JP2003174016A - 真空処理装置 - Google Patents

真空処理装置

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JP2003174016A
JP2003174016A JP2001374045A JP2001374045A JP2003174016A JP 2003174016 A JP2003174016 A JP 2003174016A JP 2001374045 A JP2001374045 A JP 2001374045A JP 2001374045 A JP2001374045 A JP 2001374045A JP 2003174016 A JP2003174016 A JP 2003174016A
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JP
Japan
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refrigerant
processing apparatus
gas
temperature
cooling
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JP2001374045A
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English (en)
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Seikyu Kawaguchi
政逑 川口
Atsushi Kobayashi
敦 小林
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Tokyo Electron Ltd
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Tokyo Electron Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 必要な冷媒の容量・種類を削減することがで
きる処理装置を提供する。 【解決手段】 真空処理装置100は、被処理体Wを載
置するアルミニウム製のサセプタ104、及び被処理体
Wの直下近傍に配設され、且つサセプタ104の熱を吸
収する冷媒が流れる冷媒用通路111を有する真空容器
室101と、一端が冷媒用通路111の入口に接続さ
れ、他端が冷媒用通路111の出口に接続されるU字状
の冷媒回路114、冷媒回路114に封入されたプロパ
ンガス、及び冷媒回路114中の熱を吸収したプロパン
ガスを膨張冷却するコンプレッサ115を有するチラー
102とを備え、プロパンガスを冷媒回路114内で循
環させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、真空処理装置に関
し、特に被処理体にプラズマエッチング処理を施す際
に、当該被処理体の温度制御を行う真空処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体装置やLCD基板等の製造
工程においては、プラズマエッチング処理装置等の各種
真空処理装置が用いられている。例えば、図3に示す真
空処理装置300は、半導体ウェハやガラス基板等の被
処理体Wをその内部において処理する真空容器室301
と、該真空容器室301と別の場所に配設され、後述す
る冷媒を冷却する冷却装置(以下、「チラー」とい
う。)302とを備える。
【0003】真空容器室301は、被処理体Wを載置す
る載置台(以下、「サセプタ」という。)303と、サ
セプタ303の内部であって、被処理体Wの直下近傍に
配設される冷媒用通路304と、不図示の処理ガス供給
装置から処理ガスを導入する処理ガス導入路305と、
該処理ガス導入路305から導入された処理ガスを内部
に拡散するガス噴出口306と、該拡散した処理ガス等
を外部へ排出する排出口307とを備える。
【0004】被処理体Wの処理工程において、サセプタ
303に高周波電力が印加されると、内部に拡散された
処理ガスがプラズマ化し、かかるプラズマによって被処
理体Wの表面にエッチング処理が施される。エッチング
後のプラズマ化された処理ガス等は不図示のターボ分子
ポンプ(以下、「TMP」という。)が与える負圧によ
り排出口307から排出される。
【0005】チラー302は、熱交換器308と、熱交
換器308を貫通し、一端が冷媒流入口309と接続さ
れ、他端が冷媒排出口310と接続される1次冷却回路
311と、熱交換器308を貫通し、熱交換器308の
下流に圧縮機(コンプレッサ)312と、を有し、且つ
熱交換器308の上流に調整弁(メンテ弁)313を有
する2次冷却回路314とを備える。冷媒流入口309
及び冷媒排出口310は冷媒用通路304と連結する。
【0006】被処理体Wの処理工程において、被処理体
Wの温度を制御する必要があるため、1次冷却回路31
1中に封入された冷媒としてのPFC(例えば、ガルデ
ンやフロリナート:商品名)が熱交換器308から冷媒
用通路304へ圧送され、圧送されたPFCはサセプタ
303の熱を吸収し、該熱を吸収したPFCは熱交換器
308へと循環する。熱交換器308において、熱を吸
収したPFCの熱は、2次冷却回路314に封入された
吸熱ガス(例えば、フロン等)が吸収する。該熱を吸収
した吸熱ガスは、コンプレッサ312へ圧送され、該コ
ンプレッサ312において膨張冷却され、冷却された吸
熱ガスはメンテ弁313を介して熱交換器308へと循
環する。
【0007】従って、真空処理装置300において、被
処理体Wの処理工程における被処理体Wの温度制御には
PFCと吸熱ガスの2種類の冷媒を必要とする。
【0008】また、サセプタ303には1次冷却回路3
11内の冷媒の温度を測温する温度センサ(以下、「P
tセンサ」という。)315が埋め込まれ、1次冷却回
路311におけるチラー302の出口近傍にはPFCの
温度を測温するPtセンサ316が配設される。
【0009】被処理体Wの処理工程において、チラー3
02はPtセンサ315が測定した温度を被処理体Wに
関連ある温度として参照し、Ptセンサ316が測定し
たチラー302の出口近傍のPFCの温度を細かくフィ
ードバックすることによってPFCの温度を制御する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たチラー302は1次冷却回路311と2次冷却回路3
14との2系統の冷却回路を必要とするので、チラー3
02のサイズは大きなものとなり、例えば1フロアの面
積が限られた工場等に真空処理装置300を設置する際
には、真空容器室301とチラー302とを同じフロア
に設置することができず、真空容器室301とチラー3
02との各々を別のフロアに設置する必要があり、これ
により、真空容器室301とチラー302との間をPF
C循環用のホース等で接続する必要が生じる。その結
果、PFCはホースの容量だけ余分に必要となり、必要
なPFCの容量の増大を招くという問題がある。
【0011】この必要なPFCの容量の増大は、PFC
のコストが高い故、真空処理装置300全体のコストア
ップを招くという問題もあり、PFCの必要冷却量が増
大するため、PFCの温度制御のレスポンスが悪くなる
という問題もある。
【0012】また、冷却されたPFCは外気に暴露され
たホースを介して外気の熱を吸収するため、チラー30
2はPFCを必要以上に冷却する必要があり、その結
果、真空処理装置300の必要エネルギが多くなり、ラ
ンニングコストがアップするという問題もある。
【0013】さらに、真空処理装置300は、被処理体
Wの処理工程における被処理体Wの温度制御にPFCと
吸熱ガスの2種類の冷媒を必要とするため、冷媒の種類
増により真空処理装置300全体のコストアップを招く
という問題もある。
【0014】本発明の目的は、必要な冷媒の容量・種類
を削減することができる真空処理装置を提供することに
ある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の真空処理装置は、被処理体を載置す
る載置台、及び該載置台に内蔵され、且つ前記被処理体
を冷却する冷媒を流す冷却通路を有する真空容器室と、
前記冷媒を冷却する冷却手段を有する冷却装置とを備え
る真空処理装置において、前記冷却通路と前記冷却手段
とを直接連結し、前記冷却通路と前記冷却手段との間で
前記冷媒を循環する循環手段を備えることを特徴とす
る。
【0016】請求項1記載の真空処理装置によれば、冷
却通路と冷却手段とを直接連結し、冷却通路と冷却手段
との間で冷媒を循環する循環手段を備えるので、冷却装
置は循環手段が1つで済み、冷媒を1種類にすることが
できると共に、冷却装置のサイズを小さくすることがで
き、真空容器室の直下又は真横等の近傍に冷却装置を配
設することができる。これにより、真空容器室及び冷却
装置間の冷媒循環用のホースを廃止することができる。
その結果、必要な冷媒の容量を削減することができる。
【0017】請求項2記載の真空処理装置は、請求項1
記載の真空処理装置において、前記循環手段と接続さ
れ、前記真空容器室の内部を真空引きする真空引き手段
を有することを特徴とする。
