JPH11135485A (ja) プラズマ処理装置
KR101016028B1 (ko) 반도체 플라즈마 형성 장치
JP2000138208A (ja) プラズマ処理装置及びプラズマ処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040909

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080318

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080519

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081007

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081106

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111114

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111114

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141114

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees