JP2002526720A - ステータとロータを有する摩擦真空ポンプ - Google Patents

ステータとロータを有する摩擦真空ポンプ

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JP2002526720A
JP2002526720A JP2000574840A JP2000574840A JP2002526720A JP 2002526720 A JP2002526720 A JP 2002526720A JP 2000574840 A JP2000574840 A JP 2000574840A JP 2000574840 A JP2000574840 A JP 2000574840A JP 2002526720 A JP2002526720 A JP 2002526720A
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ボスマ アレクサンダー
フィッシャー ハンス−ルドルフ
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/60Mounting; Assembling; Disassembling
    • F04D29/64Mounting; Assembling; Disassembling of axial pumps
    • F04D29/644Mounting; Assembling; Disassembling of axial pumps especially adapted for elastic fluid pumps
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D19/00Axial-flow pumps
    • F04D19/02Multi-stage pumps
    • F04D19/04Multi-stage pumps specially adapted to the production of a high vacuum, e.g. molecular pumps
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
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    • F04D29/66Combating cavitation, whirls, noise, vibration or the like; Balancing
    • F04D29/661Combating cavitation, whirls, noise, vibration or the like; Balancing especially adapted for elastic fluid pumps
    • F04D29/668Combating cavitation, whirls, noise, vibration or the like; Balancing especially adapted for elastic fluid pumps damping or preventing mechanical vibrations

Abstract

(57)【要約】 複数のステータ羽根列から成るステータ羽根パッケージを有するステータ(3)と、複数のロータ羽根列から成るロータ羽根パッケージを有するロータとを有し、ステータ羽根列とロータ羽根列とが、運転準備完了状態に組立られた状態で互いに内外に係合する摩擦真空ポンプ(1)に関する。この形式のポンプ(1)を著しく数の少ない部分から製作できるようにするためには、両方の羽根列の一方の羽根がスリット(61)を備え、該スリット(61)の配置、深さ及び幅が、ステータ(3)とロータ(8)とが互いに螺入及び螺出可能であるように選択されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、複数のステータ羽根列から成るステータ羽根パッケージを有するス
テータと、複数のロータ羽根列から成るロータ羽根パッケージを有するロータと
を有し、前記ステータ羽根列と前記ロータ羽根列とが、運転準備の完了した組立
状態で内外に係合しあっている摩擦真空ポンプに関する。
【0002】 この形式の公知の摩擦真空ポンプ(回転分子真空ポンプ)においては、ステー
タとロータは横断面がリング状の搬送室を形成する。この搬送室内はステータ及
びロータ羽根列が内外に係合して突入している。ロータ羽根の取付け角はロータ
羽根の取付け角に対しその羽根列平面に関し反対に向けられている。
【0003】 このような摩擦真空ポンプのロータは通常の形式で一体に構成されているのに
対し、ステータは多数の部分から成っている。ステータ(スペーサ)リングは有
利には互いに係合し合うプロフィールで、部分リング、有利にはハーフリングか
ら成るステータ羽根リングと交互に配置されかつ接合されて、多数の部分から成
るステータを形成する。製造に関しても、組立もしくは解体に関しても、この種
の摩擦真空ポンプにはきわめて費用がかかる。他の欠点は: −部品の数が多いことでステータとロータとの間に比較的に大きなギャップが
生じ、これが比較的に高い逆流損失をもたらし、 −ポンプが小さいと組立を行っている場合の細かい部品の取扱いに問題があり
、 −部品の寸法を縮小したにも拘わらず小さなポンプでは大きいポンプに較べて
、感じられ得るようなコストの軽減が達成されない ことである。
【0004】 本発明の課題は、前記欠点をもはや有していない、冒頭に述べた形式の摩擦真
空ポンプを提供することである。
【0005】 前記課題は、両方の羽根パッケージの1つの羽根がスリットを備え、該スリッ
トの配置、深さ及び幅が、ステータとロータとが互いに螺入及び螺出可能である
ように選択されていることによって解決された。この形式の摩擦真空ポンプにお
いては、ステータを多数の部分から製造することはもはや不要である。ステータ
並びにロータはそれぞれ一体に構成されることができる。組立の間の構成部分の
取扱いは著しく簡便になる。ロータとステータとの間のギャップは驚くほど減少
させられる。何故ならば部品の数が減少することに基づき、公差の連鎖が著しく
小さくなるからである。これにより逆流損失が小さくなるかもしくはポンプ特性
が改善される。ステータを製造するための工具費用は著しく減少するので、フレ
キシブルなステータ形態が費用の特別な上昇に結びつくことはなくなる。
【0006】 特に有利であるのは、例えば吊鐘状に形成されたロータのロータ内側に内側の
ステータのステータ羽根に対応する羽根を簡便な形式で設けることができること
である。これによって、特に同軸に嵌合させられた羽根円筒を有するポンプの場
合には構成高さの減少が達成される。さらに、この形式の羽根構成で、モータと
軸受室とを、攻撃的な媒体の使用に対し保護するために排気することができるよ
うになる。特別な遮断ガス装置の使用は取止めることができる。
【0007】 さらに有利であることは、羽根長さを任意に小さくできることである。例えば
羽根長さが、Holweckポンプ段において公知であるねじの深さに相当する長さを
有していると、層流もしくは粘性流の領域で特に有効である新しいポンプ面幾何
学的形状(Engleander−幾何学形状)が生じる。実地においてはロータねじとス
テータねじとの常時の交代が行われるので逆流はHolweck−技術に比較して著し
く減少される。新しいポンプ面幾何学的な形状によるポンプ面は、層流が乱流に
変わってもまだ有効であるので、予備真空持続性が達成される。別の利点はター
ボ原理から連続的にEngleander−幾何学形状に移行されることができ、これによ
り移行損失が回避され、ポンプの総効率を改善することができる。
【0008】 逆流損失のさらなる減少は、ステータとロータとが振動技術的に互いに連結さ
れており、ステータユニットとロータユニットとから成るシステムが一緒に振動
部材を介しケーシング内に保持されることで達成される。
【0009】 以下、本発明の利点と詳細とを図1から6までに基づき説明する。
【0010】 図1に示された摩擦ポンプ1は、ケーシング2とロータユニット8とステータ
ユニット9とを有するターボ分子ポンプであり、ステータユニット9は同時にケ
ーシングを形成している。ロータユニット8の構成部分はロータ羽根41、ステ
ータユニット9の構成部分はステータ羽根42である。これらの羽根41と42
は公知の形式で列を成して配置されかつ横断面でリング状の搬送室40内へ突入
している。これらの羽根41,42は入口フランジ6から出口46へのガス搬送
を行う。
【0011】 ロータ羽根とステータ羽根との本発明による構成は図2のa,b,cで示され
ている。図2はロータ羽根41(図2のa)とステータ羽根42(図2のb)と
運転準備完了した状態に組み立てられたロータ羽根及びステータ羽根(図2のc
)とを展開して部分的に断面して示している。ロータ羽根41はロータユニット
8とステータユニット9とが互いに螺入及び螺出可能であるようにスリット61
を備えている。ロータ羽根41におけるスリット61の深さと幅は、螺動過程の
間にステータ羽根の通過が保証されるように選択されている。すべてのステータ
羽根が同じ取付け角を有していると、スリットは幅狭く保っておくことができる
。有利には対を成すロータ羽根パッケージとステータ羽根パッケージとはすべて
の段に亘って同じ角度を有している。この場合、羽根深さは可変であることがで
きる。1つのパッケージは羽根に、対を成すパッケージの角度を有する。スリッ
ト幅は対を成す羽根の厚さよりもいくらか大きい。このスリットによって両方の
パッケージは互いに螺入させることができる。択一的にロータ羽根41の代わり
にステータ羽根42が適当なスリットを備えていることができる。
【0012】 図3と図4によるポンプ1はそれぞれ外側のケーシング2とその中にあるロー
タ/ステータシステム3とから成っている。このロータ/ステータシステム3は
振動部材4,5を介してケーシング2内に支えられている。ケーシング2は吸込
み側に接続フランジ6を有し、吐出側に接続カバー7を保持している。
【0013】 ロータユニット8の構成部分は中央の軸11であって、中央の軸11は吸込み
側にほぼ吊鐘状に形成されたロータ12を保持している。吐出側では軸11は駆
動モータのモータロータ13を備えている。駆動モータのステータは符号14で
示されている。該ステータ14はケーシング2に支えられている。
【0014】 ステータユニット9の構成部分は3つのスリーブ構成部分15,16,17で
ある。これらの構成部分15,16,17の内、1つの構成部分15は吐出側に
配置され、別の2つの構成部分16,17は吸込み側に(吊鐘状の)ロータ12
の壁18の内側と外側とに配置されている。スリーブ15の吐出側の端部には内
方へ向けられた縁21が設けられている。該縁21の内側は吐出側の軸受23の
ための滑り嵌合部22として構成されている。さらに縁21はエラストマ材料か
ら成るOリング24の受容部を備えている。これに対応する受容部はケーシング
2の接続カバー7に設けられている。受容部(溝、アングル又はそれに類似した
もの)は、Oリング24がシール作用の他に、吐出側におかれた第1の振動部材
5の機能を持つように構成されている。該振動部材5を介してロータ/ステータ
システム3はケーシング2内で支えられる。Oリング23の代わりに他の振動部
材(例えばシムマリング、扁平リング、ピストンシール)が設けられていること
もできる。
【0015】 内部の真空密なケーシングを形成するためにはスリーブ15は吸込み側に外へ
向けられた縁26を備えている。この縁26には別の両方のスリーブ16,17
が固定されている。これは吐出側から外側のスリーブ17に螺合可能である袋ナ
ット27で行われる。この袋ナット27はスリーブ15における外側の縁26と
内側のスリーブ16の構成部分である外側の縁28とを緊定する。
【0016】 接続フランジ6は吸込み側に別のOリング32又は他の振動部材を受容する、
内方へ向けられた段部31を備えている。この受容部に対応する受容部はスリー
ブ16の端面の領域にある。Oリング32はシール機能の他にロータ/ステータ
システム3をケーシング2にて支える第2の振動部材4を形成する。ケーシング
2はカバー7と接続フランジ6と一緒にロータ/ステータシステム3を緊定する
。付加的にスリーブ16はスリーブ15における段状の拡大部29に支えられる
【0017】 内側のスリーブ16の吸込み側の端部は内方へ向けられた縁34を備えている
。この縁34の内側には吸込み側の軸受36のための滑り嵌合部35が形成され
ている。さらにこの領域には必要な軸受取付け力を生ぜしめるリングばね37が
ある。
【0018】 両実施例では、ロータユニット8とステータユニット9は軸受23,26と滑
り嵌合22,35とを介して互いに不動に連結されている。これによりステータ
とロータとの間に所望される遊びの縮小が達成される。振動部材4と5を介して
ロータ/ステータシステム3はケーシング2にて支えられる。振動部材をOリン
グとして構成することは、振動部材が同時にシール機能を引受けるという利点を
持つ。この振動部材は内におかれた搬送室と大気との間の真空密な分離を行う。
有利には別のOリング38が、内側のスリーブ16を保持する縁28の外周を取
囲んでいる。これにより袋ナット27の領域においても真空密性が保証される。
ステータユニット9は実質的に第2の内部のケーシングを形成する。このケーシ
ングは真空密であるので、外側のケーシング2は空気スリット39を備えている
ことができる。
【0019】 図3の実施例は吸込み側から吐出側に向かって先細になった搬送室40を有す
る単流のターボ分子ポンプとして構成されている。外側のスリーブ17は内側に
ステータ羽根列42を保持し、ロータ壁の外側はロータ羽根列41を保持する。
搬送されたガスの流路は矢印43で示されている。ガスは接続フランジ6を通っ
て、羽根41,42を備えた搬送室内へ流入し、内側のスリーブ16における開
口を通って軸11に沿ってかつ縁21における開口45を通って出口開口46へ
流れる。
【0020】 例えば図2に示されているように、ロータ羽根はスリット61を備えており、
ロータとステータとが互いにねじ込み結合される。これは図3のポンプにおいて
はロータ12が吸込み側でステータもしくはスタータスリーブ17の吐出側へね
じ込まれることで行われる。このあとで残ったスリーブ部分の取付けとその相互
固定とが行われる。したがってステータ/ロータ結合はケーシング2にて緊定さ
れることができる。
【0021】 解体は逆の順序で行われる。
【0022】 図4の実施例は同軸に組合わされた3つのポンプ段を有する摩擦真空ポンプで
ある。搬送室40,40′,40″内にはガスを搬送するロータ羽根41,41
′及び41″並びに本発明にしたがって(例えば図2に示されたように)構成さ
れたステータ羽根42,42′,42″が突入している。スリーブ16の領域に
て拡大された直径を有する軸11の外側とスリーブ16の内側で、羽根長さはHo
lweckの分子ポンプの場合のねじ高さに相当する寸法級を有している。この場合
には2つの互いに向き合った、内外で係合するねじから成りかつ記述した利点を
有する完全に新しいポンプ面構造(Engleander−幾何学形状)のポンプ面が与え
られる。
【0023】 搬送されたガス路は矢印51で示されている。ガスは接続フランジ6を通って
外側のポンプ段に侵入する。外側の第1のポンプ段をあとにしたガスはロータ壁
18とスリーブ16との間の第2のポンプ段に侵入する。該ポンプ段をガスは第
1のポンプの搬送方向段とは反対の方向で流過する。さらなる方向転換のあとで
ガスは縁35における開口53を通って第3のポンプ段へかつそこから図1です
でに述べた形式で出口開口46へ達する。
【0024】 図3と4に示された実施例ではさらに、モータステータとモータロータとがポ
ンプ作用を有する表面構造、有利にはEngleander−幾何学形状を有していると、
駆動モータの高さにおける軸区分がガスの搬送に関与させられる。図4による実
施例は簡単な形式で単段の摩擦真空ポンプに変更することができる。スリーブ1
7、ロータ吊鐘体18及び袋ナット27なしでは第3のポンプ段しか存在せずか
つ有効ではない。さらに縁部26と28並びにねじ48も不要になる。別の前提
は、振動兼シール部材4,32並びにスリーブ16の直径が互いに相応し、ロー
タ/ステータシステム3が弾性的にケーシング2,7に支えられることである。
【0025】 図3の実施例では、ステータユニット9とロータユニット8は振動技術的に剛
性に互いに連結されている滑り嵌合(35,22)。
【0026】 図4の実施例では上方の軸受36と縁34との間には、Oリング24,32の
直径に比し著しく小さい直径を有するOリング63が存在する。このOリング6
3は、嵌合遊びを橋絡するためだけに役立つ。ロータユニットとステータユニッ
トとの間のギャップの選択に対する著しい影響は前記Oリング63は持たない。
【0027】 図5と図6の実施例では、搬送室のリング状の横断面が連続的に減少し、羽根
長さも吸込み側から吐出側へ減少している搬送室40が設けられている。ポンプ
面構造は連続的にターボ分子原理からEngleander構造へ移行している。さらにこ
の実施例は他の実施例とは、ステータ羽根42(ロータ羽根41ではない)がス
リット61を備えている(図6)ことで異なっている。さらにステータ羽根42
の厚さはロータ羽根41の厚さよりも大きい。
【0028】 図6は(図2に相応して)ガスを搬送する、搬送室40内へ突出する、展開さ
れた突起を断面して示している。
【0029】 更に図5からは、ターボ分子ポンプにおいてステータ3とケーシング2とを一
体に構成することが可能であることが判る。構成スペースが小さくなるという利
点と構成部材の数が著しく減じられるという利点の他に、内側から外側への妨げ
られない熱伝達、ひいてはポンプ1の改善された冷却が達成される。
【0030】 本発明の実現は小さなターボ分子ポンプの場合に特に有利である。構成寸法が
小さくなるにつれて、搬送されるガス流に関する逆流の有害な作用は増大し、ポ
ンプの真空技術的な特性は超比例的に劣化する。ロータとステータとの間のギャ
ップが新しい構想で本発明にしたがって減少させられることで、真空技術的なデ
ータははっきりと改善される。これは反対に、この大きさのポンプがより経済的
に有意義な費用で製造可能であることを意味する。これにはポンプが相対的に数
の少ない構成部分から製作できることが原因の1つになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 回転分子真空ポンプの概略図。
【図2】 ステータ羽根とロータ羽根の展開の部分断面図。
【図3】 横断面にて先細になった搬送室を有するターボ分子真空ポンプの断面図。
【図4】 同軸に嵌合させられた羽根円筒を有する3段ポンプの実施形態の断面図。
【図5】 横断面にて先細になった搬送室と種々異なる高さの、搬送室へ突入する摩擦真
空ポンプの断面図。
【図6】 ガス搬送を行う、搬送室内に突入する突起の展開の部分断面図。
【符号の説明】
1 ポンプ、 2 ケーシング、 3 ロータ/ステータシステム、 4,5 振動部材、 6 接続フランジ、 7 接続カバー、 8 ロータユニット、 9 ステータユニット、 11 軸、 12 ロータ、 13 モータロータ
、 14 モータステータ、 15,16,17 スリーブ構成部分、 18
壁、 21 縁、 22 滑り嵌合、 23 軸受、 24 Oリング、 26 縁、 27 袋ナット、 28 縁、 29 拡大部、 31 段部、 32 Oリング、 34 縁、 35 滑り嵌合、 36 軸受、 37 リングば
ね、 38 Oリング、 39 空気スリット、 40 搬送室、 41 ロー
タ羽根列、 42 ステータ羽根列、 43 矢印、 44,45 開口、46 出口開口、 61 スリット、 63 Oリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 Bonner straBe 498,D− 50968 Koln,BRD (72)発明者 ハンス−ルドルフ フィッシャー ドイツ連邦共和国 エルフトシュタット ドリーシュシュトラーセ 63 Fターム(参考) 3H031 DA02 EA06 FA01 FA31

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のステータ羽根列から成るステータ羽根パッケージを有
    するステータと、複数のロータ羽根列から成るロータ羽根パッケージを有するロ
    ータとを有し、前記ステータ羽根列と前記ロータ羽根列とが、運転準備の完了し
    た組立状態で内外に係合しあっている摩擦真空ポンプ(1)において、両方の前
    記羽根パッケージの一方の羽根がスリット(61)を備えており、該スリットの
    配置、深さ及び幅が、ステータ(9)とロータ(8)とが互いに螺入及び螺出可
    能であるように選択されていることを特徴とする、ステータとロータを有する摩
    擦真空ポンプ。
  2. 【請求項2】 ステータ(9)とロータ(8)とを互いに螺入又は螺出させ
    る間、他方の羽根パッケージの羽根のスリット(61)に羽根が侵入する羽根パ
    ッケージの羽根の取付け角が同一である、請求項1記載のポンプ。
  3. 【請求項3】 ロータ(8)とステータ(9)がそれぞれ一体に構成されて
    いる、請求項1又は2記載のポンプ。
  4. 【請求項4】 ステータ(9)とケーシング(2)とが一体に構成されてい
    る、請求項1,2又は3記載のポンプ。
  5. 【請求項5】 ロータ(8)が吊鐘状に構成されておりかつその内側にロー
    タ羽根(41)を備えている、請求項1から4までのいずれか1項記載のポンプ
  6. 【請求項6】 ポンプが2段に構成され、ロータ(8)がその内側とその外
    側にロータ羽根(41,41′)を保持しかつ1つの内側のステータスリーブ(
    16)と外側のステータスリーブ(17)とが設けられ、前記ステータスリーブ
    (16,17)が対応するステータ羽根(42,42′)を保持している、請求
    項5記載のポンプ。
  7. 【請求項7】 両方のポンプ段に第3のポンプ段(41″,42″)が接続
    し、該第3のポンプ段(41″,42″)が軸(11)と前記内側スリーブ(1
    6)との間にある、請求項6記載のポンプ。
  8. 【請求項8】 前記第3のポンプ段(41″,42″)に接続して、その高
    さに駆動モータ(13,14)が存在する区分があり、モータステータ(14)
    とモータロータ(13)がポンプアクティブな表面形状で装備されている、請求
    項7記載のポンプ。
  9. 【請求項9】 モータステータ(14)とモータロータ(13)とがエング
    レンダ(Engleander)−幾何学形状を有している、請求項8記載のポンプ。
  10. 【請求項10】 前記羽根(41,42)が少なくとも圧力側の領域に、Ho
    lweckポンプにて公知であるねじ深さに(Engleander−幾何学形状)に相応する
    長さを有している、請求項1から9までのいずれか1項記載のポンプ。
  11. 【請求項11】 羽根形状が−有利には連続的に−ターボ原理からEngleand
    er構造へ移行している、請求項10記載のポンプ。
  12. 【請求項12】 ロータ羽根(41)の厚さがステータ羽根(42)の厚さ
    とは異なり、厚さの大きい方の羽根がスリット(61)を備えている、請求項1
    から11までのいずれか1項記載のポンプ。
  13. 【請求項13】 ステータとロータとが振動技術的に互いに連結されており
    、ステータユニットとロータユニットとから成るシステム(3)が共通して振動
    部材(4,5)を介しケーシング(2,7)内に保持されている、請求項1から
    12までのいずれか1項記載のポンプ。
  14. 【請求項14】 機械式の軸受(23,26)が設けられており、ロータと
    ステータとが該機械的な軸受を介して互いに連結されている、請求項13記載の
    ポンプ。
  15. 【請求項15】 ステータ(9)とロータ(8)とが振動技術的に剛性的に
    互いに連結されている、請求項13又は14記載のポンプ。
  16. 【請求項16】 ロータユニット(8)と軸受(23,36)との間及び/
    又は軸受(23,36)とステータユニット(9)との間に軸方向の滑り嵌合(
    22,35)が設けられている、請求項15記載のポンプ。
  17. 【請求項17】 一方の軸受とステータユニットとの間に嵌合遊びを橋絡す
    るために役立つO−リング(63)が存在する、請求項14記載のポンプ。
  18. 【請求項18】 ケーシング(2)が、端面側のカバー(7)と一緒にロー
    タ/ステータシステム(3)を緊定する緊定スリーブを形成している、請求項1
    3から17までのいずれか1項記載のポンプ。
  19. 【請求項19】 ロータユニット(8)の構成部分が中央の軸(11)並び
    ロータ(12)であり、ロータユニット(8)が軸受(23,26)を介しステ
    ータユニット(9)内で支えられている、請求項13から18までのいずれか1
    項記載のポンプ。
  20. 【請求項20】 ステータユニット(9)の構成部分がスリーブ(15,1
    6,17)並びに振動部材(4,5,24,32)の受容部であり、振動部材(
    4,5,24,32)を介しロータ/ステータシステム(3)がケーシング(2
    ,7)に支えられている、請求項13から19までのいずれか1項記載のポンプ
  21. 【請求項21】 ステータユニット(9)が第2の内側のケーシングを形成
    している、請求項20記載のポンプ。
  22. 【請求項22】 内側のケーシングが真空密であり、外側のケーシング(2
    )空気スリット(39)を備えている、請求項21記載のポンプ。
  23. 【請求項23】 ロータ(12)が吊鐘状に構成されており、3つのポンプ
    段が存在している、請求項19又は20記載のポンプ。
  24. 【請求項24】 ステータ(9)が3つのスリーブ(15,16,17)を
    有し、該スリーブ(15,16,17)の1つが圧力側にかつ2つが吸込み側に
    配置され、しかもそれぞれ1つがロータ壁(18)の外側と内側とに配置されて
    いる、請求項23記載のポンプ。
  25. 【請求項25】 圧力側のスリーブ(15)と内側の吸込み側のスリーブ(
    16)とが外側の縁部(26,28)を備えており、該縁部(26,28)が外
    側のスリーブの圧力側に螺合可能な袋ナット(27)を用いて互いに緊定されて
    いる、請求項24記載のポンプ。
  26. 【請求項26】 複数のステータ羽根列(42,42′,42″)から成る
    ステータ羽根パッケージを有するステータ(8)と複数のロータ羽根列から成る
    ロータ羽根パッケージを有するロータとを有し、ステータ羽根列とロータ羽根列
    とが運転準備の完了した組立状態で内外に係合しており、両方の羽根パッケージ
    の一方の羽根がスリット(61)を備え、該スリット(61)の配置、深さ及び
    幅がステータとロータとが互いに螺入及び螺出可能に選択された摩擦真空ポンプ
    を組み立てる方法において、ステータ(9)とロータ(8,12)とを互いにね
    じ結合することでステータ/ロータシステムの組立を行う、摩擦真空ポンプを組
    み立てる方法。
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