【0018】請求項2記載の真空処理装置によれば、真
空処理装置は循環手段と接続され、真空容器室の内部を
真空引きする真空引き手段を有するので、循環手段の定
期整備の際に、循環手段に封入された冷媒を除去するた
めの新たな吸引手段を付加する必要を無くすことができ
る。これにより、真空処理装置の大きさを小さくするこ
とができることに加え、循環手段に封入された冷媒の除
去を簡便に行うことができる。
【0019】請求項3記載の真空処理装置は、請求項1
又は2記載の真空処理装置において、前記冷媒は地球温
暖化係数が低い気体であることを特徴とする。
【0020】請求項3記載の真空処理装置によれば、冷
媒は地球温暖化係数(Global Warming Potential:以
下、「GWP」という。)が低い気体であるので、使用
後の処理も簡便であり、リークが発生してもクリーンル
ームを汚す虞を少なくすることができ、地球環境に悪影
響を与えることを避けることができる。
【0021】請求項4記載の真空処理装置は、請求項3
記載の真空処理装置において、前記気体はプロパンガ
ス、アンモニアガスからなる群から選択された1つの気
体であることを特徴とする。
【0022】請求項4記載の真空処理装置によれば、気
体はGWPが1桁のオーダであるプロパンガス、アンモ
ニアガスからなる群から選択された1つの気体であるの
で、簡便に入手することができ、コストが安く、もって
真空処理装置の全体のコストアップを抑制することがで
きる。
【0023】請求項5記載の真空処理装置は、請求項1
乃至4のいずれか1項に記載の真空処理装置において、
前記載置台は、前記冷却通路近傍に配設され、且つ前記
冷却通路内の冷媒の温度を測定する測温手段を有し、前
記冷却装置は、前記測定された冷媒の温度に基づいて前
記冷媒の温度を制御する制御手段を有することを特徴と
する。
【0024】請求項5記載の真空処理装置によれば、冷
却装置は測定された冷却通路内の冷媒の温度に基づい
て、冷媒の温度を制御する制御手段を有するので、冷媒
の温度制御は、載置台が有する冷却通路内の冷媒の温度
に直接基づくことができ、冷媒の温度制御のレスポンス
を向上させることもできる。
【0025】請求項6記載の真空処理装置は、請求項5
記載の真空処理装置において、前記測温手段は、前記被
処理体の温度を測定し、前記制御手段は、前記測定され
た被処理体の温度に基づいて前記冷媒の温度を制御する
ことを特徴とする。
【0026】請求項6記載の真空処理装置によれば、測
温手段は、被処理体の温度を測定し、制御手段は、測定
された被処理体の温度に基づいて冷媒の温度を制御する
ので、被処理体の温度制御のレスポンスを向上させるこ
とができる。
【0027】請求項7記載の真空処理装置は、請求項5
又は6記載の真空処理装置において、前記制御手段は冷
媒の流量を制御することを特徴とする。
【0028】請求項7記載の真空処理装置によれば、制
御手段は冷媒の流量を制御することによって冷媒の温度
を制御するので、制御因子を少なくすることができ、も
って冷媒の温度制御を正確に行うことができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
処理を図面を参照して詳述する。
【0030】図1は、本発明の実施の形態に係る真空処
理装置の概略構成を示す図である。
【0031】図1において、真空処理装置100は、被
処理体Wをその内部において処理する真空容器室101
と、該真空容器室101の近傍(例えば、真空容器室1
01の直下や真横、またはフロアの床下等)に配設さ
れ、後述するプロパンガスを冷却するチラー102とを
備える。
【0032】真空容器室101は、該真空容器室101
内に形成された真空室103と、該真空室103の下部
に配設され、且つ被処理体Wを載置するアルミニウム
(例えば、A6061等)製のサセプタ104と、該サ
セプタ104と対向するように真空室103の上部に配
設される上部電極105と、真空容器室101の近傍に
配設された処理ガスである、例えばCF系ガスの不図示
の処理ガス供給装置と、真空処置装置のメンテナンスの
際に真空室103へ内部雰囲気希釈用のN2ガスを供給
するN2ガス供給装置106と、処理ガス供給装置から
真空室103に処理ガスを導入する処理ガス導入路10
7と、該処理ガス導入路107から導入された処理ガス
を内部に拡散するガス噴出口108と、後述するプラズ
マ化された処理ガス等を外部へ排出する排出口109と
を備える。
【0033】被処理体Wの処理工程において、まず、処
理ガスが処理ガス供給装置から処理ガス導入路107及
びガス噴出口108を介して真空室103内に拡散して
供給される。
【0034】次いで、サセプタ104及び上部電極10
5に高周波電力が印加されると、拡散された処理ガスが
プラズマ化し、かかるプラズマによって被処理体Wの表
面にエッチング処理が施される。そして、エッチング処
理後のプラズマ化された処理ガス等は、排出口109に
接続されたTMP110が与える負圧によって排出口1
09から吸引されて除去される。
【0035】真空処理装置100において、大量の被処
理体Wがエッチング処理される際には、上述した被処理
体Wの処理工程が繰り返し実行される。
【0036】このとき、サセプタ104はアルミニウム
製のため、高周波電力の印加の繰り返しやイオン照射に
より、容易に加熱する。そして、サセプタ104の熱は
被処理体Wに伝熱し、被処理体Wの温度は上昇する。
【0037】しかし、エッチング処理中は被処理体Wの
温度を所定の温度(例えば、−30℃〜100℃)に保
つ必要があるため、サセプタ104の熱を除去する必要
があり、この熱の除去は、サセプタ104の内部であっ
て、被処理体Wの直下近傍に配設される冷媒用通路11
1中を流れる冷媒としてのプロパンガスの熱吸収によっ
て行われる。この熱を吸収したプロパンガスの冷却は後
述のチラー102によって行われる。
【0038】また、冷媒用通路111は、その上流にお
いて真空容器室101の外壁を貫通する冷媒導入口11
2と、その下流において真空容器室101の外壁を貫通
する冷媒排出口113とを有する。
【0039】チラー102は、一端が冷媒導入口112
に接続され、他端が冷媒排出口113に接続されるU字
状の冷媒回路114と、冷媒回路114に封入されたプ
ロパンガスと、冷媒回路114における冷媒排出口11
3の下流に配設され、熱を吸収したプロパンガスを加圧
膨張によってミスト(霧状)化して冷却(以下「膨張冷
却」という。)するコンプレッサ115と、冷媒回路1
14におけるコンプレッサ115の下流に配設され、冷
却されたプロパンガスを断熱して蓄積するコンデンサ1
16と、冷媒回路114におけるコンデンサ116及び
冷媒導入口112の間に配設され、冷却されたプロパン
ガスの流量を調整する冷媒調整弁117とを備える。
【0040】コンプレッサ115は、上述した膨張冷却
の他、下流のプロパンガスの圧力を高め、冷媒回路11
4において圧力差を発生させることによってプロパンガ
スを循環させる。
【0041】また、冷媒回路114は、冷媒排出口11
3及びコンプレッサ115の間にメンテ弁118を有
し、冷媒調整弁117及び冷媒導入口112の間にもメ
ンテ弁119を有する。これらのメンテ弁118,11
9は真空容器室101やチラー102のメンテナンス時
に、冷媒回路114を冷媒用通路111から遮断する。
【0042】さらに、冷媒回路114は、メンテ弁11
8及びコンプレッサ115の間において、大気に開放す
るサービス通路120と接続する。サービス通路120
は通常閉鎖されたサービス弁121を有し、冷媒回路1
14等のメンテナンス時に、サービス弁121を開放し
て大気を冷媒回路114に導入する。
【0043】冷媒回路114において、コンプレッサ1
15及びコンデンサ116の間と、メンテ弁118及び
コンプレッサ115の間はミスト化促進通路122によ
って接続される。ミスト化促進通路122は通常閉鎖さ
れたミスト弁123を有し、プロパンガスのミスト化が
不足しているときは、ミスト弁123を開放してミスト
化していないプロパンガスをコンプレッサ115の上流
に還元し、該還元したプロパンガスをコンプレッサ11
5によってミスト化する。
【0044】また、冷媒回路114において、コンデン
サ116及び冷媒調整弁117の間と、メンテ弁118
及びコンプレッサ115の間はバイパス通路124によ
って接続され、バイパス通路124は通常閉鎖されたバ
イパス弁125を有し、コンプレッサ115から冷媒調
整弁117間のプロパンガスの圧力が所定値を上回った
ときは、バイパス弁125を開放し、当該プロパンガス
をコンプレッサ115の上流に還元することによってコ
ンプレッサ115から冷媒調整弁117間のプロパンガ
スの圧力を制御する。
【0045】被処理体Wの処理工程において、熱を吸収
したプロパンガスは、冷媒排出口113及びメンテ弁1
18を介して、冷媒用通路111より低圧のコンプレッ
サ115の上流へ圧送され、コンプレッサ115によっ
て冷却される。該冷却されたプロパンガスはコンデンサ
116、冷媒調整弁117、メンテ弁119及び冷媒導
入口112を介して、コンプレッサ115の下流より低
圧の冷媒用通路111へ圧送され、冷媒用通路111に
おいてサセプタ104の熱を再度吸収する。
【0046】すなわち、真空処理装置100では従来の
真空処理装置300の如く、2系統の冷却回路を必要と
せず、従って、2種類の冷媒を必要としない。
【0047】真空処理装置100によれば、被処理体W
を載置するサセプタ104、及び該サセプタ104に内
蔵され、且つ被処理体Wを冷却する冷媒用通路111を
有する真空容器室101と、プロパンガスを冷却するコ
ンプレッサ115を有するチラー102とを備える真空
処理装置100において、冷媒用通路111とコンプレ
ッサ115とを直接連結し、冷媒用通路111とコンプ
レッサ115との間でプロパンガスを循環する冷媒回路
114を備えるので、チラー102は冷媒回路114が
1つで済み、チラー102のサイズを小さくすることが
でき、真空容器室101の直下又は真横等の近傍にチラ
ー102を配設することができる。これにより、真空容
器室101及びチラー102間のプロパンガス循環用の
ホースを廃止することができる。その結果、必要なプロ
パンガスの容量を削減することができる。
【0048】プロパンガスの容量の削減は、真空処理装
置100全体のコストアップを抑制することができる一
方、プロパンガスの必要冷却量が減少するため、プロパ
ンガスの温度制御のレスポンスを向上させることもでき
る。
【0049】また、冷却されたプロパンガスは外気に暴
露されたホースを介して外気の熱を吸収することがない
ため、チラー102はプロパンガスを必要最小限だけ冷
却すればよく、その結果、真空処理装置100の必要エ
ネルギを減少することができ、もってランニングコスト
を抑制することもできる。
【0050】さらに、必要とする冷媒はプロパンガスの
1種類だけなので、冷媒の種類増を防ぐことができ、こ
れにより、真空処理装置100全体のコストアップを抑
制することができる。
【0051】真空処理装置100において、メンテ弁1
19及び冷媒導入口112の間の冷媒回路114と、T
MP110の上流との間にTMPバイパス通路126が
配設される。
【0052】TMPバイパス通路126は、通常閉鎖さ
れたTMPバイパス弁127を有し、冷媒回路114等
のメンテナンス時に、TMPバイパス弁127を開放
し、TMP110によって与えられる負圧によって後述
するN2ガスで希釈されたプロパンガスを排出する。
【0053】また、N2ガス供給装置106は、N2ガス
供給弁128を介して、排出口109及びTMP110
を連結する通路と接続され、冷媒回路114等のメンテ
ナンス時の初期において、冷媒回路114にN2ガスを
供給する。
【0054】以下に、冷媒回路114等のメンテナンス
時におけるプロパンガスの除去方法についてフローチャ
ートを用いて説明する。
【0055】図2は、冷媒回路114等のメンテナンス
時におけるプロパンガスの除去方法のフローチャートで
ある。
【0056】図2において、まずTMP110を停止し
(ステップS201)、N2ガス供給弁128及びTM
Pバイパス弁127を開放して冷媒回路114にN2
スを供給する(ステップS202)、このとき、冷媒回
路114に封入されたプロパンガスはN2ガスによって
着火しない濃度まで希釈される。
【0057】次いで、N2ガス供給弁128を閉じる一
方、サービス弁121を開放し、且つTMP110を起
動させる(ステップS203)。
【0058】その後、冷媒回路114では、TMP11
0の与える負圧によって希釈されたプロパンガスはTM
Pバイパス通路126を介して排出される(ステップS
204)一方、大気がサービス通路120を介して吸入
され、希釈されたプロパンガスが冷媒回路114から排
出された後、本処理を終了する。
【0059】次いで、真空処理装置100のユーザは冷
媒回路114の内部点検等のメンテナンスを行う。
【0060】真空処理装置100によれば、真空室10
3を真空引きするTMP110を有し、該TMP110
はTMPバイパス通路126を介して冷媒回路114と
接続されているので、冷媒回路114のメンテナンスの
際に、冷媒回路114に封入されたプロパンガスを除去
するための新たなバキューム装置を付加する必要を無く
すことができる。
【0061】また、真空処置装置100のメンテナンス
の際に真空室103へ内部雰囲気希釈用のN2ガスを供
給するガス供給装置106を有し、該ガス供給装置10
6はTMPバイパス通路126等を介して冷媒回路11
4と接続されているので、冷媒回路114のメンテナン
スの際に、冷媒回路114に封入された冷媒を不活性ガ
スによって希釈するための新たなN2ガス供給装置10
6を付加する必要を無くすことができ、真空処理装置1
00の大きさをさらに小さくすることができることに加
え、冷媒回路114に封入されたプロパンガスの希釈を
簡便に行うことができる。
【0062】従来の真空処理装置300では、上述した
ように1次冷却回路311にPFCが封入され、2次冷
却回路314にフロンが封入されていたが、PFCはG
WPが数千のオーダであり、非常に高く、フロンはオゾ
ン層係数及びGWPが高いため、使用後の処理に難題が
あり、真空処理装置300を地球環境に悪影響を与える
可能性のあるものとしていた。
【0063】特に、PFCは液体であるためホース等か
らリークが発生する虞があり、通常真空処理装置300
が設置されるクリーンルームを汚すという問題もあっ
た。
【0064】真空処理装置100によれば、PFCやフ
ロンの代わりにプロパンガスを冷媒として使用するの
で、リークが発生しても、クリーンルームを汚す虞を少
なくすることができることに加え、プロパンガスはGW
Pが1桁のオーダ(例えば、プロパンガスのGWPは3
である。)であり、GWPが非常に低いため、使用後の
処理も簡便であり、リークが発生しても地球環境に悪影
響を与えることを避けることができる。
【0065】また、プロパンガスは、PFCに較べ、比
較的入手しやすいものであるためコストが安く、これに
より、真空処理装置100全体のコストアップを抑制す
ることができる。
【0066】従来の真空処理装置300では、サセプタ
303における1次冷却回路311内の冷媒の温度を測
定するPtセンサ315が測定した冷媒の温度をフィー
ドバック値として使用しても、その値には、熱交換器3
08とサセプタ104との間に介在するホースからの吸
熱等の影響因子が混入するため、正確な制御が行えず、
従って、上述したようにPtセンサ316の測定した温
度をフィードバック値として使用している。
【0067】しかしながら、従来の真空処理装置300
におけるPFCの温度制御は、被処理体Wを載置したサ
セプタ104の温度や被処理体Wの温度に直接基づいて
いないため、PFCの温度制御のレスポンスが悪くなる
という問題もある。
【0068】真空処理装置100では、サセプタ104
の冷媒用通路111の直下にPtセンサ129が配設さ
れ、冷媒用通路111内のプロパンガスの温度やサセプ
タ104を介して被処理体Wの温度を測定する。
【0069】この測定された温度のデータはチラー10
2のインターフェイス130を介してCPU131に送
信される。CPU131は送信された温度に基づいて、
冷媒調整弁117の開度を調整することによってプロパ
ンガスの流量や圧力を制御する。これにより、CPU1
31は冷媒回路114内のプロパンガスの温度や被処理
体Wの温度を制御する。
【0070】真空処理装置100によれば、サセプタ1
04は冷媒用通路111近傍に配設され、且つ冷媒用通
路111内のプロパンガスの温度やサセプタ104を介
して被処理体Wの温度を測定するPtセンサ129を有
し、CPU131は測定されたプロパンガスの温度や被
処理体Wの温度に基づいて冷媒調整弁117の開度を調
整することによってプロパンガスの流量や圧力を制御
し、これにより、プロパンガスの温度を制御するので、
プロパンガスや被処理体Wの温度制御を、サセプタ10
4が有する冷媒用通路111内のプロパンガスの温度や
被処理体Wの温度に直接基づいて行うことができ、プロ
パンガスや被処理体Wの温度制御のレスポンスを向上さ
せることができると共に、制御因子を少なくすることが
でき、もって冷媒の温度制御を正確に行うことができ
る。
【0071】本発明の実施の形態では、冷媒としてプロ
パンガスを使用する例について説明したが、冷媒として
はアンモニアガスでもよく、この他GWP及びオゾン破
壊係数が共に小さく、一般に市場に流通し、簡便に入手
できるものがよい。
【0072】また、処理ガスとしてCF系ガスを使用す
る例について説明したが、この他プラズマ化するもので
あって、且つプロパンガス等の冷媒と反応しないガスで
あればよい。
【0073】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、請求項1
記載の真空処理装置によれば、冷却通路と冷却手段とを
直接連結し、冷却通路と冷却手段との間で冷媒を循環す
る循環手段を備えるので、冷却装置は循環手段が1つで
済み、冷媒を1種類にすることができると共に、冷却装
置のサイズを小さくすることができ、真空容器室の直下
又は真横等の近傍に冷却装置を配設することができる。
これにより、真空容器室及び冷却装置間の冷媒循環用の
ホースを廃止することができる。その結果、必要な冷媒
の容量を削減することができる。
【0074】請求項2記載の真空処理装置によれば、真
空処理装置は循環手段と接続され、真空容器室の内部を
真空引きする真空引き手段を有するので、循環手段の定
期整備の際に、循環手段に封入された冷媒を除去するた
めの新たな吸引手段を付加する必要を無くすことができ
る。これにより、真空処理装置の大きさを小さくするこ
とができることに加え、循環手段に封入された冷媒の除
去を簡便に行うことができる。
【0075】請求項3記載の真空処理装置によれば、冷
媒はGWPが低い気体であるので、使用後の処理も簡便
であり、リークが発生してもクリーンルームを汚す虞を
少なくすることができ、地球環境に悪影響を与えること
を避けることができる。
【0076】請求項4記載の真空処理装置によれば、気
体はGWPが1桁のオーダであるプロパンガス、アンモ
ニアガスからなる群から選択された1つの気体であるの
で、簡便に入手することができ、コストが安く、もって
真空処理装置の全体のコストアップを抑制することがで
きる。
【0077】請求項5記載の真空処理装置によれば、冷
却装置は測定された冷却通路内の冷媒の温度に基づい
て、冷媒の温度を制御する制御手段を有するので、冷媒
の温度制御は、載置台が有する冷却通路内の冷媒の温度
に直接基づくことができ、冷媒の温度制御のレスポンス
を向上させることもできる。
【0078】請求項6記載の真空処理装置によれば、測
温手段は、被処理体の温度を測定し、制御手段は、測定
された被処理体の温度に基づいて冷媒の温度を制御する
ので、被処理体の温度制御のレスポンスを向上させるこ
とができる。
【0079】請求項7記載の真空処理装置によれば、制
御手段は冷媒の流量を制御することによって冷媒の温度
を制御するので、制御因子を少なくすることができ、も
って冷媒の温度制御を正確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る真空処理装置の概略
構成を示す図である。
【図2】冷媒回路114等のメンテナンス時におけるプ
ロパンガスの除去方法のフローチャートである。
【図3】従来の真空処理装置の概略構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
100,300 真空処理装置 101,301 真空容器室 102,302 チラー 104,303 サセプタ 106 N2ガス供給装置 110 TMP 111,304 冷媒用通路 114 冷媒回路 115,312 コンプレッサ 117 冷媒調整弁 126 TMPバイパス通路 128 N2ガス供給弁 129,315,316 Ptセンサ 131 CPU 308 熱交換器 311 1次冷却回路 314 2次冷却回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理体を載置する載置台、及び該載置
    台に内蔵され、且つ前記被処理体を冷却する冷媒を流す
    冷却通路を有する真空容器室と、前記冷媒を冷却する冷
    却手段を有する冷却装置とを備える真空処理装置におい
    て、前記冷却通路と前記冷却手段とを直接連結し、前記
    冷却通路と前記冷却手段との間で前記冷媒を循環する循
    環手段を備えることを特徴とする真空処理装置。
  2. 【請求項2】 前記循環手段と接続され、前記真空容器
    室の内部を真空引きする真空引き手段を有することを特
    徴とする請求項1記載の真空処理装置。
  3. 【請求項3】 前記冷媒は地球温暖化係数が低い気体で
    あることを特徴とする請求項1又は2記載の真空処理装
    置。
  4. 【請求項4】 前記気体はプロパンガス、アンモニアガ
    スからなる群から選択された1つの気体であることを特
    徴とする請求項3記載の真空処理装置。
  5. 【請求項5】 前記載置台は、前記冷却通路近傍に配設
    され、且つ前記冷却通路内の冷媒の温度を測定する測温
    手段を有し、前記冷却装置は、前記測定された冷媒の温
    度に基づいて前記冷媒の温度を制御する制御手段を有す
    ることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記
    載の真空処理装置。
  6. 【請求項6】 前記測温手段は、前記被処理体の温度を
    測定し、前記制御手段は、前記測定された被処理体の温
    度に基づいて前記冷媒の温度を制御することを特徴とす
    る請求項5記載の真空処理装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は冷媒の流量を制御するこ
    とを特徴とする請求項5又は6記載の真空処理装置。
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